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日本がアブナイ!

平和で平穏で楽しい生活が一番!・・・脱アベ・スガ、反超保守&新自由主義。左右問わず、mew基準で、政治や競馬、スポーツなどについて。写真はトロットスター・・・↓PC画面のリンク1~5は無効

「安倍やめろ」の野次で、警官による排除は違法+諫早湾開門の確定判決を無効化か+フィギュア・ペア


 コロナV拡大で生活も仕事も大変になっている&ストレスが貯まっている人が多いと思いますが。感染に気をつけて、前向きな気持ちで、めげずに頑張って行きましょうね! o(^-^)o 
 また、コロナVと戦う医療関係者やリスク大の中で働く福祉関係者に感謝の拍手を!( ^^)//

頑張ろう、東北&関東!そして、熊本、北海道の震災被害、全国各地で豪雨被害を受けた方々も。
     ・・・過去を嘆くより新生活の幸福を見つけて。一歩一歩、復興実現を!o(^-^)o

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【*1、*2などの関連記事は、記事の最後にあるMoreの部分にあります。】  


【世界フィギュアのペアで、SP2位だった「りくりゅう」こと三浦璃来、木原龍一組が、フリー3位の127・97をとって合計199・55点。日本では過去最高となる2位にはいった。(*^^)v祝 このコーナーでもずっと、日本でももっとカップル競技に力を入れて欲しいと書いており、フィギュア・ファンとして、マジ、嬉しい話だ。
 ただ、折角、日本でもペアやアイスダンスへの関心、期待が高まっているにもかかわらず、この2種目は地上波ではナマで(or当日に)中継されず。昨日のサッカーW杯予選と同様、本当に残念だ。(-_-;)

 今回は、五輪後の調整、練習がうまく行かなかったようで、フリーでミスが多く出て、五輪より15点近く低い点数をとってしまったし。それでも、2位になれたのは、五輪で1~5位だったロシアや中国の選手が出なかった&上位にいた米ペアが棄権したことがある。でも、幸い、本人たちもそれはきちんと認識している様子。さらに上を目指して頑張ると意欲を示していた。
 コーチが「この銀メダルは2人の今季の頑張りに与えられたもの」だと言っていたそうだが。2人はこの1年、めっちゃ努力して、世界TOP10にはいった上、GPで表彰台に乗ったり、五輪団体でも活躍したわけで。2人の頑張りを讃えたいと思う。(^^♪

 尚、アイスダンスの「かなだい」こと村元哉中、高橋大輔組は、RDで67.77点となり、15位でフリーに進出したらしい。RDでは、ツイズルなどにミスが出たようなのだけど。フリーで頑張って、目標のベスト10を実現して欲しい。 o(^-^)o】

* * * * * 

 ところで・・・2019年7月、参院選の選挙活動中、札幌市で演説中だったの安倍晋三首相(当時)に「安倍、やめろ」などのヤジを飛ばした一般市民2人が、警察官に排除されるという事件があった。(ーー゛)


 この2人が、北海道県警の行為は、表現の自由の侵害に当たるとして、提訴したのだが。札幌地裁は、警官の行為が違法であったと認める判決を出したという。(**)

『2019年の参院選で、札幌市で演説中の安倍晋三首相(当時)にヤジを飛ばした男女が、北海道警の警察官に違法に排除され、憲法が保障する表現の自由を侵害されたとして、道に慰謝料など計660万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が25日、札幌地裁であった。広瀬孝裁判長は「2人の表現の自由などが違法に侵害された」と述べ、道に計88万円の支払いを命じた。

 2人は「政治批判の声を政府の最高責任者にぶつけるまれな機会を違法に奪われた」として、20年2月までにそれぞれ提訴した。

 判決によると、19年7月15日、原告男性(34)はJR札幌駅前で自民党候補の応援演説をしていた安倍氏に「安倍やめろ」とヤジを飛ばし、警察官らに後方に排除された。近くで「増税反対」と叫んだ女性(26)も移動させられた後、警察官らに1時間以上つきまとわれた。(朝日新聞22年3月25日)』

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 安倍氏は、「他人の話をきくのが得意」らしい岸田現首相と違い、自分を(優れた政治家として?)リスペクトしてくれない人、自分を批判する人の話は、できるだけ耳に入れず、排除しようとするところがあった。(-"-)

 国会でも街頭演説でも、かなりヤジを気にするタイプで。国会でも、ヤジに対して反論したり、あえて個人名を挙げて「XXさんのヤジがうるさい」とけん制したりしていたのだが。
 街頭演説では、2017年7月、アンチ安倍派の野次を受けて、「こんな人たちに負けるわけには行かない」と言い返したことが、よく知られている。(@@)

<安倍政権時は、様々な選挙の最終演説は東京・秋葉原で行なうことが多く、早くから支援者を動員し、日の丸などを持って選挙カーの近くを占拠していたのだが。その後方から、アンチ安倍派が、よく「安倍、やめろ」コールをしていた。>

『安倍首相の発言は、都議選の投開票日前日の1日夕、東京・秋葉原の街頭で行われた自民候補の応援演説の場で出た。秋葉原は首相が国政選挙の演説の締めくくりに選ぶ「聖地」だが、都議選で初の街頭演説となった首相の演説の最中、聴衆の一部から「帰れ」「やめろ」コールがわき起こった。

 すると首相は、連呼している人たちの方向を指さし、「憎悪からは何も生まれない。こんな人たちに負けるわけにはいかない」などと反論した。

 首相が指さした聴衆は、首相らが乗った選挙カーの向かいで、日の丸を振る自民支援者らに取り囲まれるように陣取っていた。「安倍やめろ」と書かれた横断幕を広げたり、安倍政権を批判する言葉が書かれたプラカードを掲げたりもしていた。ツイッターなどで参加を呼びかける動きがあったという。通りがかりの人の中にも、一緒に「やめろ」などと声を合わせる人もいた。』

『多様な世論に耳を傾け、意見をまとめ上げる立場の最高権力者が、有権者を敵と味方に分けるかのような発言。「丁寧に説明する」と強調していた首相の言葉はどこへ行ったのか。』(朝日新聞17年7月6日)』

 それゆえ、19年の札幌の事案の記事を見た時には、警官あちは予め、うるさい反安倍派は遠ざけるように言われていたのか、それとも警官自ら、安倍氏をを忖度したのかと考えたりもしたのだが。^^;
 そんなことを放置していたら、だんだん「戦争反対」というだけで、警察に拘束されるあの国に近づいてしまう。(-_-;)

 民主主義&人権尊重の観点からも、まともな判決が出て、よかったと思う。"^_^"

* * * * *

 でも、今週は、ちょっと許しがたい判決も出ている。(`´)

 長崎の諫早湾の干拓事業に関しては、2010年に福岡高裁で出た開門命令の判決が確定していたのだが。その後、国がこの判決の無効化を要求して提訴。
 2019年には最高裁が無効化を認めず、福岡高裁に差し戻したのだが。昨日、同高裁が、再び国の訴えを認め開門の強制を許さないとする判決を言い渡したのである。(゚Д゚)

 ちなみに、2010年に開門命令の判決が確定したのは、もともと当時、首相だった民主党の菅直人氏が、諫早湾干拓事業は自然の生態系や漁業への影響を懸念していたため、上告断念を提言したからだと言われている。
 しかし、この干拓事業は1950年代から、自民党政権が力を入れて来た(多大な利権が絡む)大型公共事業ゆえ、安倍自民党に政権が戻ってから、国や反対派が開門命令に反対して次々と裁判を起こしたのだが。
 このように、、確定判決をひっくり返すことは望ましいことなのか、大きな疑問を感じる。(**)

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 自民党政権は、60年代から(50年代という説も)長崎の諫早湾の干潟部分を海から遮断して、干拓地にすることを計画した。
 一応、水害から守るため&戦後の食料不足の改善、農産業活性化という大義名分があったのだが。要は自民党が伝統的にお得意にしている(政官財+自治体の癒着、利権分配の構図にハマった)大型公共事業の計画だ。^^;

 国と長崎県は、干潟のうち1550ヘクタールを含む約3500ヘクタールを長さ7キロの潮受け堤防を造って門を閉め切り、干拓地と調整池を造る計画を立てたのだが。干潟がなくなったり、潮の流れが変わったりすることによって、生態系が崩れる上、漁業(のり養殖なども含む)などに支障が出るとして、反対運動が起き、なかなか事業が進まなかった。

 有明海周辺の一部の漁業者が堤防閉門による被害が大きいとして国と長崎県を提訴。2010年に、福岡高裁が試験的に開門を命じる判決を出したところ、当時の菅直人内閣がそれを受け入れ上告を断念したため、その判決が確定。国は2013年までに開門すべく、その準備を進めていた

 しかし、この干拓事業は、もともと自民党政権が意欲的に取り組んで来た(多大な利権が絡む)大型公共事業であった。さらに、地元の開門反対派の運動も活発になり、次々と開門に反対する裁判が起こされることに。
 安倍内閣下では、国は開門門強制は権利の乱用だなどと主張して、この開門命令判決の無効化を求める裁判を起こしていた結果、福岡高裁の差し戻し審で、無効化の判決を得ることになった。(-_-)

『この裁判は国が漁業者を相手取り2010年の確定判決に基づく開門義務を強制しないよう求めているものです。
福岡高裁は2018年、漁業者の開門請求権は漁業権の更新に伴い消滅したとして国の訴えを認め、確定判決を事実上無効とする判決を言い渡しましたが、最高裁は2019年にこの判決を破棄し、福岡高裁へ審理を差し戻していました。

 差し戻しの裁判では確定判決後の事情の変動が争点となっていて、国は「有明海の漁獲量は増加傾向にある」などと主張。
 これらについて福岡高裁の岩木 宰 裁判長は「確定判決後漁業への影響は軽減した一方、防災などの面で潮受け堤防の閉め切りの公共性は増大した」などとして、再び国の訴えを認め開門の強制を許さないとする判決を言い渡しました。(長崎放送22年3月25日)』

 国は、この判決をもとに、漁業関係者などと閉門を前提とした和解を実現したいと考えているようだが。漁業関係者は、この判決を不服として、上告する意向が強いとのこと。
 大事なことは、諫早湾&有明海が、堤防を造る前のような(できれば、それ以上の)自然環境を取り戻すことだ。(**)

 日本でも持続可能な自然環境維持を重視するSDGsの活動が広がっている今日この頃、最高裁は是非、本当の意味で、現世に即した判決を出して欲しいと思うmewなのだった。(@_@。

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by mew-run7 | 2022-03-26 05:22 | 政治・社会一般

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