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日本がアブナイ!

平和で平穏で楽しい生活が一番!・・・脱アベ・スガ、反超保守&新自由主義。左右問わず、mew基準で、政治や競馬、スポーツなどについて。写真はトロットスター・・・↓PC画面のリンク1~5は無効

イージス艦が漁船と衝突、護衛艦は無断持込家電で火災・・・軍隊ごっこは自粛すべし

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最近の記事一覧・・・2月分はコチラ  
*印のついた報道記事は、文末の↓More部分に


 昨日19日の朝から、海上自衛隊のイージス艦が漁船に衝突をしたと
いう大事故のニュースで持ちきりなのだけど・・・。(-"-) *1

 実は、昨日は、福岡で、航空自衛隊の大型ヘリが公民館のグラウンド
に緊急着陸したという報道もあったりり・・・。(・・;) *2

 さらに、昨年12月に横須賀で起きた海上自衛隊の護衛艦の大火災
<戦闘指揮所が全焼し、百億円単位の損害が出た)の出火原因が、どう
やら隊員が無許可で持ち込んだ保冷温庫だった可能性が高い、という
調査報告も出されたりして・・・。(ーー;) *3

<おまけに、今度は在沖縄米軍の海兵隊員が、20ドル札を数十枚、
偽造して、県内の商業施設やタクシーで使用してたという話も。(`´)
この件は、次回に書きたい。>

 もう一日中、自衛隊&米軍に対して、「おい、おい、おい、おいっ!」
とツッコミたくなるようなニュースの連続だった。(-"-)

* * * * *

 先に防衛省&自衛隊に一言、言っておきたいことがある。
「アンタら、ちょっと図に乗り過ぎてんじゃないの?」と。(▽▽) 

 私は自衛隊の存在を認める立場だけど。でも、「国民を守るどころ
か、国民に損害や不安を与えるような自衛隊なら、いらない」「そんな
自衛隊に、多大な国民の税金を使わせたくはない」と。

<彼らの多くは、自分たちが国民の税金を使って活動していることを、
ほとんど自覚していないのではないだろうか?(・・)>

~ ~ ~ ~ ~ ~ ~

 大体、昨年だけでも、数え切れないぐらいの不祥事が発覚して、
<事務方TOPの守屋前事務次官まで逮捕されて)。他にもアレコレ
の問題や疑惑が呈されていたのに、さして反省も改善の努力もせず。 

 国民にろくに説明せず、国民の意思もきかずに、アメリカと勝手に
米軍再編(=日米軍事一体化)の計画を進めて。自衛隊の活動拡大、
軍事増強ばっかを考えて。
 やれ、ミサイル防衛だ。次は弾道ミサイルだと・・・
 海上自衛隊で言えば、今回、事故を起こした「あたご」も参加して
いたようだけど。イージス艦の秘密漏洩問題など、どこ吹く風で、
ミサイル発射実験&関連の訓練にやけに熱心になり、昨年12月の
発射実験成功に浮かれていたり。
 イラク戦転用疑惑を曖昧にしたまま、インド洋の給油活動を再開
しちゃったし。<しかも、航海日誌を破棄しちゃったりとか、誤った
給油量を公表しちゃったりとか、アンビリバボ~なミスOR隠蔽工作
かも知れないことをしてたのに。(`´)>

* * * * *

 それで、今度は、今国会で自衛隊の海外派遣を自由にできるように
(武器使用、活動制限も緩和して)「恒久法」を作りたいと。
 米兵の少女暴行事件で沖縄県民が怒り心頭だというのに、それでも
二言目には「米軍再編計画は、予定通り進めたい」と言い続けるし。

<そして、2~3年内には、何とか憲法9条を改正して、自衛隊を
正式な軍隊として明記&集団的自衛権の行使を認めるようにさせたい
(=米軍と一緒に国内外で戦いたい)とか考えているし~。>

 事故を起こさないとか、国民に損害を与えないとか、自分たちの
最低限の仕事も果たせないで、「一体、何、考えてんのよ」と。
「米軍と一緒に、軍隊ごっこや戦争ごっこすることばっかり考えて
いないで、まずは反省すべきこと、やるべきことがあるでしょ!」
と声を大にして言いたいmewなのである。(@@。

 ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~

 19日の4時、19日午前4時過ぎ、海上自衛隊のイージス艦
「あたご」が、千葉南房総沖で漁船「清徳丸」と衝突。漁船は真っ二つ
に折れて大破。乗っていた猟師の親子2名は、いまだに発見されていない。
 このイージス艦は、11~1月にハワイ沖でミサイル発射訓練などを
行なって、岐路に。昨日19日に横須賀港に戻るところだったという。
 
 まだ詳しい原因はわかっていないが、イージス艦の隊員が灯りを確認
したものの、漁船だとは気付かず、回避行動が遅れたのが衝突の要因に
なったと伝えられており、イージス艦側の人為的ミスであった可能性
が高まっている。(-"-) 

* * * * *

 事故の原因については、横須賀海上保安部は業務上過失往来危険容疑
で艦内を家宅捜索など強制捜査を行なうと共に、舩渡艦長ら乗組員から
事情を聴いて、解明を進めるようなので、その情報を待ちたいと思う
のだけど。

 いずれにせよ、イージス艦が、一般船が多数往来する東京湾の入り口
で、小さな漁船に衝突したのは事実であって。自衛隊の艦船は、一般の
船に迷惑をかけないようにしたり、ましてや事故などを起こさないよう
に、細心の注意を払って航行すべきだと思うし。<超大型戦車で、他の
車やバイクも利用している一般道を走るようなものだからね!(・・)>

 また、知人と話していて、「こんなに簡単に近くを航行する船を
見落とすようでは、小型船を使ったテロなどに対応できないのでは
ないか」という疑問が呈されていたりもしていたのだけど。
 本格的に様々な活動が始まれば、通常航行の時であろうと、いつ
であろうと何が起きるかわからないし。ミサイル防衛のために配備され
れば、また多くの漁船などとも行き交う機会も増えるわけで。そのよう
な意味でも、イージス艦の隊員の能力に大きな不安を覚えてしまったり
もした。(**)

<もしかしたら、ミサイル発射実験など緊張の多かったであろう&
長きに渡る訓練期間を終えて、そして日本の港を目の前にして、
かなり気の緩みや油断があったのではないかな~と思う部分もある。>

<後半につづく>

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 また、今回の事故では、責任ある立場の自衛隊幹部や首相、閣僚に
事故の第一報が届くのに、かなり時間がかかったことも問題になって
いる。<海上幕僚長に第一報が届くまで1時間、石破防衛大臣には
1時間半、福田首相には2時間もかかっていたらしい。(・o・))>

 未明の事故ゆえ、約300名が乗っていたというものの、実際に
任務についている隊員の数も少なかっただろうし。状況の把握&事故
への対応をするのに、時間が必要だったとも思うけど。
 でも、とりあえず、まずは「衝突があった」という事実だけでも
報告すべきものだし。基本的な対処ができていないことに、危機管理&
対応能力の面で、大きな問題を感じる。(・・) 

<同時に、あの海上幕僚長のあたかも「他人事」っぽい応対の仕方
には、あ然とさせられたし。石破防衛大臣は、報告の遅れを懸念するも、
事故の責任を示すような態度はほとんど見えないし。福田首相も、自分
が最高責任者&指揮官であるという自覚はあまりないようで、相変わら
ず第三者のような顔で、会見に応じているし。^^;
 逆に言えば、こんな対応しかできない人たちだし&もともと現場の
自衛官は、防衛省のおエラ方や首相や防衛大臣なんて、本当の意味で
上司だとは思っていないから、「早く報告しなくては」という気に
ならなかった&それを思いつかなかったのかも。(>_<)>

~ ~ ~ ~ ~ ~
 
 また、同じ19日には、午前9時50分ごろ、航空自衛隊春日基地
(福岡県)の春日ヘリコプター空輸隊所属の大型輸送ヘリが、福岡県
志摩町芥屋の町営グラウンドに緊急着陸するという出来事もあった。
  駆動系統での異常を知らせる警報が鳴ったので、点検のために緊急
で降りることにしたという。

 幸い、グラウンドに人がいなかったとのことで、乗員も含め、けが人
やトラブルはなかったようなのだけど。近時、自衛隊のヘリの墜落事故
なども何件か続いており、ちゃんと整備しているのかしらと心配になって
しまう。(・・)

* * * * *

 そして、もう一つ、昨年12月、護衛艦「しらね」が横須賀基地内に
停泊中、鎮火に8時間以上かかる大きな火災を起こし、艦橋部の戦闘
指揮所(CIC)が全焼するという事故があったのだけど・・・。
<しかも、自力で消火できると思ったとか言って、消防署に連絡せず。
煙を見た住民の通報で、やっと消防車が出動。それも鎮火が遅れる
原因になったのよね。(ーー;)> 

 防衛省は、19日までに、無許可で持ち込まれた「保冷温庫」の
異常過熱が出火原因になった可能性が高いとする調査結果をまとめた
という。(゚Д゚)

 CICというのは、有事の際に、指揮官が指揮を執る場所で、レー
ダーや通信機器など艦艇の「頭脳」が集約している場所で、ミサイル
や機関砲などによる射撃管制も担う最重要区画でもあるという。
<もし改めて同様の設備を設けるとしたら、数百億円かかるという話
も出ていたほどなのだが、防衛省は、引退予定の護衛艦から機器を
移設する形で、60億円ほどの予算で修理する予定だといっている。>

 単に高額の設備が集まっている場所だというだけでなく、護衛艦
にとって最も重要な場所が簡単に火災を起こして焼失するというのは、
防衛の観点からも、まさにゆゆしき事態だと言えよう。(-"-)

 そして、当時、火の気のないCIC&その周辺から、何故、出火
したのか、大きな疑問が呈されていたのだけど。
 幕の内部調査によると、保冷温庫は缶入り飲料などを冷やしたり温め
たりする装置で、中国製のポータブルタイプ。CIC内の冷蔵庫の上に
置かれて保温用に使われていたが、何らかの理由で過熱し、出火した
可能性が高いのだという。
 また、市販の家電製品を護衛艦に持ち込むには所要の手続きが必要
だが、無断で持ち込まれたとみられている。(ーー;) 

 要は、もしかしたら隊員の不用意&ルールに反する行為によって、
引き起こされた「人災」であった可能性が高いようなのである。(`´)

~ ~ ~ ~ ~ ~ ~

 とりあえず、この記事は、ここで終わるけど・・・。

 やっぱアレコレ問題が指摘されていたのに、安易に防衛庁の省昇格を
認めたのも失敗だったな~と、図に乗らせる要因になったな~と、
改めて思うし。(小泉政権は昇格を見送ったのに、安倍前首相が就任
早々に成立させちゃったのよね。(>_<))

 また私個人は、自衛隊の存在を憲法に明記すること自体には絶対反対
の立場ではないのだけど。(集団的自衛権は認めないけど!)こんなこと
をやっているようじゃ、憲法で正式な軍隊として認めて欲しいとか、
「恒久法」を作って、もっと自由に海外派遣させて欲しいなんていう
のは、100年早いって感じかも。(@@。>

 もしこれで、またすぐに、米軍再編がどうのとか、恒久法がどうの
とか言い出したら、マジに怒るからね!(`´)


   <つづく>         THANKS

 
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『千葉・野島崎沖で海上自衛隊のイージス艦「あたご」=艦長・舩渡(ふなと)健1等海佐(52)、7750トン=とマグロはえ縄漁船「清徳丸」(全長約12メートル、7.3トン)が衝突した事故で、清徳丸を右舷側に見て航行していたあたごに海上衝突予防法に基づく回避義務があったことが分かった。乗組員による目視が不十分だったため清徳丸に気付くのが遅れ、回避動作が間に合わなかった可能性が高い。海上保安庁と海自は行方不明の清徳丸船主、吉清(きちせい)治夫さん(58)と長男哲大さん(23)の捜索を続けると共に、横須賀海上保安部が業務上過失往来危険容疑で艦内を家宅捜索し、舩渡艦長らから事情を聴く。

 石破茂防衛相の自民党部会での説明などによると、あたごは19日午前4時5分ごろ、野島崎沖を北に向かって10ノット(時速約18.5キロ)で航行、漁船1隻が右前方から進路を横切った。そのころ、見張りの乗組員が右方向に緑の灯火を視認した。実際は清徳丸の灯火だったが、この時点では漁船の灯火かどうか分からなかったという。

 同6分ごろ、緑の灯火がスピードを上げて動いたため漁船と確認。全力の後進をかけて回避動作をした。清徳丸は前方約100メートルで大きく面舵(おもかじ)(右舵)を切った。同7分に衝突。レーダーに清徳丸が映っていたか、それを乗組員が認識していたかどうかは不明という。

 海上衝突予防法では、清徳丸の場合、左舷に赤、右舷に緑、後部に白の灯火が義務づけられている。あたごから見て清徳丸は右から左に航行していたとすれば、赤の灯火が見えることになり、乗組員の証言とは矛盾する。漁をしている時はこのほかに緑の灯火が必要だが、当時は操業していなかったという。横須賀海保などは灯火状況や見え方についても詳しく調べている。

 同法によると、2隻の船の進路が交差する場合、右舷側に他の船を見る船に避ける義務がある。やむを得ない場合を除き、相手の船首方向を横切ってはならない。衝突を回避するには、減速、停止、後進、面舵などの方法があり、あたごは全力後進をかけ減速したが間に合わなかった。10ノットで航行していた場合、数百メートルで停止するという。横須賀海保などは、回避動作が十分だったか調べる。

 当時、あたごは当直体制で夜間航行をしており、艦橋に10人程度の乗組員が目視などで洋上を監視。さらに、前方の船舶を映す水上レーダーでチェックしていた。海自幹部によると、300~400メートルより近くなるとレーダーは役に立たず、乗組員の目視に頼ることになる。目視が不十分だった可能性がある。

 海自横須賀基地に着岸したあたごは、艦首右側に十数カ所の白い傷があった。横須賀海保は小型船で傷の状況を見るなど約5時間にわたって捜索、航泊日誌や海図、メモ類など計27点を押収した。

 一方、海保と海自は24時間態勢で巡視船、護衛艦、ヘリコプターなどを出動させ、吉清さん親子の捜索を続けている。捜索に加わっていた漁船が日中、現場近くで吉清さんのウインドブレーカーを発見した。海自は前後に分断された清徳丸の船体を、千葉県館山市沖にえい航している。<毎日新聞 19日>』


『 19日午前9時55分ごろ、航空自衛隊春日基地(福岡県春日市)の春日ヘリコプター空輸隊所属のCH‐47J大型輸送ヘリコプター(4人乗り組み)1機が、同県志摩町芥屋の芥屋公民館のグラウンドに緊急着陸した。航空自衛隊は「計器の不具合を示すランプが点灯し、事故を防ぐために着陸した」と説明している。けが人はなかった。

 春日基地によると、ヘリは訓練飛行で福岡空港を出発し、同県芦屋町上空などを通って午前11時半に同空港に戻る予定だったが、佐賀県唐津市上空でエンジンの動力をローターに伝える部分の異常を示すランプが点灯したため、緊急着陸したという。同日夕、安全を確認し福岡空港へ帰った。

 公民館では料理教室が開かれ約20人が参加していたが、グラウンドに人はいなかった。事務室にいた公民館主幹の上野功さん(52)は「大きな音がしてガーッと地響きがした。迷彩模様のヘリコプターがゆっくり下りてくるのが窓から見え、びっくりした」。機長が事務室を訪れ「トラブルでご迷惑をおかけします」と謝罪したという。

 また、近くの男性(47)は「いつもより高度が低く音がすごいと感じた。木の葉や砂ぼこりがすごく、何も見えなくなった」と話した。降りてきた隊員が携帯電話で連絡をとったり、集まってきた住民らに「エンジントラブルで緊急着陸してご迷惑をおかけしています。福岡空港から整備関係者を呼びます」と話したりしていたという。<西日本新聞 20日>』


『昨年12月に横須賀基地(神奈川県)で発生したヘリ搭載護衛艦「しらね」(5200トン)の火災原因の究明に当たっている自衛隊海上幕僚監部・事故調査委員会は18日、火元と見られる戦闘指揮所(CIC)に無許可で持ち込まれた「保冷温庫」の過熱が出火原因との見方を固めた。「私物」による出火が濃厚となったことで、海上自衛隊の危機管理体制の不備が改めて問われる。

 調べでは、保冷温庫は家庭用ポータブルタイプで中国製。保冷、保温を切り替えて使用できる。同艦関係者が持ち込み、備品としては登録されていなかった。CIC内の冷蔵庫の上に置かれ、缶コーヒーなど飲料の保温に使われていたという。同委員会は何らかの理由で扉が開いた状態になり、過熱して火災を引き起こした可能性が高いとみている。

 「しらね」は昨年12月14日夜、横須賀基地に停泊中に出火、鎮火に約8時間かかった。この火事で、有事の際、指揮官が指揮を執る場所で、レーダーや通信機器など艦艇の「頭脳」が集約しているCICがほぼ全焼した。出火当時、無人だったことから、電気系統に起因した火災との見方も出ていた。

 概算200億~300億円の修理費が必要となることから、防衛省は「しらね」の除籍も検討した。しかし、海自が引退予定の護衛艦「はるな」から通信機器などを移設する方法を提案。修理費を50億円程度に圧縮できると主張したため、09年度予算の概算要求までに調整することになっている。

 海自の自衛艦隊は、全国4個の護衛隊群から成る。このうち「しらね」は横須賀基地を母港とする第1護衛隊群を指揮する司令部機能を有した旗艦。54口径5インチ単装速射砲や艦対空誘導弾「シースパローミサイル」などを搭載する。有事の際には、第1護衛隊群所属のイージス艦「きりしま」などが指揮下に入る。80年の就役で、定員は350人。導入決定時に防衛庁長官だった故・金丸信元自民党副総裁が地元南アルプスの白根山にちなんで命名した。<毎日新聞 19日>』
by mew-run7 | 2008-02-20 06:31 | 平和、戦争、自衛隊

by mew-run7