「平和で平穏で楽しい生活が一番!」 今はアンチ超保守&安倍政権の立場から、mew基準の(時に偏向した?)視点で、政治や競馬、スポーツなどについて書いています。写真は溺愛馬トロットスター


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<   2013年 01月 ( 44 )   > この月の画像一覧

攻めた海江田の代表質問&維新・平沼は安倍に共感も、橋下と溝+アンカツ引退

頑張ろう、東日本&ニッポン!今年は、さらなる前進を。o(^-^)o 

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  実は昨日、元笠松競馬&現JRAの騎手のアンカツこと安藤勝巳が2月で引退することがわかって、胸にスポーンと穴が開けられたような衝撃を受けてしまっているmew。_(。。)_
 
 いや~、アンカツももう52歳だし。ここ何年かはかなり騎乗数を減らしていて、昨年後半からはほとんど乗っていなかったので、そろそろかな~とは思っていたのだけど。<腰痛や体重調整も大変だったとか。>
 何分にも地方競馬も好きなmewにとっては、笠松競馬に所属したまま、毎週のようにJRAで勝ちまくっていた頃から、ずっとヒ-ローみたいな存在だったし。
<今、地方騎手がJRAに移籍できるようになったのも、全てはアンカツの挑戦&功績のお陰だしね。(・・)レジェンドハンターとか懐かしいな~。>
 
 あの絶妙なまくりや追い出しのタイミングとか、馬が止まりたくても止まれない下半身追い(馬の胴体を肢ではさんで、ぐいぐい押して行く)は、アンカツならではだったと思うし。クールで淡々とした仕事師、勝負師みたいな感じもカッコよかったし。
 
 アンカツは、おそらく全盛期のユタカ(武豊)を最も脅かした騎手のひとりではないかと思うのだけど。<特にGIになると、集中力&気合が違うからね~。>
 そのユタカは、次のようなコメントを出していた。

「本人からは何も聞いてないけど…。僕自身も安藤勝さんのファンでしたし、一緒に乗れなくなるのは寂しいですね。最近は体重のこととか厳しそうでしたから…。物事に動じない人で存在、生き方がすごい。安藤勝さんを見たら自分がいかに小さい人間かと思うくらいです。プライベートでは一緒によく飲みますし、お酒の席では楽しい人です」(東スポ1月30日)

 何かアンカツについて語り始めたら、mewも止めたくても止まらないような感じがあるのだけど。
 通算36年間、笠松でもJRAでも、本当に本当におつかれさまでした。
 たくさんのワクワク&「してやったり」&「してられた~」の思い出を有難うございます!m(__)m

~* ~ * ~ * ~ * ~ *~

昨日30日から衆院で、各党の代表質問が始まり、民主党の海江田代表、自民党の高村副総裁、維新の会の平沼国会議員団代表が壇上に立った。

 昨日は海江田氏が民主党代表として初仕事だったことや、維新の平沼代表がどんなことを主張するのか興味深かったので、帰宅後に衆院TVで、この2人の質問を中心に映像をチェックしてみた。(・・)

<平沼氏は安倍氏が若い頃からお世話になっている大先輩&アニキ分であるだけに、平沼氏が登壇の際に安倍首相に一礼をしたのに対して、安倍氏の方が深々とおじぎを返していたり、平沼氏の質問を受けた答弁の冒頭で「格調高く、示唆に富むお話を頂いて」とかヨイショしていたのが、印象的だったです。^^;>

 先に全体の感想を述べるなら、mewは、『安倍の所信表明の気味悪さ~参院選勝ちたさに招きネコをかぶる?』に書いたように、安倍首相は29日に行なった所信表明において、経済政策以外の国政の重要政策についてはほとんど全く触れないという戦術をとったことが不満だったのだが。
 昨日の代表質問で、3人の代表が、首相が所信表明で避けていた憲法、TPP、原発政策などの諸課題に関してきちんと質問して、首相の答弁を引き出したことは意義があったのではないかと思う。

『安倍晋三首相は30日の衆院本会議で始まった各党代表質問で、憲法改正について「まずは多くの党派が主張している(憲法改正の発議要件を定めた)96条の改正に取り組む」と述べ、改憲発議要件の緩和から着手する考えを示した。首相は28日の所信表明では憲法改正に触れておらず、国会で言及したのは就任後初めて。現職の首相が国会答弁で憲法改正を明言するのは異例だ。』

 また、安倍首相はTPPに関しては曖昧な答弁を行なったものの、「原発ゼロ」方針はゼロベースで見直すことを明言した。(-"-)

 環太平洋パートナーシップ協定(TPP)の交渉参加は「参加した場合の影響を精査、分析して国益にかなう最善の道を求める」と述べるにとどめた。民主党政権の「30年代に原発ゼロ」方針については「具体的な根拠が伴わない。ゼロベースで見直す」と明言した。(毎日新聞1月30日)』

* * * * *

 また民主党の海江田代表が、野党第一党として、政府与党のチェック機能を果たすために、安倍自民党への対決姿勢をしっかりと示していたのもよかったと思ったし。

 そして維新の会の平沼国会議員団代表(以下、国会代表)は、mewの期待通りに超保守的な主張を並べ立ててくれていたのだけど。
 安倍氏の超保守仲間である維新の会の平沼代表は、「私どもは首相の姿勢に共感をおぼえる」と述べて、堂々と安倍首相の超保守系の政策に協力する姿勢を示している感じが出ていて(逆に民主党政権には批判的だったりして)。
 公の場において維新の会(特に石原太陽族)の立ち位置が明確になったのも、よかったのではないかな~と思ったりもした。(・・) 

 とはいえ、後述するように、平沼氏が昨日行なった主張は、橋下氏らの考えとは異なる部分が多かった上、橋下氏らが質問を求めた原発政策に関する部分が時間切れでカットされたこともあり、このことがいわゆる維新東西冷戦の新たな火種になるのではないかと思うところもあった。(~_~;)

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 さて、トップバッターで登場した民主党の海江田代表は、何分にも初の大役であっただけに、他の代表のように余裕はなく、必死に原稿を読みながら訴えているという感じは否めなかったのだが。

 でも、その分、「これから自民党に立ち向かって行くぞ」と張り切っている感じや一生懸命さがにじみ出ていたように思うし。はっきりとした口調で、自分たちが主張、批判すべきこと、追及すべきことをしっかりとアピールしており、初仕事としては上出来だったのではないかと思った。

<ちなみに安倍首相の方も、久々の国会答弁に緊張していた感じが。また読み間違えを恐れてか、こちらも国会開会前に一生懸命にクチを動かしながら原稿を読む練習をしていた姿が、カメラに映し出されていたです。^^;>

 海江田氏は、特に安倍内閣の経済&金融政策に関して、mewが言いたいことをかなり言ってくれたので、チョットすっきりした気分になったりもして。"^_^"

 ただ、昨日は柔道体罰問題&資産家殺人事件を報じる時間が長くて、海江田氏の質問は少ししかニュースで取り上げられなかったのが、残念だったのだけど。
 その分、ここで、mewが「そうだ、そうだ!」と思った質問&主張を多めにアップしておきたいと思う。(・・)
 
* * * * * 
 
『海江田氏は代表質問で「立場は違うが、互いに切磋琢磨(せっさたくま)し、日本の未来を切り開きましょう」と切り出し、首相も「困難な状況の中で就任した海江田代表に敬意を表し、同世代の者としてエールを送りたい」と応じた。

 穏やかなエールの交換から始まった論戦。しかし、海江田氏はすぐさま、安倍内閣が最重視する経済再生に照準を定め、「族議員が跳梁跋扈(ちょうりょうばっこ)する利益誘導政治、弱肉強食社会を生む新自由主義的な経済政策などが復活しようとしている」と挑発。外交・安全保障政策も「挑発的、排外的なナショナリズムを想起させる」と批判した。(毎日新聞1月30日)』

『民主党の海江田万里代表は、民主党政権からの政策変更を批判。特に、道路特定財源が復活するとも取れる与党税制改正大綱の表現や、地方への一括交付金を廃止して中央省庁が使途を差配する「ひも付き補助金」を復活させることに「政官業癒着への逆行だ。なぜ時計の針を戻そうとするのか」と追及した。

 海江田氏が狙うのは「古い自民党政治」のイメージを国民に再び印象づけることだ。12年度補正予算案の景気対策について、民主党内では「国債が財源の公共事業中心型だ」と反発が強まりつつある。(毎日新聞1月30日)』

* * * * * 

 また、海江田氏は、安倍政権の経済政策に関して、このようなことも述べていた。

「これまで自民党は「政策に財源の裏付けがない」と民主党をさんざん批判しましたが、民主党政権下では44兆円の国債発行枠を明示して財政規律の一線を何とか守ってまいりました。安倍内閣の政策メニューには歳出増加項目が目白押しのようです。しかし、その財源をどうするのか、まったく見えません。
 プライマリーバランスの黒字化は、いつまでに達成するのか」

「安倍総理のデフレ克服は、将来世代の犠牲のうえに、とにかく今が少しでも良くなればよい、一部の企業に一息つかせることができればよい、と考えているかのようであります。だからこそアベノミクスの3本の矢の一つとして「財政出動」が安易に唱えられているのではないでしょうか」

「金融緩和について、2%の実現方法、達成時期、実質賃金への影響、長期金利との関係、為替をめぐる国際的反響についてどう考えているのか

 国民生活への副作用も無視できません。円安により灯油やガソリン、食品から飼料まで輸入価格は既に上昇しています。他方で企業が雇用を増やしたり給与を引き上げたりするのは景気の先行きに自信を持てるようになってからのことです。景気回復が一過性のものなら雇用や給与はほとんど増えない可能性すらあります。その結果は、実質賃金の引き下げであります。」

「言うまでもないことですが、デフレが始まったのは自民党政権の時代です。景気対策の名の下にバラマキを繰り返し、巨額の財政赤字が蓄積されました。こうした負の遺産を背負いながら、民主党政権は財政規律にも配慮したギリギリの経済運営を行い、競争力強化のための日本再生戦略を推進いたしました。その結果、民主党政権下でGDPは増加に転じ、完全失業率も1.3ポイント改善したのであります。この政策のどこが、縮小均衡なのですか。」

* * * * * 

『だが、首相はこれには乗らず、「経済再生にこだわるのは特定の企業のためではない。長引くデフレや円高が『頑張る人は報われる』という社会の信頼の基盤を根底から揺るがしているからだ」と説明。中国、韓国との関係改善についても「個別の問題はあっても、関係全体に影響を及ぼさないようにコントロールする戦略的互恵関係の原点に戻り、大局的観点から進める」と模範的に答弁した。
 こうした首相の姿勢には民主党議員から「官僚答弁だ」などとヤジが飛んだが、首相は意に介さなかった。(毎日新聞1月30日)』

 海江田氏は、この他に震災復興、社会保障、原発、衆院定数削減などの政策に関して質問したのだが。安倍首相は、無難な答弁でまとめ、何とかこの場をやり過ごそうとしていた感じがあった。(~_~;)
 
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 2番目に質問に立った自民党の高村総裁は、身内の質問でつまらないので、スル~として。
<ただ、この件は改めて取り上げたいのだが、今、自民党内&支持者の中には、安倍首相がTPP参加に前向きな姿勢を見せていることに対してナーバスになっている人が多いので、わざわざ安倍首相にTPPに関する見解をきいていたのが、チョット印象に残った。>

 最後に登壇した維新の平沼国会代表は、さすがはバリバリの超保守派らしく、弟分の安倍首相に対して「おまえは所信表明では触れなかったけど、一体、これらの大事な超保守の政策に関してはどうするんだ?」と問いただしているような感じがあった。

『日本維新の会の平沼赳夫国会議員団代表は質問で「私どもは首相の姿勢に共感をおぼえる」と発言。自民党席から拍手が起こる場面もあった。平沼氏と首相は元々親しく、保守的な考え方も共有している。平沼氏の質問は、憲法改正の必要性や男系男子による皇位継承の維持、防衛費の大幅増などを求めるもので、首相が封印している「安倍カラー」発揮を求める内容だ。一方で民主党政権に対しては「日米関係にひびが入った」と批判した。

 平沼氏は質問後、記者団に「彼とは(保守系超党派議連の)『創生日本』で同じだから究極的には理解し合える」とラブコール。これに対し海江田氏は「民主党から維新に合流した方々の考え方とは(平沼氏の質問は)ちょっと違うんじゃないか、と思いましたね」と皮肉交じりに語った。(毎日新聞1月30日)』

* * * * *

『維新は、石原慎太郎代表が衆院予算委員会で質問1することを望んだため、平沼1氏が安倍晋三首相に論戦を挑んだ。執筆した原稿は400字詰め20枚余。先週末、早朝3時に起き、一気に書き上げたという。
 その5分の1を使い、まず地元・岡山出身で幕末期に備中松山藩の財政再建に貢献した陽明学者、山田方谷(ほうこく)を紹介し、方谷による大胆な藩政刷新が、今後の改革の参考になると首相に提言した。(産経新聞1月30日)

 平沼氏は、山田方谷の話をしばし語った後、最初に皇位継承の問題からはいった。

 そして、次に憲法の話に移り、維新の会の石原代表が「廃憲論(憲法廃止論)」を提唱していることに触れた上で、現憲法は成立過程に問題があり無効であるため、新たに憲法を作り直すべきだと主張。
<注・超保守派の多くは、無効な憲法の改正はあり得ないので、憲法改正ではなく新憲法を制定をすべきだと主張している。>
 自民党が96条(改憲要件)の改正を優先する方針を示していることに疑問を呈するような形で、安倍首相の憲法改正に対する見解を問うた。
 さらに、防衛力強化、集団的自衛権の行使、領土問題、拉致問題も含めて中韓朝に対する政策などなども強く求めていた。(~_~;)

 ただ、このような石原&平沼氏の憲法観は、橋下共同代表の考えとは異なるもので、橋下氏はこの質問部分には懸念を示していたとのこと。

 また安倍首相が<本当は現憲法無効&新憲法制定論者なのだけど>、現憲法の有効性を認める答弁を行なった上で、96条改正を優先する意向を表明したことは、平沼氏をガッカリさせたのではないかと察する。^^;

* * * * *

 そして、維新の会は、橋下氏らは新自由主義的な政策を強く訴えているのであるが。 平沼氏自身は基本的に保守リベラルの政治家で、小泉式の新自由主義的な経済・社会政策には大反対の立場である。<それで、郵政民営化法案に造反して、自民党を離党したわけだしね。>

 それゆえ、平沼氏は後半の経済・社会政策に関する質問では、安倍内閣の過激な経済・金融政策やTPP参加などに関してやや批判的な論調が多く、それらの部分において、安倍自民党や橋下維新とのくい違いが目立つことになった。(~_~;)

<それで、上の記事にあるように、海江田氏から「民主党から維新に合流した方々の考え方とは(平沼氏の質問は)ちょっと違うんじゃないか、と思いましたね」と皮肉交じりに言われちゃったのよね。^^;>

 また平沼氏は、張り切って20枚もの原稿を用意したものの、事前に読む時間&スピードをチェックしていなかったのか、途中で持ち時間が切れて、議長役から何度も注意され、議場がざわめくことに。しかも、結局、原稿を読みきれないまま、終わったという。

『30日の衆院本会議で行った代表質問で、日本維新の会の平沼赳夫国会議員団代表が予定していた脱原発依存に関する質問ができずに終わった。橋下徹共同代表(大阪市長)が特にこだわって修正を求めた部分だっただけに、大阪系議員からは「話にならない」と不満も漏れた。

 橋下氏は平沼氏と質問原稿を事前に調整。原発の安全確認体制の必要性を指摘する表現が弱い点に異議を唱え、現行憲法を廃止する石原慎太郎代表の「廃憲論」を紹介した部分にも懸念を示した。

 原発政策を巡っては脱原発依存に重点がある橋下氏と必要性を強調する石原、平沼両氏ら旧太陽の党との間にもともと溝があり、合流時にも最大の論点だった。大阪側と旧太陽側に食い違いがいまだにくすぶることが表面化した形だ。

 結局、原発に関する部分は修正され、「段階的に原発依存からフェードアウトし、次第に脱原発を達成することが望ましい」と質問する予定だった。ところが、平沼氏が原稿を読む速度が遅く、読み上げられずに終わった。

 平沼氏は質問後、記者団に「言いたいことは言ったが、時間の縛りで言えなかったことがあって残念」と語った。しかし、橋下氏は脱原発依存の質問について29日に記者団に、「本質的な質問になる」と意気込みを示していただけに、大阪系の党幹部は「まいったな」と表情をゆがめた。(毎日新聞1月30日)』
 
* * * * * 
 
 もしかしたら、橋下氏らは「長々と地元出身の山田方谷の話をしておいて、自分たちが要請した原発の話はカットするとは、どういうことなんだ」「石原&平沼氏は原発維持派なので、脱原発依存の話はしたくなくて、わざとゆっくり読んだのではないか」などの疑問や不満を覚えるのではないだろうか?(・・)

 また後日に、維新の会の保守新党作りや党内対立に関する話を書きたいと思うのだけど。
 以前も書いたように、mewは国会が始まったら、石原太陽中心の国会議員団と橋下氏中心の大阪サイド(&みんなの党)の間で、さらにくい違いや対立が生じるのは必至なのではないかと考えているし。
 それが高じた場合には、下手すれば、参院選前にも、維新の会に分裂騒動が起きる可能性も否定できないように思っているmewなのだった。(@@)
 
                      THANKS

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by mew-run7 | 2013-01-31 04:59 | (再び)安倍政権について | Trackback(3)

自民党こそ、日本の危機を作った元凶+野党は安倍の経済対策を攻めよ!



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前記事の 『安倍の所信表明の気味悪さ~参院選勝ちたさに招きネコをかぶる?』のつづきを・・・。

安倍首相の所信表明に関する報道をざざっと読んでみたのだが・・・。

 大部分のメディアが、とりあえず安倍首相が「経済政策」や「復興対策」をメインに唱えていたことをそれなりに評価しながらも、参院選対策のために安倍カラーを封印していたことを指摘し、疑問を示すような報じ方をしていた。

 ちなみに安倍自民党を大きな期待を寄せている超保守系の産経新聞は、安倍カラーを封印したことにかなり不満だったようで。

『所信表明演説 危機突破に総力挙げよ 「安全運転」では物足りない』というタイトルの「主張」(社説)を掲載。

「首相が今後問われるのは「結果」であり、「その先」である。その意味で、経済成長のカギといえる環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉や、原発・エネルギー政策などに言及しなかったことには不満が残る。」

「演説全体として保守らしさを示す「安倍カラー」が抑制された印象は否めない。その主な原因は、首相が最重要課題の一つに掲げてきた憲法改正に全く言及しなかったことだ。
 連立を組む公明党が、現段階での改正論議に慎重なことが大きな理由だろう。だが、首相は憲法96条が定める「衆参両院で総議員の3分の2以上の賛成」という改正要件の緩和を先行させる方針も示していたはずだ。2月にも改めて行う施政方針演説では、憲法改正をどのように政治日程に乗せていくかを語ってもらいたい。

 集団的自衛権の行使容認に向けた憲法解釈変更について触れなかったのも物足りない。首相がかつて設けた有識者懇談会では、公海上で攻撃された米軍艦船の防護など行使を容認する「4類型」が示され、首相は行使容認の対象の拡大など「再検討が必要」と、近く議論を再開するとしている。2月のオバマ米大統領との首脳会談で取り上げるなら直近の課題だ」

 ・・・などと叱咤激励していた。(@@)

* * * * *

 各党代表のコメントは、*1にアップしておくが・・・。

 維新の会の石原代表は開口一番、「肝心なことを言っていないよ。憲法というものを変えますと言わないんですかね」と、やはりご不満の様子。

「安倍総理大臣は、憲法改正と防衛力の増強という2つの肝心なことを言っていない。これ無しでは、日本は世界で孤立するし、軽蔑の対象から免れない。孤立を免れるためにも、日米関係の是正のためにも、国力と防衛力を増強するためにも、なぜ、『憲法を変える』と言わないのか」と述べました。(NHK1月28日)

 これに対して、石破幹事長は「憲法改正や集団的自衛権の行使容認といった自民党が先の衆議院選挙で訴えたテーマについては、今後、国民の理解を深める努力をしたうえで、しかるべき時期に安倍総理大臣から話があると思う」と釈明。

 公明党の山口代表は「安倍総理大臣のカラーが抑えられている』という指摘もあるが、国民の関心をしっかりと正面から捉えて政権運営に当たろうという現実的な姿勢だ。去年の自民党総裁選挙のときと、総理大臣に選出されてからとではステージが違う」とフォローしていた。
<公明党としては、ほっと一安心の内容だったでしょ~ね。(・・)>

 他の代表は、あまりに中身が乏しい演説だったことに、呆れているような感じだった。<各党とも代表質問を控えて、肩透かしをくらったとこがあったかも。>

 漢詩の名手でもある民主党の海江田代表は「空にして疎、粗にして雑」「ずいぶん大事な点が抜けていて、新年のあいさつのようだった」とのこと。
 また、経済通らしく「『強い経済を取り戻す』という決意表明はあったが、具体的な金融政策や財政出動の副作用への対策にも触れてもらいたかった。『三本の矢』は劇薬であり、副作用について国会でしっかり聞いていきたい」と語っていた。

 社民党の福島党首も、「総理大臣の所信表明演説で、これほど空疎で中身のない演説は初めてだ。TPPも消費税も軽減税率も雇用も何もないうえ、原発事故の『げ』の字もなかったことには驚いた。『国』については語るが、『民(たみ)』については言及がないのは総理大臣の演説として失格であり、重要なことに一切触れない、精神論に終わった演説だ」と呆れていた。

 共産党の志井委員長も、「『危機突破』ということが繰り返し言われたが、その危機を作り出した原因がどこにあり、責任がどこにあるのか、一切述べられず、何一つまともな打開策が出されなかった。結局のところ、『危機を作った最大の原因は、日本の国民が誇りと自信を失ったところにあるのだ』と言って、『誇りと自信を持て』ということを国民に説教する内容であり、このような空疎な演説を聞いたのは今回が初めてだ」と、妙な精神論や危機の要因に関する指摘していた。
 
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 今回の所信表明で、安倍首相は「危機」という言葉を14回も使い、それを突破して行くことへの意欲を示していたのだが。
<そう言えば、自分で「危機突破内閣」とか名づけていたんだっけ?(@@)>

 前記事でも触れたように、mewも、安倍首相には、その危機的状況を招いた責任が自民党政権にあったことを認識&反省していないように思った。
 
* * * * * 
  
 安倍首相は、冒頭に4つの危機を挙げたのだが、mewに言わせれば、その大部分はかつての自民党政権がもたらしたものなのである。

「デフレと円高の泥沼から抜け出せず、五十兆円とも言われる莫大な国民の所得と産業の競争力が失われ、どれだけ真面目に働いても暮らしが良くならない、日本経済の危機」

<近時のリーマン、EU危機は致し方ないとして、ここ30年を見ても、バブル崩壊&着陸失敗→「失われた20年」の経済低迷、膨大な国債赤字&財政破綻も自民党政権下でのもの。先述した雇用、生活格差の問題も小泉政権の産物。>
 
 三十二万人近くにも及ぶ方々が住み慣れた故郷(ふるさと)に戻れないまま、遅々として進んでいない、東日本大震災からの復興の危機。

<そもそも福島原発事故が起きた原因&東電や官僚、自治体の対応不備は、自民党の原発政策によるもの。復興の遅れには、震災直後にもかかわらず「菅おろし」をもくろんで動いていた自民党の非協力的な姿勢も大きく影響。>

 外交政策の基軸が揺らぎ、その足元を見透かすかのように、我が国固有の領土・領海・領空や主権に対する挑発が続く、外交・安全保障の危機。

<今、尖閣、竹島の領土問題がこじれているのも、実は、自民党がずっと領有権の問題の解決を先送りをして来たから。>

 そして、国の未来を担う子どもたちの中で陰湿ないじめが相次ぎ、この国の歴史や伝統への誇りを失い、世界に伍していくべき学力の低下が危惧される、教育の危機。』

<いじめの問題も学力低下の問題も、何やかんや旧・自民党政権からずっと続いていること。尚、安倍氏が考えるような内容の「歴史・伝統の誇り」はmew的には、学校教育には持ち込むべきではないもの。>

* * * * * 

 確かに、今の日本にとって、最も重要なのは「経済の再生」であると思うし。
 安倍首相が、自分の思いを封印してでも、それに取り組もうとする姿勢は、評価したいと思うのだが。

 ただ、安倍首相の(というか、お友達閣僚やブレーンの?)経済再生策や、俗にアベノミクスと呼ばれる金融政策に関しては、時に「劇薬」だと評する人がいるように、ある意味では、小泉政権よりも過激な要素も含まれているだけに、mewはこちらも「日本がアブナイ」と警戒している部分が大きいし。
<これに失敗したら、日本の国民は立ち直れないぐらいのダブルの格差&痛みの打撃を受けることになりなねないし。>

 mewは、果たして、自民党は、上の4つの危機の問題も含めて、過去の政権での失敗を本当に自覚&反省しているのかと、クビをかしげてしまいたくなるところがある。(-"-)

* * * * *

 前記事で、安倍首相が唱えていた社会像について触れたのだけど。

<若者もお年寄りも、年齢や障害の有無にかかわらず、全ての人々が生きがいを感じ、何度でもチャンスを与えられる社会。働く女性が自らのキャリアを築き、男女が共に仕事と子育てを容易に両立できる社会。中小企業・小規模事業者が躍動し、農山漁村の豊かな資源が成長の糧となる、地域の魅力があふれる社会。>

 失われた10年の後、日本の戦後、懸命に築いて来た安定した社会や国民の生活がさらにボロボロになった最大の要因は、01年から始まった小泉(&竹中)政権による過度な新自由主義政策の副作用が大きかったことにある。

 痛みに耐えろと言われて行なった改革=数字にこだわる米国式の市場原理主義による構造改革&人件費&諸経費のコスト削減主義、弱者切捨て政策が、中小企業、農水産業の低迷や雇用破壊、そしてその影響による生活格差(医療、教育格差も)、地方格差の拡大を進めることになったのである。
<過度なコスト削減は、所得&物価を下げ、日本社会の中にデフレ・スパイラルをもたらす大きな要因の一つにもなっている。>

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 安倍自民党が07年の参院選、麻生自民党が09年の衆院選で大敗した最大の理由も、国民がその生活の痛みに耐え切れなくなって、「国民の生活が第一」だとアピールする民主党に期待したことにある。(・・)

 残念ながら、民主党はその内部対立&稚拙さゆえに、十分に国民の期待に応えることができず、見放されることになったのだが。^^;
 ただ、今でも国民の多くは、<「国としての経済の再生」も必要なのだろうなとは思いつつも>何よりも、自分たちの「経済の再生」=「生活の再生」を望んでいるというのが実情だ。(**)
 
* * * * * 

 安倍首相は、昨日の所信表明の中で、この経済不況が「頑張る人は報われる」という社会の信頼の基盤を根底から揺るがしていると。
 そして、「今こそ、額に汗して働けば必ず報われ、未来に夢と希望を抱くことができる、真っ当な社会を築いていこうではありませんか」と語っていたのだが・・・。
 実のところ、mewは、これをきいて、思わず「おまえは民主党の代表か」と言いたくなってしまったところがあった。^^;
 これらは、まさに小泉政権やそれを継承した安倍政権の時に、その新自由主義政策の問題を批判するために使われていた言葉だからだ。(~_~;)

 それこそ竹中くんや、ホリエモンやら三木谷くんやらの新自由主義の申し子たちが台頭して来た頃、彼らを批判する人たちが、「額に汗して働き、報われるような社会を作ることが大切だ」と言っていた人が、どれだけいたことか。(・・)

 ところが、(ホリエモンは失脚させられちゃったけど)何と安倍首相ご自慢の「経済再生本部」が主催する会議のメンバーには、竹中くんや三木谷くんがしっかりとはいっていたりするわけで。
 それにもかかわらず、「今こそ、額に汗して働けば必ず報われ」とか「真っ当な社会」とか言われても、「はあ?」という感じだし。「どのツラ下げて、そんなことを言えるのか」と呆れてしまうところがあったのだった。(~_~;)

<ただ、これは昔も書いた&また機会があれば改めて書きたいとも思うのだけど。 安倍くん本人は、社会政策に関しては、かなりリベラルな感覚、考えの持ち主なのよね。でも、周囲の影響や、超保守政策とセットで新自由主義政策を推進したサッチャリズム(+ちょこっとレーガノミクスも)への憧れもあって、何故か自分でもよくわかっていない(?)新自由主義的な政策の方に傾いてしまうとこがあるのよね。^^;>

* * * * * *

 mewは、民主党や他党は、衆院選の時に、今の雇用状態や経済格差、地方格差のもとを作ったのは自民党だったことや、アベノミクスなるものがいかに副作用の強い劇薬で、さらなる格差を生む危険性があることをもっとアピールすべきだと思っていたのだけど。
 また経済成長のためなら、原発もTPPも何でもありにして、国民の生活の安全を守らなくていいのか、また過度な円安が進んだ場合に、今度は輸入関連の業種が危機に陥ったり、燃料高騰をもたらしたりすることなどの弊害も訴えるべきだと思っていたのだけど。

 維新の会やみんなの党は、新自由主義派ゆえそれが期待できず。また、民主党も、代表&要職を占めていた野田&前原Gは新自由主義的な要素が強く、TPPも積極派ゆえ、党として十分にその点をアピールできず。
 また、マスコミの助力もあって、安倍自民党政権になれば景気が上がるかもというムードを作り出されたところもあって、その辺りのことを十分に主張できずに終わってしまったように思う。(-"-)

 ただ、安倍政権が始まって1ヶ月立ち、やっとここに来て、TVなどのマスコミも、安倍政権の経済、金融政策の問題について取り上げるようになって来ているし。 また今週から通常国会が始まり、ようやく民主党をはじめ他の野党が発言する機会&それをメディアに取り上げられる機会も増えて来た。<この1ヶ月は、野党の発言なんて、橋下くん個人の意見以外はスル~されているような状況だったもんね。^^;>

 mewとしては、安倍自民党の右傾化&アブナさもどんどんと指摘して欲しいところなのだけど。この件は改めて書きたいのだが、残念ながら、それだけでは自民党に勝つことは難しいように思える。

 安倍自民党は、参院選まではアブナイ施策はできるだけオモテに出さない方針をとるつもりのようだし。
 また、この辺りは、やっぱ小沢一郎氏がうまかったな~と思うところなのだけど。民主党が07、09年の参院、衆院選で勝つことができた大きな要因も、何やかんやで、国民の生活に直結することを数多く訴えた方が、国民は政治や選挙をより身近に現実的に感じるし。それが投票につながることにもなりやすいというのが実情だろう。^^;

 それゆえ、民主党や生活、社共などのリベラル志向の野党は、もう一度、きちんと自分たちが何を主張すべきなのかよ~く考えて、まずは6月までのこの通常国会の期間中に、国会での質疑やメディアでのアピールの場を活用して、国民の心、実感をつかめるような活動をして欲しいと。
 また、全面的に連携はできなかったとしても、合意&協力し得る部分は積極的に共闘する形をとって、安倍自民党に対峙して行って欲しいな~と願っているmewなのだった。(@@)

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by mew-run7 | 2013-01-30 06:20 | (再び)安倍政権について | Trackback(2)

安倍の所信表明の気味悪さ~参院選勝ちたさに招きネコをかぶる?



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昨日1月28日から、通常国会が開幕。初日には、安倍首相が所信表明演説を行なった。<全文&映像は、首相官邸HP(コチラ)に。>

 mewは昨夜、帰宅後に、まず首相官邸HPの全文を読んだのだが。mewの心に最初に浮かんだのは正直を言うと、「気色悪っ!」という言葉だった。
 というのも、所信表明の原稿が、近年では珍しく&却って奇妙に思えるほどに短かった上、安倍首相が最も実現したいと考えている「戦後レジームからの脱却」に関わる諸政策が、何一つ記されていなかったからだ。(・o・)
 
 安倍首相は、06年月に初めて首相になった時の所信表明では、「美しい国づくり」というスローガン&大目標を前面に出す形で、夢とロマンに満ちた8400字もの長い演説をとうとうと行なっていたのだが。
 今回は、4700字とその6割程度の字数に。2000年代にはいって森喜朗内閣以降では4番目の短さで、とてもコンパクトな内容に。
 官僚が提示する細かい数字や政策&カタカナ用語の羅列がなかった点は評価したいが。
 ただ、安倍内閣、安倍自民党が目指す国政の肝心な部分が、すっぽりと抜けたものだった。<わざわざその部分だけ、ぽこっと外したのかしらと思ったほどだ。>

 安倍首相は、アチコチで今度こそ「戦後レジームからの脱却」を実現したいと語っており、自民党もわざわざ衆院選で、「憲法改正」「集団的自衛権の行使容認」「中国、韓国などに対する領土防衛」「教育再生」などなどを公約に掲げて勝利したのであるが。それらに具体的に触れる言葉は、皆無に近いほどなかった。

 また、衆院選で大きな争点になった&国民が大きな関心を寄せていた「原発&エネルギー政策」「TPP」「社会保障(特に年金)」「消費税」などに関する施策の話も一つも出て来なかったのだ。(~_~;)

 それで、 「この人は『ここまでして参院選に勝ちたいのか』と。また、『腹に一物』どころか、一体、腹に何物貯めて、国政に当たろうとしているのかしらん?」と思ったら、何か得体の知れないような気味の悪さを覚えてしまうところがあったのである。_(。。)_

* * * * *

 どこかのTVのリポーターが首相は「ネコをかぶっている」と言っているのをきいて、ふと招きネコの気ぐるみを着ている安倍くんの姿を思い浮かべてしまったのだが。

<で、問題のなりそうな話は、着ぐるみの中に隠しちゃうアって感じ?もし安倍くんの政治思想とかを全く知らない人がこれを読んだら、この人は戦後体制(憲法、教育)云々や安保外交やなどに全く興味がなくて、日本の経済&復興を何より憂慮して、それらに尽力しようとしている首相だと思っちゃうかもね。(>_<)> 

 ただ、今回の所信表明は、ある意味では、安倍首相&内閣の参院選までの大目標を、しっかり示したものであると言えるのかも知れない。
「欲しがりません、参院選に勝つまでは!」(@@)

 安倍首相は、おそらく心に強く誓っているのだ。参院選に勝つまでは、俗に「安倍カラー」と呼ばれる自分の真の思いや目標は封印しようと。
 今、いくら自分の真の思い、真の目標を熱く語ったとしても、参院選に勝てない限り、それを実現することはできないのだから。(-_-;)
  
<mew的には、「もし自分の思想や政策に信念&自信があるなら、堂々と国民にそれを訴えて信を問い、支持を得ればいいじゃん?」と思うのだけど。安倍氏は、07年参院選の失敗があるし、昨年の衆院選の票も伸びていなかったので、その自信が持てず。周囲にもアレコレと言いふくめられて、かなり慎重に&チキンハートになっているのかもね~。(・・)>

 保守系の人たちやメディアからは多少批判されようと、ここはじっと我慢の子になろうと。
 ここから半年は、ともかく一般国民が支持してくれそうな「経済再生」「復興促進」をひたすらオモテに出して、この通常国会も無難に乗り切って、何とか参院選で過半数の議席を確保する・・・
 それが、まさに今の安倍首相の最大目標であり、その思いを率直にあらわしたのが今回の所信表明だったのだろう。^^;
 
* * * * *  
  
 安倍首相は、所信表明の冒頭にアルジェリアの人質事件に触れ、「国民の生命・財産を守り、テロとの闘いを続ける」との決意を述べた。
 そして、はじめに、一度、政治的挫折をし、2度目の首相就任をするに当たり、過去の反省を教訓として心に刻み、丁寧な対話を心掛けながら、真摯に国政運営に当たっていくことを誓った。

 国家国民のために再び我が身を捧げんとする私の決意の源は、深き憂国の念であり、危機的な状況にある我が国の現状を正していくために、為さなければならない使命があると信じるからだとして、「日本経済の危機」「復興の危機」「外交・安全保障の危機」「教育の危機」の4つの分野の危機を挙げた。

 そして、「皆さん。今こそ、額に汗して働けば必ず報われ、未来に夢と希望を抱くことができる、真っ当な社会を築いていこうではありませんか。そのためには、日本の未来をおびやかしている数々の危機を何としても突破していかなければなりません」と呼びかけると共に、「政権与党に復帰した今こそ、温めてきた政策を具体的に実現させ、国民と共に、現下の危機突破に邁進します」と力強く宣言した。(・・)

<ここで「キタ~」という感じに。当然にして、前政権からひたすら温めて来た「戦後体制を脱却」&「強い日本を取り戻す」改憲、安保軍事などの政策の話に行くものだと思ったのだが・・・。
 でも、このあと、「あらあら?」になっちゃったのよね~。^^;> 

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 ところが、安倍首相は、『内閣発足に当たって、私は全ての閣僚に「経済再生」「震災復興」「危機管理」に全力を挙げるよう一斉に指示』したと述べ、この3点についてしか語らなかったのだ。(~_~;)

 それも演説大半は、我が国にとって最大かつ喫緊の課題である「経済の再生」の話に当てられた上、デフレや円高対策を重視して、通りいっぺんに安倍内閣が掲げる「三本の矢」(大胆な金融政策、機動的な財政政策、民間投資を喚起する成長戦略)に関して、説明を行なっただけだった。

<民主党政権との違いを示すためか、「今こそ、世界一を目指していこうではありませんか」とか言ってみたりもして。^^;>

 で、とってつけたように、一般社会や地方のことも意識して、こんなことも述べていた。

『世界中から投資や人材を惹きつけ、若者もお年寄りも、年齢や障害の有無にかかわらず、全ての人々が生きがいを感じ、何度でもチャンスを与えられる社会。働く女性が自らのキャリアを築き、男女が共に仕事と子育てを容易に両立できる社会。中小企業・小規模事業者が躍動し、農山漁村の豊かな資源が成長の糧となる、地域の魅力があふれる社会。そうした「あるべき社会像」を、確かな成長戦略に結び付けることによって、必ずや「強い経済」を取り戻してまいります。』

<実は、これらの施策こそ民主党政権が目指していたものだけどね~。後述するように、自民党は小泉政権での新自由主義政策が、中小企業、農水産業や雇用形態に打撃を与え、様々な生活格差、地方格差を生み出したことや、そのために自民党が07年参院選、09年衆院選に敗北したのに、その反省がない様子。
 安倍首相は「政府がどれだけ所得の分配を繰り返しても、持続的な経済成長を通じて富を生み出すことができない」として、これらの社会政策は後回しにして、経済成長を優先することにしたのだが。卵が先か、鶏が先かというとこはあるものの、これに失敗したら、一般国民の生活格差は倍増するおそれがあるのよね。(-"-)>

* * * * * 

 震災復興に関しては、被災地の少女のエピソードを織り交ぜながら、「故郷の復興は、被災地の皆さんが生きる希望を取り戻す作業、笑顔を取り戻す作業」だとして、被災地の復興と福島の再生を加速させると語ったものの、「復興庁」や予算に関すること以外は、特に具体策は示されず。

 外交・安全保障についても、「抜本的な立て直しが急務」だと語ったものの、「何よりも、その基軸となる日米同盟を一層強化して、日米の絆を取り戻さなければならない」「自由、民主主義、基本的人権、法の支配といった、基本的価値に立脚し」、特にアジア・太平洋地域を重視した戦略的な外交を展開する基本政策を述べただけ。<あと「普天間移設と沖縄の負担の軽減に全力で取り組む」と一言。>

 領土問題に関しても「国境離島の管理、警戒警備の強化に万全を尽くし」「この内閣の下では、国民の生命・財産と領土・領海・領空は、断固として守り抜いていくことをここに宣言します」と抽象的な表現を用いてさらっと流すにとどまった。

 あとは「テロやサイバー攻撃、大規模災害、重大事故などの危機管理」に触れ、「拉致問題の解決」への決意を述べて、終えてしまった。^^;

 そして、最後に「我が国が直面する最大の危機は、日本人が自信を失ってしまったことにある」として、戦後の焼け野原で将来を不安に思う若者たちに対して、芦田元総理が「我々自身の手によって運命を開拓するほかに道はない」と語った言葉を引用。
 国民に対して「自らへの誇りと自信を取り戻そうではありませんか。今ここにある危機を突破し、未来を切り拓いていく覚悟を共に分かち合おうではありませんか」と呼びかけ、「『強い日本』を創るのは、他の誰でもありません。私たち自身です」という言葉で演説を結んだ。

<安倍カラーは何度か出た「誇り」「強い日本」という言葉だけかな?
「戦後体制の脱却」を目指す安倍氏が、戦前から軍国主義と対抗するリベラリストと知られ、戦後、社会党と組んだり、GHQと協力して安倍氏が忌み嫌う占領政策の下で復興を進めた芦田元首相の言葉を引用したのには、「は?」と思ってしまったところがあったのだけど。単に、「自分で未来を切り開け」っていう自立の精神を強調したかったのかな?>

* * * * * 

 もっと所信表明に関して、ツッコミたいところがあったのだけど・・・。
 急に外出することになったので、所信表明の中身に関しては、ここまででいったん終えて、記事をアップしたいと思うのだが。

 昨日の衆院での所信表明で、一つだけよかったと思ったのは、野党の野次がほとんど聞かれず、全体的にみんないい子に静かに所信表明をきいていたことだった。"^_^"

 まあ、それだけ自公与党の議席(+保守系のお友達政党の議席)が、衆院の本会議場を占めていたと言えるかも知れないのだけど。
 特に自民党が野党になってからの3年は、あまりにも野次がひどくて、官邸の映像で見ていると、半分ぐらいしか演説内容が聞き取れないような状況だったんだもの。^^;
 今後の本会議や委員会での質疑も含めて、いつでもこうあって欲しいものだ。(**)

<『安倍晋三首相は28日夜、首相公邸で自民党の中曽根弘文参院議員会長ら党参院幹部と懇談した。同日召集された通常国会で行った、2007年以来となる所信表明演説に関し、首相は「衆院は(与党の)人数が増え、拍手も多くなったが、参院はやじが結構聞こえた。まだまだ勢力が少ないと実感した」と率直な感想を語った(時事28日)そうなので、参院では結構、野次が飛んだのかしらん?^^;>

 そして、この辺りのことは、また追々書いて行きたいのだが・・・。

 安倍首相が参院選勝利を第一に考えて、安全運転を目指した演説や政権運営を行なおうと、私たち国民は、それに惑わされたり、騙されたりしてはならないと思うし。<実際、安倍内閣は、アブナイ政策を着々と進めているわけだしね。>
 安倍政権の経済政策が本当に国民のためになるものなのかをきんととチェックすると共に、安倍政権の本質が他のところにあるところを、しっかりと認識しておく必要があるのではないかと思うmewなのだった。(@@)

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by mew-run7 | 2013-01-29 11:22 | (再び)安倍政権について | Trackback(2)

安倍親書のウラに米国の意向&池田大作の力&米中公は「棚上げ論」を支持か

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先週、公明党の山口代表が中国を訪問し、政府高官などと会談を行なっていたのだが。25日には習近平総書記と会い、安倍首相から預かっていた親書を手渡した。

 安倍首相は、『親書で日中関係について「アジア太平洋地域および世界の平和と発展に共に責任を有している。最も重要な2国間関係の一つであり、大局的観点から『戦略的互恵関係』を推進していきたい」と伝えた』とのこと。
<産経新聞1月26日・何か写真(コチラ)で見た感じでは、素気ないものだったです。>

 また、山口代表は習総書記と1時間余りにわたって会談を行ない、今後、日中関係の改善に努めて行くことや首脳会談の実施を検討することなどについて話をしたという。

 日本と中国の関係は、尖閣諸島の領有権を巡って、昨年来、悪化の一途をたどっていた上、安倍首相が中国に対して毅然とした(&強硬的な)態度で臨む方針を示していたことから、関係改善の糸口が見い出せないような状況にあったのだが。
 今回の山口ー習会談&安倍親書の受け渡しによって、関係改善のきっかけを作れたことには、大きな意味があったのではないかと思う。(・・)
 
 ただ、率直なところ、安倍氏の心中はかなり複雑なものがあるのではないかと察する。<自分から折れて親書を託すなんて、ある意味では屈辱的なことだしね。山口代表と会った時も、かなり渋い顔をしていたような感じが。^_^;>

 そもそも今回、安倍首相が中国首脳に親書を送ってまで日中関係の改善をはかろうとしたのは、決して自ら望んだことではなく、あくまでも米国の意向(指示、圧力?)に従って止むを得ず行なったことなのだ。(**)

 しかも、今回、山口ー習会談が実現できたのは、公明党の支持母体である創価学会の池田大作名誉会長の力が大きかったとのこと。
 それゆえ、安倍首相は、こちらも意に沿わずして、公明党に大きな(butある意味では、余計な?)借りを作ることになってしまったのである。(~_~;)

<近総書記は会談の冒頭、わざわざカメラの前で、山口代表に「池田大作先生から年賀状をいただいた。とても感謝している」とご挨拶をしていたりして。^_^;>

 さらに、公明党や中国の政府高官、米国の一部は、尖閣諸島の領有権の問題に関して「棚上げ論」をとることを提唱していることから、安倍首相は、今後、対中政策に関して、大きな譲歩を迫られて、実に苦しい&厳しい状況に追い込まれるおそれが出て来た。(@@)

~ * ~ * ~ * ~ * ~ *~ 

『中国訪問中の公明党の山口那津男代表は25日、北京市の人民大会堂で中国共産党の習近平総書記と約1時間会談した。山口氏は安倍晋三首相が習氏に宛てた親書を直接手渡し、早期の日中首脳会談を要請。習氏は「真剣に検討したい」と応じた。習氏は中国が領有権を主張している沖縄県・尖閣諸島にも言及し、「立場の違いがあるが、対話と協議によって解決する努力が大事だ」と述べた。』

 習氏は会談冒頭、「中日関係が特殊な情勢に直面している中、来訪を重視している」と述べた。
 会談後に記者団の質問に応じた山口氏によると、習氏は「歴史を直視することが未来につながる。教訓を生かし、慎重に対応してほしい」と語った。尖閣諸島をめぐる問題や、いわゆる歴史認識問題を念頭に日本側を牽制(けんせい)したものとみられる。

 これに対し、山口氏は「大局的な立場で戦略的互恵関係を推進することが大切だ。対話を重ねることで必ず解決できる」と応じた。
 また、習氏は山口氏の首脳会談実現の要請について「ハイレベルの対話が重要であり、環境を整えていくことが重要だ」と語った。「安倍首相にくれぐれもよろしくお伝え下さい」とのメッセージも託した。

 習氏が昨年11月に総書記に就任して以降、日本の与党幹部との会談に応じるのは初めて。(産経新聞1月25日)』

* * * * *

 また、24日に山口代表と会談を行なった王家瑞中央対外連絡部長は、尖閣問題に関して「棚上げ論」を主張したとのこと。

 習総書記も、安倍首相が前政権で、自らの考えを押さえて「戦略的互恵関係」を優先した対中政策をとったことを評価した上で、今回も大局的な観点に立って、敏感な問題、意見の相違をコントロール(=抑制?)することを重視する考えを示したという。

『訪中している公明党の山口那津男代表は24日午後(日本時間同)、中国共産党の王家瑞(おうかずい)中央対外連絡部長と北京市内で会談した。
 王氏は、尖閣諸島の問題について「前の世代が棚上げし、中日友好が保たれた。後々の世代に解決を託すこともある」と主張。山口氏も訪中前に「棚上げ」論に言及していたが、王氏との会談では触れず、「大局的な共通利益を見いだす対話が大切で、不測の事態は避けねばならない」と述べるにとどめた。

 山口氏は楊潔〓(ようけつち)外相とも会談。安倍晋三首相から託された習近平総書記宛ての親書について「これを届けるのが大きな目的だ」と述べ、習氏との会談実現に期待感を示した。(毎日新聞1月25日)』

『中国共産党の習近平総書記は25日、公明党の山口那津男代表との会談で、日中関係改善に意欲を表明した。安倍晋三首相について「高く評価している」と強調。安倍政権は中国新体制トップの習氏が歩み寄りの姿勢を示したことを歓迎し、自民党の高村正彦副総裁の訪中計画を含めた政治対話を加速させる方針だ。

 公明党の同行筋によると、習氏は安倍首相が第1次安倍内閣発足後の平成18年10月、小泉純一郎元首相の靖国神社参拝などで冷え込む日中関係改善のため訪中し「戦略的互恵関係」を確認したことに触れ「再び首相になって新たな中日関係に大きく貢献することを期待している」と語った。

 また、沖縄県・尖閣諸島をめぐる日中対立などを念頭に「両国間の困難を克服し、関係を改善していきたい。大局的な観点に立って、敏感な問題、意見の相違をコントロールすることが大事だ」とした。(共同通信1月25日)』

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 安倍首相は、総裁選や衆院選を通じて、尖閣諸島や竹島の領有権の問題に関しては、中国や韓国に対して強硬な姿勢で臨む方針を示しており、一歩も引かない構えを見せていた。(**)

 安倍氏らの超保守(真正保守)派の政治家の多くは、中朝韓の3国や民族を敵視しているところがある上、日本の領土への意識も人一倍強い。
 しかも彼らは中国&共産主義を最大の天敵だと考えており、日米同盟の強化に力を入れているのも、米国の力を借りて、中国を抑制し、日本がアジアの覇権を握る手段を確保したいからにほかならない。(-"-)
<近い将来、日本が国軍を創設し十分な軍事力(核武装込み?)を備えるまでは、日米同盟に頼るしかないと考えているのよね。(>_<)>
 
 ところが、米国は、日本が韓国や中国との関係を悪化させることや、安倍首相がナショナリズム(国家主義)に走ることを好ましく思っておらず。日本政府に対して、繰り返し、日韓、日中関係を改善することを要望し続けているわけで。
<米中の経済関係。不安定な中東情勢。北朝鮮のミサイル発射&核実験の問題に対応するため、日米韓の同盟関係、中国との協力関係強化の必要性などから>、 
 安倍政権としては、早くも方針転換をせざるを得ない状況に陥っているのが実情だ。(~_~;)

<関連記事・『米が安倍の中韓対応にクギを刺す発言+オバマに敬遠され、お貢ぎに走る安倍』>

* * * * *

 安倍首相は、米国の意向&諸事情も踏まえて、韓国との関係の改善に努めるようになっているのだが。<額賀元幹事長を特使として韓国に派遣&「竹島の日」に政府主催式典を実施する公約を見送りなど>
 中国に関しては、同国が尖閣諸島周辺に航空機や艦船を航行させる挑発行為を繰り返していることもあり、強硬姿勢を貫き、譲歩をしない方針を示していた。(・・)

 しかし、尖閣諸島の領有権に関しては中立的な立場をとっている米国は、これ以上、尖閣の領有権を巡って日中関係が悪化することを望んでおらず。
 ただ、中国の軍事力の脅威や度重なる尖閣周辺への挑発行為には懸念を示す部分があったため、日本側の要望をきき入れ、尖閣諸島には日米安保条約が適用されることを明言した上で、日本政府に中国との関係改善の努力をするように促すという方法をとることにした。^^; 

 今月18日、岸田外務大臣が訪米した際には、クリントン国務長官が岸田氏との会談後の会見では、米国に尖閣諸島の防衛義務があることを認めた上で、「日本の施政権を損なおうとするいかなる一方的な行為にも反対する」と明言して、中国を牽制。その代わりに、両者が対話によって平和的に問題解決をするように強く促す発言を行なったのだ。
<安倍首相が昨年来ずっと望んでいた訪米&大統領との会談も、2月に行なうことにしてくれたしね。
関連記事・『日米外相会談、米が中国牽制の発言&見返りは何?+安倍が海外で改憲の説明など』>

 このクリントン発言を受けて、中国政府は「言行を慎むべきだ」と強い反発を示していたのだが。今度は国務省の報道官がこんな発言を行なったという。

『米国務省のヌランド報道官は22日の記者会見で、沖縄県・尖閣諸島に関するクリントン国務長官の発言に中国外務省の報道官が「言行を慎むように」と反発したことについて、「中国はわれわれに懸念を向けるよりも、対話での問題解決を試みるため、日本政府とともに取り組むべきだ」と反論した。(中略)

 一方で、日中双方が対話の席に着かなければ「いかなる解決策も見いだせないだろう」と指摘。「安倍政権のハイレベルな使節団」の訪中実現を歓迎し、本格的な対話の一歩となることを「期待している」と述べた。
 使節団は安倍晋三首相の親書を携えた公明党の山口那津男代表の訪中を指しているものとみられる。(産経新聞1月23日)』

 米国務省からは、キャンベル国務次官補も16日に来日して、対話による日韓・日中関係の改善を促していたし。おそらくは事務方レベルで、アレコレと協議を続けていたのではないかと思うのだが。<当然にして、親書とのことも相談し同意を得ていたことだろう。>

 米国は、わざわざ公の会見を通じて、公明党代表が安倍首相の親書を持って訪中することや、中国側がこれを受け入れて対話の席につくことに期待するメッセージを発していたのである。(・・)
 
* * * * *

 安倍首相もここまで米国に言われては、これ以上、ツッパっているわけにも行かず。自分から折れる形で習近平総書記に親書を出すのは、めっちゃイヤだったに違いないのだが、公明党の助力も得て、それを実行に移したのだが・・・。
 
 しかし、もしかしたら米国は、今度は安倍首相に対して「棚上げ論」を提案して来る可能性があるのだ。

『26日付の米紙ワシントン・ポストは社説で、安倍晋三首相に沖縄県・尖閣諸島をめぐる中国との緊張緩和を模索するよう求めた上で、米国の支援で尖閣問題を棚上げすべきだと主張した。

 社説は、尖閣問題で中国が挑発行為を強めていることや、安倍政権の対中強硬姿勢に懸念を表明。こうした中で、公明党の山口那津男代表が安倍首相の親書を携えて訪中したことを、緊張緩和の兆しとして歓迎している。
 その上で、2月に訪米する安倍首相に対し、緊張緩和の方策を模索するよう要請。米国が尖閣をめぐる日中の軍事衝突に巻き込まれる危険が高まっているとし、尖閣問題の棚上げを支援すべきだとの見解を示している。(時事通信1月26日)』 

 これは、あくまでも米国紙の社説に過ぎないのだが。時にこのような社説が政府サイドの意向を反映しているケースがあるし。
 一部報道によれば、米の政府高官や外務官僚の一部は、安倍首相側に「棚上げ論」orそれに近い形を提案したという話もある。(~_~;)

 ちなみに、『安倍自民と公明、対中政策でくい違いか? 』にも書いたように、公明党の山口代表も、訪中前に「棚上げ論」に言及しており、政府との間でひと悶着あったなのだが。<「棚上げ論」=双方の領有権の主張は棚上げして触れないことにして、日中の外交を行なうこと。>

 もし米国も中国もこれを望んだとしたなら、安倍首相は「棚上げ」包囲網を敷かれて、2月の訪米までに大きな譲歩&決断を迫られるおそれもありそうだ。^^; 
  
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 また、安倍首相は、今回の件で公明党&学会の力を借りることになったことに、忸怩たる思いを抱いているのではないかと察する。(~_~;)
 
 今回、公明党の山口代表が近習平総書記と会談することができたのは、公明党の支持母体である創価学会の池田大作名誉会長の力が働いたからだと言われている。(・・)

『「池田大作先生から年賀状をいただいた。とても感謝している」

 習氏は会談冒頭、テレビカメラの前で公明党支持母体の創価学会名誉会長の池田氏の名前を持ちだした。山口氏は「くれぐれもよろしくお伝えください」との池田氏の伝言を述べた。池田氏は歴代中国トップと会談するなど中国と深い結びつきがある。(中略)

 習氏は23日には韓国の朴槿恵次期大統領の特使とも会談したが、山口氏同行筋は「特使との会談は短時間で、1時間だった山口氏を厚遇した」と強調する。(産経新聞1月25日)』

『山口氏と習総書記の会見は中国のメディアも高い関心を示した。専門家は、尖閣問題について強硬姿勢を崩していない安倍首相の特使と習総書記が会ったことは「中国側が公明党のメンツを考慮したから」と分析している。
 トウ小平や江沢民など、中国歴代指導者と密接な交流を行ってきた池田大作名誉会長の創価学会は、公明党の支持母体だ。さらに同党はこれまでに何度も訪中団を派遣し、一貫して日中友好の姿勢を示してきた。これらの事実により習総書記が山口氏と会見したのは当然のことだといえよう。(Record China1月27日)』
 
* * * * *

 創価学会の名誉会長の池田大作氏は、日中国交回復や両国の友好促進+αに尽力して来たこともあり、中国政府のTOPクラスも含め、様々な分野の人たちと交流があり、強いパイプを持っている。<08年に胡錦濤国家主席が来日した時も、わざわざ池田氏と会談する時間を設けていたほどだ。>
 そして池田氏は、昨年来、日中双方の政界や財界の関係者から、日中の関係改善に力を貸して欲しいと要請されていたようなのだ。(・・)

 山口代表は、中日友好協会の招きで22日~25日に中国を訪問することになっていたのだが。<この中日友好協会の会長は、日本でもお馴染みの唐家セン氏(元国務委員長)だ。>
 mewは、とりあえず日中関係改善の地ならしに行くのかな~と思っていたら、19日になって、安倍首相が山口代表と会談を行ない、習平総書記への親書を託す意向を伝えたというニュースを見て、チョット驚いてしまったところがあった。(・o・)
 
 この親書を渡すという方法を誰が考え出したのかは、明らかではないのだが。<安倍サイドor外務省なのか、公明党or学会なのか、米国や中国側の意向もあるのか、複数の人たちが絡んでいるのか???>
 
 山口氏は19日に安倍首相と会った後、取材陣に対して「親書をお預かりしてお持ちするということも、総理のご理解をいただきました。これを政治的な対話の第一歩にして、関係改善を図っていくということを確認しあって訪中することとなります」と説明。(発言部分はFNN1月19日)
 また、24日には、安倍首相の親書について「これを届けるのが大きな目的だ」と述べている。(・・)

<ちなみに、26日には池田大作氏が「平和提言」を発表し、日中関係改善のために「定期的に首脳会談を行なうことなどを提案しているという。(*1)
 公明党はこの提言の発表も意識して、今回の動きに及んだ可能性もある。>

* * * * *

 尚、山口ー近会談の日程がなかなか決まらなかったことから、色々な憶測が出ていたのだが。
 mewは、山口代表が近総書記と会談できること自体は、安倍首相の親書を預かった時から決まっていたのではないかと考えている。
<もし親書を預かって、結局渡せませんでしたということにでもなれば、安倍首相はもちろん公明党(&学会)にとっても「面目丸つぶれ」になってしまうだけに、それなりに話がついていたと考える方が自然だろう。>
 ただ中国政府も、自分たちのメンツを重んじるところがあるので、チョットもったいつけてみた部分があるのではないかと察する。(~_~;)
 
* * * * *

 ところで、公明党にとっては、今回の親書の件は「してやったり」のファイン・プレーになったのではないかと思うのだが。
 安倍首相にとっては、この「借り」は決して有難くないものなのではないかと思われる。

 安倍このブログにも何回も書いているように、安倍首相と公明党は、前政権の頃からあまり良好な関係にはない。
 公明党は、安倍首相が改憲や軍事強化など超保守タカ派な政策に熱心であることや、対中強硬姿勢をとることを好ましく思っていないし。安倍首相にとっては、連立政権内で自分の政策や言動を抑制しようとする公明党は、目の上のタンコブのようなジャマっけな存在だからだ。
<また安倍氏らの超保守派は国家神道を重視するため、宗教的な面で創価学会とうまく行かない部分がある。>

 でも、公明党側は、貸しを作った分、連立政権内で、今まで以上に自分たちの考えを主張する可能性が大きいだけに、安倍陣営としては、政権運営において、かなりやりにくい部分が出て来るのではないかと察する。(~_~;)

* * * * *

 しかも、もし対中政策に関して、これ以上の譲歩をしたり、それこそ「棚上げ論」をとることになったりでもすれば、超保守仲間からの信頼や保守層からの支持を失うことにもなるし。
 そもそも安倍氏が、やり残した仕事(戦後体制からの脱却~改憲、教育再生、軍事強化、中朝韓に優越することなど)を行なうために再度、首相になった意味も失われることになって、安倍政権が根幹から崩れてしまうことにもなりなねない。(-_-;)

 それゆえに、安倍首相にとっては、今回の習総書記への親書の件は、却って大きなリスクや苦悩を背負い込む行為になるのかも知れないな~と思ったりもしているmewなのだった。(@@)
                 THANKS

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by mew-run7 | 2013-01-28 06:55 | (再び)安倍政権について | Trackback(2)

小沢&「生活の党」の再出発に思うこと&小沢は、前面に出て語るべし!

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  昨日25日、生活の党が党大会を開き、小沢一郎氏を新代表に選出した。

『生活の党は結成後初めて党大会を開き、新しい代表に就任した小沢一郎衆議院議員は「『国民の生活が第一』の理念にのっとった政権をもう一度打ち立てたい」と述べ、安倍政権に対抗するため、夏の参議院選挙で党勢の拡大に取り組む決意を強調しました。

 生活の党は25日、東京・千代田区の憲政記念館で結成後初めての党大会を開き、現職の国会議員15人のほか、先の衆議院選挙で議席を失った前議員らが出席しました。
 そして党大会では、森ゆうこ代表に代わり小沢一郎衆議院議員が新しい代表に就任しました。

 このあと、小沢新代表はあいさつし、夏の参議院選挙について、「日本の将来の行く末を左右する選挙だ。自民・公明両党と、それに連なる勢力が、先の衆議院選挙と同じような議席を占めるとやりたい放題の政治が行われる」と述べました。

 そのうえで、小沢氏は「自民・公明両党にむちゃくちゃな思いつきの政治をさせないための力を国会内で維持しなければならない。『国民の生活が第一』の理念にのっとった政権をもう一度打ち立てたい」と述べ、安倍政権に対抗するため、夏の参議院選挙で党勢の拡大に取り組む決意を強調しました。

 また党大会では、基本政策として▽原発の再稼働、新設や増設を一切容認せず、遅くとも2022年までに原発を全廃することや、▽消費税の増税を阻止することなどを決めました。
小沢氏は、党大会後、▽代表代行に森ゆうこ前代表、▽幹事長に鈴木克昌・元総務副大臣、▽国会対策委員長に小宮山泰子衆議院議員をあてることをきめました。(NHK1月25日)』<挨拶の詳細は、後述>

* * * * *

 小沢Gが昨年7月に民主党を離党してから、実はまだ半年余りしか立っていない。(・・)
 そして、そのわずか半年の間に、小沢氏らは、旧「生活」結党→「未来」に合流→衆院選に惨敗→「未来」を分党→新「生活」結党をするという激動の日々を過ごして来たことになる。

 mew的に、この半年間の様々な出来事に関して、思うこと、言いたいことは山ほどあるのだが。今さらアレコレ言っても致し方ないことも多いし。 
 衆院選後には、惨敗のショック&多くの議員を落選させることになった責任感などから、謝罪の言葉を繰り返して涙をするなど、大きな失意の中にあったと言われる小沢氏が、また政党の先頭に立って、小沢氏を本当に理解&支持する仲間と共に政治活動に励んで行こうという意欲を抱くようになったのは、本当によかったと思っている。"^_^"

 というのも、正直なところ、昨年末、未来の分党騒動があった頃の小沢氏の姿には、まだ覇気が戻っていないように感じる部分もあったし。<党大会の時も、顔がむくんでいる感じがしたので、健康面がチョット心配。無理はし過ぎないで欲しい。>
 さすがの小沢氏も、ここから自分自身も、そして党や仲間もどのようにして立て直して行ったらいいか、どのような道を目指して行ったらいいのか、容易には判断できないところがあったのではないかと案じていたところがあったからだ。^^;
 実際のところ、昨日の挨拶でも言っていたように、また代表を引き受けるかどうかということも、本当に悩んだのではないかと察する。(~_~;)

* * * * *

新たに結党された「生活」は、衆院選で惨敗を喫したため、議員数が激減。また、色々な考えや事情によって、党を離れた(or少し距離を置いている?)人もいるときく。
 それに、現状を考えれば、小沢氏と共に活動することで、マイナスに働く要素も多いかも知れない。

 ただ、今月13日に、森ゆう子前代表がNHKの番組に出た際に、「私たちは小沢氏の『自立と共生』の理念の下に集まっている。力を合わせて頑張っていきたい」と語っていたのだが。
 たぶん、今回の結党に参画した人は(議員も落選者も)、色々なことはあっても尚、本当に、もう一度、小沢氏と共に政治活動を行ないたいという強い気持ちを抱いている人たちなのだろうし。
 小沢氏もそのような同志の思いに応えて、もう一度、先頭に立とうという意欲を湧き立たせたのではないかと思われる。(・・)

 正直を言えば、mewは小沢氏の身体的な負担や「生活の党」自体の(将来的な)発展などのことを考えると、森ゆう子氏と共同代表でもいいかな~と思っていたところもあったのだけど。
 昨年の衆院選で、結果はどうあれ、本当は旧「生活」のまま、小沢氏を前面に出して戦いたかったという思いor悔いを抱いている「生活」の候補者、党員は多いと察するし。小沢氏自身も、そうできなかったことには悔いが残る部分があると思うので、お互いに妙なわだかまりや不安を残さず、前向きな気持ちで再出発するためには、やはり小沢氏が単独代表になる方がいいし。その方が国民にもわかりやすいように思った。

 ちなみに、25日には、奇しくも読売と毎日が記事のタイトルに、『名実共に「小沢党」』という表現を使っていたのだが。 この新党は、ある意味で、旧「生活」よりも「小沢党」だと言える面があるかもな~と思うところがある。(@@)

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 さて、昨日25日には、「生活の党」としてのホームページ(コチラ)もスタートしたのだが。
 そのトップページから、小沢氏の結党大会での挨拶の映像を見ることができる。(・・) 
 
 どこかに文字に起こしたものがないかと探してみたのだが。残念ながら見つからなかったので、同党の橋本久美氏のツイートや複数の報道記事、自分のメモなどを総合して、気になった部分をピックアップしてみたい。

『衆院選で仲間を多数落選させた責任もあり、自分でいいのだろうかと、代表就任を受けるか迷った。多くの人に「オモテに出ろ」「先頭に立て」と多くの人に言われたが、これまでも、これからも影に隠れるつもりはない。ただ、自分が先頭に立てば、批判にさらされる。3年間、権力の乱用による意図的な誹謗中傷にさらされ、その事で皆に迷惑をかけたという気持ちがあるので、思い悩んできた。しかしここまで皆さんに信頼を受けご推挙されたことで決意した。力の及ぶ限り、日本のために、国民のために精一杯やり遂げたい。』

『政党の命は政策。「国民の生活が第一」というわれわれの信念に基づいた政策、大義を掲げて、国民の皆様に約束した原点に戻れば、政策はおのずと見えてくる。生命とくらしを守っていくことを前提として政策を改めて訴えていきたい。』

『次の参院選は、今までとは違い、日本の行く末を左右する選挙だ。 自公につらなる勢力が衆院選のように多数の議席をとれば、本当にやりたい放題になってしまう。非常に日本の将来にとって危うい状況が見えてきている。
 自民・公明両党にむちゃくちゃな思いつきの政治をさせないための力を国会内で維持しなければならない。今のような政治ではダメだという多くの人と力を合わせないといけない。』

『国防軍や自衛隊の海外派兵が、マスコミであたかも進んでいるかのように報道されている。どういう意味かメディアでも議論なされない。
 国際問題や紛争は一国の軍隊が解決することは不可能だ。決して民を救済することにはならない。自国民保護のための海外派兵は、歴史的に見て、戦争につながる危ういもの。単独の海外派兵は平和の理念に反し、議論は全くなされずに道を開くようなことがあってはならない。自分は国連中心で行なうことを主張している。』

『小さな所帯になってしまったが、民主党もわれわれも合併前の状態に戻ったと(笑)。「国民の生活が第一」という理念にのっとった政権を、もう一度、もう一度打ち立てたい。』

<尚、挨拶の後、『他党との連携については、目指す方向が違うものと手を組むわけにはいかない。自公と近い党もあるやと思う。できる限りの協力関係を結んでいきたいが、旧体制と共存することは理念的にも政治的にも不可能である』と語ったという>

* * * * *

 小沢氏は、政党の方針に関しては、「国民の生活が第一」という理念を何度も繰り返して主張していたのだが。
 具体的な政策に関しては、安保軍事関連(海外派兵)のことを最も時間を割いて取り上げ、その危うさ、平和維持に対する懸念をアピールしていたのは、やや意外なことだった。(@@)

<自公やそこに連なる勢力が、参院選も多数をとったら、日本がアブナイという感じの主張だったようにも思われ、その点での危機意識はおおいに共感できるところがあった。(・・)>
 
 この党大会では、党の綱領、政策なども発表されたのだが。(HPにも記載されている。)ざっと見たところ、旧「生活」&旧「未来」のものが、ほとんどそのまま踏襲されているようなのだが。今後、国民の意見を募集、集約して、改めて具体的な政策を決めて行く予定だという。

 ただ、小沢氏の挨拶をきく限りは、参院選で安倍自民党+αへの対立軸を鮮明にするためにも、保守性は弱めて、やや平和&リベラル志向の政党として活動して行く意向があるのかも知れない。<党政策によれば、脱原発も重要政策に。>

* * * * *

 国会や参院選での野党共闘に関しては、また追々書いて行きたいと思うのだが。正直なところ、現段階では、非自公の政党が全て結集して、与党と対決して行くという形を作るのは、極めて難しい状況にあるのではないかと思っている。(-"-)

 でも、mew的には、ともかく自民党との対決姿勢を持った政党、安倍自民党の問題点を世間にアピールしてくれる政党が一つでも増えるのは有難いことで。その点でも、小沢「生活」には、おおいに期待したいところがあるし。

 また、これはmewの実に個人的な思いなのであるが。小沢氏には、もうあまり戦略的なor策士的なことは考えずに、一政治家としても、政党の代表としても、もっと自分の政治理念や政策を積極的に伝えることに力を注いで欲しいと。また、できれば、自分の姿や考えをどんどんオモテに出すようにして欲しいと願っているところがある。(・・)

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 以前から、ブログを読んで下さっている方はご存知だとは思うが。mewは、実のところ、最後の最後まで、小沢Gが民主党を離党することには反対の立場だった。

 その大きな理由としては、1・民主党にいた方が首相or政権の中枢の座につける可能性が大きいと考えていたこと、2・民主党の中で、野田&前原Gの実権掌握や暴挙、さらには自民党&保守勢力の政権奪還や暴走を阻止する役割を果たして欲しいと期待していたことなどがある。(・・)
<逆に言えば、離党&新党結成をした場合、それらが困難になるのではないかと懸念する部分が大きかった。>

 ただ、これも以前から書いていることなのだが。もし小沢氏が民主党を離れて新党を作る場合には、「自由党」の時のように、本当に小沢氏と考えが合う人たちを集めて、自分の基本理念や政策を前面に出すような活動を行なって欲しいと。また、一般国民やマスコミに対しても自分の考えを積極的に発信して欲しいと願っているところがあった。

 mewの印象の中では、自由党時代の小沢氏は、最も伸び伸び&活き活きと活動していたように思えたし。政界の中だけでなく、一般国民の間でも、小沢氏の提言や考えに関心を抱く人が多かったように思うからだ。<小沢氏と考えが合うか否かは別として、日本の国政や民主主義、国民のあり方を考える上で、有益な視点やヒントを与えるようなものが色々あったように思う。>
 そして、その結果として、自由党は小政党ながらも、政策や政局も含め、様々な面で、国政に対する影響力を与えることもできていたように思うのだ。(・・)

* * * * * 

 そんなことを考えつつ、小沢氏の挨拶をきいていたら、奇しくも「小さな所帯になってしまったが、民主党もわれわれも合併前の状態に戻ったと」と言って笑う場面があったので、mewも思わず「くすっ」となりながら、「結局、自由党の時に戻ったってことだよね」って思ったりしていたのだが・・・。

<そう言えば、2000年の衆院選の時に、小沢代表が見えない手に殴られながらも前進して行くという「自由党」のテレビCMが話題になったのだけど。
 外部からアレコレ批判されようと、自ら正しいと思う主張は貫くという姿勢がよくあらわれていたように思うし。「生活」にも、そういう政党になって欲しいと思うところがあるのよね。(・・)>

 小沢氏は昨年の衆院選で、69年の初当選以来、15回目の当選を果たしたのだが。これは、現役議員では、最多当選回数に当たるとのこと。つまり、小沢氏は最もベテランの衆院議員になるのである。(@@) 

 しかも、55年体制下のまさに自民党一党独裁政権とも言える時代から、90年代の与野党が入り乱れた混乱期、00年代の小泉長期政権から民主党による政権交代まで、色々な政党や立場で、日本の国政に関わり続けて来て、実に様々なことを見聞&経験したり、考えて来たりしたわけで。
 mewは、小沢氏がその中で得て来たこと、考えたり感じたりしたこと、日本の国民に気付いて欲しい、知って欲しいと思うこと、真剣に考えて欲しいと思うことなどなどを、自らの言葉でしっかりと伝えることは、とっても重要なことなのではないかと思っているのだ。(**)

<先述のように、そこには今の&将来の日本の国を作って行くに当たって、また生活して行くに当たって、国民にとって大事なヒントがたくさんあるはずだ。(++)> 
* * * * *

 小沢氏は、近時、よく「最後のご奉公」という言葉を使うのだが。現実的に考えても、今後、そう長い間、政治生活を送るわけではないと思うし。
 しかも、正直なところ、小沢氏にとっては次の参院選を含め、ここからの1~2年の政治活動というのは、まさに政治生命をかけたものになるわけで。それだけに、、あまり外部のことはアレコレ気にせずに、また下手に選挙戦略などに走らずに、「最後のご奉公」として、日本のために、国民のために、自分の姿や考えをどんどんとオモテに出して欲しいな~と思う気持ちがある。(・・)

 さらに言えば・・・。もちろん小沢氏のコアな支持者を大切にしたり、ネット・メディアの活用したりするのも重要かも知れないのだけど。
 小沢氏のコアな支持者(or信奉者、信者?)は、もう小沢氏の思いや考えは理解しているだろうし。今後も小沢氏&「生活」を応援し続ける人が多いと思うし。
 
 mewとしては、このブログでもず~っと書き続けているように、小沢氏には、今度こそ、民放TVなどを含めて、一般国民の目に触れるようなメディアにも積極に出て、もっと一般国民に向けて、ナマの小沢氏の姿や考えを知ってもらう機会を作るように努めて欲しいと強く願っているのである。(**)

 それは、小沢氏自身が、最大の目標としている「主権者である国民が自ら考え、選択する形で、日本に真の議会制民主主義を築くこと」にも資するのではないかと思うし。しかも、その結果、小沢氏&「生活」の主張を理解、応援する人が増えれば、尚更にGOODなわけで。
 できれば、そのような面でも、日本を変えるきっかけを作るような政治活動を行なって欲しいと期待する気持ちがある。(++)

* * * * *

 何だか最後は、話がかなり大きな方向に進んでしまったのだが。(~_~;)
 
 小沢氏&「生活の党」の再出発となる結党大会での挨拶+αを映像や報道記事で見ながら、そんなことを思っていたmewなのだった。(@@)

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by mew-run7 | 2013-01-27 04:13 | 未来の党・生活・自由 | Trackback

安倍が、改めてNSC、憲法改正、集団的自衛権の行使容認の実現に意欲


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毎日新聞が、安倍首相のインタビュー記事を載せていたので、アップしておきたい。

 安倍首相は、「日本版NSC(国家安全保障会議)の創設」「憲法改正」「集団的自衛権の行使容認」を目指すことを明言。(**)
 ただ、河野談話の見直しについては、「私は答えない」として発言を避けた。^^;

<「憲法改正」を行なうには、国民投票が必要だが。他の2つは、安倍内閣の中だけでor国会の議決だけで決めることができるものゆえ、注意が必要だ。(・・)>


『安倍晋三首相は25日、首相官邸で毎日新聞のインタビューに応じた。アルジェリアの人質事件を巡って政府の情報収集能力が課題になったのを受けて「官邸の司令塔機能を強化する必要がある」と述べ、第1次安倍内閣時代から設置を目指している国家安全保障会議(日本版NSC)の必要性を強調。「早ければ(7月の参院選前に設置法案を)出すことは十分にあり得る」と通常国会(28日召集)への法案提出に意欲を示した。

【安倍首相の再挑戦】日本版NSC 最も急ぐ構え

 ◇NSC法案、通常国会提出も

 首相は「一元的に情報を集め、的確に分析し、政策を立案する。情報機関にどういう情報を集めるべきか発注もしていく。そういう機能は官邸にはない」と述べ、外交・安全保障政策と危機管理の司令塔機能を首相官邸に集約する方針を説明。07年に提出した法案は廃案になっており、有識者懇談会で改めて検討したうえで再提出を目指す考えを示した。

 日中関係の悪化に関連し、沖縄県・尖閣諸島の問題を事実上棚上げする考え方については「尖閣はわが国固有の領土であり、そもそも棚上げ論は存在しない。外交交渉の余地はない」と明確に否定した。公明党の山口那津男代表が香港のテレビで棚上げ論に言及したが、首相は「連立政権だが党は違う。外交・安全保障政策のタッチの違いだ」と問題視しない考えを示した。

 首相は「日中が対話できる状況を維持していくことは両国の国益であり、地域の平和と安定にも資する」とも述べ、中国共産党の習近平総書記との首脳会談に意欲を示した。

 憲法改正については、発議要件(衆参各院の3分の2以上の賛成)を定めた96条の改正へ向け参院選で改憲勢力の拡大を目指す意向を表明。4年間の衆院議員任期を念頭に「任期中に目指していきたい」とした。「憲法改正と、集団的自衛権の行使を認めていくことによって(日米は)対等な関係になり得る」とも述べ、集団的自衛権の行使容認によって日米同盟の強化を図る考えを強調した。

 従軍慰安婦問題で旧日本軍の関与を認めた93年の河野洋平官房長官談話の見直しについては「私は答えない。(菅義偉)官房長官から答える」として、外交・政治問題化を避ける考えを示すにとどめた。

 ◇国家安全保障会議◇

 第1次安倍内閣が外交・安全保障政策の立案を首相官邸主導で進めるために構想した。米国の国家安全保障会議(NSC)を手本にしたことから、日本版NSCとも呼ばれる。07年に設置法案が国会に提出されたが、第1次安倍内閣の退陣後、福田内閣のもとで廃案になった。当時の法案は現在の安全保障会議の小幅改編にとどまっていたことから、第2次安倍内閣は法案を練り直すため有識者懇談会を近く発足させる。 

(毎日新聞2013年1月25日)』

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 しつこく書いてしまうが。安倍首相の最大の目標は、「戦後レジームからの脱却」、特に「憲法改正」&「軍事強化」と「教育再生」(という名の戦前教育の復活)だ。
 安倍氏らの超保守派は、日本の戦後体制(憲法、教育、国のあり方など)を否定しており、憲法を改正し、教育も変えて、軍事力も強化して、日本を戦前のような国に戻そうと。一応、国民主権ではあるけれど、国民が天皇を国の根幹だと考え、その国の富国強兵のためにを目指す国にしたいと考えている。
 それが安倍首相の言う「強い日本を取り戻す」の中身だ。(・・)

 そして、安倍氏は、日本の国力、軍事力を強化するために、前政権でも「NCS創設」や「集団的自衛権の行使容認」目指して、有識者懇談会などを立ち上げて具体的に動いていたのだが、結局、実現できずに終わってしまった。

 そこで安倍氏は、これらの施策も「再チャレンジ」させるべく、衆院選の公約に掲げていたのだが。衆院選の圧勝により、国民もこれを支持したのだということになるので、安倍氏は、首相就任後、すぐにこれらの施策に関して有識者懇談会を立ち上げる準備を行なっている。<教育再生実行会議も、既にスタート。>

 オモテ向きには、「経済再生が第一」と言っているものの<まあ、富国強兵のためには経済も大事なんだけど>、本当の目標の実現のために着々と計画を進めているのである。(@@)

* * * * *

『安倍首相:3有識者会議設置へ NSC・集団的自衛権・歴史認識

 安倍晋三首相は、外交・安全保障に絡む「安倍カラー」の政策検討へ向け近く三つの有識者会議を設置する方針を固めた。検討するのは(1)国家安全保障会議(日本版NSC)の創設(2)集団的自衛権の行使を禁じた憲法解釈の見直し(3)政府の歴史認識に関する新たな首相談話の3課題。NSCと集団的自衛権は第1次安倍内閣以来の再挑戦となる。

 首相は年頭記者会見で「経済再生へ向けてロケットスタートを切りたい」と語り、今夏の参院選までは経済最優先の構え。保守色の強い政策については、連立を組む公明党への配慮もあって当面は抑制しつつ、有識者会議で地ならしを進める。

 日本版NSCは現在の安全保障会議に代わる機関。首相官邸主導で外交・安全保障政策を進める態勢を強化しようと第1次安倍内閣時に設置法案が国会に提出されたが、首相退陣後に廃案になった。

 集団的自衛権についても第1次内閣で首相の私的懇談会「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会」(座長・柳井俊二元駐米大使)に諮問。懇談会は首相退陣後、公海上で攻撃された米軍艦船の防護など4類型の憲法解釈変更を提言したが、具体化に至っていない。

 3課題は菅義偉(すがよしひで)官房長官が中心となって検討される見通し。首相は第2次安倍内閣の発足に当たって菅氏に国家安全保障強化担当相を兼務させており、菅氏は4日、過去の歴史認識について安倍首相談話を検討する「有識者懇談会」の設置を表明。日本版NSCについても「有識者や関係閣僚と相談しながら進めていきたい」と語った。集団的自衛権に関しては前回の懇談会メンバーを中心に再検討を求める。(毎日新聞 1月6日)』

<この「歴史認識」というのは、主に「河野談話」「村山談話」のことを指す。安倍氏&超保守派は、以前から「河野談話」を認めておらず、これを撤回することを求めている。また「村山談話」にも不満を抱く部分があるため、安倍氏はこれを覆うために、新たに「安倍談話」を発表することを目指している。^^;>

* * * * *

 そんな折、アルジェリアのテロ事件や、北朝鮮のミサイル&核実験の問題、尖閣諸島を巡る中国との関係悪化が起きていることは、安倍首相にとっては、「絶好のチャンス!」なわけで。
 安倍陣営は、国民の中に芽生えたある種の不安感、危機感、警戒感などをうまく利用して支持を得る形で、上述のような施策を早く実行に移そうとするのではないかと思われる。

 ただ、もしここで日本の国民が、きちんと安倍政権のやろうとしていることの中身に関心を抱かないorきちんと理解しないままに、全ての対応をお任せにしてしまうことになれば、日本は、もっと大きな危機感、警戒感を常に持たなければならないようなアブナイ国になるおそれがあるということを認識して欲しいと、切に願っているmewなのだった。(@@)

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by mew-run7 | 2013-01-26 03:25 | Trackback(1)

安倍首相が「おいそれとは消えない」と国際会議で、トンデモ約束のメッセージを放映

  これは25日、2本めの短~い記事です。

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 先ほど、mew的には耐え難い&ビックラのニュースを目にしてしまった。(@@)

 あまりにもイライラ~ッと来たので、ストレス解消も兼ねて、短い記事を一つ。

前記事にも書いたように、23日からスイスのダボスで世界経済フォーラムの年次総会(ダボス会議)が始まっているのだが。
 安倍首相は、1月初めに、自らはダボス会議に参加しないことを決定。茂木経産大臣などを派遣している。

 安倍首相は、その代わりに、25日未明に開かれた日本主催のイベント「ジャパン・ナイト」にビデオメッセージを寄せ、およそ5分間、英語でスピーチをしたそうなのだが。
 その内容が、mew的にはトンデモないものだったのだ。(゚Д゚)

 何と安倍首相は、「一つ約束させてください。私はおいそれと消えていなくなったりはしない」と。
 「皆さんは日本の政治にはいささか食傷しているだろう。指導者が来ては去る、それが年中行事と化したかのようだ」「私は来年また、いやその先も、こうして皆さんにお話しさせていただこうと思っている」と言いやが・・・いや、のたもうたというのである。(-"-)

(「 」内は、時事通信1月25日より)

『安倍総理大臣は、スイスで開かれている世界経済フォーラムの年次総会、いわゆる「ダボス会議」の会場で開かれるイベントにビデオメッセージを寄せ、「私は、おいそれと消えていなくなったりしない。来年も、その先も、みなさんに話をさせていただきたい」と述べ、長期的な政権の継続に意欲を示しました。

「ダボス会議」は、毎年この時期に、世界各国の政治や経済界のリーダーが出席して、スイス東部のダボスで開かれていて、安倍総理大臣は、日本時間の25日未明に会議の会場で開かれた、日本主催のイベント「ジャパン・ナイト」にビデオメッセージを寄せ、およそ5分間、英語でスピーチをしました。

 この中で安倍総理大臣は、「私の課題は簡単明瞭だ。債務は大きく、人口は高齢化しつつある。だからこそ、私は立ち向かっていかなくてはならず、難問から逃げず取り組んでいく」と述べました。
そして安倍総理大臣は、「日本は強くあり続けなければならない国であり、日本人は再び自信をわがものとしなければならない。目標を目指し、持てる力を燃やすつもりだ」と述べました。

 そのうえで安倍総理大臣は、「私は、おいそれと消えていなくなったりはしない。来年も、その先も、みなさんに話をさせて頂きたい」述べ、長期的な政権の継続に意欲を示しました。 (NHK1月25日)』

『首相は「一つ約束させてください。私はおいそれと消えていなくなったりはしない」と述べ、長期政権に意欲を示した。』
『「皆さんは日本の政治にはいささか食傷しているだろう。指導者が来ては去る、それが年中行事と化したかのようだ」と指摘。その上で、「私は来年また、いやその先も、こうして皆さんにお話しさせていただこうと思っている」と語った。
』(以上、時事通信1月25日)

* * * * * 

 一体、誰がこのような根拠レスな(根拠のない)自信に満ちた台本を書いたのか知らないが。<ウケ狙いのジョークにもならないし。本人&陣営は、やっぱ天狗気分になってる部分があるのかもな~。恥ずかしい。^^;>
 
 まだ参院で過半数もとっておらず、長期政権が確定するかどうかもわからないうちに、どうして「おいそれと消えない」ことを、国際的な会議の場で、約束することができよう?^^;
<それに、もし約束を守れなかったら、日本の国として、も~っと恥ずかしい&みっともないよね~。(~_~;)>

 しかも、もし安倍氏が、来年もその先も、首相としてダボス会議で話すようなことがあっては、日本の将来がとんでもアブナイものになってしまうことは目に見えているわけで。

 ぜぇ~ったいに、安倍首相には、おいそれと消えてもらうようにしなければ!!(**) 

 ・・・と、強く念じ続けることを誓ったmewなのであった。(-人-)

                    THANKS
 
<ちなみに、「おいそれ者」という言葉があって。「深く考えずに物事をする人。軽はずみな人間」のことを意味するらしい。(・o・)
 安倍くんは、おいそれ者だから、こんな映像を流しちゃったのかな?(@@)>


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by mew-run7 | 2013-01-25 11:45 | (再び)安倍政権について | Trackback

安倍の公約違反(TPP、竹島の日)に要注意~ダボスで米とTPP協議の予定

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 23日から世界経済フォーラムの年次総会(ダボス会議)がスイスのダボスで始まった。
 政府からは、茂木経産大臣、甘利経済再生大臣が参加する予定なのだが。ここで米国とTPP交渉参加に関する協議を行なう可能性があるので、注意が必要だ。(**)

『茂木敏充経済産業相は22日、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉への参加をめぐり、米通商代表部(USTR)のカーク代表らと会談する方向で調整していることを明らかにした。(産経新聞1月22日)』

<ちなみに、先週、訪米した岸田外相もカーク代表と会談しており、TPPに関して協議をしているのよね。カーク氏はもうすぐ退任するので、何とか日本のTPP参加に道筋(密約?)をつけておこうとしている可能性が大きい。(~_~;)>

* * * * *

 安倍自民党は、衆院選の公約で「聖域なき関税撤廃を前提にする限り、TPP交渉参加に反対する」と明記していた。

 もともと自民党内(特に地方の議員)にはTPP反対or慎重な人が多い上、野田首相(当時)がTPP参加に前向きな姿勢を見せていたことから、民主党政権に対抗する意図もあった。
 そして、実際、今回の衆院選では、農業、医療系の支持を得ていた候補者の多くが「TPP参加反対」を強く唱えて当選し、自民党も政権を奪還したのだが・・・。

 安倍首相個人は、もともとTPP参加にはさほど反対ではないようで(何よりも、日米同盟が大事だしね)、首相就任後は「国益にかなう最善の道を求める。状況を分析しながら総合的に検討したい」と、交渉参加に含みを残すような言い方をするようになっているし。
 しかも、米国や経済団体、党内の新自由主義勢力などの圧力に押されて、いまや、いつどのように参加表明を行なうのかタイミングをはかっている段階にあると見られている。(@@)

* * * * * 

 安倍自民党としては、本当なら、参院選が終わるまでは何とか結論を先送りし、TPP反対派の票をしっかりと集め、確実に勝ちたいところなのだが。下の記事にもあるように、日程的にかなり厳しくなっている様子。
 そこで、安倍首相は、とりあえず2月の訪米でオバマ大統領と会談を行なう際には、TPP参加表明はしないことに決めたものの、近い将来、参加表明することを前提に、内々で交渉を進める可能性が出て来た。(-"-)

『茂木敏充経済産業相は22日、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉への参加をめぐり、米政府の要人などと意見交換を行う方向で調整していることを明らかにした。23日からスイスで開かれる世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)に出席した際、米通商代表部(USTR)のカーク代表らとの会談を調整している。

 TPPをめぐっては、訪米した岸田文雄外相が18日、クリントン国務長官やカーク代表と会談し、2012年12月の衆院選で自民党が掲げた「聖域なき関税撤廃を前提にする限り、交渉参加に反対」とする公約について説明した上で、今後も協議を継続することを確認している。茂木経産相もカーク代表との接点を持つことで、TPP交渉参加に向けた妥協点を探る考えだ。

 ただ、2月以降に予定されている安倍晋三首相とオバマ米大統領との首脳会談では、TPP交渉への参加表明が見送られる公算が大きい。そうなれば、米政府が外国と通商交渉を始めるためには90日前までに米議会に通知するルールがあり、日本が交渉に参加する場合は早くても4月以降になる見通し。

 TPP交渉に参加する米国など11カ国は10月の大筋合意を目指している。政府・与党内には7月の参院選前の交渉参加表明に対して慎重な意見が根強く、表明が参院選後にずれ込めば交渉妥結国に日本が加われない可能性が高まる。(Sankei Biz 1月23日)』

* * * * *
 
 また、安倍首相の肝いりでスタートさせた「日本経済再生本部」の会合でも、「可能な限り早期のTPP交渉から参加すべく対応」と、交渉参加を前提とした課題が提示されているという。(~_~;)

<おまけに、原発再稼動の必要性もね。(-"-)>

『甘利明経済再生担当相が25日の日本経済再生本部の会合で、エネルギー政策見直しや環太平洋連携協定(TPP)推進など計10項目を重点課題として提示することが24日、明らかになった。再生本部傘下の産業競争力会議で具体化に向けた検討を進め、6月に取りまとめる成長戦略の柱とする考えだ。
 エネルギー政策では「温暖化対策削減目標の見直しが必要」と明記。民主党政権が掲げた「温室効果ガス25%削減」を抜本的に見直す姿勢を示した。その上で「原発再稼働、原子力最先端技術の維持が必要」とした。

 経済連携の推進に関しては「可能な限り早期のTPP交渉から参加すべく対応」との表現で、農業関係団体を中心とする交渉参加反対派に配慮しながらも、推進姿勢をにじませた。(時事通信1月25日)』

 23日には、関係閣僚と民間有識者らで構成する「産業競争力会議」(議長・安倍晋三首相)の初会合<竹中くんとか三木谷くんとかがメンバーになっているやつね>でも、『民間議員からは、「環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)への参加が重要だ」との発言や規制緩和を求める声が相次いだ』という。(産経新聞1月24日)

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 何か先週あたりから、経済関連団体などから、やけにTPPに関しての要望が相次いでいると思っていたのだが。
 おそらく彼らは、ダボス会議での協議に期待して、自民党への要求(圧力?)を強めていたのだろう。

『自民党の石破幹事長と経団連の米倉弘昌会長らは16日午前、都内のホテルで意見交換した。
 米倉会長は「新政権は、TPP(環太平洋経済連携協定)を始めとする経済連携の推進も含め、重要課題を強力に推進してほしい」と、TPP交渉への早期参加を改めて求めた。経団連側からは「エネルギー政策の道筋を早急に決定すべきだ」などの注文が相次いだ。(産経新聞1月16日)』

『経団連と自民党の幹部は22日、東京都内のホテルで会合を開き、米倉弘昌会長ら経団連側が法人実効税率の引き下げや環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉への早期参加などを改めて要請した。これに対し、高村正彦副総裁ら自民党側は経済界の意向を踏まえて対応する考えを示した。

 TPPをめぐっては、自民党の高村副総裁が「企業が縦横に活動できるグラウンドを整備したい」と前向きな考えを示した一方、高市早苗政調会長は「内容を精査して実態をつかみ、最善の道を探りたい」と慎重な姿勢をみせ、党内の意見集約が進んでいないことをうかがわせた。(SankeiBiz 1月23日)』

『商社の業界団体である日本貿易会は23日、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)に関して「協定交渉への早期参加を強く要望する」との要望書を安倍晋三首相や関係閣僚らに郵送したと発表した。槍田(うつだ)松瑩(しょうえい)会長(三井物産会長)名で送付した。
 米国や豪州など11カ国が参加する同交渉が本年中の妥結を目指す中で、「残された時間は決して多くない」と危機感を表明。

 早期参加によって「先進的なルール作りを主導的に行うことも可能になる」と効果を強調し、「経済外交上の大きな機会を逃すことなきよう、政治的なリーダーシップを期待する」と要望し、政治的な配慮で参院選後まで結論を先送りしないよう、早期決断を求めた。(産経新聞 1月23日)』

<この他にも複数の団体から要請あり。>
 
* * * * *

 ただ、自民党内のTPP反対派も黙ってはいない。
 
『自民党は衆院選で「聖域なき関税撤廃を前提にする限り反対」と掲げ、「絶対反対」の農業団体から強力な支援を受けた。参院選で勝つためにも支持の引き留めは不可欠といえる。

 一方で、TPP交渉参加は日米同盟強化を掲げる首相の理念と合致する。安倍氏は衆院解散時、自民党の支持団体を意識してか「聖域なき関税撤廃を前提とする限り、交渉参加に反対だ」と述べたが、就任後は「国益にかなう最善の道を求める。状況を分析しながら総合的に検討したい」と、交渉参加に含みを残している。そんな状況を忖度(そんたく)した高市早苗政調会長が、

「交渉に参加しながら条件が合わなかったら脱退する選択肢もゼロではない」「(交渉参加は)内閣が決めることだ」と交渉参加を容認する発言をしたことから、党内の反対論に火がついた。

 交渉参加に反対する議連会長の森山裕衆院議員は「議院内閣制を否定するような言い方だ。与党の国会議員で政策を決めるのが基本だ」と指摘。議連メンバーの中谷元・元防衛庁長官も「党内論議をおろそかにした民主党政権と違い、部会や総務会で重層的に意見を積み上げていくのが自民党だ」とクギをさす。

 今回の騒動は、ベテランの細田博之幹事長代行が「あらかじめギロチンに首を差し出すようなことはすべきではない」と一喝し、一旦収束した。しかし、安倍氏がオバマ大統領との会談で交渉参加に前向きな発言をする、との観測は消えない。(AERA2013年1月21日号)」

* * * * *

 23日にも、TPP反対の議員団体が会合を開いたのだが。そのメンバーが200人以上に達しているとのこと。何と自民党の衆参全議員の半数を越える数になる。^^;

『環太平洋連携協定(TPP)交渉参加に反対の自民党有志議員でつくる「TPP参加の即時撤回を求める会」(森山裕会長)は23日午前、党本部で政権交代後2回目の会合を開いた。2月に訪米する安倍晋三首相をけん制する狙いがあり、出席者からは交渉参加への反対論が相次いだ。

 同日の会合には40人以上が参加。同会事務局によると、メンバーは同日時点で昨年末から22人増え、203人となった。出席者からは「交渉に参加して、まずければ離脱すればいいという話もあるが、日本に選択の余地はない」「国民生活を守る農業が衰退すると災害も拡大する」などの意見が出た。(時事通信1月23日)』

 というわけで、もし茂木経産大臣が、ダボス会議の際に、米国側とTPP参加に関する協議を進めた場合には、自民党内で大きな対立が起きる&自公の間でも溝ができる可能性が大きいあるのではないかと思うmewなのだった。(@@)

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 もう一つ。自民党の公約違反がらみの話を・・・。

 昨日『安倍自民と公明、対中政策でくい違いか?』という記事でも少し触れたのだが。
 今年2月22日に島根県で行なわれる「竹島の日」の式典に、安倍首相&自民党がどのように対応するのか、注目が集まっている。(@@)
<特に保守勢力や韓国からの注目度は高い様子。mewにとっても興味深い。(・・)>

 自民党は、衆院選の公約(政策集)に2月22日の「竹島の日」を政府で主催することを明記していたのだが。
 ただでさえ、日韓関係が悪化していること(&米国が強く関係改善を求めていること)に加え、2月25日には朴槿恵新大統領の就任式が行なわれること、また参院選の影響などに配慮し、今年は公約の実現を見送ることにした。

<尚、安倍首相は、朴槿恵新大統領の就任式に出席することも検討していたようなのだが。韓国政府が外国の賓客招待は駐韓大使を原則とすると発表したため、出席はとりやめたという。>

 他方、竹島を保有する島根県や安倍自民党を支持している超保守勢力は、安倍氏が衆院選までは勇ましいことを言っていながら、衆院選に圧勝した途端、トーンダウンし、参院選を意識して安全運転する方向に走り始めたことに不満を覚えているところがある。(~_~;)

 確かに、超保守勢力にとっても安倍自民党が参院で過半数をとることは重要なことではあるのだが。
<今度こそ安定政権を作って、「戦後レジームからの脱却」=「憲法改正」「教育再生」などの戦前回帰策を実現して欲しいので。>

 ただ、竹島に関して言えば、昨年夏には韓国の李大統領が同島に上陸するという暴挙に出た上に、日本の首相(野田)からの親書を突っ返すという比例な行為を行なうなど耐え難い仕打ちを受けているわけで。ここは、新大統領の就任前に、ビシッと竹島が日本の領土であるということを示しておきたいところ。
 それだけに今年の「竹島の日」の式典には気合がはいっているところがあるのだが。政府主催が見送られた上、首相も重要閣僚も出席しないとなれば、いわば骨抜き状態になってしまうのである。^^;

* * * * *

 そこで、島根県は、安倍首相をはじめ重要閣僚を、正式に式典に招待することに決めたという。(**)
 
『島根県は24日、県主催で来月22日に開く「竹島の日」記念式典の招待状を、安倍晋三首相や関係閣僚宛てに届けた。式典を始めた2006年以降、首相の招待は初めて。出席の是非について、来月8日までの回答を求めている。

 これに関し、同県の溝口善兵衛知事は県庁で記者団に「政府(の代表)が来て、政府の考えを県民、国民に話すのは意義ある大事なことだ」と強調した。招待状は、首相のほか、菅義偉官房長官、岸田文雄外相、山本一太海洋政策・領土問題担当相らにも届けた。(時事通信1月24日)』 

* * * * * 

 ちなみに昨年の「竹島の日」の式典には、自民党の国会議員団として、現閣僚だと菅官房長官や新藤特命大臣が出席。小泉進次郎青年局長などの姿も見られた。<自民党主催の竹島の日の街頭演説会なども行なったらしい。尚、ヒゲの隊長・佐藤正久氏や山谷えり子氏は濃霧のため飛行機が飛ばず、出席がかなわなかったとか。^^;>

 ただ、昨年の自民党は一野党に過ぎない立場。政府与党となれば、話は違うということになるのかも知れないし。実際、06年に式典を始めてから、これまで現職の閣僚が出席したことはないとのこと。

 まあ、衆院選で公約していたことまで考えれば、政府主催は見送ったものの、安倍首相がせめて出席ぐらいはするというが筋なのだろうし。首相が無理なら、昨年も出ていた菅官房長官をはじめ閣僚の何人かは出席すれば、仁義は通すことはできるのではないかと思われる。

 昨年末に、政府主催見送りの報道が出た時に、超保守派やネトウヨ界ではかなり大きな失望の声が出ていたことを思うと<それこそ、最初は、反日マスコミの捏造&揺さぶり報道だとか言われていたりもして>、ここで首相も閣僚も招待を受けたのに出なかったとなったら、超保守派の支持者から強い批判を受けることは必至だろう。(@@)

 とはいえ、もし大統領就任式の直前に、日本の首相や閣僚が「竹島の日」に出席したとなれば、韓国政府やメディアから激しい反発が出て、新政権の下で再構築しようとしている日韓関係がボロボロのスタートを切るおそれが大きいし。自民党内の穏健派、公明党、そして米国からも批判を受けることにもなりかねない。(~_~;)

* * * * *

 mewには、安倍首相が、今、自分を最も支持してくれている超保守派層の期待と「欲しがりません、参院選に勝つまでは」という思いの間で、板ばさみになっているようにも見える。(~_~;)

『関東などでは放映されていないが、安倍晋三首相が出演した13日放映の読売テレビ番組が興味深かった。司会者は、自民党が衆院選で主張してきた「竹島の日」を祝う式典の開催や靖国神社参拝など、まだ実現していない課題を挙げて首相に問いかけた。

「基本的には保守派は、安倍さんがやりたいようにやれるタイミングまで待とうという気持ちだと思う。だけど、どこまで待てるか。これからどうするつもりか」
 保守派が不満を募らせたらどうするのかとの疑問に対し、首相の答えはこうだった。
「前回の安倍政権の時の反省点として、いきなり百点を出そうと思っても出せない。かえって重心が高くなって転んでしまう。戦後体制からの脱却が私の生涯のテーマで、これは変わってはいない。腰をじっくり据え、結果を出しながら国民の信頼を勝ち得て、やるべきことをやっていきたい」

 実際、首相は現在、保守色の濃い「安倍カラー」を一部封印しているようにも見える。歴史認識をめぐる「安倍談話」発出も、集団的自衛権の政府解釈変更による行使容認も、「有識者会議」というクッションを置いて慎重に軟着陸を図っている。
 こうしたことから、保守派の一部からは早くも「首相は変節した」と失望の声も漏れる。(産経新聞1月20日)』

mew個人は、日韓関係の改善を望んでいるのだが。
 ただ、自民党はさんざん民主党政権に関して公約を実行できない、守らないと批判していたにもかかわらず、いざ政権をとった途端、安倍首相がは「できることしか書かない」と豪語していた衆院選公約を、次々と先送りしたり、公約とは異なる方向に進んだりなど「変節」しているという実態があるわけで。
<しかも、参院選まではうまくお茶を濁して、参院選に勝ったら公約を破っちゃおうなんてことを考えているものもあるわけで。>

 一般国民も(超保守支持者も?)マスコミも、そのことをもっとツッコンで行くべきなのではないかと思うmewなのだった。(@@)

THANKS

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by mew-run7 | 2013-01-25 03:38 | (再び)安倍政権について | Trackback

自民が維新とこそっと選挙協力か?+アブナイ自民の防衛大綱見直し


  これは1月24日、2本めの記事です。 

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まさに「日本がアブナイ!」という感じになって来た。(@@)

 安倍内閣が、25日に民主党政権で作られた防衛大綱を凍結&中期防衛計画をの廃止を閣議決定するという。(゚Д゚)

『政府は、現行の防衛計画の大綱の凍結と中期防衛力整備計画の廃止を25日に閣議決定する方針を決めた。凍結決定後、防衛省は防衛会議の下に江渡聡徳副大臣をトップとする検討委員会などを設けて大綱見直しのあり方を検討、7月の参院選までに中間報告をまとめる。23日の自民党国防部会・安全保障調査会合同会議で同省が報告した。(産経新聞1月23日)』

『防衛大綱は防衛力整備の指針を示したもので、現在の大綱は民主党政権だった3年前に決定し、陸上自衛隊の削減などが盛り込まれている。自民党は選挙公約で、「自衛隊の人員・装備・予算を拡充する」と明記していて、その方針を来年度予算案に反映させるため、政府は現在の防衛大綱を凍結することを決めた。(NNN1月7日)』

 防衛大綱とは、今後5年~10年の日本の防衛の方針を定めたもので、10年12月に民主党の菅内閣の下で、今の防衛大綱が作られたばかりなのだが。安倍内閣は、政権をとった途端、それを凍結して変えてしまおうとしているのである。

 しかも、安倍内閣が、防衛大綱を見直すのは、単に自衛隊の人数や装備や予算を増やすためだけではない。
 彼らは、日本が平和主義を守る上でのための基本ルールとなって来た1・専守防衛、2・集団的自衛権の禁止、3・武器輸出(禁止)原則、4・海外での武力行使の禁止などを全てなくし、憲法9条を変えずして、自衛隊を戦争し得る軍隊に変えてしまおうとしているのであるる。(`´)

* * * * *

 mewは、皆さんからはひどく評判の悪い菅政権で、2つ、と~っても評価していることがある。(役職名は当時のもの)

 一つは、菅首相&周辺が、東電や官僚をはじめとする原子力ムラのウソや圧力に負けずに、11年3月の福島原発事故の対応に当たった&脱原発を志したことだ。

 もう一つは、菅首相が、10年12月に新防衛大綱を作った際に、米国や前原外務大臣などの与野党の国防族の圧力に負けずに、上に書いたようなルール+非核三原則を守り通したことだ。(・・)

<関連記事・『新防衛大綱が決定。平和維持の重要な4原則を堅持。菅&民主党を評価したい。』>


* * * * *

 ちなみに、09年、まだ自民党・麻生政権だった頃に、党の国防部会や麻生首相の私的諮問機関である「安全保障と防衛力に関する懇談会」が新防衛大綱の原案を作るために行なっていたのだが。
 そこに記されていたのは下記のようなことだった。(-"-)

*専守防衛の範囲で座して死を待たない防衛政策、敵基地攻撃能力
*自衛隊の位置付けの明確化、軍事裁判所設置などの早急な憲法改正が必要。
*武器輸出3原則を見直し。非核三原則見直し。
*集団的自衛権の解釈の見直し、自衛隊の海外派遣の恒久法(武器使用&派遣の条件の緩和)などなど

<関連記事・『専守防衛や非核三原則さえも見直して、来年から軍拡予定のアブナイ麻生自民党に「NO!」を』>

 mewは、当時、もしこのような新防衛大綱ができたら、マジで「日本がアブナイ!」と憂いていたものだった。(ノ_-。)

* * * * *

 ただ、09年9月に民主党に政権が代わったものの、自民党の国防族と仲のいい民主党の保守タカ派も、上に準じるような提案を行ない押し通そうとしていたので、アタマを抱えていたのだが。
 ちょうど保守派からはサヨク扱いされている平和・リベラル志向の強い菅直人氏が首相の時に、防衛大綱を最終決定することになったので、菅氏周辺(平岡秀夫氏とか)や社民党なども動き、平和主義の重要なルールを変えない形で、大綱を決定することができたのである。"^_^"

 で、これで一安心と思ったのだが。まさか、その2年後に、よりによって安倍自民党に政権を奪還され、あっさり閣議決定で防衛大綱を凍結されることになるとは。(ーー)

 しかも、安倍自民党が、防衛大綱を作り直すことになれば、上の麻生政権の時に作った原案とかなり近い内容のものになる可能性が極めて大きいわけで。

 もし安倍自民党が参院選で単独過半数をとることになれば<または維新の会と合わせて過半数を確保した場合には>、日本は本当に本当にアブナイ国になるとことは間違いない。(**)

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 今年7月に行なわれる予定のその参院選では、自民党はかなり手堅い作戦で、単独過半数の確保を目指そうとしているようだ。^^;

『自民党は22日、党本部で全国幹事長会議を開き、執行部が各都道府県連に対し、夏の参院選の候補者選定を急ぐよう指示した。衆院選圧勝の余韻が残る中、執行部は参院選の勝利を確実にするため改選2以上の複数区では原則、候補を1人に絞る方向で調整。「堅実路線」で衆参勢力のねじれ解消を最優先する構えだ。(水内茂幸)

 「自民党としてやるべき大きな政策、理念を実現する上でも、参院選は絶対に勝たなければならない」

 安倍晋三首相(党総裁)は幹事長会議で、出席者に奮起を促した。

 改選121の参院選で、同党の公認候補は選挙区25人、比例代表19人の計44人にとどまる。31ある1人区は14人しか決まっていない。ただ、各地で公募などの作業は進んでおり、石破茂幹事長は22日の記者会見で「メドが全く立たない県はない」と強調。会議前には、石破氏ら幹部が候補者未定の12道府県連の幹部と面談し、2月中に作業を終えるよう念を押した。

 自民党の目標は公明党と合わせて過半数の奪還にある。両党で64議席以上の確保が必要で、石破氏は「自民党単独で54議席以上は確保したい」としている。

 悩ましいのは全国で16ある改選2以上の複数区だ。衆院選圧勝で勢いづく複数の県から「複数擁立したい」との打診があったが、執行部は東京選挙区(改選5)以外の複数擁立に慎重。日本維新の会の動向など不透明な要素が多く、強引に候補者を立てれば共倒れの危険があるからだ。

 愛知県連会長の藤川政人参院議員は22日、石破氏らとの個別面談で愛知選挙区(改選3)について「確実に1議席を確保したい」と主張。石破氏も「それでいい」と認めた。

 執行部の脳裏に浮かぶのは「民主党の失敗」だ。同党は平成22年参院選で複数区に複数候補を擁立したが、政権交代した21年衆院選の勢いはすでになく、複数当選は東京と愛知だけだった。自民党幹部は「衆院選の比例票は伸びておらず、参院選は堅実路線に徹した方がいい」と強調。各選挙区で確実に1議席を得る「安全運転」に徹する。(産経新聞1月23日)』

* * * * *

 自民党は、衆院選で圧勝をしたものの、それは小党分立によって非自公票が割れてしまった(民主党と小政党が足を引っ張り合った)ためであって、実際には投票数が伸びていないことがわかっている。^^;
 
 また、小泉政権より後の首相は、自民党でも民主党でもみんなそうなのだが。スタート時は、50~60%あった内閣支持率が、わずか数ヶ月で簡単に下降線を描く可能性が大きいこともわかっているし。
 衆院選で圧勝した後の参院選では、揺り戻しが来る可能性も大きい。(・・)

 実際、民主党も、09年9月の衆院選圧勝後、10年7月の参院選で大敗しているし。自民党も05年9月に小泉郵政選挙に圧勝後、安倍首相の下で戦った07年7月の参院選で惨敗した経験があるだけに、尚更、慎重に構えてしまうところがあるのだろう。(~_

『石破幹事長は「参院選に勝たなければ、昨年の総選挙勝利の意味は半減どころか、ほとんどなくなる」と述べ、各都道府県連に参院選の準備を急ぐよう指示した』という。(読売新聞1月22日)

* * * * *
 
 確かに民主党は、鳩山内閣の支持率が低下していたにもかかわらず、当時の小沢幹事長が県連とやり合う形で、多数の複数区に複数候補を擁立を決定。菅新首相の消費税発言に加え、県連との摩擦を生んでエネルギーが分散したり、選挙選中も「小沢派vs.非小沢派」が足を引っ張り合うようなことがあったりしたことが、敗因の一つになってしまったのは事実なのだが。
 2~4人の複数区に1人ずつしか候補を擁立しないというのは、あまりにも謙虚過ぎるor手堅過ぎる戦略のようにも思える。^^;

 で、ここからは、mewの邪推なのだが。「もしかしたら、自民党は、維新の会のことも考慮に入れて、複数区に1人しか出さないんじゃないの~?」と。もう少し言えば、「これは維新の会との間の、暗黙のor陰の選挙協力みたいなものなんじゃないの~?」と思ってしまうところがあるのだ。(@@)

 自民党は、自公で過半数が目標だと言っているけど。公明党と連立していては、参院選後に、上述したような安保軍事政策をとるコトは難しいわけで。本当は、維新の会と合わせて過半数or2/3の議席をとる方が望ましいのである。(・・)

 ただ、たとえば2人区で自民党が2人立てれば、2人めの当選者を自民、維新、民主+αが食い合って、民主+αの候補者がとるおそれが出て来る。
 でも、もし自民党が候補者を出さず、維新vs.民主+αの戦いになれば、自民党支持の保守層は、維新に投票する可能性が大きいので、維新に有利になるわけで。
 しかも、維新とみんなも複数区も含め選挙協力を行なうことが決まっているので、保守系の自民党と維新(とみんな)とで、過半数か2/3の議席をとることを狙っているのではないかと・・・。
 mewの警戒アンテナが、そんな予知波を受けて、ピクピクし始めているのである。_(。。)_

<これは、また次回に書きたいと思うのだが。日本維新の会の国会議員団は、党内に憲法改正プロジェクトチーム(PT)を設置する方針を決定。
 石原代表は、17日の役員会でも、安倍首相に「とにかく憲法だけは変えろ」と言ったして、自民党と協力して憲法改正を一緒に実現することに意欲を示していたらしいしね~。(-"-)>

 そして、先日、安倍首相が橋下氏らと会談を行なった時にも、こんな形の選挙協力の話もしながら、「一緒に頑張ろうよ!」と呼びかけたのかもな~と、ついつい思ってしまったりもするのだが。(~_~;)

 上述の防衛大綱のことを思うと尚更に、何とか自民&維新の過半数獲得だけは阻止しなければと、改めて強く思うmewなのだった。(@@)

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by mew-run7 | 2013-01-24 07:58 | (再び)安倍政権について | Trackback(1)

安倍自民と公明、対中政策でくい違いか?+入試中止は、橋下のご機嫌とり?

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 22日、公明党の山口代表が中国に出発したのだが。その出発直前に、自民党との間で、チョットしたいざこざがあった。(@@)
 
 公明党は、その支持母体である創価学会ラインも含めて、中国とのパイプがある。
 そこで、同党は、安倍政権になってから、ますます中国との関係が悪化していることを懸念して、その改善の糸口を作るために山口代表を訪中させることに。
 米国から早く日中関係の改善を求められている安倍首相は、19日に山口代表と会談を行ない、日中首脳会談の実現を目指すとともに、習近平総書記宛ての親書を託すことに決めた。

 ところが、公明党の山口代表が香港のテレビの取材で、尖閣諸島の領有権を巡る問題に関していわゆる「棚上げ論」を示唆するような発言や両国の軍用機が近づかないことを提案するような発言を行なったことから、自民党がこれに強い反発を示したのである。(@@)

* * * * *

『公明党の山口那津男代表は22日からの訪中を前に21日、香港・フェニックステレビに出演し、沖縄の尖閣諸島問題について「将来の知恵に任せるのは一つの賢明な判断。しばらく静かにしておくのも大きな知恵だ」と述べ、事実上棚上げすべきだとの考えを示した。

 与党幹部として日中両政府に冷静な対応を求めた。一方で、山口氏は「特に両国の軍用機がこの島に近づき合うのは不測の事態を招きかねない。空はお互いに入らないという合意に至ることも重要だ」とも述べた。日本政府は尖閣諸島について「領土問題は存在しない」としており、尖閣諸島の空域での自衛隊機の活動を巡る中国政府との合意に言及したことは問題になる可能性もある。

 昨年12月の安倍政権発足以来、与党首脳の訪中は初めて。山口氏はこれまで3回、習近平総書記と会談しており、19日の首相との会談後には「首脳会談に結びつけたい。首相もそれを望んでいると伝える」と語った。

 しかし、中国側は、今月15~18日に訪中した鳩山由紀夫元首相が、日本政府の見解に反して尖閣諸島での領土問題の存在を認めた発言を大きく取り上げ、鳩山氏を称賛した。山口氏に対しても、尖閣諸島について明確な見解を示すよう求める可能性もある。(毎日新聞1月21日)』

『自民党の石破茂幹事長は22日午前の記者会見で、公明党の山口那津男代表が沖縄県・尖閣諸島の領有権を主張する中国との間で解決を先送りする「棚上げ」に言及したことに反論した。「棚上げを日本政府として是認したことはない。尖閣諸島は日本固有の領土であり、棚上げする理由はどこにもない」と強調した。

 石破氏は、山口氏が尖閣諸島周辺での日中両国による軍用機飛行の自重を求めたことにも「わが国固有の領土に、わが国の飛行機、軍用機が近づかないということは極めて難しい」と述べた。(産経新聞1月22日)』

『安倍晋三首相は22日夜のテレビ朝日番組で、公明党の山口那津男代表が沖縄県・尖閣諸島周辺での日中両国による軍用機飛行の自重を求めたことについて、「尖閣の上空、領空は私たちの空だ。ここに自衛隊機が入る、入らないはわれわれが決める」と反論した。
 中国側の侵入に対しては、「明らかな領空侵犯だから、国際法にのっとって対応していく」と強調』したという。(産経新聞1月22日)

* * * * *

 ただ、山口代表は<自民党側から抗議を受けたのか>、22日の羽田出発前には、、『沖縄県の尖閣諸島について、「我が国固有の領土で、『領土問題は存在しない』という立場は、政府・与党の共通した認識だ」と述べ』、軌道修正。『棚上げ論に言及するかどうかは「今後、十分、考えたい」とした』ため、安倍自民党としては、それ以上の反論は控えることにした様子。(『』内は、読売新聞1月22日)

<鳩山元首相が、領土問題の存在を認め、棚上げ論を提案した時には、批判続出で、何と防衛大臣が「国賊」扱いしたほどだったのにね~。(~_~;)>


 安倍首相は、『山口氏が中国が主張する尖閣の領有権の「棚上げ」に言及したことに関しては、「山口代表は『棚上げ論』ではないとはっきり述べている」と述べ、問題ないとの認識を示した』とのこと。(産経新聞1月22日)

『政府側の反応は抑制的だ。菅義偉官房長官は記者会見で、「領土問題は存在しないことが政府・与党の共通認識だと山口氏は明快に表明している」と述べ、問題視しない考えを示した。自民党内に「与党党首の発言としては軽率だ」(中堅)との声がある中、政府としては参院選を前に与党内の混乱を避けたいとの思惑ものぞく。(産経新聞1月22日)』

 山口代表は、4日間の日程で中国に滞在し、党関係者などと会談を行なう予定なのだが。現段階では、習近平総書記と会談できるのかどうかは不明だという。(・・)

<ちなみに、この「棚上げ論」というのは、1970年代に中国側の指導者が、尖閣問題の結論を先送りすることを提案したことから始まったと言われている。
(1972国交正常化の合意を田中角栄首相と周恩来首相の会談で、田中氏が尖閣問題について尋ねたところ、周氏が「今回は話したくない。今これを話すのはよくない」と先送りを提案。さらに、78年10月、鄧小平氏が日本記者クラブにおける記者会見で、「我々の世代に解決の知恵がない問題は、次の世代で解決すればいい」と、田中・周恩来の考えを踏襲する発言を行なった。)
 ただ、中国側は日本もこれを了承していると主張しているものの、日本側はそれを是認していないと主張している。>

* * * * *

 尚、自民党は衆院選で、2月22日の「竹島の日」を政府が主催することを公約に掲げていたのだが。安倍首相が日韓関係(改善を望む米国)や参院選を配慮して主催を見送ることにしたことに対して、不満が出ている様子。
 島根県選出のの細田幹事長代行(元官房長官)は、自ら式典に出席する意向を明らかにすると共に、党関係者の出席を求めており、安倍陣営や自民党の議員たちがどのように対応するかが注目されている。(・・) <関連記事*1>

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 話は全く変わって、『橋下が桜宮高校への対応で暴君化&その思惑+文科大臣もついに苦言』の続報を・・・。

 大阪の橋下徹市長が、先週、市の教育委員会に対して、体罰自殺事件のあった市立桜宮高校の体育系2科の入試を中止するように要請を行なったことに対して、賛否両論が出ていたのだが。<批判の方が多かったかな?(~_~;)>

 大阪市教委は、21日に、体育系2科の入試を中止することに決めたという。(・o・)

 最初、この結論だけをきいた時には、「え~~~?」と思ったのだが。よくよく見てみると、実質的には入試を継続するに等しい感じの、何だかと~っても政治的な玉虫色の決着をつけたことがわかった。^^;

『大阪市立桜宮高校2年の男子生徒(17)が顧問から体罰を受けた後に自殺した問題で、市教育委員会は21日、臨時会議を開き、同校体育系2科の入試中止を決定した。橋下徹市長が中止を強く求めていた。受験科目や試験日程、学区はこれまでの体育系2科と同じにし、受験生に配慮した措置も取った。
 会議では5人の教育委員のうち1人が反対を表明したが、賛成多数で中止を決定した。
 中止となるのは同校の体育科(定員80人)とスポーツ健康科学科(同40人)で、計120人分を普通科に振り替える。
 ただし、新たに普通科となる120人は、従来ある普通科(同160人)と分け、スポーツに特色あるカリキュラムを組んでいく。受験科目や学区など募集要項についても、体育系2科のものを引き継がせた。

 唯一反対した長谷川恵一教育委員長は、体罰経験についての同校生徒へのアンケート結果で、普通科でも体罰があったことを指摘。「看板の掛け替えにすぎない」と主張した。しかし、他の委員からの「これまでの科目で受験できるのは中3の負担が軽減される」などの意見で、中止が決まった。(時事通信1月21日)』

『入試実施の場合、市教委にかかる予算の凍結を辞さない構えを示していた橋下市長は、入試中止について「素晴らしい決定」と歓迎。加えて、看板の掛け替えとの指摘について、「今までの体育科として募集するのではないから、決定的な違いだ」と否定した。(時事通信1月21日)』

『橋下徹市長は22日、決定内容について「完璧ではないが、『今までの桜宮でない』というメッセージを出せ、1歩、2歩、3歩前進した」と語った。決定への批判には「入試を継続した場合と相対比較をやって批判してもらいたい」と強く反発した。(中略)
 橋下市長は「(自身が募集中止を要請してからの)1週間で完璧な案はできるわけない。受験生に配慮しながら、ギリギリのところで案を作るのが現実の行政、政治だ」と反論した。(産経新聞1月22日)』
 
『大阪市立桜宮高バスケットボール部主将だった2年の男子生徒=当時(17)=の自殺問題に絡み、大阪市教委が体育系2科の募集を中止し、普通科に振り替えて実施することを決めた同校の入試。受験科目は体育系学科と同じだが、体育教育を重視するとしたカリキュラムの具体像や学校運営の先行きは不透明だ。受験生の志願動向に与える影響も読みにくく、募集中止の場合、府立高校で受験生の受け皿の用意を求められてきた大阪府教委は対応に苦慮している。

 大阪市教委が入試に関する方針を決めた21日夕、府教委がある府庁別館内では、職員たちが口々に「体育科と何がどう違うんや」「難しい結論になった」と戸惑いの声を上げた。(産経新聞1月22日)』

* * * * *

 結局、体育系2科の入試は中止し、その分の定員を普通科として入試を行なうことにしたのだが。
 受験の日程や科目、受験者の居住範囲の条件などは普通科のものではなく、体育系2科と同じ条件でそのまま行なうことに決定。<たとえば普通科の入試は5科、体育系は3科+実技なのだが。今回は、普通科入試ながら、3科+実技で行なわれるとか。>また体育系の入試で入学した生徒には、入学後のカリキュラムも考慮することになったとのこと。(・・)

 まあ、同校の体育系2科を受験するつもりだった生徒に、大きな支障が生じずに済んだことを考えれば、悪くない結論だったとは思うのだが。
 ただ、入試の日程や内容も体育系2科のままで、名前だけ普通科に替えて生徒を募集することは、まさに「看板の掛け替え」に過ぎないのも事実で。
 要は、「橋下市長がうるさくて、入試中止を拒むと問題が長引く可能性がある」&「後から予算執行をしないとか言い出すと、さらに面倒なことになる」ので、とりあえず、オモテ向き&形式的にだけは、橋下氏の要請を呑んで入試を中止にすることにしたというのが実情なのではないかと思われる。(~_~;)

* * * * *

 この件について書きたいことは山ほどあるのだが・・・。

 確かに、自殺した生徒の命は重い。何より大阪市教委や学校側の責任が大きいとは思うが、生徒たちも今回の件をきちんと受け止めて、学校やクラブのあり方を改善して行く努力をして行く必要はあると思う。

 ただ、他の在校生にも受験生にも、それぞれの人生が、夢や目標があるわけで、その芽を摘むことがあってはならないと思う。特に高校受験や大学受験は、子どもにとっては人生の岐路になる場合がある。しかも、何か外部の影響で、自分の意を遂げられなかった場合、訳知り顔でエラそ~に語るオトナのように、簡単に物事が割り切れるわけではないし。下手をすれば、それが、一生、ある種の悔いや傷となって残るケースだってあることに留意して欲しいとも思う。(-"-)

 橋下市長は、教員総入れ替えや高校の府市統合のこともアタマに置いているようだが。mewとしては、これ以上、生徒たちに余分な混乱や不安を与えずに済むように、校内が落ち着くまでは、少し静かにしておいて欲しい。そうしなければ、この件を総括して、新たな体制を作ることもできまい。(・・)

* * * * *

 また、mewは、おそらくこのような体罰や理不尽なしごきが(学校、クラブ内でのいじめも)今でも行なっているところが、全国にいくらでもあると思うし。  まずはいじめや体罰など様々な要因で苦しんでいる生徒が、死という選択肢を思い浮かべるほど精神的に追い詰められる前にそれを人に伝えられるように、学校も家庭も社会も、そのようなことが言える環境、言えば受け止めてもらえると思えるような環境を作ることが第一だと考えている。

<同じことをされても、子どもによってorその子のその時々の状況によってつらさが異なるので、判断が難しい部分もあるのだが。自分の経験や感覚だけで判断せず、10のうち1つでも本当のSOSを見逃さないように努力して行く必要があると思うし。全ての関係者が、問題が発覚することより、問題を発見できないことの方が、ある種の恥&罪だと認識してコトに当たる必要があると思う。(ことなかれ主義をなくすために、たとえば、いじめや体罰があった学校やクラス、クラブの校長や教師の評価を下げるのではなく、それを発見して是正した校長や教員をもっと評価して行くというのも一つの手かも。)>

 ただ、残念ながら、もしいじめや体罰に苦しんでいる生徒が、教委にも学校にも、(時に家庭にも)自分を受け止めてもらえる環境がないと思ったら、その時は、クラブや学校を辞めても、不登校になってもいいから、ともかく1回、自分を守るために、心身の苦痛から逃れて、落ち着いてゆっくりと考える時間を設けて欲しいと。そして、自ら命を絶つという道だけは選ばないで欲しいと、切に願っているmewなのだった。(・・)
                       THANKS

p.s. 尚、体罰を受け自殺した男子生徒の父親が23日、バスケ部の顧問を暴行罪で刑事告訴し、大阪府警に受理された。

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by mew-run7 | 2013-01-24 00:59 | 政治・社会一般 | Trackback