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稲田の辞任は予告済みbut玉虫色の監察結果に、納得行かず+安倍の責任も要追及

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 あえて言わせていただきたい。・・・私は昨年の内閣改造で、安倍首相が稲田朋美氏を防衛大臣に任命したのを知った時から、「安倍首相は人事で最大のヘボ・ミスを犯した」「稲田はいずれ問題を起こすに違いない」と予知、予言していた。<いくつかの場所で「mewさんの言う通りになったね~」と言われて、「でしょ、でしょ」と自慢してたりして。(^-^)>

 それこそ昨年の8月6日(内閣改造の3日後)に、『安倍っ娘の超保守・稲田が防衛相、首相になるなんて。問題起こす前に退任を』という記事をアップしたほどだ。(**)

 だって、稲田氏がいくら安倍首相からごヒイキにされているとしても。稲田氏が、超保守マドンナとして新興宗教の布教者みたいに、アブナイ「超保守思想」を唱えるのはお得意だとしても・・・。
 稲田氏には、重要閣僚として仕事や答弁を行なう素養や資質もないし。しかも、特に安保軍事に関する知識は(下手するとmewよりも?)乏しいんだもん。(ーー)
 だから、きっと防衛大臣問題ある言動を繰り返し、安倍首相の足を引っ張るに違いないと考えていたのである。(++)

 案の定、稲田防衛大臣は次々と問題ある言動を行ない、早い段階から与党内や防衛省内からも「辞任」をとの声が出ていたのだけど。(問題言動はあまりにたくさんあるので、ここでは略。)

 結局、1年近く粘った末、昨日、稲田氏が防衛大臣を辞任することになったわけで。つい「やっぱ、案の定だわね~。うふふ。^m^」と(ほくそ)笑みが止まらなかったりするmewなのである。(・・)

<本人も早く辞めたかったにもかかわらず、安倍首相が、自己保身と稲田氏の今後のことを思って、辞めさせてくれなかったのかも知れないけどね。^^;>

* * * * *

 ただ、昨日28日に防衛省が発表した「南スーダンPKO部隊の日報隠し」に特別防衛監察の調査結果には、納得が行かない部分が大きい。

 こちらも案の定で、昨日の記事でも懸念したように、稲田防衛大臣が防衛省や陸自の幹部から「日報隠しの報告」を受けていたのか否かという点については、事実が明らかにされずに終わってしまったからだ。(-"-) 

 防衛省と陸自の幹部は、13日と15日に稲田大臣に陸自の日報の取り扱いについて「説明した」と。しかも、そのやり取りの中で「陸自における日報データの存在について何らかの発言があった可能性は否定できない」というのである。(・・)

 でも、監察の調査では、1・「データの存在を示す書面を用いた報告がなされた事実や、非公表の了承を求める報告がなされた事実はなかった」と。2・防衛相により公表の是非に関する何らかの方針の決定や了承がなされた事実もなかった」と結論づけているのだ。(-"-)

<う~ん。ってことは、1・「データの存在を示す書面を用いない(=口頭とかの?)報告はあった」「了承は求めなかったけど、非公表にするという報告はあった」と。2・「公表の是非に関わらない何らかの方針の決定などはあった」と解釈していいのかな?(・・)>

 ちなみに、FNNが報じた陸自関係者の直筆メモ(13日の会合分)には、このように記されている。

『稲田防衛相は28日も、「報告はされなかった」と主張したが、FNNが入手した防衛省内部のメモでは、問題発覚前の2月13日に開かれた会議で、稲田防衛相が日報データが残っていたと報告を受けている様子が、克明に記されている。

辰巳統幕監部総括官「破棄漏れがある」
稲田防衛相「7月7日から12日のもあったということ?」
湯浅陸幕副長「データは、あったかというとあった」
稲田防衛相「あした、なんて答えよう」(FNN17年7月28日)』(「あした」は、「あしたの国会」という意味。)

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 陸自と防衛省の幹部は、15日にも稲田大臣に説明(実際は報告?)したと証言しているのだが。こちらの調査結果も、わけのわからない文が記されている。(~_~;)
<13日の分と合わせて、アップ。>

『5)対外説明スタンスの継続(17年2月)

 2月15日、事務次官及び統幕総括官は、陸幕長等からCRF司令部に日報データが存在するが、行政文書として管理されているか不明であるなどの説明を受けた。その後、事務次官は当該データを個人データと認識し、陸自の日報の状況を確認せず、防衛省として日報を公表しているので情報公開法上の対応としては問題ない旨の対外説明方針を示した。また、防衛相に対し、日報に係る論点について上記応答ぶりが説明され、了承された。その際、事務次官及び統幕総括官から、陸自に日報が存在することについては触れられなかった。そのため、陸自の日報の状況を確認することにより、対外説明スタンスを変更する機会があったにもかかわらず、陸自において日報は適切に取り扱われているとの対外説明スタンスを継続したことは不適切である。

 15日の打ち合わせに先立つ13日、統幕総括官及び陸幕副長が防衛相に対し、陸自における日報の取り扱いについて説明したことがあった。その際のやり取りの中で、陸自における日報データの存在について何らかの発言があった可能性は否定できないものの、データの存在を示す書面を用いた報告がなされた事実や、非公表の了承を求める報告がなされた事実はなかった。防衛相により公表の是非に関する何らかの方針の決定や了承がなされた事実もなかった。

 15日の打ち合わせ後、事務次官、陸幕長、大臣官房長、統幕総括官が防衛相に対し、陸自における日報の情報公開業務の流れ等について説明した際に、日報データの存在について何らかの発言があった可能性は否定できないものの、書面を用いた報告がなされた事実や、非公表の了承を求める報告がなされた事実はなかった。防衛相により公表の是非に関する何らかの方針の決定や了承がなされた事実もなかった。』

* * * * *

 そもそも特別防衛監察とは、「防衛大臣の直轄組織である防衛省の防衛監察本部が、防衛省・自衛隊の全組織に対し、職員の職務執行の適正を確保するために独立した立場で行う監察業務」で。
 防衛大臣の下で大臣の命によって、省職員と外部の検事や公認会計士などが調査を実施するものであって。もともと大臣や防衛省幹部は、調査の対象外であるとのこと。^^;

 今回は、世間の目がうるさいので稲田大臣や次官クラスなども聴取に協力したのだが。大臣直属の監察官が、あえて厳しい目で大臣の発言を吟味するとも思えず。(~_~;)

 この件に携わった防衛省と陸自の幹部らは、最初から、監察官の聴取に対して「稲田大臣に報告した」と証言していたようなのであるが。稲田大臣が国会や会見でも、聴取にも、ひたすら「報告を受けたという認識はない」と言い張るものだから、監察官も困ってしまったようで・・・。

 防衛省側の「説明した」という証言を完全に無視するのもマズイことから(さらなる反乱が起きるかも知れないし)、それはとりあえず、書き込んでおいて。で、「大臣も何か言った可能性がある」「でも、書面の報告はない」と、もはや苦し紛れというしかないが、稲田大臣が「ウソつき」と批判されないような表現の仕方をしたのではないかと察する。(-_-)

* * * * *

 ただ・・・まだ、色々な記事をざざっとしか読んでいないので、細かくチェックしていないのだけど。 

 確か稲田大臣は、国会で「2月15日には国会の打ち合わせのために防衛省幹部と会ったけど、日報に関して協議する会合は行なっていない」と言っていたはず。(・・)

 けど、この調査結果では、稲田大臣は、少なくとも13、15日に陸自幹部らと会ったことや、日報について何らかの話をした可能性があることは否定していないわけで。(この結果を受け入れると言ってたし。)
 ・・・ということは、2月15日に関する国会答弁は、ウソだってことになるよね~!(・・)

 最後の部分に関連記事を載せておきたいと思うが。これは、安倍首相の任命責任&自衛隊最高指揮官としての責任も十分に追及できる問題だし。そう簡単に幕引きにはさせないぞと思っているmewなのである。(@@) 

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稲田氏、陸幕長らと協議認める=2月中旬、PKO日報問題-非公表方針は次官ら決定 (2)

 稲田朋美防衛相は19日、南スーダン国連平和維持活動(PKO)の日報を陸上自衛隊が廃棄したと説明しながら保管していた問題をめぐり、2月15日に岡部俊哉陸上幕僚長らと会議を行っていたと記者団に明らかにした。その場で日報の非公表を了承したとの一部報道は否定した。一方、日報を非公表とする方針は同じ日、黒江哲郎事務次官らが別に協議して決めたことが判明した。野党は安倍晋三首相が出席する24、25両日の衆参両院予算委員会で徹底追及する構えだ。

 稲田氏は19日夕、防衛省で記者団に「断続的に国会の対応に関して打ち合わせをしたのは事実」と述べ、2月15日の会議に出席していたことを認めた。この場で日報について岡部氏から「用済み後廃棄(した)」との説明を受けたと明かし、日報のデータが残っていたとの「認識はなかった」と強調した。

 一部報道によれば、この日の会議には稲田氏や黒江氏、豊田硬官房長、岡部氏らが出席し、廃棄したと説明した日報が陸自で見つかったことは稲田氏にも報告された。「(日報の情報は)隊員個人が収集したもので公文書に当たらない」として非公表の方針を決め、稲田氏も了承したと報じている。
 これに関し、稲田氏は記者団に「日報を非公表にするとか、隠蔽(いんぺい)することを了承したことはない」と強調した。ただ、陸自幹部は19日までの取材に「稲田氏に報告しないはずがない。複数人が集まるところで伝えている」と証言した。(時事通信2017/07/19)』

* * * * *

『PKO日報問題>組織的な隠蔽確定 稲田氏関与未解明残す

 ◇稲田防衛相が引責辞任 8月3日予定の閉会中審査が先送りに

 稲田朋美防衛相は28日、南スーダン国連平和維持活動(PKO)派遣部隊の日報問題で引責辞任した。防衛省が同日公表した特別防衛監察の結果では、陸上自衛隊が昨年、存在していた日報を開示せずデータを削除したと認定。組織的な隠蔽(いんぺい)が確定したが、稲田氏の関与については未解明の部分を残した。与野党は日報問題に関し、8月3日に予定される内閣改造前の閉会中審査を行う方向で合意していたが、与党は稲田氏の辞任を理由に先送りした。

 稲田氏は28日、安倍晋三首相に辞表を提出し、受理された。その後、防衛省で記者会見し、日報問題について「防衛省・自衛隊の情報公開の姿勢に疑念を抱かせ、自衛隊員の士気を低下させかねない。防衛相としての責任を痛感し、職を辞することにした」と述べ、大臣給与1カ月分を国庫に返納することも表明した。

 監察では稲田氏が出席した2月13、15日の陸自幹部らとの打ち合わせが焦点となった。監察結果は、陸自内に日報の電子データが残っているとの報告があったという陸自側の主張を裏付ける証言と、それを否定する稲田氏の主張に沿った証言がそれぞれ複数あったと両論を併記。「日報データの存在について何らかの発言があった可能性は否定できない」とされたことは、防衛省トップの発言に疑義を残す形となった。

 その日報データを非公表とする方針には、黒江哲郎事務次官や岡部俊哉陸上幕僚長が関与したと認定する一方で、稲田氏が非公表方針を決定・了承した事実は「なかった」とした。

 稲田氏は会見で「報告を受けたという認識は今でもない」と重ねて関与を否定しつつ「監察結果は率直に受け入れる」と述べた。そのうえで「日報問題で信頼を揺るがせたのは事実だ。指導力不足の責任は痛切に感じている」と釈明した。

 昨年、陸自中央即応集団副司令官(当時)が日報の非開示を決めた組織的隠蔽が認定されたにもかかわらず、稲田氏は「国民への隠蔽はない」と言い切った。

 安倍首相は内閣改造までは稲田氏の後任を置かず、岸田文雄外相に兼務させることを決めた。岸田氏は防衛省で記者団に「わが国の置かれている安全保障環境は厳しく、防衛省、外務省のみならず政府一体となって取り組まなければならない」と述べた。

 稲田氏の主張は認定されず、防衛省の組織的隠蔽が明確になった監察結果は、安倍政権に重くのしかかる。28日の自民・民進国対委員長会談では、民進党が衆院安全保障委員会の閉会中審査を8月1日に開くよう要求したが、自民党は内閣改造後の開催を主張。改造で人心一新をアピールしたい政権側が、首相の任命責任に改めて焦点が当たる閉会中審査を避けた形で、野党側は強く反発している。【木下訓明、光田宗義】(毎日新聞17年7月28日)』 

 アンチ安倍。アンチ超保守派は、いまこそ結集しなければ。(^^)/ mew 

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# by mew-run7 | 2017-07-29 13:11 | (再び)安倍政権について | Trackback

稲田への報告をごまかし表記した日報隠し監察結果(要旨)&稲田防衛大臣の辞任会見(要旨)

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【28日夜、北朝鮮がミサイルを発射したとのこと。mew周辺では「28日は北朝鮮の戦勝記念日なのでミサイル発射の可能性があるのに、のんびり監察発表とか大臣、次官の辞任とかやっていいのか~?」って声が出てたのだけど。結局、昼間は何もなくて。前夜は公邸宿泊の安倍首相も私邸に帰ってたら、夜遅くに発射されちゃったので、みんなであわてて官邸に集まったりして。(>_<)
 ハト派のmewも心配しちゃうよ。こんなことで、日本の領土の防衛って大丈夫なの?実際のところ、安倍首相は勇ましいこと言ってるだけで、安保軍事への具体的な対応もダメダメなんじゃないの~?(@@)】

* * * * *

 この記事には、7月28日に発表された防衛省の特別防衛監察の結果・概要と、それを受けての稲田防衛大臣(当日辞任)の会見要旨をアップする。(・・)

<時系列的に逆だけど、稲田大臣の会見の記事を先に。監察結果は、特に(5)の部分に注目を!(**)>

『稲田氏会見要旨
7/28(金) 時事通信

 稲田朋美防衛相の28日の記者会見要旨は次の通り。
 
 防衛省・自衛隊にとって大変厳しい、反省すべき特別防衛監察結果が示された。極めて遺憾だ。関係者を厳重に処分することにした。私自身に日報が陸上自衛隊に存在するとの報告がなされ、非公表とすることを私が了承したとする報道があったが、報告を受けたという認識は今でもない。報告があれば必ず公表するよう指導したはずだ。

 日報をめぐる一連の問題は単に情報公開への対応が不適切だったのみならず、内部からの情報流出をにおわせる報道が相次ぐことで防衛省・自衛隊のガバナンスについても信頼を損ないかねない印象を与え、国内外の現場で日々任務に当たる隊員の士気を低下させかねないという点で、極めて重大かつ深刻なものだ。防衛相として責任を痛感しており、防衛相の職を辞することとした。先ほど安倍晋三首相に辞表を提出し、了承された。

 ―辞任の決断はいつか。

 かねて世間をお騒がせしていることについて責任は免れないと思っていた。そういった正直な気持ちを首相にも相談していた。

 ―報告があったかは解明されていない。

 私にも聴取が行われた。一連の事実関係について解明できたと考えている。私の認識は包み隠さず述べている。

 ―閉会中審査など国会で説明するか。

 国会がお決めになったことに従う。

 ―辞表提出時に首相から言葉は。

 「分かりました」という言葉があった。

 ―「防衛省・自衛隊としてお願いする」との都議選応援演説で辞任を考えたことは。

 誤解を招きかねない発言だったと即日撤回し、おわびしている。辞任は日報によって世間をお騒がせし、防衛省・自衛隊に対する信頼を揺るがせた責任を取るということだ。

 ―自身にどんな問題があったか。

 今回の日報に関し、シビリアンコントロール(文民統制)が利いていないとか、私の指導力不足といった批判があったことは承知している。厳しい安全保障環境の中でやるべきことをしっかりやってきたつもりだが、結果として国民の信頼を揺るがせたことは、私の管理監督責任であると痛切に反省している。』

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『<PKO日報>特別防衛監察の結果・概要
7/28(金) 毎日新聞

1 対象項目

 「2016年10月3日付で情報公開法の規定に基づく開示請求のあった『南スーダン派遣施設隊が現地時間で16年7月7日から12日までに作成した日報』の管理状況」について監察を実施した。

2 対象機関等

 日報の管理に関係する防衛省事務次官、内部部局、統合幕僚監部(統幕)、陸上幕僚監部(陸幕)、中央即応集団(CRF)司令部など。

3 監察実施の概要

 17年3月17日から特別防衛監察を開始し、関係書類等の取得・分析、アンケート、現場等確認、面談を実施した。

4 監察結果

(1)7月19日付開示請求における不適切な対応(16年7~9月)

 CRF副司令官(国際担当)は、日報の開示請求と関連する7月19日付の開示請求(対象は7月6~15日にCRF司令部と南スーダン派遣施設隊がやり取りした文書すべて)において、行政文書としての日報の存在を確認しつつ、日報が該当文書から外れることが望ましいとの意図をもって指導し、存在している日報を開示しなかった。このことは、この対応が契機となり、日報に係る開示請求において文書不存在につき不開示となったことから不適切である。

 また、陸幕及び統幕関係職員が、日報の存在を認識できる状況であったにもかかわらず、日報が除かれた該当文書の開示手続きを実施したことは適切ではなかった。

(2)10月3日付開示請求における不適切な対応(16年10~12月)

 陸幕及びCRF司令部関係職員が、日報に係る開示請求において、7月19日付の開示請求への対応を踏まえ、文書不存在につき不開示とし、存在している日報を開示しなかったことは不適切である。

 また、陸幕及び統幕関係職員が、日報の存在を認識できる状況であったにもかかわらず、文書不存在として不開示手続きを実施したことは適切ではなかった。

(3)日報の管理に関する不適切な対応(16年12月、17年2月)

 16年12月、陸幕運用支援・情報部長(陸幕運情部長)は、日報の開示請求において文書不存在につき不開示としたことを認識していたにもかかわらず、開示に係る処置を行うことなく、用済み後破棄を念頭に、掲示板の適切な管理について指導し、CRF司令部において日報が掲示板から廃棄された。このことは、文書不存在につき不開示決定に実態を合わせるよう指導したとみなされてもやむを得ないことから不適切である。

 また、17年2月、陸幕運情部長は、統幕に存在する日報のみを公表したこととの整合を図るため、適切な文書管理とした上で、日報の廃棄を依頼等し、日報が廃棄された。このことは、直ちに情報公開法違反につながらないものの、文書不存在につき不開示決定に実態を合わせるよう廃棄の依頼等がなされているといえることから適切ではなかった。

(4)日報の存在に係る防衛相報告の遅れ及び対外説明を含む不適切な対応(16年12月~17年1月)

 陸幕運情部長は、統幕総括官に対し、陸自に存在する日報が行政文書である可能性を認識しつつ、日報が個人データとして存在すると説明したため、関係者の意思疎通に混乱を生じさせた。このやり取りにおいて、統幕背広組に「今更あるとは言えない」と陸幕が言われたとの報道の事実は確認できなかった。

 一方、統幕総括官は、稲田朋美防衛相から日報の再探索の指示を受けたが、陸幕等に対する再探索を指示することはなかった。その後、統幕において日報の存在を確認したものの、防衛相への報告に約1カ月を要した。また、陸自の日報の状況を確認せず、正確に把握できなかった。このために、事実関係と異なる対外説明資料を作成する等、防衛省として適切な対応をとれなかったことは不適切である。

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(5)対外説明スタンスの継続(17年2月)

 2月15日、事務次官及び統幕総括官は、陸幕長等からCRF司令部に日報データが存在するが、行政文書として管理されているか不明であるなどの説明を受けた。その後、事務次官は当該データを個人データと認識し、陸自の日報の状況を確認せず、防衛省として日報を公表しているので情報公開法上の対応としては問題ない旨の対外説明方針を示した。また、防衛相に対し、日報に係る論点について上記応答ぶりが説明され、了承された。その際、事務次官及び統幕総括官から、陸自に日報が存在することについては触れられなかった。そのため、陸自の日報の状況を確認することにより、対外説明スタンスを変更する機会があったにもかかわらず、陸自において日報は適切に取り扱われているとの対外説明スタンスを継続したことは不適切である。

 15日の打ち合わせに先立つ13日、統幕総括官及び陸幕副長が防衛相に対し、陸自における日報の取り扱いについて説明したことがあった。その際のやり取りの中で、陸自における日報データの存在について何らかの発言があった可能性は否定できないものの、データの存在を示す書面を用いた報告がなされた事実や、非公表の了承を求める報告がなされた事実はなかった。防衛相により公表の是非に関する何らかの方針の決定や了承がなされた事実もなかった。

 15日の打ち合わせ後、事務次官、陸幕長、大臣官房長、統幕総括官が防衛相に対し、陸自における日報の情報公開業務の流れ等について説明した際に、日報データの存在について何らかの発言があった可能性は否定できないものの、書面を用いた報告がなされた事実や、非公表の了承を求める報告がなされた事実はなかった。防衛相により公表の是非に関する何らかの方針の決定や了承がなされた事実もなかった。

5 改善策

(1)適正な情報公開業務の実施

 ア 関係職員に対して、情報公開業務の適正な実施について、意識を高めさせるよう教育等を徹底する必要がある。

 イ 行政文書不存在とする場合には、複数回の探索や探索範囲の拡大を実施させるとともに、文書の管理状況を実際に確認するなど、入念な確認を徹底する必要がある。

 ウ 開示請求手続きと関係のない立場の組織により、情報公開業務の検査等を実施するなど、チェック機能の強化を図る必要がある。また、定期防衛監察を活用し、開示請求に係る手続きの適正性の確認に努める。

(2)適正な文書管理等の実施

 ア 行政文書への保存期間等の適切な表示などにより、行政文書の状況を明確に把握できるよう措置するとともに、注意文書については、配布先を必要最小限にとどめるよう措置する必要がある。

 イ 同一の行政文書を複数の文書管理者が保有する場合における責任を明確にするなど、行政文書の管理要領について見直す必要がある。

(3)日報の保存期間等のあり方の検討及び措置

 防衛省として、日報の保存期間や保存期間が満了したときの措置などのあり方について早急に検討及び措置する必要がある。

6 結言

 防衛省・自衛隊の活動には、国民の理解と支持が不可欠であり、国民に説明する責務を全うすることが、極めて重要であることを認識し、改善策を早急に講じた上で、各種業務における適正性の確保に万全を期すべきである。』

* * * * *

 見ました~?稲田大臣の関与について明記できないため、日報データの存在について「何らかの発言があった可能性は否定できないものの」という苦しい表現でごまかしてたりして・・・。(>_<)
 でもって、他の記事や資料を読んで、早速、ツッコむ準備をしなくてはと思うmewなのだった。(@@) <でも、ここ何週か土日が全休じゃないんだよね~。 (ノ_-。) >

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# by mew-run7 | 2017-07-29 02:53 | (再び)安倍政権について | Trackback

稲田が急に辞任、ウラに何が?日報隠しの報告隠しか+安倍も「報告ない」と苦しい答弁

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 前記事『陸自が反乱リークか?~稲田は日報隠しへの関与否定も、現場発言の直筆メモまで登場』の続報を・・・。

 今日28日、防衛省が特別防護観察の調査結果を発表するらしいのだが。何とその前に、昨夜、稲田防衛大臣が、辞任する意向を表明したという。(゚Д゚)

 稲田大臣は、昨日、午後4時13分から北村道夫防衛監察監と共に安倍首相と約40分間、面会。特別防護観察の調査結果について報告を行なったそうなのだが。
 その後、ほどなくして、19時からNHKが「辞任の意向」を報じることに。民放の中にも、少し立ってから、速報を出したところがあったようだ。(・・)

<尚、防衛省TOPの黒江事務次官、陸自TOPの岡田陸自幕僚長も辞任する意向。>

* * * * *

 それにしても、稲田大臣は、今週24、25日の予算委員会で、大臣としての責任を全うしたいとして、辞任を否定したばかりなのに。何故、急に辞任する意向を示したのだろう。(・o・)

 先に書いておくなら、mewが一番注目しているのは、今日の調査結果に「稲田大臣が、陸自幹部から、日報があったのに隠していたことに関して「報告を受けた」&日報隠しをしていたことを「『非公表』にすることを了承した」と記されているのか否かという点だ。(**)

 一番わかりやすいのは、今日発表される特別防護観察の調査結果に、稲田大臣が、陸自の「日報隠しの報告」「非公表の了承」をしたことが記されていた(&稲田氏がその事実や、報告書への記載を認めた)場合だろう。(**)
 これらのことが記されていれば、稲田氏は何度も虚偽答弁をしたことになるし。防衛省の隠蔽工作に大臣自ら加担したことになるわけで。当然にして、辞任せざるを得まい。^^;

 でも、もし(先週の原案通り?)稲田大臣の「報告」「了承」に関して何の記載もされていなかったら・・・。
 オモテ向きは、「調査結果が出るまでは、職責を果たしたいと考えていた。一区切りついたので、防衛省の他の幹部と共に責任をとって辞めたい」とか言って。実際のところは、これまでの諸事の責任もとる形で、辞任することになるのだろうけど。

 ただ、そうであるなら、別に今すぐ辞めなくても、1週間後ぐらいに行なわれる内閣改造の時に交代(退任)するのでも構わないと思うのだ。<本来なら、もっと早くに辞めるべきだったのが。ここまで粘ってたんだしね~。(~_~;)>

* * * * *

 他方、この日報隠しに関して、安保委員会の閉会中審査を行なう案が出ているとのことで。稲田氏を早く防衛大臣から外して、閣僚席で答弁させないために、早めに辞任させることになったという見解も出ている様子。^^;

 でも、邪推っ子のmewとしては、ついつい、さらにうがった見方をしてしまうとこがある。(@@)
 それは・・・もしかして、稲田大臣は「自ら早期に辞任するから、その代わりに、調査結果に『報告』『了承』の話は記さないでくれ。その事実は、なかったことにしてくれ」と取引をする可能性もゼロではないということだ。(>_<)

<防衛省&陸自TOPが責任とって辞めるのに、稲田大臣が「報告を受けた事実は消せ」「防衛大臣は自ら辞任しない」って言ったら、きっと部下たちは納得せず。さらなるリークと批判の嵐になっちゃうかも知れないし。^^;>

 というのも、もし「稲田大臣が報告を受けていた」という事実が明るみに出たら、稲田大臣だけの責任だけですまなくなるおそれが大きいからだ。^^;

 安倍首相は、そのような隠蔽工作に加担した大臣を任命した責任を強く追及されることになるし。 それに、安倍首相自身が、稲田大臣や防衛省から事実関係について報告を受けていなかったのか否か、首相自身も隠蔽工作に加担していたのではないかと、どんどんと疑惑が広がり、野党やメディアからの追及が続く可能性があるのだ。(`´)

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 いや、実は、野党の中には、安倍首相が、稲田大臣をすっ飛ばす形で、防衛省から直接、陸自の日報隠しについて報告を受けていたのではないかと疑っている人もいる。(・・)

 陸自で、日報のデータが見つかったのは、今年1月中旬だったようなのだが。陸自TOPの岡田幕僚長が、そのことを1月17日に防衛省TOPの黒江次官に報告したという。
 で、翌1月18日には、黒江次官らが官邸に行って、安倍首相と面会しているのである。(・o・)

<その後、2月中旬に稲田大臣に報告。岡田幕僚長と黒江次官の間で、非公表を決め、稲田大臣に了承を得たとされている。しかし、3月上旬には、陸自の日報隠しがメディアに明るみに出た。> 

 ところが、安倍首相は、7月にはいった今でも「陸自の日報隠しのことは今でも報告を受けていない」と主張するのである。<それも、かなり無責任なことではないかと思うんだけどな~。(-_-)>

 そのあたりのことも含めて、今週24日の衆院予算委員会(閉会中審査)での、共産党の笠井氏と安倍首相のやりとりが、実に興味深いものがあったので、ここに関連記事をアップする。(・・)    

* * * * *

『2017年7月24日放送 13:55 - 15:50 TBSゴゴスマ?GOGO!Smile!?(ニュース)

 自衛隊南スーダンPKO日報問題について笠井議員の質問。笠井議員は、2月14日日報問題が集中的な審議となり稲田大臣が陸上自衛隊が廃棄したと説明しながら電子データを保管していたのではと質問した。

 これに対し確認をして答弁したいと約束をした翌日が15日。大臣は前日の集中審議の状況を踏まえ断続的に打ち合わせをしていたと言われているが、そうであるならこの問題に関心があった筈。黒江防衛事務次官ら幹部から報告を求めない方がおかしいと思うなどと質問。

 稲田防衛相は、2月15日確かに国会の打ち合わせを断続的にやった。その中において報告を受けてそれを了承するとか隠蔽を了承するということはない。一貫してこの日報を公表すべきとの立場において昨年12月に不存在により不開示との報告を受けた際徹底的に探し公表するようにと指示をし、2月13日には不開示決定にしたものを取り消している。そういった意味においても私は報告を受ければ公表すべしと考えているなどと答えた。

 笠井議員は、稲田大臣が命じて疑惑究明のために設置されたのが特別防衛監察だがそこで大臣自身が1時間にわたって聴取を受けていること自体異常、それ自体が大臣の資格はない。稲田大臣が報告を受けていなかったとしたら陸自でのデータ保管が陸幕長に報告された1月17日から報道で明るみに出る3月15日まで大臣の関与なしで防衛省幹部が対応を協議していたことになって大臣の資格の根本が問われると思う。報告があがっていたとすれば大臣が虚偽答弁をしたことになって、自衛隊防衛省の組織ぐるみと見なされても仕方ない。我が党は何度も稲田大臣の罷免を求めてきたが今日の午前中でも未だに総理が稲田大臣をかばい続けているのは重大。総理自身は陸自に日報データが保管されていたことをいつ知ったか質問。
 安倍総理は、質問の報告についてはまだ受けていないと答えた。

 笠井議員は、今年1月24日に衆議院本会議が開かれた。そこでの日報に関する総理答弁があった。それについて2月14日の委員会で日報データは存在している前提で本会議の答弁をしたということかと総理に質問したら、総理は文書としてのは廃棄してしまったということだったので電子的に残っているかどうかということについて私は承知していないと答えた。それに間違いがないかなどと質問。
 安倍総理は、衆議院本会議における質問は、日報はあるのかないのかではなく廃棄されたことを前提として廃棄した自衛隊幹部の行為を是とするか非とするのかというものだった。私からは日報は公文書等の管理に関する関係法令及び規則にもとづき取り扱っている旨の報告を受けていると答弁した。何れにせよ情報公開をめぐる問題については特別防衛監察が調査を行うことにより早期に全容解明を行い説明責任を果たしていく考えなどと答えた。

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 笠井議員は、そのことに関して聞いたら総理が電子的に残っているかは承知していなかったと言ったことに間違いがないか質問。
 安倍総理は、陸自に残っていたかどうかについては今まさに特別防衛監察を行っている。その報告を待ちたいと思っているなどと答えた。

 笠井議員は、早くから知っていたのではという問題になってくる。陸自の中に日報のデータが保管されていることについて黒江事務次官、豊田官房長2人が揃って2人だけで総理に会いにきたことはないか質問。
 安倍総理は、事務次官は防衛省事務次官なので様々な事柄について総理室を訪問していると答えた。

 笠井議員は、1月18日の午後5時55分から6時14分まで約20分間黒江次官と豊田官房長が総理の元を訪れている。その場で何らかの報告とやりとりがあったのではないかなどと質問。
 安倍総理は、日報問題については説明を受けたことはあるが、陸自に残っていたという説明は報告を受けていないなどと答えた。

 笠井議員は、前日1月17日に陸自内に日報が保管されていることが岡部陸幕長に報告されている。陸自は一旦公表準備をしたが防衛幹部から今更あると言えないと公表しない方針を決めたとされるまでの間のこと。そのタイミングで総理は黒江次官と豊田陸幕長と会い何の報告も受けていないのは不自然だと思うなどと話した。
 安倍総理は、防衛省事務次官からは様々な報告がある。安全保障環境が厳しくなっている中においての状況説明、防衛省自衛隊の対応等についての説明と様々あるが、陸自に残っていたということについて事務次官と官房長から説明があったことはないなどと答えた。18日に2人が来たことについては、それが間違いないかは確認させて頂きたいなどと答えた。

 笠井議員は、陸自内での日報データ保管が報道されたのは3月だがその直後の3月17日朝10時にも黒江事務次官が単独で総理のところに来ている。総理は今年1月段階から日報データ問題について黒江事務次官から要所要所で報告を受けて対処方針を指示していたのではと思うなどと話した。
 安倍総理は、基本的に日報があれば直ちに出すべきという考え方をずっと申し上げてきた。戦闘という言葉について国会でも議論になったが、定義を決めている戦闘行為とは違う意味で戦闘という言葉を使うことはあり得ると答弁をしている。報告を受けそれを外に出さないと指示することはあり得ないなどと答えた。

 笠井議員は、総理の関与も指示もなく防衛大臣も報告も聞いていない。開示するかについても指示も了承もしてないということで防衛省自衛隊幹部が勝手に進めたとしたらそれこそあり得ない大問題だと思う。当事者で総理の元に何度も訪れている黒江次官を始めとした当事者にも直接はっきりさせる必要がある。なぜ南スーダンの首都ジュバで戦闘があったと記された日報を国民の目から隠さなければならなかったのか。戦闘が起これば憲法上問題になるという安倍政権側に動機があったのは明らか。政権ぐるみで危険な現実を国民に隠蔽してきたということではなどと質問。
 安倍総理は、PKO5原則、憲法と要請の関係において言えば定義を決めている戦闘行為はないというのが我々の判断。一般的に使われる用語としての戦闘行為についてはあったが5原則との関わりでは問題にはならないという趣旨の答弁をしている。戦闘という言葉が使われているからといって隠蔽するというのは関わりがないなどと答えた。

 笠井さんは、結果翻弄されたのは身の危険を感じながら派遣された自衛隊員と家族。帰ってきた自衛隊員には自殺者まででた。国政私物化と憲法破壊に国民もこういう人たちに政権任せられないという話。特別防衛監察を隠れ蓑にすることは許されないと思う。国会の責任で真相究明すべき。そのため稲田防衛相ら関係者の速やかな証人喚問を強く求めたいなどと話し理事会に協議を求めた。』(「TVでた蔵」より引用)

 まあ、今日の特別防護監察の調査結果が公表されたら、また色々と新たなことがわかるのかも知れないけど。<ただ、そもそも、この特別防護監察が公表したことが、全て事実だと信じていいものなのかも「???」なんだけど。^^;>

 安倍首相が本当にかわいがっている秘蔵っ子&超保守マドンナの稲田朋美氏が閣僚辞任に至るというのは、安倍首相にとって大きな打撃だと思うし。これで稲田氏が首相になる可能性はほぼなくなったな~と思うと、ひとりの国民として「ほ~っ」としているmewなのだった。_(。。)_

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# by mew-run7 | 2017-07-28 03:18 | (再び)安倍政権について | Trackback(1)

陸自が反乱リークか?~稲田は日報隠しへの関与否定も、現場発言の直筆メモまで登場

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 これは『稲田も防衛省幹部も、曖昧な説明。組織的な隠蔽工作がわかれば、安倍政権倒壊もあり』(以下、前回の記事)の続報になるのだが・・・。

防衛省は、明日28日に特別防衛監察の調査結果を公表する予定だという。(・・)

 ここで最も注目されるのは、果たして稲田防衛大臣が、2月中旬に防衛省や陸上自衛隊の幹部から、陸自の日報隠しの件の報告を受けたり、非公表を了承したりしていたのかどうかという点だ。(**)

 前回の記事にも書いたが、もし稲田大臣が報告を受けていたとすれば、国会で虚偽答弁をした上、日報隠しの隠蔽工作に加担して、国民をだましたことになるし。
 もし報告すら受けていなかったとすれば、防衛省や自衛隊を統制して、重要な情報隠しを阻止することができず、シビリアン・コントロールがきかない危険な状態を生じさせたことず、
になるわけで。
 いずれにせよ、稲田大臣の責任は重いと言っていいだろう。(ーー) <安倍首相が絡んでいた場合も、しかり。(++)> 

* * * * *

 防衛省は12月初めに、南スーダンに派遣していたPKO部隊の日報(日々報告)を破棄したと発表していたのだが。12月末に幕僚統括部のPCにデータが残っていたことが判明。さらに1月には陸自にもデータが残っていたことが発覚した。(@@)
<ちなみに1月中旬、陸自のデータ見つかった翌日、幕僚長が安倍首相に会っているんだよね~。この時に稲田大臣に、いつ、どこまで報告するか打ち合わせした可能性もなきにしあらず?^^;>

 しかし、防衛省が稲田防衛大臣に、幕僚統括部にデータが残っていたことを報告したのは、1月下旬になってから。稲田大臣が、それを国民に公表したのは、2月にはいってからのことだ。 稲田大臣は、防衛省TOPであるにもかかわらず、軽んじられているのである。(-"-)

 他方、陸自幹部は「今さら陸自にも残ってたとは言えない」として、防衛次官と協議して「外部に発表しない」ことを決定。2月13日、15日に稲田大臣にもその件を報告して、了承を得たという。(・o・)

 ところが、稲田大臣は、国会や会見で、2月15日は防衛省幹部と国会対応の打ち合わせは行なったものの、「陸自の日報隠しの件は報告も受けていないし、非公開を了承したこともない」と何度も主張しており、自らの関与を否定している。^^;
<何か答弁の前後に、戸惑っているかのような沈黙を見せたり、天を仰いでため息をついたりしているものの、「私は報告は受けていない」「報告を受けたという認識はない」と言い張っている。>

 でも、何故だか先週あたりから、「稲田大臣に報告した」「稲田大臣は非公表を了承した」という情報が、防衛省や陸自からちょこちょことメディアにリークされているのである。(~_~;)

* * * * *

 何故、このように稲田大臣を貶めるような情報のリークがなされているのか?(・・)

 稲田大臣は、この情報隠しの問題に関して、特別防衛監察(検察OBなどによる監察官による聴取、調査)を行なうことを指示したのだが。大臣や防衛幹部はこの調査の対象にならないのだという。^^;

 で、一部報道によれば、陸自の幹部や職員は、聴取の際に、正直に稲田大臣に報告したことをきちんと話したのに、調査結果の報告書の原案には、その話が全く載っておらず。陸自ばかりに責任を押し付けるような内容になっていたとのこと。(・o・)

 それに納得行かなかった陸自(or防衛省)の幹部が、稲田大臣への報告&非公表の了承のことをリークを始めたようなのだが。稲田大臣がなかなか認めないので、ついに昨日は自筆メモまで出して来たのだという。(>_<)

<しかも、この件はFNNが一番早くたくさんリーク情報を得て、報じているかも。^^;>

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『昨年7月に南スーダンで「戦闘」があったなどと記された日報は、情報公開請求に対して「陸自内では廃棄済み」として不開示とされた。しかし12月末、自衛隊の運用を統括している統合幕僚監部で見つかり、今年2月7日に公表された。

 政府関係者によると、1月中旬には陸自内でデータが保管されていたことが発覚。統幕のデータを公表した後の2月中旬に開かれた幹部会議では、稲田氏も出席した中で、陸自内の複数の部署や隊員が日報の電子データを保管していたことが報告されたという。会議では「陸自が組織として保管している公文書ではない」との認識を共有。これに基づいて、陸自に保管されていた事実を公表しないことが最終的に決まった。(朝日新聞17年7月21日)』

『稲田氏は19日夕、防衛省で記者団に「断続的に国会の対応に関して打ち合わせをしたのは事実」と述べ、2月15日の会議に出席していたことを認めた。この場で日報について岡部氏から「用済み後廃棄(した)」との説明を受けたと明かし、日報のデータが残っていたとの「認識はなかった」と強調した。

 一部報道によれば、この日の会議には稲田氏や黒江氏、豊田硬官房長、岡部氏らが出席し、廃棄したと説明した日報が陸自で見つかったことは稲田氏にも報告された。「(日報の情報は)隊員個人が収集したもので公文書に当たらない」として非公表の方針を決め、稲田氏も了承したと報じている。
 これに関し、稲田氏は記者団に「日報を非公表にするとか、隠蔽(いんぺい)することを了承したことはない」と強調した。ただ、陸自幹部は19日までの取材に「稲田氏に報告しないはずがない。複数人が集まるところで伝えている」と証言した。(時事通信17年7月19日)』 

* * * * *

『朝も晩も記者に囲まれていた、疑惑の渦中の稲田防衛相。
20日午前9時前、稲田防衛相は「今、本当に、鋭意、鋭意、なるべく早くということで、作業は続けているところです」と述べた。

歯切れの悪い口調。
稲田防衛相は、窮地に追い込まれていた。
南スーダンでのPKO(国連平和維持活動)の日報の公開をめぐる問題。
焦点は、日報の隠蔽(いんぺい)に、稲田防衛相が関与していたのかどうか。

2017年3月の衆院安保委で、民進党の今井衆院議員が、「こういう事実は報告されなかったのか?」とただすと、稲田防衛相は「報告されなかったところでございます」と述べていた。
そして稲田防衛相は19日、「日報を非公表にするとか、隠蔽(いんぺい)するということを了承したということはありません」と述べた。

これまで、関与を否定し続けてきた稲田防衛相。
しかし、FNNが入手した資料には、稲田防衛相が、3月の問題発覚の1カ月前に、「日報のデータが残っていた」という報告をすでに受けていたとみられるやり取りが残されていた。
それは、2月13日の夕方、防衛省の大臣室。

陸自No.2・湯浅陸幕副長「紙はないか...としか確認しなかった。情報公開は、文書だけが対象だと思っていました。データはあったかというと、あった」

「日報のデータはあった」と報告を受けた稲田防衛相。
すると、稲田防衛相は、「けしからん。あした何て答えよう。今までは両方破棄したと答えているの?」と、翌日の記者会見への不安をにじませるような返答。
実際の会見では、この件に関する質問は出なかった。
さらに、防衛省幹部のメモによると、報告を受けた2日後の2月15日。

防衛省・黒江事務次官「どのように外に言うかは考えないといけない」、「(データが)残っていると国会で言うのは、もたない」、「なかったと言ってたものが、あると説明するのは難しい」
稲田防衛相「いつまでこの件を黙っておくのか...」

結局、このあと問題が発覚するまで、日報の存在は、闇に葬られたままとなった。
稲田防衛相が、「報告されなかったところでございます」と述べた、国会でのこのやり取り。
2月の時点で説明を受けていたとすれば、虚偽答弁していたことに。

「昨日申し上げたとおりです」と、20日も、あらためて関与を否定した稲田防衛相。
一方、菅官房長官は、日報をめぐる特別監察の対象に、稲田防衛相を含めて調査すべきだとの意向を示した。
政府・与党内からも、稲田防衛相の更迭論が出始める中、内閣改造を控える安倍首相は、どのような判断を下すのか。(FNN17年7月21日)』

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『防衛省は月内に監察結果を公表し、8月1日付で制服組を含む幹部人事を発令する方向で調整している。陸自で見つかった日報データの存在を隠していた責任を認め、陸自幹部ら関係者を処分する見通しだが、稲田氏自身は監察の対象外だ。

 稲田氏は3月中旬の国会答弁で「私は破棄を指示することは断じてない」と関与を否定し、「事実なら厳正に対処する」と表明した。監察が進むにつれ、陸自内には「全ての非が陸自に押し付けられるのではないか」との疑念が広がっていた。

 こうした中、日報の存在を非公表とする決定を稲田氏自身も了承していたと、一部報道機関が18日に報じた。稲田氏は直ちに否定したが、稲田氏の関与を示す報道が続いた。
 背広組と呼ばれる内局のある幹部は「陸自からのリークではないか」と制服組への不信感をあらわにした。与党幹部は「こういう話が続くのはシビリアンコントロール(文民統制)の観点からすれば問題だ」と懸念を示した。(時事通信17年7月20日)』

* * * * *

 24,25日の衆参予算委員会(閉会中審査)でも、稲田大臣は報告を認めず。責任をとってやめようとせず。安倍首相も、野党の罷免要求を拒んだ。(-_-)

 安倍首相は、自分が国会議員にスカウトした秘蔵っ娘で、超保守マドンナの稲田朋美氏の経歴を傷つけたくない。だから、閣僚を罷免したり、何かの責任をとって辞任したりする形をとるのではなく、せめて8月初めに行なう予定の内閣改造の時に、穏便な形で防衛大臣の任を解く形をとりたいようなのである。(~_~;)

 でも、そうなると、安倍首相の庇護の下、28日に発表される特別観察の調査結果で、今度は稲田大臣に対する報告などの事実が隠蔽され、非公表になってしまう可能性がある。(@@)

 ・・・と思ってたら、早速、昨日、こんな報道が出された。(・・)

『稲田氏への「報告」示す直筆メモを入手

 FNNが入手した、防衛省幹部の手書きのメモ。2017年2月、稲田防衛相らが、南スーダンでのPKO活動の日報をめぐる問題について、大臣室で協議した際のやり取りを記したもの。このメモには、陸上自衛隊No.2の湯浅陸幕副長、そして、稲田防衛相を示す大臣という文字が書かれている。
陸自には存在しないとされていた日報が、実際には残っていたと説明を受けた稲田防衛相は、「明日なんて答えよう」などと話し、これまで報告を受けていないとしていた稲田防衛相の説明と食い違う内容が、ここには記されている。

 FNNが入手した、このメモによると、2月13日に、防衛省の大臣室で、稲田防衛相が陸自No.2の湯浅陸幕副長など、幹部数人から報告を受けた際のやり取りが、つぶさに記録されている。

 メモでは、稲田防衛相が、南スーダンの首都ジュバで、大規模な武力衝突があった時期に触れ、「7月7日から12日の日報が残っていたのか」と問いただし、湯浅氏が、「紙はないかとしか確認しなかった。データはあったかというと、あった」などと回答したことが記されている。

 また、日報のデータが削除されずに残っていたことを知った稲田防衛相が、「明日なんて答えよう。今までは両方破棄したと答えているのか」と幹部に確認した記述もあり、稲田防衛相が陸自の日報データの存在を認識し、自らが隠蔽に関与したことを強くうかがわせる内容になっている。(FNN17年7月25日)』

<FNNの映像には、誰が何と言ったか、個々の発言を順次、細かく記した自筆メモが映されていたです。(++)

 さて、28日の特別防護観察では、何がどこまで公表されるのだろうか?(・・)

 今回の問題は、日本の安保体制&シビリアン・コントロールにおいて、かなり重大なことでもあるだけに、防衛省はできるだけ正直に国民に結果を報告して欲しいと思うし。安倍首相や稲田防衛大臣の責任もしっかり追及できるといいな~と願っているmewなのだった。(@@)

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# by mew-run7 | 2017-07-27 03:00 | (再び)安倍政権について | Trackback(1) | Comments(0)

安倍、過去答弁に矛盾も1月20日論に固執。側近は記憶曖昧。幕引きはさせない。

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朝からPCがご機嫌斜めで、思うように字が打てず。(キーボードと本体がスムーズに連動していないのら。)記事の編集もうまくできず。 (ノ_-。)
 というわけで、とりあえず、集めた記事を並べる形になりますが、ご容赦を。

 昨日25日には、参院予算委員会で、安倍首相を招いて閉会中審査が開かれたのだが・・・。

 安倍首相は、前日に続き、自分が加計学園が獣医学部新設を計画していたことを初めて知ったのは、「今年1月20日だった」と主張。(@@)

 これまでの国会の答弁、質問主意書への答弁書の内容を全て上書きする)ひっくり返す)ような答弁を繰り返したため、野党からは総攻撃をくらうことに。(ーー゛)

 また、衆参の予算委員会を通じて、安倍首相の側近は「記録にない」「記憶にない」を連発し、きちんと答えようとしないことも、野党や国民をイラ立たせた。(-"-)

<まあ、一番イラ立ったのは、誰も指名してないのに、何度も答弁席までしゃしゃり出て来る山本地方創生大臣の言動だったのだけど。ウザかった~。これで留任したら、まじムカつく。(`´)>

* * * * * 

『安倍首相が謝罪「加計問題」追及に1日で発言修正

 安倍晋三首相は25日の参院予算委員会閉会中審査で、友人の加計孝太郎氏が理事長を務める加計学園の獣医学部計画を把握した時期を「今年1月20日」とした24日の答弁と、通常国会での答弁の違いを指摘され、謝罪に追い込まれた。「質問が急だった」「混乱していた」などと言い訳し、過去の答弁の方を修正した。加計氏からの「供応接待疑惑」から、距離を置くためとの見方もある。一方、加計氏が昨年、特区関連の閣僚を訪れ、学部新設に触れていたことが判明した。

 学園の獣医学部設置計画を把握した時期を巡り、首相の答弁が大混乱に陥った。首相は24日の衆院予算委員会で、把握したのは、国家戦略特区への申請が認められた今年1月20日と主張。首相と加計氏の近さもあって、野党は「あり得ない」と指摘したが、首相は、「1・20」と主張した。

 一夜明けて、事態は一転した。野党は、首相が先月の参院決算委員会などで「特区に、今治市とともに申請を出した段階で承知した」と述べていたと暴露。学園が特区に応募したのは1月10日で、首相の「自己矛盾」が表面化した。

 民進党の蓮舫代表の指摘に、首相は「(当時は)急な質問だったので、混乱した」と責任転嫁。蓮舫氏に「急に質問はしていない。通告もしてある」と論破されると、「整理が不十分なまま答えた。混同があった。おわびをしなければならない」と、謝罪した。

 首相は、かつての答弁で「(申請を)知り得る立場にいた」とも述べているが、「実際には全く認識していなかった」とまで主張。かつての答弁の「いいかげんさ」を認めてまで、24日に述べた「1・20」が正しいとの立場を貫いた。

 蓮舫氏に「間違いと認めればいいだけじゃないですか」とたしなめられても、首相は認めなかった。加計氏とは昨年だけで7回、ゴルフや食事をしている。24日の質疑では「私がごちそうすることも、先方が(費用を)持つこともある」と述べた。政界関係者は「利益関係者からの供応接待を禁じた『大臣規範』に抵触する恐れを、懸念したのではないか」と指摘する。

 1月20日に最終的に決まるまで、加計氏と「やましい関係」はなかったと示したかったとの見立てだ。しかし共産党の小池晃議員は「首相は、今までの答弁を全部ひっくり返した。審議をやり直しだ」と指摘。野党は追及を続ける構えだ。

 首相は決定まで知らなかったというが、一方で、加計氏が昨年8~9月、山本有二農相、山本幸三地方創生担当相、松野博一文科相を訪問したことが判明。うち2人は、加計氏が獣医学部計画に言及したと認めた。「加計さんは大臣に会いながら、総理に(計画を)伝えていない。これを国民が信じるか」と小池氏。そう指摘された首相は、「(加計氏とは)陳情を受け、応える関係ではない。地位を利用して何かを成し遂げたことはない」と訴えたが、自らの言葉がさらに疑念を深めた。【中山知子】(日刊スポーツ17年7月26日)』

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『首相従来答弁「上書き」矛盾突かれ 閉会中審査

 安倍晋三首相は25日の参院予算委員会の閉会中審査で、学校法人「加計(かけ)学園」の獣医学部新設計画を知った時期を「今年1月20日」だったと主張した。過去の答弁では時期の表現が誤っていたとして「おわびして訂正したい」と釈明したが、2年前から知っていたかのように繰り返した答弁との矛盾を「上書き」する姿勢に、野党は「虚偽答弁だ」と猛反発。政権が批判の収束を狙った審議は逆に新たな疑念を生んだ。【光田宗義】

 首相は25日の予算委で、24日の「1・20」答弁について説明。愛媛県今治市が獣医学部を新設する国家戦略特区の申請を2年前から知っていた、とする一方、事業者が加計学園とは「承知していなかった」と述べた。学園への便宜や政府内の指示も否定した。

 しかし民進党の蓮舫代表や共産党の小池晃書記局長は、過去の答弁や4月28日に閣議決定された政府答弁書と「時期が食い違っている」と追及。例えば首相は6月5日、「(学園が)今治市とともに申請した段階で承知した」と答弁。文字通りに受け止めれば、これは今治市が特区申請した2015年6月を意味する。

 また今年6月16日には、「(小泉政権が創設した)構造改革特区に申請していたことは承知していた。当然、(安倍政権で始まった)国家戦略特区に申請すれば、私の知り得るところとなる」と答弁している。

 だが首相は25日の予算委で「構造改革特区と国家戦略特区があり、多少混乱していた。整理が不十分なまま答えた」と釈明。構造改革特区は「今治市と加計学園」が申請していたが、制度の変わった国家戦略特区は「今治市」だけで、首相が旧制度時代の記憶と混同したというわけだ。

 さらに首相は「事業者が誰かは説明を受けていなかった」と強調。1月10日に学園が応募した時も「国家戦略特区諮問会議にかかっていないため」知らず、同20日の諮問会議の直前に初めて説明されたとした。しかし過去に異なる答弁が多数あった可能性があり、諮問会議で検討が加速した昨年は、首相と学園の加計孝太郎理事長がゴルフや会食を重ねているだけに、野党は「あまりにも不自然だ」と強く反発した。(時事通信17年7月25日)』

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『安倍首相、過去の答弁を陳謝し修正=加計把握の時期、野党「虚偽」-参院閉会中審査

 安倍晋三首相は25日の参院予算委員会の閉会中審査で、国家戦略特区を活用した学校法人「加計学園」の獣医学部新設計画について、今年1月20日に初めて知ったと改めて表明した。野党は通常国会での答弁と矛盾すると指摘。首相は「少し混乱して答弁したのは事実だ。おわびして訂正したい」と陳謝し、過去の答弁を修正した。野党側は疑惑解明へ説明が不十分として、さらなる国会審議を求めた。

 首相は通常国会で新設計画について「特区に申請した段階で当然知り得た」(5月9日、参院予算委)、「特区の申請を(愛媛県)今治市とともに出された段階で承知した」(6月5日、参院決算委員会)などと答弁していた。今治市は2015年6月に国家戦略特区での学部新設を提案。加計学園は今年1月10日に事業者募集に応募した。

 これを踏まえ、共産党の小池晃書記局長は「1月20日まで知らなかったというのは、全く信じられない。明らかな虚偽答弁だ」と追及。首相は「厳正さを欠いた。申請を今治市とともに決定する(同日の)段階で、私は特区諮問会議の議長として加計学園の計画を了承した」と弁明した。

 山本有二農林水産相、松野博一文部科学相、山本幸三地方創生担当相は昨年8~9月に、同学園の加計孝太郎理事長とそれぞれ面会したことを明らかにした。松野氏を除く2閣僚は学部新設が話題に上ったことを認めた。

 小池氏は加計氏と閣僚の面会について「何で次々と大臣に会えるのか。関係大臣には学部新設を伝え、首相だけには伝えなかったのか」と迫った。これに対し、首相は「(加計氏とは)昔からの友人だが、陳情を受ける、応える、ということは一切ない関係だ」と重ねて強調した。(毎日新聞17年7月25日)』(加計、3閣僚訪問の記事*1に)

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『<加計問題>首相「混同して」 閣僚、元秘書官「記憶が…」

 安倍晋三首相の友人が理事長を務める「加計学園」が愛媛県今治市で獣医学部を新設する計画を巡り、参院に舞台を移した25日の閉会中審査で、政府側の答弁は不自然さを増し、首相が繰り返した「丁寧な説明」のないまま2日間で約10時間の審議が終了した。さまざまな疑問は解消されておらず、野党は説明責任を果たすよう求めている。

 「急にご質問があり、混同したところがある」

 獣医学部新設の事業者が加計学園だと1月20日まで知らなかった、と突然主張し始めた安倍首相は、過去の自らの答弁との食い違いについて釈明に追われた。これに対し、民進党の蓮舫代表は(1)質問した野党議員は事前に通告している(2)政府が閣議決定した答弁書もある--などと不自然さを指摘。「急な質問ではなかった。もう一度記憶を呼び起こしてください」と迫った。政府高官の一人は「首相にしか分からないが、『正式に』知ったのは1月20日ということなんだろう」と漏らした。

 1月まで加計孝太郎理事長から計画の話を聞かなかったと繰り返す首相。野党側は、その信用性を崩す質問を重ねた。共産党の小池晃氏は、松野博一文部科学相、山本有二農相、山本幸三地方創生担当相の3人が昨年8~9月に加計氏と面会したことを確認。松野氏を除く2人は、計画に関しても話を聞いたと述べた。

 閣僚の答弁を聞いた首相は、自身については「理事長とは昔からの友人で、陳情を受けることは一切ないという関係でやってきた。大臣と会うように言ったことは全くない」と強調した。だが、閣僚への陳情を重ねていた加計氏が、友人の安倍首相にだけは計画の話を一切しなかったのか--。小池氏は「こんなに次々に大臣に会えるのか」と加計氏の「優遇」ぶりも皮肉り、「これで国民が信じられるか」と批判した。

 一方、2015年4月に今治市職員と首相官邸で面会した、と一部で報じられた柳瀬唯夫元首相秘書官。民進党の桜井充氏が「お久しぶり。前にお会いしたのは覚えてますか」と語りかけると、柳瀬氏は「7、8年前、食事を(一緒に)したのはよく覚えています」と笑みさえ浮かべた。

 すると桜井氏は「それなら一昨年のことは?」と切り込んだ。柳瀬氏は一転、硬い表情で「記憶をたどる限り、(今治市側と)会っていないと思う」と繰り返した。和泉洋人首相補佐官が「会っていない」と断言したのとは対照的だった。

 文科省内で見つかった新たな文書についても、野党側は追及を強めた。昨年11月9日に獣医学部新設の規制緩和が決まる前日、学園の計画に対する懸念が記されたメールが省内で送受信されていたことを示す内容だった。松野氏は「大学の設置認可の事前相談は従来受け入れている」と説明。だが、同省の前川喜平前事務次官は「(当時の)獣医学部は告示で、新設は認めないとなっている。申し出があってもお断りするのが通例」と述べ、規制緩和が「加計ありき」だったことをうかがわせた。

 ただ、2日間を通じて政府側は総じて記憶に基づく答弁に終始し、真相解明にはほど遠いまま幕を閉じた。【杉本修作】(毎日新聞17年7月25日)』

* * * * * 

 自民党は、自衛隊の日報隠しや日韓同意問題などに関して、閉会中審査を開くことに理解を示しいるようなのだが。
 加計問題については新たな事実が出なかったとして、野党が求める閉会中審査や証人喚問は行なう気がないとのこと。(-"-)

 こんなに全てがうやむやなまま、幕引きされて逃げられるのは絶対に阻止しなければならないと思うし。どうか野党、メディア、国民で、さらなる追及を行なう機会を作るべく、プレッシャーをかけて行く必要があると思うmewなのだった。(@@)

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# by mew-run7 | 2017-07-26 12:25 | (再び)安倍政権について | Trackback

安倍が答弁でウソ重ね?but責任逃れ~過去に「1月20日」と異なる答弁+文科省、新文書認める

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 昨日24日、衆院予算委員会で、安倍首相が出席して閉会中審査が開かれた。(・・)

 参考人として、前川喜平・前文部科学事務次官、内閣府の藤原豊・前審議官、和泉洋人・首相補佐官、加戸守行・前愛媛県知事、八田達夫・国家戦略特区ワーキンググループ座長なども出席。
 主に加計学園問題について、約5時間にわたり質疑が行なわれた。(++)

<mewが先日の記事で参考人としての答弁に期待していた、獣医師会顧問の北村直人氏は、都合がつかなくなったとして、急に出席を断って来たという。獣医師会は麻生副総理がバックについているのだけど。何か圧力がかかったかな?^^;>

 まだニュースの映像や自分で録画したものをざざっとしか見ていないにもかかわらず、書きたいことが次々とわいてしまうのだけど。もし一つ選ぶとしたら、やっぱ、コレでしょ~。(^-^)

 昨日、mewが一番ビックラしたのは、安倍首相が、加計学園が獣医学部新設の申請をしていることを知ったのは「今年1月20日、加計学園の申請が決定した(日だった)」と答弁しやが・・・もとい、したことだった。(゚Д゚)

 で、先に言えば、mewは、安倍首相のこの「1月20日」という答弁は、ウソである可能性が大きいと思う。(`´)
 少なくとも、4月に安倍内閣が閣議決定して出した答弁書や、6月に安倍首相が行なった国会答弁とは、違いが生じているわけで。野党やメディアには、その点をしっかりとしつこく追及してもらいたい。(**)

* * * * *

 安倍首相が「1月20日」と答弁した時、委員会室では、「え~~~?」という声が野党委員の席のあちこちから飛んで来ていたのだけど。実際、国会中継やニュース映像で、この答弁を見た国民の多くが、思わず「はあ~~~?」「え~、うっそ~!」と言いたくなったことだろう。(@@)mew,too.

 だって、安倍首相は、加計理事長は30年来の腹心の友で、家族ぐるみでの付き合いを続けていると自分でも言っているのだから。
 安倍第二次政権が始まってから十数回、一緒にゴルフや飲食をしていて(しかも、去年の7月以降に6回)、昭恵夫人がその親しげな様子を撮った写真をフェイスブックに載せているほどだし。安倍氏は、既に首相としての立場にあったにもかかわらず、14年5月には、わざわざ千葉葉科学大学の開校10周年式典に来賓として出席し、スピーチを行なったりもしているほどの仲なのだから。
 
 しかも、「彼(加計理事長)もさまざまな学部・学科を作ってきたわけでありますが、そういうことを含めて具体的に何かを今、今回で言えば獣医学部をつくりたい。さらには今治市にといった話は、一切ございませんでした」などとまで、ほざ・・・もとい、答弁したりして。(・o・) 

 まあ、おそらく加計学園の獣医学部新設が戦略特区の計画として決まるまで、自分は申請したことすら知らなかったと。だから、加計学園に有利にコトが運ぶような働きかけや指示、何らの話もしていなかったという説明を裏打ちしたくて、こんなことを言い出したのではないかと察するのだが・・・。(~_~;)

 民進党の複数の議員が、「信じがたい」として、何度か質問し直したものの、安倍首相は「正直な話だ」と「1月20日」という主張を変えなかった。

 ただ、玉木雄一郎氏が、「1月20日以前に知っていたとわかったら、総理は責任をとって辞任するか」と迫ったのに対しては、「『軽々に職を懸けるなどと発言すべきでない』と批判もあった」として明言を避けた。
 しかも、最後の方では、「私が知っていても知らなくても、便宜をはかったということはない」と、いざという時の担保みたいな答弁まで行なっていることから、自信を持って言い切れない部分があるのかも知れない。^^;

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『国会では焦点となっている加計学園の問題をめぐる集中審議が行われ、安倍首相は加計学園による獣医学部新設の申請を知ったのは「今年1月」と答弁した。民進党はこの答弁に疑問を呈し、追及した。

 安倍首相「加計学園の申請が正式に認められた国家戦略特区諮問会議において、私が知るところに至ったわけです」「1月20日に加計学園の申請が正式に決定したわけです」

 民進党・玉木議員「十何回、ゴルフ、食事をして、全くその話が出ないというのは、テレビをご覧の皆さんも、本当かねえと思っていると思いますよ。総理が知っていたということが何らかの形でわかったら、責任をとって辞任されますか」

 安倍首相「知っていようが知っていまいが、私は便宜を図るということはないわけでありますし、私はここで正直に申し上げており、その上において、総理大臣としての職責を今後も果たしていきたいと考えているところです」(NNN17年7月24日)』

* * * * * 

 改めて言うが、mewは安倍首相の「1月20日」という答弁はウソである可能性が大きいと思う。客観的な根拠もある。(・・)


 時系列的に逆になるが・・・。安倍首相は、今年6月の参院予算委員会で、社民党の福島瑞穂氏の質問に対し、加計学園の獣医学部新設は、「国家戦略特区ではなく構造改革特区で申請されたことについては私は承知していた」「その後、私は(特区諮問会議の)議長を務めているので、国家戦略特区に申請すれば私の知りうるところとなる」と答えているのである。(-"-)

『今年6月中旬の参院予算委で、社民党の福島瑞穂氏が加計学園の獣医学部新設計画について「いつから知っていたのか」と質問したのに対し、首相は「国家戦略特区ではなく構造改革特区で申請されたことについては私は承知していたが、その後に私は(特区諮問会議の)議長を務めているので、国家戦略特区に申請すれば私の知りうるところとなる」と答えていた。(朝日新聞17年7月24日)』

* * * * *

 また、今年4月に同じく社民党の福島瑞穂氏が出した質問主意書に対して、安倍内閣は答弁書(閣議決定あり)で、このように答えていたのである。(@@)
http://mizuhofukushima.blog83.fc2.com/blog-date-201704-1.html
<昨日、FNN「ユアタイム」で、角谷氏なるコメンテーターが話していたのをちらっと見たので、
早速、福島瑞穂氏のブログ『福島みずほのどきどき日記』でチェックしてみたです。>

『加計学園の獣医学部新設に関する質問主意書への答弁書が届きました
2017年04月28日(Fri)

 加計学園の獣医学部新設に関する質問主意書

 一 安倍首相は、学校法人加計学園の加計孝太郎理事長が今治市に獣医学部を作りたいと考えていることを二〇一六年十一月九日以前に知っていたか。知っていたのであれば、いつから知っていたのか。』(ニ以下の質問、答弁は*2に)

『参議院議員福島みずほ君提出加計学園の獣医学部新設に関する質問に対する答弁書

 一について

 獣医学部の新設については、平成十九年十一月の愛媛県今治市等からの構造改革特別区域法(平成十四年法律第百八十九号)第三条第三項に規定されている提案に係る説明資料において、学校法人加計学園がその候補となる者である旨記載されており、こうした提案を受けて、安倍内閣総理大臣を本部長とする構造改革特別区域推進本部において、平成二十五年十月十一日、平成二十六年五月十九日及び平成二十七年八月二十五日に構造改革特別区域の提案等に対する政府の対応方針を決定するとともに、平成二十七年六月三十日に「「日本再興戦略」改訂二○一五」を閣議決定したところである。』

<ちなみに平成19年は2007年。平成25~7年は2013年~15年で、もう安倍第二次政権が始まった後だからね。>

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 「安倍首相が、加計理事長が今治市に獣医学部を作りたいと考えていることをいつから知っていたのか」という質問に対して、上記のような答弁をして来たのだから、首相は遅くとも2013年~5年には、そのことを知っていたということになるのだろう。(・・)

<てか、腹心の友が理事長を務める「加計学園」の名が記載されているのに、そのことにも気づかず、何も知らないで閣議決定を行なったとしたら、不自然だと思うし(腹心の友とも言い難い)。対象候補をきちんと見ずに、閣議決定したとしたら、首相として無責任ではないだろうか?(~_~;)>

 ところが、最初の部分にも記したように、安倍首相は昨日、「彼もさまざまな学部・学科を作ってきたわけでありますが、そういうことを含めて具体的に何かを今、今回で言えば獣医学部をつくりたい。さらには今治市にといった話は、一切ございませんでした」と答弁した。(・o・)

 学校法人・加計学園は、一覧を見ると目がクラクラしそうなほど、数多くの学校や学部、学科、コースを作って来たわけで。それらの新設には、安倍首相(or友人である安倍氏)は関わっていないのだろうし、いちいち話をしたりもしないかも知れないけど・・・。
<千葉科学大学やその学部、学科の新設に関してはどうかな?何か危機管理システム学科では、自衛官・安全保障コースとか消防士た警察官のコースとかあって、政府も協力しているみたいだし。^^;>

 でも、今回の獣医学部新設の場合は、それが認められるかどうかは、安倍首相が主導する政策を実現するために、首相が議長を務める国家戦略特区の諮問会議によって決められるもので。これまでの学部、学科の新設とは、安倍首相との関わり、影響力が全く異なって来るわけで。

 それにもかかわらず、獣医学部新設の話や国家戦略特区に申請していた話を全くしなかったとは思えないし。また、安倍首相の国会答弁や内閣の答弁書の記述から見ても、何らかの形で獣医学部を新設したいという話を(&申請の話も?)していたと考えるのが自然なのではないかと思う。(**)

 で、もしそうであるなら、安倍首相は昨日、加計学園がらみのの答弁だけで、いくつものウソをついている可能性が大きいのである。(ーー゛)

* * * * * 

 あと、昨日、初めて明らかになったことがあるので、最後にその件を。<何か松野文科大臣は、閣僚席でずっと下を向いて、元気がなかったね。^^;>

『学校法人「加計学園」による獣医学部設置計画問題に関し、文科省が作成していた「加計学園への伝達事項」と題された新たな文書の存在が24日、衆院予算委員会の閉会中審査で明らかになった。

 民進党の玉木雄一郎議員が指摘した。学園側が、学部設置に向けた条件を備える上で、不十分と思われる面をクリアするため、文科省側の「助言」と読める内容だ。そのため、玉木氏は「紛れもない『加計ありき』の内容だ」として、安倍晋三首相らを追及した。

 同文書は、加計学園による新設計画が認可された今年1月20日から、2カ月以上前の昨年11月8日、文科省内で共有されたもの。「先日ご説明いただいた構想につき、文科省として懸念している事項をお伝えする」とある。「既存の獣医師養成でない構想を具体化」することなど、他の獣医学部との「差別化」を検討するよう求める内容など、5項目にわたる。
 必要な教員確保、施設整備、資金計画などに触れたくだりもある。

 文書はメールに添付されて省内の関係者に送信されている、メールには「先日に加計学園から構想の現状を聴取したことについて、昨日、大臣及び局長より、加計学園に対して、文科省としては現時点での構想では不十分だと考えている旨早く伝えるべき、というご指示がありました」と説明書きが記されている。

 「局長からは先ほども、早く連絡して、絶対今日中、と言われたところ」との記述もあり、文科省側が伝達を急いだことがうかがえる。(日刊スポーツ17年7月24日)』(関連記事*1に)

 これだけどんどん証拠が出て来ても尚、安倍首相&その内閣、内閣府、関連省庁は、(バカの一つ覚えみたいに繰り返しているけど)「過程に一点の曇りもない」と。全く加計学園を優遇することは全くなかったと言えるのか・・・。
 今日の参院予算委員会での、野党のさらなる追及に期待しているmewなのだった。(@@)

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# by mew-run7 | 2017-07-25 06:08 | (再び)安倍政権について | Trackback(2)

仙台市長選で、民進・野党共闘候補が勝利&内閣支持率20%台で「安倍おろし」始まるか?

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【*1、*2などの関連記事は、記事の最後にあるMoreの部分にあります。】

昨日23日には、と~っても嬉しいニュースが2つあった。(^^♪

 一つは、宮城県の仙台市長選で、民県連・社推薦の郡和子氏(60・元民進党衆院議員)が、自公県連推薦・こころ支持の菅原裕典氏(57・自営業)を抑えて勝利し、初当選を果たしたこと。(*^^)v祝

 自民党は都議選に続いて大きな地方選挙で負けることに。しかも、今回は小池新党のような同じ自民保守系の候補ではなくて、天敵である民進党の候補に負けたことのダメージは大きいと思うし。 逆に野党にとっては、ここで民、社、共、自の野党共闘が成功したことはプラスに働くことだろう。(・・)


 もう一つは、毎日新聞の世論調査でも、安倍内閣の支持率が30%割れ、不支持率が50%超えしたことだ。
 他の質問の回答見ても、もはや国民が安倍首相の交代を望んでいることが明らかになっており、上の選挙結果も受けて、今後、「安倍おろし」が加速する可能性が大きくなって来た。(@@)

* * * * *

 まずは、仙台市長選の話から・・・。

 23日に投開票された仙台市長選で、民・社推薦の郡和子氏(60・元民進党衆院議員が)自公県連推薦・こころ支持の菅原裕典氏(57・自営業)を抑えて勝利。市長として、初当選を果たした。!(^^)!

【仙台市長選・得票(選管最終)・・・郡和子氏 165,452票、菅原裕典氏 148,993票、林宙紀氏 61,647票、大久保三代氏 8,924票】

 投票率は44。52%。ぱっと見、低い数字なのだけど、何と前回は30・11%だったとのことで。やっぱ投票率が上がれば、野党は自民党に十分に太刀打ちできるのである。(++)
 
 実は、もうひとり民進党(と言っても、元みんな・維新の保守系だけど)の国会議員をやめて出馬した人がいたので、アンチ安倍票が割れるのではないかと心配していたのだが。郡氏が思ったよりも自民候補に差をつける形で、しっかりと勝てて、ほっとしている。"^_^"

 今回は、民進党は地元の安住淳代表代行や岡田克也前代表など、いわゆる大物国会議員も駆けつけて応援を行なったのだが。演説の手ごたえが悪くなかった様子。

 やっぱ民進党は、ちゃんと安倍批判したり、自分たちの考えを主張したりすれば、それなりに理解が得られて、アンチ安倍派の受け皿になれるし。社共自などとうまく選挙協力すれば、票も集められるわけで。
 この結果を受けて、もう少し自信を持って、国会対策、選挙対策に望んでいいのではないかと思うし。他党との選挙協力に負け向きになった方がいいと思う。(**)

<頼むから身内で足を引っ張るのはやめて欲しい。折角、いい感じになって来ているのだから、文句がある人は、早くどこかの新党に移った方がいい。もうすぐ安倍っちのやぶれかぶれ解散があるかも、なんてウワサも出てるし。移籍するなら、今のうちだよ!(~_~;)>

* * * * *

 逆に、自民党としては、大都市の首長選で民進党候補に負けたのは、かなり痛いことだろう。^^;

 ちなみに、こちらは、逆風を懸念して菅官房長官など国会議員が応援に行っても、街頭演説には立たず。<産経いわく「ステルス」作戦で、室内の支援者向けの会合で応援演説するにとどめたらしい。菅氏の時はメディアに非公開だったとか。>
 代わりに、奥山現市長や村井県知事などが応援に訪れたものの、支持が伸びなかったという。(-"-)

 党内には、「トップを代えなければ」という声も出始めているという。<`~´>

* * * * *

『安倍政権、痛撃 仙台市長選 “民共共闘”郡和子氏が勝利 自公系敗退

 任期満了に伴う仙台市長選は23日投開票が行われ、民進、共産など野党4党が支援する新人の元復興政務官、郡和子氏(60)が、自民、公明両党の県組織と日本のこころが支持する葬祭業社長、菅原裕典氏(57)ら他の新人3人を破り、初当選を確実にした。内閣支持率が下落する安倍晋三政権にとって、与党候補が“民共共闘”候補に敗れたことは大きな痛手となる。

 投票率は44・52%で、過去最低だった前回の30・11%を14・41ポイント上回った。

 市長選は、東日本大震災の復興対策などが争点だった。同時に、自民党が大敗した2日の東京都議選直後のタイミングで、しかも与野党対決の構図となっただけに、勝敗は国政に直結するとして注目されていた。

 民進党は当初、郡氏への目立った応援は控えていたが、地元民放の元アナウンサーとして知名度が高い同氏の「優勢」が伝わると、枝野幸男前幹事長らが相次いで応援に駆けつけ、政権批判を繰り広げた。さらに、共産党が組織をフル動員させたことで郡氏の勝利につながった。

 菅原氏も政党色を前面に出さない選挙戦を展開し、自民党も「ステルス」作戦に徹し、国会議員は街頭演説を控えた。一方で各種団体の組織固めに努め、宮城県の村井嘉浩知事や引退する奥山恵美子市長も応援に駆けつけた。それでも、逆風下での厳しい選挙戦を強いられ、都議選からの連敗を阻止できなかった。

 元衆院議員の林宙紀氏(39)と元衆院議員の大久保三代氏(40)は市政刷新を訴えたが、及ばなかった。(産経新聞17年7月23日)』

* * * * *

『自民幹部「トップ代えねば」 大型地方選連敗に危機感

 加計学園問題が安倍晋三首相を直撃し、内閣支持率が急落するなかで迎えた23日の仙台市長選。自民党にとっては東京都議選に続く大型地方選挙での連敗だけに、党内には危機感が広がっている。

 与野党対決型の選挙だったが市政自体には明確な争点がなく、与党候補が政権批判を正面から受けた。閣僚経験者は「都議選と同じで安倍内閣、安倍さん個人の評価だ」と指摘した。

 ある党幹部は「支持率は下がる。選挙には勝てない。トップを代えなくちゃ、次の衆院選は戦えない」と述べ、「安倍おろし」の動きが出てくる可能性に言及した。中堅議員は「強引な政権運営のつけが出ている。内閣改造しても駄目だ」と語った。

 公明党の斉藤鉄夫選挙対策委員長は記者団に「逆風は感じた。国政への批判もあった」と指摘した。

 一方、民進党衆院議員から転じた郡和子氏を支援した野党。地元選出の民進の安住淳代表代行は記者団に「安倍政権への信任投票的な意味合いを帯びた。そこに野党共闘がうまくかみあった」と強調。共産党の小池晃書記局長は朝日新聞の取材に「野党と市民の共闘が、安倍政権への怒りの受け皿になった」と語った。(朝日新聞17年7月23日)』

『政権与党とのパイプは大きな武器となるはずだった。菅原氏は「自公の国会議員の力を借りて、国に要望を伝えられるのは私だけ」と繰り返しアピールしたものの、肝心の自民が前面に出る場面はほとんどなかった。大物国会議員が駆けつけることはほとんどなく、陣営幹部は「街頭での演説は遠慮してもらった」と打ち明けた。

 20日夜にあった菅原氏の個人演説会。応援に駆けつけた自民党の山本一太参院議員は「与党国会議員としておわびしたい。自民1強でおごりがあった」と頭を下げた。

 一方、郡氏側は民進党の岡田克也元代表ら各党幹部クラスが相次いで仙台入りした。加計学園問題などで安倍政権批判を繰り返し、元自民党県連幹部の村井嘉浩知事と近い菅原氏に対して「お友達政治は許さない」と繰り返した。(毎日新聞17年7月23日)』

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 そして、内閣支持率が下げ止まらないという話を。<安倍首相が期待するほど、改憲への理解もないようだ。^^;>

『<内閣支持率>続落26% 「総裁3選」62%否定

 毎日新聞は22、23両日、全国世論調査を実施した。安倍内閣の支持率は26%で、6月の前回調査から10ポイント減。不支持率は12ポイント増の56%だった。支持率が20%台になったのは2012年12月の第2次安倍内閣発足後、初めて。安倍晋三首相の自民党総裁任期が来年9月に終わることを踏まえ、「代わった方がよい」との回答は62%(3月調査は41%)で、3期目も「総裁を続けた方がよい」の23%(同45%)を大きく上回った。首相の政権運営は厳しさを増している。

 首相の友人が理事長を務める学校法人「加計(かけ)学園」による国家戦略特区を利用した獣医学部新設計画を巡り、政府のこれまでの説明を「信用できない」は76%に達し、「信用できる」は11%。内閣支持層でも「信用できない」(49%)が「信用できる」(36%)よりも多かった。首相は24、25両日、衆参両院予算委員会の閉会中審査で、加計学園の計画に自身が関与していないことを説明する考えだ。

 調査では「安倍1強」の政治状況についても聞いた。「自民党から安倍首相に代わる人が出てきてほしい」が31%で最も多く、「野党から首相に対抗できる人が出てきてほしい」は25%、「新しい政党や政治団体から首相に対抗できる人が出てきてほしい」は23%。「安倍首相が強いままでよい」は7%にとどまった。自民支持層では「安倍首相に代わる人」が51%を占め、「ポスト安倍」への期待をうかがわせた。

 支持率は2カ月連続で10ポイント下落し、与党内では憲法改正論議への影響を懸念する声も出始めた。今回の調査で、首相が目指す20年の改正憲法施行について、議論を「急ぐ必要はない」は66%、「急ぐべきだ」は22%。首相が5月に改憲方針を表明した後、慎重論は調査のたびに増えている。憲法9条の1項と2項をそのままにして、自衛隊の存在を明記する首相の改正案に関しては、「反対」が41%(前回比5ポイント増)、「賛成」が25%(同2ポイント減)、「わからない」が27%(同3ポイント減)だった。

 政党支持率は、自民25%▽民進5%▽公明3%▽共産5%▽維新2%--など。「支持政党はない」と答えた無党派は52%だった。【池乗有衣】(毎日新聞17年7月23日)』

* * * * *

 ちなみに、昨日、毎日新聞が仙台市で行なった出口調査では、政党支持率が、こんな風になっていたという。

『主な政党支持率は、自民24%▽民進13%▽公明4%▽共産4%--など。無党派層は52%だった。(毎日新聞17年7月23日)』
<あと無党派層のうち2割、つまりは10%は、元・みんな・維新・民進の保守系野党候補に投票したらしい。>

 もし全国でも「自民20%前後、民進15%前後」ぐらいの支持率まで持っていければ、国政、国会、選挙の流れがかなり違って来るのではないだろうか?(・・)
 
* * * * *

 安倍首相&仲間たちは、もしかしたら、ここで自党をまとめるため&野党を分断するために、最後の手段として、敢えて「憲法改正」を持ち出して来るかも知れないのだけど。
 自民党の中にはそこまで熱心に改憲を望む人、改憲実現のために安倍と共に勝負したいと思っている人は、半分いるかいないかなのではないかと思うし。(改憲に熱心な国民はもっと少ないし。)
 どうせなら、この際、安倍首相に改憲を持ち出してもらって、現実を思い知らせるのがいいかもとさえ思い始めているmewなのだた。(@@)

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# by mew-run7 | 2017-07-24 04:01 | (再び)安倍政権について | Trackback(1)

官邸の暴挙に獣医師会が反乱で、議事録を配布&国会も出席。大学は積極的に生徒募集

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 昨日アップした『参考人が増えた閉会中審査+メッキがはげて来た山本地方相+幹事長室が石破叩きの一斉メール』の関連記事を・・・。

 昨日の記事で、もし獣医師会から参考人を呼ぶなら、『北村直人顧問ならいいんだけどな~。<獣医学部新設に関しては、政府の強引な手法を批判することが多いので。>』と書いたのだけど。
 北村氏も、閉会中審査の参考人招致に応じる意向を示しているらしい。(・・)

 あとで載せる記事にあるように、加計学園が経営する岡山理大は、獣医学部の生徒募集活動を積極的に行い始めている様子。(本当に、推薦募集とかもしちゃうのかな~?^^;)
 実際に獣医学部の新設が認可されるのは8月末なのだが。森友学園の時もそうだったのだけど。開学のため新入生を募集している大学に関して、国会で議論されるというのも何か妙なものだ。(~_~;) 
 
『<加計新学部>獣医師会の北村氏が反論へ 山本担当相発言に

 日本獣医師会顧問で政治団体・日本獣医師連盟委員長の北村直人元自民党衆院議員は22日、毎日新聞の取材に、国会の閉会中審査の参考人招致に応じる意向を示した。加計学園が獣医学部を新設する事業者に決まる2カ月前、山本幸三地方創生担当相が学園による新設を前提とした発言をしたことが記録された獣医師会側の内部文書を巡り、山本氏が内容を否定していることに反論するとみられる。

 文書には、昨年11月に山本氏が「四国に新設することになった」と語ったことが記されているが、山本氏は京都府も新設を提案していたことから「『京都もあり得る』と述べた」と主張。北村氏はこれまで文書の一部を報道陣に示し、京都を巡る山本氏の発言は「記録にない」としていたが、22日は「(全文を)精査したら京都に言及していた」と修正した。ただ山本氏の発言として「放っておくと京都などが続いてくる」「そうならないようにする」との記載もあるとし、北村氏は「山本氏が『加計ありき』だったことに変わりはない」と述べた。【遠藤拓】(毎日新聞17年7月22日)』

* * * * *

 さて、昨日の記事にも書いたように、獣医学会は本当は獣医学部の新設に大反対だったのである。<今治市が戦略特区に申請してから15年間、認められなかった最大の理由もそれだろう。>

 実のところ、日本獣医師会は、今でもホンネでは獣医学部新設には、反対なのだ。(ーー゛)
 しかし、安倍官邸が(お友達のために?)強引に獣医学部新設を認めてしまったわけで。今でもそれを快く思っていないのである。^^;

 これは、獣医師会HPにアップされている蔵内会長の「平成29年 新年のご挨拶」なのだが。昨年11月に獣医学部新設が決定したことに関して、ウダウダと書き並べることしばし。(*1)
 最後に、改めて「獣医学部・学科の新設には反対することを,今後も主張してまいります」「一方的に獣医学部の新設が決定されたことはきわめて遺憾であります」と念を押ししているほどだ。(@@)

『このような暴挙というべき国家戦略特区による獣医学部の新設は,これまで関係者が実施してきた国際水準達成に向けた努力と教育改革にまったく逆行するもので,不適切であること,平成 26年 6月 27日開催の本会第 71回通常総会で決議したとおり獣医学分野の入学定員の抑制方針の緩和による獣医学部・学科の新設には反対することを,今後も主張してまいります.

 特に,今回,獣医学教育及び獣医師職域の現状及び将来の在り方について,十分な検証も行わず,本会等関係者が意見を述べる機会もないまま,一方的に獣医学部の新設が決定されたことはきわめて遺憾であります.養成人数の過剰問題を抱えている弁護士や歯科医師のようになることだけは避けなければなりません.会長として,今後もこれらの課題に全力で取り組んでまいりますので,皆様方のご支援ご協力をお願いいたします.』

* * * * * ☆

 ただ、安倍官邸もなかなか引こうとせず。昨日の記事に書いたように、山本大臣が「このまま放置すると京都も」と脅しをかけて来たりするので、獣医師会は「もしどうしても獣医学部を新設する場合、一校だけにしてくれ」と要請したのである。(・・)

 ところが安倍首相は、彼らの言質をとるような感じで「一校開学を認めたのは、獣医師会の要請によるものだ」などと発言。
 さらに、近時になって、「3校でも4校でも開学を認めたい」と言い出したため、獣医師会もこのまま黙っていると、本当に好き勝手なことをされるぞと警戒して、動き出したのである。(~_~;)

 そのようなこともあって、北村氏の安倍官邸のやり方に対する疑問と不満が、不信感が増大。「総理が出席する閉会中審査の前に、現実を伝えるべきだ」として、今回の山本発言が載っている会合の記録を会員に配布したり、メディアに公開したりする道を選んだのだ。(**)

 下にアップするAERAの記事もその一つだ。(++)

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『日本獣医師連盟委員長が激白「総理出席の閉会中審査前に“加計ありき”伝えるべき」
<AERA・7/22(土)>

 安倍晋三首相が7月24、25日に出席する国会の閉会中審査を前に、これまでの政府答弁を覆す新たな文書の存在が明らかになった。日本獣医師会が作成した面会記録で、昨年11月17日に日本獣医師会を訪れた山本幸三地方創生相は、会談の冒頭でこう話したとされる。

「獣医師が不足している地域に限って獣医学部を新設することになった。財政的に大丈夫か、待ったをかけていたが、(愛媛県)今治市が土地で36億円のほか積立金から50億円、愛媛県が25億円を負担し、残りは加計学園の負担となった」

 山本氏はこれまで「加計学園ありきということは全くない。最終的には公募で決まるということで、そこでしか決まらないと重々申し上げてきた」(6月13日、参院内閣委員会)などと発言してきた。内閣府と文部科学省が特例で獣医学部設置を認める共同告示を出し、公募を開始したのは今年1月4日。日本獣医師会が作成した面会記録は山本氏の発言を覆すものになる。

 7月20日、面会記録の存在を朝日新聞や週刊文春が報じると、山本氏は同日午前、内閣府で記者団の取材に応じ、11月17日の獣医師会幹部との面会について、「獣医師会側の思い込みと私の発言を混同したものであり、正確ではない」と述べた。

 同日、獣医師会の面会記録に名前のある日本獣医師連盟委員長の北村直人さんが本誌の取材に応じた。北村さんは面会記録の存在と内容を認め、こう話した。

「山本大臣サイドから面会の申し入れがあった。11月17日は内閣府が獣医学部新設のパブリックコメントの募集を始める前日のことだ。それにもかかわらず、予算配分まで決まっている。これを加計ありきと言わずして何と言えばいいのか」

 北村さんは過去に2度、加計学園の加計孝太郎理事長と会っている。加計理事長の口から獣医学部新設にかける熱い思いは聞けなかった。冒頭の加計学園という言葉が出た際、北村さんが山本氏に「加計学園が全額負担すべきではないか」と問うと、ただ、黙っていたという。

 北村さんは「私の腹は決まっている」とした上で、こう語気を荒らげた。

 「もともと面会記録を公開するつもりはなかったが、19日に地方獣医師連盟の各委員長宛てに報道されている面会記録を送っている。獣医師会を抵抗勢力と言い、安倍総理に至っては『全国に展開』と発言された。1校に限るというのは、同じく国家戦略特区で(医学部を)新設した(千葉県)成田の国際医療福祉大学の前例にならい、きちんとやってほしいということだ。獣医師連盟の会員にも経緯をきちんと説明する必要があるし、総理が出席する閉会中審査の前に、現実を伝えるべきだと会員に声明を出した」

 山本氏が面会記録を「獣医師会側の思い込み」とコメントしたことについては、「私が現職の衆議院議員時代に同じ政策グループに所属した先輩としては、コメントをしないで、見守りたい」と北村さんは話した。(下に続く)

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 新たな文書の存在が明らかになり、加計学園の獣医学部新設に疑惑が深まる一方、今治市では建設工事が進み、来春の開校に向け、学校のPRも始まっている。

 3連休中日の7月16日、私立獣医学部受験専門予備校「ジュイク」が主催する大学説明会が京都であった。会場は個別の進路相談スペースと、各大学担当者による学校説明会場に分かれていた。当日参加した3校のうちの一つが、来春、加計学園が今治市に開校する岡山理科大学獣医学部だった。

 準備された岡山理科大学獣医学部の資料にはいずれも「設置認可申請中」の記載があり、獣医学部専用のパンフレットもあった。同大学獣医学部は文科省の設置認可の審査中だが、PR活動などに制限はないのだろうか。同省高等教育局高等教育企画課大学設置室の担当者はこう話す。

「認可前の段階では募集要項の配布や、推薦入試などの学生募集そのものは行えないが、『設置審査中』と明確に資料などに記載していれば、説明会などでのPR活動は可能です」

 岡山理科大の説明会で、加計学園の担当者は冒頭、「新聞等で世間を騒がせております」と話し、こう続けた。

 「我々は予定通り、認可が得られるであろうと思っており、本日参加させて頂いております」

 パワーポイントの資料をスライドに上映しながら、学校所在地や入試スケジュールの説明があった。ほかの2校の学校説明会は予定通り20分で終了したが、岡山理科大の説明は45分と大幅に予定時間を超えた。

 説明会後に、大阪から参加した女性に話を聞いた。

「新しくできる学校ということで熱意は感じた。関西に私立の獣医学部がなく、親としては少しでも近いところに学校ができるのは歓迎だ。ただ、報道などを見て、本当にきちんとした教育が行われるのか、特に、優秀な教員が確保できているのかは不安です」

 説明会終了後、加計学園の担当者を直撃した。

「遠方から来ている学校関係者もおり、注目の高さを感じた」

 そう手ごたえを語る一方、「PR活動を積極的に行っているのか」という記者の問いには「招待されて参加しています」と答えた。

 主催団体の関係者に確認すると、

「岡山理科大さんのほうから出たいと話を受けました」

 両者の意見は食い違うが、学校のPR活動がすでに始まっているのは確かだ。7月22、23日には岡山理科大学(岡山市)でオープンキャンパスが行われ、獣医学部の専用ブースも設置されるという。予備校関係者はこう話す。

「現役生を対象に推薦入試を実施する学校が多いなか、浪人生も対象とするなど、一人でも多くの受験生を集めようとしている。私立獣医学部の受験倍率が5倍を超えるなか、学生は集められると考えるが、受験者数にこだわっているのだろう。期待されているということを世の中にアピールしたいのではないか」

 安倍首相や国政を大きく巻き込んだ愛媛県今治市の獣医学部新設問題。認可に向けた審査の結論は8月末にも出される。(編集部・澤田晃宏)※AERA オンライン限定記事』

* * * * * 

 野党議員の質問の仕方にもよるけど。もしかしたら閉会中審査では、山本大臣と北村氏が「言った、言わない」の論争を繰り返すことになるかも知れない。^^;
 それでも、カメラを通じて各人の話し方や表情を見ることで、国民が自ら判断する機会を得ることは、と~っても民主主義的で有意義なことだと思うし。安倍首相や閣僚たちの、ごまかしだらけの無責任な答弁をしっかり見極めて欲しいと願っているmewなのだった。(@@)

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# by mew-run7 | 2017-07-23 02:37 | (再び)安倍政権について | Trackback(1)

参考人が増えた閉会中審査+メッキがはげて来た山本地方相+幹事長室が石破叩きの一斉メール

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 『今度は、山本がオウンゴールか?加計がらみで問題発言疑惑。安倍、予算委が針のムシロに?』の続報を・・・。
 まず、衆参の予算委の閉会中審査に呼ばれる参考人が増えて、そこそこ豪華な(?)顔ぶれになった。(・・)
 
『<閉会中審査>獣医師会幹部を参考人招致へ 衆院予算委合意

 衆院予算委員会は21日の理事懇談会で、学校法人「加計学園」の獣医学部新設問題を巡る24日の閉会中審査に日本獣医師会の幹部を参考人として招くことで合意した。獣医学部新設の決定過程について山本幸三地方創生担当相と獣医師会の見解が食い違っており、民進党が招致を求めていた。

 加戸守行前愛媛県知事、政府の国家戦略特区諮問会議の八田達夫・特区ワーキンググループ座長らの出席も決まった。和泉洋人首相補佐官や前川喜平前文部科学事務次官らを含めて参考人は計7人になる。加計学園の加計孝太郎理事長の招致に関しては与野党で引き続き協議する。

 一方、参院予算委は21日、閉会中審査の25日開催を正式に決めた。質疑時間は4時間45分。和泉氏、前川氏、加戸氏、藤原豊前内閣府審議官が参考人として出席する。【光田宗義】(毎日新聞17年7月21日)』

 うーん、獣医師会幹部というのが、誰なのか。北村直人顧問ならいいんだけどな~。<獣医学部新設に関しては、政府の強引な手法を批判することが多いので。>

 本当は、加計理事長も呼びたいところだけど。今の段階では、どうせ「自分は何も依頼や要請はしていない」と言うのがオチだろうし。週刊誌で優雅に生活しているかのような記事を見ると、腹立たしく思うところはあるのだが。何より一番のお灸になるは、文科省の審議会が来年4月の開学を認めないことではないかと・・・。(@@)

 おそらく和泉補佐官や藤原審議官も、自分たちや首相、内閣府の関与を頑なに否定するのだろうけど。^^; ただ前川前次官が「和泉氏が『首相が言えないので、自分が代わって言う」と述べた」と明言しているので、野党がいかにして国会に呼んだ前川氏と和泉氏のガチ・バトルを導けるかがどうかが鍵になるだろう。(・・)

 何分にも、野党の質問時間が衆院でも参院でも(よ党の維新+αを除き)3時間ぐらいずつしかないことを考えた場合、参考人の数が多過ぎると各人への質問が中途半端になって、大事なところを追及し切れずに終わってしまうおそれが大きいわけで。
 それを考えると、これぐらいの人数&顔ぶれの方がいいのかな~という感じもしているです。(++)

<知人と「状況が悪化して、安倍があまり話さない方がいいので、参考人を増やすのを認めたのかしらん」とか言ってたのだけど。実際のところ、ムダに答弁が長い(&その割に中身がない)安倍首相に質問する回数を減らした方がいいかも。^^;>

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 で、上の記事にも記されている山本幸三地方創生担当大臣のフライング発言の問題に関する続報を・・・。

 昨日のブログ記事に、mewは、『獣医師会側が獣医学部の新設に強く反対していたことから、山本大臣がわざわざ獣医師会に出向き、決定した内容や経緯を説明。獣医師会の同意を得るために、協議(脅し?)を行なったらしい。<獣医師会側は最後まで反対していたものの、山本大臣が複数の大学が名乗りを上げることを示唆したため、新設を認める場合は、一校でとどめて欲しいと要望したという。^^;>』と書いたのだけど。

 やはり山本大臣は、「放っておくと、京都なども続いてしまう」今治市に加えて京都市なども獣医学部新設に参入する可能性を示唆。
 獣医学部新設に強く反対する獣医師学会に、もしこのまま抵抗を続けると、複数の地域&大学が同学部を新設する可能性をにおわすことで、ある種の圧力(脅し?)をかけて、とりあえず一校の新設を認めさせようとしていたのである。(@@)

 そして、その一校はと言えば・・・。自らが報道陣に対して「『京都だって追加であり得るんですよ』と話をした」と説明しているのを見るとよ~くわかるのだが。
 やはりメインは「四国・今治市」であって、京都はあくまでも「追加」=「2つめ以降」の候補なのである。(**) 

~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~

『議事録に「放っておくと京都なども続く」

 加計学園の獣医学部設置をめぐり、学園が事業者に認定する前に、山本地方創生担当相が新設について伝えたとする議事録が残されている問題について、山本大臣は「選択肢として京都もあり得ると述べた」と反論しているが、議事録には「放っておくと京都なども続く」との発言が記されていたことが、新たにわかった。

 山本地方創生担当相は、加計学園が特区による事業者に認定される2カ月前の2016年11月、日本獣医師連盟の幹部と面会した。
 連盟側が作成した記録では、山本地方創生担当相は、加計学園の名を挙げ、「四国に新設することになったと話した」と記されている。

 20日、山本地方創生担当相は「記録は正確でなく、選択肢として京都もあり得ると述べた」と反論しているが、連盟の幹部によると、山本大臣の発言は、「放っておくと、京都なども続いてしまう」というもので、これを受け、連盟側は、1校限りを選定条件に加えることを要請したという。

 山本地方創生担当相は「四国・今治ばかりと言っているが、『京都だって追加であり得るんですよ』という話を、そういう状況を受けてした」と述べた。
閣議後の会見で、山本地方創生担当相はあらためて、京都での学部新設は、追加であり得るという趣旨だったと強調した。(FNN17年7月21日)』

* * * * *

 しかも、山本大臣は20日には、取材陣に対して「秘書がメモをとっていたので、確かだ」とかエラそ~に言ってたくせに。そのメモの所在をきかれたら、何と「既に破棄した」と逃げを打ったという。(゚Д゚)

【『・・・また、京都での新設について山本氏が言及した際、役員から「それは困る。進めるなら今治市のみだと明記してほしい」と応じられたと明かした。このやり取りについて山本氏は「後ろで聞いていた秘書官もメモ書きのように書いており、確かだ」と説明した。毎日新聞17年7月20日)』】

『<加計新学部>山本担当相、根拠のメモ説明二転三転

 学校法人「加計学園」の獣医学部新設計画を巡り、山本幸三地方創生担当相の説明が二転三転している。日本獣医師会の内部文書では、学部を新設する事業者の決定前に山本氏が同学園を名指しして発言したとされるが、山本氏は20日にこれを全面否定し、自身の秘書官のメモを根拠に挙げた。しかし21日の記者会見ではメモは既に廃棄したと明言。山本氏自身のメモの存在に言及したものの、こちらも保存されているかはあいまいな説明に終始した。

 「獣医師会から渡された資料と(獣医師会側の発言が)一緒だったので、秘書官も『メモを取っても意味がない』と途中でやめ、後で廃棄したと聞いている」。山本氏は21日の会見で、同会の内部文書に記された昨年11月17日の面会の際、秘書官が作成したとするメモについてこう語った。

 面会の時期は、獣医学部新設の事業者に加計学園が決まる約2カ月前。内部文書では、山本氏が愛媛県、同県今治市の費用負担に言及し、「残りは加計学園の負担」と発言したと記載されている。事実なら事業者選定は「加計学園ありき」だったことになる。

 まず山本氏は20日午前、記者団に「加計学園と特定して言ったことはない」と否定。逆に獣医師会側から「進めるなら今治市だけと明記してほしい」と発言があったとし、「(面会の)後ろで聞いていた秘書官もメモ書きしたようなので、確かだ」と強気の姿勢を見せていた。

 ところが同日午後になって記者団からメモ公表の意思を問われると、一転して「メモ自体はもうない」と軌道修正。獣医師会の文書に対抗する山本氏の主張は「記憶」のみが根拠になった。さらに21日の会見では、秘書官メモが廃棄されたと明言した後、今度は「私のメモ」を根拠に挙げた。しかしその存在も「どこにあるか確認してみたい」とあいまいなままだった。

 24、25日に開かれる衆参両院の予算委員会では、獣医師会の文書の内容が事実かも焦点になる。首相官邸幹部は「メモがあると言えば『出せ』と言われてしまう」と懸念する。野党は山本氏の主張の根拠を追及する構えだ。【遠藤修平】(毎日新聞17年7月21日)』

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 ところで、自民党内では最近、石破茂氏が積極的に安倍首相&仲間たちの批判を展開しているのだが・・・。(@@)

 石破氏は、昨年8月まで地方創生大臣として、安倍官邸の戦略特区構想を担当しており、「石破4条件」などを設けたたのだが。獣医学部新設について、もともと「今、急いで実行に移すべきものではない」と否定的な立場であったとのこと。(・・)

 「ポスト安倍」の有力候補であるだけに、来年の総裁選を(or早期の安倍おろしも?)考えて、安倍政権を批判すべきは批判するという態度に転じたことも大きい。(**)

 来週の閉会中審査に関しても、かなり厳しい意見を述べている。^^;

『自民党の石破茂前地方創生担当相は20日、学校法人「加計(かけ)学園」(岡山市)の獣医学部新設計画などをめぐり衆参両院の予算委員会の閉会中審査に出席する安倍晋三首相に対し、丁寧な答弁に努めるよう重ねて要請した。国会内で開いた石破派会合で「質問者の向こうに国民がいることを決して忘れないでもらいたい。国民に『よく分かった』と言ってもらえるかにかかっている」と述べた。

 石破氏は与党にも注文を付け「与党がヨイショみたいな話をしていると、見ている人は『何なんだ、これ?』と思う。真実を明らかにするということでやってもらいたい」と強調した。(産経新聞17年7月20日)』

* * * * *

 もちろん、自民党内には、そんな石破氏を快く思わない勢力も少なからずいるわけだが。まさか幹事長室が、こんな露骨な嫌がらせをするとは、かなり驚いた&呆れてしまったです。(゚Д゚)
 
『石破派、産経記事配布を抗議=加計めぐる発言「事実でない」

 自民党石破派は21日までに、学校法人「加計学園」の獣医学部新設問題をめぐる産経新聞の記事を党幹事長室が全議員にメールで配布したのは「不適切だ」として抗議した。

 送付されたのは7月17、19、20各日付朝刊の加計問題に関する連載記事。このうち、17日付の記事は、石破茂同派会長が地方創生担当相在任時に日本獣医師会幹部らと面会した際、学部新設条件について「誰がどのような形でも現実的には参入は困難という文言にした」と述べたと記載。これに対し、石破派は「発言は事実ではない」と主張している。

 幹事長室は同派に対し「閉会中審査の参考にしてもらうため送付した」と説明。一方、同派の平将明衆院議員は21日の記者会見で「石破氏が獣医師会の意思を受けて反対勢力だったという印象操作と取られかねない」と批判した。(時事通信17年7月21日)』

<ちなみに、幹事長は急に安倍と戦略的互恵関係にはいっている老獪な二階俊博氏、幹事長代行は安倍盟友の下村博文氏(その下も安倍っ子が何人か)が務めている。^^;>

* * * * *

 まあ、自民党にはわけのわけらない怪文書やメールがよく飛び交っているそうなのだが。幹事長室が、自党の議員をディスるようなメールを全議員に出すというのは、党内運営が荒れている、スタボロになっているようにしか感じられず・・・。

 もしかしたら、安倍官邸&自民党の執行部が、かなり追い詰められているのかも知れないな~と案じてしまう(実は期待でいっぱい?)のmewなのだった。(@@)

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# by mew-run7 | 2017-07-22 05:43 | (再び)安倍政権について | Trackback(1) | Comments(0)

今度は、山本がオウンゴールか?加計がらみで問題発言疑惑。安倍、予算委が針のムシロに?

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 安倍首相が出席する予算委員会の閉会中審査が、衆院は24日、参院は25日に開かれることが決まった。(・・)

 審議時間は、衆参とも5時間。自民党、民進党の国対協議では、与野党の質問時間の配分でもめていたのだが。<民進党は予算委の慣例通り、与党:野党=2:8の配分を要求したのに対して、与党は首相が十分な説明ができるようにと、1:1の配分にすることを求めていた。>
 結局、最終的にお互いに妥協して3:7にすることに決まったという。^^;<まあ、野党側には、よ党の維新+αがいるので、実質2:3ぐらいかな?>

 また衆院では、野党が求めていた前川前文科次官、和泉首相補佐官の参考人招致も決まったという。(++) <前川氏は、和泉補佐官が「首相が言えないので、自分が代わりに言う」と文科省に圧力をかけて、加計学園による獣医学部新設の決定を主導したと言っている。>

* * * * *

 安倍官邸は、7月10日に行なわれた閉会中審査で、野党や前川氏から新たに脅威となるような材料が出なかったことに安堵したとのこと。
 安倍首相は、これなら自分が国会で説明することで(&和泉補佐官にも頑くなに関与を否定してもらうことで)、加計問題に一区切りつけることができるのではないかと思って、予算委の出席に応じることに決めたようなのだけど。<きっと既に台本を作らせて、答弁の準備を始めていたに違いない。(~_~;)>

 しかし、昨日になって、山本地方創生大臣が、昨年11月、まだどこに獣医学部を作るか決まっていないはずの時期に、獣医師会との会合で「四国に獣医学部を作ることが決まった」という内容の発言をしていたという記事が週刊文春に出て、大きな問題に発展することに。(・o・)
 
<先日書いたように、mewはドヤ顔で「オウン・リスク」を連発する(ネオコンの)山本大臣にムカついていたのだけど。今回の件では、オウンリスクを忘れていたのか、下手すると「オウン・ゴール」になっちゃうかもよ~。^m^>

 また、当ブログでも既に2回扱っているのだが。稲田防衛大臣が「陸上自衛隊の日報隠しの非公表」の報告を受け、了承していたか否かという件も問題視されるようになっていて、TVのニュースやワイドショーがどんどん取り上げるようになっているし。
 何か昨日は新たに、陸自幹部が稲田大臣に報告したら「けしからん。明日、国会で何て言おう?」と言っていたなんて情報がリークされたりして。容易におさまりがつかなくなっている様子。(@@)

 来週24、25日の閉会中審査では、野党が安倍首相に対して、山本大臣の発言や稲田大臣の隠蔽工作関与の件に関する追及を行なうことは必至であるだけに、加計問題に一区切りどころか、火に油を注ぐような状態に陥いりそうな感じも。
 どうやら安倍首相らが当初、思っていたほど簡単には終わりそうにないし。下手をすれば、針のムシロのような質疑になる可能性が大きい。(>_<)

 で、今回は、山本大臣の獣医師会での発言に関する話を中心に書いてみたい。(**)

~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~

 まずは、閉会中審査に関する記事を・・・。

『首相出席の閉会中審査、前川氏も招致 24・25日実施

 学校法人「加計(かけ)学園」の獣医学部新設問題に絡み、自民、民進両党は19日、安倍晋三首相が出席する閉会中審査を24日に衆院予算委員会で、25日に参院予算委でそれぞれ5時間ずつ実施することで合意した。衆院予算委では参考人として、和泉洋人首相補佐官と前川喜平・前文部科学事務次官を招致することでも一致した。

 首相出席の閉会中審査の実施をめぐり、自民は「国家戦略特区について、きちんと説明する時間が必要だ」(官邸幹部)として、与党と野党の質問時間の配分を「5対5にしない限り開催は拒否する」(竹下亘国会対策委員長)と主張。民進は通常の予算委通り「2対8」の時間配分を求めていたが、自民、民進両党の協議の結果、衆院予算委での配分は、「3対7」で折り合った。参院予算委での時間配分は今後、自民、民進両党間で協議する。(寺本大蔵)(朝日新聞17年7月19日)』  

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 さて、山本発言の件だが。「週刊文春」が昨日、こんな記事を出したのだ。(**)

『「加計に決めた」政府決定2カ月前に山本大臣発言 議事録を入手

 獣医学部の新設を巡る問題で、内閣府の山本幸三担当大臣が、政府が学校法人を決定する2カ月前に、加計学園に決めたと日本獣医師会に通告していた議事録を「週刊文春」が入手した。

 獣医師会の議事録によると、2016年11月17日、山本大臣は、日本獣医師会本部を訪問し、会長ら役員に次の通り述べている。

〈獣医師が不足している地域に限って獣医学部を新設することになった〉

〈四国は、感染症に係る水際対策ができていなかったので、新設することになった〉

 四国では、加計学園が愛媛県今治市で獣医学部新設を目指しており、加計学園に決まったことを獣医師会に通告した形だ。

 この日は、獣医学部の新設をどの学校法人が担うかを政府が決定する2カ月前だったが、この議事録により、「加計ありき」で進んでいたことが裏付けられた。

さらに、山本大臣は、

〈今治市が土地で36億円のほか積立金から50億円、愛媛県が25億円を負担し、残りは加計学園の負担となった〉

 と、「加計学園」と明言して事業費の負担額を詳細に説明し、加計学園に決めた理由を語っていた。

 加計学園、山本大臣はともに、小誌の事実確認に応じなかった。一方、山本大臣との会合に同席した獣医師会の北村直人日本獣医師政治連盟委員長を直撃すると、「詳細に自治体の負担額をあげて、『加計に決まった』と言われたので、驚きました。反対意見を申し上げた記憶があります」と答え、小誌記者が議事録を見せると、本物であることを認めた。

 7月20日発売の「週刊文春」では、問題の議事録の詳細を報じる。あわせて教職員から学部新設に多数の反対意見が上がっていたことなどを紹介し、加計学園の経営実態や加計孝太郎理事長の知られざる素顔についても詳報する。(7/19(水)文春オンライン)』

* * * * *

 安倍首相が議長を務める国家戦略特区諮問会議は、昨年11月9日に獣医学部の新設を決定したのであるが。
 獣医師会側が獣医学部の新設に強く反対していたことから、山本大臣がわざわざ獣医師会に出向き、決定した内容や経緯を説明。獣医師会の同意を得るために、協議(脅し?)を行なったらしい。<獣医師会側は最後まで反対していたものの、山本大臣が複数の大学が名乗りを上げることを示唆したため、新設を認める場合は、一校でとどめて欲しいと要望したという。^^;>

『日本獣医師会の北村直人顧問によると、山本地方創生相は加計学園の学部新設が決まる2か月前の去年11月17日に都内の日本獣医師会を訪れ、北村氏や蔵内会長ら幹部4人と面会したという。その際、山本地方創生相は、「今治市が土地で36億円、積立金から50億円、愛媛県が25億円を負担し、残りは加計学園の負担となった」「四国は、感染症に係る水際対策ができていなかったので、新設することになった」などと、獣医学部新設の経緯を説明したという。

 面会が行われたのは、国家戦略特区諮問会議が獣医学部の新設を決めた11月9日の後で、翌日の18日からは国民の意見を募るパブリックコメントが行われるタイミングだった。

 山本地方創生相はこれまで、学部新設の候補を加計学園に絞り込んだのは、年末年始ごろだと説明していた。

 獣医師会側は、面会内容を全て記録していて、19日付で、面会記録の概要を日本獣医師連盟の地方組織に配布したという。北村顧問は、「獣医師会を抵抗勢力や既得権益者として位置づける政府の説明に対し、真実を開示する必要があると判断した」と述べている。(NNN17年7月20日)』

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 この記事を受けて、多数のメディアが、この獣医師会の議事録を入手して、報道を行なったのであるが・・・。(こちらにその一部の写真が。https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170719-00003330-bunshun-pol.view-000)
 
 議事録の冒頭には、タイトルと会合の日時、場所、出席者が・・・。

『山本幸三内閣府特命大臣(地方創生、行政改革)との意見交換の概要(抜粋)

 日時:平成28年11月17日(木)9時22分~10時08分
 場所:(公社)日本獣医師会役員室
 出席者:山本幸三大臣、近藤貴幸大臣秘書官
 当方:蔵内勇夫会長、北村直人政治連盟委員長、酒井健夫副会長、境専務』

 そして、山本大臣、獣医師会幹部の各々の発言が順次記されているのであるが。獣医師会が獣医学部新設に反対していることもあってか、山本大臣は、最初に「誠に申し訳ないが」と付してから、獣医学部を四国に新設することになったことを告げた。^^;

『山本:誠に申し訳ないが、獣医師が不足している地域に限って獣医学部を新設することになった。財政的に大丈夫か、待ったをかけていたが、今治市が土地で36億円のほか積立金から50億円、愛媛県が25億円を負担し、残りは加計学園の負担となった。・・・四国は、感染症に係る水際対策ができていなかったので、新設することになった。申し訳ない』

* * * * *

 ところが、これらの報道を受けて、山本大臣は、自分は四国や加計学園に決まったという発言はしていないと否定。議事録の記述には「獣医師会側の思い込み」がはいっていると主張した。^^;
 この山本大臣の主張に、北村氏は「大臣が他の面会と混同しているのではないか」と再反論している。(@@)


『山本幸三地方創生担当相は20日午前、学校法人「加計学園」が愛媛県今治市に獣医学部を新設する事業者に選ばれる前に、「四国に新設することになった」と日本獣医師会役員に伝えたとする同会内部文書について、「獣医師会側の思い込みと私の発言を混同したもので正確ではない。私からは『京都もあり得る』と述べた」と反論した。内閣府で記者団に語った。

 山本氏によると、昨年11月17日の面会で、「広域的に獣医学部が存在しない地域に限り新設を認めることになり、パブリックコメントを始めることになった。申し訳ないがご理解いただきたい」と発言したという。山本氏は「獣医師会側は『四国の今治』と決めつけた言いぶりで対応していた」と説明。内部文書について「思い込みで書かれた部分もある」と語った。

 費用分担の説明で山本氏が「加計学園」と述べたとする内部文書の記述には、「事業実施主体という表現をしており、加計学園と特定したことは全くない」と否定した。また、京都での新設について山本氏が言及した際、役員から「それは困る。進めるなら今治市のみだと明記してほしい」と応じられたと明かした。このやり取りについて山本氏は「後ろで聞いていた秘書官もメモ書きのように書いており、確かだ」と説明した。【遠藤修平】(毎日新聞17年7月20日)』

『山本規制改革担当大臣:「四国に決まったという発言は全くしていません。それは向こう(獣医師会)側が当然、そうなると思い込んで、色々、発言してましたけどね。京都産業大学からも提案があるのでその可能性もありますよと言ったところ、(獣医師会側が)それは困るということで、進めるなら今治市だけということで明記してほしいという発言が向こう(獣医師会側)からありました」(ANN17年7月20日)』

『山本地方創生相は、「四国で決まっているという発言はまったくしていないが、獣医師会側がそうだと思い込んでいろいろ発言していた」「私は大体黙って言い分をずっと聞いていた」などと述べた。
 これに対し、獣医師連盟の北村委員長は、「『京都もあり得る』との地方創生相の発言は議事録にも記載がない。面会の時点で獣医師会から今治市のみの明記を求めたことは一切なく、大臣が他の面会と混同しているのではないか」と反論している。(NNN17年7月20日)』

* * * * * 

 山本大臣が、議事録に「加計学園」と言ったと書かれたことに対して「その点は十分注意していて、用意した文書でも『事業実施主体』という言い方で徹底している。先方がそういう風に思い込んだということでしょう」と説明したのも、チョット興味深かった。
 おそらく「この時点で、下手に加計学園の名を出すとマズイ」という意識が働いたのだろうではないだろうか?(本人の発言を見る限り、京産大の名前は出していたのかも知れないのに?^^;)

 でもって、ドヤ顔の山本くんが「オウン・ゴール」をしてしまっていたことが、明らかになるといいな~と、ついつい期待してしまうmewなのだった。(@@)

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# by mew-run7 | 2017-07-21 04:31 | (再び)安倍政権について | Trackback