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岩国市は、米軍&安倍一派に利用されるだけ?+倖田來未のTV謝罪

 7日は、朝、『橋下知事誕生~何をどう変えるか大事~&情報公開
はgood+岡田Japan等
』をアップしました。
 これは、本日2つめの記事です。(・・)

最新の記事一覧・・・12月分はコチラ、1月分はコチラ

<*印の関連報道記事は、一番下のMore部分にあります。>

 今日の夕方のフジTV系「スーパーニュース」に、倖田來未(25)
さんが出演。先日のラジオ番組での「羊水発言」に関して、謝罪をする
そうだ。<夕方は仕事で出かけているから、見られないよ~。(・o・)
・・・彼女の発言に対する考えは、コチラの記事に書いた。>
 
『謝罪の場を同番組にすることについて、関係者は「不適切な発言を
したラジオ局とはグループ会社であるため」とし、全国放送される。
収録にした理由については「伝えたいことを凝縮して伝えるため」
(関係者)という。<スポニチ7日より>』

<そう言えば、映画の舞台挨拶での「別に~」という態度が問題に
なった沢尻エリカさんも、TV朝日系の「スーパーモーニング」の
単独インタビューの中で、謝罪をする形をとっていたっけね。(-"-)>

 確かに、記者会見の場では、ていねいにじっくり話をしにくい感じ
があるし。各TV局の編集によって、自分が伝えたいことが伝わり
にくい部分があるのだけど。
 これは倖田來未さんが、というよりスタッフ・サイドの問題と
して。こういう単独会見は、結局、倖田來未さん→TV局&特定番組
→視聴者への売り物にしてしまう部分があるのは、否めないし。
 もしこのような方法をとるとしても、先に公の会見を開く方が、
一般ピ~プル&ファンも納得行くし、彼女らしく潔いのではないかと
思ったりもした。(・・)

~ ~ ~ ~ ~ ~ ~

 さて、気になる岩国市長選(10日投票)まで、あと3日。

 東京では、あまり選挙戦の様子がわからないのだけど。
 5日になって、公明党の山口県本部が福田良彦氏の全面支援を決定
したという記事<*1>を見て、「え? 何で今頃になって?」と少し
驚いたところがあった。
 公明党の岩国支部は、すでに1月30日に福田氏の支援を決定して
いるのだけど。<*2・・・公明党県議が語った支援の理由が、「再編
問題で、福田氏なら県と国に要求もできるし、『取る物も取ってくる』」
というのがスゴイけど。^^;>
 公示後に、県本部がわざわざ支援を決定するアピール<学会員
への投票指示?>を行なったということは、かなりの接戦なのかも
知れないと思ったりもする。(・・) ・

・・あ、それとも公明党も支持しているという本人へのアピール?

<岩国市の公明党市議は、06年の市議改選では、移転反対を
訴えて当選。また、自民党&保守系の議員たちが出した井原前市長
の問責決議案に反対していたように、地元の公明党支持者の中には、
基地移転に反対or慎重な立場の人たちが少なくなかったようなので。
基地移転に積極的に賛成するのを躊躇する人たちも、まだいるの
かも?(・・)・・・良心的な&平和志向の強い岩国市の学会員の方々は
よ~く考えて投票して下さいね。(~~)>

* * * * *

 さて、コチラの記事のつづきになるが・・・。

福田良彦氏(37)は、橋下氏の選挙手法を真似ているわけではない
のだろうけど。オモテ向きは、政党色を出さず、地元市民の支援団体
をバックに選挙戦を行なっているという。 

 もともと福田氏というのは、地元・岩国市の出身で、大学時代に
吹田愰元自治大臣の事務所でアルバイトをしたのをきっかけに、
吹田氏の秘書に。それから市議会議員1期→県議会議員1期→
衆院議員(05年当選のいわゆる小泉チルドレン)とステップアップ
して来た人なのだけど。
 
 で、この吹田愰氏というのは、『山口県議会議員時代は一貫して岸
信介に師事し、岸の城代家老と呼ばれた。それを認められて、1979年、
岸が自身の後継者に指名して、岸の地盤を継いで衆議院議員に初当選を
果たす。清和会(福田派・安倍派)に所属し、岸の女婿・安倍晋太郎
政権の実現に情熱を燃やした。1990年の第2次海部内閣改造内閣では
自治大臣兼国家公安委員長として初入閣した』<wikipediaより>という
人で。
 福田氏も、衆院議員時代は、安倍晋三氏と共に、清和会(旧・森派、
現・町村派)に所属。岸・安倍家とつながりが深い人なのである。

 さらに言えば、福田氏は05年の衆院選では、山口2区から出馬
して当選したのだが。ここは、もともと佐藤信二氏の地盤だった。
<佐藤信二氏というのは、岸信介氏の弟である佐藤栄作元首相の息子
で、74年から衆参通算9期、国会議員を務めていたが、00年、
03年の選挙では平岡秀夫に連敗。03年比例区復活したものの、
05年に郵政造反で引退。>

 おそらく、05年の総選挙の時には、地元に地盤があいたから、
立候補しなさいと言われて、出馬。<平岡氏に勝てるかわからなかっ
たけど、いざ選挙が始まったら、小泉ブームで思いがけず当選?>
 今回も、もうすぐ衆院選だと言うのに、何とか井原前市長に勝って
基地移転をスムーズに進めないといけないから、国会議員をやめて
市長選に出てくれと言われれば、それに素直に従ったのではないかと
推察される。

<今回の市長選は、安倍氏が首相時代に決めた岩国の基地移転が
争点になっているわけで。(安倍政権の時に、コチラにも書いた
ように、基地移転を拒否した市への交付金もストップされたん
だけど~。(`´))
 山口県が地元の安倍氏&一派にとっては、重要な選挙だし。当然に
して(?)、地元の種々の再開発やら、建設工事やら何やらには、
国や安倍一派などの利権や思惑が絡んでいることだろう。(・・)

 そして、福田氏も衆院議員の座を投げ打ってでも、ここで市長に
なって、基地移転をスムーズに進めることができれば、政府&自民党
&安倍一派に大きな恩義を売ることができて、将来、色々な意味で
優遇してもらえる可能性が大きい。もちろん地元を思う気持ちもある
のだろうけど。ある意味では、若き野心家なのかも。(**)>

 何故、こんなことを長々と書いたかと言えば・・・。
 今回の件で、色々と読んでいるうちに、岩国市&岩国市民は、政府
自民党&安倍一派にいいように利用されているのではないかと思える
部分があったからだ。(ーー゛) 

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 前回、岩国市の新しい市庁舎の建設に関して、もともとは岩国基地に
1996年に沖縄に関する日米特別行動委員会の合意で普天間基地の
KC130空中給油機の受入れを岩国市が認めた見返りとして、国から
建設費を補助をする交付金を得ることに決まったのに。06年になって、
安倍首相が決めた厚木基地からの米軍の空母艦載機の移転を、住民投票
などで受け入れ拒否したら、それとこれとは別の話のはずが、いきなり
交付金をストップされてしまったということを書いたのだけど。(`´)

 岩国基地の滑走路の沖合いへの移設や、民間機の使用に関しても、
何だか話が違うな~と思われる部分が出て来た。
<沖合い移設に関して、なごなぐ雑記さんがコチラで取り上げている。>

 もともと滑走路の沖合いに移設は、68年に沖縄で米軍戦闘機が墜落
事故を起こしたことをきっかけに、市民の安全を確保するために、市側
が要望して、実施されることになったものだし。
 また、市民は岩国飛行場を民間機が使えるものにしたいと要望し、
05年には日米合同委員会で、1日4往復の民間航空機の運航を認める
ことについて合意がなされたのだけど。
 それらも、米軍再編計画(06年の厚木基地の一部移転)とは全く
関係のないところで決められたはずなのに、いつの間にか、基地移転の
問題とリンクさせられてしまっているからだ。(-"-;)

~ ~ ~ ~ ~ ~ ~

 山口県のHP<コチラ>によれば、『岩国飛行場は、昭和13年4月
旧日本海軍が建設に着手、昭和15年7月から終戦まで岩国海軍航空隊
が配備されていました。終戦後、米海兵隊に接収され、米空軍、米海軍
の使用を経て、昭和33年から米海兵隊に基地の主導権が移り、現在に
至っています。海上自衛隊も昭和32年から、基地施設を一部共同使用
しています』ということで。

 さらに、同HPによれば、昭和43年に米軍板付基地のF-4ファン
トムジェット戦闘機が九州大学構内に墜落。同種の戦闘機が岩国基地に
配備されていたことから、滑走路を沖合移設し、航空機墜落等の危険性や
騒音による日常生活上の障害等の軽減又は除去を図ろうとする世論が
起きて、岩国市議会が沖合移設促進を決議。後に、県議会も決議して、
何度も国に要望するが、なかなか実現しなかったようなのだ。(-"-;)

 ところが、平成4年(92年)になって、防衛施設庁が約1000m
沖合移設を推進することを決定。平成8年(96年)から工事に着工し、
今年、平成20年(08年)に完了することになった。

 そして、まさにそこを狙いうちにするかのように、06年に米軍の
厚木基地から岩国基地への一部移転の話が出て、安倍政権で閣議決定
されてしまったのだ。(・o・) 
 コチラの防衛省HPの白書にある米軍再編関連のページでも、岩国
基地は滑走路が沖合い移設するので、基地移転が決まったかのような
ことが書かれている。
<民間航空機の使用に関しても、「在日米軍再編を前提に日米間で協議
を進めているところである」となっている。>

* * * * *

 しかも、4日の記者会見で、町村官房長官(上述の清和会・町村派
代表)が、チョット引っかかるような発言をしていた。

『今後とも岩国市民に対してはですね、ぜひご理解をいただきたいと
いうことでお話をし続けていこうと、こう思っております。
 それは、何のために岩国飛行場を沖合移設、もう長い間かけてやって
まいりました。したがって、移設された沖合展開というのがそろそろ
できあがろうとしているわけですね。
 飛行場が。相当沖合に出ていくわけでありますから、そこでですね、
厚木のほうから移転してきても市民生活にどれだけ大きな影響を与える
のかということについては、多分、市民のみなさん方がどこまでここが
十分ね、防衛省のほうからご説明がいっているのか、行き届いているのか』
<産経新聞4日より、関連部分*>

 町村氏は、「何のために岩国飛行場の沖合い移設を、長い間かけて
やって来たのか」「沖合い展開がであきあがり、厚木から基地が移転
して来ても影響はない」と・・・。
 事情を知らない人が初めてきいたら、あたかも、厚木基地の移転の
ために、長い間かけて移設工事をして来たかのようなことを・・・
市民はそれを理解して欲しいというようなことを言っているのだ。(゚Д゚)

 まあ、92年に国(防衛庁)が沖合い移設の計画を決めた時には、
厚木基地の部隊を移すことまでは決まっていなかったかも知れない
けど。これを見ると、沖合い移設は、いずれ米軍が何らかの形で、
もっと岩国基地を利用することを考えて決められたのではないかと・・・。
 市民には、68年からずっと市や県が要望していたので、皆さんの
安全のために移設すると説明しながら、実際は、90年に東西冷戦が
崩壊した後、米国防省が、少しずつ部隊編成を変えて行こうと検討を
していた中で、日米間で考えられたことなのではないかと思ったり
もするのである。(・・)

 そして、おそらくその背後で、岩国基地を使うことを許容したのは、
清和会&安倍一派なのではないかと思ったりもするのである。
 安倍氏は、日米軍が共同して活動することに意欲を示しているし。
しかも、地元で、大規模の建設工事が行なわれれば、地元の建設会社
&資材会社も儲かって、利権や勢力が保ちやすいからだ。(**)

* * * * *

 そのように考えると、岩国基地は、今後もどのように利用される
ことになるのか、全くわからないというのが実情なのではないだろうか?
<朝鮮半島に近い場所だけに、もし憲法改正が行なわれ、日米軍事同盟
としての計画が進められれば、日米軍の共同の基地&拠点とされる可能
性だってあるわけだし。>
 その結果、少ししたら、またまた「そんなこと、きいていないよ~」
という話も出て来るかも知れないし。もっと市民生活を脅かすような
場所になるおそれも否定できないのではないか・・・と思ったりも
するのである。(**)

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『福田候補を全面支援/公明県本部が決定
 公明党県本部は五日、岩国市長選への対応について緊急幹事会を開き、福田良彦候補の全面支援を正式に決めた。幹事会には13人が出席し、全員一致で決定した。
 全面支援を決めた理由として、(1)選挙戦は極めて厳しい状況が続いているため、徹底した支援を行う、(2)福田候補の政策は市民生活を重視し福祉、医療、教育、少子化対策など公明党の政策とほぼ一致、(3)岩国基地問題についても、国にしっかり意見でき、対話できるのは福田候補で、岩国市の再生を託す、(4)その上で、深刻な財政問題を解決し、安心安全を取り戻し経済の活性化を実現してほしい-の四点を挙げている。
 福田陣営から正式に支援の依頼がないため、党県本部が自主的に決定した。
 党県本部は全面支援決定を受け、党組織や党支持者、支援団体に福田候補への支援を徹底する方針。
 党本部の先城憲尚幹事長は「党の支持者、支援団体の了解を得た上で福田候補の全面支援を決めた」と話している。<山口新聞 6日>』


『公明党岩国支部(支部長、越沢二代・岩国市議)は1月30日、支部会を開いた。岩国市の出直し市長選に立候補予定の前衆院議員、福田良彦氏(37)を招き、県党本部幹事長の先城憲尚県議が「福田氏に岩国市を託そうと応援する。実質的に支援する」と事実上の支援宣言をした。
 党岩国総支部長の井上昭治・岩国市議が、米軍再編への対応を中心に前市長、井原勝介氏(57)の市政の問題点を指摘し、福田氏への実質支援を決めた経過を報告した。また先城県議は「再編問題で、福田氏なら県と国に要求もできるし、取る物も取ってくる」と支援理由を説明した。
 福田陣営では1日午後6時半から、市民会館で大決起大会を開催。一方、井原氏を支援する「民主主義と自治を守る議員有志の会」が2日午後2時から、市民会館で、政治評論家の森田実さん、経済評論家の佐高信さんらを招いた「岩国はまけない!市民集会」を開き、井原氏もゲストで登場する。〔毎日新聞・山口東版1日〕』


*3
町田官房長官 4日の記者会見

『--きのう出直し市長選挙が行われたが、この結果が米軍再編に与える影響については

 「あのー、これも先般、ご質問があったところかなと思っておりますけれども、市長選挙というのは、唯一、米軍再編だけがテーマではございません。詳しく知りませんけれども、地域活性化とか、経済問題とか、いろいろなことが、どこでもそうですけれどもね。どこでもそうですが、地域のさまざまな抱えている問題が争点なんだろうと思います。その1つの大きな争点であることは私も外から見ていて理解をいたしております。したがって、その結果が常に国政にどうこうとかですね、米軍再編にどうこうということを私どもは考えておりません。しかし、いずれにしても米軍再編、それは岩国のみならず、沖縄もそうでありますが、地元のみなさん方にご理解をいただく最大限の努力をする。丁寧に、丁寧にご説明をし、理解を得る努力をしていく。それが必要であることは論をまたないわけでありまして、そういう姿勢で今後とも岩国市民に対してはですね、ぜひご理解をいただきたいということでお話をし続けていこうと、こう思っております。それは、何のために岩国飛行場を沖合移設、もう長い間かけてやってまいりました。したがって、移設された沖合展開というのがそろそろできあがろうとしているわけですね。飛行場が。相当沖合に出ていくわけでありますから、そこでですね、厚木のほうから移転してきても市民生活にどれだけ大きな影響を与えるのかということについては、多分、市民のみなさん方がどこまでここが十分ね、防衛省のほうからご説明がいっているのか、行き届いているのか、そこについては私も承知をしておりませんけれども、騒音問題、大変関心がおありになるんだろうと思いますけれども、そこについても十分な説明ができる内容であると私は理解をしております。いずれにしても誠実にご説明をし、理解を得る努力をしていきたいと思っております」<産経新聞4日>
by mew-run7 | 2008-02-07 14:57 | 政治・社会一般

by mew-run7