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日本がアブナイ!

平和で平穏で楽しい生活が一番!・・・脱アベ・スガ、反超保守&新自由主義。左右問わず、mew基準で、政治や競馬、スポーツなどについて。写真はトロットスター・・・↓PC画面のリンク1~5は無効

ブット暗殺+タイゾ~+超保守議員の会が文科大臣を糾弾?+民主党vs与党+大賞典など

最新の記事一覧・・・11月分はコチラ、12月分はコチラ 

 昨日、今日が仕事おさめという方々も多いのではないだろうか?
一年間、お仕事、お疲れさまでした。m(__)m
 そして、当ブログは職場から読んで下さる方も多いようなのだが。
今年一年、アクセス&ご支援、有難うございます。m(__)m
<できれば、年末年始もおうちのPCか、携帯で見て下さいね~。
応援クリックもよろしくです。(~~)>
 
 今夜は「打ち上げで一杯」という人もいると思うのだけど(mew,too)
何か今夜は東京を含め、東海、関東、東北と広い範囲で「冬の嵐」に
なるとか?(・o・) どうか帰宅の際は、お気をつけ下さいね。(・・)

<明日29日は、大井&南関の年末最大のイベント・東京大賞典が
行なわれるので、mew的には明日の午後までにお天気が回復してくれるか
どうか、そのことが一番気がかりだったりもして。^^;つづきは文末に>

 注目のフィギュア全日本は、男子は高橋選手が4回転コンビも決めて
ブッチ切りの優勝。<織田信成くんにも早く立ち直って欲しいな~。>
 女子は浅田真央が、今年初めてSPをほぼ完璧にすべって、1位に。
安藤美姫もうまくまとめて2位につけている。<3位は村主文枝>
 今シーズン、真央&美姫が直接対決するのは初めてなので、フリー
で二人がどういう演技を見せるか、と~っても楽しみだ。(~~)

~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~

 昨夜は、ちょっとショックなニュースがあった。

 パキスタンで、来年1月の総選挙に備えて、亡命先の英国から帰国、
選挙演説中だったブット元首相が、暗殺されたのだ。<犯人はブット氏
を射殺した後に、自爆。周囲にいた約20人が死傷したという。>
 心からご冥福をお祈りしたい。

 暗殺されたブッド氏は、88年、35歳の若さで、イスラム圏の国と
しては初めて女性の首相に選ばれ、軍部との争い(ある種のクーデター)
で2回解任されるも、改めて民主化&国民・女性の地位、生活向上を
訴えて、選挙の準備を進めていたのだけど。
 このような暴力的な手段が用いられたことに、大きな怒りを覚えるし。
この事件をきっかけに、混迷を続けているパキスタンの政治や、なか
なかよくならない治安状態、国民の生活ががさらに悪化するのでは
ないかと懸念している。(-"-) 

* * * * *

 あと昨日のニュースとして、気になったものを書くとすれば・・・

 次の衆院選で、北海道1区から出馬を予定していたタイゾーくんこと
杉村大蔵氏が、北海道1区の自民党公認を得られなかったという。

 福田vs.麻生の総裁選では、「自分がいいと思った人に入れる」と
小泉チルドレンの後見役だった武部氏に反旗を翻し、グループを脱退。
 党の選対本部が、小泉チルドレンを冷遇する方針を示したことには
「出馬するかしないかは、自分の判断で決める。公認するかしないかは
自民党が判断で決めればいい」とタンカを切ったタイゾ~くんだが。
 党内&北海道連には、彼の知名度や人気を利用しない手はないと言う
者もいるようで、このあと自民党やタイゾ~くんがどうするのか、
チョット見ものである。(・・)

<繰り返すが、私は決してタイゾ~・ファンではない!(**)kippari
ただ、私の概念では「あり得な~いorあってはいけない」ことが起きて
しまったあの小泉総選挙を象徴する存在として、(今後の日本の政治&
民主主義の動向を占う意味でも?)興味深くウォッチしている。^^;>

* * * * *

 また、前記事で、沖縄集団自決の教科書検定の話や、超保守勢力の活動
の一つとして、安倍前首相や中川昭一氏らが作った(今は顧問)「日本の
前途と歴史教育を考える議員の会」について、ちょこっと触れたのだけど。

 昨日、この二つに関連する報道記事が出ていた。(・o・)

『自民党の有志議員で構成する「日本の前途と歴史教育を考える議員の会」
は27日、党本部で「沖縄問題小委員会」を開き、沖縄戦の集団自決を
巡る教科書問題を協議した。集団自決への旧日本軍の関与を認めた判断に
対する批判が相次ぎ、記述の訂正を認めた渡海文科相を来年1月に同会に
招き、審議会の報告を求めると決めた。<毎日新聞 27日>』

 スゴイっしょ? 自分たちの考えに沿わないことをやると、文科大臣を
呼び出して、報告を求めちゃう<糾弾しちゃう?>んだから。(ーー゛)

 前にコチラの記事でも取り上げたけど。この議員の会は、04年には
大学入試のセンター試験の「世界史」の問題で、「強制連行」のことが
出題されたことに怒って、総会に文科省の役人や、大学入試センターの
副所長を呼び出して、彼らいわく「追及」や「糾弾」を行なったりした
こともある。(゚Д゚)
<彼らの歴史認識では、「強制連行はない」ことになっているので、
そんなことを国の関連機関が関与する入試に出題するなんていうのは、
あってはいけないことらしい。(-_-;) ・・・ちなみに、この総会には
安倍氏や中川氏もしっかり参加してたりする。>

 これは、右とか左とか関係なく、私は一部の団体が自分たちの考えに
合わないor気に食わないことがあると、相手を呼び出したり、相手の
とこに押しかけたりして、暴力的or強圧的な手段で抗議や糾弾をする
ような行為に、めっちゃ嫌悪感を覚えるし。<というか、自由&民主
主義国家でやるべきことじゃないと思う!(`´)>

 ましてやね、国会議員とかそれなりの立場&権限のある人たちが、
こんなミョ~なウヨサヨ団体まがいの行為をするのは、自由民主主義
国家としてサイテ~というか、あまりに情けないというか・・・。(-"-)

 でも、昨日も書いたけど、もし超保守勢力が政権のTOP&中枢を
握ったら、下手すると、こんなことが日常茶飯事になってしまうおそれ
もあるように思うのだ。(・・)
<もう東京都は、超保守主義の石原知事がTOPになってから、教育
現場はどんどん監視状態に置かれているような感じだし~。(>_<)>

 このような問題は、また来年も書き続けたいと思っているけれど。
自民党が政権をとっている限り、彼らのような勢力が、いつまた権力
の座を握って、国政を動かそうとするかわからないのが実情だ。

 私の知人の中には、基本的に「自民党の方が安心」だと思っている
けど、「あまり極端or偏った考えはイヤだ」という人も少なくないの
だけど。
 次の衆院選では、単に自民党か民主党かor他の政党かというだけで
なく、それぞれの党の候補者が、自分の考えに合うかどうかということ
も考えて、投票して欲しいな~と思うmewなのであった。(・・)

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~ ~ ~ ~ ~ ~ ~
 
 今年は、国会の方も、この年の暮れになっても、まだまだ動いている。
<28日~7日は審議はお休みだが、薬害肝炎をはじめいくつかの法案
作りは進行中。>

 実は今回は、民主党が出した「新テロ特措法案」の対案について、
メインで書きたいと思っていたのだけど。ちょっと前半でスペースを
かなり使ってしまったので^^;、詳しい中身については、また後日に
回すことにして・・・。

 少し前に小沢氏の「自衛隊が、ISAFの治安部隊に参加するのは
違憲ではない」という発言が問題になった。
 私個人は、この見解には賛成できず。おそらく民主党の議員や
支持者の中に、賛成できないと思う人が少なからずいたと思うし。
対案を作る際にも、この小沢案を入れるか入れないかで、党内で
もめたようで、どうなるのか案じていたのだけど。
 幸いに、ISAFへの自衛隊参加は、今度の対案には盛り込まれ
ないことになって、ほっとしたmewだった。(~~)
<でも、前原っちは、反対が多くて盛り込まれないことになった
途端、ムッとして会議をやってた部屋を出て行ったそうで。(^^)/~~~>

 ところが、政府与党は、この何ヶ月かず~っと国会やメディアで、
小沢氏の見解は、日本政府の憲法解釈と合わず、違憲の可能性が高い
と批判をしていたくせに。
 何だか『政府が、アフガニスタン本土に展開する国際治安支援部隊
(ISAF)本体への自衛隊参加に関し、憲法上、可能との見解を
まとめていたことが、21日、明らかになった。・・・政府内では、
こうした答弁(政府閣僚からの小沢批判)が国会で定着すると、将来、
国際平和協力活動を拡大する道が閉ざされかねないとして、外務省、
内閣官房、内閣法制局などで対応を協議していた』そうで。政府
自身がコロッと方針転換することになったらしい。^^;(*)
 
 まあ、これから恒久法を作って、どんどん海外派兵をしようと考え
ている人たちにとっては、「戦闘地帯や武力行使を伴う派兵は、違憲
だ」と政府閣僚が言えば言うほど、自分たちのクビを絞めることに
なるわけだし。
 おそらくは、このような方針転換をすることで、小沢氏に政策協議
を呼びかけて、来年の通常国会で、民主党の協力も得る形で、自衛隊の
海外派遣の恒久法を作ろうとしているのだと思うのだけど。(-"-)

 私は民主党のリベラル平和志向派議員たちには、そんなことに賛成
して欲しくないし。この恒久法をきっかけにして、衆院選前に政界
再編が起きるなら、それはそれでいいと思っていたりもする。
<っていうか、個人的には今のままの民主党が政権をとるよりも、
もうちょっとわかりやすい形で政界再編がなされて、リベラル平和派
が結集しておいてくれた方が、国民にとってもベタ~なのではないか
と思う面もある。(・・)>

* * * * *

 この民主党が出した対案の審議が、27日の参院外交防衛委員会で
始まったのだけど。
 福田首相&政府閣僚&自公議員は、これも国会やメディアでさんざん
「民主党が対案を出さない。無責任だ」と批判していたくせに。
 いざ民主党が委員会に付託しようとしたら、自公委員が反対に回っ
てしまい、異例なことに多数決<しかも可否同数で、委員長が決める
ことに>での審議入りとなった。
 
 与党側の議員の中には、「今頃、対案を出すのは、新テロ特措法案
の審議を妨害するための党利党略だ」と批判している議員もいたの
だけど。・・・だったら、「対案を早く出せ」とか言うなよ~と、
ムッとしてしまったりして。(`´)
 
 与党は、新テロ特措法案に関して、民主党が協力しない、審議を
遅らせていると批判しているけど、民主党が国会に提出した法案の
審議には協力しないし。<今度の対案も、質疑時間はほとんどとら
ずに、早く採決しろとか言ってるし。>
 参院で野党多数で可決して、衆院に送った法案も、衆院側では放っ
たらかしになっているものがいくつもあって。<しかも民主党や
野党が作った法案と同じような内容のものを与党側で作って、そちら
を法律として通そうとしたりとか。>
 
 まあ、自公は参院では野党のようなものなので、しょ~がないかも
知れないけど。何か自分たちがこれまで民主党に「野党根性が云々」
と批判していたのと同じようなことをやっている感じも見えて。
 力任せの国会運営を行なっていた安倍政権もそうだったけど、
参院選後に「ねじれ国会」になってから、これまでの政府&自民党に
あった度量や余裕が、す~っかり陰をひそめてしまった感じがする
今日このごろだ。(・・)

~ ~ ~ ~ ~ ~ ~

 最後に、明日29日には、大井競馬場で東京大賞典が行なわれるの
だけど。
 JRAからは、ヴァーミリアン(ユタカ)、Bコンコルド(幸)、
Sダイヤ(ノリ)、Mトウコン(武幸)に加え、何と有馬記念から
中5日でDブルース(久々に岩田)が参戦。
 南関勢からは、エースのAミツオーが出場できないのが残念なの
だけど、3歳馬3強のフリオーソ(今野)、アンパサンド(戸崎)、
Tサバトン(坂井)がそろって出走することになり、なかなか楽しみ
なメンバーがそろった。(~~)
<WSJSで活躍した高知の赤岡騎手も来るですぅ。(・・)>

 個人的には、この南関最大のGIに大井&船橋の「顔}である的場
文男&石崎隆之騎手が乗らないのは、めっちゃ寂しい気がしているし。
できれば、MY応援馬&統一GI常連のクーリンガーや、帝王賞を
制した元・大井馬のボンネビルレコードに出て欲しかったな~と残念
に思う面もあるのだけど。(ノ_-。)

 また明日、改めてPRしたいと思うが・・・。皆様のご来場&場外
orネット参戦を、心からお待ちしていま~す。(~~)/

                  THANKS

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『パキスタンの有力野党、パキスタン人民党(PPP)総裁のベナジル・ブット元首相(54)が二十七日、首都イスラマバード近郊ラワルピンディの遊説会場近くで銃撃された後、自爆テロに巻き込まれ、死亡した。集会に参加した二十人以上の支持者も死亡。同国は来年一月八日に総選挙を控えており、選挙での躍進が確実視されていた野党指導者の暗殺で政局の混乱は避けられず、選挙実施も危ぶまれている。 

 AFP通信などによると、ブット氏は演説を終えて車に乗り会場を離れようとした際、首などを撃たれた。銃撃犯はその後、自爆したという。警官が発砲したとの報道もあり、情報は錯綜(さくそう)している。

 ブット氏は、クーデター後の一九七九年に処刑されたズルフィカル・アリ・ブット元首相の長女で、親子二代の惨劇となった。

 ブット氏の地元シンド州などでは暗殺に怒った支持者らが銀行を襲撃し、列車やバスに放火する暴動騒ぎになっている。

 イスラム圏初の女性首相の経歴を持つブット氏は、国内で勢力を伸長するイスラム過激派掃討に強い決意を示し、今年十月十八日、事実上の亡命生活から八年半ぶりに帰国。翌日未明、南部カラチでのパレードでも自爆テロが発生し、約百四十人が死亡した。

 パキスタンの民主化を主導し、米軍による軍事作戦を容認していたブット氏の死去は「テロとの戦い」の痛手となる。一方、自爆テロ後、ムシャラフ大統領は閣僚らと緊急会合を開き、事件への対応を協議。「国民的な悲劇だ」と述べ、三日間の喪に服するとした。

 ブット氏は一九八八年の選挙で圧勝して首相に就任したが、九六年に二度目の首相を解任された。汚職などの罪で訴追され、ロンドンやドバイで事実上の亡命生活を送っていたが今秋、ムシャラフ氏との政権協議で汚職訴追が取り下げられ、帰国を果たした。

 <ベナジル・ブット氏> 1953年6月、パキスタン南部カラチ生まれ。88-90、93-96年、同国首相。故ズルフィカル・アリ・ブット元首相の長女。69-77年、米ハーバード大、英オックスフォード大に留学。ハク陸軍参謀長による77年のクーデター以降、自宅軟禁。84年英国へ亡命。86年に帰国、民主回復運動の中核として反政府運動を展開。88年の総選挙で大勝、同年12月イスラム圏初の女性首相。99年4月、汚職などで有罪判決、滞在中の英国から帰国せず事実上の亡命生活に入り、同10月のクーデターで政権を掌握したムシャラフ大統領の軍政を批判、民主化を要求。2007年大統領選と総選挙を控え、ムシャラフ氏との政権協議で汚職訴追が取り下げられ、10月18日、約8年半ぶりに帰国。直後の19日未明には暗殺を狙った自爆テロがあり、支持者ら約140人が死亡した。 <東京新聞 27日>』


『参院外交防衛委員会は27日午前、新テロ対策特別措置法案への対案として民主党が提出した「国際的なテロリズムの防止及び根絶のためのアフガニスタン復興支援等に関する特別措置法案」の趣旨説明を行い、審議入りした。

 これに先立つ理事会で、自民党は1月8日午後に新テロ特措法案の締めくくり総括質疑と採決を行うよう提案したが、民主党は対案の質疑を求めて折り合わなかった。今後再協議する。

 民主党の対案は、アフガニスタン本土での復興支援活動のため、自衛隊や警察官、医師などを1年間に限って派遣できるなどとしている。国際治安支援部隊(ISAF)本体への自衛隊参加は盛り込まれていない。
(2007年12月27日11時55分 読売新聞)』

『 政府が、アフガニスタン本土に展開する国際治安支援部隊(ISAF)本体への自衛隊参加に関し、憲法上、可能との見解をまとめていたことが、21日、明らかになった。

 これまでの閣僚らの国会での答弁などでは、ISAF本体で自衛隊が活動することは、憲法が禁じる武力行使にあたるとしてきた。今回、政府は、こうした答弁を修正し、ISAF本体の活動が「国際法上の武力行使に当たらない」との見解を打ち出し、武器使用を伴う参加が憲法上認められる事例もあり得るとした。今後は、アフガン本土での「非戦闘地域」の認定が、自衛隊参加の条件となるが、将来のISAF本体への参加には可能性を残した。現時点での参加については、憲法上の問題が解消しても、アフガンの治安状況を見極めて慎重に判断する。

 政府は、国または国に準ずる組織との交戦が行われている場所を「戦闘地域」として、そこへの自衛隊派遣は違憲だとの立場を取っている。

 今回、政府はアフガンでのISAFの治安維持活動について、〈1〉アフガン政権の同意を得た、警察行為を補完するものと位置づけられ、国際法上の「武力行使」ではない〈2〉「武力行使」でない国際活動で、任務遂行のために武器使用が想定される場合でも、国または国に準ずる組織との交戦が行われていない「非戦闘地域」が認定できれば、その地域には参加できる――との見解をまとめた。

 ただ、アフガンでは、過去に政権を掌握していたタリバンが反政府活動を展開しており、タリバンを「国に準ずる組織」と見なすのかどうかで、非戦闘地域の設定が異なってくる。この点に関する政府内の見解は一致していないため、今後の検討課題となっている。

 ISAF本体への自衛隊参加については、民主党の小沢代表が10月初旬に提唱したが、この際、町村官房長官、高村外相、石破防衛相らは相次いで、憲法違反になるとの見解を示していた。その後、政府内では、こうした答弁が国会で定着すると、将来、国際平和協力活動を拡大する道が閉ざされかねないとして、外務省、内閣官房、内閣法制局などで対応を協議していた。(2007年12月22日3時2分 読売新聞)』
by mew-run7 | 2007-12-28 09:22 | 政治・社会一般

by mew-run7