「平和で平穏で楽しい生活が一番!」 今はアンチ超保守&安倍政権の立場から、mew基準の(時に偏向した?)視点で、政治や競馬、スポーツなどについて書いています。写真は溺愛馬トロットスター


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教育基本法の改正が迫りつつあるけど ~ともかく、前向きな気持ちで、ガンバ!~

 
 教育基本法の改正の委員会採決&参院議決は、来週に持ち越されることになった。

 安倍晋三首相がASEANの首脳会談に出席するため、8日にフィりピン向けて出発
することから、自民党側は当初、出発前の7日までに総括質疑、委員会採決を行なう計画
を立てていた。だが、防衛省昇格法案などの審議もまだ続いていることもあり、野党側に
配慮して、採決を延期。11日に参考人質疑、12日に中央公聴会を行ない、安倍氏の帰国
を待って、14日に委員会採決、15日に参院本会議で議決をすることにしたという。

 この間、4~6日には各地で地方公聴会が行なわれていた。また後日に書くが、どの会場
でも反対、慎重論が多かったという。
 自民党側が推薦した教基法改正に賛成の後述人の中にも、もっと慎重な議論を求める人
たちもいたようだ。教基法を改正すべきと思う人でも、少し理性がある人なら、今回の
改正の仕方がいかに民主的な手順を踏んだものではない、強引で拙速なものかはわかる。

<改正賛成派の人でも、もし改正するならこのようにして欲しいという考えが色々
あったようなのだが、政府はそちらの声も無視してコトを進めている。それゆえに、賛成
派の中にも、納得が行かない人が少なくないのだろう。
 実は、安倍首相&仲間たちも、この改正の内容には不満足なのである。でも、彼らは
「ともかくGHQの作った法律を自らの手で変えることに意義がある」と考え、何が
何でも今国会で改正することに決めてしまったのであった。>
   
 
 そして6日には、教育基本法改正に反対するヒューマン・チェーンの第三波が、国会
周辺をメインに各地で行なわれた。
 この集会に参加したあんちアンチエイジングのメロディさん<コチラ>や、BLOG BLUESさん
コチラ>がその時の様子を書いた記事をTBして下さった。
寒い中、国会周辺だけで3500人もの人々が集まったという。
 社民党の福島代表などの議員&関係者や、小泉氏や安倍氏の物まね+政治風刺でお馴染
みのニュースペーパーも参加していたようだ。
 お二人の記事やコメント欄を読んでいて、最後まであきらめずに頑張っている人たちが
たくさんいるのだと実感させられた。そして多くの人たちの強く熱い思いがひしひしと伝わって
来るような感じがあった。
<こういう記事を読んでいると、グジグジしている自分が気恥ずかしいというか、情けないという
か、ホント申し訳ないという気持ちにさせられる。>


 実は、私は今週にはいって、一度も教育基本法や教育関連の記事をアップしていなかった。
もちろんニュースは毎日チェックして資料はファイルしていたし、毎日のように記事を書いて
いたのだが、結局は消して、アップするのをやめてしまっていたのだ。
 というのも、書いているうちにアチコチに対するイラ立ちが募り、同時にド~ンと気が
重くなり、得も言われぬ空しさや無力感にさいなまれてしまっていたからである。

 以前、安倍氏が総裁&首相に就任する前に、暗~くなってしまい、ミュ~ミュ~書いたこと
があるのだが<コチラ>、何かあの時のドヨ~ンとした鉛色の雲が上からのしかかって来る
感じを受けてしまっているのである。

<安倍政権&仲間たち、自民党、公明党などにも腹が立つ部分はあるが、むしろ中途半端
な対応をした民主党、こんな大事なことを積極的に伝えようとしないメディアにもムカ
ついたり、重要な法案の話が出ても無関心なままの国民に対して何だかな~と思ったり、
・・・でも、結局は色々考えても、自分に何の力もないことに失望感を覚えてしまう。
 しかも今後、この教基法に基づいて、教育の場に手を突っ込まれてグチャグチャに引っ
かき回されるであろうことや、また何年後に来るかも知れない憲法改正の時のことを思う
と、尚更に大きな懸念や不安が広がるところがあった。>

 自分で「まだまだこれから」とか書いておいて、情けない話なのだが・・・。(-_-)
 アレコレ考え始めてブル~がはいってしまうと、仕事がしたくなってしまうし。ブログ
でもアグレッシブな文が書けなくなってしまう。
 もちろん他に書きたいネタがあったということもあるけど。教育関連については、記事を書いている途中や、アップする前に「やっぱ、やめておこう」と削除してしまっていたのであった。
 
 そもそも私がこのブログを始めた&続けている最大の目的は、憲法改悪を阻止したいと
いうことにある。そして私にとっては、教育基本法はある意味で、憲法の一部をなすもの
のようなところがあるので、それが改正されようとしている現実に、アタマや心がついて
行けていないような感じがある。
 
 私のアタマや心の中には、「何で?何で?」という気持ちが、いまだに渦巻いている
のだ。
 何で「教育の憲法」である&憲法に準ずる超重要な法律だとされる教育基本法が、こん
なに簡単に拙速に改正されてしまうのか? それで国民は、本当にいいのか?
 何でメディアは、このことを早くからきちんと取り上げなかったのか? 何で国民は、
国や国民のあり方だけでなく、自分の子供や孫などにも大きな影響があることなのに、
<いじめや不正履修や受験など教育問題に関心がある人が多いのに>教基法の改正には
関心を示さないのか? 
 何でメディアや国民は(改正に賛成、反対にかかわらず)政府与党のこのようなやり方に
もっと怒りや疑問を示さないのか?
 何で民主党は、政府案と方向性があまり変わらない対案を出すという中途半端な姿勢
をとったのか? ・・・

 いや、実は私にはその答えが半分見えているのかも知れない。だからこそ、妙な空しさ
や失望感などを覚えてしまうのだろう。


<妙なたとえ方をすれば、愛するオトコと引き離されるような心境なのである。
 彼はもうすぐ去って行く。出発の日が決まりつつある。私の中では、別れたくないと
いう思いが募る。お願いだから行かないで欲しいと、何とかならないのか、何でこんな
ことになってしまったのかと・・・アレコレ考え始めると際限がなくなってしまい、
気が狂いそうな感じにさえなってしまう・・・そんなところがあったりする。>


 何だかグジグジ書いてしまったが・・・。
 だからって、私はまだ完全にあきらめたわけではない。

 全くあきらめていないと言えばウソになるが。でも、世の中、何があるかわからない。
小泉氏もよく言うように「政界は一寸先は闇」なのだ。
 私が大好きなスポーツの世界でも、何度も絶対絶命のピンチから、逆転した例を見て
いるし。最後の一瞬まであきらめてはいけないという気持ちはある。その気持ちを失ったら
逆転はあり得ないしね。<あきらめたら、向こうの思うツボだし~。>

 それにこういう気持ちや思いが、次に繋がったりもするのだ。
 もし教基法が改正されてしまうことになっても、そのあとの教育改悪の法案や軍事化の法案
を少しでも食い止めるために、そして憲法改悪や日本をアブナイ方向に導く悪しき流れを断ち
切るために、まだまだアピールしなければいけないこと、皆で頑張って行かなくてはいけない
ことがたくさんある。

 というわけで、今回は自分に言い聞かせる意味も含めて・・・

 改めて    p(*^-^*)q がんばっ♪   です。

                             THANKS

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# by mew-run7 | 2006-12-08 17:04 | 共謀罪、教育基本法改正 | Trackback(13) | Comments(16)

内閣支持率40%台に + マスコミの役割 + 安倍の復党説明 + クレージーな発言


 安倍内閣の支持率が50%を割り始めたようだ。<*1>
 共同通信の調査では、支持率が48.6%(▲7・9)。一方、不支持率は35・3%
(△11・2)と大きくハネ上がった。FNNの調査でも、47.7%になったという。
 この大きな要因は、やはり復党問題にあるようだ。<各社の調査では、復党に反対と
いう意見が60~70%に達している。>

 首相就任後わずか2ヶ月の間に20%近く支持率が落ちたのは、安倍氏&周辺にとっ
ては気になるところかも知れない。
 だが、もともと就任時に70%も支持率があったのが高過ぎたとも言えるだろうし
<ほとんど実績も根拠もない期待感だけの支持だったわけだし>、実は48%でも、
まだまだ高い数字なのである。

 コチラを見て頂ければわかるように、そもそもこの20年の間に、支持率が50%を
超えたことのある首相は、細川護熙氏、小泉純一郎氏、安倍晋三氏の3人しかいないの
である。 
 そして、長期政権としては史上№1の支持率を誇る小泉前首相でも、5年半の支持率
の平均は約48%だった。

 ちなみに小泉氏の場合は、就任当初の01年4~5月に70~80%の高い支持率を
上げ<5月に貴乃花優勝の「感動した!」で上昇>、02年2月に田中真紀子氏を外務
大臣から更迭したことにより急落し、初めて50%を割った。
 しかし、同じ年の9月に訪朝、10月に拉致被害者5人が帰国したことから、また
60~70%に盛り返したのだった。

<何か小泉氏が訪朝したいという話が出ているようで。(*2)彼は日朝国交回復を
果たし、将来に名を残したいという思いがあるときいたことがあるが、今でもそうなの
だろうか? ただ、彼は外国でも臆せず、各国の要人ともフレンドリーに接することが
できる社交性があるので、今後、首相経験者として外交の上で、カーター元大統領の
ような役割を果たすことができるかも知れないと思ったりもする。>


 話を戻すと、これだけ世間から風当たりの強い復党問題があっては、支持率が急落
するのも止むを得ないだろうし、それでも支持が48%もあるのなら、安倍人気は健在
というべきなのかも知れない。
<これで小泉氏の訪朝のように、何か好感触を抱かせるものがあれば、また上がってしま
うのかも知れないしな~。・・・もしかして、安倍氏も参院選を前に訪朝しちゃうかな?>

 そして、私たちアンチ安倍っちは、ここからさらに支持率を下がるようにと考えて、
安倍首相&政府与党の問題点をアピールして行かなければ、と思うのであった。

* * * * *
 
 前記事の話にも関わるが・・・やはりマスコミがいかに政治的なニュースや政府、
国会などの情報をきちんと伝えるか、これが支持率や投票にも関わって来る。
 伝え方、切り口によっても違って来るけれど、まずは伝えてくれないことにはどう
しようもないところがある。

 たとえば、03末~04年にかけて、小泉前首相の支持率がまたグ~ンと落ちるの
だが、これは国民の7割が反対、慎重論であったにもかかわらず、かなり強引にイラク
特措法を通して、自衛隊のイラク派遣を行なったからであると考えられている。
 この時は、TVをはじめとするマスコミがかなり問題を取り上げたし、民主党も反対
に回って、国会でも論戦が交わされていたのだ。

 今でも国民の多くは、戦闘地域やその危険のある地域、武力行使が伴いそうな地域
に自衛隊を派遣することには抵抗感を覚える人が少なくないと思う。
 そうであるなら、防衛省昇格法案<+自衛隊の海外活動拡大>や、空自のイラク任務
の延長などにも疑問を持ち、安倍内閣に問題を覚える人が増えてもよさそうだ。だが、
マスコミがそれらをほとんど伝えていないため、国民には判断する材料が与えられて
いないことになる。<教基法改正の中身などもそうだろう。>

 今朝から午後にかけて、TVではやたらと赤坂の新しい議員宿舎が3LDKで9万円
台の賃料に決まったことを取り上げており、税金の無駄遣いだとか、議員を優遇し過ぎ
だとか批判の声が数多く出ていた。<*3>
 でも、不思議なのは、以前、社保庁の無駄遣いや公務員宿舎の問題もそうだったのだが、
何故だかそこから政府批判には、結びついて行かない。以前、知人と話していた時に気付
いたのだが、どうも政府与党が税金の使い道を決めているとか、ものによっては個別に国会
の議決を経て決まっているという意識があまりないらしい。だから、贅沢しているor優遇されて
いる議員、公務員はズルイ、よくないという方向に怒りが向かってしまうようなのだ。
 そのあたりは、マスコミの伝え方の問題かも知れないと思う。

 ともかく、マスコミ(特にTV局)には、きちんと政治や政府の状況を国民にわかり
やすく伝えて、必要があれば問題点を指摘する<何がどう問題なのかも説明する>と
いう本来の役割をしっかり果たすようにして欲しい。
<そのために憲法上、報道の自由が保障されているのだから。>
 これから重要な時期にはいるだけに、尚更にマスコミが自分たちの使命を発揮できるか
どうかが、日本の将来を左右することにもなるということを認識して欲しいと願っている。

 * * * * *
 
 自民党の復党問題が尾を引いている。

 いわゆる刺客新人議員は、復党者と重複してしまう選挙区で党の公認を確保したいと
切望しているが、中川幹事長は各地区の支部長を継続することは認めたものの、公認を
保証する気がないようだ。支持者集めのために、お互いを競争させる意図があるのでは
ないかという話もあるが、その前に地元の支部スタッフ同士の関係が悪化しそうだ。
 また、離党した落選議員の中で参院選に回りたいという者が出ているが<そうすれば
優先的に復党もできるという>、既に参院選の候補者が決まっている地区もあることから
安倍・中川陣営と青木・片山参院陣営の対立が深まりそうな感じがある。 

 そんな中、5日、自民党HPに安倍首相が復党問題について語るビデオ・メッセージ
がアップされた。
 安倍首相サイドとしては、これで何とか一区切りをつけて、また説明責任を果たしたい
という思いもあったのだろう。

 一応見てみたのだが、6分ぐらいの映像で復党問題について語っていたのは、半分
ぐらいだっただろうか? 復党した者が、国会で郵政民営化に賛成票を投じたこと、
首班指名で自分に投票し、自分の構想に賛同し協力する意思があること、新しい国づくり
には多くの支持者が必要なことを、復党を認めた理由に挙げていたが、これで説明責任を
果たしたとは、とても言えないような気がした。<多くの支持者が必要→衆院でも参院
でも多くの議席と票が必要(参院選対策も必要)ってことなのかな?>

 あとマスコミ等で森元首相と青木参院会長が主導して決めたとか、中川幹事長に丸投げ
したとか言われているのを気にしてか、「私の責任で決めた」と言明していたのが、印象
に残った。
 でも、どう見ても、この内容では、とても国民に納得が行くような説明責任は果たした
ことにはならないだろう。
<というか、そもそも自民党HPのネット映像を見る国民や自民党支持者がどれだけいる
ことか?!>
 

 残りのメッセージは、自分の美しい国づくりと自民党は改革政党だということのアピー
ルだった。<美しい国という言葉が3回は出て来たかな?最近、ちょっとシツコイかも。> 
 教基法改正案や防衛省昇格法案などが進んでいることをちょっと誇らしげに話し<イヤだ、
イヤだ>、そして「私が総裁である間、自民党は古い自民党に戻ることはない」と力強く
語っていた。

<でも、あなたは、首相として、日本を古い日本に戻そうとしているわけですから~!
(少し古いけど(?)、波田陽区風で。(ーー))>

                     
* * * * *
 
 あ・・・もう一つだけ、気になるニュースがあったので追記を。

 米国の国防副次官が、MD(ミサイル防衛)に関して「ミサイルが米国に向かう
ことが明らかで、日本がそれを撃ち落とせるのに落とさないのはクレージーだ。そんな
ものは日米同盟ではない」と、クレージーなことを語ったという。<*4>
 
 この件はこのブログでも何回か取り上げているが<コチラなど>、安倍首相らが米国
向けのミサイルを日本が撃ち落とせないか検討したいと語って、集団的自衛権に抵触
すると問題性が指摘されているのに対し、久間防衛長官は国会の場でも「それは技術的
に不可能だ」と主張している。<で、mewは、技術的に可能なミサイルを買わされるの
かな?と思ったりしている。>
 こちらも、もう少しマスコミに取り上げて欲しい問題だ。

                           
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# by mew-run7 | 2006-12-07 15:29 | 安倍政権に関して | Trackback(16) | Comments(8)

TV局が安倍氏の出演を拒む?+石原四男に新たな疑惑+ネオコン米国連大使辞任but日本は右傾化進む

<クリック・コピペの調子がイマイチなので、リンク、参考記事は徐々につけていきます。>

 
 今回は、「ボルトン国連大使が辞任but日本はどんどんアブナイ方向へ」という話と
「TV局が安倍氏の出演を拒否?!」「石原都知事&四男に新たな私物化問題が」の
話を書きたい。

 
 昨日見たニュースで一番嬉しかったのは、ボルトン米国連大使の辞任が決まったと
いう話だった。<ブッシュ大統領が残念そうな表情だったこと。> (*2)
 このボルトンという人は超ネオコンで、他国そっちのけでアメリカの主張を押し通し
事務総長をけなすなど暴言も多く<また威張りくさった表情や話し方をするので>、
私はTV等で見るたびに、ムッとさせられていたのであった。
 でも、先月の中間選挙で民主党が勝ち、議会で任期延長の承認が得られる見込みが
ないため、自ら辞任することになったという。
 アメリカでの、このいい流れが少しでも日本に伝わってくればいいのにな~と思う。


 でも、残念ながら、何だか日本はその流れに逆行しているようだ。
 6日には防衛省昇格法案(+自衛隊の海外任務拡大)が参院で審議入りし、来週には
成立する見込みだという。<民主党が賛成に回っちゃったからな~>
 またイラクの航空自衛隊の活動の、半年間延長が閣議で決められる。(*3)アメリカは
内戦状態であることを認めているが、日本は戦闘地域ではないと言い張るつもりらしい。
 日本版NSC(安全保障会議)の準備も進んでいる。

 また今年、北朝鮮のミサイル実験や核実験の際に、日本は上述のボルトン国連大使と
組む形で、強気になって国連安保理での非難決議や制裁決議を要求していたのだが。
 その中で、ミサイル実験の際に、非難決議に慎重論を唱え、官邸サイドと衝突したと
言われる西田審議官(政務)<外務省№2>が、更迭されることになったという。
彼の後任には、六カ国協議などに関わり、北朝鮮問題で「毅然とした態度」をとったと
言われる柳田審議官(経済)が決まったようだ。(*4)
 きっと安倍内閣の周りは、強気外交&安保の役人に固められて行くに違いない。
 
 安倍氏は小さな評判は気にするようだが、「美しい国づくり」<私から見ればアブナイ
国づくり>は、国民の意思などお構いなしに、どんどんと進めて行くつもりである。
 そして、このアブナイ流れを変えるには、やはりアメリカと同じように、選挙で民意
を反映させるしか手はないと、改めて思う私なのであった。   
 
 
* * * * * 

 ところで、5日、復党問題にからみ、こんな話があったときいた。
<TVでもちらほら言われていたので、かなり本当っぽい。>
 今回の復党自体、かなり批判が大きいのだが。その中で、党の総裁でもある安倍晋三
首相の顔が見えない、リーダーシップが発揮されていない、説明責任を果たしていない
などの批判の声もかなり出ており、それも支持率の低下につながっているのではないか
とも言われている。

 そこで安倍氏は、まず5日に自民党HPで復党問題に関するビデオ・メッセージを
公開することにした。<4日に収録>
 しかし、ネットのメッセージでは広く党支持者や国民に伝わらないと思ったのだろう。
安倍氏サイドはTV各局に「復党問題の説明をしたいので夕方の報道番組にナマ出演
させて欲しい」旨の依頼をしたのだという。
 だが、TV局側は急な話だったことに加え、「わずか数分ずつの出演では、十分な
説明がきけない」と、また「他のメディアも取材したがっている」とのことで、この
依頼を断わり、マスコミ全体に対する記者会見を要求したのだそうだ。だが、安倍氏側
はこれに応じず、話が流れたらしい。

 この件に関しては、もし時間ができたら、あとで書き足したいが。
 ここで安易にTV出演に応じなかったTV各局には小さな拍手を送りたい。首相や政府の
都合がいいようにTVを利用されるようでは、マスコミの存在意義を完全に失ってしまうだろう。
<実は安倍氏を出しても、数字(視聴率)がとれないと思ってたりして?^^;>

 また安倍氏もわかっているように、自民党HPだけでは、とても説明責任を果たしたとは
言えないだろう。<その中身もさしたる説明になってなかったし~。>
 一国の首相&与党総裁として、毅然と記者会見に臨んで欲しいものである。

* * * * *


 5日、石原慎太郎都知事の四男に関して、共産党都議団から、また新たな問題が提示
された。<*1> <共産党HPの関連記事はコチラ> 
 だんだんと多くの報道番組やワイドショーが大きく取り上げるようになっており、石原
氏に対して少し逆風が吹き始めている感じもある。<うふ(・n・)>

 今度は04年1月にスイス・ダボスで東京都が主催したレセプションで、大鼓の演奏会
が行なわれた際に、都の委託事業費から知事の四男に、渡航費と舞台装飾費の計約175
万円が支出されていたという話だ。
 このケースでは、都は直接に四男に支払ったのではなく、出演を依頼した鼓演奏家O氏
が代表を務める会社と、総額約332万円で会場装飾委託契約を結び、この中から、03
年12月の事前調査の旅費を含めて渡航滞在費計約125万円、舞台装飾の「鏡板」
(舞台のバックに置かれる絵みたいなもの)製作費50万円が四男に支払う形がとられた
という。

 石原氏や都は、自分たちが四男を使うことを指示したのではなく、O氏が四男に鏡板の
制作を依頼したに過ぎないと主張しているが、共産党都疑団は、都の担当者が送ったと
される「契約に鏡板制作費を盛り込ませていただきます。(演奏家から)延啓さんに制作
発注してもらいます。旅費も含めて」というメールのコピーを入手しており、都側の説明
とのくい違いが生じている。

 石原氏は相変わらず「うちの息子は立派な画家だ。画商もついている」とか「何の違法
性があるんだ」と開き直った発言を行なっていた。
 ただ石原氏も、また鼓演奏家のO氏も、O氏と四男が以前から親しい関係であったこと
を認めている。
 コチラの記事にも書いたのだが、石原氏は都の芸術振興事業に力を入れているのだが、
その事業に当たって、自分自身または四男の知り合いを少なからず起用しているように
見える。そして四男は、時に仲介役として、また時に作品制作の面でその事業に関わり
を持つ形になっている。
 
 これらの活動に関して、よく見れば、都の芸術振興の活動に息子やその仲間たちが力を
貸しているともとれる。だが、悪く見れば、父親が自分の都知事の肩書きを利用して、
息子やその知り合いに仕事や活動アピールの場を与え、都の財政から制作費や海外渡航費
を用立てているようにもとれなくはない。そうであれば、まさに都政の私物化になる。
<これが芸術ではなく、企業の取引であれば、特定業者との癒着や談合疑惑に発展する
こともあるような話ではないだろうか?>

 来年の都知事選で、都民が的確な判断をしてくれることを期待したい。

<とはいえ、まだ対立候補が・・・。^^; 中村敦夫さんなんてどうかな~?>

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# by mew-run7 | 2006-12-06 14:46 | 安倍政権に関して | Trackback(16) | Comments(9)

TMで電通がらみの金銭疑惑が浮上?!+ 復党問題&大量議席がもたらすもの


昨日はネットがうまく繋がらず。PCを調整していて、記事をアップできなかった。
<結局、ルーターを繋ぎ直したら、直った。(^^ゞ> 
アクセスして下さった方々、TB不調でお返しできない方々、すみません。m(__)m

 
 さて、今回は、「タウンミーティングで電通がらみの不審な金銭問題が浮上している」という件
をメインに、復党問題+αについて書いてみたいと思う。

* * * * *

 4日、参院の決算委員会を少し見たのだが・・・。どうやら、内閣府主催のタウンミー
ティング(TM)の問題は、単に質問者や入場者の動員のやらせだけでなく、電通が絡んだ
金銭問題に発展しそうな様相を呈して来た。<*1>

 184回行なわれたTMの大部分は、大手広告代理店の電通が受注。その契約の額は、
今、判明しているだけで、総額で19億円以上になる。<おそらく全部のTMでは、
20億円を超える。> (どこどこ日記のコチラの記事を参照)
 
 このうち2005年度に電通に支払った運営費用が2億9554万円に達し、入札で
決めた契約額の3倍を超えていたという。資料によると、入札で契約した05年度のTM
運営費用は、計23回の総額で9660万円、1回当たり420万円だった。
 03年度の支払総額は約2億9700万円で契約額の1.9倍、04年度は約2億42
00万円で同2.1倍だった。
 又市氏は、03‐05年の7回の教育改革TMについて「実費部分を除いても、毎回
200万‐400万円が多く支払われている」と指摘。会場スタッフの過剰配置などを
念頭に「(広告代理店の)言いなり。追加支払いにもなし崩しで応じている」と批判した。

 これに対し、内閣府側は(1)契約額は実費精算の会場経費や交通費を含まない
(2)契約時の想定より人員が増えた‐などと説明した。
 塩崎恭久官房長官は「信じられないことも、たくさん入っている」と、不適切な支出の
有無を徹底的に調べる方針を重ねて表明。安倍晋三首相も「無駄遣いが絶対に起こらない
仕組みをつくる」と強調した。 <西日本新聞 5日抜粋より>

 
 電通が請け負ったTMでは、人件費などのコストの面で大きな疑念が呈されている。

 驚いたのは、運営を請け負った広告会社の企画・運営費として、局次長が1日10万円
で20日働いたなどと積算。また部長は1日に7万円、主管5万円、主務4万円、社員3万
5000円を請求され、01年度の1年間で52回分の「事務局人件費」として総額7433
万円を支払っていたということだ。ちなみに会場に派遣されたプロデューサーなどの人件費
は別途計上されている。<アチコチの紙面より抜粋>

 この他に、01年の横浜のTMでは「出演者謝礼」として約91万円が計上されていたり、
誰にどう払ったかわからない出演者謝礼があちこちに散見するようだ。
<内閣府は「資料がなく、具体的な使途はわからないが、登壇者の謝礼や交通費に使われた
とみられる」としている。>
 人件費としては、TMに参加した大臣を玄関からエレベーターまで案内する人に4万円、
大臣を乗せてエレベーターを手動させた人に1万5千円の日当を払ったという事実も明るみ
に出ている。

 TMを受注した会社が、自社の社員にこれだけの日当を払うこと自体がアンビリ~バボ~
なことは、社会通念上、「???」なことは明白であろう。<本当に払っていたとしたら、
会社として「???」だとも思うが。>
 そして、業界の関係者の人なら「やっぱね~」と思うところだろうが、これらの金銭が
どこに(or誰に)どのような形で流れたのかが問題になる。


 特に小泉政権が始まってから、電通は内閣や自民党とかなり密着した関係にあり、小泉
首相&内閣、そして自民党のアピール、PRに大きな役割を果たしていたという。
<安倍首相のPRも担当しているとか。ちなみに安倍氏の奥さまも元・電通職員だ。
また電通には、議員やその関係者の子息が少なからず入社しているとの話もきく。> 
 広告代理店としてのシェアもどんどん伸びて、大手マスコミ各社の広告の大部分を引き
受けているために、マスコミには有形無形の圧力がかかっているという話も出ている。
 
 実際、社民党の又市氏などは、国会の場で堂々と「電通」と発言しているが、マスコミ
各社はひたすら「大手広告代理店」と表現。また、4日の国会質問に関しては、ネットで
見る限り、大手新聞社は扱っていない。

コチラにも書いたが、自民党本部が実質的に経営する広告会社「自由企画社」が、某大手
広告会社に党本部から受注したCMなどの制作業務を丸投げし、5年で74億円を支払って
いたという報道もあった。しかも、それは国民の税金から各政党に配布される政党助成金
から出ているという。この某大手広告会社も、「電通」であると言われている。>

 小泉首相は、省庁や自民党が既得権益や企業等との癒着していることを大批判して、
人気を博していた部分があるのだが、小泉首相&内閣のアピールのために内閣府が企業と
大癒着していた事実が明るみに出る可能性が高まって来た。

 野党は時間をかけてでもいいから、何とかこの金銭の流れの問題をしっかりと追及して
欲しいと切に願っている。

* * * * *

 4日、自民党の党紀委員会が11人の復党を正式に決定した。
 これで、何と自民党の衆院議員は305人になるという。

<480人中300人以上だなんて、ため息をついてしまう。^^; 得票数だけで比べれば
自民:民主は5:4なのに、議席数は約3倍なのだからやはり小選挙区制は恐ろしい。>

 しつこいけど、自民党はこの11人の小選挙区で議席、得票の二重取りをしていると
いうことを改めて強調したい。また、あの刺客騒動&小泉氏が見せた強い意思でわいた
小泉劇場選挙&得票は、結果的にやらせ(詐欺)だということになってしまうのだ。
しかも、800億円もの選挙費用を使ってね。<もちろん税金から。>(コチラ) 


 自民党はこの議席数があるからこそ、国民の理解なんてどうでもいいという感じで、
今国会でも、世論的には慎重論が強かった教育基本法の改正や防衛省昇格法案もどんどん
通して行ってしまっているのだ。
 近々、共謀罪も強引に通して来るかも知れない。(保坂氏のどこどこ日記コチラの記事に)
 私たち一般国民の減税や証券税の優遇はしっかりなくすが、法人はさらに減税し、減価
償却率も得になるのだ。<法人の減税は7000億円規模なんだって。(・o・)>

<前国会で言えば、反対の多かった医療改革法案(医療費値上げ、リハビリ・入院規制)
や障害者自立支援法(結局は障害者の負担増)なんかも通してしまった。>

 果たして、昨年の総選挙で自民党に投票した人の中で、どれだけの人達が、これらの
法案を作ることを認識したり、期待したりしていたのだろうか?
 結果的に、自分で自分(or家族や親族)のクビをしめることに繋がっている人もいるの
ではないだろうか? 


 安倍晋三首相は「最終的には総裁として責任をもって判断をした」「いろんな国民の声
があるが批判は批判として甘んじて受ける」と述べたという。
 何だか落選造反議員の中で、参院選に鞍替えする人は、優先的に復党させるという話も
出ているらしい。

 どうか来年の参院選まで、これらのことを決して忘れないで欲しい。そして、安倍首相
には、この批判を甘んじて受けさせるような結果にしなければならないと思う。

 そうしないと、国民は確実にナメられる。
 そして、安倍政権は、国民の意思や生活への影響などにはお構いなしに、さらに好き勝手
な政策や立法を進め、とんでもない方向に持って行かれてしまうことになるだろう。
 もう昨年の総選挙の二の舞はできないのだ。

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# by mew-run7 | 2006-12-05 08:01 | 政治・社会一般 | Trackback(19) | Comments(13)

政党が政治をわかりにくくしているのでは?+堀江、いじめなど」

 今回は後半メインに「政党が政治をわかりにくくしているのでは?」を。前半に
今朝のTV等を見て感じたことを書きたいと思う。


 3日の午前中は、ダラ~ッと政治・報道系の番組のハシゴをしていたのだが・・・。

 テレ朝系の田原総一郎の「サンデープロジェクト」に堀江貴文氏が出ていたのに、
ビックリ。随分、彼本来のペースを取り戻して来たようで、検察の捜査の話や彼なりの
無罪主張論を語っていた。<ソニー買収計画があったことも認めていた。>
 今後は宇宙ビジネスを手がけたいようだ。<小さい頃の夢だしね。>

 先日、人と話していて、今の小中学生の親の多くは、当ブログにいう「魔の7YEARS」
世代<コチラ参照>だということに気付き、またアレコレ考えてしまっりもした。
 今の学校での諸問題は、安倍首相がいうGHQのせいというより、やはりバブル&
その崩壊で社会のに価値観が大きく変化したことが大きかったのではないかとも思う。
機会があったら、またこのシリーズも再開してみたい。

 いじめに関しては、毎日新聞に「<いじめ>「大人」の職場でも深刻 労働相談の
2割近くに」という記事が載っていたので、文末*1にアップしておく。
 社会で大人がこういうことを続けているようでは、子供のいじめもなかなか減らない
かも知れない。<学校っていうのは、社会の縮図みたいなところがあると思うし。>
 

 TBSの関口宏の「サンデーモーニング」では、防衛省昇格法案(+自衛隊法改正
よるの海外派遣等の任務拡大)の話をかなり取り上げて、懸念を示していたのだが。
TVメディアで扱ってくれたことは評価したいと思うものの、、衆院通過してから
国民に知らせてももう遅いのにな~と思ってしまったりもした。

 いじめ問題や再生会議の提言(特に出席停止の問題)は、いくつかの番組で扱って
いた。出席停止や厳しい懲戒には、反対の意向を唱える人が少なくないようだ。また
ワタミの社長や百ます計算の陰山氏は、懲戒案には反対であることもわかった。

 ヤンキー先生は「見て見ぬふりをする人が、いじめはやめようと立ち上がりやすい
環境を作ることが重要だ」と言っていたが、私もそれが重要だと思っている。でも、
そうしたいと思うなら、何で「いじめを見て見ぬふりをする者も加害者であることを
徹底して指導する」なんて威圧的な表現の提言をしたのだろうと思ってしまう。
 彼はまた被害者、加害者がクルクル代わるような複雑ないじめが多くなっている
とも語っていた。それがわかっていて、何故、出席停止案を持ち出すのだろうか。
<そういう場合、一体、誰を出席停止や別室隔離にする気なのだろうとも思う。>

* * * * * 
 
 話は変わるが・・・。

 私は小さい時から、政党なるものの存在にアレコレ疑問を抱き続けて来た部分が
あった。
 
<その話は長くなるので省くが、いまだに特定の支持政党を持ったことがないのも、
その影響があるかも知れない。 また、それもあって、政党が主体となるような小選挙区
制や比例代表制(特に政党の名だけ投票する拘束名簿式)には反対だし、党議拘束のあり
方にも疑問を抱くところがある。>

 近時、特にここ何年か、選挙や国会、議員の言動などを見ていて、何だか各政党の
姿勢や存在意義などが、すごくわかりにくくなっているように思う。
 政党の存在が、かえって政治をわかりにくくしたり、国民の政治への不信感や無関心
を増長させたりする部分があるかも知れないとさえ思うことがある。


 そもそも、政府与党がわかりにくい。
 自民党は、最近の復党問題も実にわかりにくいものだったが<郵政解散をしておいて
賛成の議員も反対の議員もOKにしてるし~>、今度は道路財源に一般税化で政府と
自民党の間で大きな考えの隔たりが生じており、一波乱ありそうな感じだ。<*2>
 また長い間、高齢者や地方の人たちからの支持が多かったのに、近時は彼らのケアを
どんどんカットしようとしているため、とまどいを覚えている人が少なくない。
今度は生活保護を400億円カットする予定らしい。<*3、関連記事はコチラ
 自民党は保守政党でも、ハト派の人も少なくなくてバランスがとれていて、戦後ずっと
平和が守れていたのに、こんなに急に改憲や軍事化を進めるとは思っていなかったと
いう声もきいた。


 公明党は、平和と福祉の党がウリなのに、自党の政策(9条改憲反対、高齢者の医療
福祉重視)とは正反対の方向に進んでいる自民党と連立与党を組み、選挙で支援し続け
ている。
<11月18日に創価学会の原田新会長が会見で、改憲に関し「(改憲で)9条平和
主義は堅持すべきだ。拙速は許されない。(集団的自衛権に関して)個別的自衛権を
しっかり踏まえておかなくてはならない」と。また教育基本法には「法の運用を慎重、
厳格にし、くれぐれもかつての愛国心を想起するような方向に進んでほしくない」と
強調していたのにな~。>
 公明党が、高齢者の医療費やリハビリ、入院基準を見直す医療改革法案の強行採決
に加担したり、防衛省昇格法案に賛成したのにも違和感が大きかったが。<障害者
援助を強く自民党に提言して予算化できそうだが、あとからそんなことするより、
最初から障害者自立支援法に賛成しない方が、よっぽど筋が通っているのに。>
 

 
 そして、野党では何て言っても、民主党がわかりにくい。近時の国会対応でも、
憲法重視派の支持者からは「何で教基法の改正自体を肯定したり、防衛省法案に賛成
するのか」と批判され、保守派からは「何で社共なんかと組むのか? 何で防衛省法案
に関して党内でもめるのか」と批判され、党の基本理念さえよく見えないような状況に
なっていて、イラ立っている人が少なくないように思う。<民主党については、後日
また改めて書きたいと思うが。> 


 政党というのは、もともと同じ政治意思を有する者たちが集まって活動するために
作られる団体である。そして、自分たちの考えを国民等にアピールして、選挙や支持
を通じて、民意を集約して(同じ考えを持つ国民の意思を集めて)、それを国政の場
で実現するために存在するものだ。
 逆に言えば、私たち国民は、政党の活動によって国政に関する色々な考えや問題点
を知って、そして自分の一票をその政党やそこに所属する議員に託して、自分たちの
政治意思を実現しようと思うのである。
<これが国政に限ったことではなく、地方政治にも共通することなのだが、今回の
記事では国の政治をメインに考えてみたい。>
 

 もちろん、国政が扱う分野はすごく幅広く多岐にわたるものだし、そこに所属する
議員や党員などがすべての面に関して同じ意見を持っているということは、滅多に
ないと思う。また、それは国民の側も同じだろう。

 最近は、選挙の前に各政党がマニフェストなるものを作って、各分野にわたる自分
たちの政党の公約を掲げる形が用いられているが、正直なところ、あんな100近く
ものことがこまごまと書かれているマニフェスト冊子をきちんと読む人はそんなに
いないのではないかと思う。<私もすべてきちんとは読んだことがない。(^^ゞ
っていうか、どこで手にはいるのかも知らない。幸いネットで公開されているので、
それをチラチラッと見るだけだ。>
 
 結局は、各党の理念とか雰囲気とか、自分が重視している分野に対する考え方とか
<私の場合は、自由&民主主義を前提にしつつ、憲法・安保が一番、社会政策(教育・
医療・福祉)が二番>、あとはその時々で大きな争点になっていることに対する主張
とかを総合的に考えて、支持や投票をする政党や候補者、議員などを決めることに
なるのではないかと思う。
<候補者や議員個人の主張や人柄も大事だし、大中選挙区制の場合は、そちらがかなり
重視される部分もあったと思うが、近時はやはり政党を重視せざるを得ない。>
 あとは、できるだけ色々な分野で、各政党の理念やイメージに沿った活動をして
欲しいと期待するのではないかと思う。
 
 でも、そのような思いや一般的な見方と実際に行なわれていることとの間に、大きな
ズレが生じてしまっているので、何だかすごくわかりにくい状況になっているように
思えるのだ。
 これでは、また無党派層が増えているのも、致し方ないように思われる。

 これから参院選に向けて、私たち国民は日本の将来に向けて、まさに大事な一票を
投じるために、マジで考えなければならないのに。このまま、わかりにくい状況が続く
と困ってしまう。
 各政党とも、もっときちんと責任を持って、自分の党の姿勢を示すようにして欲しい
と切に願う今日このごろの私である。
 
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# by mew-run7 | 2006-12-03 14:13 | 政治・社会一般 | Trackback(22) | Comments(10)

ジャマな教員は排除、国が管理し、飼い慣らす教育再生になるのか?


 11月30日、安倍首相の官邸に設けた<でも、何故かホテルで会合している>
「教育再生会議」が、29日のいじめ緊急提言<コチラ参照>に続いて、来年に1月の
中間答申に向けた素案の一次報告をまとめた。<文末に関連記事アップ>

 同会議は、11月中旬に発表した基本方針に「教育のガバナンス(統治)」という
ことをあげていたのだが。この報告案でも、まさに日本の公教育を統治、管理しようと
いう威圧的な感じが伝わって来るものがあった。
 そして、いじめ提言同様に、排除の理論ややみくもに評価を重視しようとする姿勢も
見える。

<「不適格教員を排除するためあらゆる制度を活用する」って、もうこの表現自体が
スゴイと思いません?>

 また、私はゆとり教育の見直し自体には賛成なのだが。その行ない方に関する考え方
は、やはり今の学校や子供の現状を把握できていないように思えた。
<公立中で7時間授業はムリ! 土曜日の授業を再開するのが、手っ取り早い。>
 「家族の日」「30人31脚」などに関しては、もうイメージの世界で酔っていると
しか思えない感じさえする。ゆとり教育他については、また機会があったら書きたい。

<家族の日は、親が子供に読み聞かせや子守唄を歌うことが推奨されちゃったりするの
だ。・・・これは一体、何歳の児童、生徒を対象にした話なのだろうか?^^;>
* * * * *


 安倍首相や志を同じくする人たちが目指している教育は、どのようなものか・・・

 一つには、彼らは学校教育を国家の手に取り戻し、もっと国側が思うような教育が
できるような体制を作ろうとしている。
 もう一つには、特に安倍首相は、イギリスのサッチャー政権が行なった新自由主義的
な教育改革をお手本にして、公教育にも競争原理を導入したいと考えているようだ。

 そして今月、参院で議決されようとしている教育基本法の改正はその第一歩になる。

<この競争原理については、またの機会に書きたいが、学校の評価制度を導入し、保護
者が多く選んだ学校にはその分の予算を増やすバウチャー制度や、今回の報告にもあっ
た教員を評価して、それを給与や地位に反映する方法などが考えられている。
 公立学校間の競争の弊害については、コチラのブログを読むとそうだよね~と思う
ことが多い。>


 教基法を改正すると、16条によって、教育は法律に基づいて行なわれることになる。
<政府の解釈では、政府や文科省の出す省令や学習指導要領も法律に含まれるという。>
 
 そこで教基法を改正したら、学校をコントロールできるように、次々と新しい法律
などを作ることが予定されている。一応、再生会議が協議して来年に1月に中間答申を
出すという形をとるが、実際のところは、もうほとんど概要は決まっているのだ。あと
は細かいところを詰めたり、文科省と折り合いをつけたりするだけである。

 おそらく彼らが最初に手をつけるのは、教育委員会の見直しと、教員の免許更新制度
である。

 私は教育委員会の見直し自体には賛成であるのだが、その人選や任命の方法などに
よっては、国の影響が大きくなってしまうので、そのあたりの具体的な提案を見てみな
いと何とも言えない部分がある。


 そして、彼らが一番力を入れていることの一つが、教員免許の更新制度だ。
 これに関しては、文科省下の中教審が10年に1度の更新という提言をしていたの
だが、安倍氏周辺&再生会議は、5~7年に1度の更新を考えているようで、さらに
問題が大きい場合は、即時の免許取り上げも可能にできないかという声もあるという。

 確かに勤務態度や授業、生徒との関係に問題のある教員がいるのは事実だし、きちん
とした基準を設けて、そのような教員に適用されるなら容認できなくもないのだが。
 今、懸念されているのは、これが国の教育の管理に不都合な教員を排除するために
使われるのではないかということである。早く言えば、日教組等の団体に加入する教員
の排除である。
コチラの記事にも書いたが、自民党HPにもそのような説明がある。(コチラ)とその次の回答>

 特に近時、問題になっている国旗国歌への対応に関して、政府は各校で100%
の教員、生徒、参列者が敬意を持って起立、斉唱することを目指しており<国会でも
答弁いていた>、山谷首相補佐官は「個人的には免許更新拒否事由だと考える」と。
また伊吹文科大臣も「学習指導要領=法律に反する行為だ」と発言しており、ターゲッ
トにされる危険性がある。
 この他に愛国心教育や憲法や戦争に関する教育、強制的な社会奉仕、政府推奨の
体験授業など<また機会があれば書きたいが、妙な教育の案が色々出ていたりする>
に関して、抵抗を示すことが想定されるため、校長の指示をきかない、法律に背いた
「不当な支配」だということで、仮にふだんの授業や生徒との関係は良好でも、免許
更新が認められなかったり、あらゆる方法を使ってでも排除される危険性があるのだ。


 再生会議は、いじめ問題などに関しても、生徒が学校の規律を乱した場合に、学校
や教員が「ぶれない対応」をするため、全国共通の「ガイドライン」を設けることも
提唱している。
 これが適切な範囲のものならいいが、教員と生徒の接し方なども規定するようなガイ
ドラインが作られることも考えられる。<正当な体罰行為を容認しようという意見も
ある>これに従わない教員も、教員評価や免許更新で問題になるかも知れない。

 いじめ対策などの「出席停止」に関しても<コチラ参照>、「児童に授業を受けさせ
ないという処置は懲戒の方法として許されない」とした1948年の法務庁長官の見解
について「実態を踏まえた見直し」を検討例として挙げている。
 小中学生にも、問題があれば、懲戒としての停学や別室授業などの隔離を積極的に
行ないたい意向があるようだ。これらを使って、生徒の管理も強めようとしている部分
があるのだ。
 

 学校や教師の評価については、また改めて書きたいが、<私はそもそも「学校の教育」
や「教師のあり方、指導の仕方」は、数値的な評価をするのは適さない面はあると思っ
ているのだが(特に公立の小中学校では)>、それが国の管理につながるおそれもある
ように思う。
 もし国側が決めた項目によって評価されることになれば、その意向にそった指導
をせざるを得ない部分も出て来るかも知れないからだ。給与や地位、免許の更新に
関わるとなれば尚更だろう。
 
 以前、森前首相の官邸にあった教育国民会議の委員の中に「子供を飼い慣らす教育」
を提案した人がいたが<コチラ参照>、今度は「学校や先生を飼い慣らす教育政策」を
とろうとしているような感じさえしてしまう私なのであった。

<近時、安全管理の目的+講師の授業チェックのために、カメラを備え付けた学習塾
が増えているのだが、そのうち学校にも、いじめ&防犯対策のためと称して、各教室
にカメラをとりつけて、教員の授業や言動なども監視するようになるかも?!(・・)>

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# by mew-run7 | 2006-12-02 07:58 | 共謀罪、教育基本法改正 | Trackback(16) | Comments(19)

国会議員のマナー&片山さつきは電話で採決出ず+ 防衛省法案等で民主党に怒 +安倍税調の法人優遇

 あ~あ。12月になっちゃった~。(・o・) マジに1年経つのが早すぎると思う。

 30日、帰宅してネットでニュースを見たら、イヤなニュースばかりで、ぐれそうに
なってしまった。

 一つだけ、よしよしと思ったことがあるとすれば、この記事だ。
『逢沢一郎衆院議院運営委員長は30日の同委員会理事会で、河野洋平議長から議場内
のマナーを守るよう注意があったことを各党理事に伝えた。河野議長は10月にも「出席
状況が悪い」と注意したばかり。
 議運事務局によると、河野議長は29日に逢沢氏を議長公邸に呼び「議長席から見て
いると、新聞を読む人、携帯電話を使用する人が目につく。若い議員はルールを知らない
人もいるのではないか。徹底してほしい」などと指示したという。
 逢沢氏は理事会で「ベルが鳴ったらすぐに着席し、新聞や本を読まないようにお願い
したい」と注意を促した。ただ、この日の衆院本会議場でも雑誌などを読む議員の姿が
見られ、議長の憂うつは続きそうだ。<毎日新聞 30日>』

 小さい頃からずっと思っているのだが・・・。国会での議員のマナーは、小学校の
学級会以下だと思う。そもそも平気で欠席や遅刻、途中で出はいりをする人が多すぎる。
私語や居眠り、ひどい野次は日常茶飯事だし、新聞、雑誌もそうだし。最近は携帯電話
だけでなく、委員会で審議中にずっとPCをいじっている人もいる。
 TV中継のある日でも平気でやっている。NHKは居眠りをしている人は、アップ
で抜くことが多い。今はネットでいつも見られているのに、と思う。
<若い議員はルールを知らないって・・・ベテランだって、堂々とやってるし~。>
 
 そもそも国会議員や内閣閣僚(大臣など)が、大事な仕事場である本会議場や委員会
の場で、まともな行動ができないのに、何で子供たちにきちんとマジメに学校の授業を
受けろと言えるのだろう。<これじゃあ、学級崩壊ならぬ国会崩壊だよね。子供たちが
授業中に携帯を使ったり、席を立ったりするのを批判する資格はないでしょ~。>

 安倍首相の官邸下の教育再生会議は、29日も教員評価制度の導入や、評価による
給与の見直し、不適格な教員の排除などをすべきだと提言していたが、まずは国会議員
の評価制度や不適格なものへの対処を考えた方がいいんじゃないだろうか?<排除は
ムリだけど、研修を受けなくちゃいけなくするとか?>
 出席日数や時間によって、お給料(歳費)を決めるのもいいかも知れない。<だって、
それが仕事なんだから。公的に認められる用事以外の欠席、遅刻はダメということで>
毎月、各議員の出欠状況や欠席理由を国民に公表するとかね。
 
 よくみんな公務員が不真面目だって非難するけど、国会議員のことももっと批判すべき
ではないだろうか?

* * * * *

 そう言えば、片山さつき氏と佐藤ゆかり氏が、29日の衆院経済産業委員会の法案採決
を無断欠席したのだという。
『自民党の片山さつき、佐藤ゆかり両衆院議員が官製談合防止法改正案の採決が行われた
29日の衆院経済産業委員会を無断欠席していたことが30日、分かった。新人のうっかり
ミスで、同党国対幹部は「気が緩んでいるとしかいえない」とあきれ顔だ。
 欠席理由について、片山氏は記者団に「委員会中にマスコミから電話がかかってきて、
外に出ていたら採決が終わっていた」と説明。佐藤氏の事務所も「委員さしかえ手続きの
ミス」と釈明した。
 党内には「欠席は反対の意思を示すのと同じで、重大な党議拘束違反」と処分を求める
声もあるが、今回は口頭注意で済まされそうだ。<時事通信 30日>』

 採決に欠席するのは、本当ならかなり大きな問題なのだ。もし委員会で賛成、反対の
数が競ってたら、大変だ。それに、採決の欠席は「棄権(=造反)」とみなされるケース
も多い。幸い自民党衆院は、どの委員会も委員数にめちゃ余裕があるので<昨秋の総選挙
が・・・(--)>、おとがめはないようなのだが。欠席の理由がまたヒドイでしょ?
<片山さんは委員会中にマスコミから電話が来たら(携帯だよね)、委員会よりマスコミ
の取材を優先して、わざわざ外に出てお話しちゃうんだ~。(・・)>

* * * * *
   
 防衛省昇格法案が衆院を通過してしまった。
 しかも、民主党も党として賛成したのだ。<おまけみたいな付帯決議を条件に>
 コチラにも書いたが、この法案は単に防衛庁が防衛省になるだけでなく、自衛隊の本来
任務に日本の国土の防衛だけでなく、海外派遣まで加えるなど活動範囲をかなり拡大して
しまう自衛隊法の改正も含まれている。

 民主党内には、この法案の慎重論者が少なからずいて、最後まで抵抗を続けていた。
<造反者が出る可能性があるとの懸念もあったようだが・・・本会議では民主党から会派離脱
中の横路氏が反対。同党の土肥隆一氏ら2人が途中退席、横光克彦氏ら4人が欠席したようだ>
私が関心を寄せるリベラルの会の平岡氏は、29日に「自衛隊の本来任務の拡大について
国民の議論がないまま決めるのは問題だ」と主張していた。<TVで目撃・・・社民党の
福島代表は「海外派遣を本来任務とすると、自衛隊の性格が180度変わる」と主張>

 小沢代表は、個人的には法案には賛成だったらしいが、談合問題などもあるので、時期
尚早だと言い、反対する構えも見せていたのだ。<民主党はイラク派遣にも反対してた
ので整合性にも問題があるし、野党共闘への配慮もあったと思われる。>
 でも、沖縄知事選での敗退の影響もあって、推進派に押し切られる形で、党として賛成
することが決まったという。(-_-;)

 教育基本法改正の参院審議も着々と進み、30日には野党が求めていたやらせ問題等に
関する集中審議を1日で済ませ、今月4日に地方公聴会を行なうことが決まったという。
この日程だと、早ければ8日あたりには参院で議決することになってしまう。

 国民投票法案でも、自公の与党と民主党が投票年齢の違いの部分で、お互いに歩み寄り
を見せたというし。以前、少し触れた「外資系企業の政治献金緩和」をするための政治資金
改正法案も、民主党が与党と要件が折り合って、今国会中に成立するかも見込みだという。
<*2>


 教基法の民主党案や国会での対応といい、この防衛省法案のことや、今報道されている
集団的自衛権の見直しのことといい、私の中ではまた民主党に対する怒りや不信感が強ま
って来ている。
 何でも反対の野党はよくないと思うけど。第一野党の民主党が(国会の質問時間を他の野党
の何倍も持っているのに>色々な法案の問題点を国会の場できちんと追及しなかったら、
国民にはほとんど何も伝わらないまま、どんどん安倍自民党の好きなように法案が決まって
行ってしまうのに。それでは、安倍自民党のアシスト野党にしかならないというか、野党としての
存在意義がないでしょ~。
<近いうちに、民主党について、少しブチ切れた記事を書きそうな予感が?!(・・)>

* * * * *
 
 ところで、安倍首相が新しく作った政府の税務調査会が、法人税の引き下げや減価償却
の上限の撤廃を答申に盛り込むことに決めたという。
 安倍氏は格差社会の是正のことも考えるとか言いながら、結局は法人優遇なのだ。そして
都合の悪い消費税などの話は先送りして行くつもりらしい。

 実は、小泉前首相の下にあった税調は、年金などの社会保障や他の社会政策費用のこと
も考えて、消費税アップや所得税税の見直しなど、かなりバランスのとれた内容の答申
案をまとめていて、今年9月に正式に中間答申を出すことになっていたのだが。急に
答申の提出を中止(延期)することにしてしまったのだ。

 当時、石会長は記者に「卒業論文を出すとおっしゃっていましたよね」と聞かれて、
「卒業論文だって間際になって引っ込める学生だっているじゃないですか」とわけの
分からない答え方をしていたのだが。
 日経新聞には『石会長は記者会見で「(総裁候補が)政治生命をかけているので口出し
できない」と答申先送りの理由を説明した。』『いま増税策を盛り込んだ答申をまとめ
れば、自民党総裁選で早期増税を主張する谷垣禎一財務相に肩入れしているとみられ
かねないと分析した。』と書かれていた。
 つまり、安倍氏が総裁選で不利になるといけないので、3年かけて(その分の税金と
時間を使って)議論してまとめた答申案を出すのをやめてしまったのだ。(・o・)

 でもって、結局、安倍首相になってから、税調のメンバー(会長)が新しく決められ
たので、以前の税調の答申はどこまで用いられるのかわからない感じになっている。
 しかも新しく選ばれた本間正明会長(大阪大学大学院教授)は、当初から法人税を欧州並
に引き下げたいとか法人優遇政策を行なうことを明言しており<それがわかってて、選んだ
という感じ>、『法人税の実効税率引き下げについては「国民からは『企業金持ち、個人貧乏』
とも言われている」(丹羽宇一郎・伊藤忠商事会長)などといった批判があり、当初は
答申に明記しない方向だった。しかし、政府税調内では「安倍政権発足後、初の政府税調
答申として経済活性化の観点から言及すべきだ」との意見が強く、「今後の検討課題と
して引き下げの問題が提起された」との表現を盛り込むことで一致した』のだという。
<毎日新聞1日抜粋>

 私としては、株式投資への優遇税制07年廃止の問題が気になるところなのだが、
東証をはじめ反対が多く、経過措置を検討するかどうかビミョ~な情勢のようだ。
<折角、個人の株式取引が盛んになって来たのに、税金が上がったら、引いちゃう人
が出て来ると思うのにな~。一般で取引している人は、税務申告も面倒だし~。>
 
 そして肝心の消費税や所得税については、「項目として取り上げていない」としな
がらも、財政健全化などとの関係で各税目の見直しを検討する旨言及していると語った
という。
 安倍自民党に不利益をもたらさないためには、来夏の参院選が終わるまで、その話は
ご法度なのね。^^;

                         THANKS
  
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# by mew-run7 | 2006-12-01 06:33 | 政治・社会一般 | Trackback(21) | Comments(10)

いじめに関する緊急提言を読んで(1) ~再生会議は子供達や学校教育より、美しい国づくりを重視?~


  29日に教育再生会議が、首相官邸で安倍首相らも出席して「いじめに関する緊急
提言」を取りまとめて、発表した。<全文は文末*1に掲載>
 今回+αでは、それを読んだ感想と共に、私のいじめ対策に関する考えを書いてみたい。


 私は以前にも書いたように、教育やいじめ問題には関心が強いので、かなりマジに
なって、この緊急提言を読もうとしていた。
 ところが、序文の部分でガクーン_(_^_)_と腰が折られてしまったところがあった。
<カチーンとも来たけど?!>

「美しい国づくりのために緊急提言する」・・・と書かれていたからだ。(・・)

 今、国民の多くがいじめ自殺が相次いでいることを憂い、何とか有効な対策ができない
ものかと考えている時である。ここで再生会議がどのような提言を行なうかにも注目
が集まっていた。<マスコミもかなり取り上げていたようだ。>
 そこで、わざわざ「美しい国づくり」という言葉を出す必要があるのだろうか?
この提言は、子供たちがよりよい学校生活を送れるようにするためのものではないのか?
 このまさに蛇足とも思われる一言で、この提言の価値は半減してしまったように思う。

 ただ、再生会議は、安倍首相&仲間たちの教育方針を重視しつつ提言を考えたように思わ
れる面もある。<もともと同じような考え方をしている人が多く集められているからだろうが>
 安倍政権は、教基法改正やその後の法案によって、国が学校教育をコントロールできる
ようにしようとしている。そして彼らは国が学校や教師をコントロールし、学校や教師が生徒に
強いコントロールを及ぼすような学校教育のあり方を考えているからである。
<「子供を飼い慣らす」「日本が滅びるとショックを与える」教育再生?!」などを参照>
 その帰結として、いじめの対策にも、威圧的な方法を用いることを考えたとしても不思議では
ないように思える部分もあった。
 

* * * * *

 この提言の中には、「いじめが発生するのは悪い学校ではない。いじめを解決するのが
いい学校との認識を徹底する」「学校のみに任せず、教育委員会の関係者、保護者、地域
を含むすべての人々が「社会総がかり」で取り組む必要がある」など、私も以前から、
そうあって欲しいと思っていたような内容のものも含まれており<コチラなど>、その点
では評価できる部分もあった。

 だが、正直なところ、全体的には威圧的で正義感をふりかざしているかのような理想論が
主体になっているような印象を受ける提言内容や表現の仕方が多く、現実の場で役立つのか
疑問に思う部分が大きかった。
<やたらに徹底という言葉が使われるのも、気になった。>


『(1)学校は、子どもに対し、いじめは反社会的な行為として絶対許されないことで
あり、かつ、いじめを見て見ぬふりをする者も加害者であることを徹底して指導する。
<学校に、いじめを訴えやすい場所や仕組みを設けるなどの工夫を><徹底的に調査を
行い、いじめを絶対に許さない姿勢を学校全体に示す>』

『(2)学校は、問題を起こす子どもに対して、指導、懲戒の基準を明確にし、毅然と
した対応をとる。<例えば、社会奉仕、個別指導、別教室での教育など、規律を確保する
ため校内で全教員が一致した対応をとる>』

 これを見て、学校教育の現場やいじめ、子供たちの実情がわかっていないんだな~と
思った学校の教師たちは少なくないように思う。また、再生会議のメンバーは、教育なるもの
のあり方を、あまり考えていないようにも思った。

* * * * *

 尚、どうやら(私が思いっきり批判をしようと構えていた?)「いじめた子の出席停止」
は、今回の提言には盛り込まれないことになったようである。
 また、今回の提言や会見の発言などから、彼らが出席停止を懲戒処分のようにして
扱おうとしていることがわかった。<コチラの文末に出席停止の説明や現状について書いたが、これは
「懲戒」として行なわれるものではない。このような解釈は、文科省が大反対するであろう。>

 ただ、『池田守男座長代理(資生堂相談役)は終了後の記者会見で委員の意見が分かれ
たことを認めたうえで、「(出席停止も懲戒基準の)一つの選択肢としてあっていい」
との見解を示し』ていたという。<毎日新聞 29日>
 またヤンキー先生こと義家弘介氏も、出席停止の提言に熱心だったようなのだが、TV
のインタビューで「別教室での指導は、生徒を教室に入れないという意味では、出席停止
と同じだ」とアピールしていた。
 どうしても、「いじめた子は悪い→懲罰、隔離も当然or致し方ない」という考え方が
根強いようだ。また、いじめられた子を懲罰することにより、「いじめは悪い」という
ことを知らしめたいという見せしめ効果を考える面もあるかのように思われた。 
 報道の中には、今後の議論の行方によっては、やはり出席停止を提言する可能性も
あることを示唆するものもあった。


 もしかしたら、彼らは基本的に「いじめによる自殺をいかになくすか」「いじめられる子を
いかに守るか」という観点から、この提言をまとめたのかも知れない。
 もちろん、それは大事なことだ。だが、いじめる子の懲罰や隔離は、一時しのぎの
対策にしかならない。当該のいじめの根本的な解決にもならないし、いじめ問題全体を
防止、解決することに、あまり効果があるとも思えない。<却って逆効果になるとも
思われる部分が大きい。>

 彼らはもう一つ重要なことを忘れているように思うのだ。それは、いじめられる子と
同じように、いじめる子もまたその学校の&教師たちの生徒だということである。
 学校内でのいじめをなくして行くためには、いかにいじめる側の生徒を学校の中で
教育して行くかも、大事な要素になるのだ。

* * * * *

 一口にいじめと言っても、色々な様態がある。
 ちなみに文科省は、いじめの定義を「(1)自分より弱い者に対して一方的に(2)身体的
心理的な攻撃を継続的に加え(3)相手が深刻な苦痛を感じている」としているそうだが、
これに当てはまらなくとも、いじめととらえれるものは多々ある。
<事件などが起きた時に、学校側が「いじめとは断定しにくかった」と言うことがある
のは、この定義に当てはまらなかったからという場合が多いらしい。>

 私個人は、暴行傷害や恐喝、窃盗、器物破損行為などで被害程度が大きいもの、被害
は軽微でも注意してもやめずに行為を繰り返す者に関しては、それこそ今よりももっと
厳しく対応をしていいのではないかと考えている。
 これらはもうまさに刑事犯罪の領域だ。私はこのようなケースでは、積極的に警察や
児童相談所と連携して対処すべきなのではないかと考えている。近時の状況を見ている
と、もう学校内だけで対応するには限界があるように思うからだ。
 このようなケースは、外部から被害状況も判断したり、特定の加害者を認定したり
しやすいこと、また他の生徒にも脅威を与える可能性が高いことから、逮捕や補導に
至らない場合には、学校を出席停止にすることも考えていいと思う。

<近時は、家庭や社会の影響もあるのか、違法性の意識が鈍磨している子供たちが少なく
ないのが実情だ。いじめか否かを問わず、早い段階で、犯罪等の規範意識を身につける
ようにしないと、それこそ反社会性の強い、法や社会のモラル・ルールを守ろうとしない
ような人間が、どんどん社会に増えてしまうように思う。(もう増えてるかも?^^;)>


 ただ、実際のところは、上述のように刑事犯罪には至らないような様態のいじめの
方が多い。<近時、自殺をした子供にも、そのような例が少なくない。>
 学校の現場では、このようないじめほど発見しにくいし、いじめか否か判断しにくい
し、その対処こそ難しい面があるように思うのである。
 そしてまた、このようないじめを減らして行くことが、いじめ対策のキーポイント
になると考えられるのだが。今回の提言には、現実の状況に役立つようなことが全く
示されていないように思える。
 このようなケースで、いじめの反社会性を強調したり、傍観者も加害者扱いしたり、
いじめた生徒を懲戒、隔離することが、当該のいじめの解決はもちろん、いじめ全体
への対策に資するのか、おおいに疑問を覚えるところがあるのだ。

 また学校や教師に徹底調査を求めることや、いじめの対処を教員の評価に加えることが
却って、いじめの防止対策に資さなかったり、教員だけでなく生徒にプレッシャーやストレス
を生じさせるおそれがある。
 一つ間違えれば、学校側や先生や生徒との関係、生徒同士の関係をギクシャクさせたり、
お互いに不信感を抱かせる要因になったりして、同会議のいう楽しい学校生活が送りにくい
状況を生み出してしまうのではないかと思う。


   <つづく>             THANKS



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# by mew-run7 | 2006-11-30 06:37 | 政治・社会一般 | Trackback(15) | Comments(16)

不透明な教育再生会議の提言<出席停止とは? > + 共謀罪・政府答弁のウソ + 復党問題など

相変わらずTBの調子が悪く、お返しできていない方には申し訳ありません。m(__)m
 他のexcite blog にもTBがうまく行かないようなことが書いてあったので、
まだ本調子じゃないのかもです。


 今回は、気になったニュースをアレコレと、最後に出席停止の現状について書いた。

<朝、書いた記事をなかなかアップできなかったのだが。何か今、見たら、再生会議は、やっぱ
出席停止の言葉は使わないことにしたとか? でも、とりあえず、このままアップしよう。>

 
復党問題に関する記事に、なんでもさんからTBを頂いた記事のタイトルを見て、
個人的にめちゃウケてしまった。いわく  「再チャレンジって、この事だったのか・・・。」

 な~るほどねって。(@_@。<座布団3枚、差し上げたい気持ち>
<これも安倍首相の再チャレンジ構想の一環だったのか~。そう言えば、再チャレンジ構想の
中身がなかなか明らかにならないけど、どうなっているのだろう?>
 

 だが、安倍自民党の復党再チャレンジには厳しい踏み絵がいる。
 自民党が求めた誓約書には、「誓約に違反したら議員辞職する」との一文があった。
さすがにこれに抵抗を示した一部の議員は、議員辞職するを「身を処す」に書き換えたという。
<野田聖子氏は、「屈辱的な文を書かされた」と言っていたらしい。from TV>
 また、国会の一般質問では、誓約書の内容は「憲法に抵触するのではないか」という疑義も
出されたようだ。<安倍首相が否定。>
  復党問題はまだまだ尾を引きそうだ。
 

 薫のハムニダ日記さんで知ったのだが、韓国で米国産牛肉の輸入が再開された
のだが、あちらでも骨が混入したものが届いたらしい。<コチラ>
 日本は輸入開始当初は、農水省なども協力してていねいに検査をしていたのだが、
最近はちゃんとやってるのだろうか、と気がかりになってしまった。^^;


 共謀罪の審議がいつ始まってもおかしくない状況のようである。保坂議員のどこどこ日記でも、取り上げられている。
 朝日新聞が28日に、共謀罪の問題点を取り上げてくれていた。
 政府(外務省)は、国連条約を批准する際に、共謀罪を適用する犯罪に関しては留保は
つけられないと言っていたのだが、これがまったくの大ウソで、アメリカは留保をつけていた
のだ。
 日本の政府案では、共謀罪の適用対象となる犯罪が600ぐらいに及んでしまうのだが、
アメリカは州によっては適用になる犯罪が20ぐらいしかないという。

 詳細は文末*1に付した記事をご覧頂きたいが・・・
 きちんと調査もせずに、誤まった答弁をしていた<都合の悪いことは隠していた?>政府の
姿勢は批判されるべきだろう。
 以前から書いているように、もし共謀罪を作らざるを得ないとしても、一般市民の生活には
影響を及ぼさないように、また政府によって悪用されないように、テロや国際犯罪の防止に
本当に必要なものに適用対象を限るべきだと思う。
 政府案の共謀罪は廃案にすることを、改めて強く求めたい!


 また28日には、毎日新聞に「教育再生会議の不透明性」に関する記事が載っていた。
 この件については以前も触れたのだが、教育再生会議は非公開で行なわれており、
あとから議事要旨が発表されるが、議論の内容がきちんと伝わって来ない部分がある
ため、マスメディアや教育関係者から苦情が来ている。<記事は文末*2に>
 教基法の改正もそうだが、教育は国民の生活にとって重要かつ身近なものであるだけ
に、もっと国民が理解できる形にして、国民がそれについて議論したり、意見を言える
ような状況を作らないといけないのではないだろうか?

<ちなみに、教育再生会議はボクの官邸の最大の売り物だったのだが、実は11月中旬
に事務局をオフィスビルに移してしまい、近時はホテルで会合を開いているようだ。>

* * * * *

 さて、その教育再生会議がいじめた生徒、児童に対して出席停止をさせることを提言
するという話であるが・・・。<ちなみに体罰容認論も出ていたらしい。>

 28日の参院の教基法委員会でも、その話が出て、伊吹文科大臣が答弁をしていた。

 伊吹氏は「いじめの形は多岐にわたり、刑法に触れて罰せられる行為もやケンカに
近いような形もある。また、出席停止は文科省が教育委員会に通知しており、現在でも
できる。ただ一律にやることは慎重でありたい」と延べ、その理由を「教育権の問題も
あるし、出席停止から戻った場合の子どもの(友達の)グループでの位置がどうなるのか
との問題もある」と指摘した。
 また、「すべていじめをした子を出席停止にしろとか、体罰を加えるというのはちょっ
と乱暴な話だ。一つ一つのケースについて先生、家庭、地域社会がきめ細やかに対応する
ことが必要だ」と述べた。<東京新聞28日+mewが参院TVで見聞したもの>


 この件に関しての記事はだいぶ書き直したのだが・・・。
 どうやら、29日に教育再生会議から正式な提言が行なわれるらしいので、それを見て
から最終的なバージョンをアップした方がいいかも知れないと思ったりもしている。


 今回は、とりあえずその前提として、出席停止制度について書いておきたい。

 私が先日、再生会議の提言に疑問を呈した理由の一つは、たぶんメンバーが出席停止
制度の実情や問題点をよく知らないのではないかと思ったことがあるからだ。

 もしかして「お、いじめに出席停止なんて提案があったのか?これは使える。」
「いじめた子を(実質上、罰して)反省させ、いじめは悪いと他の生徒にしらしめたり、いじめられ
たている子を守るには、もっとコレをどんどん使えばいいのでは?」というような安易で短絡的
な発想で、提言に加えようとしたのではないかというようにも思えたのである。

 実は、以前から、いじめにも出席停止制度を弾力的に運用することは提言されていた
のだが。なかなかそう簡単に使える制度ではないというのが実情だ。
<何分にも相手は小中学生だし、色々な弊害もあるからだ。> 
 

 出席停止制度は、公立の小中学生を対象にしたもので、学校教育基本法に定められて
いる。この制度は、本人の懲戒という観点からではなく、学校の秩序を維持し、他の
児童生徒の義務教育を受ける権利を保障するという観点から設けられている。<コチラ
参照>

 出席停止は各学校で決めるものではない。学校側が当該地域の教育委員会に書類を提出
し、事実確認や保護者への意見聴取などを経て、教委が決めて命令するものである。
 処分を受ける側の権利や状況も考えなければいけないので、このような手順が必要なのは
妥当なことなのだが。そう簡単に決められる処分ではないのである。


 出席停止制度は、もともと80年代前半、校内暴力が盛んに行なわれていた頃に、
それに対処するために設けられたものだという。<当時は教師への暴力や学校設備の破壊
などが頻発していた。割られた窓ガラスの修理が追いつかない学校が少なからずあった。>

 そして伊吹氏が語ったように、文科省の審議会は、以前からいじめ対策にも出席停止
制度を弾力的に運用するようにと提案していたのも事実である。<コチラ
<実は、あの「子供を飼い慣らす」という意見を出していた教育国民会議も提案していたようだ。>

 これを受けて01年には法が改正され、もともと基本要件として定められていた「性行
不良」であることと、「他の児童生徒の教育の妨げがある」と認められることというのに
加え、法律上の要件を明確化するため、「性行不良」の例として、「他の児童生徒に傷害
心身の苦痛又は財産上の損失を与える行為」「職員に傷害又は心身の苦痛を与える行為」
「施設又は設備を損壊する行為」「授業その他の教育活動の実施を妨げる行為」が掲げ
られ、それらの「一又は二以上を繰り返し行う」ことが示された。

 だが、出席停止は、生徒たちの義務教育を受ける権利を奪うものであること、学校側の教育
の放棄につながることから、その制度の利用には、慎重を期すことが望まれている。
また、出席停止中の生徒に対し、学業やその他の指導やケアを行なうことも求められている。
 
 それゆえ、よほど大きな問題性がない限り、出席停止の措置がとられることはなく、
近時では、全国で年に30~40件程度で推移している。
 出席停止の期間は、1週間ないし2週間以内が多い。教職員や生徒に対する暴力行為
によるものが多く、いじめによって用いられることは極めて少ない。<コチラ参照>

<もしいじめに適用するとしても、暴行などによって被害程度が大きかったり、よほど悪質な
ものでない限り、1~3日とかせいぜいが1週間程度の出席停止にとどまることになると
思われる。>



     <つづく>

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# by mew-run7 | 2006-11-29 15:33 | 政治・社会一般 | Trackback(11) | Comments(18)

自民党復党は国民に対する裏切りだ & 安倍氏は優柔不断のまま何もできず・・・+αのアレコレ


  PCがまたご機嫌斜めになり、昨日書いていた記事のつづきが消えてしまった。(涙)
<教基法の改正16条について書いていたものの一部も。(泣) 両方とも改めて、
書き直すです。・・・何か急に左クリックが機能しなくなることがあって、超不便。>
 TBもうまく行かないところがあり。コメント欄のレスも遅れがちで、すみません。


 今回は自民党の復党問題を中心に書きたいと思う。またMore部分に、オマケ?で
*αのアレコレも書いてみた。
 
 
 27日、自民党がいわゆる造反無所属議員11人の復党が内定した。今週中に党紀委員会に
諮り、正式決定をするという。
 尚、平沼赳夫氏は、郵政民営化に賛成するという誓約書を提出しなかったので、復党は
認められず。また落選議員9名も一緒に復党願を出したが、今回は対象外とされたようだ。
<ただし、年何には落選者も復党させようとする動きがあるらしい。>

 最初に書いておきたいことは・・・どうか自民党のこの行為を忘れないで欲しいという
ことである。
 これは、単に自民党内部のゴタゴタ騒動の問題ではないからだ。
 しつこく書くが、これは民主主義や選挙制度に対する裏切り、つまりは国民(or有権者)
全体への裏切り行為なのである。また自民党は、結果的に詐欺を働いて利得を得る行為を
したことになってしまうのである。

<詳しくはコチラに書いたが、自民党は1・一つの選挙区に二人の候補者を出して、議席
を二重取りしたことになり、2・政党公約に賛成、反対の両方の票を二重取りしたことに
なり、また3・反対を主張した候補者は、投票者を裏切ったことにもなる。
 さらに3・政党公約が重視される今の選挙制度で、公約や争点は意味がないものにして
しまい、4・刺客候補を立てたことにより注目を集めたり、党の意思の強さを示したり
したことも大量当選に結びついたと思われるのだが、それも結果的には見せかけだった
ことになり、国民は騙されたということになってしまう。>

  
 自民党が復党を急いだ背景には、来夏の参院選への体制作りを急いでいることや、年内
に復党すれば、11人分の政党交付金が約2億5千万円が党にはいることが理由として
挙げられている。
 それに加え、早く復党をさせた方が、一時的に批判が高まっても、来夏の参院選まで
期間があく分、国民の怒りや批判が薄まるだろうと期待している部分があるという。
「どうせアレコレ言っても、国民なんて半年も立てば、忘れるんだから」「それまでに、
何かもっと大きく注目されるようなことが生じれば、マスコミも国民もそっちの方に目が
向いちゃうんだし」とか。<参院選までに国民の気を引くことを画策するかも?!>
 もしそんな風に考えている幹部や議員がいたとしたなら、あまりにも国民をバカにして
いるとしか言いようがない。
 
 残念ながら、国民は昨秋の総選挙の大勝によって、自民党にかなりナメられてしまった
ところがある。どこかで、国民なんてチョロイもんだって思う部分があるかも知れない。
そのおごりが、今回の早期復党にもつながっているように思う。
 だから、来夏の参院選、そして復党者も立候補する次の衆院選まで、絶対にこの自民党
の行為を忘れないように、そしてバカにされないようにしたいと切に願う私である。

* * * * *

 ところで、この件で安倍首相&自民党総裁が、いかに自党をコントロールできていない
かが露見したように思う。

 もともと安倍氏は、政治家としての実績も経験も乏しく、その実力は党内からほとんど
評価されていなかったのだ。だが、国民からの人気や血筋だけに着目して、選挙対策や
党の政策進行(特に憲法&教基法改正、防衛省昇格など)のために、お神輿の上にかつ
がれたような形で総裁になったようなものなのであったのだが・・・。

 国政では勇ましいことを言い、「首相や官邸のリーダーシップの発揮を」と意気込んで
いるものの<官邸ごっこの中では王様だからね~>、自民党の中ではまだ下から数えた方
が早い若造扱いをされているのか、百戦錬磨のオジサンたちは、総裁の意向などほとんど
配慮してくれないようで、リーダーシップどころか、総裁の意思不在のままコトが決まっ
てしまった感じがある。

 
 27日の毎日新聞の記事には、安倍氏がこの件で主体性が発揮できず<かなり優柔不断
なのかも?>、いかに周囲にアレコレ言われて心が揺れたり、結局は人任せになってしま
ったりしたことについて長い記事が出ていた。 <*1>
 
『造反議員の復党問題で首相の安倍晋三はいったん落選組を含めての一括復党を容認した
が、その後、前首相・小泉純一郎や幹事長・中川秀直らの巻き返しにあい、最終的には
「平沼(赳夫・元経産相)抜き現職11議員復党」で中川に結論を委ねた。』


 これは、以前にTV等でも見たのだが、もともと安倍氏は、郵政解散には賛成ではなく、
造反者の非公認や刺客候補を立てることなども含め、かなりのとまどいがあったという。
造反離党した平沼氏や古屋氏とは仲がいいし、弟分の  もいる。
 だが、小泉氏によって要職に登用され、次の総裁の後継候補としてみなされていたこと
もあり、小泉氏に従ってレールに乗って行くしかないと考えたのではないかと思われる。

 そして予定通り、総裁&首相になったわけだが、復党という大きな問題が残った。
 もし郵政民営化で小泉氏に造反した者たちを党に戻せば、自分を総裁へのレールに乗せ
てくれた小泉氏を裏切ることになる。それゆえ、彼は早期復党には慎重な姿勢を示して
いたようで、中川幹事長と「まずは無所属議員と統一会派を組むことから始める」という
二段階方式を考えていたらしい。
 他方、小泉氏の横暴ワンマン統治の下で、党内でモノも言えずにいら立つことが多かっ
た幹部、議員たちは、ここぞとばかりにアレコレ言って来る。

  
 青木参院会長は、来夏の参院選を考えて、早くから全員一括復党を主張していた。そこ
で、その意向を受けて、元・派閥の親分である森喜郎氏が、10月に安倍氏や中川幹事長
を集めて会合を行なったのだという。

 その席で安倍氏は、青木氏から「(復党条件は)そんなの無条件だ。いいですか、総理
腹をくくってください。総理。腹をくくってください」「やらないならそれでもいいけども、
その時は私は来年体調を崩して入院するだけです」「参院選で負ければあなたはおしまいだ。
それを乗り越えたら長期政権になる」と熱く詰め寄られたという。、
 森氏も「時間を置いちゃだめだ。一気にやらないと反対論が頭をもたげる」と同調し、その場は
一括容認するような意向を示したという。

 しかし、安倍氏が決断しないうちに、一部でどんどん復党準備の話が進められて行き、
マスコミも騒ぎ出した。党内では賛否両論が渦巻き、復党に反対の議員たちが署名活動を
行なったり、反対の要請を強める一方で、復党容認派も「復党するなら条件を厳しくして
筋を通すべきだ」「いや無条件復党にすべきだ」と見解が分かれ、安倍氏の心はますます
揺れたようだ。
 どうやら中川幹事長は最後まで統一会派を組むことにこだわったようだが、平沼氏に
拒まれ、条件を厳しくして復党という形を選択することになった。
 安倍氏は結局、中川幹事長に任せっぱなしにしてしまい、ただその結果を受け入れる
しかなかった感じである。
 安倍氏はAPECから帰って来た20日に「支持率落ちてもいいけども。世の中の見る
目が厳しいなあ」と周辺に漏らしたという。 

『27日午後1時半、中川から11人復党の報告を受けた安倍は、小泉に電話を入れた。
経緯を説明する首相に、小泉は「あなたの考えはわかった」と言葉少なに返答しただけ。
小泉の側近は「一人でも復党させたら、安倍内閣は小泉内閣の継承者じゃない」と、安倍
や中川への不満を漏らした。』

 何か記事を読んでいて、その力のなさに、チョットかわいそうにさえ感じてしまった
ところがあるが。(苦笑) 小泉氏が決断力や行動力があるタイプだっただけに、その
優柔不断ぶりがますます目立ってしまう気がする。
 おそらく党内では、このしこりが残るだろうし。今までよりも、各自や派閥の立場で
アレコレ発言する雰囲気も増して、党内をまとめて行くのはますます難しくなりそうな
感じだ。

 でも、安倍氏が日本の首相として、憲法や教基法の改正をはじめ、日本が60年かけ
て築いて来た戦後体制を壊してしまおうとする一派の先頭に立って政治を行なっている
ことには変わりはない。
 安倍政権が続く以上は、政府&自民党はイケイケで今の方向性を進めて行くだろう。

 そして安倍氏が党内で求心力を保つには、人気と支持率をキープして、選挙で勝ち続け
るしかないわけだが・・・。逆に言えば、彼の支持率が低下し、選挙での取りこぼしが
多くなれば、来夏の参院選までに自民党内はガタガタになってしまう可能性もある。

 とはいえ、自民党というところは、さすが長い間政権与党の座についているだけあっ
 て、いざ国政選挙となると、いきなりまとまってスゴイ力を発揮するところがあるのが
コワイところだと思う。油断は禁物だ。

 何とか来夏の参院選で与党に過半数割れをさせるためにも、改めて頑張らなくてはと
決意を新たにさせられた日でもあった。p(*^-^*)q がんばっ♪
 
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# by mew-run7 | 2006-11-28 11:46 | 安倍政権に関して | Trackback(20) | Comments(11)