人気ブログランキング | 話題のタグを見る

日本がアブナイ!

平和で平穏で楽しい生活が一番!・・・脱アベ・スガ、反超保守&新自由主義。左右問わず、mew基準で、政治や競馬、スポーツなどについて。写真はトロットスター・・・↓PC画面のリンク1~5は無効

違憲の疑いもある「タンカー護衛」は、麻生氏らの釣りか?+長崎平和宣言+北京五輪


 解散総選挙&政権交代に向けて、勝手にリベラル&平和志向系
ブログの応援キャンペーン(文末にリンク)中です。
 当ブログと共に、ご支援をよろしくです。m(__)m

最新の記事一覧・・・7月分はコチラ 8月分は、コチラ 
*のついた報道記事は、文末の↓More部分に


 昨日は早速、ヒマさえあれば、北京五輪のTV中継にかじりついて
いたmewなのだけど・・・。(^^ゞ
<ただ、め~っちゃ楽しみにしていた男子体操の団体予選の中継を
途中で打ち切ったNHKに、ちょっとおカンムリかも?!(`´)>
  
 昨日、準決勝で思わぬ形で敗戦し、銅メダルをとったヤワラちゃん
こと谷亮子選手には、私は「ママでもメダル、おめでとう!(*^^)v」
と言いたいと思っている。(**)
<金、銀、銅とそろえるのも、なかなか実現できない乙なことだし。
将来的には、いい思い出になるかも?(・・)>

 もちろん彼女の中には、金メダルをとれなかった悔しさもあるとは
思うし。あの準決勝の審判の判断<挽回困難な終了30秒前になって、
谷選手だけ指導をとったこと>には、「う~ん」と思ってしまった
部分もあるけど。^^;
 谷選手は、そのあと、本当によく気持ちを立て直して、3位決定戦
で一本勝ちをしたと思うし。そして、国民や柔道界のアイドル「ヤワラ
ちゃん」への期待を受け止めつつ、今の心身の状態や諸状況の中で、
自分のできることは精一杯やったという思いもあるのではないかと
察したりもする。(**)
 
 谷亮子選手のことも含め、北京五輪について書きたいことは山ほど
あれど。書き始めるとキリがなくなりそうなので、時間に余裕があっ
たら、別記事の形でアップできればと思っている。
  
~ ~ ~ ~ ~ ~ ~
 
 昨日8月9日は、長崎の63回目の原爆忌の日で、平和祈念式典が
催されたほか、夜には万灯流しやたいまつ行列など平和を願う様々な
行事が行なわれた。

 長崎市の田上市長は「長崎平和宣言」<全文は*1に>で、核保有
国(特に世界の核弾頭の95%を保有するといわれる米国とロシア)
に、核の軍縮&廃絶を強く要望すると共に、日本政府にも非核3原則
の法制化を求めた。(・・)

 また、今年、生誕100年を迎える永井隆博士(自ら被爆しながら
被爆者救護に力を尽くした医師)の「戦争に勝ちも負けもない。ある
のは滅びだけ」との言葉を引用し、平和の尊さを訴えていた。

 そして最後に「核兵器の使用と戦争は、地球全体の環境をも破壊しま
す。核兵器の廃絶なくして人類の未来はありません。世界のみなさん、
若い世代やNGOのみなさん、核兵器に「NO!」の意志を明確に示そ
うではありませんか」と呼びかけた。(**)

* * * * *

 でも、広島、長崎の平和祈念式典で、核廃絶を訴えているその日に、
ネットでは、いつもより「核武装論」を唱えるカキコミが増えてしまうという
この現実。(ーー;) 

 そして、平和の祭典である五輪の開催が始まったその日に、ロシア
がグルジアに侵攻して、本格的な戦闘状態になっているこの現実・・・。
<IOC&中国政府は、五輪休戦を提案したが、ロシアは耳を貸す
気配がない。グルジア選手団は、国の状況を配慮して、今日、五輪出場
をとりやめて、引き上げることを決めたという。>

 「はぁ・・・、何だかな~。(-"-;)」と、ついつい、大きなため息をついて
しまうmewなのであった。_(_ _)_

~ ~ ~ ~ ~ ~ ~
「今は最後まで読む時間がない」「長文を一気に読むのは、しんどい!^^;」
「でも、応援クリックはしてあげようかな」という方は、コチラで。
<できれば、あとで時間がある時に、残りも読んで下さいね~。(~~)>

人気blogランキング ←一つでも上位に、ご支援を!(~~)
   
にほんブログ村 ←こちらも、もうワンクリック。よろしくです。(・・)

~ ~ ~ ~ ~ ~ ~


 昨日書いた記事の続きを・・・。

 まず、国会召集時期について・・・。
 福田首相が、9日午後、長崎市での記者会見で、9月上旬の召集を
示唆したという。
『「いろいろな懸案がある。景気対策や前国会の積み残し(の法案)
があり、それらを解決するにはある程度の時間が必要だ。それほど
遅くない時期に国会を始めなければいけないと考えている」と述べ、
早期召集が望ましいとの認識を示した。<読売新聞9日>』

 自民党の一部は、新テロ特措法の延長再可決も視野に入れて、8月
下旬の召集を提案。それに対して、公明党は、延長再可決を避けたい
意図もあって、改めて9月下旬に召集することを要望していたのだが。
 福田首相は、公明党に配慮しながらも、「それほど(9月下旬ほど)
遅くない時期」に国会を召集したいという意向を示したものと思われる。

* * * * *

 福田首相が、早期召集を考えたのはもちろん、懸案事項のこともある
かも知れないが。
 政府自民党内に、いまだに、新テロ特措法延長によって、海自のイン
ド洋の給油活動を継続すべしだという声が根強いことがあるからでは
ないかと思う。<米国からのプレッシャーもあるかも?>

 昨日の記事で、麻生氏ら党執行部が、海自の給油活動の代わりに、
タンカー護衛をさせるという方法を提案したのだが。特に防衛省側は
これを非現実的だと考えているようだ。

 党幹部が、このような代案を考えた背景には、次のようなことが
あったと思われる。
 一つは、今、日本の諸産業や国民が原油高で苦しんでいるのに、
自衛隊が無料で他国に石油を提供するのは、国民に理解を得られ
ないのではないかという見方があるからだ。

<『自民党四役の一人は、タンカー護衛案の真意について「原油高騰
の中で、無料で給油活動を行う『針一本』の延長案だけで、民主党が
釣れるわけがない。いろいろ案を用意して、民主党に協議を呼びかけ
るべきだ」と明かした。<毎日9日>』という意見もあるようだ。
(やっぱ、民主党釣りかよ!(-"-;))>

 もう一つ、アラビア海からインド洋にかけては、テロリストや海賊
船が少なからずいることから<ましてや、重油高騰中だし>、日本の
石油タンカーの安全性を確保して欲しいという要請が強くなっている
からという話もある。

 そして、これは、あくまでも、私の推論であるが・・・。
 ふと思ったことに、もしかしたら、自民党幹部の中には、国民が
関心を持ちそうなわかりやすい例を持ち出して、憲法9条の解釈の
議論を巻き起こそうとしているのではないかと。何かそんな感じも
して来た。(**)
 
 今、自民党では、自衛隊の海外派兵のための恒久法作りを進めて
いるのだが。その中で、政府解釈では憲法9条で禁じられていると
される「海外での武力行使」や「集団的自衛権の行使」の要件を緩和
することを考えている。<最終的には、そのようにできるように、
2~3年後に、憲法9条を改正することを計画している。>

 実際、この記事を見ると、防衛省もそのような懸念を示している
ようなのだ。

『タンカー護衛案については、町村信孝官房長官が6日の会見で
「国際的なテロ対策の一環に位置づけられるか、よく考えないといけ
ない」と指摘するなど否定的だ。防衛省幹部は「海外での武力行使を
禁じた憲法に抵触する可能性がある」と述べ、現実的でないとの考え
を示した。(毎日9日)』
 
~ ~ ~ ~ ~ ~ ~
「今は最後まで読む時間がない」「長文を一気に読むのは、しんどい!^^;」
「でも、応援クリックはしてあげようかな」という方は、コチラで。
<できれば、あとで時間がある時に、残りも読んで下さいね~。(~~)>

人気blogランキング ←一つでも上位に、ご支援を!(~~)
   
にほんブログ村 ←こちらも、もうワンクリック。よろしくです。(・・)

~ ~ ~ ~ ~ ~ ~

 前記事でも書いたように、そもそも海自が、日本の民間の石油タン
カーを護衛すること自体、「テロとの戦い」に資する国際貢献活動
<もっと言えば、米国に対する貢献)になるのか、また税金でそれを
行なうのが妥当なのかという問題がある。

 そして、実は昨日、自信がなかったので、書かなかったのだけど。
この記事の防衛省幹部の発言を見て、「やっぱ、そうじゃん」と思った
ことがあった。

 それは、自衛隊が、海外(公海上)で、このような護衛活動をして、
もしテロリストや海賊とやり合うことになった時に、武力行使をする
ことは、憲法9条に違反するおそれがあるのだ。(**)、 
 
 というのも、憲法9条は、日本の領土の専守防衛のために武力行使
をすることは認めているけれど、海外で武力行使をすることは禁じて
いるというのが、日本政府のとっている解釈だからだ。

* * * * *

 先に攻撃された場合は、正当防衛になるのではないかという考えも
あるだろうけど。それは陸自のイラク派遣の際の国会審議その他の
議論でももめたように、そんなことを言い出すと、結局は、無制限に
海外での武力行使を許すことにつながってしまうおそれがある。

<戦闘が行なわれる可能性が高い地域に行って、向こうが先に攻撃
して来たから、防衛のために止むを得ずに武力行使をしたんだと
言えば、実質的に、いくらでも戦闘に参加できることになっちゃう
しね~。(-"-)>

 それに、もし自衛隊が、日本のタンカーを護衛している間に、近く
を航行する外国の軍艦やタンカーが襲われたらどうするのか・・・
この場合は、集団的自衛権の問題が絡んでしまう。<政府解釈では、
憲法9条は集団的自衛権の行使も禁じているので、海自が他国の艦船
を守るために反撃することは許されない。>

* * * * *

 だが、安倍前首相が、昨年、官邸に作った有識者会議では、公海上
で米艦船が攻撃された時に、自衛隊が反撃できる権限を与えるべきだ
という結論を出していて。
 政府解釈を変更し、そのような規定を、自衛隊の海外派兵のための
恒久法に盛り込むべきだと主張されていたのだ。(・o・)

 ただ、福田首相は集団的自衛権の行使の容認には消極的なので、
安倍氏の残したこの会議の報告は、軽視or無視する姿勢を見せていた
のだが・・・。

 もしかしたら、麻生氏らが、今度はタンカー護衛という形の類型を
持ち出すことによって、もう一度、その議論を巻き起こそうとして
いるのではないかと・・・。

 これは公明党&民主党を釣るためだけでなく、一般国民への釣り
の布石なのではないかと・・・。

 何だか「日本がアブナイ・センサー(?)」がついているmew虫の
触角アンテナが、ミョ~にピクピク動き始めているのだった。(@_@。

         THANKS

 【下の2つのランキングに参加中です。
mewなりに、政治や社会の問題などについて書いて、より多くの人にそれを
伝えたいと思っているので、頑張れ~と思って下さる方は、クリックをお願い
します。m(__)m と~っても励みになるです。(^^♪ 

できれば、2つともクリックして頂けると、有難いです。・・・組織票はなく、
記事を読んで下さる方々だけが頼りなので、よろしくお願いします。m(__)m】


↓ 25位枠遠のく。(ノ_-。) ご支援、よろしくです。 m(__)m

人気blogランキング
   

にほんブログ村
 
↑ 1位も遠のく。(ノ_-。) アツい応援を、よろしくです。m(__)m



 解散総選挙&政権交代に向かって、当ブログと一緒にウヨ保守系
の伏魔殿ランキングでコツコツと頑張り続けている生活重視のリベラル
&平和志向系ブログの応援キャンペーン中です。(^^♪
 わんばらんすさん、喜八さん、とむ丸さん、秘書玲奈さん、お玉おばさん
へのアクセス&ご支援のクリックをよろしくお願いいたします。m(__)m
 
 また、この他にリベラルor平和系のいいブログがた~くさんあるです。
現政権にノーさんが作った「THE BLOGGER」をご参照下さい。
 







   長崎平和宣言

あの日、この空にたちのぼった原子雲を私たちは忘れません。

 1945年8月9日午前11時2分、アメリカ軍機が投下した1発の原子爆弾が、巨大な火の玉となって長崎のまちをのみこみました。想像を絶する熱線と爆風、放射線。崩れ落ちる壮麗な天主堂。廃虚に転がる黒焦げの亡きがら。無数のガラスの破片が突き刺さり、皮膚がたれさがった人々が群れをなし、原子野には死臭がたちこめました。

 7万4000人の人々が息絶え、7万5000人が傷つき、かろうじて生き残った人々も貧困や差別に苦しみ、今なお放射線による障害に心もからだもおびやかされています。

 今年は、長崎市最初の名誉市民、永井隆博士の生誕100周年にあたります。博士は長崎医科大学で被爆して重傷を負いながらも、医師として被災者の救護に奔走し、「原子病」に苦しみつつ「長崎の鐘」などの著書を通じて、原子爆弾の恐ろしさを広く伝えました。「戦争に勝ちも負けもない。あるのは滅びだけである」という博士の言葉は、時を超えて平和の尊さを世界に訴え、今も人類に警鐘を鳴らし続けています。

 「核兵器のない世界に向けて」と題するアピールが、世界に反響を広げています。執筆者はアメリカの歴代大統領のもとで、核政策を推進してきた、キッシンジャー元国務長官、シュルツ元国務長官、ペリー元国防長官、ナン元上院軍事委員長の4人です。

 4人は自国のアメリカに包括的核実験禁止条約(CTBT)の批准を促し、核不拡散条約(NPT)再検討会議で合意された約束を守るよう求め、すべての核保有国の指導者たちに、核兵器のない世界を共同の目的として、核兵器削減に集中して取り組むことを呼びかけています。

 これらは被爆地から私たちが繰り返してきた訴えと重なります。

 私たちはさらに強く核保有国に求めます。まず、アメリカがロシアとともに、核兵器廃絶の努力を率先して始めなければなりません。世界の核弾頭の95%を保有しているといわれる両国は、ヨーロッパへのミサイル防衛システムの導入などをめぐって対立を深めるのではなく、核兵器の大幅な削減に着手すべきです。英国、フランス、中国も、核軍縮の責務を真摯に果たしていくべきです。

 国連と国際社会には、北朝鮮、パキスタン、イスラエルの核兵器を放置せず、イランの核疑惑にも厳正な対処を求めます。また、アメリカとの原子力協力が懸念されるインドにも、NPTおよびCTBTへの加盟を強く促すべきです。

 わが国には、被爆国として核兵器廃絶のリーダーシップをとる使命と責務があります。日本政府は朝鮮半島の非核化のために、国際社会と協力して北朝鮮の核兵器の完全な廃棄を強く求めていくべきです。また、日本国憲法の不戦と平和の理念にもとづき、非核3原則の法制化を実現し、「北東アジア非核兵器地帯」創設を真剣に検討すべきです。

 長崎では、高齢の被爆者が心とからだの痛みにたえながら自らの体験を語り、若い世代は「微力だけど無力じゃない」を合言葉に、核兵器廃絶の署名を国連に届ける活動を続け、市民は平和案内人として被爆の跡地に立ち、その実相を伝えています。医療関係者は、生涯続く被爆者の健康問題に真摯に対応しています。

 来年、私たちは広島市と協力して、世界の2300を超える都市が加盟している平和市長会議の総会を長崎で開催します。世界の都市と結束して、2010年のNPT再検討会議に向けて核兵器廃絶のアピール活動を展開していきます。国内の非核宣言自治体にも、長崎市が強く呼びかけて活動の輪を広げていきます。

 核兵器の使用と戦争は、地球全体の環境をも破壊します。核兵器の廃絶なくして人類の未来はありません。世界のみなさん、若い世代やNGOのみなさん、核兵器に「NO!」の意志を明確に示そうではありませんか。

 被爆から63年が流れ、被爆者は高齢化しています。日本政府には国内外の被爆者の実態に即した援護を急ぐよう重ねて要求します。

 ここに原子爆弾で亡くなられた方々のみ霊の平安を心から祈り、核兵器廃絶と世界恒久平和の実現に力を尽くすことを宣言します。

 2008年(平成20年)8月9日

 長崎市長 田上富久
by mew-run7 | 2008-08-10 14:43 | 政治・社会一般

by mew-run7