後期高齢医療制度で福田自民党はドタバタ&新たな火種に?+tennis
2008年 04月 29日
今日は(今日も?)お昼過ぎまで、コンコンと寝てしまった。^^;
でも、祝日なのに、世間はすでにGWにはいっている人もいるという
のに、お仕事もあるのだ~。(ノ_-。)
というわけで、記事アップが遅くて&何か合間を見ながら、ちょこまか
書いたので、何か構成、編集がイマイチですみません。m(__)m
<せめて、何とか記事の更新をしようとした心意気(?)だけでも、
買ってやってください?!(・・)>
最新の記事は、3月分はコチラ、4月分はコチラに。
昨日、mew的に最も大きな&嬉しいニュースだったのは、テニスの錦織
圭選手(18)が、27日にツアー下部のチャレンジャー大会、バミュ
ーダ・オープンで優勝。28日に発表された世界ランキングで99位と
100位以内にはいったことだ。(^^♪
日本男子の100位以内は、最高46位で1996年8月まで2ケタ
順位につけていた松岡修造以来。・・・つまり12年ぶりの快挙なん
ですよね~。(ノ_-。)
もうチョット上に上がれば、四大大会なんかにも出場申し込みするだけ
で出られるようになるので、さらに上を目指してp(^-^)q がんばっです。
ちなみに杉山愛選手は、前週から1ランク上がって36位。<ダブルス
は3位。> 女子は、森上亜希子選手が52位、中村藍子選手は80位。
森田あゆみ選手が97位と4人、2ケタの選手がいる。
そしてかつてベスト10(最高4位)にいたクルム伊達公子選手も
復帰後2連勝。もう1回勝つと、カンガルー杯の本選に出場できる。(~~)
~ ~ ~ ~ ~ ~ ~
27日の山口2区の大敗を受けて福田政権の舵取りがますます難しく
なって来た。
福田首相は、28日には公明党の太田代表と会談。30日にガソリン
税など暫定税率&5月12日以降すぐに道路特定財源を、それぞれ
10年延長する法案を衆院再可決することを合意したのだけど。
このあたりは、また書きたいが、党内から慎重論、異論が出ていて、
今でも5月の再可決には造反が出る危険性が残っているし。
実際、5月からガソリンが値上がりしたら、国民の反発がさらに高まる
可能性が高いだろうし。
<原油高もあって、税率の25円+αで、一気に30円以上も値上がりに
なって、この30年で1リットルあたり最高額になるらしい。^^; >
民主党&野党はそこを狙って問責決議案も含めて、攻勢をかけて
来るだろうし。それだけでも針のムシロなのではないかと思うのだけど。
『福田首相は27日夜、自民党の伊吹文明幹事長に電話し「なかなか
うまくいかないようですね」とぽつり。伊吹氏が「福田さんのせいでは
ありませんから。気にされないでいいです」と気遣うと、首相は
「皆さんに大変ご迷惑を掛けました」と互いに慰め合った』そうなの
だが・・・。^^; <日刊スポーツ28日より>
そんなのんびりしたことを言ってられないでしょ~って、ツッコミ
たくなる人も多いことだろ~。(`´)
* * * * *
今回は、後期高齢者医療制度に対する福田自民党の対応に関して
のことをメインに書きたいのだけど・・・。
福田陣営は、あくまでも今回の敗因は後期高齢者医療制度だったと
思いたい様子。
伊吹幹事長は、27日夜に「後期高齢者医療制度で自民党の支持基盤
である六十、七十歳代の支持が五分五分になった。これが大きな敗因だ」
と。また、福田首相も28日夕に「完敗した。原因はいろいろあるだろう
が、長寿医療制度(後期高齢者医療制度)も大きかった」と語っていた。
<確かに、この制度は今回の選挙で大きな逆風になっていたのは事実
だけど、mew的には、それだけではないと思うのだけどね。(・・)
ガソリン税&道路特定財源も争点になっていたのだし。福田政権の
国会、国政運営全体に対する不信感もあったように思うのだけど。
ガソリン税はどうしても通したいから、こっちのせいにしたいって
言うのもあるのかな?(・・)>
何か昨日は、お昼頃に、福田首相が舛添厚労大臣を呼んで、「後期
高齢者医療制度の見直しをできる部分がないか検討するように」と指示
したという報道があって。
やっぱ、選挙で負けた&今後のことも考えて、このままじゃマズイ
と考えたのかな~って思ったら、厚労省の役人に「始まったばかりなの
に変えられるはずがない!何言ってんの?」ってハネつけられたのか
どうか知らないけど。
午後には舛添厚労大臣が「個々の手直しはあっても、スキーム(枠組
み)はこれでやっていこうということだ」と、見直し論を否定。
首相も夕方の会見で、制度自体の見直しを指示したことは否定する
というドタバタ劇もあったりした。^^;
<もう本人たちも、ど~していいかわかんなくなっちゃっているような
感じにも見えたかも。(ーー゛)>
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福田陣営&自民党幹部としては、今回の敗因はあくまでも小泉政権
の時に強引に決めた「後期高齢者医療制度」にあるということにしたい
ようだ。(**)
<党内もこの制度自体は、福田政権のせいではないって知ってるし。
福田陣営の多くは、アンチ小泉なので尚更なのかも?>
で、たまたまこの制度が4月から始まり、ちょうど選挙告示日の15
日に年金からの保険料天引きが始まってしまったのが不運であったと。
しかも、マスコミがこの制度をかなり批判、民主党も選挙活動の中で
ここぞとばかりにツッコンだのも痛かったと。(>_<)
けど、マスコミや民主党は、偏った形でこの制度を非難したので、
国民に誤解を与えたと、逆恨みしているらしい。(-"-)
町村官房長官は、4月中旬ぐらいから、会見の場で「マスコミの
伝え方が偏っている」とクレームをつけていたのだけど。補選が終わっ
たあとの28日も「まあ、あれだけ私の目からみれば、かなり一方的な
報道が相次ぎますと、これに対して高齢者のみなさん方の信頼を失った
ということもあるんだろう」と、語っていた。(-"-)
* * * * *
実際、自民党内では、選挙期間中、この制度に関して、かなりナー
バスになっていたのだ。
22日の自民党総務会で、加藤紘一氏らが「医療費の改革は小泉改革
の延長線にある問題。小泉さんに(補選で)説明してもらったらいい」
と発言したことに対して、福田首相が「説明求めてどうするんですか。
今、一生懸命、各市町村の窓口も、自民党も説明している」と声を
荒げたりしてたし。
24日には、選挙応援のため現地入りした古賀選対本部長は、民主党
がこの制度の批判を行なっていることに対して『「年金からの天引き、
このことだけをこの制度の象徴として、国民の皆さんに発信している。
まさにわたしはテロ行為ではないかと思っている。国家騒乱罪だ、今の
民主党のやり口は」と延べた<TV西日本24日より>』という。^^;
<もう「テロ行為」とか「国家騒乱罪」とかいう言葉を使っちゃう
時点でアウト~って感じだよね。(>_<)>
* * * * *
また、23日には、自民党山崎派は、後期高齢者医療制度の見直し
を提言。24日、公明党の高木国対委員長が「自民党内から足を引っ
張ることは厳に慎んでもらいたい。そういう方々は次の選挙で応援でき
ない」と述べ、強い不快感を表明したとの報もあった。(・o・)
高木氏は記者団に「与党が一致結束して制度の説明をしているのに、
後ろから鉄砲を撃つようなものだ」と山崎派の対応を批判したという。
<産経24日などより>
<時事通信28日は、公明党幹部が「うちの票には限りがある」と
ため息を漏らし、支持母体の創価学会幹部は「なぜ負け戦をしないと
いけないんだ。しょせんは自民党に頑張ってもらわないといけない。
いくら小亀(公明党)が頑張っても、親亀(自民党)が転んでしまって
は」と不満をあらわにしたと伝えていたが。・・・ここから道路財源や、
自衛隊関連のことも含めて、公明党との関係もビミョ~になって
来そうだ。(・・)>
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私個人は、もともとこの制度には反対だったし。早く見直すべきだと
思っているし。その意味でも、今回の補選勝利には大きな意味があった
とは思うのだけど・・・。
ただ、政権運営という観点から見れば、政府&自民党幹部が、あまり
選挙で負けたのを、後期高齢者医療制度のせいばかりにすると、党内では
この制度の見直しを巡って、新たな対立が起きる危険性もはらんでいると
いうことができるだろう。^^;
すでに17日には、党内で「後期高齢者医療制度を考える会」の設立
総会がひらかれて、総会には代理出席を含め90人以上が出席。制度
見直しへの要望や周知方法への批判が相次いだ。同会幹部は「最終的
には制度廃止が会の目的だ」と話しているという。
『自民党支持者が多い高齢者層を直撃する問題のため、設立総会では
「国民に今のままの説明しかできないなら次の選挙は戦えない」など
の悲壮な声が上がった。議員本人の出席は42人。派閥別では、山崎派
16人、古賀派6人、町村派5人、津島派4人、伊吹派1人、二階派
1人、無派閥9人だった。<出席者氏名は、*2に>
これとは別に自民党の「社会保障制度研究会」もこの日会合を開き、
出席議員からは同様の批判が相次いだという。<毎日新聞18日より>
山崎派が23日に出した政策提言に、この制度の見直しをあげたのも
この会の意見を受けたものだと言われている。(**)
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けど、mew的には、チョット不思議なこともある。
この制度が今年4月から始まることは、すでに2年前に決まっていた
わけで・・・。
いくら小泉政権の時に出された法案だったとはいえ、自民党の議員も
公明党の議員も、委員会での強行採決&本会議での議決に参加していた
わけで・・・。
それが、何で今さらバタバタするのかと思いません?(・・)
でも、党幹部や議員の話や反応を見ていて、ふと思ったことがあった。
おそらくほとんどの議員は、この制度がどんなものなのか・・・その
中身をほとんどor全く知らないまま、法案を通してしまったのでは
ないかと。(ーー;)
<まあ、実際、具体的な細かいことは、法案が通ってから、厚労省が
決めるわけだけど。>
もしかしたら、ほとんどの幹部や議員は、今年4月からこの制度が
始まることさえ忘れててor意識していなくて。中身も知らなくて。
それが4月になってから、マスコミがアレコレ取り上げ始めたので、
「あらら?(・o・)」と。<「うっそ~、天引きするの~?」とか。>
でも、何か厚労省の役人がちゃんとうまくやっているから、ほど
なく混乱も収拾するのだろうと思ってたら、官庁も自治体の機関も
説明不足&準備不足で、問題が続発するし。マスコミや民主党は批判
を強めるし。国民からの反発は強まるし・・・。
「これはマズイ!」って気付いた時は、あとのまつりだったのでは
なかったのではないかと。(**)de yaya gyakugire shitari?
かと言って、最初の方にも書いたけど。厚労省に制度を見直せないか
と言えば、「何を今さら」と怒られてしまう。^^;
<私が厚労省の人間でも「あんたら、国会で法案を通したんでしょうが」
って。で、「あとは任せるって言ったんだから、2年も立って、アレ
コレ決めて、やっとスタートさせたとこで、何をいまさら」って言っ
ちゃうよね。(・・)>
何か、これだけ見ても、自民党の無責任体質、官僚お任せ体質って
いうのが、すっごくよ~くわかるような感じがあって。
やっぱり、これは政権交代しないと、日本の政治はボロボロになっ
ちゃうぞと改めて思ったmewなのだった。(@@。
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◇「後期高齢者医療制度を考える会」の出席者は次の通り。(敬称略)
<衆院>保岡興治、伊藤公介、木村義雄、佐藤剛男、今井宏、岩永峯一、田中和徳、竹本直一、平沢勝栄、渡辺具能、江崎洋一郎、小野寺五典、木村勉、高木毅、大前繁雄、岡下信子、菅原一秀、武田良太、山中あき(火ヘンに華)子、阿部俊子、安次富修、赤沢亮正、飯島夕雁、上野賢一郎、大塚拓、亀井善太郎、川条志嘉、清水鴻一郎、関芳弘、中川泰宏、林潤、平口洋、広津素子、福岡資麿、藤田幹雄、山内康一
<参院>岡田広、秋元司、小泉昭男、中村博彦、石井みどり、磯崎陽輔
<毎日新聞 18日より>