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平和で平穏で楽しい生活が一番!・・・脱アベ・スガ、反超保守&新自由主義。左右問わず、mew基準で、政治や競馬、スポーツなどについて。写真はトロットスター・・・↓PC画面のリンク1~5は無効

西松―小沢献金問題のキーマンになるのは、小沢の腹心として、25年務めた元秘書か?(1)

 今日は、午前中に『笹川がまた問題発言&中川が反論~国民の手で、
良識ある議員選出&政治改革を+キング・カズ
』をアップしました。
 これは、今日、2つめの記事です。

最新記事の一覧・・・3月分は、コチラ。2月分はコチラ
*印のついた報道記事は、文末のMore部分にあるです。

  予告後1週間以上立ってしまい、まことに、遅ればせながらm(__)m
・・・mewが、今回の西松建設の献金問題で、キーマンになるのでは
ないかと考えている、小沢氏の元・秘書について書いてみたい。(・・)

<何かPCが言うことをきかなくて(すぐに保存しないmewがいけない
のだけど(--))、書きかけのやつが消えてしまったりするので、編集をせず
に、書いてあるとこから、どんどんアップして行くことにしたですぅ。^_^>

* * * * *

 先にざざっと、諸経緯などを書くと・・・。<コチラの続きor復習?になる>

 今月3日に民主党の小沢代表の公設第一秘書が逮捕されたと知った
時、mewのアタマの中には色々なことや思いが駆け巡ったのだけど。
 4日にアップした記事<コチラ>にも書いたように、かなり初期の
段階で「あ、あの人が」と思い浮かんだのが、小沢氏の元・秘書で
あった高橋嘉信氏(55)のことだった。(・o・)

 というのも、mewは昨年、約25年もの長きにわたって小沢氏の秘書
を務めていた高橋氏が、小沢氏の選挙区「岩手4区」から自民党の
公認候補として出馬するという記事<コチラ>を書いた時から、何か
イヤ~な予感がしていたからだ。(-"-;)

 高橋氏は、04年に小沢氏と完全に決別。<wikipediaによれば、本人は、
その理由を「墓場まで持って行く」として語ろうとしないらしい。>
 その後、少しずつ反小沢的な動きをするようになり、ついには、
08年に自民党からの出馬を発表するのだが。その時の会見で「小沢
先生に挑戦する」として、小沢体制に批判めいたことを言っていた
ことからも、何か小沢氏に挑むような感じが見られたのである。^^;

 何分にも高橋氏は、80年~04年まで小沢氏の秘書を務め、後年
はまさに「小沢氏の片腕」として、特に地元のことはすべて仕切って
いたと言われているだけに、小沢氏に関わる企業や諸団体、資金の
ことは、ある意味で、小沢氏以上に把握している立場である。
<00~03年は衆院議員だったが、小沢氏の片腕として、実質的
に秘書としての活動も続けていたと言われている。>

 その高橋氏が明らかに自民党側について、小沢氏と対立関係に
なって、「小沢潰し」に加担することになれば、小沢氏や民主党に
とっては、大きな脅威になるのは間違いないからだ。(**)

 それゆえ、小沢氏が地元の「岩手4区」以外からの出馬を考えた
のも、この高橋氏の存在ゆえだと話もある。(・・)
<一時、高橋氏が小沢暴露本を出すのではないかという話もあった
みたいだしね~。^^;>

* * * * *

 しかも、3日に逮捕された小沢氏の現・秘書の「違法性の認識」に
ついて、捜査関係者が「現・秘書は、元・秘書の認識を引き継いでいる」
と語っているという報道が出るようになって、尚更に高橋氏が今回の
小沢氏の捜査に関わっているのではないかと思うようになった。(-"-)

 後述するように、今回の西松建設の献金問題に最も深く関わっている
のは、この高橋氏であると考えられるのだが・・・。

 そもそも、彼が自民党や検察側に情報を提供したことによって、
この件が発覚したという可能性もあるし。
 彼が、この件に関して、供述やメモ、書類などの証拠or参考資料を
出せば、捜査や立証が容易になるだけに、検察も確信をもって、強引
と言われるような強制捜査も可能になるからだ。(・・)

<彼がアレコレ話した上で、「そのことは、後任の秘書にも伝えた」
とか、「小沢氏にも報告した」と言えば、彼らを訴追するための有力
な証拠になってしまうのよね。(-"-)>
 
 そして、ここがミソなのだが・・・。mewは、当初、「でも、もし
彼が、政治資金規正法違反や、収賄や斡旋罪に関わるような事実を
検察側に話したら、自分も訴追や処罰をされることになるんじゃない
のかな~」と思っていたのだけど。<受託収賄は除く。> 
 よ~く考えてみたら、これらの罪は5年で時効にかかってしまう
ので、04年以降は、小沢氏の献金や企業とのやりとりに関わって
いない高橋氏は、何を話したところで、訴追や処罰をされることは
ないのだ。(゚Д゚)  

 だから、もし彼がその気になれば、いくらでも検察に情報や証拠を
提供できてしまうのである。(ーー)
 
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 今回の西松建設のダミー政治団体からの献金問題についても、この
高橋氏こそが最も関わりが大きかったと考えられている。

『ゼネコン関係者によると、東北地方では古くから、ゼネコン最大手の
鹿島が、強固な営業基盤を誇っていたという。西松の元幹部は、「西松
は東北では後発だったため、受注拡大を図るには、小沢さんに頼るしか
なかった」と話す。

 西松関係者によると、小沢氏側の窓口となったのが、陸山会の会計
責任者、大久保隆規容疑者(47)の前任者で、小沢氏の「側近中の
側近」といわれた元秘書だったという。
 西松は平成7年ごろ、元秘書側と、毎年2500万円前後の献金を
することで合意。ダミーの政治団体「新政治問題研究会」を使った
トンネル献金システムを考案したとされる。11年からは「未来産業
研究会」もダミーに加えた。

 ある国会議員秘書は「北東北3県の公共工事は、鹿島の東北支店幹部
と元秘書側が調整し、受注高に応じて小沢氏側への献金額を決めていた」
と証言する。<産経新聞6日より>』キープ用の関連記事*1に

* * * * *

 この元・秘書というのが、高橋嘉信氏のことだ。(**)

 そして、西暦で言うと、平成7年は95年、平成11年は99年なの
だが。今回逮捕された大久保秘書が、小沢氏の私設秘書になったのは、
00年なのである。(-"-)

 さらに、大久保氏が小沢氏と決別した高橋氏に代わる形で、小沢氏
の地元で秘書活動を行なうようになったのは、04年からだとのこと。

 しかも西松建設は、海外の事業の失敗、東北地方での受注不振など
のために、06年には上述の2つの政治団体を解散して、小沢氏側
への政治献金もやめている。(・・)

 今回、東京地検の特捜部は、大久保氏を04年~06年の政治資金
規制法違反(虚偽記載)の容疑で逮捕したのだが。
 ある意味では、検察側は、もう終わってしまった過去の事案を引っ
張り出して来て、しかも高橋氏は訴追されないで済む期間を、狙って
来たことになる。(**)

<検察側がその期間を狙ったのか、自民党や高橋氏側が自己保身の
ために、時効が成立した後に、情報を提供するようになったのかは、
わからないけどね。^^;>

 検察側は、高橋氏に関して、参考人聴取を行なったのかどうかは、
何の発表も情報リークもしていない。
 高橋氏自身も、ノーコメントを通しているという。

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  高橋嘉信氏について詳しいことは、wikipediaコチラや本人のHP
コチラをご参照頂きたいのだが・・・。

 高橋氏は、小沢氏と同じ現・奥州市出身。53年生まれ。
 80年に27歳で小沢氏の私設秘書になり、90年に公設秘書、
98年に政策秘書になったという。
 
 ちなみに小沢氏は、42年生まれ。69年に27歳で衆院初当選。
<父は弁護士&衆院議員。地元ではそこそこの大農家だったが。父の
代は、経済的にさほど恵まれていたわけではなかったようだ。小沢氏
は、大卒後、父と同じ弁護士の道を目指して勉強していたが、父の急逝
により、その道を止むなく断念して、衆院議員になった。>

 自民党では、田中角栄氏や竹下登氏などの元首相や、金丸信元副総理
に見込まれて、早くから出世街道に乗り、87年には45歳で内閣の
官房副長官、89年には47歳で党TOPの幹事長になり、40代で
次期首相の候補になっていたが、本人が若過ぎると固辞したという。

 つまり高橋氏は、秘書になってから、金権&ゼネコンとの癒着政治
を行なって来た田中、竹下、金丸氏のやり方を見ながら、秘書として
の仕事を学んでいたことになる。^^;

* * * * *

 その後93年に、小沢氏が自民党を離党。非自民党の政党を集め、
細川政権樹立に成功するが(この頃、新生党を結成)、翌年に細川首相
がいきなり辞任することになったこと<この時も佐川急便事件に
関わっていたという報道がきっかけになっていたのよね~。^^;>に加え、
自民党が、禁じ手とも思えるウルトラ技で、何十年も政敵だった社会党
と連立を組む形で、政権を奪還。_(_^_)_
 小沢氏は、その後、新進党、自由党を結成して、政権交代を目指して
政治活動を続けていた。

 他方、高橋氏は、90年代にはいって、小沢氏の公設秘書として、
地元・岩手や東北地方で、小沢氏の腹心的な存在とにして、なかなか
地元に帰れない小沢氏に代わって、選挙活動や企業、団体との関わり、
資金集めなどで、活躍するようになったという。
<その活躍ぶりゆえに、「票田のトラクター」という漫画の主人公の
モデルにもなったほどだとか。(・o・)>

 特に自民党を離党&細川政権が終わって、野党になってからは、
新しい政党の結成や維持に、かなりの費用がかかったと察せられる
ことから、献金集めは、重要な仕事だったのではないかと思われる。

* * * * *

 そんな中、上述のように、95年に西松建設の東北支社が、東北地方
での業務が不振だったことから、高橋氏に相談を持ちかけて、小沢氏に
年2500万円の献金を行なうことで合意したという。

 この時はまだ、企業献金はOKだったのだが。小沢氏側が、企業献金
の形を嫌い、西松建設は、そのために献金用の政治団体を作ることに
なったという話も報じられていた。

 また、99年に政治資金規正法が改正されて、議員個人への企業
献金が禁じられることになったため<ちなみに、この改正には、
小沢氏が熱心に関わっていた>、西松建設は、献金枠の都合もあって、
小沢氏に献金するために、98年に、もう一つの献金用の政治団体を
作ったとされている。(・・)

 この頃には、高橋氏は、東北地方でかなり力を持っていて、ゼネコン
系の企業を仕切って、談合に関与したり、受注調整を行なっていたと
いう関係者の話も出ていた。(-"-)

 また、小沢氏と決別したあとのことだが、04年の参院選で自民党
系の議員を応援した時には、『高橋は秘書時代の人脈を生かして盛岡
市内の大手ゼネコン社員を動員し、一晩で候補者ポスターを県内全域
に張り巡らせるなど相変わらずの「選挙巧者」振りを見せ付けた』と
いう記述がwikipediaにある。<ただし、この候補者は落選。>
 
 この記述からも、高橋氏と地元ゼネコンの強い関わりが見て
とれる。

   <つづく>        THANKS

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ぶいっちゃんの「らんきーブログ」、iiyumeさんの「とりあえず書いて
みようか
」も必見!(**)

さらに現政権にノーさんが作った「THE BLOGGER」をご参照下さい。
 







『民主党・小沢代表の資金管理団体「陸山会」による違法献金事件に絡んで、小沢代表の元秘書が、ゼネコン側の談合組織の受注調整に関与していた疑いがあることが分かった。東京地検特捜部も、西松建設関係者らの調べから小沢事務所側のこうした役割を把握している模様だ。

 元秘書は、西松建設側から小沢代表側への献金額や配分先の調整を小沢事務所で最初に始めたとされる人物で、仙台市を拠点とする東北地方の談合組織に対し、事務所側が受注させたい業者名などを伝えていたという。

 今回の事件で政治資金規正法違反容疑で逮捕された、小沢代表の公設第1秘書で陸山会の会計責任者も兼ねる大久保隆規(たかのり)容疑者(47)は、元秘書の後任だった。特捜部は、大久保秘書らがこの枠組みの中で、ダム工事などの受注を目指して違法な献金を始めた西松建設に便宜を図った疑いがあるとみており、一連の経緯を調べている模様だ。

 複数のゼネコン関係者によると、西松建設は、ダミーの政治団体「新政治問題研究会」を設立した95年ごろから小沢代表側に献金を開始。元秘書は、献金総額を年2500万円と決めたうえ、陸山会や小沢代表が代表を務める政党支部に割り振っていたという。

 ゼネコン関係者らによると、各ゼネコンの東北支店や支社が東北6県の大型公共工事の入札前に受注調整する中で、その仕切り役の大手ゼネコンの元幹部から「小沢事務所が望んでいる受注業者名」が明かされることがあった。元幹部は、小沢事務所側との交渉を一手に引き受けていたとされ、01年前後までこの元秘書とよく相談していたという。

 大久保秘書が、元秘書の後任含みでゼネコン各社との交渉窓口になったのは00年ごろからとされ、この前後に西松建設との交渉役なども受け継いだとされる。実際、大久保秘書にも、業者から工事の受注希望を伝えられることがあったとされ、元秘書と同じようにゼネコン側の談合組織との調整役も引き継いでいた疑いがあるとみられている。
一方、小沢代表側に献金を続けていた西松建設は06年3月、国土交通省が発注する「胆沢(いさわ)ダム」(岩手県奥州市)工事の一部を約100億円(後に約90億円に減額)で受注。同社側はこの受注を献金の成果と受け止めていたという。

 特捜部は、調べの中で元秘書の受注調整への関与も浮上したことから、小沢事務所側が長期間にわたり、東北地方の大規模工事の談合に関与していた疑いがあるとみている模様だ。<朝日新聞10日>』
by mew-run7 | 2009-03-15 16:24 | 政治・社会一般

by mew-run7