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日本がアブナイ!

平和で平穏で楽しい生活が一番!・・・脱アベ・スガ、反超保守&新自由主義。左右問わず、mew基準で、政治や競馬、スポーツなどについて。写真はトロットスター・・・↓PC画面のリンク1~5は無効

大盤振る舞いの予算・・・攻撃可能な精密誘導弾、アフガン用ヘリも計上+海賊退治の海自は、武器使用OK

最新の記事一覧は、12月分・・・コチラ、11月分・・・コチラ
 *印のついた報道記事は、記事の最後のMoreの部分にあるです。

  20日、2009年度の一般会計予算の財務省原案が内示された。

 総額は08年度当初比5兆4900億円増の88兆5500億円と、
過去最大に。政策経費である一般歳出も、景気対策や社会保障費の削減
緩和などがあって、初めて50兆円の大台に乗る。(・・)

 しかし、税収は急速な景気悪化で同7兆4500億円減の46兆
1000億円と減少するため、その穴埋めする新規国債発行額を
約8兆円増額して、4年ぶりに30兆円の大台を突破することに。
 また、二次補正予算と合わせて、約8兆円を特別会計の埋蔵金から
支出することになった。(-"-)

<20日には、二次補正案が閣議決定され、4兆6880億円を追加
計上。うち2兆円は、例の定額給付金の分だ。^^; exciteコチラ
ちなみに、定額給付金は来年の2月1日が、年齢区分の基準日に
なるらしい。exciteコチラ

 まあ、こういう経済状況だけに、税収減や景気対策分などは、
致し方ないと思うのだけど・・・。
 何か、小泉改革式の財政再建を目指す政策をもう守らなくてもいい、
赤字国債も増額OKだ~と思ったからか、自民党が政権の座にある
うちに、アレコレ出させておこうと考えたからか、調子に乗って、
バンバン要求しているようなとこも見えたりして。^^;
<整備新幹線は、満額回答だったというし~。(・・)exciteコチラ

* * * * *

 他の予算のことは、とりあえず、ヨコにおくとして・・・。

 予算に関する報道記事の中で、mewが特に気になったのは、防衛費に
関わるこの二つだった。(**)

 まずは、アブナイ兵器・精密誘導弾の購入費のニュースを。

『政府は20日、自衛隊が保有するクラスター(集束)爆弾に代わる
精密誘導弾の整備費について、2008年度第2次補正予算案に約60
億円、09年度予算の財務省原案に約6億円をそれぞれ計上した。
 クラスター爆弾禁止条約に同意したことに伴う措置。
 多連装ロケットシステム用のM31ロケット弾と、戦闘機に搭載する
レーザーJDAMを導入する。
 防衛省は8月の09年度予算概算要求で約73億円を計上したが、
代替措置を急ぐ必要があると判断、大半を第2次補正予算に盛り込んだ。
<読売新聞20日>』

 日本が、クラスター爆弾の保有をやめるのは、と~ってもいいこと
なんだけど・・・。
 問題は、この代替措置として、精密誘導弾(M31ロケット弾や
JDAM)を導入すること。(**)

 コチラの記事にも書いたけど、これらは、米軍がイラク戦争で攻撃用
の兵器として使用しているもので、M31には、核弾頭をつけることも
可能だったりする。(ーー;)
 その気になれば、中国や北朝鮮などの近隣諸国に対して、ミサイルの
代わりに、ピン・ポイント攻撃をすることもできるような兵器を、
こんなに簡単に持たせてしまっていいものなのだろうか?(・・)

 何でマスコミは、この件はあまり取り上げないのかな~?(-"-)
 このあたりは、来年の二次補正案の審議の時に、野党は、しっかりと
追及して欲しいと願っている。<特に、社民・共産に期待!>

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 そして、来年度予算で、アフガン派遣用のヘリ購入、改造費が
認められているという報道が。(・o・)

『防衛関係費は対前年度当初比0・1%減の4兆7740億円で7年
連続の減少となった。在日米軍再編経費は対前年度3倍増の602億円
を計上したが、別枠とはならなかった。
 装備品では、主力戦闘機F15を22機近代化改修することなどで
892億円を確保。護衛艦2隻の建造(1451億円)に加え、米国
などからアフガニスタンへの派遣要求が出ているCH47ヘリ4機の
追加購入と防弾板整備などに256億円を計上した。在日駐留米軍
経費負担(思いやり予算)は対前年度156億円減の1928億円。
<産経新聞20日>』

 まあ、言いたいことは、色々あれど。米軍再編費を別枠にせず、
防衛関係費が0.1%とはいえ減ったことは、GOODかも。
<円高や原油安のお陰もあるようだけど。でも、浜田防衛大臣は、
会見で「防衛関係費の減額傾向が長期間続くことは、わが国の
安全保障環境からは望ましくない」と文句を言っていたようだ。>

 ただ、この中で、mewが引っかかったのが、『米国などからアフ
ガニスタンへの派遣要求が出ているCH47ヘリ4機の追加購入と
防弾板整備などに256億円を計上した』というところ。

 この件も、以前に書いたことがあるけど。米国は、もう何度も
しつこく自衛隊のアフガンに派遣を要求して来ているのだ。(ーー;) 
 今、具体的に要請しているのが、陸上自衛隊によるヘリ輸送と、
航空自衛隊のC-130の輸送活動らしいのだが・・・。

 陸上自衛隊は、アフガン派遣に備えて、ヘリを購入&下からの攻撃
への防御のために、ヘリの底の部分の改造を計画。その予算を認め
ちゃうということは、政府が、近い将来、自衛隊のアフガンに派遣を
前提に予算を組んでるってことになるのではないだろうか?。(`´)
<ヘリ改造には、かなり時間がかかるという話もあるのだが。>

 いつも書いているように、政府&自民党は、着々と自衛隊の軍事
活動の拡大を実現しようとしているのだ。(>_<)

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 そして、今、mewが最も気になっているのが、政府自民党が、マジ
で、海賊退治のために、ソマリア沖に海上自衛隊の派遣を検討して
既に法案作りを始めていることだ。(-"-)

 mewは、この件では、特に次の2つのことを危惧している。(・・)

* 政府は、この派遣を機に、今までなかなかできなかった自衛隊の
武力行使の要件を緩和、集団的自衛権の行使の一部を容認、一般法の
制定などを行なおうとしている。
<しかも、相手は海賊だということをアピールすることによって、
国民の警戒心や抵抗感をおさえようとしている。>

* たとえ海賊相手とはいえ、自衛隊が他国の者に武力を行使する
のは、問題が大きい。<一度、他国の者を殺傷するという事実を
作れば、日本が戦後60年以上守り続けて来たものが崩れ、そこから
なし崩し的に、コトが進んで行く。>

 このようなことを考えると、mewは、この派遣を安易に認めるべき
ではないと思うんだよね!(**)

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 今回は、とりあえず、現段階で、政府自民党が何を検討している
のかについて書きたいと思う。

 政府は、10月から本格的に海自の派遣を検討し始めており、
自民党に法案をまとめることを指示。
 それを受けて、自民党は、海賊対策に関するPT(プロジェクト・
チーム、座長は、中谷元・元防衛庁長官)を立ち上げて、今月1日
から会合をスタートさせている。
<1日は、中谷氏が自ら私案を作って、提示したようだ。^^;>

『10日の会合で、海賊行為を取り締まるための恒久的な法案を
まとめるべきだとの認識で一致した。来年の次期通常国会に提出する
よう政府に求める。 
 同党は、アフリカ・ソマリア周辺海域での海賊行為に対処するため、
対象地域を同海域に限定した特別措置法(時限立法)を議員立法で
提出することも検討したが、中谷氏は会合後、「恒久法の調整が難航
した場合に特措法を考えていく」と述べた。<時事通信10日より>』

* * * * *

 しかも、政府は、このような見解を示して来たという。

『ソマリア沖の海賊対策への貢献策を検討している政府は、自衛隊が
海賊取り締まりのために武器を使用しても、憲法が禁じる武力行使
にはあたらない、との見解をまとめた。ただ、ソマリア沖の海賊は
ロケット砲などで武装しており、組織化されていて本格的な戦闘状態
になる恐れもある。武器使用基準をどう定めるかなど、課題が多く
残されている。

 16日の衆院安全保障委員会で、中谷元・元防衛庁長官(自民)が
憲法上の問題をただしたのに対し、内閣法制局の山本庸幸・第1部長
は「海上警備行動が発令された場合、警察官職務執行法の範囲内で
自衛官が行う武器の使用は憲法9条に反しない」と答弁した。

 国際条約は、海賊を「私有の船舶が私的目的のために行う不法な
暴力、略奪行為」などと定めている。「国や国に準ずる組織」を攻撃
するのは憲法が禁じる「武力行使」になるが、私的集団の海賊に自衛
隊が武器を使っても違憲とは言えない、というのが政府の解釈だ。
防衛相が海上警備行動を発令した場合、自衛官は警察官と同様、凶悪
犯と見られる者が抵抗した場合などに武器使用が認められる。

 ただ、現行の海上警備行動は「日本国民の生命または財産」を守る
ためのもので、防衛省は、外国の艦船を襲う海賊への対処は難しいと
みている。このため政府や超党派の議員は、ソマリア沖を対象にした
特措法や、海賊行為一般を取り締まる一般法(恒久法)の制定を検討
している。<朝日新聞16日>』

* * * * *

 この海賊退治のための海自派遣に関しては、もう8月初めに、当時の
麻生幹事長が、会見で話を出していたもので。<*1>

 当時は、全体的に慎重論が強かったのだけど。これは、また次回に
書きたいのだが、民主党の一部<前原くんや長島くんなどのネオコン
っ子たち>が、この法案に積極的な姿勢を見せているものだから、
麻生政権は、かなり強気になっている感じがある。(-"-)
 
 彼らは、何とかして、この法案を成立させて、それを今後の自衛隊
の海外活動の拡大につなげるために利用したいのだ。^^;

 つまり、海賊は私的な集団だから、自衛隊が武器を使って攻撃
しても憲法9条には抵触しないし。日本のタンカー船(しかも、
石油など日本にとって重要な資源を運ぶ船)を守るのは、必要&当然
のことでしょ~と。
 
 そして、きっと、他国の軍隊が日本の船を守ってくれるのだから、
日本が他国の船が襲われている時に、守らないわけには行かない
だろうと主張して、集団的自衛権の発想に近い形の法律を作ろうと
言い出すのである。(-"-)

 さらに、期間や活動地域の決まった時限法的な特措法では、海賊
行為には十分に対応できないと言って、何とか恒久法を作ろうと
するだろうし。(ーー;) 

 で、それで国民の感覚を慣らして<鈍麻させて?>、次は国際
貢献のために、アフガン等に自衛隊を派遣するための恒久法を
出して来ることを考えているに違いあるまい!(**)

<しかも、何か中国が海賊退治のために海軍を出すことに決めた
ようなので。日本も負けじと、絶対に出そうという動きが強まる
かも知れない。(-"-;)>【同趣旨の記事があったので*2に追アップ】

 そして、それを思うと、め~っちゃブル~になってしまうmew
なのだった。(@@。nantoka soshi shinakuccha dawa!

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ぶいっちゃんの「らんきーブログ」、iiyumeさんの「とりあえず書いて
みようか
」も必見!(**)

さらに現政権にノーさんが作った「THE BLOGGER」をご参照下さい。
 

    



『自民党の麻生太郎幹事長は五日、党新四役と報道各社とのインタビューで、インド洋での海上自衛隊による給油活動を延長する新テロ対策特別措置法改正案に臨時国会で野党側の理解を得られない場合、海自護衛艦による輸送タンカーの護衛など代替の貢献策を検討する意向を表明した。

 麻生氏は「『どうしても(駄目だ)』と言うのであれば、給油以外に何ができるかを含め考えないといけない。日本に油を輸送している船を護衛するとかいろんな方法がある」と述べた。

 笹川尭総務会長も「海上自衛隊が日本の輸送船の安全を図ることをしなくてもいいという人はいない」と麻生氏の発言に同調した上で、護衛に関し「与野党が話をしていくことが大切」と述べた。両氏の発言は改正案の衆院再可決に慎重姿勢を示している公明党に配慮するとともに、民主党に代替案を示すことで与野党協議を促す狙いがあるとみられる。

 ただ、保利耕輔政調会長は同法改正の必要性を強調し、「(自公)両党が腹を割って話すべきだ。最終的に意見調整していかなければいけない」と述べた。

 古賀誠選対委員長は臨時国会の召集時期に関連し「臨時国会のことを考えるより、政府・与党は景気対策に全力を挙げることに努力をしていくことが大事」と強調。召集は九月以降にすべきだとの考えをあらためて示した。 <北海道新聞6日>』

*2

『国連が各国に貢献を求めているアフリカ・ソマリア沖での海賊対策で、米英仏など十数か国に加え、中国も軍艦派遣を正式発表し、日本政府内には焦燥感が出ている。

 米国は中国と、情報共有などで協力する考えで、来月のオバマ政権発足時までに日本の貢献策を示せなければ、新政権との関係構築で中国に後れをとるとの見方も出ている。

 政府・与党は、海上保安庁や海上自衛隊が海域を限定せずに海賊取り締まりが可能な一般法を検討する一方、成立に時間がかかることを予想して、自衛隊法の海上警備行動発令による海自派遣や、ソマリアの事案に限った特別措置法での対応も視野に入れている。

 国連安全保障理事会が16日、ソマリアの陸海空で必要な海賊対策を認める決議案を全会一致で採択したこともあり、ただちに海自派遣が可能な海上警備行動案を有力視する見方もある。ただ、この場合、保護の対象が日本籍船や日本人が乗る船に限られるため、防衛省内では「外国船を見捨てれば批判を招く」(幹部)と慎重論が強く、政府の方向性は定まっていない。
<読売新聞21日>』
by mew-run7 | 2008-12-21 05:32 | 自民党について

by mew-run7