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日本がアブナイ!

平和で平穏で楽しい生活が一番!・・・脱アベ・スガ、反超保守&新自由主義。左右問わず、mew基準で、政治や競馬、スポーツなどについて。写真はトロットスター・・・↓PC画面のリンク1~5は無効

石原知事の選挙対策用イメ・チェン戦略にだまされるな!(2)~ちょこちょこ飛び出す本音をチェック~

今回は「石原知事の選挙対策用イメ・チェン戦略にだまされるな!(1)」の続きを書こうと
思うのであるが。

 私は、前記事で石原氏がいきなり謙虚な姿勢を示すなど、選挙対策用にイメージ・チェンジを
はかろうとしているので、騙されないで欲しいと書いたのだが・・・。この何日かの石原氏を見て
いて、あまり案ずることはないかも知れないと思うようになっている。
 というのも、やはり人間、なかなか変われないものなのか、4候補での討論会やTV番組での
議論を重ねるたびに、どんどん馬脚をあらわしているからだ。

 特に40年来の友人だったが、この出馬で絶交されちゃったらしい黒川記章氏が、やたらに
石原氏をツッツいたり、自分の方がよほど見識や人脈があることをエラそうにひけらかすので、
石原氏もついつい熱くなって、謙虚さもどこかに飛んでしまうところがあるようだ。

<石原氏の過去の暴言については、wikipedia(コチラ)や「サヨナラ石原知事」(コチラ)などを
ご覧頂きたい。定例会見、都議会、インタビューなど公の場で、言いたい放題です。閣僚や国会
議員の中にも困った発言をする人は少なくないが、ここまで他国や特定政党のことをメチャクチャ
言う人は、滅多にお目にかかれない。>

 思えば、石原氏はある意味で、とても正直な面のある政治家だ。臨機応変にうまく立ち回る
タヌキ親父タイプの政治家ではない。だから、自民党の議員時代から、問題視されるような
言動も多く、一部から将来の総理候補と期待されつつも、あまり要職につくこともなく、議員生活
を終えることになった。その後、一時期、石原新党構想なども出たが、話は立ち消えてしまった。
 その頃、彼と親しいタカ派の議員が「もう一度、国政へとか首相にと期待する人もいるが、あま
りにアブナイ発言が多いので、国の政治の場に戻って来てもらうのは困ると言う声も多い。だから
新党構想は実現しないだろう」という話をしていたのを思い出す。

 「国政の場でアブナイ人が、東京の政治を行うのはいいわけ~?」と言いたくなるが。石原氏の
場合は、私から見れば自主独立派の正当な保守派で、安倍氏のような米国べったりの保守とは
異なり、米国を批判することも多い。だから、国政の場に置いておくのは尚更アブナイのだろう。
<久馬防衛大臣が、ちょっとイラク開戦を批判しただけで、すぐヒネちゃうような国だからね。>

 
 話を都知事選に戻すとして・・・。

 15日に行われた初の4者そろっての討論会の映像や発言メモが載っているTBを、
zaraさんのところ<コチラ>と大津留さんのところ<コチラ>から頂いた。<報道記事は*1に>
 私は当日MXテレビ(東京ローカルUHF)で、7時開始のところを、8時ちょっと前から見たの
だが。あとから知ったことに、石原知事がご公務のため遅刻されていたので、4人そろってから
の討論はほぼすべて見ることができていたようだ。

 争点になっているオリンピック招致の件に関して、石原氏は当初は「人間、社会、国家は夢が
ないと生きていけない」「メンタルな面で荒廃した青少年への贈り物だ」と語っていたが、他者との
やりとりの中で、「五輪が決まれば国が動かざるをえない。東京の欠点は交通渋滞。五輪を引き
金に東京の暮らしがよくなる」と環状道路の整備の話などを持ち出した。

<ほ~ら、やっぱ国や大企業などなどとツルんで、建設開発ごっこをやるために、オリンピック
を使うんじゃ~ん。東京オリンピック招致委員会の理事にも、森前首相や御手洗経団連会長、
山口日商会頭も名を連ねているし、5日のパーティには(コチラの記事参照)安倍首相をはじめ
多数の前・現閣僚、議員や企業のTOPが集まって、安倍首相が石原知事の「蛮勇(むこうみず
な勇気)」をほめたたえたりしてたわけで?! みんな利権に群がる人たちに見えちゃうよ。>

 それに、浅野氏が「夢はいいと思うが、国威発揚のために五輪を使うのはよくない」と朝日
新聞に掲載された記事(*1)の話を持ち出すと、「国威発揚という言葉は古いかも知れないけど、
国力、国家の存在感を示すことが必要だ」「隣国に侮られたり、好き勝手言われたりして・・・」と
だんだん本心が出て来る感じになって来た。

<朝日語録の中に、「このごろ日本は元気がない。周りの国からなめられている。『日本をなめ
たらあかんぜよ』という表示にオリンピックをやりたい」 「周りの国に勝手なことを言われ、何か
むしゃくしゃしている時に、おもしろいことねえか、お祭り一丁やろうじゃないか、オリンピックだぞ、
ということでドンと花火を打ち上げればいいじゃないか。気分も浮き浮きして」というのがあるのね。
 どうも他の発言などを見聞していると、石原氏は08年五輪の招致活動で大阪が北京に負けた
こがかなり気に食わなかったようで、大嫌いな中国で行われる北京五輪のことをかなりけなして
いる。今回の五輪招致を思いついたきっかけの一つもそこら辺にあるかも知れない。>
 
 で、吉田氏が「本気で五輪を招致するなら、アジアからの協力も必要なのに。過去に近隣国へ
の暴言を謝っていない」と批判すると、石原氏は「私がどこの国を差別したのか?」と言い返した
ので、一瞬「えっ?!(・・)」と。
 そうしたら、 「私が差別するのは、北朝鮮と中国の一部だけだ」だって。<それらも近隣諸国
なんですけど~。> そして、そこから「中国は日本の領土を侵犯して・・・云々」「三国人は正式な
法律用語で、差別用語ではない」とかネットウヨのコピーのような得意のフレーズが始まった。
 そして、「日本人がすべて賛同するはずだ。会場でそう思っていない人が手を上げて欲しい。
そういう人にお目にかかってみたい」とまで言う。

<(~~)/ ハイ!・・・私が会場にいたら、手を上げたのに~。政治思想や領土侵犯の問題と、その
国や国民、民族を差別、蔑視することは話は別だと思うし~。、ましてや、自分が都市外交の要だと
自負しているなら、公の場でそのような差別発言をするのは、首長として失格では?!
 時間のある方は、wikpedia (コチラ)や「さようなら、石原」(コチラ)で、暴言の数々をチェック
して下さいね。>
 

 4候補が出たTV番組をすべては見ていないけれど。<ニュース番組でダイジェストを見たり、
番組を見た他の人やブログの感想などは見聞したりしたが。>
 相変わらず、「多くの人を連れて、海外視察に行くことは続ける。部署をまたいで、多くのスタッフ
に現地を視察させるのは重要だ」とか、「都庁に週に2日しか行かなくたって、知事の仕事はでき
る。自分は都庁に行かなくても、現場を視察したり、要人に会ったりして、大事な仕事をしているん
だから」と言い張っている。
<都議会でも指摘されてたけど。庁外の仕事って届けて、自分が脚本・総指揮を担当している
特攻隊映画<コチラ>の撮影現場に行ったり、自分の資金集めのパーティに出ていたりしていた
くせに~。オフィス・マツナガさんのところ(コチラ)に証拠が。 
これまで家から出ない日もあったのだが、この映画の脚本とか書いていた日もあったのかも?^^;>

 あ・・・報道2001では、築地魚市場の移転は、「再調査する」とは言っていたけど、移転の話を
見直す気はないような感じだった。

 
15日の記者会見で、都民にしおらしく謝罪してみせて、「私も再起動したい」とか言ってたけど、
ゼ~ンゼン変わってないじゃん!(^_^;)

 私は時々MXテレビで、石原知事の定例会見や都議会中継、石原ヨイショ番組(テリー伊藤が
べったり)を見て、石原氏の蛮勇、暴言ぶりを「こんな人がMY東京のTOPなのは、イヤだ~!」
と叫びたくなるほど見ているのだが。
 石原氏には、これからどんどんTV出演して頂いて、都民や全国の皆さんにその真の姿、発言
を見て頂き、支持や投票の参考にして頂ければと思うmewなのであった。

                              THANKS


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*1

『8年ぶり公開討論会、五輪で石原氏袋叩き
<東京をどうする 都知事選4・8投開票>

 東京都知事選(22日告示、4月8日投開票)に立候補を表明している有力候補4人が15日、
都内で99年以来8年ぶりとなる公開討論会を行い、激論を交わした。最大の争点は2016年に
招致する東京五輪。推進派の石原慎太郎都知事(74)が「五輪を引き金に東京に道路をつくれ
る」とつい本音を漏らすと、3氏が猛反撃を仕掛けた。五輪計画再考を唱えていた前宮城県知事
浅野史郎氏(59)まで反対論を展開。やはり五輪賛否が選挙戦のキーポイントになってきた。
日刊スポーツでは「東京をどうする」と題して、都知事選のさまざまな話題を追いかけていく。

 開始1分で入場制限され、1700人が集まった公開討論会で盛り上がったのは東京五輪の
賛否論争だった。
 公務のため約40分遅れて会場入りした石原氏は「のどを痛めていて、本当は裕次郎よりいい声
なんだけど」と余裕のジョークだったが、約20分後に総攻撃を受けてしまった。

 石原氏の登場を待って、五輪論議がスタート。賛否アンケートでは建築家黒川紀章氏(72)と
元足立区長吉田万三氏(59)、浅野氏がそろって「×」パネルを掲げ、ぶ然とした表情の石原
氏だけが「○」を高々と上げた。
 まず黒川氏が「五輪のために石原都政は後退した。ディーゼル車対策推進費は06年度が32
億円だったのが、来年度は28億円。五輪にかかる金が全体を引っ張っている。まあ、無理しなさ
んな」と友人らしく石原氏に語りかけた。吉田氏は「五輪の名前で大型開発を進めているようだ。
(跡地がメディアセンターになる)築地市場の移転の問題も同じ。五輪は白紙に戻すべき」と厳しく
言い放った。
 浅野氏は「大きく息を吸い込んで、ストップというのも、ゴーというのも早い。基本に帰ってよく考え
よう」とこの時点では構想見直しを強調した。

 対する石原氏は「人間、国家は夢がないと生きていけない」と切り出し、つい本音が出た。「五輪
が決まれば国が動かざるをえない。東京の欠点は交通渋滞。五輪を引き金に東京の暮らしが
よくなる」と道路建設を五輪招致の理由として挙げた。
 ここから3氏が猛攻を見せた。吉田氏は「苦しい理由付け。過去に近隣国への暴言を謝って
いない。アジアの協力得ずになにが五輪開催か」と訴えた。黒川氏も「運輸大臣時代はリニアモー
ターカーを通して首都移転しようと言ったではないか」と首都機能移転派だったことをバラした。

 様子見だった浅野氏も「夢というのは良かった。でも朝日新聞でおっしゃっていたように国威
発揚の手段にスポーツを使うのは美しくない。広島や長崎で実施するならまだしも、東京で行う
意義が分からない」とバッサリ。
 最後には石原氏も「五輪開催は国威発揚とかが目的ではない」と反論するのが精いっぱいだっ
た。今回の論戦で、今後、東京五輪問題が、選挙の行方を左右する要素に浮上したことは間違い
ない。<日刊スポーツ 16日>』

*2
『会場のスクリーンに、来賓として駆けつけた長嶋茂雄・元巨人軍監督と石原慎太郎知事がにこ
やかに握手を交わす姿が映し出された。安倍首相もあいさつに立ち、「東京こそ、オリンピックを
招致するのにふさわしい都市です」と持ち上げた。
 5日。東京タワーを望む高級ホテルの大宴会場に、政財界やスポーツ界の著名人ら約1300人
が集った。都と日本オリンピック委員会(JOC)が合同で立ち上げた「東京五輪招致委員会(招致
委)」がNPO法人格を取得し、そのお披露目パーティーだった。

 「国の全面協力が不可欠だから、首相のあいさつは大きな意味を持つ」。都幹部が、にやっと
笑った。
 都が招致を目指す16年夏季五輪の開催地が決まるのは、09年10月の国際オリンピック
委員会(IOC)総会。船出は順調に見えたが、その足元で早くもきしみが出ている。
 「招致委」の事務局は都庁41階にあるが、その15階には、都職員だけでつくる「都招致本部」も
入っている。福岡市と争った昨年8月の国内選考まで開催計画の作成を一手に担った部署で、
「09年に向け、計画をさらに練り上げる」(都幹部)との目的で今も残る。

 一方、招致委でも、開催計画の見直しを検討する小委員会が近く立ち上がる。あるJOC幹部
は「組織は一本化した方がいい。役割分担がはっきりしない」と漏らす。都は「国や区市町村との
折衝や対外的なPRでは、『東京都』の看板の方が有利な場合がある」と一本化には難色を示す。
 都は招致費用を15億円用意したが、招致委には1円も渡っていない。すべて都招致本部が、
計画の練り直しや広報活動などに使う予定だ。「招致活動に精通した海外のエージェントを雇う
にも金がかかる。約束が違う」と憤るJOC関係者。「招致委に出すとは、初めから言っていない」
と都幹部はにべもない。

 まとまらないのは、組織や金だけではない。
 都の現行計画は、開閉会式や陸上競技を行うメーンスタジアムを東京湾臨海部に新設する。
しかし、JOCや競技団体には「沿岸部は風が強く、競技への影響が出る」と疑問視する声が
根強い。「老朽化した神宮の国立競技場を大規模改修したい」との文科省の思惑も絡み、事態は
流動的だ。

 プレスセンターの候補地である築地市場(中央区)を巡っても、議論が巻き起こっている。都は
市場を12年度中に江東区の豊洲地区に移転させ、跡地にプレスセンターをつくる計画だが、築地
市場で働く業者の一部から「移転反対」の声が強まっている。豊洲の土壌が発がん性物質などに
汚染されている、というのが理由だ。都は「土壌を入れ替え、アスファルトで覆うことで安全性は
確保される」とアピールする。

 「(08年夏季五輪を中国・北京市と争って惨敗した)大阪市は、市民が盛り上がらずに失敗した。
都民世論を盛り上げる工夫をしろ」。石原知事は、都幹部にこんなゲキを飛ばしているという。招致
委の名誉総裁は皇太子ご夫妻に――との構想も、世論を引きつけたいとの思いからだ。
 会見などで五輪について聞かれると、石原知事は最近、「都民の75%が、やろうじゃないか、と
言ってくれている」と口にするようになった。ある全国紙が2月に実施した世論調査での、五輪開催
に対する支持率だ。
 だが、朝日新聞社が今月行った調査では、「これまで通り進めるべきだ」は31%。「再検討すべき
だ」は40%、「中止」も19%だった。都幹部は、「民意がまだ読みきれない」とこぼす。

 海外に目を向ければ、強力なライバルが目白押しだ。96年以来、夏季五輪の舞台から遠ざかっ
ている米国は近く、国内立候補都市をシカゴかロサンゼルスのどちらかに決める。五輪を開催した
ことがない南米大陸からはブラジル・リオデジャネイロが立候補する。
 JOC幹部からは、こんな懸念が漏れる。「東京は今、3番手。内部でもめている場合ではない。
このままじゃ、大阪の二の舞いだ」


■石原知事発言録■


 「結構なことだと思いますね。日本にオリンピックを招致するなら、キャパシティーからいっても
東京しかない」(05年8月、会見で。初めて五輪招致に言及)

 「オリンピック開催を起爆剤として日本を覆う閉塞感を打破するためにも、日本の首都である
東京に招致したい」(05年9月、都議会で招致を正式表明)

 「このごろ日本は元気がない。周りの国からなめられている。『日本をなめたらあかんぜよ』と
いう表示にオリンピックをやりたい」(06年1月、「スポーツと都市」をテーマにしたトークショーで)

 「周りの国に勝手なことを言われ、何かむしゃくしゃしている時に、おもしろいことねえか、お祭り
一丁やろうじゃないか、オリンピックだぞ、ということでドンと花火を打ち上げればいいじゃないか。
気分も浮き浮きして」(06年3月、会見で)

 「(12年開催の)ロンドンまでは、いわば20世紀的なオリンピックでしょう。東京オリンピックが
実現すると、全く今までとは違った資質を備えた、極めて近未来的なオリンピックにする自信は
あります」(06年6月、JOCに開催概要計画書を提出した日の会見で)

 「五輪招致を言い出したからには、途中で投げ出すわけにはいかない。引き続き、首都のかじ
取りを命がけで行いたい」(06年12月、都議会で3選へ向けた立候補を正式表明)

 「両殿下(皇太子ご夫妻)が(招致委の名誉総裁の席に)座ってくだされば、(五輪開催に対する)
国民の期待感や支持につながってくると思う。国民的な代表として皇太子ご夫妻にお願いしたい。
僭越(せんえつ)な言い方だが、皇室のためにもいいんじゃないか」(06年12月、朝日新聞の
インタビューで)
by mew-run7 | 2007-03-19 06:45 | 政治・社会一般

by mew-run7