「平和で平穏で楽しい生活が一番!」 今はアンチ超保守&安倍政権の立場から、mew基準の(時に偏向した?)視点で、政治や競馬、スポーツなどについて書いています。写真は溺愛馬トロットスター


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カテゴリ:平和、戦争、自衛隊( 233 )

戦没者追悼式で、河野議長が政権批判?+高市大臣が電撃参拝+競馬・桑田・VISTAなど

 あ~あ、何だかあっという間に、お盆休みが終わってしまった~~~!(ノ_-。)
しかも、何か東京は、午前5時にもう30度を超えてるっていうし~~~。(@@


 昨日は、南関の3歳重賞(黒潮盃)で笠松の馬(マルヨフェニックスwith尾島)
が優勝するという快挙を果たしたり<祝!!(^^)!>、いわての交流重賞(クラス
ターC)では、3歳からずっと応援しているノボトゥルー(もう11歳に!)が骨折から
復帰したりなど、競馬では嬉しいことが色々あったのだけど。<この何日かで、PC代
もチョット回収できたし~?!(^^♪)>
 けど、桑田投手がパイレーツから戦力外通告を受けたときいて、ちょっとショックを
受けてしまった。(-_-) 本人は「悔いはない」と。チームに対しても「「ありがたいと
いう気持ちだけ。ここまで投げさせてもらえて感謝している」と語っていたというが。
何かそれをきくと、尚更、もう1回チャンスを得られないかな~と思ったりして。
どこか声をかけてくれると、いいんだけどな~。(・・)
 


 しかも、昨日もそうだったのだけど、記事をほぼ書き終わっていたのに、その
まま放置しておいたら、PCが勝手に再起動して、消されてしまった~。(>_<)
<新PCで、windowsの更新を毎日午前3時に行なうように、初期設定されていた
のら。^^;>

 SOBAさんが、アドバイスの記事を書いて下さったが、VISTAとの格闘(IE7や
IME2007でのアタフタ含む)は、日々続いている。
 今後、VISTA導入を検討している方(しかも、mewみたいにPC初心者>の
お役に立てるかも知れないので、どんなことで困ったか、チョコマカ書いて行く
のもいいかも知れない。

 昨日、一番、うろたえたこと・・・IME2007は、IE7上では単語登録を行ったり、
登録した単語を使ったりできないので、超不便だ!(ーー;) <とりあえず、IME
2007をふつうのIMEに変えて、MSのHPから修正ソフトを入れたら、7割がた
問題が解決したかも(?)です。>

~ ~ ~ ~ ~ ~ ~

 さて、昨日15日には、なんと小泉前首相が靖国神社に参拝に行ったとの
こと。(゚Д゚) <彼はかなり頑固&意地っ張りのとこがあるのよね。>
 でも、もう首相でも閣僚でもないから、好きにしていいよ~って感じかな?

 で、安倍首相&閣僚はひとりも行かないという話だったのだけど。高市イロ
イロ大臣が、15日の午後、いきなり参拝を行なったようだ。<15日午前の
閣議後の会見までは、行かないって言ってたらしいのに。(・・)>

 高市氏は、私の天敵議員のひとりなのだが<議員になる前から、苦手な感じが
するようなタイプだったし、wikiに『現在の自由民主党の主流清和政策研究会の
中では稲田朋美と並んできわめて急進的なネオコン女性政治家と言われる』とか
紹介されちゃうような人なんだもの~。(>_<)>
 まあ、ある意味では、筋が通っている&度胸があって潔い行動だと言えるかも
知れないのだけど。<安倍内閣は何でひとりも行かないのかって、保守層から
批判が出ていたみたいだし~。>
 でも、ここでも、安倍内閣の一体性のなさが現れてしまったような気もする。

<毎日新聞は、『安倍首相が終戦記念日の15日、靖国神社参拝を見送ったこと
で、焦点は秋季例大祭(10月17~20日)に合わせ参拝するかどうかに移っ
た。参拝に踏み切れば、保守層の期待に応えられる一方、関係改善に努めてきた
中韓両国との関係が再び冷え切ることになりかねない。首相は秋に向け、難しい
判断を迫られることになる』とも報じていた。>

 尚、閣僚ではないが、内閣のメンバーからは、山谷えり子首相補佐官、平沢
勝栄内閣府副大臣、田村憲久総務副大臣、土屋正忠総務政務官、水落敏栄文部
科学政務官、梶山弘志国土交通政務官の計6人が参拝したという。<中日15日>

~ ~ ~ ~ ~ ~ ~

 ちなみに、その安倍首相は、15日には戦没者追悼式に出席した。
 式辞の全文は*3にアップするが。「多くの国々、とりわけアジア諸国の
人々に対して多大の損害と苦痛を与えた」と述べ、「深い反省」と「哀悼の意」
を表明。
 そして、「世界中の各国・各地域との友好関係が、戦後の日本の安定を支えて
いることも忘れてはならない」としたうえで、「不戦の誓いを堅持し、世界各国
との友好関係を一層発展させ、世界の恒久平和の確立に積極的に貢献していく」
と述べたという。<読売新聞より抜粋>

 まあ、これは厚労省の役人が書いた文だそうなので、「なるほど」という内容
になっているのだけど。

<ただ、「不戦の誓いを堅持する」との文言が厚生労働省作成の原案には入って
おらず、首相官邸の指示で14日夜に急きょ盛り込まれたとか。『02-04年
と06年の式辞には入っていた。官邸側は「不戦」抜きの式辞をいったん了承した
が、前年との違いに気づき修正させた。厚労省は「平和国家を目指す考え方に
変わりはない」と説明した。<共同通信15日>』
 これは、たまたまのことなのか? それとも厚労省の役人は、安倍首相に
「不戦の誓い」は合わないと思ったのか?・・・真偽のほどは、不明だけど。^^;
安倍氏には「不戦の誓い」を是非、守って欲しいと心から願っている。ちなみ
に、mewから見ればイラク攻撃は完全に「戦争」だからね。(ーー゛)>

 それに、たとえば『世界各国との友好関係を一層発展させ、国際社会の先頭に
立ち、世界の恒久平和の確立に積極的に貢献していくことを誓います。国際平和
を誠実に希求する国家として、世界から一層高い信頼を得られるよう、全力を
尽くしてまいります』というとこだけ見ても・・・。ふつ~に素直に見れば、
とてもフレンドリ~&ピ~スフルって感じなのだけど。
 な~んか安倍っちが言うと、やっぱ「国際貢献&平和維持の名の下に、米国
などと協力して、自衛隊の海外派遣活動を積極的に行ないますよ~」という風に
きこえてしまうmewなのだった。(-"-;)

~ ~ ~ ~ ~ ~ ~

 そして、河野衆院議長は、またまた厳しい政権批判に当たるような式辞を
述べたようだ。

『「日本軍の一部による非人道的な行為によって人権を侵害され、心身に深い
傷を負い、今もなお苦しんでおられる方々に、心からなる謝罪とお見舞いを
申し上げる」と慰安婦問題を念頭に置いたとみられる発言を。さらに、「(日本
国民は)海外での武力行使を自ら禁じた、『日本国憲法』に象徴される新しい
レジームを選択して今日まで歩んで来た」として、安倍首相の掲げる「戦後
レジームからの脱却」を批判したともとれる言葉を述べた上で、「戦争の放棄
を宣言する日本国憲法の理念を胸に、国際協調によって運営され、法の支配の
下ですべての人の自由・人権が尊重される世界の実現を目指す」と、護憲の考え
を強調した。』

『議長は今月3日の講演でも「戦争をしない、経済を立ち直らせるという方針
はもういらないのか」などと首相の路線に疑問を呈していた。』
<以上、、読売新聞15日より引用>

 また、毎日新聞によれば『「国際紛争解決の手段としての戦争の放棄を宣言
する日本国憲法の理念を胸に、戦争のない世界、核兵器のない世界、報復や
脅迫の論理ではなく、国際協調によって運営される世界の実現を目指す」と
護憲の姿勢を強調した』という。


 河野氏は、安倍っち仲間の議員連盟が、慰安婦問題に関する河野談話の見直し
を求めていることや、安倍氏が「戦後レジームからの脱却」を盛んにアピール
していることに、かなりの危惧感を覚えているのだろう。

 日本がどのような方向性を目指せば、将来も平和な状態を維持して行くできる
のか・・・国民それぞれで、よ~く考えて行かなければいけない問題であると
改めて思わされた1日だった。

                      THANKS 
  
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by mew-run7 | 2007-08-16 07:03 | 平和、戦争、自衛隊 | Trackback(10)

終戦記念日に思う・・・「平和ボケ」を守るために、今、「平和ボケ世代」が目覚めるべし!


 今日8月15日、日本は62回目の終戦記念日を迎える。

 今年は、何十周年に当たるわけでもないのに、8月にはいってから、例年に
増して、TVで戦争に関わるものを扱っているように思うのは、私だけでは
ないだろう。(@_@。
 
 NHKでは、sengo62というテーマで、戦争や憲法に関する特集番組を次々と
放映しているし。民放でも「はだしのゲン」など戦争に関わるドラマが作られ
たり、夕方や夜のニュース番組でも、特別なコーナーが設けられたりしている。

 特に今年は、今まで口を閉ざしていた戦争体験者、戦地で戦った兵士などが、
カメラの前で、あえて自らの体験を語るというものが増えているように感じた。
 本来であれば、そのまま墓場まで持って行きたいと思うような忌まわしい記憶
も少なくないのではないかと察せられるのだが。あえて封印していた記憶を
ひもとく決意をした人が少なくない。(・・)

 TVメディアが戦争関連のことを多く取り上げるようになっているのも、戦争
体験者が戦争の悲惨で残酷な実態を語り、、口ぐちに「ともかく戦争だけは、絶対
してはいけない」と訴えるのも、今の日本のアブナイ流れを察知して、どんどんと
危機感が募らせているからではないかと思われる。

* * * * *

 正直なところ、私自身、あまりに急激なアブナイ流れに、まだ十分にアタマ
とココロがついていけてないところがある。^^;
 こうしてブログを立ち上げ、約2年にわたり「アブナイ」「アブナイ」と
アピールしているものの、どこかまだ半信半疑の部分があるのだ。

 というのも、私はまさに「平和ボケ」の世代だからである。
 私は、最近つくづく、自分は日本のいい時代に生まれ育って来たな~と思う
ことがあるのだけど。私は、日本が経済的にも社会的にも戦後の復興を遂げた
あとで育ち<受験戦争は激化してたけど?^^;>、思想闘争なども影を潜めて
おり、まさに平和な状態が当たり前の、安穏&お気楽極楽の時代を謳歌して
来たのである。<その意味では、まさに戦後レジームの恩恵を受けて来た子
だとも言えるかも知れない。>

 そして、少なくとも80年代まで、よもや日本が自衛隊を海外に派遣したり、
武力行使や戦闘の支援をしたりするようになるとは夢にも思わず。90年代初期
にPKO法案でもめた時には、チョットした危機感は覚えたものの、ここまで日本
国民が何十年もかけて守り続けて来た平和な状態やシステムが、一気に崩される
はずはないと、どこかで思いこんでいるところがあったのではないかと思う。


<憲法の話はまた何回も書くと思うので、今回は割愛するが。
 実のところ、私は小さい頃から、憲法改正には反対ではなかったし。また活動
の範囲を自国の領土内の防衛に限るのであれば、自衛隊の存在を憲法に明記する
ことも検討すべきではないかと考えていた。
 その背景には、これだけ平和主義を尊ぶ日本の国民が、自衛隊にそれ以上の
活動を許容するはずがないと信じ込んでいる部分があったのだ。>

* * * * *

 90年代ぐらいから、いわゆる超保守系の人たちの中には、日本人は「平和
ボケ」しているからダメだと。そのように、危機感が欠如しているようでは、
世界の流れにはついていけないし、自国の防衛も難しくなると。<だから、近隣
諸国への対策も考えて、防衛力や安保体制を強化すべきだと。>また、経済大国
&先進国の一員として、国際社会での責任が果たせないと。<だから、もっと
積極的に、自衛隊の海外派遣や活動の拡大を行なうべきだと。>アレコレ主張する
ようになっていた。

 でも、私はその頃、まだ「な~に言ってんだか」と思う部分の方が強かった。
 まあ、これは今でも思うことだが、「平和ボケのどこが悪い?」と開き直る
ところさえあった。
 だって、「平和ボケ」でいられるということは、それだけ日本が平和な状態を
長く続けて来た証のようなものであるのだから。妙に、戦争や軍事に関する危機
感を煽る方がおかしいと。(ーー;) あえて彼らの言動をシカとするようなところ
もあった。

 それに、私は今でも、特に子供たちには、平和が当たり前の安穏とした日々を
送って欲しいと願う気持ちがある。
<このブログにも少し書いたが、「自分たちが大人になる頃には、戦争に行かなく
ちゃいけなくなるのか」とか「本当に日本はミサイルやテロの標的になっている
のか」なんて子供たちにきかれると空しく&哀しくなってしまう>。そのためにも、
ここは大人が頑張らなくちゃという思いを強く抱いたりする部分もある。

* * * * *

 BUT!21世紀にはいってから、いきなり米国&日本で生じたアブナイ流れ
に私は「え?(*_*;」「まさか(・o・)」「そんな~(@@)」と、アタフタさせられる
ことになった。
 こんなはずはない。そのうち、この妙な流れは止まるはず。少なくとも、日本
の国民は、こんな状態を許すはずがない・・・。
 
 でも、コトはどんどん進んで行く。
 そう。日本人の「平和ボケ」が裏目に出てしまったのである。
 
 私たちは、あまりに平和な状態が長く続き、それを当たり前のものだと思い
こんでしまうところがあったため、それを守らなくてはならないという意識
や、それを失うことへの危機意識が、鈍磨してしまったかも知れないのだ。
 しかも、もしかしたら、ここに至っても、多くの国民が、その「平和ボケ」
状態の中にいるかも知れないのである。

 ・・・となると、やはり「日本がアブナイ!」(@@。

 そして、今こそ・・・この大きな岐路にこそ、「平和ボケ」世代が、「平和ボケ」を守るために
目覚めて、行動すべき時なのでがないかと思うのである。(*_*)

   <つづく>               THANKS    


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by mew-run7 | 2007-08-15 05:59 | 平和、戦争、自衛隊 | Trackback(21) | Comments(9)

Jライス小池が防衛省TOPを更迭?+ヒゲの隊長が海外活動に関してトンデモ発言


 13日、新潟中越地震の被災者の、仮設住宅入居が始まった。まだ全体の
1/6ほどしか建設されておらず、いまだに体育館などで避難生活を送る人が
800人近くいるという。<というか、まだ3年前の地震で仮設住宅に住んで
いる人もいるし・・・。(--)>
 被災から、早くも1ヶ月が過ぎようとしているが。暑い時期だけに、1日も
早く落ち着いた生活ができるようにと願っている。

 また昨日は、アフガニスタンでタリバンに拘束されていた韓国人23名<男性
2名は、残念ながら殺害>のうち、体調が悪いと言われていた女性2名が解放
された。19日に拘束されてから、もうすぐ1ヶ月になるだけに、こちらも他の
人質たちの心身の状況が気がかりだ。
 今は韓国政府や赤十字が直に交渉する形に変えたようだが、各国、機関の思惑
は色々あるだろうけれど、ともかく人命尊重第一の姿勢で、やって欲しいと思う。  

~ ~ ~ ~ ~ ~ ~

ところで、先日、小池防衛大臣の「ジャパニーズ・ライス(Rice&Lice)」に関する
記事を書いたところ、「じじへそ・ナンセンス絵ブログ」さんが、そのイメージ画像(?)を
作成して下さった。ご覧下され![コチラ]_(^^ )


 そして、いきなり訪米したのに、何故かゲイツ国防長官だけでなく、チェイニー
副大統領やライス国務長官との会談までセッティングしてもらって、気分はVIPの
イケイケコイケ状態になっている小池防衛大臣は、今度は防衛省の事務方(官僚)
TOPの守屋事務次官を追い出すことを画策しているようで、チョットした問題
になっている。<*>
<渡米前に、守屋氏の退任と後任候補をマスコミにリーク。ところが、守屋氏本人
も、人事の責任者である塩崎官房長官らも話をきいていなかったため、(゚Д゚)はあ
ということに。山崎拓氏をはじめ、防衛省関係者もおカンムリに。>

 昨日13日には、夏休み返上で公邸に出勤した安倍首相の下に、小池大臣、守屋事務
次官が相次いで訪れたようなのだが。まだ小池氏が防衛大臣に留任すると決まったわけ
でもないし、とりあえず27日に内閣改造が終わるまでは、この件は保留することに
なったらしい。

<でも、7月に防衛大臣に就任して間もない小池氏が、いきなりベテランの事務
次官を更迭するというのも、不思議なもので。これまでに小池氏がよほど腹にすえ
かねるようなことがあったのか、それとも他からの要請があってのことなのか。
ちょっと「怪」だったりもする。>

 ちなみに私は、小池氏は、かなり賢い&よくも悪くも嗅覚の鋭いところがある、
なかなか優秀な女性であると思っているのだけど。<ジャーナリスト&WBSの
司会時代は、それなりに好きだったんだけどな~。(・・)>
 何だか、小泉政権で入閣したり、刺客成功でヨイショされたりするうちに、
チョット勘違いが始まっちゃったかな~と、残念に思ってしまう今日この頃だ。

<上昇志向が強そうだし、あと何年かが政治家としての勝負期だと思っている
のかな?・・・小池氏は、以前から、塩崎氏とやや対立関係にあったのだけど。
果たして、どちらが安倍内閣に残れるのだろうか?(@_@。>

~ ~ ~ ~ ~ ~ ~

 昨日、アッテンボローさんに頂いたTB記事[コチラ]を見て、私は(@_@;)
こ~んな目になってしまった。
 先日の参院選で自民党から比例当選し、参院議員になったばかりの元・自衛官
佐藤正久氏(イラク派遣のヒゲの隊長)が、トンデモ発言をしていたからだ。
<関連報道記事は*1に。映像はコチラに。(1~2日でリンク切れになるかも)>

 10日、安倍首相が集団的自衛権を検討するために作った有識者懇談会が、今は
憲法に違反すると考えられている、PKO活動などの際の「追っかけ警護」も
容認する旨の結論を出したのだが。<何でもOKを出すための懇談会なので。^^;>
 
「追っかけ警護」というのは、PKO活動などの際に、近隣にいる他国の部隊や
要人が攻撃された時に、自衛隊がそこに駆け付けて、応戦することで。もし味方
のチームの軍隊を守るためであっても、あえて駆け付けて攻撃するのは、集団的
自衛権を行使することに当たると考えられ、現憲法9条ではできない行為だと
解釈されているのだ。

 それに関して、佐藤正久氏はこのような発言をしたのである。

『「自衛隊とオランダ軍が近くの地域で活動していたら、何らかの対応をやらな
かったら、自衛隊に対する批判というものは、ものすごく出ると思います」
 佐藤氏は、もしオランダ軍が攻撃を受ければ、「情報収集の名目で現場に駆け
つけ、あえて巻き込まれる」という状況を作り出すことで、憲法に違反しない
形で警護するつもりだったといいます。
「巻き込まれない限りは正当防衛・緊急避難の状況は作れませんから。目の前で
苦しんでいる仲間がいる。普通に考えて手をさしのべるべきだという時は(警護に)
行ったと思うんですけどね。その代わり、日本の法律で裁かれるのであれば喜んで
裁かれてやろうと」』(@_@;)

* * * * *

 確かに、近隣で仲間の軍隊が攻撃されているのに、何も助けられないのは、
心苦しいことだし、「恥」にさえ感じられることなのかも知れない。
 でも、だからと言って、あえて現場に駆け付けて、自分が巻き込まれること
で、敵を攻撃する大義名分を作ろうとする行為は、おおいに問題があるだろう。

 ましてや、法律や、海外派遣に際してあらかじめ決められたルールを勝手に
破ったり、その抜け道を考えたりするようでは、あまりにも問題性が大きい。
 もし現場の自衛官の中に、そう考える者がいるのだとしたら、ましてや部隊
の隊長がそんなことを考えているのだとしたら、あまりにもアブナかしくって
とてもじゃないけど、海外に自衛隊を派遣することはできないようにも思う。


 それは、本人は軍人としてやるべきことをやったと、日本の法律で裁かれるの
であれば喜んで裁かれてやるとか、自分ではカッコいいつもりで、または仲間
うちではヒーロー扱いされて、自己満足に浸れるかも知れないけれど。(ーー;
 
 でも、それじゃあ、話が済まない危険性ガあることも。もしかしたら、その
結果、日本がこれまで築いて来た信頼を失ったり、最悪の場合、日本の領土や
国民がテロ攻撃にあったりすることさえあり得るということまで、ちゃんと
考えて行動してくれないようでは、困るのである。

~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ 
再リクエストがあったので、中休みを兼ねて・・・? ( ^^) _旦~~

「今は最後まで読む時間がない」「一気に最後まで読むのはしんどい!^^;」けど、「応援クリック
はしようかな」という方のために。<でも、できれば余裕のある時に、残りも読んでね。(・・)>

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~ ~ ~ ~ ~ ~ ~

 もちろん、他国の軍隊が、何の非もないのに一方的に攻撃を受けることも
ないとは言えない。
 でも、実際のところ、現場にいない限り(現場にいても?)どっちがどういう
形で先に手を出したか判断するのは難しい。
 イラクやアフガニスタンの例を見ればわかるように、危険な地域では双方の
兵士がナーバスになっているので、チョットした動きや勘違いで、防衛意図の
もとに相手を攻撃するケースは少なからずあるし。時には、誤って一般市民を
殺傷したり、巻き込んでしまったりすることも稀ではない。

 そこでドンパチやっているところに、「味方のピンチだ。助けなくちゃ」と
自衛隊が駆け付けて、共に応戦したとしよう。
 まず、最初の一発で、「日本は他国に武力攻撃をすることはない」という世界
の多くの国々から得ている評価や、それに基づく信頼が大きく崩れることになる。

 また、その攻撃で、もしかしたら相手が、日本をその地域を侵略、占領して
いる国連や海外の軍隊の仲間だとみなして、その国の人々からの信頼を失うばか
りか、日本人を敵視をするおそれもあることも考えるべきである。
 それは日本の国や国民との関係を悪化させたり、他の自衛隊やボランティアの
活動に支障を来たしたりする危険性もあるし、最悪の場合、日本の領土や国民を
狙ったテロ攻撃につながるおそれさえもあるのだ。(><)

<イラクもアフガンもそうだが。米国や他国、または国連がどのように考えて、
軍隊を派遣しているかにかかわらず(それがたとえ、その国の復興や国民の救済
のためだという意図で派兵していたとしても)、地元の国民の中には、ヨソの国
の軍隊が、自分の国にはいり込んで、地元の人間を殺したり、国内を荒らしたり
して、自分たちの生活をめちゃくちゃにしていると、とらえる人が少なからず
いることにも、留意する必要があると思う。
 国連や大国が、自分たちの都合も交えて「その国のために、よかれ」と思う
ことが、必ずしも地元の国民のためになっていないこと、むしろ迷惑になったり
恨みすら抱いたりするかも知れないことも、考えるべきであろう。>

* * * * *

 私個人は、武力行使を行なう必要があるかも知れないような海外の危険な地域
に、自衛隊を派遣するのは、反対の立場である。
 民主党の小沢代表は、国連が認めたものはOKだと考えるらしいが。私は国連
がどう決議しようと、海外での武力行使には反対だ。<今の国連は、大国に左右
されることが多く、主体的な役割が果たせていないと思うので、尚更に反対。>
 
 私は、コチラにも書いたように、日本は、武力行使を伴わない分野で、十分に
本当に役に立つ国際貢献ができると考えているし。米国以外は、そのような活動
を主体に行なうことに理解を示してくれるのではないかと考えている。
<むしろ、他国が云々というよりも、日本人の保守派や防衛省関係者の一部が、
自分たちがオモテ立って活動できないことを、恥だと思って、やりたがっている
だけなのではないかと思ってしまう部分もある。>

 民主党はテロ特措法の延長に反対する場合、他の方法でアフガンを支援する
ことを検討し、それを法案化することを考えているようだが。その方が、米軍に
給油するよりも、よっぽど「国際貢献」と呼ぶにふさわしい活動になるだろう。
<  >
<何かわが天敵の前原っちが、ゴチャゴチャ言ったり、動き回ったりしている
ようだけど。しかも、何か安倍首相も最近は、口に出すのを控えている自衛隊の
海外派遣の恒久法の話まで、持ち出しているし~。(`´)この件は、また改めて
書きたいが。前原っちには、とっとと民主党を出て行ってもらいたい!( 一一)>

 まあ、この自衛隊の海外派遣や国際貢献のあり方の問題は、個人の国家観や
価値観などによって、考えも異なるところだとは思うけれど。
 いずれにせよ、秋の臨時国会でテロ特措法案の延長やイラク派遣廃止などの
審議を行なう過程で、国民も含め、これらの問題をもう一度きちんと考えたり、
議論したりすることには、大きな意義があると思う。


 そして、私はこの審議の過程で、上述の佐藤守久氏の発言を取り上げる必要
があるのではないかとも考えている。
 もし、折角、国会で慎重に審議して、新たな法律や付帯ルールを決めても、
現場にいる自衛官がそれをきちんと守る気がないなら、そんな審議も無意味に
なるし。自衛隊の海外派遣自体をやめさせるべきだと思うからだ。(*_*)

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by mew-run7 | 2007-08-14 07:38 | 平和、戦争、自衛隊 | Trackback(36)

長崎の平和式典での「日本政府への切なる訴え」+核問題の認識に世界とのギャップも?


   昨日9日、長崎も被爆から62年めを迎え、平和祈念式典が行なわれた。

 この春に銃撃され命を奪われた前・長崎市長の伊藤一長氏は、昨年の平和宣言で、
なかなか核軍縮を進めようとしない国際社会に向かって、強い怒りと批判を表わした。
コチラの記事のMore部分に全文が。>

 今年の平和宣言では、長崎の新市長になった田上富久氏が、伊藤氏の遺志を継いで
世界に核廃絶を求めると同時に、日本政府に対して訴える部分も多く、何だかそちら
がメインになっているようにも感じられた。
 田上氏は、元・市役所員で、とても朴とつとした感じのする人なのだが。その彼が、日本
政府に「~してください」という表現を繰り返し用いながら要請するのをきいて、
何だか切なく、やるせなく思えてしまうところがあった。(-"-;) 
 何か「頼むから、ちゃんとしてよ~」という心の叫びがきこえ、それが被爆地の
市民や平和を願う国民の切なる思いのようにも感じられたのだ。


『日本政府は、被爆国の政府として、日本国憲法の平和と不戦の理念にもとづき、国際
社会において、核兵器廃絶に向けて、強いリーダーシップを発揮してください。
 北東アジア非核兵器地帯構想」の実現を目指すとともに、北朝鮮の核廃棄に向けて、
6か国協議の場で粘り強い努力を続けてください。
 今日、被爆国のわが国においてさえも、原爆投下への誤った認識や核兵器保有の可能
性が語られるなか、単に非核三原則を国是とするだけではなくその法制化こそが必要
です。
 長年にわたり放射線障害や心の不安に苦しんでいる国内外の被爆者の実情に目を向け、
援護施策のさらなる充実に早急に取り組んでください。
 被爆者の体験を核兵器廃絶の原点として、その非人道性と残虐性を世界に伝え、核兵
器の使用はいかなる理由があっても許されないことを訴えてください。』
<抜粋。全文は↓More部分に>

* * * * *

 昨日、TVや新聞などで、長崎市民の声を色々と見聞したのだが・・・。彼らの中
には、だんだんと国内や地元でも被爆の事実が風化しつつあること、なかなか世界の
核軍縮が進まない上、日本がまた戦争をする方向に近づきつつあることへの危惧感に、
ある種の焦りや嘆きを覚えている人が少なくないのを感じた。

 日本は唯一の被爆国として、世界に核廃絶を訴えるべき立場なのに、それが多くの
犠牲者や今も尚、苦悩が続く人たちにとって一番大きな願いであり、救いにもなると
思われるのに・・・。世界がどうのという前に、この1年、肝心の国の代表である政府
与党が妙な感じになっているのだから、彼らも気が気ではないだろう。
 
 昨年後半には、中川昭一氏(自民党・政調会長)や麻生外務大臣が、公の場で核武装
議論を肯定する発言を行ない、安倍首相やその周辺は「議論は自由」だと、それを
放置するような姿勢を示した。<安倍氏はかつて核保有を容認する発言を行なったこと
もある。>そして、今年の6月には、地元選出の久間防衛大臣が原爆投下に関して
「しょうがない」発言を行なうに至り、それこそ「たまったもんじゃない」という気に
なるのもムリはない。
<久間氏は、被爆者団体からの質問状に、真摯な回答&謝罪をしなかったこともあり、
式典の参加を拒絶された。>
 しかも、安倍首相は、先頭に立って、憲法改正(9条も)を主張している立場でも
ある。
 その安倍首相が、式典で「非核三原則っを堅持する」「憲法の規定を遵守する」と
述べたところで、その言葉はあまりに空虚にきこえてしまうことだろう。
非核三原則を法制化して欲しいという要請も、ある意味では、日本の政府が信用できない
部分があるからかも知れない。
<私は、もし日本が本気で非核三原則を貫く気があるなら、憲法に書き込んでしまってもいい
ぐらいだと思っていたりもする。(@@。> 

<ちなみに昨日、安倍氏が「非核三原則をケンジ」と言うはずが、滑舌が悪かったため
に「非核三原則をチェンジ」にきこえた人がいたようで(私はテンジにきこえた、)
2chなどで、「ついホンネが出たのか」などとチョットした話題になったらしい。^^;>

* * * * *

 安倍氏が、首相としては5年ぶりに、広島・長崎の被爆者団体との懇談会に出席した
ことは評価したいが。<これも直前に急に欠席→出席に予定が変わったようで、参院選
惨敗の効果ではないかとも言われている。>
 ただ、原爆症の認定に関しては、訴訟で国が連敗しているにもかかわらず、「厚労省
に認定基準の見直しを指示した」と言うだけ。結局は、次々と訴ををすることを決めており
<何と9日にも>、取り下げるかどうかはわからない状態だ。
 被爆した人たちはどんどん高齢化し、医療や生活の負担も大きくなっている。訴訟が
続けば、それも心身に重くのしかかる上、訴訟の間に亡くなってしまう人も少なくない
であろう。
 平和宣言の中には、そのことに対する訴えも込められていた。

~ ~ ~ ~ ~ ~ ~

再リクエストがあったので、中休みを兼ねて・・・? ( ^^) _旦~~

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~ ~ ~ ~ ~ ~ ~

 何かここまでで、かなり長くなってしまったので、あと少しだけ。^^;

 広島に原爆投下が行われた6日から、アメリカのケーブルTVの有料チャンネル
HBOで「ヒロシマ・ナガサキ」(原題・White Light,Black Rain)というドキュメン
タリー映画が放映されている。<HPはコチラ・日本でも各地で順次公開中>

 これは日系3世のスティーブン・オカザキ氏が監督・製作・編集を務めた作品で、
HBOが制作費を出す形で、作品を完成させた。
 オカザキ氏は、500人以上の被爆者を取材した上で。広島、長崎の被爆者14人と、
原爆を投下した米軍機の乗員や科学者ら4人の証言に、記録映像を織り交ぜながら、
原爆投下の当時の状況とその後の実態を伝えようとするものだ。

 私は、確か6月の終わり頃に、たまたま、この作品を紹介する番組をTVで見たの
だが。ちょうど、これから長崎や広島でプレ公開するという時期に、久間発言が重なっ
てしまい、あまりに皮肉めいた事態に、「何だかな~」と大きなため息をついたもの
だった。(-"-;)
<実は、その頃に、ブログにもこの映画のことを書いたつもりでいたのだけど。何か
アップし損ねていたみたいなので、改めて書いていたりする。>

* * * * *

 これを放映したHBOは、メディア大手タイム・ワーナー傘下で、グループ全体の
受信契約数は全米で4千万を超えるという。

『米国では原爆投下が戦争終結を早め、多くの人命を救ったと正当化する意見が根強く、
プライムタイムと呼ばれる高視聴率帯にこうした映画が放送されるのは異例。HBOは
一部の反発も覚悟しながら「核戦争の壊滅的影響」(担当ディレクターのサラ・バーン
スタインさん)を伝えるため放送に踏み切った。
 自宅のテレビで映画を見たニューヨークの女性(41)は「被爆者が味わった苦しみに
触れ、同じ人間として胸が痛み涙がこぼれた」と話したが、ニュージャージー州の企業
役員の男性(52)はなお「原爆投下で戦争が終わった」と主張した。<中国新聞7日>』

 アメリカやいくつかの国々では、学校の授業などで、「原爆投下は、日本がなかなか
降伏せず、これ以上、米国や他の国々の死傷者を出さないためには、致し方のない行為
だった」と習うのが通例になっているときく。それを思うと、これはかなり画期的なことなのでは
ないだろうか?
 その背景には、近時、アメリカ国内でも「果たして、原爆の使用は本当にやむを得ないもの
だったのか」、「実験の目的や、ソ連をけん制する意図の方が大きかったのではないか」と
いう疑問を呈する声も少なからず出ていることや、後述するように、環境問題&核の問題
への関心が高まっていることなどがあるのかも知れない。

  欧米では、仮にアメリカの原爆投下は肯定するとしても、核の脅威を危惧して、二度と
使用すべきではないと、そのためにも核軍縮を行なうべきではないかという考えを持つ
人はかなり増えているようだ。
 チェルノブイリの原発事故の放射能被害や、米国内も含め、核実験を行なった場所の
周辺で、自然や人体に大きな影響が出ていることから、改めて核兵器や放射能のもたらす
損害、後遺症の問題を直視して、見直して行こうと。そして、そのためにも唯一の被爆地
である広島、長崎の実態を知ることで、きちんと核の脅威、被爆地の悲惨な状況を認識
することが重要なのではないかという考え方が出ているときく。

* * * * *

 それも、世界では、むしろ若い人たちの方が、環境問題と合わせて核の問題に関心を
持つ人が増えているという。
 これはおそらく、ネットや交通網の発達で、グローバル化が進んでいることのプラス
の影響であろう、世界各国の若い人たちの中は、国ごとの垣根をあまり感じず、インター
ネットなどを通じて他国の状況や原爆の実態や情報を知るができるし、当事の各国の言い
分はさておき、自分たち&世界の将来に共通する問題として、これらをとらえている
ようなのだ。
 近時は、広島や長崎の実情を知るために、現地を訪れる海外の若い人たちも増えている
ようだ。

 ところが、日本国内では、逆に若い人たちが、ほとんど先の大戦や原爆に関心を抱か
なくなっている実情がある。何か、10~20代の人たちと話していても、それらは
教科書に出て来る「歴史上の事実」に過ぎず、何だか日本のことではない「他人事」の
ように思えている感じがあるのだ。<まあ、私もあまり人のことは言える立場ではない
けれど。^^;でも、彼らは、私の何倍もそうかも知れないことに危機感を覚えたりする。>
 
 また機会があれば、ゆっくり書きたいが。かつては、東京の中学や高校の中には、
修学旅行で広島に行くところが少なからずあったのだが<そして、旅行前&現地でに
原爆に関する勉強をしたりしていたのだが>、近時、広島に行く学校が減って来たと
いう話も耳にしている。
 
 何か、日本政府だけでなく、そういう部分にも、世界の流れとの大きなギャップを
感じてしまう部分がある。(ーー;)

* * * * *
 
 最後に・・・

 安倍氏は、首相続投の意思を表明している。
 そして、報道によれば、安倍氏は日本の首相として、来年、日本で行なわれる洞爺湖
サミットのホスト役を務めることを楽しみにしており、大きな意欲を示しているという。
 
 まあ、実際、安倍氏がいつまで首相を続けられるのかはわからないけど・・・。^^;
<昨日も、自民党内の各派閥の総会では、批判が続出。また森・小沢氏らの同期会では、
小沢氏が「年内は持たない」と発言。森氏も次期候補者の名(麻生、福田、谷垣)を挙げ
たとか。渡部氏が小池氏の名を出したら、小沢氏が「小池はダメだ」といったという話も?!(・・)>

 ただ、首相が安倍氏であれ、誰であれ、日本で行なわれるサミットで、核軍縮・廃絶
をメインで扱うことを何故考えないのか、不思議に思う部分が大きい。
 確かに、今、環境問題は世界全体、それこそ地球全体にとって、重要なことであること
に間違いはないが。核の拡散に対する危惧感が強まっている今日、ホスト役であり、唯一
の被爆国である日本が、改めて核軍縮への取り組みで主導役を果たすことには、大きな
意義があるのではないかと思うのだ。
<核兵器が減れば減るほど、「美しい星」が汚されるおそれも小さくなるんだしね。(・・)>

 安倍首相&日本政府には、是非、そのことも検討して欲しいと思う。

                          THANKS

<9日は、銃の話を書くと予告していたのだけど。何か記事を書き始めたら、話の流れが
合わなくなってしまったので、また、いずれの機会に。m(__)m>


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<報道記事は、↓Moreの部分に>
 
            

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by mew-run7 | 2007-08-10 11:43 | 平和、戦争、自衛隊 | Trackback(17)

広島の原爆記念日に、核議論や核保有の是非を考えてみる

【秋葉・広島市長の「平和宣言」を↓More部分に追記】

 今日8月6日は、広島の原爆記念日(原爆の日)である。世界で初めて原爆が投下された日
から62年が過ぎた。
 
 私の軍縮(特に核軍縮)や原爆に対する考えは、昨年の広島・長崎の原爆記念日に
書いた。その思いは、今も全く変わっていない。
広島の平和記念式典に、日本&世界の軍縮、平和を願う
長崎市長の怒り。 そして日本、米国に核軍縮・平和への努力を望む

 それから1年。日本は9月末から、安倍政権に変わったのだが・・・。

 昨年の秋に、中川昭一氏(自民党政調会長)が、「核武装論」の発言をしてから
コチラ>、なんとな~く「日本の核保有もありか」という雰囲気が出て来ている
ような感じを受けるのは、私だけではないだろう。
 その後、麻生外務大臣も核武装議論を容認する発言をしていたし。今年の参院選
では、当選者は出なかったものの、維新政党「新風」が、公約のTOPに「日本の
核武装」を掲げて比例・選挙区で立候補者を出し、公約をアピールしたりもした。
<また今年6月末~7月初めには、久間前防衛大臣の、原爆投下は「しょうがない」
発言も問題視され、久間氏はそれで辞任することにもなった。>

 何だか安倍政権になってから、この1年弱の間に、一気に核の話がオモテに出る
ことが多くなったような感じもある。
 その背景には、安倍首相が核兵器の保有の検討を完全否定していないこと<かつて
核保有を容認する発言をしたことがあるし。おそらく中川氏などの仲間うちでも、その
ような議論をしたことがあるのではないかと察する>、彼らが特に敵対視or警戒する
中国が核兵器を多量に保有していること、北朝鮮が核開発したことなどもあるのでは
ないだろうか?<印パの核保有が実質的に容認され、イランにも核開発の話が。>

* * * * * 

 中川発言の時にも書いたが。私は一般論として、核武装の議論を一切タブー視して、
「誰も決して口にしてはならないもの」として禁じる必要はないと考えている。

<ただし、政治家(特に閣僚や政府与党の要職にある者)が、公の場で発言することは
避けるべきであると考える。彼らの発言は、日本の政府の考え、発言として、国内外に
とらえらえてしまうからだ。>

 私自身、学生時代に、友人たちと居酒屋談義の中で「日本も核を保有すべきかどうか」
に関する話をを何回かしたことがある。そして、その際に、友人の意見をきいたり、自分
なりに色々考えたり、悩んだりしたことは、今の自分の考え方を形作って行く上で、
おおいに役立っているように思う。

 要は、単に核はいけないとか、相手も持っているからいいんだとか、そういう決め付け方を
するのではなく、何で核兵器を持つことがいいorいけないと思うのかとか、日本人として
(日本人以外でもいいけど)日本にどういう国であって欲しいと思うのかとか、日本は世界の
中でどういう役割や立場の国であればいいと思うのか・・・そういうことも含めて考えたなら、
核武装議論も意義あるものになるのではないか、と思ったりするのである。

* * * * *

 学生時代に、核保有の話が出たきっかけは、基地問題だった。当時、厚木基地の周辺
に住む友人が、基地問題の悩みを話したからだ。

<神奈川県に米海軍&海上自衛隊の航空基地があって(マッカーサーが降り立った所
で有名だとか)、米軍の戦闘機の墜落や離発着訓練の騒音の問題で、地域住民との間
で長くもめていた。そして彼の親族のひとりは、騒音や振動&墜落の恐怖のために
ノイローゼになって、治療を受けていた。>

 その居酒屋談義のメンバーは、ふだんは、政治の話など全くしないお気楽極楽な
仲間なのだが<音楽やパチンコなどのギャンブルや日常のバカ話ばかり? ^^;>。
 その話から、沖縄などを含め、米軍基地を減らして行くには、どうしたらいいのかと。
また、日本が政治・経済などの面で、アメリカからもっと自主独立的に言動できるよう
になるには、どうしたらいいのかと。・・・その中で「やっぱ、日本も核を持つしか
ないのかな~」という話が出ることになったのである。

* * * * *

 お気楽極楽な生活を愛する私たちとしては、日本が平和で平穏な生活のできる国で
あり続けないと困るし。誰も戦争なんぞに行きたくはない。
 みんなアメリカ自体は好きだし<音楽(洋曲?)好きは特にそうかも>、仲良くは
したいけど。基地問題や、日ごろの政経問題で上から出られるような感じに思える
<何か貿易摩擦の問題とかで、アレコレ言われて、イバられている感じに見える>のは
あまり快くは思っていなかった。そして、それは「やはり、アメリカの核の傘に守ら
れていることが大きいのではないか」というところに行きつくことになる。、

 で、日本が核を持てば、かなりの部分、自力で防衛できるようになるのではと。
そうすれば、日本の平和は守れるし、米軍基地も減らせるかも知れないし、下手に
軍拡するよりおカネもかからないし<却って軍縮できるかもとの意見もあり>、
アメリカにあまりへ~こらせずに、自主独立した政治・経済政策や防衛政策ができる
のではないかと・・・。<戦後ン十年も立ったのだから、そろそろ自主独立国家と
して、歩んでもいいのではないかと。中には、自主憲法論にこだわる子もいた。>

* * * * *

 う~ん・・・。(-_-) その時、mewなりにすご~く悩んだものだった。

 そうか~。核を持つことで、逆に日本の平和を守って、軍拡も防いで、米軍基地を
減らす効果があって、日本が米国や他の国々と対等に付き合えるようなら、それも悪く
ないかも知れないな~。
 でも、日本は唯一の被爆国で、核軍縮を訴えているのに。その日本が、核を持つと
いうのは、どうなんだろう? 被爆地の人たちはもちろん、空襲その他の攻撃で被害に
あった人たちや、家族をなくして、平和を訴えている人たちはどう思うのだろう?

 そもそも日本が核を持つことを、米国やその他の国々は許容するのだろうか?核保有
問題がきっかけになって、多くの国との関係が悪化することになるのではないだろうか?
 それに、もし日本が核を持ったら、周辺国はもちろん、経済力のある中東とかヨー
ロッパの国々の中にも、核を持とうとする国が増えて、どんどん核拡散してしまうの
ではないだろうか? etc.etc.・・・
 
 アレやコレや考えた結果、私は「やはり日本は核を持つべきではない!」という
結論に至ったのだった。
 私の中では、核を持つメリットよりも、デメリットの方が多かったし。核を持たな
い方が、心の平安も含めて、日本人が平和で平穏な生活をすることにつながると思えた
のである。


 私は、世界に核兵器などができるだけない方がいいと思う。だから、日本は持たない
方を選び、そして、他の国々にも持たないことを呼びかける国になって欲しい。
 その方が、私は日本を誇りに思うこともできる。

 そして、そう思う国民が多ければ、そしてそう思う政治家をより多く選べば、日本は
ず~っと核を持たずに済むだろう。
 でも、そう思う国民が少なくなれば、そして核保有に前向きな政治家が増えれば、
日本はいつか核を持つことになるかも知れない。

 核に限らず、憲法改正やら、9条のあり方やら、集団的自衛権の問題やらも含めて、
日本は今まさにその岐路にさしかかっているのかも知れない。そして、単にXXはいけ
ない、いいというのではなく、みんながそれぞれの立場で、真剣にそのことを考えたり、
議論したりしなけれならないのではないか、と思う今日このごろである。

<ちなみに、私が今、核に限らず、世界ができるだけ軍縮して欲しいと思う原点は、
小さい頃の銃社会をちょこっと経験したことにあるのだが。
 それは、長崎の原爆記念日に書きたいと思う。>

                       THANKS


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by mew-run7 | 2007-08-06 09:12 | 平和、戦争、自衛隊 | Trackback(32)

核議論で圧力をかけたいのだとすれば、どこかの国と一緒では?   +前原はやっぱ前原だった


  ただでさえ安倍政権の構想には問題が多くて、彼がわが国の首相になってしまうと
いうだけで、ミュ~ミュ~(イヤだイヤだ)状態だったのに・・・。
 まずは、教育基本法の改正&再生の問題でツッコミまくろうと思っていたのに。

 北朝鮮の核実験の報が流れてから、日本はとんでもない方向にどんどん進もうとして
いるし~。共謀罪が強行採決されるおそれもあると言うし~。<仕事では困ったちゃん
との格闘(?)の日々だし~。>本当に憂鬱になって来てしまう。

< 「 共謀罪の強行採決に警戒警報が! 」も是非読んで下さい。>


 とりあえず、近時、ブログで扱った「周辺事態法」と「中川・麻生トンデモ発言」の
続報と思ったことを書いてみたい。

 この前提となる記事は・・・

臨検で周辺事態法の適用をゴリ押しか? 好き勝手に法解釈を変える政府はアブナイ!

中川氏に続き麻生外相もトンデモ発言!何故、「議論する」と言うだけで、問題視されるのか
* * * * *

 19日に、民主党の前原誠治・前代表らが国会内会合を開き、「周辺事態法を適用
するべきだ」「ここで何もしなければいつまでたっても政権交代できない」と、党と
して同法の適用に反対をする小沢代表や党執行部を批判したという。<*1>
 
 大体、「何で民主党内に「国防省設置を早期に実現する議員連盟なんていうものがある
のよ~^^;」と言いたい気分でもあるのだが。
 無党派ながらも、今は、自民党打倒のために、民主党の参院選の勝利、政権交代を支援
したいと考えている私であるが。その実現を思うと、民主党にひとりでも多くの議員を
キープしたいのは山々なのだが。やっぱ前原グループとは、どうしても気が合いそうに
ない。それに以前から書いているように、こういう意見をいう人たちがいると、実に紛ら
わしいというか、世間の人たちに民主党の考えがわかりにくくなってしまうように思う。

 こういう時に、イライラしちゃうようじゃ、この先もどうなるかわからない。人数が
減るのは痛いけど、やっぱ、分かれた方がいいんじゃないかな~。

 でも、党執行部の鳩山由紀夫幹事長も、二度目の核実験があれば、周辺事態法の適用
を考えてもいいじゃないかと言い出しているらしい。<*2>
 この人も、もともとバリバリの改憲派で、考えは前原グループの方に近いのよね~。^^;

 こういう大事な時期に、しかも補選の投票日の前に、こんな発言がポコポコ出て来る
ようじゃ、民主党もまだまだなのかな~と思えてしまう話であった。

 何かここまで慎重な姿勢を見せている公明党も、だんだん容認になびいているような
報道が出て来ている。<新聞によっては、もう容認を決めたとの話も・・・>
 太田さ~ん。今度は、自民党に言うべきことを言うんじゃなかったの~?


 何度も書くが・・・周辺事態法は北朝鮮周辺で有事(武力紛争やこれに準じる内乱など)
が起きた場合を想定して作られた法律である。
 そして、その影響によって、わが国が武力攻撃を受けるなどの危険に直面した場合に、
米軍とともに国の安全を守るために活動できることを定めたものなのだ。
 北朝鮮が核実験をしただけでは、武力紛争や内乱とは同視できないし、現に武力攻撃を
受ける危険にも直面しているとは、どう見ても言えない。<何ヶ月後、何年後の危険を
想定した法律ではないのである。またガイドラインは、もちろん法律ではない。>
 
 国がきちんと法律を守るかどうかは、本当に大事なことだ。国が勝手に法律やその
制度趣旨の解釈を変えることを許せば、他の法律でそうやられた時に、私たち市民にも
どんどん侵害が及ぶかも知れないという危険を是非考えて欲しいと思う。
 
* * * * * *

『安倍首相は18日夜、麻生氏の発言について、首相官邸で記者団に「麻生大臣も非核
三原則については政府の立場に立って発言している。閣内不統一ということはないし、
この話はすでに終わった議論だ」と述べた。

 麻生氏は17日夜、自民党議員との会合で、同党の中川昭一政調会長が「核保有
の議論はあっていい」と発言したことについて「タイミングのいい発言だった」など
と支持する考えを表明していたことも、複数の出席者の話で分かった。

 会合には同党新人議員ら十数人が出席。麻生氏は、中川氏の発言は結果的に北朝鮮の
核武装を抑止する効果がある、という趣旨の説明をしたという。また麻生氏は、ブッシュ
米大統領が中国の唐家シュワン国務委員と会談した際に「中国が北朝鮮を押さえないと
日本が核を保有するようなことになる」と述べて北朝鮮への働きかけを求めたという話
も披露したという。
 麻生氏は18日夜、朝日新聞の取材に対し、会合での核保有をめぐる発言は「言った
記憶はない」と述べた。 <朝日新聞 19日 抜粋> 』

『麻生外相は19日の衆院イラク復興支援特別委員会で、日本の核保有論議について、
政府としては議論しないが政党の議論は妨げられないとの認識を示した。これに対して
安倍首相は同日「自民党として正式な機関で議論することはない」と述べ、党として
正式に議論はしない考えを表明。麻生氏は「自民党内での話を統制することはできか
ねる。言論の自由を封殺することにはくみしない」と指摘した。<共同通信 19日>』

『日本の核保有論をめぐり19日、麻生太郎外相が政党の議論は止められないとの認識
を示したのに対し、安倍晋三首相は「自民党として正式に議論することはない」と否定する
など慎重姿勢を貫き、政府内の足並みの乱れが続いた。
 首相は、官房副長官当時の2002年5月に「憲法上は小型原爆保有も問題ない」と発言した
と週刊誌に報じられ、国会で釈明を迫られた。首相の慎重姿勢の背景には、この苦い経験に
学んで政権スタート直後の失速要因はいち早く除去したいとの思惑があるようだ。
 同時に、18日に来日したライス米国務長官が日本側に「米国は日本を防衛する決意を持って
いる」と伝えるなど、日本の核保有論議に懸念を表明したことも影響したとみられる。
<共同通信19日>』  その他*3



 中川昭一氏の15日の「核議論」発言が意図的なものだったかはわからないが。
これを受ける形で麻生外務大臣が「核議論」発言をしたのは、意図的なものがあった
ように思う。<二人が共謀していた可能性もあるかも知れない。>
 また、果たして安倍首相との間で、きちんと話ができているのか、それもビミョ~or温度差
を感じる部分がある。<それともこちらも共謀の上、役割分担なのかな?>

「日本も核保有を議論する(考え始めている)」ということになれば、米国の一部や
中国、ロシアはいい気がしない。それゆえに、この発言は「北朝鮮の核開発に一生
懸命取り組ませる効果が出る」という見方がある。

<また米国の反応が控えめなこと、元・大統領のスピーチライターがあえて日本に
核保有を勧めるような記事を新聞に投稿していたことから、米国側とも話がついている
のではないか(中国に圧力をかけるため)との見方もできなくない。
 さらに、もっとうがった見方をすれば、2011年の米軍再編成&日米防衛体制の
再構築時を考えて、場合によっては日本も核を保有すること(日本に核を保有させる
こと)を考えている者もいるかも知れないとも推測し得る。>

 ただ、もし日本が核を持つ(ことを考える)ことが、北朝鮮問題の解決や中国を
はじめとする東アジア地域への圧力、抑止力になるとしても、私は日本が核保有の
可能性を外交カードに使うことは好ましくないと思う。
 単に議論するというのと、すでに開発しているのではレベルが大きく違うとは
いえ、「核」というものを、「核の脅威」や「核拡散への懸念」というものを
外交カードに使って、自己の意思を実現しようという意味では、ならず者と呼ばれる
北朝鮮とやっていることは変わらなくなってしまうと思うからだ。

<それに万一、外交カードで核武装を使うなら、北朝鮮の核実験ぐらいのちゃちい
ことじゃなくて、もっと重大なことで使わなくっちゃとも思う。こういうことは、
何回も使ったら、狼少年みたいに思われるか、北朝鮮のようにしょ~もない国に
思われるのがオチなので、ここぞという時にとっておくべきなのでは?>

 それに、日本は米国や中国、北朝鮮だけを相手に外交を行なっているわけではない。
核拡散を防ぎたいと思っている他の多くの国々の政府や国民が、日本の核保有議論の
報をどのように受け止めるのかも、考えなければならないだろう。

 そして、何より日本の国民のことを考えるべきなのではないだろうか?
 日本には、被爆によって家族を失った遺族や大変な思いをした人、今も尚、その後遺症
で苦しむ人がたくさんいるのだ。<被爆地からも今回の発言には、批判が出ている。*4>
国民もそれはわかっているし、核の脅威にも敏感なところがあり、8割以上の人が日本は
核を保有すべきではないと考えている。
 国民の意思も考えずに、国民に代表とも言えるような立場の者が、先走りして
核の議論をすべきだということには、問題があるのではないだろうか?

 このことは、また改めて書きたいが、私は、安倍首相&その周辺の政治家やスタッ
フの多くが、「国民」よりも「国」や「国家」という方に目や気持ちが向いてしまっ
ているように思えてならない。
 国民の意思や状況をろくに考えず、自分たちの勝手に描く国家観や国家像を主体に
国の舵取りを行なわれては、私たち一般国民はたまったもんじゃない。

 何か安倍政権に関わる者たちの中に、自分たちの立場や権力を利用して、国づくり
ごっこや国家戦略ごっこを・・・まるで外交戦略ゲームや防衛戦略ゲームに興じている
人がいるかのように見えてしまうことさえある今日このごろだ。


 あ~、本当にイラつく。(ーー゛) 

 何故、時間がないのに長々と書いているのか・・・実は、いつもかなり長く書いて
いるのを、編集して短くするのに時間がかかっているのだ。(^^ゞ
 でも、時間がないので、長々と書いたのをそのままアップしちゃうのである。

 あ・・・そろそろ、銀行に行かなくっちゃだわ。(・・) 

                        THANKS


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*1

『民主党の前原誠司前代表ら同党議員15人は19日国会内で会合を開き、北朝鮮の
核実験問題をめぐり協議した。この中で前原氏は国連安保理の北朝鮮制裁決議を受け
周辺事態法を適用するべきだと容認論を展開、同調する意見が相次いだ。
 出席者は「国防省設置を早期に実現する議員連盟」(会長・渡辺秀央参院議員)の
メンバーを中心とする議員で、前原氏は同法適用に反対する小沢一郎代表ら党執行部
の対応について「ここで何もしなければいつまでたっても政権交代できない」と批判
した。
 周辺事態認定への賛成論が民主党内にもあることが公然化した形だ。衆院統一補選
の投開票(22日)を前に、前代表が公然と執行部批判を展開したことは党内に波紋
を広げそうだ。<毎日新聞 19日>

*2

『ロシア訪問中の民主党の鳩山由紀夫幹事長は19日、モスクワ市内で記者団と懇談
し、北朝鮮が2回目の核実験を実施した場合について、「周辺事態」の認定を容認する
こともあり得るとの認識を示した。
 鳩山氏は「北朝鮮が(国連安保理の制裁決議を)『宣戦布告だ』という言い方をし、
さらに核実験を行った場合はレベルが変わったとみることができる。1回目の状況とは
違う」と語った。鳩山氏は17日の小沢代表らとの協議では現状について「周辺事態
とは言えない」と結論づけていた。<朝日新聞 19日>』

*3
『尾を引く核武装論議・閣内に足並みの乱れも
 北朝鮮の核実験をきっかけとした日本の核武装を巡る議論が尾を引いている。麻生太郎
外相は19日も国会答弁で「非核三原則を政府として堅持する立場に変わりはない」と指摘
する一方で「言論を封殺するという考え方にはくみしない」と、議論の必要性を力説した。

 政府・与党が火消しに入る中、外相が発言し続ける意図を巡っては「深い意味があって言って
いるのではないのではないか」(丹羽雄哉総務会長)、「中国が北朝鮮に働き掛けを強めるよう
促す狙いがあるのではないか」(政府関係者)など見方は様々。 <日経 20日>


*4
『日本の核兵器保有論議の必要性を指摘した自民党の中川昭一政調会長の発言に対し、
広島市の秋葉忠利市長は16日、広島市立大での講義で「歴史を記憶できない人が増えて
いる」と批判した。「米国の政府高官や学者も『核兵器を使え』と平然と言っている。このような
考え方が世界中にまん延している」と危機感を強調。中川政調会長の発言に対し、感情的
ではない知的な反論をするよう学生に呼び掛けた。<中国新聞 17日>

『自民党の中川昭一政調会長が日本の核保有について「議論はあってもいい」とテレビ番組
で発言したのを受け、長崎市の伊藤一長市長は16日、「北朝鮮の核実験強行という緊張した
国際関係の中で、与党政策責任者のこうした発言は、被爆地の市長として看過できない。
被爆者をはじめ、市民も怒りと不安を感じている」との談話を出した。政府に対しても「非核
三原則を堅持しながら、外交交渉の場で、北朝鮮の問題を解決していくこと」を求めた。
<朝日新聞 16日>』

『衆院外務委員会で麻生太郎外相が「(日本が核保有の是非を)議論しておくのも大事な
ことだ」などと発言したことに対し、広島県原水禁などは19日、抗議と発言の撤回を求める
申し入れ書を安倍晋三首相、麻生外相にファクスで送った。抗議文では「現職の外務大臣と
してあるまじき発言で、極めて軽率。被爆地ヒロシマの心を踏みにじるもので断じて容認
できない」と非難。麻生外相に発言の撤回を申し入れた。<中国新聞 20日>』
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by mew-run7 | 2006-10-20 13:25 | 平和、戦争、自衛隊 | Trackback(17) | Comments(13)

中川氏に続き麻生外相もトンデモ発言! ~何故、「議論する」と言うだけで、問題視されるのか~


  何か忙しい時に限って、書きたいことがどんどん出て来て困ってしまう。
<今度の土日も完全なお休みはとれなそうな感じだし~。(涙)>

 18日に「教育再生会議」が始まったこともあり<Rolling Beanさんのブログ(コチラ)に
関連エントリーあり>教育問題も書きたいのだが、情報収集の時間がなかなかとれず。(--)
 読売新聞(紙面)によれば、「結果が重要なので、会議は非公開にする」とのこと。
やはりコチラの記事に書いたように、「はじめから結果ありき」でお飾りの会議になる
のではないかという気がする。
<また、何かさらにこれとは別に、与党協議会も教育関連の会合を開くらしい。>

 「周辺事態法」に関しても、法律の文言よりもガイドラインの方が先歩きしてしまい
<あれは法律の条文じゃないのにな~>、世間が誤解&政府に悪用されそうな感じだし。
 ライス長官が来日して、尚更、拍車がかかりそうな気も。(-_-;)

<関連記事:「臨検で周辺事態法の適用をゴリ押しか?好き勝手に法解釈を変える政府
はアブナイ!」<コチラ>参照>

 しかも、とむ丸さんのブログ(コチラ)によると、共謀罪が今月中に強行採決される可能性も
あるとの情報が?! (・o・) karada ga mittugurai hoshii kibun 
 
* * * * * *

 まずは、日本の国のあり方の根幹に関わるかも知れない、核保有の問題について書き
終えてしまおう!

 これは「安倍氏のお仲間・中川昭一氏が日本の核保有に関してトンデモ発言」という
記事<コチラ>のつづきである。
<尚、今回の記事中の「中川氏」はすべて「中川昭一氏(自民党・政調会長)」を指す>


 やっと中川氏がトンデモ発言をしたTV番組のビデオを見ることができたので
<感想としては、特に司会の田原総一朗氏がタキつけた感じもなく、ふつ~に日本の
核武装に関して各党の議員(みんな政調会長だったかも?)に意見をきいて行く中で、
中川氏も自然に持論を述べたという感じに見えた>、早速、前記事の続きを書き始め
ていたら・・・

 何と、18日には麻生太郎外務大臣まで、衆院外務委員会で、ダメ押しのトンデモ発言
をしてくれていた。<*1>
「隣の国が(核兵器を)持つことになった時に、(日本が核保有の是非を)検討する
のもだめ、意見の交換もだめというのは一つの考え方とは思うが、議論をしておくのも
大事なことだ」と述べたのだ。<衆院TVでチェックした。>

 麻生氏は日本政府の外務大臣という立場なだけに、自民党の政調会長の中川氏より
発言の意味は重いのに、何でそういうことを考えないかな~。

 あのあと安倍首相や他の閣僚、自民党議員らが必死で「日本政府は非核三原則を守る」
「核保有は考えていない」とアピールして、火消しに躍起に。
 16日に塩崎官房長官も「中川氏の発言は一般論として言ったのだろうが、政府として
党幹部の発言にコメントする筋合いでない」、17日には安倍氏が「もう終わった話だ」
という形で、中川発言を政府とは切り離そうとしていたのに。
 政府の中枢にある麻生氏がそういう発言をしちゃったら<しかも、今度は国会の場で>
消しかけた火に油を注ぐようなものじゃない・・・と思ってしまう。


 私は、日本の核保有について議論すること自体は決していけないことだとは思って
いない。また過剰にタブー視するのもどうか、と考えている。
 では、何故、彼らの発言がマスコミや野党だけでなく、自党の議員からも問題視され
てしまうのか・・・何故、政府は火消しに躍起になっているのか。
 それは、彼らが自分たちの立場やTPO(時、場所、機会&状況)をよく考えずに
発言しているからだと思う。<今風に言えば「空気、読めよ~」という感じ?!>

 一般論として、日本の国防を考える時に、核を持つということが一つの選択肢になる
ことは当然のことだ。だから、私は、政治家や官僚、識者、国民の中に、日本も核保有
をした方がいいのではないかと考える人がいたとしても、不思議ではないと思う。

 何を隠そう、私自身も何度も日本の核保有について勉強や議論(居酒屋談義)をした
ことがある。文末(☆1)にちょこっと書くが、戦争反対、核を含む軍備縮小の平和
主義&社会政策重視の立場からも、核保有にはメリットが少なからずあるからだ。

<ただし、日本が唯一の被爆国であり、核兵器がもたらす悲惨な被害を知っていて、
その体験から学ぶべきだし、それを世界に伝えるべきだと思うことや、核拡散の脅威、
製造、実験段階も含む放射能汚染、人間だけでなく自然界への悪影響のことなどなど
を考えると、デメリットが多過ぎて、結論はやはりNO!なのだが。>


 BUT! でも、しかしである。
 仮に「議論をするのは悪くない」としても、今、この状況で、日本政府&与党の要職
にある者が、公の場で「日本も核保有の議論を」という発言をするのは、やはり問題で
ある<トンデモ発言である>と思う。
 逆に言えば、さして問題がないのなら、マスコミもここまで取り上げたり、他国で
報じられることもないし、政府や自民党議員が火消しに躍起になることも必要ない
はずではないだろうか?
 
 そもそも、現に核を持っていない、持たないと言っている日本が「議論する」という
言葉を使う場合には、「核を持つことを検討してみたい」という意味になる。
 まったく核保有を考えていない場合は、公明党の太田代表のように「議論する必要も
ない」ということになる。また、日本が非核三原則を貫く意思がある場合には「議論の
余地はない」と主張する者も多い。

<中川氏は、16日に「私は核武装反対論者だ。非核三原則をいじるとはひと言も
言っていない」「核を持たずに(北朝鮮のような国に対して)どういう対抗措置ができ
るか真剣に考えないといけない。その中で核の部分だけスパッと抜いて議論するだけで
いいのか。議論することと非核三原則を守ることは決して矛盾しない」と釈明を行なった。
<毎日新聞16日>
 ただ、この発言でも、必ずしも核保有の議論を否定しているとは思われないし、また
毎日新聞(15日)に「(中川氏は)03年11月の衆院選挙期間中に同社が実施した
全候補者アンケートで「日本の核武装構想について、『国際情勢によっては検討すべき
だ』」と回答していた」という記事も載っていた。>
 

 もし中川氏が単なる一国会議員で、銀座のクラブあたりで・・・いや、公的要素の
ある講演会などでも、「やっぱ日本も核を持った方がいい。おおいに議論すべき」とか
言っても、ここまで問題視されることはないだろう。
「あ~、またあいつは相変わらず(酔っぱらって?)ネオコン・タカ派発言をしている
のか?」って済む話だ。世間がそれを知っても、中川氏個人に批判が来るか来ないか、
個人の支持が増えるか減るかのレベルの問題である。

 でも、彼は政権与党たる自民党の政調会長という要職にあり、TVにも政府&与党
の代表のような立場で出演していた。また彼が安倍首相と近しい関係にあることも
周知の事実だ。それゆえ、彼の発言は個人的な考えにとどまらず、日本の政府や与党
の考えと受け止められかねず、その影響や波紋も大きくなる。
 現に日本のマスコミもその発言を取り上げ、政府は火消しに躍起になり。他国にも
その情報は流れて<一部では報道もされて>、ブッシュ大統領や大統領報道官まで、
それに対するコメントを出したりしている。当然にして、東アジア地域でもいい反応
があるはずがない。
<こういうこともお利口度は、学力とは関係ないけど、麻布ー東大で学んでいながら、
それぐらいのことがわからないのかな~と、なげかわしく思う。>

 ましてや、麻生氏は、日本政府&安倍内閣の中枢である外務大臣という立場である。
それが公の場である国会で答弁したとなれば、何をかいわんやという感じである。

<もし二人とも意図的に発言しているのだとしたら、尚更、問題である。
日本が外交カードとして核を使うようになったら、おしまいだ。(北朝鮮と変わらないじゃん。)
仮に使うとしたなら、もっと重大な局面にとっておかないと。>


 ただ、これが平時であれば、まだマシなのであるが。いかんせん、時期と状況が
悪すぎる。
 世界の多くの国々は、今、核拡散、核のドミノ倒しに対してナーバスになっている。
特に大国や欧米諸国では、アジア地域に対する懸念や警戒心が強くなっている。
 近時、インド、パキスタンが核を保有し、国連ではこの7月にイランの核開発の制裁
決議が行なわれたばかりだ。そこに北朝鮮の核実験の報である。北朝鮮の保護者的立場
の中国、ロシアまでが制裁決議に賛同した背景には、単に北朝鮮にメッセージを出す
だけでなく、このことを契機にアジア地域で他の国も核保有を考えることを食い止め
たいという意図もあったからだ。
 中川氏の発言は、核実験が行なわれてまだ1週間、制裁決議が行なわれた翌日に
なされたものであり、その影響や刺激はあまりにも大きいように思われる。<麻生氏も
差はない。>

 また、日本はもともと唯一の被爆国である上、非核三原則を国是としている。
<佐藤栄作元首相(安倍氏の父・岸信介元首相の弟)は、これを唱えたことによって
ノーベル平和賞を受けている。>
 そして、それをもとに国連をはじめ様々な場で、世界に向けて、核軍縮、核廃絶を
訴えている立場にある。
 今回の北朝鮮の核実験に関しても、「核開発は容認できない」と安保理の制裁決議
作り&採択のために積極的に動き、そして安倍首相も「核拡散の防止」の必要性を
主張して、制裁活動に力を入れようとしている時だ。
 その最中に、お膝元にいる中川氏や麻生氏が「日本の核保有」の話を持ち出しては
その姿勢と矛盾してしまうのである。

 これらの観点から見ても、中川、麻生発言は、TPOから考えて妥当ではないと
言えるのではないかと思う。


 以上は、客観的見地からの考察であるが・・・。最後に、私個人の主観的な考えも
書いてみたいと思う。<こう言うことを書くと、また非難が来そうだけど?!^^;>

 私は正直なところ、日本という国はまだ、東アジア地域だけでなく、世界全体から
まだ十分に信用されていないようなところがあると思う。もう60年も前のことなの
だが、先の大戦でのアジア進出、列強大国との交戦はかなりイメージが悪かったようで
「日本は、危険性を内包している国だ」「あの国は、またその気になったら、何をする
かわからない」と思われているところがあるように感じることがある。
 安倍氏が首相候補&実際に首相になった時、私は欧米のメディアが、彼のことを
まさに「ネオコン」とか「タカ派」という言葉で紹介していたのをいくつも見た。
中には「日本がまた軍国主義化するのでは」と懸念を示す記事もあった。

 でも、戦後60年、日本は平和憲法を掲げ、一度も他国で武力を行使することもなく
ここまで来た。また、唯一の被爆国として核の悲惨さを訴え、非核三原則を堅持して、
核軍縮、核廃絶をアピールし続けて来たりなど、それこそ何十年もかけて色々な努力
して来た人たちがいたように思う。そのお陰で、だんだんと「日本人は平和を愛する
人たちなのだ」というイメージが広まって来たように思えることが少なくない。
 そこで「日本も核保有を議論する」という話が出ると、他国には単なる議論以上の
印象を与えかねないところがある。それに加え「憲法改正や海外派兵を考えている」
などの報が届けば、何十年もかけての折角の努力も水の泡になってしまうかも知れない。
 
 それに、国連や国際会議の場で日本が「核廃絶を」と訴えても、「でも、お宅の国
の外務大臣や与党幹部は、核保有も議論するって言ってるじゃないか」って反論され
たら、な~んの説得力もない空しいアピールになってしまうだろう。

 これは政治家や識者だけでなく、一般国民にも言いたいことなのだが。
 日本が、核保有の「議論」を公な場で行なうか否かということは、日本の国の今後の
あり方を自国民だけでなく、世界に向かって示すことにもなるということも、よ~く
考えて欲しいと思う。
                    THANKS


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by mew-run7 | 2006-10-19 12:51 | 平和、戦争、自衛隊 | Trackback(23) | Comments(43)

臨検で周辺事態法の適用をゴリ押しか? 好き勝手に法解釈を変える政府はアブナイ!+☆に大矢監督復帰

【なかなかゆっくりPCに向かう時間がとれないため、コメントへのレスが遅れています
が、ご容赦ください。m(__)m 徐々にお返事を書いて行きますので、お待ち下さい。
 また教育関係の記事のアップも遅れていますが・・・すみません。m(__)m 】

 仕事多忙に加え、北朝鮮問題などもあって、イライラする日々が続いている私なのだが。
 昨日は個人的にGood Newsが一つあった。☆チームの監督に大矢明彦氏が正式に決まった
のだ。(^^♪ 大矢氏に是非もう一度監督をして欲しいとずっと思ってたので、めっちゃ
嬉しい。コーチ陣の顔ぶれも(二軍も含めて)☆ファンには嬉しい布陣になっている。
 また機会があったら、大矢氏についても書いてみたいが・・・今度こそ、本当に優勝
してハッピーな涙の胴上げを見られるようにと切に願っている。<☆ファンにしかわから
ない話かも知れないが。^^; 前回の大矢氏の解任に際しては、色々あったのだ。(ノ_-。)>

* * * * *
 
 今回は、人からきかれて先週から調べていたこともあり、「周辺事態法」の問題について
書きたいと思う。<もう半分書いたものがあったので。(^^ゞ>
<この記事は「国民に及ぶ危険を知りつつも、ついには軍事行動を決めた周辺事態法、敵基地
攻撃論まで?!」
のつづきになります。>

中川トンデモ発言の記事のつづきも、できるだけ早くアップするつもりだ。>

 国連で北朝鮮に対する制裁決議が採択され、北朝鮮の船舶に対する臨検(強制力を
伴った船舶検査)が行なわれることになった。これは、北朝鮮が輸出や輸入を禁じら
れた製品<核関連製品や武器なども含む>を運んでいないかを調べるために行なうもの
で、有効な制裁、検査なのだが、相手から反撃を受けることも予想され、危険が伴う
活動でもある。<北朝鮮は、臨検を宣戦布告として受け止めると言っている。>

『13日に米国のシーファー駐日大使が、首相官邸で塩崎恭久官房長官と会談し、臨検
について「日本は憲法の制約上、できることとできないことがあるのは分かっている」
としながらも、「制裁という仕組みが出来上がったときには、日本が意味のある貢献を
してくださることに自信をもっている」と事実上の支援要請をした。
 塩崎氏も「協力していきましょう」と応じた。シーファー氏は会談後、記者団に
「日本自身が憲法の制約下で何ができるかを決めなければならない」と述べた。
 安倍晋三首相も同日夜、首相官邸で記者団に「わが国への脅威を除去するために何が
できるかという観点から、考えなければならない。日本ができる限りのことを行って、
力を発揮していくことになる」と述べ、支援策を積極的に検討する意向を表明した。』
<北海道新聞13日>

 米国は、日本に「意味のある貢献」を求めて来た。要は、今までにない貢献活動を
要求して来たのである。その一つが、米軍の臨検の後方支援だった。
 もともと自衛隊の活動範囲をもっと広げて行きたいと考えている安倍首相にとっても、
これは一歩踏み出す大きなチャンスとなる。

 だが、今ある法律の範囲では、自衛隊は、公海上でこのような活動をすることはでき
ない。<自国の領海内であれば船舶検査は可能であるが、強制力を伴う検査を行なう
こともできない。>
 臨検は米軍や他国に委ね、自衛隊はその後方支援を行なう予定であるのだが、そのため
には、本当は特別措置法を作らなければならない。他国の軍隊の臨検を支援を行なったり、
状況に応じた対応ができるようにするためにも、きちんと特措法を作ることが望まれる。

<イラクに自衛隊を派遣した時も、今も継続中のインド洋での米軍の後方支援も、特別
措置法によって行なっている。ちなみに、政府はこの11月で期限が切れるインド洋の
自衛隊活動に関するテロ特措法を1年延長することを決めているが、野党はこれに反対
する構えあ。:::まあ、与党は数的に有利なので、決まってしまうだろうけど。(--)
 尚、安倍政権は、自衛隊の海外派遣や国際貢献の活動等を行なう時に、いちいち
特措法を作らなくてもいいように、恒久法を作る準備を進めているが、この法律には問題
も多い。(コチラ参照)>

 でも、臨検は早ければ今月中にも始まってしまうので、そのために特別措置法を作る
のは間に合わない。<法律を作るには、何ヶ月もかかるのだ。それに野党の反対だって
予想されるので、簡単には成立しないかも知れない。>
 そこで、自衛隊が一日も早く米軍の支援ができるように、周辺事態法を適用することが
できないかが先週から検討され始めているのだ。<*1>

 
 周辺事態法というのは、もともと北朝鮮及びその周辺で、戦争や内乱などの武力紛争が
起きて、日本に危険が迫った場合のことを想定して、自衛隊が米軍とスムーズに連携して
活動できるように、99年に作られたものだ。<船舶検査に関しては00年成立。>

 その第一条の「目的」には『この法律は、そのまま放置すれば我が国に対する直接の
武力攻撃に至るおそれのある事態等我が国周辺の地域における我が国の平和及び安全に
重要な影響を与える事態(以下「周辺事態」という。)に対応して我が国が実施する措置
その実施の手続その他の必要な事項を定め、日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力
及び安全保障条約(以下「日米安保条約」という。)の効果的な運用に寄与し、我が国の
平和及び安全の確保に資することを目的とする。』と記されている。

「そのまま放置すれば我が国に対する直接の武力攻撃に至るおそれのある事態等我が国
周辺の地域における我が国の平和及び安全に重要な影響を与える事態」(「周辺事態」)
に適用される法律なのである。

 ちなみに、ガイドラインでは「周辺事態」に当たる六つの類型が示されている。

(1)日本周辺地域で武力紛争が差し迫っている
(2)日本周辺地域で武力紛争が発生している
(3)日本周辺地域で武力紛争は一応停止したが、秩序の維持、回復が達成されていない
(4)ある国の行動が国連安保理で平和に対する脅威などと決定され、安保理決議の経済
  制裁の対象となり、日本の平和と安全に影響する
(5)ある国で政治体制の混乱などにより避難民が発生、日本に流入の可能性が高まって
 いる
(6)ある国で内乱、内戦などが発生、国際的に拡大し、日本の平和と安全に影響する

 どう見ても、北朝鮮が核実験を行なった(orその可能性が高い)というだけで、使える
法律ではない。
 共産党の小池晃政策委員長は、周辺事態の認定について「周辺事態は対岸で戦火があが
っている、有事であるというのが前提だ。今の事態は周辺事態ではない」と批判。民主党
も小沢代表と菅氏らが協議して、同法の適用には反対をすることにした。<*2> 
 そして久間防衛長官や国防関係の議員、官僚なども、この法律の適用には慎重な姿勢
を見せている。<*3>

 だが、安倍首相&その仲間たちや麻生外務大臣(&外務省)は、強引に周辺事態法の
適用に踏み切ろうとしているのだ。
 彼らはどうしても、ここで自衛隊に臨検活動を支援させたい。だが、特措法が間に合わ
ない。それゆえ、麻生大臣などは「とりあえず特措法を作るまでの措置として周辺事態法
を使うという二段階方式にすればいい」と発言し始めている。

 政府の一部は、国連決議が北朝鮮の核実験を「平和に対する脅威」と表現したこと、
また経済制裁の決議があったことなどから、上述の類型の(4)に当たるのではないか
という解釈を行なおうとしている。
 だが、その前提となる法一条の「我が国に対する直接の武力攻撃に至るおそれ」と言え
る状態にはまだないということを、すっかり無視してしまっている。

 朝日新聞15日の記事の表現の仕方を見ると、笑ってしまいそうになる。
『防衛庁首脳は「国連決議だけでは認定できない。認定しても後方支援は米軍だけに
しかできない」と消極的だ。しかし、米国は「意味ある貢献」(シーファー駐日大使)を
求めてきているため、外務省では「周辺事態の認定は可能だ」という主張が強い。』


 あのさ~。特措法を作るのが間に合おうと間に合わなかろうと、シーファーとやらが
何を言おうと、もとの法律の条文や基本的な趣旨、解釈には変わりはないんだからさ~。
何で、そんなことで、とりあえずツナギで適用しておいて、二段階でって話になって
しまうわけよ~。
 日本は法治国家なんだよ。法律に基づいて、国政を行なっているんだからね。しかも
こういう自衛隊の活動っていう重大な問題で、こんな風にご都合主義で、コロコロ条文の
解釈や適用の仕方を変えてたら、国民にもわけがわからなくなっちゃうし、法律の存在
自体、意味がなさなくなっちゃうじゃ~ん。<だから国会議員もいらないって?!>
・・・と、mewはちょっとオカンムリになっているのである。

<今、ホウチコッカと入力したら「放置国家」と変換されて、ひとりでウケてしまった。
・・・いや、笑い事じゃない!これじゃあ、本当に「放置国家」になっちゃうよ~>

 
 久間防衛長官は、周辺事態法の適用には慎重なものの16日の衆院テロ防止・イラク
復興特別委員会で『憲法解釈で禁じられている集団的自衛権行使の問題について「(日本
と米国の艦艇が)連れ立っていた時に相手が襲ってきたら、(日本が)一緒になって防御
するのは正当防衛が成り立つんじゃないか。(日本は)武器等防護の規定に基づき反撃
せざるを得ない」と述べた。』という。
『政府見解はこれまで、米艦艇の防御については憲法解釈の問題から「我が国が自衛の
目的以外の場合については米艦艇を守れない」としていたが、どういうケースが集団的
自衛権行使に該当するかはあいまいだった。久間氏の発言は、公海上で米艦艇が攻撃され
た場合、補給活動などで一緒にいる自衛艦が応戦しても集団的自衛権の行使ではなく、
正当防衛にあたるとの認識を示したとみられる。 』<毎日新聞 16日>

 もしこのようなケースが「正当防衛」に当たるなら、多くの場合に、自衛隊は武力を
用いた反撃ができることになってしまうだろう。こんな安易な解釈を認めてしまっては、
今まで何のために集団的自衛権の問題が議論されて来たのかもわからない。そう簡単に
考えられないそからこそ、安倍氏が集団的自衛権に関して、政府の解釈変更までしよう
としていたのではないだろうか?

 
 このような形で、政府の都合に合わせた「恣意的解釈」を安易に許していまうと、
この先もなし崩し的に「何でもあり」の国になってしまい、まさに「放置国家」になり
かねない。<それは、めっちゃアブナイことである。>

 ちょっと専門的っぽいところなので<実は私もすごく理解できているわけではない
かも^^;>、あまりマスコミや国民が関心を持ちにくいところかも知れないのだが、
野党議員を中心に、ここら辺をよく監視して、ツッコむべきところはツッコんで行か
ないと、どんどん政府の好き勝手に日本という国のあり方が変えられてしまう。
 それを思うと、ますますイラ立ってしまう私なのであった。

                       THANKS

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by mew-run7 | 2006-10-17 17:55 | 平和、戦争、自衛隊 | Trackback(16) | Comments(25)

長崎市長の怒り。 そして日本、米国に核軍縮・平和への努力を望む


 8月9日は、長崎に原爆が投下された日である。
 
 世界で最初に原爆が投下されたのが6日の広島だったためか、長崎のことはやや軽視され
がちになってしまうところがあるように思うが<長崎出身の知人もよくそう言っていた>。
改めて、犠牲者の方々に哀悼の念を表すと共に、平和と軍縮を願いたいと思う。


 本日(9日)行なわれた平和祈念式典では、伊藤一長市長は平和宣言で、「人間はいったい
何をしているのか」という出だしに始まって、核軍縮が進まない現状への怒りをあらわにし、
世界の国々や科学者たちに核兵器開発への協力を拒むよう求め、「2006年を再出発の年と
することを決意し、恒久平和の実現に力を尽くす」ことを宣言した。

 さらに、具体的に米国、北朝鮮、パキスタン、イスラエル、イラン、インドの核保有国や核開発疑
惑国を名指しして、核不拡散体制が崩壊の危機に直面していると指摘。「核兵器の威力に頼ろう
とする国々は、被爆者をはじめ平和を願う人々の声に謙虚に耳を傾け、核軍縮と核不拡散に
誠実に取り組むべきだ」と訴えた。日本政府に対しては、非核三原則の法制化と北東アジア非核
地帯化への取り組みに加え、高齢化が進む被爆者支援の充実を要請した。
 
<「平和宣言の全文」を文末*1に掲載する。具体的な国名や事実も含むようなここまで踏み
込んだ強いメッセージには、ある種の驚きや衝撃を覚えた部分もあるが、それだけ核拡散が
進み、一向に平和への取り組みが進まない状況に、大きなイラ立ちや怒りを覚えていることが、
よく伝わって来た内容であった。>
 
 また、被爆者代表による「平和への誓い」を読んだ被爆者代表の中村キクヨさん(82)は
「戦争を知らない世代が求める強い日本の姿が戦争前の様子に重なり、不安を募らせている」
と危機感を訴えた。
 私もまさにこのことを一番憂いている。 <式典の発言内容は朝日、読売等の9日から抜粋>

 
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by mew-run7 | 2006-08-09 12:51 | 平和、戦争、自衛隊 | Trackback(31) | Comments(41)

広島の平和記念式典に、日本&世界の軍縮、平和を願う


  8月6日は、広島に原爆が落とされた日である。その日から、早くも61年が過ぎた。

 この日を前に、4日、広島地裁で「国が被爆者援護法に基づいて原爆症の認定を求めて
いた41人の申請を却下した行為は違法である」との判決があった。
 それ自体は、本当によかったと思うのだが、もう60年以上立った今でも、被爆の
後遺症で苦しんでいる人たちが数多くいること<しかも国から十分な保護を受けられずに
いる人たちがいること>を思い知らされ、胸が痛んだ。

 6日には広島市の平和記念公園で、原爆死没者慰霊式・平和祈念式(平和記念式典)が
行なわれ、秋葉広島市長が平和宣言で「人類は今、すべての国が核兵器の奴隷となるか、
自由となるかの岐路に立たされている」と指摘。「核兵器からの自由をもたらす責任は
今や、私たち世界の市民と都市にある」と強調。「固い意志と情熱を持って目覚めるとき
が来た」と核兵器廃絶への行動を呼び掛けた。
 また、国際司法裁判所(ICJ)が十年前に出した「核兵器の使用・威嚇は一般的に
国際法に違反する」との勧告的意見に触れ、核兵器廃絶が、その後実現できなかった危機感
とその反省を基に、核軍縮に向けた「誠実な交渉義務」を果たすように求めるキャンペーン
に取り組む決意を表明した。
 そして政府に対しては、世界に誇るべき平和憲法を守り、核兵器廃絶に向けた誠実な交渉
義務を果たすよう核保有国に迫る世界的運動の展開を要請。高齢化した被爆者の実態に
即した人間本位の援護策充実も求めた。
 6年連続で出席した小泉首相は、「今後とも憲法の平和条項を順守し、非核三原則を堅持
する。核兵器廃絶と恒久平和の実現に向け、国際社会の先頭に立ち続けることをあらためて
誓う」とあいさつした。<中国新聞等 6日 抜粋>

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by mew-run7 | 2006-08-06 11:58 | 平和、戦争、自衛隊 | Trackback(34) | Comments(31)