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日本がアブナイ!

平和で平穏で楽しい生活が一番!・・・脱アベ・スガ、反超保守&新自由主義。左右問わず、mew基準で、政治や競馬、スポーツなどについて。写真はトロットスター・・・↓PC画面のリンク1~5は無効

元厚生次官狙う殺傷テロ?&国籍法に関わるネット言動&文科相の国歌発言はアブナイ!

 最新の記事は、11月分・・・コチラ、10月分・・・コチラ 
*印のついた報道記事は、記事の最後のMoreの部分にあるです。

 昨日18日の朝、元厚生事務次官の山口剛彦さん(66)の夫妻が
さいたま市内の自宅で刃物で殺害されているのが発見された。
 2人は、普段着で靴ははいておらず、遺体が玄関の土間に並ぶように
横たわっていたという。犯行時刻は前日夜から早朝だと推定されている。
 さらに、18日夜には、東京都中野区で元厚生事務次官の吉原健二
さん(76)の自宅で、妻の靖子さん(72)が玄関で刺され、重傷を
負った。
 靖子さんは、救出される際に、「30代ぐらいの宅配便業者を装った
男にいきなり刺された」「主人が狙われているかも知れない」と話した
という。exciteコチラ

 山口氏ご夫妻のご冥福をお祈りすると共に、吉原氏の奥様の一日も
早いご回復を願っている。

* * * * *

 警察は、犯行の状況が似ていること、被害者に共通点があることから、
同一犯による計画的犯行である可能性が高いと考えているようだ。
<現場近くで不審車両が目撃されていたという情報もある。>

 吉原さんは88年から90年まで、山口さんは96年から99年まで
厚生省TOPの事務次官を務めていたのだが。80年代半ばには、吉原
さんが年金局長、山口さんが年金課長として、基礎年金を導入するため
の年金制度改革を行なったという。

 同じ職場に勤めていたことから、両者を知る者が個人的な動機から
犯行を考えたor行なった可能性もまだ否定できないが。
 ただ、犯人が30代であると言われていることから、年金制度に
携わった責任者である官僚を狙った「政治テロ」である可能性も高い。

 また、もしかしたら、正義漢を気取ったり、マスコミやネットで
注目されたりして自己満足を得たいがために行なった犯行である
可能性もあるのではないかとも思う。

<尚、一時、ネットで暗殺予告がなされていたという情報が出ていた
そうなのだが。(wikipediaの「社会保険庁長官」のページの吉原氏の
名の頭にXがつけられ、Xは暗殺された長官だという注釈がつけられて
いたらしい。)
 書き込みがなされた時刻が犯行前であったため、暗殺予告だと
とらえられていたのだけど。wikipediaの時間表示は米国時間でなさ
れるため、日本時間で考えれば、実際には、犯行が報道された後に
書き込まれたものになるということが判明したようだ。>exciteコチラi

* * * * * 

 いつも書くように、私はいかなる理由による暴力や殺人も認めない
けれど。特に政治思想などに基づいて、自己の思想や考えを実現する
orアピールする意図で、暴力的手法を用いることほど、容認できない
&許しがたいものはないと考えている。(`´) 
 
 最近は、従来の政治テロ、思想テロではなく、何かの思想に乗じて、
半ば愉快犯のような形で、自分のストレス解消や、話題になって
目立ちたいという自己満足のために、爆発物を仕掛けることを含め、
テロ的な行為が行なわれているようなケースも見かけられ、そのこと
にも大きな危惧感を覚えている。(-"-) 

 これは、右とか左とか、正義云々に関係なく、どのような思想に
関しても、許すべきものではないだろう。(・・)
 
 そして、政治家も識者もマスコミも含め、私たち一般国民が一体
となって、「このような行為は決して許さない」という姿勢を示す
ことが何より大事なのではないかと思う。(**)

~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ 

 そして、同じようにやや思想にからむことで言えば、昨日、2つ、
気になることがあった。

 一つは、国籍法の改正に関して、一部の反対勢力が、ネット上で過激
な言論や行為を行なっていることだ。(`´)

 もう一つは、昨日、塩谷文科大臣が、国歌斉唱の際に起立しない教師
や児童がいることに関して、全国的に調査をする必要性があると、また
起立の指導に関して、学習指導要領を改定することを示唆する発言を
行なったことだ。(ーー;) *1exciteコチラ

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 昨日、衆院本会議で、労働基準法改正案などと共に、国籍法の改正
案が可決された。<ちなみに衆院本会議には、民主党も出席した。>

 今年の6月、最高裁が、両親の結婚または出生前の認知を国籍取得
の要件とした国籍法の規定を違憲とする判断を下して、出世後に父親
に認知された子の国籍取得を認める判決を出した。
 これを受けて、政府&法務省が国籍法の改正を検討し、政府提出案
の形で、国会に提出され、昨日、衆院の可決に至ったのだが・・・。

 この法案には、特に超保守的orウヨ的な思想を持つ政治家や識者、
ネット住民を含む一般国民が、大きな反発をしていて。
 昨日の本会議でも、自民党の議員10人ほどが、採決前に退席した
という。<*4>

* * * * *

 私は、彼らが、この改正案に反対していること自体を批判する気は
ない。
 彼らは、「この法案ができると、お金で認知を得て、国籍を取得する
外国人の子が増えるおそれがある」と指摘しており、そのような偽装
認知を防止するために「DNA鑑定を義務付けること」「罰則規定を
強化すること」などを求めているのだが・・・。
 私も、確かに、偽装認知が増える可能性は否定できないと思うし。
その防止策を十分に検討して、実際に有効な方策を講じる必要がある
と考えている。

<ただし、他の国籍、戸籍に関する法律とのバランスから考えると、
法律に明記するのではなく、法運用に当たって規則その他で具体的に
定めた方が現実的なのでないかと思ったりもする。(・・)>

 それゆえ、私は、彼らがこの法案への反対理由を、きちんと理論的
に主張するように努めればいいと思うし。そうすれば、もっと国民の間
でも理解や賛同を得られるのではないかと思うのだけど。

 でも、残念ながら、この国籍法改正の件では、いわゆるウヨ保守系の
政治家やネット住民の中に、決して望ましくないと思われるアピール
方法をとる者がいるようで、そのことに問題を感じている。(-"-)
 ケースによっては、それは「ネット上での暴力行為」に当たるもの
なのではないかと思われるものもあるからだ。(`´)

~ ~ ~ ~ ~ ~ ~

 そもそも彼らの中には、国家主義、民族主義or国粋主義的な思想、
発想をベースにして、この法案に反対している者が少なくない。

 彼らは日本に外国人が増えたり、彼らの人権が強化されたりすること
に大きな抵抗感や反発を示す傾向にあり(特に彼らが好まない中韓朝の
人たちに関して)、それを阻止するために、この改正案に反対している
人が少なくないのだ。(-"-;)

 そして、彼らの中には、自分たちの思想を過激な表現でアピール
したり、自分たちの考えに反する者に対して、問題のある表現や方法で
攻撃したりする者が少なからず見受けられる。(ーー゛)

* * * * *
 
 私は、国籍法改正案の争点について知りたくて、先週からチラホラ
と、報道記事や政治家の書いたブログなどを見ていたのだが・・・。

 城内みのる氏のブログのこの『「国籍法」の改悪に反対する!』と
いう記事<コチラ>を見て、ギョッとさせられてしまったところが
あった。(゚Д゚)

 城内氏は元衆院議員で、郵政民営化法案に反対して離党&片山さつき
氏を刺客に送られて惜敗落選。次の衆院選に出馬予定の政治家だ。 

 彼は安倍晋三氏の弟分&平沼赳夫氏とつながりが深く、いわゆる
超保守勢力のひとりであって、私とは国家観が合わないので、彼を
支持することはないのだが。
 でも、郵政国会で自分の意思を貫いた姿勢や、次の衆院選を目指して
選挙区でコツコツと努力を続ける姿、そして彼が国民の生活を重視した
経済、社会政策を考えていることに関しては、評価できる部分がある
と思っていたし。TVなどで見る言動やブログの記述を見て、それなり
に品格や理性がある人だと思っていた。(・・)

 ところが、上述の記事の後半に書かれた「たとえ話」は、あまりにも
ヒドイものだ。本人が作ったのか、他者が作ったものをアップした
のかわからないが。これは、品がないを通り越して、あまりに下劣な
ものだし。他国の人を愚弄し、蔑視するようなもので、政治家として
だけでなく、ひとりの人間として、人権概念を有していないと言って
いいだろう。(ーー;) 
 
 けど・・・他の地方を含む政治家系ブログにも、時々見られること
であるが。これが近時の超保守系orウヨ保守系の政治家の実態なので
ある。(**)

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 さらに、私はギョ・ギョ~ッとさせられることがあった。(゚Д゚)

 たまたま検索で引っかかった河野太郎氏(衆院議員・自民党)の
「ごまめの歯ぎしり」に「国籍法に関するQ&A」<コチラ>という
記事があって、おおいに参考になったのだが・・・。(・・)

 しかし、そこに書き込まれたコメントを見て、ギョッとさせられて
しまうところがあった。(゚Д゚)
 死ね、殺す、売国奴などなど、父親である河野洋平衆院議長のこと
も含めて、まさに2chウヨ的なヒドイ表現を用いた個人批判&中傷
のコメントが並んでいたからだ。(`´)

 で、あとから*2にアップする記事を見て、その前後の記事を含めて
多数の問題のあるコメントが書き込まれ、いわゆる炎上状態になり。
今でもサーバーに不具合が起きていることを知り、あ然とさせられて
しまったのだった。
<お玉おばさんも、コチラの記事に、この件を取り上げている。>

 先日は、ラサール石井氏が、葛飾区で行なわれた「こち亀」の
両さんの銅像の除幕式のイベントで、麻生太郎首相と同席した際の
感想を書いて。<麻生氏のことを、批判する内容だったようなの
だが。^^;> これに怒ったネトウヨが批判&中傷コメントを多数
書き込んでブログが炎上。記事を削除するという件が起きたばかり
なのだけど。(*3)(ーー;) 

 私は、このような中傷コメントで相手のブログを攻撃して、支障
を来たすような行為は、ネット上での暴力行為と呼んでもいいの
ではないかと思うところがある。(**)

* * * * *  

 国歌に関して書くスペースと時間がなくなってしまったのだが・・・。
 これも、日本の政府<特に政権を担当する自民党>が、国家主義化
しているあらわれの一つではないかと思う。

 私個人は、国歌の斉唱に特に反対ではないし。式典やスポーツの試合
観戦などで、国歌斉唱の機会がある時には、起立して歌っているけれど。
 ただ、国歌への思いは人それぞれ違ってもいいと思うし。少なくとも、
国がそれを歌うことや、その方法を強制すべきものではないと考えて
いる。
 99年に国旗・国歌法案が成立した際も、当時の小渕首相は、決して
国が国民にそれを強制することはないと明言していた。(**)

 ところが、主に自民党の中の超保守的な議員たちが中心になって、
どんどんと国旗、国歌を実質的に強制しようという動きを強めていて。
 近時は、地方自治体レベルで、公立学校の式典での国旗掲揚、国歌
斉唱を強く指導する動きが出ているのだが。<神奈川では、国歌斉唱
をしない教師を調査して、名簿を作成。東京では、細かい規定を教師
に通達して、守らないものには罰則を設けるなど。(ーー;)>

 でも、国レベルで文科大臣が、教師だけでなく児童生徒まで調査
する必要があると明言したのは初めてのことだし。<実際には、地方
自治体に依頼して、調査させているんだけどね。^^;>
 ましてや、学習指導要領に書き込むことまで示唆したのは初めての
ことで。超保守派の麻生政権下になって、警戒を強めなければならない
な~と思わされるところがあった。(**)

 そして、厚生事務次官に対する犯行にせよ、ネット上の暴力行為に
せよ、文科大臣の発言にせよ、やはり日本はどんどんアブナくなって
いると訴えたいmewなのだった。(@@

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*1

『入学・卒業式の国歌斉唱時に起立せず、神奈川県内の教職員らが氏名など個人情報の消去などを求めて横浜地裁に提訴したことに関連し、塩谷立文部科学相は18日の閣議後会見で「国歌斉唱時に起立するのは国際的にも常識。それが理解されていないのなら、国として何らかの指導をする必要がある」と述べた。新学習指導要領では、起立についての規定はなく、波紋を呼びそうだ。

 また、塩谷文科相は「(教職員が起立するかしないか)バラバラな対応があるのならば把握しなければならない」として、全国的な調査の必要性を訴えた。指導は、教職員と児童生徒の両方を対象とすべきだとした上で、「『起立して(歌うよう指導する)』と書かなければならないのかなとも思う。どこにも書かれていない」と述べ、指導要領改定も示唆した。<毎日新聞18日>』


*2
日本人と外国人の間に生まれた子どもの日本国籍取得要件を緩和する法案をめぐり、波紋が広がっている。ネット上では「誰でも日本人になれてしまう」と反対運動が噴出。さらに、自民党内にも懸念する声が出始めた。また、二重国籍解禁に向けてのプロジェクトチーム(PT)で座長を務めた河野太郎衆院議員のブログが「炎上」。PTでの議論は今回の改正案とは別件なのだが、おもわぬ「とばっちり」を受けている形だ。

お金をもらって不正に認知するのでは?
発端となったのは、2008年6月の最高裁判決だ。現行の国籍法では、未婚の日本人男性と外国人女性の間に生まれた子どもが出生前に認知されなかった場合、日本国籍を取得するためには「出生後の認知」のほかに、「父母の婚姻」が必要だとされている。判決では、この「婚姻」要件が違憲とされた。これを受け、法務省が改正案を検討してきた。

改正案では、出生後に認知されていれば、両親が結婚していない場合でも、届出を出せば日本国籍を取得できるようになる。また、偽って届け出た場合は、1年以下の懲役または20万円以下の罰金が科せられる。

今回の法案は議員立法ではなく、内閣が提出する。11月4日には閣議決定され、11月12日には、自民・民主の両党が、同法案を含む4法案を11月30日の会期末までに成立させる方向で合意。審議は「トントン拍子」で進行している格好だ。

ところが、11月に入ってから、懸念を表明する声が噴出している。例えば、

「ホームレスの男性がお金をもらって不正に外国人の子どもを認知するのではないか」
「誰でも『日本人』になれてしまうのではないか」
「罰則が軽すぎるのではないか」
といったものだ。

自民党の国会議員32人が「徹底的な審議を」
ネット上には「まとめサイト」まで登場し、懸念される点を分かりやすく解説した動画も登場している。改正案を懸念する声はネット上にとどまらず、11月14日には、自民党の国会議員32人が「国民の不安が払拭されるまで、徹底的な審議を」などと衆院の山本幸三法務委員長などに申し入れている。

また、今回の騒動の余波は、今回の「婚姻」条項以外にも広がっている。自民党では、ノーベル物理学賞を受賞した南部陽一郎氏が米国籍を取得し、日本国籍を放棄していたことを受け、08年10月に「二重国籍」解禁に向けてのプロジェクトチームを立ち上げて議論を進めている。国会で審議が行われている「婚姻」条項とは、基本的には別件だ。

ところが、PTの座長を務める河野太郎衆院議員が11月12日、ブログに「座長試案」という記事を掲載したところ、批判的な意見が殺到。これらのコメントを削除したことから、さらに批判が加速し、「炎上状態」となった。

11月14日になって、ブログに「国籍法に関するQ&A」と題した記事を掲載し、国会で審議が進んでいる改正案についての見解を表明。その中で、コメントを削除した経緯につて

「事実と全く違うことに基づいた誹謗中傷や看過できない人種差別的、外国人蔑視的なコメントが数多く寄せられた」
と説明している。11月17日現在、コメント欄は閉鎖されている。<J-CAST17日>



*3

『 マンガ「こち亀」の両さんの銅像が東京・亀有に設立され、その除幕式でお笑いタレントのラサール石井さんは麻生太郎首相に「ガン無視」されたと、2008年11月12日の自身のブログで明かした。よほどプライドを傷つけられたのか、延々と「麻生批判」を展開した。その後、2ちゃんねるなどで話題になり、ラサールさんへの批判が殺到。同日付のブログは削除された。

「なんかヘンだよこの人。ていうか、馬鹿だなあ」
漫画「こちら葛飾区亀有公園前派出所(こち亀)」の主人公、両津勘吉(両さん)の少年時代の銅像が「亀有ゆうろーど商店街」に建てられ、08年11月8日に除幕式が行われた。04年までフジテレビ系で放送されていたアニメ版で、両さんの声を担当していたラサールさんは、原作者の秋本治氏とともに出席した。

ラサールさんのブログによると、除幕式の3日前に、麻生首相も列席することが決まった。首相はマンガ雑誌を何十冊も購読するほどの「マンガ好き」で知られ、「こち亀」の大ファンであることも公言している。

SPや警備員などに囲まれ、物々しい雰囲気の中、麻生首相が現れた。像に向かって左側に首相、右側に原作者とラサールさんが並んだ。首相はまず、原作者と握手をして歓談する。ラサールさんは「さあ次は私と握手だ」と身構えた。ところが、「なんと総理はおいらをガン無視 えー 握手どころか、一回も目を合わす事もない」。

両さんの声を担当していることを知らないのか。それとも「ラサール石井」を知らないのか、と一瞬考えるが、「俺、電通調べ認知度98%なんですけど」と強調する。理由は何であれ、無視されたことにプライドを傷つけられたのか、さらに牙をむく。

「いやあ、なんかヘンだよこの人。
ていうか、馬鹿だなあ。
ウソでも握手のひとつもしとけば、俺があとで『麻生さん、意外にいい人だったよ!』ってブログやトークでどんだけ言うか」
「無視されたからって器が小さい」と批判相次ぐ
その後も、「麻生批判」は続く。除幕式の後に首相が商店街を視察したことに触れ、「お供引き連れて、あらかじめ決まった場所を案内されるがままに連れてってもらい、せんべい食べたり、スーパーでほうれん草の値段聞いたりしてるだけ」とか、「どう見ても江戸時代のお殿様が城下町にやってきて。『爺ィ。これはなんじゃ?』『は。ほうれん草にございます。』みたいな風にしか見えない」などと、言いたい放題だった。

ところが、このブログに関するスレッドが2ちゃんねるに立つと、批判の矛先はラサールさんに向けられた。

「芸人なら自虐ネタにもっていかなきゃいかんだろうに。馬鹿な奴」
「無視されたからって器が小さい」
ラサールさんのブログのコメント欄にも同様の批判が寄せられた様子で、11月13日の昼ごろまでに、12日付けのブログは削除されていた。所属事務所にJ-CASTニュースが問い合わせると、担当者は、

「ブログについては回答を遠慮したい」
と返答した。

プライドを傷つけられたラサールさんは感情的にブログを書いたものの、その後、冷静になると「首相に失礼だ」と思い直し、削除したということなのかもしれない。<J-CAST13日>』



『 タレントのラサール石井が2008年11月17日のブログで、麻生太郎首相に「ガン無視」されたなどと記述して、ネット上で話題となっていた一連の騒動について謝罪している。

この騒動は、東京・亀有で行われた人気漫画「こちら葛飾区亀有公園前派出所(こち亀)」の主人公・両津勘吉の銅像設立の除幕式に出席した石井が、同席した麻生太郎首相に「ガン無視」されたとして、ブログで「麻生批判」ともとれる内容を掲載したというものだ。

記事には、「いやあ、なんかヘンだよこの人。ていうか、馬鹿だなあ」といった厳しい言葉も並んでいた。その後、ネットを中心に話題が加熱したことから、該当記事の削除にまで至った。

17日の記事によると、石井は、ここ何日かホテルにこもり、芝居の脚本の執筆に専念していたようだ。ホテルでは時折、携帯電話からブログをチェックしていたらしいが、「見るたびにエライことになっていて驚いた」そうだ。「これが世に言う炎上というものなのだろうか」。日記を改めて読み直してみたところ、自分でも確かに好印象ではなかったと反省している。

「御指摘の通り、書き方を変えれば、もっと傲慢ではなく、しかももっと笑える、そしてもっとリアルな文章が書けたはずであった」
現在、該当の記事を削除し、コメント欄を一時的に閉鎖する処置をとっている。「言わば欠陥商品の自主回収のようなものだ」と石井はいう。そして、「以上の事をこのブログを読んできてくれた皆様にお詫びいたします」と加えている。

ただ、ブログに書き込んだ思いが、全くの間違いだったというわけではなさそうだ。「言葉」に対する過信がおごりを生み、「言葉」を垂れ流してしまったという。20代、30代はもっと「言葉」を大事にしていたという石井。ブログは、思いつきで書くことができる利点があるけれど、それなりの推敲も必要だとかみ締めている。

「もちろん全面降伏しているわけではない。伝えたい真意もあった。誤解されない表現も模索していきたい」
なお、石井は今後もブログを続けていくという。<J-CAST17日>

*4
『未婚の日本人男性と外国人女性の間に生まれた子について、父親が認知すれば国籍を取得できるようにする国籍法改正案が18日、衆院本会議で可決された。直ちに参院に送付、今国会で成立する見通し。

 本会議では自民党の赤池誠章、西川京子、牧原秀樹の3氏が反対の意思を明確にして採決前に退席。ほかにも採決に加わらなかった自民党議員が数人いた。西川氏は記者団に「多くの議員が知らない間に党内手続きを終えていた。退席はこうしたやり方に対する抗議の意味もある」と述べた。

 最高裁が6月、結婚を条件とする現行法を違憲と判断したことを受けた改正。うその認知で国籍を取得する偽装認知が広がる恐れがあるため、虚偽の届け出をした者に1年以下の懲役か20万円以下の罰金を科す規定を新設した。

 本会議に先立つ衆院法務委員会では、委員の赤池氏が採決前に退席。村田吉隆国対筆頭副委員長が委員となって全会一致で改正案を可決、本会議に緊急上程されていた。
<共同通信18日>』
by mew-run7 | 2008-11-19 11:47 | 政治・社会一般

by mew-run7