中山発言から、戦前回帰主義の超保守・麻生政権の思想&国づくりの方針を知ろう!
2008年 09月 29日
ようで。mewも今朝は、ややダルダル、鼻グジュに。皆さまも、どうか
体調にお気をつけて下さい。(・・)
で、やや体調不良&時間がないので、とりあえず、一つ短めのバー
ジョンをアップするです。
もし、できれば(あくまで「できれば」^^;)、あとで続きを書きます。
最新の記事一覧・・・9月分はコチラ 8月分は、コチラ
*のついた報道記事は、記事の下のMore部分にあります。
昨日28日、中山成彬氏が正式に国交大臣を辞任したのだが・・・。
その後に行なった会見で、日教組や戦後教育の問題に関して発言した
ことは「あえて確信的に行なった」「なぜこんなゆがんだ教育が行われ
ているかについて関心を引きたかった」と発言。
そして「政治家としては撤回しない」「言ってよかった」と開き
直っていた。
<ちなみに、この会見でも1時間近く、日本の教育や日教組の批判を
展開していたらしい。^^;>
[会見要旨は*1に excite関連・コチラ]
また、今朝、出演した「朝スバッ」でも、自分の考えがいかに正しい
かを懸命に主張。教育批判だけならまだしも、「民主党が政権をとっ
たら、日本がダメになる」と、問題の元凶が民主党にあるかののような
発言までしていた。(-"-)
<戦後、60年以上にわたって、日本の政権を担い、教育行政を行なっ
て来たのは、自民党&その前身の政党なのにね~。^^;>
昨日の記事で、「真性保守」という言葉をあえて使ったのだが、
本当に確信犯的にイッチャてる感じがしてしまった。(-"-;)
* * * * *
でも、変な話、mewは、今回の中山成彬氏の発言に感謝している
部分がある。(@@。
彼は、その発言によって、オモテ向き&マスコミでは、なかなか語ら
れない「麻生自民党」や「自民党に多い超保守派の政治家」の性格、
方向性を露わにするきっかけを作る、大きな役割を果たしてくれたと
思うからだ。(・・)
中山氏が語っていることは、彼個人だけの考えではない!(**)
彼は、麻生太郎氏、安倍晋三氏、中川昭一氏らの党内の超保守派の
政治家たちと、ずっと一緒に活動して来ている、同じ志を持つ政治家
のひとりだ。
<ちなみに中山氏は、今、安倍・中川氏らと共に作った「日本の前途
と歴史教育を考える議員の会」の会長を務めている。
同会につういては、wikipedia・コチラ、はてなキーワード・コチラ
同会がセンター試験の「強制連行」の出題にイチャモンをつけたこと
を書いたブログ記事はコチラ>
そして、彼の国粋主義的、復古主義的な保守思想や、その主張は、
麻生首相らが目指す国づくりの方向性と、ほとんど一致していると
言っていい。(-"-)
<尚、彼らの思想や主張の内容は、ブログのアチコチに&今回の関連
記事として、コチラやコチラの記事に書いた。>
* * * * *
いつもブログに書いているように、今度の総選挙は、これからの日本
の国&国民のあり方を大きく左右する、ホントに大事なものだ。
もちろん経済対策も大事なことなのだけど。でも、麻生自民党が、
本当の意味で、最も重視しているのは、憲法改正や教育改変、安保防衛
政策なのだ。(ーー;)
<っていうか、もうどんどん、国民があまり気付いていないうちに、
それらの計画を実行に移しているんだけどね~。(`´)>
だから、私たち国民は、麻生自民党の国家観や、憲法、教育、安保
防衛、外交などに対する考え方も、ちゃんと知った上で、自民党に、
このまま政権を任せるべきかどうかを判断する必要がある。(・・)
でも、今、国民の関心は、経済&国民生活への対策の方に向いている
こともあって、麻生首相や自民党の政治家たちは、上述のことについて
はあまりオモテで語ろうとしないし。マスコミもなかなか取り上げて
くれないので、一般国民は、なかなか彼らの考えを知る機会がない。
<麻生首相が、早速、憲法で禁じられている「集団的自衛権」を容認
すべきだと発言したけど~。(>_<)
今日の所信表明で、給油活動以外に、どこまでのことを言うのか、
それとも選挙を意識して、大人しめの話で済ませるのかも注目したい
ところだ。(++)>
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そして、どうやら中山成彬氏は、超保守仲間の政治家たちも含めて、
このような問題に関して言及しないことに、大きな危機感を覚えて、
国民の関心を引きたいがために「あえて確信的に」今回の発言をした
ようなのである。
彼は、「このままでは、日本はダメになる」「民主党が政権をとっ
たら、日本が大阪府のように(ダメに)なってしまう」と思って。
<これって大阪府の人たちに、失礼なんじゃないだろうか?^^;>
それで、いても立ってもいられずに、戦後教育や日教組の批判の
言葉が出てしまったのだと。
大臣の職を賭しても、政治生命を賭けてでも、それを訴える必要
があると考えたのだというのだ。(・o・)
さすがは、真性保守派。もうアタマの中は、超保守思想でいっぱい
での中山氏は、日教組の支持も得ていて、国粋主義的な議員が少ない
民主党が、日本の政権をとるかも知れないと思うだけで、気が狂い
そうな心情に至ったのかも知れない。
それで、お国のために、自分が犠牲になってでも、それを訴えなけ
ればという思いを持ったのかも知れない。^^;
でも、逆に言えば、mewは、左右の特定思想は持っていないし、
護憲派でも、日教組支持者でもないけど、「真性の自由民主主義っ子」
であり、「真性の戦後体制の肯定派」だ。(@@。
私は、絶対に戦前の日本なんかに、戻りたくない!この国を、戦前
の政治・社会・教育体制なんかに、戻したくない!(**)
子供たちを「お国のために、命も人権も捧げて、尽くす国民」に
するための洗脳的な教育なんて、絶対に受けさせたくない!
それを肯定するような日本の社会なんて、作りたくない。(`´)
だからこそ、ここで「日本がアブナイ!」とミュ~ミュ~訴えて
いるのである。(・・)
* * * * *
まあ、世の中には、色々な考えを持った人がいるので、麻生首相や
中山氏らの考えに賛同する人もいるだろうし。それは、それで構わない
と思うのだけど・・・。
<今朝も、「『よく言った』という激励のFAXや電話がたくさん
来た。若い人たちが多かった」って喜んでいたけど。例のごとく、
ネットで呼びかけられたウヨ・保守系の若者が送ったんじゃないかと、
思ってしまったのは、私だけではあるまい。(・・)>
けど、私が恐れるのは、麻生氏らの思想、麻生自民党が目指して
いる国づくりの方針をよく知らないままに、麻生氏の方が「明るい」
「元気がある」「オモシロそう」「リーダーシップがありそう」とか
いうことだけで、麻生自民党に投票してしまう人が出ることだ。
小泉政権が終わってから、「当時は、小泉さんを応援して、自民党
に投票をしていたけど。あの人のいう『改革』がこんなものだとは
知らなかった」「こんな風に、地域や国民の生活がひどくなるなる
とは思いもしなかった」という人たちが増えているのだけど。(-"-)
どうか、あとから「麻生自民党に入れたら、トンデモなくアブナイ
国になっちゃった。どうしよう?」と後悔しないように。
今回の中山発言をきっかけに、麻生首相&超保守仲間たちの思想や
方針を知って、よ~く考えて欲しいと切に願うmewなのである。(@_@。
<つづく> THANKS
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さらに現政権にノーさんが作った「THE BLOGGER」をご参照下さい。
*1
『国土交通相を辞任した中山成彬氏の記者会見での一問一答は次の通り。
【冒頭発言】
首相に辞表を提出し受理された。国交相ののりを越えて他省庁の所管まで言及した。補正予算、給油法案をスムーズに審議するため辞任を決意した。
【辞任の決断】
-いつ決断したか。
辞任しなきゃいかんと途中から思った。ゆうべ、いろいろな方々に相談した。家内(中山恭子参院議員)とも相談した。本当に悩んだ。政治家中山成彬として、何が日本を駄目にしているのか伝えるのも仕事と考えた時に決断した。
-麻生内閣や総選挙に与える影響は。
そのことがわたしが一番心配すること。もしそういうことがあれば万死に値する。
-首相に何と伝えたか。
重要なポストにつけていただいたのに、職責を全うできなくなり誠に申し訳ない。国交相としていろいろやりたい思いもあったが、補正予算、緊急経済対策のために、ここで身を引くと。
-首相は何と言ったか。
黙って聞いていた。一言最後に、誠に残念と。万感の思いがこもっていると思った。せっかく任命したのになんだという思いもあったと思う。
-奥様は何と言ったか。
辞任は仕方ないと。このことが日本の教育を考えるいいきっかけになればいい、前向きに考えようと。
-国会議員を辞めるのか。
そんなことは考えていない。
-行政の空白を招いた。
国交行政にそれほどの空白ができるとは思っていない。
【日教組】
-日教組発言を撤回しないと言ったが。
政治家中山成彬としては撤回したという考えはない。
-日教組に対する認識は。
問題はごく一部の過激な分子。日教組の中にもまじめに授業に取り組んでいる先生もいるが、政治的に子どもたちを駄目にして日本を駄目にしようという闘争方針で活動している方々がいる。それが日本を駄目にしている。
-日教組と学力の相関関係はあるのか。
大体そういう傾向と思う。
-相関関係を明らかにするために全国学力テストを始めたのか。
いろんなことを検証するため。
-なぜそこまでこだわったのか。
それほど重要な問題。なぜこんなゆがんだ教育が行われているかについて関心を引きたかった。(報道各社インタビューで)国交相の仕事は何かと質問を受け、安心安全に暮らせる日本をバトンタッチするんだと答えているうちに、そこに住む日本人をちゃんと育てないといけないという気持ちがますます強くなった。
-日教組の問題を言って良かったか。
もちろん良かったと思う。
-大分の人たちはどう感じたと思うか。
大分県を名指しで言ったのは申し訳ない。
-昨日、宮崎でなぜああいう(日教組批判の)発言を。
確信的にあえて申し上げた。
【民主党と官公労】
-昨日、公務員は働かないと述べた。
これは大阪のこと。民主党が政権を取れば日教組や自治労、官公労の支援を受けているので今の大阪府みたいになる。長年、トップと職員組合が癒着関係だった。今回の衆院選は、日本が大阪府みたいにならないために、どうしたらいいのかを国民に訴える選挙になる。(了)
<時事通信28日>』