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カテゴリ:靖国参拝に関して( 18 )

新藤総務相が靖国に参拝&安倍参拝を提訴+江川紹子の「国内問題としての靖国参拝」


   これは4月12日、2本めの記事です。

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【*1、*2などの関連記事は、記事の最後にあるMoreの部分にあります。】



新藤総務大臣が、今日12日、靖国神社を参拝したという。(@@)

 中韓や米国は、昨年来、首相だけでなく閣僚の靖国参拝にも懸念を示している(=参拝しないように要望している)のであるが・・・。

 新藤総務大臣は、祖父が硫黄島戦を指揮し、戦死した栗林忠道陸軍大将で、同神社に祀られていることもあってか、昨年4月の春季例大祭、8月の終戦記念日、10月の秋季例大祭、今年の元日と相次いで参拝。今回は、「硫黄島協会」の顧問として、他の会員と参拝を行なったという。^^;

『新藤義孝総務相は12日午前、東京・九段北の靖国神社を、太平洋戦争末期の硫黄島戦の生存者・戦没者遺族でつくる硫黄島協会会員とともに参拝した。参拝後、記者団に「私的な行為」と説明。玉串料は同協会が支払ったという。
 新藤氏は、毎年の春季例大祭の期間(21~23日)の参拝については「スケジュールによって考えたい」と明言を避けた。23日にはオバマ米大統領が来日する予定で、参拝した場合、日米関係に影響する可能性がある。

 この日の参拝に中国や韓国が反発することが予想されるが、新藤氏は記者団に「戦争で命を落とした方に哀悼をささげることは、どの国でも行われている」と語った。
 新藤氏の祖父は、硫黄島戦を指揮し、戦死した栗林忠道陸軍大将で、同神社に祭られている。新藤氏は硫黄島協会の顧問を務めている。(時事通信14年4月12日)』

* * * * *

 靖国神社では、21日~23日に、同神社にとって年2回の最大行事となる春季例大祭が行なわれるのだが。

 安倍首相は、昨年末に参拝をして米国から「失望した」と批判を受けたこと&23日か24日からオバマ大統領が来日することに配慮して、参拝は見送る予定であるとのこと。
 しかし、安倍内閣には、新藤大臣をはじめ、例大祭には参拝を欠かさない閣僚が何人かいることから、もし参拝した場合には、中韓だけでなく、また米国との関係が悪化するおそれがある。(~_~;)

<っていうか、オバマ大統領は、自分が来日するとわかっていながら、その直前に閣僚が靖国参拝したと知ったら、めっちゃ不快に思うだろうし。ナメられたと感じるでしょうね~。(@@)
 それまでに日米間のTPP交渉がまとまっていなかったとしたなら、尚更に。^^;>

* * * * *

 ところで、安倍首相が昨年末、靖国参拝を行なったことに対して、各地で提訴する動きが出ている。(・・)

『安倍首相の靖国神社参拝で中国、韓国との関係が悪化し、憲法の前文に掲げられた平和的生存権を侵害されたなどとして、市民ら546人が11日、安倍首相と靖国神社、国を相手取り、今後の参拝取りやめや、1人あたり慰謝料1万円の損害賠償などを求め、大阪地裁に提訴した。

 昨年12月の参拝後、大阪市の市民団体が原告を募っていた。弁護団によると、安倍首相の参拝に関する提訴は初めて。21日には、別団体が同様の訴えを東京地裁に起こす予定。

 原告側は訴状で、「首相の参拝は戦死を美化し、戦前の全体主義を称賛する行為で、北東アジアの対立を深めた」と指摘し、「平和のうちに生きる権利を侵害され、精神的苦痛を受けた」と主張している。(読売新聞14年4月11日)』

『原告団は提訴後、大阪市内で記者会見した。日本思想史専攻の大学院生、吉岡諒さん(26)=京都市=は「参拝後のアジアの緊張の高まりは、一学生の私からしても怖い。過去に違憲判決が出ているのに参拝するのはおかしい」と訴えた。
 首相官邸は「内容が分からずコメントできない」としている。

 首相の靖国神社参拝を巡っては、小泉純一郎氏の参拝に対する訴訟で、福岡地裁(2004年)と大阪高裁(05年)が「違憲」と判断した。(毎日新聞14年4月11日)』

* * * * *

 上の記事に大阪高裁が違憲判決を下したという話が出ていたのだけど・・・。

 小泉純一郎氏は、01年の総裁選で、超保守派議員の指示を得るために、「終戦記念日に靖国参拝を行なう」ことを公約に掲げて当選したこともあって、01年~06年まで(05年までは、終戦記念日は回避)毎年1回、必ず参拝を行なっていたので、何回も提訴されていたのだが。
 多くの判決が、憲法判断を控える中、大阪高裁は05年、高裁とは初めて違憲判断を下したことで大きな注目を浴びた。(@@)
<注・小泉元首相は、記者団に「公的とか私的とかの区別は考えていない」と言っていたんだよね。>

 大阪高裁は、1・参拝は、首相就任前の公約の実行としてなされた、2・ 首相は参拝を私的なものと明言せず、公的な参拝であることを否定していない、3・首相の発言などから参拝の動機、目的は政治的なものであるなどと指摘し、「総理大臣の職務としてなされたものと認めるのが相当」と判断。
 また、参拝は客観的に見て極めて宗教的意義の深い行為であり、国内外の強い批判にもかかわらず参拝を継続しており参拝実施の意図は強固だったとして「国は靖国神社と意識的に特別のかかわり合いを持った」と指摘。いわゆる目的効果基準に照らし、「国と靖国神社との関わり合いが、我が国の社会的・文化的諸条件に照らして相当とされる限度を超える」として、「憲法20条3項が禁止する宗教的活動にあたる」と違憲判断を下したのである。(・・)

<ただし、損害賠償は認めなかったので、その意味では国側の勝訴に。国は上告しなかったので、そのまま判決が確定し、しっかりと違憲判断だけ残ったです。(++)
 何と05年10月に、この件に関連する記事を、ブログにアップしていた~。 (・o・)
靖国訴訟で違憲判断・・・これは憲法&国、国民のあり方の問題だ』> 、

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 このことは、上のリンク記事や昨年12月の『あの国粋主義の安倍が、あの靖国を参拝したことが、欧米からも危険視されている』などに書いたのだけど。

 mewは、首相や閣僚の靖国参拝の問題は、米中韓が反対するからどうのというような外交問題ではなく、日本という国や国民のあり方に関わる国内の問題&憲法問題だと考えている。(**)

 ジャーナリストの江川紹子さんも、同様のとらえ方をしているようで、今年1月に「国内問題として首相の靖国参拝を考える」という記事を出していた。
 靖国神社の本質的な問題を非常にわかりやすく説明している記事だと思うので、チョット長い記事なのだけど。ここにアップしておきたい。(・・)


『国内問題として首相の靖国参拝を考える 

靖国神社に行ってきた。

安倍首相の靖国参拝について改めて考えてみたい、と思ったからだ。

昨年末の参拝には、中国や韓国が激しく反発。米政府が「失望」を表明したほか、欧米のメディアも厳しく批判した。こうした海外の反応を受けて、国内でも外交や経済への影響を懸念する論評がある一方、逆に不当な干渉だと声高に反発する人たちもいる。

海外の視線に対して敏感であることは大切だろう。だが、靖国問題というと、外交的な側面ばかりが強調されすぎるような気がする。本当は、それ以上に、日本人自身が日本のこととして、この問題をもっと考える必要があるのではないか。そんな思いで靖国神社を訪ね、同神社の意義や価値観を示す遊就館の展示を見直した。


祀られるのは天皇のために戦った軍人軍属

この神社の歴史は、幕末から明治維新にかけて功績のあった志士らを祀った東京招魂社に始まる。明治天皇の命で、1879(明治12)年に靖国神社と改名。以後、日中戦争・太平洋戦争に至る軍人・軍属らの戦没者の霊を祀っている。

祀られるのは、基本的に天皇のために戦って亡くなった人々。なので、幕末の志士である吉田松陰や坂本龍馬は祀られているが、維新に多大な功績があったものの西南の役の指導者となった西郷隆盛は祀られていない。それどころか、遊就館には西郷の似顔絵が描かれた指名手配書が展示されている。他方、西南の役での熊本城籠城の戦いは、高く評価されている。

昭和10年代の価値観が今も

遊就館には、同神社の歴史観に則って様々な資料が展示されている。それは、日本が対外的に行った戦いはすべて正当である、という全肯定の精神に貫かれ、日中戦争は「支那事変」、太平洋戦争は「大東亜戦争」と戦時中の名称で呼ばれる。

靖国神社の価値観は、この遊就館で上映されている映画を見ると分かりやすい。次のようなことが語られている。


日本は満州に「五族協和の王道楽土」を築こうとし、軍事行動を慎んでいたのに、中国の「過激な排日運動」や「テロ」「不当な攻撃」のために、やむなく「支那事変」に至った。そして、「日本民族の息の根を止めようとするアメリカ」に対する「自存自衛の戦い」としての「大東亜戦争」があった。この日本の戦いは、白人たちの植民地支配を受けていた「アジアの国々に勇気と希望を与えた」…。

昭和の初めから戦時中にかけての政府・軍部の宣伝そのものだ。靖国神社では、先の大戦は今なお聖戦扱い。まるで時間が止まったように、戦前の価値観が支配している。

太平洋戦争においては、日本兵の多くが餓死・病死した。その数は死者の6割に上る、との指摘もある。だが、そうした武勇にそぐわない事実や戦争指導者の責任は、ここでは一切無視されている。「生きて虜囚の辱めを受けず」の戦陣訓のために、捕虜になって生還することができず、民間人まで「自決」せざるを得なかった理不尽さも記されない。戦争指導者に対して批判的な考えを記した学徒兵の手記なども、示されない。

映画では、「黒船以来の総決算の時が来た」との書き出しで始まる、高村光太郎の詩「鮮明な冬」が紹介されている。そこには日米開戦の時の高揚した気持ちと当時の一国民としての使命感が高らかにうたわれている。高村は、その後も勇ましい戦争賛美、戦意高揚の詩をいくつも書いた。しかし、遊就館の映画は、その後の高村については一切触れない

彼は終戦後、己の責任と真摯に向かい合いながら、岩手の山小屋で独居生活を送った。そして、戦前戦中の「おのれの暗愚」を見つめた「暗愚小伝」を書いた。それには全く目を向けずに、「暗愚」の時代の作品だけが高らかに取り上げられ、今なお戦争賛美に使われていることは、泉下の高村の本意ではあるまい。

国民を戦争に動員するシステムの頂点にあった靖国神社

遊就館の展示は、すべてこうした価値観の下にある。展示物を見ている限り、軍隊の上官はすべて部下思いであり、責任感に溢れ、一人ひとりの兵士は皆、国のために喜んで命を投げ出したかのようである。中国においても、「厳正な軍紀、不法行為の絶無」が示達され、民間人の殺害など一切なかったかのようである。

過去の失敗や過ちから学ぶ視点は、まるでない。あるのは、国に命を捧げることへの称賛。しかも、国のために命がけで何かを成し遂げるというより、ただただ命を捨てる尊さが称えられている。

この点でも、靖国神社の時間は、昭和20年8月以前の段階で止まっているようだ。

国のために死ねば、靖国神社に祀られ、現人神である天皇陛下が参拝して下さる。それが日本国民として最高の名誉であり、喜びであるーー戦時中の国民に叩き込まれていた、この精神構造の頂上に、靖国神社は存在した。

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少女時代に戦争を体験した作家の故上坂冬子さんは、『戦争を知らない人のための靖国問題』(文春新書)で、こう書いている。

〈死がこれほどまでに単純化されるのが、戦時体制なのだ。国家の為に命を捨てることに、まったく無抵抗にならなければ戦争などできるものではない。その意味で当時の日本は見事といえる体制を組んでいた。その頂点にあったのが、良くも悪くも靖国神社であ(った)〉

上坂さんは、A級戦犯の合祀や首相の靖国参拝に肯定的な論者だった。その方にして、同神社が国民を戦争に動員するシステムの頂点に位置したことは認めている。

感動を戦争肯定に導いて教化する

そのような仕組みが分かっていても、遊就館での展示物を見ていると、いつの間にか心が引き込まれる。絶対国防圏と言われた南洋での戦いに敗れ、自決した司令官が最後に打った「我、身を以て太平洋の防波堤たらん」との決別電。家族に対する愛情と国のために命を投げ出す覚悟を綴った兵士たちの手紙。そして、壁に貼られた九千枚以上の顔写真…。

国のために己を犠牲にするひたむきな心情に感動し、国を思う悲壮感には思わず居住まいを正さずにはいられない。その思いを否定したり押さえ込む必要はない、と思う。多くの犠牲に対して、私も自然と頭を垂れ、哀悼の思いを捧げた。

ただ、そのような思いを、戦争やそれを招いた国策、戦争指導者への肯定に導いていこうとするところに、この神社の危うさがある。

戦後日本の体制づくりの土台には、戦争への反省があった。そのうえに、日本の復興があり、その後の発展があった。この土台を、靖国神社の価値観はそっくり否定してみせる。

反省する必要はない。あの戦いは間違っていなかった。国のために命を投げ出すことこそ尊いのだーーこのような価値観を、感動や感銘と共に心に注ぎ込み、人々の教化に努める。こうした機能を今なお維持している靖国神社は、慰霊のためだけの施設とは言えないだろう。

価値観の共鳴

それでも、遺族や個人が戦没者を偲んで参拝するのは、まったく自由である。しかし、日本政府のトップにいる首相が、同神社の価値観を全く否定せずに参拝したことは、国民にとってどういう意味を持つのかは、よく考えるべきだ。

「戦後レジームからの脱却」を目指す安倍首相の歴史観は、村山談話よりも、靖国神社の価値観と、共鳴し合っているように見える。また、安倍首相は憲法改正に意欲を示すが、自民党の「改憲草案」では、憲法の基本的な理念である「個人尊重」が消され、「国民の権利」より「公益及び公の秩序」が優越する。個より全体、個人より国が優先される考え方は、これもまた、国のために命を捧げることを称揚する靖国神社の精神と整合する。

それでも安倍首相は、対外的な批判を気にしてか、参拝の目的の1つとして「二度と戦争の惨禍で人々が苦しむことがない時代をつくるとの誓いの決意をお伝えするため」と述べた。

ところが自民党は、今年の運動方針案の中で、「靖国神社の参拝を受け継ぐ」と決めた際、従来の文章から「不戦の誓いと平和国家の理念を貫くことを決意」の一節を削除した。代わりに「日本の歴史、伝統、文化を尊重」を挿入。だが、我が国の長い歴史や伝統を考えれば、明治以降の歴史しか持たない靖国神社が「日本の歴史、伝統、文化」を体現しているとは言い難い。それでも敢えて、靖国神社の価値観を「日本の歴史、伝統、文化」にしようというのだろうか。

これには、自民党関係者からも不安の声が聞こえてくる。同党の衆院議員だった早川忠孝弁護士は、自身のブログで「不戦の誓いをしないで、靖国参拝で何を祈ろうというのか」「靖国参拝から不戦の誓いを外してしまえば、うっかりすると必勝祈願になってしまいかねない」と書いている。

「快感」の虜にならないために

さらに早川氏は、こうした重要な決定が、党内で十分に議論されずに決まってしまう今の自民党について、こう述べている。

〈自民党には真正保守の人やリベラル色の強い人など色々な人がいて、全体としてバランスのとれた穏健保守の政党だったはずなのに、段々リベラル色の強い国会議員の発言力が低下して、勇ましいラッパを吹く真正保守の人たちの声が大きくなっている、という証左だと思う。実に危うい〉

危うい、と私も思う。とりわけ、このような状況に対して大きな批判が起こらず、むしろ喝采を送り批判者を罵る人たちが少なくない今の社会の空気が、実に危うい。

上坂さんは、先の本の中でこうも書いている。

〈国中が一丸となって突撃していた時代の一種の危険をはらんだ快感が、戦争という二文字の裏側にある〉

「勇ましいラッパ」を吹き鳴らすのも、それに喝采の声で応えるのにも、「快感」がありそうだ。この「快感」の先に何があるのだろうか……。

靖国神社の後、私は千鳥ヶ淵戦没者墓苑に向かった。ここには、身元が分からなかったり、引き取り手がない戦没者の遺骨が納められている。その数、35万8253柱(昨年12年26日現在)。ふるさとに戻ることができなかった軍人・軍属たちだ。さらに、海外での戦没者約240万人のうちの半数近くにあたる113万人の遺骨が、未だ日本に帰ることができないでいる、という。ちなみに、現在の新潟県の総人口は237万余人、宮崎県が113万余人。海外戦没者と未帰還者の多さに、あらためて愕然とする。

こうした多くの犠牲があったことを忘れまい。そして、「快感」の誘惑には、精一杯抗いたい。勇ましいラッパに心を躍らせるのではなく、正確な知識と情報を得て冷静に考える努力をしたい。理性が本当に大切な時代になった、と思う。
(1月17日付熊本日日新聞に掲載された拙稿に大幅加筆しました)』 以上

* * * * *

 そしてできれば、より多くの国民に、もっと靖国神社がどういうところか知って欲しい&考えて欲しいな~と。その上で、果たして、首相や閣僚が靖国参拝をすることが妥当なのかどうか、判断して欲しいな~と願っているmewなのだった。(@@)

                           THANKS

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by mew-run7 | 2014-04-12 16:46 | 靖国参拝に関して | Trackback(2)

靖国合祀への厚生省の関与が、政教分離違反に当たるとの画期的な高裁判決が

 クリスマス・バージョンの写真は、川崎競馬の誘導馬で。 

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最新の記事(10個)のコーナーはヨコの欄に。
*印のついた報道記事は、文末のMore部分にあるです。

昨日21日、大阪高裁が、靖国神社の合祀に関して、国が戦没者
の氏名などを靖国神社に提供したのは政教分離原則に違反する行為
だと指摘する判決を出した。
 
 靖国神社の合祀を巡って裁判所が政教分離原則の違反を指摘した
のは初めてのことで、その意味では、画期的な判決だと言える
だろう。(・・)

 大事な判決だと思うので、関心のある方に読んで頂きたいという
気持ちと&資料キープ目的も込みで、ここにアップしておきたい。

『太平洋戦争の戦没者の遺族が靖国神社への合祀の取り消しなどを
求めた裁判で大阪高等裁判所は、国が戦没者の名前を神社に提供
したことなどが憲法の政教分離の原則に違反するという初めての
判断を示しました。しかし、合祀の取り消しまでは認めません
でした。

 この裁判は、旧日本軍の軍人や軍属の遺族9人が「靖国神社に
肉親を祭られ、精神的な苦痛を受けた」と主張し、靖国神社と国に
合祀の取り消しや賠償を求めたものです。
 2審の判決で、大阪高等裁判所の前坂光雄裁判長は、戦後、国が
靖国神社に戦没者の名前を提供したことや、昭和46年まで靖国
神社に協力して戦没者の調査や遺族への合祀の通知を行っていた
ことなどについて、「国が合祀の実施に大きな役割を果たしたのは
明らかで、戦没者の遺族援護の面があったことを考慮しても、合祀
という宗教行為を援助、助長した」として憲法の政教分離の原則に
違反するという判断を示しました。しかし、「合祀によって原告が
感じる不快感は、法的な利益が侵害されたとまでは言えない」と
述べ、1審に続いて遺族の訴えを退け、合祀の取り消しまでは認め
ませんでした。

 弁護団によりますと、靖国神社の合祀を巡って裁判所が政教分離
原則の違反を指摘したのは初めてです。厚生労働省は「判決の内容
を十分に把握していないが、国の主張が認められたと考えている」
とコメントしています。靖国神社は「勝訴したと認識している」と
しています。<NHK21日>』

* * * * *

『第二次世界大戦の戦没者の遺族9人が「遺族の同意なくまつられ、
精神的苦痛を受けた」として、靖国神社への合祀(ごうし)取り
消しなどを求めた訴訟の控訴審判決が21日、大阪高裁であった。
 前坂光雄裁判長は合祀による法的利益の侵害を認めなかった1審・
大阪地裁判決(09年2月)を支持し、原告側の控訴を棄却した。
一方で国による戦没者氏名などの靖国神社への情報提供は「合祀と
いう宗教行為を援助、助長していた」として、憲法が定める政教
分離に違反していると初めて認めた。原告側は上告する方針。

 前坂裁判長は自衛官の遺族が護国神社への合祀拒否を求めて
敗訴した訴訟の最高裁判決(88年)を根拠に「合祀は遺族に宗教
儀式への参加を強制するものではなく、法的利益の侵害はない。
靖国神社にも宗教活動の自由が保障されている」と判断し、合祀の
取り消しを認めなかった。

 ただ、国は遺族への合祀通知に協力していた▽厚生省(当時)が
1956~65年ごろ、靖国神社と緊密に打ち合わせていた--
などとして「合祀は靖国神社の自律的宗教行為だが、円滑な実行
のため国の協力が大きかったのは明らかだ」と言及し、国による
宗教行為への関与を認定した。「名簿の提供は合祀の支援が目的で、
憲法の定める政教分離原則に反する」としていた原告側の主張を
一定程度認めた。

 被告は靖国神社(東京都)と国。原告9人の父や兄弟らは旧日本
軍の軍人・軍属として戦死・病死し、いずれも靖国神社に合祀され
ている。「肉親をしのぶ権利を侵害された」などとして、合祀の基
になる霊璽(れいじ)簿などから肉親の氏名を削除するよう求めて
いた。<毎日新聞21日>』

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 靖国神社は、明治2年に、天皇&国家のために戦い殉じた軍人
などの魂を祀るために建てられたもので、幕末から明治維新に
かけて功のあった志士達から、戊辰戦争以降の日本の国内外の
事変・戦争等、国事に殉じた日本の軍人、軍属等を主な祭神と
している。

 戦前は、内務省が所管、陸海軍が祭事を統括。戦後は、国の管理
を離れ、東京都知事認証の宗教法人になったが。単立の神社であり、
日本各地の神社を統括している本庁からは独立した存在だ。

 靖国神社の祀られている神は、宗教的な神ではなく、天皇や国家
のために殉じたと認められた人たちの霊魂だ。
 故人の氏名、軍における所属・階級などを「霊璽簿」という
名簿に記し、合祀祭を行うことで「人霊」が「神霊」に化して、
祭神になるとのこと。

 戦前は、靖国神社への合祀は陸軍・海軍の審査で内定し、天皇の
勅許を経て決定されたのだが。 
 戦後は、同神社は国の管理を外れたものの、合祀を求る遺族の声
もあったことから、厚生省(当時)が、条件に当てはまると判断
される故人の名簿を神社側に提出し、それをもとにして、霊璽簿
への記載が行なわれていたという。

<以上、wikipedia、その他を参照。>

* * * * *

 つまり、靖国神社には、戦没者がすねて祀られているのではなく、
あくまでも特定の条件を満たして、最終的には神社が認めた人の
魂だけが祀られているのである。
 そのこともあって、軍人などだけでなく、空襲なども含め、戦争
によって亡くなったすべての戦没者を追悼する国立の追悼施設が
必要なのではないかという意見があるのだ。(・・)

 また、今回の訴訟にあるように、靖国神社は、故人や遺族の
意思などは全く考えず、神社側が勝手に霊璽簿に記す対象を決めて
その霊を一緒に祀る(合祀する)という形をとっている。
 そして、もし遺族が、宗教上やその他の理由で、故人の霊を
霊璽簿&合祀対象から外して欲しいと要望しても、外してくれ
ないのである。(-"-)

* * * * *

 残念ながら、今回の訴訟でも、大阪高裁は、「合祀は遺族に宗教
儀式への参加を強制するものではなく、法的利益の侵害はない。
靖国神社にも宗教活動の自由が保障されている」と判断し、合祀の
取り消しを認めなかった。

 それゆえ、これは遺族の勝訴か敗訴かと問われれば、請求が認め
られなかったという点では敗訴なのだけど。

 ただ、今回の判決で、大阪高裁が(1)旧厚生省が戦後に合祀
予定者を決めて神社側に通報した(2)調査費用が国庫負担だった、
などの経緯をふまえ「合祀の円滑な実行に大きな役割を果たした」
と認定し、国の行為は「宗教行為そのものを援助、助長し、影響
を与えた」として政教分離原則に反するとの判断を示したことは
実に画期的なことだと思う。(**)

<確定判決でなくとも、また勝訴、敗訴に関係なく、このような
新たな解釈&判断が実際の判決で使われると、また別の訴訟の判決
の時に、同じような解釈&判断を用いるものが出る可能性も高く
なるので、とても有益なのだ。(・・)>

* * * * *

 しかも、近時、自民党を中心に、超保守派の議員が、首相や
閣僚が靖国神社への参拝をすべきだと強く主張するように
なっていて。麻生前首相なんかは、靖国神社を国営化すること
まで提案していたし。(-"-)
 また、「た」党の平沼赳夫氏など日本会議系の超保守派は、
公立の学校が、授業の一環として、靖国神社に訪問を行なう
ようにと、文科省に働きかけていたりもして。ちょっとアブナイ
流れができつつあったのだけど。

<これらも、mewが、早く政権交代を実現したいと思った
大きな理由の一つなのよね。^_^; 実際、民主党政権に代わって、
今年の終戦記念日には、菅内閣は、誰一人として靖国参拝しな
かったしね。(・・)>

 でも、今回の判決によって、内閣&政府(省庁を含む)の
ような国の機関が、靖国神社に関わることには、政教分離の観点
から、もっと慎重を期すべきであるという主張も強くなる可能性
があると思うし。
 何だか、ある意味で、近時の超保守派の主張をけん制するような
部分もあったように思えたmewなのであった。(@@)

                  THANKS

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by mew-run7 | 2010-12-22 04:28 | 靖国参拝に関して | Trackback(1)

麻生は靖国参拝せず?+民主党は、「国立の戦没者追悼施設」の設置を明言。

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最新の記事一覧・・・8月分は、コチラ。7月分は、コチラ
*印のついた報道記事は、文末のMore部分にあるです。


明日は終戦記念日なのだが。この時期になると、いつも話題に
なるのだが、「首相や閣僚の靖国神社の参拝」や「国立の戦没者
追悼施設」のことだ。

 保守系の政治家、識者、支持者やメディアなどからは、超保守の
麻生太郎氏が首相になったことから、終戦記念日に靖国神社に参拝
を行なうのではないかと、大きな注目と期待が寄せられていたの
だけど・・・。

 麻生首相は、10日のぶら下がり会見で、靖国参拝に関して
きかれて、このように回答。

『僕は靖国というものは、少なくとも国家のために尊い命を捧げた
人たちを、政争の具とか、選挙の騒ぎとか、新聞のネタにするのは
間違ってると思ってます。あれは、最も政治とか、そういった
マスコミの騒ぎから遠くにおかれてしかるべきもんですよ。もっと
静かに祈る場所だと、それが答えです」<産経新聞10日より>

 大部分の新聞記事は、この発言を「終戦記念日の参拝はしない
意向を示唆した」と報じていて。<まだ、参拝しないと決まった
わけではないけどね。>
 それを見て、保守系の支持者の中には、ガッカリしている人も
少なからずいるようだ。(・・)

<彼らの中には、今、自民党の支持が低下している要因の一つは、
保守層が離れているからで、麻生首相が靖国神社に参拝すれば、
総選挙にもプラスになると思っている(勘違いしている?)人が
少なからずいるみたいなのよね~。^_^;>

* * * * *  

 この麻生首相の靖国参拝の話は、ちょっとヨコに置くとして。

 mewは、最近、「民主党が政権をとったら、何がどう変わる
のか?」ときかれることがあるのだけど・・・。

 もし民主党が政権をとったら、終戦記念日の前に「首相が靖国
神社に参拝するのかしないのか」という話題は出なくなる可能性
が高いと言えるだろう。

『「民主党の鳩山由紀夫代表は11日、党本部で海外メディアと
会見した。衆院選後、首相に就任した場合の靖国神社参拝について
「私自身は参るつもりはない」と明言、「閣僚にも自粛をいただき
たい」と述べ、内閣全体で参拝を控える考えを明らかにした。
<毎日新聞12日より>』

 さらに、民主党は、先月、発表した政策集で、「特定の宗教性
をもたない新たな国立追悼施設の設置」に関して明記していて。
 もし同党が政権をとった場合、mewは、この設置の計画を
進めてることを、と~っても期待している。"^_^"

* * * * *

 実は、mewは、国立追悼施設のことが、民主党のマニフェスト
に記されていなかったので、チョット不満にに思っていたとこが
あるのだけど。
<保守層の反感を買いたくないという意図があったのかも?(-"-)>

 でも、12日には鳩山代表が、党本部で、無宗教の国立追悼施設
の建設構想について、「どなたもわだかまりなく、戦没者の追悼が
できる施設の取り組みを進める」と明言。<読売新聞12日より>

 また13日には、岡田幹事長が、党本部で記者会見し『追悼施設
建設について「国家・国民のために命を落とした方々をまつる場が
不可欠だ」と述べ、建設推進の考えを強調した。追悼施設のあり方
に関しては「有識者に議論していただき、それを尊重する形にする」
と述べた』とのこと。<産経新聞14日より>』

『社民党は13日に幹部会を開き、4年以内に追悼施設の建設計画
をまとめることを決定した。保坂展人(のぶと)副幹事長は記者
会見で、鳩山氏の発言を高く評価した』とも記されていた。<同上>

* * * * *

 産経新聞は、『民主党は13日、次期衆院選後に政権を獲得した
場合、靖国神社に代わる新たな国立戦没者追悼施設の建設を目指す
方針を固めた。政権発足後、政府に有識者懇談会を設置し、答申を
受けて建設に向けた動きを本格化させる。
 連立を組む予定の社民党も同日、建設計画をまとめる方針を決定
した。これに対し、自民党には、建設への反発が根強い。民主党
などが建設方針を打ち出したことで、追悼施設問題が衆院選の
新たな争点として浮上した』と書いているが・・・。

 mewは、国立の追悼施設を作るかどうかを、今度の総選挙の
争点にしてもいいのではないかと思っている。(**)

 本当は、選挙の争点にするとか、XX党が主導してというよりも、
国民世論の支持を受ける形で、超党派で設置の計画を進めるのが、
ベストだと思っているし。
 実際、自民党の中にも、同じような考えを持っている人は少な
からずいるのだけど。

<02年に、当時の官房長官だった福田康夫氏(前首相)が、
「追悼・平和祈念のための記念碑等施設の在り方を考える懇談会」
なる私的懇談会を創設。
 自民党や民主党などの議員や経済界、識者などを集めて、超党
派で、国立追悼の施設の設置を検討しつつあった。>

 折角、そのような動きが出ても、自民党が政権を握っている
限り、その中枢にいる超保守派&靖国信奉の強い議員やバック
にいる団体が、話を潰そうとしてしまうため、なかなか設置の
計画が進まないからだ。(ーー゛)

 でも、選挙の争点にして、民主党が勝てば、国民の支持を得た
ということで、すぐにでも計画を進めることが可能だし。

 それに、この争点は、その背景に「国家観=基本的な国、国民
のあり方」も関わって来るものだけに。国民が、これからの「日本
の国&国民のあり方」を選択するという意味でも、重要な課題に
なるのではないかと思ったりもする。(・・)

 ハンパで申し訳ないのだけど。m(__)m
 用事があるので、とりあえず、ここまでで・・・ <つづく>  

                 THANKS


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by mew-run7 | 2009-08-14 14:34 | 靖国参拝に関して | Trackback(6)

小泉参拝、加藤放火事件から見える中韓のとらえ方の二極化&対立構造&石原発言の影響


  この何日か小泉首相の靖国参拝や加藤氏宅放火事件などに対する反応を見ていて、
大きく感じたことが二つあった。
 一つは「中国、韓国に対する考え方」の差が大きくなっているということである。もう一つは、
「強さ、行動力」に対する評価や憧れのようなものが見て取れたように思えたことである。

 特に中韓に対する考え方は、政治の世界でも、日本国民の中でも二極化し、対立構造に
なりつつあるということを改めて実感させられたように思う。
 そこで、今回はこのことを中心に書いてみたいと思う。


 その前提として、一つ書いておきたいことがある。
 先日、知人と「やっぱ、あの時、T氏に対する石原発言を放置したことが、今回の放火事件
の犯行や世間の反応につながっているところがあるんじゃないかな~」という話になった。
 03年9月、当時、北朝鮮担当の外務省審議官であったT氏宅の駐車場に時限式発火装置
らしき不審物が仕掛けれたという事件が起きた時のことである。<爆発せず、被害なし。右翼団体
の犯行と判明。相前後して朝鮮総連支部への銃弾撃ち込み、自民・野中議員に銃弾送付など
があった。>

 ちょうどその時も自民党は総裁選前(真っ只中)だったのだが、石原慎太郎都知事が亀井静香
氏の応援演説で「「Tというやつ、今度爆弾を仕掛けられて、あったり前の話だ。向こう(北朝鮮)
のいいなりだ」と発言し、物議をかもすことになったのである。
 石原氏はその後、「言葉が足りなかった」「爆弾を仕掛けるのは悪い」と釈明したものの
謝罪や撤回はせず、「彼がそういう目に遭う当然のいきさつがあった」「(拉致被害者家族
や国民の不満、怒りは大きく)ああいう出来事が当然の結果として起こった」などと言い
続けていたのであった。
 
 結局のところ、石原発言への批判は一時的な、また一部的なもので終わってしまった。
 詳しい話は省くが、02年小泉訪朝前によって拉致問題の解決への期待が膨らんだのだが、
その解決が遅々として進まなかったため、一部議員や家族会の間で、また一部週刊誌やネット
サイトなどで、だんだん担当のT氏の対応を問題視、批判する声が強まっていた頃である。
 そして国民の間でも、北朝鮮は「悪い国」、それに味方する人や団体も「悪いひとたち」
というイメージが広まりつつあった。
 本来であれば、政府下の官僚宅に爆弾が仕掛けられたとなれば、ゆゆしき事態であるし、
一般的に考えれば、知事として責任問題に発展してもおかしくない発言なのだが。被害が
出なかったこともあるだろうが、右翼団体の行為や石原発言に対して「よくやったorよく
言った。当然だ」と賛成、賛美する声も少なからず出ていたし、<他にも多少の要因が
あったものの>。政府&与党や他の議員たちからも、マスコミや国民からも、さほど大き
な批判の動きが出ないまま、何となく話が終わってしまったのである。

<私はその時、もし国民世論をバックにつけられれば、テロ行為自体やそれを容認する
発言も認められてしまう世情ができつつあることに、大きな危惧感を覚えていた。それ
では思想団体等も活動しやすくなってしまうし、これが歪んだ形で発展すれば、交戦も
やむ無しという方向に発展してしまう可能性もあるからだ。>

 
 私は小泉首相の靖国参拝や、加藤氏宅放火事件の反応にも、これに近いものを感じた。
今度の相手は中国、韓国である。

 特に加藤氏宅の放火に関しては、右翼団体の者が犯行を行なっただとすれば、それは
加藤氏が親中的な立場をとって首相の靖国参拝を批判したからだと考える者が多いし、
中国に対して反感を抱く者の中には「中国の手先である加藤は、このような目にあうのも
致し方ない」という見解を示す者もいるからである。ここでは、中韓は悪であり、中韓に
味方する人も悪or悪の手先とみなされてしまうのだ。

<中韓に対する意識の問題については改めて書きたいと思っているが、今回は一つの事象
傾向として取り上げたいと思う。>

 小泉首相の靖国参拝に関する世論調査の結果を見ても、その点が浮き彫りになって来る。
最も顕著に数字として現われていたのは、共同通信社の調査結果であった。

「小泉首相の参拝について「参拝すべきではなかった」は41・8%と肯定派を9・7ポイ
ント下回った。肯定派が理由に挙げたのは「参拝は他国によって影響されるべきではない
から」が過半数の56・6%で、中国、韓国の批判への反発をうかがわせた。一方、否定派
では「中国や韓国などとの友好関係に影響するから」が55・4%を占めた。
<記事は中日新聞17日>」

 その他の新聞社の結果でも、賛成派の2~3割は「中国、韓国の反対で参拝をやめるのは
よくない」、反対派の3~4割は「中国、韓国に配慮すべき、外交を考えるべき」という
理由に挙げる人がいた。
 
 この背景には、小泉首相が靖国参拝に関して、繰り返し中国、韓国の反対を問題として
アピールして来たこともあると思う。
<『参拝反対者の意見を突き詰めると「中国が反対している」ということになる』と記した
官邸メルマガ(コチラの記事、後半参照)は、通常の2倍近い反響が寄せられ、うち7割
以上が支持する内容だったそうだ。(毎日新聞17日)>

 私個人は、首相の靖国参拝は国内問題であり、中韓の反対はあくまでも副次的な問題に
過ぎないと考えているのであるが<コチラ参照>、小泉首相の発言やマスコミの取り扱い
方もあり、どうしても首相の靖国参拝を中韓との関係と結びつけて考えてしまう国民は
多かったのではないかと考える。
 そして、世論は中韓に配慮すべき、配慮は必要でないという見解が大きく分かれること
になった。
 

 加藤氏も、小泉首相の靖国参拝を中韓との外交問題を理由に反対していた一人だ。
01年に小泉首相が8月15日に参拝しないように山崎氏と共に説得した際もそうだった
らしいし、今年の参拝に関しても「日中関係、日韓関係、アジア外交がほぼ崩壊に近い
結果になった」と批判していた。
 それが今回の右翼団体の者の放火行為を招いたと考える者が多い。

 しかも、近時は政治家(特に自民党、民主党の一部も)や識者、そして特に若者層を
中心とする国民の間に、中国、韓国に対して敵対心や嫌悪感、反感や違和感などを覚え
たり、その政治or経済or軍事面での脅威を強調し、東アジアとの外交に関していわゆる
強硬路線を主張する者が増えているという実情がある。
 前述したように、このような考えを持つ者にとっては、中韓は悪者扱いされることが
多い。東アジア外交を重視する者も同様である。中韓に反感を持つ識者や国民の中には
彼らを批判する声が強く出されるようになっていた。
 そして、このような声が多ければ多いほど、右翼団体は親中、親韓と呼ばれる人たち
を攻撃しやすくなるのだ。

<少し驚いたことに、武部幹事長が19日に外遊先のカンボジアで、記者団に対して
「中国と良好な関係でなければアジア外交はうまくいかないという論理はナンセンスだ。
アジアの国々は中国の覇権主義を恐れている。中国にこびるような『土下座外交』は
良くない」と指摘したらしい。(共同通信19日抜粋より)マスコミに対して、ここまで
はっきりと反・中国的な見解を明言した政治家(しかも与党幹部)は初めてなのではない
だろうか?>

  <つづく>       THANKS

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by mew-run7 | 2006-08-21 05:00 | 靖国参拝に関して | Trackback(13) | Comments(6)

加藤紘一氏宅が放火か?! & 小泉首相の靖国参拝

16日16時、加藤宅放火?の男について【 】内に追記。

<一部のブログ(特にrakuten,goo系)の方へのTBがうまく行かない状態が続いています。
何度かトライしていますが、TBをお返しできていない方、ご容赦下さい。>


 昨日8月15日は終戦記念日であった。
 私たち国民が、この日になすべきことはただ一つ。戦争のために心ならずも亡くなった
方々を思い、そして日本が二度と戦争をしないように強く誓うことだと考える。
 私のPOLICYは、日本に戦争をさせないことなのである。<コチラ


 15日、案の定、小泉首相が靖国神社に参拝した。現職首相の終戦記念日の参拝は昭和
60年の中曽根康弘元首相以来21年ぶりになる。<この件は後述>
これも大きな問題性のある話ではあるのだが、おそらく私も含め、多くの人にとっては
想定内のことであり、特に驚くべきニュースではなかったであろう。

 河野洋平衆院議長が15日、全国戦没者追悼式の追悼の辞で「戦争を主導した当時の
指導者たちの責任をあいまいにしてはならない」と戦争責任に関する話をしたのには
少し驚いた。どこかで全文が記載されたものを見つけて、じっくり読んでみたいと思う。


 だが、昨夜、帰宅してネットのニュース・サイトを開いて、もっと衝撃や怒りを覚える
ニュースを目にすることになった。
 自民党の加藤紘一氏の山形の実家と事務所が、全焼したというのだ。タイトルを見て、
「もしや」と思ったら、やはり放火された可能性があるという。

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by mew-run7 | 2006-08-16 04:09 | 靖国参拝に関して | Trackback(32) | Comments(23)

逆切れメディア批判で、小泉のしっぺ返し &米牛輸入問題 &佐藤隆騎手追悼

今回は他の記事を用意して(書きかけて)いたのだが・・・
 10日の小泉発言にあまりに唖然とさせられたのと同時に、今後アップする予定の
記事<メディアのあり方、靖国参拝問題など>に関連する内容なので、そのことを
メインに書いてみたいと思う。
 あと当ブログでこだわっている米国産牛肉輸入の情報と、落馬事故が原因で8日に
他界した船橋競馬の名騎手・佐藤隆氏への追悼の記も書き添えたい。

* * * * * *

  小泉首相は10日からモンゴルに外遊している。
日本の小学校の国語の教科書にモンゴルの民話が扱われているそうで、モンゴル側
から「こちらの教科書にも、日本の童話を載せたいので、何かいいものを紹介して
欲しい」と依頼されていたそうだ。
 そこで小泉首相は、「ツルの恩返し」と「かさじぞう」の絵本を持参して、首相に
手渡していた。
<ちなみに今回のテーマは、小泉首相がさんざん利用して恩恵を受けて来たメディアに対して
しっぺ返しをしたという話であるが。>



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by mew-run7 | 2006-08-11 08:58 | 靖国参拝に関して | Trackback(19) | Comments(15)

小泉、安倍、麻生氏の靖国参拝への姿勢 & 空自のイラク活動

【19時に麻生、小泉氏の部分を追記しました。
 5日6時・・・麻生氏は、自身のHPで「靖国参拝自粛」の報道は事実と反すると主張している】

 今回は、3~4日に出た首相&その候補の靖国参拝に関する話と、意地でもこだわり
続ける(^^ゞイラクでの航空自衛隊の活動のニュースを取り上げたい。

 イラクへの空自の活動に関して、FKさんからこのようなコメントを頂いた。
「今のバグダッドに、もし政府が陸自を非戦闘地域だから派遣すると言っても国民の
多くは納得しないと思います。」 本当にそうだと思う!

* * * * * *


 3~4日にかけて、小泉氏、安倍氏、麻生氏の靖国参拝に関するニュースが出た。

 3日、小泉首相はメルマガで「私を批判するマスコミや識者の人々の意見を突き詰め
ていくと、中国が反対しているから靖国参拝はやめた方がいい、中国の嫌がることは
しない方がいいということになるように思えてなりません」と主張した。一国の首相
として本当に困ったことに、相変わらず、靖国参拝には様々な問題があるということが
ついに最後まで理解できないようである。(-_-;)

 4日、安倍官房長官が今年の4月15日に靖国参拝をしたという情報が出た。だが、
本人は「行ったとも行かなかったとも言わない」と事実を認めようとしないらしい。
 私は4月の参拝自体はそんなに大騒ぎすべきことだとは思わないのだが、次期首相
候補№1ということもあって、国内外で反響を呼んでいる。

 イラクのバクダッドを電撃訪問した麻生外相は、5時間の滞在で帰国の途についた。
 その麻生氏も、首相になった場合には靖国参拝を自粛することを表明することにした
という。また靖国問題を解決するために、分祀などの私案を発表する予定もあるようだ。

 このあとで、各ニュースについて私の考えを書きたいと思う。 

* * * * * *

 そして航空自衛隊のイラクでの活動についてであるが、
『政府は4日午前の閣議で、イラク南部サマワで活動した陸上自衛隊の撤収完了を受け、
イラク復興支援特別措置法に基づく基本計画の変更を決定した。陸自活動に関する従来
の規定を削除し、航空自衛隊の活動実施区域を2カ所追加。派遣期間は従来通り今年
12月14日までだが、延長は避けられない見通しだ。空自撤収の判断は、ポスト小泉
政権に引き継がれる。
 空自は、既に7月末から活動をバグダッドにも拡大。政府は「バグダッド飛行場は非
戦闘地域」(額賀福志郎防衛庁長官)としているが、「イラクで最も安全面のリスクが
高い地域」(外務省筋)との指摘もある。宗派間の対立が激しさを増す中、空自撤収を
求める声は一段と強まりそうだ。<共同通信4日>』 と報じられた。

 本当に空自撤収を求める声が強まっているのかな~?

 冒頭にもアップしたが、よくコメントを寄せて下さるFKさんの意見は、私にとって
とても説得力のあるものに思えた。

「今のバグダッドに、もし政府が陸自を非戦闘地域だから派遣すると言っても国民の
多くは納得しないと思います。」

 まさにその通りだと思う。
 飛行場内は市街地に比べれば少しは安全なのかも知れないし、飛行機に乗ってる時間が
長い分、銃や爆弾の攻撃は受けにくいかも知れないが。だからって額賀氏が言うように
「飛行場は非戦闘地域」と言い切ることができるかは疑問だし、反米、反政府組織は地対
空ミサイルや対空砲などを持っていると言われているのだ。
 もう1回書いておくが、多国籍軍の航空機は何回も攻撃を受けており、オーストラリア
軍のC130輸送機がバグダッド空港を離陸直後に銃撃を受け1人が死亡(04年6月)、
同空港から飛び立った英国軍のC130輸送機が撃墜され10人が死亡(05年1月)
していることを認識して欲しいと思う。

* * * * * *

 さて、首相&首相候補たちの靖国参拝の話であるが・・・
 一番、注目されている安倍氏の件から書くことにしよう。<詳細は文末*1>

 私個人は、首相だけでなく閣僚も(特に内閣官房長官や外相は)日本の政府を代表
する立場であることから、靖国参拝は行なわない方が望ましいと考えているのだが。
<彼らの言動は国外にも国内にも、政府の考えを示しているととらえられるので。>
 ただ、世間的には、閣僚の参拝はさほど問題にされておらず、特に私的参拝である
ことを明確に示せば、批判されることはほとんどない。<それゆえ、かなりの閣僚が
在任中も堂々と参拝している。>

 そのような現状を考えれば、別に4月に安倍氏が官房長官でありながら靖国参拝を
したとしても「私人として参拝とした」のであれば、そんなに大騒ぎするような問題
ではないのではないかと思うところがある。
 むしろ問題は、彼が首相になったあとどうするのか、ということなのではないだ
ろうか?

 どうもこの安倍氏が参拝していたという情報は、4日未明に自民党関係者から出された
ということなのだが<敵陣から真夜中のリークか?>。
 安倍氏は4日午前の閣議後の記者会見で、事実関係をきかれ「外交、政治問題化して
おり、行くか行かないか、行ったか行かなかったかについて申し上げるつもりはない。
この先どうするかについても同じことだ」と答えを避けたという。

 私はこのことが不思議だった。彼は、総裁選で靖国参拝を争点にすべきでないと主張
しているのだが、4月の参拝は既に終わったことであり、まだ首相でも首相候補でも
ない段階の話である。<今でもまだ正式に総裁選に出馬表明していないのだが。>
 もし本当に「国のために戦った方に手を合わせて冥福を祈り、尊崇の念を表するのは
当然だ」と思っているのであれば、そしてもし本当に行っていたのであれば、堂々と
「4月15日には行った。内閣官房長官と記帳はしたが、公用車も用いず、ポケット
マネーで玉ぐし料をおさめ、私人として参拝したに過ぎない」と言えばいいのだ。
 それを「行ったか行かなかったか言わない」などとはぐらかすと、本人も靖国参拝を
マズイと思っている部分があり、隠れてコソコソと行ったのかと思われたり、総裁選の
イメージダウンを避けるためには、自分にとって都合の悪そうなことは言わない(隠す)
タイプの政治家&人間なのかと受け止められてしまう可能性もあるだろう。

 ただし、首相になってからの参拝は、話は別である。
 これは小泉氏が言うように、中国との関係だけの問題ではなく、私は憲法や日本の国
のあり方の問題であると考えているのだが<コチラ>・・・ただ、外交や経済面を重視
して、中国、韓国等への配慮もすべきだ、それが日本の国益にかなうと考えて反対して
いる人も少なくない。その面では、国政に関わる重要な問題なのでもある。
 だから、「首相になった時に靖国神社に参拝するかしないか」は、日本国民の大きな
関心事であるし、自民党の議員や党員の中には、総裁選で投票する際にそのことを重視
したいという人がいても不思議ではない。
 
 総裁選の候補者では、谷垣氏に続き、麻生氏も「首相になったら参拝を自粛する」と
いう意向を表明することを決めたという。そこで、安倍氏だけ「行くか行かないかは
言わない」と言明を避けるのは、いかがなものなのだろうか?

<あくまでも伝聞の話だが、安倍氏は現時点では当面、靖国参拝は自粛するつもりで
いるようなのだが。彼は中国に反感を抱いている部分があるので、もし自分が自粛する
と言った場合、「中国に言われたから行かないことにした」と思われるのがイヤで、
明言するのを避けているとの話がある。また、しばらく状況を見て参拝できる感じで
あれば、参拝したいという思いもあるらしい。>

 さて、近々、総裁選に正式に出馬すると言われている麻生氏であるが・・・
 こちらも、後掲*2の記事にあるように、首相になったら靖国参拝の自粛する意向を
表明するらしい。
「個人の思いと公の利益がぶつかった場合、国益を優先すると判断してのことだ」
というが、首相になろうと思う者としては、よい&大切な考え方だと思う。
<小泉首相にも、こういう考え方を教えてあげて欲しかった。>

 靖国神社のA級戦犯分祀論や国営化の問題に関しては、またの機会に書きたいが、
近時、このような話がアチコチから出されている背景には、このままだと天皇も首相も
参拝できない状態が続き、国立の戦没者慰霊施設を作る話が進んでしまい、靖国神社の
存在意義が薄れてしまうという焦りが生じているからである。
 でも、私は靖国神社が戦争(特に先の大戦)に対する考え方を改めない限りは、国民
全体から認められる存在にはなり得ない気がする。


 そして、3日発行の小泉内閣メルマガで相変わらず「個人の思い」を切々と訴えて
しまったのが、小泉首相であった。<全文はコチラ

『私は、総理大臣就任以来、心ならずも戦争で命を落とさざるを得なかった
方々へ哀悼の誠を捧げるために、毎年一度靖国神社に参拝しています。
 これは、私の思いに基づくもので、私は、靖国神社の参拝を誰にも強制し
ていません。また強制されて参拝しているものでもありません。

 マスコミや有識者といわれる人々の中に、私の靖国参拝を批判している人
がいることは知っております。また、一部の国が私の靖国参拝を批判してい
ることも知っています。
 私を批判するマスコミや識者の人々の意見を突き詰めていくと、中国が反
対しているから靖国参拝はやめた方がいい、中国の嫌がることはしない方が
いいということになるように思えてなりません。
 そういうマスコミや識者の方々は、思想及び良心の自由をどう捉えている
のでしょうか。戦没者に対して、敬意と感謝の気持ちを表わすことはよいこ
となのでしょうか、悪いことなのでしょうか。』

 哀しいかな、小泉首相は、首相の靖国参拝には様々な面から問題視する見解がある
ことを、いまだに理解できていない。

 まず、マスコミも識者も国民の中にも、小泉氏が個人的に「戦没者に対して、敬意と
感謝の気持ちを表わすことは悪いorいけない」という人はほとんどいないだろう。
小泉氏がそう思うのが、いいとか悪いとか、そういう次元の問題ではないのである。

 確かに、中国や韓国との関係悪化を憂慮して、参拝に反対する声は少なくないかも
知れない。
<中国だけでなくて、韓国も(北朝鮮も)イヤがっていることを忘れないでね!>
 谷垣氏、麻生氏も考えているように、外交や経済の面を考えれば、関係悪化は国益に
反するので、首相は自分の思いとは別に国のことを考えなければならないという考え方も
できるかも知れない。

 でも、私個人は、中国、韓国に何か言われたからと言って、それだけで参拝をやめるべき
だとは思わないし、マスコミや識者、国民の中にそう考える人も少なからずいると思う。
 ただ、 問題視されていることは中国や韓国との関係だけではないのだ。<ある意味では、
それは副次的な問題に過ぎないのかも知れない。>

 一体、マスコミや識者のどのような見解を集めて、突き詰めたのか知らないが。
 もし中国、韓国が何も言わなくても、憲法の精神や政教分離規定との関わりや、
国として先の大戦をどのようにとらえるのかという国のあり方の問題としてとらえる
人も少なくないのである。
 小泉氏には「理解できない」「おかしな話」らしいが、だから昔から公的・私的
参拝の論議が生じたり、首相の参拝に対して憲法訴訟を起こしたりする人もいるし。
A級戦犯の合祀に関しても、中国や韓国がアレコレ言うのと関係なく、国内の日本人
の中に、疑問を唱えている人たちもいる。
 こういうことをアピールするマスコミや識者の考えをいくら突き詰めたって、中国
が反対してるから・・・なんて結論は出て来たりはしないのだ。

 最後に頼むから、何だか自分に都合のいい時だけ、しかもよく中身もわかっていない
のに、「思想、良心の自由」などとという憲法用語を使うのはやめて欲しい。
 確かに小泉氏にも一国民として思想、良心の自由がある。だから、内心で何をどう
思おうと自由なのである。<内心にとどまる限りは絶対的に保障される。>でも、それを
外部に出して発言や行動をした場合は、また違う話になるのだ。

 それに、思想・良心の自由のような人権は、基本的に国、国家権力に対して認められ
ているもの、保障されているものなのである。つまり、国家が国民に特定の考えを持つ
ことを強制したり、逆に禁じたり抑圧したり、罰則を付したりしてはならないという規定
なのだ。<国家が「愛国心は国を守ることだ。そう思うようにしなさい」と命じたりした
ら、その時は思想、良心の自由の侵害の問題になる。>
 だから、マスコミや識者や国民などが小泉氏の靖国参拝を批判しても、それは思想、
良心の自由を侵害したことにはならないのである。

 そして自分の権利の主張のために憲法論を持ち出すなら、政教分離規定やその趣旨に
反するのではないかという疑問に対しても、きちんと自分なりの見解を示して欲しい
ものである。

 こういうことを口で言ってる分にはまだしも、こういう公に配布されるものに自ら文章
を寄稿するからには、ある程度の知識を持ってから、自分の意見を述べて欲しいものだ。
そうでないと、国民からも他国からも、おXXかと思われてしまうかも・・・。


        THANKS

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*1
 安倍晋三官房長官が今年4月に靖国神社を参拝していたことが4日分かった。
官房長官就任後初の参拝で、春季例大祭に先立つ同月15日朝、神社を訪れ「内閣官房
長官 安倍晋三」と記帳、本殿に昇殿した。「ポスト小泉」の最有力候補と目される安倍
氏の参拝は9月の自民党総裁選で靖国神社をめぐる論議にも影響するうえ、中国、韓国
の反発を呼ぶことは避けられない情勢だ。
 安倍氏は4日午前の閣議後の記者会見で参拝の事実関係を問われたが「外交、政治問題
化しており、行くか行かないか、行ったか行かなかったかについて申し上げるつもりは
ない。この先どうするかについても同じことだ」と述べるにとどめた。複数の関係者に
よると、安倍氏は4月15日午前7時半ごろ、公用車を用いずにモーニング姿で靖国神社を
訪問。「内閣官房長官 安倍晋三」と記帳、本殿に昇殿して参拝した。玉ぐし料はポケット
マネーから出したという。参拝後、安倍氏は東京都新宿区の新宿御苑で開かれた小泉純一郎
首相主催の「桜を見る会」に出席した。

 小泉首相が昨年10月17日に参拝した際は、スーツ姿でポケットから取り出したさい銭
を投げ入れただけで、記帳や献花料の提供はしなかった。

 安倍氏はこれまで小泉首相の靖国神社参拝を「国のために戦った方に手を合わせて冥福を
祈り、尊崇の念を表するのは当然だ」などと擁護。自らも自民党幹事長の04年と同代理を
務めていた05年の8月15日に靖国神社を参拝していた。一方で自らが首相になった場合
の参拝については、先月24日の記者会見で「参拝するかしないか、したかしないか、いつ
行くか行かないかは申し上げるつもりはない」とも語り、明確にしない意向を示していた。

 安倍氏は参拝問題について、総裁選の争点にすべきではない、との立場を取っている。
また、安倍氏は「第二次世界大戦前の戦没者を慰霊するには春秋の例大祭が適切」というのが
持論。今年の8月15日の参拝は見送る意向であることから、4月の参拝はその代替措置的な
位置づけではないか、との見方も自見党内では出ている。<毎日新聞 4日>


*2
 9月の自民党総裁選に出馬する意向の麻生太郎外相は3日、首相に就任したら、在任中は
靖国神社に参拝しないことを打ち出す意向を固めた。小泉純一郎首相が靖国参拝するとの
見方が広がっている15日の終戦記念日前に、麻生氏は靖国問題解決に向けた私案を発表。
この中で靖国参拝について「個人の信条と、公の立場を踏まえて適切に判断する」との表現
で、参拝自粛を表明する。

 私案では、靖国神社を非宗教法人化してA級戦犯の分祀(ぶんし)を可能にするという考えも
提唱する。具体的には(1)宗教法人である靖国神社が自主的に法人格を返上して非宗教法人
化し、国が管理する特殊法人にする(2)A級戦犯の分祀を実現して、天皇や首相が参拝できる
環境を整える-の2段階で道筋を示す。

 麻生氏は「国がやるべきまつりごとを、一宗教法人に任せていたのが問題だ」と指摘。靖国神
社側も自主的に法人格の返上に応じるとみている。

 ただ、麻生氏は靖国問題を総裁選の争点にすべきではないとして、靖国問題への対応は20
日ごろに発表する総裁選マニフェスト(政権公約)には盛り込まない。

 麻生氏側近の浅野勝人参院議員は本紙の取材に、麻生氏が参拝自粛を打ち出すことについ
て「個人の思いと公の利益がぶつかった場合、国益を優先すると判断してのことだ」と述べた
<中日新聞4日>
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by mew-run7 | 2006-08-04 14:20 | 靖国参拝に関して | Trackback(22) | Comments(73)

昭和天皇の靖国神社のA級戦犯合祀に関する発言メモについて

 
 20日、日本経済新聞が朝刊で、大きなスクープ記事を掲載した。

 昭和天皇が、靖国神社にA級戦犯が合祀されたことを理由に、同神社への参拝を
行なわないことに決めたと思われる発言が書かれたメモ(当時の宮内庁大臣が書いた
もの)を公表したからである。
 この記事の詳細や小泉首相はじめ何人のコメントに関しては、この記事の末尾*1
に記すが、昭和天皇はこのように語ったという。

「私は或る時に、A級(戦犯)が合祀され、その上、松岡、白取までもが。筑波は慎重
に対処してくれたと聞いたが」「松平の子の今の宮司がどう考えたのか易々(やすやす)
と・・・松平は平和に強い考(え)があったと思うのに 親の心子知らずと思っている」
「だから私、あれ以来参拝していない。それが私の心だ」


 私は、今回のメモの発表は靖国問題を考える上で、大きな意義があったと思う。

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by mew-run7 | 2006-07-21 04:44 | 靖国参拝に関して | Trackback(56) | Comments(58)

小泉氏・卒業旅行で靖国問題再燃 & 次は憲法を理解し、尊重できる首相を(2)

<昨日、前記事のつづきをアップする予定が誤って消してしまい、ガッカリ。ぐれて(?)
夜中はビール片手にWC→ウィンブルドン→WCとひたすらスポーツ観戦をしていたのだ
が・・・杉山愛がセンターコートでMヒンギスを破りベスト16にはいった試合は、両者の
いいところが出ていて、本当に素晴らしかった。元祖・アイちゃん、おめでとう!(*^^)v>


 小泉首相の米国お楽しみ旅行から帰って来たようだ。
 正直な話、ひとりの日本人として、自分の国の首相が、世界のメディアの前でオチャラケ
三昧で大はしゃぎをする姿を見るのは、恥ずかしいやら情けないやら、何とも言えない気持
ちになった。失礼な彼にはTPOという観念がないのだろうか?
<そう言えば、夕食は2回とも牛肉だったんですってね?そこら辺もしっかりアピール?(ーー)>

 特に、首脳会談のあとの記者会見でのメッセージは、最悪だった。アレは正式な記者会見
で、北朝鮮問題や米連邦最高裁でグアンタナモ収容所の軍事法廷制度に対する違法判断が
出たことなどシリアスな話も語られていたのである。その最後に、小泉氏がいきなり英語で
「Thank you , American people, for・・・」と切り出したので、何を言うのかと思いきや
「Love me tender!」という言葉を残して去って行ったのだった。(>_<)achaa
記者席からは笑いが起きていたが、その大半は失笑だったようにも思われる。エルビス邸
でも、ひとりはしゃいで歌いまくっていた様子で、ブッシュ大統領やエルビスの娘さん、
記者たちも、少しあきれ顔になっていたようだ。<一部の行動は、そこら辺のお店で酔っ
払っているオジサンのようにしか見えなかった。しかも、ややセクハラ的な失礼な行動も
あったらしい。> 立つ鳥、あとを濁し過ぎである。^^;
 

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by mew-run7 | 2006-07-01 22:53 | 靖国参拝に関して | Trackback(20) | Comments(16)

小泉氏・卒業旅行で靖国問題再燃 & 次は憲法を理解し、尊重できる首相を(1)


 小泉首相が楽しみにしていた卒業旅行が始まった。
 本来なら、9月に決まる新首相が米国首脳に会った方が、よ~っぽど実践的、建設的
であるようにも思うのだが、実際のところ、今回は日米首脳会談はメインの目的では
なく、5年間の首相生活に対する慰労とご褒美を兼ねた、まさに「外遊」旅行なのだ。

 たぶん、これは5年間(彼なりに?)頑張って来た「自分へのご褒美」であり、
ブッシュ大統領と仲良くして、アメリカの提言をほとんど丸呑みして来たことへの、
ある意味では「アメリカからのご褒美」なのだと言えるかも知れない。
 郵政民営化も外資への規制緩和も、イラク攻撃支持&協力も、米軍再編への協力も
大事な同盟国のためなら何でもして来たのである。米国産牛肉を輸入再開するという
スペシャル・プレゼントも用意して行く
 このあとロシアでのサミットはあるが、それは日程がギッシリ詰まっていて、楽しむ
余裕もない。そのあとは自民総裁選のアレコレが待っている。

 だから今のうちに&首相としての特権的地位があるうちにアメリカに行って、ブッシュ
大統領との偏向的友情を確かめ<きっと首脳会談のあとの記者会見で、最大限の賛辞の
言葉を頂き>、特別に大統領専用機エアフォースワンに乗せてもらって、大好きなエルビス・
プレスリーの聖地を見物するなど、ご褒美の卒業旅行を楽しむのである。やはり観光旅行と
言えばナイアガラの滝をおさえておかないといけないと言うことで、先にカナダにも寄ったの
ではないかとさえ思ってしまう。
<さっきTVでブッシュ大統領が24日に小泉首相に関して「彼はいい友達だ。おもし
ろい友達でもある。彼はエルビスを今もとても愛している」と話しているシーンが映って
いた。米国の新聞には小泉氏とエルビスを並べた大きな写真などが載せられていたりする。
またある新聞には「二人は共通点が多い。自分の信念を曲げず、誤りを認めない」と書か
れていたそうな。^^;>


 ただ、小泉首相にとっては、ちょっと楽しくないこともあるようだ。 
 どうやら外遊先のカナダで、靖国参拝のことをしつこくきかれて、少しキレ気味になっ
たらしい。

『首相はこれまで、任期内の参拝については「適切に判断する」との発言が決まり文句
だった。しかし、今回は「参拝してはいけないという人たちは中国の言い分がいいと思っ
てるんでしょう。それでいいのか」と参拝批判に反論。「何回行こうが問題にならない。
個人の自由だ」と言い、参拝を批判する中国との関係で「逃げない」とまで言い切った。
「これで任期中の参拝はほぼ確定的になったのではないか」と自民党幹部は指摘する。
<毎日新聞 28日>』

 小泉首相は、できることなら8月15日に靖国参拝をしたいと考えていることだろう。
 彼は総裁選に出た際に、首相として同日に参拝すると公約をしており<それで、総裁
選挙の支援も受けている>、その公約を実現できるのは、もう今年しかないからだ。
 ただ、もし彼が同日に参拝をした場合、総裁選にどう影響するのかが取り沙汰されて
いる。小泉氏や安倍氏自身、そしてその周辺では、靖国参拝は総裁選の争点にはしない
という意向を示しているが、小泉氏が参拝を強行すれば(ましてや終戦記念日に)、
争点化は避けられないとの見方がある。また靖国参拝をすることが、安倍氏と福田氏、
どちらに有利になるのか、判断しづらい部分もある。
<自民党幹部の中には、靖国参拝に賛成の党員が多いので、安倍氏に有利に働くという
見解を示す者もいるらしいが。>

 だが、この強気の発言には、もしかしたらアメリカや中国をけん制する意味もあるの
ではないかと察せられる部分がある。

 以前にも書いたのだが<コチラ後半>、小泉首相の靖国参拝に関しては、「これは外交
問題にすべきものではない」という彼の主張に反して、近時は中国、韓国からだけでは
なく、他のアジアやヨーロッパの国からも懸念を示す発言が出たり、また味方のはずの
アメリカからもアレコレ言われ始め、プレッシャーが強まって来ているのだ。
 小泉首相は4月に「外国の首脳は話すと全て私の言うことを理解してくれる。
『小泉さんの言うことは正しい。中国、韓国はおかしい』と言っている」と豪語して
いたが<コチラ>、どうも世界的に見ても一般常識にかなわぬ彼の発想は、あまり理解
されていないようなのである。

 今回の訪米前も、下院外交委員会のハイド委員長(共和党)が下院議長あてに、小泉
首相が訪米した際に米議会で演説を行う場合、靖国神社に参拝すべきでないとの見解を
示した書簡を送付し、議会演説後に参拝に踏み切らないよう「事前の保証」を日本側に
求めるよう促したとの報道があった。
<どうも訪米日程を決めるための事務レベルでの下交渉の段階で、米議会で演説を行な
うという案も出ていたらしい。だが、この案は立ち消えになった。>

 そして27日にも、米国の政府関係者が靖国参拝に関して注文をつけている。<*1>
 ブッシュ大統領が昨秋に来日した際の首脳会談に続き、再度、靖国参拝による中韓
との関係悪化に関して何らかの形で小泉氏首相に直接、懸念を示すような発言をするの
ではないか、という話も出ている。
<事前交渉で日本側はこの問題には触れないように要望しているとの話も?>
 
 また7月末にマレーシアで行なわれるASEAN地域フォーラム閣僚会議の際に、
日中外相会談を行なうことや、8月下旬に麻生外相が中国に訪問をするという話が
両国の外務省間で進められているのであるが、中国側は外相会談を行なうこと自体には
前向きであるものの、小泉首相が靖国参拝を行なわないことが前提になるとの見解を
示しており、そのことに対してもナーバスになっているのかも知れないのだ。

    <つづく>     THANKS

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*1
【ワシントン及川正也】29日の日米首脳会談を前に知日派のマイケル・グリーン前国家安全
保障会議(NSC)アジア上級部長とカート・キャンベル元国防次官補代理が27日、ワシントン市内で記者会見し、日本のアジア政策に注文を付けた。
 両氏とも小泉純一郎首相の靖国神社参拝で悪化した日中、日韓関係の改善が「ポスト小泉」
の重要課題になるとの認識を示した。

 ブッシュ政権にいたグリーン氏は「複雑な問題だ。次期首相は日中、日韓関係により注意を
払うべきだ」と述べた。ただ、靖国参拝については中国が批判すればするほど日本国民は
反発すると指摘し、「米政府が日本に(解決を)強いるのは問題だ」と強調した。
 一方、クリントン政権にいたキャンベル氏は靖国参拝によって「アジアでの日本の勢いが
失速している。米国は日本に問題を解決するよう働きかけるべきだ、という考えに同調する」と
述べ、日本と協議するよう促した。   <毎日新聞 28日>
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by mew-run7 | 2006-06-29 11:00 | 靖国参拝に関して | Trackback(10) | Comments(17)