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小沢退席の怪&影響の大きさ+政府与党は野党&国民をナメ始めたかも

 11日に衆院再可決によって、新テロ特措法が成立してから、今日
までTVやネットなどで様々な報道系の番組や記事を見ているが・・・。

 特にTVでは、新テロ特措法や衆院再可決の問題点を大きく取り上げ
たり、強く批判するようなものはほとんどない上、残念ながら、小沢氏
の議決時の退席の件がセットでついて来るところが多い。

 当の小沢氏は、何の謝罪も釈明もせず。代わりに鳩山幹事長が、
あちこちで釈明を繰り返しているが。<TVでは謝罪もしていた。>
 今さらどう言ったところで、あとのまつりという感じがしてしまう。

 思わず、知人と「もしかして小沢氏は、何か特別な事情でもあって
あんなことをしたのだろうか?」と、また得意の(?)憶測ごっこを
してしまった。
<すご~くうがった見方をすれば、何か圧力か脅しがかかって、自民
党のアシストのために、退席したと考えることもできなくはない。
先日も、秋山直紀氏が参考人質疑の時に、わざわざ小沢氏の名を出し
たりしてたしね~。>

 だって、いくら国会欠席はお得意の小沢氏だって、11日の本会議
はと~っても特別なものであることぐらいはわかっているはずだし。
民主党のスタッフだって、しかりだろう。
 大阪府知事選の応援に遅れたとしても、こっちの方が大事に決まって
いる。<というか、下手すれば、大阪府知事選にもマイナスになって
しまうかも知れないんだしね。>
 しかも、1時から本会議には出ていて、裁決の5分前になって、いき
なり出て行ったというのも、何だかミョ~な感じがしてしまう。(・・)

 まあ、小沢氏的に、何か思うところがあったとか、意に反することが
あったとかで、あえて退席したという可能性も否定できないけれど。
 理由や事情はどうあれ、彼の退席が、政府与党に対する疑問や批判を
大きく減じることに貢献したのは、明らかであろう。(ーー;) 

 また、これは後日改めて書きたいけれど。
 今、政府与党が一番やりたいことの一つは、民主党内に亀裂を生じ
させたり、野党共闘を崩したりすることだと思われる。
<民主党&野党共闘がうまく行かなくなれば、衆議院選挙や通常国会
運営などにとって有効だし、うまく行けば衆参の過半数の確保につな
げることもできるので。>

 そして、この小沢氏の退席行為は、民主党内でまた小沢氏に対する
不信感を抱く者が出たり<それは、民主党が割れるきっかけにもなり
得るし)、他の野党政党が小沢民主党にさらなる不信感を募らせたり
することにもつながってしまうことだろう。
<ただえさえ、この1~2ヶ月、党内も他党との関係もゴタゴタして
スムーズに行っていないのに。(-_-;)>
 その面でも、今回のことは、政府与党に対して、大きなアシストに
なってしまったかも知れないわけで。
 それを思うと、ますますイラついて来てしまうmewなのだった。(`´)

* * * * *
 
 そして、やはり、政府与党は、私が恐れていた方向に進もうとして
いることがわかり、ますますイラ立ちを募らせてしまうところがあった。

 正直なところ、政府与党が、衆院再可決で新テロ特措法を成立させる
であろうことは、おそらく多くの人がわかっていたことだと思うが。
 私はそれを前提に、野党やマスコミなどに、できるだけたくさん、
新テロ特措法や自衛隊の海外活動&国際貢献の問題点や、衆院再可決を
行なうことの問題点をアピールしておいて欲しいと、そして国民の
関心や警戒心を呼び起こしておいて欲しいと、強く強く願っていた。

 というのは、政府与党は、次なる段階として、自衛隊の海外派遣に
関する恒久法を作ること、そしてこの恒久法も含め、参院野党と対立
しそうな法案に、また衆院再可決を使うことを模索していたからで
ある。

* * * * *

 本当は、政府与党は、もし野党やマスコミがうまく国民の関心を
呼び込んで、国民がイラク特措法や今回の衆院再可決に大きな抵抗感
や怒りを示したらどうしようかと、少しビクビクしていたところも
あったのだ。
<特措法や再可決&福田内閣支持率の世論調査の数字も、あまり
よくなかったしね。(・・)>

 でも、野党(特に民主党)やマスコミ(特にTV)は、その働き
をできないまま終わってしまい、国民は今回のことにさしたる反応を
示さないままでいる。

 きっと政府与党は、それを見て、かなり安堵したことだろう。
<「やっぱ、野党はたいしたことはない」「国民の反応も気にする
ほどのものでもないかも」とナメられてしまったところもあるかも
知れない。(-"-;)>
 
* * * * * 

 案の定と言おうか・・・政府与党は、早速、今週から始まる通常
国会で、自衛隊の海外派遣の「恒久法」を作ることに、マジで取り組む
ことを考え、アチコチでそれに関する発言をし始めた。(>_<)
<しかも、この恒久法で民主党を切り崩すことも考えている感じが
ある。^^;>
 
 さらに、政府与党は、今後も、必要に応じて、衆院再可決の方法を
用いても大丈夫ではないかと考えるようになっており、そのことも
チラホラと公の場で、示唆し始めている。
、11日、町村官房長官が再可決について、「重みのある案件では
(今後も)そういうことはあり得るということ」だと述べていたし。
12日には、谷垣政調会長がガソリン税などの暫定税率の延長問題を
めぐり「結論を出すために衆院で3分の2(の再可決)を使わなければ
ならないかもしれない」と語ったという。
 他にも何人かの政府与党幹部がそのような発言をしているのを見聞
した。(ーー;) 

 昨秋あたりまでは、自民党議員の中にも、再可決には慎重な姿勢を
示す人が少なくなかったのだが、「憲法で認められているんだから遠慮
することはない」といった意見が大勢を占めて来ているという話も出て
いた。
<公明党は相変わらず慎重っぽいけど?・・・太田代表の「再可決の
制度はかなり浸透してきた」というコメントは、意味がわからず。^^;
いつ誰に浸透したの?(**)>

 そのことを考えても、今回、野党が十分にこれらの問題をアピール
できずに終わったことや小沢氏の退席の件は、日本の国政にとって、
大きなマイナスをもたらしてしまったかも知れない。

 これは「どげんかせんといかん」とマジでアタマを抱えてしまって
いるmewなのだった。(@@。  


  <つづく>           THANKS


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『与党が11日、新テロ対策特別措置法を衆院の3分の2以上の賛成で再可決したことに野党側は「暴挙だ」などと反発を強めている。与党は「憲法規定だ」と正当性を主張しているが、再可決の是非論争は通常国会でも続きそうだ。

 民主党の鳩山由紀夫幹事長は記者会見で「衆院は郵政解散による議席だ。直近ではない民意で可決した。本来は廃案にすべきで、再可決という暴挙に強い憤りを覚える」と語った。

 共産党の志位和夫委員長も「ひとかけらの大義もない歴史的暴挙。米国のいいなりという姿勢があらわになった」と痛烈に批判。社民党の重野安正幹事長も「異常な事態だ。両院協議会などの手続きも取らなかったのは大変遺憾だ」と述べた。

 また、国民新党の綿貫民輔代表は「与野党が汗をかいて(難問を)打開していく努力が見られないことに不満を持っている」と苦言を呈した。

 一方、自民党の大島理森国対委員長は「国会には結論を出す仕事がある」と主張。谷垣禎一政調会長は「国民生活にマイナスの影響を与えないため、再可決を使わないとならない場合もある」と指摘し、次期通常国会でもガソリン税などの暫定税率の延長問題でも再可決を利用する可能性を示唆した。

 公明党の太田昭宏代表は「再可決の制度はかなり浸透してきた」と述べ、国民の理解は得られるとの認識を示した。<毎日新聞 11日>』
by mew-run7 | 2008-01-13 15:08 | 政治・社会一般

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