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守屋前事務次官&「山田洋行」&元・専務に関する報道のまとめ

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この記事は20日の朝にアップした「守屋前事務次官にゴルフ接待
疑惑・・・元・専務の背任容疑もあって、東京地検に動きが?!
」の
つづきです。

 19~20日にTV、新聞などで報じられたことを、まとめてみた。
特に、引用先の社名が載っていないものは、色々な報道記事や自分で
調べたことをミックスして書いた。
 自分の感想その他は、前の記事に・・・。   

* * * * *

 守屋武昌氏(63)は、69年に東北大学法学部卒業後、71年に
防衛庁に入庁。その後、航空機課長、防衛審議官、防衛施設庁施設部長、
官房長、防衛局長などを歴任し、03年8月から07年8月まで、異例
と言われる4年もの長きにわたって、防衛省の事務方のTOPである
事務次官を務めた。
 テロ特措法、イラク特措法、米軍再編、防衛省昇格などで手腕を発揮
し、省内で強大な力を持つことから「守屋天皇」と呼ばれていたという。


「山田洋行」は、69年に設立。主に航空機の部品を扱う軍事専門商社。
90年代からは、米国の軍事メーカーの代理販売も行なうようになった。
00年には、防衛庁との契約額が160億円に達し、大手商社と肩を
並べる存在になる。

<社長の米津佳彦は、社団法人日米平和・文化交流協会専務理事・
秋山直紀が事務局長を務める「安全保障議員協議会」の理事として
活動を行う。日米平和・文化交流協会の現・元メンバーには久間章生
元防衛大臣、石破茂現防衛大臣、玉澤徳一郎元防衛庁長官、瓦力
元防衛庁長官、額賀福志郎元防衛庁長官、赤城徳彦元農水大臣、
ウィリアム・コーエン前国防長官など錚々たるメンバーが名を連ねる。
wikipedia より>  



 元・専務は、69年設立時より「山田洋行」に勤務。防衛庁の営業を
担当し、米国への業務拡大にも寄与したと言われる。
 05年頃から、同社のオーナーと経営権のことで対立し、退社。06
年9月に、「日本ミライズ」という軍事商社を新設。その際に、社員
約30人が同調して移籍(引き抜き?)したことや、商権で争いが起き
たことから、双方が提訴し、民事訴訟で係争中。

<防衛省が導入予定の航空自衛隊次期輸送機(CX)搭載用で、山田
洋行が販売代理権を持っていた米ゼネラル・エレクトリック社製エンジン
の担当者らも多く移籍したため、山田洋行側はミライズ側に計15億円
の賠償を求め提訴した。[スポニチ19日]>

<山田洋行は 2007年には、航空自衛隊次期輸送機C-Xのエンジン
調達に関する契約をGE社に打ち切られ、約1000億円の契約を逃した
との内容が朝日新聞やフジテレビ等のマスコミに大きく報じられる。
wikipedia>

* * * * *

 その元・専務は、「山田洋行」に在社中に、不正な経理処理による
“裏金”づくりなどで同社に損害を与えた疑いがあるとして、特別背任
容疑などで東京地検特捜部が元専務や関係者らの事情聴取を進めている
ことが19日、分かったという。
 関係者によると、元専務は山田洋行在職時に米国子会社などを利用、
簿外で資金処理をするなどの背任的行為に関与した疑いが持たれている。
特捜部は元専務周辺の資金の流れや政官財との接点について、慎重に
調べを進めているもようだ。[スポニチ19日]

 元専務は昨年6月に山田洋行を退職するまで、実質的に経営や営業を
取り仕切ってきたとされ、守屋前次官とは「20年以上の付き合い」と
認める間柄だったようだ。

* * * * *

 守屋氏と元専務が知り合ったのは、守屋氏が戦闘機調達などを担当する
航空機課長に就任した90年7月ごろ。ゴルフは間もなく始まった。
 関係者によると、2人は山田洋行のグループ会社が経営する埼玉県や
千葉県のゴルフ場などで、多い年で月4回、年間計約30回ゴルフを
していた。ほとんどは守屋氏の妻も同行していたという。
 また、守屋夫妻は偽名を使って、プレーしていたと言われている。

 山田洋行側には、交際費として1回5万~6万円のプレー代を支出した
記録が残されている。守屋氏側が自らプレー代を支払うこともあったと
される。またマージャンや飲食の接待も繰り返されていたとされている。

 ただ自衛隊倫理法に基づく自衛隊員倫理規程には、00年から代金の
負担状況を問わず「利害関係者と遊技またはゴルフをすること」自体を
禁じる規程があり、それに抵触すると刑事罰規定はないが、懲戒処分の
対象になる。<ゴルフ2回で停職処分になった例もあるとか。^^;>

 そして、山田洋行側に残された記録によると、ゴルフは事務次官に
就任した03年8月以降も続いていたという。

* * * * *

 守屋前事務次官のゴルフ接待の話は、よく知られていたことのようだ。 

 8月19日、毎日新聞の取材に、前次官は「ゴルフに行ったことはある
が、世の中の目が厳しくなってからは行っていない」と疑惑を否定。
 また8月末に事務次官を退官する際の記者会見でも、ゴルフ接待疑惑
に関する質問が出て、「職権を特定の人のために行使したことはない」と
答えていたという。

 他方、元・専務は、元専務は今年7~9月、計3回取材に応じ「会食や
ゴルフはしたが昔の話。倫理規程ができてからは危なくてやらない。守屋
さんとは親しいが、最近は会っていない」と話した。

<元・専務は共同通信には、「官房長ぐらいまでゴルフをしていた」と
答えていたという。>

* * * * *

 また、守屋氏の次女が、数年前に米国の大学院への進学を目指し、
英語力を上げるため現地の語学学校に入学した際、ニューヨーク州の
ステーキハウスで次女の激励会を開き、元専務が代金を支払ったという。
 これに先立ち次女が渡米する際にも、同社現地法人の関係者が住居
探しや生活用品の購入などを手伝った。住居費や購入代金は次女が
支払ったと言われている。

 舞台となった現地法人は72年に設立され、元専務の懐刀とされる男性
が社長だった。元専務は「海外のメーカーから販売代理店に指定される
ことが第一。そのためには、米国での人脈づくりが欠かせない」として、
特に米国の軍事メーカーや国防総省関係者とのパイプ作りに力点を置いて
いた。
 男性は元専務が山田洋行を辞め、新しい専門商社「日本ミライズ」を
設立した昨年、現地法人の社長を退任して、現在は日本ミライズの専務を
務める。<毎日新聞 20日より>

* * * * *

 また、守屋氏がまだ事務次官に在任中の今年6月上旬、元・専務が作った
&社長を務める「日本ミライズ」の資金調達のために、大手企業の系列会社
の経営者に口利きをしていたことがわかった。

 複数の関係者によると、口利きがあったのは、東京都内のすし店。日本
ミライズの資金繰りを心配した知人が仲介に入って会合が設定された。
 当夜は、守屋前次官と元専務、それに大手企業の系列会社の経営者が店の
奥にある和室に集まった。その席で日本ミライズが資金調達に苦しんでいる
ことが話題になり、守屋前次官は「業界で40年苦労してきた人だから、
助けてあげてほしい」とこの経営者に系列に加えられないか頼んだという。
日本ミライズは社員三十数人の人件費の確保などのため、設立当初から資金
調達が課題となっていた。

 しかし、この経営者が属する企業グループは、もともと山田洋行との
関係が深く、日本ミライズとは競合関係にあることから、経営者は断った。
その後、守屋前次官と元専務は、この経営者を席に残したまま店を出たと
いう。

 元専務が設立した日本ミライズは、山田洋行と航空自衛隊次期輸送機
CXの総額千億円近くとされるエンジンの納入などをめぐって争っている。
 エンジン製造元の米ゼネラル・エレクトリック(GE)は、代理店を
山田洋行から日本ミライズに変更。防衛省は今年度、エンジン1基
(約6億円)を発注するが、8月に実施した競争入札は不調に終わり、
随意契約となる見込みだ。契約企業はGEの代理店であることが条件と
なっていることから、日本ミライズが有力視されている。

 元専務は「会合があったのは事実だが、詳しくは言えない」と話した。
<朝日新聞20日より>

~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~

 今のところ、こんなものでしょ~か。(・・)

 以上からわかることは、守屋氏と元専務が知り合ったのは、守屋氏が
戦闘機調達などを担当する航空機課長に就任した90年7月ごろ。
「山田洋行」は、もともと航空機部品をメインに扱う商社なので、同社
の防衛庁の営業を担当していた元・専務が守屋氏と親しくしようと思う
のは自然なことなのかも知れない。

 問題は、守屋氏がこの時、またこの後に、防衛庁と「山田洋行」と
の取引、契約に関して何らかの便宜をはかったかどうかということに
ある。
<守屋氏が他の部署に移った後も、元・航空機課長として、後輩から
何らかの情報を得たり、影響力を及ぼしたりすることも可能だ。>

 また、防衛庁は米国の航空機を使っていることから、米国の軍事
メーカーからの輸入取引も多い。山田洋行は、90年代から米国に
進出して、米国の軍事メーカーの輸入代理業を行なっており、それが
同社の売り上げに大きく寄与したという。
 この代理契約に関して、守屋氏自身or関係者が何らかの紹介行為や
口ききを行なっていないかなども問題になるかも知れない。<この
輸入代理のライセンスが、防衛省との契約に必須のものなら尚更。>

 元専務は、守屋氏&防衛省とのパイプや米国の航空メーカーの代理
店契約の権利ごと持って行く形で、新しい会社を作ったと思われる。
 守屋氏が元・専務の会社をサポートしようとしたのは、長い付き合い
の親しさゆえからか、過去にor現に何らかのメリットを得ているのか、
または将来に何かのメリットがあるのかはわからないが。
 もし上述の口ききの件が本当であれば、この行為も問題になるだろう。

 元・専務は、山田洋行の在職中に裏金作りをしていた疑いがある。
もしかしたら、接待や謝礼、ペイバックなどに使っていた可能性もある
わけだが。<自分でも使ってたかも知れないけど?>
 守屋氏が、単にゴルフや飲食の接待を受けていただけなのか、それ
ともそれ以上の金銭その他の利益を得ていたのか、その点も重要な
ポイントになるかも知れない。
<既に、守屋氏が元・専務から、かなりのものを得ていれば、東京地検
も本気で動くかも?(@@。>

 
 以上、まとめでした。         THANKS

 
 
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by mew-run7 | 2007-10-20 22:15 | 政治・社会一般

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