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日本がアブナイ!

平和で平穏で楽しい生活が一番!・・・脱アベ・スガ、反超保守&新自由主義。左右問わず、mew基準で、政治や競馬、スポーツなどについて。写真はトロットスター・・・↓PC画面のリンク1~5は無効

稲田も防衛省幹部も、曖昧な説明。組織的な隠蔽工作がわかれば、安倍政権倒壊もあり

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 防衛省の「日報隠し」&稲田防衛大臣の虚偽答弁に関する問題の続報を。(『稲田、日報隠しで虚偽答弁か&今治市が加計関連文書を非開示に~安倍政権の隠蔽体質』)

 防衛省は、昨年に12月に南スーダンPKO部隊(陸上自衛隊)の7月分の日報は既に破棄したと発表していたのだが。その後、年末になって統合幕僚監部にデータがあることが判明。さらに、翌年1月には陸上自衛隊内にもデータが保管されていたことが発覚したのだが。稲田防衛大臣は、3月まで「陸自のデータについて報告を受けていない」と国会で答弁をしていた。(~_~;)

<率直な話、陸自の幹部やPKO部隊の関係者の中には、最初から日報のデータは存在していることを知りながら、情報開示したくないために「破棄した」と発表した可能性も十分あると思う。(-"-)>

 しかし、昨日、共同通信が、政府関係者の話として「2月15日に稲田防衛大臣と防衛省幹部が緊急会議を開いて協議した」「そこで、陸自にPKO部隊の日報があったといまさら言えないとして、公表はしないことで合意。稲田大臣もそれを了承した」という内容のスクープ記事を出した。(゚Д゚)

 稲田大臣は、この報道を受けて、朝のうちは非公表を了承したことだけ否定。(各所との打ちあわせが終わったからか)夕方になってから、2月15日に防衛省の幹部と協議を行なったことは認めることに。ただし、幹部との協議は、国会対応のためだと主張している。<国会で陸自のことを公表しないって合意するのも、広い意味で国会対応だと言えそうだけど。^^;>

 また、この協議に参加したとされる黒江防衛事務次官は、会議自体「記憶にない」と発言。豊田官房長も「そういう会議が開かれた事実はない。私の記憶では絶対ない」と語ったという。(~_~;)

<何か森友&加計学園問題もそうだけど。「記憶にない」という表現を使われると、いざという時の言い逃れのためって感じがして、怪しく思えてしまう今日この頃のmew。^^;>

* * * * *

 しつこく書くが、もし共同通信の記事が本当だとしたら、稲田防衛大臣は国会で虚偽答弁をしたことになる。これは国民にとって最も重要な防衛に関する情報に関して、国民を騙す行為であって。国民主権&シビリアン・コントロールに反するという点で、大きな問題になるわけで。
 安倍首相は稲田大臣を直ちに罷免すべきだし。首相の任命責任、閣僚のコントロールに対する責任を問われても止むを得ないと思う。(**)

<mewは稲田大臣が単独で了承したとは思えず。安倍首相or菅官房長官など内閣のTOPレベルにもお伺いを立ててOKを得たのではないかと考えているのだが。もしそうであるとしたら、安倍首相の責任はきわめて大きくて、稲田大臣の罷免はもちろん、安倍内閣の総辞職による退陣も考えるべきだろう。(ーー)>

 また、もし稲田大臣抜きの形で、防衛省&自衛隊の幹部だけで上述したような協議や合意が行なわれていたとしたなら、これはもはやシビリアンコントロールの枠を跳び越えて、防衛省の暴走とも言うべき勝手な判断、行為を放置していたことになるわけで。このような防衛省&自衛隊幹部だけでの身勝手な判断による情報隠しは、ある意味では、上のケースよりもアブナイことだ。(@@) 

<官邸や国民が知らないうちに、他国と戦闘を行なったりすることにもつながるかも知れないし。自衛隊員が死傷しても公表しないかも知れないし。ひいては、国家転覆のテロ行為につながることだって、あり得るのだから。>

 安倍首相や稲田大臣は、「自分たちは知らなかった」として責任逃れをしようとしているようにも見えるのだが。安倍官邸や稲田大臣が、防衛省をコントロールできなかったことに対する責任はきわめて大きいと言わざるを得まい。それこそ安倍内閣の総辞職をする必要があるのではないかと思うぐらいだ。(`´)

 何かまだニュースはさほど大きくこの件を扱っていないようなのだが。mewは、この件は、安倍政権の存続が問われるような重大な問題だと考えているし。来週の首相出席の予算委員会でも、野党が激しく追及するに違いない。(++)

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 しかも、チョット驚いたことに、何と読売新聞も陸自関係者が「稲田氏が同席した幹部会議の場で、陸自側から日報の保管について報告があったと聞いている」と述べたと報じていたりして。(・o・) <例の前川前次官の出会い系バー報道を挽回しようとしているのかな?^^;>

『日報を巡っては、防衛省は昨年10月に情報開示請求を受け、12月に「データを廃棄した」との理由で不開示を決定。その後の再調査で今年1月、陸自内に保管されていたことがわかったが、2月にその事実を伏せ、「PKOを統括する統合幕僚監部で見つかった」と発表した。

 当時の経緯について、一部の報道機関は19日、稲田氏や防衛省の黒江哲郎次官、豊田硬官房長、岡部俊哉陸上幕僚長らが出席した会議が2月15日に開かれ、陸自に保管されていた事実を非公表とする方針が決まり、稲田氏が了承したなどと報じた。

 陸自関係者も読売新聞の取材に対し、「稲田氏が同席した幹部会議の場で、陸自側から日報の保管について報告があったと聞いている」と述べた。(読売新聞17年7月19日)』

* * * * *

 またNHKも、何だかもはや既成事実であるかのように報道している。(・・)

『防衛省関係者によりますと、この日報の取り扱いをめぐってことし2月15日、防衛省の黒江事務次官や陸上自衛隊の岡部陸上幕僚長、それに統合幕僚監部の辰己総括官ら上層部が事務次官室に集まったということです。

この中で、破棄したとしていた日報のデータが陸上自衛隊司令部のパソコンに一貫して保管されていることが、岡部陸上幕僚長から黒江事務次官に説明されたということです。そのうえで、「保管されていた日報は隊員たちがそれぞれパソコンに残している個人データであり、公開すべき行政文書に当たるかどうか不明だ」などとして、公表の必要はないという考えで一致したということです。

一方、防衛省関係者によりますとこの会議とは別に、同じ2月15日に防衛大臣室で、稲田大臣と黒江事務次官や岡部陸上幕僚長らが会議を開いたということです。この中では陸上自衛隊の情報公開に関して説明が行われ、稲田大臣からは、今回、情報公開請求を受けてから日報を探すまでにどのような対応をとったのかなどについて質問があったということです。(NHK17年7月19日)』

* * * * *

 共同通信の報道に対して、稲田防衛大臣や防衛省幹部は、午前中、取材陣に対して、次のように説明していた。(~_~;)

『稲田朋美防衛相「隠蔽了承」の報道を否定 南スーダン日報問題

 稲田朋美防衛相は19日、南スーダン国連平和維持活動(PKO)の日報問題をめぐり、「稲田氏や複数の防衛省幹部が、日報が陸上自衛隊で保管されていた事実を非公表とする方針を了承していた」との一部報道について、「隠蔽や非公表を了承したとかいう事実は全くない」と否定した。同省で記者団に語った。

 この問題をめぐっては、昨年7月に派遣部隊が作成した日報の開示を求めた情報公開請求への対応の過程で、いったん「廃棄済み」とした陸上自衛隊で後にデータが見つかったが、防衛省幹部がその事実を非公表とするよう指示したとの疑惑が浮上。稲田氏の指示により、3月から特別防衛監察が実施されている。

 一方、今回の報道では、2月中旬に稲田氏や黒江哲郎事務次官、陸自幹部らが幹部会議を開き、陸自で見つかったデータを非公表とする方針を決め、稲田氏も了承したと報じられた。

 黒江氏は19日、この幹部会議が開催されたかについて「記憶にない。(稲田氏が了承した)事実関係はないと思う」と記者団に述べた。豊田硬官房長も「そういう会議が開かれた事実はない。私の記憶では絶対ない」と語った。(産経新聞17年7月19日)』

『黒江次官「コメントできない」

ことし2月に防衛省の黒江事務次官や岡部陸上幕僚長ら上層部が集まって陸上自衛隊に保管されていた日報を公表する必要はないという考えで一致したかどうかについて、黒江次官はNHKの取材に対し、「特別防衛監察が行われているところであり、コメントできない」と述べました。(NHK17年7月19日)

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 ただ、夕方~夜になって、官邸や防衛省との打ち合わせ(口裏合わせ?)がなされたからなのか、ちょっと流れが変わって来た。

 稲田大臣は夕方になってから、2月15日に陸自TOPの岡部幕僚長らと協議したことを明らかに。ただし、国会対応の打ち合わせを行なったのだという。^^;

『稲田朋美防衛相は19日、南スーダン国連平和維持活動(PKO)部隊が作成した日報を陸上自衛隊が「廃棄した」としながら保管していた問題に関し、2月15日に岡部俊哉陸上幕僚長らと協議したことを明らかにした。あくまで日報データは廃棄したとの説明を受けたとし、非公表を了承したことは否定した。一方、非公表の方針は同じ日に黒江哲郎防衛次官ら同省幹部が別途協議し、決めたことも分かった。(中略)

 稲田氏は19日夕、防衛省内で記者団に「2月15日は断続的に国会の対応に関して打ち合わせをしたのは事実」と述べた上で、岡部氏と協議したことは認めた。ただ、岡部氏から「(日報は)用済み後に廃棄」との説明を受けたとして「日報を非公表にするとか隠蔽することを了承したことはない」と述べた。
 データ残存の報告は受けたか、との記者団の質問には「そういう報告があったとの認識ではない」と述べた。(日本経済新聞17年7月19日)』

* * * * *

 夜になってから、今度は産経新聞が、あたかも防衛省や自衛隊幹部の間で(あくまでも稲田大臣は隠蔽工作に関わっていないという感じで)、非公表の方針を決めたかのようなニュアンスの記事を出して来た。(~_~;)

『南スーダンPKO日報問題、陸自データ「非公表」は黒江哲郎事務次官らが主導か 月内に報告書公表 稲田朋美防衛相、「隠蔽」報道は否定

 南スーダン国連平和維持活動(PKO)の日報問題をめぐり、防衛省の岡部俊哉陸上幕僚長が2月15日に黒江哲郎事務次官と面会し、陸上自衛隊内で「廃棄済み」としていた日報の電子データが発見された事実を伝えていたことが19日、分かった。データの非公表方針は黒江氏ら防衛省上層部が主導して決めた可能性が出てきた。防衛省は月内にも、こうした事実に加え「陸自幹部の指示が日報データの削除につながった」などとする特別防衛監察の報告書を公表する方針だ。

 一方、共同通信などは18、19両日、稲田朋美防衛相と黒江、岡部両氏らが2月15日に緊急幹部会議を開いてデータの非公表方針を決め、稲田氏も隠蔽(いんぺい)を了承していたと報じた。

 これに対し、稲田氏は19日、記者団に「2月15日に断続的に国会対応の打ち合わせをしていたのは事実だが、(日報問題の)対応を決める緊急会議を開催した事実はない」と否定。岡部氏と打ち合わせしたことは認めたが「データが残っていたと報告があった認識はない。日報は用済み後、破棄したという報告を受けた」と述べた。黒江氏も19日、「(緊急会議は)記憶にない」と述べた。(産経新聞17年7月19日)』

* * * * *

『「私自身も大臣に対して電話で事実確認をしました。大臣からは“そのような事実はない”と」(菅 義偉 官房長官)
 さらに、菅長官は「稲田大臣には本件調査を行って、今後とも誠実に職務にあたっていただきたい」と述べるなど、逆風の稲田氏を守りきる構えを見せています。

 「稲田大臣をいまだにかばい続けている安倍総理の任命責任が厳しく問われます。即刻、今日中に安倍総理は稲田大臣を罷免すべきだと考えます」(民進党 山井和則 国対委員長)
 早速、追及の構えを見せるのが民進党です。自民党に対し報道が事実であれば、稲田防衛大臣を直ちに罷免するよう安倍総理に伝えることを求めました。

 「会議でも打ち合わせでもいいんです、別に名称は。2月15日に最高幹部と稲田大臣が大臣室で打ち合わせた可能性はあるか」(民進党 山井和則 国対委員長)
 「当時、国会の関係で連日打ち合わせしていた。15日も会議・打ち合わせした可能性はある」(防衛省 担当者)

 民進党はまた、緊急に党の会合を開き、防衛省担当者に2月15日の最高幹部会議があったかどうかなど事実関係を確認しました。(TBS17年7月19日)』

 果たして安倍首相&菅官房長官は、安倍内閣への支持、信用が急落している中、それでも稲田大臣を最後まで守り切ろうとするのか。(・o・)
 また民進党&野党には、是非、この件を安倍政権打倒&野党各党の支持率アップにつなげて欲しいと願っているmewなのだった。(@@)

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by mew-run7 | 2017-07-20 05:23 | (再び)安倍政権について

by mew-run7