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<   2014年 01月 ( 46 )   > この月の画像一覧

日米同盟を揺るがす安倍首相~安く参拝でバイデンの面目を潰し、失望声明の倍返し


  これは1月31日、2本めの記事です。

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 『米が安倍に靖国不参拝、戦争謝罪を要求。中韓に加え米国との外交悪化で、窮地に』のつづきを・・・。

 安倍首相が昨年末に強行した靖国参拝の波紋が止まらない。(~_~;)
 
 首相は、30日の参院代表質問で、日米同盟に関してこのような答弁を行なった。

『安倍晋三首相は30日午後、参院本会議の代表質問で、昨年末の自身の靖国神社参拝に「失望」を表明した米国との関係について「日米同盟は揺るぎないものであり、本件参拝に影響されることはない」との認識を示した。
 首相は「これまで(日米)両国は首脳レベルを含むさまざまな機会に、緊密に協力して世界の平和と安定に貢献すると表明してきている。より積極的に貢献していく」と強調した。(時事通信14年1月30日)』

 しかし、日米の関係は確実に悪化しているのである。(-"-))

* * * * *

 米国のケリー国務長官(日本でいう外相)が、来月、中国と韓国を訪れることが決まったのだが。日本には来ないという。(~_~;)

『ケリー米国務長官が2月に中国と韓国を訪問する方向で調整していることが25日、分かった。両国政府高官と会談し、2月下旬に始まる米韓合同軍事演習の中止を求めている北朝鮮への対応や、日本と中韓の緊張緩和策などについて意見交換する。外交筋が明らかにした。
 ケリー長官が中韓を訪れるのは就任以来、2回目。訪日については、昨年10月に東京で開催された日米安全保障協議委員会(2プラス2)に出席したことから今回は見送られる。(時事通信14年1月26日)』

 日本のメディアの大部分は、ケリー氏が訪日しない理由として、昨年10月に来日したことを挙げていたのだが。<たぶん外務省がそう説明したのだろう。>
 日本は来日を打診したのに、「時間がない」と断られていたのだという。(~_~;)

『来月、アメリカのケリー国務長官がアジアを訪問する予定ですが、来日を打診した日本政府に対し、アメリカ政府が「時間がない」と回答してきたことを佐々江駐米大使が29日の会見で明らかにしました。
 ケリー長官は、去年10月に日本を訪れていますが、今回の決定に安倍総理の靖国参拝が影響しているかは不明です。(JNN14年1月30日)』

* * * * *

 そこで安倍内閣は、来週にも岸田外務大臣の訪米させて、中韓訪問前にケリー国務大臣と会談を行なえるように調整を急いだ様子。
 オバマ大統領の来日に向けて、米国との関係修復をはかることも訪米の大きな目的になっているのではないかと思われる。

『日米両政府は、岸田文雄外相とケリー国務長官が2月7日にワシントンで会談する方向で調整に入った。4月に見込まれるオバマ大統領の訪日実現に向けた調整を行う。
 安倍晋三首相が昨年末に靖国神社に参拝後、米政府が「失望している」との声明を出すなど日米関係はギクシャクしており、岸田氏としては関係修復を図る狙いもある。

 岸田氏はケリー氏との会談で、日中、日韓関係の改善に努める方針を伝えるほか、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題や環太平洋パートナーシップ協定(TPP)での連携などについて幅広く意見交換するとみられる。(毎日新聞14年1月28日)』

* * * * *

 菅官房長官も30日午後の記者会見で、4月に見込まれる安倍晋三首相とオバマ米大統領の首脳会談で首相が自らの靖国神社参拝に言及するかどうかについて、「(日米の)信頼感は揺るぎない。改めて説明する状況ではない」と述べ』ていたのだけど。(時事通信14年1月30日)
 日本政府は、オバマ大統領の来日に関しても大きな不安を抱えている。(~_~;)

 4月にはオバマ大統領が、日韓中の3国を訪問する予定になっている。
 そこで、安倍首相は「国賓待遇」で歓待して、日米の信頼関係を回復させたいと考えていたのだが。先日も書いたように、米政府が、宮中晩餐会などの様々な行事に対応する時間がとれないとの理由で、国賓待遇は断って来たとのこと。
 しかも、もしかしたら、日本には一泊もせず。首脳会談+αをこなすだけの短時間の滞在で終わらせ、そのまま韓国に飛ぶかも知れないというのである。(・o・)

『安倍氏が気が気でないのが、オバマ大統領の4月のアジア歴訪である。昨年秋に予定しながら、財政問題(政府機関閉鎖)でキャンセルしていたもので、東南アジア諸国に加えて現在、日本と韓国を訪問する予定で調整している。
「安倍さんは訪米時に『次の来日は是非とも国賓で招待したい』と申し込んでいた。だが、最近になってオバマ氏に『スケジュール的に無理』と断わられた。問題は1泊するかどうか。実は韓国が日本よりも長い滞在を要求し、日本には1泊もしないようにと働きかけている」(外務省関係者)
 わずか1泊の「お泊まり要求」すら拒まれるとなれば、いよいよ安倍氏の面子は丸つぶれとなる。(週刊ポスト14年2月7日号)

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 安倍首相が、ここまで米政府に不信感を抱かれる(嫌われる?)に至ったのは、昨年末の靖国参拝で、バイデン副大統領のメンツを潰したこともあるのかも知れない。(~_~;)

 安倍首相とオバマ大統領が、最初から良好な関係になかったことは、これまでにも何回も書いて来たのだが。その分、バイデン副大統領がフォローに回っているようなところがあって。
 安倍首相は、昨年6月のG8サミットでオバマ大統領との首脳会談を断わられてしまったものの、7月にバイデン副大統領がシンガポールで首相と会談。中韓との関係改善を早く進めるように、アドバイスを行なったと言われている。(・・)

 バイデン氏は08年の大統領選に挑むも、予備選で敗退。8月に当選確実と見られていたオバマ氏から副大統領候補に指名され、一緒に大統領選を戦って勝利することに。
 外交分野に精通したリベラル派で、オバマ大統領からの信頼が厚いと言われているため、安倍官邸も米政府とのパイプとして頼っていた部分があるようだ。
 
* * * * *

 バイデン副大統領は、12月に日中韓3国を訪れた時にも、安倍首相とかなり長く話をする時間をとっていたし。2人きりで話をする時間も設けたとのこと。

『官邸側は「バイデン氏を日米関係強化のパイプにしたい」(外交筋)と考えてきた。今回はバイデン氏と2人だけの会談時間を約20分確保し、日米同盟の強化を訴えた』という。(産経新聞13年12月4日)

 また、バイデン副大統領は、中韓を回った後、改めて安倍首相に電話をかけて来て、中韓との会談の報告や関係改善に関する話なども行なっていたのである。(・・)

 mewは、昨年のブログに、この時にバイデン副大統領は、安倍首相に靖国参拝を行なわないように進言したのではないかと書いていたのだが。やはり、そうだった様子。

 しかも、バイデン氏は、安倍首相と話をして参拝はしないという感触を得たため、韓国の朴大統領に「安倍氏の靖国参拝はない」との観測を伝えていたとのこと。<米政府にも、そのように伝えていたという報道も出ていた。>
 ところが、安倍首相は、バイデン氏の意に沿わず靖国参拝を行なったため、バイデン氏としては、見事に期待を裏切られた上、まさに面目丸つぶれ状態になってしまったようなのだ。(~_~;)

* * * * * 

『バイデン米副大統領が昨年12月12日、安倍晋三首相と電話で協議した際、靖国神社参拝について「慎重に考えるべきだ」と首相に自重を促していたことが分かった。日本政府関係者が明らかにした。しかし、首相は同月26日に参拝に踏み切り、米国の「失望」声明につながった。

 電話協議は、日中韓3カ国を歴訪したバイデン氏が中国による防空識別圏設定問題などを話し合うため申し入れ、約1時間行われた。同氏は靖国参拝について「最終的には首相が決めることだ」としながらも、慎重な対応を求めたという。

 バイデン氏は同月3日の首相との会談では「首相の隣国への働きかけを大変評価している」と述べた。しかし首相周辺がその後、昨年中の参拝を探る首相の意向を踏まえ、在日米大使館幹部に「首相はいずれ必ず参拝するが、事前に連絡するので反対しないでほしい」と要請。バイデン氏は、こうした日本側の動きを受け、電話協議で首相に懸念を伝えたとみられる。

 電話協議に同席していた加藤勝信官房副長官は29日の記者会見で「具体的なやり取りについて申し上げるのは差し控えたい」と述べるにとどめた。(毎日新聞14年1月29日)』

* * * * *

『昨年12月12日夜、安倍晋三首相は日本、中国、韓国を歴訪して帰国した米国のバイデン副大統領から電話を受けた。事実関係を知る政府関係者によると、首相はその内容に驚きを隠さなかったという。バイデン氏はこう述べたのだ。
 「韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領には『安倍氏は靖国神社に参拝しないと思う』と言っておいた。あなたが不参拝を表明すれば、朴氏は会談に応じるのではないか」

 どうして頭越しに朴氏にそんなことを言ったのか-。首相はただちに自身の真意を告げた。
「私は第1次政権のときに靖国に参拝しなかったことを『痛恨の極み』だと言って、衆院選に勝った。参拝は国民との約束だと思っている。いずれかの段階で行くつもりだ」
 参拝の意思を明確に伝えたものだったが、バイデン氏はあっさりと「行くか行かないかは当然、首相の判断だ」と答えたという。

 首相はさらに、日韓首脳会談を阻む最大の壁は靖国問題ではなく、むしろ慰安婦問題だとも説明したが、バイデン氏がどこまで理解したかは分からなかった。
 ただ、靖国参拝に関して「首相の判断だ」と認めていたことから、日本側は米国が同月26日の首相の参拝に「失望」まで表明するとは予想していなかった。』

『参拝から数時間後、外務省幹部は、在日米大使館が「失望」という強い表現の声明を出そうとしていることを察知した。
 「今夕には岸田文雄外相とケネディ駐日大使の電話会談がある。会談前に声明を出すのはおかしい」
 外務省は在日米大使館と米国務省に声明を出さないよう、働きかけた。だが、声明は「ホワイトハウスの指示」として電話会談の前に発表され、「日米に溝」と世界中に報道された。
 複数の日米外交筋によれば、声明発表にこだわったのは、首相から事前に参拝意向を聞いていたはずのバイデン氏だった。』(産経新聞14年1月30日より)
 
<何か、最後の行を読んだ後、「なるほど~」とうなってしまうようなオチに、思わず「チャン、チャン♪」と言いたくなっちゃったりして。^^;>

 これで、安倍首相は、オバマ大統領にも、バイデン副大統領にも、ケリー国務長官にも敬遠されるようになったわけで。
 揺ぎないはずの日米同盟関係を悪化させたことで、安倍政権の足下が大きく揺らぎつつあるように思うmewなのだった。(@@)
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by mew-run7 | 2014-01-31 15:08 | (再び)安倍政権について | Trackback

NHK会長が国会に出席+ラジオの発言規制の問題点+小保方晴子

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 STAP細胞の成果&女子力が高いリケ女(理系女子)で一躍注目を浴びている小保方晴子さん。(*^^)v祝
 その発想、それを実証しようとした地道な努力、そして実際に成果を出したことには、本当に深くアタマが下がる思いですが。この研究が将来、様々な形で人間や動物の医療に役立つことを願うと同時に、日本の科学界で女性の若手研究者がもっと活躍できるような&中高生のリケ女候補にも夢を与えて、今後の女性科学者育成にもつながる大きなきっかけになるといいな~と願っているです。(^^)
 
 ところで、小保方さんは、千葉県松戸出身で、大学は早稲田大学応用化学科にAO入試で合格&入学したと報道されているのだが。高校はどこなのか、アチコチに問い合わせが殺到しているとか。
 高校は、千葉県の東邦大学付属東邦高等学校出身だそうですよ~。(・・)

* * * * *

 ところで、今日31日、衆院予算委員会にNHKの籾井会長が参考人として出席することになった。<民主党の質問は、午後からの予定。>

『従軍慰安婦などをめぐる発言が問題視されているNHKの籾井勝人(もみい・かつと)会長が31日の衆院予算委員会に出席する方向となった。30日の予算委理事会で、民主党が要求した。31日夕に民主党の原口一博氏が質問に立ち、発言の真意や責任をただす考えだ。

 民主党は、籾井氏を会長に選出したNHK経営委員会の浜田健一郎委員長にも出席を要求。浜田氏も出席する見通しだ。(毎日新聞14年1月31日)』 <民主党、GOOD JOB! (*^^)b>
 
 この件に関しては、『NHK会長が、慰安婦問題で韓国批判。恣意的人事で、NHKが安倍カラーに染まる危険』『脱原発派は、投票率アップで共闘を!+安倍内閣と擁護し合うNHK会長に辞任要求を』『NHK会長発言の反応で、その政治家の資質がわかる?+会長は謝罪するも、続投』などに書いたのだけど・・・。
 
 NHKの籾井会長が25日の就任会見で、個人的な見解としながらも、慰安婦問題に関する持論を(しかも、欧州諸国のことも含めて品のない表現で)語ったことも、問題だと思うのだが。

 mewは、慰安婦関連だけでなく領土に関する放送や秘密保護法などに関する見解も含めて、籾井会長が、安倍首相の意向に沿うような発言を行なっていて、安倍政権寄りの番組制作、編集をしようとしていること、そして、その背景に安倍内閣がNHK人事に影響を与えるのではないかということなどに関しても、大きな問題だと思っているので、しっかりと国会でも追及して欲しいところ。(**)

 このような問題を放置していると、昨日アップした『ラジオで原発の話をできず~都知事選の原発争点隠しに走る安倍自民&原子力ムラ』にも書いたように、今後、NHKのテレビやラジオで、政権側に都合の悪いことはオモテに出さないというような番組作りが横行しかねないのである。(-"-)

* * * * *

 毎日新聞もこの件を取り上げていたので、ここにアップしておきたい。

『番組は月~金曜の午前5時からラジオ第1で放送中の「ラジオあさいちばん」。中北教授は「ビジネス展望」のコーナーに20年以上前から月に1度、出演してきた。30日も「原発再稼働のコストと事故リスク」をテーマに出演する予定だった。

 だが、前日にNHKに原稿を送ったところ、担当者から「選挙期間中であり、投票行動に影響を与える可能性があるのでやめてほしい」と言われた。これに対し、中北教授は「特定の人を応援しているわけではない」と繰り返し主張。NHK側が問題視した「原発ゼロでも経済成長が実現できる」などの表現を変えればいいかただしたが、最後は「原稿を全部取り換えてほしい」とNHKから電話があり、出演を見送った。「選挙期間中だからこそ議論の素材を提供し、しっかりした選択を有権者に行ってもらうのが筋ではないか」と話した。
 番組の同コーナーは休止となり、リスナーからのお便り紹介に差し替えられた。(

 NHK広報部は「都知事選では原発を巡る問題が争点の一つになっており、選挙期間中はより公平性を期す必要がある。今回は演出上、そうした対応を取ることが困難だったため、テーマの変更を求めた」としている。(毎日新聞14年1月30日)』

<ちなみに、中北教授は外務省を経て研究者となり、第1次安倍政権で「アジア・ゲートウェイ戦略会議」の座長代理も務めた人らしい。>

* * * * * 

 鳥取県知事や総務大臣を務めていたこともある片山義博教授が、この件の問題点を実にわかりやすく指摘していたです。(・・)

『片山善博・慶応大教授(政治学)の話 都知事選は地方選挙の一つだ。原発が争点だからといって全国放送で取り上げないのは、明らかに行き過ぎた過剰な対応だ。
 特定候補の応援や批判はできないが、有識者の論評まで封じるべきではない。外交や財政、福祉など選挙のテーマはさまざま。全部控えたらマスコミとして成り立たない。
 政権や政党から非難されたり、NHKトップから指摘されたりするのを恐れたのではないか。社会や政治を公正に報道する機能は新聞もテレビも一緒。自粛しているとメディアの力は次第に衰えてしまう。(同上)』

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『NHKは「脱原発論を放送しないというわけではない。原発が争点になっている都知事選期間中は、双方の意見を紹介するなど、より公平性を確保することが必要。1人が出演するビジネス展望では困難だと判断し、テーマの変更を求めた」としている。(朝日新聞14年1月30日)

 mewが疑問に思うのは、何故、NHKのスタッフが「都知事選」の最中であることを意識して、「原発の争点」に触れてはいけないと考えたかということだ。(・・)

 このラジオ番組は、全国向けに放送するものだったとのこと。そして全国では、毎月のようにどこかで地方選が行なわれているし。しかも、近時は「原発」に関する問題が争点になっている地方選が少なくない。(-"-)

 もしこのスタッフのように、いちいち地方選挙への影響に配慮するとなれば、TVやラジオで原発に関する考えを話すことは、極めて困難になってしまうのだが。でも、現実には、そんなことは行なわれていまい。(~_~;)

 それに今回の都知事選もそうだが。国政選挙だけでなく、地方選挙でも、憲法や外交、安保軍事(領土問題や基地問題も)から財政、子育て、高齢者福祉、農漁業政策、公共事業などなど様々なことが争点になるのだが。

 もし投票行動に影響が出るかもと、争点になりそうなことはTVやラジオで扱わないように配慮していたら、政治に関わるようなことは何も扱えないし。個人的な意見も言えなくなってしまうことになるし。<全ての番組で、全ての分野に関して、色々な意見を持っている人をそろえるのはムリだしね。>
 国政選挙の最中であっても、そこまでの配慮が行なわれてはいないのが実情だろう。(~_~;)

<もし中谷教授が、安倍自民党と同様に、「経済成長には、原発が必要だ」という話をラジオで行なう予定だったとしても、NHKスタッフが原稿の変更を要請したかどうかも知りたいとこだよね~。(・・)>

 このように考えると、mewも片山氏の言うように「政権や政党から非難されたり、NHKトップから指摘されたりするのを恐れたのではないか」と見るのが、自然なのではないかと思うのだ。(**)

<松本前会長時代に、NHKが福島原発事故の諸問題に関する特集番組を放送したり、脱原発の活動に関して番組で扱うことがあったりしたため、NHKは反原発に加担していると原発推進派の政治家や財界関係者から批判を受けた&松本会長が1期で退任することになったというのも、影響しているのではないかな~と、ついつい思ってしまうです。(~_~;)>
 
* * * * *
 
 安倍首相は、昨日の参院代表質問で、NHK人事への関与について指摘され、このように語っていたのだけど。
  、
『本会議で安倍晋三首相は、NHK経営委員に政権と考え方の近い人物を充てたのは公平性を欠くとの批判に「衆参両院の同意を得て、民意を反映させる仕組みに従って選任された」と反論した(同上)』

 確かに経営委員の選任は、国会の同意を得て民主主義的な手続きを得ているものの、衆参で自公与党が多数を占めている今、安倍内閣が選任した人がそのまま国会で同意されることになる。
 そして、昨年の経営委員4人は、公に堂々と安倍首相を(田母神俊雄氏も?)応援している作家の百田尚樹氏や安倍氏の家庭教師だった人も含めて、安倍首相との関わり(思想面含む)がある人が選ばれていたことは、誰の目で見ても明らかだ。(@@)

<関連記事・『安倍がNHK支配を強める仰天人事~超保守派の会長、委員で、安倍カラー推進か』>

 NHKの新会長の籾井氏も、形式的には、経営委員会の推薦・投票で選ばれたことになっているのであるが。籾井氏の人選も(&前会長を交代させることも)、安倍内閣や安倍氏の支援を行なっている財界の一部の意向で決められたと見られている。<前半にリンクした『NHK会長が、慰安婦問題で韓国批判。恣意的人事で、NHKが安倍カラーに染まる危険』参照。>

 それゆえ、もっと多くの国民&視聴者に、この安倍政権のNHK支配の問題について関心を持って欲しいと思うし。
 しつこく書いてしまうが。これ以上、政府や特定の財界の意向が、NHKの番組に影響を及ぼさないように、受信料を払っている=NHKのスポンサーである私たちが、しっかりとウォッチして行く必要があるのではないかと改めて訴えたいmewなのだった。(@@) 

                                    THANKS
 

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by mew-run7 | 2014-01-31 11:58 | 政治・社会一般 | Trackback

国民の生活を圧迫する円安、貿易赤字も史上最大に+いい流れを感じた世論調査


  これは1月30日、2本めの(mewとしては短めの)記事です。

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 今週、共同通信が世論調査の結果を発表したのだが。mew的に、チョット嬉しかったというか、安堵させられるような内容だったので、ここにアップしておきたい。

 原発再稼動に反対が60%、集団的自衛権の解釈改憲に反対が54%、辺野古移設の中断or撤回が60%。
 さらに、景気回復を実感していない人が73%、賃上げは実現しないと思う人が66%もいるのだ。(@@)

『共同通信社が二十五、二十六両日に実施した全国電話世論調査によると、原発の再稼働に反対するとの回答は60・2%に上り、賛成の31・6%のほぼ倍だった。
 安倍晋三首相は原子力規制委員会の安全性確認を前提に、再稼働を進める構えだが、否定的な意見が根強い現状が鮮明となった。

 安倍政権の経済政策で景気が良くなったと実感している人は24・5%で実感していない人は73・0%だった。

 憲法解釈の見直しによる集団的自衛権の行使容認に反対すると答えたのは53・8%を占め、賛成の37・1%を上回った。首相は憲法解釈変更を視野に入れるが、国民の理解は進んでいないといえる。

 首相が企業に求めている賃上げでは「実現しない」が66・5%だったのに対し「実現する」は27・8%にとどまった。四月からの消費税増税に関しては、家計の支出を「控える」が69・1%で、「控えようとは思わない」は29・4%。来年十月に予定される消費税率10%への引き上げは賛成が30・1%、反対は64・5%だった。

 米軍普天間(ふてんま)飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)の名護市辺野古(へのこ)沿岸部への移設計画をめぐり反対派の市長が再選されたことに関し「市長の理解が得られるまで中断」は42・9%、「計画撤回」は17・9%。「予定通り進める」は31・7%だった。

 内閣支持率は55・9%で、昨年十二月二十八、二十九両日の前回調査に比べて0・7ポイント増とほぼ横ばい。不支持率は31・0%。(東京新聞14年1月27日)』

* * * * *

 別に個々の世論調査の結果で、一喜一憂する気はないのだけど・・・。

 原発政策に関しては、どの世論調査でも、すぐにor近い将来「原発ゼロ」にすべきだと考えている人、原発再稼動に反対の人が6~7割いるのは心強いものがあるし。(++)
<今週の朝日の調査でも、「ただちにゼロにする15、近い将来ゼロにする62、ゼロにはしない19」、原発再稼動「賛成31、反対56」だったしね。>

 集団的自衛権の行使容認の解釈改憲に大反対のmewとしては、反対の人が50%以上いたことも嬉しい限り。"^_^"
<他の調査結果と合わせて考えると、集団的自衛権の行使容認には賛成の人が多いけど、解釈改憲は疑問という人がそれなりにいるのかも。>
 
 また、mewはこれまで他の世論調査の結果を見ていて、辺野古移設に賛成の国民が多いことを残念に思っていたのだけど。もしかしたら名護市長選の結果を(&自民党のえげつない選挙運動も?)見て、このまま移設を強行してもいいのかな~と疑問を覚えた人が少なからずいるのかも知れない。(・・)
<朝日は、移設に「賛成36反対34」、安倍政権が市長選の結果にかかわらず計画を進めることは「評価する33 評価しない46」だった。>

 何だかmewと考えが合う(=安倍内閣とは合わない)人が増えているかも~と思うと、ほっとしてしまうところが。"^_^"
 流れは確実に、コチラに向いているに違いない。(**)

* * * * *

 しかも、国民の7割以上が、景気回復を実感できず。賃上げを期待できないと考えている人が66%もいるわけで。

 こんなに安倍内閣の政策に疑問or反対の人が多いのに、安倍内閣の支持率は56%で微増横ばいというのが、mewは不思議でならないですぅ。(@@)

 おそらくその大きな要因の一つは、他に安倍晋三氏や自民党に代わって、期待し得る人材や政党が見出せないことにあると思われ・・・。
 早く野党再編を行なって、民意を反映し得るリベラル政党を作らなくっちゃだわ!(・・)

<また機会があったら書きたいけど、昨日、「結いの党」の江田代表の代表質問をきいてたら、7~8割がた、mewと考えが合っていたような感じが。
 結いの党は、労組がついている民主党とは合流できないと言っているらしいのだけど。政治理念的には、維新や民主党の保守系(前原Gなど)より民主党の中道系の方が近いんじゃないかな~?(++)>

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 でもって、原発再稼動に賛成の国民は、どの世論調査でも2~3割しかいないにもかかわらず、安倍首相は、昨日の参院代表質問でも、改めて「原発再稼動」に意欲を示したとのこと。

『安倍首相は、29日の参院本会議の代表質問で、停止中の原子力発電所の再稼働を前向きに検討していく考えを改めて示した。
 首相は、「電気が足りているとの指摘もあるが、発電所の定期検査の繰り延べや老朽火力発電をフル稼働した結果であり、電力需給は予断を許さない状況が続いていると考えている」と述べた。そのうえで、「日本は昨年、徹底的な安全審査を行い、これに合格した原発について再稼働を判断していく方針だ」と語った。(読売新聞14年1月26日)』

<この「電気が足りているとの指摘」というのは、小泉元首相が都知事選の演説で盛んに「2年間、原発ゼロでも、何の支障も生じていない」と主張しているのを意識してのことかな?(・・)>

* * * * *

 実は、この記事でmewの目を引いたのは、がチョット注目したいのは、安倍首相の「日本は昨年、化石燃料の輸入に27・4兆円も払っており、原発がないことで3・6兆円も多く支払っている」という説明だった。(**)

 今週、財務省が13年の貿易統計を発表したのだけど。輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は11兆4745億円の赤字で、過去最大の赤字幅となってしまったのだ。
 その最大の要因は、円安で燃料の輸入価格が上がったことにある。(-"-)

  財務省が27日発表した2013年の貿易統計(速報)によると、輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は11兆4745億円の赤字で、過去最大の赤字幅となった。火力発電のための燃料などの輸入が円安で割高になった半面、円安が追い風になるはずの輸出が伸びなかったためだ。

 過去最大だった12年の貿易赤字6兆9410億円を上回った。日本の貿易収支は東日本大震災前まで30年間、黒字が続いていたが、11年以降は赤字に転じた。3年連続の赤字は初めて。

 輸入額は前年比15%増の81兆2622億円で、過去最大を更新した。全体の2割超を占める原油の輸入は16・3%増だった。震災後の原発停止で火力発電への依存度が増しているうえに、円安による輸入価格高騰が重なった。中国からのスマートフォンの輸入増加も全体を押し上げた。

 輸出額は前年よりも9・5%増の69兆7877億円。円安で金額は増えたが、輸出の数量を示す指数は前年より1・5%減った。円安になると日本製品の競争力が増し、輸出が増えるのが過去のパターンだが、製造業の海外移転が進み、円安でも輸出が増えない構造になりつつある。
 昨年12月の貿易赤字は1兆3021億円。赤字は18カ月連続だった。(朝日新聞14年1月27日)』

* * * * *

 上の記事でもちらっと触れているように、一部の政治家やメディアは、燃料の輸入額が増えて、貿易赤字が続いているのは、原発を稼動していないことが最大の原因であるかのように強調しているのだけど。
 まさに安倍首相が説明してくれたように、化石燃料の輸入額27・4兆円のうち、原発がないことで多く支払っているのは3・6兆円しかないわけで。<13%ぐらいかな。>
 原発のせいにするのは、いかがなものかと思うです。(~_~;)

* * * * *

 安倍政権は、日本の景気回復には、円高の是正が必要だと主張。アベノミクスの一の矢として、大胆な金融政策を行ない、円安誘導&インフレ誘導を行なっているのだけど。

 あまりの急激な円安によって、各産業で使用している燃料や原材料の額がアップしているため、前も書いたかも知れないけど。mew周辺の工場や企業の関係者は、本当に困った状況に陥っているし。<中国との関係悪化でますます困っているところも。>
 ガソリンや灯油の値上げが、農漁業や寒冷地の家庭などに大きな負担を与えるようになっているのである。(-"-)

 また、円安によって、海外からの輸入に頼っている飲食品の原材料などの値上がりの負担が大きくなっていることから、企業や飲食店の経営を圧迫。結局は、商品の値上げせざる得なくなり、それが一般国民の家計に負担を与えることにつながっているというのが実情だ。(ーー゛)

<今日、参院の代表質問で、自民党の溝手参院会長も、深刻な円安の影響を取り上げて、政府は貿易赤字、そして経常赤字を、一時的なものだと考えているのか、今後も続く構造的な問題だと考えているのか、構造的な問題だと考えるなら、どのように対応する気なのかと、安倍首相に問いただしていたです。^^;>


 安倍陣営の中には、「ものの値段が上がれば、デフレ脱却につながる」と喜んでいる人もいるかも知れないけど。
 でも、上の世論調査の結果からもわかるように、国民の収入がいつ上がるのかわからない現状においては、物価が上がれば上がるほど、一般国民の生活がさらに圧迫されたり、生活格差が拡大したりすることになるわけで。
<ましてや、4月には消費税がアップするのだしね~。(~_~;)>

 まあ、国家観や憲法観(安保軍事なども含む)などは、人それぞれ考え方に大きな違いがあるかも知れないのだが・・・。
 国民の生活を向上させたいという思いは、多くの人が共有できるのではないかと思うし。
 一般国民は、そろそろアベノミクスの幻影への期待から覚めて、現実的に安倍政権の経済政策が本当に国民の利益になるのか、よ~く考えた方がいいのではないかと思うmewなのだった。(@@)
 
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by mew-run7 | 2014-01-30 16:17 | (再び)安倍政権について | Trackback

ラジオで原発の話をできず~都知事選の原発争点隠しに走る安倍自民&原子力ムラ


  おしらせ
 本日15:50~日本テレビの「news every」で、都知事選4候補の討論会を放映するとのこと。
 今朝、スタジオ収録したらしい。





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 これは『都知事選候補の討論会&ペアの選挙活動+安倍が原発ゼロ否定で、まやかし作戦破れる? 』の関連記事になるのだが・・・。

 安倍内閣&自民党は、1月中に原発再稼動や原発政策の維持(原発は電源のベース)の方針を明記した「エネルギー基本計画」を最終決定する予定だったのだが。
 東京都知事選の「脱原発」論争で、攻撃の対象にされるのか回避する(+α)意図もあって、計画の最終決定を2月以降に延期することに。^^;

 安倍首相は「国民生活に直結する、非常に大切な政策だ。国民の皆さまの意見を徹底的にうかがい、党とも徹底的に議論してあるべきエネルギー政策を作っていきたい」と、あたかも今後の議論次第で、方針が変わる余地があるかのような発言を行ない、国民をはぐらかしている。(-_-;)
<とはいえ、安倍首相は、昨日の参院代表質問でも、再稼動の必要性を強調していたんだけどね。(>_<)(*1)>

 また、自民党が支援する舛添要一氏は、選挙活動では、できるだけ原発政策には触れないように努めている様子。(・・)
(止むを得ず?)原発政策について語る時には、舛添氏自身は「原発依存度を下げて、脱原発を目指すべき」というのが持論であると強調。ただ、「今すぐゼロにするのは困難だ」と説明しているという。^^;

* * * * *

 安倍自民党としては、ともかく都知事選で「脱原発」派が勝たないこと&都知事選を通して、「脱原発」ムードが高まらないようにしたいわけで。財界なども含めた原子力ムラと結託して、アレコレ画策しているような雰囲気があるのだけど。
<何か福島原発の汚染水に関する情報も、またアチコチに新たな問題が生じているのに、あまり伝えないようになっているんだよね~。(-_-;)>

 そんな中、mewは、ラジオの出演者が、局側から「都知事選が終わるまで、原発の話に触れないで欲しい」と要請を受けたという記事を2つも目にすることになった。(**)
 
 一つは、ピーター・バラカン氏が、FMラジオから要請を受けたというもの。
 もう一つは、中北徹東洋大教授がNHKラジオから要請されたため、出演を断ったというものだ。

 NHKに関しては、今週、新会長が慰安婦問題などで持論を述べたこと<&安倍政権の意向に沿うような発言をしたのではないかと見られていること>が大きな問題になっているのだけど。
 『NHK会長が、慰安婦問題で韓国批判。恣意的人事で、NHKが安倍カラーに染まる危険』にも書いたように、松本前会長は、反原発的な番組(原発の危険性を認識させるような番組?)の制作を容認していると財界+αから批判を受けたこともあって、退任に追い込まれていることから、尚更に「さもありなん」と思ってしまうところがあった。(-"-)

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 時系列的には、順序が逆になってしまうのだが。先に、今朝、東京新聞に掲載されていた記事をアップしたい。

『NHK、脱原発論に難色 「都知事選中はやめて」 (東京新聞14年1月30日朝刊)

 NHKラジオ第一放送で三十日朝に放送する番組で、中北徹東洋大教授(62)が「経済学の視点からリスクをゼロにできるのは原発を止めること」などとコメントする予定だったことにNHK側が難色を示し、中北教授が出演を拒否したことが二十九日、分かった。NHK側は中北教授に「東京都知事選の最中は、原発問題はやめてほしい」と求めたという。

 この番組は平日午前五時から八時までの「ラジオあさいちばん」で、中北教授は「ビジネス展望」のコーナーでコメントする予定だった。

 中北教授の予定原稿はNHK側に二十九日午後に提出。原稿では「安全確保の対策や保険の費用など、原発再稼働コストの世界的上昇や損害が巨額になること、事前に積み上げるべき廃炉費用が、電力会社の貸借対照表に計上されていないこと」を指摘。「廃炉費用が将来の国民が負担する、見えない大きな費用になる可能性がある」として、「即時脱原発か穏やかに原発依存を減らしていくのか」との費用の選択になると総括している。

 中北教授によると、NHKの担当ディレクターは「絶対にやめてほしい」と言い、中北教授は「趣旨を変えることはできない」などと拒否したという。

 中北教授は外務省を経て研究者となり、第一次安倍政権で「アジア・ゲートウェイ戦略会議」の座長代理を務めた。NHKでは「ビジネス展望」だけでなく、二〇一二年三月二十一日の「視点・論点」(総合テレビ)で「電力料金 引き上げの前に改革を」と論じたこともある。

 中北教授は「特定の立場に立っていない内容だ。NHKの対応が誠実でなく、問題意識が感じられない」として、約二十年間出演してきた「ビジネス展望」をこの日から降板することを明らかにした。

◆詳細は答え控える

<NHK広報局の話> 中北さんに番組に出演していただけなかったのは事実です。詳細は番組制作の過程に関わることなのでお答えを控えます。

【解説】公平公正 裏切る行為

 中北徹東洋大教授のNHK降板問題で、中北教授はNHK側に「都知事選期間中は原発の話はやめてほしい」と迫られたという。再稼働を進める安倍晋三政権の意向をくんで放送内容を変えようとした可能性は否定できない。

 選挙期間中であっても、報道の自由は保障されている。中北教授は予定原稿で「現状では原発稼働がゼロでもアベノミクスが成果を上げている。原発ゼロでも経済成長が実現できることを実証した」「経済学の観点から、巨大事故が起きた際の損害額のリスクをゼロにできるのは、原発を止めることだ」と指摘した。

 NHK側が問題視した中北教授の原稿は、都知事選で特定の候補者を支援する内容でもないし、特定の立場を擁護してもいない。

 NHKの籾井(もみい)勝人新会長は就任会見で「国際放送で日本政府の意向を伝える」としている。原発再稼働を強く打ち出している安倍政権の意向を忖度(そんたく)し、中北教授のコメントは不適切だと判断したとも推測できる。

 原発政策の是非にかかわらず受信料を払って、政府広報ではない公平公正な報道や番組を期待している国民・視聴者の信頼を裏切る行為と言えるのではないか。 (中村信也)』

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 そして、ピーター・バラカン氏に関するJ-CASTニュースの記事を・・・。
<mew注・小見出し部分に☆印を加えたです。>

『「原発に触れないで」放送局が要請 ピーター・バラカン氏の衝撃の生告白がネットで反響
(J-CASTニュース14年1月21日)

  フリーの「ブロードキャスター」として活躍するピーター・バラカン氏(62)が2014年1月20日放送のラジオ番組内で、都知事選終了まで原発の話題に触れないよう複数の放送局から告げられたと打ち明けた。

発言内容は何人ものリスナーがリアルタイムでツイートしたことによりインターネット上でも拡散し、現在も多くの反響を呼んでいる。

☆ リスナーが拡散「こうやって操作されるんだな。怖い」

  23日に告示される今回の東京都知事選は「脱原発」が大きな争点の一つになるとされている。そうした中、ピーター氏がDJを担当するFMラジオ番組「Barakan Morning」(InterFM)内で、「まだ告示もされていないのに、東京都知事選が終わるまでは原発に触れないよう、他の2つの放送局で言われました」と「暴露」した。番組内では局名を明かすことはなかったものの、ピーター氏は「InterFM」以外にも、NHK-FM(「ウィークエンド サンシャイン」)、TOKYO FM(「Tokyo Midtown presents The Life MUSEUM」)でレギュラー番組を持つ。そして「お達し」の理由についてはリスナーの想像に委ねた。

大胆とも思える発言は、すぐに番組リスナーによってツイッター上で広められた。原発の話題ごと封じるのはメディアによる自主規制や圧力だとして「ラジオでさえ、こうか。。」「世論って、こうやって操作されるんだな。怖い」「日本はどうなっているのかしら。。」といった批判の声が上がる。同時に「公表くださったピーターさんとinterfmの英断に敬意を表します」「わたしが富豪だったらスポンサーになるのに…!しかし、執行役員は無敵だな(編注:ピーター氏は12年9月にInterFMの執行役員に就任)」と、ピーターさんを賞賛する声もいくつも投稿された。

☆ 過去には反原発ソングの「放送禁止」も暴露

ただし、ピーター氏自身はこうしたネット上の盛り上がりに戸惑っているようだ。J-CASTニュースがInterFMに発言内容の事実確認をしたところ、ピーター氏本人が応じた。「ツイッターでも予想以上に反響が届いている」と話す一方で「僕は別にこだわっているわけではなくて、大ごとにする話ではない」と答えた。とはいえ、反原発派で知られる音楽家の坂本龍一さんもツイートを紹介するなどして現在も拡散し続け、注目を集めている。

ちなみに、ピーター氏が原発問題をラジオで取り上げて話題になったのは、今回が初めてではない。東日本大震災から間もない2011年4月には、リクエストが集中したRCサクセションの「ラブ・ミー・テンダー」を流そうとしたところ局に止められたことを番組内で明かした。同曲は歌詞の内容から反核・反原発ソングとして知られ、ピーター氏は詞を見た上で今かけるべきだと判断したと語っていた。

それから約1か月後には、ポストセブンの取材で「放送禁止問題」を振り返った上で、「ラジオはリスナーのため、テレビは視聴者のためにあるというのが僕の基本姿勢であり、崩したくはない。しかし、日本の放送界は全体的に、視聴者のためというより、局の利益のためにあると思っていると感じることがある」と話し、放送メディアの在り方に疑問を投げかけていた。

英ロンドン生まれのピーター氏はロンドン大学で日本語を学んだ後、来日して音楽出版社に勤務。退職後はラジオ番組のDJや音楽評論などで活躍している。2010年まで放送されていた社会問題を扱うドキュメンタリー番組「CBSドキュメント」(TBS系)では司会を務め、鋭いコメントには定評があった。』

* * * * *

 そして、このような圧力やら画策やら(政府や企業の顔色を見ての?)自粛モードに対抗するには、ネットや伝言などを通じて、フリーの一般ピ~プルが、原発論争や脱原発ムードを積極的に広げて行く必要があるのではないかと。
 で、「よっしゃ、mewもネットの片隅+αで頑張るぞ~!」と、改めて強く思ったmewなのだった。(**)<皆で、ガンバです!o(^-^)o
             
            THANKS

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by mew-run7 | 2014-01-30 11:16 | 政治・社会一般 | Trackback

アベ印籠、通らず。自民党内に公明の味方&アンチ安倍が不満募らせ、抵抗開始

   これは1月29日、2本めの記事です。

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 安倍自民党が、大きく揺れ始めている。(@@)

 安倍政権が始まってから、首相&内閣(政府)と自民党(与党)の関係は、「政高党低」の状態になっていると言われて来た。
 自民党は、安倍首相の下で衆参院選に勝利したこと&安倍内閣の高支持率が続いていることから、これまで安倍首相らに主導権を譲り、党内の議員は異論があっても、譲歩するケースが多かったからだ。^^;

 しかし、安倍首相らが図に乗って、党の了承も得ずに好き勝手な政権運営や言動を行なうようになっていることに、党内や公明党からの不満が募っている様子。
 
 しかも、安倍首相が、24日の施政方針演説で、党内の一部や公明党から慎重論の出ている「集団的自衛権の行使容認」を目指すことを明言した上、公明党以外にも「責任野党」と協力する姿勢を示した上、26日にはみんなの党と連携協議を行なうことを示唆したことから、これに疑問や反発を示す自民党の議員たちが、首相に抵抗する動きを行なうようになっているのだ。(・・)

* * * * *

 これは『安倍vs.公明党のバトル開始~連立解消か安倍おろしか&集団的自衛権・反対派の結集を! 』『安倍が集団的自衛権の解釈改憲を施政方針に+揺れる公明党&石原が維新分裂を示唆』の続報になるのだが・・・。
  
 連立与党を組む公明党は、集団的自衛権の行使の容認には、基本的に反対の立場。
 安倍首相は、今春にも集団的自衛権の行使を容認するために、政府の憲法解釈を変更することを目指しているのだが。公明党は、何とかそれを阻止したいと考えている。(**)

 他方、安倍陣営は、もともと公明党とは国家観や外交観、憲法改正や安保軍事面など様々な点で考えが合わず、何かにつけて抵抗を示してくる公明党をジャマに感じている様子。
 とはいえ、今は、公明党がいないと参院過半数がとれないので、肝心なところで公明党に譲歩せざるを得ない状況にある。(~_~;)

 そこで、安倍首相は、昨年11~12月に、みんなの党の渡辺代表や維新の会の石原、橋下代表などと個別に会って、政権への協力を要請し、いざとなったら公明党と連立解消を辞さない構えをとり始めた。<また、そうすることで、公明党と連立を続けた場合も、同党の発言権を押さえようとしているのよね。^^;>

 そして、24日の施政方針演説で公明党のイヤがっている「集団的自衛権の行使」や「責任野党」なる言葉を持ち出すことに。
 それに呼応するかのようにして、25日には、みんなの党の渡辺代表が、安倍首相から政策協議をしたいと電話があったと公表し、みんなの党は公明党の反対する集団自衛権などに関しても協力して行くことをアピール。
 安倍首相も26日にインドで、「ぜひ、責任野党であるみんなの党、渡辺さんともですね、政策的な協議を行っていきたいと。アイデアがあれば、どんどん出していただきたいという話をいたしました」と認めたのである。<発言部分・FNN14年1月27日)

* * * * * 

 この安倍首相の独断的な政権運営に、公明党はもちろん、自民党の中でも動揺や反発が生じている。^^;

『首相は24日の施政方針演説で、「政策の実現を目指す『責任野党』とは柔軟かつ真摯しんしに政策協議を行っていく」と強調した。その日の夜に渡辺氏に電話をかけ、「政策の戦略的対話をやろう」と呼びかけている。昨年12月に渡辺氏が首相に対し、重要政策について定期的に協議する場を設けるよう提案したことに応えたものだ。

 菅官房長官は27日の記者会見で、首相が政策協議を提案したことについて「政策ごとに必要なものについては、賛成する野党としっかり協議して、国民の期待に応えるという考え方だ」と述べ、みんなの党以外の野党とも連携していく考えを示した。

 政府がみんなの党などに秋波を送る背景には、集団的自衛権の憲法解釈の見直しなど「安倍カラー」の強い政策に抵抗感を示す公明党の存在がある。公明党の井上幹事長は26日のNHK番組で、政府の有識者会議が今春に集団的自衛権の憲法解釈見直しに関する報告書をまとめることについて、「それがそのまま政府の方針として出てくるのではない。まずは自公の間でしっかり協議したい」と強調した。

 自民党幹部は「『公明党さん、さようなら、みんなの党さん、こんにちは』とはならない。そんなことをしたら、今まで築いてきた党の基盤が崩れてしまう」との見通しを示すが、自民党内では「公明党と連立を組む限り、『安倍カラー』の政策は実現できない」という不満も、日に日に強まっている。(読売新聞14年1月28日)』

『公明党の漆原良夫国対委員長は28日、新潟市内の会合であいさつし、安倍晋三首相がみんなの党に対し政策協議を提案したことに関し、伊吹文明衆院議長が「とんでもない」と批判していたことを明らかにした。
 漆原氏は27日に伊吹議長と会談。その際、伊吹氏は自民、公明両党が2009年8月の衆院選で敗れ野党に転落後も協力関係にあったことに触れ、「どことどこの党が手を携えて、あの苦しさを乗り越えてきたのか。公明党を軽視するようなことは断じてしてはいけない」と語ったという。(時事通信14年1月28日)』

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 特に困っているのが、石破幹事長だろう。(~_~;)

『石破氏の心中は穏やかではない。首相が渡辺氏に政策協議を持ちかけたことは寝耳に水だった。25日には記者団に「全く聞いていない」と明かし、28日の記者会見でも「(首相から)今の時点では承っていない」と発言した。(産経新聞14年1月28日)』

 石破氏自身、安倍首相よりもずっと前から「集団的自衛権の行使容認」を目指して、ずっと活動を続けており、党内で誰よりもそれを実現したい気持ちが強いかも知れないのだけど。
 他方、石破氏は自民党TOPの幹事長としては、党が関わる選挙や、各議員、地方支部などの立場や要望にも配慮しなければならない。(・・)

 そして、今の自民党には、公明党抜きに国政、地方選挙で確実に勝てる見込みがある候補はほとんどいない上、多くの地方自治体に自公推薦の首長が活動し、多くの地方議会で自公が連携して与党を形成していることなどを考えると、公明党との関係悪化は避けたいところだし。ましてやそう簡単に公明党と連立を解消することなどできないのである。(-"-)

<それこそ今は、自民党政権の命運をかけるような都知事選の最中だしね~。(@@)
 公明党支持者には、脱原発派が多い上、舛添氏の過去の遍歴や発言に不快感を抱いていて、内心では、細川氏を応援したいと思っている人も少なからずいるとの話もあるし。名護市長選を見れば明らかなように、もし公明党がヘソを曲げて、実質的に自主投票OKにしちゃったら、舛添氏の当選可能性がぐ~んとダウンしちゃうです。(~_~;)>
  
* * * * *

 それゆえ、石破幹事長は、集団的自衛権に関しても、公明党に譲歩する姿勢を示していて。
『26日のNHKの番組で、集団的自衛権の行使を可能とする憲法解釈の見直し時期について、「いつと断言すべきだとは思わない。まずは公明党とよく話し合って一致点を見いだす努力をしなければならない」』と発言。(読売新聞14年1月26日)
 
 また、安倍首相の側近は、今国会中(会期末は6月)に解釈改憲を行ないたいと語っていたのだが。石破幹事長は、今国会中の解釈改憲にこだわらない考えを示したという。

『自民党の石破茂幹事長は28日、集団的自衛権の行使を容認するために憲法解釈を変更する時期に関し、今国会中にこだわらない考えを示した。「今国会で(結論を)出すことが目的ではなく、行使を可能にすることが目的だ」と述べた。国会内で記者団の質問に答えた。
 同時に「(党所属議員の)理解がないまま行使を可能にするのは非常に難しい」と強調。衆参両院の1回生議員を中心に党内議論を深める方針だ。(産経新聞14年1月28日)』

* * * * *

 またmewにとって、実に興味深かったのは、安倍首相の超盟友であり、今も首相補佐官として首相をサポートしている衛藤晟一氏が、公明党にただならぬ配慮を示していたことだった。(@@)

<「私は公明党を取る」「公明党の理解が得られなければ、行使容認を断念する」とまで言ってたのよ。(・o・)>

『衛藤晟一首相補佐官は25日午前の読売テレビ番組で、集団的自衛権の行使を容認する憲法解釈見直しについて、慎重姿勢を示す公明党の理解を得ることを最優先するとの考えを示した。野党の一部との連携も否定した。

 衛藤氏は集団的自衛権の行使容認に関し「自公両党でまとめることが一番国民に理解してもらえる」と説明。一部野党が行使容認に賛同し、公明党の理解が得られなかった場合の自民党の対応についても「私は公明党を取る。同党は国民のセンターラインを表現している政党だ。がっちり組んでいかなければ意味がない」と強調した。
 公明党の理解がなければ行使容認を断念するのかと聞かれ、「そうだ。私だったら(首相に)そう進言する」とも語った。(産経新聞14年1月25日)』

* * * * *

 衛藤氏は、安倍氏が最も信頼している超保守派のアニキ分&親友で。安倍氏は、昨年11月に、わざわざ衛藤氏を米国に派遣して、靖国参拝に対する反応を調べてもらったりしていたほど。
 たぶん、衛藤氏は集団的自衛権の行使にも大賛成のはずなのだが。それが、何でこんなに公明党に気を使うのかな~と、一瞬、不思議に思ったのだけど・・・。
 そっか~。思い出した!(**)

<チョット話がヨコにズレるけど。今後、衛藤氏が安倍明友として、またこのブログに登場する機会がありそうなので、大雑把ながら、その経緯を書いておこうと思うです。>

 衛藤氏は、大分市議、県議を経て、90年に大分選挙区から衆院議員に当選し、4期務めていたのだが。05年、郵政民営化に造反したため、郵政総選挙で公認が得られずに落選し、自民党も離党することに。
 しかし、06年に自民党総裁&首相になった安倍氏は、どうにかして何とか衛藤氏を復党させ、07年の参院選に自民党公認の比例候補にして、国政に復活させたいとアレコレ画策。
 自民党内でも、公明党との間でも、大もめにもめた末、総裁権限なども用いてかなり強引に衛藤氏の復党&出馬を決めてしまったのである。(~_~;)

<自民党党紀委員会では異例の多数決が行なわれ、賛成10票、反対7票で復党&比例代表候補に決定。大分では、公明党が自民党候補を支援、自民党は公明党に比例投票を呼びかけるという約束ができていたのに、大分を地元にする衛藤氏の出馬によって混乱が生じ、一時、自公の関係が険悪な状態に陥ることに。(関連記事・『衛藤氏の復党&参院出馬は、比例区の票集めが目的?! 多量の票で自公の批判もシャット? 』)>
 
 衛藤氏は、結局、党内13位で当選したのだが。やはり、大分県内の比例票がかなり衛藤氏に流れたようで。衛藤氏や自民党(特に大分県連)はこの時、公明党に大きな借りを作ってしまったため、同党の存在や立場を配慮せざるを得ないのである。_(。。)_)

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 実は、安倍内閣と自民党の関係は、今年にはいってから、かなりギクシャクして来ている。(~_~;)

 先週には、自民党の総務会(最終的に政府与党の政策をチェックして、了承するところ)が、安倍内閣で決めた成長戦略の工程表を了承しなかったため、安倍内閣が閣議決定を行なえず、チョットした騒動に。
 菅官房長官が、わざわざ党本部に説明に行き、ようやくOKになったなんてこともあった。(・・)

 最近、すっかりタカビーになっている安倍内閣が、自民党側にきちんと説明を行なわないまま、自分たちの都合で、総務会に「了承」することだけを求めたため、総務会の議員が怒ってしまったのであるからだ。(>_<)

『自民党は21日の総務会で、政府の成長戦略の工程表となる「産業競争力の強化に関する実行計画」の了承を見送った。安倍晋三首相が世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)で行う基調講演に盛り込むため、政府は21日中の閣議決定を予定。しかし、自民党側への事前説明が不十分で、「与党軽視」とも受け取れる政府の姿勢に不満が噴き出した。

 政府は昨年12月に成立した産業競争力強化法に基づき、21日の日本経済再生本部で実行計画を了承した。2015年度までを集中改革期間と位置付け、成長戦略の個別項目に関する関連法案の提出時期などを明記している。
 政府は当初、党内議論は不要と判断していたが、自民党の高市早苗政調会長が「重要な内容で党内手続きにかけるべきだ」と要求。政府側が党側に説明をしないまま総務会に持ち込んだため、「外交の大義名分があれば、何でも認めろというのか」との批判が出て、総務会を途中退席する議員も相次いだ。

 自民党の野田聖子総務会長は21日の記者会見で「首相はダボスで自由に発言してほしい」としながらも、「出席者が事前に知らないまま党内手続きを完了してはいけない」と強調。一方、世耕弘成官房副長官は同日の記者会見で「与党にしっかり説明し、了承を得て、閣議決定できるよう頑張りたい」と話した。(毎日新聞14年1月21日)』

* * * * *

『菅義偉官房長官は22日、自民党本部を訪れ、石破茂幹事長と会談した。党総務会が21日、政府がまとめた成長戦略の実行計画案の了承を「党への説明不足」を理由に見送ったことを受けた訪問。党内には政府の謝罪を求める声もあったが、菅氏は会談後の記者会見で「そんな仰々しいことを行う状況ではない。ご心配なく」といなした。

 会談で石破氏は党への事前説明を丁寧に行うよう要望した。これに対し、菅氏は「政府としてできるだけ早く与党に説明する」と応じた。
 菅氏は会見で「騒動でも何でもない。総務会で議論するのは当然だ」と述べ、良好な関係を強調した。ただ、「政高党低」と指摘される官邸主導の政策決定は、安倍晋三政権が2年目に入っても強まるばかり。今回も不満が表面化した格好となった。(産経新聞14年1月22日)』

 結局、総務会は24日に政府案を了承したのだが。
 自民党の最大派閥であり、安倍氏がもともと所属している町村派の町村会長も、この安倍内閣の『この印籠が見えないか。マル安倍と書けば何でも通る』というような傲慢なやり方には苦言を呈していたという。

『自民党の町村信孝元官房長官は23日、党本部で開かれた町村派の会合であいさつし、自民党総務会が政府の成長戦略に基づく実行計画案の了承を見送ったことについて、「いいことだ。政府は、『この印籠が見えないか。マル安倍と書けば何でも通る』『これは安倍さんの意向だから』という傾向が少し目立っている」と述べて、政府の根回し不足に苦言を呈した。

安倍首相の出身派閥である町村派の会長自らが政府の対応に注文をつけた格好で、「首相官邸の与党軽視に対する党内の不満を代弁した」(党幹部)との見方が出ている。(読売新聞14年1月24日)』

* * * * *

 また、自民党は、保守系の政党ではあるものの、安倍首相や仲間たちのような戦前志向の超保守思想を持つ議員は、党内では少数派だし。党内には、米国と良好な関係を保つことを何より重視している人が多い上、中韓との関係を重視する人も少なくない。(・・)
 
 それゆえ、安倍首相が、昨年末に靖国参拝を強行したことで、米国や中韓との関係が悪化したことを危惧している人がかなりいるし。
 安倍首相が、これから安倍カラー政策を推進した場合、米中韓、公明党との関係がさらに悪化したり、国民からの支持が離れたりすることを懸念する人もおり、党内のアンチ安倍派が公明党とタッグを組んで、その暴走を阻止すべきだとの声が出始めているのだ。
<自民党OBでリベラル派の古賀誠氏や野中広務氏が、特に谷垣派や岸田派などの宏池会系の派閥や議員、親中韓系の議員に働きかけを強めているようだ。^^;>

 さらに、党内には安倍首相が進めている新自由主義的なアベノミクス政策や、法人重視の政策に異論を唱えている議員もいるし。<安倍首相が強行しようとしている「法人税の引き下げ」には、かなり反対の人がいる。閣内では、麻生財務大臣も慎重な立場。>
 そして少数派ながら脱原発派の議員は、安倍内閣のエネルギー計画を変更するように強く求めている。^^;
<都知事選で舛添要一氏を支援するか否かでも、小泉進次郎氏の応援拒否を含め党内で異論が続出し、結局、一枚岩になれないまま選挙に突入しちゃったしね。(-"-)> 

 党内のアンチ安倍議員の不満はかなり募っている上、公明党との連携の問題も生じていることから、もし安倍首相が、今後も自民党内の声や公明党の存在を軽視して、タカビーに印籠を示すような政権運営を続けたり、自分の思想に沿った暴走を行なったりするようなことがあれば、(米中韓にも配慮して?)いよいよ党内から「安倍おろし」の動きが出るかも知れないな~と。
 そこまで行かずとも、集団的自衛権の解釈改憲などの安倍カラー政策にストップがかかる可能性もあるのではないかな~と(期待込みで)思ったりもしているmewなのだった。(@@)

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by mew-run7 | 2014-01-29 17:32 | (再び)安倍政権について | Trackback(1)

NHK会長発言の反応で、その政治家の資質がわかる?+会長は謝罪するも、続投



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【*1、*2などの関連記事は、記事の最後にあるMoreの部分にあります。】



 『NHK会長が、慰安婦問題で韓国批判。恣意的人事で、NHKが安倍カラーに染まる危険』『脱原発派は、投票率アップで共闘を!+安倍内閣と擁護し合うNHK会長に辞任要求を』の続報を・・・。

 NHKの新会長・籾井勝人氏が、25日の就任会見で、慰安婦や領土、秘密保護法の問題に関して、政府寄りの持論を語ったことに関して、国内外で波紋が広がっている。

 昨日、TBSの「朝スバッ」などで、NHKの籾井会長の記者会見の映像を流していたのを見たのだけど。(・・)
 もともとああいうものの言い方をする人なのか、ざっくばらんなタイプだと見せたくてやっているのかわからないけど。
 何か話す内容だけじゃなくて、話し方とか言葉使いとか、身振りとかが、NHKの会長にしてはorそれなりの地位にある社会人としては、品がないようにも感じたりもして・・・。^^;

 mewは、民放TVは、この件をほぼスル~するかもな~と懸念していたのだけど。ちゃんと映像を流して、国民にその発言の問題点を伝えた番組は、評価したいと思う。(++)

 また、この会長発言が問題とされる背景には、安倍首相らが、NHKの会長や経営委員の人事に間接的に介入して、NHKに影響力を及ぼそうとしているということがあるのだけど。
 民放TV番組の中にも、その重要な点をきちんと指摘しているものがいくつかあったので、「よし、よし」と思っていたです。(・・)
 
* * * * * 

 ちなみに、昨日、衆院の代表質問で、海江田氏がこの件を安倍首相に尋ねたところ、首相は、このように答えたという。

『安倍晋三首相は28日の衆院本会議で、従軍慰安婦が「どこの国にもあった」とする籾井勝人NHK会長の発言に関し、「新会長をはじめ、NHKの皆さんはいかなる政治的圧力にも屈することなく、中立、公平な放送を続けてほしい」と述べた。民主党の海江田万里代表への答弁。
 海江田氏は、籾井氏の発言について「暴言だ。河野談話を素直に肯定しない首相の思いが乗り移った」と批判した。これに対し、首相は「政府としてコメントすべきではない」と語り、発言の是非については直接の論評を避けた。(時事通信14年1月28日)』

 mewもNHKには、是非、安倍政権&超保守勢力の圧力に屈することなく、中立公正な放送を行なって欲しいと願っているのだけど。
 でも、安倍首相の言葉が、何だか「国内の左派勢力や中韓の批判にめげずに、わが道を通して欲しい」という風にきこえてしまったのは、mewだけではあるまい。(~_~;)

<安倍首相らは、慰安婦の強制連行&それを謝罪した河野談話を認めていない。そして、海江田氏が言っているように、今回の会長発言が安倍首相らの考え方に沿うものであることも重視すべきだと思う。(・・)>
 
* * * * *

 そして、mewは、(まあ、それぞれ立場があるとはいえ)この会長発言にどのような反応や見解を示すかで、その政治家+αの本質や資質が見えて来るのではないかな~とも思う。(**)

 籾井会長の慰安婦に関する報道を見て、mewは真っ先に「橋下と言っていることと、ほとんど同じじゃん?」と思って、ブログにもそう書いたのだけど。
 
 案の定、維新の橋下代表が、早速、あれは「正論だ」と擁護していたという。(~_~;)
<実際には、慰安婦などに関する持論やマスコミ批判も含めて、かなり長くまくし立てていたようだ。(コチラにその詳報が)> 

『籾井さんが言っている事はまさに正論ですよ。まさにその通りです。あの主張に対して反論なんか出来る人はいないと思いますよ。僕が言い続けてきたことと全く一緒です。』
『籾井さんが言っていることは至極正当で、民主党はもっと勉強をすべきだし、残念なのは、自民党の方からね、その批判が出るなんていうことはね、非常に残念です。』

『また、橋下氏は、NHK会長としての政治的中立性を問われ、「政治的に意味のない発言なんてあり得ない。権力を使って番組の編集に介入することが政治的中立性を害するということだ」と述べ、擁護した。(読売新聞14年1月27日)』

* * * * * 

 そして、昨年、新たにNHKの経営委員に選ばれた(&安倍首相を応援している)百田尚樹氏は、こんなツイートをしていた。

『毎日新聞では、籾井氏の発言に対し、「経営委員側からは『外交問題に発展しかねない。選んだ側の責任も問われる』と失望の声がもれた」とあるが、少なくとも経営委員である私は何も言っていないぞ。誰が失望したんや!名前書けや。(1月26日)』

『前にNHKの経営会議で決まった極秘事項が毎日新聞に書かれたことがあった。かなり細かいことまで一致していたので、憶測記事とは思えない。誰かが漏らしたとしか考えられない。NHKの事務方か経営委員に毎日新聞のスパイがいるのだろうか…。(1月26日)』

『明日はしんどくてもNHKの経営会議に出席する!籾井会長を非難する経営委員が誰なのかを、この目でたしかめないとあかん。(1月27日』

<尚、『NHK経営委員に就任した百田尚樹氏が都知事選告示を前にした18日、みずからのツイッターに「私が東京都民だったなら、田母神俊雄氏に投票する」と書き込んだことが問題になっています』というツイートには、『何も問題になんかなってない!あんたら共産党が問題にしたいだけやろうが』と返していた。>

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 ちなみにNHKには、この件に関して、視聴者から約3000件の反響があったとのこと。

<産経新聞が同じ内容の記事で『意見3000件、2割は「支持」』と支持の方を強調するタイトルをつけていたのを見て、笑ってしまった。「2割しか」でしょ?(@@)>

『NHKは28日、籾井勝人会長(70)が就任会見で、従軍慰安婦問題や領土問題について持論を述べたことで、視聴者から、会見の行われた25日からこの日午前9時までに3000件余りの反響があったと説明した。
 批判的な意見は約60%、肯定的な意見は約20%という。残りはどちらにも分類できない意見という。全国のNHKにメールや電話で寄せられた。
 主な批判的な意見は「公共放送のトップにふさわしくない」「不偏不党、公平性などが守られなくなり、偏った放送になるのが心配だ」「考え方が政府寄りだ」「歴史的認識が間違っている」など。
 肯定的な声は「従軍慰安婦や領土問題について正しいことを言ってくれた」「ようやくNHKがまともになる」などという。(日刊スポーツ14年1月28日)』

* * * * *

 今回の籾井会長の発言における最大の問題点は、籾井氏が、たとえ個人的な意見であれ、公の場で政治的な持論を述べたことにあるわけで。
 自分の意見と合うか合わないかで、この発言の妥当性を判断するのは、軽率なのではないかと考えている。(・・)

 NHK会長には、番組の編集方針を決める権限がある。それゆえ、直接、番組編集に介入することはなくても、番組の編成部や製作スタッフは、会長の意向を尊重or忖度して、番組作成に当たる可能性が大きい。
 また、仮に何も影響力を行使していなくても、会長が政治的な発言を行なえば、視聴者は、会長の意向(またその背後にいる政権の意向)が番組に反映されているのではないかと疑念を持つことになるわけで。国民からの受信料で運営されている公共放送としての信頼性を維持できなくなるのである。(~_~;)

 今回、安倍首相や籾井氏に近い保守的な思想を持つ人の中には、籾井氏の発言内容を評価したり、問題はないとしたりする人が多いのであるが。
 もし籾井氏が、自分たちの考えと異なる意見を言っていた場合には、どうとれるのか考えて欲しいと思う。たとえば籾井氏が「個人的意見だが、私は憲法改正は絶対にすべきでないと思う」とか「首相が靖国参拝をするなんて、とんでもない」と言った場合、おそらく彼らは「不偏不党であるべきNHK会長が、偏向した(サヨク的な?)発言を行なったのは問題がある」と、大批判を展開し、辞任要求や政府の責任追及を展開することだろう。(~_~;)

<mewは、NHK会長が自分の考えと同じor近い政治的発言をしたとしても、「よく言った」と評価したり喜ぶ部分はあるかも知れないけど。でも、「やっぱ、公の場でそういうことを言うのは、ダメでしょ~!」と思うです。(・・)> 

~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ 

 ところで、昨日は、百田氏も出席したであろうNHKの経営委員会の定例会合が開かれ、籾井会長が発言に関して釈明を行なったとのこと。経営委員からは反省を求める声が出たものの、進退や罷免に関する話は出なかったとのこと。
 籾井会長は、その後、全職員に向けて謝罪文を送ったという。^^;

『NHK経営委員会は28日の定例会合で、籾井勝人会長から就任記者会見における従軍慰安婦などをめぐる発言について説明を受けた。浜田健一郎委員長は会合後、「個人的見解を述べたことは公共放送トップとしての立場を軽んじたと言わざるを得ない」と苦言を呈すると同時に、「覚悟を持って職務を遂行することを強く要望する」と述べ、現段階では籾井氏の進退を問わない考えを明らかにした。(中略)

 浜田委員長によると、籾井氏は経営委の席上、「個人的見解を述べたことは不適切であったと反省している」と陳謝。「慣れない記者会見で、いったんコメントできないと申し上げたが、度重なる質問があって、ついああいう発言をした」などと釈明したという。

 出席した経営委員からは「公人の認識を持ってほしい」「(外国の)信頼回復が必要」といった注文が付いたが、籾井氏の進退に関する意見は出なかった。上村達男委員長代行は「(籾井会長が)改善して是正していく努力を、今回は見守るべきじゃないかということだ」と述べた。(時事通信14年1月28日)』 

『NHKの籾井勝人会長は28日、従軍慰安婦などに関する自らの発言に関して「視聴者の皆さんに誤解を招いてしまったことは大変申し訳ない」などと謝罪する文書を、社内ネットワークを通じNHKの全職員に送付した。文書で籾井氏は「公共放送トップとしての重みを自覚し、今後は慎重に発言する」と表明した。 (時事通信14年1月28日)』

* * * * *

 NHKを所管する総務省の新藤大臣も、籾井会長を続投させる意向を示している。

『新藤義孝総務相は28日の閣議後の記者会見で、NHKの籾井勝人会長が従軍慰安婦問題で「どこの国にもあった」などと発言したことに言及し、「個人的な見解を述べられ、会長としての発言ではない」と問題にしない考えを明らかにした。
 新藤氏は「これが直ちに進退につながるということではなく、新会長として、しっかりリーダーシップを発揮して、良い仕事を進めるように期待したい」とも語り、辞任の必要はないとの見解を示した。(産経新聞14年1月28日)』

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 また、上のリンク記事で、菅官房長官は、籾井氏の発言は個人的見解なので「問題ない」という認識を示しているという話を書いたのだが。

 菅氏は、会長の会見の様子を見て、「本人はコメントしないということをずっと言っていたのに、どうしてもということで個人として言って、最後に『それは個人はない、会長だ』といわれた」「会長ということであれば取り消すということをその会見の中で言われていた」会長の発言と個人の発言の整理がついていなかった」と、会長がとまどっていた様子を詳しく説明&擁護しており、かなり同情的だった感じが。

 記者から「籾井氏就任の経緯に政権の意向が働いたという見方がある」と指摘され、「「それは全くあり得ないと思います。国会で選任をされた経営委員会のみなさんがですね、籾井会長が最適任者という形で選ばれたわけですから、法的手続きに基づいて、粛々と選ばれたんだと考えています」と説明していたのだが。
 上のリンク記事にも書いたように、今回の人事に政権の意向が働いたことは、報道関係者の大部分はよ~く知っていることだろう。(~_~;)

『自民党関係者は「一度目は、許してあげていいんじゃないの?」と話した。
政府関係者は「あす(28日)から国会もあるし、どうなるか。間違ったことは言っていないと思うが、それを公の場で言っちゃうのはね」と話した』という。(FNN14年1月27日)』

~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~

 他方、政権与党内でも、今回の発言に対する疑問や批判の声が出ているという。(@@)

 安倍内閣の閣僚では、『林芳正農林水産相は28日午前の会見で、籾井氏の発言について「公の会見の場でああいうことをおっしゃるのはいかがなものか」と苦言を呈した』とのこと。

『自民党の佐藤勉・国会対策委員長は26日、朝日新聞の取材に「NHK会長として発言すべき内容ではなかった。慎重に発言してもらいたい」と語った。(朝日新聞14年1月26日)』
 
 与党の公明党幹部は、「外交問題に発展する恐れがあり、深刻だ。国会でNHKの予算案を審議する総務委員会はもめるだろう」と懸念。(TBS14年1月27日)

 自民党幹部も「困ったものだとしか言いようがない。本人が国会に出てきて説明することは必要になってくる」と述べ、籾井氏自身が説明責任を果たすべきだとの考えを示していたという。(毎日新聞14年1月27日)

『自民党の石破茂幹事長は28日の記者会見で、NHKの籾井勝人会長が就任会見で従軍慰安婦問題を、どこの国にもあったなどと発言したことについて、説明責任を果たすよう求めた。「批判にきちんと応え、得心してもらう努力をしていただきたい」と述べた。
 同時に「ふさわしくないと判断したので(自ら発言を)撤回した。それが全てだ」と述べ、自民党として問題視しない考えを示した。
 国会での参考人招致に関しては「現場の判断だ」と述べるにとどめた。(産経新聞14年1月28日)』

* * * * *

 安倍内閣&自民党としては、ともかく1日も早く、この件の幕引きをはかりたいのではないかと思うのだが。

 昨日、民主党の海江田代表が早速、衆院の代表質問の中で、この件を問うたのであるが。他の野党も、衆参の代表質問や予算委員会の中で、この件を取り上げる構えを見せているし。参考人招致すべきではないかという声も上がるようになっている。。
 また、3月には、NHKの予算を審議する総務委員会に、NHKの会長が出席するため、そこでこの件を厳しく追及される可能性が大きい。(~_~;)

 民主党の大畠幹事長は26日、『「こうした偏向発言をするのは、会長になった自覚を持っていないのではないか」。大畠氏は東京都内で記者団にこう語り、批判した。NHKの2014年度予算案を審議する衆参総務委員会で追及することになるとの見通しを示した。(琉球新報14年1月27日)』
 海江田万里代表も『「果たして会長としてふさわしいのか」と、籾井氏の予算委員会招致も視野に追及する構え』だという。(毎日新聞14年1月28日)』

 おそらく(もちろん?)社民党や共産党も、この問題の追及に力を入れることだろう。(@@)

 ただ、日本維新の会は、ビミョ~な様子。

『日本維新の会の松野頼久国会議員団幹事長は記者団に、籾井氏が「政府が『右』と言うものを『左』と言うわけにはいかない」と述べたことについて「いかがなものか。権力のチェックという役割を担っているという視点でやっていただきたい」と指摘。ただ国会論戦に関しては「あまり萎縮するような形でやるべきではない」と述べた。(琉球新報14年1月27日)』

『日本維新の会国会議員団の役員会では予算委招致に関し「政権に痛手を負わせる政治ショー」との反対論と「政治的中立性を担保する観点で意見を聞いてもいい」との賛成論が衝突。テレビ中継のある予算委ではなく、総務委で考えをただすことで折れ合った。(毎日新聞14年1月28日)

* * * * *

 ただ、mewは、先日も書いたように、この問題に最も関心を持って、NHKにものを言うべきは、会長や経営委員の給与を含め、受信料としてNHKの運営費用を払って(あげて)いるわれわれ国民&視聴者ではないかと思うのだ。(・・)

 mew周辺では、今回のことがあって、NHKは却って露骨に政権寄りの方針がとりにくくなるのではないかと見る人もいるのだけど。今回の会長発言の問題を追及すると共に、今後、NHKが中立公正な番組作りや放送を心がけて行くかどうか、国民がしっかりとウォッチして行く必要があるのではないかと思っているmewなのだった。(@@)、
                            THANKS

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by mew-run7 | 2014-01-29 10:15 | 政治・社会一般 | Trackback(3)

都知事選候補の討論会&ペアの選挙活動+安倍が原発ゼロ否定で、まやかし作戦破れる?

  これは1月28日、2本めの(mewにしては短めの)記事です。 

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【*1、*2などの関連記事は、記事の最後にあるMoreの部分にあります。】


 まずは、大事なお知らせを。(・・)

 東京都知事選の4人の候補者が、2月1日にネットで討論会を行なうことが決まったという。

 日時:2月1日(土)22時00分~23時30分(予定)
 <Ustream>http://www.ustream.tv/jp/special/tochijisen2014/

●参加者:宇都宮健児、田母神俊雄、舛添要一、細川護熙(敬称略、届け出順)

 やっと都知事選の候補者の討論会が見ることはできるですぅ~。"^_^"

 ただ、中高齢層の人には、日常的にネットを利用していない人も多いので、是非、テレビの討論会にも参加して欲しいな~と思うです。(・・)

<NHKの新会長にお願いしちゃおうかな?(~_~;)>

* * * * *

 細川陣営では、妻の加代子さんも、27日から街頭演説を始めたという。

『彼が立候補するには深い理由がありました。総理を務めていましたが、原発は安心安全クリーンと思い込んでいたわけです。それが違った。その自分の責任を非常に感じて、何とかしなければと思ったんです」
 佳代子夫人は夫の手伝いをするべくマイクを握ることになった。夫と一緒には回らず、友人である湯川氏、下村氏と支援を呼びかけている。(東スポ14年1月27日)』

『この日は細川氏の夫人・佳代子さん(71)が、都内3か所で告示後初の街頭演説に立ち、要請があれば2ショット街頭演説を行うことを明言した。
 「夫は政治家としての魂が燃えたぎっています。精いっぱいお手伝いをして、全身全霊、残された夫とともに戦っていきたい」。告示後、初めてマイクを握った佳代子さんは夫への支持を訴えた。

 当初は、「街頭に立つ予定はない」と話していたが、準備が進んだことで“初参戦”が決まった。細川氏は、小泉純一郎氏と元首相タッグを組み、演説をするのが、メーン戦法。現状で、妻の佳代子さんは民主党の元議員や文化人らと「勝手連」を組み、側方支援する。ただ、「(細川氏の)選対から要請があれば、やってもいい」と、夫婦そろっての演説にも意欲を示した。(スポーツ報知14年1月28日)』

* * * * *

 2ショット演説と言えば、安倍首相が、舛添要一氏の元妻(86~89年)である片山さつき氏に、舛添氏の応援演説を行なうことを要請していたとのこと。(・o・)

『「ぜひ、片山さんに応援してほしい、すごい話題になる」
 安倍晋三首相は19日、都内のホテルで開かれた党大会の会場で、片山氏に対し、舛添氏の応援をこう要請したという。(夕刊フジ14年1月19日)』

<いくら話題になるからって、こんな要請をすること自体、人間としての良識や感覚を疑ってしまうところが。(~_~;)>

 片山氏は、記者団に対し、舛添氏が抱える2つの問題を解決すれば、応援要請に応じてもいいと語ったそうなのだが。<障害を持つ婚外子の養育費に関する訴訟&生活保護を受けていた実姉の扶養義務の問題を解決を求めた。>

 でも、結局、2ショット演説は見送ることになったようだ。^^;

『細川夫人とは違い、片山氏は、共同演説はもとより、応援演説も基本的にしないという。「変に話題を振りまかず、そっと静観した方が党にとっても良い」。選挙戦が話題にならず、投票率が下がれば、浮動票の影響を受けづらい自民党に有利と考えた上での答えだ。
 片山氏はこの日、党本部で、各種団体の都知事選総決起集会に参加。舛添氏とともにステージに上がった。「ここに座っているってことは、舛添さん以外の人は応援してないってこと」としたが、元夫と言葉を交わすことはなかった。(スポーツ報知14年1月28日)』

<見送った理由の一つが、話題になるより、投票率が下がった方が有利だと考えたというのには、唖然としてしまったとこが。(@@)
 でも、『脱原発派は、投票率アップで共闘を!』にも書いたけど。自民党はそれだけ、投票率が上がることを恐れていると言えるわけで。この記事を読んで「投票率を上げるために、頑張ろう!」と思ったmewなのだった。o(^-^)o>

 聴衆と一問一答の対話形式の選挙活動なども取り入れている宇都宮健児氏の応援には、女性陣では社民党の福島瑞穂氏らがかけつけているとのこと。(共産党のアイドル・吉良よし子さんも来てるかな?)
 ちなみに田母神俊雄氏の応援には、自称「ビンタのデヴィ」夫人が、ほぼ毎日、訪れているという。(@@)

<細川事務所で、鳩山邦夫氏の元秘書&衆院議員だった馬渡龍治事務局長が退任したというニュースが出ていたのだが。事務所には、様々な党の議員の秘書や関係者が集まってスタッフを務めているため、選挙戦略に関する意見のくい違いやある種の主導権争いが生じた様子。(細川氏の元秘書だった維新の松野幹事長は、自分の秘書を4人も派遣したとか。生活の小沢代表の側近も参加しているようだ。)
 殿(細川氏)にはそんな家臣の詰め所の中での問題などは気にすることなく、自分の選挙活動に集中して欲しいと願っている。(・・)>

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 ところで、今日から国会では衆院の代表質問が始まったのだけど・・・。

 トップバッターとして質問に立った、民主党の海江田代表が、安倍政権の問題点を次々と批判。(*1)
 そして都知事選の争点にもなっている原発政策に関して、安倍首相に、将来的に原発をなくす気があるのか問いただした。

『海江田代表「原発依存度は可能な限り低減させると言われましたが、具体的な目標や工程はいつお示しいただけるのでしょうか。将来的には脱原発を目指すということなのか、そうでないのか。明確にお答えいただきたい」

 安倍首相「化石燃料への依存度が第一次石油ショック当時よりも高くなっているという現実を考えると、そう簡単に原発はもうやめたというわけにはいかない」(NNN14年1月28日)』

* * * * * 

 安倍内閣は、民主党政権下で作られた「エネルギー基本計画」を全面的に見直すことに。
 民主党は「2030年代までに原発ゼロ実現」の方針を決めていたのだが。経産省が中心となって作った新たな計画案は、「今後も原発をベース電源として位置付ける」と明記され、原発の再稼動&原発政策の維持が前提となっている。<党内や官僚の一部には、「原発の新増設も明記すべきだという声もあるようだ。^^;>

 そして、安倍内閣は、当初 1月中にも新たな「エネルギー基本計画」を閣議決定する予定だったのだけど、党内に賛否両論が出ていたことに加え、都知事選で「脱原発派」からやり玉にされることを懸念し、閣議決定を2月末に見送ることにしたのだ。^^;、

『安倍晋三首相は25日午前、羽田空港で記者団に国の中長期的なエネルギー政策の方向を示すエネルギー基本計画について「国民に徹底的に意見をうかがいながら党とも徹底的に議論をしてあるべきエネルギー政策をつくっていきたい」と述べ、当初予定していた月内の閣議決定にこだわらない考えを示した。与党からは原子力政策の扱いなどをめぐり、慎重な検討を望む声が出ている。(日本経済新聞14年1月25日)』

 もし政府の原発に関する計画を正式決定していなければ、都知事選で脱原発派の攻撃をはぐらかすことができるし。<舛添氏も、堂々と「自分は、脱原発だ」とか主張したりできるしね。>
 党内の脱原発派の反発や細川支援を封じることもできるからだ。^^;

『自民党内からも異論が出た。河野太郎議員などがメンバーの自民党エネルギー政策議員連盟が、素案の抜本的な見直しを求めているのだ。
 ポイントは、原子力政策を推進してきた自民党は、安全神話に依拠し過ぎてしまった結果、福島の惨禍を招いたことを深く反省すると総括したのではなかったのか。「早期に原子力に依存しなくても良い経済・社会構造の確立を目指す」と結論づけ、2012年の総選挙の公約にも盛り込んだのではなかったのか、というのである。(現代ビジネス14年1月22日)』

 党内の脱原発派の中には、細川氏の主張に共感。細川氏が当選した方が「脱原発」が実現しやすくなるとして、陰ながら同氏を応援している議員もいるとの話も。
 もし安倍内閣が強引に新計画を決めた場合には、離党者が出るおそれもあるという。^^;

* * * * *

 また、安倍首相が慎重になっている背景には、政府が募集したパブコメの多くが、原発反対意見だったことがあるとの見方もある。

『原発を「重要なベース電源」と位置づけた素案には批判が相次いだ。東京電力福島第一原子力発電所の事故がいまだに収束していない中で、福島県民ばかりではなく、自民党の中からも異論が出たのだ。
 素案に対して経済産業省は一般からの意見を募集したが、12月6日から1月6日までの募集期間に1万9000件もの意見が集まった。その中には原発について「安全性向上のためのリプレイス、安全が確認された原発について40年を超えて稼働させること」などを求めた日本商工会議所などの「原発推進」の意見もあったものの、多くは原発に反対する意見が占めたとみられている。

 エネルギー基本計画の策定に当たっては、一般からの意見(パブリック・コメント)の公募が法的に義務付けられているわけではない。公募意見の内容を集計する前に、基本計画を閣議決定してしまう方針だったが、あまりにも意見が多く寄せられたことから無視できなくなった格好なのだ。
 公募意見の集計結果も公開していない。菅官房長官の会見でも、公募意見の扱いについて、「参考にさせてもらう」と述べるに留めていた。(同上)』

 2012年に民主党の野田政権が、「2030年代までに原発ゼロ実現」という政府方針を決めることになった最大の理由は、政府が募集したパブコメや聴取会での意見の7割以上が、早期の原発ゼロ実現を求めていたことにある。(・・)

 果たして安倍内閣が、パブコメの結果を公表する気があるのかどうかは「???」なのだが。
 もしパブコメの大多数が「原発ゼロ」を求める意見だった場合、それを無視して「原発維持」の計画を閣議決定&発表した場合、安倍内閣の支持率に影響する可能性も否定できまい。(-"-)

* * * * *

 このように安倍内閣は、とりあえず都知事選が終わるまで、原発政策に関して、はぐらかし戦法をとろうとしていたのであるが。
 そんな中、海江田代表が国会の場で、安倍首相の原発に関する見解を問いただし、首相から「そう簡単に原発はもうやめたというわけにはいかない」(=簡単に原発ゼロを目指す気はない)という答弁を引き出したことには、大きな意味があると思われ・・・。

 海江田代表には、「GOOD JOB!」という言葉を送りたいと思ったmewなのである。(*^^)b
                      THANKS

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by mew-run7 | 2014-01-28 18:01 | 政治・社会一般 | Trackback(1)

米が安倍に靖国不参拝、戦争謝罪を要求。中韓に加え米国との外交悪化で、窮地に


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安倍首相は、今年にはいって、まずアフリカ3ヶ国に外遊。21~2日にはスイスのダボス会議に出席。いったん帰国して、24日に通常国会の開会式、施政方針演説をこなした後、25日からはインドを訪問。

 既に外遊予算が枯渇しているにもかかわらず、本人は意に介せず。<というか、外遊するとチヤホヤしてもらえるので、元気になっちゃうらしい。(>_<)『安倍、外遊予算が枯渇も、アフリカで中国との陣地取り争い&ロシアも安倍の思想を警戒』>

 「地球儀を俯瞰する外交」なるキャッチコピーの下、ロシア、中東を含め、アジアを中心に30カ国以上を回って、「中国包囲網」作りと「トップセールス営業」を続けている。(~_~;)

 しかし、その一方で、安倍政権の外交は大きなピンチに陥っている。_(。。)_

 安倍首相が最も重視している米国との関係がうまく行かず。また本来なら、アジア外交の要であるはずの、中韓との関係も悪化するばかりだからだ。(-"-)

 もともと安倍首相&超保守仲間たちは、中国、韓国と特に仲良くしたいとは思っていないのであるが。<特に中国は天敵視しているからね。>
 でも、一番仲良くしたいと思っている米国が、中韓との関係改善を強く望んでいる上、安倍首相に対し不信感を募らせていることから、窮地に陥りつつあるのだ。(ーー)

* * * * *

 先週には、「ついに、ここまで来たか~」と思うようなニュースが出ていた。(@@)

 米紙のWSJ(ウォールストリートジャーナル)が、米政府は日本政府に対し、安倍首相が靖国神社を再度参拝しないと確約することを要求したと。さらに、慰安婦問題を解決、日本の侵略と植民地支配に対する「おわび」を再確認することも検討するよう求める意向だと報じたというのだ。

『米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)は23日、米政府が日本政府に対し、安倍晋三首相が靖国神社を再度参拝しないことの確約などを求めていると報じた。

 同紙によると、米政府は他にも慰安婦問題を解決するための措置を執ることも要請。日本政府がこれまで再三にわたり表明してきた過去の日本の侵略と植民地支配に対する「おわび」を再確認することも検討するよう今後、首相に求める意向という。
 靖国不参拝の確約と「おわび」の再確認は、首相の靖国参拝後にワシントンと東京で行われた一連の会談を通じ、日本側に伝えられたとしている。

 ワシントンでは今月、岸信夫外務副大臣が国務省のバーンズ副長官らと会談。国家安全保障会議(日本版NSC)の谷内正太郎・国家安全保障局長もケリー国務長官、ライス大統領補佐官(国家安全保障担当)らと協議した。バーンズ副長官、ラッセル国務次官補(東アジア・太平洋担当)は来日している。
 また、一連の会談で米側は(1)安倍首相は韓国、中国をいらだたせるさらなる言動を控える(2)日米韓の連携を阻害している日韓関係の改善へ向け、韓国に働きかける-ことなども促した。(産経新聞14年1月23日)』

<尚、産経は記事の最後に『米政府は韓国政府にも自制と対話による日韓関係の改善を求めているが、靖国不参拝と「おわび」に関する要請が事実であれば、「韓中寄りの過剰介入」との批判も出そうだ』と記していたのだが。mewは、後述するように、米国はついに「堪忍袋の緒が切れた」のではないかと察する。(~_~;)>

* * * * *

 しかも、安倍首相は、4月に来日予定(日中韓3国を訪問予定)のオバマ大統領を「国賓」として「おもてなし」して、両国&2人の交流を深めることで信頼関係を回復させて、日米同盟の強化をアピールしようと考えていたのだが・・・。

 ところが、一時は、オバマ大統領が来日を中止するかも知れないとの話も出ていたりして。(~_~;)
 また、先週にはオバマ大統領側が、日本には長い時間、滞在しないので、宮中晩餐会などの行事が多い「国賓」待遇での接待を断って来たという記事も出ていた。

『4月に予定されているオバマ大統領の来日が、国賓待遇ではなく、宮中晩餐会も行われない方向であることが、JNNの取材で明らかになりました。 アメリカ側が想定する日程では国賓待遇としての十分な時間がとれないためで、靖国をめぐる不協和音など、日米関係の昨今のあつれきが浮き彫りになった格好です。

 オバマ大統領の4月の訪日をめぐっては、去年2月、安倍総理が訪米した際、国賓として来日するよう要請し、去年の年末まではその方向で両国間で調整が続いていました。しかし、今回のオバマ大統領の日本滞在時間が当初の想定よりも短くなる見込みとなり、 国賓として待遇する際、慣例となっている日本到着時の歓迎式典、天皇陛下との会見、宮中晩餐会などの行事を行うには十分でないとの判断から、国賓よりランクの下がる「公式実務訪問」とすることで最終調整が進められているということです。(JNN14年1月20日)』

* * * * *

 安倍内閣は、2月に岸田外務大臣を米国に送り、改めて靖国参拝に対する理解を求めると共に、
オバマ大統領の来日の件も含め、米国と協議したいと考えているのだけど・・・。

『岸田文雄外相は2月中に米国を訪問し、ケリー国務長官と会談する方向で検討に入った。複数の政府筋が21日、明らかにした。4月に見込まれるオバマ大統領来日に向けた環境整備を進める。
 訪米中、岸田氏は安倍晋三首相の靖国神社参拝に「失望」を表明した米国に対し、参拝目的が「不戦の誓い」にあるとする首相の真意を説明する予定。日中、日韓関係の改善に努力する意向を伝えることで、東アジア地域の安定を求める米国との信頼関係を再確認したい考えだ。(産経新聞14年1月21日)』

 mewは、安倍首相が、米国の要求を呑まない限り、また目に見える形で韓国との関係改善をはかるような行動をしない限り、米国の信頼を回復するのは難しいのではないかと考えている。(・・)

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 実は、安倍首相は、米国の要請(圧力?)を意識してか、ダボス会議の場で、何とか韓国との関係改善を行なおうと努めたのだけど。残念ながら、失敗に終わってしまったのだ。(~_~;)

<mewの知人は、アンチ安倍自民ながら「安倍も、よっぽど米国に強く言われたのか、涙ぐましい努力をしているな~」と言っていたです。(ノ_-。)>

 安倍首相は、ダボス会議に出席するに当たって、TV番組の中で『韓国の朴槿恵大統領と会った場合、言葉を交わしたいとの意向を示し』ていたとのこと。
<ただ『同時に「この条件をのまなければ対話をしないということではなく、胸襟を開いて話し合うことが大切だ」と強調し』ていた。(産経新聞14年1月22日)>

 そして、ダボス会議の場に到着してすぐに、韓国の朴大統領が講演を行なっていた会場にサプライズ参加し、最前列に座って話を聴き、拍手を送ったのだ。(・・)
 しかし、結局、朴大統領とは言葉や握手を交わすことはないまま、終わったという。(-_-;)
<ただし、首相はその後、尹外相や大統領側近らと握手したことを、自ら内外の報道関係者との懇談で明らかにしたとか。^^;>

『安倍晋三首相は22日昼(日本時間同日夜)、世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)で、韓国の朴槿恵大統領の講演を傍聴した。会場内での接触はなかった。
 首相は講演後、「これからの韓国が進むべき方向について素晴しい講演をした」と評価したが、会談については「難しいと思う」と語った。(産経新聞14年1月22日)』

『安倍首相は本来、午後の会議に参加する予定だったが、時間を繰り上げて会場を訪れた。安倍首相は最前列に着席して朴大統領の講演を聴講したが、安倍首相と朴大統領の会話は行われなかった。韓国メディアは安倍首相の飛び入りについて、「靖国神社参拝をめぐって緊張した日韓関係を緩和するために柔和な姿勢を示したもの」と報じた。

 安倍首相は朴大統領の後に講演を行ったが、会場に朴大統領の姿はなかった。記事は、「朴大統領が安倍首相の講演に姿を表さなかったのは、歴史問題において韓国は妥協や譲歩はしないという明確なシグナルを発生したと考えられている」と論じた。(サーチナ14年1月25日)』

 ちなみに、下村文科大臣も、ダボス会議前夜に行なわれた韓国主催のパーティー「Korean Night」に、サプライズ参加したとのこと。日本政府も、一応、招待を受けていたらしいのだが、下村氏の突然の登場に、会場には緊張感が走ったとか。^^;
<下村文科大臣は、慰安婦の強制連行、侵略戦争などを否定する歴史修正主義者として知られ、今、教科書の記述内容(検定制度)の見直しなどで、韓国から悪い意味で注目を浴びているだけに、尚更に「何でこの人が?」とギョッとしちゃったかも?^^;>
 でも、下村氏も結局、朴大統領や尹外相とは接触できずに終わったという。(-"-)
 
<しかも、安倍首相がその後、ダボス会議での講演で中国を強く批判した上、外国人記者との懇談会の中で、日本と中国の現状を、第一次世界大戦前の英国とドイツの関係(後に戦争に突入)にたとえる発言をしたと報じられたことから、中韓からの反発や警戒心が強まることに。
 米国も、これを知って「あちゃ~」と思っていたかも知れない。(~_~;)>
 
~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~

 安倍首相は、ダボス会議から戻った翌日、国会で施政方針演説を行ない、「地球儀を俯瞰する外交」政策をアピールしていたのだけど。
 mewは、それを見ながら、ここにも中米国や中韓との外交がうまく行っていないことがあらわれているな~と感じてしまったところがあった。^^;

 もちろん、「機軸は日米同盟」だとか、「国際協調主義に基づく積極的平和主義の下、日本は、米国と手を携え、世界の平和と安定のために、より一層積極的な役割を果たす」とか、TPPに関して「同盟国でもあり経済大国でもある米国と共に、交渉をリードする」とか、それなりに日米同盟を重視する姿勢は見せてはいたのだけど・・・。

 外交方針に関する演説の部分では、首相は、「総理就任から1年ほどで、30カ国を訪問し、延べ百五十回以上の首脳会談を行なった」と。
「ロシアのプーチン大統領と、4度の首脳会談を行ない、個人的な信頼関係の下で、安全保障・経済を始めとする協力を進め、アジア・太平洋地域のパートナーとしてふさわしい関係を構築して行く」「トルコのエルドアン首相とは、3度の首脳会談を通じ、交通システム、原子力、科学技術分野における人材育成など、多岐にわたる協力で合意し、戦略的パートナーシップは着実に前進している」とその外交&セールス実績を誇らしげにアピール。
 そして、「直接会って信頼関係を築きながら、一つひとつ前に進む。いかなる課題があっても、首脳同士が膝詰めで話をすることで物事が大きく動く。昨年は、トップ外交の重要性を改めて実感した」と語ったのだが・・・。

 他国の首脳の名は挙げながら、米国のオバマ大統領は出ることはなかったし。(ケネディの名は出たけど!?)アASEANなどとの関係を取り上げて、アジアの架け橋になるという方針を示しながらも、中国、韓国に関しては、いまだ首脳会談を行なっていないが、重要な国なので関係改善に努めるという語るだけだったからだ。(~_~;)

<しかも、よりによって今、オバマ大統領と険悪な状態にあるプーチン大統領との親密な関係をアピールしちゃうとは。^^;> 

* * * * *

 実際、安倍首相は、オバマ大統領とまともに首脳会談を行なったのは、昨年2月に訪米した際の1回だけしかなく、パートナーとして信頼関係を築く機会がほとんどないのである。(-"-)

 しかも、昨年2月の首脳会談も、歓迎セレモニーも共同記者会見もなく、昼食をはさんだ短時間の会談、交流しかできず。安倍首相が「遠くから来たのに冷たい」とぼやいてたほど。<しかも、韓国の朴大統領や中国の習主席が訪米した際は、安倍首相より好待遇だったのよね。^^;(『安倍がオバマに一方的にアピール&冷たく対応された首脳会談+日米同盟の絆』)>

 また、通常は、日米首脳は、同じ国際会議に出席する機会がある時には、会談を行なうケースが多いのだが。日本側が、会談を打診しても米国は拒否するばかり。ただ、昨年9月のロシアG20の時には、一度は米国が拒否したものの、シリア問題が切迫していたこともあり、急遽、2回目の首脳会談を行なう機会を得たのだが。ごく短時間のものだったという。(~_~;)

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 mewは、昨年5月に『安倍がオバマに嫌われる?&欧米中韓からも危険視され、ピンチになるかも』『安倍、オバマに相互不信に増大?+拉致重視で、日米同盟に亀裂のおそれも』などの記事をアップしたことがあるのだが・・・。

 安倍首相は、民主党政権下で日米同盟の関係が壊されたと批判し、安倍自民党の政権下で米国の信頼関係を取り戻し、日米同盟関係を深化させると豪語していたのだけど。
しかし、実のところ、オバマ政権とは、最初からうまく行っていないのである。(-"-)

 オバマ大統領は、民主党の中でもリベラル派ゆえ、安倍首相のような戦前志向の国粋主義者、歴史修正主義者は好きではないし。他の大統領(特に共和党系)ほど、日本をアジア最大のパートナーとして重視しているわけではない。
 経済政策では中国を重視、対北朝鮮政策では同盟国の韓国を重視しており、日本には中韓といい関係を保ちながら、軍事面や経済面(TPP+α)で米国に協力して(従って?)くれればいいと考えているからだ。(・・)

 それゆえ、米国は昨年の初めから、ことあるごとに日本政府に中韓との関係改善を要請し続けて来たし。昨春、麻生副総理らが靖国参拝を行なった時には、異例なことに外交ルートを通じて、懸念を表明したのを皮切りに、様々な形で首相や閣僚の靖国参拝を自重するように求めていたのだが。 しかし、安倍首相らは、中韓を挑発することはあれど、関係改善の努力は行なおうとしなかったため、関係がどんどん悪化することに。オバマ大統領が、安倍首相に積極的に会おうとしなかったのも、それが大きな要因になっているとの見方が強い。(~_~;)

* * * * *
 
 他方、安倍首相は、今政権では、経済的にも軍事的にも中国に勝って、強い日本を取り戻し、アジアのTOP国&世界のリーダーになることを最大の目標としており、アジア・太平洋地域の経済の主導権を握るためにも、尖閣諸島を巡る中国との攻防に勝つためにも、米国との同盟関係を重視したいと考えているのだが・・・。

 ただ、安倍首相は、もともと戦前志向の強い&国粋主義的な超保守思想の持ち主で。自分たちの思想を体現するために、靖国参拝や歴史認識の修正(村山談話、河野談話の見直し、教科書の記述修正などを含む)も行なうことへの意欲が強い。(・・)
 そして、自分たちが敵視&嫌悪している中朝韓の批判などに配慮する気はさらさらないし。本当は、米国にも、自分たちの思想やそれに基づく政策や言動に関しては、アレコレ言われたくないと思っていることから、オバマ政権への反発や不満が強くなっていたのではないかと察する。(~_~;)

<それは、今月17日に、安倍首相の側近中の側近である萩生田総裁補佐が、自民党青年局の講演の中で『首相の靖国神社参拝に「失望」を表明したオバマ米政権について「共和党政権の時代にこんな揚げ足を取ったことはない。民主党政権だから、オバマ大統領だから言っている」と反論』していたことからも、よくわかる。(共同通信14年1月17日)
関連記事・『安倍側近がオバマ政権批判+米会談も教育政策も超保守全開で外交も不安定に』>

 それでも首相周辺には、靖国参拝は控えるべきだという意見も少なからずあったようなのだが。
 安倍首相が、昨年末に靖国参拝を決行したことから、オバマ政権の堪忍袋の緒がプチッと切れたようで、米国との関係が完全にこじれることになってしまったのだ。(-_-;)

* * * * *
 
 米政府は、すぐに首相の靖国参拝に「失望した」と批判声明を出すことに。(-"-)

 その声明文(英文・仮訳)は、『安倍の靖国参拝に、米が怒りの声明。中韓からの批判に止まらず国際問題に? 』にあるのだが。 
、米政府は、この声明文の最後に「米国は、首相の過去への反省と日本の平和への決意を再確認する表現に注目する」と記している。^^;
 つまり、もうこの時には、米政府は安倍首相に『もう靖国参拝しないこと』、また『過去の日本の侵略と植民地支配に対する「おわび」を再確認すること』を暗に求めていたのだ。(~_~;)

 安倍内閣は、今年にはいって実弟の岸信夫外務副大臣をはじめ、閣僚や党幹部を次々に米国に送り、米政府&議会関係者に靖国参拝への理解を求めようとしたものの、効を奏さず。
<関連記事『安倍の外交オンチを利用して、通常国会中と予告した集団的自衛権の解釈改憲を阻止したい』>

 今月中旬には、安倍首相が最も信頼を寄せる外交ブレーンであり、NSCの初代事務局長に任命した谷内正太郎氏(元外務次官&内閣参与)が米国を訪問して、カウンターパートとなるライス補佐官や、ケリー国務長官、ヘーゲル国防長官などの重要閣僚と会談を行なうことに。
 
『会談後、谷内氏は安倍晋三首相の靖国神社参拝が話題になったかどうかに関し、「特定の問題について特別に話したということはない」と記者団に説明。同行筋も「靖国について話し合うことが目的の議論はなかった」』と語っていたのだが。<日本のメディアや国民、中韓などに、米国からずっと靖国参拝を批判され続けていると思われるのが、イヤなのかな?^^;>

 BUT、米国側は、靖国参拝への懸念を伝えたことを認めたという。(~_~;) 
 そして、ここに記された「日本側の取り組み」というのが、「靖国不参拝」や「侵略戦争のおわび」であった可能性が大きい。

『米国のライス大統領補佐官(国家安全保障担当)は17日、米ホワイトハウスで谷内正太郎国家安全保障局長と会談し、安倍晋三首相の靖国神社参拝を取り上げ、特に日韓関係の改善のために日本側の取り組みを求めた。オバマ政権は安倍首相の参拝が東アジア情勢に与える影響を懸念しており、こうした立場を直接伝えたものだ。
 米政府当局者が朝日新聞の取材に明らかにした。ライス氏が安倍首相の靖国神社参拝を取り上げ、対話と外交によって相違を解決するよう求める、米政府の立場を改めて示したという。
 またライス氏は、北朝鮮を巡る日米韓協力の重要性などを説明したうえで、「日本が韓国との関係改善のため何らかの措置を取ることを望む」と話した。
 同行した日本政府関係者は記者団に会談内容を説明したが、ライス氏が靖国参拝問題を提起したことや、日韓関係の改善を求めたことは明らかにしなかった。(朝日新聞14年1月18日)』
 
* * * * *

 安倍首相のダボス会議での(涙ぐましい?)行動も、このような要請に基づいたものかも知れないのだけど。
 もし米国の要求に応じて「2度と靖国参拝しない」「村山・河野談話は全面的に承継する」なんて誓うことになれば、安倍氏を支持している党内外の超保守勢力から強い反発を受けることになりかねないだろう。(~_~;)

 とはいえ、米国も中韓も、ここからは一歩も引かない構えを見せているだけに、安倍首相が方針転換をしない限りは、今後、外交面でますます窮地に追い込まれて行くのではないかと思うmewなのだった。(@@)
 
                                 THANKS

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by mew-run7 | 2014-01-28 12:44 | (再び)安倍政権について | Trackback(1)

脱原発派は、投票率アップで共闘を!+安倍内閣と擁護し合うNHK会長に辞任要求を


  これは1月27日、2本めの記事です。

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【*1、*2などの関連記事は、記事の最後にあるMoreの部分にあります。】

 前記事『都知事選~細川は、逆転のために戦略転換を。無党派・女性層を重視した活動をすべき。 』のつづきを・・・。

 昨年の参院選で、「脱原発」をメインに訴え、当選を果たした山本太郎氏が、東京都知事選の投票率をアップさせるため街宣活動を行なうという。(・・)

 mewも、先週の記事に「是非、今回の都知事選の投票率をアップさせるべく、微々力ながらも、このブログ+αで働きかけて行きたいとも思っている」と書いたのだけど・・・。
(『都知事選がスタート!~天使の細川の理念、宇都宮の政策に共感+候補者の第一声』)

 今回の都知事選で、自公が支援する舛添要一氏に勝つためには、投票率を上げることが最も重要な要素になる。(・・)

 自民党幹部は、「55%を超えるかどうかがカギ。それを上回る無党派票の多くは細川氏に流れる」と見ているとか。(後述)
 mew的には、できれば70%台は欲しいところだ。(**)

 というわけで、もしこれを読んでいるあなたが「脱原発の早期実現」を望んでいるのであればor「安倍政権にダメージを与えたい」と思っているのであれば、細川護煕氏、宇都宮健児氏のいずれを支持しているかはさておき<まだ迷っている人も、かなりいるかも?>、みんなで投票率がアップするように、共闘して行ければな~と願っている。o(^-^)o

* * * * *

『山本太郎、都知事選どうすんの?!

 山本太郎は、「都知事選 投票率UP! 選挙に行こうキャラバン」を来週から始めます。

 誰に投票するかは、当然ながらそれぞれの判断。

「選挙なんか関係ねーよ」「いつあるか知らなーい」

 と言う方々にも投票に参加して戴きたいのです。

 この国の将来をも左右する、この選挙。

 ただ指をくわえて見てられない。

 都知事選 史上最大の投票率を目指し、時間の許す限り、東京都内を街宣します。

(オフィシャルブログ1月23日の記事より)』

* * * * *
 
 山本太郎氏は、12年12月の都知事選では、宇都宮健児氏を応援していたのだけど。今回は、誰を応援するか表明していない。^^;
 
 山本氏と一緒に「脱原発」活動を行なって来た人たちの中には、宇都宮氏の応援を続けている人もいれば、細川氏の応援を表明した人もいるのだが。。山本氏としては、そう簡単には、細川氏、宇都宮氏のいずれかを選ぶことはできないのだろうし。mewは、その心情を理解し得る。(・・)

<もし「脱原発」を訴える細川護煕氏と宇都宮氏が一本化されれば、山本氏は全力でその候補を応援したのではないかと思うのだけどね~。(~_~;)
 細川氏の応援に回れば、宇都宮氏を裏切ることになるし。宇都宮氏を応援すれば、より当選可能性が高いと言われている細川氏の足を引っ張ることにつながるだけに、どちらも選び得ないハムレットのような心境に陥っているのではないかと察する。(-_-;)>

 かと言って、「脱原発」実現につながるこの都知事選を、単なる第三者or傍観者として見ているのは、あまりにもつらいものがあるし。おそらく、いても立ってもいられず、自分も何かの形で一緒に戦って行きたい、少しでも脱原発実現にプラスになることがしたいという思いで、投票率アップの活動を行なうことに決めたのではないかと思われる。
 そして、mewは、このような活動も、脱原発実現に貢献し得る極めて有効な手段になると思うのだ。(**)


 実際のところ、自民党は当初から投票率をかなり気にしている様子。昨日も、時事通信からこんな記事が出ていたばかりだ。(・・)

『自公は、原発ゼロを唱える小泉純一郎元首相の応援を受ける細川氏に無党派層の票が集中することを警戒している。舛添氏が勝つ場合でも、細川、宇都宮両氏の合計票が舛添氏を上回るようなら原発再稼働の障害になりかねず、他候補をできるだけ突き放したい考えだ。

 ◇「55%がカギ」

 自公は投票率にも神経をとがらせている。
 過去の都知事選の投票率は、衆院選と同時に行われた前回は62.60%だったが、それ以前はほとんどが50%台。自公は徹底した組織戦を展開しており、投票率が低いほど有利と踏む。自民党は「55%を超えるかどうかがカギ。それを上回る無党派票の多くは細川氏に流れる」(幹部)と見ている。
 細川氏を実質支援する民主党は「とにかく選挙戦を盛り上げて投票率を上げないといけない」(ベテラン議員)と世論喚起に懸命だ。ただ、立候補の記者会見が告示前日となったことなどから細川氏の出遅れは否めず、街頭やインターネットで訴える「空中戦」中心の戦法が、どこまで浸透するかは不透明だ。(時事通信14年1月26日)』

* * * * *

 また、週刊ポストの記事からも、自民党が投票率55%を強く意識しているのがわかる。(・・)

『自民党幹部たちが大手紙ベテラン政治部記者とともに都知事選の情勢分析、票読みを行なった数字がある。
「有権者総数は約1080万人。票読みは投票率55%という前提で行なった。宇都宮氏は共産党の基礎票に近い約60万票、田母神氏も約40万票にとどまり、舛添氏は自公の基礎票の目一杯で約230万票、対する細川氏は250万票前後になり舛添氏を逆転するという結果だった」(自民党幹部)

 自民中枢が衝撃を受けたのは、「投票率55%でも逆転」という票読みである。どういうことか。過去2回の都知事選の投票率は58%(2011年)、62%(2012年)とそれよりも高い。しかも、東京新聞の世論調査では、今回は「投票に必ず行く」「たぶん行く」という回答が93%に達しており、有権者の関心の高さからいっても、前回の62%を上回るのはほぼ間違いない。

「投票率が高くなれば、それだけ細川氏に風が吹く」と指摘するのは、選挙分析で定評のある政治ジャーナリスト・野上忠興氏である。
「過去2回の総選挙と参院選の比例代表票や、前回の都議選の得票を分析すると、自民党と公明党を合わせた得票はどの選挙もほぼぴたり230万票。それが自公の基礎票のマックスと見ていい。投票率55%で細川氏と互角という自民党の読みは正確でしょう。

 しかし、投票率がそれ以上となると、無党派票の奪い合いになる。今回の投票率は65%を超える可能性もあり、脱原発という争点をつくった細川氏にグーンと有利に働く。(週刊ポスト1月31日)』

* * * * *

 これは都知事に限らず、投票率が低い方が、計算できない浮動票が動かない分、組織票のある候補に有利に働くわけで。
 舛添氏の場合は、自公や連合の支援を受けていて、最初から100万票以上の基礎票を確保して細川氏らの他の候補を大きくリードしてスタートを切っているだけに、何とかそのまま逃げ切りたいところ。^^;

 また時事通信の記事にもあるように、もし舛添氏が勝っても、脱原発をメインで訴える細川氏と宇都宮氏の票の合計が舛添氏を上回ることになれば、「ほ~ら、やっぱり都民(ひいては国民)の多数は、脱原発を求めているのだ」と言われることになるため、安倍自民党としては、そのような結果が出ることも避けたいのである。(・・) 
 
 脱原発派の候補が一本化できなかったのは、本当に残念なことだけど。でも、どちらかが当選できれば、それに越したことはないし。また、細川氏と宇都宮氏の票を足して、舛添氏の票を上回れば、そこに「脱原発」を求める民意を反映することも可能なわけで・・・。

 改めて、細川氏を支持している人も、宇都宮氏を支持している人も、どちらに投票するか迷っている人も、みんなで投票率アップのために共闘できるといいな~と。相手or相手陣営を批判するなど足を引っ張り合うようなことはせずに、よりよい形で相乗効果を得るためにも、是非、多くの方々に共闘をお願いしたいと思うmewなのだった。m(__)m 

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 そして、昨日アップした『NHK会長が、慰安婦問題で韓国批判。恣意的人事で、NHKが安倍カラーに染まる危険』の続報を少し。

 籾井会長は、このような反応を受けてか、27日になって取材に対し、「発言は非常に不適当だった」という認識を示したとのこと。

『NHKの籾井勝人会長は27日朝、就任会見で従軍慰安婦問題を「どこの国にもあった」などと発言したことについて「個人的意見としても言うべきではなかった。非常に不適当だったと思う」と述べ、発言は適切ではなかったとの認識を示した。都内で共同通信などの取材に答えた。

 籾井会長は「完全に個人的意見として申し上げた」としながらも「ああいう場は初めてだったので、ルールをわきまえていなかったことは私の不徳の致すところ」と述べた。
 野党から責任追及の声のほか、韓国メディアも厳しく批判しているが、籾井会長は「今からしっかり対応していく」とし、会長職務に専念する考えを示した。(共同通信14年1月27日)』

 また、菅官房長官も、あくまでも「個人的な意見だ」「問題はない」と擁護したという。

『菅義偉官房長官は27日午前の記者会見で、NHKの籾井(もみい)勝人(かつと)会長が25日の就任記者会見で慰安婦問題に言及したことについて、「会長が個人として発言したと承知している。その後『取り消す』と言っており、問題ない」と述べた。国会審議への影響も「全くない」と強調した。
 菅氏は「籾井氏は最初(の会見)なので戸惑ったのではないか。会長として記者会見をするときに個人の発言はない。整理がついてなかったのだろう」と指摘した。(産経新聞14年1月27日)』

『菅義偉官房長官は27日午前の記者会見で、NHK籾井会長の発言に関し「社会的使命を担う公共放送のトップとして、放送法に基づいて職務を遂行することを期待している」と述べ、問題視しない考えを示した。国会審議への影響についても「ない」とした。
 菅氏は同時に「会長としての記者会見の中で個人的なことを言っても、会長(発言)として(受け)取られる」とも指摘した。(毎日新聞14年1月27日)』

* * * * *

 しかし、菅氏も言うように、就任会見で述べたことは、会長の発言として受け止められても致し方ないと思うし。それを、個人的な発言だったで済ませることは許されないのではないかと思われる。<もしその区別がつけられないような人なら、それ自体、会長としての資質がない人だと言えるだろう。(-"-)>

 しかも、籾井氏は、他の問題に関しても、安倍政権を擁護するような&報道機関の長として「???」に思えるような発言を行なっていたことがわかった。(>_<)

 特定秘密保護法に関して「NHKスペシャルなどで取り上げられず、その是非を幅広く伝えたほうがいいという指摘がある」との質問には、「通っちゃったんで、言ってもしょうがないと思う」
「必要ならやる。決まったことをしょうがないとは思わないが、世間が心配するようなことが政府の目的ということもないのではないか。あまりカッカする必要はないと思うし、変なことが起きるとは考えにくい」と答えたとのこと。

 また首相の靖国参拝に関しては、「総理の信念で行かれた。それをいい悪いという立場に私はない。昔の人は戦争に行くときに『死んで靖国に帰る』と送り出した。こういう人が大勢いる」と理解を示したというのだ。(~_~;)

 NHKの国際放送に関して「領土問題については明確に日本の立場を主張するのは当然。外交も絡むので、政府が右ということを左というわけにはいかない」と言っていたこともそうなのだが。

 いつも書くように、民主主義国家において、マス・メディアの最大の使命は、主権者である国民に国政に関して、事実だけでなく、様々な問題点や見解なども含めた情報を伝え、国民が政府を監視&コントロールするための材料を提供にすることにあるわけで。<だから、報道機関には、憲法解釈上「取材や報道の自由」が特別に認められているんだよ。(・・)>

 それが、これだけ問題点が多いと指摘されている秘密保護法について「通っちゃったんで、しょうがない」「世間が心配するようなことが政府の目的ということもない」などと、あたかも安倍内閣の一員であるかのようなor独裁国家の国営放送の長であるかのような発言を行なっているようでは、NHKは国民に奉仕すべき公共放送&メディアとしての使命をまっとうすることはできないだろう。(**)

 これらの会長発言については、国内外から批判が出ているようなのだけど・・・。
 NHKのスポンサーは、誰でもない受信料を払っている私たちは国民なのである。それゆえまずは国民自身が、自分たちの重要な権利や利益を害する新会長に対して、辞任を求めるなどの声を上げて行く必要があるのではないかと思うmewなのだった。(@@)
 
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by mew-run7 | 2014-01-27 16:54 | 政治・社会一般 | Trackback(1)

都知事選~細川は、逆転のために戦略転換を。無党派・女性層を重視した活動をすべき。

頑張ろう、東日本&ニッポン!今年は、さらなる前進を。o(^-^)o 

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【*1、*2などの関連記事は、記事の最後にあるMoreの部分にあります。】
 

先週、東京都知事選が告示されてから、各候補が本格的な選挙活動に取り組んでいる。(@@)

 いくつのかのメディアが告示日の時点での選挙情勢の調査結果を発表していたのだが。どの社の調査でも、舛添要一氏が一歩リード。細川護煕氏、宇都宮健児氏がそれを追う展開だという結果だったようだ。^^;
 ただ、まだ投票する候補を決めていない人が4~5割いるという。(++)

 細川氏が選挙活動で出遅れたため、舛添氏が序盤でリードするであろうことは、想定内だったと思うのだけど。
 ただ、ここから2週間。細川氏が、舛添氏に追いつき、逆転をするためには、mewは、細川陣営は、選挙戦略を見直す必要があるのでないかと思っている。

 都民の関心は、やはり「原発政策」よりも「福祉」「防災」の方が強いのが実情だし。しかも、細川氏&小泉氏に注目、期待すると思われた無党派層&女性(いわゆるB層を含む)の支持を十分に得られていないことを考えると、「脱原発」ほぼ一本で押す選挙戦略は変えた方がいいと思うのだ。
 そして、ここからは、もっと「福祉」「防災」「雇用や格差対策」など都民の生活に密着した政策を訴えると共に、中高齢の女性にアピールするような選挙活動を増やして行くことを提言したい。(・・)
<小泉純一郎氏も含め、「福祉や防災は誰が知事になっても大差ない」「福祉や防災よりも、原発政策の方が重要だ」と発言するのは控えた方がいい。都民の反発を招くおそれがある。>

* * * * *

 これは、『殿のお出ましが遅れ、しらけた泥仕合になりそうな都知事選』『安倍政権を倒すためには、悪魔とだって手を結ぶ!?~都知事選の告示日を前に』などにも書いたことだが・・・。

 mewは、ひとりの都民としては、もっと都民の生活に密着した政策を重視して都知事を選びたいと。また、都知事を選ぶ選挙が、政局争いや政争の具にされることに抵抗を覚えていたのだが。
 ただ、ひとりの国民としては、安倍政権を早く倒したい、「脱原発」を早く実現させたいという思いが強かったことから、この選挙で細川氏を応援することに決めた。

 そして、おそらく、今、全国で細川氏を応援している人の大部分も、同じような思いを抱いているのではないかと察する。(・・)

 ただ、このような人たちは、どちらかと言えば、日ごろから政治や社会の問題への関心が強いのではないかと思うし。本来は国政マターである原発政策や安倍自民党政権の諸問題も、都知事選での重要な争点になり得ると、都民にとっても重要な選択肢になり得るはずだと考えがちなのではないかと思われる。(~_~;)
 
 でも、残念ながら、mewの周辺を見る限り、(特に無党派層や中高年の女性などの間では)そのような意識を持っている人は、ほとんどいないというのが実情だ。(-_-;)

 細川氏には、政党や団体の支援がついていないこと、細川氏と小泉氏が首相在任中に無党派層や女性からも強い支持を受けて、70~90%の高支持率を誇っていたことを考えると、舛添氏に勝つには、この層の支持をもっと拡大する必要があると思うのだけど。
 ところが、その層で細川氏の支持が広がっていないどころか、どうやら舛添氏にくわれてしまっているような状態に陥っているのだ。^^;

* * * * *

 世論調査の詳しい分析結果を見てみよう。

『最大の争点については「少子高齢化や福祉」を挙げた有権者が全体の26.8%でトップ、「景気と雇用」が23.0%と続き、主要候補の主張が対立している「原発・エネルギー問題」は3番目の18.5%だった。猪瀬直樹前知事(67)が辞職する原因になった「政治とカネ」を挙げた人は2.5%にとどまった。

 また、少子高齢化や福祉が争点とする有権者の4割以上は舛添氏に投票すると回答。約2割の宇都宮氏、約1割の細川氏と大きな差が付いた。景気と雇用を選んだ層も舛添氏の人気が高い。一方、最大の争点に原発を挙げた人は5割近くが細川氏に投票するとし、1割台の舛添氏、宇都宮氏を引き離した。災害対策を重視する人は舛添氏と田母神氏、五輪を重視する人は舛添氏に支持が集まった。(毎日新聞14年1月24日)』

『産経新聞社の東京都知事選に関する世論調査で、最重視する争点ごとに主要候補者の支持傾向を分析すると、「少子高齢化や福祉」を重視する都民の4割超が元厚生労働相の舛添要一氏(65)を支持していた。厚労相を約2年間務め、福祉政策に精通しているとのイメージが浸透しているようだ。

 争点として「原発・エネルギー問題」を挙げた都民の半数近くは元首相の細川護煕(もりひろ)氏(76)を支持しており、同じ「脱原発」を掲げる元日弁連会長の宇都宮健児氏(67)は舛添氏の支持より下回っていた。脱原発系候補としては細川氏が認知されているといえそうだ。

 また、舛添氏は「景気と雇用」を重視する都民の4割以上から支持を得ており、「東京五輪の準備」では6割以上の圧倒的な支持を集めた。「五輪返上論」を展開した過去がある細川氏は五輪を重視する都民への浸透が進んでいない。
 元航空幕僚長の田母神(たもがみ)俊雄氏(65)は、最大の争点として「災害対策」を挙げた都民からの支持が集まっていた。』(下につづく)

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『調査結果を年代別で見ると、舛添、細川両氏が中年層(40~50代)から高年層(60代以上)に浸透し、宇都宮、田母神両氏は若年層(20~30代)と中年層から支持を得ている傾向が浮き彫りになっている。

 舛添氏は若年、中年、高年層の各層で安定した支持を得ていた。ただ、20代の支持が最も低く、世代が高くなるほど支持も広がり、70歳以上に最も浸透していた。
 細川氏も各層から一定の支持を集めている。50代の支持が最も高いが、30代女性には浸透しきれていない。今後は働き盛りの30~40代の攻略が重要になりそうだ。

 宇都宮氏は若年層の支持が高く、世代が上がるほど支持が離れていく傾向にある。田母神氏は20、30代の男性から支持を得ているが、高年層への浸透は進んでいない。

 男女別では、細川、宇都宮、田母神の3氏は女性より男性からの支持の方が多く、逆に舛添氏は女性からの支持の方が高い。(産経新聞14年1月26日)』

~ * ~ * ~ * ~ * ~ 

 舛添氏が告示日の時点でリードしているであろうことは、十分に想定し得えたことだ。(・・)

 舛添氏は、知名度がそれなりにある上、早くから次の都知事候補として注目されていたし。
 しかも、自公や連合(労組)が支援についたため、いわゆる基礎票(舛添氏に必ず投票するであろう人)を、当初から100万票以上を確保しているからだ。(-_-;)
<都内でも、自民党の支持率は30~40%あるので、もし半分ぐらいが細川氏や田母神氏に流れたとしても、有権者の2割前後は舛添氏に投票する可能性が大きい。^^;>

 他方、細川氏は、知名度はそれなりにあるものの、出馬会見が遅れたため、選挙戦に出遅れたことが痛かった。<一度、世間で膨らんだ期待が、チョットしぼんでしまったような感じも。^^;>
 しかも、政党や団体の支援がついていないため、基礎票もほとんどない。勝手連で支援している政党の支持率を全て足しても、10%もないし。おまけに、民主党の支持母体である連合が舛添支援に回ったので、政党支持者の票は、1割も得られないと見ていいだろう。(~_~;)

 残念ながら、mewのように、細川氏の勝たせることで、安倍政権を打倒したいと思う人の数もさほどはいまい。
 実際、安倍内閣を積極的に支持しないという不支持率は、もともと2~30%しかないのだし。しかも、その票は、細川氏以外の候補にも分散することになる。<むしろ社共が推薦している宇都宮氏など、アンチ自民を色濃く出している人に流れる可能性が大きい。>
 
 また、都民の6~7割は「脱原発」を望んでいるものの、その人たちが全て細川氏に投票するわけでもない。
 都知事選で、「原発政策」を重視している人は2割もいないことから、その全てが細川氏に投票したとしても、当選できるかどうかわからないし。宇都宮氏との間で、票が割れるのは確実だ。^^;

* * * * *

 それゆえ、細川氏&小泉氏は、都民の5割ぐらいを占めている無党派層の票を、もっと積極的に
集める必要があるし。かつて2人を強く支持していた中高年の女性層の支持をしっかりとキープする必要があるのではないかと思うのだけど。
 この層は、「高齢者の福祉」「子や孫の生活や雇用」や「防災」など、生活の安全、安心に関する争点への関心が高いことを、もっと意識すべきだろう。(・・)

 舛添氏は、自らも介護経験があることや厚労大臣の実績があることをアピールし、どんどんこの層の支持を取り込んでいるような感じがある。
 
 その結果、上の記事にもあるように、「少子高齢化や福祉が争点とする有権者の4割以上は舛添氏に投票すると回答。約2割の宇都宮氏、約1割の細川氏と大きな差が付いた。景気と雇用を選んだ層も舛添氏の人気が高い」ということになるし。
 しかも、「舛添氏は若年、中年、高年層の各層で安定した支持を得ていた」「男女別では、細川、宇都宮、田母神の3氏は女性より男性からの支持の方が多く、逆に舛添氏は女性からの支持の方が高い」わけで。
 細川氏&小泉氏への支持が最も期待される層に、半分近くまで食い込んでいるような状況にあるのだ。(-"-)

<ちなみにmew周辺では、男性の方が国政マターも意識している人が多いので、その分、細川氏を支持する人も多いのかも知れないのだけど。ただ、自公支持者ではない人も、仕事のことを考えて、東京五輪の成功を含め、安倍政権と連携しての景気回復策に期待して、舛添氏が知事になる方がベターかもと言っている人が少なからずいる。^^;>

* * * * *

 そんなこんなで、mewは細川陣営は、ここから2週間、「脱原発」に偏ることなく、「高齢者の福祉」「子や孫の生活や雇用」や「防災」など、生活の安全、安心に関する政策をもっとアピールして、無党派層や女性層の支持を拡大して行くような選挙戦略をとるべきではないかと提言したいのである。(・・)

<会見の時に語っていた「経済成長より精神的、文化的に豊かな生活、自然環境を守る街づくり」「震災復興を重視し、東北と連携した東京五輪の開催」なんかも、共感してくれる人がいるのではないかと思うです。(++)>

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 さすがに、細川陣営も選挙戦の情勢分析を見て、選挙戦略の見直しを検討している様子。

『「もう少し競っていると思ったが…。ジタバタしても仕方がない」
 細川氏の陣営幹部は24日、調査結果を聞き落胆の表情を隠せなかった。』

『細川陣営にとってさらにショックなのは、「脱原発」が最大の争点として認められていないことだ。(中略)これでは「脱原発」を単一争点に設定し、小泉純一郎元首相の全面支援を受けて戦う細川氏の選挙戦術は見直しを余儀なくされる。

 また、細川氏は中高年層(40代~)にある程度浸透しているものの、若年層(20~30代)への訴求力は今ひとつ。特に、小さな子供を持つ母親世代には「脱原発」をアピールできると踏んでいたにもかかわらず、30代女性からの支持は低迷した。
 陣営ではインターネットに詳しい衆院議員を選挙対策本部に入れ、ホームページに工夫を凝らして若年層への浸透を図る。ただ、告示前日に出馬を正式表明するなど準備不足は否めない。

 23日には、小泉氏の街頭演説に感激したのか、街宣車の上で泣き始めた細川氏。選挙結果に泣かないためには、「日程が合わない」(陣営幹部)として回避している公開討論会を受けて立つなど、巻き返しの秘策が必要となりそうだ。(産経新聞14年1月26日)』

* * * * *
 
 繰り返して言うが、mewは若年層やネット・ユーザーの取り込みをはかるより、中高年の無党派層(特に女性)の取り込みをはかった方が早いと思うし。<若年層は人数が少ない上、投票率も低いし。政治に関心を持って投票に来るような人は、ネトウヨのアイドルとなりつつある田母神氏か、ブラック企業や待機児童対策を訴えている宇都宮氏を支持する可能性が大きい。(最近、若年層では共産党の支持が増えているしね。)> 

 それこそ、<mew個人としては、非常に快くない話ではあるのだが>、小泉元首相は、05年9月の郵政総選挙で、B層をターゲットにして大勝したわけで。
 細川陣営も、もっとその辺りを意識した方がいいと思うのだ。(**)

 小泉首相(当時)は、悲願であった郵政民営化の実現するために、市場調査のブレーンを活用して、有権者を分類。
 B層(具体的なことはよくわからないが小泉純一郎のキャラクターを支持する層)をターゲットにして、小泉首相の支持者を増やす戦略を立てて、それを郵政総選挙でも活用したのだけど。<「劇場型選挙」を展開して注目を集めるとか、政治に関心のない人が嫌うような小難しい説明は行なわずに、「何か小泉さんに投票するといいかも」と期待させるような耳障りのいいフレーズを並べるとか。^^;>

 同じ「脱原発」を訴えるのにも、街頭演説の場では、小難しい説明は少なくして「東京から脱原発を実現して、子どもや孫の代まで安全な国や町を作ろう」とか、「原発ゼロをしても、大丈夫。経済にも生活にも、東京五輪にも支障はない」という主張を前面に出した方がいいのではないかと思うし。
「細川氏は都政のこと、都民の生活のことを考えていないのではないか」という疑念を払拭するために、「もちろん福祉や防災、東京五輪も全力を尽くします」とアピールした方がいいし。
 
 ここから出遅れを挽回するためには、(うまく対応できれば?)やっぱ効果絶大だと思われるTVの討論会にも参加した方がいいのではないかと思う。(・・)
 また、大変かも知れないけど。舛添氏のドブ板戦術(都内各地を回り、集まった人の中にはいって、握手し回っている)に負けないように、大きな駅や市街地で演説するだけでなく、もっと中高年の無党派&女性がいそうな場所を回って、有権者と触れ合うことも考えた方がいいかも知れない。(++)
 
* * * * *

 ・・・と、ここまで書いて、朝食などの準備をしながら、TVを眺めていたら、細川氏が昨日、巣鴨地蔵に選挙活動に行ったとのニュースが。
 細川氏が、お年寄りらに囲まれて、もみくちゃになっていた映像が流れていた。(・o・)
 細川氏は「お年寄りが1人で東京砂漠の中で命を落としていくような、そいういことが防げるように、もっともっとそういう点を充実していけないものだろうか」と訴えたという。(JNN)

『東京都知事選(2月9日投開票)が告示後初めての日曜日を迎えた26日、元首相の細川護熙氏(76)は小泉純一郎元首相(72)と東京・巣鴨で遊説した。
「おばあちゃんの原宿」と呼ばれる巣鴨地蔵通り商店街の入り口付近で、街宣カーの上に登場。時折強い風が吹き付ける厳しい寒さの中、小泉氏は細川氏陣営から「コートを着てください」と頼まれても拒否し、自慢のライオンヘアを乱して熱弁を振るった。

 同年代の聴衆から「いいぞ小泉」などと歓声があがり、気を良くしたのか「こんな寒いのに、選挙前より元気になってきた。みなさんの熱気が違う。自分の選挙を思い出した」と笑顔。苦笑いを浮かべる細川氏を横目に「これは細川さんの選挙ですよ」とただすと、聴衆がどっと沸いた。
 トークはさらにヒートアップし「おれの役割は終わったと思っていた。でも、なぜか血が騒ぐ。年を取って、やるべきことがある」と強調。年配から「そうだ」と喝采を浴びると「誰かいい人を担ぎ出したいと思っていた矢先に細川さんが(出馬を)決断してくれた」と経緯を説明した。

 演説後、細川氏は同商店街を練り歩いた。その後、小泉氏と池袋駅東口で演説。2カ所で計8000人(陣営発表)を集めた。陣営は「ご年配の集まる巣鴨、若い人の集まる池袋と、バランスを取って演説先を選んだ」と戦略を明かした。 (スポニチ14年1月27日)』

『午後三時四十分ころ、豊島区の巣鴨地蔵通り商店街。小雨の中、高齢者でにぎわう「おばあちゃんの原宿」を元首相細川護熙(もりひろ)さん(76)は歩いた。練馬区の無職藁科都(わらしなみやこ)さん(75)は「頑張って」と激励し、数秒間、両手でがっちりと握手。「ずっと目を見てほほ笑んでくれて人柄の優しさを感じた」と興奮気味に語った。
 世田谷区の主婦八木澄江さん(59)は「握手した手が冷たかったのは寒空の下で長い演説をしたからだろう」と、その熱弁に感心した。環境に配慮した都市づくりに関心があり、各候補の景観問題への認識を見つめていくつもりだ。(東京新聞14年1月27日)』

 そうそう。こういう選挙活動が大事なんだよね。(=票につながりやすいんだよね。)(**)

 そして、あと2週間、このような選挙戦略をどんどん展開して行けば、十分に勝ち目はあるぞと、大きなエ-ルを送りたい気持ちになったmewなのである。(@@) 

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by mew-run7 | 2014-01-27 09:10 | 政治・社会一般 | Trackback(2)