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日本がアブナイ!

平和で平穏で楽しい生活が一番!・・・脱アベ・スガ、反超保守&新自由主義。左右問わず、mew基準で、政治や競馬、スポーツなどについて。写真はトロットスター・・・↓PC画面のリンク1~5は無効

集団的自衛権容認は見送りか+防衛省不正で秋山→久間の関与報道+野だめ&川崎競馬

最新の記事一覧・・・12月分はコチラ、1月分はコチラ

何かあっと言う間に3日になっちゃった~という感じ。
 もう明日から仕事が始まっちゃうよ~・・・と嘆いている人も少なく
ないのでは?(ノ_-。)mew,too

あ、年始は4日まで川崎競馬もやってますから、お天気もいいし。
お時間のある方は、是非、お出かけ下さいね~。(~~)
<私も行きたかったんだけどな~。SPATで、ちょこっと参戦。>

昨日、映像で確認し忘れちゃったんだけど、今年も誘導馬が獅子舞に
変身させられているのだろうか?(**) <コチラに写真が>
 クリスマス開催のトナカイは「かわいい~」と思うのだけど。獅子舞
(の獅子)の扮装は、何だかチョット無理矢理って感じで、かわいそ~
に思えたりして。^^; 

<追記・今、見たら、獅子になってた~。(・・) でも、お姉さんは、
上はお着物っぽい感じだった。>

* * * * *

 でもって、mewはついつい朝からTVで「野だめカンタービレ」を
ず~っと見てしまって、な~んもまともに手につかないし~。(^^ゞ
 1日に5時間(5時間分)もやるのは、反則じゃ~ん?・・・とボヤいて
るのだけど。(・o・)semete 3jikanーbun ni shite hoshikatta 

<ドラマ自体だけじゃなくて、ちょっとハンパな形ながら、色々な曲が
楽しめるのもいいかもね。(^^♪>

 好きな漫画<特に「エースをねらえ!」の1~10巻>の単行本を
1度読み始めたら、最後まで一気に読みたくなってしまうmewとしては
1回見始めちゃったら歯止めがかからないのよね~。_(。。)_

<もう、どのページもほぼ丸暗記状態になっているぐらい読んでいる
のに。何で、また読んじゃうのかしらね~。^^; だから容易に 

~ ~ ~ ~ ~ ~ ~

 と、何かダラダラ書き始めているのだけど。<まだ3日だし~。>

 またどこかに行っちゃうといけないので、この記事では、年末年始
の気になったニュースをアップしておきたいと思う。


 まず、「安倍っちの置き土産」に関して2つのニュースを。<コチラ
の記事にも、いくつか置き土産の話が・・・>

 チョット「うふ(~n~)」と嬉しかったのは、この報道記事。

『集団的自衛権行使の是非などを検討してきた政府の有識者懇談会が
今秋まとめるはずだった報告書を巡り、福田康夫首相が一部修正を求めて
いたことが分かった。懇談会の検討課題の一部について「緊急に検討する
必要がない」などと指示。懇談会は内容の再検討を迫られ、提出時期も
年明け以降に大幅に先送りされることになった。

「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会」(柳井俊二座長)は
集団的自衛権の行使に意欲的だった安倍晋三前首相の指示で4月に発足。
公海上で米軍の艦船が攻撃を受けた際、近くの自衛隊艦船が反撃するケー
スなど、4つの類型に関する検討を進め、必要な憲法解釈の見直しや
法整備を提言する予定だった。<日経07年12月31日>』


 安倍前首相は、去年4月の訪米前に、露骨に賛成派ばっか集めて、
ボクの官邸にこの会議を創設。政府解釈では、「違憲」だとされている
集団的自衛権の行使にあたる行為を憲法解釈上「OK」に変えて、実質
的に憲法9条を改正しようとしたのよね~。(ーー〆)
 何分にも賛成派ばっかしかいないから、会議はサックサク進んで、
昨年9月には報告書をまとめて、安倍っちがGOサインを。そして、
米国と一緒にミサイル防衛構想や自衛隊の海外活動拡大をしようとして
いたのだけど。^^;
 安倍っちが急に首相を辞めちゃったので、会議&報告書も放置状態に
なってしまっていたのだ。(・・)

 福田首相は、一部修正を要求。「緊急に検討する必要はない」と指示
したというけど。
 私は、国民にちゃんと説明せず、国民の意思も問わずに、官邸の会議
だけで勝手に、憲法9条の実質的な改正とも言えるような政府解釈の
大きな変更をするのは、許されないことだと思う。(**)
 やっぱ、この会議は、解散(っていうか、ご破算)にすべきなんじゃ
ないだろ~か?(@@。

~ ~ ~ ~ ~ ~ ~

 もう一つは、ガ~ッカリの話。(>_<)
 安倍っちの「ボクの官邸」の目玉になっていた「教育再生会議」も、
置き土産として残されているのだけど。
 こちらも、とっとと解散させればいいのに。何と福田首相は、この
会議がまとめた報告を実現させるための新組織を作る気らしい。(-"-)

『福田康夫首相は31日、官邸主導で教育改革を加速するための新組織を
首相官邸に設置する方向で検討に入った。安倍晋三前首相が立ち上げた
教育再生会議(野依良治座長)を引き継ぎ、同会議が打ち出した改革案
を推進する母体とする。国民の関心の高い教育問題に福田政権としても
重点的に取り組む体制を整える狙いだ。

 新組織は教育再生会議が1月に最終報告をまとめるのを受け、「教育
再生推進委員会」(仮称)として設置する案が有力。再生会議が打ち出し
た大学の9月入学の促進や社会人教員の大量採用、小学校から大学までの
「6.3.3.4制」の弾力化といった改革案の具体化を検討。実現に道筋を
付ける役割を担う。<日経1日>』

 もちろん再生会議が提唱していることの中には、「これはいいかも」
って思えることもあるのだけど。
 ただ、今、必要なのは、学習面でも、いじめなども含む生徒たちの
校内での言動などの面でも、教育の現場(のあり方)を立て直して行く
ことだと思うし。<まずは、学校の先生に生徒の学習&態度に相対できる
ような十分な時間&精神的な余裕、そのための体制を再構築しないと~>、
そのためには、あまりゴチャゴチャ外からシステムをいじくり回さない
方がいいと思うのよね~。(・・)

 それに、大学の9月入学には、コチラの記事にも書いたように、
学生に有事の際にバックアップできる技能を身に付けさせておく時間を
持たせようとする意図もあるかも知れないわけで。
<軍隊的な活動に限らず、有事の際には、地域の住民や施設の管理<看護
と・介護とかも含めて、色々と国の指示に従って、ボランティア的な活動
をする役割の人もが必要だしね。^^;>

 これは要警戒なのではないかと思っているmewなのである。(**)

<別に 外国人の留学生のためなら、今、いくつかの大学がやっている
ように、前期、後期をフレキシブルに使って、4月or9月入学どちらも
OKというシステムにすればいいだけじゃん?(・・)>

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~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~

 
 話は変わって、防衛省の不正問題に関するニュースなのだが・・・。

 おそらく東京地検は、次なるターゲットをあの日米軍事フィクサー
と言われ、日米の政治家、企業のパイプ役になっている秋山直紀氏
に定めているのだろう。何か秋山氏に関する検察リークぽい報道記事
が、年末年始にかけてチラホラ出ていた。<久間元防衛大臣の名も。>

 参院の外交防衛委員会が、1月8日にこの秋山直紀氏を参考人招致
する予定になっているのだけど。
 秋山氏は、昨年末の招致は米国出張を理由に断わったのだが。
今回は応じる意思を示しているとか。(・・)
 何かこれだけ色々オモテに出していると、東京地検が8日より前に、
秋山氏を逮捕してしまうのではないかと危惧しちゃう部分もあるの
だが。^^; 
 なかなかのやり手で、簡単には尻尾は出さないだろうから、野党議員
はしっかりと、鋭い質問ができるように準備をしておいて欲しいと思う。

<与党議員は、民主党の前原くんとの関わりとかを、ツッコむんかし
らん?^^;>

* * * * *

 秋山氏に関する報道としては・・・。
 
 去年の12月中旬に、コチラの記事にもアップしたけど。「山田洋行の
宮崎元専務が、福岡海底の毒ガス弾処理の受注の便宜をはかってもらう
ために、1億円を支払った」という報道が。<*3>

 そして、宮崎氏は06年に山田洋行オーナー側と対立して、退社。
日本ミライズという会社を作って、山田洋行が持っていた米軍事企業
の輸入代理契約の権利を奪い、防衛省と新たな契約しようとしていた
と言われているのだけど。
<守屋前事務次官は、宮崎氏のために、その契約ができるように省内で
働きかけをしていたと。しかし久間大臣が、代理店を通じることなく、
米企業と直接に販売契約を結ぶ形をとることに決めて、守屋、宮崎氏
のジャマをしたと言われている。>

 それに関して、昨年末、「山田洋行が、日本ミライズと防衛省の契約
を阻止するために秋山氏に相談した上で、約3000万円を渡し、秋山
氏を通じて、当時の久間防衛大臣に協力を依頼していた」という報道が
何紙かに出ていた。<*4>

* * * * *

 また、これは上述の件とは関係ないのだけど。

 今年にはいって、久間氏に関して「(06年1月に不動産(別荘)購入
の目的で、無担保で1億円借りたのだけど。その債務を議員の資産報告
書に記載しておらず、議員資産公開法に違反しているのではないか」と
いう記事が出ていた。<*5>

 これ自体は、さしたることではないのだけど。この件に絡んで
『久間氏は「男性は鹿児島県徳之島の別荘を買う約束だったが、キャン
セルになった。所有者の女性が困ったので、私を通過する形を取った」
と説明。借りた1億円のうち8500万円を久間氏自身が経営する軍事
情報会社アイメック(東京都新宿区)に貸し付けた上で、女性に転貸。
債権保全のため同社が別荘を購入したという。<中日新聞1日>』とか。

『1億円を提供した福祉用具販売会社OTIの元監査役が、05年11
月末ごろ、OTIから1億円を借り、運用した後の06年1月、1億円
を預手にして久間氏に直接手渡した。
 久間氏によると、預手は全額換金して自分名義の口座に入金。うち
8500万円は、自身が取締役の軍事・政治経済情報提供会社「アイメッ
ク」(新宿区)の銀行口座を経由して、知人女性が徳之島(鹿児島県)
に所有する不動産購入資金に充てられた。
 金融関係者によると、預手は多額の現金を持ち歩かずにすむ半面、
紛失して第三者が換金した場合に取り返すことは困難。このため、通常
の巨額取引では確実性の高い口座での送金が利用される。ただ預手を使え
ば、送金元を隠したまま現金授受が行える。<毎日新聞1日>とか
書かれていて。

 しかも、この「アイメック」というのは、久間氏が個人経営する軍事
情報を提供するための会社らしいのだけど。
 この会社は軽井沢に(しかも一等地の旧軽に)約450坪の別荘を
所有して「研修所」にしていて。そこで「21世紀に飛躍するニュービジ
ネス、新技術を検討する略称『軽井沢クラブ』」なるものを運営。クラブ
の会費は、月10万円とかいう、何か怪しげなことをやっているとこなの
である。^^;

 参院の外交防衛委員会は、久間元防衛大臣の参考人招致も検討している
ようなのだけど。
 もし地検が、形をつけるために、政治家をひとりアゲるとしたら、久間
氏になるのかも? <同じく秋山氏と懇意にしている、額賀氏まで行って
欲しいんだけどな~。(・・) >

 ・・・というわけで、今年も防衛省の不正問題からは、まだまだ目が
離せない感じがあるですぅ。(@@。

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『防衛専門商社「山田洋行」元専務、宮崎元伸容疑者(69)が東京地検特捜部の調べに対し、社団法人「日米平和・文化交流協会」専務理事の秋山直紀氏側に03年末ごろ、約1億円を送金したと供述していることが分かった。福岡県苅田(かんだ)町の苅田港海底で見つかった旧日本陸軍の毒ガス弾を無害化する旧防衛庁の事業で、受注に便宜を図ってもらうよう依頼した見返りだったという。

 事業は03年11月に一般競争入札があり、元専務の推す大手メーカーが20億6000万円で落札。山田洋行は、無害化処理装置納入やダイバー手配などを下請け受注したという。このメーカーは第2~4期(04年12月~来年3月)も計約190億円で随意契約した。

 秋山氏は、日米の軍需産業と政界を結ぶパイプ役で「日米安全保障戦略会議」を定期的に開催。03年度以降、額賀福志郎財務相や前原誠司前民主党代表ら延べ21人が訪米したことが判明している。

 秋山氏は協会を通じ「取材には答えられない」とコメント。メーカーは「技術面で優れていたので山田洋行に下請け発注した。秋山氏や政治家の関与はない」としている。

 【ことば】日米平和・文化交流協会 1947年2月「日米文化振興会」として創立、68年7月に外務省所管の社団法人となり、06年6月に現在の名称に。会長は瓦力・元防衛庁長官。理事には、久間章生元防衛相ら国会議員やコーエン元国防長官ら日米の防衛産業関係者が名を連ねる。福田康夫首相、額賀福志郎財務相、石破茂防衛相も以前理事を務めた。主に日本の国会議員や防衛省職員らと、米国の国防関係者との交流事業を行っており、今年11月には東京都内で日米同盟などをテーマに「日米安全保障戦略会議」を開催した。<毎日新聞 18日>』

『防衛専門商社「山田洋行」現幹部が昨年秋、海外メーカーと締結していた代理店契約の維持を狙い、防衛関連団体「日米平和・文化交流協会」(東京都千代田区)の秋山直紀専務理事側に計30万ドルを渡した疑いの強いことが30日、関係者の話で分かった。その際、当時防衛庁長官だった久間章生元防衛相に秋山氏を通じて協力を要請したという。
 同協会は、久間氏ら有力防衛族議員らが理事に名を連ねる社団法人。山田洋行は、元専務宮崎元伸容疑者(69)が設立した競合商社「日本ミライズ」に代理店契約を奪われるのを阻止する目的で依頼したとみられる。
 宮崎容疑者が日本ミライズを立ち上げたのは昨年9月。米ゼネラル・エレクトリック(GE)社を始め、複数の海外メーカーが山田洋行との代理店契約を打ち切り、日本ミライズに乗り換える動きが出始めていた。
 関係者によると、30万ドルのうち、25万ドルは、山田洋行幹部が昨年秋に渡米した際、同社の米国現地法人が管理する資金から秋山氏に手渡しで提供された。残り5万ドルは秋山氏が顧問を務める米企業と業務委託契約を結んだ形にして支払ったという。
 別の関係者によると、この幹部は資金提供後の社内会議で「日本ミライズに代理権を奪われないよう、秋山氏を通じて久間先生にお願いしたから、大丈夫だ」などと報告したという。幹部は頻繁に同協会事務所に出入りしていた。<時事通信 30日>

 防衛専門商社「山田洋行」幹部が昨年10月、防衛族議員らが理事を務める社団法人「日米平和・文化交流協会」の秋山直紀専務理事(58)に、海外事業で捻出(ねんしゅつ)した裏金約25万ドル(約2900万円)を渡していたことが分かった。

 山田洋行は、同社から独立した元専務・宮崎元伸被告(69)との商権争いに直面しており、現職の防衛長官だった久間章生衆院議員(自民)に支援を要請する文書も秋山氏に渡していた。東京地検特捜部は、同社が政界と日米防衛関連企業の「パイプ役」とされる秋山氏に政界工作を依頼するため裏金を渡した可能性もあるとみて、資金の流れを調べている。

 秋山氏は来月8日、参院外交防衛委員会に参考人招致されることが決まっており、山田洋行からの資金提供が焦点となりそうだ。

 関係者によると、山田洋行が約25万ドルを秋山氏に提供したのは、宮崎被告が新会社「日本ミライズ」を設立した約1か月後の昨年10月ごろ。山田洋行幹部が米国内で秋山氏に直接、現金で手渡したという。

 約25万ドルは、同社の米国現地法人「ヤマダインターナショナルコーポレーション」が、シリア・ゴラン高原での国連平和維持活動(PKO)に参加した自衛隊の生活物資の調達業務を請け負った際、国から支払われた報酬の一部をプールした裏金で、米国現地法人の金庫に保管されていた。

 宮崎被告は独立後、防衛次官だった守屋武昌被告(63)に働きかけ、航空自衛隊の次期輸送機(CX)エンジンなどの製造元の米ゼネラル・エレクトリック(GE)の販売代理権を山田洋行から奪おうとしていた。

 山田洋行は対抗策を講じる必要に迫られ、秋山氏への資金提供後、さらに、久間氏あての支援要請文書も秋山氏に渡したという。文書は、GEなどの商権をミライズに奪われないよう、支援を求める内容だった。

 また、秋山氏に約25万ドルを手渡した山田洋行幹部は、その前後に開かれた社内の会議で、「このままでは日本ミライズに代理権を持って行かれてしまう。久間先生に頼んでみてはどうか」などと提案したという。久間氏は日米平和・文化交流協会の理事を務めている。

 山田洋行から秋山氏側への資金提供では、旧防衛庁発注の毒ガス弾処理事業に絡み、約1億円が支払われたことも判明している。特捜部は既に同協会を捜索、山田洋行関係者から秋山氏側への資金提供について聴取を続けている。

 約25万ドルの資金提供について、秋山氏の代理人は読売新聞の取材に対し、「本人は『そんな事実は絶対にない』と強く否定している」としている。久間氏は事務所を通じ、「そのような要請文は一切受け取っていないし、要請を受けた事実もない。秋山氏経由で献金を受けたこともない」としている。

(2007年12月30日3時1分 読売新聞)』

『東京地検特捜部が、防衛族議員が歴代の理事を務める社団法人「日米平和・文化交流協会」の常勤理事・秋山直紀氏が関係する米国法人の入金記録を入手、資金の流れを集中的に捜査していることが関係者の話でわかった。入金記録には日米の軍需メーカーや商社から少なくとも年間計1億円近いコンサルタント料の送金の記載があるという。秋山氏は軍需産業と政界を結ぶパイプ役とされる。特捜部は防衛利権の全容解明のため、この法人に流入したとみられる多額の資金の実態に注目している模様だ。

 この米国法人は「アドバック・インターナショナル・コーポレーション」(ロサンゼルス)。関係資料によると同社は90年設立。秋山氏は日本支社顧問で、東京事務所は同協会と同じマンションにある。高速道路で使う遮音壁の販売などを手がけているとされる。

 関係者によると、軍需専門商社「山田洋行」元専務の宮崎元伸容疑者(69)=前防衛事務次官の守屋武昌容疑者(63)への贈賄容疑で再逮捕=は、福岡県苅田町で見つかった旧陸軍の毒ガス弾処理事業に絡んでアドバック社に1億円を送金したと特捜部の調べに供述。山田洋行が下請けに入る際、秋山氏から見返りとして地元対策費を出すよう求められたと説明しているという。

 この事業の業務協力費として、山田洋行が秋山氏側に計90万ドル(約1億円)を支出したとする社内文書の存在がこれまでに判明しており、この資金は同社の米国子会社「ヤマダインターナショナルコーポレーション」(YIC)管理の裏金から捻出(ねんしゅつ)されたという。

 また、この事業資金とは別に、YIC元社長の秋山収容疑者(70)=贈賄容疑で再逮捕=が、アドバック社に03年ごろから毎年10万ドル(03年のレートで約1100万円)のコンサル料を支払っていたと特捜部に供述しているとされる。

 特捜部はこうした経緯からアドバック社の資金実態に注目し、山田洋行幹部らから事情聴取している模様だ。

 秋山直紀氏は12月29日、「山田洋行から業務協力費として1億円を受領した事実はありません」との文書を発表。宮崎元専務の供述についても「存在が確認できない上、事実に反していて信用性を欠く」などとしている<朝日新聞1日>』

『久間章生元防衛相が自民党総務会長だった2006年1月、福井県敦賀市に住む知人の男性(64)から1億円を無担保で借りていたことが分かった。久間氏は「個人的な借金。借用書もある。頼まれごとを受けたこともない」としている。久間氏は同年9月、防衛庁長官に就任したが、その後の資産公開でこの1億円は借入金として記載していなかった。

 男性は、東京都江東区にある福祉用具販売会社社長の父親。久間氏とは旧知の間柄だという。

 男性によると、05年に久間氏から「土地を買うので融資してほしい」と依頼された。同年11月ごろ、自分の息子が経営する福祉用具販売会社から、自宅などを担保に1億円を借り、久間氏に渡したという。

 この際に借用書は書いてもらったが、担保は取っていなかった。男性は「1800万円を返してもらったが、あとは分からない」と話している。

 一方、久間氏は「男性は鹿児島県徳之島の別荘を買う約束だったが、キャンセルになった。所有者の女性が困ったので、私を通過する形を取った」と説明。借りた1億円のうち8500万円を久間氏自身が経営する軍事情報会社アイメック(東京都新宿区)に貸し付けた上で、女性に転貸。債権保全のため同社が別荘を購入したという。

 借金の返済期間は3年間で、久間氏は「これまでに2000万円ぐらいは返していると思う」と説明。別荘が売れたら金を返す予定だという。<中日新聞>』

 国会議員資産公開法では、国会議員に借入金も含めた本人名義の資産報告書の提出を義務づけている。01年に閣議決定した「大臣規範」によって定められた閣僚資産公開制度では、公開対象を配偶者らにまで拡大した。

 久間氏は防衛庁長官就任後の資産公開でこの1億円を公表しておらず、大臣規範に抵触する疑いがあるが罰則はない。』


『久間章生(ふみお)元防衛相が知人男性(64)から1億円を受領した問題で、久間氏が全額を預金小切手(預手)で受け取っていたことが分かった。預手での現金授受は、資金提供者が分からない。受け取り後、久間氏は送金記録が残る銀行口座での振り込みを繰り返しており、預手を使った不自然さが浮き彫りになった。

 1億円を提供した福祉用具販売会社「オー・ティー・アイ」(OTI、東京都江東区)の元監査役でもある知人男性によると、05年11月末ごろ、OTIから1億円を借り、運用した後の06年1月、1億円を預手にして久間氏に直接手渡した。


 久間氏によると、預手は全額換金して自分名義の口座に入金。うち8500万円は、自身が取締役の軍事・政治経済情報提供会社「アイメック」(新宿区)の銀行口座を経由して、知人女性が徳之島(鹿児島県)に所有する不動産購入資金に充てられた。


 金融関係者によると、預手は多額の現金を持ち歩かずにすむ半面、紛失して第三者が換金した場合に取り返すことは困難。このため、通常の巨額取引では確実性の高い口座での送金が利用される。ただ預手を使えば、送金元を隠したまま現金授受が行える。


 このため、犯罪などに使われるケースもあり、在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)中央本部を巡る詐欺事件(07年)でも、元公安調査庁長官の緒方重威(しげたけ)被告(73)=拘置中=が詐取金の一部を預手で受領していた。


 男性は預手を使った理由を「久間先生の口座番号が分からなかったため」と説明している。


 ▽預金小切手 銀行が銀行自身を支払人として振り出す小切手で、自己あて小切手とも言う。資金提供者側が銀行に金を渡したうえで銀行を振出人とする預手を受け取り、受領者側にこの預手を渡して授受が完了する。銀行は事前に支払資金を確保してから振り出すため、不渡りになる危険が少ない。多額の現金を持ち運ばずに済み、安全で利便性が高い。
[毎日新聞1月3日] 』
by mew-run7 | 2008-01-03 14:44 | 政治・社会一般

by mew-run7