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カテゴリ:安倍政権に関して( 219 )

吉川晃司「俺は現政権がでえっ嫌いだ」~清志郎の遺志も汲み、反原発をアピール

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吉川晃司と言えば、1に水球仕込みの逆三角体型、2にモニカ、3、4は各人の好き好きで、最近は5・下町ロケットで有名なシンガー&俳優だが。<親愛の情をこめて、あえて敬称略で。ちなみにmewは、「RAIN-DANCEがきこえる」とアン・ルイスとの「六本木心中」、独特なリズムの刻み方(特に脚?)が印象深いかな。実は、顔の輪郭やつくりがチョット好みなのよね。^m^>

 忌野清志郎とも親交が深くて。清志郎が亡くなった後も、彼の遺志も汲んでか、コンサートで清志郎作詞版の「IMAGINE」を歌っていたという。(・・) 

 阿修羅から、3年前の記事を拝借するです。<そうそう。広島出身というのも印象にありますね。>

『吉川晃司さんIMAGINE熱唱「放射能はいらない もう被曝もいらない」
http://www.asyura2.com/13/genpatu32/msg/803.html
投稿者 パラサガン 日時 2013 年 8 月 07 日 16:13:10: 6n31nAnvXCdXc

子ども達を放射能から守るネットワーク@ちば
http://takumiuna.makusta.jp/e226429.html

広島生まれの吉川晃司さんが原爆記念日に、
広島x阪神線の野球場で唱った「IMAGINE」が大変素晴らしく感動しました。
http://youtu.be/DDwsZrrOIDI
天国はない ただ空があるだけ
国境もない ただ地球があるだけ
みんながそう思えば簡単なことさ

放射能はいらない
もう被曝もいらない
偉い人も 貧しい人も
みんなが同じならば
簡単なことさ

夢かもしれない
でも その夢を見てるのは
一人だけじゃない
世界中にいるのさ

=================

吉川さんと言うと記憶に新しいのが週刊文春の連載2012年4月12日号「阿川佐和子のこの人に会いたい」で、かつて震災や原発問題に関してこのような発言をされてます。

「このまま何も策を講じることなく死んじゃったら、僕ら、恥ずかしい世代ですよね。放射能のことも、僕らは本当のことを知らず、知識がないゆえに傍観してきた。それは悔いても悔やみきれない。(忌野)清志郎さんからいろいろ話を聞いたりもしてたんですけど、何でそんなにムキになっているんだろうと不思議に思うだけで」。

そして、「次代を担う子どもたちに負の遺産を押しつけて、あとは頼むよじゃ死んでも死にきれないから、やれることはやらなきゃと思っています。子どもに、墓に向かって『父ちゃん、何もしなかったじゃないか』と言われたくない。言われても、せめて『いや、俺なりに頑張ったんだ」と言い返したい」

忌野清志郎さんがかつて書いてた手紙を湯川れい子さんへ宛てた手紙で以下の発信をされてました。

「地震の後には戦争がやってくる。軍隊を持ちたい政治家がTVででかい事を言い始めてる。国民をバカにして戦争にかり立てる。自分は安全なところで偉そうにしてるだけ」


負の遺産とは何か。原発を指してるのだろうと思います。放射能に関することも無知であったことを悔やんでます。これは多くの国民と同じ想いではないでしょうか。

唯一の被爆国でありながら、史上最大の原発事故を起こしながら原発輸出を再稼働に突き進もうとしてる国。そして、地震の後に憲法変えて、戦争をできる国に変わろうとしてます。著名人、アーティスト、表現者、勿論、一般国民も、もうカッコつけて無関心を決め込んでる場合ではないと思います。力を合わせて平和の思いを訴えていかなければと思います。 』 

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 その吉川晃司が「俺は現政権がでえっ嫌いだ」と、安倍政権への嫌悪感をあらわにしているらしい。(^^♪ subarashii 

『「俺は現政権がでえっ嫌いだ」 ここにきて吉川晃司の「反安倍」がハンパない

2016年6月8日(水) J-CASTニュース

ミュージシャンで俳優の吉川晃司さん(50)が「反安倍政権」の姿勢を鮮明にしている。被爆二世として広島県に生まれた吉川さんは、東日本大震災以降、「反原発」そして「反政権」のスタンスを明らかにしてきた。2016年5月17日に発売された「週刊プレイボーイ」(5月30日号)のインタビューでも「俺は現政権がでえっ嫌い」とぶちまけるなど、時期的に参院選も差し迫るなかでも、その姿勢は止まらない。

ドラマやCMへの出演など芸能活動を精力的に行っている吉川さんの発言にはネットで賛否の声が上がる一方、一部からは「余計な事は言わない方がいい」と心配する声も聞こえてくる。

原発事故では「マスコミや既得権益層にだまされた」

「プレイボーイ」インタビューで日本社会の展望を問われた吉川さんは、こう答えている。

「閉塞感とか未来に陰りが見えるというか。このままいくと大して素敵な未来は待ってない感は満載だよね」
そして、女性問題が原因で自民党からの参院選出馬を見送った作家・乙武洋匡さんに触れ、「俺は現政権がでえっ嫌いなもんだから、疑問と残念感は残るんだけど。今、(参院選で)自民党から出るのはやめましょうよ」と自民党への強い嫌悪感を表明した。

こうした発言をするようになったきっかけは、「東北の大震災」だった。「あの時の支援復旧の仕方とか、原発うんぬんの情報でも、一部のマスコミや既得権益層にだまされてたなっていうのを痛感させられたわけ。俺は愚かだったなと」と振り返る。

吉川さんは以前から「反原発」「反政権」的な発言を繰り返している。

2012年1月発売の『別冊カドカワの本 愚 日本一心 吉川晃司』では、東日本大震災以降、脱原発を訴えてきた小出裕章・元京都大学原子炉実験所助教とも対談。11年の参院本会議で可決された、原発輸出の前提となる数か国との原子力協定について、「日本は、現在の人類が修復のすべを持たないモンスターを海外に売ろうとさえしている」と痛烈な批判を加えた。

「なんでも良いから本業頑張ってくれ」の声も

自身がパーソナリティを務めるラジオ番組「D.N.A~ロックの殿堂~ 吉川晃司 SAMURAI ROCK」(JFN系列)でも、原発政策やアベノミクスなどを題材にたびたび安倍政権を批判。

また、14年9月9日発売の「週刊朝日」(9月19日号)では、13年4月発売のニューアルバム『SAMURAI ROCK』に収録されている『絶世の美女』を「反原発をテーマにした楽曲」だと明かしている。確かに、「魔女も驚く melting down」「Oh,No NU World」といった原発を連想させるリリックが並んでいた。

吉川さんが音楽まで使って、自身の政治スタンスを主張し続ける理由は何なのか。13年8月発売の『ビッグイシュー』(220号)によると、吉川さんは被爆二世として広島県に生まれ、周囲の大人から「原爆の話を聞かされて育ってきた」という。そうした生い立ちが影響しているのかもしれない。

吉川さんといえば、大河ドラマ『八重の桜』(NHK)やドラマ『下町ロケット』(TBS系)といった人気番組に出演し、現在は「日清焼きそばU.F.O」やキリン「生茶」のCMキャラクターを務める売れっ子芸能人でもある。そうしたなかで、メディアを通じて政治的な発言を繰り返すのは、日本の芸能界では特異な存在といえる。

このため、吉川さんの言動に対してツイッターなどでは、

「自主規制ばかりしているマスコミやタレントは彼を見習うべき」
「ロックンロールとはこういうもの」
「こんな気骨のある男とは思わなかった」
と賛同する声が上がる一方、

「いい歳して薄っぺらい発言しなきゃいいのに」
「単なる感情論で物事を判断すべきではない」
「電気を一切使用しないライブをやってからにして」
と、批判する声が入り混じっている。

また、6月22日公示、7月10日投開票の参院選が迫っていることも関係しているのかここにきて、

「なんでも良いから本業頑張ってくれよ」
「余計な事は言わない方がいいとおもう...」
などと吉川さんを気遣う声も出始めている。』

* * * * *

 この「余計なことを言わない方がいいと思う」みたいなことを言うやつらが、結果的には圧力がけと変わらないような「忖度、配慮による自主規制」を強いて、今の日本(メディア、業界)をダメにしているんだよな~。(ーー)

 でも、本物のロッカーである吉川は、きっとそのアンチ安倍精神を貫いてくれると期待を寄せているmewなのだった。(@@)

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by mew-run7 | 2016-06-09 14:19 | 安倍政権に関して | Trackback(1)

安倍、約束違反を認め開き直る。ウソつき独裁の首相に信を与えるな

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 6月1日、通常国会が閉会したのを受けて、安倍首相が記者会見を行なった。(@@)

 安倍首相は、アベノミクスがどれだけ成功したかを自慢し、ここから一億総活躍社会作りに向けて取り組んで行く姿勢を示しながらも、世界経済、特に新興国(とりわけ中国?)の成長に不安があることを強調。
 G7で共通のリスク認識を得たことを持ち出して、リスク回避のために、内需を腰折れさせかねない消費税率の引上げは延期すべきであると判断したと表明した。^^;

 そして、正直な安倍首相は、ここから、自分が国民にいくつものウソをついて、約束を破ったことを認めたのである。(~_~;)

『1年半前、衆議院を解散するに当たって、正にこの場所で、私は消費税率の10%への引上げについて、再び延期することはないとはっきりと断言いたしました。リーマンショック級や大震災級の事態が発生しない限り、予定どおり来年4月から10%に引き上げると、繰り返しお約束してまいりました。
 世界経済は今、大きなリスクに直面しています。しかし、率直に申し上げて、現時点でリーマンショック級の事態は発生していない。それが事実であります。
 熊本地震を「大震災級」だとして、再延期の理由にするつもりも、もちろんありません。そうした政治利用は、ひたすら復興に向かって頑張っておられる被災者の皆さんに大変失礼なことであります。
 ですから今回、「再延期する」という私の判断は、これまでのお約束とは異なる「新しい判断」であります。「公約違反ではないか」との御批判があることも真摯に受け止めています。』

 で、ふつう、国のTOPとしては、これだけウソついて約束違反をしていたら、責任をとってやめるものだと思うのだが。
 さすがは、ご都合主義の安倍っち。もう一度、新たな約束をするから、国政選挙で信を問いたいと言い出しちゃうのである。^^;

『国民生活に大きな影響を与える税制において、これまでお約束してきたことと異なる判断を行うのであれば、正に税こそ民主主義であります、であるからこそ、まず国民の皆様の審判を仰いでから実行すべきであります。
 信なくば立たず。国民の信頼と協力なくして、政治は成り立ちません。「新しい判断」について国政選挙であるこの参議院選挙を通して、「国民の信を問いたい」と思います。
 「国民の信を問う」以上、目指すのは、連立与党で改選議席の過半数の獲得であります。』

 それも、これだけウソをついたからには、「連立与党で2/3の議席を」とか「自民党単独で過半数を」とかそれなりに厳しめのハードルを設けて信を問うと言うなら、まだ納得できる部分もあるのだけど。
 「国民の信を問う」以上、目指すのは、連立与党で改選議席の過半数の獲得でありますって。そんなの、覚悟を決めて目指すほどのハードルにならないでしょうが。<`ヘ´>

<一般に政権与党はどの選挙でも過半数を目指すのが当たり前だしね~。(・・) てか、まさか、もし足りなくなったら、お維やこころも連立させて数合わせとかしないでしょうね~。(@@)>

 でも、安倍首相は、いかにも高いハードルを掲げているかのような言い方をして、自らが覚悟を示しているふりをしてみせるのだった。(-"-) <改選前の現有議席が低いのは、6年前の2010年は、キミたちがまだ野党だったからでしょ。^^;>

『これは、改選前の現有議席を上回る高い目標でもあります。さらに、野党は政策の違いを棚上げして、政策の違いを棚上げしてまで、選挙目当てで候補の一本化を進めています。大変厳しい選挙戦となる。それは覚悟の上であります。
 しかし、この選挙でしっかりと、自民党、公明党、与党で「過半数」という国民の信任を得た上で、関連法案を秋の臨時国会に提出し、アベノミクスを一層加速させていく。その決意であります。』_(。。)_

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 もう一つ、安倍首相がついている大ウソは、アベノミクスが順調に進んでいるという話だ。^^;

『「経済失政」一斉批判=野党、参院選へ攻勢―増税再延期

 消費税率引き上げ再延期を安倍晋三首相が正式表明したことを受け、民進、共産両党など野党4党は1日、「経済失政は明らか」として一斉に首相の経済運営を批判した。

 約40日後に迫った参院選に向け、アベノミクスの是非を争点化していく構え。これに対し、与党は「参院選で信を問う」とした首相方針に沿い、受けて立つ構えだ。

 民進党の岡田克也代表は国会内で記者団に「消費税増税の再延期はアベノミクスがうまくいかなかったからだ。世界経済のリスクを理由にするのはごまかしだ」と厳しく批判。共産党の志位和夫委員長も「破綻した道をひたすら突き進むもので、本当に未来がない」と断じた。

 社民党の又市征治幹事長は談話で「自らの政治責任を認めて総辞職するのが筋だ」と迫り、生活の党の小沢一郎代表は記者団に「アベノミクスは国民が苦しむ結果を招いている」と非難した。4党は1日の幹事長・書記局長会談で、参院選に向けた共通の旗印の一つとして「経済失政による国民生活の破壊と格差・貧困の拡大を許さない」と訴えていく方針を確認した。

 与党側は反論に躍起だ。自民党の稲田朋美政調会長は首相判断について記者団に「アベノミクスを加速させ、デフレから脱却させると同時に、世界経済を危機に陥らせないための方策を主導して進めるということだ」と説明。公明党の山口那津男代表は「再延期の理由を丁寧に説明した。真摯(しんし)に国民に理解を求めていけば、必ず受け入れられると思う」と首相の会見を評価した。

 一方、おおさか維新の会の松井一郎代表(大阪府知事)は府庁で記者団に、「増税によりデフレ状態に戻って税収が下がれば本末転倒だ」と首相の判断を支持。日本のこころを大切にする党の中野正志幹事長と新党改革の荒井広幸代表も、それぞれ増税延期を評価した。(時事通信16年6月1日)』 

『安倍首相は「デフレ脱却からのチャンスを手放すわけにはいかない」として更なるアベノミクス推進を訴えたが、その後も経済成長はプラスとマイナスを繰り返し、低空飛行が続く。物価上昇率は原油価格の下落もあって今年4月はマイナスに落ちこむなど、デフレ脱却も見通せない状況だ。

 安倍首相は1日の記者会見で新興国経済に問題があると繰り返し、「アベノミクスは順調に結果を出している」と強調した。しかし、増税できるような経済環境を2度にわたり整えられなかったことについて、「アベノミクスの限界」を指摘する声は強まりつつある。

 企業業績は依然好調だが、賃金や設備投資の伸びは限定的で、安倍政権が目指す消費拡大への好循環は機能しないままだ。構造改革など成長戦略の推進は不十分で、成長力を大きく底上げするには至っていない。頼みの日銀の金融政策についても、今年2月のマイナス金利導入後に円高・株安が進むなど、その効果は不透明感を増している。

 新興国経済の減速は長期化する恐れもあり、アベノミクスがこのまま目立った成果を上げられなければ、19年10月の再増税も困難だ。財政健全化も実現不可能になり、日本経済は大きな混乱に陥る恐れもある。日本総研の山田久チーフエコノミストは「これまでのアベノミクスの評価をしたうえで、必要な政策の修正を行うスタンスが求められている」と指摘している。(毎日新聞16年6月1日)』

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 さらに、mewが問題だと思うのは、安倍首相&仲間たちが、増税するかしないか、延期するとしていつまでするのか、また独裁的なやり方で、官邸の中だけで勝手に決めちゃったことである。(~_~;)

 税金の問題というのは、単に税金が上がるか否かということだけでなく、その税金を使うはずの様々な政策や予算はどうするのか、借金を返すのにどれだけ回すのか、新たな借金は必要なのかなどなど、考えるべきことがたくさんあるし。
 そのために財務省の官僚やら各党の政務調査会の議員やら、何たら諮問委員会の識者やらが、ああでもないこうでもないと議論して、決めることになるのであるが。<彼らも政官財の利益ばかりで、ムダな議論も多いけど。ただ、素人の独裁的な財政、経済運営を阻んで、多様な意見を反映することはできる。^^;>

 今回、安倍陣営は「増税すると景気や支持が落ちる。政権が長く続かなくなる。やめよう」という短絡的な発想で、増税を計4年も再延期することに決めたわけで。
 その間に予定されていた年4兆円以上の税収分をどうするのか、ほとんど考えずに見切り発車するという、とんでも無責任なことをしているのである。(~_~;)

* * * * *

『自民党税制調査会は31日、非公式幹部会を開き、安倍晋三首相の消費税率引き上げ延期方針を受け入れることで一致した。かつて税制に関して「聖域」とされた自民税調には財政再建を重視するベテラン議員が多いが、首相側から宮沢洋一会長に相談や連絡はなく、蚊帳の外だった。幹部会では異論は出ず、「いまさら発言することはない」(出席者)など投げやりな雰囲気が漂った。

 首相は延期の理由として、現在の経済情勢とリーマン・ショック前の状況との類似点を挙げているとされるが、別の出席者は「今の世界経済がリーマン前のような状態とは誰も思っていない」と指摘。「(国民への)説明をどうするか考えてもらわないといけない」と突き放していた。(時事通信16年6月1日)』

* * * * *

『安倍晋三首相の消費税増税再延期の決断に、財務省では無力感が漂う。前回、消費税率10%への引き上げを2015年10月から17年4月へ先送りした際に、経済情勢が悪ければ増税を先送りできる「景気条項」を削除し、再延期を封じたはずだった。麻生太郎財務相や財務相経験者の谷垣禎一自民党幹事長らも増税先送りに反対したが、首相に押し切られた。

 官邸主導で政策を決める安倍政権の前に、財務省はなすすべがなく、「最強官庁」と呼ばれた面影はない。財務省にとって、消費税増税は先進国で最悪の状況にある財政を再建するため、是が非でも成し遂げたい政策だ。だが、今回は増税実施に向け、与党幹部らに積極的な働き掛けをしないことを内々に申し合わせ、首相の決断を見守る作戦をとったという。

 消費税の軽減税率をめぐる議論で、財源の大幅捻出を避けるため、自民党税制調査会幹部らと連携し、軽減の対象範囲を狭めようとしたことが首相官邸の逆鱗(げきりん)に触れ、財務省は苦杯をなめた。それを教訓に官邸との無用の摩擦を避ける「見守り作戦」だったが、失敗に終わった。

 首相が主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)で触れたリーマン・ショック級の世界危機を想起させる資料も、財務省は使用に猛反対したが、押し返せなかった。財務省幹部は「官邸に近い経済産業省を中心に作成した資料だ」と語る。

 消費税の再増税は19年10月へ2年半延期されるが、財務省内では「この経済状況で延期なら、もう増税できない。事実上の凍結だ」(中堅幹部)との声も出る。首相の経済ブレーンの本田悦朗内閣官房参与はBSフジの番組で「2年半で大丈夫か正直誰も分からない。100%確実かというとそうでもない」と指摘した。
 財務省幹部は「財政健全化目標の達成は崩壊したも同然だ」と肩を落とした。(時事通信16年6月1日)』

* * * * *

 その場の自分たちの都合でウソをついても、いくらでもOK。国の現在や将来の財政、政策のことなど考えなくてもOK。選挙で勝てれば、何でもあり。
 果たして、国民はそんな安倍首相&仲間たちをいつまでのさばらせて、好き勝手なことをさせておくつもりなのか<省庁や与党議員も、いつまでもこんなことさせておいていいの?>・・・と、日々、イラ立ちが募っているmewなのだった。(@@)
 
 THANKS
 

                                            
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by mew-run7 | 2016-06-02 12:54 | 安倍政権に関して | Trackback(2)

安倍見解は天動説(非常識)と自民議員+政府の原発政策に自治体が抵抗+袴田事件

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 まずは、mewが昨日、嬉しく思ったbutちょっと複雑な思いも抱いたニュースから。
 
 昨日、WBCのWタイトルマッチが行なわれて、フライ級で八重樫東が3度目の防衛に成功。ライトフライ級で、20歳の井上尚弥が、史上最短、デビュー6戦目でチャンピオンになったのだけど。(*^^)v祝X2

 このタイトル・マッチの舞台で、WBC会長が、袴田事件で死刑判決を受けながら、再審の決定を受けた元プロボクサーの袴田巌氏(78)に、「名誉チャンピオンベルト」を贈呈したのだ。"^_^"
<関連記事・『渡辺が借り入れ疑惑を説明&それに対する疑問+袴田事件の再審決定+フィギュア、錦織』>

 日本ボクシング協会&多くの元プロボクサーが、袴田氏の再審開始を求める活動に参加して来たのだが。WBCもそれに協力しており、今回の再審決定を受けて、「48年間の戦いをたたえたい」としてベルトの贈呈を決めたとのこと。<TV画面で見たところ、ベルトには、袴田氏の写真やアリの写真が埋め込まれていたです。>
 袴田氏は釈放後、入院しているので、姉の秀子さんが代理で受けとったのだけど。WBC会長は、贈呈の際に、「私たちの名誉チャンピオン、袴田さんに自由を」と呼びかけていたという。(・・)
 
 袴田氏の再審決定に対して、残念ながら、静岡地検が先月末に即時抗告を行なったため、今後、また再審開始まで時間がかかる可能性が大きくなってしまったのだけど。<最悪の場合は、再審の取り消しもあり得る。(-"-)>
 袴田氏本人&家族や支援者が、このベルトを手にすることで、少しでも励みを得て、ファイト&勇気がわいてくれたらな~と願っているです。"^_^"

<尚 この袴田事件&その映画に関して、いつもコメントを下さっているxtcさんがブログにアップされていたので、関心のある方は、コチラをご覧いただきたい。(++)>

* * * * *

 菅直人元首相が、先月末に「薬害エイズ裁判和解18周年記念集会」で講演を行なったそうなのだが。
 同氏のブログ(コチラ)によれば、『話の最後に、出席していた現役の若い官僚諸君に向けて「官僚は先輩のやった失敗を隠す。そのため同じ失敗を繰り返す。原発事故も同じ構造。そうならないように。」と一言述べておいた』という。(・・)

 昨日、自民党や経産省が、福島原発事故の反省もろくにせず。事故前に決めた計画を変えようとしないという話を書いたのだけど。(『原発事故の「反省」を削除。事故はなきものとして、原発推進策をとる安倍自民にNOを。』)その言葉は、菅氏の言うように経産省+αの原発に関わる官僚にも当てはまると思うし。

 今回の袴田事件に対する検察の対応にも、当てはまる部分があるな~とも思った。(-"-)

* * * * *

 先月末の即時抗告に関して、『西谷隆次席検事が「決定はDNA鑑定に関する証拠の評価などに問題がある。各種の証拠について合理的な根拠もないのに、警察によって捏造された疑いがあるとしており、承服できない」と文書でコメントした』とのこと。(『』内、東京新聞14年4月1日)
 
 確かに、警察&検察側にしてみれば、裁判所から「証拠を捏造した疑いがある」と判断されるのは、決して快くないことだと思うし。先輩も含め司法機関も名誉を守りたいという思いもあるかも知れないのだけど。<裁判官が思い切って「捏造」という言葉を使ったのが、却ってアダになってしまった部分があるかも。確かに、捏造の可能性が大きいんだけど。^^;>

 ただ、袴田事件は、何分にも48年前(1966年)に起きた事件で。正直なところ、当時はまだ被疑者、被告人の人権、当事者主義などに対する意識も低かったので、(袴田事件に限らず)警察や検察の捜査や取調べの仕方には、かなり問題があったと言われているし。
 また、科学的捜査に関する技術も未熟だったため、警察や検察が十分に検証できない状況にもあったわけで。その中で、捜査手法や証拠の評価を誤る危険性、可能性も大きかったのではないかと思うのだ。(-"-)

 でも、菅氏が「官僚は先輩のやった失敗を隠す。そのため同じ失敗を繰り返す」と言っているように、もし先輩の捜査や判断に誤りor過ちがあった可能性がある(最悪の場合、捏造した可能性もある)と気づきながらも、先輩や自分たちの機関の名誉を守りたいがために、それを認めないとしたなら、また同じような問題が生じて、新たな人権侵害を引き起こすおそれが大きくなるし。今回の件で言えば、袴田氏や関係者の苦しみを、さらに長引かせることにもなるわけで。 
 
 mewとしては、静岡地検は、謙虚に捜査過程に問題があった可能性が大きいことを認めて、弁護団の要請に応じ、即時抗告を取り下げて欲しいところなのだけど。
 せめて、東京高裁が地検の即時抗告を認めずに退けた時には、最高裁に特別抗告することなく、そこで終わりにして欲しいと願っているmewなのだった。(・・)

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 そして、これは『公明が安倍自民の異端な解釈改憲と真っ向対立~国民は急いで対応しないと日本がアブナイ』の関連記事になるのだが・・・。

 mewは、安倍首相や高村副総裁らが、砂川判決の一文が、集団的自衛権の行使が憲法9条に反しない根拠になるという見解は、かなり異端なもの(mewから見たら、誤ったもの)だと考えているのだけど。<公明党+αもしかり。>

 自民党の金子一義氏(元国交大臣・衆院9期)が、袴田事件の再審決定と、この砂川判決を根拠にした安倍&高村氏らの見解に関して、実に興味深い発言を行なっていた。(**)

『袴田死刑囚の無罪放免(再審開始決定)を受けて、国家権力の怖さを改めて感じている。特に地裁が述べた「捏造(ねつぞう)」という言葉は、国家の権力に対して、極めて慎重さ、謙虚さがいるなと思った。

 そのなかでの集団的自衛権の議論だ。今日の高村正彦自民党副総裁の(憲法の解釈変更を容認する)話は非常に有力な手がかりの一つだと思う。ただ、漠とした不安があるのは、彼は(集団的自衛権行使を一部認めたとする)1959年の最高裁の砂川判決が「天動説」になっている。
 集団的自衛権行使は認めないという81年の内閣法制局の解釈は、その後だ。本当に(砂川判決が)天動説で、唯一無二で済むのか、もう少し議論していきたいと思う。(党安全保障法制整備推進本部の後、記者団に)(朝日新聞14年3月31日)』

『「高村氏が行使容認の根拠としている『砂川事件』の最高裁判決は地動説(不変の真理)でない」(金子一義元国土交通相)(産経新聞14年3月31日)』

<天動説=地球は宇宙の中心にあり静止しており、全ての天体が地球の周りを公転しているとする説
 地動説=地球が動いているという説。(後に、地球が自転しながら、太陽のまわりを公転しているという説に)>

* * * * *

 金子氏は、高村副総裁が先月31日の会合で、『陸海空軍の不保持をうたった憲法9条がありながら自衛隊を認めた例を引き合いに「当時はコペルニクス的な大解釈改憲を行っており、それに比べれば100分の1、1000分の1程度の解釈改憲だ」と訴え、首相が目指す憲法解釈の変更に理解を求めた』のを受けて、上述のような発言を行なったようなのだけど。(産経新聞14年4月1日)

<コぺルニクス的(転回)=物事の見方が180度変わってしまう事を比喩した言葉。(地球中心の天動説が常識だった時代に、天文学者のコペルニクスが太陽中心説を主張したことによる)>

 金子氏は、砂川判決の一文を集団的自衛権行使が憲法9条で認められている根拠とする高村氏らの見解は、地動説のような真理ではないと。むしろ「地動説」が正しいことが明らかになっている現世において、「天動説」を唱えるぐらい異端な(あり得ないような)主張をするに等しいと考えて、このように語ったのではないかと察する。(@@)

<この「天動説」というたとえは、座布団を5枚あげたいぐらいの、実にわかりやすい&言い得て妙な表現かも。(^^)_ロ 
 それにしても、袴田事件に対する発言も含め、自民党にもまだまともな感覚の持ち主がいるんだな~と、チョットほっとさせられたりして。(・・)>

* * * * *

 何か小難しいことを書いているように見えるかも知れないのだけど・・・。

 簡単な話、安倍首相らが、50年前の砂川判決を持ち出して来て、(全くそんなことを言っていない一文を取り出して)「最高裁の判決も集団的自衛権の行使を認めている」と主張しているのは、現世において「地球が動いているのではない。太陽が地球の周りを回っていると考えるべきだ」と主張するぐらい「非常識だ」「おかしい」ことだし。

 おそらく、これは安倍ブレ~ンの学者が考えた、詭弁的な見解なのではないかと思うのだけど。<mew周辺には、「大穴」で小松内閣法制局長官が考えたという見方も。>

 まあ、安倍首相は憲法に関する知識や法解釈の能力は乏しいので、「へぇ~、そんな考え方ができるんだ~」と、よくわからないまま受け入れてしまうのは仕方ないかも知れないのだけど。
<安倍氏は法学部卒だけど、政治学科なので、そんなに深く憲法を勉強していないようで。憲法の大家である芦部信喜氏や佐藤幸治氏の名も知らないらしいし。^^;>

 安倍首相はさておいても、それを「なるほど~」と疑いもなく容認する安倍首相や自民党の議員の能力を疑わざるを得ないし。
<高村副総裁も含めて、司法試験を合格して法曹資格を持つ人や、国家一種を受かった元官僚も少なからずいるのに。^^; それとも異端な見解だと思いつつも、あえて乗っかっているのかしらん?(@@)>

 そんな「天動説」みたいな見解を主張して、公明党や他の政党の議員、さらには憲法の専門家やそれなりに知識のある人たちも含めた国民が理解や納得すると思っていること自体、ちょっと世間をナメ過ぎているのではないかと・・・。
 腹立たしささえ覚え始めている今日この頃のmewなのだった。(@@)

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 そして、これは、昨日の『原発事故の「反省」を削除。事故はなきものとして、原発推進策をとる安倍自民にNOを。』に関連する話なのだけど・・・。

 安倍内閣は、今週、原発を「重要なベースロード電源」として、原発再稼動を進めることを前提に、原発政策を維持する方針を示した&福島原発事故の反省が全く見られないような「エネルギー基本計画」を閣議決定しようとしているのだけど。(-"-)

 ただ、原発のあるor周辺の地方自治体から、政府の方針に造反するような動きが次々と出ている。(@@)

 まず、今月3日、北海道の函館市が、自治体としては初めて、近く(お向かい)にある青森県大間町に建設中の大間原発の建設差し止めを求める訴訟を起こしたという。(・・)

『青森県大間町に建設中の大間原発は、東京電力福島第1原発事故前の旧審査指針に基づき設置が許可され違法だとして、北海道函館市が3日、国と事業主の電源開発(東京都)を相手に建設差し止めを求める訴訟を東京地裁に起こした。自治体による原発差し止め訴訟は全国初。(時事通信14年4月3日)』

 函館の工藤寿樹市長は、毎日新聞(3.23)のインタビューに応じて、「福島で事故を起こしたわれわれの世代が、これ以上原発を増やすべきでない」と主張。(全文は*1)

「政府が建設再開を容認したことに対し、函館市議会は無期限凍結を求める決議を全会一致で可決した。いいかげんな旧基準に基づいた建設再開だったが、国とJパワーからは何の説明もない。裁判以外にできることは全部やってきた。このまま泣き寝入りするなら、市長を辞めるしかない。」

「福島第1原発事故を受けて、原発から30キロ圏内(緊急防護措置区域=UPZ)の自治体は原子力防災計画や避難計画の策定が義務づけられることになった。函館は津軽海峡を挟んで30キロ圏にかかるので避難計画を考えなくてはならないが、建設再開の同意はない。どう考えてもおかしい。」

「大間は「フルMOX」の原発だ。水蒸気爆発やメルトダウンなどの過酷事故が起きると、被害の深刻さは福島の比ではないだろう。事故が起きれば、自治体にも人間と同様に重大な被害を受ける。提訴する資格はある」・・・などと、強い決意を示していた。(・・)

* * * * *

 また、静岡県の川勝平太知事は、3.11前に了承した政府のプルサーマル化計画を白紙に戻す意向を示したという。

『中部電力浜岡原発がある静岡県の川勝平太知事は2日までに共同通信のインタビューに応じ、使用済み核燃料を再処理して取り出したプルトニウムをウランとの混合酸化物(MOX)燃料にして原発で使うプルサーマル計画は「白紙だ」と明言し、過去に県が同意した浜岡4号機での実施計画は容認できないと表明した。

 知事は福島の原発事故以来、プルサーマル導入を見直す考えを示してきたが、前知事が了承した計画の白紙化に言及したのは初めて。プルサーマル計画を原発事故前に受け入れていた他の自治体の判断にも今後、影響を与える可能性がある。
(共同通信14年4月3日)』

* * * * *

 さらには、福島原発事故に関して、最も「反省」すべき責任者=東京電力であるはずなのだが。その東電は、早くも新潟県の刈羽原発を再稼動すべく、強引に準備を進めていることから、新潟県の泉田知事は、不満が募っている様子。

『「安全よりも金、ということを象徴する判断をした人物」。
新潟県の泉田知事は1日、同日付で就任した東京電力の数土文夫会長についてこう述べて、不信感をあらわにした。

 東電は昨年7月、県などの了解を得る前に、取締役会を経て、柏崎刈羽原発6、7号機の再稼働に向けた安全審査を早期に申請する方針を決めた。知事は、「地元の了解を得ないで申請することを主導したのが社外取締役で、その中心メンバーだったのが数土会長だ」と指摘。「申請を主導したのはどういう考えだったのか、いまはどう考えているのか、ぜひ聞きたい」と語った。

 一方、東電は3月31日、県内に「新潟総支社」を設置することを発表した。これについて知事は1日、「組織体制を整えるだけでなく、安全文化をはじめとする企業体質を改める必要がある」とコメントした。(読売新聞14年4月2日)』

* * * * * 

 安倍自民党政権(with原子力ムラ)が、あたかも福島原発の事故などなかったかのように、従前通りに原発政策を維持、推進する姿勢をとろうとしている中、原発のある地域&周辺地域の住民の安全を守るためには、自治体の長や議会、そして最終的にはその地域の住民も含めて、私たち国民全体なわけで。

 安倍内閣が「エネルギー基本計画」を閣議決定したとしても、何とか安易な原発再稼動や原発建設を阻止するために、みんなで力を合わせて、声を上げ続けて行かなくてはならないと、改めて強く思うmewなのだった。(@@)
                      THANKS

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by mew-run7 | 2014-04-07 06:38 | 安倍政権に関して | Trackback

田村厚労相、徳洲会幹部&逮捕者との面会認める+自民のトンデモ辺野古工程表


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【*1、*2などの関連記事は、記事の最後にあるMoreの部分にあります。】

 まず、 『田村厚労相が徳洲会の幹部と会食&自民の参院比例候補を徳洲会が支援』の続報を・・・。

 先週、自民党の田村憲久厚生労働大臣が、徳洲会幹部と5月に会食を行なっていたとの報道が出たのだが。田村大臣は、8日の参院厚労委員会で、その件について問われ、「会ったかどうか記憶が定かではない」と答弁していた。^^;

 ところが、田村大臣は13日になって、参院厚労委員会で、5月に徳洲会の幹部らと会食を行なっていたことを認めることに。
 さらに、6月には、公職選挙法違反の容疑で逮捕された徳田毅氏の姉(=徳田虎雄前理事長の次女)であるスターン美智子氏と大臣室で会っていたことも認めたという。(・o・)

 ちなみに、もし田村大臣の食事代を徳洲会側が支払っていた場合は、大臣規範に抵触する可能性があるとのこと。

『大臣規範は、関係業者との接触について「供応接待を受けること、贈物や便宜供与を受けることなど国民の疑惑を招くような行為をしてはならない」と規定。食事代を徳洲会側が支払っていた場合、大臣規範に抵触する可能性がある。(産経新聞13年11月9日)』

 この点について、田村大臣は「プライベートなので領収書を残していない。私は払っていないと思うが、徳洲会に払ってもらった認識はない」と説明しているという。(~_~;)

 ただ、徳洲会幹部と会った際には、医療に関する陳情もなされたとのこと。また、自民党の参院比例候補だった元衆院議員の園田修光氏も同席して、選挙の話をした可能性もある様子。単に会食や面会をしただけとは言いがたいような感じもする。(~_~;)

* * * * *

 田村大臣は、8日に行なわれた衆院厚労委員会では、このような説明をしていたのだ。

『田村憲久・厚生労働相(48)が医療法人徳洲会幹部らと料亭で会食していた問題が8日、衆院厚生労働委員会で取り上げられ、田村厚労相は「(幹部らと)会ったかどうか定かではない」「記憶にない」などと述べた。大西健介議員(民主)の質問に答えた。同委の後藤茂之委員長は田村氏に対し、事務所での面会記録や、会合の食事代をどちらが支払ったかなどの記録を同委理事会へ提出するよう求めた。

 田村氏は会食について「深い付き合いがあるわけではないので、会ったかどうか定かではない」とし、「国会議員なのでいろんな会合がある。大臣規範において適切に対応している」と述べるにとどめた。

 徳洲会グループは会食当時、7月の参院選に出馬した園田修光・元衆院議員(56)=比例代表で落選=の支援を展開。会食では参院選の支援活動も話題になったとされるが、田村氏は「園田氏は(初当選が)同期なので付き合いはある。(選挙活動の話題は)ちょっと記憶にない」と話した。

 委員会前に行われた囲み取材でも報道陣から質問が相次いだが、田村氏は「いろんな会合をしているので一つ一つ覚えていない」と繰り返した。

 大臣規範は、関係業者との接触について「供応接待を受けること、贈物や便宜供与を受けることなど国民の疑惑を招くような行為をしてはならない」と規定。食事代を徳洲会側が支払っていた場合、大臣規範に抵触する可能性がある。

 菅義偉官房長官は8日の記者会見で、田村氏が今年5月に徳洲会グループの最高幹部と会食していたことについて「(今日の)閣議前に田村氏から話があった。大臣規範にのっとって適切に対応しているので問題ない」との見解を示した。(産経新聞13年11月13日)』

* * * * *

 しかし、事務所で面会記録などを調べて、記憶がよみがえったのか、田村大臣は、13日の衆院厚労委員会では、5月17日に赤坂の料亭で、徳洲会の幹部らと会食をしたことを認める答弁を行なうに至った。(・・)

『田村厚生労働相は13日の衆院厚生労働委員会で、医療グループ「徳洲会」の公職選挙法違反事件が表面化する前の今年5月17日、徳洲会の鈴木隆夫理事長ら幹部4人と東京・赤坂の料亭で会食していたことを明らかにした。

 田村氏は「同僚議員に誘われて会合に行った。そこに徳洲会の方がおられた」と説明。会食の費用については、「詳細に覚えていないが、徳洲会の方に支払ってもらったという認識はない」と語った。その上で「それ以外の酒席で、徳洲会の方と懇談を深めたことはないと思う」と述べ、徳洲会による政治献金やパーティー券購入の記録はないと明言した。

 民主党の大西健介衆院議員の質問に答えた。(読売新聞13年11月13日)』

『大西氏は当時の徳洲会副理事長だった鈴木隆夫理事長ら幹部4人のほか、自民党の佐藤勉国会対策委員長、7月の参院選に向け徳洲会が支援していた園田修光元衆院議員らがその場にいたと指摘。厚労相は「同僚議員に誘われてプライベートな会合に参加したところ、そこに(徳洲会幹部が)おられた」と説明した。(日本経済新聞13年11月13日)』

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『田村氏は8日の記者会見で「記憶にない」と述べたが、13日の厚労委では事務所で確認した内容を説明した。徳洲会との関係について、「つきあいがほとんどない。陳情をもらって、実現のため役所に働きかけることはしていない」と釈明。会食に同席した議員名も、「プライベートな話」として、説明を避けた。(朝日デジタル13年11月13日)』

『徳洲会幹部との会食について、田村氏は「同僚議員に誘われて行ったら、徳洲会の方がおられた」などと説明した。
 徳洲会は7月の参院選で園田修光・元衆院議員(56)=比例全国区に出馬し落選=を支援。田村氏は園田氏と同期当選で、料亭の会食の場では選挙活動についても話題になったとされるが、田村氏は「選挙の話は出たかもしれないが細かく覚えていない」と明言を避けた。(産経新聞13年11月13日)』

* * * * *

『田村厚生労働大臣は衆議院厚生労働委員会で、ことし5月の会合で、他の国会議員とともに大手医療法人「徳洲会」グループの幹部と同席したとしたうえで、「徳洲会」に便宜を図ったこともなく問題はないという認識を示しました。

 この中で田村厚生労働大臣は、公職選挙法違反事件で職員が逮捕された大手医療法人「徳洲会」グループの幹部と会合で同席したことがあるのではないかとただされたのに対し、「ことし5月17日に同僚議員との会合があり、誘われて行った。行った所に『徳洲会』の方がおられたことはそのとおりだ」と述べました。(中略)
 
 そのうえで田村大臣は、「そもそも『徳洲会』と私はつきあいがほとんどなく、政治献金を受けたりパーティー券を買ってもらったという記録は全くない。さらに会合で何らかの話を頂いて、厚生労働省内で『便宜を図れ』と指示したこともない」と述べ、「徳洲会」に便宜を図ったこともなく問題はないという認識を示しました。(NHK13年11月13日)』

* * * * * 

 さらに、田村大臣は、6月にスターン美智子氏と会ったことも認め、このように説明したという。

『田村大臣は、「逮捕された方かは分からないが、『徳洲会』の役員だと思われる徳田毅衆議院議員の姉が大臣室に来たことはある。ことし6月くらいだったと思うが、記念写真を撮った記憶はある」と述べました。(NHK13年11月13日)』

『徳田毅衆院議員(42)の姉、スターン美千代容疑者と面会していたことが判明した田村憲久厚生労働相。一度は「記憶にない」と説明した徳洲会グループ幹部との会食も認めたことで、グループとの接点が次々と明らかになった。野党議員が追及したが、苦しい釈明を繰り返した。

 この日の厚生労働委員会では3人の野党議員が相次いで田村氏を追及した。

 美千代容疑者との面会については当初、毅氏が同行したと説明したが、数分後に同行したのは7月の参院選に出馬した園田修光元衆院議員だったと訂正。「じゃあ選挙の話をしているじゃないか」などと野党委員から一斉にやじを浴びた。

 この面会について田村氏は「お姉さん(美千代容疑者)は私が通っていた眼科医で、それ以上でもそれ以下でもない。たわいもない話をしてお帰りになられた」と説明した。

 グループ幹部との会食については、田村氏は8日の委員会で「記憶が定かでない」と説明していたが、面会記録を確認するよう求められていた。会食費を徳洲会側が負担していた場合、大臣規範が禁じる「供応接待」に当たる可能性もあるが、田村氏は「プライベートなので領収書を残していない。私は払っていないと思うが、徳洲会に払ってもらった認識はない」とあいまいな説明に終始した。(産経新聞13年11月13日)』

* * * * *

 ここまでの話をまとめてみると・・・。

 田村氏は、5月17日に同僚議員に誘われ、赤坂の料亭に行った。そこには、自民党の佐藤勉国対委員長や、田村氏の同期で参院選に出馬する園田修光氏らがいた。<誘った同僚議員は、佐藤氏?> 
 プライベートな会合だと思っていたら、そこに徳洲会グループの当時・副理事長だった鈴木隆夫氏(現理事長)が来た。<上のリンク記事に詳しく書いたが、徳洲会は園田氏の選挙を支援していた。>

 先週の報道記事では、その時に先進医療に関する陳情を受けた&園田氏の選挙の話をしたと伝えられているのだが。徳洲会とは付き合いがほとんどなく(チョットはあったの?)「陳情をもらって、実現のため役所に働きかけることはしていない」「選挙の話は出たかもしれないが細かく覚えていない」という。

 で、次は6月にスターン美千代氏が、園田修光氏と大臣室に来て、写真撮影をした。美千代氏は、田村氏が通っていた眼科医で、たわいもない話をして帰った。(・・)

<確かにスターン美千代氏は、眼科医を経営している。ちなみに夫は外国人医師で、徳洲会の海外プロジェクトを担当していたらしい。>

 なるほど~。(@@)

 で、何故、TVのニュース・ワイド・ショーは、こんな興味深い話に飛びつかないんだろう?(-"-)
<mewは、しつこく追いかけるぞ!o(^-^)o>

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 話は変わって、『安倍自民、辺野古移設でピンチ&強行策懸念~市民意見の99%が反対&県連も分裂』の続報を・・・。
 
 安倍自民党の辺野古移設プロジェクトが、いよいよ動き出したようだ。(・o・)

 産経新聞が示していた(実にご都合主義の)工程表によると、11月末に自民党県連が辺野古移設容認へ。12月にはいって、公明党が辺野古移設容認へ。そして、末松文信氏が辺野古容認を明言し、候補者を一本化。12月下旬に、仲井真知事が、辺野古の埋め立て承認を判断。
 で、来年1月に名護市長選を迎える・・・という段取りになっているらしい。(@@)
 
* * * * *

『来年1月19日投開票の沖縄県名護市長選で、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)の名護市辺野古への移設を容認する候補者の一本化に向けた政府・自民党の行程表が12日、分かった。今月中に県外移設を掲げる党沖縄県連を辺野古容認に転換させ、来月に公明党県本部にも同様の転換を求める。これらが実現した段階で自民党県議の末松文信(ぶんしん)氏が辺野古容認を明言し、島袋吉和前市長の出馬辞退を促すことを想定している。

 行程表に沿い自民党の石破茂幹事長は13日、照屋守之県連幹事長と会談する。

 名護市長選に出馬を表明しているのは容認派の末松、島袋両氏と現職で反対派の稲嶺進氏。容認派の分裂選挙では稲嶺氏が有利になるため、政府側では菅義偉官房長官、党側では石破氏が県連や県選出国会議員を通じ候補者を末松氏に一本化するよう指示した。
 島袋氏は、末松氏が辺野古への移設を明言しないことに不満を抱き出馬を決めた。末松氏は周辺から移設容認を明言することを進言されているが、難色を示し、明言を強要されれば出馬をとりやめる意向も示唆した。

 末松氏が容認を明言することに抵抗しているのは、地元の公明党支持層に辺野古移設への反対意見が多いためだ。逆に公明党支持層の票離れへの懸念がなくなれば明言しやすくなる。政府・自民党は公明党県本部の県外移設要求を撤回させることが不可欠だと判断。前段として自民党県連が県外移設撤回と辺野古容認を打ち出し、公明党側を説得するテコにしたい考えだ。
 自民党県連の方針転換は11月末に予定される県議会開会前に終え、公明党県本部の転換は12月下旬とみられる議会閉会前に求める。

 仲井真弘多(なかいま・ひろかず)知事は辺野古移設に向けた埋め立て申請に関し承認か不承認を12月以降に判断する見通し。政府・自民党には、県連と公明党県本部の方針転換を機に、仲井真氏が名護市長選前に承認の判断を出すことへの期待感もある。
 ただ、一部の自民党県議は県外要求に固執し、公明党県本部も辺野古容認には抵抗感が強く、行程表どおりに進むかは不透明だ。(産経新聞13年11月13日)』

* * * * *

 そして、石破幹事長は、早速、昨日、自民党の沖縄県連に、「辺野古移設容認」に政策転換を行なうように求めたという。(~_~;)

『自民党の石破茂幹事長は13日、都内で党沖縄県連の照屋守之幹事長と会談し、県連が掲げる米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の「県外移設」について、同県名護市辺野古への移設容認に政策を転換するよう求めた。照屋氏は回答を留保した。党と県連は今後、協議会を設けて議論する。(産経新聞13年11月13日)』

 他方、末松文信氏は、これまで辺野古移設を容認するか否かに関して言及していなかったのだが。
先週は読売新聞、今週は時事通信の取材に応え、このように語っているという。

『米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設が焦点となる同県名護市長選(来年1月19日投開票)への出馬を表明している末松文信自民党県議は13日、取材に応じ、移設予定地の同市辺野古沿岸の埋め立てを仲井真弘多知事が承認した場合、同飛行場移設を容認する考えを明らかにした。
 末松氏は「知事の判断に従う。(埋め立ての)承認があれば容認する」と明言した。末松氏は、10月に出馬表明した際には「知事と意見交換していきたい」と述べるにとどめていた。(時事通信13年11月13日)』

<自民党の工程表によれば、末松氏が辺野古移設を容認して、島袋氏をおろす。で、仲井真知事が埋め立て許可をすることになっているのだけど。末松氏は、仲井真氏が埋め立てを承認すれば、自分も移設を容認すると言ってるわけで、順序が逆なよ~な気も。^^;>

* * * * *

 ただ、昨年末に自民党の沖縄県連から衆院選に出馬した候補者は、みんな「県外移設」を公約にして(&同じく「県外移設」を主張している公明党の支援も受けて)戦って。その結果、衆院選で、4人の当選者を出しているのである。(・・)
 それにもかかわらず、石破幹事長が、沖縄県連や公明党に移設容認に転換するように指示をするというのは、公約違反の裏切り行為になるとは思わないのだろうか?(・・)

 それに自民党は、肝心なことを忘れている。(-"-)
 仲井真知事は、名護市の意見を参考にして、埋め立て可否の判断を行なうのであって。自民党県連や公明党の意見をきいて、判断するわけではないのだ。^^;

 今の名護市長である稲嶺進氏は、10年の市長選で移設反対を公約に掲げて当選した人だし。名護市議会は、今年3月に埋め立て反対の決議を16対9で可決している。
 さらに、10月に名護市が募集した市民の意見を集計したところ、99%が埋め立てに反対しているという結果が出ているのである。(**)

 それにもかかわらず、安倍自民党が、これら全てを軽視して、何らかの力を及ぼす形で仲井真知事に辺野古の海の埋め立てを許可させたとしたなら、彼らは沖縄&名護市に民主政を認めないに等しいことになるわけで。もはや彼らには民主主義国家で国政を担う資格がないのではないかと言いたいmewなのだった。(@@)
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by mew-run7 | 2013-11-14 02:06 | 安倍政権に関して | Trackback(1)

びびる安倍。橋下に慰安婦発言の批判を押し付け、持論を隠す?

 そう言えば、先週、びびる大木が結婚してたことが、判明したのよね。(・・)

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 維新の会の橋下代表の慰安婦発言に対する国内外からの批判&その余波がいまだにやまない状況が続いている。(-_-)

 また、国連の2つの委員会が、慰安婦へのヘイトスピーチや慰安婦への対応に関して、日本政府に要請を行なったことも判明した。(~_~;)
<詳細は後述するが。国連側は、慰安婦を「売春婦」扱いすることや、日本政府が慰安婦への対応に否定的なことを問題視しているということを、アタマに置いておいて欲しい。>

 そんな中、今度は(orついに、やっと?)稲田朋美行革大臣が24日の会見で、「戦時中は慰安婦制度は合法だった」と発言したことに対し、韓国政府から批判が出ているという。(@@)

『韓国外務省当局者は24日、稲田朋美行政改革担当相が同日午前の記者会見で、旧日本軍の慰安婦制度について戦時中は「合法であった」と述べたことに関し「女性の尊厳と人権に対する冒涜で、反人道的犯罪を擁護する常識以下の表現だ」と非難し、即時撤回を求めた。

 当局者は慰安婦制度について、日本による「戦時の性暴力」として重大な人権侵害だとの認識が国際社会で共有されつつあると指摘。日本の指導者は過去の過ちを反省し、時代錯誤的な言行をやめるべきだと求めた。

 稲田氏は「戦時中は慰安婦制度ということ自体が悲しいことではあるが、合法であったということもまた事実であるということだと思う」と発言。同時に「今でも戦時中でも、女性の人権に対する重大な侵害であることには変わりはない」とも述べた。(共同通信5月24日)』

<稲田氏は以前から同様の主張していることから、mewは14日の『橋下発言に批判の嵐&稲田批判への疑問・・・』の中で、この見解に疑問を呈したところだった。(-"-)>

* * * * *

 mewは、先に一つ言っておきたいことがある。(・・)
 この件はたまたま橋下氏の発言をきっかけにして、大きく取り上げられるようになったのだが。もともとは、安倍首相&その内閣が河野談話を継承するのか否かということが、問題の出発点になっているということだ。(**)
 
 橋下氏自身も、この件に対する安倍自民党の「法的に解決済み」だという見解を批判すると共に、「保守系の政治家がびびって、何も言わなくなった」、「本来ならば自民党がやらねばならなかったこと。やらないから自分が発言した」と主張しているのであるが・・・。

 mewは、橋下氏の発言を擁護する気はないものの、安倍首相や超保守派の閣僚や議員らが、「我関せず」というような顔をして、自分たちに火の粉が飛んで来ないように一線を画したような態度をとっているのを見て、「それは、ちょっとズルイんじゃないの?」と腹立しく思う部分があるし。 
 今回の稲田発言を契機に、野党議員や日本のメディアに、安倍首相&その内閣の姿勢を正面から問いただして、国民の前に明らかにして欲しいと願っている。(・・)

* * * * *

 ちなみに、橋下氏は、今でも基本的な考えは変わらないとして、持論を撤回する気はない様子。しかも、その批判の矛先を自民党や超保守派に向け始めていた。(・・)
 15日には、安倍首相の国会での発言に反発。
『安倍首相が「我々とは立場が違う」と指摘したことについて「立場が違うというのはありがたい。日韓基本条約で 法的にすべて解決しているということの方が慰安婦を傷つけている。一度結ばれた日韓基本条約を白紙にするのは難しいが、慰安婦の苦痛、不幸な過去に対して配慮はしっかりすべきだと僕は言い続けてきている」と反論した。(朝日新聞5月15日)』

 また、21日にの会見では、「慰安婦制度について威勢のいいことを言っていた保守系政治家はびびった」「安倍(晋三)政権の中に入っている(保守系の)閣僚も何も言わなくなった」と批判。(発言部分・産経新聞5月21日より)

 さらに大阪市議会の答弁でも、「本来ならば自民党がやらねばならなかったこと。やらないから自分が発言した」「僕がいま主張していることは本当は自民党が言わなきゃいけない。日本は慰安婦問題を受け止めなければいけないのに自民党では責任を否定する人たちがいる。世界各国が過去を直視し、女性の人権を尊重する世界をつくる。この主張のどこがおかしいのか」と発言したという。(朝日新聞、JーCAST5月21日より)

 メディアの中には、橋下氏が逆ギレして安倍自民党に責任転嫁しているかのように伝えているものもあったのだが。mewは、これらの橋下氏の発言の中には、重要な事実、問題点が含まれているように思うのだ。(**)
<報道を見るたびに「そうだ、そうだ~」「もっと言ってやれ~」とか思ってたりして。^^;> 

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 安倍首相をはじめとする超保守派の政治家や識者の大部分は、「従軍慰安婦は、合法的に仕事をしていた売春婦だった」という認識を前提にして、河野談話の記述を問題視し、同談話を否定している。(河野談話の全文はコチラの記事に)

 彼らは、女性たちの多くは、自ら韓国の業者の募集に応じ、業者グループの一員として軍隊と共に移動して売春の仕事をしており、現地での待遇もよく、高給も得ていたと。また、仮に意に沿わずに集められ、仕事をしていたり、ひどい待遇を受けたケースがあったとしても、日本軍は、慰安婦の強制連行や現地での扱いには直接関与していないし、それを示す証拠も見つかっていないと主張。
 そして「河野談話」に記された軍の積極的な「関与」や「強制性」は証拠がないデタラメだとして、その撤回や見直しを求めているのである。(・・)
<橋下氏が言っていることと、ほとんど同じだよね。(~_~;)>

* * * * *

 安倍氏らは、日本会議なる超保守団体に所属しており、同志の議員や識者らと共に、河野談話の撤回や慰安婦に関する教科書の記述の削除を目指した活動を行なっているのだが。<安倍氏は、NHKの慰安婦に関するドキュメンタリー番組の一部を修正させたり(コチラ)、センター入試に慰安婦の強制連行に関する出題があったことから文科省の役人を恫喝したり(コチラ)なんてことも。^^;>

 近時、米国では韓国人のアピールによって、日本軍による慰安婦の強制連行やヒドイ待遇が問題視され、米議会で批判決議がなされたりもしていることから、桜井よし子氏やすぎやまこういち氏(ドラクエの作曲で有名な音楽家)などが中心となって、米紙に意見広告を出すことに。

 安倍前政権時代の07年6月には、ワシントンポストに「THE FACTS」と題する意見広告を掲載。(wikipedia コチラ)。また12年11月には、米地方紙に「Yes,we remember the facts」(コチラBlogos)を掲載し、慰安婦に関する批判が事実ではないことを訴えた。 

<この広告の中でも、「慰安婦の募集は民間ブローカーが行なったもの」で、「歴史的事実として、当時、慰安婦として働いていた女性の多くが、佐官と司令官といった高級将校の給与よりも高い収入を得て」「よい待遇で扱われたという事実を証明する多くの証言がある」と主張している。>

 何と12年の広告では、賛同者として、現首相の安倍晋三氏をはじめ、4人の現閣僚(古屋圭司、稲田朋美、下村博文、新藤義孝氏)、その他に高市政調会長、世耕内閣官房副長官、衛藤首相補佐官など、安倍内閣&自民党の中枢にいる人たちが名を連ねている。(@@) (*1)
<平沼赳夫氏や義家文科政務官の名も。稲田朋美氏は7年の広告でも賛同者に。>

* * * * *

 稲田行革大臣は、昨年8月にも、産経新聞の「正論」に『「慰安婦」問題については、日本の政府や軍が強制連行した事実はない、と明確に主張しなければならない。問題の核心にある「強制連行」がなかったのだから、謝罪も補償も必要ではない。当時は「慰安婦」業は合法だった』という投稿を行なっているのだが。
 今回の発言も含め、まさに上述のような認識に基づく見解だと言えるだろう。(-"-)

 また、自民党時代から安倍氏らとずっと一緒に活動を行なって来た超保守派のリーダーである平沼赳夫氏(維新国会議員団会長)も、22日にこのような発言を行なっていたという。
<この「大阪の人はテレビ好きで、すぐ食いついちゃう」という言い方も、何だかね~。^^;>

『日本維新の会の平沼赳夫国会議員団代表は22日、都内のホテルで講演し、維新の橋下徹共同代表の慰安婦問題をめぐる発言について「大阪の人はテレビが好きで、すぐ食いついちゃう。それで、あれだけの物議をかもしている」と述べ、暗に自重を促した。
「国が関与して、この問題はやったことがなく、マスコミが従軍慰安婦という言葉をつくった。従軍慰安婦といわれている人たちは、私は戦地売春婦だと思っている。昔は公娼制度があった」と語った。(産経新聞5月22日)』
 
* * * * *

 そして、安倍自民党は、このような考えに基づいて、衆院選の公約集(p.21)にも「各種の戦後補償裁判やいわゆる慰安婦問題の言説などにおいて、歴史的事実に反する不当な主張が公然となされ、わが国の名誉が著しく損なわれています。これらに対しても新機関の研究を活用し、的確な反論・反証を行います」と記し、村山&河野談話の見直しを行なうことを示唆していたのである。(・・)
<教育に関しても、自虐史観に立つなど、偏向した記述が多く存在するとして、教科書検定&採択制度や近隣諸国条項の見直しを明記している。(p.16)>

 そのようなこともあり、韓国や中国は、尚更に安倍首相や閣僚の慰安婦問題などに関する言動にナーバスになっているのである。(**)

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 今週、国連の社会権規約委員会が、日本政府に対して2つの委員会が、従軍慰安婦に対するヘイトスピーチを改善するように要請したというニュースが出た。
<尚、この審査がなされたのは、橋下発言がなされる前だったという。>

『国連の社会権規約委員会は21日、日本に対して、従軍慰安婦をおとしめるような行為をやめるよう求めた。一部の排外主義的グループが「従軍慰安婦は売春婦だった」という趣旨のヘイトスピーチ(憎悪表現)を繰り返しているのを受けたもので、政府に改善を求めている。

 同委員会は発表した見解の中で、日本政府に対して「公衆を教育し、憎悪表現や汚名を着せる表現を防ぐ」ことを求めた。さらに元慰安婦の「経済、社会、文化的な権利や補償への悪影響を懸念する」としたうえで、「必要な全ての措置」をとることも要請した。

 今回の見解では、朝鮮学校が国の高校無償化制度の対象外となったことについても、「差別にあたる」と批判し、改善を求めている。

 同委員会は、人権を保障するための国連の条約「経済的、社会的及び文化的権利に関する国際規約(社会権規約)」の締約国を対象に、定期的に見解をまとめている。今回は4月下旬に日本政府と市民団体の双方から意見を聞いたうえで、発表した。法的な拘束力はないが、政府は誠実に受け止める義務がある。

 社会権規約委員会の日本審査では、複数のNGOが国内の人権状況を報告。その中で、日本のバンドが「売春ババア殺せ チョン斬れ」などの歌詞が入った曲を作り、そのCDが韓国の元慰安婦らに送りつけられた出来事も紹介されたという。委員会はそうした情報も得た上で、教育などを通じたヘイトスピーチ防止を求めた。 (朝日新聞5月22日)』

* * * * *

 この記事にもあるように、同委員会は、慰安婦を「売春婦」などと侮蔑するような表現で呼ぶこと自体、人権侵害だととらえているようなのだが。

 上述したように、日本政府のTOPにいる安倍首相の超保守仲間である政治家や識者が、慰安婦のことを堂々と「売春婦」「公娼」呼ばわりしているわけで。
<彼らが超保守系の会合や雑誌などで使っている表現を見ると、ぞ~っとしてしまうことがある。^^;>
 mewは、ある意味では、超保守派の議員や識者の言動が、ネトウヨの差別的な表現や一部の排外主義的グループのヘイトスピーチにつながっているのではないかと思うところがある。(-"-)

 また、J-CASTニュース24日によれば、『外務省の人権人道課では、委員会から2013年5月21日にヘイトスピーチについて勧告する内容の報告書が届いたことを明らかにした。そこでは、規制をしてほしい、取り締まりをするように、といったニュアンスはなく、ヘイトスピーチを防止するために、慰安婦について一般公衆を教育するようにとの要請だったとした。』『委員会の審査では、日本政府としても主張し、慰安婦問題については教科書に書いてきちんと教育していると説明したとした。また、慰安婦は条約に加入する前のことで、審査の対象にはならないと述べた』そうなのだが。

 今、日本政府のTOPにいる安倍首相らは、教科書から慰安婦の記述を削除することを目指しているわけで。外務省の人権人道課が、今後の慰安婦問題に関する教育のあり方について、どのように考えているのか是非、ききたいものだ。(@@)

* * * * *

 さらに国連の拷問禁止委員会が、橋下代表の発言に言及したというニュースも出ていた。

『国連の拷問禁止委員会は21、22日に日本が拷問禁止条約を順守しているかを審査した。質疑応答で、委員会は旧日本軍の従軍慰安婦を巡る日本維新の会の橋下徹共同代表(大阪市長)の発言に言及、「(慰安婦が制度として)必要だったかのような説明は受け入れられない」と批判した。
 委員会は強制連行があったのは歴史的にも明白だとし、教育の徹底が必要だと指摘。そのうえで「どうやって(異論があるという)自治体のメンバーを論破するのか聞きたい」と日本政府の姿勢を問いただした。

 日本側は慰安婦問題は拷問禁止条約が発効した1987年より前の出来事で、同条約の対象として扱う問題ではないなどと主張した。委員会は近く日本政府への勧告を発表する。日本が審査を受けるのは2回目で、前回の2007年にも慰安婦への救済措置が不十分との勧告を受けている。(日本経済新聞5月23日)』

<この救済措置に関して、安倍氏らは「法的に解決済み」として、これ以上の救済措置はとらない方針を示しているのよね。^^;>

* * * * *

 この辺りのことは、また改めて書きたいと思うのだけど。
 安倍首相は、今月にはいって、村山談話や河野談話を継承すると言い始めたものの、具体的な記述に関してどう考えているか問われても、決して正面から語ろうとしない。

 でも、今回の諸問題を契機にして、日本の国民は、安倍首相や稲田朋美氏らの閣僚に、慰安婦問題についてどのように考えているのか、橋下氏の主張とはどこが違うというのか、きちんと説明を求める必要があるのではないかと。その上で、彼らが日本政府のTOP&日本国民の代表としてふさわしいのかどうか、しっかりと見極める必要があるのではないかと思うmewなのだった。(@@) 
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by mew-run7 | 2013-05-25 07:22 | 安倍政権に関して | Trackback

安倍が愛国心不足の教科書検定を批判+安倍カラー&維新に揺れる公明党


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昨日、ギョ~ッとするニュースが出ていたので、一部記事を差し替えて、先にその話を少し。

 昨日10日、衆院予算委員会で教育関連の集中審議が行なわれたのだが。その中で安倍首相が、教科書検定に関して、こんな発言を行なったのだ。<ネット中継で確認。ほぼ実際の発言通り>

「第1次安倍内閣で教育基本法を改正し、日本の伝統と文化や、愛国心、郷土愛というものを尊重することを書いたが、残念ながら、教科書の検定基準には改正教育基本法の精神が生かされていない。検定する側にも、その認識がなかったのではないか」(NHK4月10日より)

 そして『「初等・中等の段階で、日本人としての誇りや自信を持つことが教育の基本だ」と話した。(朝日新聞4月10日)』

 下村文科大臣もこれに同調。「すばらしい伝統文化を誇るこの国に生まれてよかったと思えるような歴史認識を教科書の中にきちんと書き込むことが必要だ」として、「今後、教科書検定の現状と課題を整理し、見直しを検討していきたい」と答弁した。

* * * * *

 mewが驚いたのは、安倍首相が、教科書検定を行なう際の基準に「愛国心」を持ち込むべきだと考え、しかも、何と検定官にその認識がないと批判したことだ。(゚Д゚)

<安倍くんは、検定官が「う~ん、この記述は愛国的ではない。アウト!」「この書き方では誇りが持てなくなるから、変えさせよう」とか言いながら、検定意見をつけることを望んでいるわけ?^^;>

 歴史等を学ぶ教科書を作る際に、愛国心や誇りを持てるかを基準にして記述内容を決め、子どもたちに特定の思想や意図に基づいた教育を行なうことほどアブナイことはない。
 一つ間違えれば、戦前の日本のようなor一部の国で行なっているような愛国的洗脳教育を施すことにつながりかねないからだ。(-"-)

 でも、このブログでずっと書いているように、安倍氏や下村氏など超保守派の議員は、本気でそのような教科書の作り方&学校教育を行なうべきだと考えているのである。(ーー゛)

 実際、07年、安倍一次政権の時の教科書検定で、突然、沖縄の集団自殺を軍が強制したという記述が認められなくなり、大問題に発展したことがあるし。<幸いにも、安倍首相の辞任後に、記述を戻すことが認められたです。^^;この件は後日、改めて取り上げたい。>

 また超保守派は、その後、一度決まった学習指導要領も強引に変えさせる活動を行なったのだが。新たな教科書の内容に不満を抱き、先月も、学習指導要領をさらに変えさせる意向を示したばかりだ。
<関連記事・『安倍自民が、領土教育強化のため学習指導要領にまで手をつける

 mewはそれらを見ていて、安倍氏&超保守派は本当にアブナイと実感させられたし。今も何とかアブナイ教育再生(という名の教育改悪)を阻止したいと考えているのである。(**)

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 下村文科大臣が「今後、教科書検定の現状と課題を整理」すると言っていたのだが。既に安倍・平沼氏率いる超保守議連のメンバーも含め、日本会議系の諸団体に関わる議員や識者が中心になって、今回の教科書検定に基づく新たな教科書の記述をチェックしている様子。
 昨日、質問に立った西川京子氏(自民)も、わざわざ教科書や入試問題の記述をパネルにして提示し、その問題点を指摘していた。

 実は、安倍氏らも若手議員の頃から、「日本の前途と歴史教育を考える議員の会」(現会長は中山成彬氏)などで活動し、教科書や入試問題、TV番組などをチェックし、問題があるとクレームをつける(政治的に是正する?)ケースも。
 教科書の記述を問題視点するだけでなく、NHKの慰安婦問題に関するTV番組の編集を変えさせたり、センター入試に慰安婦に関する出題があったとして役人を(本人たちいわく)糾弾したりしたこともあるほどだ。(-"-)
 
<関連記事・『NHK番組改変判決で、安倍の関与を認定』『政権にしがみつく安倍たちは、センター入試での「強制連行」出題に、関係者を呼んで糾弾してた』『安倍首相&関連議員連盟のアブナイ動き』など>

 mewは、世の中、色々な考え方の人がいても構わないとは思うのだけど。
 ただ、そもそも国の行政TOPにいる首相や閣僚が主導し、自分たちの独特な思想に基づいて、いわば政治介入する形で教育内容を変えること自体に大きな問題があると思うし。<沖縄集団自殺に関する記述もそうだけど。首相が代わるたびに、教科書の内容がコロコロ変えられることにもなりかねないしね。>
 そのような視点からも、どうか多くの国民に、安倍内閣が力を入れている教育改革の問題点を知って欲しいと願っているmewなのだった。(-"-)

~ * ~ * ~ * ~ * ~ *~ 

 そして、前記事『安倍も占領憲法見直しに言及&幹部も改憲に向けて暴走開始、公明に圧力』の続きを・・・。
 
 実は、2月末、mew的にビックラすることがあったのだ。
 公明党の漆原国対委員長が、BS番組で、個人的見解としながらも、96条改正に容認すると発言したのである。(・o・)

『公明党の漆原良夫国会対策委員長は28日のBS11番組で、憲法の発議要件を衆参両院とも3分の2以上と定めた96条の改正について「個人としては改正してもいいと思う。国民が『憲法が変わるかもしれない』と思うところに真剣さが出てくる」と述べた。(日本経済新聞2月28日)』

『■漆原良夫・公明党国会対策委員長
憲法改正について、公明党は(環境権などを付け加える)「加憲」だから、何がなんでも憲法改正してはいけないという立場ではない。私個人としては、場合によっては(改憲に衆参3分の2以上の賛成を必要とした)96条だけであれば改正してもいい。法律家として長い間そう思ってきた。変わらないのは日本の憲法だけだ。60何年も経って状況が全く違っているのに、変えられないということはどうなのかなと思っている。(朝日新聞2月28日・改憲に関する発言部分のみ抜粋)』

* * * * *

 この発言には山口代表らも慌てたようで、漆原氏に発言を控えるように求めると共に、これまで以上に同党が96条改憲に慎重な立場であることを強調するようになっているのだが・・・。

『公明党の山口代表は5日の記者会見で、憲法改正の発議要件を緩和するための憲法96条改正について「今、是か非かという議論をするには少し熟度が足りない」と述べ、慎重な姿勢を示した。
 同党の漆原良夫国会対策委員長は2月のBS番組で、個人的な見解として96条の改正を容認する考えを示したが、山口氏は発言を控えるよう求めた。(読売新聞3月6日)』
 
 前記事で、自民党幹部が公明党に96条改憲に協力するように圧力をかけるかのような発言を行い始めたという話を書いたのだが。おそらくこの漆原発言が、そのような発言を導くことになったのではないかと察する。(~_~;)
 
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 公明党内では、09年に自民党と共に下野した後、綱領改定によって保守化を強めた自民党との連携を見直そうとする動きが何度か出ていたのだが。結局、12年の衆院選で、自民党の選挙に協力をして自公連立で与党に復帰する道を選ぶことになった。
 ただ、公明党にとって、ある意味で誤算だった&痛かったことがいくつかある。

 一つは、もともと公明党と折り合いが悪く、前政権でも関係がよくなかった超保守派&改憲に熱心な安倍晋三氏が、昨秋、自民党の新総裁になってしまったことである。<安倍氏も前政権で公明党のせいで思うように教育基本法改正や改憲・安保軍事策が進められなかったと、公明党の存在を快く思っていない。>

 もう一つは、衆院選で自民党が単独過半数の議席を獲得。また維新の会とあわせて2/3の議席をとったことで、衆院において公明党の助力を得る必要がなくなり、同党の発言権、影響力が低下してしまったことだ。

 維新の会には、平沼国会代表をはじめとして、もともと安倍陣営と共に超保守議連などで一緒に政治活動を続けて来た議員が多いし。<超保守派は、国会内の安倍派のようなもの。昨日も維新の中山成彬氏が、野党議員であるにもかかわらず、国会の質疑で「安倍内閣には長く続いて欲しい」と言っていたりするし。>
 
 しかも、維新の会が、安倍自民党と改憲実現のために協力して行くことを明言している上、石原代表が衆院選の最中から「公明党が改憲の妨げになっている」と繰り返し発言していることにも不快感や危機感を募らせているように思われる。
<先週も朝日新聞のインタビューで「彼らはものすごく改憲の妨げになるね。憲法で踏み絵を踏まされるんだろう」とか言ってたしね~。^^;>
  
* * * * *

 安倍自民党は、衆院選での勝利には、公明党の選挙協力が不可欠だったこともあり、衆院選や政権発足当初は、同党や世間の反応に配慮して安倍カラーを封印していたのだが。
 ここに来て、安倍内閣&自民党の高支持率が続いていることに加え、維新との協力体制が進んでいることもあってか、急に安倍カラーをどんどんオモテに出すようになっており、公明党内&支持者の間に不満や動揺が広がっている様子。(~_~;)

 公明党は、今月5日になって、衆院選後初となる憲法調査会(会長・北側一雄副代表)を開き、96条改正見直しの是非に関する議論をスタート。5月頃までに党内の見解をまとめて、安倍自民党や参院選への対応策を検討することに決めたのだが。
 安倍陣営の中は、参院選で単独or自維で過半数がとれれば、公明党との連立を解消してでも96条改憲を進めるべきだとの声が強くなっているだけに、公明党にとって大きな正念場になりそうな感じがあるのだが・・・。

 知人の「安倍自民党なんぞに切られる前に、公明党の方から切ってやればいいのにな~」という言葉に「そうだ、そうだ~」と大賛同しているmewなのだった。(@@)
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by mew-run7 | 2013-04-11 10:56 | 安倍政権に関して | Trackback(1)

一票の格差訴訟、無効回避で自民の思うツボ+安倍&自民が露骨な民主外し

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昨日、大井競馬場で行なわれた東京スプリング盃で、今年11歳を迎えた&す~っかり真っ白くなったフジノウェーブwith御神本が、59kgを背負いながらも優勝。何と同一重賞4連覇を果たしたです。(*^^)v祝

 いや~、直線で内から抜けて来た時には、ゾクゾク~ッと来ちゃいましたね~。(@@)

 残念ながら、現地には行けず。プチTVで観戦していたのだけど。思わず「行ける!」「ウェーブ、頑張れ。あとチョット」と声が出ちゃったです。(・・)
<TVを通しても、ゴール前で歓声がきこえて来たけど。現地にいたら、mewも絶叫してたかも。^^;>

 Fウェーブは笠松でデビューした生粋の地方馬。mewは、ウェーブが05年に大井に来てC1とか走っていた時からずっと見ていた&もちろん07年にJBCで勝った時も現地で応援していただけに感慨も一入だし。
 11歳になっても、現役を続けている&しかも、59kgを背負いながら最後にスゴイ力を発揮したウェーブには、本当にアタマが下がるような思いだ。_(__)_
<高橋三郎調教師&担当スタッフの方のケアの賜物でもあると思うけど。>

 Fウェーブにはおめでとう!そして、有難うと言いたいです。m(__)m

~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~

 さて、3月には6日を皮切りに、全国各地の高裁で、昨年の衆院選における「一票の格差」を争点にした16件の訴訟の判決が出されることになっているのだが。
<関連記事・『3月は「一票の格差」判決ラッシュ&違憲状態の衆院選が無効になる可能性も』>

 昨日6日、東京高裁で第一弾となる判決の言い渡しが行なわれ、難波裁判長は、「一票の格差」に関しては「違憲」の判断を下したものの、事情判決の法理+αにより選挙無効の請求は認めずに終わったという。^^;

<う~ん。難波裁判長は、東京都教員の君が代訴訟で違憲判決を下すなどなど、なかなかアグレッシブな人のような感じがしていたので、選挙無効を認めるかもと、チョット期待していたのだけどな~。(・・)>

『難波孝一裁判長は「最高裁が違憲状態判決を下した11年3月を起点に、憲法上要求される合理的期間内に是正が行われずに選挙に至った。強い警鐘が鳴らされたのに是正が行われないまま選挙が施行された経緯は看過できない」と指摘した。

 一方で、昨年11月の解散当日に、小選挙区数を「0増5減」として「1人別枠方式」の廃止を盛り込んだ法改正を行った経緯を一定程度評価。選挙区の区割り見直しまでは間に合わず、最大格差も前回選挙の2.30倍から2.43倍に拡大したが、「今後は投票価値の平等にかなったものに是正していくことが期待でき、最大格差も2倍未満に是正される予定だ」などとして、選挙無効の請求を退けた。

 判決はまず、「1人別枠方式の廃止を反映するには、定数の再配分と、相当数の区割り見直しが予想されるが、早期の是正が要請される」と指摘。その上で、選挙区画定審議会設置法が定める区割り勧告期間が1年であることなどと比較し、「昨年の選挙までに是正を行うことが困難だったとは認められない」と、違憲状態判決から約1年9カ月間で是正に至らなかった国会の対応を批判した。

 原告側は、1人別枠方式を廃止して単純に人口比で議席配分すれば「21増21減」が必要になるとして、「0増5減は最高裁の要請に応えていない」と批判していたが、判決はこの是非について明確な評価をしなかった。(毎日新聞3月6日)』

 尚、原告の弁護士グループは、直ちに最高裁に上告。迅速な裁判&選挙無効の判決を出すことを求める上申書も提出したという。
 また、『最高裁で違憲判断が出ても国会が直ちに是正に動かない場合は、広く有権者に原告を募り、原告1人当たり5000円の国家賠償請求訴訟を起こす方針も明らかにした。(毎日新聞3月6日)』

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 原告側は判決後の会見で、違憲判断を評価したものの、選挙無効を認めなかったことには不満を覚えたようだ。
 
『升永弁護士は「判決は(小選挙区で選ばれた)300人には衆院議員の資格がないと言ったに等しい」と興奮気味に語った。

 その後、司法記者クラブで記者会見した升永弁護士は「投票価値の不平等を生む選挙区割りの合理性は、選挙管理委員会が立証しなければいけないと明言した。この点は非常に大きい」と改めて判決を評価。一方で「我々が求めている『厳格な1人1票選挙は憲法の要請』という点について、国会議員がぐうの音も出ないほど明快には言及していない。50点の判決」と不満も口にした。

 判決は小選挙区を「0増5減」する法が昨年11月に成立した経緯などを考慮し、選挙無効請求は退けた。同グループの久保利英明弁護士はこの点について「『一生懸命(制度を)変えようとしているので様子を見ましょう』と言うこと。判決の大きな減点部分だ」と指摘。伊藤真弁護士は「現在の日本は、少数の国民に選ばれた議員が多数を占める『国会議員主権国家』だ。国会活動には民主的な正当性がない」と批判した。(毎日新聞3月6日)』

* * * * *

 またmewは、まだ判決の要旨も骨子も読んでいないので、詳しい中身はわからないのだが。
<追記・判決要旨をMore部分にアップ。>
 原告は、判決に関して以下の点も評価していたという。

『特に判決が「1票の格差を生じている理由が合理的といえるかどうかは、被告(国)が立証しなければならない」と明示したことについて「国に立証責任を求めたもので、非常に画期的だ」との見方を示した。

 選挙が無効になって国会議員が即座に失職すると混乱することに配慮して「一定期間後に選挙無効判決の効力が生じるようにする手もある」と判決で例示されたことも評価。久保利英明弁護士は「裁判所が無効判決を真剣に検討していることの表れだ。国会は早急に選挙制度を見直すべきだ」と話した。(日経新聞3月6日)』

* * * * *

 mewとしては、久保弁護士も語っていたように、特に判決が11月の解散間際に0増5減の法案を成立したことを評価し、「一生懸命(制度を)変えようとしているので様子を見ましょう」という感じで、無効を認めない理由に挙げたことは、チョット納得行かないところがある。
 これでは、自民党の思うツボで、「違憲判決を無視して、選挙をやったもん勝ち」みたいになってしまうようなところがあるからだ。(-"-)

 上のリンク記事にも書いたように、自民党は、定数是正のための与野党協議にも非協力的で、ひたすらに「0増5減」を先行すべきだと主張。
 民主党は、仮に小選挙区の「0増5減」法案を先行させるとしても、きちんと区割りを決め、周知期間を経てから解散&衆院選を行なわないと「違憲」の選挙になると主張していたのだが。<横路衆院議長も、その旨通告していたのよね。>自民党は、それにも応じなかったのである。^^;

 ともかく年内に解散総選挙を行ないたくて仕方がなかった自民党は、違憲解消の手続きに数ヶ月かかることを嫌がり、「民主党は、選挙を先送りするために、そのような主張をしている」と批判して応じず。「解散と引き換えなら、法案成立に協力する」とか「0増5減の法案さえ通せば、区割りをしなくても大丈夫だ(選挙無効にはならない)」と裁判所を見くびったような主張を行なって、野田首相に解散を迫ったのである。<それに応じた野田首相にも、もちろん責任はある。>
 それゆえ、mewとしては、違憲だとわかっていながら解散&衆院選を行なった野田首相&自民党に「裁判所をナメンなよ」と知らしめて欲しいという気持ちがあったのだ。(-"-)

<黒田弁護士も会見で「『国会に任せれば一票の価値が平等になる』という保証は何もないのに、『無効』にせず単なる『違憲』にとどめたのは非常にまずい」と言っていたとのこと。>

 でも、安倍自民党にとっては、「違憲」判決が出ることは織り込み済みで、自分たちが圧勝した衆院選さえ無効にされなければ、さしたる痛手ではないわけで。
 おそらく自民党幹部の多くは、自分たちの思惑通りの判決が出たことに安堵しているだろうし。中には、「してやったり」or「ラッキー・チャチャチャ」だとほくそ笑んでいる人もいるのではないかと察する。(~_~;) 

 ただ、今日7日の札幌高裁をはじめ、まだまだ判決ラッシュが続くことから、原告の弁護士グループ同様「他の高裁でもっと良い判決が出ることを期待している」mewなのであった。(・・)

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 ところで、当ブログでは、昨年来ずっと、安倍自民党と維新の会がつながっている&維新の会は自民党の補完勢力の役割も担っているという話を書いているのだが。
<昨日の『『安倍自民と維新が連携。96条改正の早期実現のために動き始めた!』に書いたこともそのあらわれの一つだと言えるだろう。>

 昨日、mew的には「え?ここまで露骨にやるのは、ありなの?」と驚くようなニュースが出ていた。(・o・)

『自民、国会運営で維新と直接協議…慣例見直し

 自民党が国会の運営を巡り、従来は与党第1党(自民)と野党第1党(民主)で対応を話し合ってきた慣例を改め、衆院で野党第2党(日本維新の会)との異例の直接協議に乗り出した。

 参院では野党が多数派を持つ中、野党連携にくさびを打ち込む思惑もありそうだ。

 自民党の鴨下一郎国会対策委員長は6日、維新の会の小沢鋭仁国対委員長と国会内で2度会談し、衆院予算委員会の運営について協議した。鴨下氏は協議後、国会内で記者団に「これからは、より一層(民主党以外の)各党にお願いする方向でいきたい」と語った。

 衆院会派では民主党(56人)と日本維新の会(54人)の議席差が小さく、法案採決で「是々非々」を唱え、政府・与党への協力を排除しない姿勢を示す維新の会は、自民党に対し「民主党と同等の扱い」を求めていた。2012年度補正予算をはじめ、これまでの国会対応で、民主党が政府・与党への抵抗を強める一方、維新の会が協力する場面が目立ったことも、慣例見直しの背景にある。自民党には、夏の参院選後をにらみ、維新の会との協調関係を今から築いておく狙いもあるとみられる。(読売新聞3月6日)』

 昨日の記事でも少し触れたように、自民党と維新の会は、日本に二大保守政党制を築くべく、早く民主党を潰して(無力化させて)、維新の会を中心に保守勢力を結集して自民党に次ぐ第二党(第二勢力)にすることをもくろんで、アレコレ動いているのだが。上の記事に書かれた異例の対応も、その一環だと見ていいのではないかと思う。(-"-)

* * * * *

 実は、安倍首相本人も、今年にはいってから、民主党はヨコに外すような感じで(=その存在を無視して?)、かなりあからさまな形で、保守系の野党の幹部と接触をしているのである。、

 安倍首相は、1月11日にわざわざ大阪に立ち寄って、維新の会の橋下代表代行(当時)&松井幹事長と会談を行ない、補正予算への協力を求めたのだが。
 2月の訪米から帰った後も、首相自ら橋下&松井氏に電話をかけて、訪米報告やTPP参加などに関して協力を要請をしていたことがわかっている。<2月には、松井幹事長が菅官房長官と東京で密会していたことも発覚してるしね。^^;>

 政権与党の党首&一国の首相が、第三党の野党の幹部を訪問して会談を行ない、予算などへの協力を要請すること自体、かなり異例なことなのだが・・・。
 安倍首相は、この他にも野党の幹部と直接、会っているのである。

 1月13日には、新党改革の荒井幹事長を自宅に招いて、夕食を共にしながら会談を行なったとのこと。(*1)
 荒井氏は自民党時代から安倍氏と旧知の仲(超保守仲間)ゆえ、個人的な会合の部分もあったかも知れないのだが。ただ、安倍首相はこの時に荒井氏に補正予算や諸政策への協力を要請したと言われており、実際、新党改革は補正予算の採決で賛成に回っている。(・・)
 また、首相は1月19日には、みんなの党の渡辺代表とホテルで会食を行ないながら、日銀総裁人事などに関して意見交換も行なったという。(*2)

 こうして見ると今回、自民党の国対が慣例を見直して・・・というより、敢えて慣例を破って、維新の会と直接協議を行なうという異例な手段に出たのも、妙に頷けてしまうところもあるのだが。(~_~;)

 ただ、いまや巨大与党となった自民党が、<第二党の存在を無視して?>、自分たちと考えが合いそうな複数の野党と個別に接触し、つるんで行くような形で、国会を自分たちの思い通りに運営して行こうとすることは、健全な国会審議や採決を阻害することにつながるのではないかと思うし。「日本の国会がアブナイ!」と言いたくなっているmewなのだった。(@@)
 
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by mew-run7 | 2013-03-07 06:51 | 安倍政権に関して | Trackback(1)

安倍が交戦規定に言及+昨年からレーダー照射?+遅かった防衛省の情報伝達


頑張ろう、東日本&ニッポン!今年は、さらなる前進を。o(^-^)o 

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 この記事では、『中国の挑発行為に、平和と右傾化Wの警戒』の続報を・・・。

 中国海軍が海上自衛隊の護衛艦に火器管制完成レーダー照射を行なった件に関しては、た~くさん書きたいことがあるのだが・・・。

 安倍内閣&自民党、そして軍事専門家などは「これまでとは明らかに違う段階に入った」「至近距離で拳銃を突きつけられたようなもの」だということを強調し、強い警戒感を示して、その対応策を検討し始めているという。

 安倍首相は、昨日の衆院予算委員会で、安倍首相は何とROE(自衛隊の武器使用などの交戦規定)の見直しにまで言及したとのこと。
 また、小野寺防衛大臣は、「国連憲章上、武力の威嚇に当たるのではないか」と発言していたという。
<ついついこの件をチャンスにして、軍事強化に走りたいように感じてしまうところが。^_^;>

『安倍晋三首相は7日の衆院予算委員会で、中国海軍による海上自衛隊護衛艦への射撃管制用レーダー照射を受け、自衛隊が任務の際に武器を使用できる範囲などを定めた交戦規定(ROE)の見直しに言及した。「新しい事態に対処し、同時にエスカレートしないようにするバランスに配慮しながら定め、運用することが大切だ」と述べた。

 首相は「空では極めて短時間に判断しなければ領空を侵犯され、そこから出て行ってしまうことにもなる」とも述べ、航空自衛隊が緊急発進(スクランブル)した際のROEを整備する必要性にも触れた。
 自衛隊のROEの詳細は非公表だが、憲法などの制約で平時の武器使用は正当防衛などに限定。今回のレーダー照射でも海自は進路を変えるなど抑制的な対応にとどめ、「米軍なら照射を受けた時点で反撃していただろう」(政府関係者)などと、国際基準との差を指摘する声が出ている。

 小野寺五典防衛相は、レーダーを照射された海域が、中国との排他的経済水域(EEZ)の境界線である日中中間線の日本側だったことを明らかにした。さらに、今回のレーダー照射が「国連憲章上、武力の威嚇に当たるのではないか」と述べ、中国を牽制(けんせい)した。(産経新聞2月7日)』

* * * * *

 ところが、他方で、実は、中国軍によるレーダー照射は、昨年、民主党政権下でも、しかも尖閣諸島の国有化以前から行なわれていたという話が出ている。^_^;
 ジャーナリストの浅井久仁臣氏も、自身のブログ(コチラ)で、このように書いている。

『中国からの射撃レーダーの照射は、私の知る範囲ではこれまでにもあったはず。もしあったのなら、随分前のことを、それも異例の夜の緊急記者会見で「あえてこの時期に公表する」ことに記者ならば疑念を抱くのが普通だ。
 先程、防衛省広報課に電話取材してみた。

「私は隊員からこれまでにも照射があったと聞いていますが、中国艦船からの照射はありましたよね」と言ったところ、「はい、ありました」と電話に出た担当者は簡単に認めた。

 ここのところのマスコミ報道を見ていると、中国が好戦的になり、日本に牙を剥いて来て、まるで日中が戦争への道に歩み出しそうな印象を受けるが、そんなことはない。両国が意地の張り合いでエスカレイトして“危険水域”に入ってしまったのだ。』

* * * * *

 また、J-CASTニュースには、このような記事が出ていた。

『中国海軍艦船による海上自衛隊護衛艦などへの火器管制レーダー照射をめぐり、同様の危険な事態は尖閣諸島が国有化される以前から起きていたという報道が出ている。
 朝日新聞や日本経済新聞などが2013年2月7日までに相次いで報じた。当時の民主党政権は日中関係に配慮して公表しなかったとされる。ただし、7日夕になっても、政府はこのことについては言及しておらず、一切報道しないメディアもある。

■「官邸に情報上げたが政治判断で公表されなかった」

「尖閣国有化前も照射」――。こうした見出しで朝日新聞は2月6日夕刊に、次のような記事を掲載した。

「東シナ海での中国軍による自衛隊への射撃用レーダー照射が、野田政権が2012年9月に尖閣諸島を国有化する前にもあったことがわかった」「同じ海域で複数回、照射があった」
 記事の情報源は政府関係者とされ、照射時間は13年1月30日の「数分間」より長い時間だったこともあるという。

 日経新聞は2月7日付朝刊で報道した。照射の事実を公表しなかったことについて、「当時の野田佳彦首相や岡田克也副総理らは『日中関係を悪化させたくないとの判断で公表を避けた』と関係者は見る」と記している。

 尖閣国有化以前からのレーダー照射問題に関しては、テレビも時間を割いて取り上げた。
 関西テレビが2月6日夕に放映した「スーパーニュースアンカー」では、水曜コメンテーターの独立総合研究所所長・青山繁晴氏が「複数の政府当局者からの話」として、「民主党政権下でも複数回、射撃レーダー照射があった」「海上自衛隊は官邸に情報を上げたが政治判断で公表されなかった」とコメントした。

 青山氏はさらに「中国は尖閣国有化を口実に緊張を高めてきたと思っていたけど、実はレーダー照射は国有化以前から行われていた」「海自の護衛艦だけでなく潜水艦も、中国軍潜水艦によってレーダー照射と同じレベルの危険な目に遭っている」などと語った。(J-CASTニュース2月7日)』

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 これに対して、野田前首相は、民主党HPに、以下のようなコメントを発表した。

『本日付日経新聞等に、中国海軍艦船によるレーダー照射事案に関し、民主党政権時代にもあったが、当時の野田佳彦首相や岡田克也副総理らは「日中関係を悪化させたくないとの判断で公表を避けた」との記事が掲載されている。
 しかしながら、当時そのような事案の報告を受けた事実はなく、防衛省もそのような事実はなかったことを認めている。
 上記記事等はまったく事実無根であり、きわめて遺憾である。』

 また、『当時副総理だった岡田克也氏は、日経新聞編集局長宛てに「掲載記事は明らかに事実に反し、根拠のないものだ」として、謝罪・訂正記事の掲載を求める抗議文を送付した』とのこと。
ただし、『日経新聞広報グループの話 複数の関係者に確認した上で、適切に報じている』という。(時事通信2月7日)』

* * * * *

 昨年、野田内閣の防衛大臣を務めていた森本敏氏は、TVでこのように語っていたようだ。  
  
『口は災いの元?民主がさらなる窮地に

 2月7日の「やじうまテレビ!」(テレビ朝日系)には民主党・野田政権時代の12年6月から12月末まで防衛相を務めた森本敏氏がゲスト出演し、尖閣国有化前のレーダー照射問題について質問に答えた。

「この問題について森本さんは事実を把握されてたんですか?」との男性アナウンサーの問いに、森本氏は当初「知りません」とコメントするのみ。

「あっても言えない、という話なんですか」と突っ込まれると、あいまいな言葉ながらも 「いや、あの、そういうことではなくて、きちっと大臣に報告すべき内容であれば上がってくると思います。忘れている訳ではありません」「まあ、あの、分析をしている間に、『これは(大臣に)上げるに至らない』という風に判断した、ということだってあり得ると思います」と語った。

 尖閣周辺の状況について森本氏は「この緊迫感は明らかに、日本が12年9月、国有化をしてからのこと。それ以前は、尖閣周辺に中国の公船が侵入して領海侵犯をしたというのは1年に1度ぐらい。それが国有化して急速に艦艇・航空機の動きが激しくなって、尖閣諸島に接近してきましたから…緊張感は9月11日以降、ということだと思います」と述べた。

 民主党の海江田万里代表らは、マスコミ各社が報じた同党政権下でのレーダー照射問題について、どう説明するのか。同党幹部はこぞって今、13年1月発生の2件の事案公表が遅れたことについて、「自民党の隠蔽体質」などと批判していた。(J-CASTニュース2月7日)』

<何だかタイトルやら記事の書き方を見ていると、民主党政権に問題があったかのような方向に持って行きたいのかな~と思ってしまうところもあったりして。(~_~;)
 それに森本氏は、もともと自民党のブレーンだったということも留意しておく必要がある。>

* * * * *

 まあ、外交防衛上の問題や秘匿事項が絡んでいると思われるので、こればっかりは誰が本当のことを言っているのか「???」ではあるのだけど。

 ただ、先月30日のレーダー照射に関しても、何と防衛省から小野寺防衛大臣のもとに報告があったのは、5日になってからだったとのこと。(・o・)

『小野寺五典防衛相は7日の衆院予算委員会で、1月30日に中国海軍艦艇が海上自衛隊護衛艦に射撃用レーダーを照射した案件について、自身が防衛省運用企画局から報告を受けたのは、発生から6日後の2月5日だったことを明らかにした。原口一博氏(民主)への答弁。
 防衛相は、レーダー照射の事実を公表した5日夜の緊急記者会見で、発生から公表まで時間がかかった理由について「慎重を期して(護衛艦のデータの)分析、検討に時間がかかった」と説明。自身が報告を受けた時期については言及していなかった。 

 政府は1月19日にも海自ヘリに対してレーダーが照射された疑いがあるとしている。これについて、防衛省の黒江哲郎運用企画局長は予算委で、この時は発生当日に安倍晋三首相と防衛相に一報を伝えたと説明。一方、防衛相はこの時点で事実関係を公表しなかった理由について「証拠がしっかり国際的にも表明できる内容になるか不安があった」と述べた。

 同省幹部によると、データを解析した運用企画局は21日に「中国側のレーダー照射であるとの確証は得られなかった」と防衛相に改めて報告したという。
 防衛相は予算委で、この解析結果を受けて「しっかりとした明確な違反が確認されたことをもって対応したい」と指示したことも明らかにした。この指示により、30日の照射の報告が6日後になったとみられる。
 首相は「事務方がより慎重になり、私のところに(情報が)上がってくるのが遅くなった」と報告の遅れを認めた。その上で「今後は未確認でも私や防衛相に上がるようにする」と語った。(時事通信2月7日)』

 日中関係が緊迫している中、このように「一つ間違えれば、武力衝突に発展しかねない」と言われるようなことを、6日間も防衛大臣や首相に(調査は後に回すとしても)その事実さえ報告しないというのも、奇妙に思える部分があるし。<実は、何故、海自の護衛艦が、中国海軍の艦船とそんなに近い距離にいたのは不思議だという人もいるのよね。^_^;>

 私たち国民は日中双方の不確かなor誤った情報やある種の挑発、扇動に振り回されないように、冷静かつ客観的にこの件をとらえるようにした方がいいと思うmewなのだった。(@@)

                    THANKS



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by mew-run7 | 2013-02-08 05:05 | 安倍政権に関して | Trackback

安倍辞任で「徳育」見送り、給油新法も混迷+節操ないさつき、ゆかり&潔いぞ、タイゾー

【最近書いたブログ記事のタイトル一覧を見るには、←のカレンダーの
<September2007>の文字をクリックしてください。】


 安倍首相が辞任の効果が、もう国政にあらわれ始めている。

 まず安倍首相は、「教育再生」に力を入れており、特に「道徳」教育
の強化をアピールしていたのだが・・・。

『中央教育審議会(文部科学相の諮問機関)は18日、政府の教育再生
会議が提言していた道徳の教科化を見送り、改定作業を進めている次期
学習指導要領ではこれまでと同じ位置づけにする方針を固めた。また、
再生会議は道徳を名称変更し、「徳育」とすることも求めていたが、
中教審は名称変更も見送る方針。(中略)教科化見送りは、安倍晋三
首相が辞任を表明し、教育再生会議の影響力低下の可能性が高いことが
背景にあるとみられる<毎日新聞 18日より*1>』

 ふ・ふ・ふ・・・。(^n^)

 福田氏が首相になったら、とっとと官邸の教育再生会議を解散して
欲しいんだけどな~。
<私も、今の教育には見直しが必要な部分は色々あると思うけど。安倍
っちや教育再生会議のように、偏った思想や考えに基づくような改悪は、
絶対すべきではないと思う!(・・)>


 ただね。実は福田氏の国家観とか教育政策に対する考え方って、よく
わからないところがあるのだ。^^;

 ちなみに、共同通信のインタビュー<*2>では、安倍自民党が公約
にしていた「3年後の憲法改正案発議」は事実上、棚上げする意向を
表明したって言うのだけど。(~~)
 でも、自衛隊の海外派遣については、「恒久法」を作るべきだと言っ
てるし~。(-"-;)u~n

やっぱ政界再編&政権交代した方が、話が早いかな?(@_@。
 
* * * * * 

 また安倍首相が「職を賭して」まで実現しようとした海上自衛隊の
給油継続に関しても、政府や与党幹部の間では、「何が何でも、今の
条件のまま、秋の臨時国会で」という感じではなくなったようで、
何だか色々な意見が出て来ているようだ。

<政府与党内がこんな感じだったから、安倍っちもますますガッカリ
しちゃったのかもね。(・・;>

 18日に、高村防衛大臣は、給油新法が「来年の通常国会にずれ込む
可能性は否定できない」と発言。
<ただし、与謝野官房長官は、「できるだけ秋の臨時国会で」と言って
いる。>

 また、山崎拓氏(テロ特措法に関する与党プロジェクトチーム座長)
は18日、都内の講演で、海自のインド洋での給油活動について、政府
が新たな国連決議を求めるべきだとの考えを示した。

<ただし、日本政府の要請で、国連安保理が、海自の給油活動も明記
した上で、米、英、日本などの有志連合による「不朽の自由作戦」への
「謝意」を盛り込んだ決議を行なう予定だという話があるので、それを
前提にして発言しているのかも? ^^;>

 この1~2日、給油新法がらみの報道が、アレコレ出ているので、
別稿にまとめて、アップできればと思うのだけど。
<その時に、上述の情報の元ネタになった報道記事を記載する。>

 もし福田氏が首相になった場合には、国政の停滞や混乱を防ぐために、
あまり閣僚は入れ替えないという方針を示しているが。
<支持してくれている派閥の長や幹部が、今の内閣に何人もはいって
いるしね~。(・・)> 
 
 まだまだ給油新法への対応は、流動的な感じがするけど。
 何よりも早く国会が始めて、きちんとした議論を行なって欲しいと
思う!(**)

~ ~ ~ ~ ~ ~ 

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~ ~ ~ ~ ~ ~ ~
 
 話はガラッと変わるけど・・・。

 何だかここに来て、小泉チルドレンがやたらにTVに出たり、ニュー
ス映像でも目立ったりしていると思いません? 
<それを扱いたがるメディアもメディアなんだけど。>

 衆院選が近づいているかも知れないので、立場上、必死なのはわかるし。
麻生氏に反感を抱いているチルドレンが多いのはわかるけど。

<麻生氏は郵政造反組の平沼氏の無条件復党の話を進めたり、下手すると
落選者まで復党するという話も出ていたし。副大臣や党役員の人事で
小泉チルドレンがほとんど登用されなかったこと。幹事長就任の会見で、
小泉氏批判をしたことなどで、かなりの反発が・・・。^^;>


 でも、14日までは「小泉首相再登板」をと署名活動していたのに。
小泉氏が福田支持を表明したこともあってか、早速、福田支持に回る
チルドレンが続出。

 片山さつき氏が、福田氏の出陣式で、隣を陣取って「エイエイオー」
と腕を振り上げていたかと思えば、昨日は佐藤ゆかり氏が福田氏の
隣で、「エイエイオー」をやっていたし~。(゚Д゚)

<さつき氏なんて「あれはクーデターだ。首相を支えるべきが、後ろから
刺す人がいた」とか言って、麻生潰しに一役買ってたし~。(>_<)>

 昨日、福田氏は各議員の事務所周りを行なったのだけど、二人とも
福田氏の手を握りしめて、妙な笑顔を浮かべて、ヨイショ、ヨイショ
の言葉を発するのを見て、もう目も当てられないというか「節操なさ
過ぎ~」という感じ。(/_\)
<この2人は、去年の総裁選の時は、安倍氏が移動する度に、その
ヨコにべったりとくっついていたんだよね~。(ーー;)>

 2人とも、ともかく衆院選の選挙区での公認をとりたい&何かポス
トが欲しいのが見え見えなのだけど。
<片山さつき氏は、平沼氏と共に郵政落選組の城内みのる氏が復党
するのを警戒。佐藤ゆかり氏は、既に復党した野田聖子氏との間で
公認争いが。>

 同じ女性として、オンナのイヤな部分を見せ付けられているよう
で、めちゃ気分が悪くなってしまう。(`´)

~ ~ ~ ~ ~ ~ ~

 その点、最近、このブログで何回か取り上げているタイゾーくん
こと杉村大蔵氏の潔いこと!(^^♪
<いや、決してタイゾー・ファンというわけでは・・・。^^;>

 まず16日には、こんなことが・・・。

『小泉チルドレンと呼ばれる自民党の当選1回衆院議員らでつくる
選挙塾「新しい風」(会長・武部勤元幹事長)は16日、党本部で総裁
選対応を協議した。このうち、メンバーの杉村太蔵衆院議員が「(武部
氏らの方針に)ついていけない」と途中退席。武部氏は杉村氏に「もう
来るな」と怒ったという。
 杉村氏は記者団に「こんなことで総裁が決まるなら自民党は終わる」
と述べた。総裁選で小泉純一郎前首相の再登板を模索していた同会が、
福田康夫元官房長官支持でまとめようとすることに、反発したとみら
れる。<毎日新聞 16日>』

 そして、18日には、ブログにこんなことが・・・。

『勝ち馬に乗ることだけが勝ちだとはとても思えない。
ましてや、派閥の親分が右だからと言って右に向くような、そんな
先祖も驚きの先祖返りをするような選択しかできないようならば、
はっきり言って政治家なんて誰でもできるじゃないか。
本当にこの国の未来を託せるのはどちらの候補者なのか。
議論が尽くされたとは到底思えないこの段階で、結論を出すことなど
私にはできない。
最後の最後まで、じっくりと両候補者の政策主張に耳を傾け、いくら歳が
若いからといっても国民を代表する政治家の一人として、投票のその瞬間
まで自らの政治信条に照らし、私は一票を投じたいと思います。』

<ま~た、このブログの最近の記事に書かれていることは、mewも
共感できることが多いのよね~。(・・)>

* * * * *

 タイゾーくん、キミは正しい!(@_@。
 それが、正しい無派閥&若手議員のあるべき姿でしょ~。(~~)

 小泉前首相は、05年総選挙で初当選した「小泉チルドレン」と呼ば
れる83人の議員に「派閥にはいらない方がいい」と提言したのだけど。
 まあ、もともと派閥系の候補もいたとはいえ、2年立った今日、もう
完全に無派閥を通している議員は、実質的に30人いないという。

 派閥に所属していないと、国会や党の情報もはいりにくいし。特に
若手議員は、政治活動や選挙準備も(お金の面も)も行ないにくい
ので、かなりのマイナスになってしまう。
 そんな無派閥チルドレンをフォローすべく、武部氏が「新しい風」
なるグループを作って、タイゾーくんもその会合では、張り切って
スピーチなどをしていたのだけど。武部氏は、これは「派閥ではない」
と主張していたはずだった。
 なのに、グループとして福田支持をするように言われたら、「話が
違う」ということになるだろう。それじゃあ、何のために無派閥議員
を通しているのかわからない。(・・)

* * * * *

 タイゾーくんの今回の行為は、実はかなりリスキーなものだ。
 彼は次の衆院選で、生まれ故郷の北海道選挙区から立候補すると
いう話が決まりかけている。同じ選挙区には、民主党の横道氏という
強力な相手がいるので、比例ブロックでいい順位を確保しておきたい。

 武部氏は、北海道選出議員ゆえ、道連でまあまあの力があり、彼に
従っていた方が、得策になることは間違いない。福田氏の所属派閥の
長である町村氏も北海道が地元で、道連でも重鎮である。
<道連の会長の今津氏も、たぶん福田支持。>
 タイゾーくんとしても、ここは福田支持を表明しておいた方が、
次の選挙には有利なはずだったのである。

 まあ、見方によれば、ただ「青い」だけ。「賢くないやつ」で
終わるのだろうけど。でも、それらこそ「若さの特権」だろ~。
 折角20代で国会議員になったからには、ましてや無派閥を通して
いるのだから、ミョ~に永田町的&政治屋的な思惑だけで動くのでは
なく、まさに庶民&若者的な感覚で、国会や自民党のおかしいと思う
部分をどんどんオモテに出してくれるぐらいの方がいい。

 というわけで、またまたタイゾーくんを誉めてしまいたくなった
mewなのであった。(・・)

<タイゾーくんファンになったら、ど~しよ~?(@@。nai,nai!>

                  THANKS


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by mew-run7 | 2007-09-19 08:04 | 安倍政権に関して | Trackback(7)

麻生クーデター(?)が潰されたわけ (1)・・・10~12日の首相動静に見る安倍&麻生らの動向

【ブログの最近書いた記事のタイトル一覧を見るには、←のカレンダーの
<September2007>の文字をクリックしてください。】


 この数日の間に、マスコミで「麻生クーデター」という言葉が使わ
れるのを何回か見聞した。(**)
<何と片山さつき氏も、TVで「これはクーデターですよ」と公言して
いた。>

 「麻生クーデター」「麻生氏にだまされた」・・・これらの言葉が、
ポスト安倍は確実と言われた麻生太郎氏が、一気に不利な情勢に陥ら
れる要因になったと考えられる。
 しかし、そのウラには、8月から「福田擁立」の準備を進めていた
旧・森派や新YKKなど多くの派閥の力も働いていたように思われる。

 そして、麻生氏がややコトを急ぎ過ぎて、彼らの反感を買ったこと
が、今回の麻生包囲網、麻生潰しの動きにつながったのではないか
と思ったりもする。(・・)


 色々な報道記事や首相動静を見ていたら、個人的に興味深いな~
と思うこともあったので、話を前記事の続きの10日から始めたい。

~ ~ ~ ~ ~ ~ ~

10日、安倍氏は朝早くAPECから帰国した。

<この時、昭恵夫人と飛行機のタラップから降りて来る安倍氏の様子を
見て、私はちょっと「あら?」と感じたのだけど。(コチラの記事の上部参照)>

 この日の首相動静を見ると、首相としての執務&この日から始まる
国会の所信表明の準備などが立て込んでいたせいか、午前中は全く
休む間もないほど、かなりあわただしく過ごしている。<*1>
 衆参での所信表明が終わったあと、安倍氏は自民党の役員会に
出たのだが、ここで例の3人目の中川氏をはじめとする小泉チルドレン
3人が、平沼氏らの復党に抗議し、執行部を痛烈に批判。安倍氏は、
かなりつらそうな顔で、これをきいていた。^^;

 そして、麻生氏は、この役員会が終わった夕方に、安倍氏が最初
に辞意をもらしたと話した。
<確かに*1にもあるように、麻生氏は焼く13分の間、院内大臣室
で安倍首相と会っている。>
 麻生氏はこの時、「何を言っているんだ。頑張って欲しい」と引き
とめたそうだが、内心は複雑なものがあっただろう。

* * * * *

 麻生氏は、ポスト安倍を狙ってはいるものの、まさに今から党内
実質№1の幹事長として、首相&党総裁になるための足場を固めようと
していたところである。もし安倍首相が早期に辞任するとしても、
もう少し準備期間が欲しいところだろう。
 おそらく麻生氏としては、安倍氏がせめて給油新法を成立させて、
臨時国会を終えたところで辞任して欲しいと考えていたのではない
だろうか?<こうすれば、それなりの形もつくし、総裁選の準備も
できる。>

 そして、10日の夜に、麻生支持派の会合(太郎会という名らしい)
が行なわれたという話を、コチラの記事でお伝えしたのだけど。、
その場でも、その方向で話が進んだのではないかと思われる。

 ネットIBの記事では、こんな風に伝えられていた。(前記事*2)
『 その夜、麻生氏は派閥の側近議員たちと”祝杯”をあげた。
「次はいよいよ麻生政権だ」 そうした声があがった。
「麻生さんは安倍退陣表明の前にできるだけ総裁選の準備を進め、短期
決戦で一気に麻生後継の流れをつくる戦略を描いた」(麻生派議員)』


<今朝、たまたま、TV朝日のスパモニで「太郎会」のことを扱って
いたのだけど。
 番組に出演していた太郎会会長の鳩山邦夫氏(麻生氏の意向で法務
大臣として入閣したと言われる)は、10日の会合は毎月第二月曜日に
開くと決まっている定例会で、口の堅い麻生氏は安倍辞任のことは全く
話していないと。あくまで2年後ぐらいを目指して、麻生氏を総理に
しようと盛り上がっていただけだと説明していた。
 それに対し、他の議員(たぶん衛藤氏)が「3日の新聞に、『麻生
支持派の会合で、「ついに幹事長になった。次は総理だ。半年後には、
麻生政権を作ろう」と話していた』と出ている」と反論していた。(@@。>

~ ~ ~ ~ ~ ~ ~

 11日、この日は国会はなく、安倍氏は官邸で執務を行なっていた
が<代表質問の準備もあっただろう>、そこに何と旧・森派の兄貴分
中川秀直・前幹事長が訪れている。(・・)<*2>

 時事通信12日によれば、「自分が弱かったから、こんなことに
なったんでしょうか」。幹事長長として政権を支えた中川秀直氏に対し、
首相は政権運営が手詰まりに陥ったことを認め、自らを責めたという。
 また、町村派幹部に「やはり人事を任せたのがいけなかったのかな」
と漏らしたという記事があったが、これも中川氏のことかも知れない。

 この時、安倍氏が中川氏に辞任のことを話したかどうかはわからない
が。もしかしたら、示唆ぐらいはしたかも知れない。そして、たぶん
中川氏はフランス外遊中の森喜朗氏に連絡し(急遽、13日には帰国)
旧・森派を中心に福田擁立の準備が進められたのではないかと察する。
 それは、麻生潰しのための「麻生包囲網」作りの準備が始められた
ことを意味する。(**)

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~ ~ ~ ~ ~ ~ ~

 
 ちなみに、11日には中川氏の少し前に、麻生氏が官邸を訪れて
いた。麻生氏の話によれば、11日も安倍氏は辞意について語って
おり、気持ちが変わっていなかったという。

 そのあと中川氏が来ていたのを知って、私は何か皮肉めいたものを
感じた。(-"-)
 以前、コチラの記事にも書いたが(コチラも報道記事も参照)、7月29日、
まさに参院選の投開票日の夕方、中川氏はやはり首相官邸を訪れていた。
自民党惨敗の可能性が高くなったことを受け、森氏らと話し合った上で、
「早く辞任した方が傷も浅く、再登板のチャンスもできる」との判断から、
安倍氏に首相を辞任するように説得に来たのだ。

 しかし、安倍氏はもともと「まだ自分の使命(改憲&国家再興)は
終わっていない」という思いが強く、首相を続けたいと考えていた。
しかも、中川氏の直前に、麻生氏が官邸を訪れて、安倍氏の続投を
強く支持していた。それが安倍氏を心強くさせ、安倍氏は中川氏の提案
を拒み、その夜のうちにTVで首相続投を宣言してしまうのである。
<さらに、安倍氏はこの時から、旧・森派陣営より麻生氏を頼り、
彼に色々と委ねることになる。>

 安倍氏は、もしかして、中川氏と会いながら、「もう少し、自分の
ことを本当に親身になって考えてくれていたかも知れない旧・森派の
親&兄貴分のアドバイスをきいた方がよかったかな~」と思っただろ
うか?(・・) 


 また、この日、民主党の小沢代表が会見で、「安倍首相と会談する
より、国会で議論すべきだと思う」と述べていた。
 これは、9日に安倍氏がオーストラリアの会見で小沢氏との会談を
要望したことに対して、記者の質問に答えたものであり、この時点で
は、官邸や自民党から会談の申し入れは1回も来ていなかったという。

~ ~ ~ ~ ~ ~ ~

 そして12日、安倍氏は、やはり給油新法のことが気になったのか、
辞任する前に小沢氏にあいさつしようとしたのか・・・午前中、大島
国対委員長に「民主党側に、小沢氏に会って話をしたい」と伝えるよう
に依頼した。

<私なら、もしマジに話をしたいと思えば、何とか直接、小沢氏と連絡
をとるけどな~。・・・安倍氏はやっぱお行儀がいいのかしらん?(・・)>

 大島氏は、国対委員の協議の場で、民主側に会談の話をするが。何分
にも、午後からは国会の代表質問で論戦を繰り広げようとしている時
だし、大島氏は「あいさつのため」と話したとかで、民主党側は了承しな
かったという。^^;
 大島氏が官邸に行き、それを報告すると、安倍氏は麻生幹事長に連絡
して、改めて辞意を伝えた。「首相をやめるので、国会の代表質問は
受けられない」と言ったため、内閣&党幹部が集まって、すぐに辞意
表明の記者会見を行なうことに決まった。(++)

* * * * * 
 
 安倍首相は記者会見を終えたあと、実弟の(安倍家の三男、岸家と
養子縁組)岸信夫氏(参議院議員)を官邸に呼んで、岸氏は1時間半
ほど執務室に滞在した。
 色々と説明&話しておきたかったことが、あるのかも知れない。
 岸信夫氏は、記者団に「励ましに来た。明るかったけど、眠そう
だった」と答えていた。<眠れない日々が続いていたのね。(-"-;)>

 その後、お友達閣僚と呼ばれた山本有二前金融担当大臣も、官邸に
顔を出していた。
 安倍氏が呼んだのか、山本氏から来たのかわからないけど<それ
でも安倍氏がOKしないと、来られないしね>、何かこういう時に、
「本当の友は誰か」というのが見えて来るような感じもした。(ノ_-。)?

 安倍氏は山本氏に「また一議員として党に戻って、一緒に頑張って
行きたい」と語ったという。(・・)

 安倍氏はこのあとすべての予定をキャンセルして、午後5時過ぎ
には公邸に戻り、休んだようだ。<医師が待機していたとの話も
ある。>

 そして、この頃、おそらく福田擁立の動きは、もう始まっていた
のである。(@@。

      <つづく>
                           THANKS
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by mew-run7 | 2007-09-17 10:38 | 安倍政権に関して | Trackback(10)