「平和で平穏で楽しい生活が一番!」 今はアンチ超保守&安倍政権の立場から、mew基準の(時に偏向した?)視点で、政治や競馬、スポーツなどについて書いています。写真は溺愛馬トロットスター


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<   2006年 06月 ( 18 )   > この月の画像一覧

小泉氏・卒業旅行で靖国問題再燃 & 次は憲法を理解し、尊重できる首相を(1)


 小泉首相が楽しみにしていた卒業旅行が始まった。
 本来なら、9月に決まる新首相が米国首脳に会った方が、よ~っぽど実践的、建設的
であるようにも思うのだが、実際のところ、今回は日米首脳会談はメインの目的では
なく、5年間の首相生活に対する慰労とご褒美を兼ねた、まさに「外遊」旅行なのだ。

 たぶん、これは5年間(彼なりに?)頑張って来た「自分へのご褒美」であり、
ブッシュ大統領と仲良くして、アメリカの提言をほとんど丸呑みして来たことへの、
ある意味では「アメリカからのご褒美」なのだと言えるかも知れない。
 郵政民営化も外資への規制緩和も、イラク攻撃支持&協力も、米軍再編への協力も
大事な同盟国のためなら何でもして来たのである。米国産牛肉を輸入再開するという
スペシャル・プレゼントも用意して行く
 このあとロシアでのサミットはあるが、それは日程がギッシリ詰まっていて、楽しむ
余裕もない。そのあとは自民総裁選のアレコレが待っている。

 だから今のうちに&首相としての特権的地位があるうちにアメリカに行って、ブッシュ
大統領との偏向的友情を確かめ<きっと首脳会談のあとの記者会見で、最大限の賛辞の
言葉を頂き>、特別に大統領専用機エアフォースワンに乗せてもらって、大好きなエルビス・
プレスリーの聖地を見物するなど、ご褒美の卒業旅行を楽しむのである。やはり観光旅行と
言えばナイアガラの滝をおさえておかないといけないと言うことで、先にカナダにも寄ったの
ではないかとさえ思ってしまう。
<さっきTVでブッシュ大統領が24日に小泉首相に関して「彼はいい友達だ。おもし
ろい友達でもある。彼はエルビスを今もとても愛している」と話しているシーンが映って
いた。米国の新聞には小泉氏とエルビスを並べた大きな写真などが載せられていたりする。
またある新聞には「二人は共通点が多い。自分の信念を曲げず、誤りを認めない」と書か
れていたそうな。^^;>


 ただ、小泉首相にとっては、ちょっと楽しくないこともあるようだ。 
 どうやら外遊先のカナダで、靖国参拝のことをしつこくきかれて、少しキレ気味になっ
たらしい。

『首相はこれまで、任期内の参拝については「適切に判断する」との発言が決まり文句
だった。しかし、今回は「参拝してはいけないという人たちは中国の言い分がいいと思っ
てるんでしょう。それでいいのか」と参拝批判に反論。「何回行こうが問題にならない。
個人の自由だ」と言い、参拝を批判する中国との関係で「逃げない」とまで言い切った。
「これで任期中の参拝はほぼ確定的になったのではないか」と自民党幹部は指摘する。
<毎日新聞 28日>』

 小泉首相は、できることなら8月15日に靖国参拝をしたいと考えていることだろう。
 彼は総裁選に出た際に、首相として同日に参拝すると公約をしており<それで、総裁
選挙の支援も受けている>、その公約を実現できるのは、もう今年しかないからだ。
 ただ、もし彼が同日に参拝をした場合、総裁選にどう影響するのかが取り沙汰されて
いる。小泉氏や安倍氏自身、そしてその周辺では、靖国参拝は総裁選の争点にはしない
という意向を示しているが、小泉氏が参拝を強行すれば(ましてや終戦記念日に)、
争点化は避けられないとの見方がある。また靖国参拝をすることが、安倍氏と福田氏、
どちらに有利になるのか、判断しづらい部分もある。
<自民党幹部の中には、靖国参拝に賛成の党員が多いので、安倍氏に有利に働くという
見解を示す者もいるらしいが。>

 だが、この強気の発言には、もしかしたらアメリカや中国をけん制する意味もあるの
ではないかと察せられる部分がある。

 以前にも書いたのだが<コチラ後半>、小泉首相の靖国参拝に関しては、「これは外交
問題にすべきものではない」という彼の主張に反して、近時は中国、韓国からだけでは
なく、他のアジアやヨーロッパの国からも懸念を示す発言が出たり、また味方のはずの
アメリカからもアレコレ言われ始め、プレッシャーが強まって来ているのだ。
 小泉首相は4月に「外国の首脳は話すと全て私の言うことを理解してくれる。
『小泉さんの言うことは正しい。中国、韓国はおかしい』と言っている」と豪語して
いたが<コチラ>、どうも世界的に見ても一般常識にかなわぬ彼の発想は、あまり理解
されていないようなのである。

 今回の訪米前も、下院外交委員会のハイド委員長(共和党)が下院議長あてに、小泉
首相が訪米した際に米議会で演説を行う場合、靖国神社に参拝すべきでないとの見解を
示した書簡を送付し、議会演説後に参拝に踏み切らないよう「事前の保証」を日本側に
求めるよう促したとの報道があった。
<どうも訪米日程を決めるための事務レベルでの下交渉の段階で、米議会で演説を行な
うという案も出ていたらしい。だが、この案は立ち消えになった。>

 そして27日にも、米国の政府関係者が靖国参拝に関して注文をつけている。<*1>
 ブッシュ大統領が昨秋に来日した際の首脳会談に続き、再度、靖国参拝による中韓
との関係悪化に関して何らかの形で小泉氏首相に直接、懸念を示すような発言をするの
ではないか、という話も出ている。
<事前交渉で日本側はこの問題には触れないように要望しているとの話も?>
 
 また7月末にマレーシアで行なわれるASEAN地域フォーラム閣僚会議の際に、
日中外相会談を行なうことや、8月下旬に麻生外相が中国に訪問をするという話が
両国の外務省間で進められているのであるが、中国側は外相会談を行なうこと自体には
前向きであるものの、小泉首相が靖国参拝を行なわないことが前提になるとの見解を
示しており、そのことに対してもナーバスになっているのかも知れないのだ。

    <つづく>     THANKS

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*1
【ワシントン及川正也】29日の日米首脳会談を前に知日派のマイケル・グリーン前国家安全
保障会議(NSC)アジア上級部長とカート・キャンベル元国防次官補代理が27日、ワシントン市内で記者会見し、日本のアジア政策に注文を付けた。
 両氏とも小泉純一郎首相の靖国神社参拝で悪化した日中、日韓関係の改善が「ポスト小泉」
の重要課題になるとの認識を示した。

 ブッシュ政権にいたグリーン氏は「複雑な問題だ。次期首相は日中、日韓関係により注意を
払うべきだ」と述べた。ただ、靖国参拝については中国が批判すればするほど日本国民は
反発すると指摘し、「米政府が日本に(解決を)強いるのは問題だ」と強調した。
 一方、クリントン政権にいたキャンベル氏は靖国参拝によって「アジアでの日本の勢いが
失速している。米国は日本に問題を解決するよう働きかけるべきだ、という考えに同調する」と
述べ、日本と協議するよう促した。   <毎日新聞 28日>
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by mew-run7 | 2006-06-29 11:00 | 靖国参拝に関して | Trackback(10) | Comments(17)

ジーコの提言~彼は、日本の敗因を「体格差」のせいにしたわけではない!・・・ と思う。

 
 26日に日本代表の監督を退任するジーコの記者会見が行なわれた。

 翌朝、TVやいくつかの新聞の紙面を見て、私は少し驚いてしまった。
 メディアの中に「ジーコが日本の敗戦の要因を、体格の差にあると言った」と伝え、
「体格差があるなんて、最初からわかっていたことではないか」「監督としての手腕
の問題を横に置いて、敗因を体格のせいにするのか」というニュアンスで批判を行なう
ところがあったからだ。
<もしかしたら、ジーコが「悔いることや反省をすることはない」と言ったことを、
好ましく思わなかった人もいるようなのだが、ここにも若干の誤解があるように思える。>

「え~!? ジーコはそんな風には言ってなかったんじゃないかな~?!」
 私は記者会見を最初から最後まで見たわけではないが<上述の批判がましいことを
言った人たちも全ては見ていないと思うが>、ジーコが話した内容をほぼ全て記載
してある記事<*1コチラ>やいくつかの報道記事を読んだ。
 また、TVでは会見のいくつかの部分を見た。ポルトガル語はほとんどわからない
ので字幕翻訳が頼りであるが、ちょこちょことわかる単語を拾ってみたりもした。

 それらから考えるに・・・確かにジーコは「WCでは、体格差を強く感じた」とは
言っていた。だが、それは「体格差があったから負けた」と言いたかったのではなく、
最初から体格の問題はあることを前提に「体格差を克服できなかったから負けた」と
いうことを言いたかったのではないかと思う。
 本人も「体格差のせいでワールドカップで成績を残せなかったとか、言い訳をする
つもりはない」と明言している。

 ただ「私はサッカーは芸術だと思っているが、体格差にものをいわせるサッカーは
今後も続くだろう」と。だから、そのようなサッカーに対抗し、克服するために、
もっと若い頃からフィジカルな面<身体能力、体力、故障対策など>の強化を考えて、
サッカー界全体で緊急に対処して行く必要があるということを、率直に提言しようと
したのだ。
 それを「日本で15年、日本代表監督として4年やってきて、監督と選手以上の
友情、先輩と後輩のような気持ちで」伝えて行こうとしたのである。

 
 私は何もここでジーコをヨイショするつもりも、擁護するつもりもない。
 彼は偉大な選手であったと思うし、長年にわたって日本のサッカーに貢献してくれた
ことには本当に感謝をしている。また、彼が日本代表の監督としてやろうとしていたで
あろうサッカーも、何となくは理解することができたし、それを楽しみにもしていた。
 だが、彼の監督としての力量や手腕に関しての評価は、必ずしも高くはない。正直な
ところ、私自身も選手の選び方や使い方、各試合での対応策などについて疑問を抱いた
ことも少なくなかった。
 もともと監督というのは、最も結果責任を問われるべき立場にあるので、今回のよう
な結果になった以上、いくら批判されても致し方ない部分もあるとは思う。
 ジーコ自身も「(采配に関して)それが全権を任せられるということであり、私は
結果が出なかったとしても選手のせいにしたことも言い訳もしたことがない」と語っ
ている。

 ただ、もう退任する監督に対して、アレコレ批判しても始まらない。問題は、いか
に現状の問題点を認識し、今後、どうして行くかということである。
 折角、ジーコが長年にわたって日本サッカー界に関わり、また代表監督としてWC
も含めて様々な体験をして来て、その中から感じたことや今後への課題とすべきこと
を真摯に正直に語ってくれているのだから、まずは、その提言を率直に受け止める
姿勢が必要になるであろう。
 ジーコも言うように、WCのアジア予選も含め、これからは体格差のあるチーム
への対策が大きな課題になるのだ。早くその対策を考えて実行に移さなければ、
日本のサッカー界は低迷してしまうおそれもある。それこそ、サッカー界でも「日本
がアブナイ!」という状況になりつつあるかも知れないのだ。

 そして、実はそこではメディアの働きも重要になるのだ。というのも、日本代表や
その候補になりそうな選手たちも含め、全国のサッカー選手たち、指導者、関係者たち
サポーターの大部分は、監督や協会スタッフの意向を<時に他の選手の考えも>メディ
アを通じて知ることが多いからである。
 もしメディアが恣意的な表現を用いたり、ゆがんだ形での報道をすれば、折角の
提言も正しく伝わらず、役に立たなくなってしまうかも知れない。
<それゆえ、時にチーム内や監督、選手の間などに大きな誤解を生じさせることも
ある。中田英やイチローがマスコミ嫌いになったのも、そのためだ。>

 いつもは政治や社会などの問題でメディアの伝え方を批判している私であるが、
今朝、ジーコの記者会見に関するTVでの発言や一部の新聞のタイトルや記事の書き
方を見て、スポーツ界に携わるマスコミ関係者にも、もう少し考えて欲しいと願う
部分があった。
 もし日本サッカーのことを思うなら、メディアもまた自分たちの立場で、それなりの役割を
果たすことを考えてもよいのではないかと思う。


 <つづく>     THANKS

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*1 ジーコの記者会見 ほぼ全文と思われるもの <J’s GOAL 日本代表より>

・4年間を振り返って
「再びこうして皆様にごあいさつできることを幸せに思います。これが最後ではなく、できれば良い関係を保ち続けられればと心に思っているところです。
この場を借りて感謝を申し上げたいのは、まず15年ほど前に私と日本の橋渡しをしてくださった住友金属、そして鹿島アントラーズの関係者の方々です。それがなければ、日本とつながりを持つことは想像もできなかったし、日本代表監督の大任の基礎も作り得なかったと思います。
鹿島での10年近くの後、川淵キャプテンをはじめ日本サッカー協会からは4年間の長きにわたり私を信じていただき、代表監督を務めさせていただいた。感謝しています。それから多くのファン・サポーターに支えられ、メディアのみなさんにも最大限の協力をいただいた。最後まで信頼していただいたことで、よい仕事ができたと思っています」

・日本代表の課題
「私の指揮した日本代表は、力のある選手がそろっていた。ワールドカップでは期待された成績を収められなかったが、日本サッカーがレベルアップしたことは胸を張って申し上げられる。ただ全体を見つめると、安定した結果につなげられないという問題点がある。例えば、ワールドカップ前のドイツ戦であれほど良い試合をしても、数日後のマルタ戦では別のチームのようになってしまう。これは、経験を積むことで本物になっていくと確信している。

またワールドカップでは、体格差を強く感じた。上背の問題は仕方ない面もあるが、90分耐えうるベースの問題、たとえば上半身・下半身の強さなどをどんどん鍛えていけば、自分たちの持っている力を発揮できると思う。この体格差の問題は、個々の選手の責任ではない。彼らは、もっと若いうちに技術だけでなくフィジカルの面でも鍛えるという環境になかった。ただ彼らが資質を持ちながら、もっとコンスタントに力を発揮するためには体格も必要な要素だったと思う。
日本代表としての活動時間は短いので、これは日本サッカー協会と各クラブなどが連係して世界の最先端の国々と協力していくべきだ。たとえば、日本の選手は肉離れや骨折などの治癒に時間がかかる。また、他の国々ではあまり見ないが、日本では試合後のバスに乗り込む際に多くの選手がアイシングをしている。日本独特の食文化や習慣などによるものもあるかとは思うが、世界のケガに対する予防方法やケアの仕方などは、取り入れてよりよいものを築いてほしい。ただでさえ日本は自分たちよりも体の大きな選手と戦わねばならないのに、そこにケガを抱えていてはより大きなハンディになってしまうからだ。

ワールドカップでもアジア予選でも、最初は相手も足下でボールをキープしてくるが、最後になると上背を生かして中盤を省略したロングボールを多用してくる。特にヨーロッパでは190cm近いセンターFWを揃えている国が多い。そういう相手と真剣勝負をする時、勝点3を賭けて戦う時、日本の選手は90分間持ちこたえることができない。オーストラリア戦の後で、宮本と話したときに『いつもと違う部分の疲れがある』と言っていた。つまり、大きな選手に体を当て、バランスを崩させるために何度もジャンプを繰り返すことで、通常ではない疲れを感じたということだ。
今後、日本と戦う相手はいつもこの体格差で上回ろうとしてくると思う。それに対抗する術を学んでいくことが大事だ。

かつて、日本はバレーボールの世界で自らのアジリティを生かして世界を制した。しかし、その後は体格差で世界各国に上回られてしまっている。このようなことが日本のサッカーでは起きてほしくない。
体格を鍛えるというのは、決して無理なことではない。私はブラジル代表に長く関わってきたが、私の選手時代と今の選手たちとでは大きく違う。ただ、今のブラジル代表で活躍するロナウジーニョやカカであっても、ブラジルにいた頃には日本人と同じような体型で華奢だった。それぞれがヨーロッパのクラブに出て行くことで体つきが変わってきたのであって、その意味では日本人もきっと進歩すると思う。
アジアを見ても、中国は体格で日本を上回っているし、次回からはオーストラリアもアジア予選に参加する。ウズベキスタンなど、旧ロシアの国々もいる。アジア予選突破には、それらの国を打ち破らねばならないことを考えると、この体格差の問題は早くクリアしてほしいと思う。

体格差のせいでワールドカップで成績を残せなかったとか、言い訳をするつもりはない。ただ日本で15年、日本代表監督として4年やってきて、監督と選手以上の友情、先輩と後輩のような気持ちで言いたいのだ。
私はサッカーは芸術だと思っているが、体格差にものをいわせるサッカーは今後も続くだろう。日本が今後、勝てる試合を最後に落とすことのないように祈っている。
アフリカにも今回のガーナや前回のセネガルのような、日本のよいお手本が出てきている。アフリカ勢も当初は体格が全体的に細く世界に追いつけなかったが、ヨーロッパに出て行ったり、自国に専門家を招くことによって対等に戦えるようになってきた。日本もぜひ、そうなってほしい」

・最後に
「選手たちには『私が今後世界のどこにいても、ひとりひとりのために力になる』と声をかけた。
私のなしえなかったものを次の世代・次の人に受け継いで、生かしてほしい。
最後に、自分を信じて見守ってくれた日本の方々、仕事を任せてくれた日本サッカー協会の方々に感謝したい。
これからもコンタクトをとり続け、影に日向に見守っていきたい。当面はブラジル・リオに戻って仕事をしていくが、チャンスがあればヨーロッパで監督をしたい」


Q:今ふりかえって、豪州戦の小野や大黒の投入を適切だったと思うか?
「小野を投入した時間帯は、1-0で日本が勝っていて相手がロングボールを多用してきたところだった。相手は背の高い選手を送り込んできた。ただ、それは日本にとって中盤を省略した相手の後ろにスペースが生まれたということでもある。小野をボランチに入れることで中田英を上げ、中村と試合の流れを変えられる選手である小野の個の能力により前がかりになった豪州のウラを突けると思った。
大黒の投入は、数回チャンスがあったので、それを生かすことを期待した。キープしろとか、特別な指示は出していない。今までも何度か彼が試合を決めてくれたことがあったし、その働きを期待した。
残念だったのは、あの場面で坪井が筋肉のけいれんを訴えて交代していたことだ。彼は高いボールに対しても抑える働きをしていたが、交代した後は同じリズムでプレーすることができなかった。
ただ、サッカーというのは同様のケースというのはないものだ。選手が私の意図通りに動いて勝ったこともあるし、そうでなかったこともある。同じシチュエーションというのはない。私はあの時、その采配で勝てると思った。だから、あの時点で適切な采配だったと思っている」

Q:今回のワールドカップで「あの時にこうしていたら…」と思う采配はあるか?
「采配についての反省はまったくない。サッカー監督というのは、後で思うのではなく瞬時に判断が求められるものだからだ。それが全権を任せられるということあり、私は結果が出なかったとしても選手のせいにしたことも言い訳もしたことがない。
ワールドカップのピッチに立てたことを幸せに思っている。特に今回は予選の段階から、選手・スタッフ・多くのみなさんと共に得てきた結果。私と同時期に就任しながら途中で任を解かれた方たちを考えれば、何と幸せなことかと思う。結果は出なかったが、持っている知識を使い、選手たちにすべての信頼を託して戦ってきた。悔いも恥じることも、何もない。全身全霊で打ち込めた4年間だった」

Q:体格差があることは大会前からわかっていたと思うが、その対策は考えていたのか?
「もちろんわかっていた。4年間、私のトレーニングを見てきた方にはわかると思うが、補強運動やベース作りは心がけてきた。だが思うようにはいかなかった。相手にリスタート(ファウル)を与えない、CKやスローインにさせないということを徹底し、相手陣に残っているFWへボールを渡すような対応をしてきた。
今回、攻撃の仕掛けの面ではよかったが、全体を通して緊張と責任の重さで、選手たちは90分間それを全うできなかった。豪州戦では、日本の良さをどう生かすかを考えていたが、それまで準備してきたのとは違う暑さの中で選手たちは頭の中が真っ白になり、酷使されてしまった。
今後も日本に対する時、相手はパワープレーを巧妙に使って攻めてくるだろう。私はそのことを言いたかった」

Q:日本に残せたと思うものは何か?
「どんな強い相手、これまではユニフォームの色を見ただけで劣等感を持っていたような相手にも、自分たちのサッカーをしっかりやれば勝てるという自信を植え付けられたと思う」

Q:今後、監督を続ける上で磨きたいと思うところは?
「すべて。監督としてだけではなく、人間として学ぶことは尽きない。
主役は選手であり、監督は選手が自信を持ってピッチに出て行くことの手助けしかできない。サッカー界で起こっていること、これから起こりうることを、自らの経験も生かして選手にインフォメーションできること。情報を見据えつつ、磨き上げたいと思う」

Q:アジア勢がベスト16に入れなかったことについて
「残念だが、ベスト16入りしたチームと比べると差があったと思う。これからアジアのチームは監督ありきという戦い方をしていては強くなれない。有名な監督を据えても、選手がレベルアップをしていく、体格差が目立つ中でそれが開かないように努力していくことだと思う。
名のある監督が就任しても、体格差のあるチームではよい成績を残していない場合が多い。彼らはヨーロッパなどに戻った時によい成績を残すケースがほとんどだ。日本や韓国などはよきライバル心を持ってここまでやってきたが、世界に目を向ける中で自分たちの良さは何かを突き詰めてやっていかないと難しいだろう」

Q:次世代の選手について
「次の監督の考え方やどういうサッカーをするのかに尽きる。私の率いてきたチームでも次のワールドカップに繋がる経験を積んだ選手たちがいると思う。ただ、豪州がアジア枠に入り、中国が北京五輪に向けて強化を図り、旧ロシアの国々も日本にとって脅威になってくる。日本もそれに負けないチーム作りを、選手選考も含めてやっていくべきだとしか今の私には申し上げられない」
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by mew-run7 | 2006-06-28 02:40 | スポーツ・競馬 | Trackback(11) | Comments(2)

これから要注意の法案リスト +安倍氏が熱心な法案 &公明党との関係

 次期首相の有力候補であると言われている安倍晋三氏が、総裁選で発表する政権構想
に「憲法改正」「集団的自衛権」を盛り込むことに決めたという。
 彼は、先日「次期政権は自衛隊の海外派遣の恒久法に取り組むべき」とも発言していた。
もともと教育基本法の改正にも、と~っても熱心である。
 もし彼が首相になったら、小泉氏に次ぐ私の天敵になりそうだ。


 ところで、国会期間中も含めて、私が問題だと思う法案について色々と書いて来たのだが。
 ブログ内で記事がトビトビになってしまい<しかも、つづきを書いておらず中途半端
で終わっているものも^^;>、かなりわかりづらくなってしまったかも知れない。

 そこで今回は、今国会で継続審議に決まったものを中心に、私が問題性が高いと思う
法案のリストを作っておきたいと思う。<自分用のまとめメモの意味でも>
 また、これらの法案とも関連するものとして、次期首相の有力候補であるらしい安倍
氏&公明党の情報も書き添えておきたい。


 <☆のついている法案は、カテゴリーを設けており、今後もずっと色々と書き続ける
予定です。☆の関連記事は左欄にある各カテゴリーの中にはいっています。>


 ☆ 憲法改正 & (憲法改正のための)国民投票法案 

 ☆ 教育基本法改正案   

 ☆ 組織犯罪処罰法改正案<いわゆる「共謀罪」法案> 

 * 自衛隊海外派兵に関する恒久法 (関連記事 コチラ
  <海外派遣のたびに特別に法律を作らなくても、必要がある時はいつでも自衛隊
  を海外派遣できるようにする法律。安易に海外派兵が行うのは問題がある。> 

 * 社会保険庁改革関連法案
  <社保庁解体をし、年金のシステムを変える法律。社保庁解体はいい試みだが、
 今の案では外身の形を変えるだけで中身は実質的に改善されないとの見解がある。 
  個人的には、年金未納者に対して国民健康保険の資格短縮をするのは、問題が
 大きいと考えている。(関連記事 コチラ)>
 
 * 政治資金規制法改革法案
  <今まで禁止された外資系企業からの政治献金を解禁しようとしている。
 国の政策に、外国からの圧力や干渉が大きくなるおそれがあるので問題が大きい。
 (関連記事 coming soon の予定)> 


* 医療制度改革関連法案
  <混合診療その他、健康保険制度の改悪が提案されている。これからの勉強課題>

 <常に注意・人権擁護法案>

 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 

 ところで、 自民党の次期総裁選の有力候補と言われている安倍晋三官房長官は、
その政権構想に「憲法の全面的な改正」「集団的自衛権の行使」を盛り込むようだ。
 また、少し前にも書いたが、安倍氏は必要がある時にはいつでもすぐに自衛隊を海外
に派兵できるように、恒久法を作るべきだと発言している。

『安倍晋三官房長官は25日までに、9月の自民党総裁選で「現行憲法の全面的な改正」
を政権構想に盛り込む意向を固めた。安倍氏周辺が明らかにした。
 憲法が禁じる集団的自衛権行使の容認などを訴えることも検討。改憲を柱に「新たな
国家像」構築を目指す姿勢を打ち出し、党員に浸透させたい考え。7月に出版される
自著でも改憲論を展開し、総裁選での争点化も図る。<共同通信25日>』

『安倍官房長官は20日の記者会見で、イラク南部サマワに派遣している陸上自衛隊の
撤収に関連し、特別措置法なしで自衛隊の海外派遣を可能にする恒久法の制定に前向き
な姿勢を示した。自衛隊のイラク派遣などをきっかけに、政府・与党内には、自衛隊の
海外での多国籍軍参加を念頭に、恒久法制定を求める声があり、次期政権の課題の一つ
になりそうだ。
 安倍氏は恒久法の制定について「(自民)党ですでに協議検討が行われている。機動
的な対応、国際貢献も可能になってくる」と説明。政府関係者も「次期政権は取り組ま
ざるを得ない。具体化はイラクから空自がすべて撤収してからだ」との見通しを示した。
<朝日新聞 21日>』


 安倍氏は、以前から教育基本法改正にも、と~っても熱心に取り組んでいる。<コチラ参照>
秋からの臨時国会では、何とか成立させたいと考えているだろう。
『次期国会での成立を目指す自民党は、7月から12月までの間に都道府県連主催で
支持者らを集めた「教育基本法改正フォーラム」を開き、文部科学相経験者や都道府県
教育長、文科省担当官らを講師とし、講演やパネル討論を行う。
 都道府県連あての開催要項に「教育基本法改正に当たっては世論の喚起が不可欠です。
また、来年は統一地方選、参院選の年です」と明記。<共同通信 24日>』

<ただし、これはあくまでも伝聞であるが、自民党内にはいまだに「愛国『心』」や
「宗教的な情操を涵養」などの明記にこだわっている議員が少なからずおり、安倍氏も
その一人だと言われている。これらの表現は連立与党を組んでいる公明党の強い要望に
よって、自民党案から変えられてしまったものであるのだが。安倍氏自身が「心」に
こだわっていること、他の宗教団体(統一教会に限らず)からの強い支援もあること
から、安倍氏が首相になった場合には、与党案を変えようとする動きが出るかも知れ
ないという話が出ている。そうなると公明党とギクシャクしてしまうかも?>


 一方、連立与党を組む公明党は・・・

『公明党の党大会日程が10月14日から9月30日に前倒しされることが22日決ま
った。9月20日投開票を軸に調整中の自民党総裁選の日程を踏まえ、直後の組閣で冬柴
鉄三幹事長ら現執行部からの入閣も想定、早期に新執行部を発足させる必要があると判断
したためだ。
 秋の臨時国会で教育基本法改正案など支持者に反対の根強い法案の成立を図り、参院選
準備への体制固めをする狙いもあるとみられる。冬柴氏は22日の中央幹事会で前倒しの
理由について「早ければ9月25日にも国会が召集され、首相指名選挙が行われる。公明
党はその後の組閣に新しい体制で臨むべきだ」と指摘した。(共同通信22日)』

 公明党(というか、支持母体である創価学会員の中)には、今でも憲法改正や教育基本法
改正などに対して、反対や疑問を呈する声が根強い。
 また安倍氏に対して、上述の政策のほか、靖国参拝容認論、中韓軽視、その他様々な
面(宗教的なこともあるかも?)に関して、あまり快く思っていない支援者も少なくない
という。
 だが公明党としては、このまま連立与党を組んで、来年に控えている参院選も自民党
と共闘したいと考えているようだ。<万一、自民党が勝っても、公明党の協力のお陰と
いう形を作っておきたい?!>

 まだここには書けない話も耳にしたのだが・・・
 ともかく、もし安倍氏が首相になった場合、公明党との関係に注目すべきところはありそうだ。

<あ・・・彼が靖国参拝は公言しないと言っているのも、党内や公明党の靖国参拝反対派や
経済界やアメリカの一部を考慮したものでもあるけど、その他にも色々配慮してのこととか?>


                        THANKS
 
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by mew-run7 | 2006-06-27 04:49 | 政治・社会一般 | Trackback(17) | Comments(6)

WCの日本代表戦を終えて(1)  ~ヒデの涙・世界の舞台への意識と期待~

  今日24日から、ワールドカップは決勝トーナメントが始まる。サッカーファンに
とっては、ある意味で、ここからがワールドカップ本番であるのだが・・・。
 私も決勝Tを楽しみにしているものの、正直なところ、今はまだ心身の疲労&脱力感
が大きく、決勝Tにはいる前に1週間ぐらいお休みを設けて欲しい気分になっている。
 私の心は中田英のように、ピッチに寝転がってしばらく起き上がれない状態にあるの
だ。<彼の心身の疲労と脱力感、空虚感は私の何万倍にもなるだろうが。>

 とはいえ、いつまでもウジウジしていられないので、この思いを吹っ切るためにも、
何回か(不定期に)思いっ切り日本代表のことを書きたいと思う。

 
 ブラジル戦終了後に、中田英がピッチに横たわって動かずに涙していた姿には、感じ
るものが多かった。<彼が手に負傷していたことは、その時、初めて気付いた。>
 川淵氏によれば、彼は建物内に引き上げたあとも、廊下でうずくまって泣いていたの
だという。どの関係者も、中田英が人前で泣くのを見るのは初めてだと言っていた。

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by mew-run7 | 2006-06-25 03:42 | スポーツ・競馬 | Trackback(13) | Comments(20)

米牛輸入に関し、小泉&アメリカ発言に「怒」 + C型肝炎の問題


 今日は4時からWCの日本ーブラジル戦がある。
 寝てから見るか、見てから寝るか・・・さんざん迷った末、万一先に寝て起きられ
なかったら一生後悔しそうな気がしたので、試合が始まるまで起きていようと決めた。
今日は、寝不足の人が増えそうである。

 さて、今回は当初、21日に地裁判決が出た薬害C型肝炎訴訟の話をメインに書こう
と思って準備をしていたのだが・・・。米牛輸入再開に関して、小泉やアメリカ側の
発言にあまりにもムカついたので、そちらの方がメインになってしまいそうだ。


 詳細はまた後日に譲るとして、先に少しだけC型肝炎の問題について書いておきたい。
 私がこの問題について取り上げたいと思ったのは、私のごく近しい者が二人、C型
肝炎による肝がんで亡くなっているからである。
 C型肝炎は、肝がんや肝硬変になる確率が高い病気である。ただ、近時は、早期に
感染や発症がわかって、適切な対処や治療を行なえば、重症化や死に至るのを防ぐ
ことができるようになって来た。今、国内のC型肝炎の感染者は約150万人いると
言われているが、その大部分は、予防接種の際の注射針の使い回しや、輸血、血液製剤
<出産の時の止血剤なども含む>などによって、ウィルスに感染したと考えられている。

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by mew-run7 | 2006-06-23 03:55 | 政治・社会一般 | Trackback(32) | Comments(8)

メディアの伝え方に疑問・・・安倍祝電・海外派兵・米牛輸入 &WC

 19~21日にかけて、私から見れば大事だと思うニュースが色々と出ているの
だが、新聞やネットではチョコチョコ取り上げられているものの、TVではほとんど
取り上げられない。<せいぜいがニュース番組でさらっと流すだけ。> 
 ワイドショー<ニュースショー?含む>では、ほとんど無視されている状況である。

 また航空自衛隊の活動拡大、米国産牛肉の輸入再開など、国会が終了して野党が
公の場でツッコみづらい状況になってから、着々とコトを進めているように見える。

ネット界では、6月初旬から公然の事実となっていた「安倍晋三氏が統一教会の
合同結婚式に、官房長官名で祝電を送っていた」という話であるが。
19日に全国霊感商法対策弁護士連絡会が安倍氏に公開質問状を送り、参院で記者
会見を行なったことから、ようやく朝日、読売などがその事実を伝えた。
 安倍氏の事務所は「私人としての立場で地元事務所から『官房長官』の肩書で祝電を
送付したとの報告を受けている。誤解を招きかねない対応であるので、担当者にはよく
注意した」とのコメントを出したというが・・・それで終わりである。マスコミでは
そのあとのツッコミがない。<せいぜい週刊誌が取り上げる程度だろう。>
 TV媒体はこのまま、この問題をスルーするつもりなのだろうか?

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by mew-run7 | 2006-06-21 15:36 | 政治・社会一般 | Trackback(35) | Comments(2)

イラク陸自撤退と言っても・・・航空自衛隊は活動拡大、いつでも派兵の法案準備 &WC


 20日に小泉首相がイラク派遣中の陸自の撤退を正式発表することになった。
 だが、他方、今も行なわれている航空自衛隊のクウェートーイラク間の空輸活動は、いま
だに危険なバクダッドまで活動領域を広げるなど、支援活動を拡大するのだという。
 また自民党では、あの石破元防衛庁長官の下に、いつでも自衛隊の海外派兵を可能にする
法案のもとが作られているというニュースも出ていた。

 大事なニュースなので、前記事の続きはまた後日に回すとして、今回はこの自衛隊派遣
の話を中心に書きたい。<おしまいにWCの話も。> 

・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

 小泉首相は20日に、イラク南部サマワに駐留する陸上自衛隊の撤退を正式発表する
ことになった。発表後、防衛庁はただちに陸自に撤退命令を出し、部隊は7月中の撤退
完了を目指す。サマワでの陸自の活動は04年1月の派遣開始から2年半で終了する
見通しとなった。

 だが「自衛隊派遣がようやく撤退か~。無事に終わってよかった、よかった」とは
安心してはいられない。
 というのも、撤退するのは陸自だけで、航空自衛隊は残って(またはさらに派遣され
て)、クウェート―イラク間で行っている空輸活動を継続・拡大するからだ。
 その背景にはこんなことがある。

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by mew-run7 | 2006-06-20 04:33 | 政治・社会一般 | Trackback(16) | Comments(6)

年金未納で国保を短縮するという法案は妥当なのだろうか?(&WC)

 う~ん・・・(--) クロアチア戦は0-0の引き分けだった。もし、これがオーストラ
リアに勝って既に勝ち点3をとった後の試合であれば「これでもいい。よくやったかも」
と言えるかも知れないのだが。
 やはり、ワールドカップで勝つのは、本当に本当に難しい。
 川口のPKセーブという奇跡的なスーパープレーがあっても、点数を入れられなければ
どうしようもないところがある。 <サッカーの話はまたあとで。>


 今回は「国民年金の保険料未納者には、国民健康保険の保険証の期限を短縮する」と
いう法案の是非について書いてみたい。
 
 その前に、もしかしたら既に読んだ方もおられるかも知れないが・・・晴耕雨読さんの
ブログの「国保崩壊」という記事に記された北九州市の若い夫妻の実話を、是非多くの方
に読んで頂きたいので、ここにご紹介しておきたい。<コチラ
 会社の倒産で生活が苦しくなった夫婦が、国民健康保険の保険料に支払いに苦しみ、
その支払いのために離婚までするが、結局は保険証を取り上げられてしまう。その結果
重篤な持病のあった妻は十分な医療を受けられないまま、心身ともにツライ思いを続け
ついには力尽きて他界したという話である。
 奥さんの遺書が、胸に切なく突き刺さる。日本の社会政策はこのままの方向で進んで
よいのか・・・考えさせられるというか、ハートで感じさせられる話である。


 だが、実のところ、近時、このような例は珍しくない。国民健康保険(以下、国保)の
支払いができずに保険が受けられなくなったために、重症になった例やついには死亡した
例が何件も出ている。生活保護をなかなか受けられず、また強引に打ち切られたために
餓死をしたり、死亡、重症化した例も少なくないのだ。
 
 先月、社保庁が納付率アップ指令が出したために、全国の事務所で不正免除などの工作
が行なわれていたことが発覚したが。国民健康保険も、生活保護も同様に、各市町村には
厳しく対応をするような指示が出ているという。
 国民健康保険(以下、国保)で言えば、近時、保険料を滞納をした者には、一年未満の
場合でも、すぐに保険証の期限の短縮されることになった。また、それ以上だと医療費が
全額自己負担になったり、高額療養費の支給が受けられなくなったりなどの措置がある。
コチラ参照>

 国保の10割負担は、あまり所得にない人や健康的に問題がある人にはキツイ。
 今、国保は本人でも3割負担であるのだが、支払いが3.3倍になってしまう。チョッ
トした治療を受けたり、薬を出してもらったりしても、万単位になってしまうかも知れ
ない。そもそも(低所得者の場合)月に何千円かの保険料を支払うだけでも大変で滞納
している人に、万単位の医療費を払えというのは、治療を受けるなと言っているのに
等しいものがある。

 それに期限を短縮された保険証を医療機関に示すのは、決していい気はしない。相手
に「私は国保を滞納者だ」と明示しているようなもので、「この患者はきちんと治療費
が払えるのか?」という疑念の目で見られかねない。また免許証等を持たない者の場合、
様々な場において国保の保険証が身分証明書の役割を担うので、尚更に困る面がある。
 それらに対する恐怖感もあってか、国保の保険料の納付率は、長引く不況の中、徐々
に減少しているものの今でも約90%はキープされている。国民年金の納付率が60%
台まで落ちていることを考えれば、実に優秀な納付率である。


 そこで、これに目をつけた厚労省&社保庁は、「年金未納者にも国保の保険証の期限
を短縮すればいいのではないか」と考えたのであった。
 国保の有効期限を短縮されるのがイヤな人が多いなら、年金の保険料も払うようになる
だろうと。また国保の有効期限を短くすれば、期限を延長するために役所に来る機会も
増えるので、年金の支払いも要請しやすくなるというのである。
<ちなみにこの他に、年金未納者には免許証やパスポートの期限の短縮や、交付の制限を
行なってはどうか、という案も出ていたときく。>

 私は厚労省がこのような案を出していたのは、以前、報道されていたので知っており、
そのうち反対の記事を書こうと思っていたら・・・実はこの規定は、既に今国会に提出
された社保庁改革関連法案にはいっていたようなのだ。
 社保庁改革法案はもともと社保庁を解体して、機構を変える法案であり<これも問題
が多いらしい>先月、不正免除事件が発覚ために成立せずに終わってしまったのだが。
もし成立していれば、気付かないうちに、上述のように年金未納→国保短縮のシステム
も変えられてしまうところであった。


 だが、果たしてこのような方法は妥当なのだろうか?
 もともと国民健康保険と国民年金というのは、別個に行なわれているものである。国民
は、医療に関する国保と、高齢になってから受給する年金とは全く別個に契約、加入し、
その保険料を納付しているのである。それを勝手に関連づけていいものなのだろうか?

 国保の保険料を払っていないために、国保の期限を短縮したり、資格が受けられないと
いうのならわかる。年金の保険料を払っていないために、年金が受けられないのも同じだ。
 だが、年金を払わないと、国保の期限が短縮される、書き換えに行かなければ、国保が
受けられなくなるおそれがある・・・これは「あり」なのだろうか?

  <つづく>     THANKS

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by mew-run7 | 2006-06-19 13:55 | 政治・社会一般 | Trackback(9) | Comments(4)

国会終了で小泉氏に初感謝? & ガン対策・自殺対策法案成立 (&WC)

ワールドカップが始まってから、ネムネムの日が続いている今日この頃・・・。
現地の夜の部の試合が、日本だと朝4時からのスタートになるのがキツイ。
でも、いい試合が多いので、ついつい毎日見入ってしまう。まだ前半のグループ予選が
半分しか終わっていないのに、体力が持つか心配だ。
<しかも、確か6月最終週からは、テニスのウィンブルドンも始まるし~。^^;>

 そして明日18日には、日本代表の第二戦・対クロアチア戦が待っている。もちろん
勝って欲しいのはヤマヤマであるが、選手自身が納得できるように&いい意味で楽しめ
るように、各自思い切って自分らしいプレーをして欲しいと願っている。逆に言えば、
そのようなプレーができないと、勝利もつかめないだろう。
<そして、少なくともワク内に10本以上はシュートを打って欲しい。あとの期待はコチラに>

 さて、16日で、今年の通常国会が実質的に終わった。
 今国会については、また来週以降に振り返ってみたいと思っているのだが・・・
総裁選の時から5年余り、わが天敵であり続けた小泉首相が、退任間際になって
一つだけ感謝したいと思うことをしてくれた。それは「頑なに今国会の延長をしようと
しなかった」ことにある。
 その理由を考えると、一国の首相として問題があるような気もするのだが。彼が
国会延長を拒んだお陰で、問題が多い共謀罪+αや教育基本法案、国民投票法案などの
重要法案が成立せずに済んだからだ。<そして個人的には、そのお陰でワールドカップ
を心置きなく楽しめることも有難い。>

 もちろんこれらは廃案になったわけではなく、秋以降に継続審議されることになって
いるので、安心することはできない。<しかも共謀罪に関しては、与党は民主党丸呑み
案を撤回し、再度、与党案を主張することを決定したというし。>ただ何ヶ月かの間
時間ができる分<しかも自民党はその間、総裁選で必死になっているし>、野党側は
色々な勉強や協議をして次期国会での対抗策を考えたり、集会などを開いて国民に問題
点をアピールしたりできるのは有益なのではないかと思う。
<このブログでも、これらの法案に関してはずっと取り上げて行きたいと考えている。>

 最後の日に「がん対策基本法」が参院を通過し、成立したのはよかったと思う。
 小沢氏が代表になってから、与党と民主党は各法案で対決色を強めていたのだが、
この法案に関しては、民主党の山本孝史参院議員の委員会で自らががんであることを
告白して早期成立を訴えたこともあり、与党と民主党が協議してそれぞれの提出して
いた法案を一本化し、最終日与野党全員賛成で成立にこぎつけた。

『法律の柱になるのは、◆政府は、具体的目標や達成時期を盛り込んだ「がん対策推進
基本計画」を策定。都道府県もそれぞれ計画を策定すること◆がん医療情報の収集や
提供体制を整備、相談支援体制の充実を図る◆厚労省に患者や医師による「がん対策
推進協議会」を設置◆検診の質や受診率の向上を図る◆がん医療の専門的知識、技能を
持つ医師の育成に努める――など。
 同法がめざすのは、全国どこに住んでいても適切ながん医療を受けられる体制づくり
と、予算の大幅な増額を含めた総合的ながん対策。裏を返すと、これまで拠点病院の
整備や医療情報の発信は決して十分とはいえず、医療の質に地域差が大きく「望んで
いる医療が受けられない」との患者の声が大きかったことが、法案作りの背景にあった。
<ライブドア16日>』

 私自身、身内や近しい人を何人もガンで亡くしている。<一人は早期発見&適切な
手術のお陰で、助かったが。> 
 東京にいても、なかなか情報ははいらないし、どの病院に行けば、どの医師に観て
もらえば、適切な対応や治療が受けられるのかわからないところがある。たいていの
場合は、ガンが見つかった病院で、たまたま担当医になった人に診断や治療を委ね続け
ることになる。命がかかっている病気なのに運に任せざるを得ないところがあるのだ。
 地方になると、県内には十分な検査や治療を行なえる病院の数が限られてしまうと
いうケースも少なくない。少し変わった症例だと、適切な治療を受けられない場合も
ある。 
 まだまだ政策を具体化して行くためには課題が多いようであるが、それでも国や地方
自治体ががん対策に少しでも前向きな姿勢を見せるきっかけになる法律ができたことは
評価したいと思っている。

 
 15日には自殺対策法案も成立した。これは与野党の国会議員が有志の会を結成し
超党派の議員立法によって提出された法案であり、まずはその点をおおいに評価したい。
<やっぱり国の政策や国民の生活のために本当に大事だと思うことは、党利党略などは
考えず、党の垣根を乗り越えて積極的に協力して行かないと、と思うので。>

『自殺対策基本法は、自殺は個人の問題だけではなく、背景にさまざまな要因があり
「社会的な取り組みとして実施されなければならない」と指摘。自治体や事業主には、
国などと連携し地域や職場で対策を進めるよう求めている。
 対策の柱として自殺対策基本法は(1)自殺防止の調査研究、分析(2)自殺問題の
普及、啓発や人材の育成(3)医療体制の整備(4)自殺未遂者や自殺者の遺族、民間
団体への支援-などを挙げた。<共同通信15日。>』

 私の周囲にも親や兄弟、親しい者を自殺で失った人が何人かいるのだが、特に家族を
失った人は精神的なショックをずっと引きずる上<周囲の目もあるように思う>、働き
手を失った場合は、経済的に困窮するケースも少なくない。<電車などに飛び込んで
自殺した場合は、多額の賠償請求をされることもあるようだ。>
 それゆえ、個人的には、遺された者への対策を充実して欲しいと考えている。

 自殺防止の調査をすることも意味がないとは言わないが、今、自殺者が急増している
背景には、経済格差や社会政策の問題、社会の仕組み、教育の問題などがあることは
否めないであろう。
 私は、まずは国が基本的な経済政策や社会政策を変えようとしない限りは、抜本的な
問題の解決はできないと考える次第である。


<尚、今週ブログで取り上げると予告していた「外資企業の政治献金を解禁するための
政治資金規制法改正案」も、結局、継続審議になった。実は5月にキープしておいた
資料の一部が消えてしまい(最近ニュース記事などは消えてしまうのが、早くって~。
ちゃんとファイルに保管しておかないとダメだと痛感)、思うように記事が書けなかっ
たので、来週以降の宿題にさせて頂きたいと思う。>

 
 では・・・明日のクロアチア戦、みんなで応援しましょうね!(~~)
<ちなみに私は明日は休日出勤に(涙)。そのストレスも応援にぶつけるぞ!(・・)>

                       THANKS

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by mew-run7 | 2006-06-17 14:51 | 政治・社会一般 | Trackback(12) | Comments(9)

医療改革法案成立&外資保険の進出・・・そしてWC日本代表

<医療改革政策によるリハビリ打ち切り反対の署名活動 6月24日まで  コチラで>

今回は、医療制度改革関連法の成立のニュース経由で、外資系保険会社の進出の話と
そして最後にチョットと思ったけど長くなってしまったサッカーの話を。>

 14日、医療制度改革関連法案が参院で議決され、成立した。
 この法案については、先月に衆院の厚労委員会で強行採決された時にコチラの記事で
取り上げたが、『これにより10月から現役並みの所得がある70歳以上の窓口負担は
2割から3割に、2008年度からはそれを下回る一般的な所得の70-74歳も1割
から2割に引き上げられる。また療養病床の70歳以上の入院患者は、今年10月から
食費と居住費の全額負担を求められる。(共同通信14日 抜粋)』

 以前のように、高齢者は医療費を全て無料にしろとは言わない。正直、あの頃は
国民の方もよくなかったと思う。さして具合が悪くなくても、無料をいいことに
病院、医院に行く人が多く、飲みもしない薬をたくさんもらって来たりもしていた。
 医院の待合室には朝から高齢者が集っており、「XXさん、今日は来てないけど、
具合でも悪いのかしら?」という会話をきいたという笑い話が出ていたほどだ。
その医療費や薬代は、みんな国の負担になっていたのである。
 その頃の政策のしわ寄せが、今の高齢者に来たと言えるのかも知れないのだが。
かと言って、具合が悪くても費用が気になって病院に行けない、慢性疾患の患者が
安心して長期入院できないというのでは、あまりにも待遇に差があり過ぎはしない
だろうか? いくら財政赤字が増えたからと言って、まだ国としては、これだけ
恵まれた経済状態にある中、とても同じ国で生活しているとは思えない感じがする。

<この法案から生ずる具体的な問題に関しては、また機会を設けて書いてみたいと
思っている。>

・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
 
 少し前に、外資系の保険会社がこの法案の成立を見込んで「高齢者の医療負担が
2割から3割に増えるかも知れません」というTVコマーシャルを流しているのを
見た。。「医療費が高くなる分、民間の医療保険にはいって、備えようね」とアピール
しているのだ。やたら医療保険&高齢者向け商品に力を入れている外資系保険会社に
してみれば、今回の法案成立は「待ってました」というところなのかも知れない

 90年代からアメリカを中心に欧米の国々は、日本に外資系保険会社が参入できる
ように規制緩和をしたり、外資系保険会社を優遇したりするように求め続けて来た。
<今回の医療改革法案に関しても、かなり強い要請や圧力があったときく。>
 その結果、いまやTVでは朝から晩まで、少しウザイと感じることがあるぐらい
外資系保険会社のCMが流されるような状況になっている。
 そうなれば、当然にして国内の保険会社は経営が圧迫されるようになり、生き残り
のために各店舗の契約獲得やコスト削減のノルマが厳しくなって行く。それが不正な
契約獲得や不当な保険金未払いにつながって行った。現段階までの調査で、不当な保険
不払いの額は(損保も含め)過去3年分で16社67億円以上にのぼっているという。
細かく調査して行けば、まだまだ判明しそうに思う。

 そのような中、特に不正が悪質であり、改善姿勢に問題があると判断された損保ジャ
パンが、金融庁から業務停止命令を受け、12日から約6万の代理店を含む全店で、
保険の販売などの業務を停止させられることになった。
 損保ジャパンと言えば・・・そう、昨年、社会保険庁の長官に招かれた村瀬氏が、
それまで副社長を務めていた会社である。彼はその経営手腕を買われて「社保庁改革の
ために民間の知恵」をと指名されたのだという。
 しかし、先月、社保庁が全国規模で年金の免除手続を勝手&不正に行なうことによっ
て、(分母カットにより)支払い率をアップさせるというとんでもない数字合わせごっ
こをやっていることが発覚した。<な~るほど、民間のやり方っていうのは、こういう
ことなのね・・・と教えてもらった気がする。>

・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
 
 外資系企業の進出は、保険業に限ったことではない。90年代から進められ、小泉
政権(with竹中氏)で加速された規制緩和の政策によって、金融、証券、小売業、飲食
など様々な業種の外国の企業が、日本に支社を作ったり、日本の企業を買収したり、
それらと合併、提携などを行なったりして、日本に進出している。また投資目的も含め、
日本企業の株式を取得して大株主として影響力を及ぼしている例も少なくない。
 この次に、外資系企業の政治献金の話を書こうと思って準備を進めているのだが、
政治資金規制法では、国内の企業でも、外国の法人や個人の出資比率(株を持っている
比率)が50%を超える企業は、外資系企業として扱われることになっている。これに
該当する会社は、東証1部上場されているものだけでも、05年末時点で23社あるの
だそうだ。<有名どころでは日産自動車、ソニー、キャノン、オリックスなど。>
 しかも、来年の商法改正によって、外国の企業はもっと日本企業の買収がしやすく
なるという。
 自民党が、今まで禁止されて来た外資系企業の政治献金を可能にするために、議員
立法の形で政治資金法の改正案を出したのには、このような背景がある。


・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

 さて、最後にサッカー<ワールドカップ12日の日本代表戦>の話を・・・。
 
 以前にも書いたように、私はここで日本がきっちり勝てるかどうか、最悪でも引き
分けられるかどうかで、日本のサッカーがどこまで強くなったのかをはかることが
できると思っていたのだが。
 結論として「やはり、WCできっちり勝つのは難しいな~」と実感させられること
になってしまった。

 実のところ、試合終了10分前まで<1-0で勝っていた段階で>、私は、もしこの
まま守り通せたら「日本、守り勝ち!」というタイトルで、ブログに速報版を書こう
かな~と、チョット思っていたりもしていた。そして、GK川口派の私としては<別に
楢崎がイヤというわけではないが>、彼のこの何年もの悔しさや苦労を思い、ついに
ワールドカップの場でリベンジを果たして、守護神として活躍したことをおおいに讃え
たいと考えていた。
 だが、その思いはたった10分の間にガン、ガン、ガンと、思いっ切り打ち砕かれて
しまったのだった。<特に3点めは、あまりにも痛い気がする。>

 ただ、ゴールキーパーの川口の活躍が目立ったということは、それだけ日本が劣勢
だったということを表わしているとも言える。
 支配率52%対48%でほとんど変わりがなかったが、両国が放ったシュート数は
豪20本、日6本、しかもワク内にはいったのは、豪12本に対し、日本は2本しか
なかったという。^^; 川淵氏が試合終了後に「何故(シュートを)蹴らないのかイラ
イラさせられた」と言ったのも無理はない。<日本全国イライラだったかも~?!>

 これまで長い間、日本の一番大きな問題点は「決定力不足」であり、その前にシュー
トを打たない、ワク内にシュートが打てないということであったのだが<ワク内に
打っておけば、GKミスやら何やらでひょこっとはいることもあるのだから。>
 その一番大きな問題点が、一番大事な試合に出てしまったのではないかと思った。

 他にも、選手たちの故障、監督の采配、戦術、個々のプレー・・・色々と敗因を探せば
キリがないかも知れないが。<私も書こうと思えば、5回ぐらい連載できそうなほど、
書けるかも?(苦笑) 尚、暑さは両チームとも同じなので、理由にはできないと思う>
 まあ、その多くはレバタラになってしまうし、私は何やかんやメンタル(精神面)の
問題なのかも知れないな~とも思った。
 この試合・・・日本代表の監督や選手たちは、勝てる見込みが大きかっただけに、
単に勝ちたいというよりも、「勝たなければ」という意識を強く抱いてしまったような気もする。
そして、その気持ちが強すぎたあまり、彼らは自分たち本来の判断やプレーができなくなって
しまっていたような感じがあったからだ。特に試合後半の中頃ぐらいからは、誰もワールド
カップの場を楽しめていなかったことだろう。
<妙なところで慎重になり、妙なところで焦って乱雑なプレーやミスが出て、不用意な
反則やイエローもあったりで、かなり空回りしている部分があったように思えた。>
 
 世界の強豪と言われるチームが、今、次々と一戦目を行なっているが、まだ大きな
番狂わせは一つもない。決していい状態で戦っているとは思えないチームもあるのだが、
何とか1-0でも、ともかく大部分のチームは勝っている。最悪でも引き分けであり、
負けてはいない。
 改めて「強いと言われるチームはそういう戦い方ができるんだよな~」と、しみじみ
感じさせられてしまった。<そもそも強豪チームの選手の中には、コンディショニング
を決勝トーナメントに合わせている人も少なくないらしいようだし。>

 
 さて、次のクロアチア戦は、中田ヒデも言っていたように、もう勝つしか道が残され
ていない。また得失点差も考えれば、ともかくシュートをたくさん打って<ワク内に>
点数を1点でも多くとるしかない。もちろん守りも大事なのだが、ここはもう当たって
砕けろで、捨て身の勝負を賭けるしかないだろう。
 そういう場面に追い詰められて、日本代表の各選手がどのような動き、プレー、闘志
を見せてくれるのか、それも大きな楽しみである。

 仮に試合に負けても、または予選を通過できずとも、このクロアチアとブラジルの二戦
でどのような戦い方やプレーをするかは、今後の日本サッカーにとっても重要になるの
ではないかとも思っている。
 ともかく、自分たちが試合の中で「やれるだけのことはやった」と納得できるような
プレーをして欲しいと切に願っている。

p.s. 2戦めは加地が出場できるらしい。しばらく練習できなかったのが気がかりである
 が、彼らしく走り回って攻守に頑張って欲しい。<駒野も悪くないけど、チームの中で
 やって来た経験が少ないので、ポジション的にも難しい部分もあったかも。>
  次は、小笠原を入れるという話もある。思い切って遠くからでも、どんどんシュート
 を打っちゃって 欲しい。

  戦術的なことは言うまいと思っていたのだが・・・以前からずっと気がかりなこと
 が 一つだけ書いておきたい。身体が大きいチームとの対戦で、自陣ゴール前の攻防に
 なった時に、バックがあまり引き過ぎない方がいいのではないだろうか? WC前の
 ドイツ戦でもその欠点が出て点数をとられたので、修正して来るかと思ったのだが。
 大きい人にワ~ッと来られたら、やっぱ必死にゴール前を守ろうって感じになってしま
 うのだろうけど、そこを何とかできないものかな~と思う。

  あ、もう一つ・・・チームが疲れて来た時に、「誰かゴン中山みたいに、チームをいい意味
 でバカみたいになってでも、元気づけて引っ張ってくれる役目の選手はいないのかな~」と
 思ったが、今回のチーム の中では誰がそれをできるのかピンと来る人がいなかった。
 <前回はDF陣の心の 支えに秋田もいたっけ。>  試合中でも、練習や生活の中でも、
 そういう選手が一人は欲しいと・・・自分自身の経験からも、そう思った次第である。

<追記*1>

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*1 15日ロイター

中田英は14日の外国人記者の取材に英語で答え、「あなた達はいつも悲観的だ。我々が
出来ることは次の試合に勝つと信じること。(次戦の)クロアチアは良いチームだが、それでも、
日本の方が強いと信じている」と、力強いコメント。
オーストラリア戦の悔しい敗戦を「もう過去のこと」と話す中田英は、残り2試合で勝ち点4を
手にするのが目標かとの質問に対し、「なぜ勝ち点4なんだ?2試合残っているので、我々は
勝ち点6を手にすることが出来る」と、強豪クロアチアと世界王者のブラジルに連勝する意気
込みをみせた。


さすがヒデ! その姿勢でみんなを引っ張って欲しい!

<ちなみに高校時代の頃から、かなりのヒデびいきの私。 
 ヒディングは中村シュンスケよりも、ヒデの方をびっしりマークさせてたのを見て、やっぱ
わかってるな~と思ったりもした。>


  
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by mew-run7 | 2006-06-15 14:22 | 政治・社会一般 | Trackback(34) | Comments(22)