「平和で平穏で楽しい生活が一番!」 今はアンチ超保守&安倍政権の立場から、mew基準の(時に偏向した?)視点で、政治や競馬、スポーツなどについて書いています。写真は溺愛馬トロットスター


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<   2014年 08月 ( 38 )   > この月の画像一覧

石破の乱は安倍にダメージ~まやかし挙党態勢の演出は、もはや国民に通用せず。


  これは8月31日、2本めの記事です

頑張ろう、東日本&ニッポン!安心と希望を抱ける1年に。o(^-^)o 

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【*1、*2などの関連記事は、記事の最後にあるMoreの部分にあります。】



相変わらず多忙でバタバタしているうちに、テニスの全米OPが2週目を迎えてしまった。(@@)

 錦織圭は今月、足の親指のつけ根を手術したばかりで、全米OP(第10シード)が復帰初戦に。
 本人は手術後の痛みや練習不足を不安に思っていたようなのだが。<会見で弱気なことを言って、Mチャン・コーチに怒られたらしい。^^;>
 格下との対戦だった1・2回戦をしっかり勝利(2回戦は相手が途中棄権)。3回戦では、23位と躍進中の選手と当たるもストレート勝ちして、ベスト16にコマを進めた。"^_^"
 次は第5シードのラオニチと対戦。ラオニッチには5月に勝ったものの、全英では完敗することに。ここで勝てるか否かで、TOP10に常駐できる選手になれるかどうかが決まって来るような感じがする。調子もよさそうだし、得意のハード・コートゆえ、是非、リベンジして欲しい。 o(^-^)o

 また今回の全米でグランドスラム50回めの出場となるクルム伊達公子は、シングルス1回戦で、(今回もクジ運悪く)ヴィーナス姉と対戦し、1セットめを先取したものの、敗退することに。
 でも、チェコのストリコワと組んでいるダブルスでは、1、2回戦を突破し、3回戦に進出してるです。 ガンバ!o(^-^)o <尚、他の日本人選手は、単複ともに敗退。> 

<あと1週間前の話になるけど、JRAの札幌記念の2強の戦いは面白かったですね~。ノリがレース後に馬に乗ったまま、勝った川田を祝福に行った時、ゴールドシップとハープスターもお互いに顔を見合わせて、ご挨拶していたのが印象的だったです。(^^)
 いつマジになって&最大の能力を発揮して走るかわからない、気まぐれな2頭だけど。凱旋門賞の日にご機嫌と体調がよければ、期待できるかも?ジャスタウェイもガンバです。 o(^-^)o>

~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~

 さて、これは『安倍と石破が会談はいかに。両者譲歩の見通しも、ギリギリの攻防』(以下、前回の記事)の続報になるのだが・・・。

 安倍首相と石破幹事長は29日、昼食をとりながら1時間20分にわたって会談を行なった。
 首相は石破氏に安保担当相以外の重要閣僚就任を打診し、政権への協力を要請。石破氏もそれに応じたという。(・・)

『来月3日に行われる内閣改造・自民党役員人事を巡り、首相官邸では29日、安倍首相と石破幹事長との会談が行われた。安倍首相は、石破氏が安保法制担当相への起用を辞退する姿勢を崩さなかったことから重要閣僚での入閣を要請し、石破氏もこれを受け入れた模様。

 石破氏「これからも総理を私が全力で支える。総理が総理として総裁として人事権をお使いになる(来月)3日までは、それはいっさい言わない。少なくとも私からは言わない」

 会談は首相官邸で昼食をとりながら約1時間30分にわたって行われた。会談後、石破氏は「楽しい、有意義な会談だった」などと話したが、人事を巡ってどんなポストで提示されたかなど具体的な内容は説明しなかった。

 安倍首相は安保法制担当相への就任を正式に要請し、石破氏は安全保障政策を巡る考え方が異なることなどを理由に辞退したものとみられる。このため、安倍首相は石破氏に対し重要閣僚での入閣を要請し、石破氏もこちらは受け入れた模様。

 石破幹事長は、記者団に対し「組織人として決定に従うのは当然だ。好きとか嫌いとかの問題ではない」と語った。

 当初、安倍首相は石破氏が辞退するなら他の閣僚や党3役には起用しない方針だったが、周辺から対立の深まりを懸念する声が強まったことなどから、挙党態勢を維持するためにも閣僚で起用すべきと判断したもの。両者の対立はひとまず収まることになる。(NNN14年8月29日)』

~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~

 今回、石破氏が無役になる道を選ばず、安倍内閣への入閣を決めたことで「石破氏は安倍首相に屈した」と見る人が多いし。石破氏が安倍氏と対峙しなかったことにガッカリしたという人も少なからずいるようなのだけど・・・。<mewも、ちょっとガッカリしたけどね。^^;>

 でも、mewは、実のところ、両者の「痛み分け」かな~と思うところがある。(・・)

 安倍首相も、石破氏を無役にできず(無役にするのがコワくて?)、他の閣僚就任を要請したという点では、石破氏に譲歩したことになるわけで。弱腰になっていると見る人も少なくないし。<麻生副総理は、無役にするように進言したらしいけどね。>

 それに何より、安倍自民党が懸命に演出して来た挙党一致体制のイメージが壊れたという点では、安倍政権に大きなダメージを与えることになったのではないかと思われ・・・。
 その点では、今回のプチ「石破の乱」は、大きな意味があったと考えている。(・・)

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 いつも書くことだけど。自民党は、いつの時代も、決して一枚岩ではないのだ。(**)

 ただ、安倍自民党は、12年9月以来、懸命に挙党態勢ムードの演出に力を注いで来た。(・・)
 というのも、1・安倍政権末期~麻生政権に党内対立が激化したこともあって、支持率が低下し、政権の座を失うことになった、2・民主党政権もやはり激しい党内抗争によって、国民からの期待を失うのを見たからだ。(・・)

 自民党は、本当は野党時代も谷垣総裁などの主流派と、安倍氏らを含む反主流派との対立や権力闘争が絶えなかったのであるが。<だから、総裁選間際に「谷垣おろし」が起きたりもしたんだよね。^^;>
 全議員が「ともかく衆院選に勝って政権奪還したい、参院選に勝って安定政権を築きたい」「そのためには自民党が団結した政党であることを示さなければならない」という強い思いを共有していたこともあって、お互いに不満を感じることがあっても、それをできるだけオモテに出さないように努めてして来たし。<安倍官邸への反発を覚える人がいたものの、内閣支持率が高いこともあって、ぐっとガマンしているようなケースも少なからずあった。>

 また実際には、党内のちょこまかと対立や派閥間抗争なども生じていたのだが、安倍官邸がしっかりとメディア対策を行なった効果もあってか、メディア(特にTV)は、ほとんどそれらを報じなかったため、世間が党内不和に気づくこともなかった。^^;

 そして、安倍官邸はあくまでも、自民党はリーダーシップのある安倍総裁(首相)の下で、政府与党が一致団結して国政に取り組んでいるというイメージを国民に植えつけて、安定長期政権を築くことを目指していたのである。(・・) 

* * * * *

 でも、安倍首相が6~7月に、強引に集団的自衛権の行使の解釈改憲を実行に移したこと、そしてその影響もあって、7月13日に自民党系候補が滋賀県知事選で敗北したことを機に、がら~っと流れが変わって来たところがある。<mew周辺では、これを「滋賀県知事選効果」と呼んでいる。"^_^">
 
 特に大きな変化があったと感じるのは、TVメディア(ニュース・ワイド・ショー番組含む)が、安倍内閣や自民党に関して、不利だと思われるような情報も含めて、アレコレと扱うようになって来たことだろう。(・・)

 6月末には石原金目発言や都議会セクハラ発言を取り上げる番組も多かったし。7~8月には、安倍首相の度重なる外遊やゴルフ三昧の夏休みなどを揶揄するような扱いをする番組も出て来た。
 近時は、アベノミクスの問題点や辺野古移設の工事強行の様子などを積極的に報じるところも増えて来たし。内閣改造に関しても、女性閣僚の起用人数や待機組の悲哀、誰が安倍首相に近い議員なのか否かなど、かつてのように興味本位に(時に首相をおちょくりながら)伝える番組も見られるようになっている。(・・)

 しかも、そこに石破氏が安保担当相を固辞したとのニュースが流れ、各メディアは(今までの自粛体制のウップンを晴らすがごとく?)、一斉に「安倍vs.石破」の対立の話題に飛びつくことに。
 これは安倍陣営にとって、大きな痛手だったに違いない。(@@)
 
* * * * *

 今回の件では、ニュースだけでなく、ワイド・ショーも含めて多くのTV番組が、安倍首相が石破氏を好んでいないこと、来年の総裁選でライバルとなる石破氏を封じ込めるために、幹事長を外して閣内に取り込もうとしていること、その背後にアンチ安倍の派閥やOBがいることなども伝えていたし。
 安倍陣営と石破氏が集団的自衛権の行使+αについて考え方が異なることに加えて、安倍政権の解釈改憲の手法や安保政策の問題点などまで解説していたところもあったりして。

 それらを見た国民の多くは、また自民党内で派閥・グループ間の対立や権力抗争が生じていることや、党内で政策に対する考え方が分かれていて、決して一枚岩ではないことを認識したのではないかと察する。(@@)
  
 そして、一度そうなってしまえば、石破氏がその後に入閣を承諾して、挙党態勢ムードを演出しようとしても、もはや国民の多くは「あれは、見せかけの団結に過ぎない」と受け止めることだろう。(~_~;)

<おそらく安倍新内閣発足後も、安倍ー石破の政策の違い、石破氏の安倍内閣に対する批判めいた発言など、すぐ取り上げられてしまうだろうしね。^^;>

 また、この辺りは、改めて書きたいのだが。次の内閣・役員改造で落選する待機組の議員の中にも、安倍官邸への不満や反発を強め、公の場で安倍首相や内閣の批判をする人が出て来るので、安倍自民党の挙党態勢イメージは、さらに崩れるのではないかと思われる。(@@)

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 確かに、石破氏もマイナスのイメージを負ったかも知れないのだが。今回は、「負けるが勝ち」戦法をとったと言えるかも知れない。^^;

 石破氏は、できれば幹事長を続投したい&首相と考え方が異なるため、安保担当相だけはやりたくないという思いが強かったし。首相の入閣要請を拒むからには、無役となる覚悟もあったようなのだが。
 他の重要閣僚での入閣要請があった場合は、それを断ってまで無役の道を選ぼうとまでは考えていなかった様子。<ただし、石破陣営の議員の中に、無役になった方がいいという人は少なからずいたようだ。^^;>
 
 石破氏が25日にわざわざラジオ番組で、安保担当相を辞退する意向を示したのは、「安倍陣営や党内の一部は、石破氏は、安保担当相の要請を引き受けるものだと考えている」「首相は次の会談でもう一度、安保担当相を要請する」との情報を得たため、早く自分の考えを伝えた方がいいと思ってのことだという。<早く意思表明しないと、既成事実にされちゃうかもと思ったのかも。。^^;>

* * * * *

 しかし、石破氏はそのような手段をとったことで、前回の記事にも書いたように、党内や保守系メディアから激しい石破バッシングを受けることに。(@@)
 このままでは、(安倍サイドの画策もあって?)党内で「造反者」のレッテル貼りをされるおそれもあったこと、安倍サイドから他の閣僚で入閣要請する意向が示されたことから、それに応じることに決めたのではないかと察する。(・・)

<石破氏は、93年に国会議決で造反したのを機に、97年まで離党(改革の会~新進党)していた上、09年には「派閥政治批判」を行なって復党後にお世話になっていた額賀派(旧橋本派)を離脱したことから、一部の長老や議員から「造反者」「裏切り者」扱いされて、信頼に乏しいところかあって。それが昨年の総裁選の逆転負けにつながったと見られている。
 それゆえ、党内での立場や来年の総裁選のことを考えると、尚更に、「造反者」としてレッテル貼りされることを怖れた部分があるかも。(~_~;)>

 また、mewは前回の記事でも触れたように、石破氏とは菅官房長官との会談に注目していたのだけど。(・・) <この2人は(安倍ー石破間と違って)気軽に携帯でも連絡をとる間柄らしい。>
 
 朝日新聞によれば、菅氏は「次はあなた」と禅譲論を匂わせて、石破氏を説得したとか。

『「なぜ党を割るような動きをするのか。次は石破さんしかいないじゃないですか」。菅義偉官房長官や萩生田光一・総裁特別補佐は、首相からの入閣要請を受けるよう説得を続けた。「安倍の次は石破」は菅氏の持論だが、直接の「禅譲論」に石破氏の心は揺れ動き、いつしか「2人には感謝している」とこぼすようになっていった。(朝日新聞14年8月29日)』
 
 また歳川隆雄氏は、菅氏が早期解散を示唆したのではないかと見ているようだ。(@@)

『前日の26日午前、東京・永田町の自民党本部で安倍首相(総裁)と石破幹事長も出席した役員会が開催された。その後、国会内で石破氏は菅義偉官房長官と会談した。実は、この菅・石破会談がキーポイントだったのだ。
 2人は認めることはないだろうが、その場で菅官房長官は、恐らく安倍首相が拘った石破幹事長の安全保障法制担当相を固辞するのであれば内閣改造の目玉である地方創生相就任を強く求めたに違いない。それだけではない。菅官房長官は安倍首相が年内の、それも早期の衆院解散・総選挙に踏み切ることを示唆したのではないか。(現代ビジネス14年8月30日)』

* * * * *

 石破氏は、もともと農水族だし、地元・鳥取を含め地方の経済産業疲弊や過疎化の問題にも関心が大きい。<だから、地方支部の議員や党員にも人気や信頼があるのではないかと思うです。>その意味では地方創生担当相は、適任だと言えるだろうし。
 幹事長を外されても、地方担当相として首長選や統一地方選の支援をすることが可能になるので、、地方党員票の確保という面ではプラスに働くのではないかと思われる。(・・)
<それに、幹事長続投して沖縄知事選などに負けるより、実績面でのマイナスが小さくて済むかも。>

 ただ、地方創生担当相は(省庁のTOPたる)正式な閣僚ではなく、内閣特命大臣に過ぎないことから、もし安倍首相が他の重要閣僚を兼任させない場合には、石破陣営は「安倍に軽んじられた」「やはり石破潰しが目的の入閣要請か」と見て、反発を覚えることだろう。^^;
<mewは、菅氏はともかく、安倍首相は石破氏に禅譲することを全く考えていないと思うしね。>

 とはいえ、安倍陣営としては、天敵であり、思想や政治理念の合わない石破氏に、安倍内閣を左右するような重要閣僚は任せたくないところ。(~_~;)
 
 いずれにせよ、安倍首相と石破茂氏、安倍陣営と石破陣営の対立や攻防は、今後もずっと続くことになると思うし。今後、メディアが両者の対決を取り上げるのも確実だと思われ・・・。
 それが安倍政権の安定を大きく揺るがすことになりそうな気がしている(期待込み?)mewなのだった。(@@)
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by mew-run7 | 2014-08-31 16:26 | (再び)安倍政権について | Trackback

中曽根が慰安所を設営~海軍時代、インドネシアで。自らの手記にも記載


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リテラに、実に興味深い記事が載っていた。(・・)

 中曽根元首相が海軍の設営部隊の主計長だった時に、インドネシアで現地の土人女を集めて、慰安所を開設していたという話だ。(@@)

 それは、中曽根氏が出版した手記の中に記されている上、客観的な証拠も残っているという。 (・o・)

 mewは、あえて感想や意見は述べまい。ただ、これが戦争&軍隊の現実なのではないかと思う。(++)

* * * * *
 
『中曽根元首相が「土人女を集め慰安所開設」! 防衛省に戦時記録が- リテラ(2014年8月29日)

 朝日新聞の慰安婦訂正記事で右派陣営が勢いづいている。「朝日は責任をとれ!」と気勢をあげているのはもちろん、自民党の政務調査会議は河野談話も朝日報道が前提だとして「河野談話を撤回し、新たな官房長官談話を!」とぶちあげた。また、同党の議連では朝日新聞関係者、さらに当時の河野洋平元官房長を国会に招致して聴取すべき、という意見までとび出している。
 
 だが、朝日や河野洋平氏を聴取するなら、もっと先に国会に呼ぶべき人物がいる。それは第71代日本国内閣総理大臣の中曽根康弘だ。
 
 大勲位まで受章した元首相をなぜ従軍慰安婦問題で審訊しなければならないのか。それは先の大戦で海軍主計士官(将校)の地位にあった中曽根元首相が、自ら慰安所の設置に積極的に関わり、慰安婦の調達までしていたからだ。

 何かというと左翼のでっちあげとわめきたてて自分たちを正当化しようとする保守派やネトウヨのみなさんには申し訳ないが、これは捏造でも推測でもない。中曽根元首相は自分の"手記"の中で自らこの事実を書いており、しかも、防衛省にそれを裏付ける戦時資料が存在していたのだ。そこには、部隊の隊員によるこんな文言が書かれていた。

「主計長の取計で土人女を集め慰安所を開設」

 まず、"手記"の話からいこう。中曽根が慰安所設立の事実を書いたのは『終りなき海軍』(松浦敬紀・編/文化放送開発センター/1978)。同書は戦中海軍に所属し、戦後各界で活躍した成功者たちが思い出話を語った本だが、その中で、海軍主計士官だった中曽根も文章を寄稿していた。

 タイトルは「二十三歳で三千人の総指揮官」。当時、インドネシアの設営部隊の主計長だった中曽根が、荒ぶる部下たちを引き連れながら、いかに人心掌握し戦場を乗り切ったかという自慢話だが、その中にこんな一文があったのだ。

「三千人からの大部隊だ。やがて、原住民の女を襲うものやバクチにふけるものも出てきた。そんなかれらのために、私は苦心して、慰安所をつくってやったこともある。かれらは、ちょうど、たらいのなかにひしめくイモであった。卑屈なところもあるし、ずるい面もあった。そして、私自身、そのイモの一つとして、ゴシゴシともまれてきたのである」

 おそらく当時、中曽根は後に慰安婦が問題になるなんてまったく想像していなかったのだろう。その重大性に気づかず、自慢話として得々と「原住民の女を襲う」部下のために「苦心して、慰安所をつくってやった」と書いていたのだ。

 ところが、それから30年たって、この記述が問題になる。2007年3月23日、中曽根が日本外国特派員協会で会見をした際、アメリカの新聞社の特派員からこの記載を追及されたのだ。

 このとき、中曽根元首相は「旧海軍時代に慰安所をつくった記憶はない」「事実と違う。海軍の工員の休憩と娯楽の施設をつくってほしいということだったので作ってやった」「具体的なことは知らない」と完全否定している。

 だが、これは明らかに嘘、ごまかしである。そもそもたんなる休憩や娯楽のための施設なら、「苦心」する必要があるとは思えないし、中曽根元首相の弁明通りなら、『終りなき海軍』の"手記"のほうがデタラメということになってしまう。だが、同書の編者である松浦敬紀はその10年ほど前、「フライデー」の取材に「中曽根さん本人が原稿を2本かいてきて、どちらかを採用してくれと送ってきた」「本にする段階で本人もゲラのチェックをしている」と明言しているのだ。

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 いや、そんなことよりなにより、中曽根元首相の慰安所開設には、冒頭に書いたように、客観的な証拠が存在する。 

 国家機関である防衛省のシンクタンク・防衛研究所の戦史研究センター。戦史資料の編纂・管理や、調査研究を行っている研究機関だが、そこにその証拠資料があった。

 資料名は「海軍航空基地第2設営班資料」(以下、「2設営班資料」)。第2設営班とは、中曽根が当時、主計長を務めていた海軍設営班矢部班のことで、飛行場設営を目的にダバオ(フィリピン)、タラカン(インドネシア)を経てバリクパパン(インドネシア)に転戦した部隊だが、この資料は同部隊の工営長だった宮地米三氏がそれを記録し、寄贈。同センターが歴史的価値のある資料として保存していたものだ。
 
 本サイトは今回、同センターでその「第2設営班資料」を閲覧し、コピーを入手した。

 宮地氏の自筆で書かれたと思われるその資料にはまず、「第二設営班 矢部部隊」という表題の後、「一 編制」という項目があり、幹部の名前が列挙されていた。すると、そこには「主計長 海軍主計中尉 中曽根康弘」という記載。そして、資料を読み進めていくと、「5、設営後の状況」という項目にこんな記録が載っていたのだ。

「バリクパパンでは◯(判読不可)場の整備一応完了して、攻撃機による蘭印作戦が始まると工員連中ゆるみが出た風で又日本出港の際約二ヶ月の旨申し渡しありし為皈(ママ)心矢の如く気荒くなり日本人同志けんか等起る様になる
 主計長の取計で土人女を集め慰安所を開設気持の緩和に非常に効果ありたり」

 さらに「第2設営班資料」のなかには、慰安所設置を指し示す証拠となる、宮地氏の残したものと思われる手書きの地図も存在していた。

 それはバリクパパン「上陸時」の様子(昭和17年1月24日)と、設営「完了時」の様子(17年1月24日?同年3月24日)を表す2点の地図資料だ。バリクパパン市街から約20km地点のこの地図から、中曽根たちが設営したと思われるマンガル飛行場滑走路のそばを流れるマンガル河を中心に民家が点在し、またマンガル河から離れた場所に民家が一軒だけポツリと孤立していることがわかる。

 そして2つの地図を見比べてみると、"ある変化"があることに気づく。「上陸時」から「完了時」の地図の変化のひとつとして、その孤立した民家の周辺に、設営班が便所をおいたことが記されている。さらにその場所には「上陸時」にはなかった「設営班慰安所」との記載が書き加えられている。

 つまり、上陸時に民家だった場所を日本軍が接収し、「設営班慰安所」に変えてしまったと思われるのだ。 

 もはや言い逃れのしようはないだろう。「主計長 海軍主計中尉 中曽根康弘」「主計長の取計で土人女を集め慰安所を開設」という記載。それを裏付ける地図。中曽根元首相が自分で手記に書いたこととぴったり符号するではないか。

 しかも、「土人女を集め」という表現を読む限り、中曽根主計長が命じて、現地で女性を調達したとしか考えられないのである。

 実際、インドネシアでは多くの女性が慰安婦として働かされており、彼女たちは日本軍に命じられた村の役人の方針で、どんなことをさせられるのかもしらないまま日本兵の引率のもと連れ去られたことを証言している。そして、年端も行かない女性達がいきなり慰安所で複数の日本兵に犯されたという悲惨な体験が語られ、その中にはこのパリクパパンの慰安所に連れてこられたという女性もいる。
 
 つまり、中曽根首相がこうした"強制連行"に関与していた可能性も十分あるのだ。

 朝日新聞の訂正で勢いづいた保守・右派勢力は銃剣を突きつけて連行したという吉田証言が虚偽だったという一事をもって、強制連行そのものを否定しようとしている。さらには従軍慰安婦への軍の関与そのものを否定するかのような虚偽を平気でふりまいている。

 しかし、もし、強制連行はない、軍の関与もないといいはるならここはやはり、「土人女を集め」たという元主計長・中曽根康弘を国会に喚問して、どう「集め」たのか、「苦心」とはなんだったのか証言させるべきではないのか。一メディアの誤報をあげつらうより、そのほうがはるかに「歴史の検証」になると思うのだが、いかがだろう。
(エンジョウトオル)』

                         THANKS



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by mew-run7 | 2014-08-31 00:51 | 平和、戦争、自衛隊 | Trackback(1)

国会前のデモとヘイトスピーチを同視する自民党&批判者とサヨク排除を目指す超保守派

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昨日、最も驚いたニュースはこれだった。(@@)

 自民党が28日、ヘイトスピーチ対策のために作ったPT(プロジェクト・チーム)の初会合を行なったのだが。
 何とその中で、国会周辺で行なわれている反原発などのデモを規制すべきだという話が出たというのである。 (゚Д゚)

 しかも、出席者から「(思想の)右、左を問わず、騒音を規制すべきだ」との意見が呈されていたか。(>_<)
 彼らの中には国に反原発+αなどを訴えるデモは、ウヨクのヘイトスピーチや右翼の街宣活動と並べて「サヨクの騒音」だととらえている人がいるのだ。(~_~;)

 思えば、昨年12月、自民党の石破幹事長が秘密保護法に反対するデモについて「テロ」だとブログに書いて、大ヒンシュクを買ったことがあったのだけど。
 このように民主主義や人権に対する意識の低い人たちが、日本の政権を担っていると思うとぞ~っとしてしまうところがあった。_(。。)_

* * * * *

『自民党の「ヘイトスピーチ対策等に関する検討プロジェクトチーム」(PT、座長・平沢勝栄政調会長代理)は28日の初会合で、特定の民族や人種の差別をあおるヘイトスピーチ(憎悪表現)に対し、法規制も含む対応が必要との認識で一致した。一方、国会周辺での大音量の街宣活動やデモに対する規制も今後、議論の対象にすることを決めた。

 高市早苗政調会長は会合で「どの国であれ、特定の民族や国家をひぼう中傷するのは大変恥ずかしい」と強調。2020年の東京五輪開催も見据えて対応を検討する考えを示した。

 一方、PTは国会周辺の保守派による街宣活動や「週末の首相官邸周辺の活動」(出席議員)について、国会や外国公館近くで大音量での街宣を規制する「静穏保持法」の運用が適切かどうかを検証する方針を決めた。

 国会周辺では、毎週金曜の反原発デモのほか、集団的自衛権の行使容認や特定秘密保護法に反対するデモなどが行われている。静穏保持法には「表現の自由」に配慮する規定があり、警察庁は会合で、検挙件数が年間1件程度にとどまると説明。高市氏は「電話の声も聞こえず、仕事にならない。批判を恐れず議論を進めたい」と述べたが、出席者からは慎重意見も出た。

 民主党の大畠章宏幹事長は28日の記者会見で「ヘイトスピーチとデモでは性格が違う。デモは政治に意思を表現する手段だ」とけん制した。(毎日新聞14年8月28日)』

『高市早苗政調会長は「仕事にならない状況がある。仕事ができる環境を確保しなければいけない。批判を恐れず、議論を進める」と述べた。警察庁の担当者は国会周辺での拡声機の使用を規制する静穏保持法に基づく摘発が年間一件程度との現状を説明した。(東京新聞14年8月29日)』

『自民党が28日、国会周辺での大音量のデモや街宣活動に対する規制の検討に入ったことをめぐり、与野党から「不都合な声を封じ込める言論統制だ」と懸念する声が相次いだ。高市早苗政調会長らは「ヘイトスピーチ」と呼ばれる人種差別的な街宣対策と同時に議論する構えで、国会近くで恒例となっている脱原発デモなどを抑制する思惑もあるとみられる。

 ヘイトスピーチ対策の自民党プロジェクトチーム(PT)初会合では、出席者から「(思想の)右、左を問わず、騒音を規制すべきだ」との意見が出た。(共同通信14年8月28日)』

* * * * * 

『自民党は二十八日、人種差別的な街宣活動「ヘイトスピーチ」(憎悪表現)を規制するとともに、国会周辺の大音量のデモ活動の規制強化を検討し始めた。デモは有権者が政治に対して意思表示をするための重要な手段。その規制の検討は、原発や憲法などの問題をめぐる安倍政権批判を封じる狙いがあるとみられる。(中略)

◆揺らぐ民主主義の根幹

 自民党がヘイトスピーチと国会周辺のデモを同列にして規制しようとしている。人種差別などを助長する表現のヘイトスピーチと、政治に対して市民が声を上げるデモは全くの別物だ。音量規制強化を名目にひとくくりにして制約する動きは見過ごせない。

 ヘイトスピーチに対しては、国連でも規制を求める意見が出ており、放置は許されない。表現の自由を守りながら、差別的な言論や表現方法をいかに規制するかは議論する必要はある。
 一方、国会周辺で行き過ぎた大音量の抗議活動は現行法でも規制できる。にもかかわらず、自民党が新たに規制強化に乗り出したのは、市民による原発再稼働や集団的自衛権の行使容認、特定秘密保護法に抗議するデモを標的に入れているとの疑念を招く。
 在日外国人の人権を守るという議論に乗じて、規制してはならない市民の政治活動を制約するだけでなく、民主主義の基盤である表現の自由という別の人権も侵す恐れがある。

 上智大の田島泰彦教授(メディア法)はヘイトスピーチと国会周辺デモの音量について「別々に検討すべき問題だ」と指摘。「国会周辺は、あらゆる言論が最も許容されなければならず、その規制強化は民主主義の在り方にかかわる」と話す。 

 <静穏保持法> 国会や外国公館、政党事務所周辺での拡声器の使用を制限する法律。1988年、国会周辺の右翼団体の街宣活動を規制するため、議員立法で成立した。静穏を害する方法で拡声器を使用し、警察官の制止命令に応じなかった場合、6月以下の懲役か20万円以下の罰金が科せられる。(東京新聞14年8月28日)』

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 上の東京新聞の記事にも書いてある通り、一般人を対象に人種差別の表現の一環として行なうヘイト・スピーチと、政府や国会に対して政治的な表現の一環として行なうデモや集会は、全く異なるものだ。(・・)

 そもそも憲法21条の「言論・表現の自由」が基本的人権の中でも最も重視されているのは、これが主権者たる国民が、民主政を行なって行くために不可欠な権利だと考えているからだ。
 というのも、国民が、政治に関する情報や意見の交換、政治に対する考え方を表現できなければ、民主政は成り立たない&発展しないからである。(-"-)

 日本は、戦時中、治安維持法+αにより国民の言論を統制し、政府の方針に反する言論や出版を禁止。公の場で、戦争に反対する意思を示したり、政府や軍部の政策を批判したりしただけで、逮捕され、拷問を受けるようなケースまであったほどだ。(ーー)

 日本はその反省も踏まえ、戦後、現憲法の下で、表現の自由を人権の中でも優越的な地位を占めるものとして最重要視することに。政治的な表現活動であるデモや集会も含め、その規制に対しては他の人権よりも厳しい合憲性の基準を設けているほどだ。<つまり安易な規制は違憲だと判断される可能性が大きいってことね。(・・)>

 それゆえ、60年前後に国会周辺で激しい安保反対デモが行なわれていた時でさえ、これを完全に禁じるような法規制は行なわれなかったし。<安倍祖父の岸信介元首相は、自衛隊の出動まで検討したらしいけど。周辺がこれを止めたことは言うまでもない。^^;>

 それこそ「ヘイトスピーチ」に対する規制に関してでさえも、弁護士や法学者などから、人種差別的な&暴力的な発言には大きな問題があることを指摘しながらも、法律による表現規制は慎重に行なうべきだという声が出ているほどだ。^^;

* * * * *

 ちなみに上の記事に出ている「静穏保持法」は88年に、自民党政権下で作られた法律であるのだが・・・。

 80年代は学生運動が完全に収束し、逆に右翼の街宣活動が問題になることに。(大音量で音楽を流して街宣車を走らせたり、ターゲットにした団体や企業の前に(右翼的な服装で?)集結して、大音量で抗議を行なっていたため、一般人に脅威や畏怖感を与えるケースも少なからずあったし。しかも、右翼団体のバックに暴力団がついていることなども、問題視されることがあった。^^;
<また一部の国の大使館などの前で街宣活動を行なうこともあったので、外務省も規制を要求していたという話をきいたことがある。>

 そんな中、87年にいわゆる皇民党事件が起きることに。中曽根首相(当時)の後継者とされていた竹下登氏が、暴力団と関係が深いとされる右翼団体「日本皇民党」から執拗に「ほめ殺し」の街宣活動を受けて、自民党の国会議員や世間にも脅威を与えるに至ったことから、国会周辺などでの拡声器の使用を規制する法律が作られることになったとのこと。

 ただ、このような規制をなすことが許容されたのは、この街宣活動が、国政に対する言論表現ではなく、政治家への個人攻撃であったことが大きかったのではないかと察する。(・・)
<当時は今ほど自民党で超右寄りや超保守派が幅をきかせていなかったことも法規制にこぎつけた要因になっているかも。^^;>

* * * * *   

 でも、驚くべきことに、自民党の議員の中には、政府の原発政策や秘密保護法に反対して、国会周辺でデモや集会を行なう人たちも、右翼の街宣活動と同様に、自分たちの仕事を妨げる騒音や嫌がらせだととらえている人が存在するのかも知れないのだ。(~_~;)

 実際、特に自民党の(超)保守系の議員の中には、(ネトウヨ系のサイトでもよく見かけるように)、国会前のデモはサヨクのプロ市民が扇動しているもので、市民の政治活動ではないと。そして、左翼メディアによる報道がその活動を増長させることで、安倍自民党潰しを行なおうとしていると受け止めている人が少なからずいる様子。(>_<)

 さらには、石破幹事長のように「主義主張を実現したければ、民主主義に従って理解者を一人でも増やし、支持の輪を広げるべきなのであって、単なる絶叫戦術はテロ行為とその本質においてあまり変わらないように思われます」と、テロ行為と同視する人までいるのである。(~_~;)

<民主主義的な表現によって、国会前でアピールすることで、理解者を増やし、支持の輪が広がっているから、集会参加者が増えていたんですけど。(・・)(で、ますます音も大きくなっちゃったかも知れないのだけどね。^^;)>

* * * * *

 mewも、確かに一般人に脅威を与えるような騒音は控えるべきだと思うけど。(特に夜間の鳴り物とかは控えるべきかも。)
 ただ、国会周辺のデモで参加者が大きな声を上げるのは、政府や与党自民党の議員が、国民の声に耳を傾けようとしないからではないかと思う部分もある。(・・)

 安倍政権が進めようとしている政策は、原発の再稼動にせよ、秘密保護法や集団的自衛権の解釈改憲にせよ、国民の6割以上が反対しているものだ。<積極的な賛成者は2~3割もいない。>

 ところが、安倍首相は、国民の多数が反対、慎重な姿勢でいることを知りつつ、国民にきちんと説明して理解を得るというプロセスを軽視して、どんどんと法制化や諸策を強行しているわけで。

 石破氏の言葉を借りれば、「主義主張を実現したければ、民主主義に従って理解者を一人でも増やし、支持の輪を広げるべき」なのに、強権を用いて国民の反対論を踏み潰すかのような形で諸策を進めることは、「国民に対するテロ行為」と本質的に変わらないのではないかと感じるところさえある。(~_~;) 

<石破くんだって、自民党内で民主主義な議論を経て決めたはずの「集団的自衛権行使&安保基本法案の設定」の党方針&公約を、安倍くんに非民主主義、テロ行為的な形で、強権的&一方的に潰されちゃったんじゃない?!(・・) だから、安保担当相も断ったんでしょ?^^;>

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 安倍自民党が、ようやくヘイトスピーチへの対応に取り組む姿勢を示したことは、評価したいと思う。(・・) <mew的には、「おチョイよ!」って感じだけどね。^^;>

 近年、超保守系or右翼系とされる市民団体が、主に在日韓国・朝鮮人をターゲットにして、彼らが生活する地域内や学校の周辺でデモを行ない、「朝鮮人は出て行け」「国に帰れ」「死ね」などと過激な主張をするヘイト・スピーチが問題視されている。(-"-)

<09年には、09年に京都都朝鮮学校に対するデモでは、一部が侮辱罪・威力業務妨害罪・器物損壊罪で有罪に。民事訴訟では、1・2審で街宣禁止と損害賠償の判決が出ているが、最高裁に上告中。> 

 ただ、自民党を中心とした超保守派の議員の中には、もともと中韓朝の国や民族を嫌悪、敵視している人も多い(&このような活動を行なう市民団体に支持されている議員も結構いる)ことから、ヘイト・スピーチの規制には消極的な部分もあった。(~_~;)

<ちなみに、超保守派のオピニオン・リーダーである田母神俊雄氏は、こんなツイートをして、その規制に懸念を示している。^^;
「8月7日、東京都の舛添知事が安倍首相と会談し、ヘイトスピーチを法規制するよう要請しました。安倍首相は「自民党内で検討する」と約束しました。これは保守派にとって、とんでもなく危険な話です。ヘイトスピーチの法規制は、保守派を黙らせ、左翼リベラルや外国人を利するだけのものです。」
「ヘイトスピーチの法規制は、左翼リベラル政治家の有田芳生氏が中心となって推進して来たものです。なぜ保守を名乗る政党が保守派庶民を苦しめ、左翼リベラルや外国人を利することをするのでしょうか。左翼リベラルに媚びるような政策に反対します。左翼に媚びるとろくなことがありません。」>

* * * * *

 しかし、国連の人権委員会や人種差別撤廃委員会がかねてより日本のヘイト・スピーチを問題視して勧告を出していること、また2020年に東京五輪開催を控えていることなどから、安倍自民党も、これに対応する姿勢を示さなければならない状況に。(~_~;)

 7月に訪韓した舛添都知事が、安倍首相に提言したことのをきっかけに、首相がヘイトスピーチへの対策を検討するように、自民党に指示を出したという。^^;

『東京都の舛添要一知事が7日、首相官邸で安倍晋三首相と面会し、ヘイトスピーチ(差別的憎悪表現)に対し、「人権に対する挑戦。2020年五輪を控えた東京でまかり通るのは恥ずかしい」として法規制をするよう求めた。安倍首相は自民党内で対策を検討させる考えを示した。
 安倍首相はヘイトスピーチについて、「日本の誇りを傷つける」と非常に憤慨していたといい、舛添知事に同調。「党として検討させる」と答えたという。(朝日新聞14年8月7日)』

* * * * *

 昨日29日、国連の人権委員会が最終見解を公表したのだが。かなり厳しい内容のものになった。<mewが以前から問題視しているネットやメディアでのヘイト・スピーチにも言及しているです。>

『ジュネーブにある国連の人種差別撤廃委員会は29日、異なる人種や少数民族に対する差別をあおるヘイトスピーチ(憎悪表現)を行った個人や団体に対して「捜査を行い、必要な場合には起訴すべきだ」と日本政府に勧告した。インターネットを含むメディアでのヘイトスピーチについても適切な措置をとることを要請。人種差別の禁止に向けて、「特定もしくは包括的な法整備」の実現を求めた。(中略)

 撤廃委員会の最終見解は、前回(2010年)に比べ、ヘイトスピーチの記述が大幅に増加。日本での問題の深刻化を印象づけた。見解は、日本での暴力的なヘイトスピーチの広がりに懸念を表明。一方で、ヘイトスピーチ対策を、その他の抗議活動などの「表現の自由」を規制する「口実にすべきではない」ともくぎを刺した。差別的な街宣デモなどへの断固とした対応や、教育の充実などによる差別防止も勧告した。また、ヘイトスピーチを行った公職者や政治家に対しての制裁も促した。

 日本は人種差別撤廃条約に加盟するが、ヘイトスピーチの法規制を求める4条は「表現の自由」を理由に留保している。委員会はこの留保の撤回も求めた。ドイツなど欧州ではヘイトスピーチを法律で規制している国が多い。
 人種差別撤廃条約の順守状況を監視する撤廃委員会は20、21日、4年ぶりとなる対日審査を実施。委員からは「ヘイトスピーチは暴力による威嚇だ」「警察がデモに付き添っているように見える」など厳しい声が相次いでいた。(毎日新聞14年8月29日)』

* * * * *

 この勧告案には強制力はないし。法的規制を行なうなると、先述したように、表現の自由の保障も考慮する必要があるため、簡単には決まらないのではないかと察する。^^;

 ヘイト・スピーチについては、機会があれば改めて書きたいと思うのだけど。mewは、まずは政治家を含め、ひとりひとりの国民の意識こそが重要なのではないかと思うし。
 残念ながら、安倍政権が始まってから、超保守派の議員や人々の言論が過激化しつつある今日、私たち国民は、しっかりと彼らの言動をウォッチすると共に、安倍カラー政策や社会の問題点に対して声を声を上げて行く必要があるのではないかと思うmewなのだった。(@@)

                        THANKS
 
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by mew-run7 | 2014-08-30 05:07 | Trackback

安倍と石破が会談はいかに。両者譲歩の見通しも、ギリギリの攻防+盲導犬&救助犬

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 mewが今週、一番ムカついたニュースは、先月、盲導犬がパートナーを導いて仕事をしている最中に、何者かによって腰部を営利な刃物で突き刺されて傷を負っていたというものだ。(`´)(*1)

 過去にも盲導犬に落書きしたり、たばこの火を押しつけたりするような事件があったとのこと。たばこの火のニュースが報じられた時には、数件の模倣犯が出たとか。
 被害者のひとりは「目が見えないことと、盲導犬がおとなしいことにつけ込まれた。今回の被害男性も私と同じ悔しさを味わったはずで、周囲の人が気づいたら声を上げてほしい」と語っていたという。 (・・)

 mewは、全ての動物に対する虐待を許すことができないのだけど。これは動物を虐待する行為であるだけでなく、障害者を阻害、虐待する行為であるとも言えるし。<もし盲導犬が傷によって急に躓いたり、転倒したりしたら、一緒に転倒して死傷するおそれだってあるので、めっちゃ危険だし。>
 このような行為をする人がいることを本当に嘆かわしく思うし。このニュースを見て、逆に面白半分に盲導犬にチョッカイを出したり、傷つけたりするような模倣犯が絶対に出て欲しくないと強く強く願っているです。(**)

* * * * *

 また広島市の土砂災害では、のべ80頭の災害救助犬が被災者の捜索のため活動しているとのこと。<その中には、かつて捨て犬で殺処分寸前だった子も。(*1) >

 以前から書いているように、mewは日本の自衛隊(+消防、警察など)に、世界で最強の災害支援隊になって欲しいと。特に日本でも多い地震、津波、台風等による洪水、土砂崩れなどの被災地への対応を極めて、国際社会に貢献する部隊になって欲しいと考えているのだけど。

<他国の戦争に介入して命を賭けるようなことはしなくていいから、災害救助の時には、日ごろの訓練を活かし、命の危険を伴う現場にも果敢に出ていただきたい&世界各国から災害で困った時には、是非、日本の自衛隊に助けて欲しいと頼られるような存在になって欲しい。きっと、国民にとっても大きな誇りになると思うです。(^ー^)>

 同時に日本政府には、災害救助犬の育成や災害対応用のロボットや機器の開発などのために、もっともっと予算を割いて欲しいと考えている。<今後起きるかも知れない南海トラフなどの大災害や国際的な災害支援に備えるべきことを考えれば尚更に。(・・)>

~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~
 
 ところで、これは『安保相は石破いじめ&公約破りの安倍を石破は許せず。先制パンチで、党内抗争スタートか』の続報になるのだが・・・。
 
 今日29日、安倍首相が石破幹事長と会談を行なって、内閣改造について話をするという。(@@)

 石破氏は幹事長続投を望んでいるのだが。安倍首相は、石破氏を幹事長から外すことは既に決めているとのこと。
 首相は当初、もう一度安保担当相就任を要請し、石破氏がそれを拒んだ場合は、無役にする気でいたようなのだが。党内抗争に発展することを怖れた周辺が、他の閣僚で石破氏を入閣させることを提案。
 安倍首相は、安保担当相を固辞している石破氏に、地方創生担当相+αへの就任を提示するのではないか、また石破氏も周囲の圧力が強いこともあり、入閣要請は拒めないのではないかという見方が強くなっている。(@@)

 安倍首相としては、石破氏に他の閣僚で入閣要請をするのは、1歩譲ることに(首相としてはプチ屈辱に)なるのだが。それでも閣内に取り込むことができればOKと割り切ることができるのか。 他方、石破氏は、安倍内閣に取り込まれて、身動きがとれなくなることを是とするのか。<安保法案でも、自分の意見を捨てて、安倍内閣で一致して賛同していかなくてはならないしね。>

 それぞれ、意地やプライドを優先するのか、それとも安倍自民党の団結イメージを損なわず、安定政権の維持のために譲歩し合うのか・・・。
 果たして、2人の会談がどうなるのか、非常に興味深いものがある。(@@)
 
<mewは個人的には、石破氏に拒否して欲しいのだけど。でも、党内で石破包囲網が敷かれたとの話もあるので、ここまで来ると、もうムリかな~。(~_~;)>

* * * * *

『自民党の石破茂幹事長は28日、安倍晋三首相が9月3日に行う内閣改造で、入閣する意向を固めた。安倍首相は29日に石破氏と会談して正式に入閣を要請する。石破氏は安全保障法制担当相は固辞する考えのため、首相は新設する地方創生担当相などを軸に、閣僚ポストを提示する見通しだ。

 石破氏は28日夜、周囲に「首相の打診を断って対立するようなことを、自民党を支持する人たちは望んでいない」と述べ、首相から入閣を求められた場合、応じる考えを明らかにした。入閣を拒んで党内で孤立することを危惧したとみられる。
 首相は、来年秋の総裁選をにらみ、再選を脅かす存在となり得る石破氏に安保法制相への就任を打診。閣内に取り込むことで「ポスト安倍」への動きを封じようとした。(朝日新聞14年8月28日)』

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 mewは、7月末の会談で、首相が石破氏に安保担当相を打診したという話をリークしたのは、石破サイドかもと邪推していたのだけど。
 アサヒ芸能の記事+αによれば、これをリークしたのは安倍首相サイドらしい。

『「石破さんの安保相起用を最初に報じたのは、7月9日の読売新聞です。この情報は官邸サイドから流されました。安倍さんの側近たちのリークで石破安保相の流れを作ったのです。この時点で、官邸内では石破さんの幹事長解任はほぼ決定的だったということです」

 側近たちの動きと呼応するように、安倍総理は7月29日までに石破氏に安保相への打診を行った。そもそも2人は、12年の自民党総裁選で一騎打ちを演じた関係だ。政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏がこの人事の意味を解説する。

「選挙を取りしきる幹事長職は石破さんというライバルを“牢獄”に閉じ込める意味がありました。選挙で負ければ責任を取ってもらう、勝っても手柄は安倍さんになりますから。安保相は安倍さんが石破さんに用意した“第2の牢獄”です。安保の法整備は審議も含めて1~2年かかると言われ、来年の通常国会では終わりません。つまり、来年9月の総裁選に反旗を翻して、出られないようにする封じ込めポストなのです」

 安倍総理が報道機関を利用して、石破氏を土俵際に追い込んでいることを知った菅義偉官房長官(65)は、「何で(安倍総理は)ここまでするかねぇ」と、そのえげつないやり方を嘆いたという。(アサヒ芸能プラス14年8月27日)』

 他方、石破氏は「入閣の話をのんだら、俺の政治生命は終わりだ」と語っていたという。

『「入閣したら石破さんに総理の目はありません。次の総裁選を勝てば、安倍さんは自分への影響力が強い人物を後継指名します。これは2人の最終戦争なのです」(鈴木氏)(同上)』

『「旧来、自民党総裁には常にライバルがいて、虎視眈々と足元を狙っていました。総理になっても安心できない緊張感が自民党の活力だったのです。全員が安倍さんのイエスマンになっている現状は異常な状態です。石破さんは堂々と入閣を断って、政権構想を作るくらいのことをやるべきです。そのほうが自民党にとって健全だと考えます」(鈴木氏)』

* * * * *

 mewは、軍事オタクの石破氏と安保政策の面ではかなり考え方が違うので、石破氏を支持しているわけではないのだけど。^^;

 ただ、石破氏は日本の戦後体制(現憲法やその理念)を肯定し、憲法や諸法、関連する諸事をきちんと勉強した上で、理論を重んじて持論や政策を構築していること、またそれを反対派も含め、いかにわかりやすく説明して納得させるかを考えていることなどにおいて、その政治姿勢はかねてより評価しているところがあって。
 mewから見ると、安倍首相よりは、ず~っとマシな政治家に見えるのである。(・・)

 しかも、安倍新政権が始まってから、高支持率が続いていたこともあって、内閣も自民党もすっかり安倍首相&仲間たちが制している今日、このまま彼らの好き勝手にやられては、日本はとんでもアブナイ国になってしまうおそれが大きいわけで。
 ここは、石破氏に頑張ってもらって、安倍主導体制に風穴をあけて欲しいと期待する気持ちが大きい。(**)

<自民党政権は、かつては派閥対立が激しかったものの、その分、党内民主主義も働いて、それでバランスがとれていた部分があったのだけど。いまや党内の民主政も失われつつあって、官邸独裁政になりつつあるしね~。^^;>

* * * * *

 しかし、石破氏が25日に安保担当相を固辞する考えを公にした途端、党内でもお抱えメディアでも石破バッシングが始まることに。(@@)

『安倍晋三首相(自民党総裁)が9月3日に行う内閣改造と党役員人事をめぐり、石破茂幹事長の自らの処遇に関する言動に、党内から批判が強まっている。正式要請がない段階で安全保障法制担当相への就任を拒否する意向を示し、幹事長続投の希望をあからさまに語るのは、「人事権者である首相に公然と盾突いたに等しい」(党幹部)ためだ。「石破氏の乱」は、自身を苦しい立場に追い込むことになりそうだ。(中略)

 菅義偉(よしひで)官房長官は同日の記者会見で「人事は首相の専権事項だ」と3回も繰り返し、不快感を表明。首相周辺は「自分がやりたい役職を指定するのは前代未聞だ」とあきれかえり、脇雅史参院幹事長は「安保政策だけでなく、さまざまな政策で、個人の見解は当然あるが、組織としての意向に従うのは常識だ」と批判した。石破氏の言動を容認していては、党内統治が崩れかねないためだ。

 また、高村正彦副総裁は役員会で「どんな役職であっても党として一致団結していくことが重要だ」と強調。細田博之幹事長代行は「人事では不満が出ることもあるが、民主党はそれで失敗した」と対立が先鋭化しないようクギを刺した。

 石破氏への理解が広がらないのは、来秋の党総裁選をにらんで首相と距離を置く思惑が透けてみえるからだ。石破氏は「総裁選の準備だ、なんぞというつまらんことは考えていない」と語るが、額面通り受け止める向きは少ない。ある党幹部は石破氏をこう評した。
 「石破氏は本当に戦が下手だ。本音をさらけ出したら、もう白旗を上げたに等しい」(産経新聞14年8月27日)』 
 
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 ちなみに、産経新聞の26~7日の記事のタイトルだけ挙げても、『別人のような石破幹事長、理解に苦しむ「言行不一致」』『“謀反"に首相周辺激怒 「石破氏系」排除加速か 内閣改造・党役員人事』『人事権を「侵害」、孤立する石破氏 「幹事長希望」党内から批判続出』とおどろおどろしいものばかりで。
 何だか「安倍さまに逆らうのは謀反行為だ。許されない」モードになってる感じさえあったりして・・・。(~_~;)
<読売新聞も『自民内に石破氏「不遜」…覚悟の本人さばさば?』という記事を出していたです。>

 産経新聞や超保守仲間の場合は、彼らと思想を同じくする安倍首相の政権を長期化させて、憲法改正という名の憲法改悪や、教育再生という名の教育改悪を実現したいという思いが強い部分もあるのだけど。

 ただ、そこまで行かずとも、保守系の議員やメディアが怖れているのは、「ともかく自民党の政権は維持したい」(=「2度と野党に落ちたくない」「民主党のようなサヨク政権を作りたくない」)ということであって。
 政権を維持するためには、何が何でも「党内抗争だけは避けなければならない」という思いが強いし。「政権を乱す石破は悪者」というイメージを世間に与えようとしているような思惑も感じられた。^^;

『政治家は勝負をしなければならない時もある。とはいえ、衆院初当選から政治歴28年にもなる石破氏だ。自身の発言が党内抗争の引き金を引くとの懸念や、「またぞろ党内抗争か」と党や政権の支持率に影響する可能性があることくらいは予想できているはずだ。
 石破氏は来春の統一地方選で勝利して初めて政権交代が完成すると繰り返している。もしそれが本当ならなぜこの時期に自ら党内抗争の口火を切るのか到底理解できない。(産経新聞14年8月27日)』 

* * * * * 

 27日夜には、「これは、お家の大事だ」と思ったのか、自民党の各派閥の幹部が集まって、党内抗争回避に向けて意見交換を行なったとのこと。

『自民党7派閥の実務を担当する事務総長らが27日夜、東京都内のホテルで会談し、9月3日の内閣改造・党役員人事に関し、人事後も結束して安倍政権を支える考えで一致した。「党内抗争をやっている暇はない」などの意見が出たという。
 安全保障法制担当相の打診を辞退する考えを示した石破茂幹事長については「首相と本人同士で結論を出すべきだ」(町村派の塩谷立氏)と、直接会談で対立を避けるよう促す声が出た。派閥の存在感低下を背景に、出席者からは「各派が入閣希望者リストを出しても、どうせ首相官邸は聞いてくれない」とぼやきも漏れた。(毎日新聞14年8月27日)』

<会合には、町村派の塩谷元文部科学大臣や、額賀派の竹下組織運動本部長、岸田派の望月行政改革推進本部長ら、自民党の7つの派閥の事務総長らが出席した。(NHK)>

* * * * * 

 そして、今度は、安倍首相の方が譲歩を迫られることになった。^^;

 安倍首相&周辺は、当初は石破氏が安保担当相就任を拒否した場合、無役にするつもりでいたのであるが。周辺から、石破氏を無役にして党内対立が生じるのを避けるため、それ相当の地位のある閣僚として入閣させるように、強く提言されたようなのである。^^;

 安倍首相は、今後の政権運営において各派閥の長や幹部から、さらなる協力を得たいところ。来年の総裁選での支持を確保することを考えれば、尚更だ。
 それゆえ、有力派閥から石破氏を入閣させるように言われれば、「NO」とは言い切れないところがある。^^;

 また、石破氏は26日に菅官房長官と会っているのだが。石破氏は安倍氏とは仲がよくないものの、菅氏とはいい関係を保っている。
 アサ芸の記事に「菅義偉官房長官(65)は、「何で(安倍総理は)ここまでするかねぇ」と、そのえげつないやり方を嘆いた」とあったのだが。
 菅官房長官は、石破氏の幹事長としての働きや党内での存在感を認めているし。やはり党内抗争を避けたいという思いから、安倍首相に譲歩するようにと進言した可能性も大きい。^^;

* * * * *

 そこで、安倍首相&周辺は 石破氏が地方支部の支持が高いことも考えて、統一地方選の目玉でもある地方創生担当相に就任要請する案を考えたようなのだが。
 石破氏が、既に防衛大臣や農水大臣、幹事長などの実績があることを考えると、内閣特命大臣のポストだけで入閣を要請するのは、政界常識的には失礼なことゆえ、総務大臣や経産大臣などと兼務させることも検討していると言われている。^^;
 でも、安倍首相としては、できるだけ重要なポストを石破氏に与えたくはないというのがホンネだろう。<石破氏は安倍首相の方針に全て従うことはないだろうし。2人は基本的に思想や政策が違う部分が大きいので、どの分野の大臣になっても主張が対立する可能性があるです。^^;>

 ただ、もし安倍首相がそれ相当のポストを用意したにもかかわらず、石破氏が入閣要請を断って無役になった場合には、今度は党内の支持を失いかねないだけに、要請を呑まざるを得ない状況に追い込まれるわけで・・・。
 果たして、今日の会談で、安倍首相が石破氏にどのようなポストを提示するのか(もしかしたら今日の時点では公表されないかも知れないけど)、石破氏がそれにすぐ応じるのかどうか、と~っても興味深く思っているmewなのだった。(@@)
                           THANKS

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by mew-run7 | 2014-08-29 09:03 | (再び)安倍政権について | Trackback(1)

ジュゴンが辺野古を救うかも~ジュゴン生息、防衛省も確認&埋立て承認に手続き違反


  これは8月28日、2本めの記事です。

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【*1、*2などの関連記事は、記事の最後にあるMoreの部分にあります。】


 先週アップした『安倍、菅らの高圧的な沖縄への態度を米議会が懸念&米軍紙も反対活動を注視』(以下、前回の記事)の続きを。

 で、mewは前回の記事に記した米議会報告書を見て、「ジュゴンが辺野古を救うかも」という話を書こうと思って、ちょこちょこ調べものをしていたのだけど・・・。

 近時も辺野古の海でジュゴンの食跡が確認されているものの、「できれば本物のジュゴンが確認できると、大きな決め手になって、いいんだけどな~」と思ってたら、何と17日と22日~23日に、何と本当にジュゴンが姿をあらわしたです。(@@)
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=80183&f=t
 17日には共同通信の記者がヘリ上から、辺野古沖5キロの地点を泳ぐジュゴンの姿を発見し、その姿を写真におさめることに成功。(*^^)v g.j.(写真つき記事・コチラ)

 さらに22日、23日には日本テレビの「バンキシャ!」が、辺野古沖7キロ付近を泳ぐジュゴンの姿を、ヘリ上&水中カメラによる撮影に成功したのだ。 (*^^)v g.j.
(残っていれば、コチラに映像が)http://www.news24.jp/articles/2014/08/24/07257784.html

<尚、26日にはNHKも水中カメラでの撮影に成功したらしい。>

 mewは、思わず「ジュゴンが本当に辺野古の海を救おうとしてくれているのかも~」と、感激してしまったのだけど。 (ノ_-。)

 8月中旬から辺野古の海のボーリング調査の準備が進む中、なかなか姿を現認できなかったジュゴンがカメラの前に姿をあらわしたのは、マジで「辺野古の海を守ってよ」というジュゴンからのメッセージかも知れないです。(**)
 
* * * * *
 
 で、何でジュゴンの登場が辺野古を救う可能性があるかと言えば、主に次の3つの理由が挙げられる。

1・米サンフランシスコ地裁に提訴中の「沖縄ジュゴン訴訟」で、工事差し止めを認めさせる有力な証拠になる

2・11月の沖縄知事選で、辺野古移設反対派の候補が県民の支持を得るための有力な材料になる

3・移設反対派が新知事になった場合、辺野古の埋め立て承認を撤回する有力な根拠になる
  
* * * * *

 ジュゴンは絶滅危惧種&日本の天然記念物に指定されている海洋哺乳動物で、沖縄周辺が生息地域の北限だとされている。
 そして、辺野古周辺にはジュゴンの餌となるアオモが多数存在することから、かねてよりジュゴンの姿が現認されていることから、もし辺野古の海を埋め立てて、新たな基地(軍用機の滑走路)を作る工事を行えば&基地として使用することになれば、神経質なジュゴンは辺野古周辺に近づかなくなるおそれがあるという。(-"-)

 それゆえ、ジュゴンの生息地域を守るためには、ともかくまずは、辺野古の埋立て工事(ボーリング調査も含む)を中止する必要があるのである。(**)

* * * * *

 そこで、市民団体が03年から米サンフランシスコ地裁に「沖縄ジュゴン訴訟」を行なっているのであるが。今年8月1日に、改めて移設工事の差し止めを求める申し立てを行なったところ、今月中旬に受理されたという。

『名護市辺野古沖に生息するジュゴンの保護を求めた「沖縄ジュゴン訴訟」について、米国のサンフランシスコ連邦地裁は15日までに、原告側が追加した新基地建設差し止めの申し立てを受理した。裁判所は審理を担当する裁判官にエドワード・チェン裁判官を選任した。
 同訴訟では、2008年の中間判決で、ジュゴンが米国の国家歴史保存法(文化財保護法=NHPA)の適用対象となることや、ジュゴンへの影響を評価していないことが同法違反に当たると判断された。
 原告側は8月1日、中間判決を根拠に、米軍キャンプ・シュワブの管理権を持つ国防総省に対し、沖縄防衛局が進める工事関連車両などの基地内立ち入り許可を出さないよう新たに求めていた。(琉球新報14年8月16日)』

* * * * *

 この「沖縄ジュゴン訴訟」は03年に米国防総省などを相手どって提起され、08年1月の中間判決で、サ地裁は、米国の国家歴史保存法は海外で活動する米政府機関(=米国防総省も含む)にも適用されると判断。ジュゴンへの影響の評価、保護措置が不十分だとして、環境アセスメント(=環境影響評価、以下、環境アセス)を実施するための計画書の提出を求めた。

 その後、民主党政権に代わり、具体的な建設計画が立てられなかったことから、サ地裁は12年2月、建設計画がはっきりしないとの理由で裁判の休止を決定。
 しかし、安倍政権に代わって、今年から、実際に辺野古で埋め立てに向けた工事計画が作られ、7月に開始したため、今月1日に原告団が「工事の差し止め」を求め、休止していた訴訟の再開を申し立てたのである。(・・)

 後述するように、既に防衛省の沖縄防衛局や環境保護団体の調査によって、ジュゴンが今も尚、辺野古海域に生息していることは明らかになっているのであるが。
 ここで、ジュゴンが現にこの海域で泳いでいる姿を証拠として示すことは、環境アセスやり直しのため工事差し止めを認めさせる大きな根拠&武器になるに違いあるまい。(++)

<米国民はクジラやイルカなどの海洋哺乳動物を愛護する気持ちが強いようなので、その点にも期待したいところ。"^_^"> 

* * * * * ☆

 とはいえ、実際に埋立て&移設工事を行なうのは、日本の政府であるわけで。安倍内閣&防衛省は今年8月から本格的に辺野古埋立ての工事(&それを前提とした本格調査)をスタートさせていることから、これを早くストップさせる必要があるのだが・・・。
 それをストップできるか否かは、11月に行なわれる沖縄知事選の結果にかかっている。(・・)

 今回の沖縄知事選は、移設容認に転じた仲井真知事と移設反対派の翁長雄志氏(現那覇市長)の一騎打ちになると見られているのだが。<他に移設に関して県民党票を行なうべきだと主張する下地幹郎氏が出馬表明をしている。>
(関連記事・『・http://mewrun7.exblog.jp/22305277/』)


 安倍内閣&自民党本部は、辺野古移設に反対している県民に「もはや移設工事を止めることは難しい」とあきらめさせて、仲井真知事の戦いを有利に運ぶことを計画。
 11月の県知事選までに、急ピッチで工事を進めると共に(関連記事・辺野古工事にキレた安倍&沖縄知事選への不安+愛媛知事選でも党内対立)、「もし反対派の知事が誕生しても、埋立ての承認を撤回するのは困難だ」とアピールして、反対派の勢いを減退させようとしているのである。(~_~;)
 
* * * * *

 実は、正直を言うと、mewも、もし翁長氏が新知事になった場合、果たして埋立て承認を撤回し得るのかな~と不安に思う部分があったのだけど。
 前回の記事に書いたように、米議会報告書を見て「撤回は可能かも」と大きな勇気を与えられることになった。(・・)

 というのも、8月中旬に米議会の調査局が作成した報告書には、このように記されていたからだ。

『報告書は、仲井真弘多知事による昨年12月の辺野古沿岸部の埋め立て承認に触れ、「日米両政府は重要な政治的ハードルをクリアした」と強調。一方で「実現には多くの難題が残っている。ほとんどの県民は新基地の建設に反対している」と指摘した。
 その上で、移設の是非が最大の争点となる知事選に言及。「仲井真知事が埋め立てを承認した今、将来の知事にその決定を覆すどんな権限があるのかは不透明だ」としつつ、環境影響評価(アセスメント)の不備を根拠とした承認撤回もあり得るとする識者の見方を紹介した。(時事通信8月16日)』

 米議会の調査局は、環境アセスの不備を根拠にして、承認撤回をなし得る可能性があることを認識しているのだ。(**)

* * * * *

 仲井真知事は、10年の知事選で「県外移設」を公約にして再選。昨年まで辺野古移設に慎重な姿勢を示していた。^^;
 さらに仲井真氏を支える自民党の沖縄県連も(公明党の県本も)10年以降は「県外移設」を公約に掲げて国政選挙や地方選を戦っており、与野党&県民が一体となって、「オール沖縄」で「県外移設」を目指すという体制が出来上がっていた。(・・)

 しかし、安倍首相は昨年2月の訪米時にオバマ大統領に辺野古の移設工事に着手することを約束。これを受けて、防衛省(沖縄防衛局)は、3月にすぐ沖縄県に埋立て申請を行なった。
 そして、安倍自民党はそこから強権的なアメムチ戦略を展開。まずは自民党県連に「辺野古移設容認」に方針を転換をさせた上で、仲井真知事にも埋立てを承認するように説得。<毎年3000億円以上の交付金&カジノやインフラなどの利権をエサに。○秘情報ネタも含め(?)、圧力、脅しのムチも示されたとの話も。>

 結局、仲井真知事は、12月末になって、辺野古の埋立て申請を承認するに至ったのである。(~_~;)

* * * * *

 でも、この仲井真知事の承認は、いくつかの手続きにおいて、法律や条例に違反しているのではないかという疑問や批判の声が挙がっているのだ。(@@)

 辺野古の海の埋立て申請を承認するには、環境アセスをクリアする(環境に大きな影響を与えないという評価を得る)と共に、辺野古のある名護市や周辺住民の理解を得ることが必要で。
 沖縄県の環境安全部は、昨年の11月末の時点で環境アセスに多数の不備があると指摘していたし。名護市も、環境面の問題などを挙げて、埋立て工事に反対する意見書を提出していたのだけど。仲井真知事は、それらの意見を軽視して、埋立ての承認をしてしまったからだ。(・・)

<環境影響評価(環境アセスメント)とは、環境に大きな影響を及ぼすおそれのある事業を実施する事業者が、その事業の実施に伴って生ずる環境への影響について事前に調査・予測・評価するとともに環境保全措置の検討を行い、住民や行政機関などの意見も踏まえた上で、事業実施の際に環境の保全への適正な配慮を行うための仕組み。(千葉県HPより)
 国の事業に関しては、97年に環境影響評価法が制定されたのだが。地方自治体も、これに準じて、条例で環境影響評価の仕組みを決めている。
 また、公共に用いられる河川や海などの埋め立てに関する「公有水面埋立法」でも、埋立地の用途が適正かどうかや、環境の保全に十分配慮がされているかなどを慎重に審査しなくてはならないと定めており、こちらも関連自治体の意見を求めることになっている。>

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 沖縄県の環境安全部は、沖縄防衛局の埋立て申請を精査した上で、昨年11月末に「防衛局の提出した書類内容には不備が多く、周辺の生活、自然環境保全についての懸念が払しょくできない」という意見を出している。(-"-) <ジュゴンのことも指摘しているです。>

『名護市辺野古への普天間飛行場代替基地建設を進める沖縄防衛局の公有水面埋め立て承認願書に対し、県環境生活部は29日、県土木建築部海岸防災課と県農林水産部漁港漁場課に意見を提出した。「申請書に示された環境保全措置では不明な点があり、事業実施区域周辺の生活、自然環境保全についての懸念が払しょくできない」との結論を出した。(中略)
 
 意見は自然や生活環境の18項目48件にわたる。新基地建設に向けた環境影響評価書に対し、県環境生活部と県土木建築部が提出した579件の知事意見を受け、沖縄防衛局が作成した補正評価書を確認した上で、さらに環境保全上疑問の残る点を抜粋して指摘している。

 県土木建築部は週明けにも沖縄防衛局に対して県環境生活部の意見と、名護市長の意見を受けた質問を送付し、見解を求める。県土木建築部の當銘健一郎部長は「質問項目も多く、内容的にも厳しいものがあるので、臨機応変に考えていきたい」と話した。

<辺野古埋め立て申請書に対する県環境生活部意見骨子>
・申請書に示された環境保全措置では不明な点があり、事業実施区域での生活や自然環境保全についての懸念が払しょくできない
・県環境保全指針を前提とした上で、埋め立て事業をどう評価したか示されていない
・「米軍への周知を図る」とする環境保全措置の実効性に不確実性が大きく、担保がない
・オスプレイの騒音測定値や基礎データが示されず、予測・評価の妥当性が確認できない
・事業実施区域はジュゴンの生息域であり、消失の影響が小さいとは言えない
・埋め立て土砂がもたらす外来種の生態系への影響について、調査実施者、時期、手法が示されていない (琉球新報13年11月30日)』

* * * * *

 また、名護市では、市民の意見も参考にした上で、昨年11月に埋立てに反対する市長の意見書を作成。市議会の同意を得た上で、沖縄県に提出している。(・・)
(関連記事・『名護市議会が「移設反対」を可決&安倍自民の沖縄県連、教委への強圧止まらず 』)

『市長意見は、辺野古沿岸部の埋め立てに伴う政府の環境保全策について「重大な問題がある」と指摘。希少種ジュゴンやサンゴの生息調査のずさんさや、埋め立て土砂が周辺環境に与える問題点を盛り込んだ。米軍の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイについても騒音が市民生活に影響を与えるなどとし、知事に埋め立てを承認しないよう求めている。(毎日新聞13年11月22日)』

 当時、仲井真知事が「辺野古の環境の保全は重要だ」とか「名護市の意見を尊重したい」とか言っていたのを思い出すと、そのタヌキぶりには呆れてしまうところがあるのだけど・・・。
 県の県土木建築部、そして仲井真知事は、環境安全部や名護市長の意見を軽視して、埋立て申請を承認する判断を行なったのである。(ーー)
 
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 辺野古の環境保全の問題は、ジュゴンの保護だけにとどまらないのだけど。(サンゴ、ウミガメ、その他の希少生物の保護の必要性や、他県から埋立てのため搬入される砂利に外来種が混入している危険性も指摘されている。> 

 今回はジュゴンのことに焦点を当てて書くとするなら・・・。
 県の環境安全部や調査団体は、近年もジュゴンの食跡が残っていることを確認していたのであるが。沖縄防衛局は12年に作成した環境アセスに「埋め立て予定地でジュゴンの活動は観察されず、埋め立てても直接的な影響はない」と記し、県にも同様の内容の書類を提出していたという。^^;

 BUT、実のところ、沖縄防衛局は12~13年に、ジュゴンの食跡や姿を確認していたにもかかわらず、(埋立て承認への影響を考えて?)、公表しなかったというのである。(**)

『米軍普天間飛行場の県内移設で埋め立て予定の沖縄県名護市辺野古沿岸の海域を、絶滅の恐れが極めて高いジュゴンが昨年、3年ぶりに餌場として使ったことを示す食跡を沖縄防衛局が確認していたことが21日、分かった。
 防衛局は3月、移設によるジュゴンへの影響は小さいとして埋め立てを申請したが、「公表を目的とはしていない」として今回の情報は公表していなかった。(中略)

 昨年5月に辺野古に隣接する大浦湾でジュゴンが泳ぐ姿が確認されたことも判明した。湾内に大量の岩石を投下して造る資材置き場の予定地近くで遊泳していた。ジュゴンは過去にもたびたび大浦湾に姿を見せており、工事の影響が懸念される。
 防衛局が事前に実施した環境影響評価(アセスメント)は今回の調査結果を考慮していないが、防衛局は「過去にジュゴンの食跡が確認されたことを踏まえてアセスを実施しており、(今回の調査で)結論が変わることはない。移設を見直す考えはない」としている。(共同通信14年9月21日)』

* * * * *

 しかも、沖縄防衛局は、今年5月になって、13年に辺野古の海域でジュゴンの固体や食跡を確認したという報告書をHPで公開したとのこと。^^;

『沖縄防衛局は22日、米軍普天間飛行場の移設先となる名護市のキャンプ・シュワブ水域で実施した生物調査の報告書をホームページで公開した。辺野古沖の大浦湾側の海域で天然記念物ジュゴンが海草を食べた跡が2013年3、5、11月に確認された。埋め立てで消失する辺野古沿岸では、12年4~6月に防衛局の調査で、今月16日に「北限のジュゴン調査チーム・ザン」の調査でもジュゴンの食(は)み跡が見つかっている。(中略)
 航空機を使ったジュゴンの広域生息範囲調査では、13年5、9、11月の計9日で、嘉陽海域で7回延べ9頭、古宇利島海域で4回延べ4頭を確認。名護市の天仁屋沖からうるま市の伊計島沖の重点海域調査では計6日で4回延べ4頭のジュゴンを見つけた。(沖縄タイムス14年5月23日)

『日本自然保護協会の安部真理子さんは「補正後の環境影響評価書では辺野古沖の藻場はあまり利用されておらず、埋め立ての影響は小さいとしているが、3年連続の確認で、餌場として重要なことが分かった」と指摘している。(同上)』

 さらにNGO団体の調査でも、5~7月にかけて100ヶ所以上のジュゴンの食跡やサンゴの破片が付着して成長した鍾乳石を確認されているし。
 冒頭にも書いたように、今年8月にはいって、辺野古沖でジュゴンの姿が通信社やTVカメラにも撮影されているのである。(**)

* * * * *
 
 以上により、もし翁長氏が県知事選で当選して新知事になった場合、沖縄防衛局の提出した環境アセスの書類には重大な不備があったこと&県の環境安全部や名護市の意見が反映されていないことを理由にして、埋立て承認を撤回することは十分に可能なのではないかと思うし。

 辺野古移設反対派の沖縄県民は、その可能性を信じて、是非、翁長氏を当選させて欲しいと強く願っているmewなのだった。(@@)
                      THANKS

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by mew-run7 | 2014-08-28 15:05 | 政治・社会一般 | Trackback

安倍が戦犯追悼法要にメッセージ~首相の思想&国内外への誤ったメッセージに要注意

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【*1、*2などの関連記事は、記事の最後にあるMoreの部分にあります。】


 昨日、朝日新聞がチョットしたスクープ記事を出した。(・・)

 安倍首相が、今年4月に行なわれたA,B,C級戦犯の追悼法要に哀悼のメッセージをを送っていたというのである。(@@)

『安倍晋三首相が4月、A級、BC級戦犯として処刑された元日本軍人の追悼法要に自民党総裁名で哀悼メッセージを書面で送っていたことが朝日新聞の調べで分かった。連合国による裁判を「報復」と位置づけ、処刑された全員を「昭和殉難者」として慰霊する法要で、首相は「自らの魂を賭して祖国の礎となられた」と伝えていた。

 メッセージを送ったのは高野山真言宗の奥の院(和歌山県高野町)にある「昭和殉難者法務死追悼碑」の法要。元将校らが立ち上げた「追悼碑を守る会」と、陸軍士官学校や防衛大のOBで作る「近畿偕行会」が共催で毎年春に営んでいる。

 追悼碑は連合国による戦犯処罰を「歴史上世界に例を見ない過酷で報復的裁判」とし、戦犯の名誉回復と追悼を目的に1994年に建立。戦犯として処刑されたり、収容所内で病死や自殺をしたりした計約1180人の名前が刻まれている。靖国神社に合祀(ごうし)される東条英機元首相らA級戦犯14人も含む。(朝日新聞14年8月27日)』

 この文の続きは非公開なので、特に気になった部分だけ載せておきたいのだけど。(他のブログや掲示板に載っていたのを拝借引用させていただくです。m(__)m)

『安倍首相は昨年と2004年の年次法要にも主催者側の依頼に応じ、自民党総裁、幹事長の役職名で書面を送付。昨年は「私たちにはご英霊を奉り、祖国の礎となられたお気持ちに想いを致す義務がある」「ご英霊に恥じることの無い、新しい日本の在り方を定めて参りたい」と伝えていた。
 守る会などによると、安倍首相には地元国会議員の事務所を通じてメッセージを依頼した。首相経験者では森喜朗氏が首相退任後に一衆院議員の肩書で送付してきたが、ほかに例がない。今年は岸田文雄外相にも依頼したが、承諾を得られなかったという。
 安倍首相の事務所は取材に「お答えするつもりはない」、自民党総裁室は「党としては関与していない」と答えた。(同上)』

<この記事を担当した記者の名が、何と「渡辺周」だったので、一瞬、「えっ?」と驚いてしまったです。(@@) (民主党の超保守系議員に「渡辺周」という名の人がいるので。^^;> 

* * * * *

 この件は、NHKや他の新聞社も後追い報道をした様子。菅官房長官は、「私人のメッセージだと思っている」との見解を述べたとのこと。「A級戦犯が有罪判決を受けたことは事実だ」「わが国は、東京裁判を受諾した」と政府の立場を説明したという。

『菅義偉官房長官は27日の記者会見で、安倍晋三首相が4月に、A級、BC級戦犯として処刑された元日本軍人の追悼法要に自民党総裁名で哀悼メッセージを書面で送っていたことについて、「自民党総裁名なので、内閣総理大臣ではなく、私人としてのメッセージだ。政府としてのコメントは控えたい」と述べた。

 法要は連合国による裁判を「報復」と位置づけていた。これについて菅氏は「A級戦犯については、極東国際軍事裁判所において被告人が平和に対する罪を犯したとして有罪判決を受けたことは事実。我が国はサンフランシスコ平和(講和)条約で同裁判所の裁判を受諾した」と述べた。(朝日新聞14年8月27日)』

* * * * *

 安倍晋三氏が、このようなメッセージを送ること自体、何も驚くべきことではない。(~_~;)

 安倍氏をはじめ超保守思想の持ち主の多くは、「東京裁判に正当性はない」「東京裁判は、戦勝国による日本への報復だ」と考えているからだ。(@@)

 あの田母神俊雄氏もかねてより「戦勝国が敗戦国を裁く裁判だったから、敗戦国は戦勝国の都合いいように裁かれてしまった」「復讐劇だった」と主張していて。
 近時のツイッターにも、「歴史は戦勝国が作ります。戦争に負けた日本は一時戦勝国アメリカの歴史観を強要されます。正義の国民主主義国家アメリカ、極悪非道の独裁国家日本という構図の歴史です。しかしそれは真実ではありません。日本は早く誇りある歴史を取り戻さなければいけません。日本は素晴らしい国なのです。」と書いていたし。

 NHK経営委員の百田尚樹氏は、東京都知事選で田母神氏の応援演説を行なった際に「米軍による東京大空襲や原爆投下は大虐殺だ。東京裁判は大虐殺をごまかすための裁判だった」と主張。
 これを不快に思った米国は、米大使館の報道官に「非常識だ。米政府は、責任ある地位にある人物が(アジア)地域の緊張をあおるような発言を控えるよう努めることを望む」とコメントを出させたほどだ。^^;

<今回は時間がないので、個々の発言は取り上げないけど。次世代代表の平沼赳夫氏ら、安倍氏と共に活動している超保守系の政治家も、同様の考えを主張しているです。(・・)>

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 ただ、mewにとって驚くべきことは、安倍氏が日本の首相という立場であるにもかかわらず、国会などの公の場も含めて、同様の考えを主張してしまうことだろう。(-_-;)

 実際、安倍氏は首相として出席した国会でも、前政権の06年10月には「国内法的にいわゆる戦争犯罪人ではない。遺族援護法等の給付の対象になっているし、いわゆるA級戦犯と言われた重光葵氏はその後勲一等を授与されている。犯罪人であればそうしたことは起こり得ない」と答弁。

 また今政権では、13年2月に「先の大戦においての総括というのは、日本人自身の手によることではなくて、東京裁判という、言わば連合国側が勝者の判断によって、その断罪がなされたということなんだろうと思う」と。「国際情勢の中で開戦に至る過程ということにおいて、おそらく連合国に対して、ある種都合の悪い考え方についても議論がなされるのではないかということにおいて、そうした議論を封殺されたということではなかったのか」と主張している。(発言部分は、J-CASTニュース13年3月13日より)

(関連記事『図に乗る安倍が言いたい放題~中国だけでなく、米国とも関係悪化のおそれ』)

 それに、靖国神社への玉串料もそうだけど。自民党総裁という肩書きを使ったとしても、安倍氏が日本の首相であることに変わりはないし。一般的に、国内外の多くの人々は、今は首相としての発言、今は党総裁、今は私人としての発言として区別して見てはいないことを認識すべきだと思う。(・・)

* * * * *

 以前も少し書いたように、mewも東京裁判が公正な形で行なわれたとは決して思ってはいないし。特に海外でBC級戦犯を決めた裁判の中には、あまりに一方的でヒドイものがあったことを考えると、戦勝国の傲慢さや敗戦国の悲哀を感じずにはいられない部分もある。(-"-)

<つい最近でも、イラクでフセイン元大統領を被告として行なわれた特別法廷(04~6年)も一方的な部分があったと言われていて。フセイン氏も「戦勝国による茶番劇だ」と非難していたのだけど。^^;
 結局、戦争というのは、戦闘中はもちろん、事後の裁判や戦後の生活などなども含めて、人命や人権を軽んじる不正義で野蛮かつ残虐なものゆえ、決して行なってはいけないと思うです。(**)>
 
 とはいえ、mewは、あの戦争が正当なものだったとも、当時の政府や軍のTOPに戦争責任がなかったとは思っていないし。
 また、菅官房長官も語っていたように、日本は東京裁判を受諾し、刑執行を行なうことを明記したサンフランシスコ講和条約(11条)を締結していることから、日本の政府はその立場を踏襲する必要があるわけで。
 安倍氏が首相として、東京裁判自体やその判決などに疑問や批判を呈することは、国内だけでなく米国や中韓、その他の国々から問題視される可能性が大きいのである。(-"-)

* * * * *

 ちなみに超保守派の多くは、東京裁判に参加したインドのパール判事が、戦勝国主導の裁判を批判し、罪刑法定主義の観点から被告人全員の無罪を主張した意見書を出したことを高く評価しているのであるが・・・。

 安倍首相は、昨年8月にインドを訪問した際に、わざわざそのパール判事の長男と面会する機会を設け、その業績を称えたとのこと。

 産経新聞は、「首相には今回の面会を通じ、A級戦犯の合祀を理由に首相の靖国神社参拝を批判する中国とはまったく異なるインドの対応を際立たせることで、アジアには多様な歴史認識が存在することを浮き彫りにする狙いもあった」と記している。^^;

『インド訪問中の安倍晋三首相は23日午前(日本時間同日午後)、コルカタ市内のホテルで、極東国際軍事裁判(東京裁判)で判事を務めた故パール判事の長男、プロシャント・パール氏と面会し、東京裁判で被告全員の無罪を主張したパール判事の業績をたたえた。

 パール判事は東京裁判に対する意見書で、戦勝国が事後法により敗戦国を裁くことに疑問を提起し、原爆投下を批判した人物。首相は冒頭、「お父さまは今でも多くの日本人の尊敬を集めている。日印関係の基礎を築かれた一人だ。パール判事のご遺志は日印関係を発展させることだったと思う。今日、日印関係は大変強化されている」と語りかけた。

 プロシャント氏は、昭和41年に父親とともに日本を訪れ、安倍首相の祖父である岸信介元首相と面会したことに触れ「岸氏に会う機会を得てから長い期間が過ぎた」と振り返り、岸氏と一緒に収まったモノクロ写真を贈った。「安倍首相が、岸氏と同様に日印関係の発展に尽くされると確信している」と伝えると、首相も「関係発展に全力を尽くしたい」と応じた。

 安倍首相は、東京裁判で有罪判決を受けたいわゆる「A級戦犯」について、国会答弁で「国内法的に、戦争犯罪人ではない」と明言している。首相には今回の面会を通じ、A級戦犯の合祀(ごうし)を理由に首相の靖国神社参拝を批判する中国とはまったく異なるインドの対応を際立たせることで、アジアには多様な歴史認識が存在することを浮き彫りにする狙いもあった。
 首相は、先の大戦で日本とともに戦った「インド独立の英雄」であるチャンドラ・ボースの記念館なども視察した。(産経新聞13年8月23日)』

<ちなみに安倍首相の祖父である岸信介氏は、開戦時に東条英機内閣の重要閣僚だったことから、A級戦犯の容疑で3年半、拘束されていたのだが。即時停戦講和を求めて東条内閣を倒閣した功労者だったこと+αにより、不起訴のまま保釈されることに。公職追放となったものの、サンフランシスコ講和条約発効とともに解除され、政界に復帰し、首相になったです。>
 
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 mewはいつも書くように、人それぞれ、色々な考え方があっていいと思っているし。(むしろみんなが同じ考えの方がアブナイと思うです。)
 別にmewと考え方が異なるからと言って、安倍氏らのような超保守思想の持ち主を政界や社会から排除するつもりもないのだ。(~_~;)

<ただ、特に国政選挙においては、有権者には自分が投票する候補者が、どのような思想の持ち主なのかは知っておいて欲しいと思う。
 mew周辺には、単に「XX党の人だから」とか、「景気回復や福祉のことを主張していたから」「若くて元気がありそうだから」などの理由で投票して、当選後に思想や主張を知り、「あんな極端な考えの人だと思わなかった」と嘆くケースが少なからずあるです。^^;>

 それゆえ安倍氏が、ひとりの国民として、またひとりの議員として、個人的に何をどう考えようと、言おうと構わないのであるが・・・。
 でも、これが一国の首相となると、話が違って来る。(・・)

 ここ2日間の記事でも、首相の言動には国民や他国に対するメッセージ性があるという話を書いたのだけど。
 現に日本の首相である安倍氏が、東京裁判を否定する言動を行なえば、他の国々の人からは、「日本の政府や国民全体も、東京裁判を否定している」「あの戦争を正当なものだと考えている」と受け取られるおそれがあるからだ。(-"-)

<日本は民主主義の国(のはず)なので、もし国内でこの発言が問題視されたり、批判されなかった場合には、他国から「日本の国民は、安倍氏が首相としてそのような言動をすることを認めて、支持をしているんだな」と思われても仕方ないんだよね。(>_<)>

* * * * *

 安倍首相らの歴史認識に関してもそうだと思うし。安倍首相が海外でやたらアピールしまくっている「積極平和主義」や「集団的自衛権の行使」「中国脅威論」などなどもしかりで。

 私たち国民は、もう少し首相や重要閣僚の思想や言動について関心を持つ必要があるのではないかと。そうしないと、国民の多数とは異なる考え、メッセージを他国の人々に与えてしまうことになりかねないのである。(-_-)

 たとえば、安倍首相は終戦記念日の追悼式典の式辞で、歴代首相が語って来た「不戦の誓い」や「アジア諸国への加害責任、反省」などに触れずにいるのであるが。
 それも、国民や他国の人々に「日本はもう不戦は考えていないのか」「加害責任はないと思っているのか」というメッセージを与えることになるし。

 いわゆる慰安婦問題にしても、今月5日に朝日新聞が訂正記事を出したのをきっかけに、超保守派の政治家から、河野談話を撤回すべきだという主張が強まっているとのこと。<安倍氏が仲間たちと創設した「日本の前途と歴史教育を考える議員の会」とかもね。(~_~;)>
 昨日は、自民党の高市政調会長が菅官房長官に会い、党の要請として、新談話を発表するように求めたという記事も出ていたりして。^^;
 菅官房長官は、新談話発表を否定したようなのだが。国連の人権委員会や米中韓などは、日本政府がこの件に関してどのような対応を行なうのか、注視していることだろう。(~_~;)

『菅義偉官房長官は26日、従軍慰安婦をめぐる1993年の「河野洋平官房長官談話」に代わる新たな長官談話を出すことについて「考えていない」と否定的な考えを示した。戦後70年を迎える来年に向け、新談話を出すよう申し入れた自民党の高市早苗政調会長に対し答えた。
 高市氏は26日、首相官邸で菅氏に会い、河野談話に関する政府の検証結果や朝日新聞が従軍慰安婦問題に関する過去の記事を一部取り消したことを踏まえ、新談話を出すよう文書で求めた。菅氏は検証結果を公表した6月の記者会見で「河野談話を継承する政府の立場は変わらない」と述べている。(毎日新聞14年8月26日)』

* * * * *

 繰り返しになるが、もしこのまま安倍政権が続けば、日本国民の多数とは異なるメッセージがどんどんと発信されて行く可能性があるし。
 また、もし安倍内閣が高い支持率を維持していれば、日本国民の多くは安倍首相の考えを支持しているのだと思われる(誤解される?)おそれが大きいわけで。
 
 日本の国民は、自分の国の首相の思想や言動にもう少し関心を持って、もしそれが自分と異なるのであれば、しかるべき対応をして行くようにしないと、ふと気づいた時には、日本はとんでもアブナイ国になってしまう(orされてしまう?)のではないかと危惧しているmewなのだった。(@@)

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by mew-run7 | 2014-08-28 06:33 | (再び)安倍政権について | Trackback(2)

安倍の災害ゴルフとコピペ挨拶に共通する問題~首相の国民への思いの伝え方


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【*1、*2などの関連記事は、記事の最後にあるMoreの部分にあります。】


 20日未明に広島市北部で大規模な土砂災害が起きてから、1週間になる。
 昨日の時点で、死者は66人に。まだ行方不明者が20人以上おり、捜索が続けられている。

 幸いに命が助かった人々も、家屋の倒壊やインフラ寸断のため、家に帰ることができず。避難勧告を受けている人も含め、1700人以上が避難生活を続けている。

<尚、24日には北海道の礼文島でも、土砂災害が起こり、2名が死亡。道路が寸断され、一部地域が孤立状態にある。哀悼の意とお見舞いを申し上げると共に、国や自治体はこちらの災害にもきちんと対応して欲しいと思う。>

 安倍首相は、当初24日に現地視察に行く予定だったのだが。天候不良のため、25日に延期。災害現場を視察すると共に、災害対応に当たっている自衛隊員や警察、消防関係者を激励。避難所にも訪れ、被災者の声をきいたという。

『視察後、安倍首相は「あらためて、土砂災害の深刻さを認識した。災害対策本部に被災者支援チームを立ち上げ、生活再建支援を加速させていかなければならない」と強調した。(FNN14年8月25日)』

『安倍総理は「政府としては、できることはすべてやっていく」と強調しました。政府は、今回の広島の土砂災害だけでなく、台風11号や12号による京都府福知山市や兵庫県丹波市などの浸水被害も激甚災害の対象にする考えです。また、安倍総理は、初動対応に対する批判について「初動対応も含めまして、救命・救助及び復旧に一丸となって全力を尽くしているところだ」と述べるにとどめました。(ANN14年8月26日)』

* * * * *

 国会では、明日28日に今回の土砂災害の対応策などを議論するため、閉会中審査が行なうことを決定した。
 野党側は、安倍首相への報告や首相の行動を含め、初動対応の問題も追及する構えでいるのだが。この審査には、安倍首相は出席せず。古屋防災担当大臣が出席する予定だという。^^;

『民主党の大畠章宏幹事長は25日、古屋圭司防災担当相と内閣府で会談し、広島市北部の土砂災害について、捜索活動の増員や財政支援などを要請した。会談後、大畠氏は「1ケタ単位が違う。(自衛隊など)1000人規模を最初に派遣して人命救助に当たるのが筋だった」と記者団に語った。一方、衆参両院の災害対策特別委員会は25日、閉会中審査を28日に行うことを決定。民主党など野党は、発生当日朝にゴルフに出かけた安倍晋三首相の初動対応を含め、政府の取り組みに不備がなかったかを追及する構えだ。(毎日新聞14年8月25日)』
http://mewrun7.exblog.jp/22308202/
(関連記事・『安倍の広島豪雨災害の対応に疑問~朝はゴルフを開始、夕方には別荘に帰還』『安倍の災害対応に野党の批判強まる+ロシアの報復制裁で、対ロ関係さらに悪化 』)
http://mewrun7.exblog.jp/22313279/
* * * * *

 安倍官邸は、安倍首相の災害発生日の行動に関しては、ともかく「問題はなかった」として済ませたい様子。

 安倍総理が20日に静養先の山梨から総理官邸に戻った後、再び山梨県内の別荘に滞在し、野党から批判を受けたことについて、菅官房長官は、「総理は官邸に戻って万全の対応をとるよう指示した上で静養先に戻り、状況を見極めて、そこから指示をしていたもので、政府全体の組織として対応しているのであたらない」と述べ、問題はなかったという考えを強調しました。(TBS14年8月25日)』

 ネットでも安倍氏or超保守系の支持者から「どこが悪いんだ」という反論が書き込まれているようなのだが。
 この田母神俊雄氏のツイートと同じような主張をする人が少なくない。^^;

『田母神俊雄 @toshio_tamogami ・ 8月21日
安倍総理が昨日広島の豪雨被害でゴルフを中断して官邸に戻りました.しかし野党はゴルフを始めたこと、そして夜に別荘に戻ったことを批判しているとか。そんな事を言ったら総理は24時間毎日仕事を続けなければいけない。総理が官邸にいないことで何か救助活動に問題があったのか。ないではないか。』

* * * * *

 確かに、安倍首相が官邸にいたからと言って、首相に具体的に何ができるというわけではないし。とりあえず会議に出たり、ただ報告をきいて、ありきたりの指示をしたりするしかないわけで。救助活動にどれだけプラスになるかわからないし。
 夜、公邸に泊まっているか別荘にいるかで、さほど大きな違いがあるわけではないだろう。^^;
<二次災害が起きることもあり得るけど。それでも安倍首相に何ができるってことではないからね。^^;>

 そのような観点から行けば、首相なんていうのは、オモテ向きは(?)各省庁の責任者、統率者であったとしても、何かあったって、担当省庁の閣僚や官僚に任せておけばいいわけで。危機管理上も、現実的にはほとんど役に立たない、必要のない存在なのだ。(-"-) 

<実際、安倍首相は就任してから1年半、公邸に移らず。自宅から通勤していても、「何の問題もない」みたいだしね~。^^;>

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 けど、mewは、首相には、(それこそ安倍首相もよく言っているように)一国の代表として、国民の生命や生活を守る、国民を守るために最善を尽くすという仕事があるのではないかと思うし。
 自分が国の代表として、国民のことをいかに考えているか、それを伝えるのも大事な仕事なのではないかと思う部分がある。(・・)

 官邸にいて、何ができるわけじゃないかも知れないけど、定期的に被害状況や救出活動に関する報告をきき、被災地のことを憂慮し、担当閣僚や官僚に最善を尽くすように指示をする。
 それを見て、被災者や国民は、「この首相は常に国民のことを思い、一生懸命に働いてくれているんだ」と安心することができるし。細かい政策のことはよくわからなくとも、「この首相に国や国民のことを任せておいても大丈夫だ」と評価する人も増えるのではないかと察する。(~_~;)

 天皇夫妻は災害が起きて間もなく(安倍首相より先に)軽井沢に静養に行くのをとりやめたのであるが。それこそ天皇夫妻は、行政府に指示ができるわけでも、救助活動に関与することができるわけでもないけれど。
 静養をとりやめることで、「自分たちが被災地、被災者のことを案じている」「自分たちは国民と共にいる」という思い、メッセージが被災地や国民に伝わるわけで。それが天皇夫妻に対する敬愛の念を深めることになるのではないかと思うのだ。(++)

* * * * *

 でも、安倍首相はもしかしたら、「国民に自分の思いや考えを伝え、国民と共に国を作る」という発想、概念が乏しいのかも知れない。^^;

 先日、作家の室井佑月氏が週刊朝日に掲載した「安倍さん、伝えたいという気持ち持ってますか?」というエッセイを読んで、「なるほど~」と思わされたところがあった。

『 X JAPANのToshlさんと番組でご一緒した。Toshlさんの波瀾万丈な人生を追うというかたちで番組は構成されていた。

 Toshlさんといえば、自己啓発セミナー団体による洗脳事件だ。彼がどのようにして洗脳されていったのかが再現VTRで流された。

 VTRが流れている間、Toshlさんは具合が悪そうだった。それでも彼はスタジオに居つづけ、洗脳の恐ろしさを語った。有名人の自分がカルト的な集団に属してしまった。自分は被害者であるけど、加害者でもある――。その事実が彼を深く悩ませているみたいだ。

 そして、最後に彼は歌をうたった。X JAPANのヒット曲だ。何度も聞いたことがある歌だったのに、あたしは涙が出そうになった。

 番組の前半で彼の波瀾万丈な人生を聞いたからじゃない。自分は幸せになってはいけない、だけどみんなは幸せになって欲しい、そんな切ない彼の気持ちが伝わってきたからだ。

 それからあたしは、広島の平和記念式典と長崎の平和祈念式典での安倍首相の挨拶が昨年のコピーだと騒がれていることについて考えてみた。

 安倍さんの気持ちが変わらないのだから、おなじ挨拶でも問題ないではないかという人もいる。けど、あたしはそこじゃないと思う。安倍さんがあたしたちに伝えたい、という心を持っているのかを問いたい。

 なぜ6日の広島で昨年のコピーのような挨拶が問題となったのに、9日の長崎でもおなじことができるのだ。問題になったのは、そのことに対し、不快に思う国民がたくさんいたからではないのか。彼はどこの誰に向かってスピーチをしていたのか。決められた行事に参加しただけ、決められたスピーチをただ述べただけなのか。

 10日付の東京新聞によると、9日の長崎平和祈念式典の出席者のスピーチは、今の政府に批判的であった。被爆地の懸念があらわになったという。また、同日の新聞によれば、安倍さんが9日、被爆者団体代表と長崎市内のホテルで意見交換した際、出席者から、

「集団的自衛権については納得していませんから」

 と声があがると、

「見解の相違ですね」

 といって、しれっとして立ち去ったみたいだ。

 安倍さんは、この国の政策で国民から疑問や不安の声があがると、「丁寧に説明をしていきたい」と答える。まさか、その説明って、「見解の相違」って一言だったりするの?

 被爆者代表の城台美弥子さんのスピーチが、すばらしかった。彼女は国民の代表として、安倍さんに丁寧に疑問を投げかけていた。

 それがどんなに勇気のいることか。ほんの少しでいいから、そういうことを安倍さんに想像してもらいたい。それができそうもない、するつもりもなさそうなところが、国民は怖いのだ。

※週刊朝日  2014年8月29日号』

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 この広島、長崎の平和祈念式典でのコピペ挨拶や「見解の相違」発言に関しては、当ブログでも取り上げたのだけど・・・。
(『安倍の広島コピペ挨拶に怒!&市長も集自権に触れず+小百合が核アレルギーの訴え』『安倍、長崎でもコピペ挨拶&集自権で被爆者に「見解の相違」+長崎平和宣言はgood』)

 このコピペ挨拶に関しても、安倍首相を擁護する人たちから、「首相は多数の行事で挨拶を行なっているのだから、毎年、いちいち文面を全て変えてはいられない」「気持ちが同じなのだから、文面が同じで当然」「文面が同じでも何の問題もない」という反論が寄せられていたようだ。^^;

 実際、安倍首相がコピペの挨拶を行なったからと言って、国政に何の問題が生じるわけでもないし。毎年行なわれる多数の行事における挨拶の文面をすべて変えることも困難だろう。(・・)

 でも、室井氏の主張は、実に的を射ていると思うのである。

『安倍さんの気持ちが変わらないのだから、おなじ挨拶でも問題ないではないかという人もいる。けど、あたしはそこじゃないと思う。安倍さんがあたしたちに伝えたい、という心を持っているのかを問いたい。

 なぜ6日の広島で昨年のコピーのような挨拶が問題となったのに、9日の長崎でもおなじことができるのだ。問題になったのは、そのことに対し、不快に思う国民がたくさんいたからではないのか。彼はどこの誰に向かってスピーチをしていたのか。決められた行事に参加しただけ、決められたスピーチをただ述べただけなのか。』

* * * * *

 広島、長崎の平和祈念式典は、広島、長崎市や各地にいる被災者や遺族はもちろん、全国の国民にとっても、本当に大事な特別なものなのである。(**)
<だからこそ、終戦記念日の戦没者追悼式典も含め、こn3つの式典はNHKがわざわざナマ中継をするんだよね。(@@)>

 そして、この式典に参加している(orTV視聴している)人たちの大部分は、この日に被災者を思い、2度と核兵器による被害が起きないように、2度と戦争の惨禍が生じないように、毎年、新たな誓いを立てるのだ。(・・)

 それゆえに、広島市や長崎市の市長は、市民などの声もききながら、何ヶ月もかけて、その年の平和宣言の文面を考えるのである。(++)

 でも、安倍首相は、最も肝心な被災者への思いや不戦の誓いを語る部分で、コピペの挨拶をしたわけで。
 被災者や国民の中に、「あ、この人にとって、原爆の日の平和祈念式典は、その程度のものなのか」「決して特別なものではなくて、コピペ挨拶で済ませるような、単なる毎年恒例の行事の一つに過ぎないのか」という印象、メッセージを与えることになるのである。(~_~;)

* * * * *

 今回の広島市の災害に関しても、同じことで。きっと被災者や遺族、関係者の中には、また国民の中には、安倍首相のゴルフや別荘帰りの話を知って、「あ、この首相は、さして被災地のことを心配していなかったのだ」「ゴルフや有力者との付き合いの方が大事だったのだ」「電話で指示さえすれば、それでいいと思ってたのだ」という印象を受けて、ガッカリした人、不信感を抱いた人もいたことだろう。(-_-;)
<そういうことも、メディアがきちんと伝えないと、国民にはわからないんだけどね。だから、メディアの報道は大事なんだよね。(・・)>

 もしそれが安倍首相の本意ではなかったとしても(?)、首相の行動は、被災地や国民に首相の気持ちをあらわすメッセージとして伝わることになるわけで。安倍首相や周辺は、そのことをもっと認識する必要があると思うし。
 mewは、それができないような人は、首相としての資質が欠けているのではないかとも思う。(**)
 
 そして、どうか1日も早く、本当に国民の生命や生活のことを思い、その気持ちが伝わって来るような首相が、この人と共に日本の国を作って行きたいと思えるような首相が誕生することを願っているmewなのだった。(@@)
                        THANKS



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by mew-run7 | 2014-08-27 10:22 | (再び)安倍政権について | Trackback | Comments(0)

安保相は石破いじめ&公約破りの安倍を石破は許せず。先制パンチで、党内抗争スタートか


  これは8月26日、2本めの記事です。

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【*1、*2などの関連記事は、記事の最後にあるMoreの部分にあります。】



 この記事では、『石破が安保相を固辞の報~石破が無役で安倍と対立すれば、政権打倒は近いかも』(以下、前回の記事)の続報を・・・。

 来週、行なわれる内閣・役員改造の人事を巡って、安倍首相と石破幹事長が激しい攻防を繰り広げている。(@@)

 安倍首相は先月末に石破幹事長と会談を行ない、安保担当相の就任を打診したのであるが。
 石破氏は、首相が自分を重要な地方選の前に幹事長から外そうとしていること(&内閣に取り込もうとしていること)、しかも、よりによって安保担当相を任せようとしていることに納得が行かない様子。^^;

 石破幹事長は25日、安倍首相の超側近である萩生田総裁特別補佐と党本部で会った後、ラジオ番組に出演。幹事長続投に意欲を示すと共に、安保担当相就任の要請を受けない意向を明らかにした。(・・)

『石破氏は25日、首相側近の萩生田光一・自民党総裁特別補佐と党本部で会談した。安保法制に関する考え方で首相と隔たりがあることなどを挙げ、担当相を受けない考えを伝えたとみられる。 石破氏はその後のTBSラジオ番組で「首相と考え方が100%一緒の人」が適任との見解を示し、自身の就任を否定した。鴨下一郎幹事長特別補佐は24日、「石破氏の自説は首相官邸の進め方とは違う」と代弁していたが、石破氏が自ら発信した意味は大きい。(毎日新聞14年8月25日)』

<しかも、石破氏は、何とこのラジオ番組の中で、例の安倍氏の「7年越しの恨み」の話に触れて、首相が自分に対して「そんなにいい感情は持っていただけないかもしれない」とまで言ったんだって。 (・o・)>

* * * * * 

 他方、安倍首相は、既に幹事長を含む党三役を全て交代させる意向を示しており、石破氏に幹事長を続投させることはないと見られている。^^;

 もし石破氏を無役にした場合、地方支部も含めての党内対立や「安倍おろし」の動きが加速するおそれがあることから、首相周辺には石破氏に他の閣僚か役員の就任を要請した方がいいのではないかという声も出ているようなのだが・・・。

『人事構想の練り直しを迫られた形の首相側は神経をとがらせる。首相周辺は「政権復帰からわずか1年半で、『また党内の勢力争いか』と世間にあきれられる」と石破氏をけん制。7月の滋賀県知事選で自民、公明両党推薦候補が敗れたうえ、この先の福島県知事選や沖縄県知事選の候補者調整を巡って石破氏の手腕を疑問視する声が出始めており、「根本的な考え方が違うなら幹事長続投も難しい」という強硬論も広がっている。
 一方、ある派閥幹部は「石破氏が無役になると、『今もめてはいけない』と自重してきた人たちが石破氏に結集しかねない」と、党内対立の表面化を懸念する。(毎日新聞14年8月25日)』

* * * * *

 とはいえ、安倍首相にもメンツがあるだけに、今さら石破氏に他のポストを用意することは考えていないという。^^;
 
『安倍首相は周辺に「受けないというならやむを得ない」と話していて、石破氏が正式に辞退した場合、他の閣僚や幹事長など党3役には起用しない方針を固めたことがわかった。(NNN14年8月26日)』

『「完全な無役になったら、それこそ党で埋没してしまう」首相は周囲にそう語っている。石破氏が協力を拒めば他のポストを用意せず、存在感をそぐ構えのようだ。(産経新聞14年8月25日)』

 安倍陣営としては、石破氏を無役にすることで、逆に「石破潰し」をしてしまおうという思惑があるようなのだけど・・・。

『石破氏の幹事長続投を首相が受け入れる可能性は低いとみられる。石破氏があえて続投に意欲を示したのは「首相から降ろされた」という構図を演出し、対決色を打ち出す狙いがあるとの見方がある。自民党関係者は「石破氏は腹を決めた」と語った。(西日本新聞14年8月26日)』

 しかも、党内には、安倍首相&周辺の独善的な政権運営を好ましく思っていない議員や党員も少なからずいることから、もし安倍内閣の支持率が低下した場合には、アンチ安倍派が石破サイドに結集して、党内大抗争に発展する可能性も否定できない。(@@)

* * * * *

 石破氏は25日に出演したラジオ番組で、このような話をしたという。(・・)

『石破氏は幹事長として取り仕切った一昨年の衆院選、昨年の参院選と東京都議選を「いずれも勝たせていただいた」と実績を強調。10月の福島県知事選、11月の沖縄県知事選、来春の統一地方選を念頭に「地方できちんと勝てるようにして、初めて政権奪還が完成する。(敗北した)滋賀県知事選の反省も踏まえて勝てるようにしていくことは、私としてはやりたいところだ」と述べた。

 一部報道機関の世論調査で、石破氏の幹事長続投を望む声が自民党支持層の7割近くに上ったことにも触れ、「それにお応えできたらいいなという思いはある」と語った。

 一方、安保担当相については「(安全保障政策が)総理と100パーセント一緒です、という人が一番いい。そこは違います、と一言でも言えば国会は止まる」と述べ、辞退する考えを示した。
 第1次安倍政権末期に、首相に退陣を迫ったことにも言及。「一番苦しい時にそういうことを言った人間というのは、そんなにいい感情は持っていただけないかもしれない」と踏み込み、首相との間に感情的なしこりがあることを認めた。(2014/08/26付 西日本新聞朝刊)』

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 mewは、もしかしたら石破氏は、萩生田総裁特別補佐と会って、「安倍首相が安保基本法案を作る気があるのか否か」「幹事長留任の可能性があるのか否か」を確認。萩生田氏から「ない」と言われた(orその感触を受けた)ので、「じゃあ、先制パンチを打っちゃおう」と考えて、ラジオ番組で自分の率直な考えや思いを語ったのかな~と邪推したりもしているです。

 そもそも石破氏から見れば、首相が自分に安保担当相を打診すること自体、石破氏のアイデンテイティを蹂躙するような話で。実に失礼かつ心外なことだし。これもまた、「石破潰し」(石破いじめ?)の策なのではないかと警戒心を抱く部分もあったのではないかと察する。(・・)

 石破氏は、ラジオ番組の中でも『安全保障法制担当相を辞退する理由に挙げられている「国家安全保障基本法」の制定に関しては「党内で何十回も議論して法律を書き、(法案は)一昨年の衆院選の前に党議決定している」と述べ、自らの主張が正しいことを訴えた』という。(産経新聞14年8月25日)』

『「党にいるときは自説を曲げて政府に合わせてきたが、担当相になると、つらいところがあるのだろう」
 石破氏に近い鴨下一郎幹事長特別補佐は24日、フジテレビ「新報道2001」で、石破氏の胸の内を代弁した。集団的自衛権の行使容認などをめぐる安全保障政策で首相と意見が違うことから、安保担当相は受けられないというわけだ。

 石破氏の側近議員も「これ以上、本意でない政策に協力しては、首相に『ポスト安倍』への芽をつぶされる」と警戒感を募らせる。石破氏は来年の党総裁選に出馬する意向で、閣内で縛られるよりも自由な立場で動いた方が得策だと判断しているようだ。(同上)』

* * * * * 

 石破氏が首相との考え方の違いを強調して、安保担当相の就任を拒んでいることには、安倍首相周辺から批判の声が上がっているとのこと。<政治評論家の中にも、同じような批評をしている人がいるようだ。)

『石破氏が「安保政策の違い」を理由にしたことに、安倍晋三首相周辺は「今さらそんなことを言っても通らない」と反発。(毎日8.25)』
『首相に近い閣僚は「石破氏は集団的自衛権の行使容認を議論した与党協議会のメンバーなのに、合意内容に基づく安全保障関連法案の成立に協力しないのは無責任だ」と批判する。政策よりも政局的な動きだとして「国民から評価されない」(党幹部)との声も上がる。(産経8.25)』

 でも、党が決めた方針や公約を破って、好き勝手に無責任なことをやっているのは、安倍首相の方なわけで。客観的に見る限り、石破氏の主張の方が正当だろう。(・・)

 実際、自民党は12年衆院選公約、13年参院選政策集に「集団的自衛権の行使を可能とし、『国家安全保障基本法』を制定します」と明記しているわけで。
 そして安倍総裁&首相は、その公約の下に衆参院選を戦って政権を手にしたのであるから、本当なら、まずは公約通りに、安保基本法案の制定に努める必要があるのだ。(**)

(関連記事・『公約違反になる安倍の解釈改憲戦略&自公からも反発強まる』『安倍自民は、公約違反!~公約明記の安保基本法を作らず。一括審議も問題』)


* * * * * 

 この辺りのことは、以前から何度も書いているので、今回はざっと記すにとどめたいのだが。

 自民党は谷垣総裁の下で安保政策を検討した際に、集団的自衛権の行使容認をするために基本法案を作るという方針を党議決定。石破氏が中心となって安保基本法案の原案を作成し、政権をとったら国会に提出することになっていたのである。(・・)

 ところが安倍首相は、この党の方針、公約を完全にスル~して、7年前の前政権の時とほぼ同じ顔ぶれのブレーンを官邸に集めて、有識者会議を設置し、集団的自衛権の行使に関する諸事の議論を委ねることに。また、早い段階で安保基本法案の制定は見送り、個別法案の改正で対応する意向を示したのだ。^^;

 これを問題視した石破幹事長は、党内の講演や会見、著書などで「公約遵守」「安保基本法案の制定の重要性」を主張すると共に、公明党や野党も交えて慎重に議論をすることを求めていたのであるが。
 安倍首相はこれを不快に思い、党内のとりまとめや自公与党協議の座長を高村副総裁に委任。石破氏は半ばカヤの外に置かれることになった。
 閣議決定を行なった解釈改憲の文案も、高村副総裁と公明党の北側副代表の2人が主導して作ったため、石破氏はほとんど関与していないのが実情なのである。(~_~;)

<尚、一部メディアでは、安倍首相は集団的自衛権の行使を「限定容認」する立場であるのに対して、石破氏は集自権行使を「全面的に(or幅広く)」認める基本法案を作ろうとしているという点で考え方が違うと解説しているのだけど。それはチョット違うのではないかと思う。

 この件は、また機会があったら、ゆっくり書きたいと思うのだけど。安倍首相も石破氏も、できるだけ行使の範囲を広げたいと思っている点ではさほど変わらず。2人の考え方の大きな違いは、安倍首相が「政府解釈」だけで行使の要件を決めればいいと考えているのに対して、石破氏は「政府解釈」ではなく、ちゃんと国会の審議を経た上で、「法律」によって要件を決めるべきだと主張している点にあると思う。(・・)>

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 mewは、石破氏が政治家としてピュアな人だとは思っていないのだけど。

 ただ石破氏は、殊に安保軍事に関しては、幼少時から強い関心を抱いており、自他ともに「軍事オタク」と認めるほど、並々ならぬ熱意や研究者的なピュアさを有しているような部分があるし
 特に集団的自衛権に関しては、20年以上にわたって勉強や政策作りに取り組んでおり、「集団的自衛権は自分のライフワークだ」と公言しているほど。
 安保基本法をベースにした集自権の行使は、まさにその集大成とも言えるものであるだけに、それを実現したいという思いはめっちゃ強いし。政治家としても、軍事オタクとしても、そう簡単には譲れないという強~いこだわりがあるのではないかと察する。(**)

 それもあって、石破氏は安倍政権が発足してから1年半、首相が自分とは異なる内容&手法で、集団的自衛権の行使を容認しようとしていることに、激しいイラ立ちやストレスを覚えて来たのではないかと思うのだ。^^; 
 
 ところが、安倍首相は、今度は石破氏が安倍内閣の考え方や手法に反対であることを知りつつ、石破氏を安保担当相に起用しようとしているわけで。それは、石破氏から見れば、ある意味で「いじめ」や「嫌がらせ」に近いものがあるかも知れない。^^;

 もし安保担当相を引き受けたら、石破氏は国会の答弁で、自分の考えとは異なる(自分が正当だ、望ましいとは思っていない)政府解釈の中身やその場しのぎで行なう法改正案を、いかにも正しいものであるような感じで説明しなければいけない立場に置かれることになる。
 でも、石破氏にとって、持論と異なる答弁を行なうのは、かなり苦痛な&屈辱的なことに違いあるまい。(-"-)

 しかも、野党側は「自民党は公約に違反しているのではないか」「安保基本法案は作らないのか」と追及して来るはずで。石破氏は、ホンネとしては「公約違反だと思う」「自分も安保基本法案を作るべきだと考える」と答えたいところ。
 でも、もしそれを一言でも言ってしまえば、国会が大紛糾するのは必至で。それこそ石破氏がラジオで言ったように「国会が止まる」ことにもなりかねないだけに、それを思うと尚更に、安保担当相なんか引き受けたくないという気持ちになったのではないかと察する。(@@)

* * * * *

 また、安倍氏と石破氏は政治思想も異なることから、安倍内閣の一員になることに抵抗を覚えた面もあるかも知れない。(・・)

 あの田母神俊雄氏が先日、こんなツイートをしたことが話題になっているのだけど・・・。

『田母神俊雄 @toshio_tamogami ・ 8月22日
来月3日の内閣改造で石破茂氏の担当大臣就任でもめています。大臣になると来年の総裁選で安倍総理と戦いにくいことが理由のようです。しかし私は石破氏は総理にしてはいけない人だと思います。彼は靖国神社に参拝したことがないのです。これからも参拝しないと言っています。自虐史観どっぷりの人です

 田母神俊雄 @toshio_tamogami ・ 8月25日
石破幹事長はクリスチャンだから靖国参拝が出来ない、田母神の批判は的外れと言う人がいます。大平元総理もクリスチャンですが靖国参拝をしていました。靖国が宗教的施設とか言うことが的外れだと思います。英霊が祀られている場所に参拝できない総理などいらないと思います。日本人的宗教観が必要です。』

 石破氏は、かなりの「保守タカ派」であることは事実なのであるが。同氏は、安倍氏らのように戦後体制を否定する戦前志向&国家主義的な超保守思想は有しておらず。ふつ~の保守or新保守に近い思想の持ち主ゆえ、安倍首相が仲間たちと促進しようとしている安倍カラー的な外交、教育政策でも一致できない部分があるのではないかと思うのだ。^^;

<石破氏は、「第2次世界大戦は誤った戦争だった」「犠牲者がたとえ数人であろうとも、南京大虐殺は虐殺だ」と発言したこともあるとか。それも安倍首相&周辺に嫌われる一因になっているかもです。^^;>

* * * * *

 そして実は、自民党内には安倍氏ほどコアな超保守派の議員は、100人もおらず。安倍首相らがその思想ゆえに異常なまでに中国や韓国、北朝鮮を嫌悪、敵視して外交政策に支障が生じていることや、靖国参拝にこだわったり、愛国教育を推進したりしようとしていることに、疑問や不満を抱いている議員がかなりいるのが実情なのである。^^;

 また、アベノミクスと呼ばれる安倍首相の新自由主義的な経済、社会政策、農水政策を問題視している議員も少なくないと言われている。^^;

 それでも、これまでは安倍内閣の支持率が高かった上、アベノミクス効果による景気回復への期待も大きかったこともあって、議員たちの多くはその疑問や不満を公の場ではクチにできずにいたのであるが。
 もし安倍内閣の支持率がさらに下がり、アベノミクスもさして効果がないことが明らかになれば、安倍首相の政策に不満を訴える議員や地方支部、党員が増えるのではないかと思うし。
 石破氏が無役になって自由に活動できるようになれば、アンチ安倍派が同氏と協力して(公明党とも協力して?)「安倍おろし」に動く可能性が十分にある。^^;

<mew個人は、安倍おろしをした後、(自民党の支持率維持を考えて?)、野田聖子氏を日本初の女性首相にしようという動きが出たらいいな~と思っているのだけどね。(・・)>

 でもって、そのような可能性を拡大するには、やはり安倍内閣の支持率をダウンさせること&地方首長選で安倍自民党の候補を負けさせることが必要なわけで。
 そのためにも、このブログで、どんどん安倍政権の問題点をアピールして行かなければと張り切っているmewなのだった。(@@)
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by mew-run7 | 2014-08-26 16:52 | (再び)安倍政権について | Trackback(1)

プーチン来日で、安倍を揺さぶるロシア+NATO出陣で新東西冷戦に突入か


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【*1、*2などの関連記事は、記事の最後にあるMoreの部分にあります。】

 これは、『安倍の災害対応に野党の批判強まる+ロシアの報復制裁で、対ロ関係さらに悪化』(以下、前回の記事)のロシア外交に関する部分の続報になるのだが・・・。

 安倍首相は、プーチン陣営の戦略に揺さぶられて、またまた困ったちゃん状態に陥ることになりそうだ。_(。。)_

 安倍首相は、今政権ではプーチン大統領との関係強化に努めており、1年の間に5回も首脳会談を実現。プーチン大統領を今年秋に日本に国賓待遇で招聘することを申し出て、了承を得ている。(・・)

 首相としては、大領領の来日の際にロシアと平和友好条約を結び、北方領土の返還を実現すると共に、日ロの安保関係を強化して、対中包囲網を築くことを大きな目標にしていたのであるが。
 ところが、今年2月にロシアが本格的にウクライナに介入、7月にはウクライナで親ロ派がマレーシア機を撃墜したことから、その計画が大きく狂うことに。(>_<)

 しかも、ロシアは、日本が事前に中止を要請していたにもかかわらず、今月12日から北方領土で大規模な軍事演習を強行したことから、安倍首相もこれには不快感を示し、さすがに大統領の来日をあきらめざるを得ないような感じになっていたのだ。(~_~;)

 ところが、昨日になって、ロシアのラブロフ外相が、今秋に予定されているプーチン大統領の訪日の予定を見直していないと語ったというのである。(@@)

『ロシアのラブロフ外相は25日、モスクワでの記者会見で、プーチン大統領の日本訪問について、「大統領は招待を受け入れた。日本側が時期を確認している」と述べ、「今年秋」で合意した訪日の予定を現時点では見直していないことを明らかにした。

 ラブロフ外相は「我々は日本との関係とウクライナでの衝突を結びつけていない」と強調した。ただ、ウクライナ情勢を巡り、日露両政府はそれぞれ制裁措置を発表。プーチン氏の訪日準備となる岸田外相のロシア訪問の見通しも立っておらず、今秋の訪日は困難との見方が広がっている。(読売新聞14年8月25日)』

* * * * *

 欧米G7諸国は、2月にロシアがウクライナに本格介入したことや7月に親ロ派がマレーシア機を撃墜したことを強く批判。
 安倍首相はホンネではロシアとの関係を維持したかったのではないかと思うのだが。G7の一員として欧米諸国に足並みを合わせて、ロシアG8のボイコットをしたり、2度にわたる制裁を行なったりした。(・・)

 この日本の対応に対して、ロシア側は日本を「非友好的で近視眼的な措置」「米国追随」だと批判。大統領来日や北方領土返還の打ち合わせを行なっていた日ロ外務次官級協議の延期を通知して来た上、日本に対して報復制裁を発動することに。^^;
 さらには、8月12日から北方領土で大規模な軍事演習を強行したのである。(@@)
 
* * * * *

『ロシア外務省は5日、日ロ間の懸案の北方領土問題を話し合う外務次官級協議を延期したと発表した。日本政府が同日にロシアへの追加制裁を発動したことに反発し、「会合を開くことは適当ではない」と指摘した。ロシアは追加制裁が解除されない限り、領土交渉を凍結する構え。今秋に計画されるプーチン大統領の日本訪問が一段と不透明になった。
 日ロは外務次官級協議を8月下旬にモスクワで開く方向で調整していた。ロシア外務省の報道官のザハロワ情報局次長は「反ロシアの追加制裁」が採択されたため延期したと説明した。日本側にも通知したとしている。

 日本とロシアは2013年4月の首脳会談で、平和条約交渉を再開することで合意した。両国の外務省に、平和条約締結の前提となる北方領土問題について「双方に受け入れ可能な解決策」をつくる協議を加速するように指示。杉山晋輔外務審議官とロシアのモルグロフ外務次官が今年1月末、2回目の次官級協議を開いていた。

 プーチン大統領の訪日では経済分野だけでなく、政治面でも成果が求められる。安倍政権もプーチン氏の訪日時に北方領土問題を前進させることを目指していたが、追加制裁を解除しない限り、難しい状況だ。プーチン大統領の訪日の実現自体が問われる事態になり、日ロ関係が停滞、悪化する恐れも出ている。

 プーチン大統領は5月、日本がウクライナ問題で欧米の対ロ制裁に加わったことを「驚いて聞いた」と不快感を表明。「我々には(平和条約交渉の)用意があるが、日本には用意があるのか」と疑問を投げかけていた。ロシア外務省も日本の対ロ制裁に「2国間関係全体に損失をもたらす」と反発を強めていた。(日経14年8月5日)』

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 安倍首相は、親ロ派がマ機撃墜しても尚、プーチン大統領との対話を重視する姿勢を示し、大統領の来日実現に未練を残していたのであるが。
 さすがに、12日からの北方領土の軍事演習については「到底受け入れることはできない」として、早速、外交ルートで抗議を行なうことを指示したとのこと。^^;
 また、菅官房長官も大統領来日が実現困難になりつつあることを示唆していた。

『菅義偉官房長官は15日午前の記者会見で、ロシア軍が北方領土を含む極東地域で演習を行ったことについて「北方四島に対するわが国の法的立場は明らかだ。断じて容認できない」と批判した。プーチン大統領の今秋の来日については「何ら決まっていない。種々の要素を判断しながら検討したい」と述べるにとどめた。(時事通信14年8月15日)』 

* * * * * 

 mewは、もともと安倍首相があのプーチン大統領と異常に接近していたことを望ましく思っていなかったし。
 また、特にロシアのウクライナ介入後は、プーチン大統領と一線を画し、今秋の日本招聘もあきらめるべきだと考えている。(・・)

<っていうか、本来なら、日本政府はマ機撃墜や次官級協議延期の時点で、ロシア側に来日の延期か中止を伝えるべきではなかったかと思うんだよね。(`´)>

 もし日本政府が今秋、プーチン大統領を国賓として招聘し、平和友好条約を締結することになれば、欧米諸国が日本を強く批判することは間違いない。(-_-)
 
 欧米諸国は、ロシアが他国を武力や策略によって侵奪する行為を日本が許容、是認したとみなすだろうし。またG7の足並みを乱して、独自に単独で接近したことに不信感を募らせることだろう。(~_~;)

 また米国は、先月辺りから様々なルートを通じて、安倍内閣にプーチン大統領の招聘を見送ることを要請していることから、もし安倍首相がプーチン招聘を強行すれば、日米関係がまたまた悪化するおそれも大きい。^^;

* * * * * 
 
 そんな中、ロシア側が敢えてここで、プーチン大統領の来日の話を持ち出して来たのは、日本が完全にロシア切りをして欧米側につくことを防ぐために、安倍首相の心を揺さぶる意図があってのことではないかと察する。^^;

 実のところ、安倍首相は、ウクライナ問題にはさして関心がないのである。(~_~;)
 中国の「力による現状変更」を批判している手前、またG7の一員として欧米と歩調を合わせる必要性もあって、止むを得ず、制裁措置に付き合っているものの、mewは、安倍首相がまともにロシア批判をしたのをきいたことがない。(・・)

 しかも、安倍首相は低下しつつある内閣支持率を挽回するために、この秋にも北方領土の返還や北朝鮮の拉致問題解決を行なって、国民の注目や支持を高めたいという思いが強い部分があるわけで。<真偽のほどは不明だが、北朝鮮が急に拉致問題に協力的な姿勢を示すようになった背景には、ロシアの関与があったという話も。>

 mewには、プーチン大統領が、安倍首相に「本当に来日の計画を中止していいのか? 北方領土返還の話は(拉致問題の解決の話も?)ご破算にしてもいいのか?」と問いかけ、優柔不断な首相の心を揺さぶって、圧力をかけようとしているのではないかな~と思えるのである。(@@)

<上の記事に出ていた『「我々には(平和条約交渉の)用意があるが、日本には用意があるのか」と疑問を投げかけていた』というのも、そういうことだよね。>

~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~

 プーチン大統領は、できれば安倍首相&日本を欧米から分断して、自分の方に取り込みたいと考えているのだ。(・・)

 というのも、いよいよ「欧米vs.ロシア」の「新東西冷戦時代」が本格的に幕開けすることになりそうだからだ。(-"-)

 欧州の独仏などは、ロシアとは天然ガスの輸入をはじめ貿易、経済関係が深いことから、ウクライナ介入後も、当初は、話し合いによる解決の道を模索していたのであるが。しかし、7月のマレーシア機撃墜で、欧州の国民の被害者が多数出たことから、ロシアへの批判、敵対意識を強めることに。

 欧米諸国で構成されているNATO(北大西洋条約機構)は、ロシアがウクライナ危機で軍事的圧力を強めているのに対抗し、72時間以内に数千人規模で展開できる「速攻部隊」(仮称)を創設する方針を固めたという。 (゚Д゚) 

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『北大西洋条約機構(NATO)は、ロシアがウクライナ危機で軍事的圧力を強めているのに対抗し、72時間以内に数千人規模で展開できる「速攻部隊」(仮称)を創設する方針を固めた。9月初めの首脳会議で合意する。
 ロシアと国境を接するバルト3国、ポーランドなどの加盟国に小規模の司令部を設置。兵器や弾薬などの前線補給拠点も新設し速攻部隊を支える。今春のウクライナ危機以来、NATOが集団的自衛権に基づく共同防衛強化の具体策をまとめるのは初めて。(中略)

 NATOは冷戦終結後、域外での紛争介入に力を入れてきたが、ロシアの脅威に対抗するため、原点の集団自衛の強化を図った。(毎日新聞14年8月25日・全文*1に)』

 当ブログでは、これまでに何度か「欧米vs.ロシア」の「新東西冷戦時代が始まりつつある」という話を書いているのであるが。
 もしNATOがこのような集団的な安保軍事体制をとって、ロシア包囲網を築こうとしたならば、まさに「新東西冷戦時代に突入する」と言っていいかも知れない。(~_~;)

* * * * * 

 ちなみに、安倍首相は前政権の時からNATOと集団安保体制をとることを望んでいて。今年5月にNATO本部を訪れた際にも、NATOを「必然のパートナーだ」として連携をアピールしたばかり。(しかも、中国を名指して批判した上でね。^^;)

『欧州6カ国を歴訪中の安倍晋三首相は6日午後(日本時間同日夜)、最後の訪問国であるベルギーのブリュッセルに到着。北大西洋条約機構(NATO)本部を訪れ、NATOの主要意思決定機関である北大西洋理事会で演説した。首相は「世界の平和のため、これまで以上に積極的な役割を果たす意思と能力がある」として、集団的自衛権など安全保障法制の見直しに取り組む日本の姿勢に理解を求めた。(中略)

 首相は自身が掲げる「積極的平和主義」について「揺るぎない平和国家としての歩みを礎に、これまで以上に世界の平和と繁栄に強くコミットする」と説明。その上で、基本的価値観を共有するNATOは「必然のパートナー」だとして、関係を強化する考えを示した。
 また、アジア太平洋地域の安保環境は「一層厳しさを増している」と強調。北朝鮮の核・ミサイル開発を「国際社会全体にとって重大な問題だ」と非難するとともに、中国に対しても、名指しで「対外姿勢、軍事動向は国際社会の懸念事項だ」と指摘した。(産経新聞14年5月7日)』

<もし集団的自衛権の行使の法整備が終わってたら、日本もNATOのパートナーとして、自衛隊を出すことを求められていたのではないかと。また、安倍首相が世界の軍事的リーダーの仲間入りや対中防衛をしたいがために、それに応じたのではないかと思うと、ぞ~っとさせられてしまうです。(>_<)>

* * * * * 

 ロシアのラブロフ外相は、ロシアが「解決に向けて努力する用意はできている」と発言。
 ウクライナへの支援物資の搬送を継続することや、26日にプーチン大統領とウクライナのポロシェンコ大統領との会談が予定されることなどを挙げて、欧米をけん制しているような感じがあるのだが。
 ウクライナや欧州諸国は、ロシアに対する不信感、警戒感をさらに強めている様子。(~_~;)

 しかも、24日にウクライナの親ロ派兵士が、政府軍の捕虜を虐待するような行為をしていたことが判明したため、欧米のロシア批判がさらに強まるおそれが大きい。<ジュネーブ条約に違反している可能性があるので、世界各国から批判を浴びるかも。(-"-)>

『ウクライナ東部のドネツク、ルガンスク両州で政府軍との戦闘を続ける親露派武装勢力は24日、拠点とする大都市ドネツクの中心部で捕虜の兵士ら約100人を無理やり行進させる示威行動を行った。タス通信が報じた。ウクライナ独立記念日に合わせ、自陣営の劣勢を否定する意図とみられる。捕虜虐待行為として国際的な非難を浴びそうだ。
 現地の目撃者によると、捕虜は後ろ手に縛られ、銃を持った親露派戦闘員によって強制的に市中心部を歩かされた。周囲の住民の一部は捕虜へ石や卵を投げつけたという。(毎日新聞14年8月245日)』

『ロシアのラブロフ外相は25日、モスクワでの記者会見で、ウクライナ東部ドネツク中心部で24日、親ロシア派武装集団が捕虜にしたウクライナ軍兵士を無理やり行進させたことについて「映像を見たが、侮辱を思わせるような点はなかった」と述べた。
 銃を突きつけ公衆の前で兵士を行進させたことについて、捕虜に対する人道的な待遇を定めたジュネーブ条約に違反するとの批判が出ているが、問題ないとの見解を示した。(読売新聞14年8月25日)』  
 
* * * * * 
 
 mewは、安倍首相個人が、欧米から不信感を抱かれるのは一向に構わないのであるが。<それがもとで、首相の座を追われることになれば、尚よし?>

 ただ、ひとりの国民として、日本という国が武力にものを言わせて、他国にどんどん侵略したり、住民の生命や権利を侵害したりするような国を支持していると思われるのは心外だし。日本の国や国民の利益にもならないとも思うわけで。
 安倍首相には、今度こそ「こうもり」になることなく、1日も早くプーチン大統領の来日延期をビシッと伝えることを決意して欲しいと願っているmewなのだった。(@@)
                           THANKS

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by mew-run7 | 2014-08-26 04:24 | (再び)安倍政権について | Trackback

安倍暴走で、共産党が躍進+実弾3.5億円の自衛隊演習&防衛予算も過去最大に

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【*1、*2などの関連記事は、記事の最後にあるMoreの部分にあります。】



 久々にMYミスで、昨夜、ほぼ書き終えていた記事の原稿を消してしまったですぅ。 (ノ_-。)
 <仕事の資料も行方不明に。最近、夏バテでポケポケなんですよね~。_(。。)_>

 ・・・というわけで、今回は、この週末に気になった記事をいくつか・・・。

 安倍首相の最大の目標の一つは、日本を経済的だけでなく、軍事的にも(中国に打ち勝って)アジアのTOP国、世界のリーダーにして、「強い日本を取り戻す」こと。(-"-)
 7月には、ついに集団的自衛権の行使の解釈改憲も実現し、イケイケ・モードにはいりつつある。
(~_~;)

 昨日は、静岡にある東富士演習場で、陸上自衛隊の「富士総合火力演習」が行なわれ、一般公開されたのだけど。
 敢えて「敵に占領された離島を奪回する」との想定で、空自、海自と共に統合作戦を展開。戦車の砲撃や迫撃砲やらを撃ちまくって、何とたった何時間かの間に、実弾を過去最高の約44トン(3億5千万円相当)を使ったとか。(@@)
 この訓練は昔から行なわれているものなのだけど。今回は、国内外に向けての大規模なデモンストレーションを行なう目的もあったように思われる。^^;

 TVのニュースでその映像を見た人もいるのではないかと思うのだが・・・。

 軍事が好きな人は、こういう光景を見るとワクワクするのかも知れないけど。mewなんかは、あまりの凄まじい光景にギョ~ッとさせられてしまうところが。^_^;
 一体、日本はどうなって行くんだろうと、不安や危惧感がますます募ってしまったです。(-"-)
  
* * * * *

『陸上自衛隊による国内最大規模の実弾射撃訓練「富士総合火力演習」が24日、静岡県の演習場で一般公開された。
 演習は、敵に占領された離島を奪還することを想定して行われ、陸海空自衛隊員、およそ2,300人、戦車・装甲車、およそ80両などによる統合作戦訓練の様子が披露された。
敵の部隊の陣地に向けて、最新鋭の「10式戦車」などが砲撃を行うと、来場者から歓声が上がった。
 およそ2万9,000人の一般来場者が、演習の様子を見守り、小野寺防衛相と自民党の石破幹事長も視察に訪れた。(FNN14年8月24日)』

『毎年、一般公開されている実弾射撃訓練はこの演習のみで、陸自によると公募枠(約5500人)に約13万3000件の応募があった。隊員約2300人と戦車など約80両、火砲約60門、航空機約20機が参加。弾薬約44トン(約3億5000万円相当)を使用した。
 離島奪還訓練には空自のF2戦闘機、海自のP3C哨戒機も参加。ヘリコプターで運ばれた隊員と車両が展開したり、りゅう弾砲などの援護を受けながら戦車や装甲車が前進したりする様子などが再現された。(毎日新聞14年8月24日)』

『演習は、離島が敵に占拠されたとの想定で、上空から攻撃ヘリコプター「アパッチ」が援護射撃を行う中、上陸部隊が次々とロープを使って離島に見立てた演習場に降下した。そして、戦車部隊などとともに敵を撃退し、島を奪還するまでの一連の作戦が披露された。(NNN14年8月24日)』

『訓練は、昨年12月に閣議決定された「防衛計画の大綱」と、これに基づく中期防衛力整備計画(中期防)を踏まえ(1)部隊の事前配置(2)機動展開(3)奪回―の3段階に分けて実施。海洋進出を活発化させる中国などを意識し、離島防衛強化をアピールする狙いがある。(共同通信14年8月24日)』
 
* * * * *

 おまけに先週には、こんなニュースも。防衛省が来年度の予算で、こちらも過去最大となる5兆545億円を要求する方針を固めたというのである。(-_-;)

『防衛省の2015年度予算の概算要求総額は、米軍再編経費などを含めて5兆545億円で、今年度予算と比べて3.5%増え、3年連続の増額となる。中国を念頭にした尖閣諸島などの離島防衛の強化が柱で、オスプレイを配備する佐賀空港周辺の土地取得費や、長崎県に作る「水陸機動団」の拠点整備などに約190億円を計上する。

 さらに、最新鋭ステルス戦闘機「F35」を6機購入するため1139億円を計上した他、具体的な機体数の明記は見送ったものの、オスプレイをはじめ無人偵察機「グローバルホーク」や早期警戒管制機、水陸両用車も購入する方針。(NNN14年8月20日)』

* * * * *

 mewは、日本の国民を守るための防衛力を整えること自体に反対する気はないのだけど。
 
 でも、安倍政権は単に国土の防衛にとどまらず、「戦争をする(他国に武力を行使する)」ことを念頭に置いて、日本の軍事力を高めることに力を入れているわけで。
 安倍内閣、防衛省もここぞとばかりに、アレもコレも買いまくろうとしている(&対中防衛への協力を仰ぐために、米国にさらにお貢ぎをしようとしている?)感じが・・・。(~_~;)
 
 ただ、大震災の復興も原発事故の対応もなかなか進まず。いまだに景気回復を実感できず、経済的に困窮している人、老後の生活に不安を抱えている人が少なからずいるというのに・・・。
 消費税だけでなく諸税も上がって国民の負担が増える中、それが軍事予算の増加に回されてしまうことに疑問を覚える人が少なからずいることだろう。(-"-)
<mewはイヤだね。(`´)>

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 そんな中、共産党が支持率を伸ばしているという。(**)

 昨日、たまたまフジTV系「報道2001」の最後の方を見たら、共産党の政党支持率が5.2%もあって。野党1位だった民主党の5・8%とほとんど変わらなかったので「わお!」と思っていたのだけど。 (・o・)

 産経新聞によれば、共産党は、この1年で、党員が5100人も入党。党機関紙の「赤旗」も1万2千部増えて躍進中であるとのこと。(@@)

 mewも、このブログで「党首討論に志位委員長が出ればいいのに」とか、国会審議で共産党の議員の質疑に感心させられたことを書いたりすることがあるのだが。
<共産党の志位氏や議員は、しっかりして勉強して、理詰めで首相や閣僚を追及して行くので、首相や閣僚が馬脚をあらわしやすいのよね。"^_^">

 安倍政権が極端に右傾化、新自由主義化している今日・・・。
 維新や次世代、みんななどの与党寄りの野党は頼りにならず。民主党も、少しずつ変貌しつつあるものの、まだ中途半端な感じが否めず。(生活、社民は残念ながら存在感を示せずにいるし。)
 となると、やっぱ共産党に頑張ってもらって、安倍自民党に正面からしっかりと対峙して欲しい、その暴走を止める役割を担って欲しいと願う人が増えて行くのも頷けるところがある。(・・)

<共産党が、以前より現実的な感じになっていること、若い人たちにも党の意見をアピールする努力を続けていることも、党躍進の大きな要因になっているかも。参院選の時も、若い候補を擁立したり、漫画的なゆるキャラとか使って政策をアピールしたりしていたし。(++) 『共産党がゆるキャラも活用して躍進中+オスプレイがあなたの街にもやって来る』>

* * * * *  
  
 で、産経新聞が24日に『安倍政権の「暴走」に感謝?! 共産が空前の党勢拡大』なる記事を載せていたので、それをアップしたいと思うです。

『日本共産党創立92周年の記念講演で、安倍政権を激しく批判する志位和夫委員長=7月15日、東京都新宿区の日本青年館
日本共産党創立92周年の記念講演で、安倍政権を激しく批判する志位和夫委員長=7月15日、東京都新宿区の日本青年館

 日本共産党が党勢拡大に向けて全党に号令をかけた党創立92周年をめぐる「躍進月間」(5月15日~7月31日)で、「空前の前進」(党関係者)を果たした。集団的自衛権の行使容認はじめ安倍政権の政策をことごとく「反動的暴走」と決めつけ、それにブレーキをかけようと喧伝(けんでん)するキャンペーンが奏効したとみられる。しかし裏を返せば、党勢拡大を続けるには同党がいう「暴走」を安倍政権に続けてもらわなければ困るわけだ。

「還暦」の志位委員長も“カンゲキ”?

 「わが党の指導部は安倍晋三首相に足を向けて眠れないのではないか…」

 ある共産党関係者はこの夏の党勢拡大運動の「成果」に関し、こんな本音をもらした。つまり、躍進は「安倍政権のお陰」ということらしい。

 党員5100人入党、党機関紙「しんぶん赤旗」読者1万2千部増-。8月3日に党本部で行われた幹部会で報告された躍進月間の「成果」は、「過去のこうした党勢拡大運動ではありえなかった前進」(党関係者)だという。

 これに志位和夫委員長ら指導部は「三つの確信」を得たと小躍りした。いわく(1)党を大きくする客観的条件が存在する(2)主体的にも強大な党づくりの事業をすすめる条件がある(3)党の事業を世代的に継承する大きな展望をつかんだーと。

 直前の7月29日に還暦を迎えた志位氏にすれば、この躍進は何ものにも代え難い「還暦祝い」となったことだろう。共産党関係者によると、志位氏は還暦の誕生日当日に党所属国会議員の議員会館の事務所を「還暦になりました」と、わざわざあいさつ回りし、秘書にも声をかけたという。躍進月間の数字を事前にある程度把握していたのか、とにかく上機嫌だったらしい。

なにせ平成12年に委員長に就任して以来、苦節14年だ。昨年の東京都議会議員選挙と参院選で「委員長として初の躍進」を果たした後も、風の吹き加減で党勢が一変する他の野党との「違い」を前面に打ち出し続け、「ぶれない野党」のイメージが無党派層にも定着してきたことが自信になっているようだ。

 24日に発表されたフジテレビの「新報道2001」の世論調査(首都圏)での政党支持率をみると、共産党は5・2%で、野党では民主党(5・8%)に次いで2位に入った。与党の公明党(3・4%)よりも上位にあり、他の野党のみんなの党(0・8%)、社民党(0・8%)、生活の党(0・4%)、次世代の党(0・4%)、日本維新の会(0・0%)、結いの党(0・0%)を大きく引き離した。共産党が「奇妙な自信」をもってもおかしくないのだ。

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独善的スローガンの「自共対決」

 志位氏はこのところ「『亡国の政治』と決別し、未来に責任を負う新しい政治を」と訴える一方、集団的自衛権行使容認や特定秘密保護法、原発、消費税、米軍基地問題などをあげつらい、「安倍政権の暴走」に歯止めをかける国民運動のうねりを高めようと声高に叫んでいる。

 1月に静岡県熱海市の党員研修施設「伊豆学習会館」で開いた第26回党大会でも、志位氏は安倍政権の集団的自衛権容認の動きをとりあげ、「海外で戦争する国づくりの野望だ」と繰り返し批判した。

 共産党指導部の狙いはどこにあるのか-。それは「平和」を叫びながら、安倍政権の現実路線を奇貨として“戦争前夜”のムードを無用に煽ることで、自民党を支持する保守層の一部や無党派層をも「統一戦線」に取り込んでいく戦略が見え隠れする。

志位氏は「共産党が自民党への批判を託せる唯一の政党だ。『自共対決』時代が本格的に始まった」と強調しつつ、「有害で危険極まりない。戦後の保守政治が掲げてきた諸原則すら否定する右翼的反動的な立場だ」などと、おどろおどろしい表現で安倍政権攻撃を続けている。

 むろん、共産党がどれだけ「自共対決」を唱えようが内実は独善的なスローガンにしか受け取れない。「天皇制さえ公式には認めず、日米安保条約廃棄を叫ぶ共産党は自民党の好敵手になり得ない」(共産党ウオッチャー)からである。

「赤旗まつり」の目玉は八代亜紀

 それでも志位氏は8月3日の幹部会で「開始された前進を絶対に中断することなく、さらに大きな発展を」と、こぶしを振り上げた。躍進月間に、梅雨にも暑さにもめげず奮闘した党員の努力は認めなければならない。だが党員にしても赤旗読者にしても、瞬間風速的に増えた側面もあることは完全には否定できないからだろう。

 共産党関係者によれば、党指導部は9月にも予定している党中央委員会総会を経て、11月1~3日に都内で4年ぶりに開く「第41回赤旗まつり」に向けて党勢をさらに前進させ、来春の統一地方選で大躍進を果たすという青写真を描いているという。

 赤旗まつりの目玉は、『雨の慕情』や『舟歌』のヒット曲で知られる女性演歌の大御所、八代亜紀さんの歌謡ショーだ。「赤旗まつりに招く芸能人では過去最高の大物」(共産党関係者)と鼻息が荒いが、党がターゲットにする無党派の若年層が八代亜紀さんに食いつくかどうか疑問ではある。

だが「数百万の破格のギャラを用意した」(党関係者)というから、力の入れようは相当なものだ。当然「費用対効果」を計算してのことだろう。

 かくして共産党は硬軟織り交ぜた戦略で、党勢拡大を持続していくことに血道を上げている。しかしその大前提となるのはやはり、安倍政権に、共産党が言う「暴走に次ぐ暴走」を続けてもうことではないか。

 政党に限らず組織というものは往々にして、格好の「敵」をつくり、それを糧にして強化、拡大していくものだ。共産党が目をつけたのが、安倍政権なのである。ゆえに共産党にとっては渡りに船といえる安倍政権の「暴走」に対し、同党が真剣にブレーキをかけたいと考えているとは思えない。

 現に党内からは「安倍政権が安全運転に徹すると攻め手をなくす」(関係者)という声が聞こえてくる。党勢拡大の帰趨(きすう)は安倍政権の「暴走」“頼み”ということなのだろう。

 しかしそれ以前に、衣の下に鎧(よろい)をまとった革命政党が党勢拡大にどれだけ躍起になろうが、おのずと限界があることは言うまでもない。(政治部編集委員)(産経新聞14年8月24日)』

* * * * *

 共産党は、野党の中では、独自路線を歩んでいるところがあるのだけど。<その頑なさが、共産党の長所でもあるのだけど。でも、時にはマイナス要素になることも。>
 でも、沖縄知事選では、他の野党と共闘して、「辺野古反対派」の候補を支援する予定だというし。国会対応でも、政策の合う部分では、協力する姿勢を示しているとのこと。

 今はまさに「日本がアブナイ」時であるだけに、できる限り他の野党とも共闘して、安倍政権打倒のために頑張って欲しいと強く願っているmewなのだった。(@@)

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by mew-run7 | 2014-08-25 14:10 | Trackback