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日本がアブナイ!

平和で平穏で楽しい生活が一番!・・・脱アベ・スガ、反超保守&新自由主義。左右問わず、mew基準で、政治や競馬、スポーツなどについて。写真はトロットスター・・・↓PC画面のリンク1~5は無効

シンドラーの対応、保守会社とのドロドロ、「日エレ」検索の謎など

<14日12時半 後半を追記 >

 う~ん・・・。(-_-)  まずは皆さま、昨夜はサッカー日本代表の応援、お疲れ様
でした。m(__)m
「やはりワールドカップできっちり勝つということは、難しいんだな~」とシミジミ
実感させられた一戦だったように思う。<サッカーの話はまた後日に。>

 さて、今回は主にエレベーター事故に関して、シンドラー社の対応や保守専門会社
との関係の問題のさわり<新自由主義の波の影響>、そして当ブログに「日本エレベー
ター(工業)」の検索アクセスが急増していることの謎(?)について書いてみたい。

その前に少しだけ・・・。13日に前記事<コチラ>で書いた野党共闘の米国産牛輸入
反対の集会が開かれたのだが、集まったのは1000人ぐらいだったようで、マスメディアも
ほとんど取り上げてくれなかったようだ。^^; みんな、そんなに米国算牛で命を賭けた
ロシアン・・・いやアメリカン・ルーレットをしたいのだろうか? 私には理解不能である。

<散策さん(コチラ)が、↑の集会に関する記事を書いておられます。>

・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

 港区の公共住宅のエレベーター事故があって以来、その対応の仕方を問題視する声が
出ていたシンドラー社であるが・・・スイスのグループ本部から事業最高責任Rヘス氏
が来日し、日本法人社長のKスミス氏を伴って、12日には記者会見を行ない、13日
には港区役所を訪問、さらに事故のあったマンションの住民説明会に出席した。
 同社は、被害者への哀悼の意を表し、事故への対応の不備や遅れに関しては謝罪した
ものの、改めて自社製品の構造、設計の安全性をアピールし、事故の責任は認めなった。

 ただ、私はヘス氏らが記者会見などの席で深々と頭を下げた姿を見て、少し驚きを
覚えたところがあったし、それは評価すべきように思った。
 欧米人の間には、いわば「謝ったら負けよ」とも言えるルールが存在している。謝罪
することは自己の非を認めることになり、それが時には多大な賠償に繋がることもある
のが実情である。そして世界の百ヶ国以上で商売をしているシンドラー社にしてみれば
まだ事故原因が解明されていない時点で、事故そのものに対する謝罪を行なうことは
できないし、自社の製品の安全性をアピールせざるを得ない面もあるように思う。おそ
らく日本支社が、事故後にかたくなな対応をとっていたのも、そのためだと思われる。

 しかし、ヘス氏やそのスタッフは、日本でそのような対応をすることは適さないこと
を察知し(得策でないとも思ったのだろうが)、事故そのものに対する謝罪はできない
ものの、日本の風習に従って深く頭を下げることによって、その誠意を示そうとした
のではないかと思えたのだった。郷に入れば郷に従えである。それを見て、やはり世界
を股にかけた企業のTOPは違うかも、と妙に感心してしまう部分もあった。

・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
 
 港区の事故の原因は警察が捜査を続けているが、現段階では、ブレーキパッドに磨耗
があったことや、一部のボルトにわずかな緩みが見られたこと以外は、表に情報が出て
いない。ただ、警察は事故のあったエレベーターの保守管理会社に事情聴取を行なって
いるようであり、保守点検の過程に問題があったことも考えられる。
 
 今回の事故では、エレベーター(以下EV)の製造会社と保守管理会社が異なる点も
着目され始めている。シンドラー社は、自社が事故機の保守を行なっていなかったこと
<港区は途中からシンドラー社以外の保守会社と契約をしたこと>を強調しているのだ
が、記者会見で保守点検業者に適切な情報提供をしていたかを問われ、「点検マニュ
アルや作業方法の資料提供の要請が業者側からなかった。要請があれば知識を提供して
いた」と答えたという。

 私は、今回の件で日本に外資系のEV会社があることを初めて知り、またその会社が
日本のEV会社をいわゆるM&Aで取得したことや、国内のEV会社より安い価額で
販売することによって、日本でのシェアを伸ばそうとしていたことがわかり「まさに
新自由主義の波が押し寄せているのだな~」と感じていたのであるが<外資企業進出
のための規制緩和、市場原理に基づく自由競争&価格競争、コスト削減重視など>。
 周囲から色々な話をきいたり、調べたりするうちに、EVの保守管理契約に関して
も、新自由主義の波が感じられることがあるのがわかった。しかも、そこには思いの
ほかドロドロしたものもあるようだ。

 詳しいことはまたの機会に書くが・・・日本では少し前までEVを設置する際には、
EVの製造会社orその関連会社と保守管理契約を結ぶのが通例であった。<知人いわ
く、それはセット販売or抱き合わせ販売のようなところもあったという。>そして、
それには色々なメリットもあったのだが、競争原理が働かない分、管理費用を高く
設定するところが多いなどのデメリットもあった。
 しかし、EVの製造会社とは直接関係のない保守専門の会社と契約すれば、費用は
1~3割減になるろいう。<逆に言えば、保守専門会社の多くは契約をとるため
に、多少無理をしても、費用を安く設定するしかないところがあるようだ。>そして
EVを設置するビルやマンションのオーナーや管理組合等としては、少しでも管理
コストを削減できた方が有難いに違いない。

 でも、EV製造会社にしてみれば、セットで考えていたはずの保守管理契約を、
他の会社にとられるのは、当然にして面白くない<利益にも影響する>。そこで、
中には、いわば嫌がらせのような感じで、保守専門会社に自社EVに関する資料や
データ、メンテナンスに必要な部品やノウハウを提供したりすることを拒んだり、
遅らせたりするところが出ていたという。
 それゆえ03年に公正取引委員会が、そのような不当な行為に対して勧告を行ない(*1)
それを機に04年あたりから保守専門会社と契約する地方自治体や民間企業が増えて行っ
たと言われている。 <今回の事故のあった港区もそうだったようだ。>
 そして、昨年起きた福知山線の電車の事故もそうであったが、過度な自由競争や
コスト削減の意識が、最も重要視すべき安全性への意識を後回しにさせることに
なってしまっているように思われるところがある。


・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

 ところで、私が利用している「excite.blog」が、先月からかなり簡易的なもの
ながら、アクセス解析の機能を提供するようになった。<アクセス数、大まかな
リンク元、検索ワードのベスト10しかわからないのであるが。^^;>

 また機会があればこのことも書きたいが、私のブログは検索サイトからのアク
セスの割合は思ったより少なく、しかも「日本がアブナイ!」orそれに類する言葉
を検索してアクセスしている人が大部分を占めていることがわかった。<逆に言え
ば、時間がある時に当ブログにタイトルを入力して覗いてみようかな~と思う人
が多いのかも知れず、それはそれで嬉しいことであるのだが。thanksですm(__)m
この他には、共謀罪や教育基本法などの関係の言葉が続いていた。>

 ところが、8日にEV事故の記事<コチラ>を書いてから、大異変が起きている
のである。つい2~3日の間に「日本エレベーター(工業)」「日本エレベーター
シンドラー」という検索ワードが急増し、その数が数百件にも及んだのであった。
 私が8日の記事の末尾に付したシンドラー社の説明に、同社が「日本エレベーター
工業」という会社の株式を取得する形で日本に進出したことを書いたので、それで
検索に引っかかりアクセスがったのではないかと思われる。

 でも、もう10年以上も前に事実上なくなっている会社の名を、こんなに検索する
なんて、何かすご~く不思議な感じがして、一体何でなんだろうと思っていた。
<当初は、元・日本エレベーター工業の社員やOBがシンドラーと関わりがあること
がどれだけ公表されているのかをチェックしているのかな~なんて、勝手な推測を
していたのだが・・・。>

 それで、気になって自分でも「日本エレベーター工業」で検索してみたら、実は
今、全く同名の会社が青森に存在することがわかった。
 HPによれば、78年に創業した会社で当初は「津軽ドアサービス」という社名
だったのだが、93年に「日本エレベーター工業」に社名変更をしたようである。
<旧・日本エレベーター工業は、91年にシンドラーエレベータに社名変更したので
その名が使えるようになった(?)>
 
 私はこの青森の会社が、シンドラーに買収された会社と関係があるのか、全くない
のかわからないが・・・。マスメディアにも、日本エレベーター工業という名がかなり
出てしまっているので、青森にある同名の会社の取引先の人の中には「あれ?!あそこ
はシンドラーと関係があるの?」と思った人がいるかも知れないし、同社の社員にして
みれば「そう思われるのは困る」と気になったのかも知れないと察せられる。
<それで、どれだけメディアやネットで取り上げられているかチェックしてるのかも?>

 昔、知人の会社の名が、ある事件を起こした会社と似ていたため、誤って苦情や非難
の電話がかけて来る人がいたり、しばらくの間「あの会社と関係があるのか?」ときか
れたりして、「もうイヤになっちゃうよ」とボヤいていたことがあったのだが。
 もしかしたら、青森にある同名の会社の人も同じような苦労をしているのかな~
などと思ってしまった私であった。

<ちなみに「日本エレベーター製造」という会社(本社・東京)もあるようだ。>



                           THANKS


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*1

「公正取引委員会」が2003年10月に発表した調査報告で、
1・管理業者の、管理組合が設備保守業者と直接取引きをするのを妨害 するような
行為については、独占禁止法上「不当な取引」等として問題 となる場合がある
2・主要メーカー系保守業者が、独立系保守業者にたいして、専用部品の供給を制限
するような行為については独占禁止法上「不当な取引拒絶」「不当な差別対価」「不当
な取引妨害」等の問題となる場合がある
 と、見解を示し、実際に部品供給をしなかった業界に独占禁止法上の「勧告」をした。
Commented by メンテナンスとの抱き合わせ販売 at 2006-06-14 17:25 x
今回の事故の温床は前からあったし今も改善されていないと思う。
製造メーカーの関連会社によるメンテナンスの独占的な考え方が今でも残っていて部品の提供を拒んだりする行為は今でも行われている。
一方でメンテナンス会社は共同で部品を制作していることも事実、当然シェアが低い会社で製造された機種に対応する部品の製造はしていないと推測出来る。
部品と言ってもユーザーが思うよりずっと汎用品が使われているようだ。
メンテナンスはドル箱で6千円に満たないオイルの交換でも見積もりは4万円を超える。
SECももとはメーカー系のメンテナンス会社でメンテナンスをしていた人間がつくった会社でおそらく技術的に劣る点はないだろうと思う。
ただ問題がある部品の対策品をメーカーがつくり交換を行っても他社へ部品は供給しないし交換したことすら教えないようである。
今回の事故はメーカー側のワンマンブリを放置してきたつけでないかと思う。
メンテナンス会社にミスを押し付けて終わりにすること無く製造メーカーの責任を追及してもらいたい
Commented by らん at 2006-06-14 22:24 x
 メンテナンス会社のSECは、カラ点検等が常態化していたという証言もあり、かなり問題がある会社だったようです。
 実際、消耗品であるブレーキパッドの磨耗や取り付け不全、油の付着等を放置していたのは、2~3年前に保守管理から退いた(入札の結果外されたらしい)シンドラー社ではなくSECの責任でしょうし。

 また、これはSECを名指しした話ではないのですが、一部ではエレベーター製造会社からメンテナンス会社に提供されたエレベーターの構造に関する情報や設計図が、他の製造会社に流れたという事例もあるそうで、製造会社側も少なからず過敏になっていたのではないでしょうか。
Commented by とし at 2006-06-15 02:25 x
先日もアイフルホームで同じような騒ぎがありましたね。不祥事を起こした会社の関連会社と思われて。

製造会社がメンテナンスのノウハウや部品の情報を恣意的に隠すことはあると思います。EVの保守点検というのは建物がある限り半永久的に続くもので、定期収入みたいなものです。つまりEVを売れば売るほど定期収入も増えるわけですから、これを手放すのはメーカーにとって許せないことだと思います。
Commented by 通りすがり at 2006-06-15 12:29 x
毎度のことですが、なんでもかんでも「これは新自由主義だ」と
言っていると、お話の信頼性が落ちると思いますよ。
失笑してしまいました。

シンドラー社が日本でエレベーターを売っていることと、
BMWやボルボやルノーが日本に来て車を売ってることとの間に、
なんら違いは無いと思いますがどうでしょう。
それとも、新自由主義批判は、鎖国主義へとつながっていくので
しょうか?
Commented by mew-run7 at 2006-06-15 13:30
メンテナンスと・・・さん、コメント有難うございます。

おそらく業界内かその関係者の方かとお察ししますが、
貴重な情報を有難うございます。

私は全く外部の者なので詳しいことはわかりませんが、
以前、知人にEV保守に関する話をきいたことがあり、
また今回、改めて調べてみて、メーカーと保守専門会社
の関係には、色々な問題点があるようだということが
少しずつわかって来たところです。

メーカー側が殿様商売的な高額の費用をとったり、
イヤがらせを行なっているのは、確かなように
思います。<ただメーカー側にも言い分がある
ようですが。>保守会社の団体が改めて要望を
出したようですが、これで保守会社ではメンテが
うまく行かないという印象を持たれるのは、
困るのではないかとも思いました。

ただ、EV利用者としては、一番困るのは、お互い
が責任をなすりつけ合ったり、肝心な利用者の安全が
軽視されてしまうことです。

この問題については、また取り上げてみたいと思って
いますが、何か情報やご意見がありましたら、また
コメントを頂けると幸いです。
Commented by mew-run7 at 2006-06-15 13:32
らんさん、コメント有難うございます。

全ての保守会社が、いい加減な点検作業を行なっていたり、
知識や技術の乏しいスタッフを使っているとは言えない
ようにも思いますが。
私が話をきいたり調べたりした中でも、コスト削減のため
に十分な点検が行なえなかったり、スタッフの研修ができ
ていなかったりする例もありそうな感じでした。

ただ、メーカー側の嫌がらせもかなりヒドイようです。
確かにEV機や部品、制御システムなどの情報の中には
各社の機密事項に触れる部分もあると思いますが。
メンテナンスに必要な情報や、小さな部品を提供もしな
いのはいかがなものか、と思う部分もあります。

これがお互いに利害関係があって、ビミョ~なものが
ありますが。自分たちの利益を主体に考えて、一番
重要な利用者の安全が阻害されるようなことだけは
避けたいと思う次第です。
Commented by mew-run7 at 2006-06-15 13:32
としさん、コメント有難うございます。

なるほど、アイフルもそうだったかも知れませんね~。

私も、もし自分がメーカー側の人間であれば、ある意味
ではエレベーターを売るのとセットで予定していた契約
&利益を他社にとられるのは、面白くないですし。
情報や部品などに関して、あえて協力したいとは思わ
ないと思います。

ただ、そのためにエレベーター利用者がトラブルに
見舞われるとすれば<ましてや今回のような死亡事故
が起きれば>それが一番困ることなので。
何とかそのあたりの改善を願って、今回の記事で保守
に関する話を取り上げてみたのでした。
Commented by mew-run7 at 2006-06-15 13:33
通りすがりさん、コメント有難うございます。

私があえて新自由主義という言葉を繰り返し使うのは、
一つ一つの政策、事象などが、それぞれバラバラに点で
存在しているのではなく、意図的に作り出された大きな
流れの中でつながりがあるものなのだということを、
伝えたいと考えているからです。

また、外資がエレベーターを売ること自体は構わないの
ですが、日本の会社を買収して進出したり、大量生産で
価格攻勢をかけて来たりなどの点には少し懸念を感じ
ました。
私は鎖国をすべきだとは思いませんが、日本の産業や
国民の生活の安定、安全を思うと、多少の規制や保護は
必要だと思っています。

p.s. ボルボが日本で車を売るのはいいですけど、トヨタ
をのっとって、トヨタ車はなくしてしまうorトヨタの車
も全てボルボの名で売るとしたら、やはり「う~ん」と
思うでしょう。<ルノー、日産は提携という形で何とか
いいバランスを保っているようですが。>
Commented by やじろべえ at 2006-06-15 14:28 x
大凡の方がシンドラーを非難していますね。決してシンドラ−社が万全の対応をしているとは言えませんが、この件の本質的な問題点「誰が、誰に何を保証しているのか」が全然議論されずに、シンドラー非難一色で日本全国燃えているところに、「日本というお国柄」を感じます。保守管理を担う会社はマンション住民にEVの安全運行を保証する立場にあります。その為に充分な資料がシンドラーの嫌がらせ(?)で手に入らないのであれば、管理会社はEVを運行中止し、シンドラーに資料提供要求する立場にあります。マンション住民は保守管理会社に不満を訴えるべきです。直接シンドラーに苦情を言う立場ではありません。事故に対する保証は管理会社の仕事。これをやらずに、全国そろって「シンドラー」合唱をやっている限り、日本のマンションの保守管理会社は「何もしなで寝てれば良い。問題でたら製造メーカーの責任。のんきな商売」と言う事になってしまうのですが、いつまでこの馬鹿騒ぎ続く??
Commented by mew-run7 at 2006-06-16 16:31
やじろべえさん、コメント有難うございます。

シンドラーは初期の対応の仕方が、かなりマズかったですね。
責任の所在はともかく、記者会見や住民説明会出席もせず、
国交省への資料提出まで拒否したりしたので、それが反感
を買うことになってしまったかも知れません。
その間に、マスコミはシンドラー社のエレベーターの不具合に
関する情報をどんどん流しましたし。
ただ、この問題に限らないことですが、近時は特に物事を一面的
に見て、一方的にコイツが悪いと思ったら、バッシングして、国民
&マスコミ裁判みたいになってしまうのは、いかがなものかと思う
ところがあります。
また製造会社と管理会社の関係などは、一般人にはわかりにくい
部分があるので、マスコミ等がもう少しわかりやすく説明した方が
いいと思うところもあります。

事故に関しては、警察がきちんと捜査をして、原因解明や責任の
所在を明らかにして欲しいと思いますが。管理者はまず、保守会社
の責任を問うべきでしょうが、事故の原因や経緯によっては、共同
不法行為のような形になる可能性もあるかも知れないとも思います。
Commented by とおりすがり at 2006-06-18 07:43 x
・・・参入規制を外資に対して選択的に行ったら、フェアじゃないとは
思わないんでしょうか。

海外の企業を買収し、大量生産と価格攻勢で市場シェアを獲得する、
という戦略は、日本企業が行ってきたものと同じです。
そしてその日本企業の発展が、日本社会の経済的な発展をもたらした
ことを考えると、mew-run7さんは
「日本はやっていいけど、外国はやるな」
と言っているに等しいことは分かりますか?

トヨタとボルボのたとえ、現実離れしていてたとえとして無理があります。
トヨタが他社から買収されるということがあったとしても、ブランドが
確立している以上、カンパニーにするなりなんなりして、ブランドを
残すに決まっているじゃないですか。

それに万一、トヨタの名前が無くなっても、高品質・高性能・安価な
車が提供されるなら、別に抵抗感なんかありませんよ。

mew-run7さんは案外国粋主義者なんですね。
Commented by mew-run7 at 2006-06-19 14:27
とおりすがりさん、コメント有難うございます。

私は特にバブル時に日本が海外の土地やら企業やらをやたら買収
した時も、エゲツナイと思っていました。
また、日本の自動車、家電製品が急激に輸入されたことで、仕事を
失った人たちが怒っていた気持ちもわかりました。

また、私は昔、アメリカはフェアネスにこだわる国だと思っていたのです
が、近時エンロンやらイラク戦争(&その裏での石油企業との結びつき)
を観ると、どんどん何でもありになっているな~と感じています。

実際、グローバル化は避けられないのでしょうけど。国の政府というのは
国内&国民の状況も考えて、政策を実行して行く必要があると思います。
長引く不況で、特に中小企業や庶民の体力が弱っているところに、
急激な規制緩和や市場開放を行なったらどうなるのかを考える必要が
あったのではないでしょうか? 以前から米国と大企業には弱かったとは
いえ、以前はもう少し国民の保護も考えていたように思います。

トヨタの件は、半分ジョークで書いた極端な例です。実際問題、トヨタの
名で売った方が得策でしょう。
Commented by メーカー at 2006-06-23 00:52 x
メーカー保守の料金が高いとなっていますが、現実は複雑だそうです。
実際に私たちが提示する見積もりなんてものははなから相手にされていません。管理組合、管理会社で大体の値段が勝手に決まっているそうです。この値段でやれ!やれなければ他保守へまわすだそうです。
点検回ってると、格安で点検しているマンションの住民から
おまえらもうけてるらしいななんて腹の立つこともいわれました
Commented by mew-run7 at 2006-06-23 04:58
メーカーさん、コメント有難うございます。

私はメーカー保守が、多少高いのは仕方ないと思うのです。
メーカーは開発にもお金をかけているわけだし、保守スタッフの育成も
行なっているでしょうし。
ただ、以前は高すぎだという見解は少なくなかったように思います。

でも、私のきいた話では、近時は独立保守系の会社が多くなったこと
から、ある意味では競争が働いて、メーカー系が仕事を保守するために
費用設定を安くせざるを得なくなっているとのことでした。

私個人としては、あまりダンピング合戦とか、契約争い&それに伴う
好ましからざることが生じて、利用者への安全確保の意識が薄れて
しまうことを恐れています。

もし、メーカー関係者の方でしたら、まずはその点を一番考えて頂けれ
ば、とお願いする次第です。
by mew-run7 | 2006-06-14 05:04 | 政治・社会一般 | Comments(14)

by mew-run7