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2017年 05月 05日 ( 2 )

野党、安倍改憲と戦う姿勢~蓮舫民進はブレずに野党共闘の牽引を。公明は慎重に

頑張ろう、東北!&関東!そして、熊本、大分も!
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【*1、*2などの関連記事は、記事の最後にあるMoreの部分にあります。】


 この1週間、憲法改正をめぐって各党の代表や幹部が発言する機会が多かったのだが・・・。

 mewが、少しほっとしたのは、民進党の蓮舫代表がはっきりと「安倍改憲には反対する」という考えを示し続け、この件に関して、野党4党と協力して行く姿勢を明らかにしていたことだった。(**)

<3日の記事にも書いたけど、特に蓮舫氏の「総理の総理のための総理による憲法改正だ」「総理大臣が『憲法を変える。テーマはこれだ』と言うこと自体が、国民主権、立憲主義に反している。安倍総理大臣は口を開けば、言う改正条項が違う。」「安倍総理大臣は立憲主義を踏みにじって、自分のレガシーのために改憲したいのではないのか」などという発言はめっちゃ共感できるものがあったし。今後もどんどんアピールして欲しい。(++)>

* * * * *

 何分にも民進党では、(これっからは、保守派としてやって行くらしい?)細野豪志氏が、憲法改正に対する考えが違うと主張して、代表代行を辞めたばかり。^^; 
 また、その少し前には、党内で最右翼&改憲派の第一人者だった長島昭久氏が、野党共闘(共産党との協力)は耐えられないと主張して、離党したばかり。(~_~;)

 細野氏の幹部辞職の影響はまだ出てないけど。<しかも、細野氏は静岡県知事選もで損なっちゃったし。>東京都連の幹事長だった長島氏の離党は、都連や都議選に大きなダメージを与えているだけに、蓮舫代表としてもキツイ状況にあったのではないかと察するのだが・・・。

 蓮舫氏自身、もともと憲法改正に関しては積極派ではないし。人権意識などは強いだけに、今回も正面から安倍改憲をバシバシ批判。共産党も含めた野党4党で「安倍改憲反対」をして行くことを明言してくれたのは、中道系の国民(mew含む)にとっては有難い&嬉しいことだし。
 党内でアレコレ言って来る人がいたとしても、憲法改正に関しては決してブレることなく、その姿勢をきちんと貫いて行けば、同じような考えの国民の支持が集まるようになるのではないかと思うです。o(^-^)o

<もともと民主党の中道・左派系を支持してた人とか。超保守の自民はイヤ。改憲(特に9条)にも慎重。ただ、社共ほど「絶対護憲」「共生」への思いは強くないという、何となく真ん中辺を漂っている国民は、結構いると思うのだ。mewもこのまましっかり安倍自民に対峙してくれるなら、民進党を応援していいかも!(++)>

 旧・自由党時代はバリバリの改憲派だった小沢一郎氏や森裕子氏も、いまは安倍改憲に反対の立場をとって大批判を展開してるし。<ここには山本太郎ちゃんもいるし。>
 あとはいかにうまく共産との接着剤になってくれるか・・・。 

* * * * *

 あと先日も取り上げたけど。mewとしては、公明党の山口代表の「(憲法改正の)議論は始まったばかりと言っても差し支えありません。改正をするにはむしろ国民の皆さんの側からここをぜひ変えて欲しい、これがなければ今のままでやっていくことはできない、それくらいの大きな要求が出ていくことが望ましい」「国民のコンセンサスがまだ十分にできていない」という考え方には大賛成なわけで。

 山口代表には、このような考え方を是非、国民に知らしめて欲しいし。できるなら、せめて憲法改正ぐらいは、公明党らしさを出して、本当に慎重にとり組んで欲しいと願っている。(・・)

 では、今後の参考資料にするためにも、とりあえず、各党や幹部の憲法改正、安倍改憲に対する考え方をアップしておくです。(**)

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『きょう憲法記念日 各党が声明

現行憲法が施行されてから70年を迎えた憲法記念日にあたって、各党は、声明などを発表しました。

自民党「憲法改正への道筋 国民の願い」

自民党は「わが国を取り巻く情勢は70年間で大きく変化している。憲法改正に向けた道筋を鮮明に示すことは、国民各層の願いであり、衆参両院の憲法審査会で議論を深め、各党とも連携を図りながら憲法論議を加速させていく。憲法改正は国民投票で国民の過半数の賛成が必要であり、憲法改正への理解促進と幅広い合意形成に向けた活動に、これまで以上に取り組んでいく」としています。

民進党「憲法は大きな危機に」

民進党は「立憲主義、平和主義の本質を全く理解しようともしない安倍自民党政権が、いよいよ憲法改悪に手をつけようとしており、憲法は、大きな危機に瀕している。憲法の根幹である、国民主権などの3つの基本原則を、さらに深化させ、時代の変化に対応した未来志向の憲法を国民とともに構想していくことを改めて約束する」としています。

公明党「必要な条項加える『加憲』の立場」

公明党は「憲法も法規範である以上、新しい時代に対応した改正があって、しかるべきだ。党としては、国民主権など憲法の3原理は堅持し、必要な新たな条項を付け加える『加憲』という立場を取っている。できるだけ多くの政党の合意を形成し、国民の理解を得ながら、国会での論議に臨んでいきたい」としています。

共産党「危険な改憲策動に断固反対」

共産党は「憲法記念日にあたり、憲法の全条項を守るとともに、憲法を生かす政治を実現する決意を新たにする。同時に、日本を『戦争をする国』にするための安倍政権の危険な改憲策動に断固反対し、広範な国民と、安倍改憲を阻止するため、ともに力を合わせる決意を表明する」としています。

日本維新の会「必要な範囲で変えるべき」

日本維新の会は「現行憲法のよい部分は守っていくべきだが、制定当時に想定していなかった問題も生じており、現行憲法で対応しきれない場合には、必要な範囲で変えていくべきだ。国民が必要性を納得できるようなテーマについて、国民的議論を深め、憲法改正を進めるべきだ」としています。

自由党「安倍政権下での改憲認められず」

自由党は「国民主権、基本的人権の尊重、平和主義、国際協調主義の4原則を守るために国家権力の暴走を食い止めることこそ、憲法の本質であり、情緒的な反立憲主義の立場を取る安倍政権下での憲法改正は認められない」としています。

社民党「改憲の流れ押し戻す」

社民党は「憲法が施行70年を迎えたということは、国民が改憲の必要性を感じていないことの証だ。平和を愛し、憲法改悪に反対する多くの人々とともに、憲法を活かす運動を全力で闘い、改憲の流れを押し戻していく」としています。

日本のこころ「議論深まること願う」

日本のこころは「現行憲法の部分改正ではなく、日本が本来持つべき憲法についての議論が深まることを願っており、先に発表した憲法草案が、自主憲法制定に向けて一助にならんことを祈っている」としています。(NHK17年5月3日』

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『安倍首相 憲法改正し20年施行の意向表明 各党の反応
5月3日 18時28分

安倍総理大臣は、東京都内で開かれた憲法改正を目指す市民らの会合に寄せたビデオメッセージの中で、憲法を改正し2020年の施行を目指す意向を表明しました。また具体的な改正項目として、戦争の放棄などを定めた憲法9条に、自衛隊に関する条文を追加するほか、高等教育の無償化などを例示しました。この発言を受けた、各党の反応です。

自民 古屋選挙対策委員長

自民党の古屋選挙対策委員長は、都内で開かれた憲法改正を目指す会合に出席し、「憲法9条を改正し2020年に施行すると、安倍総理大臣は初めて明言した。自民党は改憲をするために生まれた政党であり、安倍総理大臣がここまではっきり言われた以上、国会の憲法審査会でも具体的な議論を進めて結果を出していくということに徹して頑張っていきたい」と述べました。

民進 蓮舫代表

民進党の蓮舫代表は、東京都内で記者団に対し「総理大臣が『憲法を変える。テーマはこれだ』と言うこと自体が、国民主権、立憲主義に反している。安倍総理大臣は口を開けば、言う改正条項が違う。一体誰のために、なんで憲法を改正するのかが、全く見えなくなってきたというのが、率直な思いだ。必要性があって、国民のためになるのであれば、立憲主義だと思うが、安倍総理大臣は立憲主義を踏みにじって、自分のレガシーのために改憲したいのではないのかと疑ってしまう」と述べました。

公明 山口代表

公明党の山口代表は、都内で街頭演説し、「きょうは憲法記念日なので、いろいろな政党のリーダーが考え方を打ち出していて、安倍総理大臣も自民党総裁として意欲的な提案をした。こうしたことが、これから国会の中で十分深く議論され、国民の理解を伴って、合意が作られていくことが望ましい」と述べました。

共産 志位委員長

共産党の志位委員長は、東京都内で記者団に対し、「憲法9条を改定して、自衛隊を書き込むとなると、単に自衛隊の存在を追認するにとどまらず、海外での武力行使が全く無制限になるという、大変重大な改悪となる。2020年と年限も含めて9条改定を表明したのは極めて重大で、絶対許さないという思いで戦いを強めたい。次の衆議院選挙でも争点になると思うし、安倍政権のもとでの憲法改悪に反対している野党4党は、一致してこの点を押し出して選挙を戦うことになる」と述べました。

維新 足立衆院議員

日本維新の会の足立康史衆議院議員は、都内で開かれた憲法改正を目指す会合に出席し、「憲法改正の機は熟していて、日本維新の会は自民党と同じように党の綱領に憲法改正を明記している。ようやくきょう、自民党総裁が一歩も二歩も五歩も十歩も前に踏み出したわけで、これが本来の自民党であり、ありがたいことだ」と述べました。

自由 森参院会長

自由党の森参議院会長は「憲法の国民主権、基本的人権の尊重、平和主義、国際協調の4つの原則を踏みにじる、どんな憲法改正にも反対していく」と述べました。

社民 吉田党首

社民党の吉田党首は、東京都内で記者団に対し、「安倍総理大臣は、憲法の議論を促進させるために、意図してはっきりと言ったのではないか。次の衆議院選挙の大きな争点になったと思うので、安倍総理大臣はぜひ正面から訴えてもらいたいし、社民党を含め野党4党もしっかり受けて立ちたい。社民党は、今、憲法を変える必要はないと思っており、そのことを一貫して訴えたい」と述べました。

こころ 中山代表

日本のこころの中山代表は、都内でNHKの取材に対し「2020年に、日本として、本来あるべき憲法を持つことができれば、将来に向けて、大変安定した、よい国づくりができると思う。新しい憲法の作り方は、これからの議論だが、わが党の憲法草案も一助になればありがたい」と述べました。(NHK17年5月3日)』

* * * * *

 でもって、改めて、みんなで頑張って、安倍改憲を絶対に阻止しましょうねと呼びかけたいmewなのだった。o(^-^)o

  THANKS 
                                            
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by mew-run7 | 2017-05-05 17:01 | 憲法&憲法改正 | Trackback

安倍&ナベツネらの改憲派の目論見+公明党代表のホンネ&有識者が掲げる問題点

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【*1、*2などの関連記事は、記事の最後にあるMoreの部分にあります。】

 『安倍が20年改憲、9条改正に言及。安倍のための憲法改正は、絶対に阻止したい。』のつづきを・・・。

 憲法改正の話をの前に・・・。さんざん国民を北朝鮮問題で煽っておいて。しかも、それを利用して、自衛隊に日米軍一体化&戦争の準備を進めさせておいて。
 で、自分も北欧訪問を中止して帰って来たので、山梨で少しはおとなしくしているのかと思ったら。早速、ダサいコーディネートのウェアで、ゴルフに興じているヤシ・・・。
 何でこんな人がわがの首相なんだろ~?!マジ、腹が立つ&情けなくなる。_(。。)_

* * * * *

 さて、安倍首相は、5月3日、読売新聞の1面に、憲法改正に対する考え(改憲派集会で流したビデオ・メッセージと同じ内容のもの)をどど~んと掲載してもらっていたとのこと。(・o・)
<そう言えば、読売新聞って、これまでに何回か、5月3日に独自の改憲案を1面でど~んと発表したことがあったんだっけね。(~_~;)>

 そうか~。つまり、ともかく早く改憲実現に向けて具体的な動きを進めたい安倍首相&超保守仲間たちは、大手新聞社も巻き込んで、2020年には憲法改正(新憲法施行)の実現を目指すことを国民に知らしめて(ある意味で、宣言して)、ここから強引なことをしてでも、どんどんと計画を実施して行こうと。
<どうせ国民は、安倍自民党が多少(多々)問題があることをしても、安倍内閣や自民党をそれなりに支持してくれそうだし?^^;>

 で、そのために、以前から用意周到に打ち合わせをして(読売のナベツネ氏とも会って)、インタビュー取りやビデオ撮りを行なうなど、着々と準備を行なって3日を迎えたのね。(ーー゛)
 
 でも、前記事で触れたのだが、行政府の長(首相)でもある安倍氏が主導する形で憲法改正の動きを進めることには、専門家も大きな問題を感じているようだし。<後半に識者の見解が載った記事を。>
 いざ改憲となったら、安倍首相&仲間たちが皮算用しているほど簡単には、コトは進まないと思う。(**)<mewたちがジャマするし~? o(^-^)o>

* * * * *

 公明党の山口代表(本当は改憲慎重派)が2日、街頭演説で「国民のコンセンサスがまだ十分にできていない」と(ホンネを?)語っていたそうなのだが・・・。(・・)

『日本国憲法施行70年を3日に控え、公明党の山口代表は2日に都内で演説し、憲法改正には国民からの強い要求が必要との認識を示した。

 山口代表「(憲法改正の)議論は始まったばかりと言っても差し支えありません。改正をするにはむしろ国民の皆さんの側からここをぜひ変えて欲しい、これがなければ今のままでやっていくことはできない、それくらいの大きな要求が出ていくことが望ましいと思います」
 また、「国民のコンセンサスがまだ十分にできていない」として、憲法改正に対する国民の理解はまだ不十分との見方を示した。

 山口代表はさらに国会での議論の現状について「衆議院と参議院では議論の進め方や進み具合にだいぶ差があるように思える」と述べ、憲法改正の国会発議に向けた改憲項目の絞り込みなどでは衆参両院が歩調を合わせて慎重に議論すべきとの考えを示した。(NNN17年5月2日)』

 mewは改憲自体は容認しているけど。山口氏が言うように、憲法改正の発議というのは、まさに主権者である国民からの「ここを是非変えたい」という強い要求を受けて(国民の方が主導するような形で)行なわれるべきだと。また、十分に国民の理解やコンセンサスを得てから行なうべきだと考えているわけで。

 安倍氏らのように、いわばトップ・ダウンの形で、権力を使って憲法改正を実現させようという考え方(魂胆)は、間違っていると思う!(**) 

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 で、これが安倍氏らの描いているシナリオらしい。(~_~;)

『首相、改憲踏み込むも持論封印 最速シナリオは来夏発議

「憲法改正は、自民党結党者の悲願だ」。3日、東京・永田町の砂防会館。運動団体「日本会議」が主導する憲法改正派の大会に寄せたビデオメッセージで、首相はこう切り出した。

 最近は憲法改正で具体的な発言を控えていた首相だが、1日に録画したこのメッセージでは姿勢を一変。長く改憲論議の核心となってきた9条について、「自衛隊を明文で書き込むという考え方は、国民的な議論に値する」と言い切った。20年に「新しい憲法」の施行を目指すとも明言。18年9月の自民党総裁選で3選されることを前提に、憲法改正に突き進む姿勢を明確にした。

 首相は昨夏の参院選で大勝し、衆参各院で改憲に積極的な勢力が国会発議に必要な3分の2を上回ってから、慎重に改憲シナリオを検討してきた。首相側近は昨秋、首相の持論だった戦力不保持を定める9条2項の改正は封印し、3項を追加して自衛隊を明記する案を友党・公明党の幹部に伝え、感触を探った。首相自身も今年に入り、周辺に「9条に3項をつけて、自衛隊の合憲を明文化したい。じっくり取り組みたい」と語っていた。

 今回の憲法改正の方針表明に向け、首相は事前にメディアにも対策を打った。4月24日夜、都内の料理店で、憲法改正試案を紙上で発表している読売新聞の渡辺恒雄・グループ本社主筆と食事。その2日後に東日本大震災をめぐる問題発言をした今村雅弘・前復興相を更迭した直後、同紙のインタビューを受けている。

 読売新聞は5月3日付朝刊で、首相のインタビューを1面トップで掲載。「憲法改正 20年施行目標 9条に自衛隊明記」として、ビデオメッセージと同様の内容を報じた。

 「いよいよ憲法に具体的に取り組む時期になってきたということだ」。首相官邸幹部は首相メッセージについて、こう解説する。背景にあるのは、3分の2勢力があるうちに発議の環境を整えるためには、いまから改憲項目を絞り込まねばならないとの判断だ。北朝鮮が核・ミサイル開発を進め、東アジアの安全保障環境は緊迫しており、9条に自衛隊を明文化しても、反発は少ないとの計算も働いた。

 首相が現段階で描く発議とその後の国民投票のタイミングは、自民党総裁選で3選し、21年9月までの任期を確保することを前提に考えている。

 最速のシナリオは、来夏ごろの発議だ。国民投票法は、発議後60~180日の間に国民投票を実施すると定める。首相が総裁3選後、18年12月の衆院任期満了を目前にした秋から冬にかけて衆院を解散。国民投票と衆院選を同日に行う案だ。現状の改憲勢力に基づいて発議を急ぐやり方だ。

 その次は、19年前半の発議、同夏の参院選と同時の国民投票だ。次の衆院選で発議に向けて再び3分の2勢力を確保しなければならないが、国会の憲法審査会などで与野党の議論に一定の時間はかけられる。

 最後は衆参両院選挙で勝利したうえで、20年に発議し、国民投票を行う筋書きだ。与野党が争う国政選挙に憲法改正を絡めず、単独で国民の判断を仰ぐことを重視する。首相周辺は「21年までの任期をにらんで憲法改正をやり遂げたい。それが首相の思いだ」と語る。(朝日新聞17年5月3日)』

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 この3人の有識者の意見は、わかりやすくて今後の参考にもなりそうなので、ここにアップしておく。<ちなみに憲法界のモモチは、安倍&超保守派のブレーンね。(・・)>

『<安倍首相改憲発言>3人の有識者に意見を聞いた

 安倍晋三首相が2020年までの憲法改正に強い意欲を示す発言をした。9条の1項、2項を維持した上で、自衛隊に関する条文を追加する内容だ。憲法改正に対するそれぞれの立場、さらに発表の仕方を巡って3人の有識者に意見を聞いた。

 ◇行政の長、行き過ぎ 水島朝穂・早稲田大教授(憲法)

 首相が唐突に期限を区切り、施行にまで踏み込んで9条改正に言及するのは驚くべきことだ。国会の議論はここ最近、大災害における国会議員の任期延長などが中心で、9条の議論は始まってもいなかった。議論の方向性を指示するかのような発言は、行政府の長として行き過ぎだ。

 9条1項、2項を残したまま自衛隊の存在を憲法上に位置付けるとの考えも、「2項を変える」としてきた自民党や首相のこれまでの主張と矛盾する。戦力の不保持を明確にした2項を変えず、自衛隊の存在を別に書き込んで定めることは論理的に説明がつかない。これは「加憲」をスローガンにしてきた公明党へのメッセージではないか。高等教育の無償化に言及したのも、同様に日本維新の会へのメッセージだろう。

 これまでと矛盾する主張を言い出した背景には、森友学園の問題があるように感じる。首相は「私や妻が関係していたということになれば、首相も国会議員も辞める」と言った。国民の関心が高い問題で説明責任を果たしていないのに、そもそも改憲を言い出す資格があるのか。(談)

 ◇向き合う時が来た 百地章・国士舘大特任教授

 首相の発言は画期的だ。世論調査でも、国民の大多数が自衛隊を支持している。自衛隊のあり方を憲法の中で位置づけるという主張は、国民にも理解されるのではないか。ようやく、国民が憲法と自衛隊に向き合い、考えられる時が来たと感じる。「安倍さんが言うのだからダメ」という理由で反対するのだとしたらナンセンスだ。きちんと説明すれば国民には理解してもらえるはずだ。

 1日に行われた憲法改正を目指す超党派議連で、首相は「具体的な提案をし結果を出すべきだ」と話していた。今回のメッセージにはそういった強い思いが表れているのだろう。

 衆参各院の3分の2以上の賛成で改憲が発議された上での国民投票は、国民が主権を行使する重要な機会になる。野党は「3分の2を阻止する」と選挙を戦ってきたが、それこそ国民主権の否定にならないか。

 現在の高い内閣支持率を考えれば、2020年まで改憲勢力が3分の2を占めることは可能だろう。今は千載一遇のチャンスだ。高等教育の無償化についても言及し、その目標を掲げたことも評価したい。(談)

 ◇国会での表明が先だ 服部孝章・立教大名誉教授

 首相は、具体的な改憲の目標や考えを、3日付の読売新聞の単独インタビューで明らかにし、改憲派の集会にビデオメッセージを寄せて公にした。憲法の改正は、国のあり方を変えるということ。重要な問題を広く国民に問う姿勢に欠けていると言わざるを得ない。まずは国会などで表明し、その後に記者会見の場を設けるべきだったのではないか。

 自分に近い立場の集会で質問を受けずに伝えるというやり方は、批判的な声を表面化させない手段でもある。メッセージを聞いた人には、言葉の響きの良さだけが伝わるだろう。第2次安倍内閣の発足以降、首相によるメディアの選別と利用はより鮮明になった。

 首相はビデオメッセージなどで「自民党総裁」として発言している。行政府の長である「内閣総理大臣」としての言葉ではない、ということを強調したかったのだろう。今後、どのように肩書を使い分けるか注目される。

 憲法の問題を一人一人に関係あることとして考えてもらえるか。メディアの報道がより一層、問われることになる。(談)(毎日新聞17年5月4日)』 

 ホント、ホント。どうか、より多くの国民が憲法の問題を一人一人に関係あることとして考えてくれるように。メディアが政府に操られることなく、きちんと大事な情報や問題点を国民に伝えるようにと。何よりそれを願っているmewなのだった。(@@)

  THANKS
                                            
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by mew-run7 | 2017-05-05 01:54 | 憲法&憲法改正 | Trackback(1)