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カテゴリ:憲法&憲法改正

  • 野田・前原&自民が、憲法9条を無視して、集団的自衛権の容認を強行か
    [ 2012-05-03 07:14 ]
  • 橋下が9条改正の方法に言及+自民党の改正原案+河村の南京発言の続報
    [ 2012-02-25 19:05 ]
  • 福島瑞穂夫妻が「世界の100人」に選出+参院憲法審査会+吉原2連勝
    [ 2011-12-04 09:10 ]
  • 憲法審査会~改憲に関する各党の立場&震災利用の改憲論に注意+競馬、女子バレー
    [ 2011-11-20 07:38 ]
  • ナベツネ大連立の目的は、憲法改正か?+新防衛大綱の閣議決定だけは完結を。
    [ 2010-12-12 13:21 ]
  • 今度こそ「憲法改正」も争点にして、国民から、はっきり「NO!」を突きつけたかった。
    [ 2010-07-09 12:37 ]
  • 改憲の国民投票法が施行but国民には、不要+自民は、改憲原案さえ出せず
    [ 2010-05-23 06:15 ]
  • 改憲賛成でも、9条改悪はNO!+各政党の憲法に関する談話をチェックすべし
    [ 2010-05-03 18:16 ]
  • 改憲に賛成の国民が、どんどん減少。but、「何が何でも」と中曽根&推進派
    [ 2010-05-03 06:21 ]
  • 徴兵制の話も出た?、自民の改憲推進本部のアブナイ改憲論点
    [ 2010-03-06 05:06 ]

 

野田・前原&自民が、憲法9条を無視して、集団的自衛権の容認を強行か

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 今日は、65回目の憲法記念日だ。(*^^)v祝

 でも、残念ながら、私たちの憲法は、今、大きな危機を迎えようとしている。(ノ_-。)
 
 ここに来て、また自民党をはじめとする保守派勢力が、何とか憲法改正の早期実現に向けて動き始めたということもアブナイ感じがあるのだけど。
 それ以前に、もっとアブナイことが起きようとしているのだ。(@@)

 というのも、民主党の野田政権や自民党などが、憲法改正を行なう以前に、憲法9条の条項や平和主義の精神をないがしろにする形で、集団的自衛権の行使を認めようとしているからである。(ーー)
 
<しかも、後述するように、mewは、おそらく野田首相は、今回の訪米で集団的自衛権の解釈変更を行なうorそれを目指すことをオバマ大統領にお約束した可能性が大きいと思っている。(-_-)>

* * * * *

 政府(内閣法制局)は、憲法9条は集団的自衛権を禁止しているという解釈を行なっているので、それに基づく限りは、わが国は、憲法9条を改正しない限りは、集団的自衛権を行使できないということになるのだが。

 現実に憲法を改正するには、仮に国民の大半がそれを望んだとしても、まだまだ時間がかかる。<今から国会で発議する条文を作って、衆参各2/3の賛成する議員を集め、国民的議論を経た後、国民投票を行なって過半数の賛成を得て、それなりの手続きを踏んで新憲法を公布するには、現状から見て、早くとも2~3年以上かかりそうだ。>

 ただ、日米政府は自民党時代に、日米軍が一体となって太平洋アジア地域で安保軍事活動を行なうことを計画して、着々とそれを実行に移しており、もうこれ以上、憲法改正が実現するのを待っていられないと考え始めているのだ。
<当初の予定では、2011年までには改憲or集団的自衛権の容認が遂行されているはずだったので、ここに来て米国側からの要望、圧力も増しているし。日本側のイラ立ちや焦りも募り始めている。>

 そこで、彼らは憲法改正を行なう以前に、集団的自衛権の行使をできるように準備を進めている。
 一つは、集団的自衛権の行使を認める法律を作るという方法だ。
 もう一つは、政府が主導する形で、憲法解釈を変えてしまうという方法だ。(-_-)

 今、保守勢力が、まずトライしようとしているのは、前者の方法である。

 自民党は、既に現憲法下でも集団的自衛権を行使できるようにする「安全保障基本法案」を作成し終わっており、政権奪還をしたら、その法案を国会に提出することに決めている。
 そして、もし自民党と民主党の野田&前原陣営+αが連立政権を組むことになれば、1~2か月のうちにでも法案を成立させることができるのである。(>_<)

<それこそ、もし彼らがその気になれば、自民党が政権をとらなくても、また連立政権などを組まなくとも、民主党+αの半数が自民党の提出した法案に賛成すれば、法案を成立させることが可能なのよね。(-_-)>

* * * * *

 マスコミは、何故かこの件をほとんど扱わないのだけど、集団的自衛権の問題は、今、まさに目の前にある危機なのである。(゚д゚)

 自民党は、次の衆院選で、憲法改正と集団的自衛権を最大の公約にして戦うと言っている。
 それゆえ、もし次の衆院選で、自民党が勝つようなことがあれば、また民主党の野田&前原陣営や橋下維新の会などの保守系の議員が多数当選して、自民党の法案や政策に協力することになれば、日本はあっという間に米国と共に海外で武力行使や戦争を行なうアブナイ国になってしまう可能性が極めて大きいのだ。(**)

 残念ながら、今、一般国民の多くは、憲法改正や集団的自衛権のことなどには、全くorほとんど関心がないように見えるのだけれど・・・。
 何とか一人でも多くの人たちが、この件に関心や危惧感を持って欲しいと、また特に次の衆参院選では、そのことを十分に意識して投票に当たって欲しいと。65回目の憲法杵日に、切に願わずにはいられないmewなのである。(・・) 

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 ちなみにmewは、以前から書いているように、いわゆる絶対護憲派ではない。憲法自身が改正条項を設けているのだから、国民が本当に改正を望むなら&それが国民の利益になるのであれば、憲法を改正してもいいと思っている。
 また、実のところ、mewは小さいころから、日本国民がいつか自分たちだけの手で、現憲法に匹敵するような優れた憲法を作る日が来ることを夢見ているところがあって。その意味では、積極的な自主憲法制定派だと言えるような部分もある。

 ただ、mewは憲法改正を行なう場合でも、現憲法の基本原則である国民主権、平和主義、基本的人権の尊重は、絶対に守って行かなければならないと思っているし。
 また、mewは9条を改正して、自衛隊を軍隊として明記してもいいと思っているのだが。その代わり、武力行使を自国の領土内の専守防衛に限定し、海外での武力行使や集団的自衛権の行使は認めないことを明記すべきだと考えている。(**)

 以前からブログを読んで下さっている方はご存じだと思うが。mewは、国政に関わる全ての施策の中で、何よりも日本が集団的自衛権を認めないことを重視しているし。各議員を支持するか否かの基準も、究極的には、その人が集団的自衛権を容認するかしないかで決めることにしている。(・・)

 そして、mewが今の自民党に政権を戻したくないのも、石原&橋下新党を政権に参画させたくないのも、民主党の野田&前原Gから早く実権を奪いたいのも、究極的には、彼らが集団的自衛権に賛成の立場だからなのだ。(`´)

<mewが集団的自衛権の行使を認めることに反対する理由は、端的に言えば、日本が海外で武力行使や戦争をする国になって欲しくないからにほかならない。これを書き始めると筆が止まらなくなるので、今回はカットするです。>

* * * * *

 ところで、今週、野田首相は、民主党政権の首相としては初めて、米国への公式訪問を行なった。そして、何と06年の小泉元首相以来、6年ぶりに日米共同声明を発表した。<ちなみに、この共同声明は、日米安保50周年を記念して、今後の日米の安保体制のことを念頭に発表されたものだ。(・・)>

 この公式訪問や共同声明に関しては、機会があったらまた改めて書きたいと思うのだけど。
 共同声明「未来に向けた共通のビジョン」の「安全保障」の項目には「安全保障・防衛協力のさらなる強化を目指す。防衛計画の大綱にある日本の動的防衛力の構築、米国がアジア太平洋地域を重視する戦略を含め、それぞれのコミットメントを実行。見直した米軍再編計画は、地域の多様な緊急事態に日米同盟が対応する能力をさらに高める」と記されていた。

 さらに、野田首相は、首脳会談後の会見で、誇らしげに「日米同盟は新たな高みに達した」と語ったのだが。この「高み」という言葉に、mewの警戒アンテナがビクビクと反応した。(@@)

* * * * *
 
 当ブログではしつこく書いていることなのだが。日米政府は、自民党政権時代に、2011年から本格的な米軍再編が行われるのに合わせて、日米軍が一体化して安保軍事活動を行なうことを計画。(詳細なロードマップは、06年小泉政権下で作られた。)
 それに基づき、PAC3を使ったミサイル共同防衛、日常的な共同訓練、陸海空の自衛隊の司令部を米軍基地内に移転、武器輸出(禁止)原則の見直しなどなど、次々と計画を実行に移して来ている。

 さらに、今回、野田首相が訪米する直前に発表した共同文書では、グアムやテニアンに日米軍の共同訓練場を作り、自衛隊が常駐する形で米軍と共に訓練を行なう計画も明記されていた。もしこれが実現した場合、たとえ訓練のためとはいえ、自衛隊が外国に駐留する初めてのケースとなる。^^;

 つまり、日米軍は既に、海外で一緒に軍事活動や武力行使できるような準備が調いつつあるのだ。(・o・)
<最初のうちは、自衛隊は米軍の候補支援&アシスト役を務めることになる。そのために、アフガン、イラク派遣で給油や空輸、情報収集などの訓練を行なったり、自衛隊員が時には米国まで行って、より実戦的な訓練を行なったりしていたし。近時は、憲法違反の疑いがある空中給油の訓練もこそっと行なっていたことが発覚したりもした。^^;>

 しかし、上にも書いたように、いくら諸計画が進んでも、日本で集団的自衛権の行使を認められない限り、日米軍が本当に一体となって軍事活動を行なうことはできないわけで。
近時は、米国の国防族の議員やスタッフからは、「それが日米同盟の大きな障壁になっている」「超えるべき壁がある」というような発言が相次いで出されるようになっていたのである。(-_-)

* * * * *  

 自民党政権は、小泉元首相の下、改憲の準備を進め、05年に新憲法草案を発表。
 06~7年には、安倍元首相が国民投票法案を成立させるなど改憲への動きを進めると共に、官邸が主導して、集団的自衛権の政府解釈を変更しようとしていたのだが。07年の参院選で、当時の小沢民主党に大敗し、米国と約束した海自のインド洋での給油活動継続や集団的自衛権の容認を実行できなくなったことから、<それがストレスで体調も崩して>辞任することに。また08~9年の麻生元首相も、計画が進められずに終わった。
 
 他方、09年から始まった民主党政権では、鳩山前首相も日米同盟主体の集団的自衛権には慎重な立場だし。菅元首相は反対の立場ゆえ、前原誠司氏らが、集団的自衛権の容認を強く提唱したにもかかわらず、新防衛大綱に明記されずに終わった。
 
 つまり米国側から見れば、「改憲します。その前に集団的自衛権も認めます」と約束してから、実質的には10年以上、待たされているわけで。せめて一部でいいから集団的自衛権の行使を認めるようにしろと、ず~っと圧力をかけ続けていただけに、そろそろ我慢の限界に達しつつあるのだ。^^;
<しかも、米国はヒドイ財政難に陥ってしまったので、尚更に、早く自衛隊にもっと多くの仕事&費用を分担させたいという意向もあるのよね。^^;>

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 でも、11年9月から政権を担うことになった野田首相&前原政調会長コンビは、超親米保守タカ派で、自らも改憲&集団的自衛権行使を実現したくて仕方なかった立場。

 何分にも野田氏02年、前原氏は05年に民主党の代表選に出た時に、憲法改正を公約に挙げていたぐらいだし。
 前原氏や長島首相補佐官は、あのウィキリークスにも登場していたように、米大使館や米国防族の人たちと定期的に意見交換(情報伝達?)していて、半分、米国防族の一員のような人たちなので、米政府も「彼らならば、今度こそは」と、それなりに信頼や期待をされていたようなのだ。^^;

 また野田首相は、党内外の反対が強いことから、オバマ大統領が昨年来、強く求めているTPP参加表明を今回も果たせなかったし。普天間基地の辺野古への移設計画もなかなか進められず、米議会ともめるような状況になっているだけに、ここで大きく名誉挽回するとしたら、集団的自衛権の行使容認をお約束するのが最も効果的なのではないかと思われる。<あとはお貢ぎくん度を増すことぐらいかな?^^;>

 先述の共同声明に記されていた「地域の多様な緊急事態に日米同盟が対応する能力をさらに高めるようなコミットメント」の中には、当然にして集団的自衛権が含まれているのは確実だし。<コミットメントは、ここでは「お約束」という意味でとらえていいと思うです。>
 もしそれを実現させれれば、日本はついに障壁を超えて、野田首相のいう「高み」にはいることができるわけで。彼らにしてみれば、日米軍事同盟の未来に向けてビジョンが開けることになるのだろうけど。

 でも、mewにとっては、暗黒のビジョンになってしまうのだ。(-"-)

~* * * * * 
 
 尚、昨日は憲法記念日に当たって、各党が談話を発表していたので、それをアップしてこの記事を終えることにしたい。<もう少し詳しい談話は*1にアップ>

『民主党 現行憲法に足らざる点があれば補い、改める点があれば改めるべきだ。3・11の大災害は緊急時の人権保障、危機管理(の在り方)などの課題を提起した。憲法審査会での積極的な憲法論議を進める。

 自民党 自民党が先頭に立ち、国民、領土、主権を守る姿勢を明確にするためにも、自主憲法制定に向けた取り組みを加速させ、日本の進むべき進路と骨格を明確にしていく。

 公明党 恒久平和主義、基本的人権の尊重、国民主権主義の三原則を堅持しつつ、環境権や人権の拡大を付け加える「加憲」が現実的だ。未来志向に立って丁寧に憲法論議を進めていく。

 みんなの党 わが国の官僚統制・中央集権の統治機構を大転換するため、首相公選制、一院制国会、地域主権型道州制、国民投票法制の整備といった改正が必要だ。

 共産党 憲法改正発議ができるとされる憲法審査会が衆参両院で始動したことは軽視できない。憲法改悪を阻止し、平和的民主的諸原則を生かす政治を実現させる。

 社民党 自民党の自主憲法改正案の策定など、改憲勢力の策動は予断を許さない。憲法改悪に反対する人々とともに、憲法を守り、生かしていく活動にまい進する。

 国民新党 東日本大震災により、緊急時に国民の生命、安全を守るための条項を憲法に設ける必要性が明らかになった。自主憲法を制定する決意を新たにする。

 たちあがれ日本 占領国により強制された憲法はいまだに放置されたままだ。憲法は、わが国の誇るべき歴史と伝統を踏まえ自主的に制定され、順守されるべきだ。

 新党大地・真民主 平和憲法を順守しながら、時代に合った憲法にするため、改めるべき(点)は速やかに改正すべきだ。(時事通信5月3日)』

* * * * *

 民主党は、去年の談話と比べて「積極的な」姿勢が加わった。

 自民党は、詳しい談話では「国民の間でも時代に即した憲法改正を希求する機運が高まっている」と記していたのだが。保守系の仲間うちはともかく、一般国民の間のどこに、そんな機運が高まっているのか、mewには「???」だ。

 また、公明党は、詳しい談話で現憲法を評価。さらに、山口代表は昨日、街頭演説で集団的自衛権を否定していたという。(*2)
<それなのに、改憲&集団的自衛権一直線の自民党や、超保守派の多い橋下維新の会とと選挙協力するのが、不思議なところ。^^;>

 そして、国民がもっと憲法や国政に関心を強く持つようになって、平和志向の自主憲法が作れるような環境が調うまでは、大好きな現憲法にもう少し頑張っていてもらいたいと願っているmewなのだった。(@@) 

               THANKS

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by mew-run7 | 2012-05-03 07:14 | 憲法&憲法改正 | Trackback(3) 

橋下が9条改正の方法に言及+自民党の改正原案+河村の南京発言の続報

 これは今日2本めの記事です。 

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石原が憲法破棄、河村が南京大虐殺でアブナイ発言&橋下も含め、改憲要件緩和論に注意。』の関連記事を・・・。

 まずは、憲法改正に関する話から・・・。

 今週、石原都知事が現憲法を破棄すべきだと主張。
 憲法改正の手続きを経ず、『首相が決めたら、政党が決めたら、内閣が決めたらできる。改正しようとすると、国会の3分の2の議決とか、国民投票がいる」と述べ、改正手続きを経ずに破棄すべきだとの考えを示したのだが。
<17日には、9条について、自衛隊を「はっきり国軍とした方がいい」と提言。>

 石原氏は24日の会見でも『新党を結成した場合の綱領について「私が参加するなら憲法破棄を持ち出す。時の政府が破棄して新しいのを作ればいい。改正は手間取って仕方ない」と述べ、憲法改正でなく破棄を盛り込む考えを示した。(読売新聞2月24日)』

<この手間取って、自分たちの思い通りに行かないから破棄しちゃえという考え方が、アブナイのよね。(-"-)>

* * * * *
  
 そして、昨日24日には、橋下徹氏が、憲法9条の改正に関して、自らの見解を示したという。

『大阪維新の会の代表を務める橋下市長は、24日夜、記者団に対し、憲法9条について、「集団的自衛権をはじめとする、ありとあらゆる安全保障の考え方の根源は、憲法9条の価値観にあり、国民がどういう方向を取るのか確定しないと、安全保障の議論はできない」と、述べました。
そのうえで、「憲法9条については、一定期間を区切って大議論し、国民投票で右か左か方向性を示すことを、日本人全体で決めなければならないときにきている」と述べ、今後の日本の安全保障政策を決めるためにも、憲法9条の改正の是非を問う国民投票を実施すべきだという考えを明らかにしました。

 また、橋下市長は、憲法9条の改正の是非を「維新八策」に盛り込むかどうかについては、「国に関わる問題であり、一政治集団が、ああだこうだと決めるわけではなく、国民に決めてもらう領域だ」と述べました。(NHK2月24日)』

『橋下氏は自身のツイッターで「日本は国家安全保障が弱い。これは全てに響いてきている」と考えを示す一方、「9条について決着をつけない限り、国家安全保障についての政策議論をしても何も決まらない」と指摘。解決の方策として、改正の是非について、期間を2年と区切って徹底した国民的議論を行い、その上で国民投票を行って方針を定めることを提案した。

 橋下氏は「結果が出れば国民はその方向で進む。自分の意見と異なる結果が出ても従う。これが決定できる民主主義だ」とした。

 橋下氏が9条の取り扱いについて自身の考えを示したのは、維新八策の策定着手後初めて。24日夜には記者団に対し、9条について「他人が困っている時に、自分が嫌なことはやりませんよという価値観だ。自己犠牲しないというのなら、僕は別の国に住もうかと思う」と否定的な見解を示したが、改正への賛否を問われると「国民が決める価値観に従っていきたい」と述べるにとどめた。(産経新聞24日)』

* * * * * 

 憲法9条の改正の是非を、国民的に議論するのは、mewも大賛成なのであるが。問題はそのあとだ。^^;
 現憲法を改正するためには、衆参各2/3の議員の賛成によって国会発議を行なってから、国民投票を行なうことになっているのだが。そのプロセスを飛ばすということなのか?

 それとも、国会で2/3要件をクリアするのは難しい&手間がかかるので、要件が緩い国民投票を先に行ない、過半数が9条改正に賛成したら、<橋下氏の首相公選制案と同じで>衆参議員も民意に従って、国会発議に賛成すべきだと言っているのだろうか?<その場合、国家発議を経て、また国民投票するのかな?^^;>

 いずれにしても、先に国民投票を行なうのは、慎重な改正手続きを求めている憲法の改正条項の趣旨を軽視していることになるわけで。
 橋下氏の考え方も、ある意味で、憲法の理念を軽視して、実質的に破棄しているものだと言えるかも知れない。(~_~;)
 
「結果が出れば国民はその方向で進む。自分の意見と異なる結果が出ても従う。これが決定できる民主主義だ」という言葉にもあらわれているように、橋下氏は、多数決による民意万能主義を信奉しているところがあって。ともかく、選挙や投票で少しでも多数をとった方向に、全てが従うべきだという持論を、あらゆることに持ち込もうとしているのだが。
 このやり方は、とても民主主義的に見えるものの、危険性が大きいことも認識しておく必要があるように思われる。(-"-)

* * * * *

 また、mewは、橋下氏が、「憲法9条については、国民投票で『右か左か』方向性を示す」という表現を用いたところに、「ま~だそんな区分けの仕方をしているのか」と呆れてしまったところがあったのだが。^^;
 どうやら橋下氏は、いまだにサヨク=平和志向&護憲というような昔ながらの短絡的なとらえ方をしている様子。<しかも、俗に右と言われる保守派の人たちは、左は日本をダメにすると思い込んでいるのよね。>
 何だか、そこに彼の本質があらわれているようにも思えた。(~_~;)

 集団的自衛権に関して「他人が困っている時に、自分が嫌なことはやりませんよという価値観だ。自己犠牲しないというのなら、僕は別の国に住もうかと思う」という言い方を用いたのも、いかにも彼らしい感じがする。
<mewは、橋下くんが、すぐに別の国に移ってくれても構わないんだけどね。(・・)>

 それは、mewも含め、他人が困っている時には助けた方がいいと思う人が多いに決まっている。
 でも、集団的自衛権の場合は、単に他国を助けるというのではない。その前に、日本が、自国の領土の専守防衛にとどまらず、他国を武力攻撃して、国を破壊したり、他人を殺傷したりする(=自分もやられたらイヤな行為をやる)ことが望ましいことなのかどうかという重大な論点&問題があるのだ。(`´)でも、橋下氏に限らず、集団的自衛権容認派の多くは、その部分はあまり前面に出そうとせず、「他人が困っている時に」という話に持ち出して<すり替えて?>、集団的自衛権を行使しないことが、あたかも「非人道的でヒキョ~な行為」であるかのように主張して、国民の共感を得ようとするところがあり、mewはそのやり方に強い危惧感を覚えている。(-"-)

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 さらに、今朝は、産経新聞に自民党の改憲原案に関する記事も載っていた。

『自民党の憲法改正原案の概要が24日、分かった。現行憲法で「象徴」とする天皇を「元首」と位置付け、国旗国歌は「表象」と明記。武力攻撃や災害などに対処するため首相の権限を強化する「緊急事態条項」を創設した。また、地域政党「大阪維新の会」代表の橋下徹大阪市長は24日、自身のツイッター上で憲法9条改正の是非について、2年間国民的議論を行った上で国民投票で決定すべきだとの私見を明らかにした。次期衆院選の公約となる「維新八策」に盛り込む。憲法改正問題は衆院選の争点となりそうだ。

 自民党は28日の憲法改正推進本部(保利耕輔本部長)の役員会で原案を決定する。原案では現行憲法に少ないとされる日本らしさを明確にするため、天皇を「元首」とし、これまでなかった国旗国歌と元号に関する規定も盛り込む。

 武力攻撃や大規模自然災害を「緊急事態」と定義し、国会の事後承認により首相の判断で財政出動を行うことができるとするなど、首相の権限を大幅に強化。国民の私的権利の制限も規定する。

 現行9条の「戦争放棄」については維持するが、自衛隊を「自衛軍」として明確に軍と位置付ける。日本の周辺海域への中国の進出などを受けて「自衛軍」の役割に領土領海の保全を加える。

 現行解釈では憲法上保持するものの行使は許されないとしている集団的自衛権の行使を容認する一方、軍事裁判所の設置も盛り込む。

 また、外国人参政権を容認せず、選挙権については日本国籍を有する成人として「国籍条項」を設ける。在外邦人の保護や犯罪被害者家族に配慮する規定も取り入れる。

 現行憲法で衆参各議院の3分の2以上とする憲法改正の発議要件は「2分の1以上」に緩和。改正は国民投票により、有効投票の過半数をもって行うとした。

 推進本部の議論を経てサンフランシスコ講和条約発効から60周年の4月28日までに改正案をまとめる。(産経新聞2月25日)』

* * * * *

 自民党は、野党に転落した直後の10年に、党の綱領を変えて、保守政党として再生する道を歩むことに決めたのだが。
 今回の改憲原案を見ると、橋下くん的に言えば、思いっ切り右側の方向に舵を切って、(超)保守タカ派路線を突っ走るつもりでいるようだ。(@@)

 そして、mewが以前から、このブログで「自民党や橋下維新の会、石原新党にだけは政権の座を委ねるわけにはいかない」と主張しているのは、彼らがこのようなアブナイ考えを持っている上に、それを1日も早く実現させようと懸命になっているからにほかならない。(-"-)

<野田&前原政権も、同じような考えを持っているので、早く彼らも政権の中枢からおろしたいところなのだが。ただ、民主党には、9条改憲、特に集団的自衛権には反対or慎重な人たちが半数ぐらいいるので、自民党などのように党全体でアブナイ方向に突っ走ることがない分、ずっとマシだと言えるだろう。(・・)>

~ * ~ * ~ * ~ * ~ *~

 話は変わって、名古屋市の河村市長の「南京大虐殺はなかった」発言の続報を。
 河村市長は、21日、自身を表敬訪問した姉妹都市・南京市の共産党委員に「南京大虐殺はなかった」と発言。この発言に反発した南京市が、名古屋市ととの交流停止を発表。(~_~;)
 さらに、河村市長は、翌22日にも、発言の撤回や謝罪はしないとした明言した上で、「大虐殺はなかった」との主張を繰り返したことから、波紋が広がっている。

『名古屋市の河村たかし市長の南京事件(1937年)を否定する発言に反発し、友好都市提携を結ぶ中国・南京市が当面の交流停止を表明したことについて、河村市長は22日、発言の撤回や謝罪はしないとしたうえで、「友好関係は不変で、これまで34年間に重ねてきた交流を今後も続けたい」とのコメント文を読み上げた。

 発言について、河村市長は市役所内で記者団の取材に応じ、「国会議員時代から何度も言ってきたこと。総領事にも伝えてある」と説明。南京市側の反応については「現地で公開討論会をやりたい。私も行くので、すべて聞いてもらえば、私の気持ちも分かるはず。話し合うのもいかんというのは、いくらなんでもどうかと思う」と述べた。

 また、河村市長は22日夕に東京・内幸町の日本記者クラブで行われた記者会見でも、「戦闘行為の中で多くの方が亡くなったが、一般人で何十万という大虐殺はなかったのではないか。目撃者もいない」と、重ねて持論を展開した。

 南京市の訪問団を前に発言したことについても、「真の友好のためにも事実を明らかにする必要がある。中国共産党の方が来たので、裏ではなく堂々と言おうと思った。もし私が間違っていれば、議論の場で言ってもらいたい」と語った。(読売新聞2月23日)』

『河村市長は22日の日本記者クラブでの会見で、南京事件に関する自身の発言について「裏で言うより堂々と言うべきだ。うそだったら、その時にたたきのめしてくれればいい」と述べ、南京市政府に現地で討論会を開くよう引き続き求める考えを示した。

 また、数年前、米国の高校教科書副読本に「日本人が南京で数十万人虐殺した」と記載されていることを知り、「ショックを受けた。史実を明らかにすべきだと思った」と説明。南京事件の被害者数について「ロサンゼルスの副読本で数十万人、中国の主張は30万人、東京裁判は20万人、一部の学者が3万~4万人、庶民の虐殺はなかったと、いろんな幅がある」と語った。(毎日新聞2月23日)』

なみに、この「よく言ってくれた」という電話やメールには、全てが名古屋市民からのものではなく、ネットで河村氏の応援を呼びかけていたいわゆるネトウヨからのものも含まれているのではないかと察する。(・・)>

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 この河村氏の発言に関して、石原都知事は24日の会見で「河村くんは正しい」と擁護する発言を送ったという話も出ていた。

『東京都の石原慎太郎知事は24日の定例記者会見で、河村たかし名古屋市長が南京事件を否定した発言について「河村君の言うことは正しいと思う」と擁護した。

 石原知事は「あれだけの装備しかない旧日本軍が、あれだけの期間に40万の人を殺せっこない。絶対にない、物理的に。戦争のどさくさですから、人を殺したのもあったかもしれない。しかしそれをもって、大虐殺というのは本当に心外だと思うし、違うと思う。さんざん検証してきたんだから。私は彼を弁護したい」と述べた。(毎日新聞2月24日)』

<中国側も40万人とは言っていない気が・・・。^^;それに人数もさることながら、河村氏は「なかった」と全否定したことが問題を大きくしたのでは?(・・)>

* * * * *

 ただ、愛知県の大村知事は(彼は日本会議系の超保守派であるのだが)、相手側の立場も考えるべきだとして、河村氏に発言の修正や関係修復を提言したという。

『愛知県の大村秀章知事は22日、河村たかし名古屋市長の「南京大虐殺」をめぐる発言に関し「(名古屋市と)南京市との交流も止まるなど外交問題になっている。(河村氏は発言を)近いうちに修正した方がいい」と述べ、早急に南京市との関係修復を図るべきだとの認識を示した。都内で記者団に述べた。

 南京の訪問団が発言を聞いた後、河村氏と握手を交わしたと伝えられ批判されていることを踏まえ、大村氏は「南京の訪問団は中国に帰れていないと聞いた。記者会見ならいいが、訪問団に(直接)言うのは相手の立場がない」と河村氏を批判。

 「(南京事件の死者数について)日中の専門家でも違いがある」と述べた上で、個人的見解と歴史認識は切り分け、発言には慎重になるべきだとした。河村氏に対し助言していくという。

 河村たかし名古屋市長は22日、東京都千代田区の日本記者クラブで記者会見し、南京事件を否定する発言をした根拠について「目撃者がほとんどいない。(これが)かなり決定的」と述べ、撤回する考えのないことを強調した。姉妹都市提携を結んでいる中国江蘇省・南京市はすでに交流の一時停止を発表しており、両市の関係が一層、ぎくしゃくすることは避けられない情勢となっている。(産経新聞2月23日)』

 「(南京事件の死者数について)日中の専門家でも違いがある」「個人的見解と歴史認識は切り分け、発言には慎重になるべきだ」というのは、mewが先日の記事に書いたのと同じ見解だ。(・・)

* * * * *

 また、藤村官房長官も、会見で河村発言について、このように語っていたという。

『藤村修官房長官は22日午前の記者会見で、旧日本軍による「南京事件」について「非戦闘員の殺害、略奪行為などがあったことは否定できない。村山談話以来、政府の姿勢は変わっていない」と述べ、平成7年に村山富市首相(当時)が植民地支配と侵略を謝罪した村山談話の認識を、政府として踏襲することを明らかにした。

 名古屋市の河村たかし市長が姉妹都市である南京市の共産党幹部らとの会談で「通常の戦闘行為はあったが、南京事件はなかったのではないか」と疑義を呈し、南京市が交流停止を発表するなど反発していることについては「名古屋市と南京市の間で適切に解決されていくべき問題だ」と述べるにとどめた。
(産経新聞2月22日)』

* * * * *
 
 ただ、河村氏は24日になってから、急に「礼儀を欠く行為だった」として反省の弁を述べようになったという記事が出ていた。

『関係者によると、中国で発言への批判が高まっていることについて、河村市長は当初は静観する構えだった。しかし、24日に中国主要メディアで報道されたことから、戸惑いを見せ始めたという。

 南京市にいる日本人に悪影響が出たり、名古屋市への中国人観光客減少などに波及する可能性について市長は周囲に相談。「名古屋市役所を表敬訪問した南京市幹部に自分の意見を話したのは礼儀を欠いた行為だった」と述べたという。(毎日新聞2月24日)』

『ただ、南京事件を「無かった」とする持論へのこだわりは強く、訂正や撤回は拒否。非礼に対する謝罪で事態が収拾できるか、慎重に見定めているもようだ。

 一方、河村市長は事前説明会後、東京都の石原慎太郎知事が自身の発言を支持したことに「どえりゃあ、うれしい」と喜んだ。

 思わぬ“援軍”の登場が、最終判断を左右することもありうる。(中日新聞
2月25日)』 

 人それぞれ政治理念や歴史認識には違いがあるのは当然だとは思うけど。
 前回も書いたように、そもそも表敬訪問をしに来た相手に、このような発言を行なうこと自体、確かに礼儀を欠く行為だと思うし。
 また日本の首相や閣僚、地方自治体の首長などの発言は重いものがあるだけに、安易な個人的な見解をクチにすることによって、国や国民、地域や住民に大きな影響を及ぼすおそれも大きいだけに、ナーバスな事柄ほど、発言内容には慎重な配慮が必要なのではないだろうか?(・・)

 それこそ、他国に対して常識的な儀礼や配慮を尽くしたり、他国と積極的に友好&交流を深める努力をしたりすることが、最も有効な平和維持の方法&安全保障になるのではないかと思うmewなのであった。(@@)
                THANKS

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by mew-run7 | 2012-02-25 19:05 | 憲法&憲法改正 | Trackback(2) 

福島瑞穂夫妻が「世界の100人」に選出+参院憲法審査会+吉原2連勝

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  JRAでは、昨日、今日とWSJS(ワールド・スーパー・
ジョッキー・シリーズ)全4戦が行なわれているのだけど。
 我らが地方競馬代表の、吉原寛人騎手(金沢競馬)が、2連勝を
果たして、初日は断トツのTOPに立っている。(*^^)v祝
<初日の2連勝は、95年の横山ノリ騎手以来なんだって。>

 1戦目は(1400m芝)は、オーセロワ(Bランク)に騎乗
&6番人気だったのだけど。
 大外からスタートを決めてハナに立ったので、「そのまま逃げ
切っちゃえ~!」と応援しながらもドキドキ。直線にはいって、
後続馬に並ばれたので、「あ~、つかまったかな~」と思った
瞬間、二の足を使って他馬を突き放し、先頭でゴール。(~~)
 地方競馬の経験&技術を活かした見事な騎乗だっただけに、
mewも思わず「やった~!」とTVの前で拍手をしていたの
だけど。吉原くんも、よほど嬉しかったのか、思わずゴール板の
2m前でガッツポーズをしてたです。<チョット早過ぎ!?^^;>

 2戦目は、Aランク&1番人気のレーザーバレットに騎乗。
昇級戦だったし、逃げ馬ではないので、全体のペースの読み&
上がって行くタイミングが難しそうな感じが。でも、吉原騎手は、
本当に落ち着いて、向こう正面から徐々に上がって行き、直線で
あっさり抜けて、2着馬に4馬身差をつける余裕の勝利だった。

 今回、吉原騎手の存在を初めて知り、「やるな~」と思った
競馬ファンも多かったのではないだろうか?(・・)
 
 今日は、C・Dクラスの馬に騎乗することになるのだけど。
 2馬身ぐらいリードしてハナに立っているので、ここから
後続騎手に抜かれないように、攻めの姿勢で一つでも上の順位
を目指してポイントを稼ぎ、逃げ切り優勝を果たして欲しい
&金沢競馬の存在や地方騎手の実力をアピールして欲しい
です。p(*^-^*)q がんばっ♪

~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~

 ところで、先週は、チョット嬉しいニュースがあった。

 社民党の福島瑞穂代表と、入籍していないので事実上の夫である
海渡雄一弁護士(現日弁連副会長)の夫妻が、米国の外交専門誌
フォーリン・ポリシーが選ぶ今年の「世界の100人」に、世界
でも高名な活動家と共に選出されたからだ。(*^^)v祝

<夫妻は東大法学部の同級生で、共に司法試験に合格して弁護士に。
大学時代を知る人は、海渡くんはめっちゃ優秀だった&瑞穂ちゃん
は、まだ女子学生が少なくて優秀な女史っぽい子が大半を占める中、
可愛いお嬢ちゃまタイプとして妙な感じで目立っていたらしい。^^;>

『社民党の福島瑞穂党首が、米国の外交専門誌フォーリン・
ポリシーが選ぶ今年の「世界の100人」に名を連ねた。脱原発の
活動を長く続けたとして、福島氏の事実婚のパートナーで原発訴訟
に携わる海渡雄一弁護士と共同で選ばれた。

 同誌は2009年から、その年に政治、経済、平和活動など
幅広い分野で影響力をふるった人物を挙げている。日本の政治家
では福島氏が初めて。今年はオバマ米大統領や英仏独の首相・
大統領、ミャンマー(ビルマ)の民主化運動指導者アウン・サン・
スー・チーさんらも選ばれた。

 福島、海渡両氏について同誌は「30年間、議会や法廷で原発
推進に反対してきた。だが日本の原子力村は今年まで彼らの活動を
無視してきた」と紹介。海渡氏が浜岡原発運転差し止め訴訟の
原告側弁護士として活動したことにふれ、「(訴訟に勝っていたら)
今年の原発事故は防げたかもしれない」(海渡氏)、「過去は
変えられないが、未来は変えられる」(福島氏)とのコメントを
掲載した。<朝日新聞11月29日>』

『トップには「アラブの春」に貢献した米ネット検索大手グーグル
幹部のゴニム氏や国際原子力機関(IAEA)のエルバラダイ前
事務局長、イエメンの女性人権活動家でノーベル平和賞に決まった
カルマンさんら14人のグループが選ばれた。<中略>
 両氏は今年8月にも米紙ニューヨーク・タイムズで「日本で
最も有名な反原発カップル」として取り上げられた。日本人では
このほかIT実業家から転身した米マサチューセッツ工科大
(MIT)メディアラボの伊藤穣一所長(73位)らが入った。
<産経新聞11月30日>』

 残念ながら、野田政権になって、「脱原発」政策はどこへやら。
 この辺りのことは改めて書きたいが、来年あたりから、各地で
次々と原発の再稼動が行なわれる予定になっているし。政府の方針
として、原発輸出を推進して行くことも決まったという。(ノ_-。)

 また海渡氏は、原発問題のほか、刑事事件その他に関わる人権の
保護などの分野でも活躍しており<共謀罪を潰した立役者)、
昨年からは日弁連の事務総長として、司法改革の諸問題にも意欲的
に取り組んでいるときく。
 
 そして、変な言い方をすれば、この2人には、いつまでも元気で
反原発や人権問題に関して周辺から「うざい」と嫌がられるぐらい、
積極的に活動&アピールして欲しいと期待しているmewなの
だった。"^_^"<やっぱ、そういう人がいないと、日本がどんどん
アブナイ方向に行ってしまうからね。(・・)>

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 その福島瑞穂氏も委員として参加している参院憲法審査会の
初審議が、先月28日に行なわれた。

<衆院憲法審査会の初審議に関しては『憲法審査会~改憲に
関する各党の立場&震災利用の改憲論に注意
』に。>

 今回は、まず、同審査会の前身である参院憲法調査会の会長を
務めていた関谷勝嗣氏(元・自民党議員)が、これまでの経緯を
説明。<関谷氏は、「憲法改正要件を緩和するとともに、国家
緊急権と自衛隊の存在を明記すべきだ」との考えを示した。>

 その後、各党の委員の代表が改憲に対する意見を表明して、
自由討論が行なわれたという。

 まず、各党の委員の意見をここにアップしておきたい。
<また、関連の報道記事をMore部分にアップしておく>

『【民主党・江田五月氏】

 現憲法は形式的には帝国議会の審議などの手続きを経て成立し、
その後、半世紀以上にわたってこの国のかたちを規定する基本法
として受け入れられ、機能してきた。
 私たちの世代には現憲法が自分たちの血であり肉であるという
感覚があり、憲法改正と聞くと本能的に身構えてしまう部分がある。
しかし、憲法は不磨の大典ではなく、現憲法も制定された時代の
制約を受けており、時代の変化によって成熟していくべきものだ。
 憲法改正自体は緊急の課題ではないが、非現実的な目標という
わけでもない。会派を超えて議論を進め、穏健で良識的な合意を
形成する努力を積み重ねていくべきだ。

【自民党・川口順子氏】

 現行憲法は制定過程において国民の主体的議論が行われたとは
いえない。内容も多くの国民が受け入れてきたとはいえ、制定過程
から生ずるひずみが存在し、国際社会やわが国の社会の変化に
照らし、現代と未来の要求に十分に応えるものになっていない。
 復興が最大の課題で、憲法改正は優先順位が下がるとの意見が
ある。復興の重要性は論をまたないが、改正議論も重要だ。
 復興など数多くの問題を抱えるわが国にとって、今だからこそ
国のかたちがどうあるべきかについて国民ベースの議論が必要だ。
それがなければ課題解決の基本的方向ははっきりと国民に共有
されない。

【公明党・魚住裕一郎氏】

 国民主権と基本的人権の尊重、恒久平和主義は堅持すべきで、
基本的に護憲の立場だが、何も変える必要はない、議論する必要
はないという意味ではない。大枠では護憲、詰めれば「加憲」と
いう立場だ。
 (審査会設置から始動まで)4年以上の空白が生じて遺憾だ。

【みんなの党・江口克彦氏】

 現行憲法が占領軍による日本弱体化という意図で作成されたこと
は明らかだ。
 (改憲論議の)スケジュールを明確にすることも必要だ。拙速を
避けることは言うまでもないが、いつまでも議論ばかりでは政治の
責任は果たせない。審査会では3~5年ごとに一度検討し、時代に
合ったものにすべきだ。

【共産党・井上哲士氏】

 民主党が憲法の問題を国会対策の手段として軽々しく扱うことは
国民の厳しい批判を免れない。国民は「憲法改造」を求めておらず、
被災地から聞こえるのは「憲法が震災復興に生かされていない」と
いう声だ。審査会を今後も動かすべきではない。

【たちあがれ日本・藤井孝男氏】

 国家の緊急事態に際しては救援活動などのために国民の基本的
人権を制限することも必要になる。緊急事態について憲法にきちん
と規定を設けることが必要だ。天皇が国家元首であることを明示
すべきだ。

【社民党・福島瑞穂氏】

 審査会は今動かす必要はない。(被災地で)多くが被災し、
被(ひ)曝(ばく)した。今は被災者の生存権、幸福追求権を回復
することに全力を傾けるべきだ。

 【国民新党・亀井亜紀子氏】

 (TPP交渉などに直面した)日本が自主独立国家として主権を
守るには憲法改正が必要だ。 
<産経新聞11月28日>』

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 上の発言を見ればわかるように、社民党、共産党は、絶対護憲
派の立場。
 そして、自民党、「た」党、みんなの党、国民新党は、一部に
慎重な議員はいるものの、おおむね改憲推進派の立場である。

<特に戦前復古主義の人が多い超保守派の議員は、現憲法の制定
過程には問題があるとして、無効だと主張する人も。また、天皇
が元首であることを明記することや、国が国民をコントロール
するために人権を制限する条文や文言を望んでいる人がいる。
 また、新保守も含めて、いわゆるタカ派の議員は、憲法9条を
改正し、自衛隊を国の軍隊として明記する&集団的自衛権の行使
を認めるような規定を設けることに意欲を示している。>

* * * * *

 民主党の場合は、結党以来、超・改憲推進派から絶対護憲派まで
そろっているため、いまだに党としての見解がまとまらないところ
があるのだが・・・。^^;
<ちなみに、鳩山由紀夫氏、野田佳彦氏、前原誠司氏は、かつて
代表選に出馬した際に、「憲法改正」を公約に掲げており、自民党
の議員と連携して、改憲活動を熱心に行なっていた。>

 ただ、とりあえず、党としては「創憲」の方針をとっている。

 つまり、「憲法改正は絶対にダメ」という姿勢はとらず、現憲法
の精神を尊重しつつも、国民がよ~く議論した上で、時代に応じて
国民の利益になるor国民が必要だと考えるものに関しては、新たに
憲法規定を設けたり、改正を行なったりしていいのではないかと
いう考え方だ。(・・)<これは、ほぼmewの考え方に近い!"^_^">

 でも、今、自民党や他党の改憲推進派が考えている憲法改正は、
自分たちの超保守or保守タカ派的な国家観をベースにして、その
思想を実現するために、国民主体ではなくて、政治主導で行なおう
としているものだし。
 また、彼らが重視している9条改正やその他の人権規定の改正
<国家緊急権もその一つ>、現憲法の基本精神である平和主義、
基本的人権の尊重、国民主権の原則に反するものなので、mewは
彼らが目指している改正の内容や改憲のやり方には、強く反対を
している。(**)

<実は、mewの夢は、自分が生きている間に、国民が主体になって
自主憲法をつくることだったりする。そして、9条に、武力行使は自国
の領土の専守防衛に限る&個別的自衛権のみ認める(集団的
自衛権は認めない)ことを明記したいと望んでいるのよね。"^_^">

* * * * *

 先日、ブログに憲法に関する記事を書くと、アクセスが半減する
という話を書いたのだが。^^;
 幸か不幸か、今、一般国民の多くは、憲法改正に対する関心は
ほとんどないので、改憲ムードがなかなか高まらず。
<護憲派政党が主張するように、実際のところ、改憲よりも
景気回復や震災復興を優先すべきだと思うしね~。(・・)>

 そこで、改憲推進派は、本当は全文改正or少なくとも9条改正を
早く実現したいと考えているのだけど。全文改正はもちろん、特に
9条改正には国民も警戒心を抱いている部分があることから、
ともかく1回、ほんの一部でいいから憲法改正なるものを実現
させることから始めようという意見が強くなっている。

 中でも、彼らが今、メインで訴えようとしているのが、関谷氏も
語っていた国家緊急権と改憲要件の緩和の2つだ。
 彼らは、「今年3月の震災や原発事故の対応がうまく行か
なかったのは、憲法に有事の際の国家緊急権の規定がなかった
からだ」と主張し、国民のためにも早く改憲をすべきだとアピール
するようになっている。
 そのウラには、災害対策に関する改憲なら、国民も理解や支持を
してくれやすいのではないかという思惑があるようだ。(-"-)

 で、ついでのような形で<実は、これが本命?>憲法改正の国会
発議の要件を衆参各2/3から1/2に改正して、改憲を行い
やすくした上で、9条や全文改正に取り組むという2段階方式の
作戦をとろうとしているのである。(ーー)

 まあ、憲法改正に関心がない国民が多いのは、ある意味では、
いいことかも知れないのだけど。一般国民が思っている以上に、
改憲推進派の中には、改正実現に強~い意欲を持って、必死に
なっている人が多いので、いきなりアブナイ流れが加速する
ことがないように、常にウオッチ&警戒しておく必要があるのでは
ないかと思っているmewなのであった。(@@) 
 
                   THANKS

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by mew-run7 | 2011-12-04 09:10 | 憲法&憲法改正 | Trackback(2) 

憲法審査会~改憲に関する各党の立場&震災利用の改憲論に注意+競馬、女子バレー

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 最初に、地方競馬の話を・・・。
 
 JRAでも、地方競馬でも、騎手にとって、通算2000勝を
達成するというのは、金字塔みたいになっているとこがあるの
だけど。先週、2人の騎手がこの金字塔を打ちたてた。

 まず、17日に 北海道の小国博行騎手(44)が、門別競馬
の11Rで勝って、84年4月ののデビュー以来、12,930戦目に
して地方通算2,000勝を達成。
 そして、19日には高知の赤岡修次騎手(34)が4Rで勝って
94年10月のデビュー以来、10,347戦目にして地方競馬通算
2,000勝を達成したのだ。
 2人は地方競馬で史上82,83人目、現役では36,37人目の快挙を
果たしたことになる。(*^^)v祝 

 特に赤岡騎手は、04~5年頃から勝ち星をどんどん挙げる
ようになって<07年には、JRAのWSJSにも出場して3位
になったことも>、近時は連対率が5割以上とキョーイ(驚異&
脅威)の成績をキープする活躍で、まだ34歳ながら、かなり早い
ペースで2000勝をクリア。このまま行けば、3~4000勝
達成も確実なのではないかと期待している。"^_^"

<高知競馬に参戦する時は、赤岡がいつ2着以下になるかを
予想することにエネルギーを費やす中穴党のmew。>

 尚、12月15日には、JRA、地方で通算2000勝以上
している騎手だけを集めた「ゴールデンジョッキーカップ」が
園田競馬場で開催されるので、そちらも楽しみにして頂きたい。
<出場騎手は、コチラに。>

 以上、地方競馬抜きの生活は考えられないmewでした。(^^♪

* * * * *
 
 そして、バレーボール女子の話を・・・。

先週で、女子バレーボールのWCが終了。日本代表は、ロンドン
五輪の出場権がとれる3位以内を目指していたのだが。序盤での
敗戦が響き、4位に終わった。(~_~;)

 mewの本業(?)はバレーボールゆえ、ついつい気になって
チラホラと見ていたのだけど。
<中~大までバレー部っ子。でも近年、試合会場がウルサイ&
一方的な応援モードなので、試合を見るのが苦痛になっている。>

 ついこの間まで高校生を出たばかりだと思っていた木村沙織が
25歳&チーム引っ張る役割をするようになっていたり、大山佳奈
が引退してリポーターになっていたりする<結構、うまくこなして
いたかも?>のを見て、「あ~、時が立つのは早いな~。こりゃ、
mewも歳をとるはずだわ」とか思ったりもしたです。_(。。)_

 今大会は、山本、井上、栗原が故障で参加できず。戦力の面も
さることながら、大事な経験者がコートの中や近くにいられない
ことでもマイナスの部分が大きかったと思うのだが。
 ただ、その分は、20代前半の江畑、岩坂、新鍋などが大規模な
国際大会で経験を積み、いくらかの自信をつけることができたのは
大きな収穫だったと思うし。後半は、チームもまとまって来た&
コートでの連携(特に守備)がよくなった分、強豪相手に勝ち星を
上げることができたのもよかったと思うのだけど。<最終戦で、
優勝を狙いマジで戦っていた米国に大接戦の末、1・2セットを
とった&そのまま勝ったのは、よかったと思う。日本は、この時点
で3位以内にはいれないとわかっていて、モチベか下がっている
かなと心配していたので、尚更に。>

 そして、チーム事情が苦しい中、33歳になったベテラン・
セッターの竹下が、今大会も頑張ってくれて、ベストセッター賞に
選ばれたのは、本当によかったと思うのだけど。
 個人的には、160cmもない竹下が活躍するのは嬉しいし、
めっちゃ応援しているものの、客観的に見ると「う~ん」と思って
しまうところが。(~_~;)
 この何年か、女子バレーのことを書く際には、いっつも言いたく
なってしまうのだけど。竹下の次のセッターが、いつでも試合に
使える形で、きちんと育っていないのはマズイな~と。<本当は
木村沙織を大型セッターとして育てる予定だったのにね。^^;>

 今回、五輪出場権がとれず、来年、最終予選に出場することに
なったので、また竹下に頼らざるを得ない状態になってしまうとは
思うのだが。万一、竹下が負傷した場合、どうするのかという問題
もあるし。今大会も、できればセッターを代えて(ワンポイントの
形ではなく>、流れやリズムを変えられるといいのにと思う場面が
あったのも事実だし。
 もう五輪まで1年ないので、このまま行くしかないとこがある
かも知れないのだけど。その部分だけが、ずっと引っかかっている
mewなのだった。(@@)

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 ところで、先週17日、衆院の憲法審査会が初めて行なわれた。

 憲法審査会は、憲法改正(新憲法制定)を目指している自民党の
安倍政権が、07年に設置したもの。
 憲法改正を行なう際に、改正の原案を審査したり<実質的には、
この審査会で改正案の条文をまとめる予定>、改正の発議、国民
投票などに関する法案や実施方法を具体的に審査するために
作られた機関だ。(・・)

『憲法改正の原案などを審議する衆議院の憲法審査会は、17日、
設置されて初めて実質的な質疑を行い、各党がそれぞれの立場から
意見を表明しました。

 衆参両院の憲法審査会は、4年前に成立した国民投票法で、憲法
改正の原案などを審議するために設置することが決められています
が、委員の選任が進まなかったことなどから質疑は行われていま
せんでした。しかし、先月、審議を行う態勢が整い、これを受けて、
衆議院の憲法審査会は17日、衆議院憲法調査会長などを務めた
中山太郎元外務大臣を参考人として招き、初めてとなる質疑を行い
ました。このあと各党が、憲法改正に対するそれぞれの立場に
ついて考え方を表明しました。

 民主党の山花郁夫氏は「震災復興が最優先となるなか、憲法論議
の優先順位は相対的に下がるが、必要ないわけではない。民主党は
結党以来、憲法の議論を進めてきており、今後、国会の場で、
しっかりとした議論を行っていきたい」と述べました。

 自民党の中谷元氏は「自民党の結党の大義は、占領下で作られた
憲法を改正し、わが国を豊かにすることだ。経済大国になることは
達成したが、憲法改正は道半ばであり、新しい時代に対応できる
憲法改正を実現したい」と述べました。

 公明党の赤松正雄氏は「今の憲法には、時代の状況の変化に
合わせ、環境権やプライバシー権というものを加える余地がある。
改憲や護憲という大枠の中では護憲だが、さらに詰めていけば
加憲という立場だ」と述べました。

 共産党の笠井亮氏は「憲法審査会が始動しなかった、この4年
余り、国民が不利益を被った事実はない。国民は、憲法の改正を
求めておらず、審査会を動かす必要はない」と述べました。

 社民党の照屋寛徳氏は「今、政治と国会が果たすべき使命は、
憲法の理念を実現し、平和国家として歩んでいく決意と道筋を示す
ことだ。社民党は護憲政党として、いかなる改憲の動きにも反対だ」
と述べました。

 みんなの党の柿澤未途氏は「制定から65年がたち、見直すべき
ときに来ていることは明らかで、憲法は改正すべきだ。どのように
改正すべきか、あるいは改正すべきでないかを活発に議論する必要
がある」と述べました。

 国民新党の中島正純氏は「国民新党は、憲法論議の再開を促進
すべきとの立場を取ってきた。非常事態条項を憲法に設けることに
ついて議論を進めることは、立法府に課せられた責務だ」と述べ
ました。

 衆議院の憲法審査会は、17日の各党の意見表明を踏まえたうえ
で、今後、審議の進め方などについて、幹事会で協議していくこと
にしています。<NHK17日>』 関連記事*1

* * * * *

 今回の審査会は、07年まで、憲法調査特別委員会の長として、
改憲の準備に携わっていた中山太郎詩を参考人として招聘。

『参考人として出席した中山太郎元衆院憲法調査特別委員長は、
2007年5月に成立した国民投票法の付則に、(1)18歳選挙権
の実現(2)公務員の政治的行為の制限緩和(3)憲法改正以外の国民
投票-の「三つの宿題」が盛り込まれていると指摘した。
 いずれも法案の修正過程で、当時野党だった民主党の意見が反映
された。中でも18歳選挙権と公務員の制限緩和は昨年5月の同法
施行までに「必要な法制上の措置を講ずる」ことになっていたが、
手付かずのままだ。<産経新聞17日>』

『17日の審査会では、参考人として出席した中山太郎・元衆院
憲法調査会長が、大災害や有事の場合に、首相はどう対応すべき
か、国民の生命、財産をどう守るのか、「突っ込んだ議論」を
求めた。<読売新聞17日>』

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 日本の政界では、特に21世紀にはいってから、憲法改正の実現
を目指す、いわゆる超保守&保守タカ派が勢力を拡大するように
なった。<超保守派は、現憲法の存在を認めていないので、「憲法
改正」ではなく、「新憲法制定」と呼ぶ。^^;>
 
 01年に、小泉純一郎氏が、総裁選で憲法改正を目指すことを
公約に掲げて総裁&首相に選ばれたことから、改憲への動きが
加速。自民党は、05年に新憲法草案を発表する。
 続く安倍晋三氏も憲法改正を公約にして首相になり、07年には
憲法改正の国民投票に関する法律を制定。また新たにこの機関も
設けて、本気で10~11年までに憲法改正を実現することを
目指していたのだった。(-_-;)

 しかし、同年の参院選で、民主党が大勝&安倍元首相が9月に
辞任したこともあって、改憲への急速な流れがいったんストップ。
 結局、この憲法審査会も一度も開かれないままになっていた。

<民主党でも鳩山氏や前原・野田Gなどの改憲推進派は、自民党
と一緒になって、積極的に改憲準備に取り組もうとしていたの
だけど。当時、民主党代表だった小沢一郎氏が、今は憲法改正より
も、国民の生活や政権交代を重視すべきだとして、彼らの動きを
抑制してくれたのよね。(+_+)

* * * * *

 ところが、今年9月に野田&前原政権が始まった途端、彼らは
早速、衆参の憲法審査会の委員を選んで、審査会を開くことに
決めたのである。(ーー)

 オモテ向きは、国会で自民党の協力を得るために、同党の要求
に応じたということにしているのだが。
 野田・前原Gをはじめとする民主党の改憲推進派も、早く憲法
改正を実現したいと考えて<しかも、できれば自分たちの手で、
改憲を実現したいと思い>、また改憲への動きや流れを加速
させようとしているのだ。(`´)

* * * * *

 特に民主党内では、党内の憲法調査会長だった前原氏が、今年
5月に「来年3月を目標に憲法改正案を取りまとめたい」と改憲
への意欲を示していて。
 しかも、その前原氏が、9月から党の政策を決める政調会長に
就任したことから、護憲派からは警戒感が広がっている。^^;

 ただ、民主党には、改憲に慎重or反対の議員や、小沢氏みたいに
基本的には改憲派だけど、今はその時期じゃないと考えている議員
が半分近くおり、野田&前原Gが暴走した場合、党が割れるおそれ
がある。^^;
 執行部でも輿石幹事長が改憲慎重派であることから、彼らに配慮
する形で、今回の改憲に慎重な議員を審査会のメンバーに半数
ぐらい入れることになった。
<衆院の憲法審査会のメンバーは、コチラ
 自民党からは、中谷元氏や石破茂氏をはじめ改憲に熱心な議員
がズラリ。民主党では、何と元首相&改憲派の鳩山氏が参加。>

 それゆえ、当分の間は、審査会の審議も、上の記事でも見られる
ように、お互いにけん制し合うような形で進んで行きそうな感じ
があるものの、油断は禁物だ。(**)

* * * * *

 たとえば、最近、mewが気になっていることとして、今年3月
に震災が起きてから、改憲推進派が、「憲法改正をしないと、災害
に十分に対応できない」と主張するようになっていることがある。

『講演した中山太郎前衆院憲法調査会長は、大規模な自然災害や
テロの発生時に首相は緊急事態を宣言するとの規定を設けた独自の
憲法改正試案を説明。その上で、非常事態に対応できる憲法の
あり方を衆参両院の憲法審査会などで検討すべきだと訴えた。
<産経新聞15日・全文*1>』

『国民新党・中島正純氏 震災を踏まえ、非常事態条項を憲法に
設ける議論を進めることは立法府に課された責務だ。<時事通信
17日>』 
 
 改憲派の中には、同じ非常事態でも、戦争を例に挙げると警戒感
を示す国民が多いけど、自然災害を例に出せば、理解や支持をする
人が増えるのではないかと期待している人もいるとのこと。(~_~;)

<何か震災を利用して、改憲の動きを加速させようとすること自体、
「何だかな~」と思ってしまうところが・・・。(-"-)>

 野田&前原政権は、近い将来、自民党と連立政権を組んで、一気に
憲法改正や集団的自衛権の解釈の見直しなどを行なうことも視野に
入れていることから、改憲派の動きには、常に注意をしておく必要が
あるのではないかと思うmewなのだった。(@@)

                    THANKS

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by mew-run7 | 2011-11-20 07:38 | 憲法&憲法改正 | Trackback(1) 

ナベツネ大連立の目的は、憲法改正か?+新防衛大綱の閣議決定だけは完結を。

これは、今日2つめの記事です。

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8日に読売新聞の渡辺恒雄氏が、自民党の谷垣総裁を訪ね、
民主党と大連立を行なうように提言を行なったというニュースが
出たのだが。
 mewは、その時に「民主党の中で、一体誰が、大連立の仲介
を要請したのか」という疑問を抱いたの同時に、「何故、今、ここ
で大連立の話を持ち出して来たのか」と不思議に思うところが
あった。(@@)

 そこには、色々な背景や、色々な人たちの思惑があったのでは
ないかと考えるけど。
 mewは、渡辺恒雄氏が、ここで何とか大連立はできないものか
と動いたのは、やはり憲法改正への思いが断ち切れなかったから
なのではないかと思ったりもする。(**)

 渡辺恒雄氏は、自民党政権の時代から、ずっと大連立構想を提言
していたのだが。その最大の目的は、憲法改正の実現にあった。
<改憲の発議は、衆参2/3の議席を必要とするので。>
 渡辺氏にとって、憲法改正は長年の悲願であり、同氏は改憲の
世論を喚起するために、自分が主導する形で改正試案を作らせて、
94年、04年と新聞紙上で大々的に発表まで行なっているほど
で。<05年には自民党も新憲法草案なる改正試案を発表。>

 渡辺氏らをはじめとする改憲派(保守タカ派、超保守派)は、
後述するように、2010年~11年までに憲法改正を行なう
計画を立てていただけに、その計画を実現する最後のチャンスと
して、自民党と民主党の大連立を提言したのではないかと察せ
られるところがあるのだ。(@@)

* * * * *

 それは、今回の大連立に関する記事や周辺の言葉からも、伺う
ことができる。

『複数の関係者によると、渡辺氏は「税と社会保障、憲法問題を
一刻も早く進めなければならない」として、大連立を提案。しかし
谷垣氏は「民主党が何を目指しているのかまったく分からないし、
単なる政権延命策にも見える」として、即座に断ったという。
<ZAKZAK9日>』

『民主党と自民党のいわゆる大連立について、自民党の派閥などの
会合では、来年の統一地方選挙を前に地方議員が混乱するような
ことを考えるべきではないという発言が出る一方、憲法改正を行う
ために前向きな検討を求める意見も出されました。

 このうち古賀元幹事長は「大連立だとか、いろいろなことが言わ
れているが、わが党が言うべき筋の話ではない。統一地方選挙の
前に大連立となれば、選挙を戦う地方議員は大変な混乱になる」と
述べました。
 一方、山本有二元金融担当大臣は「閉塞感(へいそくかん)
を破るためには憲法改正が必要だ。大連立は非常に危険を伴うが、
すべての先進各国は大連立で憲法改正を成し遂げており、日本も
その機が熟しつつある」と述べました。また、高村元外務大臣は
「武器輸出三原則」を巡る菅総理大臣の対応について、「たまには
いいことをやると思ったが、社民党にすごまれて腰砕けになった
ことは非常に残念だ。民主党政権は、国民の命よりも政権の命が
大事なのか」と批判しました。<NHK9日>』

 他にもいくつかあったのだが。これらの記事からは、渡辺氏だけ
でなく、自民党などの保守タカ派議員が、大連立によって憲法改正
を実現させることを、強く意識していることが伺える。(-"-)

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 そう言えば、菅首相も6日の会見で、大連立について記者から
質問を受けた時に、あえて憲法改正に関して触れる形で答えて
いた。<もちろん、大連立による憲法改正に反対の立場でね。(・・)>

 菅首相は、大連立には絶対的に反対しないが、年限や取り組む
べき課題、取り組まない課題を決めて行なうべきだとして・・・。

「国難ともいえるような状況であるとか、あるいは一定の、例えば
3年間なら3年間、あるいは課題についても『これは取り組むけれ
ども、逆にこれはこの間では取り組まない。例えば憲法改正に
ついては、この間では取り組まない』といったようなですね。」
 
 と、わざわざ、憲法改正を取り組まないことを、実例として
挙げて答えていたのだ。(・・)

<もしかしたら、渡辺氏のサイドと大連立の話をした時に、憲法
改正の話が出たか。菅氏が、07年の大連立騒動も含め、渡辺氏
の大連立構想→憲法改正という観念を持っているのかも知れない。>

~ ☆ ~ ☆ ~ ☆~ ☆~ ☆ ~

 これも、このブログには、しつこく書いていることだが。自民党
を中心とした超保守&保守タカ派は、2010~11年までに
憲法改正(新憲法制定)を実現することを目標にして、この10年
以上、懸命に準備を進めて来た。
 今回の新しい防衛大綱でのルール見直しや、新安保体制&米軍
との一体化なども、それとセットである。(・・)

<民主党側では、鳩山由紀夫氏、枝野幸男氏、前原誠司氏など
など1/3ぐらいの議員が、熱心な改憲派で、07年ぐらいまで
は、自民党の議員と共に、改憲の準備を行なっていた。
 また、小沢氏自身は、すごく熱心というわけではないが、改憲
を提唱。小沢Gには改憲派の議員が少なくない。>

 自民党は、小泉総選挙で衆院で300以上の議席を獲得。小泉
政権は05年に新憲法草案を発表。続く安倍政権は、07年に
その数の力で、改憲の国民投票法案を作り、着々と計画が実行に
移されており、あとは、自民党が07年の参院選でも大勝し、
民主党などの一部の賛同を得られれば、10~11年には本当に
改憲実現かというところまで来ていたのだが・・・。
<そのこともあって、mewは、ここから「日本がアブナイ!」
とわめいていたのよね。(・o・)>

 しかし、07年の参院選で、安倍自民党が小沢民主党に大敗
したことから、計画実現に黄信号が点ることに。
 実は、07年秋に、渡辺氏が福田自民党&小沢民主党の大連立
を提唱した最大の目的も、やはり憲法改正だったと言われて
いる。(@@)

<あと渡辺&自民党側としては、衆参ねじれ国会になって、安倍
元首相が米国と約束した、インド洋の海自給油の継続、アフガン
などへの自衛隊派遣などの実現が難しくなったので、何とかそれら
の法案を通す目的もあったと思われる。(-"-)>

 幸い、その大連立協議も、民主党の役員の中に反対する者が
多かったことから、「ととのいました」ということはないまま
終わり、ほっとさせられたのだが。(・・)

 07年も、今回も、渡辺氏が鳩山由紀夫氏と会っているのは、
鳩山氏なら、憲法改正のために大連立をすべきという渡辺氏の
考えに理解を示す部分があるからかも知れない。^^;

 そして、もしかしたら渡辺氏は、民主党政権も混迷&党内対立が
激しくなりつつあるのを見て、来年になったら、民主党も分裂する
おそれがあるし。そうなれば、自民党&民主党の大連立による憲法
改正を実現するのも困難になるので、今のうちに大連立の協議を
持ちかけるしかないと考えて、急いで動いた可能性もあるのかな~
と思ったりする。(・・)

 まあ、とりあえず、自民、民主の丸ごと大連立の話はなくなった
ものの、自民、民主が分裂して、改憲を目指した保守連合が作ら
れる可能性はおおいにあるので、その辺りはしっかり警戒をして
おく必要があるだろう。(ーー)

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 実は、mewは、今、もう一つ、懸念していることがある。(-_-)

 上記のNHKの記事にも「武器輸出原則」の話が出て来たが。
 
 菅首相は、<一部、社民党とも結託して?>新防衛大綱(今後
5~10年の防衛方針)で、「専守防衛」「集団的自衛権の禁止」
「武器輸出3原則」を堅持して、それらの見直しを明記しないと
決めて、今週には閣議決定が行なわれる予定になっている。

 mewは、自民党がこれらの見直しを明記した大綱の原案を
作っていたことから、何とか自民党を政権の座からおろしたいと
強く思っていたのだけど。民主党政権になって、鳩山前首相が
作った官邸の諮問機関や、民主党の安保調査会も同様の提言を
していたので、「あちゃ~」という感じになっていたのだが。^^;

<首相官邸に設けられた「安保懇談会」の提言の骨子、要旨
を*1にアップしておく。これを読んだら、平和志向派の人は
こんなアブナイ新防衛大綱を作らずに済んで、本当によかったと
思ってくれるのではないだろうか?(・・)>

 菅首相は、党内外の保守派の攻撃にめげず、何とか、新防衛
大綱でも、上の3つのルールの堅持させることに決めたわけで。
 TVなどの大手メディアでは、ほとんど報じられないので、
あまり国民からは評価されることはないかも知れないし。支持率
アップにもつながらないだろうけど。(~_~;)

 mewは、このことだけで、民主党が政権をとった&菅氏が首相
になった意味が十分にあったと思うし。民主党も菅首相も、他の点
では、ダメダメのところが多いけど、このことは、め~っちゃ評価
して、後世まで語り継ごうとさえ思っているほどなのだが。"^_^"

 ただ、閣議決定がなされるまでは、まだ正式に決まったと言え
ないところがあるので、油断ができないのだ。(**)

* * * * *

 菅内閣では、北沢防衛大臣もOKして、もう武器輸出3原則は
見直さないと決めたにもかかわらず、いまだに保守系のメディア
や党内外の保守派からは、批判が相次いでいる状況だ。

 また、米国も以前から、武器原則の見直しを求めており<ウィキ
・リークスにも、昨年、米国が圧力をかけていた事実が掲載されて
いたし~>、日米の国防族が、正式決定をする前に、ドタン場で
菅内閣の新防衛大綱案をなきものにしようとしても、決して不思議
ではない。(-_-;)
<渡辺氏が、新防衛大綱のことまで考えて、動いたかどうかは
わからないけれど。彼も米国とのつながりは、めっちゃ深い。>

 しかも、野党だけでなく、党内にも、菅首相が社民党との連携を
深めて、平和政策に傾くことに警戒感を抱いている人が少なからず
いるし。彼らも、菅内閣を早く総辞職させて、新防衛大綱に少し
でも保守派の提言を入れさせようと考えている人がいるかも知れ
ないし。
 今週、13日に役員会が紛糾したり、小沢・鳩山派が今週にも
両院総会を開かせて、党内で分裂騒動が起きた場合、閣議決定が
できない状況になるのではないかと、憂慮してしまうところが
ある。(-"-)

 ・・・というわけで、何とか今週中に、しっかりと新防衛大綱
を閣議決定して、正式に決めて欲しいと、強く強く願っている
mewなのだった。(@@)
                 THANKS 

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by mew-run7 | 2010-12-12 13:21 | 憲法&憲法改正 | Trackback(1) 

今度こそ「憲法改正」も争点にして、国民から、はっきり「NO!」を突きつけたかった。

  これは今日2つめの記事です。ちょっと長いかな?(^^ゞ 

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 先日、TVのついている場所にいた時のこと。
 たまたま自民党のCMが流れて、谷垣総裁が「経済の建て直し
・・・国民のことを、いちばんに考えています」と言うのをきいた
知人が、「ウソばっか。本当は、憲法改正をいちばんに考えてます
でしょ?」とツッコんでいたので、思わず笑ってしまったのだが。

 実際、自民党のマニフェストのいちばん最初には、「新しい時代
にふさわしい国づくりのための自主憲法を制定します」という
公約が掲げられていて。(マニフェストは党HPの表紙から)
 新憲法制定のための憲法審査会の始動、「憲法改正原案」の
国会提出(憲法草案つき)のことが、具体的に記されている。

<集団的自衛権、武器使用の要件などの見直しを含む新安保
体制や、自衛隊海外派遣(インド洋派遣復活)に関しても、
マニフェスト後半に記されている。(-"-)>

* * * * *

 そう。自民党は、今年、新しい綱領を作って、保守性を強化する
ことに決め、本当は、今度の参院選でも、新憲法制定を前面に
出して、戦うつもりだったのである。(・・)

 超保守派の亀井静香氏が代表を務める「国民新党」も、マニフェ
スト
のTOPは、新憲法制定を含む保守的な政策。超保守のドンの
平沼赳夫氏が率いる「たちあがれ日本」は、そのために結党した
ようなもの(のはず)だしね~。<党綱領TOPは、新憲法制定も、
マニフェストは・・・???(@@)>

<日本創新党もしかり。新党革新の舛添要一代表は、超保守では
ないけど、自民党の新憲法草案作成にも携わった改憲推進派。>

 特に、今年5月には、安倍晋三元首相が、強引に成立させた
「日本国憲法の改正手続に関する法律」(=国民投票法)が施行
されて、自民党や保守系の政党の議員の多くは、「ともかく1日も
早く憲法改正を」と張り切っていたのだ。(**)

* * * * *

 今回の参院選は、菅直人首相が、消費税増税の話を持ち出した
ことから、他の争点が、すっ飛んでしまったところがあって。
それこそ、憲法の「け」の字も出ないような状況になっているの
だけど・・・。(~_~;)

 実のところ、「平和が一番!」のmewが、今回の参院選で、一番
注目していた&ある意味で楽しみにしていた争点は、「憲法改正」
(自主憲法制定)だったのだ。_(。。)_

 というのも、自民党や(超)保守政党(国民新党、たちあがれ
日本、新党革新、日本創新党など)の方々に、TVでも、街頭でも
思いっ切り「憲法改正」を訴えてもらい、最大の争点として戦って
もらいたいな~と。

 そして、国民の多くに「は?今頃、何、言っているの?」と
冷や~やかな視線を浴びたり、選挙の投票結果で、「今、日本の
国民は憲法改正なんて望んでいません」って、はっきりと国民の
意思を示してあげて欲しいと思っていたからだ。(**)

<ついでに、民主党はサヨクだとか、帰化人がいるとか、日本が
外国人に攻撃or占領されて国家崩壊の危機だとか、いつも主張して
いるようなことを、一般国民にもアピールして、「はぁ?」と
呆れさせて欲しかったかも。(・・)>

 そうすれば、国民が、今&将来の日本のあり方、国民のあり方
を考えるいい機会にもなるだろうし。
 また、彼らも、自分たちの考えが、国民に受け入れられないこと
が、やっと自覚、認識できるのではないかと思ったのである。^^;

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 mewが、そう思ったのには、この10年ほどの間に激化した
保守系の言動&主張に、ケリをつけたいという思いを抱いていた
ということもある。(・・)

 というのも、実は、自民党+αは、この50年以上、憲法改正
を大きな争点にして、選挙を戦ったことがないからだ。
<安倍っち祖父の岸信介元首相が、58年の衆院選で、憲法改正も
訴えて2/3の議席をとることを試みたけど、失敗して以来?>

 この10年で言えば・・・小泉元首相は、自民党の総裁選の時
には、超保守派議員の支持を得るために「憲法改正」を公約に
掲げたのだけど。本人は、もともと憲法問題には興味がないことも
あって、国政選挙では、憲法の話は全く出さず。(-"-)
<憲法改正と増税の話を出すのは、選挙には不利だという通説が
あるしね。^^;>

* * * * *

 でも、小泉氏の次に首相になった超保守のホープ・安倍晋三氏は、
最初から、憲法改正を柱とする「美しい国づくり」「戦後レジーム
からの脱却」を公約に掲げていたし。改憲の国民投票法も作って、
 07年の参院選では、今度こそ「新憲法制定」を争点にすると
宣言していたのである。(・o・)
<注・超保守派は、改正のもとになる現憲法の存在を否定して
いるので、「憲法改正」ではなく、「新憲法制定」と呼ぶ。^^;>

 ところが、「消えた年金」の問題や、閣僚の失言問題などが
相次いで、党内からも「憲法改正」どころの話ではないという
声が強くなった&連立を組む公明党にも反対されたため、結局、
マニフェストの一番上に「新憲法制定」を記したものの、そのこと
を主張できずに、終わってしまったのである。(-"-)

 結局、安倍自民党は、この参院選で民主党に惨敗したのだが。
 安倍元首相&仲間たちの多くは、「選挙では、結局、憲法のこと
を訴えられなかったので、それを国民に否定されたわけではない」
と信じ込んでいる。<中には、「憲法のことを訴えれば、勝って
いたのに」な~んて言ってた人までいたりして。^^;>

* * * * *

 去年の総選挙では、超保守仲間の麻生太郎氏が首相&総裁を
務めていて、国旗のことや、民主党をサヨクだと批判するような
話は出ていたのだけど。結局、憲法改正の話まではあまり踏み
込めないまま、選挙に惨敗してしまった。(-"-)

 しかも、彼らの中には、マスコミが自民党を批判し続け、政権
交代の波を作ったため、自民党の主張を国民に伝えることが
できなかったので、負けたと思っている人が少なからずいると
いう。(・・)

 それゆえ、自民党や他の政党の保守系の議員&支持者の間では、
自分たちの新憲法制定や戦後復古の国家観への思いを国民に訴える
選挙ができずにいることに、ストレスやフラストレーションを
溜め込んでいる人が多いようだったし。
 保守系の議員や識者、支持者の中には、選挙で堂々とアピール
するためにも、「真の保守」と言えるような政党を作って欲しい
という声も強まっていたという。(・・)

 そして、今度の参院選こそ、自民党も含めて、自分たちの政策を
国民にしっかりとアピールしたいと。そうすれば、国民はわかって
くれるはずだという思いを持つ人がかなりいたようなのである。(@@)

* * * * *

 そこで、mewも、彼らが、これ以上、ストレスを溜め込まない
ようにするためにも、是非、それをさせてあげなくっちゃと。
 
<もしこれらの政党が、一気に正面切って、「新憲法制定」やら、
彼らの戦前復古的(戦後体制を否定するような)国家観を訴えたら、
それはそれで見物(みもの)だと思うし!?(@@)>

 で、国民にも、よく各政党の議員がどんな考えを持っているか
知ってもらって。
 彼らにも、ちゃんと、国民の思いを知ってもらう必要があるの
ではないかと思ったのだ。(**)

<以前も書いたかも知れないけど。mew周辺の絶対護憲派の人
の中にも、彼らの国家観のことは知らずに、TVの発言を見て、
舛添がいいとか、亀井がいいとか言う人が何人かいて。「あの
人たちは改憲派だよ」というと、「そんな風に見えないのに」って、
ビックリしていることがあるのだけど。(mewは、すごく、
そんな風に見えるんだけどな~。^^;)

 今回、憲法改正は争点になっていないものの、自分の一票が、
今後の改正の動きにつながるかも知れないのだから、その辺りは
ちゃんとマニフェストなどで確認して欲しいと思うです。(・・)>

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長いので、チョットお休みタイム。( ^^) _旦~~so-cha o douzo!
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 自民党や他の保守政党が、今年の参院選で、憲法改正や国家観
に関わること(外国人賛成権、夫婦別姓法案など)のことを、
アピールしようと考えたのは、一つには、彼らが民主党政権に
今後の日本を任せて行くことが、危険だということを国民に
伝えたいという思いがあったからなのだけど。

 同時に、ここで憲法改正論などを持ち出すことによって、民主党
の内部を混乱&対立させて、分裂を引き起こし、政界再編の動きを
加速させたいという意図もあった。^^;

 今のままでは、自民党や保守政党が、また政権与党の座を得る
までに何年もかかってしまうので、民主党を解体してしまう方が
話が早いし。(~_~;)<もし首相が途中で解散しなければ、あと3年
は民主党政権が続くことになるしね。(・・)>

 彼らが目指す保守的な政策を行なうためには、民主党内にいる
超保守or新保守や改憲推進派の議員を引っ張り込んで来て、
新しい保守政党or保守連合を組んで、政権をとることが望まれる
からだ。(**)
 
* * * * * 
 
 実際、民主党の中では、1/3ぐらいの議員が、保守的な思想を
強く持っていて。<戦後体制を認めないという超保守はわずかしか
いないけど。新保守(ネオコン)は多い。> 憲法改正にも熱心な
人が少なくない。(-"-)

<mew的には、過度に超保守的orタカ派の人たちは、他党に
取り込まれてくれてもいいんだけどね。^_^>

 それこそ鳩山前首相や枝野幹事長は、自民党と一緒に改憲の準備
を行なっていた推進派のメンバーだし。小沢前幹事長だって、改憲
を提言していたことがある。<菅首相は、慎重派。>

 ただ、民主党は、07年に国民投票法を作る際に、当時の小沢
代表が、自民党への対抗意識もあって、「今は、憲法改正より、
国民の生活の方が大事だ」と言って、同法の成立に協力せず。
 それ以来、鳩山前首相も、新たに幹事長になった枝野幸男氏も
「憲法改正は、喫緊の課題ではない」と明言して、その方針を
貫いている。(・・)

 おまけに、今度の参院選のマニフェストには、何と、憲法改正
のことは、全く触れておらず。民主党側から、それを争点にする気
は全くないのである。(**)
<党内での対立を避けたいという意図もあったんだろうけど。^^;>

* * * * * 
 
 そして、何だか改憲が争点になりにくい雰囲気になってはいた
ものの、それでも、折角のチャンスなのだから、自民党も保守政党も、
少しは保守の矜持を見せて、憲法改正の争点を持ち出して、自ら
の思いをしかり訴えて欲しいと思っていたのだが・・・。

 何と、自民党は、結局、有権者に配布するマニフェスト(小冊子
版)の方は、憲法改正を最後の項目に移動しちゃったし。
<何か表紙も谷垣氏ではなく、進次郎くんに代えたものも作った
とか?^^;>

 しかも、あの超保守がウリのはずの「たちあがれ日本」も、参院選
のマニフェストは、経済、財政政策を優先して、憲法改正のことは
後ろに回したりしている始末だし・・・。
 
 まあ、今の日本の状況を見れば、と~っても現実的な対応だと
言えるのだろうけど。何だか、超保守ではないmewまでガッカリ
という感じに。(~_~;)

 これで、また、国民に憲法改正を訴えることができなかった
けど、「国民は本当は憲法改正や保守政策を望んでいるはずだ」
とかいう勘違いが続くのかと思うと、ゲ~ンナリしてしまうmew
なのだった。(@@)

                   THANKS


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by mew-run7 | 2010-07-09 12:37 | 憲法&憲法改正 | Trackback(2) 

改憲の国民投票法が施行but国民には、不要+自民は、改憲原案さえ出せず


最新の記事(10個)のコーナーはヨコの欄に。
*印のついた報道記事は、文末のMore部分にあるです。


 最近は、憲法改正に関わる話を書くと、アクセスやクリックが
減ってしまうところがあって。まあ、それだけ、改憲への関心や
危機感が薄れているのかもな~と思ったりもするのだけど。^^;

 あまり関心や危機感が薄れてしまうのもマズイ&アブナイ感じ
がするので、反・自民&超保守主導の改憲&「平和が一番!」の
当ブログとしては、たまには改憲がらみのことも、しっかりと書いて
おかなくてはと思う。(・・)

* * * * *
 
 実は、先週18日に、ひ~っそりと国民投票法<正式名称は、
「日本国憲法の改正手続に関する法律」が施行された。(**)

 今、民主党政権がグダグダやっていて、mewもイラ立ったり、
呆れてしまったりすることが多くなっているのだけど・・・。
 でも、自民党がやろうとしていた憲法改正のことを考えると、
「民主党が、政権をとってくれて、本当によかったな~」と
しみじみ思ってしまうところがある。"^_^"

 だって、もし今も自民党政権が続いていたら、この国民投票法
が施行されたらすぐにでも、憲法改正の原案を出して、当初の
計画では、2010年内にも、何とか国会発議、国民投票を
行なって、憲法改正を実現しようとしていたのだから。(-"-)

* * * * *

 いつも書くように、mewは憲法を改正すること自体は絶対反対
という立場ではないし。国民投票など改正の手続き法を作ること
自体にも、反対ではなかったのだ。(・・)

 ただ、国民にとって最も大事な憲法を変えることを考えるから
には、誰よりも、主権者である国民の声を尊重&重視すべきこと
は言うまでもない。
 でも、自民党政権(特に超保守&保守タカ派)は、国民の意見
などそっちのけで、国民主導ではなくて、それこそまさしく政治
主導で、憲法改正を行なおうとしていたのである。(ーー)

 自民党の改憲推進派は、特に90年代後半から、本気で憲法改正
(彼らの多くは、現憲法の存在を認めていないので、「新憲法制定」
と呼ぶ)に取り組み始めて。
 05年、小泉政権下で、党内の議員たちだけで作った「新憲法
草案」なるものを発表。
 そして、06年から首相を務めた安倍晋三氏が、憲法改正を最大
の目標にした「美しい国づくり構想」を掲げて、2010~11年
までに改憲を実現するために、計画を進めようとしていたのだ。^^;

 そのために、07年5月に、自公政権が何と強行採決までして、
強引に成立させたのが、この国民投票法(日本国憲法の改正手続に
関する法律・なのである。(-"-) (法律の概要・関連記事は*1に)

<ちなみにmewは、この法律は、国民の間でもっと議論して、その
意見をもっと反映する形で、作り直すべきだと考えている。(・・)>

~ ~ ~ ~ ~ ~ ~

 ただ、この時、mewにとっては、幸いなことがあった。

 安倍っち&仲間たちは、ど~しても2010~11年に憲法改正
を実現したい<しかも、できれば憲法記念日に新憲法制定日を
かぶせる形で>という思いがあまりにも強かった上、日本会議系の
超保守派の代表としての使命感に燃えていたため、国民投票法の
成立を急ぎ過ぎて、民主党の改憲派と対立してしまったからだ。(@@)

<2010年は安倍っち祖父・岸信介首相が、1960年に結んだ
日米安保条約の50周年に当たる年だった&9条なども改正して、
日米軍が一体化して活動できる日米新安保体制を築きたかった。
 また、彼らは現憲法を否定しているので、5月3日に新憲法を
施行して、今の憲法記念日をなきものにしようと考えていた。^^;>

 実は、民主党の中にも改憲に熱心な議員が少なからずいて。
当時だと、鳩山由紀夫氏や枝野幸男氏などが、自民党の議員たちと
共に、国民投票や改憲原案作りなどを行なおうと積極的に活動して
いたのだ。<前原くんも、もちろん超・改憲推進派。(-"-)>

 また、自民党の中にも、実際に改憲する時には、2/3以上の
国会議員や、半数以上の国民の賛成が必要なことを考えて、他の
政党と協力して、超党派でコトを進めるべきだと主張している人
も少なくなかった。
 だから、もし安倍首相らが、周囲の声にも耳を向けるようにして、
民主党も協力する形で、計画を進めていたら、おそらく、憲法改正
の動きは、も~っと早く進んだ可能性が高かったのである。^^;

<しかも、一時は、改憲に関する考えの対立で、民主党が分裂
するかも知れないという危機も訪れていた。(~_~;)>

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 ところが、安倍首相らが、あまりにも自分たちのペースで、強引
にコトを進めようとした上に、戦前復古主義の超保守的な考えを
主張する機会も多くなったので、鳩山氏らとの関係が悪化。枝野氏
が会見で、「安倍さんたちとは一緒に活動できない」と<涙ながら
に?>宣言する事態にまで発展したのである。(-"-)
 
 そして、最後には、当時の小沢代表が<党内の分裂を避ける
目的もあったようなのだが^^;>、「国民は、今は憲法改正より
国民生活の建て直しを求めている。民主党は、国民投票法に協力
しない」と決断して、国民投票法の議決に協力しないという
選択をしたのだった。(**)

<mewは、小沢氏はあまり好きではないけど。このこと&政権
交代を実現したことには、め~っちゃ感謝しているし。だから、
今は、その恩義もあって、応援しているとこがあるのだ。(・・)>

* * * * *

 それに対して、安倍首相は、譲歩しようとはせず、結局、民主党
の協力などはいらないとばかりに、05年小泉総選挙で圧勝して
得た数の力を使って、自公だけで強行採決&議決を行ない、国民
投票法を成立させてしまったのである。^^;

<ちなみに安倍政権の時には、たった1年間で、17回も色々な
法案の強行採決を行なっていて、(小沢氏のことなんて言えない
ぐらい?)まさに独裁的な政権だったのよね。(-"-)>

 そして、民主党は、その安倍首相らとの対立があってから、もう
自民党主導の改憲には協力しないという方針を確認。
 それ以降、国会内での憲法改正に関わる国会内の組織づくりや
活動は、全くと言っていいほど進んでいないのが実情だ。(・・)

 自民党などの改憲派議員は、民主党政権になって、衆参の憲法
審査会が休眠状態であること<参院の審査会は規定もなく、活動
不能>など、改憲に向けた整備をしないことを強く批判している。

 でも、民主党側は、今も、国民が改憲を強く望んでいないこと、
改憲より重視すべき政策があることなどを理由に、当面は、党と
して改憲の動きを行なわない予定でいる。

 それゆえ、mewは、近い将来、政界再編が起きるとは思う
けど、しばらくは、ど~しても民主党に政権の座についていて
欲しいのである。(**)

<実際、憲法審査会を動かさないからって、一般国民からは
ほとんど要望も出ていないし、批判もされていないもんね。^^; 
 ただし、前原くんやその仲間たちが代表&幹部になったら、
方針転換する可能性が高いので、注意が必要だ。(-"-)>

~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~

 他方、自民党の方はと言えば、民主党との対立軸を作るため
にも、今年作った新綱領でも、保守政党として再生することや
新憲法制定を党の政策のTOPに明記。
 改めて、強く保守的な部分をアピールしようとしている。^^;

 次の参院選のマニフェストの原案でも、1番上に、新憲法制定
を掲げることに決めた。(**)

<実は、最初の案では9項目の9番目に書いてあったのだけど。
『森喜朗元首相が「盛り込む以上は1番目に書くべきだ」と見直し
を求めた』こともあって、1番上にしたんだって。(~_~;) 
(『』内は、毎日新聞18日より)> 

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 そして、実は、自民党は、この国民投票法が施行される日に、
ここぞとばかりに、憲法改正の原案を国会に提出するつもりで、
準備を進めていたのだ。(・o・)

『自民党・石破政調会長は12日、憲法改正に関する国民投票法
が今月18日に施行されることに伴い、今国会に自民党としての
憲法改正案を提出する考えを示した。

 国民投票法は今月18日に施行され、衆議院100人または
参議院50人の議員で憲法改正案を国会に提出することができる
ようになる。これを受けて石破氏は、自民党としての憲法改正案
を今国会に提出する考えを示した。憲法改正案には、憲法86条に
財政の健全性の確保を明記することと、改正のための国民投票を
発議する条件を衆参両院で3分の2以上の賛成から過半数に改める
ことの2項目を盛り込む方針。<日テレニュース・12日>

 mewは、そもそも「財政の健全性」を憲法に明記しようと
するという発想自体に「???」の部分があるし。
 国会発議の要件を2/3から過半数に変えることほど、アブナイ
改正案はないと思っているのだけど。(ーー゛)

<衆院100人、参院50人で改憲案を出せて、衆参各議院の
過半数で改憲発議が可能になったら(しかも、改憲の議決は
党議拘束を外すとなったら)、極端な話、1年に5回でも10回
でも、お手軽に改憲発議をするようなこともあり得るかも。^_^;> 

 でも、13日に行なわれた自民党憲法改正推進本部(保利耕輔
本部長)の会合で、保利氏が、部分改正の原案を出そうとした
石破案に強く反対。
 結局、谷垣総裁が、党内の対立を避けるために、時間をかけた方
がいいと決めて、原案を出すのは見送りになった。(>_<)

* * * * *

『保利氏は会合で、「自民党が長い歴史を持って憲法改正を勉強
したことを考えると、全項目を整えて国会に提出した方がよい。
(18日ではなく)もう少し時間がほしい」と述べた。』

『保利氏は、「さらに議論を深めるべき論点」として、前文の
書き方▽天皇と元首▽国旗と国歌▽安全保障と9条▽一院制か
二院制か▽地方分権と道州制▽憲法改正要件の緩和-の7項目を
提示した。

 前文については、日本の国家としての理念や、目指すべき方向を
明記していく考えを示した。9条関連では、平成17年に党が発表
した新憲法草案の「自衛軍の保持」をそのまま盛り込むほか、
「自衛権を守るための自衛軍」であることも明記する意向を表明
した。<産経新聞18日より>』

 でも、保利氏らが石破案に反対したのは、特に超保守派の場合、
あくまでも現憲法の一部を改正するのではなく、新憲法制定=憲法
全部を前文から改正して、自分たちが否定する現憲法を根本から
なくしてしまうことを目指しているからだろう。(-"-)

 結局、自民党内でも、いまだに憲法改正に対する考えは、全体
として、まとまっていないのが実情なのだ。(・・) 

<ちなみに、自民党は、郵政民営化見直しを進めようとしている
民主党政権に対抗して、郵政民営化推進の対案を出すことも検討
していたのだけど。これも、党内で民営化推進派と反対派がいて、
もめそうになったので、対案を出すのをやめてしまった。
・・・結局、自民党は、バラバラなままなのよね。^^;>

* * * * *

 というわけで、現段階では、国会内では、憲法改正の動きは
かなり落ち着いた感じになっているのだけど・・・。

 そして、mew的には、次の参院選で自民党が憲法改正を
前面に出してアピールして、国民に「そんなものは、今は必要
ない」と否定して欲しい気持ちもあるのだけど。

 ただ、次の参院選で、民主党が惨敗して、政界再編の波が加速
するようになれば、1日も早く改憲を実現したい保守派や改憲推進
派がくっついて、また強引なことをやりかねないわけで。

 常に「油断は禁物」と、自分に言い聞かせると共に、この
ブログでもアピールし続けたいと思っているmewなので
あった。(@@)
                 THANKS

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by mew-run7 | 2010-05-23 06:15 | 憲法&憲法改正 | Trackback(1) 

改憲賛成でも、9条改悪はNO!+各政党の憲法に関する談話をチェックすべし

  これは、今日、2本めの記事です。

最新の記事(10個)のコーナーはヨコの欄に。
*印のついた報道記事は、文末のMore部分にあるです。


 前記事に関連する話をいくつか・・・。

 まず、憲法改正に関して、朝日新聞が行なった世論調査の結果
をアップしておきたい。

『憲法について朝日新聞社が実施した全国世論調査(電話)に
よると、戦争放棄と戦力不保持を定めた憲法9条を「変えない方
がよい」は67%で、「変える方がよい」の24%を大きく
上回った。「これからの日本の平和や東アジアの安定」に9条が
「役立つ」と考える人は70%にのぼり、そうした評価が9条
維持の世論につながっている。

 9条をめぐっては、憲法改正を目標に掲げた安倍内閣当時の
2007年4月調査で、「変えない方がよい」49%、「変える
方がよい」33%だったが、安倍首相の退陣後の08年調査から
は「変えない方がよい」が6割台に増える一方、「変える方が
よい」は2割台になり、それ以降は大きな変化はない。

 日本の平和や東アジアの安定に9条がどの程度役立つと思うか
を聞くと、「大いに役立つ」16%、「ある程度役立つ」54%。
否定的な見方は「あまり役立たない」19%、「まったく役立た
ない」3%と少なかった。「役立つ」という人は若い年代ほど多い。

 「大いに役立つ」と思う人は83%が9条を「変えない方が
よい」とし、「ある程度役立つ」の人も75%が「変えない方が
よい」を選んだ。

 憲法を全体でみた場合には、改正の「必要がある」は47%、
「必要はない」39%で、改正派が上回っている。「必要がある」
は07年は58%だったが、毎年少しずつ減り、50%を切った。

 改憲の「必要がある」という人の9条への態度をみると、
「変える方がよい」は41%で、「変えない方がよい」が52%
と多かった。
 調査は内閣支持率などとあわせ、4月17、18日に実施した。
<朝日新聞2日>』

* * * * *

 この調査結果を見ても、憲法改正に賛成の国民が減っていること
や、改憲に賛成の人も含めて、9条の改正には慎重な姿勢を示して
いることがよ~くわかる。(**)

 以前から書いているように、憲法改正に賛成だからと言って、
保守タカ派、軍事面や国家の支配強化(個人の人権弱化)を考えて
いる人ばかりではないし。
 いわゆる絶対護憲派みたいに、憲法改正=悪いこと、危険な
ことだと決めつける必要はないと思うし。mewは、色々な議論が
なされることは、大事な日本の国や憲法のことを考えるという
意味でも、悪いことではないと思うのだ。(・・)

 mewだって、9条も含めて、改憲OKだし。mewが生きて
いる間に、日本の国民の手で新たな&よりよい憲法を作ることが
できれば最高だな~と思っているところがあるしね。"^_^"

 ただ、憲法というのは、基本的に国民が国家をコントロール
するために設けられている、いわば「国民のもの」なのだから。
 憲法を改正するかどうかも、どこをどう改正したらいいかと
いうことも、本来は、国民が主体になって考えるべきものなの
である。(+_+)

 そして、もし国民の大多数が憲法を変える必要があると本当に
思えば、自然に憲法改正の動きは進むのではないかと思うし。
 今のように、少なくとも、政党や政治家が自分たちの特別な思想
や個人的な思いに基づいて、国民を主導する形で必死になって
改正を推進しようとするのは、好ましくないのではないかと思うし。

 特に、今、憲法改正を主導しているのが、明治憲法を尊重して、
現憲法の存在さえ否定したり、「何が何でも憲法改正」という姿勢
をあからさまに示したりしている超保守派である限りは、とても
憲法改正の議論をする気にはなれないmewなのだった。(@@)

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~ ~ ~ ~ ~ ~ ~  

 ところが、国民の間では、憲法改正への関心や要望が薄れて
いるにもかかわらず、一部の政治家たちは、改正への思いが
強くなっているのである。^^;
<ここでも、国民と国会議員の考えが、どんどん乖離している
のが、よくわかるよね~。_(..)_>

 前記事でも触れた「新しい憲法を制定する推進大会」では、
中曽根元首相が「3つの新党が、綱領で憲法改正をうたっている
ことは大きな変化だ」と喜んでいたそうなのだが。

 超保守派のドンの平沼赳夫氏が代表を務める「たちあがれ日本」
も、新保守タカ派の舛添要一氏が率いる「新党改革」も、保守&
松下政経塾系の「日本創新党」も、その党の方針を示した綱領で、
憲法改正(or新憲法制定)を明記しているのである。(-"-)
<みんなの党も、憲法改正には反対ではないけど。議員によって
温度差があるし、上の3党ほどには熱心ではない。(・・)>
 
 mewは、こういうところで、国民と政治家の考えが乖離して
いるな~と感じてしまう部分があるのだけど・・・。

 mew周辺を見ると、どの政治家や政党が、憲法改正に関して
どのような考えを持っているのか、ほとんど無関心orわかって
いない人が、あまりにも多いように思える。
<護憲派の人が、「舛添がいい」というので、「あの人は、
めっちゃ改憲派なんだよ」って言ったら「うっそ~。あまり軍事
とかのことを言わないし、平和主義なのかと思っていたのに~」
という感じ。^^;> 

 今度の参院選では、自民党や「た」党が、まさに憲法改正を
公約&争点にして戦う姿勢を示しているし。
 もし参院で改憲推進政党が過半数をとるようなことがあれば、
憲法調査会を作って、改憲のスケジュールを早く進めようとする
可能性が高い。(~_~;)

 だから、どうか自分が投票するかも知れない政党が、憲法改正
に関して、どのような考えを持っているのか、それは自分と一致
するのか、しっかりチェックしておいて欲しいと思うのだ。(**)

* * * * *

 で、参考になるように、こちらに憲法記念日に各党が出した
コメントの要旨をアップしておきたいと思う。(・・)

『☆ 憲法記念日に当たっての各党談話(共同通信3日より) 

 憲法記念日に当たり、各党が3日付で発表した談話などは
次の通り。

 ▽民主党(鳩山由紀夫代表談話)憲法三原則の順守、憲法の保障
する諸権利の実現を第一とし、国民生活再建に全力を挙げる。現行
憲法に足らざる点があれば補い、改めるべき点があれば改める。
各党間で議論できる環境整備を目指す。

 ▽自民党(谷垣禎一総裁談話)憲法審査会の設置が義務化された
が具体的な設置規程すら定められない状況で、国会の不作為責任
が問われる。日本にふさわしい歴史と伝統を織り込んだ品格ある
国家を目指し、新憲法制定に取り組む決意だ。

 ▽公明党(党アピール)憲法審査会を休眠状態のまま放置し、
憲法論議の深まりを阻んできた民主党は批判されるべきだ。憲法
三原則を堅持し、環境権などを付け加える「加憲」が妥当だ。
未来志向に立ち、国民と堅実な憲法論議を進める。

 ▽共産党(市田忠義書記局長談話)民主党の掲げる国会改革は、
憲法が定める国会の「国権の最高機関」としての役割を形だけの
ものにし、許すわけにはいかない。平和・人権・民主主義の憲法
が花開く日本を築くため全力を尽くす。

 ▽社民党(党声明)憲法理念の実現のためにまい進することを
誓う。切り捨てられた社会保障や雇用を立て直し、真の政治を
取り戻さねばならない。これからも憲法改悪に反対する人々と
手を携えて、憲法審査会を動かさないよう注視する。

 ▽国民新党(森田高政調会長談話)現行憲法と現場の乖離
(かいり)が意識され、国民投票法や米軍再編をめぐり議論
されている。現憲法の精神と基本原則を維持しつつ、十分な国民的
議論を踏まえ、党利党略を排した見直しを自主的に行うべきだ。

 ▽新党改革(舛添要一代表談話)新しい時代にふさわしい憲法
に改正すべきだ。そのためにも、法律で定められた憲法審査会を
一日も早く機能させねばならない。

 ▽みんなの党(党談話)憲法についての論議を恐れず、時代の
変遷に合わせて改めるべきところ、加えるべきところを真摯
(しんし)に議論していく。議論の場さえ提供しないという姿勢
とは一線を画す。

 ▽たちあがれ日本(党声明)独立国家としてふさわしい仕組み
を再構築するにはわが国の歴史と伝統、文化を踏まえた新たな
憲法の制定が不可欠。今国会で憲法審査会を始動させ、自主憲法
制定を目指した議論を開始することを呼び掛ける。

 ▽新党日本(党談話)基本的人権尊重主義と平和主義に基づき、
すべての個人に最低限所得を保障するベーシック・インカム導入
と、天変地異などに直面した地域へ駆け付ける国際救助隊創設を
目指す。

* * * * *

 一般世間は、全く改憲ムードにはなっている様子はないの
だけど。
 これを見ると、政界では、自民党や第二自民党とも言える
保守系の新党が、かなり改憲に力を入れているのが、わかるの
ではないだろうか?

 それゆえ、参院選では、どうか憲法に関する政策もよく考えた
上で一票を投じて欲しいと思うmewなのだった。(@@)
  

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by mew-run7 | 2010-05-03 18:16 | 憲法&憲法改正 | Trackback(8) 

改憲に賛成の国民が、どんどん減少。but、「何が何でも」と中曽根&推進派

  これはお休み1回のちょっと短めの記事です。

最新の記事(10個)のコーナーはヨコの欄に。
*印のついた報道記事は、文末のMore部分にあるです。

  今日は、63回目の憲法記念日だ。(~~)

  もしかしたら、この10年ぐらい・・・特にブログを始めてからの
5年ぐらい)の間で、今日ほど穏やかな気持ちで迎える憲法記念日
はなかったかも知れない。(^^♪
 
  それも、前記事でも少し触れたように、民主党が07年の参院選、
09年の衆院選で勝って、自民党を政権の座からおろしたお陰かと
思うと、しみじみ政権交代が実現できてよかったな~と思ってしまう。"^_^"

 というのも、今月18日には、07年に安倍元首相の下で、自民党が
強引に成立させた「憲法改正のための国民投票法」が施行されるの
であるが・・・。
 もし自民党政権が続いていたら、しかも安倍晋三氏など超保守派
or石破茂氏らのような(新)保守タカ派が実権を握っていたなら、
下手すると、年内に国会で憲法改正の発議がなされて、今年か
来年には、憲法改正の国民投票が行なわれる可能性が高かった
からだ。(~_~;)

<彼らの改憲の計画を阻止するためには、自民党を政権の座から
おろすしかなかったわけで。(+民主党内の保守タカ派も封じ
込める必要があったし。> だから、mewは、本当は、あまり
好きではない小沢一郎氏の力に期待することにしたのだ。(・・)
 もう旧・自民党は嫌いだとか、ダーティ&豪腕な政治家は
好きではないとか、そんないれいごとを悠長に言っていられる
ような状況ではなかったのよね。(-"-)>

* * * * *

 近時は、憲法改正に賛成する人が、また減って来ているらしい。

『毎日新聞が4月17、18日実施した全国世論調査では、同法施行
によって憲法改正の動きが進むことに「期待する」との回答が50%、
「期待しない」が48%と拮抗(きっこう)。憲法改正には与野党の
幅広い協調が必要だが、今夏の参院選へ向け政争が激化しており、
憲法論議は盛り上がっていない。<毎日新聞2日より・全文*1>

『日本経済新聞社が実施した世論調査によると、現憲法を「改正
すべきだ」との回答が47%で「現在のままでよい」の40%を
上回った。1年前の調査と比べて改憲支持は変わらなかったが、
護憲支持が2ポイント増え、その差は縮まった。国民投票法の
18日施行を聞いたところ、「知らない」は76%に達し、「知って
いる」は20%にとどまった。(中略)

 世論調査によると、改憲を支持する理由は「時代に沿った考え方
を盛り込む必要がある」が前回調査より2ポイント減の60%で最多。
「改革を進めやすいように国の仕組みを変える必要がある」(15%)、
「現実とかけ離れた条文が目立つ」(11%)が続いた。

 「現在のままでよい」と考える理由は「よほどのことがない限り、
憲法は改正すべきではない」(29%)が最も多かった。次いで
「憲法改正をきっかけに平和主義が変質する恐れがある」(28%)、
「ほかに取り組むべき課題がある」(23%)の順だった。
<日本経済新聞2日、全文*2>』

* * * * *

 コチラに読売新聞の憲法改正に関する調査結果のまとめ(賛否の
推移など)があるのだけど。

 近時で言えば、90年代後半から、超保守派や保守タカ派が、
本格的&現実的に憲法改正を目指して活動するようになって。
 小泉元首相が、党内の保守派の支持を得るために、憲法改正
(&靖国参拝)を公約にして、01年に総裁選に当選。05年
に自民党の新憲法草案を発表した頃には、憲法改正に賛成する
人が60%超に達して、改憲推進派はイケイケ・モードにはいり
つつあったのだけど・・・。

 皮肉なことに、我こそが憲法改正(新憲法制定)を実現して
みせると意気込んでいた安倍晋三氏が首相になった06年頃から、
憲法改正に賛成する人がどんどん低下。賛成、反対が5分5分
という感じになりつつある。^^;

 それに、たとえば、mewのように、憲法を改正すること自体
には賛成だけど、改正の内容によっては反対という人もいると
思うし。特に、9条改正に賛成の人は30%ぐらいしかいない
わけで、今、改憲推進派が目指している改正の草案に賛成する
国民は、過半数には達さない可能性が高いのではないかな~と
思ったりもする。(**)

<っていうか、正直なところ、今、一般国民の中で、憲法改正
に大きな関心を抱いている人は、ほとんどいないのではない
だろうか?(@@)
 マジにどうしても憲法改正すべきだと思っている人が、2割
いるかいないか・・・というとこかな?(・・)

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 このような状況を見て、ともかく1日も早い憲法改正の実現を
目指している推進派としては、気が気ではないことだろう。^_^;

 何だか、ほとんどマスコミに取り上げられなかったのだけど。
 今年も、4月28日にしっかりと「新憲法制定議員同盟」(会長・
中曽根康弘元首相)が主催する「新しい憲法を制定する推進大会」
が開かれていたのだが。何だかある種の焦りや悲壮感さえ伝わって
来るような感じもあった。^_^;

『超党派の国会議員らでつくる「新憲法制定議員同盟」(会長・
中曽根康弘元首相)は28日、東京・永田町の憲政記念館で
「新しい憲法を制定する推進大会」を開いた。大会は「憲法の議論
は国家の基本課題で、おろそかにすることは許されない」として、
衆参両院の審査会の早期始動を求める決議を採択した。

 大会には経済団体の代表を含め1000人以上が参加。中曽根氏
は「世論調査の憲法改正への賛否は一時、賛成の方がかなり強かった
が最近は同じくらいだ。鳩山内閣が憲法問題へのはっきりした態度を
押し出さないことがある」と述べ、憲法論議に消極的な鳩山政権を
批判した。さらに中曽根氏は「憲法を改正しようとするわれわれの
志は熱く、何が何でも達成しなければ、死んでいけない」と熱弁を
ふるった。<産経新聞4月28日より>』

* * * * *

 もう、この「何が何でも達成しなければ、死んではいけない」と
いう「改憲・命!」の中曽根元首相の言葉を見ただけで、mewは、
ぞぞ~っとしてしまうとこがあったのだけど・・・。^^;

 その改憲推進派の焦り&怒り(?)の矛先は、何と鳩山首相に
向けられてしまったようだ。(~_~;)

『「鳩山首相のおじいさんは憲法改正を標ぼうして衆院を解散し、
大勝した鳩山一郎元首相だ。おじいさんの遺志を継ぎ、敢然と前進
してほしい」。中曽根康弘元首相は4月末、都内で開いた「新しい
憲法を制定する推進大会」で改憲に消極的な首相に不満をぶつけた。
<時事通信2日より>』
 
 鳩山首相への批判や要望が出て、民主党の超保守っ子&改憲推進
派の松原仁氏は、困ったようなのだが。
『松原氏は「鳩山由紀夫首相の内面には烈々とした思いがある。
その思いが表に出るよう戦い抜く」と強調した。<時事2日より>』
『「憲法を新しく作っていこうという烈々たる思いを、鳩山首相は
お持ちだと確信している」と釈明した』ようだ。^^;
<産経新聞4月28日より>

<ちなみに、自民党政権下では、この大会(前身の会合含む)に
官房長官や大臣クラスが出席していたのだけど。民主党政権では、
大臣クラスはひとりも出席しなかったとのこと。"^_^"
 ただ、超保守仲間の松原くんや長島くん(彼は防衛政務官よね)
などは、壇上で挨拶をしていたという。(ーー)>

* * * * *

 確かに、鳩山首相は、かなりの改憲論者で、自ら改憲試案を
作って、本として出版したこともあるほどだし。同氏や枝野幸男氏
は、自民党の議員とも協力して、改憲を進めようとしていたこと
もあったんだけどね。(~_~;)

 でも、鳩山氏は首相に就任した時に、「今は憲法改正を考える
べき時期ではない」と明言しているし。
 枝野氏も先月の会見で、「(改正は)憲法が障害になっている
ために(物事が)前に進まない段階で初めてやればよい。現時点で
公式の議論をする必要はない」と発言しているので、鳩山内閣が
存続する限りは、民主党が改憲運動に加担する可能性は、かなり
小さいのではないかと思われる。(**)

 ただ、自民党は、次の参院選までに、憲法改正の原案を作ること
まで検討しているとのこと。(-"-)

 しかも、もし鳩山首相が辞任することになった場合、民主党の
次期代表=次期首相が誰になるのかで、ガラ~ッと様相が一変
してしまうおそれがあるわけで・・・。
 それを考えると、「まだまだ安心し切れないぞ~」と思ってしまう
mewなのであった。(@@)

  <つづく>        THANKS

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by mew-run7 | 2010-05-03 06:21 | 憲法&憲法改正 | Trackback(5) 

徴兵制の話も出た?、自民の改憲推進本部のアブナイ改憲論点

最新の記事(10個)のコーナーはヨコの欄に。
*印のついた報道記事は、文末のMore部分にあるです。

一昨日の夜、知人が「自民党が保守化路線を行くとはきいていた
けど、まさか早々に徴兵制とか言い出すとはね~」と言うのを
きいて、「え~~~?」と。(゚Д゚)

 で、帰宅してネットを見てみたら、『自民、徴兵制導入検討を
示唆 5月までの成案目指す』(共同4日・後掲)というタイトル
が目に飛び込んで来て、「これか~」と思ったのだけど。

 その後、自民党が出したという論点整理の表を見てみたら、
「天皇元首」「国旗、国歌の規定」とか。軍隊がらみでは、
「兵役義務」「軍隊と国民」「集団的自衛権」などの物騒な言葉
がずら~っと並んでいるのを見て、ギョギョッとさせられると
共に、かなり呆れてしまうところもあった。(@@)

* * * * *

 自民党は、昨年の総選挙で惨敗した後、党再生の方針として、
「保守政党」としての存在をアピールすることに決めて、新綱領
でも、基本政策の一番目に「新憲法の制定を目指す」と明記した。
 そして、改憲を具体的に実現するために、党内に「憲法改正
推進本部」なるものを設立。その初会合が4日に行なわれた。

 谷垣総裁は、初会合の席で『「自民党は自主憲法の制定を党綱領
に明記している。党の旗印の1つとして憲法問題を眠らせること
なく前に進めていきたい」と述べた』という。(産経新聞4日より)

 先に、その会合で示された論点整理表というのを

『『自民党の憲法改正推進本部(保利耕輔本部長)は4日の会合で、
憲法改正の論点整理を発表した。天皇を元首と明記することを
はじめ、国旗・国歌や外国人に参政権を付与しない規定など、
同党が平成17年に発表した新憲法草案に盛り込まれなかった
内容が中心となっている。

 推進本部は「あるべき国家像という学術的・学理的な側面から
憲法論議を進めたい」(保利氏)としており、憲法改正手続きを
定めた国民投票法が施行される5月までに、「自民党らしさ」を
踏まえた改正案の取りまとめを目指す。

 論点整理の要旨は次の通り。

 第1 総論

 一、憲法改正国民投票法の有権者が18歳以上になるため、
少なくとも高校で憲法を学ぶ必要がある

 一、「日本らしい日本の確立」のために自民党が主張する憲法
改正の柱の明確化

 一、憲法改正要件を規定する96条の改正から、憲法改正の行動
を起こすべき

 一、国旗・国歌の規定を置くべきか

 第2 各論

 一、象徴天皇制を維持した上で、天皇が元首であることを明記
するか

 一、天皇の国事行為に「承認」の文言は不要

 一、国家としての安全保障をどう表現するか。集団的自衛権と
国家の同盟関係のあり方を再検討

 一、民主主義国での兵役義務の意味と、軍隊と国民の関係を検討
する必要があるのではないか

 一、外国籍には国・地方を通じて参政権を有しないことを明記
するか

 一、一院制・二院制の是非を検討

 一、軍事裁判所の必要性  <産経新聞4日>』

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 いや~、何だかここまで来ると、完全にウヨ保守政党であること
を前面に出す気なのかな~とも思ったりして、逆に「お見事!」と
言いたくなるような感じもしたのだけど。^^;

 で、上述の「兵役の義務」という部分に着目した複数のメディア
が、そのことを大きく取り上げたため、大島幹事長が、あわてて
釈明&火消しを行なったという。(・・)

『自民党憲法改正推進本部(本部長・保利耕輔前政調会長)は
4日の会合で、徴兵制導入の検討を示唆するなど保守色を強く
打ち出した論点を公表した。これを基に議論を進め、05年に
策定した改憲草案に修正を加えて、憲法改正の手続きを定めた
国民投票法が施行される5月までの成案取りまとめを目指す。

 参院選を視野に、離反した保守層を呼び戻す狙いとみられる。
ただ05年草案も徴兵制には踏み込んでおらず、「右派」色を
強めたと受け取られる可能性もある。今後党内外で論議を呼ぶ
のは必至だ。

 大島理森幹事長は4日夜に「論点は他の民主主義国家の現状を
整理したにすぎない。わが党が徴兵制を検討することはない」と
火消しを図るコメントを発表した。

 論点では「国民の義務」の項目で、ドイツなどで憲法に国民の
兵役義務が定められていると指摘した上で「民主主義国家における
兵役義務の意味や軍隊と国民との関係について、さらに詰めた
検討を行う必要がある」と記述。<共同通信4日>』

<でも、ふつうに考えれば、徴兵制とかそれに類するものを全く
考えていない人たちは、わざわざ他国の憲法の「兵役の義務」に
ついて論点にして、検討したりはしないと思うけどね。(ーー)>

* * * * * 

 ところで、自民党は、立党50周年を迎えた05年に、「新憲法
草案」なるものを発表しているのだけど。<草案全文はコチラ
あと、コチラの「こんな新憲法はイヤだ~~~!!!」という記事
に、主要な改正点を記してあるです。(・・)>

 何故、今頃になって、この草案を見直す動きが出るのかと言えば、
当時の小泉首相が、超保守派の考えた原案をかなりカットor修正
してしまったため、それに対する不満がいまだに渦巻いている
からなのだ。(@@)

 自民党は、結党以来、新憲法制定を綱領に掲げているのだけど。
 実際には、党内には、憲法改正推進派から絶対護憲派に近い人
まで、また超タカ派からハト派の人まで幅広い(バラバラとも
言う?>考えを持った人がいるし。何より一般国民の多くが、憲法
改正を強くは望んでいないこともあって、改憲の動きが高まらない
まま、21世紀を迎えることになった。(+_+)
 
 でも、90年代の終わり頃から、党内には、何とか早く憲法
改正をという政治家が増えて来て。森&小泉政権の時に、改憲
への動きが加速。国会に憲法調査会を作ったり、自民党を中心に
改憲草案の準備を進めたりするようになるのだが。
 彼らは、同じ改憲推進派でも、国家観や憲法に対する考えが
かなり違うため、話がなかなかうまくまとまらない状況が
続いているのである。(@@)

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 改憲推進派の中でも、いわゆる戦前復古主義的な超保守の思想
を持つ人たちの多くは、現憲法は米国に押し付けられたものだと
して、その存在や効力を認めない。<上の記事にもあるけど、この
人たちは、(現)憲法の改正とは考えず、新憲法制定という言葉を
使いたがるので、その点でもゴタついたりすることが・・・。^^;>

 そして、彼らは、戦前の日本に近い形で、天皇を頂点にして、
国民はその下で、国家&天皇(国体)のために奉仕して富国強兵
に努めるというピラミッド型の国家を築くことを理想としている
ので、できるだけそれに沿う形で、国が国民をコントロール
しやすくなるような新憲法を作ろうと考えている。(ーー)

<超保守派の代表格は、安倍晋三氏、平沼赳夫氏。コチラ
挙げた議員らも。彼らは、また集会や出版物、ネットなどを使って、
自分たちの思想を広めて、改憲の国民的な運動を起こそうとも
していて。それで、いわゆるネトウヨも誕生したのよね。(>_<)>
 
 他方、一般的な保守&タカ派の人たちは、超保守派とは違って、
戦前回帰の思想はないし、基本的には、現憲法の存在を肯定して
いるのだけど。彼らの場合は、特に9条を改正して、日本にも
正式な軍隊を作って、アジア諸国に対する防衛力を強化すると
共に、欧米と共に世界の舞台で活躍できるようにしたいと考えて
いる人の方が多い。(-"-)
<自民党では、石破茂氏が代表格。また、民主党の改憲派も、
このタイプが多い。> 

 で、自民党内で憲法草案を考えた時も、超保守派が自分たちの
思想や思い入れを込めた原案を作ったのだけど。<この時に、
上述のような天皇元首制とか、兵役の義務or国防の義務を入れよう
という話があったのよね。(~_~;)>

 ところが、党内で異論が出たため、当時の小泉首相がこのまま
では草案がまとまらない&国民からの支持も得にくいということ
で、超保守派の主張した部分をカット&修正してしまったため、
超保守派の中には、「こんな草案では、改正する意味がない」と
怒っている人も少なからずいて。
 今回、改めて、自分たちの考えを盛り込んだ草案を作ろうと
張り切っているようなのだ。(-"-)

* * * * *

 ちなみに、mewは以前から書いているように、憲法を改正
すること自体には、反対の立場ではない。
 憲法が自ら改正されることを予定して、その規定を設けて
いる以上、そう考えるのが自然だと思うし。主権者である国民
が本当に望むなら、そして、それが国民の利益につながるもの
であると思えるものなら、賛成してもいいと考えている。(・・)

 ただ、mewは、今、自民党が中心になって行なおうとして
いる憲法改正やその草案には、断固反対だ。(**)

 彼らの多くは、主権者である国民の存在を軽視して、自分たち
の思いを実現するために、しかも政治家が主導する形で、強引に
憲法を変えてしまおうとしているからだ。(-"-)

 それに、「平和が一番!」のmewには、軍隊の活動範囲を
広げるために憲法9条を改正することには賛成できるはずも
ないし。ましてや、時代を逆行して、戦前復古主義の思想に基づく
ような憲法を作るなんて、あり得ない・・・というか、あっては
ならないことだとさえ思っている。(`´)

* * * * *

 まあ、おそらく、自民党がどんどん保守化を強めて行けば行く
ほど、一般国民の心は、どんどん自民党から離れて行く可能性が
高いとは思うのだけど・・・。^^;

 それにしても、今回の件で、万一、自民党がまた政権の座を奪取
することになったら、やっぱ絶対に「日本がアブナイ!」と、
改めて再確認させられたmewなのであった。(@@)
 
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