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カテゴリ:(再び)安倍政権について( 1472 )

仙台市長選で、民進・野党共闘候補が勝利&内閣支持率20%台で「安倍おろし」始まるか?

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【*1、*2などの関連記事は、記事の最後にあるMoreの部分にあります。】

昨日23日には、と~っても嬉しいニュースが2つあった。(^^♪

 一つは、宮城県の仙台市長選で、民県連・社推薦の郡和子氏(60・元民進党衆院議員)が、自公県連推薦・こころ支持の菅原裕典氏(57・自営業)を抑えて勝利し、初当選を果たしたこと。(*^^)v祝

 自民党は都議選に続いて大きな地方選挙で負けることに。しかも、今回は小池新党のような同じ自民保守系の候補ではなくて、天敵である民進党の候補に負けたことのダメージは大きいと思うし。 逆に野党にとっては、ここで民、社、共、自の野党共闘が成功したことはプラスに働くことだろう。(・・)


 もう一つは、毎日新聞の世論調査でも、安倍内閣の支持率が30%割れ、不支持率が50%超えしたことだ。
 他の質問の回答見ても、もはや国民が安倍首相の交代を望んでいることが明らかになっており、上の選挙結果も受けて、今後、「安倍おろし」が加速する可能性が大きくなって来た。(@@)

* * * * *

 まずは、仙台市長選の話から・・・。

 23日に投開票された仙台市長選で、民・社推薦の郡和子氏(60・元民進党衆院議員が)自公県連推薦・こころ支持の菅原裕典氏(57・自営業)を抑えて勝利。市長として、初当選を果たした。!(^^)!

【仙台市長選・得票(選管最終)・・・郡和子氏 165,452票、菅原裕典氏 148,993票、林宙紀氏 61,647票、大久保三代氏 8,924票】

 投票率は44。52%。ぱっと見、低い数字なのだけど、何と前回は30・11%だったとのことで。やっぱ投票率が上がれば、野党は自民党に十分に太刀打ちできるのである。(++)
 
 実は、もうひとり民進党(と言っても、元みんな・維新の保守系だけど)の国会議員をやめて出馬した人がいたので、アンチ安倍票が割れるのではないかと心配していたのだが。郡氏が思ったよりも自民候補に差をつける形で、しっかりと勝てて、ほっとしている。"^_^"

 今回は、民進党は地元の安住淳代表代行や岡田克也前代表など、いわゆる大物国会議員も駆けつけて応援を行なったのだが。演説の手ごたえが悪くなかった様子。

 やっぱ民進党は、ちゃんと安倍批判したり、自分たちの考えを主張したりすれば、それなりに理解が得られて、アンチ安倍派の受け皿になれるし。社共自などとうまく選挙協力すれば、票も集められるわけで。
 この結果を受けて、もう少し自信を持って、国会対策、選挙対策に望んでいいのではないかと思うし。他党との選挙協力に負け向きになった方がいいと思う。(**)

<頼むから身内で足を引っ張るのはやめて欲しい。折角、いい感じになって来ているのだから、文句がある人は、早くどこかの新党に移った方がいい。もうすぐ安倍っちのやぶれかぶれ解散があるかも、なんてウワサも出てるし。移籍するなら、今のうちだよ!(~_~;)>

* * * * *

 逆に、自民党としては、大都市の首長選で民進党候補に負けたのは、かなり痛いことだろう。^^;

 ちなみに、こちらは、逆風を懸念して菅官房長官など国会議員が応援に行っても、街頭演説には立たず。<産経いわく「ステルス」作戦で、室内の支援者向けの会合で応援演説するにとどめたらしい。菅氏の時はメディアに非公開だったとか。>
 代わりに、奥山現市長や村井県知事などが応援に訪れたものの、支持が伸びなかったという。(-"-)

 党内には、「トップを代えなければ」という声も出始めているという。<`~´>

* * * * *

『安倍政権、痛撃 仙台市長選 “民共共闘”郡和子氏が勝利 自公系敗退

 任期満了に伴う仙台市長選は23日投開票が行われ、民進、共産など野党4党が支援する新人の元復興政務官、郡和子氏(60)が、自民、公明両党の県組織と日本のこころが支持する葬祭業社長、菅原裕典氏(57)ら他の新人3人を破り、初当選を確実にした。内閣支持率が下落する安倍晋三政権にとって、与党候補が“民共共闘”候補に敗れたことは大きな痛手となる。

 投票率は44・52%で、過去最低だった前回の30・11%を14・41ポイント上回った。

 市長選は、東日本大震災の復興対策などが争点だった。同時に、自民党が大敗した2日の東京都議選直後のタイミングで、しかも与野党対決の構図となっただけに、勝敗は国政に直結するとして注目されていた。

 民進党は当初、郡氏への目立った応援は控えていたが、地元民放の元アナウンサーとして知名度が高い同氏の「優勢」が伝わると、枝野幸男前幹事長らが相次いで応援に駆けつけ、政権批判を繰り広げた。さらに、共産党が組織をフル動員させたことで郡氏の勝利につながった。

 菅原氏も政党色を前面に出さない選挙戦を展開し、自民党も「ステルス」作戦に徹し、国会議員は街頭演説を控えた。一方で各種団体の組織固めに努め、宮城県の村井嘉浩知事や引退する奥山恵美子市長も応援に駆けつけた。それでも、逆風下での厳しい選挙戦を強いられ、都議選からの連敗を阻止できなかった。

 元衆院議員の林宙紀氏(39)と元衆院議員の大久保三代氏(40)は市政刷新を訴えたが、及ばなかった。(産経新聞17年7月23日)』

* * * * *

『自民幹部「トップ代えねば」 大型地方選連敗に危機感

 加計学園問題が安倍晋三首相を直撃し、内閣支持率が急落するなかで迎えた23日の仙台市長選。自民党にとっては東京都議選に続く大型地方選挙での連敗だけに、党内には危機感が広がっている。

 与野党対決型の選挙だったが市政自体には明確な争点がなく、与党候補が政権批判を正面から受けた。閣僚経験者は「都議選と同じで安倍内閣、安倍さん個人の評価だ」と指摘した。

 ある党幹部は「支持率は下がる。選挙には勝てない。トップを代えなくちゃ、次の衆院選は戦えない」と述べ、「安倍おろし」の動きが出てくる可能性に言及した。中堅議員は「強引な政権運営のつけが出ている。内閣改造しても駄目だ」と語った。

 公明党の斉藤鉄夫選挙対策委員長は記者団に「逆風は感じた。国政への批判もあった」と指摘した。

 一方、民進党衆院議員から転じた郡和子氏を支援した野党。地元選出の民進の安住淳代表代行は記者団に「安倍政権への信任投票的な意味合いを帯びた。そこに野党共闘がうまくかみあった」と強調。共産党の小池晃書記局長は朝日新聞の取材に「野党と市民の共闘が、安倍政権への怒りの受け皿になった」と語った。(朝日新聞17年7月23日)』

『政権与党とのパイプは大きな武器となるはずだった。菅原氏は「自公の国会議員の力を借りて、国に要望を伝えられるのは私だけ」と繰り返しアピールしたものの、肝心の自民が前面に出る場面はほとんどなかった。大物国会議員が駆けつけることはほとんどなく、陣営幹部は「街頭での演説は遠慮してもらった」と打ち明けた。

 20日夜にあった菅原氏の個人演説会。応援に駆けつけた自民党の山本一太参院議員は「与党国会議員としておわびしたい。自民1強でおごりがあった」と頭を下げた。

 一方、郡氏側は民進党の岡田克也元代表ら各党幹部クラスが相次いで仙台入りした。加計学園問題などで安倍政権批判を繰り返し、元自民党県連幹部の村井嘉浩知事と近い菅原氏に対して「お友達政治は許さない」と繰り返した。(毎日新聞17年7月23日)』

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 そして、内閣支持率が下げ止まらないという話を。<安倍首相が期待するほど、改憲への理解もないようだ。^^;>

『<内閣支持率>続落26% 「総裁3選」62%否定

 毎日新聞は22、23両日、全国世論調査を実施した。安倍内閣の支持率は26%で、6月の前回調査から10ポイント減。不支持率は12ポイント増の56%だった。支持率が20%台になったのは2012年12月の第2次安倍内閣発足後、初めて。安倍晋三首相の自民党総裁任期が来年9月に終わることを踏まえ、「代わった方がよい」との回答は62%(3月調査は41%)で、3期目も「総裁を続けた方がよい」の23%(同45%)を大きく上回った。首相の政権運営は厳しさを増している。

 首相の友人が理事長を務める学校法人「加計(かけ)学園」による国家戦略特区を利用した獣医学部新設計画を巡り、政府のこれまでの説明を「信用できない」は76%に達し、「信用できる」は11%。内閣支持層でも「信用できない」(49%)が「信用できる」(36%)よりも多かった。首相は24、25両日、衆参両院予算委員会の閉会中審査で、加計学園の計画に自身が関与していないことを説明する考えだ。

 調査では「安倍1強」の政治状況についても聞いた。「自民党から安倍首相に代わる人が出てきてほしい」が31%で最も多く、「野党から首相に対抗できる人が出てきてほしい」は25%、「新しい政党や政治団体から首相に対抗できる人が出てきてほしい」は23%。「安倍首相が強いままでよい」は7%にとどまった。自民支持層では「安倍首相に代わる人」が51%を占め、「ポスト安倍」への期待をうかがわせた。

 支持率は2カ月連続で10ポイント下落し、与党内では憲法改正論議への影響を懸念する声も出始めた。今回の調査で、首相が目指す20年の改正憲法施行について、議論を「急ぐ必要はない」は66%、「急ぐべきだ」は22%。首相が5月に改憲方針を表明した後、慎重論は調査のたびに増えている。憲法9条の1項と2項をそのままにして、自衛隊の存在を明記する首相の改正案に関しては、「反対」が41%(前回比5ポイント増)、「賛成」が25%(同2ポイント減)、「わからない」が27%(同3ポイント減)だった。

 政党支持率は、自民25%▽民進5%▽公明3%▽共産5%▽維新2%--など。「支持政党はない」と答えた無党派は52%だった。【池乗有衣】(毎日新聞17年7月23日)』

* * * * *

 ちなみに、昨日、毎日新聞が仙台市で行なった出口調査では、政党支持率が、こんな風になっていたという。

『主な政党支持率は、自民24%▽民進13%▽公明4%▽共産4%--など。無党派層は52%だった。(毎日新聞17年7月23日)』
<あと無党派層のうち2割、つまりは10%は、元・みんな・維新・民進の保守系野党候補に投票したらしい。>

 もし全国でも「自民20%前後、民進15%前後」ぐらいの支持率まで持っていければ、国政、国会、選挙の流れがかなり違って来るのではないだろうか?(・・)
 
* * * * *

 安倍首相&仲間たちは、もしかしたら、ここで自党をまとめるため&野党を分断するために、最後の手段として、敢えて「憲法改正」を持ち出して来るかも知れないのだけど。
 自民党の中にはそこまで熱心に改憲を望む人、改憲実現のために安倍と共に勝負したいと思っている人は、半分いるかいないかなのではないかと思うし。(改憲に熱心な国民はもっと少ないし。)
 どうせなら、この際、安倍首相に改憲を持ち出してもらって、現実を思い知らせるのがいいかもとさえ思い始めているmewなのだた。(@@)

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by mew-run7 | 2017-07-24 04:01 | (再び)安倍政権について | Trackback(1)

官邸の暴挙に獣医師会が反乱で、議事録を配布&国会も出席。大学は積極的に生徒募集

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【*1、*2などの関連記事は、記事の最後にあるMoreの部分にあります。】


 昨日アップした『参考人が増えた閉会中審査+メッキがはげて来た山本地方相+幹事長室が石破叩きの一斉メール』の関連記事を・・・。

 昨日の記事で、もし獣医師会から参考人を呼ぶなら、『北村直人顧問ならいいんだけどな~。<獣医学部新設に関しては、政府の強引な手法を批判することが多いので。>』と書いたのだけど。
 北村氏も、閉会中審査の参考人招致に応じる意向を示しているらしい。(・・)

 あとで載せる記事にあるように、加計学園が経営する岡山理大は、獣医学部の生徒募集活動を積極的に行い始めている様子。(本当に、推薦募集とかもしちゃうのかな~?^^;)
 実際に獣医学部の新設が認可されるのは8月末なのだが。森友学園の時もそうだったのだけど。開学のため新入生を募集している大学に関して、国会で議論されるというのも何か妙なものだ。(~_~;) 
 
『<加計新学部>獣医師会の北村氏が反論へ 山本担当相発言に

 日本獣医師会顧問で政治団体・日本獣医師連盟委員長の北村直人元自民党衆院議員は22日、毎日新聞の取材に、国会の閉会中審査の参考人招致に応じる意向を示した。加計学園が獣医学部を新設する事業者に決まる2カ月前、山本幸三地方創生担当相が学園による新設を前提とした発言をしたことが記録された獣医師会側の内部文書を巡り、山本氏が内容を否定していることに反論するとみられる。

 文書には、昨年11月に山本氏が「四国に新設することになった」と語ったことが記されているが、山本氏は京都府も新設を提案していたことから「『京都もあり得る』と述べた」と主張。北村氏はこれまで文書の一部を報道陣に示し、京都を巡る山本氏の発言は「記録にない」としていたが、22日は「(全文を)精査したら京都に言及していた」と修正した。ただ山本氏の発言として「放っておくと京都などが続いてくる」「そうならないようにする」との記載もあるとし、北村氏は「山本氏が『加計ありき』だったことに変わりはない」と述べた。【遠藤拓】(毎日新聞17年7月22日)』

* * * * *

 さて、昨日の記事にも書いたように、獣医学会は本当は獣医学部の新設に大反対だったのである。<今治市が戦略特区に申請してから15年間、認められなかった最大の理由もそれだろう。>

 実のところ、日本獣医師会は、今でもホンネでは獣医学部新設には、反対なのだ。(ーー゛)
 しかし、安倍官邸が(お友達のために?)強引に獣医学部新設を認めてしまったわけで。今でもそれを快く思っていないのである。^^;

 これは、獣医師会HPにアップされている蔵内会長の「平成29年 新年のご挨拶」なのだが。昨年11月に獣医学部新設が決定したことに関して、ウダウダと書き並べることしばし。(*1)
 最後に、改めて「獣医学部・学科の新設には反対することを,今後も主張してまいります」「一方的に獣医学部の新設が決定されたことはきわめて遺憾であります」と念を押ししているほどだ。(@@)

『このような暴挙というべき国家戦略特区による獣医学部の新設は,これまで関係者が実施してきた国際水準達成に向けた努力と教育改革にまったく逆行するもので,不適切であること,平成 26年 6月 27日開催の本会第 71回通常総会で決議したとおり獣医学分野の入学定員の抑制方針の緩和による獣医学部・学科の新設には反対することを,今後も主張してまいります.

 特に,今回,獣医学教育及び獣医師職域の現状及び将来の在り方について,十分な検証も行わず,本会等関係者が意見を述べる機会もないまま,一方的に獣医学部の新設が決定されたことはきわめて遺憾であります.養成人数の過剰問題を抱えている弁護士や歯科医師のようになることだけは避けなければなりません.会長として,今後もこれらの課題に全力で取り組んでまいりますので,皆様方のご支援ご協力をお願いいたします.』

* * * * * ☆

 ただ、安倍官邸もなかなか引こうとせず。昨日の記事に書いたように、山本大臣が「このまま放置すると京都も」と脅しをかけて来たりするので、獣医師会は「もしどうしても獣医学部を新設する場合、一校だけにしてくれ」と要請したのである。(・・)

 ところが安倍首相は、彼らの言質をとるような感じで「一校開学を認めたのは、獣医師会の要請によるものだ」などと発言。
 さらに、近時になって、「3校でも4校でも開学を認めたい」と言い出したため、獣医師会もこのまま黙っていると、本当に好き勝手なことをされるぞと警戒して、動き出したのである。(~_~;)

 そのようなこともあって、北村氏の安倍官邸のやり方に対する疑問と不満が、不信感が増大。「総理が出席する閉会中審査の前に、現実を伝えるべきだ」として、今回の山本発言が載っている会合の記録を会員に配布したり、メディアに公開したりする道を選んだのだ。(**)

 下にアップするAERAの記事もその一つだ。(++)

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『日本獣医師連盟委員長が激白「総理出席の閉会中審査前に“加計ありき”伝えるべき」
<AERA・7/22(土)>

 安倍晋三首相が7月24、25日に出席する国会の閉会中審査を前に、これまでの政府答弁を覆す新たな文書の存在が明らかになった。日本獣医師会が作成した面会記録で、昨年11月17日に日本獣医師会を訪れた山本幸三地方創生相は、会談の冒頭でこう話したとされる。

「獣医師が不足している地域に限って獣医学部を新設することになった。財政的に大丈夫か、待ったをかけていたが、(愛媛県)今治市が土地で36億円のほか積立金から50億円、愛媛県が25億円を負担し、残りは加計学園の負担となった」

 山本氏はこれまで「加計学園ありきということは全くない。最終的には公募で決まるということで、そこでしか決まらないと重々申し上げてきた」(6月13日、参院内閣委員会)などと発言してきた。内閣府と文部科学省が特例で獣医学部設置を認める共同告示を出し、公募を開始したのは今年1月4日。日本獣医師会が作成した面会記録は山本氏の発言を覆すものになる。

 7月20日、面会記録の存在を朝日新聞や週刊文春が報じると、山本氏は同日午前、内閣府で記者団の取材に応じ、11月17日の獣医師会幹部との面会について、「獣医師会側の思い込みと私の発言を混同したものであり、正確ではない」と述べた。

 同日、獣医師会の面会記録に名前のある日本獣医師連盟委員長の北村直人さんが本誌の取材に応じた。北村さんは面会記録の存在と内容を認め、こう話した。

「山本大臣サイドから面会の申し入れがあった。11月17日は内閣府が獣医学部新設のパブリックコメントの募集を始める前日のことだ。それにもかかわらず、予算配分まで決まっている。これを加計ありきと言わずして何と言えばいいのか」

 北村さんは過去に2度、加計学園の加計孝太郎理事長と会っている。加計理事長の口から獣医学部新設にかける熱い思いは聞けなかった。冒頭の加計学園という言葉が出た際、北村さんが山本氏に「加計学園が全額負担すべきではないか」と問うと、ただ、黙っていたという。

 北村さんは「私の腹は決まっている」とした上で、こう語気を荒らげた。

 「もともと面会記録を公開するつもりはなかったが、19日に地方獣医師連盟の各委員長宛てに報道されている面会記録を送っている。獣医師会を抵抗勢力と言い、安倍総理に至っては『全国に展開』と発言された。1校に限るというのは、同じく国家戦略特区で(医学部を)新設した(千葉県)成田の国際医療福祉大学の前例にならい、きちんとやってほしいということだ。獣医師連盟の会員にも経緯をきちんと説明する必要があるし、総理が出席する閉会中審査の前に、現実を伝えるべきだと会員に声明を出した」

 山本氏が面会記録を「獣医師会側の思い込み」とコメントしたことについては、「私が現職の衆議院議員時代に同じ政策グループに所属した先輩としては、コメントをしないで、見守りたい」と北村さんは話した。(下に続く)

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 新たな文書の存在が明らかになり、加計学園の獣医学部新設に疑惑が深まる一方、今治市では建設工事が進み、来春の開校に向け、学校のPRも始まっている。

 3連休中日の7月16日、私立獣医学部受験専門予備校「ジュイク」が主催する大学説明会が京都であった。会場は個別の進路相談スペースと、各大学担当者による学校説明会場に分かれていた。当日参加した3校のうちの一つが、来春、加計学園が今治市に開校する岡山理科大学獣医学部だった。

 準備された岡山理科大学獣医学部の資料にはいずれも「設置認可申請中」の記載があり、獣医学部専用のパンフレットもあった。同大学獣医学部は文科省の設置認可の審査中だが、PR活動などに制限はないのだろうか。同省高等教育局高等教育企画課大学設置室の担当者はこう話す。

「認可前の段階では募集要項の配布や、推薦入試などの学生募集そのものは行えないが、『設置審査中』と明確に資料などに記載していれば、説明会などでのPR活動は可能です」

 岡山理科大の説明会で、加計学園の担当者は冒頭、「新聞等で世間を騒がせております」と話し、こう続けた。

 「我々は予定通り、認可が得られるであろうと思っており、本日参加させて頂いております」

 パワーポイントの資料をスライドに上映しながら、学校所在地や入試スケジュールの説明があった。ほかの2校の学校説明会は予定通り20分で終了したが、岡山理科大の説明は45分と大幅に予定時間を超えた。

 説明会後に、大阪から参加した女性に話を聞いた。

「新しくできる学校ということで熱意は感じた。関西に私立の獣医学部がなく、親としては少しでも近いところに学校ができるのは歓迎だ。ただ、報道などを見て、本当にきちんとした教育が行われるのか、特に、優秀な教員が確保できているのかは不安です」

 説明会終了後、加計学園の担当者を直撃した。

「遠方から来ている学校関係者もおり、注目の高さを感じた」

 そう手ごたえを語る一方、「PR活動を積極的に行っているのか」という記者の問いには「招待されて参加しています」と答えた。

 主催団体の関係者に確認すると、

「岡山理科大さんのほうから出たいと話を受けました」

 両者の意見は食い違うが、学校のPR活動がすでに始まっているのは確かだ。7月22、23日には岡山理科大学(岡山市)でオープンキャンパスが行われ、獣医学部の専用ブースも設置されるという。予備校関係者はこう話す。

「現役生を対象に推薦入試を実施する学校が多いなか、浪人生も対象とするなど、一人でも多くの受験生を集めようとしている。私立獣医学部の受験倍率が5倍を超えるなか、学生は集められると考えるが、受験者数にこだわっているのだろう。期待されているということを世の中にアピールしたいのではないか」

 安倍首相や国政を大きく巻き込んだ愛媛県今治市の獣医学部新設問題。認可に向けた審査の結論は8月末にも出される。(編集部・澤田晃宏)※AERA オンライン限定記事』

* * * * * 

 野党議員の質問の仕方にもよるけど。もしかしたら閉会中審査では、山本大臣と北村氏が「言った、言わない」の論争を繰り返すことになるかも知れない。^^;
 それでも、カメラを通じて各人の話し方や表情を見ることで、国民が自ら判断する機会を得ることは、と~っても民主主義的で有意義なことだと思うし。安倍首相や閣僚たちの、ごまかしだらけの無責任な答弁をしっかり見極めて欲しいと願っているmewなのだった。(@@)

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by mew-run7 | 2017-07-23 02:37 | (再び)安倍政権について | Trackback(1)

参考人が増えた閉会中審査+メッキがはげて来た山本地方相+幹事長室が石破叩きの一斉メール

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 『今度は、山本がオウンゴールか?加計がらみで問題発言疑惑。安倍、予算委が針のムシロに?』の続報を・・・。
 まず、衆参の予算委の閉会中審査に呼ばれる参考人が増えて、そこそこ豪華な(?)顔ぶれになった。(・・)
 
『<閉会中審査>獣医師会幹部を参考人招致へ 衆院予算委合意

 衆院予算委員会は21日の理事懇談会で、学校法人「加計学園」の獣医学部新設問題を巡る24日の閉会中審査に日本獣医師会の幹部を参考人として招くことで合意した。獣医学部新設の決定過程について山本幸三地方創生担当相と獣医師会の見解が食い違っており、民進党が招致を求めていた。

 加戸守行前愛媛県知事、政府の国家戦略特区諮問会議の八田達夫・特区ワーキンググループ座長らの出席も決まった。和泉洋人首相補佐官や前川喜平前文部科学事務次官らを含めて参考人は計7人になる。加計学園の加計孝太郎理事長の招致に関しては与野党で引き続き協議する。

 一方、参院予算委は21日、閉会中審査の25日開催を正式に決めた。質疑時間は4時間45分。和泉氏、前川氏、加戸氏、藤原豊前内閣府審議官が参考人として出席する。【光田宗義】(毎日新聞17年7月21日)』

 うーん、獣医師会幹部というのが、誰なのか。北村直人顧問ならいいんだけどな~。<獣医学部新設に関しては、政府の強引な手法を批判することが多いので。>

 本当は、加計理事長も呼びたいところだけど。今の段階では、どうせ「自分は何も依頼や要請はしていない」と言うのがオチだろうし。週刊誌で優雅に生活しているかのような記事を見ると、腹立たしく思うところはあるのだが。何より一番のお灸になるは、文科省の審議会が来年4月の開学を認めないことではないかと・・・。(@@)

 おそらく和泉補佐官や藤原審議官も、自分たちや首相、内閣府の関与を頑なに否定するのだろうけど。^^; ただ前川前次官が「和泉氏が『首相が言えないので、自分が代わって言う」と述べた」と明言しているので、野党がいかにして国会に呼んだ前川氏と和泉氏のガチ・バトルを導けるかがどうかが鍵になるだろう。(・・)

 何分にも、野党の質問時間が衆院でも参院でも(よ党の維新+αを除き)3時間ぐらいずつしかないことを考えた場合、参考人の数が多過ぎると各人への質問が中途半端になって、大事なところを追及し切れずに終わってしまうおそれが大きいわけで。
 それを考えると、これぐらいの人数&顔ぶれの方がいいのかな~という感じもしているです。(++)

<知人と「状況が悪化して、安倍があまり話さない方がいいので、参考人を増やすのを認めたのかしらん」とか言ってたのだけど。実際のところ、ムダに答弁が長い(&その割に中身がない)安倍首相に質問する回数を減らした方がいいかも。^^;>

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 で、上の記事にも記されている山本幸三地方創生担当大臣のフライング発言の問題に関する続報を・・・。

 昨日のブログ記事に、mewは、『獣医師会側が獣医学部の新設に強く反対していたことから、山本大臣がわざわざ獣医師会に出向き、決定した内容や経緯を説明。獣医師会の同意を得るために、協議(脅し?)を行なったらしい。<獣医師会側は最後まで反対していたものの、山本大臣が複数の大学が名乗りを上げることを示唆したため、新設を認める場合は、一校でとどめて欲しいと要望したという。^^;>』と書いたのだけど。

 やはり山本大臣は、「放っておくと、京都なども続いてしまう」今治市に加えて京都市なども獣医学部新設に参入する可能性を示唆。
 獣医学部新設に強く反対する獣医師学会に、もしこのまま抵抗を続けると、複数の地域&大学が同学部を新設する可能性をにおわすことで、ある種の圧力(脅し?)をかけて、とりあえず一校の新設を認めさせようとしていたのである。(@@)

 そして、その一校はと言えば・・・。自らが報道陣に対して「『京都だって追加であり得るんですよ』と話をした」と説明しているのを見るとよ~くわかるのだが。
 やはりメインは「四国・今治市」であって、京都はあくまでも「追加」=「2つめ以降」の候補なのである。(**) 

~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~

『議事録に「放っておくと京都なども続く」

 加計学園の獣医学部設置をめぐり、学園が事業者に認定する前に、山本地方創生担当相が新設について伝えたとする議事録が残されている問題について、山本大臣は「選択肢として京都もあり得ると述べた」と反論しているが、議事録には「放っておくと京都なども続く」との発言が記されていたことが、新たにわかった。

 山本地方創生担当相は、加計学園が特区による事業者に認定される2カ月前の2016年11月、日本獣医師連盟の幹部と面会した。
 連盟側が作成した記録では、山本地方創生担当相は、加計学園の名を挙げ、「四国に新設することになったと話した」と記されている。

 20日、山本地方創生担当相は「記録は正確でなく、選択肢として京都もあり得ると述べた」と反論しているが、連盟の幹部によると、山本大臣の発言は、「放っておくと、京都なども続いてしまう」というもので、これを受け、連盟側は、1校限りを選定条件に加えることを要請したという。

 山本地方創生担当相は「四国・今治ばかりと言っているが、『京都だって追加であり得るんですよ』という話を、そういう状況を受けてした」と述べた。
閣議後の会見で、山本地方創生担当相はあらためて、京都での学部新設は、追加であり得るという趣旨だったと強調した。(FNN17年7月21日)』

* * * * *

 しかも、山本大臣は20日には、取材陣に対して「秘書がメモをとっていたので、確かだ」とかエラそ~に言ってたくせに。そのメモの所在をきかれたら、何と「既に破棄した」と逃げを打ったという。(゚Д゚)

【『・・・また、京都での新設について山本氏が言及した際、役員から「それは困る。進めるなら今治市のみだと明記してほしい」と応じられたと明かした。このやり取りについて山本氏は「後ろで聞いていた秘書官もメモ書きのように書いており、確かだ」と説明した。毎日新聞17年7月20日)』】

『<加計新学部>山本担当相、根拠のメモ説明二転三転

 学校法人「加計学園」の獣医学部新設計画を巡り、山本幸三地方創生担当相の説明が二転三転している。日本獣医師会の内部文書では、学部を新設する事業者の決定前に山本氏が同学園を名指しして発言したとされるが、山本氏は20日にこれを全面否定し、自身の秘書官のメモを根拠に挙げた。しかし21日の記者会見ではメモは既に廃棄したと明言。山本氏自身のメモの存在に言及したものの、こちらも保存されているかはあいまいな説明に終始した。

 「獣医師会から渡された資料と(獣医師会側の発言が)一緒だったので、秘書官も『メモを取っても意味がない』と途中でやめ、後で廃棄したと聞いている」。山本氏は21日の会見で、同会の内部文書に記された昨年11月17日の面会の際、秘書官が作成したとするメモについてこう語った。

 面会の時期は、獣医学部新設の事業者に加計学園が決まる約2カ月前。内部文書では、山本氏が愛媛県、同県今治市の費用負担に言及し、「残りは加計学園の負担」と発言したと記載されている。事実なら事業者選定は「加計学園ありき」だったことになる。

 まず山本氏は20日午前、記者団に「加計学園と特定して言ったことはない」と否定。逆に獣医師会側から「進めるなら今治市だけと明記してほしい」と発言があったとし、「(面会の)後ろで聞いていた秘書官もメモ書きしたようなので、確かだ」と強気の姿勢を見せていた。

 ところが同日午後になって記者団からメモ公表の意思を問われると、一転して「メモ自体はもうない」と軌道修正。獣医師会の文書に対抗する山本氏の主張は「記憶」のみが根拠になった。さらに21日の会見では、秘書官メモが廃棄されたと明言した後、今度は「私のメモ」を根拠に挙げた。しかしその存在も「どこにあるか確認してみたい」とあいまいなままだった。

 24、25日に開かれる衆参両院の予算委員会では、獣医師会の文書の内容が事実かも焦点になる。首相官邸幹部は「メモがあると言えば『出せ』と言われてしまう」と懸念する。野党は山本氏の主張の根拠を追及する構えだ。【遠藤修平】(毎日新聞17年7月21日)』

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 ところで、自民党内では最近、石破茂氏が積極的に安倍首相&仲間たちの批判を展開しているのだが・・・。(@@)

 石破氏は、昨年8月まで地方創生大臣として、安倍官邸の戦略特区構想を担当しており、「石破4条件」などを設けたたのだが。獣医学部新設について、もともと「今、急いで実行に移すべきものではない」と否定的な立場であったとのこと。(・・)

 「ポスト安倍」の有力候補であるだけに、来年の総裁選を(or早期の安倍おろしも?)考えて、安倍政権を批判すべきは批判するという態度に転じたことも大きい。(**)

 来週の閉会中審査に関しても、かなり厳しい意見を述べている。^^;

『自民党の石破茂前地方創生担当相は20日、学校法人「加計(かけ)学園」(岡山市)の獣医学部新設計画などをめぐり衆参両院の予算委員会の閉会中審査に出席する安倍晋三首相に対し、丁寧な答弁に努めるよう重ねて要請した。国会内で開いた石破派会合で「質問者の向こうに国民がいることを決して忘れないでもらいたい。国民に『よく分かった』と言ってもらえるかにかかっている」と述べた。

 石破氏は与党にも注文を付け「与党がヨイショみたいな話をしていると、見ている人は『何なんだ、これ?』と思う。真実を明らかにするということでやってもらいたい」と強調した。(産経新聞17年7月20日)』

* * * * *

 もちろん、自民党内には、そんな石破氏を快く思わない勢力も少なからずいるわけだが。まさか幹事長室が、こんな露骨な嫌がらせをするとは、かなり驚いた&呆れてしまったです。(゚Д゚)
 
『石破派、産経記事配布を抗議=加計めぐる発言「事実でない」

 自民党石破派は21日までに、学校法人「加計学園」の獣医学部新設問題をめぐる産経新聞の記事を党幹事長室が全議員にメールで配布したのは「不適切だ」として抗議した。

 送付されたのは7月17、19、20各日付朝刊の加計問題に関する連載記事。このうち、17日付の記事は、石破茂同派会長が地方創生担当相在任時に日本獣医師会幹部らと面会した際、学部新設条件について「誰がどのような形でも現実的には参入は困難という文言にした」と述べたと記載。これに対し、石破派は「発言は事実ではない」と主張している。

 幹事長室は同派に対し「閉会中審査の参考にしてもらうため送付した」と説明。一方、同派の平将明衆院議員は21日の記者会見で「石破氏が獣医師会の意思を受けて反対勢力だったという印象操作と取られかねない」と批判した。(時事通信17年7月21日)』

<ちなみに、幹事長は急に安倍と戦略的互恵関係にはいっている老獪な二階俊博氏、幹事長代行は安倍盟友の下村博文氏(その下も安倍っ子が何人か)が務めている。^^;>

* * * * *

 まあ、自民党にはわけのわけらない怪文書やメールがよく飛び交っているそうなのだが。幹事長室が、自党の議員をディスるようなメールを全議員に出すというのは、党内運営が荒れている、スタボロになっているようにしか感じられず・・・。

 もしかしたら、安倍官邸&自民党の執行部が、かなり追い詰められているのかも知れないな~と案じてしまう(実は期待でいっぱい?)のmewなのだった。(@@)

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by mew-run7 | 2017-07-22 05:43 | (再び)安倍政権について | Trackback(1) | Comments(0)

今度は、山本がオウンゴールか?加計がらみで問題発言疑惑。安倍、予算委が針のムシロに?

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 安倍首相が出席する予算委員会の閉会中審査が、衆院は24日、参院は25日に開かれることが決まった。(・・)

 審議時間は、衆参とも5時間。自民党、民進党の国対協議では、与野党の質問時間の配分でもめていたのだが。<民進党は予算委の慣例通り、与党:野党=2:8の配分を要求したのに対して、与党は首相が十分な説明ができるようにと、1:1の配分にすることを求めていた。>
 結局、最終的にお互いに妥協して3:7にすることに決まったという。^^;<まあ、野党側には、よ党の維新+αがいるので、実質2:3ぐらいかな?>

 また衆院では、野党が求めていた前川前文科次官、和泉首相補佐官の参考人招致も決まったという。(++) <前川氏は、和泉補佐官が「首相が言えないので、自分が代わりに言う」と文科省に圧力をかけて、加計学園による獣医学部新設の決定を主導したと言っている。>

* * * * *

 安倍官邸は、7月10日に行なわれた閉会中審査で、野党や前川氏から新たに脅威となるような材料が出なかったことに安堵したとのこと。
 安倍首相は、これなら自分が国会で説明することで(&和泉補佐官にも頑くなに関与を否定してもらうことで)、加計問題に一区切りつけることができるのではないかと思って、予算委の出席に応じることに決めたようなのだけど。<きっと既に台本を作らせて、答弁の準備を始めていたに違いない。(~_~;)>

 しかし、昨日になって、山本地方創生大臣が、昨年11月、まだどこに獣医学部を作るか決まっていないはずの時期に、獣医師会との会合で「四国に獣医学部を作ることが決まった」という内容の発言をしていたという記事が週刊文春に出て、大きな問題に発展することに。(・o・)
 
<先日書いたように、mewはドヤ顔で「オウン・リスク」を連発する(ネオコンの)山本大臣にムカついていたのだけど。今回の件では、オウンリスクを忘れていたのか、下手すると「オウン・ゴール」になっちゃうかもよ~。^m^>

 また、当ブログでも既に2回扱っているのだが。稲田防衛大臣が「陸上自衛隊の日報隠しの非公表」の報告を受け、了承していたか否かという件も問題視されるようになっていて、TVのニュースやワイドショーがどんどん取り上げるようになっているし。
 何か昨日は新たに、陸自幹部が稲田大臣に報告したら「けしからん。明日、国会で何て言おう?」と言っていたなんて情報がリークされたりして。容易におさまりがつかなくなっている様子。(@@)

 来週24、25日の閉会中審査では、野党が安倍首相に対して、山本大臣の発言や稲田大臣の隠蔽工作関与の件に関する追及を行なうことは必至であるだけに、加計問題に一区切りどころか、火に油を注ぐような状態に陥いりそうな感じも。
 どうやら安倍首相らが当初、思っていたほど簡単には終わりそうにないし。下手をすれば、針のムシロのような質疑になる可能性が大きい。(>_<)

 で、今回は、山本大臣の獣医師会での発言に関する話を中心に書いてみたい。(**)

~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~

 まずは、閉会中審査に関する記事を・・・。

『首相出席の閉会中審査、前川氏も招致 24・25日実施

 学校法人「加計(かけ)学園」の獣医学部新設問題に絡み、自民、民進両党は19日、安倍晋三首相が出席する閉会中審査を24日に衆院予算委員会で、25日に参院予算委でそれぞれ5時間ずつ実施することで合意した。衆院予算委では参考人として、和泉洋人首相補佐官と前川喜平・前文部科学事務次官を招致することでも一致した。

 首相出席の閉会中審査の実施をめぐり、自民は「国家戦略特区について、きちんと説明する時間が必要だ」(官邸幹部)として、与党と野党の質問時間の配分を「5対5にしない限り開催は拒否する」(竹下亘国会対策委員長)と主張。民進は通常の予算委通り「2対8」の時間配分を求めていたが、自民、民進両党の協議の結果、衆院予算委での配分は、「3対7」で折り合った。参院予算委での時間配分は今後、自民、民進両党間で協議する。(寺本大蔵)(朝日新聞17年7月19日)』  

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 さて、山本発言の件だが。「週刊文春」が昨日、こんな記事を出したのだ。(**)

『「加計に決めた」政府決定2カ月前に山本大臣発言 議事録を入手

 獣医学部の新設を巡る問題で、内閣府の山本幸三担当大臣が、政府が学校法人を決定する2カ月前に、加計学園に決めたと日本獣医師会に通告していた議事録を「週刊文春」が入手した。

 獣医師会の議事録によると、2016年11月17日、山本大臣は、日本獣医師会本部を訪問し、会長ら役員に次の通り述べている。

〈獣医師が不足している地域に限って獣医学部を新設することになった〉

〈四国は、感染症に係る水際対策ができていなかったので、新設することになった〉

 四国では、加計学園が愛媛県今治市で獣医学部新設を目指しており、加計学園に決まったことを獣医師会に通告した形だ。

 この日は、獣医学部の新設をどの学校法人が担うかを政府が決定する2カ月前だったが、この議事録により、「加計ありき」で進んでいたことが裏付けられた。

さらに、山本大臣は、

〈今治市が土地で36億円のほか積立金から50億円、愛媛県が25億円を負担し、残りは加計学園の負担となった〉

 と、「加計学園」と明言して事業費の負担額を詳細に説明し、加計学園に決めた理由を語っていた。

 加計学園、山本大臣はともに、小誌の事実確認に応じなかった。一方、山本大臣との会合に同席した獣医師会の北村直人日本獣医師政治連盟委員長を直撃すると、「詳細に自治体の負担額をあげて、『加計に決まった』と言われたので、驚きました。反対意見を申し上げた記憶があります」と答え、小誌記者が議事録を見せると、本物であることを認めた。

 7月20日発売の「週刊文春」では、問題の議事録の詳細を報じる。あわせて教職員から学部新設に多数の反対意見が上がっていたことなどを紹介し、加計学園の経営実態や加計孝太郎理事長の知られざる素顔についても詳報する。(7/19(水)文春オンライン)』

* * * * *

 安倍首相が議長を務める国家戦略特区諮問会議は、昨年11月9日に獣医学部の新設を決定したのであるが。
 獣医師会側が獣医学部の新設に強く反対していたことから、山本大臣がわざわざ獣医師会に出向き、決定した内容や経緯を説明。獣医師会の同意を得るために、協議(脅し?)を行なったらしい。<獣医師会側は最後まで反対していたものの、山本大臣が複数の大学が名乗りを上げることを示唆したため、新設を認める場合は、一校でとどめて欲しいと要望したという。^^;>

『日本獣医師会の北村直人顧問によると、山本地方創生相は加計学園の学部新設が決まる2か月前の去年11月17日に都内の日本獣医師会を訪れ、北村氏や蔵内会長ら幹部4人と面会したという。その際、山本地方創生相は、「今治市が土地で36億円、積立金から50億円、愛媛県が25億円を負担し、残りは加計学園の負担となった」「四国は、感染症に係る水際対策ができていなかったので、新設することになった」などと、獣医学部新設の経緯を説明したという。

 面会が行われたのは、国家戦略特区諮問会議が獣医学部の新設を決めた11月9日の後で、翌日の18日からは国民の意見を募るパブリックコメントが行われるタイミングだった。

 山本地方創生相はこれまで、学部新設の候補を加計学園に絞り込んだのは、年末年始ごろだと説明していた。

 獣医師会側は、面会内容を全て記録していて、19日付で、面会記録の概要を日本獣医師連盟の地方組織に配布したという。北村顧問は、「獣医師会を抵抗勢力や既得権益者として位置づける政府の説明に対し、真実を開示する必要があると判断した」と述べている。(NNN17年7月20日)』

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 この記事を受けて、多数のメディアが、この獣医師会の議事録を入手して、報道を行なったのであるが・・・。(こちらにその一部の写真が。https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170719-00003330-bunshun-pol.view-000)
 
 議事録の冒頭には、タイトルと会合の日時、場所、出席者が・・・。

『山本幸三内閣府特命大臣(地方創生、行政改革)との意見交換の概要(抜粋)

 日時:平成28年11月17日(木)9時22分~10時08分
 場所:(公社)日本獣医師会役員室
 出席者:山本幸三大臣、近藤貴幸大臣秘書官
 当方:蔵内勇夫会長、北村直人政治連盟委員長、酒井健夫副会長、境専務』

 そして、山本大臣、獣医師会幹部の各々の発言が順次記されているのであるが。獣医師会が獣医学部新設に反対していることもあってか、山本大臣は、最初に「誠に申し訳ないが」と付してから、獣医学部を四国に新設することになったことを告げた。^^;

『山本:誠に申し訳ないが、獣医師が不足している地域に限って獣医学部を新設することになった。財政的に大丈夫か、待ったをかけていたが、今治市が土地で36億円のほか積立金から50億円、愛媛県が25億円を負担し、残りは加計学園の負担となった。・・・四国は、感染症に係る水際対策ができていなかったので、新設することになった。申し訳ない』

* * * * *

 ところが、これらの報道を受けて、山本大臣は、自分は四国や加計学園に決まったという発言はしていないと否定。議事録の記述には「獣医師会側の思い込み」がはいっていると主張した。^^;
 この山本大臣の主張に、北村氏は「大臣が他の面会と混同しているのではないか」と再反論している。(@@)


『山本幸三地方創生担当相は20日午前、学校法人「加計学園」が愛媛県今治市に獣医学部を新設する事業者に選ばれる前に、「四国に新設することになった」と日本獣医師会役員に伝えたとする同会内部文書について、「獣医師会側の思い込みと私の発言を混同したもので正確ではない。私からは『京都もあり得る』と述べた」と反論した。内閣府で記者団に語った。

 山本氏によると、昨年11月17日の面会で、「広域的に獣医学部が存在しない地域に限り新設を認めることになり、パブリックコメントを始めることになった。申し訳ないがご理解いただきたい」と発言したという。山本氏は「獣医師会側は『四国の今治』と決めつけた言いぶりで対応していた」と説明。内部文書について「思い込みで書かれた部分もある」と語った。

 費用分担の説明で山本氏が「加計学園」と述べたとする内部文書の記述には、「事業実施主体という表現をしており、加計学園と特定したことは全くない」と否定した。また、京都での新設について山本氏が言及した際、役員から「それは困る。進めるなら今治市のみだと明記してほしい」と応じられたと明かした。このやり取りについて山本氏は「後ろで聞いていた秘書官もメモ書きのように書いており、確かだ」と説明した。【遠藤修平】(毎日新聞17年7月20日)』

『山本規制改革担当大臣:「四国に決まったという発言は全くしていません。それは向こう(獣医師会)側が当然、そうなると思い込んで、色々、発言してましたけどね。京都産業大学からも提案があるのでその可能性もありますよと言ったところ、(獣医師会側が)それは困るということで、進めるなら今治市だけということで明記してほしいという発言が向こう(獣医師会側)からありました」(ANN17年7月20日)』

『山本地方創生相は、「四国で決まっているという発言はまったくしていないが、獣医師会側がそうだと思い込んでいろいろ発言していた」「私は大体黙って言い分をずっと聞いていた」などと述べた。
 これに対し、獣医師連盟の北村委員長は、「『京都もあり得る』との地方創生相の発言は議事録にも記載がない。面会の時点で獣医師会から今治市のみの明記を求めたことは一切なく、大臣が他の面会と混同しているのではないか」と反論している。(NNN17年7月20日)』

* * * * * 

 山本大臣が、議事録に「加計学園」と言ったと書かれたことに対して「その点は十分注意していて、用意した文書でも『事業実施主体』という言い方で徹底している。先方がそういう風に思い込んだということでしょう」と説明したのも、チョット興味深かった。
 おそらく「この時点で、下手に加計学園の名を出すとマズイ」という意識が働いたのだろうではないだろうか?(本人の発言を見る限り、京産大の名前は出していたのかも知れないのに?^^;)

 でもって、ドヤ顔の山本くんが「オウン・ゴール」をしてしまっていたことが、明らかになるといいな~と、ついつい期待してしまうmewなのだった。(@@)

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by mew-run7 | 2017-07-21 04:31 | (再び)安倍政権について | Trackback

稲田も防衛省幹部も、曖昧な説明。組織的な隠蔽工作がわかれば、安倍政権倒壊もあり

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 防衛省の「日報隠し」&稲田防衛大臣の虚偽答弁に関する問題の続報を。(『稲田、日報隠しで虚偽答弁か&今治市が加計関連文書を非開示に~安倍政権の隠蔽体質』)

 防衛省は、昨年に12月に南スーダンPKO部隊(陸上自衛隊)の7月分の日報は既に破棄したと発表していたのだが。その後、年末になって統合幕僚監部にデータがあることが判明。さらに、翌年1月には陸上自衛隊内にもデータが保管されていたことが発覚したのだが。稲田防衛大臣は、3月まで「陸自のデータについて報告を受けていない」と国会で答弁をしていた。(~_~;)

<率直な話、陸自の幹部やPKO部隊の関係者の中には、最初から日報のデータは存在していることを知りながら、情報開示したくないために「破棄した」と発表した可能性も十分あると思う。(-"-)>

 しかし、昨日、共同通信が、政府関係者の話として「2月15日に稲田防衛大臣と防衛省幹部が緊急会議を開いて協議した」「そこで、陸自にPKO部隊の日報があったといまさら言えないとして、公表はしないことで合意。稲田大臣もそれを了承した」という内容のスクープ記事を出した。(゚Д゚)

 稲田大臣は、この報道を受けて、朝のうちは非公表を了承したことだけ否定。(各所との打ちあわせが終わったからか)夕方になってから、2月15日に防衛省の幹部と協議を行なったことは認めることに。ただし、幹部との協議は、国会対応のためだと主張している。<国会で陸自のことを公表しないって合意するのも、広い意味で国会対応だと言えそうだけど。^^;>

 また、この協議に参加したとされる黒江防衛事務次官は、会議自体「記憶にない」と発言。豊田官房長も「そういう会議が開かれた事実はない。私の記憶では絶対ない」と語ったという。(~_~;)

<何か森友&加計学園問題もそうだけど。「記憶にない」という表現を使われると、いざという時の言い逃れのためって感じがして、怪しく思えてしまう今日この頃のmew。^^;>

* * * * *

 しつこく書くが、もし共同通信の記事が本当だとしたら、稲田防衛大臣は国会で虚偽答弁をしたことになる。これは国民にとって最も重要な防衛に関する情報に関して、国民を騙す行為であって。国民主権&シビリアン・コントロールに反するという点で、大きな問題になるわけで。
 安倍首相は稲田大臣を直ちに罷免すべきだし。首相の任命責任、閣僚のコントロールに対する責任を問われても止むを得ないと思う。(**)

<mewは稲田大臣が単独で了承したとは思えず。安倍首相or菅官房長官など内閣のTOPレベルにもお伺いを立ててOKを得たのではないかと考えているのだが。もしそうであるとしたら、安倍首相の責任はきわめて大きくて、稲田大臣の罷免はもちろん、安倍内閣の総辞職による退陣も考えるべきだろう。(ーー)>

 また、もし稲田大臣抜きの形で、防衛省&自衛隊の幹部だけで上述したような協議や合意が行なわれていたとしたなら、これはもはやシビリアンコントロールの枠を跳び越えて、防衛省の暴走とも言うべき勝手な判断、行為を放置していたことになるわけで。このような防衛省&自衛隊幹部だけでの身勝手な判断による情報隠しは、ある意味では、上のケースよりもアブナイことだ。(@@) 

<官邸や国民が知らないうちに、他国と戦闘を行なったりすることにもつながるかも知れないし。自衛隊員が死傷しても公表しないかも知れないし。ひいては、国家転覆のテロ行為につながることだって、あり得るのだから。>

 安倍首相や稲田大臣は、「自分たちは知らなかった」として責任逃れをしようとしているようにも見えるのだが。安倍官邸や稲田大臣が、防衛省をコントロールできなかったことに対する責任はきわめて大きいと言わざるを得まい。それこそ安倍内閣の総辞職をする必要があるのではないかと思うぐらいだ。(`´)

 何かまだニュースはさほど大きくこの件を扱っていないようなのだが。mewは、この件は、安倍政権の存続が問われるような重大な問題だと考えているし。来週の首相出席の予算委員会でも、野党が激しく追及するに違いない。(++)

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 しかも、チョット驚いたことに、何と読売新聞も陸自関係者が「稲田氏が同席した幹部会議の場で、陸自側から日報の保管について報告があったと聞いている」と述べたと報じていたりして。(・o・) <例の前川前次官の出会い系バー報道を挽回しようとしているのかな?^^;>

『日報を巡っては、防衛省は昨年10月に情報開示請求を受け、12月に「データを廃棄した」との理由で不開示を決定。その後の再調査で今年1月、陸自内に保管されていたことがわかったが、2月にその事実を伏せ、「PKOを統括する統合幕僚監部で見つかった」と発表した。

 当時の経緯について、一部の報道機関は19日、稲田氏や防衛省の黒江哲郎次官、豊田硬官房長、岡部俊哉陸上幕僚長らが出席した会議が2月15日に開かれ、陸自に保管されていた事実を非公表とする方針が決まり、稲田氏が了承したなどと報じた。

 陸自関係者も読売新聞の取材に対し、「稲田氏が同席した幹部会議の場で、陸自側から日報の保管について報告があったと聞いている」と述べた。(読売新聞17年7月19日)』

* * * * *

 またNHKも、何だかもはや既成事実であるかのように報道している。(・・)

『防衛省関係者によりますと、この日報の取り扱いをめぐってことし2月15日、防衛省の黒江事務次官や陸上自衛隊の岡部陸上幕僚長、それに統合幕僚監部の辰己総括官ら上層部が事務次官室に集まったということです。

この中で、破棄したとしていた日報のデータが陸上自衛隊司令部のパソコンに一貫して保管されていることが、岡部陸上幕僚長から黒江事務次官に説明されたということです。そのうえで、「保管されていた日報は隊員たちがそれぞれパソコンに残している個人データであり、公開すべき行政文書に当たるかどうか不明だ」などとして、公表の必要はないという考えで一致したということです。

一方、防衛省関係者によりますとこの会議とは別に、同じ2月15日に防衛大臣室で、稲田大臣と黒江事務次官や岡部陸上幕僚長らが会議を開いたということです。この中では陸上自衛隊の情報公開に関して説明が行われ、稲田大臣からは、今回、情報公開請求を受けてから日報を探すまでにどのような対応をとったのかなどについて質問があったということです。(NHK17年7月19日)』

* * * * *

 共同通信の報道に対して、稲田防衛大臣や防衛省幹部は、午前中、取材陣に対して、次のように説明していた。(~_~;)

『稲田朋美防衛相「隠蔽了承」の報道を否定 南スーダン日報問題

 稲田朋美防衛相は19日、南スーダン国連平和維持活動(PKO)の日報問題をめぐり、「稲田氏や複数の防衛省幹部が、日報が陸上自衛隊で保管されていた事実を非公表とする方針を了承していた」との一部報道について、「隠蔽や非公表を了承したとかいう事実は全くない」と否定した。同省で記者団に語った。

 この問題をめぐっては、昨年7月に派遣部隊が作成した日報の開示を求めた情報公開請求への対応の過程で、いったん「廃棄済み」とした陸上自衛隊で後にデータが見つかったが、防衛省幹部がその事実を非公表とするよう指示したとの疑惑が浮上。稲田氏の指示により、3月から特別防衛監察が実施されている。

 一方、今回の報道では、2月中旬に稲田氏や黒江哲郎事務次官、陸自幹部らが幹部会議を開き、陸自で見つかったデータを非公表とする方針を決め、稲田氏も了承したと報じられた。

 黒江氏は19日、この幹部会議が開催されたかについて「記憶にない。(稲田氏が了承した)事実関係はないと思う」と記者団に述べた。豊田硬官房長も「そういう会議が開かれた事実はない。私の記憶では絶対ない」と語った。(産経新聞17年7月19日)』

『黒江次官「コメントできない」

ことし2月に防衛省の黒江事務次官や岡部陸上幕僚長ら上層部が集まって陸上自衛隊に保管されていた日報を公表する必要はないという考えで一致したかどうかについて、黒江次官はNHKの取材に対し、「特別防衛監察が行われているところであり、コメントできない」と述べました。(NHK17年7月19日)

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 ただ、夕方~夜になって、官邸や防衛省との打ち合わせ(口裏合わせ?)がなされたからなのか、ちょっと流れが変わって来た。

 稲田大臣は夕方になってから、2月15日に陸自TOPの岡部幕僚長らと協議したことを明らかに。ただし、国会対応の打ち合わせを行なったのだという。^^;

『稲田朋美防衛相は19日、南スーダン国連平和維持活動(PKO)部隊が作成した日報を陸上自衛隊が「廃棄した」としながら保管していた問題に関し、2月15日に岡部俊哉陸上幕僚長らと協議したことを明らかにした。あくまで日報データは廃棄したとの説明を受けたとし、非公表を了承したことは否定した。一方、非公表の方針は同じ日に黒江哲郎防衛次官ら同省幹部が別途協議し、決めたことも分かった。(中略)

 稲田氏は19日夕、防衛省内で記者団に「2月15日は断続的に国会の対応に関して打ち合わせをしたのは事実」と述べた上で、岡部氏と協議したことは認めた。ただ、岡部氏から「(日報は)用済み後に廃棄」との説明を受けたとして「日報を非公表にするとか隠蔽することを了承したことはない」と述べた。
 データ残存の報告は受けたか、との記者団の質問には「そういう報告があったとの認識ではない」と述べた。(日本経済新聞17年7月19日)』

* * * * *

 夜になってから、今度は産経新聞が、あたかも防衛省や自衛隊幹部の間で(あくまでも稲田大臣は隠蔽工作に関わっていないという感じで)、非公表の方針を決めたかのようなニュアンスの記事を出して来た。(~_~;)

『南スーダンPKO日報問題、陸自データ「非公表」は黒江哲郎事務次官らが主導か 月内に報告書公表 稲田朋美防衛相、「隠蔽」報道は否定

 南スーダン国連平和維持活動(PKO)の日報問題をめぐり、防衛省の岡部俊哉陸上幕僚長が2月15日に黒江哲郎事務次官と面会し、陸上自衛隊内で「廃棄済み」としていた日報の電子データが発見された事実を伝えていたことが19日、分かった。データの非公表方針は黒江氏ら防衛省上層部が主導して決めた可能性が出てきた。防衛省は月内にも、こうした事実に加え「陸自幹部の指示が日報データの削除につながった」などとする特別防衛監察の報告書を公表する方針だ。

 一方、共同通信などは18、19両日、稲田朋美防衛相と黒江、岡部両氏らが2月15日に緊急幹部会議を開いてデータの非公表方針を決め、稲田氏も隠蔽(いんぺい)を了承していたと報じた。

 これに対し、稲田氏は19日、記者団に「2月15日に断続的に国会対応の打ち合わせをしていたのは事実だが、(日報問題の)対応を決める緊急会議を開催した事実はない」と否定。岡部氏と打ち合わせしたことは認めたが「データが残っていたと報告があった認識はない。日報は用済み後、破棄したという報告を受けた」と述べた。黒江氏も19日、「(緊急会議は)記憶にない」と述べた。(産経新聞17年7月19日)』

* * * * *

『「私自身も大臣に対して電話で事実確認をしました。大臣からは“そのような事実はない”と」(菅 義偉 官房長官)
 さらに、菅長官は「稲田大臣には本件調査を行って、今後とも誠実に職務にあたっていただきたい」と述べるなど、逆風の稲田氏を守りきる構えを見せています。

 「稲田大臣をいまだにかばい続けている安倍総理の任命責任が厳しく問われます。即刻、今日中に安倍総理は稲田大臣を罷免すべきだと考えます」(民進党 山井和則 国対委員長)
 早速、追及の構えを見せるのが民進党です。自民党に対し報道が事実であれば、稲田防衛大臣を直ちに罷免するよう安倍総理に伝えることを求めました。

 「会議でも打ち合わせでもいいんです、別に名称は。2月15日に最高幹部と稲田大臣が大臣室で打ち合わせた可能性はあるか」(民進党 山井和則 国対委員長)
 「当時、国会の関係で連日打ち合わせしていた。15日も会議・打ち合わせした可能性はある」(防衛省 担当者)

 民進党はまた、緊急に党の会合を開き、防衛省担当者に2月15日の最高幹部会議があったかどうかなど事実関係を確認しました。(TBS17年7月19日)』

 果たして安倍首相&菅官房長官は、安倍内閣への支持、信用が急落している中、それでも稲田大臣を最後まで守り切ろうとするのか。(・o・)
 また民進党&野党には、是非、この件を安倍政権打倒&野党各党の支持率アップにつなげて欲しいと願っているmewなのだった。(@@)

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by mew-run7 | 2017-07-20 05:23 | (再び)安倍政権について | Trackback

稲田、日報隠しで虚偽答弁か&今治市が加計関連文書を非開示に~安倍政権の隠蔽体質

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【*1、*2などの関連記事は、記事の最後にあるMoreの部分にあります。】

これは4月にアップした『防衛省や財務省の隠蔽工作、虚偽報告が次々と発覚。防衛省の不正は稲田、安倍にも責任』の関連記事になるのだが・・・。

 安倍第二次政権がなってから、内閣&政府(省庁)の隠蔽体質が強まることに。ともかく官邸に都合の悪い情報は出さないという方針(風潮)が根付きつつある。(-"-)

<加計学園の問題に関しても、文科省の一部&前川前事務次官の反乱がなければ、文書や重要な事実がオモテに出ることもなかったかも知れない。(-_-;)>

 そんな中、今朝、共同通信が防衛省が行なった「南スーダンPKO部隊の『日報隠し』問題」に関して、スクープ記事を出していたので、予定を変更してそちらを扱うことにする。<東京新聞は一面トップで伝えている。>

 何と稲田防衛大臣が、今年2月に防衛省幹部と協議(共謀?)を行なった上で、国会で「自分は報告を受けていなかった」と虚偽答弁を行なったというのだ。(@@) <こういう問題をきちんと追及しないと、シビリアン・コントロールの面でもアブナイ。(`´)>

『稲田氏、組織的隠蔽を了承 PKO日報、国会で虚偽答弁

 南スーダン国連平和維持活動(PKO)部隊の日報を廃棄したとしながら陸上自衛隊が保管していた問題で、稲田朋美防衛相が2月に行われた防衛省最高幹部による緊急会議で、保管の事実を非公表とするとの方針を幹部から伝えられ、了承していたことが分かった。複数の政府関係者が18日、明らかにした。防衛省・自衛隊の組織的隠蔽を容認した形になる。

 稲田氏はその後の国会で、一連の経緯の報告を受けていないとし「改めるべき隠蔽体質があれば私の責任で改善していきたい」と答弁。国会でも虚偽の説明をしたことになり、防衛相辞任を求める声が強まり、安倍晋三首相も任命責任を問われるのは確実だ。(共同通信17年7月19日)』

『陸自内で保管の日報「非公表」、稲田氏出席の会議で協議

 南スーダンの国連平和維持活動(PKO)に派遣されていた陸上自衛隊の部隊が作成した日報が、「廃棄した」とされた後も陸自内で保管されていた問題で、陸自内の文書の存在について対応を協議した省内の幹部会議に、稲田朋美防衛相が出席していたことが分かった。複数の政府関係者が明らかにした。

 政府関係者によると、組織的な隠蔽(いんぺい)があったかを調べている防衛相直轄の防衛監察本部に対し、陸自はこうした経緯を報告しているという。同本部は関係者から聴取するなど事実関係の確認を進めている。

 政府関係者によると、この会議は2月中旬に開かれ、稲田氏のほか、黒江哲郎事務次官や陸自幹部らが出席。情報公開請求に「廃棄した」としていた昨年7月の日報が陸自内に電子データとして保管されていたことが判明したため、その事実を公表するかが協議された。

 会議では、陸自に残っていた電子データについて「隊員個人が収集したデータであり、陸自の公文書ではない」との認識を共有。最終的に、陸自に保管されていた事実は公表しないことが決まったという。

 稲田氏は3月の衆院安全保障委員会で、陸自内でデータが見つかったという報告を受けていたかどうかを民進党議員から問われ、「報告はされなかった」と答弁している。稲田氏は18日夜、自身が非公表を了承したかどうかについては「ご指摘のような事実はない」とコメントした。

 日報は情報公開請求に不開示とした後、昨年12月に統合幕僚監部で発見。今年2月になって、統幕内でみつかったデータとして公表された。日報には南スーダンの首都ジュバの当時の状況について「戦闘」と記されていた。3月になって「1月に陸自で日報がみつかっていた」などと報道があり、稲田氏は特別防衛監察を指示していた。(朝日新聞17年7月19日)』

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 朝日新聞にこれまでの経緯の表が載っていたので、それを*1にアップしておくが・・・。

 昨年10月、ジャーナリストが南スのPKO部隊の7月分の日報の情報開示を請求した(7月には派遣先ジュバで大規模な衝突が発生したため)のだが、防衛省は12月に日報は廃棄したとして開示請求を拒否した。
 しかし、12月末統合幕僚監部のPCに日報の電子データで保管されていたことが、また3月には陸上自衛隊の内部にも残っていたことが発覚し、省内で隠蔽工作がなされていたのではないかとの疑惑が深まった。(-"-)

 しかし、稲田防衛大臣は国会で「一連の経緯の報告を受けていない」と答弁。(大臣に報告していないこと自体、問題なので、その点でも責任追及されていたのだけど。^^;)
 防衛大臣として、全容を調査するため、元検事長をトップとする独立性の高い「特別防衛監察」を行なうことを指示したと。さらに、なんらかの形で調査内容を中間報告の形で公表したいと言っていたのだが、いまだに何一つ報告が行なわれていないのが実情だ。<`~´>

* * * * *

 稲田大臣には、この日報隠しの問題のほか、都議選の「防衛省、自衛隊としてもお願い」発言や森友学園の籠池前理事長の弁護に関する虚偽答弁などなど多々の問題があるため、来月に予定されている内閣改造で、防衛大臣はおろされる可能性が大きいと見られている。

 それゆえ、稲田氏が防衛大臣を退任する前に、何らかの形で調査の報告を行なうべきではないかという声も出ていたことから、この件に注目が集まっていたところだった。(・・)

『内閣改造前の報告焦点=特別防衛監察-PKO日報

 南スーダン国連平和維持活動(PKO)派遣部隊が作成した日報を陸上自衛隊が「廃棄した」と説明しながら保管していた問題をめぐり、防衛相の特命に基づく特別防衛監察の報告書がまだ出ていない。来月3日の内閣改造で、稲田朋美防衛相は交代の方向だが、その前に結果が公表されるかが焦点だ。

 稲田氏は14日の閣議後の記者会見で、公表時期に関し「早く調査するよう指示している」と述べる一方、「事実関係の徹底的な解明も重要だ」との認識を示した。  PKO日報をめぐっては、陸自が情報開示請求に対し「廃棄した」と説明したが、実際には陸自内に日報のデータが保管されていたことが判明。従来の説明と異なることから、データを消去するよう指示が出された疑いが持たれている。

 特別防衛監察では、現役の検事らが100人を超える関係者に繰り返し聞き取りをし、誰の判断で非公表になったのか全容解明を進めている。   今回の調査は3月に始まった。過去の特別防衛監察の中には、調査期間に1年以上を要した例もあったが、防衛省関係者は「稲田防衛相の任期中に報告書を出すのが筋だ」と指摘。内閣改造前に調査結果を公表する方向で調整を進めているという。稲田氏も先月20日の記者会見で「しっかり説明したい」と語っている。

 一方、関係者の処分がどこまで広がるかも注目される。4カ月間にわたる調査で陸自幹部は組織的関与を否定しているとされ、「一隊員が忖度(そんたく)して勝手にやったことだろう」(陸自関係者)との声が上がる。しかし、防衛省幹部は「岡部俊哉陸上幕僚長の責任は免れない」との見方を示している。  防衛相は調査の対象外で、稲田氏が改造で交代しても特別防衛監察の作業は続く。ただ、自ら命じた調査の結果を開始から4カ月たっても公表できなければ、指導力の欠如を指摘されることもありそうだ。(時事通信17年7月16日)』

 おそらく今回のスクープに関して、さらに詳しい情報が出るのではないかと思うのだが。この件は、稲田大臣が辞めれば済むという話ではないし。安倍首相も事実を知っていた(or知り得た)可能性もあるだけに、安倍内閣の隠蔽体質の実態や、任命責任だけでなく隠蔽工作に対する政府(&首相)としての責任もしっかり追及して欲しいと思うmewなのだった。(**)

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 隠蔽工作と言えば・・・。加計学園とタッグを組んで、国家戦略特区として大学のが獣医学部を新設しようとしている今治市が、突然、昨年まで情報公開を応じていた一部の書類を非開示にしたという。(゚Д゚) <主に内閣府との関わりや開学のスケジュールに関するもの*2>

 昨日、『京産大、急に30年4月開学を条件にされ、獣医学部断念。加計は事前に知っていた可能性大』という記事をアップしたのだが・・・。
 内閣府と今治市が、公式に発表する前から「平成30年4月開学」についてやりとりしていることがわかったのも、今治市が内閣府と交わした文書やメールを情報公開していたからだ。(・・)

 実際のところ、先月から、国会で野党議員が今治市の資料をもとに質問する機会が増えたことから、安倍内閣も今治市も、今のまま多くの関連情報を開示していたら、色々と問題を発覚&追及されて、「30年4月の開学」の実現が困難になるかも知れないと考えたのかも知れない。(~_~;)

 そこで、「都合の悪いものは隠してしまおう!」ということで、(安倍内閣から何らかの指示や提案があったかどうか、また今治市側の忖度があったのかどうかはわからないけど)今治市が一部の重要な書類を非公開にしたのではないかと察する。(-"-)

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『今治市、一転非開示 官邸訪問記録や開学スケジュール

 学校法人「加計(かけ)学園」の獣医学部新設に絡み、愛媛県今治市が、昨年は開示していた市職員の首相官邸訪問記録などを全面非開示にしたことが分かった。開示文書を基に野党が国会で追及した後、本紙が改めて市に情報公開請求して判明した。「加計ありきで行政がゆがめられた」との批判が高まる中、情報公開の流れに逆行するような市の対応に専門家からは疑問の声が上がっている。 (中沢誠)

 今治市は開示の判断を変えた理由を「市の情報公開条例に照らし、再度精査した結果」と説明した。

 市が一転、全面非開示としたのは、獣医学部新設における官邸や内閣府の関与をうかがわせる文書。市が国家戦略特区に申請する直前の二〇一五年四月二日、特区担当の市職員が首相官邸を訪問した出張記録や、開学時期の方針が公表される三カ月前の昨年八月四日に市が作成した「一八年四月開学」とするスケジュール表など九件だ。

 いずれも昨年十一月に市民が情報公開請求したときは一部黒塗りで開示していた。野党議員は、国が加計学園を前提に検討を進めていたことを裏付ける資料として、市民の開示文書を基に六月の国会審議で政府側を追及していた。
 本紙は国会閉会後の六月二十一日、獣医学部設置に関し、内閣府との協議で出張した記録などを市に情報公開請求。市は今月五日付で、該当する文書四十一件のうち、この九件を全面非開示とした。
 市は非開示の理由について、「国家戦略特区の事業を進める上で、率直な意見交換が不当に害される恐れがあり、今後の事業の適正な執行に支障が生じる」「国家戦略特区の事業は、関係機関との綿密な協議・調整があって執行できるものなので、事業の方針決定に至る途中段階にある情報を公開することで、関係機関の協力や信頼関係を著しく損なう恐れがある」などとしている。非開示決定に当たり、国の関与は否定した。

 内閣府や官邸にも、市に指示や助言を与えたかどうか質問したが、十四日までに回答はなかった。

◆「かえって不信感招く」

 公開文書を一転して全面非開示にした愛媛県今治市の対応について、NPO法人「情報公開クリアリングハウス」の三木由希子理事長は「役所が短期間で情報公開の開示決定を変えること自体まれだ」と話す。
 三木氏は一般的な情報公開のあり方を「時間の経過とともに事務事業への影響は小さくなるので、外交文書のように開示の範囲は広がる」と説明する。

 今治市の対応については「国会で取り上げられ、これ以上問題を大きくしたくないから開示範囲を狭めたのでは」と推測。「これだけ疑念が出ているのに、非開示にすれば、かえって多くの人の不信感を招くのに」と疑問を投げかける。
 「誰が請求しても同じ判断をするのが情報公開の原則」と話すのは早川和宏・東洋大学教授(行政法)。「今治市は前回の開示決定が間違いだったと言いたいのだろう。しかし、出張記録の開示が特区の業務に支障を来すとは考えにくく、非開示決定の妥当性には疑問符が付く」と批判する。(東京新聞17年7月15日朝刊)』

 記事にも書かれているが、こういうことをすると、ますます政府と今治市の間で何かアンフェアなやりとりがあったのではないかと、怪しまれることになるのではないかと思うmewなのだった。(@@)

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by mew-run7 | 2017-07-19 07:38 | (再び)安倍政権について | Trackback

京産大、急に30年4月開学を条件にされ、獣医学部断念。加計は事前に知っていた可能性大

昨夜から午後まで、メンテナンスでブログにログインできず。更新不能でした。
新しい記事を読むために覗いてくださった方、ありがとう&ごめんなさいです。

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【*1、*2などの関連記事は、記事の最後にあるMoreの部分にあります。】

先週の14日、京都産業大学(以下、京産大)が副学長らが記者会見を開き、獣医学部の新設を断念したことを発表した。(**)
 その最大の理由は、2017年1月に内閣府が発表した「パブリック・コメント」に平成30年(2018年)4月に開学という条件がつけられたことにある。(-"-)

 この「パブリック・コメント」は、政府が獣医学部新設を目指す大学を募集するために発表したものだが。募集期間はわずか1週間だけで、事前に準備をしていなければ応募すること自体、困難だと言われている。
 しかも、京産大は獣医学部新設を計画していたものの、平成30年4月に開学という条件がつけられることを知らず。急に1年余の期間で開学の準備をしろと言われても、とても間に合わないと思い、応募を見送ったとのこと。また今後の教員の確保の難しさなども考えて、他学部を作ることにしたという。(ーー)
 
 記者会見での黒坂光副学長は、次のように断念の理由を説明していた。

『獣医学部は京都府が申請主体だったが、国家戦略特区の実施主体として私どもは申請した。構想はいい準備ができたが、今年1月4日の告示で「平成30年4月の設置」になり、それに向けては準備期間が足りなかった。その後、(学校法人)加計学園が申請することとなり、2校目、3校目となると、獣医学部を持っている大学は少なく、教員も限られているので、国際水準の獣医学教育に足る十分な経験、質の高い教員を必要な人数確保するのは困難と判断した。(読売新聞17年7月14日)』 

* * * * *

 そう言えば、NHKがスクープした「10/21 萩生田副長官ご発言概要」なる文書には、「総理は『平成30年4月開学』とおしりを切っていた。工期は24ヶ月でやる。今年11月には方針を決めたいとのことだった」と書いてあったっけ?(@@)

 これは2016年10月21日に、萩生田官房副長官が文科省の浅野専門教育課長と会った時に話したことをメモした文書だと言われているのだが。もしこの文書が本当なら、安倍首相or仲間たちが、何とか加計学園が有利にことを運べるように(=京産大を競争から振り落とすために)、開学時期のおしりを切った可能性が十分にある。(++)

* * * * *

 実際、加計学園または今治市は、事前に平成30年4月開学の情報を得ていたようで。既に2016年10月に、今治市が内閣府に送信した文書に「平成30年4月開学予定」と記されているとのこと。
 また加計学園&今治市は、2015年夏から教員の募集などを始めていた上、昨年には大学建設予定地のボーリング調査を開始しているのである。(・o・)

 京産大の黒田副学長は、「不透明な決定という感触は無かったのか」という質問を否定。政府を批判することは避けたが、言葉の端々に急に開学時期を条件にされたことへの不満が見えるように感じた。^^;

『ございません。平成30年4月が無理だったということ。具体的にヒアリングでもいつというのは答えたことはない。平成29年3月末までに学部設置の認可申請を提出する必要があると。告示からスタートするとなると、3か月あまりで設置計画から教員の確保が必要になる。それはタイトなスケジュール。非常に学部を設置するには、期間があるようで短い。今回の平成30年の開設は、本学にとっては予期していない期日で難しかった。

 ――そんなに早く期限を切ってくるとは想定しづらかったということか。
 はい。本学の場合、そこまでの準備はしていなかった。(同上)』

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 山本地方創生大臣は、6~7月の国会で野党の議員の追及に対して、加計学園と今治市が、できるだけ早く開学できるように、オウンリスク(自己責任)でやったことだと主張しているのだが・・・。<個人的には、このオウンリスクという言い方&この言葉をクチにする時の山本氏のドヤ顔がムカつく。(-"-)>

『時期をいつにするとかいうような話は一切伝えておりません。したがって、その中で、今治市が獣医学部の校舎建設等なんかについて少し準備をやられていることは、大学側がオウンリスクで行っているものと考えております。
 これは、今治市がボーリング調査なんかをやるときにも、今治市議会においても今治市が説明しておりますが、希望者には全部それを認めるというようなことをやっておりまして、私どもは三十年四月開校というのはまさにパブリックコメントの段階で初めて示したわけでありまして、それ以前に今治市に対しても京都府にも一切そういう時期については言っておりません。』(2017年6月5日 第193回衆院決算行政監視委員会 共産党の宮本徹氏の質問に対して。)

ただ、山本大臣は国会でこうも言っている。^^;

「京都府、京都産業大が想定している具体的な開学時期がいつであるかということは、はっきりと承知しているわけではありませんが、できるだけ早くということでお聞きしていたということであります。
 また、今治市ができるだけ早くということは承知していたということでありまして、それを含めて、早く規制を突破し、そしてその効果を早く検証して、ほかに広げるかどうかも考えていく必要もありますので、最大限早い三十年四月ということにしたわけであります」

 で、この説明からも、結局、やっぱ「加計のことを考えて、開学時期を決めたんでしょ?」と突っ込みたくなってしまうmewなのである。(**)
 
~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ 

『【報ステ】京産が断念…加計学園の開学時期めぐる謎

 加計学園とともに国家戦略特区で獣医学部新設を計画していた京都産業大学は14日、獣医学部の新設を断念すると表明した。教員の確保など開学までの準備期間不足を理由に挙げた。

 内閣府は、今年1月に獣医学部の開学時期を『平成30年4月』と正式に示した。加計学園は、内閣府が開学時期を発表する1年半も前から教員集めに奔走。さらに、去年10月には校舎の建設に必要な土地のボーリング調査の手続きまで進めていた。

 10日の閉会中審査で自由党の森ゆうこ議員は、開学時期の情報が加計学園側だけに伝えられていた可能性を追及。「平成27年4月2日、今治市の担当者は総理官邸で誰と協議を行ったのか」と質問したのに対し、萩生田官房副長官は「記録が保存されていないため確認できない」とした。

 さらに、内閣府と今治市のメールのやり取りが情報公開で明らかになっている。今治市が送信した文書には『平成30年4月開学予定』と書かれていた。山本地方創生担当大臣は「メールは残っていない」とした。自民党は14日、安倍総理出席での予算委員会を再来週に開催したいという意向を明らかにした。菅官房長官は「閉会中審査を行う目的は、国家戦略特区の選定について、事実関係を明らかにし、説明責任を果たすために行うもの」と述べた。(ANN2017/07/14 )』

* * * * * 

 テレビ出た蔵より。

『2017年7月14日放送 21:54 - 23:10 テレビ朝日 報道ステーション (ニュース)

 きょう京都産業大学の黒坂光副学長は獣医学部の新設を断念すると表明した。鳥インフルエンザの研究で世界的権威の大槻公一教授を擁し高い評価を集めてきた。安倍晋三総理大臣は「全国どこでも獣医学部の新設を認める」と啖呵を切った。理由について京都産業大学は、加計学園が獣医学部の設置を申請し、教員が少ない現状のなかで優秀な教員の確保が難しくなったとしている。加計学園は教員72人と計画していた。

 「平成30年4月」は特区が認める獣医学部の開学時期で、内閣府は今年1月に正式に示した。京都産業大学の吉門敬二総務部長は教員の確保が必要になってくると非常にタイトなスケジュール、平成30年の開設は我が校にとっては予期しなかった期日で難しかっただと述べた。対照的なのは加計学園側の動きで、内閣府が発表する前の2015年夏から教員集めをしていた。2016年10月には校舎の土地のボーリング調査の手続きもしていた。

 京産大の吉門敬二総務部長は開学時期を確認した上でないと準備ができないと感じていた、当然リスクのある話だと話した。先月、山本幸三規制改革担当大臣は準備はそれぞれの地元がオウンリスクでやることと発言。去年4月に作成された今治市議会の資料にはまだ正式に決まっていない「H30.4」と記されていた。萩生田光一官房副長官は一連の内部文書を全面否定した。』

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『2017年7月17日放送 5:25 - 8:00 TBSあさチャン!けさのボード

 加計学園獣医学部新設めぐり、事実上のライバルだった京都産業大学が先週騒動後会見を行った。京都産業大学は加計学園と同様国家戦略特区での獣医学部新設を目指していたが断念。その理由について会見で説明。

 京都産業大学が諦めた一方で特区での獣医学部新設を進めているのが安部総理の友人が理事長を務める加計学園。加計学園のためには今治市から約37億円の土地の無償譲渡。施設整備にも最大96億円の補助金が出る事になっている。安部総理の友人の希望が叶えられた行政の手続きに不公正な力が働いたのか問われている問題。

 京都産業大学は獣医学部新設を断念した理由について「2018年の開設は予期していなかった期日で難しかった。」など話す。来年4月に開学が条件のこと。その条件について大学側は「最終的な判断が1月4日にされるのかを注目していた。告示を受けてこれで獣医学部の方向性なくなった」など話す。内閣府が平成30年度開設と初公表したのは去年11月。その案が最終的な判断として示されたのは今年1月4日。開学まで1年3カ月では準備が出来ないと判断し、大学側は国家戦略特区の応募を断念。

 この開学までの準備期間めぐり先日の国会審議でも民進党・福島伸亨参院議員が「フライングしている人しかできない」などと指摘。加計学園はなぜ来年4月の開学という条件を間に合わせることができるのか?獣医学部新設を推していた今治市と内閣府との間ではこの条件を前提に早くから動いていたことを示唆する複数の資料が国会でも取り上げられている。

 正式発表よりも5カ月前の去年8月に内閣府から今治市に送られたメールでは「今治市のスケジュール表を作成願います。」など書かれる。翌日に今治市が返信したスケジュール表には、すでに平成30年4月開学予定と明記されている。

 相次いで公表された文科省の内部文書でも当初から「平成30年4月開学を大前提に」など来年4月を前提にしていたことを裏付ける表現が並ぶ。こういったスケジュールについて京都産業大学側は「内閣府からの連絡は聞いていない」などコメント。また「加計学園ありきの京産大外し」「不透明な決定」を否定。ただ、開学時期の条件がわからなければ具体的な準備に入ることはできないという。

 京産大とは対称的に着々と準備を進める加計学園。去年11月には既にボーリング調査に着手。こうした動きに山本幸三地方創生相は「平成30年4月の開学はパブリックコメントの段階(去年11月)で初めて示した。事前準備はそれぞれの地元が自己責任でやること。最終的に認められるか分からないから」「加計学園・京産大は同時期に開学時期を知らされる。それ以前に進めた準備は自己責任リスク」などコメント。

 京都産業大学の会見により改めて謎が深まった来年4月の開学が条件の経緯。安部総理は来週にも開かれる国会審議でどう説明するのか?

 京都産業大学が行った会見について龍崎孝は「18年4月に開学することは総理も萩生田副長官も加計学園も知っていたのではという疑問が出る。18年4月の開学時期は加計学園を選ぶための決定的な条件に見えてくる。」など述べた。』

* * * * *

 安倍首相が出席しての衆参予算委員会が開かれるのは、来週になりそうなのだが。国民が忘れそうになる頃に、また加計問題で国会が開かれるっていうのも悪くないかも。(・・)

 できれば、それまでにTVのニュース&ワイドショーで、この京産大の獣医学部断念の話や、一体、誰が平成30年4月を開学条件にしたのか、じっくりと取り上げて欲しいと思うmewなのだった。(@@)

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by mew-run7 | 2017-07-18 14:31 | (再び)安倍政権について | Trackback(1)

安倍、護憲勢力の反撃を実感?被害妄想が強い改憲勢力&改憲に前のめりはむしろマイナス

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【ウィンブルドン・男子は結局、(またまた休養十分の?)フェデラーがいかんなく実力を発揮して、1回戦から決勝のチリッチ戦まで1セットも落とさずに勝利して、優勝を果たした。(*^^)v祝
<フェデラーは03-7年、9年、12年に続き5年ぶり8度めの優勝。03-9年頃は、フェデラーが勝つと「またか」という感じがして、つまらなかったのだけど。最近は、あのスーパーショットが味わい深く思えたりもして。錦織も同じぐらい天才的スーパーショットを決める時があるんだけどな~。(・・)>

 女子はムグルサがヴィーナスWを下して初優勝。ムグルサは、クレー得意のスペイン選手なのに、何故か芝もうまくこなしちゃう(一昨年も決勝進出)というのは実に面白い。でも、37歳になっても尚、決勝に進出するヴィーナスもお見事。<ヴィーナスは、先月、交通事故で衝突した車に乗っていた男性が死亡。精神的にかなりまいっていたと言うが。それでも大会に出て、しっかりプレーしていたのもスゴイな~と思う。>】

* * * * *

 先日、ある記事に安倍首相のこんな言葉が載っていたのを見て、mewは唖然としてしまった。(@@) <何か「改憲派って、こういう発想するんだ~」って、ちょっと驚いちゃったりもして。>

『「護憲勢力の力を改めて思い知ったよ…」

 都議選の惨敗を受け、首相は周囲にこう漏らした。』

 そう。何と安倍首相は、自民党が都議選に惨敗したのは、年内にも改憲の発議を目指す自分を倒そうとする護憲勢力が動いたからだと思っているのだ。(゚Д゚)

* * * * *

 まあ、こういう記事を書くのは(当然にして)産経新聞だったりするわけだが・・・。

『原因は政府・与党で不祥事・失言が相次いだことにあるが、朝日新聞を中心にした護憲勢力による政権批判は常軌を逸していた。

 10年前の平成19年夏、第1次安倍内閣は参院選で大敗した。同年5月に憲法改正手続きを定めた国民投票法が成立すると激しい政権批判が巻き起こり、内閣支持率が急落。結局、首相は体調を崩し、退陣した。

 今回の政権批判も、5月3日に首相が2020年の新憲法施行を打ち出した後に猛烈に強まった。「あの夏と同じだ」と既視感があるのは首相だけではないだろう。首相批判の根源も実は同じだ。10年前は「お友達内閣」と批判されたが、今回も首相の「身内びいき」が狙い撃ちされた。(産経新聞17年7月8日)』

 確かに安倍首相のお友達閣僚の失言や身内びいきを問題に感じて、自民党に票を入れなかった人はそれなりにいたとは思うが。それと憲法改正と結びつけて考えた人は、さほどいたとは思えず。<それは07年の参院選の時もしかり。(・・)>

 でも、どうやら改憲勢力の中には、何か自分たちに逆風が起きると、こんな被害妄想的な勘違いをしてしまう人が少なからずいるらしい。(~_~;)

* * * * * ☆

 そうしたら、先週、安倍首相の盟友・衛藤首相補佐官も、同じような認識でいることがわかって、ますます唖然としてしまった。(・o・)

<まあ、安倍氏が最も信頼している友人だと言っていた衛藤氏が、12年からずっと首相補佐官を務めていること自体、まさにお友達人事、身内びいきのあらわれなんだけどね。>

『「いま、総がかりで『安倍つぶし』」 衛藤首相補佐官

■衛藤晟一首相補佐官(発言録)

 メディアや共産党、民進党、社民党が連合して、安倍政権をつぶすために総がかりで来ているというのがいまの状況だ。「安倍首相は本気で憲法改正をやろうとしている。安倍首相だったら、ひょっとしたらできるかもしれない」と心配した方々が、いま総がかりで「安倍つぶし」をやっている。このことを認識しないと大変なことになる。

 首相が内閣改造をやると言われているが、思い切って完全な出直しでやらない限り、この勢力に対抗することはできないだろう。我々としては何が何でも首相を支えなければいけない。

 安倍首相には苦言を呈しようかなと思っている。こういうことを招いてきた脇の甘さ、見通しの甘さがあった。ちゃんとした対策を講じられなかった、という意味での甘さを反省している。本格的な出直しをやってもらいたい。(自身の政治資金パーティーで)(朝日新聞17年7月11日)』

 安倍首相&仲間たちにとって憲法改正こそが何より重要なものゆえ、彼らの頭の中は改憲のことが大きな部分を占めているのだろうけど。
 改憲に反対する勢力との戦いをメインに考えて、人事や国政をされたら、国民はたまったものではあるまい。(~_~;)

* * * * *

 先ほどの産経新聞の記事の続きを、アップしておこう。

『来月、内閣改造 「身内びいき」払拭 実力重視、「外様」登用へ

 (前略)
首相は、学校法人「森友学園」(大阪市)の問題で昭恵夫人を、防衛省の日報問題で稲田朋美防衛相を、学校法人「加計学園」(岡山市)の問題では萩生田光一官房副長官をそれぞれかばった。

 批判には理不尽な点が多くても「身内に甘い」という見方が広がった。首相は「印象操作だ」「悪魔の証明だ」と反撃したが、逆に悪い印象を増幅させた。都議選後、複数の首相周辺は「身内びいきの印象を払拭せねばならない」と首相に進言した。

 首相は内閣改造で、派閥に関係なく実力のある人材を登用する「外様内閣」をつくる考えだ。「身内」は党務に従事させ、憲法改正に向けて汗をかいてもらおうと考えているようだ。

 当選回数を重ねている「閣僚待機組」の起用については、初入閣閣僚の失言が重なったこともあり慎重に見極めているとされる。

 憲法改正に向け、いかに挙党態勢を作るか。首相が都議選後、沈黙を続けているのは、誰が政局を仕掛けようとし、誰が同調しようとしているかを見極めようとしているからだとされる。来年9月の総裁選を見据え、自民党内の神経戦はすでに始まっている。(産経新聞17年7月8日)』

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 逆に「首相が憲法改正に前のめりの姿勢を隠さないことを支持率低下の一因と指摘する見方もある」ようで。公明党や自民党の一部からは、安倍首相が改憲から少し離れた方がいいという声も出ている。^^;

『世論の「安倍離れ」鮮明=安倍首相、厳しさ増す政権運営〔深層探訪〕

 安倍政権の内閣支持率が時事通信の世論調査で2割台まで落ち込み、世論の「安倍離れ」が鮮明になった。安倍晋三首相の求心力が低下するのは避けられない情勢で、政権運営は厳しさを増している。政府・自民党内には、内閣改造による政権浮揚を期待する声もあるが、効果は不透明で危機感は強まるばかりだ。

 ◇非常事態

 報道各社の最近の世論調査で内閣支持率は軒並み30%台に急落。それでも政府高官は、「今が底だ」と強気だった。しかし、時事通信の調査でついに29.9%と3割を切り、首相周辺は「非常事態だ」と宣言した。

 支持率が急落した背景には、学校法人「加計学園」の獣医学部新設計画をめぐり、首相が疑念を払拭(ふっしょく)できていないことがある。調査結果では首相が説明責任を「果たしていない」との回答が79.9%に上った。公明党幹部は「首相への信頼が問題になっている」と解説する。

 首相がそれまで拒否していた衆院予算委員会の閉会中審査に一転して応じたのも、追い込まれていることへの危機感の裏返しだ。ただ、自民党内には、「立て直せるか分からない」(ベテラン)と、一気に不透明感が増した政権の先行きを危惧する声が漏れる。

 首相が憲法改正に前のめりの姿勢を隠さないことを支持率低下の一因と指摘する見方もある。石破茂前地方創生担当相は14日、首相の改憲発言に触れた上で、「多くの国民が疎外感を感じたのではないか」と述べた。

 政界では、自民党の青木幹雄元参院議員会長が編み出した「内閣と自民党の支持率を合計しても50%を切ったら赤信号」との指標がある。今回の調査に照らし合わせると51・0%で、「危険」な状態だ。
 2006年に5割台の支持率でスタートした第1次政権は、相次ぐ閣僚辞任などの影響で支持率が20%台まで下落。07年の参院選敗北後、首相は退陣した。閣僚経験者の一人は「あの時の光景を今と重ねて見る人もいるだろう」と語る。

 ◇改造リスク

 「国民の声として真摯(しんし)に受け止めたい」。菅義偉官房長官は14日の記者会見で、支持率が20%台に急落したことについて神妙にこう語った。首相は、8月上旬に内閣改造・自民党役員人事を行い局面転換を図りたい考え。だが、思惑通りに進む保証はない。

 改造で首相は、政権の要である菅氏と麻生太郎副総理兼財務相を続投させる意向だが、自民党のある閣僚経験者は「骨格が変わらないなら、人心一新と受け止めてもらえない」と語る。幹部からは「内閣改造であぶれた人の不満が噴き出しかねない」との懸念も漏れる。
 入閣した新閣僚からスキャンダルが飛び出せば「ご祝儀相場」の雰囲気も一気に吹き飛ぶ。改造はリスクと隣り合わせでもある。

 18年9月の自民党総裁任期満了に伴う総裁3選が確実視されてきたが、首相を支持する派閥の一部からは不安視する空気も出始めた。衆院解散・総選挙や憲法改正に向けた戦略の練り直しを迫られる可能性もある。

 ◇漂う無党派層

 一方、今回の世論調査では、「支持政党なし」と答えた無党派層が前月比4.5ポイント増の65.3%まで上昇、民進党など既存の野党が受け皿になり切れていない現状も浮き彫りになった。政党不信が広がっていると言え、小池百合子東京都知事が事実上率いる地域政党「都民ファーストの会」の国政進出にも関心が集まりそうだ。(時事通信17年7月15日)』

 安倍首相は今でも秋の臨時国会中に、憲法改正案を出したい意向を持っているようだが。果たして、自民党内にどれだけついて来てくれる人がいるのか。かなりビミョ~な状態になっているようにも感じるmewなのだった。(@@)

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by mew-run7 | 2017-07-17 05:08 | (再び)安倍政権について | Trackback

下村、加計闇献金のデータ、元秘書(現都議)の持ち出しを示唆but筆跡鑑定ではシロか

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 今回は、『安倍盟友の下村、加計からヤミ献金(or斡旋)の疑い&都ファ出馬の元秘書をスパイ扱い』の続報を・・・。

 まだ東京都議選の最中だった6月末、「週刊文春」に下村博文氏(当時・都連会長)が加計学園から闇献金を受けているという記事が出た。 (・o・)

 その記事によれば、『下村事務所が作成した書類には、「2013年博友会パーティー入金状況」に<9月27日 学校 加計学園 1,000,000>、「2014年博友会パーティー入金状況」には、10月10日付で<学校 山中一郎 加計学園 1,000,000>との記載があった』とのこと。(山中一郎氏は当時、加計学園の秘書室長だった。)

 また、政治資金規正法では、20万円を超えるパーティー券購入は、収支報告書に記載しなければならないのに、下村事務所はそれらを記載していないという。^^;

* * * * *

 下村氏は、6月29日にこの週刊誌の記事に関して記者会見を実施し、選挙妨害を目的にしたものだと批判。
 加計学園からの100万円の献金について、11人からのパーティー券候購入資金をまとめた記したもので、加計学園自体や理事長からの献金ではないと否定した。ただ、この点ついては、いまだに疑問がくすぶっている。(-_-;)
 
 さらに、この下村事務所のPC内のデータを、元秘書で都民ファーストから出馬している平慶翔氏が盗み出したものではないかと指摘。
 何と選挙中だというのに、平氏がPCを持ち出したことなどを記した上申書や離職届などを報道陣の前に示したのである。(゚Д゚)<ちなみに平氏は、サッカー日本代表の長友のアモーレで、タレント愛梨氏の弟。>

 これに対して、平氏はPCやデータを盗んだ事実はないし、上申書に署名をしたこともないと主張。週刊誌によれば、筆跡官邸によって、上申書のサインは自分の文字でないことが証明されたという。(・・)
 もし上申書のサインが平氏本人のものではないと証明された場合、下村氏はどのようにして責任をとるのだろうか。
<平氏は、都ファ候補として苦戦したものの、とりあえず当選したので、その点ではもめずに済むのだが。もう都連会長はやめちゃったし、国会議員を辞めるぐらいの覚悟はあるのだろうか?>

* * * * * 

 下村博文氏は、安倍首相の若い頃からの盟友で、一緒に超保守的な教育の普及を目指して活動して来た人。(つくる会の教科書の普及とかね。^^;)
 安倍首相は第二次政権ですぐに下村氏を文科大臣に起用したのだが。15年、下村氏に塾業界からの献金問題が浮上したこともあり、止むを得ず交代することになった。(それでも総裁特別補佐、幹事長代行などとして常にそばに置いていた。)

 また加計孝太郎氏とも旧知の仲。何と下村夫人は安倍夫人と共に、加計学園が経営する小学校のパンフレットに載っている。^^;(『稲田失言を安倍が謝罪するも、罷免は拒否+下村に加計から違法献金か。妻も加計に関与』)

 この辺りのことは、機会があれば改めて書きたいが。加計孝太郎氏は安倍首相夫妻だけでなく、下村博文夫妻とも関わりが深いのである。(^^ゞ

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 で、話を戻すと・・・。、都議会選の最中の6月末、週刊文春に下村氏の事務所の内部文書が公開されて。「2013年博友会パーティー入金状況」に<9月27日 学校 加計学園 1,000,000>、「2014年博友会パーティー入金状況」には、10月10日付で<学校 山中一郎 加計学園 1,000,000>t記載されていることが判明。

 それに対して、下村氏本人が記者会見を実施して。13、14年の事務所の日報によって、加計学園の秘書室長が、個人と企業合わせて11人から預かった合計100万円の現金を持参したことを確認したものの、いずれも20万円以下の購入で、計11枚の領収書を渡したと説明した。

 しかし、この11人には「学校法人『加計学園』ははいっていない」と。つまりは加計学園自体からは政治寄付もパーティー券の購入をしてもらったこともない」と主張。あくまで加計学園の秘書室長が個人的に、周辺の人たちから預かったパーティー券購入費を集めて、届けてくれたに過ぎないものだと強調したのである。(・・)

 ただ、寄付した11人の名はプライバシーの問題があるので、公表できないとのこと。となると、その中に、加計学園の理事やら職員やらが何人はいっているのは、「???」だし。そもそも、何故、その11人のパーティー券購入代金を集めて持参するのか、何故、下村事務所が作成した書類には、11人分まとめて「加計学園1,000,000」と記されているのかも「???」だ。(-"-)

* * * * *

 ちなみに、この都議選には、下村氏の地元である板橋区から3人の元秘書が出馬していた。
 2人は現職の自民党候補。で、もう一人は、3年半秘書を務めていた第一秘書だったのだが、1年前に秘書を辞めて、小池新党・都民ファーストから出馬していた。

 この時、下村博文氏は、まだ都議戦中であるというのに、その元第一秘書で都民ファーストから出馬している平慶翔氏が、自分の事務所からデータを持ち出した疑いがあると指摘。(@@)<暗に「週刊文春」はそのデータを入手したのではないかと示唆。>

 そして、何と本人の承諾を得ることなく、平氏が提出した上申書(「事務所費用横領」「PC持ち出し」などの問題行動を行なったことなどを記されている)やあ離職届けなどを報道陣に公開。両書類の署名が同一のものだと主張したのである。(-_-;) 

 しかし、平氏は当日、下村氏の主張に対して、上申書は捏造されたもので、自分の署名ではないと反論。また、後日、筆跡鑑定を行なった結果、上申書の筆跡と退職届の筆跡は異なる可能性が大きいことがわかったという。(・・)

『自民党の下村博文幹事長代行が、学校法人「加計学園」からの献金に関する事務所の内部文書の漏洩(ろうえい)元の可能性を指摘した元秘書の平慶翔氏は29日、弁護士を通じて否定する声明を発表した。平氏は東京都議選で、地域政党「都民ファーストの会」から立候補している。要旨は以下の通り。

 1、私が週刊文春側に下村事務所のデジタルデータを提供した事実はない

 2、私名義の平成28年8月10日付の上申書は偽造文書だ。文書中の私の住所、氏名などは私の筆跡ではない

 3、私が、下村事務所において上申書に記載されているような犯罪行為を行った事実はない(産経新聞17年6月29日)』

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 そして、今月にはいって筆跡鑑定を行なった結果、「シロ」である可能性が大きいと判断されたというのである。(**)

『小池チルドレン「平慶翔」疑惑の筆跡鑑定は「シロ」だった

「退職届とツイッターの写真の署名には、共通点が見受けられますが、上申書の筆跡と、退職届の筆跡では異なる特徴が数多くあります」

 こう話すのは、本誌の依頼で筆跡鑑定をおこなった筆跡研究開発センター代表の朝倉太郎氏だ。鑑定の結果は、 驚くべきものだった。

 都議選で躍進した小池チルドレンの一人、平慶翔都議(29)は、かつて秘書として仕えた下村博文元文科相 (63)と泥沼バトルの真っ最中だ。

 6月29日、下村氏は会見で、かつて平氏が秘書時代に、「事務所費横領」「パソコンのデータの持ち出し」などを犯したと主張。下村氏の疑惑報道を「週刊文春」に流したのは平氏だとにおわせ、平氏が罪を認めたとするサイン入り上申書と、下村事務所へ提出したという退職届を報道陣に配布した。

 これを平氏は、「事実無根」と否定。都議選後、平氏の代理人弁護士は本誌にこう答えた。

「平氏が上申書に署名した事実はありません。当該上申書は偽造文書です。平氏が当該上申書に記載されている犯罪行為をおこなった事実はありません」

 そこで本誌は、上申書と退職届のサインの筆跡、さらに、平氏がツイッターに投稿した写真に写ったサインの筆跡の鑑定を、冒頭の朝倉氏に依頼した。

 全体的な印象を朝倉氏が語る。

「今回の鑑定資料のうち、立候補時に書いた筆跡の画像は不明瞭なので、基本的な部分についての鑑定としました。ただ、この基本的な鑑定でも上申書と退職届に異なる点が多く確認されれば、2つの筆跡の筆者は、別人である可能性が高くなります」

 本誌の筆跡比較を見れば、3つの筆跡の相違と同一性が一目瞭然だが、ほかにも不自然な点があるという。

「退職届の筆跡と比べて、上申書の筆跡は省略されている箇所が多い。平氏が、20年以上も書き慣れた自分の名前をこのように省略するのは考えにくい。さらに、退職届と上申書では、筆順が違うように見える部分もある。名前の筆順を変えるのは、不自然です」(朝倉氏)

 上申書の筆跡は、第三者が模倣して書いた筆跡である可能性を指摘する。

「一見、似ているように感じるのは模倣しているせいかもしれません。上申書の筆跡は筆速、筆の速度が速いように見えます。書く速度が速ければ速いほど、字の形を真似て書いても、細かい部分はおざなりになりやすい。それは字の省略にもつながります」(同前)

 朝倉氏は「上申書は偽造の可能性が高い」と結論づけた。それが事実なら、偽造に関わった人物が、私文書偽造同行使罪などで刑事罰に問われかねない。

 本誌はこの結果を、下村事務所に問い合わせたが、期限までに回答はなかった。7月7日朝、下村氏を直撃した。

ーー筆跡鑑定で、上申書が平氏以外の別人が書いた可能性があるというが。
「それはありえません。(平氏は上申書を)私の目の前で書いていましたから」平氏は、刑事民事両面で法的措置を辞さない構えだという。

 7月7日夕、本誌の取材に応じた平氏は、コメントは弁護士を通じてのみとしながらも、下村氏の直撃の様子を伝えると、思わずこう反応した。

「目の前で、ですか?それはないと思いますけど……」。すでに平氏も、潔白を証明するため、筆跡鑑定をおこなっている。(週刊FLASH 2017年7月25日号)』
 
 もし上申書が真正なものえなければ、名誉毀損などの責任も問えるし。上申書が意図的に偽造されたものなら、偽造に関わった人物が、私文書偽造同行使罪などで刑事罰にも問われかねないわけで。
 この点は曖昧にせず、しっかりと真相を明らかにして、責任を追及して欲しいと思うmewなのだった。(@@)
 
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by mew-run7 | 2017-07-16 11:49 | (再び)安倍政権について | Trackback(1)

前川、加計問題で、官邸の関与を人名を挙げて主張。辞任問題では、菅ともやり合う

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【*1、*2などの関連記事は、記事の最後にあるMoreの部分にあります。】


【ウィブルドンの女子ダブルス・・・二宮・ボラコバ組は残念ながら準決勝で、第9シードのペアに6―7、6―4、7―9で惜敗。07年の杉山愛以来の決勝進出はならなかった。でも、本当によく頑張ったと思うです。(^^♪(てか、杉山愛って07年もまだ決勝進出とかしてたのね。改めてスーパーレディだったと尊敬。尚、47歳の伊達公子も、今日から米ツアー参戦だ!。o(^-^)o>】

 さて、昨日の『安倍より前に和泉、木曽などを呼んで真相解明を+N平和賞・劉暁波の訃報を受けて』の関連記事になるのだが・・・。

 今週10日には、衆参院で加計学園の問題に関する閉会中審査が開かれ、前川前文科次官が参考人として出席。与野党議員の質問に答えた。(・・)

 安倍内閣は、国家戦略特区のシステムを使って57年ぶりに大学に獣医学部を新設することを決定したのだが。唯一、獣医学部新設を認められたのが、安倍首相の30年来の盟友が理事長を務める加計学園が経営する岡山理科大学であったため、世間からは安倍首相&仲間たちの意向が働いたのではないかという疑いの目が向けられている。(@@)

<おまけに、首相の側近の萩生田官房副長官は、衆院議員に落選していた09~12年に加計学園経営の千葉科学大学に客員教授として雇われて月10万円もらってたし。13年から安倍内閣の参与をしていた元文科省幹部の木曽功氏は、16年から千葉科学大の学長と加計学園の理事になっているし。安倍盟友の下村元文科大臣は、加計学園から闇献金を受けていたという疑惑の報道が出てるし・・・。他にも「???」があれこれ。(-_-)>
 
 当時、文科省TOPの事務次官だった前川氏は、獣医学部新設をする大学の決定に際して、官邸や内閣府が強く関与したと。「背景に首相官邸の動きがあった」「順次条件を付けて加計学園しか残らないようにした」「ブラックボックス化されている」などと主張。
 和泉首相補佐官、木曽元内閣参与が自分に圧力をかけて来たことや、萩生田官房副長官が文科省の幹部とやりとりをしていたことなどを明かした。(・・)

『加計選定「不公平、不透明」=前川氏、官邸の圧力指摘―衆院閉会中審査
7/10(月) 時事通信

 安倍晋三首相の友人が理事長を務める学校法人「加計学園」の獣医学部新設計画をめぐり、衆院文部科学、内閣両委員会は10日、合同で閉会中審査を行った。

 参考人として初出席した前川喜平前文科事務次官は、国家戦略特区での同計画選定について「不公平、不透明な部分がある」と述べ、「加計学園ありき」との見方を示した。また、「背景に官邸の動きがあった」と指摘し、萩生田光一官房副長官や和泉洋人首相補佐官から早期開学を迫る圧力があったとの認識を示した。

 前川氏は民進党の福島伸享、共産党の宮本岳志両氏らの質問に答え、「始めから加計学園に決まるようプロセスを進めてきたように見える」と主張した。

 前川氏は、萩生田氏が同計画に関する政府内の調整について「私の方で整理しよう」などと発言したとする文科省内部文書の存在を認めた。文科省はこれまでの調査で「存在が確認できなかった」としたが、前川氏は「事務次官在職中に担当課から説明を受けた際、受け取った文書に間違いない」と述べた。

 同文書は「萩生田副長官ご発言概要」と題され、昨年10月7日付。萩生田氏は「10月7日に(文科省の)局長とやりとりしたことは確認している」と面会の事実を認める一方、「発言した記憶はない」と反論した。

 また、前川氏は「和泉補佐官がさまざまな動きをしていたことは(文科省が存在を認めた文書で)明らかだ」と述べ、和泉氏と面会した際に首相の意向として早期開学を直接求められたと主張。一方、菅義偉官房長官は「和泉氏からは『首相から指示を受けたことも、文科省に指示したこともない』と報告を受けている」と述べた。

 首相が加計学園以外にも獣医学部新設を認める方針を新たに示したことに関し、前川氏は一例目の実績を検証する必要があるとして、「今すぐ2校目、3校目を造ることはできない」と述べた。

 自民党の平井卓也氏は、与党側が招致要求した政府の国家戦略特区ワーキンググループの原英史委員に、加計学園選定の経緯を質問。これに対し原氏は、手続きは適正との認識を示し、「『加計ありき』は虚構だ」と述べた。
 福島氏は、疑惑解明に必要だとして臨時国会の早期召集を求めたが、菅氏は「与党とも相談して決めたい」と述べるにとどめた。(時事通信17年7月11日)』

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 また、前川氏は菅長官が「次官の地位に恋々としていた」と語ったことに対して、「事実に反する」と反論。しかし、菅長官は杉田副長官から、定年になる3月まで辞任したくないと言ってたときいたと引かず。話は平行線のまま終わったのだ。(・・)

 昨日の記事で、mewが杉田副長官を国会に呼んで来て、証人喚問すべきだと書いたのは、この件の真相を解明するためだ。<菅氏の伝聞話を聞くより、すぐ近くの首相官邸にいる杉田氏を呼んで来て証言してもらうのが一番いいでしょ?(++)>

 その前川氏と菅長官のやり合いのシーンも含めて、それぞれの発言がそのまま載っている記事を一つ。
 
『加計問題で閉会中審査、前川前次官「背景に官邸の動きが・・・」 
TBS17年7月10日

「加計学園」の獣医学部新設を巡り、10日、国会で閉会中審査が行われました。この問題で、今まで政府の言い分と真っ向対立してきた文部科学省の前川前事務次官は、国会の場で何を語ったのでしょうか。
 「内閣府が、この仕事を進めるにあたりましては、その背景に官邸の動きがあったというふうに思っております」(前川喜平 前文科事務次官)

 参考人として出席した文部科学省の前川前事務次官。加計学園の獣医学部新設に関して、「加計ありき」だったと政府を公然と批判しました。

 「初めから加計学園に決まっていた。加計学園に決まるように、プロセスを進めてきたというふうに見える。非常に不公平であり、また国民の目からよく見えないところで決定が行われている。不明朗さがあるというふうに思っています」(前川喜平 前文科事務次官)

 前川氏の批判の矛先は、安倍総理の発言にも向けられました。

 「2校でも3校でも、意欲あるところにはどんどん獣医学部の新設を認めていく」 (安倍首相〔先月24日〕)

 「まずは、この今治での成果をきちんと評価することが必要になってくるわけでありますけど、少なくとも10年内外は必要ではないかと。今すぐ2校目、3校目を作ることは論理的にできないことではないかと思っている」(前川喜平 前文科事務次官)

 また、野党側も獣医学部を新たに設置する判断が妥当かどうか、政府を追及しました。

 「なぜ、その(獣医師の)需要が明らかでないにもかかわらず、強引に押し切っているんですか」(民進党 緒方林太郎 衆院議員)

 「需給の量とか数について、はっきり示すことなんて無理です」 (山本幸三 地方創生相)

 「具体的需要だよ」

 「具体的な需要という、その数とか量とかありません。そういう需要という定性的な傾向があれば、十分だというふうに思います」(山本幸三 地方創生相)

 守勢に回った政府ですが、自民党議員が質問に立つと、前川氏の追及が始まりました。

 「(文科次官を)辞めてからいろいろ言われるのは、どうしても違和感あるんですよね」(自民党 平井卓也 衆院議員)
 
 「在職中に内部告発をするという選択もあったかもしれませんけれども、私としてはやはり、それはなかなか難しかったと思っております」(前川喜平 前文科事務次官)

 「“総理のご意向”というようないろんな文書。これは前川さんが流出元ではないかというふうにいろんな所で報道されていますが、まさかそんなことはないと思いますので、まずそのことについてイエスかノーでお答えください」(自民党 平井卓也 衆院議員)

 さらに、「総理のご意向」などと書かれた文書を一部メディアに流出させたのは、前川氏ではないかと追及します。

 「文書の提供者が誰であるかということにつきましては、私はお答えを差し控えさせていただきます」(前川喜平 前文科事務次官)

 「ちょっと待ってくださいよ、私はあなたのためを思って言っているんですよ」(自民党 平井卓也 衆院議員)

 度重なる自民党の追及に対して前川氏は回答を避けました。(下につづく)

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 午後からは、舞台を参議院に移して審議が行われました。民進党の蓮舫代表がターゲットにしたのは、菅官房長官です。

 「菅長官は前川参考人が“地位に恋々としがみついていた”と発言していますが、(前川氏は)しがみついておられたのでしょうか?」(民進党 蓮舫 代表)

 「私はそう思って申し上げました」(菅義偉 官房長官)

 菅氏は、文部科学省の天下り問題が発覚した際、前川氏が引責辞任する考えを示さなかったと改めて主張。一方、前川氏は、菅氏の発言を完全否定しました。

 「そのような事実はございません」 (前川喜平 前文科事務次官)

 「菅長官、言っていることが食い違っています」(民進党 蓮舫 代表)

 「私は事実に基づいて発言しています。前川氏から“せめて定年期限の3月まで次官を続けさせてほしい”という話があったという報告を1月の時点で受けています」(菅義偉 官房長官)

 官房長官と前事務次官、どちらの言っていることが正しいのでしょうか。

 「いま官房長官がおっしゃった経緯は、全く事実に反します」 (前川喜平 前文科事務次官)

 「官房長官、本当のことをおっしゃっていますか」(民進党 蓮舫 代表)

 「事前に杉田副長官にも確認したうえで発言をしております」(菅義偉 官房長官)

 「私自身から“定年を延長してほしい”とか、“3月まではせめて在任したい”とか、そのようなことを申し上げたことは一切ございません」(前川喜平 前文科事務次官)

 真っ向からぶつかりあう2人の主張。蓮舫代表は、和泉総理補佐官など政府関係者の証人喚問を求めると共に、改めて安倍総理も出席する予算委員会の集中審議を求めました。(TBS17年7月10日)』

* * * * * 

 ちなみに、最近、よ党としての活躍が目覚しい維新の会では、共謀罪で強行採決のきっかけを作った丸山穂高氏が、前川氏の「出会い系バー」に関する記事を持ち出して質問をしていたです。(恥ずかしい。^^;)

『出会い系バーへの出入りを「女性の貧困の実地調査」と説明したことを丸山穂高衆院議員(日本維新の会)から指摘されると、「言葉遣いは適切でなかったかもしれない」と答えた上で「(官邸の動向と)読売新聞の記事は連動していると主観的に感じ取った」と主張した。文科省の内部文書について「流出元では」と平井卓也衆院議員(自民)からただされると「答えを差し控える」とかわした。(毎日新聞17年7月10日)』

 前川氏は最後に、『「こういった形で、政府部内で何が起こったのか調べようという動きは歓迎すべきことだ」と述べ、国会を後にした』のであるが(同上)

 前川氏と同様、政府の閣僚やスタッフ、省庁の役人などの間で、どのようにして具体的な政策が決められているのか・・・前川氏や野党やメディアが、懸命にそれを国民にわかりやすく伝えようとしたこと、そのお陰で今までより多くの国民がそのプロセスや公正さに関心を抱いたかも知れないことが、内心では、一番よかったことなのではないかな~と思っているmewなのだった。(@@)
 
<その結果、安倍首相&周辺の信用が落ちて、内閣の支持率も大きく下落したことは、さらにBETTERなことなんだけどね。^m^>

 THANKS

                                            
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by mew-run7 | 2017-07-15 03:53 | (再び)安倍政権について | Trackback