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<   2012年 03月 ( 42 )   > この月の画像一覧

橋下&維新は、労組に謝罪せず、ひたすら自己を正当化&会見当日にも批判チラシを配布。

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*印のついた報道記事は、文末のMore部分にあるです。




 残念ながら、昨夜からPCが完全におかしくなっているです。<しかも、チョット乱暴に扱ったため、キーボードを壊してしまったかも。(-_-)>

 これはもう週末に競馬で頑張って、新しい子を買うしかないかと・・・。<でも、今日は午後から打ち合わせがはいってるし。午前中に予想&馬券購入しておいて、帰って来たら10万円増えているというパターンを狙ってみるかな?(‥)>

 急きょ、VISTAくんを借りて来たものの、mewはXPっ子ゆえ、朝から使い四苦八苦で。これに慣れたり、自分の使い勝手のいいように変えたりするには時間がかかってしまうかも。^_^;

 で、昨日は、消費税増税法案の閣議決定&国新党の連立離脱騒動&小沢Gの政務3役等の辞任という大きな出来事があったので、本当はそのことを書きたかったのだけど。
 
 とりあえず、この記事には、『維新の会の捏造リスト問題に思うこと~橋下の開き直り+応援者の利用&密告社会への懸念』の続報として、昨日、行われた橋下維新の会の会見に関する報道記事+αをアップすることにしたいと思うです。(**)

* * * * *

 今回の件は、あくまでも維新の会の大阪市議団の問題だという形をとることにしたようで、橋下会長は同席せず。市議団の団長、幹事長と杉村幸太郎市議の3名だけで会見を行なったとのこと。<橋下くんもツイッターで批判していたのにな~。>

 しかも、さすが、大阪では完全にブイブイ・モードになっているらしい維新の会さまさまだけあって、市議会で質問した際の「表現は反省」&「市民にはおわび」するけど。捏造リストに関しては「責任はない」し、「労組には謝罪しない」とおっしゃっておられたそうだ。

『反省はするが、お詫びはしない――。大阪市の元嘱託職員が捏造(ねつぞう)した労組名義の職員リストを基に、市議会で労使癒着を追及した大阪維新の会市議団の30日の記者会見。議会で質問に立った杉村幸太郎議員は、会見開始から約1時間後、ようやく「お騒がせしてしまい、市民に申し訳ない」と謝罪の言葉を口にしたが、組合に対しては最後まで、「謝罪するつもりはない」と強硬姿勢を貫いた。

 市役所で会見に臨んだのは杉村議員のほか、市議団の坂井良和団長、美延映夫幹事長。

 嘱託職員から提供を受けたリストについて、杉村議員は「元々、捏造の可能性があると思ったが、(気づかなかったのは)私の不徳の致すところ」と釈明。ただ、「(議会での質問は)独断でやっているのではなく、団の指示に従ったまでだ。私個人の責任は発生しない」と強調した。

 杉村議員から質問内容の相談を受けた美延幹事長は「大体の流れは把握していたが、質問の細かい部分までは把握していなかった」。坂井団長は「先輩として指導すべきだった。杉村議員が(労使の組織ぐるみの選挙関与を)断定調で質問した部分は、我々だったらしない」と述べ、労使癒着を断定した質問を反省した。

 一方で、坂井団長は、「組合を犯人扱いしたことは一度もない」とし、組合への謝罪は拒否。組合側には真偽を確かめないままリストを公表したが、杉村議員は「組合に聞いたら誠実な答えが返ってくるのか」と語った。(読売新聞3月31日)』

『杉村市議は「疑惑を追及する中で、言いすぎた部分があった。市民の皆様に申し訳ないことをした」と陳謝した。(日刊スポーツ3月30日)』

『大阪維新の会市議団は、30日、記者会見を開き、「市議会で『交通局と組合が組織ぐるみで市長選挙に関与していたことを裏付けるものだと考える』と、一部断定的な表現をしたことは反省している」としましたが、「組合がリストを作成したとまでは言っていない」として、組合への謝罪は必要ないという認識を示しました。
質問した議員は「リストが本物かどうか見抜くのは至難の業だが、市民を混乱させた点はおわびする」と話しています。(NHK3月30日)』

* * * * *

 しかも、この会見で知ってア然とさせられたことに、維新の会は30日に新聞の折り込みで、労組批判を行なう維新の会のチラシを47万部も配布していたとのこと。(+o+)

『維新市議団は30日に大阪市内で配られた新聞折り込みチラシ47万部で、リスト作成への関与があったことを前提とするような組合への抗議文をそのまま掲載。捏造発覚前の16日付で、回収が間に合わなかったといい、美延幹事長は会見で「おわびします」と陳謝した。(産経新聞3月30日)』

『同日朝配布された新聞の折込チラシには、ねつ造リストをもとに労働組合抗議する内容がか書かれていたため「本日配布の維新ジャーナルで抗議文をそのまま転用したことはお詫び致します」とした。ねつ造が発覚する前の文章が載ったチラシが回収が間に合わず、47万枚が配られてしまったという。(日本テレビ3月30日)

 そのチラシはコチラにあるのだが。 ここに記載された抗議文は、維新の会が2月16日付けで発表したもので、今も維新の会のHPに掲載されている。<コチラ

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 この辺りの経緯は、『橋下維新の会が、捏造リストで組合を追及&姑息な言い逃れと責任回避に終始』に書いたのだが。
 
 大阪市交通局&労組は、維新の会がリストを公表した当初から、労組が使うフォントなどの違いを指摘した上で、労組が作ったものではない可能性が高いと主張。
 その後、内部調査を行なった結果、「何者かが偽造した疑いが強い」として、3月1日に有印私文書偽造・同行使容疑などで大阪地検に告訴する方針を決めていた。

 これを受け、維新の会は、あくまで市役所&労組がリスト作成に関与していたということを前提にして、「市職員が内部の人事情報を漏らした」として、被疑者不詳のまま地方公務員法(守秘義務)違反の疑いで大阪地検に告発状を提出。
 この告発に対して、大阪市労働組合連合会の幹部が、「『新の会はリストの真偽も確かめずに市議会で質問し、労組が犯人扱いされた。その説明を市民にすべき」とコメントしたことが新聞に掲載されたことを受けて、維新市議団は、「議会活動を封殺しようとする今回の言動には断固抗議します』と労組側が反論したことを批判する形で抗議文を16日に発表したのだ。

 そして、この抗議文を乗せた「維新の会ジャーナル」というチラシを、30日になって新聞の折り込みで47万部も配布したのだ。(@@)

* * * * *

 そもそも、大阪市役所はこのリストは「偽造の疑いがある」として内部調査を行なっていて、3月初めには大阪地検に告発することを検討していた<すでに告発したのかどうかは不明>のだから、維新の会側も、偽造の可能性があることを少しは頭に置いて言動してもいいと思うのだけど。彼らは、まったく配慮せず。

 しかも、リストが捏造されたものだという報道が出たのは3月26日だったので、新聞のチラシが配布された30日までは、中3日あるにもかかわらず、彼らは「間に合わない」として、そのチラシを回収するとか、折り込みにストップをかけるとかもしなかったのである。
<「別にリストが捏造だとしても自分たちが悪いわけじゃないし。もともと労組に問題があるのだから、労組批判を広めるためにも、そのまま配ってもいいんじゃないか」みたいな感じで、本気で回収の努力をせず、ほぼ意図的に放置したと思われても仕方ないように思うけどね。(-_-)>

~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~  

 話を戻すと、杉村市議が捏造リストの提供を受けた後、市議団側はろくに真正なものかどうか確認や調査をしないまま、杉村市議に公表や市議会での質問をするように指示していたことも明らかになった。

『杉村市議は2月10日の市議会市政改革特別委員会で「交通局と組合が組織ぐるみで市長選に関与していたことを裏付けるものだ」と、リストの存在を指摘した。リストには前市長の推薦人紹介カードの配布・回収状況が記され、「市労連」(市労働組合連合会)の文字があった。ところが、労組には「調査に応じるわけがない」としてリストが本物かどうか確認を取らず、市議会では「信ぴょう性が非常に高い」「(リストを提供した元職員は)捏造しようがない立場だ」と強調した。

 杉村市議によると、元職員は初めて会った昨年11月以後、労組の違法選挙ビラなど次々に告発し、労組追及の情報提供者として信頼していたという。リストのデータが渡ったのは公表9日前の1月28日。市議団の坂井良和団長(66)=5期目=は「一連の流れの中で一つだけ偽物が混じっていたら、気付くのは至難の業」とかばう。

 会派内のチェックも機能しなかった。議会で取り上げることは美延映夫(みのべ・てるお)幹事長(50)=3期目=がゴーサインを出し、他の市議団幹部は知らされていなかった。会派内は「偽物では」と懸念する意見も強かったといい、坂井団長は「疑問を持っていた。相談してくれていれば」と不備を認める。(毎日新聞3月30日)』

『会見で杉村市議は「提供された時点で捏造の可能性を疑ってはいたが、組合と連絡が付かなかった」と弁明。委員会で取り上げる際には「幹事長に相談し、市議団としての決定に従った」と述べた。

 杉村市議は「疑惑を追及する中で、断定的に言いすぎた部分があった。市民の皆さまに申し訳ないことをした」と陳謝。組合への謝罪の意思を記者団に問われても「市民への謝罪だ」などと繰り返した。

 会見に出席した坂井良和さかい・よしかず団長は「私なら断定的な質問はしない。先輩として指導すべきだった」と自らや市議団の落ち度を認める一方、杉村市議の結果責任は問わないと断言した。

 杉村市議は2月10日の委員会で、リストを根拠に「交通局と組合が組織ぐるみで(昨年の)市長選に関与していたことを裏付けるものだ」と指摘。その後、市議団は広報紙でリスト問題に対する職員組合の幹部の対応に抗議していた。(中国新聞3月30日)』

 何だかきちんとリストの真正さも確認せず、しかも「捏造ではない、信頼できる」と決めつけて、一部の幹部とだけ相談してコトを決めてしまったのも、民主党の永田メール事件の状況と似ているような感じがあるのだけど。

 坂井団長の「疑問を持っていた。相談してくれていれば」「私なら断定的な質問はしない。先輩として指導すべきだった」という言い方を見て、いかにも「自分は直接、関与していない」ということをアピールしているかのようで、無責任な感じを受けててしまうのはmewだけだろうか?(@@) 

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 ただ、維新の会のこの会見の態度には、大阪市交通局&労組だけでなく、維新の会と<重要な条例や政策で>協力体制にある自民党や公明党をはじめとして、他の市議からも疑問や批判が呈されているという。

『捏造(ねつぞう)された大阪市交通局の職員リスト問題で開いた大阪維新の会市議団の記者会見に関し、市議会の他会派から30日、「誠意が感じられない」などと批判的な意見が相次いだ。幕引きを急ぐ維新の会に対し、各会派は議会で追及する構えだ。

 「一番迷惑が掛かったのは労働組合だ」と憤るのは、組合の支援を受ける民主系幹部。維新の会がリストを根拠に組合追及したことを受け「ぬれぎぬを着せられた労組にも謝罪するべきだ」と強調した。

 会見を傍聴した自民幹部は組合への謝罪を拒む維新の会の姿勢に「人として普通の感覚ではない」と酷評。地方自治法に基づく調査特別委員会(百条委員会)の設置を検討する考えだ。共産幹部も「単なる開き直りだ」と批判した。

 公明幹部も「きちんと謝らなければ、こちらも守りようがない」と突き放した。会見に出席した弁護士出身の維新の会幹部を念頭に「訴訟のように考えて、謝罪できなかったのでは。裏目に出たな」とつぶやいた。

 不満の声は身内からも漏れる。会見の様子を聞いた維新の会幹部は「撃沈や。謝り方や説明の仕方が下手すぎる」。同会ベテラン市議は「最初に謝っておけば、ここまで尾を引かなかった」と悔やんだ。(共同通信3月30日)』

『「どんな方でも(捏造を)見抜くのは至難の業だった」。杉村幸太郎市議は、市議会での質疑の表現については反省の意を示したものの、“疑惑”としてリストを公表したこと自体については問題なかったとの認識を改めて強調し、坂井団長らも組合への謝罪は不要だと繰り返した。一方、他会派からは「開き直りだ」と反発の声が上がった。

 杉村市議は、リストの信憑(しんぴょう)性が高いと判断した理由について「(元職員は)いろんな資料を提供してくれ、リスト以外は全て真性だった」と説明。一方で、元職員にリストの不自然な点を指摘した際、元職員が「ガセネタをつかませてしまったかもしれない」と述べた事実を明かした。

 杉村市議は、リストの真偽については交通局に照会したものの、証拠隠滅の恐れなどを考慮して、返答を得ないまま質疑に踏み切ったという。

 これに対し、他会派は疑問を投げかける。民主系会派の松崎孔幹事長は「組合に尋ねれば、おかしいリストだと分かったのではないか」と調査手法を批判した。(産経新聞3月30日)』

『内部通報を調査する大阪市公正職務審査委員長を務めた辻公雄弁護士の話 内部通報には「ガセネタ」がつきもの。ぬれぎぬを着せる可能性もあり、非公開の場で組合に突き付けるなどして事前に確認を取るべきだった。民主党の偽メール事件と同様、パソコンなら本物に似せたものを作れる。今回は慎重さが足りず、間違った以上は責任を取るべきだ。
(産経新聞3月30日)』

* * * * *

 ・・・とここまで書いたところで、維新の会の橋下徹会長の、この件に関する発言が載っている報道記事を見つけた。

『維新代表の橋下徹大阪市長は30日夕、「お騒がせしたので、市民にはおわびを申し上げないといけない」と陳謝した。だが、市議会で取り上げたことについては「情報提供者の話を聞いて質疑するのは当然」とし、「組合がぬれぎぬを着せられたのは、報道したメディアの責任だ」と述べた。(産経新聞3月30日)』

『阪市交通局の元嘱託職員(解雇)が、昨秋の市長選を巡り、前市長の支援を求める労組名義の職員リストを捏造(ねつぞう)していた問題で、

 大阪維新の会代表の橋下徹市長は30日、市役所で報道陣に、「市民をお騒がせしたことをおわびしたい」と陳謝した。ただ、労組への謝罪は「杉村議員は元職員からじっくり話を聞き、不自然なところがなかった。議会活動(の自由)は最大限保障しないと議会は機能しない」として拒否した。

 「誤解を与えたのは報道したメディアだ」と責任転嫁する一幕もあったが、報道陣が「組合が事実無根と主張していることも併せて報道している」と指摘すると、「両論で報道しているのであれば(メディアに)何も問題はない」と語った。(読売新聞3月30日)』

<尚、『維新市議団が30日、46万枚配布した新聞折り込みチラシで、労組がリスト作成に関与したと誤解させる文章を掲載したことについては、「議会活動ではないので、組合におわびしなければならない」と謝罪した』らしい。(同上)>

* * * * *

 そうか~。橋下くん的な発想だとは、労組にぬれぎぬを着せたのは、メディアが報道したせいだということになるのね~。(゚Д゚)
<ちなみに、そのメディアにリストを公表したのは、誰だったのかな~?^_^;>

 けど、橋下氏や維新の会のこういう態度を見れば、きっとそのうち橋下&維新ファンも、彼らが期待するには値しない人たちだということに気付くはずだ。
 ・・・と思いたいのだけど。もしそれに気付く人が少なかったとすれば、このような発言内容をきちんと伝えていないメディア(特にTV)の責任も大きいかも、と言いたくなったりしているmewなのだった。(@@)
             THANKS

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by mew-run7 | 2012-03-31 10:36 | 政治・社会一般 | Trackback(2)

維新の会の捏造リスト問題に思うこと~橋下の開き直り+応援者の利用&密告社会への懸念

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この記事では、橋下徹氏&大阪維新の会の話を書きたい。

橋下維新の会が、捏造リストで組合を追及&姑息な言い逃れと責任回避に終始』の続報を・・・。

 26~27日に維新の会の市議が問題のあるものだとして公表&市議会で追及した大阪市交通局(大公)の労組職員が作ったというリストが捏造されただと判明。
 さらに、後述するように捏造リスト&告発者は、維新の会の応援者で、政治塾に応募しており、これまでにも杉村市議に複数の情報を提供していたことがわかった。(@@)

 26日の会見では『杉村市議は「リストに加工された部分があるという議論は当初、市議団内でもあった」と認めつつ、「質疑をするという我々の責務を遂行した。市議団の指示で、個人で勝手にやったことではない」と釈明した』とのことで。(読売新聞大阪3月28日)

 杉村市議は、1月末から2月初め頃にリストの原文を受け取り、橋下氏や維新の会の市議団は、このリストが真正なものではないおそれがあることを認識していたにもかかわらず、2月6日にリストを公表。<同日、橋下氏もツイッターで大交を批判。>
 また、杉村市議に指示して、10日に市議会で追及したことになるわけで。橋下氏や市議団がこのような形で関与している以上、全く責任がないとは言い難いように思うのだが・・・。

 しかし、リンクした記事にも書いたように、維新の会会長の橋下市長や杉村市議は、維新の会の行為には「何の問題もない」「謝罪する必要はない」と主張。却って「維新が指摘したから、ぬれぎぬが晴れた」とまで言い放ったため、ぬれぎぬを着せられた大公からは怒りの声が上がっている。(-"-)

<ちなみに、橋下氏と杉村氏はツイッターやブログでも大交を批判していたのだが。捏造が発覚した後は、杉村市議はツイッターもブログも更新せず。橋下氏は、ツイッターで、消費税増税に関する持論やお得意の新聞社批判を長々と繰り広げたものの、この件については一言も触れていなかった。^^;> 

 さらに、さすがにこの2人のあまりにヒドイ対応の仕方には業を煮やしたのか、維新の会の内部や市議会の他党の議員からも疑問や批判が呈されているとのこと。
 そこで、どうやら、今日30日に維新の市議団などが会見を行なうことになったようだ。(・・)

* * * * *

『大阪市交通局の元嘱託職員が労組名義の職員リストを捏造(ねつぞう)していた問題で、大阪維新の会幹事長の松井一郎大阪府知事は28日、リストを基に議会で労使関係をただした維新市議団の対応を「勇み足だった」と認めた。

 市議会他会派から謝罪を求める声が強まる中、維新市議団は30日に経過説明の記者会見を開く。

 リストは、昨秋の大阪市長選での前市長への支援を求める職員労組名義で作成されていたが、同局の元嘱託職員(32)が捏造し、維新の杉村幸太郎市議に提供したとされる。杉村市議は2月の市議会委員会でリストを示し、労使の癒着関係を追及した。労組側は「偽造だ」と、関与を否定してきた。

 維新代表の橋下徹市長は、「維新の指摘を受けて市が調査し、組合のぬれぎぬを晴らした。何の問題もない」と市議団を擁護してきたが、松井幹事長はこの日の記者会見で「リストが本物か、偽物かというところまでの調査能力がなかったということ。議員が勇み足で走ってしまった」とした。(読売新聞3月28日)』

『大阪市の元非常勤職員が職員リストを捏造(ねつぞう)したとされる問題で、大阪維新の会市議団は28日、元職員から入手した資料を市議会の委員会質疑で取り上げた経緯について、幹部らが30日に記者会見して説明すると決めた。市議会内では、虚偽の資料をもとに職員労働組合を攻撃した維新の姿勢に批判が高まり、強硬姿勢を貫いていた維新も対応せざるを得なくなった。

 記者会見に応じるのは、市議団幹部のほか、2月の委員会で質問した杉村幸太郎市議。維新市議団は、リストのでっち上げが浮上した26日以降も「捏造に一切関与していない」「(労組に)謝罪する気持ちはない」などと主張してきた。

 これに対し、自民市議団は28日の会派間協議で、杉村市議が説明する場を設け、維新の会代表の橋下徹大阪市長による記者会見も要求。民主系会派のOSAKAみらいも橋下氏の会見を求め、共産も議会内に説明の場を設けるよう主張した。公明幹部も、取材に「(杉村氏は)一連の経緯について謝罪すべきだ」と述べた。(朝日新聞3月29日)』

* * * * * 

 でも、橋下氏は、松井知事の指摘には耳を貸す気はないようで、29日に改めて、維新の会の市議団には問題がなかったと強調していたとのこと。

『大阪市交通局の職員リスト捏造問題で、大阪維新の会代表の橋下徹大阪市長は29日、捏造した非常勤職員から情報提供を受けた同会市議を重ねて擁護した。市議が入手経路などを確認した点を強調し「すべきことはしている。何ら問題のない一連の作業だった」と市役所で記者団に述べた。

 一方、同会幹事長の松井一郎大阪府知事が市議団の調査能力を問題視したことに関し「市議がした確認以上に、裏付けをとることは不可能だ」と指摘、松井氏と異なる認識を示した。(スポニチ3月29日)』

 橋下氏は府知事時代は、チョット風向きが悪くなると、コロッと態度を変えて、急に自分の非を認めて謝罪を行なったり、もう少しかわいげのある弁明を行なったりしていたものなのだけど。 
 
 果たして30日には、どのような姿勢で会見に応じるのか見ものだ。(@@)

<まさか市議団にだけ会見させて、橋下氏は「我関せず」で、この件について会見も発言もしないなんてことはやらないでしょうね~。(~_~;)>

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 mew&周辺では、このリストの捏造に関して、「どうせ橋下シンパがやったんじゃねぇのか~」という話が出ていたのだが。
<実は、先月の「第2の永田メール事件か?」と邪推ごっこをしていた時点で、そのような見解が出ていた。^^;>

 実際、このリストを捏造して杉村市議に提供した職員は、本当に橋下氏&維新の会の応援者だったということも判明したため、呆れるのを通り越して、思わず笑いたくなってしまうところがあった。(・・)

 この職員は、昨年から維新の会が主催する区民会議に参加したことから、杉村市議と面識があり、これまでにも組合に関する情報を内部告発していたとのこと。また、維新の会の政治塾にも応募していたというのだ。
 
『昨秋の大阪市長選を巡り、市交通局の非常勤嘱託職員が平松邦夫前市長の推薦人紹介カードの配布リストを捏造(ねつぞう)した問題で、この職員が大阪維新の会(代表・橋下徹市長)の「維新政治塾」に応募していたことが分かった。リストを内部通報した維新市議とは市長選前に開かれた維新の集会がきっかけで知り合ったことも判明。橋下市長らの歓心を買うことが、捏造の動機となった可能性が出てきた。

 職員は32歳の男性で、27日付で解雇された。維新関係者によると、次期衆院選に向けて候補者を養成する維新政治塾に応募したが、市職員だったため、書類選考で落とされ、受講生になれなかった。

 職員は27日午前、交通局本庁舎(同市西区)であった聞き取り調査で捏造を認めた。終始無表情で淡々と質問に答え、解雇を告げられると黙ってうなずいた。「とんでもないことをした」と、戸惑いを見せたものの、最後まで謝罪の言葉はなかったという。

 職員は昨年5月、1年契約で交通局鉄道事業本部に採用され、パソコンを使った経理処理などを担当。てきぱきとした仕事ぶりが評価されていた。一方、無口で同僚とはあまり話さず、昼食も1人で取ることが多かったという。

 リストを持ち込んだ維新の杉村幸太郎市議(33)とは昨年、維新が市内全24区で開いた区民会議で知り合った。以来、メールや電話で連絡を取り合い、組合が市長選期間中に配布した違法な選挙ビラなど複数の内部情報を提供していた。杉村市議は「維新を応援していると言っていた。細くていかにも真面目そうな青年。捏造なんてしそうにもない」と印象を語る。

 リスト捏造について、杉村市議は「彼を疑う蓋然(がいぜん)性に乏しかった。詰められるところはすべて詰めてやった」と強調した。橋下市長も「議会の指摘があったからこそ捏造問題が明らかになったという意味で、議会としては健全だ」とし、問題はないとの姿勢だ。

 しかし、告発者の「自作自演」を見抜けず、偽のリストを基に組合を追及した維新に対し、他会派から批判の声が上がっている。ある市議は「杉村市議はまず謝罪すべきだ。このままでは民主党の偽メール事件の二の舞いになる」とくぎを刺す。組合幹部も、維新の対応に「議会人としてはあるまじきことで、見識を疑う。問題なしと言っていることが理解できない」と憤った。
(毎日新聞3月28日)』

* * * * * 

『交通局によると、職員は昨年9月、職場で組合員から平松邦夫前市長の支援団体の「知人・友人紹介カード」への記入を求められたことについて「公然とこういうことが行われているのはおかしいと感じたのが、そもそものきっかけ」と証言。「正義感から誤った手法を取ってしまった。大変なことをした」とリストの捏造を認めたという。(産経新聞3月28日)』

『杉村市議によると、大交の選挙活動に憤りを感じていた点も同じ。昨秋から接触し、大交が市長選期間中に配布した違法な選挙ビラを含め、数件の情報提供を受けた。リストは「組合支部長が職場のリサイクルコーナーに置いた資料を持ってきた」と説明。(同上)』

『2月の委員会で、杉村市議はリストを示し、「交通局と組合が組織ぐるみで市長選に関与していたことを裏付けるものだ」と追及。内部告発者が実名を名乗って持ち込んできたことから、「信ぴょう性が非常に高い」とも主張していた。(読売新聞・関西版3月28日)』

* * * * * 

 もちろん最も問題性が大きいのは、リストを捏造した職員なのであることは言うまでもないし。この職員を擁護する気はさらさらないのだけど。
<大阪地検が告訴&告発を受けて捜査するのではないかと思うけど。これは違法性のある行為だしね。(-"-)>

 また、この職員の場合は、実際に橋下氏や維新の会の主張に共感し、自分でも組合の活動の仕方に疑問を覚え、正義感にかられてやっていたかも知れないし。<あくまでも、橋下氏サイドから見た「正義感」だけどね。>
 純粋に橋下氏や維新の会の役に立ちたいという気持ちもあって、自分が市役所内で知り得た情報を、いわば内部告発の形で提供していたのかも知れないのだけど。

 でも、毎日新聞が書いていたように、橋下市長らの歓心を買うことが、捏造の動機となった可能性も決して否定できないように思われる。(-"-)

* * * * *

 ここからは、あくまでも推測の話だけど・・・。
 この職員は、過去に組合の選挙活動のビラに関する有力情報を提供していたとのこと。
 おそらく維新の会の市議に有力な情報を提供すると、きっと感謝されて喜んでもらえるのだろうし。もし「また何かあったら頼むよ」なんて言われたら、何だか頼りにされているようで嬉しくなって、もっと情報を提供したい、もっとよき協力者になりたいという気持ちになる人もいるかも知れない。

 さらに、もし彼らが、決定打となりそうな具体的な証拠を欲しがっているように見えれば、何とかそういう証拠を提供したいという意欲を持つ可能性があるし。しかも、多数の有力な情報や決定打となる証拠を提供すれば、自分の存在や力を評価したりを重んじたりして、何らかの形で重用してもらえるかもという期待も抱く人もいるかも知れないのである。^^;

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 実際、その職員は、維新の会の政治塾に応募していたところを見ると、維新の会に少しでも近づいたり、その中にはいったりしたいという思いがあったのだろうし。
 もし維新の会に評価されれば、同党の候補として選挙に出馬して、一緒に政治活動をできるかも知れないと夢見るようになっていた可能性も否定できないだろう。(~_~;)

 ちなみに、維新の会の政治塾は確か1月から塾生の募集を開始していたのだが。(締め切りは2月10日)
 この職員の捏造リストの作成&提供は、ちょうど塾生募集の時期と重なっているのである。(・・)
『市交通局や維新市議団によると、職員は今年1月23日の勤務時間中、業務用パソコンで人事データを基に偽のリストを作成。同28日に印刷したリストをスキャナーで読み取り、杉村市議にメール送信した。同31日には杉村市議の要望を受けて原本を郵送。杉村市議は2月6日にリストを公表した。』(毎日新聞3月27日)

 維新の会の募集要項には、職業などの条件、資格は一切記されていなかったので、この市役所職員は、自分が応募しても構わないと思ったとのこと。
 また、同会は当初、応募者に対して、1次&2次選考を行ない数百人の入塾者を決めると言っていったので、その職員がそれを意識した可能性も否定できないだろう。(~_~;)
 
<尚、維新の会は、募集の締め切り後に、現職の議員や公務員の入塾は好ましくないと判断したため、この市役所職員は、書類選考の段階で不合格になったとのこと。また、当初は1・2次選考を行なって数百名の塾生を決めると言っていたのだが、締め切り後、職業などで問題のない応募者は全て合格させることにしたので、結局2千人以上が入塾することになった。(~_~;)>

* * * * *

 維新の会や各議員が、このような情報提供者を、スパイのような協力者として抱えて、おいしく利用する意図を持っていたとまでは思わないけれど。

 ただ、杉村氏がこの職員からリストがあるとの情報を得て、それに飛びついたのは事実ではないかと思うし。<自分の手柄にもなるかも知れないからね。^^;>
 また、橋下氏や市議団はリストの真正さに疑問を抱いていながら<橋下氏は7日にリストの信憑性を調査するように指示している>、きちんと調査をしないままに、6日にリストを公表し、10日に市議会で追及したのも事実である。

 そして、彼らは本来であれば、リストの真正さに疑いを抱いた以上、たとえ時間はかかっても調査を行なってから、公表や市議会での質問をすべきだったのではないかと思うのだけど。
 もしかしたら彼らの中には、「仮にリストの全部or一部が加工、偽造されていたとしても、それは偽造した者が悪いのであって、自分たちが悪いわけではないし。ともかく格好の攻撃材料が手にはいったのだから、アレコレ問題になる前に、早く活用した方がいい」と考える人がいたかも知れず・・・。^^;

 しかも、実際に捏造したものだと判明した途端、自分たちは被害者のようにふるまい、謝罪一つせず。すぐにその職員に全て責任を押し付けて解雇し、いわばトカゲの尻尾切り<&ご用が済んだらポイッ>をしてコトを終わらせようとしていたわけで。
 ある意味では、この職員も維新の会の犠牲者だと言える部分があるかもな~と思ってしまうところもあるのだ。(-"-)

* * * * *

 さらに言えば、mewはこの件にかかわらず、橋下氏が大阪市長に就任してから(府知事の時も告発メールの話をしていたけどね>、橋下氏自身も維新市議団も、特に市役所&組合の問題に関して、内部告発を募って<ある意味で誘引して>いるように見える部分があって、イヤ~なものを感じていたのだ。
 何だか、密告社会のようなものが作られているように思えたからだ。^^;

 このような社会は、ナチス・ドイツなどの独裁政権でも見られたし。戦時中の日本にもあったし。また、橋下氏らが好まない社会主義国にも多く見られたのだが。<要は、左右を問わず、国民を完全にコントロールしたがる「国家主義」的なところに多いのよね。(ーー)>

 密告社会では、権力のある者の考えに合うような社会を作るために、同じ地域や組織の中にいる人間が、権力者の考えに沿わない者をどんどん告発して、排除して行く手助けをする。
 有力な情報を多数提供した者は「協力者」として評価され、重用されたり高収入を得たりすることもあるため、多くの者がそれも目当てにして、さらに密告を行なうようになるし。その中には、評価や重用をされたい余りに、歪曲or捏造した情報を提供する人が出る危険性もある。_(__)_

 逆に、同じ地域や組織にいる者は、いつ誰にどんな形で密告されるかわからないので、疑心暗鬼になりながら日々の生活や仕事をすることになるわけで。
 近隣の者も仲間も、下手すれば家族さえ信用できないような恐怖の監視社会が作られることにもなりかねない。(-"-)

 そして、橋下市長は、大阪市役所や組合の職員の思想調査やメール調査まで行なっていたので、市役所内は、そんな雰囲気になりつつあるのではないかと憂慮してしまうところがあったのだが。

 先日『橋下維新の会と安倍、超保守団体のつながり&維新「民意」に委ねると、日本の教育がアブナイ』にも書いたように、維新の会が提案して作った「君が代条例」に基づく卒業式の国旗斉唱の起立やクチもとチェックもしかりだし。教員の言動チェックが厳しくなる「教育基本条例」+αもしかりだろう。^^;

 それこそ万一、維新の会が国政でも実権を得ることになったら、そのうち全国の至るところで、国民がお互いに監視し合ったり、密告し合ったりするような社会が作られる可能性があるし。
 維新の会に限らず、いわゆる「国家主義」「国粋主義」を重視してピラミッド型の国家体制を築こうとしている超保守派が勢力が実権を握った場合も、同じようなことが起こり得るわけで。
 早く一般国民の多くがそのことに気づいてくれないと、日本は本当にアブナイ国になってしまうかもと、危惧感が募るばかりのmewなのだった。(@@)

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by mew-run7 | 2012-03-30 06:37 | 政治・社会一般 | Trackback(1)

野田&前原が強行策に走るも、小沢の本当の勝負は5月+自民党でも強行策&造反宣言


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最新の記事(10個)のコーナーはヨコの欄に。
*印のついた報道記事は、文末のMore部分にあるです。


 27日、民主党では消費税増税法案を含む「社会保障と税の一体改革」関連法案の事前審査を行なう合同会議が開かれたのだが、反対派の抵抗が強かったため、なかなか結論に至らず。会議は、そのまま深夜までもつれ込むことになった。

 党執行部は、反対派の意見に配慮して、再増税条項を削除することに決定。さらに、27日の夜には、消費税を引き上げる際に「11年度から20年度までの平均で名目3%、実質2%程度を目指した望ましい経済成長の在り方に早期に近づけるため総合的な施策を実施」するいう文言を入れるところまでは譲歩したものの、目標数値は増税の条件にはしないと明言したことから、反対派が納得せず。
 ただ、賛成派も反対派も、増税前に行政&国会改革でムダ使いをなくすべきだという点では意見が一致しており、深夜になっても、かなり活発にいい議論がなされていた場面もあったという。
<中間派の議員も、せめてあと1時間、議論を行なっていれば、もっといい終わり方ができたのではないかと語っていた。>
 
 でも、深夜になって高齢の議員は疲れが出たのか、また執行部も、そろそろ潮時だと思ったのか、2時頃になって長老の石井一氏が「自分も消費税増税には慎重な立場だが。野田首相が消費税増税を公約にして代表選に勝った以上、その方針に従うべきだ。反対派は、9月の代表選に慎重派の候補者に担いで戦えばいいい」と議論を終わらせることを提案。
 反対派の議員は、まだ終わらせるわけにいかないと抵抗したものの、結局、28日の午前2時過ぎになって、200人以上の議員が集まっていた中、前原政調会長が「ご一任をしていただきたい」として議論の打ち切りを宣言。反対派の怒号が飛び交い、一部議員が出口をふさぐなどのもみ合い状態になったものの、前原氏がSPに囲まれて他の出口から脱出し、幕引きとなったという。(-"-)

* * * * *

 まあ、もともと先週から始まった事前審査の合同会議も、いわば「執行部はこれだけ党をまとめるために努力しましたよ」という形づくり&反対派のガス抜きのために行なわれたようなところがあったのだが。
 前原政調会長は、当初は「お尻は切らない」として何日でも徹底的に議論を行なうような意向を示すと共に、上述のように反対派に譲歩して法案の修正にも応じたものの、「ともかく増税法案を作る&30日に閣議決定する」という「結論、先にありき」の議論だったし。
 前原氏も、30日に閣議決定するためには、法案の最終確認や印刷などの作業を考えて、27日がタイムリミットだと語っていたことから、「もう深夜まで付き合ったんだし。そろそろいいでしょ~」という感じで、最後は予定通りのケツカッチンで打ち切りを断行したようにも思えた。^^;

 党執行部のコメントからも、その思惑は伺い知ることができる。

『党内審査は8日間で計約46時間に上った。前原氏は28日午前、記者団にこう語った。
「あれだけ丁寧にやっても、まとまる意思のない人がいたというのは残念だった」(読売新聞3月28日)』

『野田佳彦首相は28日午前、記者団に「最終的に前原氏に任せる形になった。丁寧な議論を通じて意見を取り入れるものは取り入れ、まとめる努力があった」と述べた。(中国新聞3月28日)」

* * * * *

 しかし、最後まで抵抗していた小沢&鳩山Gなどの反対派は、この一方的な打ち切りやた一任とりつけには、当然にして納得していない様子。

 川内氏らは、27日の合同会議の冒頭で、「前原政調会長への一任は致しません。現在の法案は、単なる消費税大増税法案だ!」という宣言して、70名の署名をそえた書面を手渡していたとのこと。
 
『「残念ながら打ち切られたが、最後まであきらめず、これからも議論を求めていきたい」
 28日午前4時、増税反対派の川内博史衆院議員(鳩山元首相グループ)は国会内で記者会見し、反対運動をやめないと宣言した。記者会見に同席した東祥三・元内閣府副大臣(小沢グループ)も「厳重に抗議する」と述べ、前原氏ら執行部の対応を強く批判した。(読売新聞3月28日)』

 また、28日午後に行なわれた政調役員会でも、3名が同修正案に反対を表明し、今後も徹底抗戦を貫く構えを見せている。(**)

 ただ、小沢一郎氏や反対派は、野田陣営がこのような強行策をとることは織り込み済みだっただろうし。法案の国会提出を阻止できればベターではあるものの、実際には法案の決議の時が大きな勝負になると考えているのではないかと思われる。(@@)

* * * * *

 連立政権を組む国民新党も、この法案の閣議決定に協力しない方針を示したという。

『消費税増税法案をめぐり、野田首相は、党の事前審査で一任が得られたとして、30日の閣議決定を目指す考えを示した。
 一方、増税法案に反対姿勢を示してきた連立パートナーの国民新党・亀井代表は「法案にサインするということは、責任を持つということ」、「(責任持てないものにはサインしない?)できないでしょう」と述べた。
亀井代表は、閣議決定の際、国民新党の自見金融担当相に署名はさせないと、あらためて表明した。
もし、大臣が1人でも署名しなければ、閣議決定することができないため、説得できなければ、野田首相は、自見金融担当相を罷免する必要があり、情勢は波乱含みとなっている。(FNN3月28日)』

 ただ国民新党では、亀井代表が、連立を離脱することになっても自見大臣に署名をさせないと主張している一方で、下地幹事長などが、連立離脱には否定的な見解を示して、党内対立が激しくなっているとの報道もあり、下手すれば党分裂に発展する可能性もなきにしあらずなのだが。^^;

 もし自見大臣が本当に署名しなかった場合、果たして野田首相が自見大臣を罷免したり、連立解消したりしてまで、3月末の閣議決定を行なおうとするのか、注目したいところだ。(・・)

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 小沢一郎氏は、事前審査の行なわれていた27日に、CSの番組で野田執行部のやり方を痛烈に批判していたとのこと。

『民主党の小沢元代表は、都内でCS番組に出演し、消費税増税関連法案の事前審査に関して、執行部が27日で議論を打ち切る方針を示したことに対して、「権力主義的なやり方だ。野田総理大臣は何を考えているのか」と、痛烈に批判した。
 番組の中で、小沢氏は、消費税増税関連法案をめぐる事前審査に関して、執行部が27日で議論を打ち切る方針を示したことに対して、「権力主義的なやり方だ」と批判した。
さらに、小沢氏は、「党で決めたからといって、国会に法案を提出しても、議論がなされるかどうか見通しが全くない。野田総理は何を考えているのか」と述べ、野田首相と執行部の対応を強く批判した。(FNN3月27日)』  

 ただ、ホンネのところでは、勝負はこれからだと。特に法案の国会決議が行なわれる可能性が大きい5月後半辺りが、最大のヤマ場だと考えているのではないかと思われる。
 それは、「党で決めたからといって、国会に法案を提出しても、議論がなされるかどうか見通しが全くない」という言葉にもあらわれているのではないだろうか?(・・)

* * * * *

 小沢氏としては、4月26日に自分の公判の判決が出るまでは、思うようには動けないだけに、それまでは、ともかく「解散」と「自民党との連立」を封じておきたいところ。
 もちろん、法案の閣議決定も望ましくないことではあるが。現時点では、仮に野田首相が法案を国会提出したところで、自民党の協力を得られる見込みはないし。首相待望の公式訪米が5月初旬に予定されていることから、むやみに解散することもないだろう。

 でも、野田首相はもはや引っ込みがつかない状態になっているだけに、ここで法案の閣議決定まで封じて追い込むことになれば、党分裂も覚悟で強行策をとったり、やぶれかぶれ解散をしたりする可能性も否定できないわけで。それをケアしながら、コトを運ぶ必要がある。^^;

 それに4月に小沢氏が無罪判決を得ることができれば、党員資格停止処分も解除されるので、そこからは実権争いも含めて、思い切った動きができるようになるし。小沢G+αに対する求心力も増すので、野田陣営とも正面から戦いやすくなる。
 もし野田首相が消費税増税法案の国会提出を強行しようとすれば、小沢Gから任命されている内閣の政務三役や執行部の役員を全員引き上げたり、野田おろしに動いたりすることもできるし。それでも、野田首相が国会提出を強行すれば、議決の際に造反することもできるわけで。今後もまだ、いくらでも抵抗する術があるのだ。(・・)
 
* * * * * 
 
 最近、何だかやけに法案の閣議決定に協力的な姿勢を見せていた輿石幹事長も、その辺りのことは心得ているようで。週刊文春3月22日号には、輿石氏が小沢氏にこんな提案をしたという話が載っていた。

『関連法案の事前審査がヤマ場を迎えた十五日にも、輿石氏は小沢氏と連携する鳩山由紀夫元首相と会談。鳩山氏は「強引にまとめたら党が破裂する」と警告し、経済が好転しない場合の増税見送りを法案に明記すべきだと主張した。輿石氏は「分かりました」と応じ、政府側に譲歩を迫る考えを示した。

「小沢さんとはもっと踏み込んだ話をしたと聞いている。法案の処理に関する密約だ」

 小沢氏側近はこう明かす。法案の国会提出にさえ反対する小沢氏に対し、輿石氏は「法案を出せなければ首相のメンツが丸つぶれになる。提出は認めてやってほしい。ただし党分裂が避けられない状況であれば、私の責任で法案の採決を見送り、衆院で継続審議にする」と明言したというのだ。』

 輿石氏は、さらにこんな提案もしていたという。
『早期解散を恐れる樽床伸二幹事長代行らも輿石氏の考えに同調しているとされ、今後の国会では、民主党執行部が採決見送りを視野に、法案審議を意図的に遅らせることも想定される。それを野田首相がすんなり了承するとは思えないが、その場合は「九月の代表選で党内論議に決着をつけ、党一丸となって秋の臨時国会で成立を目指しましょう」と輿石氏が直談判するシナリオなのだという。』 
<これは、先述した石井一氏の発言とも重なる部分があるかも。>

* * * * *

 まあ、週刊誌ネタゆえ、この話の中身が、どこまで本当なのかは「???」なのだけど。

 輿石幹事長は、もともと「解散」と「党分裂」を阻止したいと、またできるだけ「自民党との連立」も回避したいと考えているし。<輿石幹事長は、自民党議員の多くが天敵視する日教組の出身だし。参院自民党の一部とも折り合いが悪いので、自民党との連立は避けたいのだ。>
 また、輿石氏は今期(16年まで)で引退を決意していることもあり、いわば「最後のご奉公」として、民主党政権をできるだけ長く維持して、できるなら小沢氏を復権させたいとも考えているのも確かなのではないかと思う。<そうなれば、輿石氏にとって大きなメリットがあるしね。>

 それゆえ、老獪な輿石幹事長は、何とか野田首相をうまくなだめながら、首相が解散や党分裂、自民党の連立に走るのを抑える方策を考えていたとしても不思議はない。(・・)
 
* * * * *

 というわけで、小沢氏としては、とりあえず野田首相をけん制しながら、輿石幹事長とも連携して体制固めを行ない、5月に大きな勝負を賭けたいと考えているのではないかと思うのだけど・・・。

 逆に、野田陣営の中には小沢氏が復権する前に、カタをつけた方がいいと考えている人も少なからずいる様子。<M氏とかS氏とか?>
 そこで、何とか小沢Gが造反しても、自民党全体orその一部から法案成立への協力を得るべくウラで交渉を続けるだろうし。いざとなったら、一発逆転を狙って、両方の党が分裂させてでも一気に政界再編まで持ち込むことまで考える可能性もあるだけに、その辺りは十分に警戒しておく必要がある。(@@)
 
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 ただ、自民党も民主党以上にバラバラな状態になっているようで。27日には森元首相が、TVで、自民党が法案成立に協力すべきだとの見解を述べたという。

『自民党の森喜朗元首相は27日、BS朝日番組で、消費税増税関連法案について「今、助け舟を出し、(民主党と)一体となって立派なものを作ることが一番、国民に安心してもらえる」と述べ、自民党は法案成立に協力すべきだとの考えを重ねて示した。

 谷垣禎一総裁ら党執行部の早期解散戦略に関しては、「小沢氏を排除しろとか、余計なことを言わずに協力すべきだ。解散を決めるのは首相の大権だ」と述べた。

 森氏は民主党内で消費税増税に反対している小沢一郎元代表が福田内閣当時、自民党に大連立を持ち掛けた際の目的が消費税増税だったことも明かした。小沢氏は「与野党で協力し、社会福祉、年金をきちんと整備しなければいけない」と述べたという。
 森氏は「小沢氏も本質的には(消費増税に)賛成だと思う。民主党の議論に従えないなら、党を出る方が分かりやすい」と指摘した。

 ただ、消費税増税関連法案が今国会で成立しなかった場合には「野田佳彦首相の政治生命も終わりだ」と述べた。(産経新聞3月27日)』

 かつてはキングメーカーとして君臨していた森喜朗氏なのだが。最近は、森氏が動くとろくなことがないだけに、自民党の議員もその言葉をスル~しているようにも見えることがあるのだけど。^_^;
 森氏のバックには、ナベツネ氏をはじめ、財界から超保守団体まで、様々な組織や人々が控えているだけに<しかも、消費税増税を望んでいる人が多いかも>、今でも決して侮れない存在ではある。^^;


* * * * *

 また、谷垣総裁も、党の議員の手前もあって、野田政権を攻撃したり、「小沢切り」や「早期解散」を強く唱えたりしているのだが。<まあ、本人にとってもその方がベターではあるのだろうけど。>
 でも、谷垣氏は、以前から消費税増税を提言していた財務省っ子であるだけに、個人的には法案に賛成したい気持ちが強いようだし。もし党内で「谷垣おろし」が激しくなったりするようであれば、党を割ってでも、野田陣営と組んで法案成立に動く可能性がゼロだとは言えないようにも思える。^^;

<24日も、「(首相を)基本的には信頼している。時々会って腹を割って話せるような信頼関係をつくっておくことは大事だ」と言っていたしね。下手すれば、自民党の幹部よりも考えが合う&信頼ができると思っていたりして?(~_~;)>

* * * * *
 
 しかも、これは『ついに小泉路線を転換~郵政民営化、見直しへbut自民の対立激化+小沢も野田路線転換を目指す』の続きになるのだが・・・。

 実は、自民党でも同じ27日に、郵政民営化見直し法案の議論を行なっていた総務会で、反対派の声を押し切って、強引に法案の「了承」を全会一致で決定するという光景があったという。
 
 郵政民営化の見直し法案には、いわゆる小泉改革派の中川秀直氏らが強く反対しており、国会の議決で「造反」宣言を行なったとのこと。
 しかも、党のアイドル・スターである小泉進次郎氏も、父の作った路線を転換しようとしている党執行部をオモテ立って批判を始めており、党内に新たな火種が生じているのだ。
 さらに、党内では「谷垣おろし」の動きもどんどん始まっていることから、4~5月にも大きな騒動が起きる可能性が出て来たのである。(@@)

* * * * *

『自民党は27日の総務会で、小泉純一郎元首相(70)が進めた路線を見直す郵政民営化法改正案を了承、党方針として正式に決めた。改正案は、現行法が定めた郵政事業の完全民営化を見直す内容。05年の郵政選挙を圧勝に導いた、かつての党の看板を外し、小泉氏が悲願としてこだわった郵政民営化路線に幕引き。自民党の「公約」転換だ。

 総務会では、元首相の次男、小泉進次郎青年局長や元首相に近い中川秀直3 件元幹事長、菅義偉元総務相の3人が反対したが、「了承」の大声にかき消された。最後は、「全会一致の原則」を盾に、塩谷立総務会長が押し切った。終了後、進次郎氏は「反対しました」と多くを語らなかったが、出席者によると、「自民党は決められない政治から脱却しなければ」と述べ、見直しに理解を求めた谷垣禎一総裁に対し、「今回の内容をもって『決めた』というのは、筋が通らない」と、かみついたという。

 一方、中川氏は会見し、「郵政選挙で国民に約束したことを変えるなら、国民に説明すべきだ。民意を問わずに政策転換するのは、(政権公約にない消費税増税を進める)民主党と同じだ」と、執行部を批判。「自民党の終わりの始まりだ。今は嵐の前の静けさ。必ずそうなる」と指摘した。(日刊スポーツ3月27日)』

『改正案に反対した菅義偉元総務相(衆院2区)は「構造改革をしないとこの国はおかしくなると党内で大議論し、郵政選挙で勝った。原点を後退させては駄目だ」などと説明。
 小泉進次郎青年局長(11区)は「決められない政治は駄目だというが、これをもって決めたというのは筋が違う」などと執行部の対応を批判した。(神奈川新聞3月28日)』

『中川氏は総務会後、記者団に対し「(了承に際し)『異議あり』と言った。(総務会の慣例の)全会一致は認められず、本会議でも反対する」と述べ、衆院本会議での改正案採決で反対する考えを示した。(朝日新聞3月28日)』

* * * * *

 中川秀直氏は、いわゆる小泉チルドレンを含め党内の小泉改革派、新自由主義派を、小泉進次郎氏は党内の若手議員を束ねる役割を担っているだけに、もし彼らが呼びかけた場合は、執行部に抵抗する議員が増えて、谷垣総裁の求心力がさらに低下し、ポスト谷垣を目指す議員たちが、一気に「9月の総裁選前倒し」を主張して、「谷垣おろし」に走る可能性があるし。
 さらに郵政民営化見直し法案で造反者がまとまって出れば、自民党の方も党分裂の危機があるのだ。(~_~;)

<自民党が不安定になればなるほど、小沢氏には有利な展開になるのではないかと思ったりもするんだけどね。(・・)>

 そんなこんなで、民主党も自民党も国民新党も、しばらくは、造反や党分裂の危険もはらむギリギリのせめぎ合いが続きそうな&波乱ぶくみの展開がありそうな感じがしているmewなのだった。(@@)
        THANKS

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by mew-run7 | 2012-03-29 07:50 | 民主党、民進党に関して | Trackback(2)

橋下維新の会が、捏造リストで組合を追及&姑息な言い逃れと責任回避に終始

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 大阪維新の会で、まるで06年の民主党の永田メール事件のような問題が起きている。(・・)

 維新の会の大阪市議が、2月に組合の選挙活動を裏付けるリストを入手したとして公表し、市議会で追及したり、組合を告発したりしていたのだが。
 今週、そのリストが、捏造されたものだったことがわかったのである。(@@)

 実は、mew周辺の居酒屋談義でも、以前から「あのリストがガセなんじゃないか?」「維新の会で第2の永田メール事件か~!」「もしそうだったら、橋下は潔く、前原のように維新の会や市長を辞任するのかな?」なんて話が出ていたのだけど。本当に捏造だったと知って、ちょっとビックラしたところがあった。(・o・)

 でも、mewがもっとビックラしたのは、橋下市長がリストが捏造だとわかった後、トンデモ言い逃れを次々と行なって、一切、責任をとろうとしていないことだ。_(。。)_

<自分たちで組合にぬれぎぬを着せておきながら、維新の会が、組合のぬれぎぬを晴らしたとまで言っちゃったりするし~。(@@)>

* * * * * 

 橋下徹市長や大阪維新の会の市議団は、大阪市役所の組合活動の取り締まりを強化しており、組合事務所の移転を要求したり、思想調査を行なったりしているのだが。
 橋下市長や市議の中には、組合員が昨年の市長選で橋下氏と戦った平松邦夫前大阪市長の応援をしていた&勤務時間やその立場を利用して選挙活動を行なっていたとして、組合に対する批判&攻撃を強めていた。^^;

 そんな中、今年2月6日、大阪維新の会の市議・杉村幸太朗氏(33)が、市役所の職員から内部告発があったとして、あるリストを公開。報道でも大きく取り上げられ、杉村氏は市議会でも、このリストに関して追及を行なったりもしていた。(@@)

 それは、大阪市交通局職員でつくる「大阪交通労働組合」が昨年の市長選で平松邦夫前市長の推薦人紹介カードの配布するために作ったリスト(全34枚)で、市交通局鉄道事業本部に所属する職員1867人分の氏名や職員コード、紹介カード回収の有無などが記されていたという。
 大公側は、当初より活字の違いなどに気づき、リストが本物でない可能性を示唆。メディアからも捏造されたものではないかという指摘がなされていたようなのだが・・・。
 杉村市議は、捏造であることを強く否定していた。(~_~;)

 実際、2月7日のブログ(コチラ)にも「報道だけをご覧になられていると、その物自体が何処かの誰かの捏造だと思われてる方々も多いのかなと考えますが、その様なことは決してございません」「しつこい様ですが、物自体は確実に存在しますし、何処かの誰かにガセネタを掴まされたという訳ではありません。大いなる疑惑を追及するのが、我々の使命であります。」と記している。

* * * * *

 また、橋下市長も、とりあえず、リストが本物かどうかも含めて大交の調査をする必要があると言っていたのだが。
 ただ、2月6日のツイッターでは、しっかりと組合批判を行なっていた。

『職員組合が、選挙戦に協力しなければ不利益があると組合員に脅しをかけている。この不利益とは何なんだ?考えれば簡単。人事上の不利益でしょう。と言うことは、組合が人事に関与しているということ。一体大阪市の組合とはどういう存在なんだ?』

『大阪維新の会が情報収集したものですが、今回のえげつなさは、地公法の対象である幹部職員も含まれていること。そして何よりも組合が幹部職員も含めて、従わない場合は不利益を与えると脅していること。一体どちらが上司なんだ?そしてこの証拠書類に関して市長選挙後上司から廃棄命令が出ていた。』

 その後も橋下氏や維新市議が、大交のリストのことも含めて、折にふれて、組合の選挙活動に関して批判を繰り返していた。^^;

 杉村市議も、取材に対し「内部告発者は実名を名乗って、『別の職員が職場のゴミ箱に捨てたものを拾った』と話しており、信ぴょう性は高い。「労組が組織ぐるみで市長選に関与した疑いがある」と話していたという。

* * * * *

 他方、大交は内部調査の結果、リストが偽造であったと判断。大阪地検に告訴することに決めた。

『昨年11月の大阪市長選を巡り、市職員の労働組合名義で前市長の支援を求める職員リストが作成されていた問題で、市交通局の職員労組「大阪交通労働組合」(大交)は1日、「何者かが偽造した疑いが強い」として、有印私文書偽造・同行使容疑などで大阪地検に告訴する方針を決めた。

 リストには、交通局職員約1800人分の氏名や、前市長の後援会加入を求める紹介カードの配布・回収状況の確認欄などが記載されていた。

 大交は内部調査の結果、日常使用している指示文書などと文体や字体が異なる点や、組合内部で作成者が確認できないことなどからリストの信ぴょう性を疑問視。「不自然な点が多く、何者かが組合員を装って偽造した疑いがある」と結論付けた。大交幹部は「組合によるリストの作成は事実無根で、真相究明を進めてもらいたい」と語った。(読売新聞3月2日)』

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 mewは、交通局が内部調査をさらに進めると共に、自ら地検に告訴して司法機関に捜査を求めようとしていたのだから、まずはリストが本物なのかどうかを確認すべきなのではないかと思っていたのだけど。
 杉村氏の3月4日のブログによれば、「これを受け、会議を開き、大阪維新の会市会議員団も告発の方針を固めました」とのこと。<「私自身は信念と熱意を以って、事に臨んでおります。捜査が動き出せば全てをお伝えする所存です」とも書いていた。^^;>
 
 『昨年11月の大阪市長選を巡り、前市長への支援を求める職員リストが職員労働組合名で作成された問題があり、大阪維新の会市議団は14日、「市職員が内部の人事情報を漏らした」として、被疑者不詳のまま地方公務員法(守秘義務)違反の疑いで大阪地検に告発状を提出した。(読売新聞3月14日)』

 維新の会市議団は、リストが捏造された疑いが強いことを知り、もしリストが偽ものだった場合でも、いずれにせよ、市役所や組合の職員に問題があるのだということを強調するために、氏名不詳ながら市職員を告発したのだ。(@@)

 この告発に対して、大阪市労働組合連合会の幹部が、「維新の会はリストの真偽も確かめずに市議会で質問し、労組が犯人扱いされた。その説明を市民にすべき」とコメントしたことが新聞に掲載されたことを受けて、維新市議団は、「議会活動を封殺しようとする今回の言動には断固抗議します」と抗議文を提出。(コチラ

 さらに杉村氏も、3月17日のブログで「どちらの言い分が正しいかは、善良な市民が判断すべきことでしょう。なぜ、我が会派が上記2件について告発をするのか?という我々の覚悟・不退転の決意を見届けていただけたら幸いです」「大阪の発展を阻害する要因は、速やかにかつ徹底的に取り除く必要があると考えております。真に開かれた大阪の明日の為に!」と主張していた。(コチラ
<この書き方を見ても、いかに彼らが組合を天敵視して、排除しようとしているかがわかるでしょ?(・・)>

* * * * *

 その後、大阪市役所の交通局は、さらに内部調査を進め、26日になって、りストの作成者は鉄道事業本部に所属する30代の男性非常勤職員と特定したと発表。しかも、パソコンの履歴(ログデーター)などから、この職員がリストを捏造したと断定した。(・・)

『同局で調査したところ、リストにある「非協力的」「友人紹介活動」などの文言五つ全てが入ったファイルを操作していたのは、この職員のパソコンだけだった。また、このパソコンの履歴に、嘱託職員のIDとパスワードで人事データに1月20日にアクセスした記録などがあったという。さらに読売新聞の取材で、この職員は杉村市議に内部告発した職員と氏名が一致していることも判明した。

 この職員は昨年5月に1年契約で採用され、庶務担当の補助をしていた。同局の調査に当初は捏造を否定したが、解析結果を示した上で追及すると、あいまいな説明をしているという。(読売新聞3月27日)』

* * * * *

 そして、結局、この非常勤職員は、27日になって、自分が杉浦市議に内部告発をして、その証拠として自ら捏造したリストを送っていたことを認めたという。
<しかも、この職員は、杉村氏と面識があったとも語っているらしい。(・・)>
 
『この嘱託職員が27日、交通局の調査に対し、「リストは自分で作成し、面識があった大阪維新の会の市議に送った」と話し、自ら捏造した上で、維新市議団に内部告発の文書として提供したことを認めた。同局は、この嘱託職員を同日付で解職することを決めた。(読売新聞3月27日)』

『大阪市交通局の非常勤嘱託職員が、昨秋の市長選に関して組合が作成したと見せかけるリストを捏造(ねつぞう)した問題で、この職員と、リストを大阪維新の会市議に告発した職員が同一人物であることが分かった。職員の氏名が一致しており、告発を受けたとした維新の杉村幸太郎市議(33)も、同一人物だと認めた。維新市議団はリストを基に組合問題を追及してきたが、告発者の「自作自演」を見抜けなかったことになり、批判が強まりそうだ。

 リストを捏造した30代の男性非常勤嘱託職員(非組合員)は調査に対し、「職場で紹介カードが配られているのを見てひどいと思った。正義感でやったが、とんでもないことをした」と話しているという。

 市交通局や維新市議団によると、職員は今年1月23日の勤務時間中、業務用パソコンで人事データを基に偽のリストを作成。同28日に印刷したリストをスキャナーで読み取り、杉村市議にメール送信した。同31日には杉村市議の要望を受けて原本を郵送。杉村市議は2月6日にリストを公表した。(毎日新聞3月27日)』

* * * * *

 問題は、このあとだ。(**)

 維新の会の会長である橋下市長は、市民を騒がせたことには謝罪したものの、自分たちの行為に関しては、完全に開き直っているような発言を行ない続けているのである。

『橋下徹市長は26日、報道陣に「法律家としてちょっと危ないなと感じていた」とした上で、「捏造をした職員の責任で、大阪維新の会や(リストを公表した)市議には何の問題もない。僕の部下である市職員がやったことは大変申し訳ない」と話した。(読売新聞3月26日)』

 mewは、以前から、橋下氏自身のことを法律家としてちょっとアブナイなと感じているのだが・・・。^^;
 もし橋下氏が危ないと感じていたなら、リストを公表したり、議会で質問する前にもっときちんと調査するように杉浦市議に指示するのが、会長の務めだろうし。
 僕の部下である市職員が犯罪性のある行為を行なったとしたなら、市長としてその責任を負うことも考えなければならないだろう。(・・)

<それに危ないと感じている割には、上述したように、自分でもリストが本物だということを前提にして、ツイッターで批判してたじゃない?(ーー)>

 しかも、27日には、「裏付けがないと質問ができないというなら何もできない」「議会で、こういうリストが出ているけれどもどういうことかということを役所に追及したと。これはもう議員として当たり前の話だと思う」と維新の会や杉浦市議を擁護。(TBS3月27日)
 挙句の果てには、「維新の指摘を受けて市が調査し、組合のぬれぎぬを晴らした。何の問題もない」と発言し、自分たちがぬれぎぬを着せておきながら、自分たちがそれを晴らしてやったかのような言い方をしやがっ・・・もとい、したという。(゚Д゚) (読売新聞3月27日)

 また杉浦市議も、<あれだけブログでは、捏造ではないと書いていたのに、しゃ~しゃ~と>「もともと何か加工されてる部分があるというのは感じてはいた。ああいったリストに対して質疑するのは我々の務めだと考えている」と語ったとのこと。(~_~;)(TBS3月27日)

 少なくとも現時点では、橋下氏も杉浦氏も、この件に関して、全く責任をとる気はないようなのだ。(@@)

<ちなみに、2人とも、27日にはツイッターやブログを更新しておらず、捏造発覚後、この件に関する見解は発信していない。^^;>

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 ここまでの経緯は、民主党の永田メール事件とかなり似ているところがある。

 06年2月に起きた永田メール事件では、民主党の永田寿康議員(当時36)が、されたライブドア元社長の堀江貴文氏が、自らの衆院選出馬に関して、自民党幹部の家族に対し、選挙コンサルタント費用として3000万円の振込みを指示した」という内容の電子メールの写しを入手。
 永田氏も党執行部も、このメールが本物なのかどうかきちんと調べないまま、国会で突然、この件を公表&質問したため、大騒動になった。(@@)

 当時の小泉首相はすぐに、これは「ガセネタ」だと発言。堀江氏も武部氏も、3千万円の振込みの事実を強く否定した。
 しかし、永田氏は信頼できる知人からの情報だと反論。民主党執行部も、永田氏を擁護すると共に、その根拠となる振込み口座の情報を得ているとして、
ついには、当時の前原代表が党首討論で小泉首相を追及するに至ったのだが。 結局、このメールの写しは捏造されたものだとわかり、永田氏は衆院議員を辞職、前原氏も党代表を辞任することになったのだった。(-_-;)

* * * * *

 当時、民主党が最も批判されたことは、「何故、このメールの写しが本物かどうか、永田氏自身も党執行部もきちんと調査しなかったのか」「何故、国会で取り上げる前に、本物であることを確かめなかったのか」ということだった。(-"-)

 政治家の下やその周辺には、いわゆる怪文書も含めて、ウソか本当か全くわからないような情報や文書が飛び交っているわけで。それらをきちんと調査せず、確かな根拠もないまま、議員たちが次々と議会で取り上げたとしたら、議会や行政が混乱するだけだし、あまりにも無責任な行為だと言われても仕方あるまい。^^; 
 だからこそ、永田氏も、本人は最後まで抵抗していたものの議員辞職に追い込まれたし。前原氏も、代表に就任してわずか半年余りしか立っておらず、無念に思う部分も大きかっただろうけど、潔く代表を辞任することに決めたのである。(・・)

<ちなみに、この頃、永田氏の面倒を見ていた&相談に乗っていたのは、同じ千葉県選出&執行部の野田佳彦氏だったのだが。野田氏も責任をとって、国対委員長を辞任。その後、馬淵澄夫氏に「いろいろあったけど墓場まで持っていくしかねぇなー」と語っていたという。^^;ittai naniga?>

* * * * *

  この民主党の永田メール事件の時には、マスコミは大騒ぎして、メディアも他の政党も、さんざん民主党を批判しまくったため、民主党の支持率が激減。それが前原氏らが辞任に追い込まれた大きな要因にもなったのだけど・・・。

 まあ、国レベルと地方自治体レベルでは問題の影響力に差があるとはいえ、<一部メディアはこそっと婉曲的に批判めいたフレーズを織り込んではいるものの>全体的に見て、この件に関して、橋下氏や杉村氏に対して疑問や批判を呈したり、責任を問うたりするマスコミの姿勢が弱いように思うのは、mewだけだろうか?(-"-)

 また、大阪市の市民は、橋下氏が上述のような言い逃れをして、無責任な態度をとることに関して、特に強く批判をすることなく、このまま許容してしまうのだろうか?(・・) 

 小泉元首相の時も、マスコミや国民は、小泉人気&<見ていて楽しめる部分が多いらしい?>その魅力的なキャラを重視するあまりに、小泉氏が問題のある言動を行なっても、あまり追及することなく見逃し続けていて。それが小泉氏をつけ上がらせて、暴君ぶりを激化させると共に、日本の国政や社会をボロボロにすることにもつながったのだけど。 マスコミや大阪市民&一般国民は、橋下氏&維新の会に対しても、同じようなことを繰り返すのだろうか?(ーー)

* * * * *

 どうやらネットの一部では、この嘱託社員が組合側の人間で、橋下氏&維新の会を陥れるために捏造リストを提供したのではないかという見解も出ているときいたのだが。
 上述したように、捏造した職員は杉村氏と面識があり、組合の選挙活動を批判するために内部告発を行なったと言っているようなので、その辺りの経緯や真相もしっかりと嘱託社員だけでなく、杉村氏にも説明して欲しいところなのだが。<本人もブログで、捜査が動き出せば全てをお伝えする所存だって書いていたのだし。>
 果たして、橋下市長や杉村氏は、積極的にこの件を解明するかは、今のところ「???」だし。現段階では、橋下氏がここで責任をとって大阪市長や維新の会の会長ory党員を辞めるなど、けじめをつける気もないのではないかと察する。

<たぶん司法機関による捜査も行なわれるので、「捜査中だから、説明できない」とか、「現段階では、市長や市議の責任は問えない」とか言う可能性もありかと。^^;
 あとは、橋下くんは周囲の反応に敏感なので、それに合わせて、まずは謝罪してみるとか、臨機応変に対応するつもりなのではないだろうか?(-_-)>

 いずれにせよ、今回の件をきっかけに、そろそろ橋下くんがどれだけ姑息な(=その場しのぎの)リーダーもどきであるかということに、多くの人が気づいてもいい頃なのではないかな~と思うmewなのだった。(@@)

                 THANKS

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by mew-run7 | 2012-03-28 04:24 | 政治・社会一般 | Trackback(3)

橋下維新の会と安倍、超保守団体のつながり&維新「民意」に委ねると、日本の教育がアブナイ

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 この記事では、橋下維新の会が作った君が代条例の話と、維新の会の幹事長でもある松井一郎大阪府知事をはじめ維新の会に所属する地方議員の中に、超保守団体の日本会議大阪に所属する正会員が約20名もいたという話を中心に書きたい。(**)
<姿をくらましていた一部のメモ書きがやっと見つかったので、チョット古いネタが中心になってしまうのだけど、ご容赦を。>
 
 3月24日、大阪維新の会が主催する政治塾が開講し、全国から約2千人の塾生が集まったという。<人数が多すぎるので、午前、午後と千人ずつに分けて、式と授業を行なったらしい。> 

 当初は、論文などの入塾審査をした上で、塾生を数百名にしぼる予定だったのだが。応募者が3千人を超えて、審査をするのが大変になったことから、書類だけの形式審査で2千人の入塾を認めることにしたとのこと。
 確かに、予想以上に応募者がいて審査が間に合わないという事情もあったかも知れないけど。mew&周辺は、急に解散総選挙になった場合に備えて、維新の会の資金集めもしたかったのではないかと思ったりもしている。^^;
<塾の費用は、月1万円。3ヶ月毎に3万円納入するので、この時点で6千万円集まった。>

 そして、さすが「国旗国歌条例」を作った大阪維新の会だけあって、開講式の会場には日の丸が掲げられ、式の最初には君が代を斉唱したという。(@@)

* * * * *

 ところで、今月前半の卒業式シーズンには、大阪府の「君が代条例」の是非やあり方に関して多くのメディアが取り上げ、疑問を呈するところも少なからずあった。<mewとしては、ようやく橋下維新の会の問題がメディアに取り上げられるようになって嬉しい限りだったけど。"^_^">
 
 その大きなきっかけになったのが、この教員のクチもとチェック&処分のニュースだったのだが。これには、国歌斉唱時の起立は当然だと言っているの中にも、チョットやり過ぎなのではとクビをかしげる人が多かったようだ。(~_~;)

『大阪府立和泉高校(岸和田市)で2日に実施された卒業式の君が代斉唱の際、学校側が教職員の起立だけでなく、実際に歌っているかどうかを口の動きでチェックしていたことが分かった。式典終了後の事実確認で、1人が起立しただけで歌わなかったと認めたため、府教委が処分を検討している。同校の中原徹校長は橋下徹・大阪市長の友人で弁護士。同市長が府知事時代の10年4月に民間人校長として採用された。

 府教委などによると、式には教職員約60人が出席。府教委が事前に全校長に出した「起立斉唱を目視で確認」との指示を受け、教頭らが起立状況に加えて、口の動きをチェックした。全員が起立していたが、このうち3人について口が動いていないと判断し、1人が歌わなかったことを認めたという。

 府教委は1月、府立学校の全教職員に起立斉唱を求める職務命令を出し、2月にあった卒業式で起立しなかったとして今月9日、17人を戒告(懲戒処分)とした。(毎日新聞3月13日)』

 しかも、この件に関して、橋下徹市長が13日、『「府教委が起立して斉唱しなさいと職務命令を出し、中原校長は忠実に守った。口元を見るのは当たり前で、やっていない高校の現場がおかしい」と述べ、改めて対応を支持』。
『府教委の生野照子委員長が「厳格すぎる」と異論を唱えたことについて、「命令を出して、トップがやりすぎだとはしごを外すのは許されないマネジメントだ。命令を出した重さを全く認識していない。責任感の欠如だ」と批判。「府教委は起立までさせて、歌わせる必要がないとルール化できるのかを問いたい」と語気を強めた。』(毎日新聞3月13日)

 これを見て、チョット引いてしまった人も少なからずいたように思われる。

* * * * *

 実は、東京や近県でも、条例や処分こそないものの、国歌斉唱時の教員の口の動きをチェックしたり、大きな声で歌っているか音量測定までしていた事例があるので、mew個人は上の事例にはさほど驚かなかったのだけど・・・。

 でも、mewは、どこかのTV番組で、もっとギョ~ッとさせられるようなニュースを目にすることになった。(゚Д゚)
 
『大阪府守口市の府立高で8日に行われた卒業式で、来賓として出席した大阪維新の会の府議が、国歌斉唱で起立しない教職員を見て、「ルールを守れない教員がいることをおわびします」などと発言、保護者らが「お祝いの言葉もなく、式が乱された」と抗議していたことが分かった。

 府議は「卒業生の皆さんを一番傷つけてしまった」とブログで謝罪した。

 高校などによると、来賓として紹介された際に発言した。終了後、学校や府議に保護者らから抗議があったという。府議は「このような教育のもとで3年間生徒を過ごさせたことに対し、本当に申し訳ないという思いから述べた。おめでとうと言える心境でなかった」と話している。(読売新聞3月13日)』

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 上の記事に書かれた府議は、式当日のブログ(コチラ)でも、この卒業式ことをさんざん嘆いていたのだが。

「私は、ただただ純真無垢な子ども達に、お詫びの気持ちでいっぱいでした。
申し訳ない気持ちで、笑うことも出来ませんでした。
このような不謹慎で偏った思想を持った教員に、触れさせていたことに。
それも公教育の場に於いて。」
<抗議を受けて翌日には祝意と謝罪を掲載。2日分の記事は*1に>

* * * * * 

 この維新の会の府議は、卒業式の来賓に呼ばれて、真っ先に祝辞の挨拶をするはずが。国歌斉唱で起立しない教員を見て、これが生徒にとって大事な&祝うべき高校の卒業式であることも忘れるほどに、感情が乱れてしまったわけで。
 mew的に見れば、この人も、不謹慎で偏った思想を持った議員ではないかと言いたくなってしまうところがあるし。いわゆるイッチャってる系の超保守派の言動だとも言えるかも知れない。(>_<)

<イッチャってる系の代表と言えば、麻生内閣の国交大臣をわずか4日で、また国会議員も辞めることになった中山成彬氏がいい例なのだが、彼らは、自分たちの国家主義or愛国思想に反する人たちを見ると、生理的に嫌悪感を覚えたり、怒りや嘆きを生じたりして、我を忘れることがあるようなのである。(-_-;)>

* * * * *

  先日、『橋下のアブナイ変遷&維新の会が安倍や超保守勢力と連携か+早大入試に都教委が関与』という記事に書いたのだけど・・・。

 橋下徹氏は、弁護士タレントの時代から保守タカ派的な発言が多かったものの、mewの知る限り、超保守的な発言をしたのをきいたことはなかったのだけど。<08年に府知事選に出た時も、教育に関しては「子どもたちに笑顔を」が公約になっていて、君が代のキの字も言ってなかったしね。^^;>

 10年に維新の会を作ってから、君が代条例、教育基本条例を作ることを決めたほか、近時は石原都知事と共に破壊的教育論を唱えるようにまでなっているし。
 2月に発表した維新八策の内容も含め、どんどんと超保守路線に傾いているように見える。^^;

<超保守とは、日本の戦後体制(戦後の憲法&その精神に基づく教育、国や社会のあり方)を否定し、日本の伝統や明治憲法に基づく国体重視&国家主義的な体制を信奉する思想を示すmewの造語。真正保守と呼ばれることもある。>
 
* * * * *

 そして、mewは大阪府の松井知事や維新の会の地方議員などの言動を見ていて、日本会議などの超保守団体のニオイを感じずにはいられなかったのだが。
 ようやくその確証をつかむことができた。(・・)

 先週、ネット検索中に、たまたま日本会議の大阪支部の正会員のリストと遭遇することに。(コチラ
 そして、大阪維新の会の所属議員のリスト(コチラ)と照らし合わせたところ、党幹事長でもある松井知事をはじめとして、約20名の府議や市議が日本会議の正会員であることがわかったのである。(゚Д゚)
 また、おそらく日本会議とつながりがある他の超保守団体に所属したり、支援を受けたりしている議員も少なからずいるのではないかと察せられる。(-"-)

<ちなみに、2月に安倍元首相&超保守マドンナの稲田朋美氏が日本会議大阪も協賛するイベントで講演を行なったばかり(コチラ)。また上述したブログの府議は、日本会議大阪の正会員ではないようなのだが。彼が10年間秘書を務めていた自民党の参院議員は、日本会議に所属していた人だった。^^;>

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 日本会議というのは、国内で最大の超保守団体で、高名な文化人や財界人、学者が名を連ね、また自民党を中心に200名以上の国会議員やOB(落選中含む)が所属して、この団体の意向に沿った政治活動を行なっていることでも知られている。(HPはコチラ。wikipediaはコチラ
 また、国内には日本会議と連携している大小の超保守団体や宗教団体、神社、教育関連などの団体や企業などが多数存在している。(・・)
<全国の青年会議所も、自民党や日本会議系の超保守団体と連携をしている。>

 そして、その日本会議系の国会議員のグループ(会長は「た」党の平沼赳夫氏)を率いているのが安倍晋三氏なのだが。
 先日、松井府知事が、日本会議系の教育団体のシンポジウムに安倍元首相と共に出席していたのも、安倍元首相が維新の会を高く評価して連携を示唆したことも、彼らがバックでつながっていたからにほかならないのである。(-"-)

* * * * *

 大阪維新の会は、オモテ向きは、地方主権政策を進めるために作られた地域政党なのであるが。<それも、メインの政策の一つではあるけれど。>
 根底の部分では、橋下人気を利用して、大阪から全国に超保守的な政策を発信し、広げて行くために作られた政党だと言えるところがあるのかも知れない。<羊頭狗肉じゃないけど。顔&頭の部分は橋下氏だけど、胴体の部分は日本会議みたいな感じ。(@@)>

 維新の会は、選挙の際は、教育のことは前面に出さず、地方主権や行政改革のことをメインに訴えているのだが。維新の会の議員の多くが重視しているのは、まずは超保守的な教育を行なうことや、保守派がサヨク活動の温床だと考える「組合」を叩いて、その活動を封じ込めることにある。

 mewは、この何年か日本会議系の議員や識者の主張を見聞していたので、維新の会が、いかに超保守派が以前からやりたかった&訴えていたことを実行に移そうとしているのか、わかるのだ。(-"-)
 
 大阪維新の会は、昨年、府議会で過半数の議席を占めた途端、府施設での国旗の常時掲揚と、府内の公立学校の教職員に国歌斉唱時の起立を義務付ける全国初の「国旗国歌条例」を制定。
<条例の目的には、「次代を担う子供が伝統を尊重し、わが国と郷土を愛する意識の高揚に資する」「学校での服務規律の厳格化を図る」などが記されている。>

 さらに、維新の会は「教育基本条例」などを定めて、各自治体の首長が教育現場に介入しやすい&自分たちの意に沿わない教員を排除しようとしているのである。<これは、彼ら天敵視している日教組の教員や、教育委員会にいる日教組OBの言動を抑え込むための施策だ。>

* * * * *

 橋下氏らは、地方主権を柱にして、他の地域の首長や政党と連携して行くことを目指すと言っていたのだが。
 同時に、途中からは、自分たちが先頭を切る形で、このような教育政策も、全国に普及させることを目指すようになっていたし。^^;

<橋下氏は、最近になって、石原都知事と「破壊的教育論」で意気投合。石原氏は、大阪府の教育に関する条例を取り寄せて、東京でも条例化したいと言い出しているのだが。これに追随しようとする自治体が出て来るかも知れない。>

 しかも、彼らは橋下人気が思ったよりも高い&メディアが橋下氏の一挙一動を取り上げてくれることがわかったため、維新の会を国政に進出させて、橋下氏に憲法改正や保守的な教育政策をアピールさせようとしているのである。
 彼らが作っている「維新八策」も、ある意味では、そのための手段だと言えるかも知れない。(-_-)

<最近、mew周辺では、「橋下氏自身はわからないけど。でも、維新の会の中でも「大阪都構想」を本気で目指しているor実現可能だと思っている人はそんなにいないのではないか」いう声もあったりして。^^;>

* * * * *
 
 今月23日には、ついに教育基本条例などが、大阪府議会で可決された。(*2)

『教育行政基本条例では、知事が府教委と協議して教育目標となる教育振興基本計画を作成すると規定。知事が教育委員の罷免(ひめん)権を持つことも明文化した。府立学校条例は、府立高校の学区廃止や校長の権限強化、保護者らによる学校評価を導入。職員基本条例では職員評価に相対評価を導入したほか、部長級ポストの公募や職務命令に違反した際の処分厳格化を定めた。(朝日新聞3月23日)』

 これで、大阪府では学校教育の現場に、首長の考えがもっと色濃く反映されることになるのだが。

 松井府知事は、先月、安倍元首相と会った際に「教育基本条例を制定するのは、安倍政権で教育基本法を改正したのに教育現場に民意が反映されていないからだ」と発言。
 でも、「昨年のW選で、民意を得られた」として、府教育委員会の反対を押し切り府議会に条例を提出し、可決後には、松井氏は「これで教育に民意が反映される」と感想を述べていたという。

 mewは、大阪の府民や市民が、維新の会の教育政策をどれだけ支持しているのか、これが本当に大阪の「民意」なのかはわからないのだけどが。
 大阪維新の会は、国政進出に当たって、「国旗、国歌条例」や「教育基本条例」を国の法律にすることを主張するとのこと。<オモテで、どれだけ言うかわからないけど、ウラでは憲法改正と保守教育がメインの目標になっている>、
 
 そして、橋下氏&維新の会に、これが日本国民の「民意」だと言わせないために、このブログで、彼らの隠れたアブナさを、もっと訴えて行かなければならないと改めて思ったmewなのだった。(@@)

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by mew-run7 | 2012-03-27 14:50 | 教育問題 | Trackback(1)

自衛隊の市民監視活動に違法判決+米軍基地に自衛隊の司令部&日米軍一体化への布石

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 まずは、もう5年前の話になるのだが、07年6月に書いた『自衛隊がイラク派遣反対から消費税増税反対まで、市民活動を監視・調査・・・マジに日本はアブナイ!+α』の続報を。

 07年6月、共産党の志位書記長が会見を開き、自衛隊が一般市民も含め、監視活動や情報収集を行なっていることがわかったと発表した。
<共産党HPに詳細な記事が(コチラ)。特集ページはコチラに。>

 自衛隊の情報保全隊が、03年から共産党や社民党、民主党の議員、一般市民団体、ジャーナリストなどを対象にして、イラクへの自衛隊派遣に反対する者や、当時、自民党が進めていた諸政策(医療費負担増の凍結・見直し、消費税増税など)の反対運動をしている者の監視活動を行なっていたことが、共産党が、その調査資料を入手したことにより発覚したのだ。(@@)

 特に当時、小泉首相が実行しようとしていたイラクへの自衛隊派遣に反対する運動や発言の監視、情報収集に関しては、かなり対象者の幅も広く、細かい調査が行なわれていたという。
 政治家で言えば、各地の市町村議会でおこなわれた「イラク派兵反対決議」についても、その発議者、賛否議員数、議会構成などについて、詳細に記録している。国会議員についても、民主党の国会議員によるイラク派兵への批判的発言と、それへの対応が記載されていたとのこと。
 また、記者やジャーナリストが「懇親会」の席上で、どういう質問をしたかも記録。<某大手新聞社の記者は、「反自衛隊活動」と記されていたとか。>

 さらに、一般市民も参加するような消費税増税反対の集会やデモの情報収集や監視活動も行ない、写真撮影などもしていたという。(-"-)

* * * * *

 いわゆる極右やサヨクの団体や活動家に関しては、公安警察が情報収集や監視活動を行なっているのは知っていたが。
 まさか自衛隊の情報保全隊が、一般市民までを対象にして、イラク派遣に反対する者から消費税増税に反対する者まで、チェックしているとは思いもしていなかったので、この話を知った時には本当にビックリしたものだったのだが。
<このブログも監視されていたりして?^_^;>

 当時の記事にも書いたけど。これは決して、他人事だと思ってはいられないことで。
 たとえば、これから本格的に憲法9条の改正や集団的自衛権の解釈変更の動きが始まった場合に、一般国民の中で、それに反対する者、反対運動を行なう者はチェックされる可能性があるし。
 政府与党の意向に反して、脱原発を訴える者や、消費税増税に反対する者も監視されてしまうおそれが十分にあるのだ。(-"-)

<極端な話、いざ戦争ということになった場合、反戦を訴える団体や市民は、既に作ってある名簿をチェックした上で、自由に行動できないように監視下に置かれたり、身体拘束されたりするおそれだってある。(ーー)>

* * * * *

 このような自衛隊の監視活動は個人の人権侵害に当たるとして、調査対象になっていた人たちが、調査の差し止めと損害賠償を求める裁判を起こしていたのだが。
 昨日26日、宮城県の仙台地裁で、自衛隊の監視活動は違法だとする判決が出されたという。(**)

『陸上自衛隊の情報保全隊に市民活動を監視され、人権を侵害されたなどとして、東北6県の107人が監視活動の差し止めと計1億700万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が26日、仙台地裁であった。

 畑一郎裁判長は、原告のうち自衛隊の内部文書に実名などを記載された5人について、人格権の侵害にあたるとして計30万円の支払いを国に命じた。監視活動の差し止めは却下した。弁護団によると、情報保全隊の監視活動を巡る判決は全国で初めて。

 訴状で原告側は、情報保全隊が2003年10月~04年2月、自衛隊のイラク派遣に反対するデモや集会を監視し、参加した個人・団体名や活動趣旨などを内部文書にしたとし、「言論表現の自由などを侵害され、精神的苦痛を受けた」と、1人当たり100万円の支払いなどを求めていた。

 国側は内部文書の存在について認否を拒否していたが、判決は内部文書と認定。5人については「氏名、職業、所属政党などの思想信条に直結する個人情報を収集している」と指摘した。その上で「国は、正当な目的や必要性を示す具体的な主張をしておらず、自己の個人情報を収集・保有されないという、個人情報をコントロールする権利である人格権の侵害にあたり、違法とみるほかない」と結論づけた。

 監視活動の差し止め却下については、「差し止め対象(となる監視活動)の特定を欠いている」とした。(読売新聞3月26日)』

 mewは、しっかりと国民の立場に立って、個人の人権の侵害を認め、自衛隊の監視活動を違法だと判断したこの仙台地裁の判決を高く評価したいと思う。(**) 
 
☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆

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 でも、自衛隊の情報保全隊は、今でも1000人規模で活動しているとのこと。しかも「インターネットや刊行物、公開の場などからの情報収集活動をしている」ということで、一般市民もその対象になっている可能性は十分にあるし。一体、何をターゲットにして調査しているかも、オモテにはわからないのが実情だ。(-"-)

『活動内容が今回問われた自衛隊の情報保全隊は、他国の情報機関や反体制派に隊員が取り込まれ、機密が流出することなどを防ぐための情報収集に当たる。

 ロシア大使館駐在武官に情報を流出させた海上自衛官が00年に逮捕されたのを機に、03年に陸海空自それぞれに発足、09年に防衛相直轄の現組織に統合された。体制は約1000人。

 防衛省は「関係法令に基づきインターネットや刊行物、公開の場などからの情報収集活動をしている」と説明するが、防衛省・自衛隊内でも詳しい活動内容を知る人は限られている。

 今回の訴訟でも、防衛省は情報収集の関心事や手段、能力が推察されることなどから、判決が「内部文書」と認定した文書についても、保全隊が作成したものかどうかは明らかにしていない。今回の判決に対し、防衛省は「判決内容を慎重に検討し、関係機関と調整の上、適切に対処していきたい」とのコメントを出した。(毎日新聞3月26日)』

* * * * *

 mewは、自衛隊が、日本の国土や国民を守るために必要だと思われるような情報収集や監視活動を行なうことにまで異論を唱える気はないのだ。(・・)

 でも、上述したように、03年~04年頃に自衛隊が行なっていた調査は、それこそ医療や消費税に関わるものまで含めて、その時の政権与党の方針に沿わない者や団体、また活動の情報を収集することを目的にしていたことは明らかなわけで。
<検察に関わることもそうだけど。小泉元首相&周辺が、いかにアブナイ人たちだったかが、よくわかる事例ではないだろうか?>

 政府与党は、自衛隊が、今でもそのような活動をしているのかを調査して、問題のあるものはやめさせるべきではないかと思うし。できれば、民主党が政権の座にあるうちに、しっかりと対応して欲しいところなのだけど。
 自民党はもちろん、民主党でも、いわゆる保守タカ派系の首相や閣僚は、自衛隊のこのような調査活動を容認する可能性が大きいようにも思われ・・・。(-"-)
 
 こういうアブナイ活動を自衛隊に行なわせないためにも、やはり早く野田&前原政権を終わらせて、平和&リベラル志向の政権を作らなければならないと思ったmewなのである。(・・)

~ * ~ * ~ * ~ * ~ *~

 そして、これは『小沢は修正案も拒否&藤井vs.小沢の攻防に?+迎撃ミサイル配備』の続報になるのだが。
 北朝鮮の人工衛星(ミサイル)の迎撃と横田基地の話を・・・。

 mewは上にリンクした記事に、迎撃ミサイル配備に関して、『本当に日本の国土を守るために迎撃態勢をとるのか、ともかく日米共同の実戦訓練がしたい&国民に北朝鮮の脅威やMD構想の拡大などの軍事力の必要性をアピールしたくてやるのか』と書いたのだけど。
 自衛隊&米軍は、今回の北朝鮮のミサイル発射を活用して、実戦訓練ごっこに燃えているような感じにも見える。(@@)
<北朝鮮が米中の説得に応じて、ミサイル発射をやめたら、むしろガッカリとしちゃったりして。^^;>

 来月、北朝鮮が発射する人工衛星(ミサイル)は、沖縄の先方諸島の上空を通過する予定で、防衛省は先週、石垣島などに迎撃ミサイルを運び、配備することに決めたのだけど。
 田中防衛大臣は、迎撃ミサイルを首都圏にも配備する計画があることを発表したという。^^;

『北朝鮮による長距離弾道ミサイルとみられる「衛星」発射予告に関し、田中直紀防衛相は26日の参院予算委員会で、飛行ルートに近い沖縄本島や石垣島に加え、首都圏にも航空自衛隊の地対空誘導弾パトリオット(PAC3)を配備する方針を明らかにした。

 田中氏は27日に準備命令を出し、30日にも破壊措置命令を発令する方向で調整している。

 首都圏について、防衛省では平成21年4月に北朝鮮がミサイルを発射した際に配備した市ケ谷基地(東京都)、朝霞駐屯地(東京都など)、習志野分屯基地(千葉県)を念頭に検討している。

 田中氏は予算委で「前回の例にならい、首都圏でも配備していくことで進めている。近々に準備を命じ、その後は速やかに破壊措置命令を出すことを決断したい」と述べた。

 海上自衛隊の迎撃ミサイル(SM3)搭載のイージス艦3隻は沖縄本島付近、先島諸島南方、日本海の3カ所に配置する。(産経新聞3月26日)』

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 さらに、昨日26日には、航空自衛隊の司令部が、米軍の横田基地に移転して、運用を開始したというニュースをメディア各局が伝えていたのだが。

 最初から移転は決まっていたことなのに、いかにも北朝鮮のミサイル対策のために日米軍が連携して活動するためという感じで報道するところが多かったのには、「何だかな~」と思ってしまったところがあった。(~_~;)

『北朝鮮が弾道ミサイルを発射した際の指揮なども担う航空自衛隊の司令部が、アメリカ軍との連携の強化を図るため、東京・福生(ふっさ)市のアメリカ軍横田基地内に移転し、26日から運用を開始した。

「航空総隊司令部」は、戦闘機部隊や地上配備型迎撃システム「PAC-3」といった高射部隊などを指揮する組織で、これまで府中基地に置かれていたが、日米両政府が2006年に合意した「ロードマップ」に基づき、アメリカ軍横田基地の敷地内に移転し、26日から運用を開始した。

 司令部は、アメリカ第5空軍司令部と並んだ建物に置かれ、地下には、共同統合運用調整所が設けられていて、防空・ミサイル防衛に関して、日米の密接な連携や情報共有を図る狙いがある。
 航空総隊司令官の斉藤治和空将は「フェーストゥーフェースでの連携の強化や、日米のより実効性ある抑止力および対処力の向上に資することができる」と語った。
 北朝鮮の衛星打ち上げ名目での弾道ミサイル発射をめぐり、「破壊措置命令」が出た際には、統合任務部隊の指揮官に航空総隊司令官が就く見通しで、移転した司令部で指揮をとることになる。(FNN3月26日)』
(関連記事*1に)

* * * * *

 このブログでは、何度も書いていることなのだけど。自民党は、小泉&安倍政権の時に、2011年頃までに日米安保新体制を築いて、日米軍が一体化して軍事活動を行なえるようにすることを計画。

 そして、06年には、日米軍一体化計画を含めたロードマップを作り、航空自衛隊の司令部を、何と米軍の横田基地内に移転することに決めたのである。
<ちなみに海上自衛隊の司令部も、横須賀の米海軍基地の司令部と同じ場所に置かれているし。来年には陸上自衛隊の司令部も米陸軍のキャンプ座間に移転する予定なのだ。>

 自民党政権は、当初の計画では、2010~11年頃までには、集団的自衛権を容認する憲法解釈の変更や憲法9条改正も実行に移し、日米新安保条約も締結して、今頃は、日本の国軍が米軍と一緒にアジア&太平洋地域の安保軍事活動を行なう予定だったのだけど。<日本軍(?)の海外派遣もバシバシ行なうつもりだった。>

 幸いに、09年に民主党に政権が移ったこともあって、その計画はとりあえず中断されたような状態になっているのだけど。
 日米軍の一体化計画の方は着々と進められていて、憲法上、問題のあるような行為の共同訓練もどんどん行なわれているような状況なのである。(-"-)

* * * * *

 とはいえ、憲法9条の改正や集団的自衛権の解釈変更が行なわれないと、実際に日米軍が一緒に軍事活動を行なうことはできないのも事実で。
 それゆえ、自民党は、政権奪還後にすぐに計画を推進できるように改憲案をまとめたり、改憲する前に集団的自衛権を認めるための法案や施策作りを行なったりしているし。
 民主党の野田&前原政権も、PKO法案の改正を突破口にして、集団的自衛権の解釈変更を行なおうと、アレコレ策を練っているところ。<もしかしたら、この春にも、PKO改正案を国会に提出するかも。(ーー)>

 ただ、民主党内には、集団的自衛権の行使に反対or慎重な議員が少なからずいるので、党内の理解が得られるかどうかはビミョ~な状態で。<その点が、mew的には、民主党が自民党よりはマシだと思うところかな。>

 野田&前原Gが、自民党と早く連携したいと考えているのは、消費税増税法案に協力して欲しいからだけではなく、安保軍事関連の政策や法案、改憲なども協力して進めて行きたいという思いが強いからなのだ。(>_<)

 残念ながら、このような話はメディア(特にTV)では、ほとんど取り上げられることはないし。また、何だか最近は、こういう問題を扱う平和志向系のブログが減っているような感じもあって、寂しい限りなのだが。
 一つ間違えると、日本は一気にアブナイ方向に進んでしまうおそれが大きいだけに、もっと多くの国民に関心を持ってもらって、この危険な流れを食い止めたいと切に願っているmewなのだった。(@@)

         THANKS

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by mew-run7 | 2012-03-27 04:17 | 平和、戦争、自衛隊 | Trackback

消費税増税、小沢Gに野田~輿石が連携して対抗か?&谷垣の必死な訴え&妙な力

  これは、3月26日の2本めの記事です。

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 民主党では、今日26日に消費増税法案を含む「社会保障と税の一体改革」の関連法案に関する事前審査を改めて行なうことになっているのだが。
 ここで党執行部がどのような修正案を出して来るかが、早期に党内の意見集約をできるかどうかの大きな鍵になると考えられていた。(・・)

 先週の事前審査会では、党執行部もかなり反対派に譲歩する姿勢を示しており、もしかしたら野田陣営と小沢Gの手打ちがあるのではないかと見る向きもあったのだけど。
 でも、この土日に、野田首相&執行部が、改めて早期に消費税増税法案の国会提出を目指すことを明らかにした上、反対派が要望する景気条項への数値書き込みを修正案に盛り込まない意向を表明したことから、3月末を迎える今週、党をまさに二分するような激しい戦いが繰り広げられる可能性が出て来た。(@@)

* * * * * 

 先月から、積極的にメディアに出演している小沢一郎氏は、24日にはTBSの報道特集に出演。消費税増税法案に関して、改めて強く反対する意思を示した。

『民主党の小沢一郎元代表は24日放送のTBSの番組で、野田佳彦首相が今国会成立を目指す消費増税関連法案について「とても採決するような状況にはならない。党内も、表立って言わない人でもみんな腹の中では反対だ」と述べ、首相を強い調子でけん制した。

 元代表はまた、次期衆院選までに自らが民主党を離党する可能性について「政権交代での国民との約束を忘れた人が去るべきだ。そんなの知らないと言っている人が党員としては不適格だ」と否定した。

 首相と自民党の谷垣禎一総裁との極秘会談などをめぐり、「小沢外し」が話し合われたとの指摘が出ていることについては「本当だとしたら非常に動機が不純だ」と不快感を示した。(時事通信3月24日)』

『同党の小沢一郎元代表は24日放映のTBS番組で関連法案について「とても採決する状況にならない。それだけ反対論は強い」と強調。消費税増税をからめた衆院解散について「そんなメチャクチャなことをしたら党内基盤を完全に失う。(衆院)任期前には信を問わざるを得ないが、それが野田さんかは分からない」と述べた。(産経新聞3月24日)』

『野田佳彦首相が月内を目指す消費増税法案の閣議決定に関しては「3月中に出せば自民党に働き掛けやすいという発想だろうが、その前にやることがあるのではないかという疑問に答えていない」と批判した。(日経新聞3月24日)』

* * * * *

 小沢氏は、この番組で、自分は野党の代表時代から首相になる覚悟があり、天命で当然という状況になれば、首相の座につくことも考えていると発言。

 小沢氏の「任期前には信を問わざるを得ないが、それが野田さんかは分からない」という言葉は、次の解散総選挙までに野田氏が党代表&首相でなくなっているかも知れないと、つまりは強引に法案を提出した場合には、「野田おろし」をする可能性があることを示唆しているわけで。
 もし野田陣営が強引に消費税法案の閣議決定や国会提出を行なおうとした場合には、党内に残り、正面から戦って、代表&首相の座を争うことを宣言したと言えるのではないかと思った。(・・)
 
 mewは、以前から、小沢氏はTV地上波など一般ピ~プルが見るようなメディアに出て、自分の思いを伝えるべきだと書いていたのだが。<もし首相になるつもりがあるなら、尚更に。> 
 
 最近、何だか政府与党サイドや一部のメディアの中には、小沢氏や小沢Gが自分たちの主張や立場にこだわってごねているので、国民にとって大事な法案が決まらない・・・というようなイメージを与えようとしているような感じを受けることがあるだけに、国民の理解を得るためにも、TVに出演する機会を増やすのは重要なことなのではないかと思う。
 
 実際、野田首相は24日に、「一体改革の大綱の閣議決定に至るまでは丁寧な議論を積み重ねてきた。万が一にも、ちゃぶ台返しをして後退させる議論はない」などと、小沢Gの抵抗を批判し、今週中にも意見集約する構えを見せている。
 でも、小沢氏側から見れば、消費税増税法案に限らず、子ども手当てなども含めて、公約を大きく変えて、ちゃぶ台返しをしようとしているのは野田陣営の方であるわけで。
 ここが大きな正念場になるだけに、その辺りのことを、きちんと繰り返し国民に説明する必要があるのではないかと考える。(**)

~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~

 他方、野田首相は、先週までは執行部に党内の調整を任せて、その状況を見守るような姿勢を見せていたのだが。<前原政調会長に「最後は任せる」と語ったという話もあったし。>

 ところが、24日になって、都内の講演で、消費税法案に命をかけて取り組む覚悟を表明。小沢Gなどの反対派の動きに関して「万が一にもちゃぶ台返しをして、後退させる議論はない」と強くけん制を行なったという。

『野田首相は24日、東京都内で講演し、消費税増税法案を含む社会保障と税の一体改革について、改めて年度内の法案提出を強調するとともに、「命をかけてこの国会中に成立させる」と述べた。

 野田首相「年度内に何としてもこの法案を提出しなければ、国会の審議で与野党で向き合って“決勝”を行う前に“準決勝敗退”です。そんなことはあってはならないと思っています。(一体改革は)苦い薬かもしれません。痛い注射かもしれません。でも、その効用を国民の皆様に真っ正面からお訴えをし、ご理解をいただく。そういう政治をぜひ実現したい。ここで決断をし、政治を前進させることができなかったならば、野田内閣の存在意義はありません。不退転の決意で、政治生命をかけて、命をかけて、この問題を前進をし、この国会中に成立をさせる」

 また、野田首相は、「一体改革の大綱の閣議決定に至るまでは丁寧な議論を積み重ねてきた。万が一にも、ちゃぶ台返しをして後退させる議論はない」と述べ、消費税増税法案をめぐる民主党内の根強い反対論に苦言を呈した。
(日本テレビ3月24日)』

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 さらに翌25日には、前原政調会長がNHKの番組などで、景気条項に数値目標を書き込むことを否定。さらに、週前半には党内で結論を出す意向を示したという。

『「首相が政治生命を懸けてやらなければいけないという思いを持ったテーマだ。おのずとタイムリミットはある」。前原誠司政調会長は25日、新潟市の講演で反対派をけん制。記者団に「閣議の定例日は30日が最後だ。(法案の)印刷に3日ほどかかる」と述べ、27日中に事前審査を終える考えを示した。岡田克也副総理も浜松市で記者団に「首相も年度内にと言っているので、その枠の中の話だ」と強調した。

 弾力条項をめぐっては、前原氏は25日のNHK番組で「数字を条件とすることは絶対にダメだ」と明言。講演では「新成長戦略の名目成長率3%、実質2%という目標は実現したい。政府がデフレ脱却、経済成長(のための政策)をやることをどう担保するか知恵を絞る」とも述べ、厳密な増税条件にならない形で数値目標を盛り込むことには柔軟な姿勢も示した。(産経新聞3月25日)』

* * * * *

 しかも、先週までは、期限を切らずに党内でていねいに協議した方がいいと言っていた輿石幹事長も、チョット発言内容が変わって来たような感じがある。

『民主党の輿石東幹事長は24日夜、北京市内で同行記者団と懇談し、消費増税関連法案に関する党の事前審査が難航していることについて、「野田佳彦首相も不退転の決意だから、年度内の方向でまとまってほしいし、多分まとめることができる」と述べ、31日までの了承取り付けに自信を示した。

 輿石氏は同法案の修正に関し「最後の詰めまで来ていると、報告を受けている。必ずお互いに納得と理解をしてもらえる」と強調。増税反対を主張している小沢一郎元代表については「元代表も何でも駄目だと言っているわけじゃない。行政改革など国民から理解してもらえる取り組みが必要だと言っていると思っている」と述べた。(時事通信3月25日)』

『民主党の輿石東幹事長は24日夜、北京市内で同行記者団と懇談し、消費税増税関連法案をめぐる年度内の党内取りまとめについて「野田佳彦首相も不退転の決意なので、その方向でまとまってほしいし、多分まとめることができると思う」と述べた。

 小沢一郎元代表が同法案に反対の意向を示していることについては「現時点の思いを語られたということでいいのではないか」と述べるにとどめた。(産経新聞3月25日)』

<この「現時点での思い・・・」という言葉は、イマイチ理解できなかった。現時点では反対だけど、いずれ賛成するという意味なのか?^^;>

 ちなみに岡田副総理も24日に浜松市内で『「最後はまとまってきたのが民主党の歴史だ。もう数日見てほしい」と述べ、月内の了承取り付けに自信を示した』という。(時事通信3月25日)

 一体、この4人+αの間に何があったのかはわからないのだが・・・。
 ともかく、野田、岡田、前原、輿石氏の間では、今月末までに法案を閣議決定するということで、一定の合意がなされたかのようにも見える。(@@)

* * * * *

 しかも、先週末から、自民党の谷垣総裁が、またまた野田首相に対して、かなり辛らつな表現を用いて、「小沢切り」をするように主張すると共に、野田首相と話し合いをすることを示唆する発言をアチコチで行なっていたのも気になるところだ。

『自民党の谷垣総裁は23日、大阪市で開かれた党の会合で消費税率引き上げ関連法案について、「野田首相が党内融和を優先して小沢一郎元代表に妥協することは、国にとって不幸な道だ。我々は消費(増)税の必要性を1回も否定したことはない。首相が国士なら衆院を解散して、選挙が終わったら自民党と民主党が協力してやっていく選択肢を選ぶべきだ」と述べ、法案成立前に衆院を解散すべきだとの考えを重ねて示した。(読売新聞3月24日)』

『自民党の谷垣禎一総裁は24日午前、読売テレビの番組に出演し、民主党との大連立について「外交政策や社会保障政策は今のところ相当距離がある。よほど問題を限定するにしても簡単ではない」と否定的な考えを改めて示した。ただ、「こと消費税に関しては衆院解散の後(なら)、共同してやろうという態勢ができる」と強調した。
 谷垣氏は、野田佳彦首相との極秘会談を重ねて否定しながらも、「(首相を)基本的には信頼している。時々会って腹を割って話せるような信頼関係をつくっておくことは大事だ」と述べた。(時事通信3月24日)』

『自民党の谷垣禎一総裁は24日、読売テレビの番組で、野田佳彦首相を信頼できるかと問われ「日本の首相だから、基本的には信頼している」と評した。民主党の小沢一郎元代表については「(過去に政権や政党を)をつくっては壊してきた人だ。少し距離を置きながら見ている」と対比した。(

 また25日には、『谷垣氏は岐阜市の講演で「首相の選択肢は二つだ。党内融和を重視し、小沢さんにひれ伏すのか。大きな意味で野党との協力を求め、(衆院を)解散して党内を整理するのか」と述べた。

 講演後の記者会見では「野田首相が非常に強い決意を持っていることは信じようと思っている」と述べたうえで「もう一回、国民との関係を作り直していくところまで進まないと本物ではない」と早期解散・総選挙に踏み切るよう促した。谷垣氏はこれまでも次期衆院選後の連携に前向きな発言を繰り返しており、早期解散によって「小沢切り」の覚悟を示すよう首相に迫る狙いがあるとみられる。(毎日新聞3月26日)』

* * * * *

 谷垣総裁は、党の議員たちの手前もあって、すぐに連立を組むことは否定し、あくまでも解散総選挙を行なうことを前提にして、法案への協力や党として連携して行く方針を示していたものの、mewには、谷垣氏が3月上旬よりもさらに野田首相に歩み寄ろうとしているように思えるところがあった。^^;

 ここで野田陣営が小沢Gと手打ちをすれば、来年夏まで解散総選挙や自民党の政権奪還のチャンスがなくなってしまう可能性が大きくなるし。そうなれば党内で、野田政権を攻め切れなかった谷垣総裁への評価が低下し、「谷垣おろし」の動きが本格化することは避けられない。
 それゆえ、谷垣総裁も崖っぷちに立たされて、必死にならざるを得ないのではないかと見られているのだけど・・・。

 小沢氏が、「3月中に出せば自民党に働き掛けやすいという発想だろう」と言っていたように、もし野田首相が法案の国会提出を強行すれば、自民党側から賛同者を出すという密約を調えようとしている可能性も否定できないだろう。(・・) 

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自民党も、解散&連立構想で党内対立の様相』『ついに小泉路線を転換~郵政民営化、見直しへbut自民の対立激化+小沢も野田路線転換を目指す』などにも書いたのだが・・・。

 自民党内でも、近時になって党内対立が激化しており、党をまとめるのが難しい状況にある。
 以前から書いているように、自民党ももともと一枚岩ではない上、特に小泉政権以降は、安保軍事政策でも、経済社会政策に関しても、考え方にかなり大きな違いがある人たちが混在して、対立している状況が続いているのが実情だ。
 
 自民党は、野党転落後に綱領を変え、保守政党として再建する方針をとっているのだが。同じ保守でも超保守と穏健な保守、新保守には国家観に大きな違いがあって。<戦後体制(憲法、社会、教育、国の仕組みなど)を認めるか否定するかとか。>
 党内では、今、4月に発表する改憲案をまとめている最中なのだが。党内では、超保守&タカ派色が強い原案に異論が出ているという。

 また、特に対立が大きいのが、経済社会政策だ。
 自民党は、もともとは過度な自由主義には走らず、リベラルに近い政策をとる首相も少なくなかったのだが。01年から小泉政権は、米国式の新自由主義を押し進めた結果、大きな対立が生じることになって、05年8月の郵政民営化法案の議決の際には、多数の造反者を出すことになった。
 その後、07年の参院選に惨敗したため、福田政権の頃から、極端な自由主義はとらず格差是正を優先するという方針に転換していたのだが。党内には今でも小泉改革派の議員が少なからずいるため、今でも、何か党として政策を決めようとすると、激しくもめてしまうことになる。^^;

 自民党は、昨年から衆院選の公約作りをするために、党としての具体的な政策方針を決める協議を行なっているのであるが。
 原発政策について、話がまとまらず。結局、10年間、状況を見てから決めるというトンデモ先送りをせざるを得ないことに。
 TPP導入についても結論が出せず、両者の主張を併記する玉虫色の方針をとることになった。

 そして、今、小泉政権の象徴であった郵政民営化の見直しに関して、党内の改革派が大反対をしており、こちらも下手すれば党分裂かとまで言われているような状態なのだ。(-"-)

* * * * *

 自民党の議員が早期の解散総選挙にこだわるのは、党の議席数を増やすためだけでなく、それぞれ自分たちの勢力の議員を増やすためだと言われているのだが。<09年の衆院選で失ってしまった有力な仲間たちを、早く議員として復活させたい&それぞれの勢力を拡大したい。>

 これでは、もし自民党が単独or連立で政権を奪還したとしても、党内の対立が続くのは確実で、一体となって国政運営を行なうことは困難だし。自民党内でも、遅かれ早かれ、党分裂&政界再編は避けられないのではないかと考える人たちが増えているという。(・・)

 どうせ解散総選挙にこぎつけたとしても、自民党内はまとまらないし。谷垣おろしが激化して、首相になれる可能性も乏しいのであれば、谷垣総裁としても、自分が長年、主張して来た消費税増税法案を成立させた上で、考えが合う仲間と政治活動を行なった方がずっといいかも知れない。

 それゆえ、いざとなったら、谷垣総裁&周辺は、野田陣営との間で協議が調った場合、自民党も民主党も分裂することを覚悟しつつ、有志議員で消費税増税法案に賛成する可能性も否定できないかも、と思う部分がある。(・・)

* * * * *

 もう一つ、mewは、何だか3月末までに閣議決定することを絶対的な使命のようにしている野田首相&周辺の言動を見ていて、妙な力の存在を感じてしまうところがあるのだ。

 国民新党の亀井静香代表は、もし野田内閣が強引に消費税法案を閣議決定する場合には、同党の自見金融・郵政担当大臣に署名させないと。また、いざとなれば、連立政権の離脱も辞さない構えを見せているのだが。
 連立離脱には、党内の下地幹事長らが反対している上、国民新党が悲願としている郵政民営化見直しの民自公による新たな法案の国会提出が近いことから、、それを人質にとられているようなところがあり、どこまで反対を貫けるかビミョ~な状況だ。(-_-)

 そして、今朝になって、メディアの中には「3月30日に閣議決定」と報じるところもあり、何だか既定事項にされているような感じさえして。
 mewは、ふと10年5月末に、鳩山政権の時に普天間基地の辺野古移設の日米合意を行なった時のことを思い出したのである。(-"-)

 あの時は米国と外務&防衛省の閣僚&官僚が、首相に何が何でも「5月末までに決断を」と強く迫り(脅し?)追い詰めたことから、鳩山元首相は、ついに最後には日米合意に反対する社民党の福島瑞穂少子化担当大臣を罷免までして、閣議決定を行なったのだけど。
 
 何だか野田首相&周辺にも、ど~しても3月末までに法案の閣議決定を実現させないとマズイと、下手すれば、政治生命も失いかねないと思うほどに、外部からある種の強制力が働くようなものが何かが存在するのではないかと、そんな感じを受けてしまうところがあるのだ。^_^;

<野田首相らは、麻生政権の時に作られた法案の付則を根拠に、今年の3月末までにと言っているのだけど。そういうレベルのものではないような気がする。
 邪推し過ぎって思うかも知れないけど。これまでも、首相が急にイッてしまったor何かにとりつかれたように特定の政策を進めようとする時には、自分の意思だけでなく、背後に大きな力が働いていることが多かったのも事実だしね~。(-"-)>

* * * * * 
 
 野田首相は、今日から核サミットに出席するために訪韓しているのだが。明日27日には帰国する予定だとのこと。
 前原政調会長が言っていたように、27日に党の事前審査で了承をとりつけないと、30日に閣議決定を行なうのは不可能であるため、最後は、野田首相自身が事前審査を行なう合同会議に出て、反対派を説得することも検討しているという。

 でも、今のような修正案や条件では、小沢G+αの反対派が野田首相の説得に簡単に応じるとは思えないだけに、その後、どのような展開になるのか、ハラハラ・ドキドキしているmewなのだった。(@@)

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by mew-run7 | 2012-03-26 13:26 | 民主党、民進党に関して | Trackback

斑目も認める原発再稼動、安全確認のまやかし+ばんえい記念

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 昨日は、帯広競馬場で「ばんえい記念」(JRAで言えば、有馬記念のような大きなGI)が行なわれ、このレースで引退する予定のニシキダイジン(牡11)with鈴木恵介騎手が圧勝。(*^^)v祝
<鈴木恵介騎手は、09年からずっとばんえいリーディングをとり続けているエースながら、ばんえい記念を勝ったのは初めてだったとのことで、インタビューで目をうるませ声が詰まる場面があり、mewもじ~んと来てしまったです。あとは、大井の的場さまがダービーをとるだけ!?(・・)>

 また、同じく引退予定の&mewの応援馬フクイズミ(牝11)が、持ち味の末脚を発揮して2着に。(~~)
 最近、年齢もあってか、フクイズミらしくないレースが続いていたのだが。昨日は、いつもよりずっと重い斤量ながら、一生懸命にチョットずつ山を越えて、ゴールまでトコトコと彼女らしく歩いて行く姿に、感動した人も多かったのではないかと察する。(ノ_-。)
<何故、最後のレースがここ何年かずっと主戦だった尾ヶ瀬ではなく松田だったのは、残念だった感じもあるし。正解だったのかもと思うところもあるし。何か複雑な気持ちに。^^;>

 尚、07~9年にばんえい記念を3連覇したトモエパワー(12牡)も、このレースで引退するとのこと。
 みんな本当におつかれさまでした。m(__)m

<8Rでは、久々に溺愛するコマクインが3着になって、お貢ぎ分を取り戻すことに。(・・) この間、コマクインをばんえいアイドルにしてPRに使うといいのにって書いたのだけど。牡馬は真っ白なアオノレクサスをヤング・アイドルにするといいかもと思ったです。(+_+)>

* * * * *

話は変わって・・・。野田政権が、原発再稼動に動き出した。(`´)

菅叩きをして原発再稼動を目指す推進派にぞっとする』に書いたように、原発利権に群がる&安全性より利益追求の政官財の人たちは、ともかく1日も早く停止中の原発を次々と再稼動させんと必死になっているのだ。(-"-)

 昨年3月にあの福島原発事故が起きて、まだ大変な状況であったにもかかわらず、経産省&電力会社は、6月には何食わぬ顔で、海江田経産大臣に安全宣言を出させて、すぐに九電の玄海原発を再稼動させようとしていたのだ。<しかも、「やらせメール」まで使って。(ーー)>
 
 当時、原発の安全性や電力会社、原発関連の官僚などにすっかり不信感を覚えていた菅前首相は、そこで「チョット待った~」(懐かしのねるとん風)とストップをかけ、再稼動をするに当たって新たに安全性テストを行なうべきだと言い出した。(@@)
 その時も、原発推進&維持派やアンチ菅派から、「思いつきだ」「夏が乗り切れない」「経済がわかっていない無能な首相が、日本を潰す」などとさんざん菅叩きをされたものだったのだが。<おまけに、原発再稼動に失敗した海江田くんは、菅にいじめられているかのごとく、国会で泣くし。(>_<)>
 でも、菅前首相&内閣は、ともかく再稼動のためにクリアすべき新たな安全基準を概要決めて官邸を去ったのだが、今でも「余計なことをしやがって」と思っている人が少なからずいるに違いない。^_^;

 それから半年余り、3月になって福井県にある関西電力の大飯原子力発電所3、4号機が、安全性テストをクリアしたとして、再稼動第1号となるべき準備を進めている。(~_~;)

* * * * *

 野田佳彦氏は、もともと原発再稼動に積極的な姿勢を示しており、昨年9月の首相就任時には、米国紙のインタビューでこのように答えていた。

『野田首相は20日の米ウォール・ストリート・ジャーナル/ダウ・ジョーンズ経済通信とのインタビューで、定期検査で停止中の原発について「電力需給があるので、来年の春以降、夏に向けて再稼働できるものは再稼働していかないと電力不足になった場合には、日本経済の足を引っ張るということになる」と発言。「来夏までに原発を再稼働」する考えを明らかにした。(ニコニコニュース11年9月23日)』

 これを見てもわかるように、この春から次々と原発を再稼動して行くことは、原発推進&維持派の予定通りの&「結論、先にありき」の動きなのである。(-"-)

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 また、野田首相は、今年の2月10日の会見で、原発再稼動に国が積極的に関与して行く考えがあることを表明した。

『関西電力が運転再開を目指している大飯原発3、4号機(福井県おおい町)が再稼動に向けて大詰めを迎えている。経産省原子力安全・保安院は、関西電力が提出したストレステストの1次評価の結果を「妥当」とする審査書をまとめた。原子力安全委員会が認めれば、地元自治体の意向と首相、原発担当相、経産相による政治判断に移る。』

『「地元の皆さまに理解いただけるかどうかなども踏まえて、最終的には政治判断をするというのがプロセスだ」(中略)
 野田首相は「地元理解がどうなのかということは確認をしながら、場合によっては政府が前に出て説明を地域にすることはある」とも述べ、一連のプロセスの中で原発の安全性の確保ができ、再稼動が不可欠と判断した場合には、政府として地元自治体に積極的に働きかけを行っていく考えを明らかにした。(
ニコニコニュース12年2月10日)』

* * * * * 

 そして、ついに3月23日、原子力安全委員会が、大飯原発の安全性を確認したかのような報道がアチコチに出されて、「よっしゃ」とばかりに、野田政権が再稼動に向けて動き出そうとしているのである。

『内閣府原子力安全委員会(班目(まだらめ)春樹委員長)は23日午後に臨時会議を開き、関西電力大飯原子力発電所3、4号機(福井県おおい町)の「ストレステスト(耐性検査)」1次評価について、経済産業省原子力安全・保安院が「妥当」とした審査書を了承した。

 各原発で実施されているストレステストの結果について、安全委が判断を示すのは初めて。これで大飯原発3、4号機の再稼働に向けた技術的な評価は終了した。今後は野田首相と関係3閣僚の政治判断にゆだねられ、近く開く閣僚会議で安全性を確認した上で、福井県に出向いて説明する方針だ。(読売新聞3月23日)』

『民主党の前原政調会長は25日のNHK番組で、関西電力大飯原子力発電所3、4号機(福井県おおい町)について、「原子力安全・保安院がストレステスト(耐性検査)で安全には一定の評価を示した。

 再稼働を(地元に)お願いする最低限の条件は整った」と述べ、政府は再稼働の準備を進めるべきだとの考えを示した。

 同原発の再稼働問題では、自民党の茂木政調会長が同じ番組で「地元の理解を得られるかが大前提だ」としながらも、「現実的に必要最小限の電力として原発は必要だ」と語った。(読売新聞3月25日)

* * * * * ☆

 ところが、東京新聞は3月24日朝刊の1面で、『大飯原発再稼働 すべて条件付き「イエス」』という記事を掲載。(全文は*1に)

 原子力安全委員会の班目委員長が、23日の記者会見で、原発の安全評価はまだ簡易的な1次テストしか行なわれておらず、その1次テストも「YES,・・・BUT」で、まだ疑問が残る部分が多数あることを示していたと報じていたのである。

 おまけに、班目氏は「原子力安全委員会が安全性にお墨付きを与えたのか」との質問に、「安全性の確認は保安院の責任。そちらに聞いて」と答えていたというのである。(゚Д゚) 

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『「要するに、すべて『yes(イエス) but(バット=しかし)』なんです」

 班目(まだらめ)春樹委員長は同日の記者会見で、安全委の報告書についてこうコメントした。つまり、以前に比べて安全性が増した部分はあるが、簡易版の一次評価だけでは分からない部分がいろいろある-ということだ。

 ただ、報告書で「イエス」の部分を探しても、多くは見つからない。全交流電源喪失など危機的な状況も想定した評価手法が取り入れられたことや、非常用電源車の高台への配備など東京電力福島第一原発事故を受け導入された緊急安全対策に一定の効果があると確認されたことなどを挙げたくらいだ。

 これに対し、「バット」の部分の方が圧倒的に多い。今後の安全対策への注文は二十七項目にも及び、報告書の半分以上を割いた。

 最大の注文は「一次評価は簡略な方法にすぎない。被害拡大を防ぐ対策までを検証する二次評価を速やかに実施すべきだ」と求めたこと。これは、かねて班目氏が主張する「一次評価だけでは総合的な安全性評価はできない」をそのまま書いたものだ。』

『大飯原発3、4号機は、一次評価の技術的な安全確認が終わった初めてのケース。

 安全委として再稼働にお墨付きを与えたのか-。この点に記者の質問が集中したが、班目氏は「安全性の確認は保安院の責任。そちらに聞いて」と、責任回避とも受け取られる答えを繰り返した。』

* * * * * 

 仮に国の関与があったとしても、実際に再稼動を行なう際には、地元の許可が必要なのであるが。
 25日には、大飯原発を運営する関西電力が、原発再稼働の判断にも関わっている福井県の「県原子力安全専門委員会」に寄付をしていたという事実を毎日新聞が報じていた。(全文*2) 

『福井県の原発に関して技術的な助言をする「県原子力安全専門委員会」の委員12人中4人が、関西電力と関わりの深い業界団体「関西原子力懇談会」(関原懇)から06~10年度に研究助成金として計790万円の寄付を受けていたことが分かった。同委員会は、県が関西電力の原発再稼働を判断する際、助言する立場にある。(毎日新聞3月25日)』

『同県は全国最多の原発14基を抱え、現在は全て停止している。このうち関西電力大飯原発3、4号機は、原子力安全委員会が23日、再稼働の前提となる安全評価(ストレステスト)の1次評価を了承した。政府が近く地元説明に入る見込みで、県の判断が焦点になる。

 NPO法人「原子力資料情報室」の伴英幸共同代表は「原子力推進の側から寄付を受けていれば、いくら委員が否定しようと『推進に都合の良い意見を言っている』と思われても仕方がない。寄付を受けた人は委員から外すような仕組みを作るべきではないか」と指摘している。(同上)』

* * * * *

 そうなのだ。実に情けない&哀しいことに、わが日本は、これだけ大きな原発事故が起きたにもかかわらず、何の反省もないままに、原発推進の政官財+原子力ムラの人たちの思惑に沿う形で、どんどんと原発の再稼動を行なおうとしているのである。(-"-)

 26日0時には、東京電力の柏崎刈原発6号機(新潟県)が定期検査の停止され、これで東電の17基の原発は全て停止。全国で54基ある原発で、稼動しているものは、北海道電力泊原発3号機(北海道)だけとなる。
 こうなると、ますます原発推進派の圧力や動きが強まることになるだろう。

<東電は、福島原発事故の被害者に賠償金を支払うためにも、原発再稼動による経営建て直しが必要だとか言っているとかし。メディアも含めて、また原発再稼動をしないと、賠償金が払えないとか電気料金の値上げが何たらと、庶民にもプレッシャー(脅し?)をかけて来そうな感じが。(-_-;)>

 そして、ここで一般国民が、きちんと事実を把握した上で、自分たちの安全を守るために、しっかりと自分たちの意思を示して行くようにしないと、結局、また元の木阿弥に戻ってしまうおそれが大きいのではないかと憂慮しているmewなのであった。(@@)

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by mew-run7 | 2012-03-26 03:14 | 政治・社会一般 | Trackback

どうなる、石原新党~平沼が超保守議連作るも、石原は息子を思い、迷い中?

 これは、今日25日の2本めの記事です。

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 この記事では、石原or平沼新党の話を・・・。

 これは、先月アップした『小沢の読みはいかに?~石原新党はならず?&維新の会は大政党に頼る?』という記事のつづきになるのだが。

 先月、小沢一郎氏が石原慎太郎都知事を党首とする新党構想について「うまくいかないと思うな」と発言したとのこと。

 そして、mewも石原慎太郎氏は都知事をすぐに辞めてまで、新党の結成&国政進出することに迷いがあるのではないかと。もしかしたら、当初は平沼新党としてスタートすることになる可能性もあるという見解も書いた。
<石原氏が都知事のまま党首になるという可能性もあるかな。^^;>

* * * * *

 その後、「た」党の平沼赳夫氏が、石原都知事が都議会の予算審議などで忙しいことから、3月末までの新党結成は断念することを正式に発表。
 後述するように、果たして石原慎太郎氏が本当に都知事を辞めて、石原新党の党首として国政に進出するのか、ビミョ~な状況が続いているのだが。

 そんな中、昨日、平沼氏が新党結成の準備を兼ねて、超党派の議連を作ったという報道記事が出ていて、mewの目を引いた。

『たちあがれ日本の平沼赳夫代表が超党派の「国家経営志士議員連盟」を発足させることが23日、分かった。海江田万里元経済産業相ら民主、自民、みんなの党などの首都圏選出議員らが設立呼びかけ人に名を連ね、29日に国会内で設立総会を開く。平沼氏が東京都の石原慎太郎知事とともに進める新党構想への布石とみられ、消費税増税にからむ野田佳彦政権の迷走を受け、与野党を巻き込んで動きが加速する公算が大きい。

 設立趣意書では、「戦後日本社会で伝統文化は軽んじられ、領土問題、拉致問題等の国家的課題を解決する気概が失われつつある。このままでは日本人の美徳は失われ、戦後追求してきた経済発展も水泡に帰す」と国難を強調。「国家をより強く機能的に経営する」を理念に掲げ、憲法、歴史、教育問題への果敢な取り組みに加え、統治機構改革や財政・経済再建を訴えている。

 設立呼びかけ人は代表発起人の平沼氏を含め計17人で、民主党から海江田氏、長島昭久首相補佐官ら6人、自民党から下村博文元官房副長官、馳浩国対副委員長ら4人が名を連ねる。たちあがれ日本やみんなの党、国民新党の衆参議員も参画する。

 議連代表は平沼氏が務め、事務局は民主党の鷲尾英一郎衆院議員が務める見通し。28日にも都内で役員会を開き、当面の運営方針を固める方針。29日の設立総会では、役員の選任や規約の採択を行った上で、岡崎久彦元駐タイ大使が記念講演を行う予定だ。

 すでに活動方針案もまとめており、憲法、歴史、教育問題で見解をまとめるほか、選挙制度見直しや通年国会実現、公務員制度改革などの統治機構改革、国家会計への複式簿記導入による財政再建、経済成長戦略などもテーマに掲げる。

 国家経営志士議連設立呼びかけ人(敬称略)

【民主党】海江田万里、長島昭久、笠浩史、北神圭朗、鷲尾英一郎、金子洋一【自民党】下村博文、馳浩、加藤勝信、長島忠美【みんなの党】柿沢未途、桜内文城【国民新党】森田高【たちあがれ日本】平沼赳夫、園田博之、藤井孝男【無所属】城内実 (産経新聞3月24日)』

* * * * *

  呼びかけ人を見ると、ほとんどが平沼氏の率いる日本会議系の国会議員や、彼らと活動する仲間たちであることがわかる。(・・)

 平沼氏は、もともと各党にいる超保守派の議員を結集した政党を作ることや、他党の長保守派と連携して国政運営に携わることを目標にしてただけに、これは、その布石なのではないかと思うのだけど。
<それで、自民党の石原幹事長が「他人の懐に手を突っ込んで」とけん制したりもしていたのよね。^^;>

 でも、呼びかけ人の中に、民主党の海江田万里氏がはいっていたるのには、チョット驚いたところがあった。海江田氏が超保守派的な発言や活動をしたのを見たことがないからだ。(~_~;)
<衆院選のことを考えてのことなのか?それとも、鳩山G(&小沢G)からの使者なのか?(・・)>

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 この議連について、産経新聞はこのように解説していた。

『「新党のための新しい仕掛けだよ」。たちあがれ日本の平沼赳夫代表が国家経営志士議連を設立した真の目的についてある設立呼びかけ人はこう打ち明けた。

 議連には、東京都の石原慎太郎知事の影がちらつく。活動方針に、かねて石原氏が主張する国家会計への複式簿記導入や憲法改正などが盛り込まれたことがその証左だ。議連が今後まとめる憲法や教育、統治機構改革などへの見解や方針は新党の政権構想やマニフェスト(政権公約)に盛り込まれる公算が大きい。

 狙いはそれだけではない。設立趣意書では「一般債務は1千兆円を突破し生活保護受給者が200万人を超えるに至った」などと財政再建の必要性を強く打ち出した。石原氏は、消費税増税は不可避と考えており、23日の記者会見でも「消費税は経済への悪影響が一番少ない。議論されてしかるべきだ」と断じた。民主、自民両党などの中堅・若手が議連に集結し、消費税増税の早期決着を打ち出せば、優柔不断な民主、自民両党執行部も無視できないと踏んだのではないか。

 そしてもう一つ。議連の動きは、新党構想の発案者である国民新党の亀井静香代表を牽(けん)制(せい)する意味合いもある。新党構想を主導するたちあがれ日本の園田博之幹事長らは消費税増税に反対する亀井氏らの新党参画を強く警戒する。連携を模索する大阪維新の会も亀井氏の「守旧派色」へのアレルギーが強いからだ。議連が消費税増税に賛同すれば、亀井氏の動きを封じ込めると考えたわけだ。

 平沼氏は23日夜、亀井、園田両氏らと都内で会談したが、消費税増税への対応はなお平行線をたどったとみられる。ただ、亀井、石原両氏の絆は固い。園田氏らが露骨な「亀井外し」に動けば、石原氏の新党への意欲をそぎかねない。

 消費税増税法案が国会に提出されれば、衆院採決が最大の焦点となることは間違いない。民主党の小沢一郎元代表らが造反に動く中、民主、自民両党が大連立を視野に法案成立で手を結ぶのか。それとも自民党は倒閣を優先させ、法案否決に動くのか。いずれにせよ、議連の動きが法案の成否を握ることは間違いなく、流れ次第では政界再編の先(せん)鞭(べん)をつけることになる。(佐々木美恵)

(産経新聞3月24日)』

* * * * * 

 平沼氏も「た」党がうまく行かず、これがラスト・チャンスになるだけに、新党結成に対する意欲はかなり強いものがあるだろうし。何とか自分が主導権を握る形で、この新党の結成を成功させたいという意気込みで、着々と準備を進めているのだけど。

 上の記事にもあるように、相変わらず、亀井静香氏とは折り合いがよくない&考えが合わないようで、お互いにけん制し合っているような状態が続いている。
 平沼氏にとっても亀井氏にとっても、石原氏の存在は大きいものがあって。<何だかmewには、石原氏をとりっこしているように見えることもあったりして。(~_~;)>

 3月11日に、石原氏と亀井氏が会談を行なって、2人の同志関係を確認したようなのだが。平沼氏は、「亀井さんの動きは関係ない」と不快感をあらわしたなんて記事も出ていた。(@@)

『東京都の石原慎太郎知事と国民新党の亀井静香代表は11日夕、都内のホテルで会談した。新党構想で意見交換したとみられる。

 亀井氏は会談後、記者団に対し「(石原氏は)『行動しなければ意味がない』とさかんに言っていた。彼とは同志だ。民主党みたいに口先だけで何もやらないのとは違う」と強調した。(産経新聞3月11日)』

『石原慎太郎東京都知事を党首とする新党構想をめぐり、国民新党の亀井静香代表とたちあがれ日本の平沼赳夫代表の溝が14日、改めて浮かび上がった。

 亀井氏は同日の国民新党議員総会で、野田佳彦首相に消費増税反対を伝えた13日の与党党首会談の際に「1カ月もして桜が咲くころには永田町の景色はがらっと一変する」と4月の新党結成をにおわせたことを明かした。亀井氏は首相に「久しぶりにゆっくり話をしたが、これが最後になるかもしれない」と連立離脱の可能性も示唆したという。

 これに対し、平沼氏は14日の記者会見で「我々が考えている新党構想の中で、亀井さんの動きは当面、関係がない」と不快感を隠さなかった。平沼氏や石原知事は消費増税に前向きで、新党構想と消費増税反対の主張を絡める動きもみせる亀井氏との駆け引きが激しくなっているようだ。(毎日新聞3月14日)』

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 ただ、2人がもっと心配しているのは、果たして石原氏が本当に都知事をやめて、国政進出するのかということなのではないだろうか?(・・)

 今月中旬、父親の新党結成&国政進出に反対している<「父親は利用されている」とまで発言した>自民党の石原伸晃幹事長が、TVでこんな発言をしたというニュースも出ていた。

『自民党の石原幹事長は16日のBS朝日の番組収録で、父の石原慎太郎東京都知事が、国民新党の亀井代表やたちあがれ日本の平沼代表らによる新党参加に意欲を示していることについて、「都知事だから輝いている。ちまたにおりてきてうろうろしない方がいい。衆院選に出るのは反対だ」と改めて強調した。

 石原氏は理由について、「10歳若かったら何をやってもいいが、(衆院議員や新党党首になると)自分の選挙だけでなくて全国を歩く。1年後に過労で死んでしまう」と述べ、79歳になる父親の健康問題への不安を挙げた。(読売新聞3月16日)』

<客観的かつ現実的な観点から、いい分析をしているのではないかと思ったです。>

* * * * *

 その後、何故か石原都知事が自民党を訪問して、息子である石原伸晃幹事長らと会談を行なったという報道もあった。

『東京都の石原慎太郎知事は22日午後、自民党本部を訪れ、長男の石原伸晃幹事長と会談した。石原知事は1968年に自民党公認で参院議員に初当選した後、幹事長室に当時の田中角栄幹事長を訪ねたエピソードを交えながら、息子の現在の「職場」を見回して「今はおまえがいるんだな」と感慨深げに語ったという。

 2人は普段から携帯電話で頻繁に連絡を取り合っており、この日の会談は石原知事から申し入れた。両氏とも詳しい会談内容は明らかにしていない。(産経新聞3月22日)』

 石原都知事は、自民党&その政権に失望して議員を辞職したこともあり、「自民党は嫌いだ」と公言してはばからないのだが。
 都知事選や都議会では自公とタッグを組んでおり、自民党都連の実質的TOPである伸晃氏とも関わりは深いし。
 長男・伸晃氏は、次の総裁選への出馬して、次期総裁&首相の座を目指している身。また、三男の宏高氏は、05年に衆院議員に当選したものの、09年には落選。次の総選挙でも自民党公認で出馬して、復活当選を目指しているだけに、自民党と正面から対立するのは避けたいところだろう。^^;

* * * * *

 以前も書いたように、息子の伸晃氏は、以前から慎太郎氏が国政進出するのには反対しており、昨年の都知事選も慎太郎氏が後継候補を用意していたのに、それを覆してまで、慎太郎氏に4回目の出馬を要請。
 自民党都連のTOPとしては、ここで慎太郎氏に辞めてもらっては困るし。自民党の幹事長としても、石原新党が自民党と総選挙で戦うことになるのは困る。
<保守系の支持層ががバッティングしちゃうしね~。(~_~;)>

 それゆえ、もし慎太郎氏が新党に参加するor党首になるとしても、都知事に在任したまま活動してくれた方がいいだろうし。<橋下徹氏も、大阪市長の職をついたまま、維新の会の会長として活動し、国政進出をするわけだしね。>
 できるなら、石原幹事長が主導する形で、うまく石原新党と連携して、選挙活動や政治活動を行いたいと考えているのではないかと思われる。(・・)

<石原幹事長は、先月、「同じ保守政治家の右派と3人は言われているが、亀井氏は死刑反対、平沼氏は天皇家中心の古い形の保守主義だ。知事は自由主義的な保守主義者と、全然違う。それが一つの政党になって何をやるのか」と指摘し、平沼氏や亀井氏を評価していないのよね。>

 そして、もしかしたら、石原慎太郎氏も息子たちの立場を思って、伸晃氏の意も汲む形で行動することを考える可能性がなきにしあらずなのだが・・・。

 でも、平沼氏は、新党結成後、自民党の安倍元首相が率いる超保守派と連携することを考えている様子。<さらには、日本会議系の超保守派だと判明した大阪維新の会の幹事長&大阪府知事の松井一郎氏とも連携することを考えているかも。>
 さらには、安倍氏を首相に復活させるか、うまく行けば、石原慎太郎氏や平沼氏を首相にして、超保守政権を作るのが理想の形なのではないかと察する。(・・)

 ・・・となると、もともと石原都知事と平沼氏の間では亀井氏の処遇に関して、温度差があった上に、今後の連携相手に関しても、両者の間に溝が生じるおそれもある。(~_~;)

 石原都知事と平沼氏は、東京都の予算が成立した後、4月以降に本格的に新党結成の協議を行なうことにしているようなのだが。
 石原都知事は近時、当分、解散はないのではないかと語る機会も増えており、しばらくは様子見をしながら考えたいような感じもあるし。もしうまく話がまとまらないようであれば、とりあえず、石原氏が都知事に在任したまま平沼氏主導で新党を作るか、先に平沼新党を結成することも考えるかも知れない。^^;

 さらに、自民党では、谷垣総裁&周辺は小沢抜きの民主党との連立を望んでいるものの、石原幹事長は民主党&他党の保守結集(長老派を除く?)、安倍元首相は平沼氏+αとの超保守結集を目指していることから、今後、自民党の主導権を誰がとるかということによって、石原新党の行方も変わって来るのかも知れないな~と思っているmewなのだった。(@@)

p.s. ちなみに、mewは石原氏が都知事を辞任し新党を作るも、支持が得られず。橋下維新の会とも連携がうまく行かず。安倍くんも自民党の実権をとれず。結局、今の「た」党に毛がはえたような少数政党に終わり、アレコレ主張を試みるも、注目もされず。野党の片隅のまま終わってくれるか。安倍くんらも合流するも、浮上できないまま終わる・・・というのが、一番いいかな?^_^;

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by mew-run7 | 2012-03-25 17:51 | 政治・社会一般 | Trackback

中井脅迫犯、ウヨク捕りがウヨクに+拉致&日本人妻問題の北朝鮮との交渉+ネコパンチ

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最新の記事(10個)のコーナーはヨコの欄に。
*印のついた報道記事は、文末のMore部分にあるです。


いや~、昨日は2歳の時から応援しているネコパンチ(6牡)が大逃げを打って、日経賞(GⅡ)に勝ってしまい、ビックリ!(・o・) 
 さすがエダテルさまでございますにゃあ~。(*^^)v祝

 中山はそこそこ得意なものの、重馬場はイマイチだから、まさか勝てるとは思わず、応援複勝しか勝ってなくて失敗した~~~。(>_<)
<単勝万馬券だったのに。せめて三連複かWを買っておけばね~。>

 500万、1000万下って2年以上何十戦もかけて地道に走って、勝ち上がって来て、OP入り&勝利したのも驚きで。重賞に出るしかないので、これからしんどくなるな~って思っていたのに。まさか重賞に勝っちゃうなんて。
 名前は目だっているけど。(ミッキー・ロークを彷彿させる?)やっぱ、mewの座右の銘でもある「継続は力なり」「地道にコツコツ」は大切なのだと再認識させられた昨日のmewなのだった。(・・)

 日経賞と言えば、古くは9歳のテンジンショウグンが勝利したり、MY応援馬イングランディーレwithややごヒイキ騎手だったコバジュンが勝って歓喜した思い出の多いレースなのだけど。
 そのコバジュン(小林淳一騎手)が騎手を引退して、何と競馬学校の教官になるとのこと。おつかれさまでした。m(__)m

 JRAでは、笠松から移籍したアンミツこと安藤光彰騎手も、53歳まで頑張って、この春に引退。ラスト・レースは笠松で騎乗したと知って、何だかじ~んと来るものが。(娘さんが、JRAの太宰騎手と結婚したので、これからは太宰ファン(?)として応援する側に回るらしい。>
 また岩手競馬では、4000勝を達成&地元のトーホウエンペラーとフェブラリーSを制して初のJRAのGIジョッキーになった菅原勲騎手が引退して、調教師になるとのこと。<こちらは息子さんが岩手競馬の騎手に。>
 思い出深い騎手がどんどん引退して寂しい限りなのだけど。本当におつかれさまでした。m(__)m

~ * ~ * ~ * ~ * ~ *~

 話は変わって・・・。中井洽氏を脅迫した犯人に関して、ちょっとビックラしたニュースを。

 先日『小沢&中井への脅迫&言葉のアブナさ・・・』という記事で、民主党の中井洽氏の事務所に、切断した人間の指や脅迫状が送られて来たという事件について書いたのだけど。
 昨日24日、その犯人として右翼団体の会長が逮捕された。(・・)
 
『中井洽(ひろし)・衆院予算委員長の事務所に切断された手の指などが届いた事件で、警視庁は24日、元広島県警警部補で右翼団体「洗心会」会長の国信隆容疑者(40)=広島県三原市須波ハイツ3丁目=を脅迫容疑で逮捕し、発表した。容疑を認めているという。

 公安部によると、国信容疑者は10日ごろ、ホルマリン漬けにした自分の小指入りの瓶や包丁(刃渡り12センチ)、「天誅(てんちゅう)が降るものと覚悟せよ」などと書いて血染めの手形を押した脅迫状を箱に入れ、東京都千代田区の衆院第1議員会館にある中井氏の事務所に宅配便で送りつけた疑いがある。

 脅迫状は、中井氏が民主党の「皇室の伝統・文化を守る議員連盟」の会長に就いたのは「一昨年の不敬発言」を帳消しにするためだと批判。公安部は、中井氏が一昨年11月に参院本会議場であった式典で、秋篠宮ご夫妻が着席しなかったことについてヤジを飛ばしたとされる問題を指すとみている。(朝日新聞3月24日)』

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 それだけなら、特に驚くことはないのだけど。何とその右翼団体の会長は、元広島県警の公安部にいて、右翼団体の取り締まりをしていた人だったとか。(゚Д゚)

 取り調べ相手への理論武装のため、数多の右翼思想の書籍を読み込んでいたら、活動家を取り締まることへの疑念が頭をもたげるようになって。ついには、自分で右翼活動家になってしまったらしい。(@@)

 つまりミイラとりがミイラに、というか、ウヨクとりがウヨクになってしまったのだ。(゚Д゚)

『陽光うららかな昼下がり。この日届いた宅配便を開封しようとした中井洽衆院予算委員長の議員秘書は、その中身に絶句した。

 瓶詰めされた人間の小指、刃渡り8センチほどの包丁、小指を切断する一部始終が収められたDVD。そして「斬奸状」と題された手紙。

 文末には血判が押されている。送り主は、広島県内の右翼団体のK会長である。

 手紙には、一昨年11月29日の「議会開設120年記念式典」で秋篠宮ご夫妻が起立していた際、中井議員が「お座りにならないと座れないじゃないか」と発言したとされることなどに触れ、〈皇室を政争の具とし奉った〉〈天誅が降るものと覚悟せよ〉と綴られていた。

 慌てふためいた秘書により、警視庁麹町署に届けられた小指4 件の“持ち主”であるK会長に話をきいた。

「指は私のものに間違いない。中井代議士には、一昨年の皇族への不敬発言から抗議していた。それなのに昨年末、民主党の皇室の伝統・文化を守る議員連盟を作り、自らが会長となった。皇室を政争の具にしているとしか思えない」

 だが一体なぜ小指まで送る必要があったのだろうか。

 K会長は笑いながらいう。

「いえいえ、これは今回切ったものではない。昨年1月に断指したものです。小沢一郎の『政治とカネ』問題に続き、中井発言などで国内政治を混乱させた民主党宛てに、私は小指を切って“血の抗議文”を認めた。だから今回の血判にあたっては、右手の動脈を新たに切り血判をおしました」

 K氏は公安警察にマークされる人物だった。今回に限らず、過激な政治運動を繰り返してきた。だが、その経歴で驚くのは、K氏自身が6年前まで広島県警にいたことだ。

「公安担当の刑事をしていました。退職の時は警部補です。右翼団体の取り締まりに当たっていました」

 取り調べ相手への理論武装のため、数多の右翼思想の書籍を読み込んだ。気付くと活動家を取り締まることへの疑念が頭をもたげるようになったという。

「昔は活動家をマークするのが仕事でしたが、今では私担当の刑事さんまでいます。右翼活動家として今回の事件は逮捕覚悟です」

※週刊ポスト2012年3月30日号』

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 ちなみに中井氏は、社会党出身の議員で、保守派からはサヨク扱いされていて、鳩山・菅内閣で国家公安委員長を務めていた時も、自民党からさんざん攻撃を受けていたのだけど。

 北朝鮮とのパイプがあるようで、拉致問題や日本人妻の問題の解決を目指して、以前から北朝鮮の高官と接触していることが報じられている。
<拉致被害者だけでなく、かつて北朝鮮に渡って苦労している日本人妻がたくさんいるので、彼らを救済して、帰国をさせようと活動している人たちがいる。>

 mewは、このブログでもずっと書いているように、拉致問題の解決には、北朝鮮との間で様々なルート、パイプを使って、交渉をして行く必要があると思っているのだけど。
<小泉くん&周辺だって、色々なパイプを使って、拉致被害者5人やその家族を帰国させたんだよね。>

 でも、自民党を中心とする超保守勢力や右翼などは、「北朝鮮が悪いんだから、六カ国協議など正規ルート以外で、こちらから交渉の場を持ったり、歩み寄ったりしてはいけない」「ともかく制裁を強めて、相手に自ら謝罪&拉致被害者の返還をさせるべきだ」と主張して<中には、早く北朝鮮を攻撃して潰せばいいんだ、なんて人もいたりして>、他のルートで北朝鮮側と交渉をすることを容認しようとしないのだ。^^;

 それも一つの考え方ではあるかも知れないけど。でも、今、日本と北朝鮮の間では、外務省経由の正規ルートは機能していない状態だし。
 超保守の安倍政権以来、彼らがそのような考えにこだわるあまりに、拉致問題や日本人妻の問題は全く進展していないのが実情だ。(-"-)

<超保守や右翼の言動を見ていると、彼らの中には、国のメンツのためなら、拉致被害者などが帰国できず、犠牲になってもやむを得ないと考えている人もいるように感じてしまうことさえあるのよね。(ーー゛)> 

* * * * *

 実は、中井氏は、今月モンゴルで北朝鮮側と接触する予定があったのだけど。
 同氏は衆院予算委員会の委員長を務めているので、海外に行くには委員会の許可を得なければならず。自民党の超保守派が大反対したことから、モンゴルへの渡航ができずに終わってしまったという。

『民主党の中井洽(ひろし)衆院予算委員長(元拉致問題担当相)がモンゴルで北朝鮮高官との接触を検討している問題で、自民党は15日の衆院議院運営委員会理事会で中井氏の渡航を認めない考えを示した。公明党も「中井氏は過去、(出生地の)中国に墓参りで行くといいながら、北朝鮮の要人と密会した」と批判した。(産経新聞3月15日)』

 結局、中井氏はモンゴルに行けなかったので、代理人が北朝鮮の高官に会ったようなのだけど。
 どうやら、自民党に情報がもれたのは、事前に日本政府の官僚が中井氏の計画を自民党側やメディアに話してしまった(チクった?)からだったようで・・・。

『民主党の中井洽衆院予算委員長(元拉致問題相)は20日、三重県名張市であいさつし、北朝鮮の宋日昊日朝交渉担当大使とモンゴルで会談を検討したことに関し、「『しゃべるなよ』と言っているのに、明くる日にしゃべるやつがいる。(政府の)役人を信用して、バーッとしゃべっちゃうから、やられる」と述べ、政府側の対応に不満を示した』という。(読売新聞3月21日)』

* * * * *

 近時は、拉致被害者も日本人妻も、日本にいるその家族もどんどん高齢化して、亡くなっている人も出ているし。北朝鮮の状況を考えると、食料や医療など十分に得られない生活をしている人も少なくないかも知れず、家族の中には、どんなルートでもいいから一刻も早く、彼らを救済、帰国したいという人もいるわけで。
 超保守派や右翼は国のメンツばかりにこだわらず、その点をもっと考慮して、現実的に&問題の解決を考える必要があるのではないかと強く思っているmeなのだった。(@@)

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by mew-run7 | 2012-03-25 13:00 | 政治・社会一般 | Trackback(2)