「平和で平穏で楽しい生活が一番!」 今はアンチ超保守&安倍政権の立場から、mew基準の(時に偏向した?)視点で、政治や競馬、スポーツなどについて書いています。写真は溺愛馬トロットスター


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北朝鮮について思うこと(7) 北朝鮮問題の解決や今後に関する日本のビジョンはいかに?!

  皆さんは、北朝鮮の諸問題の解決や今後の同国のあり方について、どのようなビジョンを
描いているのだろうか? 
 日本の政府、今の安倍政権はどうなのだろう? また北朝鮮自身や、関係各国はどうなの
だろうか?

 私は、以前から、北朝鮮の問題を考えたり、私の周囲も含め、他の人の意見を見聞して
いて、「う~ん」と考えてしまう部分がある。
 北朝鮮の諸問題の解決を考える時に、一体、そのゴールがどこにあるのか、どうなることが
望ましいのか、目に見えて来ないところがあるからだ。

 これらについては、国によっても考え方が違うし、各国の専門家や国民の間でも考え方が
バラバラのようにも思えることが多い。また、中にはやれ制裁、崩壊などということは言う
ものの、制裁を強めた場合、崩壊した場合にどうなるのか、どうすればいいのか、そこまで
考えずに意見を述べている人も少なくないように思える。
 それに、制裁して崩壊すれば、それですべての問題が解決し、すべてが丸くおさまって、
終わりというわけには行かないのも確かであろう。


 15日未明に、国連の安保理で北朝鮮への制裁決議が採択された。制裁の内容や期限など
に関してもめる部分もあったようだが、北朝鮮の保護者的立場である中国やロシアも賛同した
のであるから、この意味は大きい。*1
 1~2週間ぐらいのうちに、具体的な制裁行動、活動が実施されて行くことだろう。
 また、日本は、14日から独自の追加制裁を実行し始めており、さらなる追加制裁も検討して
いるという。コトはもう動き出しているのだ。


 まずはともかく、いかに北朝鮮に核開発をやめさせるかが最重要の課題であることには間違い
ない。ただ、これもそう容易には行くとは思えない。
 仮に核開発の件が解決したところで、国際的には(または近隣諸国共通のものとして)人権
侵害の問題や、偽ドル作り、ミサイル実験の問題などが残る。また、日本だけで考えても、
拉致問題の解決が重要だし、偽札、偽煙草などに加え、覚醒剤などの禁止薬物の製造や密売
の問題などもある。

 つまり、日本にとっては、核開発の件が解決しても、北朝鮮の問題はずっと続くのである。
 もし核開発の問題が解決しても、おそらく金正日体制が続く限りは、拉致問題が全面的に
解決する可能性は乏しいと考えられている。というのも、北朝鮮現政府は、もうこれ以上被害者
本人や真実の情報をオモテに出せない状況であると推察されているからだ。<とても日本政府
や国民、また国際社会が許容できないような事実があると思われるので。安倍氏&その周辺
もそれはある程度わかっていると思う。>
 しかも、一部の政治家は、北朝鮮の脅威を安保防衛政策の推進に利用したいという意図も
持っているので、北朝鮮の問題点を指摘し続けることだろう。

<前記事の「国民に及ぶ危険を知りつつも、ついには軍事行動を決めた周辺事態法、敵基地
攻撃論まで?!」
 参照> 


 そして、各国の状況や考え方によって、北朝鮮問題の解決や今後に対するビジョンや、いわ
ゆる「落としどころ」に関する考え方にも、温度差も生じて来ることになるように思う。

 おそらく、これは、中国やロシアも含めて、このままの状況が続けば「遅かれ早かれ、北朝鮮
は崩壊することになるだろう」と考えている国や人は多いのではないかと思われる。
 その中には、「国家は残るも、金正日体制が維持できなくなる」「北朝鮮という国家自体が大きく
崩壊し、消滅する」「まず、金体制崩壊。そのあと国家消滅(他国と統一、併合など)」などいくつか
のパターンが想定されているように思う。
 問題は、その「遅かれ、早かれ」という部分だ。これは、関係諸国の対応の仕方によって変わ
って来る。また「崩壊する」と「崩壊させる」の違いも小さくない。
 とりあえずの落としどころを作って、ある程度の時間をかけて、ゆっくりと体制が崩壊して行く
のを待ったり、体制の変革を導いたりしながら、新たな体制や国家を作る方向に導くのか。それ
とも、急激に体制を崩壊させる方法を考えるのか、その場合、新たな体制や国家をどの国がコン
トロールし、どのように築いて行くのか・・・その点をしっかりと考えなければならないだろう。


 では、まず日本はどのように考えているのだろうか?
 私は日本の中でも、政治家や官僚、識者や国民によって、それぞれが抱くビジョンやイメージ
には、かなりの差異があるように思える。

 「あんな国は、武力行使をしてでも潰してしまった方がいい」という考えを持つ人も少なくない
だろう。「もし武力行使するなら、北朝鮮の核兵器の実戦配備がととのわないうちの方がいい」
という声もある。<だから、それを恐れて、金正日氏も核武装を急いでいるのだろう。>
 また、強制力を伴うものも含めて、厳しい制裁をどんどん行なって、北朝鮮からの攻撃を導き
出して、それを契機に武力を行使すると思う者もいるかも知れない。ただ、実際問題として、
アメリカはよほどのことがない限りは、武力行使による解決を行なう気はないようだし、中国、
ロシア、韓国が強く反対すると思われる。
 ただ、万一、交戦状態になった場合に、まだ自衛隊も国民も十分な準備はできていないことを
考えると、少なくとも政府は、今の段階で、積極的に武力行使を望んではいないようにも思える。

 現実的に考えるなら、日本だけでなく、関係諸国や国連の協力も得て、厳しい制裁を重ねる
ことによって北朝鮮の国力を弱め、金正日体制を早く崩壊に導きたいという考えを持つ人が
多いのではないかと思うし、 たぶん安倍首相をはじめ日本の政府も、基本的にはそのような
意図があるのではないかと察する。
 そうなれば、核開発だけでなく、拉致問題なども一気に解決できるのではないかと考えて
いる部分もあるかも知れない。
<北朝鮮や中国に対して快く思っていない人たちの心情も満たすことができるかも、とも思う>

 だが、後述するように、金正日体制または北朝鮮の国家が崩壊した場合に、必ずしも平穏
無事に新たな体制が築かれるとは限らない。核開発は解決できるかも知れないが(その保証
もない)、拉致問題が解決できるかもわからないし、日本に対する脅威が消えるとも限らない。

 
 それゆえ、上述のように、強い制裁を続けることに危惧感を覚える人たちもいる。
 一つは、北朝鮮の国家自体、または金正日体制が崩壊した場合(またはその過程で)、
いわば自爆(敗戦)覚悟で、敵視している日本や米国に対して、軍事攻撃やテロ行為を
行なうのではないかという懸念があることだ。
 果たして、日本にはそのような攻撃やテロ行為に対して、国民の安全を守るための準備が
きちんとできているのか疑問視する声も少なくない。
 一歩間違えれば、国民の中に多数の被害が出ること、また最悪の場合は、日米との交戦
状態にも発展し得ること、北朝鮮が暴発した場合に中ロ韓にも被害が及ぶ可能性があること
から、日本国内はもちろん、近隣諸国やアメリカからも慎重を期すべきではないかという見解
が出ている。
<また、コチラに書いた日本への難民や移住希望者の受け入れ態勢も、国民の心やアタマ
の準備も含めて、ほとんどできていないように思われる。>

 もう一つは、金正日体制や北朝鮮という国家が、急激に崩壊に向かった場合、その対処を
どうするのかという点について、日本のビジョンが不明確である上、近隣諸国との共通認識
ができていないことに疑問を抱く声があることだ。
 もちろん、安倍首相や政府の人間は、もしある程度、北朝鮮崩壊後のシナリオについて
考えていたとしても、それを公表するわけには行かないということは承知している。だが、私は
中ロ韓とも、もしかしたらアメリカとの間でも考えのズレがあるのではないかと思う部分がある。

 日本の政府や国民は、北朝鮮または金正日体制を崩壊に導くことはできるかも知れないが、
そしてそれで一定の満足も得られるかも知れないが、その後の北朝鮮地域の対処には責任
が持てない立場や状況にある。<まあ、5年後にはバリバリに自衛軍が活動できるように
なっているかも知れないが、それだって近隣諸国に比べて、やれることには限りがある。>
 しかも、もしかしたら想定した以上の混乱を招き、ここでも日本への攻撃やテロ行為や、そして
最悪の場合、交戦状態にはいるなどの危険が生じるおそれもあるのだ。

 もちろん、あまり制裁などの措置を用いず、ともかく平和的に、外交や対話によって解決して
欲しいと思う人たちもいるが、もうそれは少数派であろう。
 また私のように、多少の制裁は止むを得ないと思うが、そのあとのこともよく考え、いわゆる
六ヶ国協議の参加国と共に、中でも特に中国、韓国と共に、共通のビジョンを持って、連携して
対応して行く必要があると思うのである。

 このつづきでは、他国のビジョンについて考えてみたい。

           <つづく>           THANKS


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*1
北朝鮮制裁:安保理、制裁決議を全会一致で採択

北朝鮮の核実験実施発表をめぐり、国連安全保障理事会は14日午後(日本時間15日未明)、
非軍事の経済・外交制裁を規定した国連憲章7章41条に基づき、日米韓など9カ国が共同
提案した北朝鮮制裁決議を全会一致で採択した。

安保理の五常任理事国と日本は、採択に先立ち同日、大使級会合を開き、ロシアと中国の
主張に配慮、最終案のうち北朝鮮船舶などへの貨物検査(臨検)と禁輸対象に関する規定を
一部手直しした。

北朝鮮が1991年に国連に加盟して以来、安保理が北朝鮮制裁決議を採択したのは初めて。
9日の核実験実施発表から異例のスピードで厳しい圧力強化策を打ち出し「必要ならさらなる
決定を要求する」と追加措置の可能性を盛り込んだ決議を突き付けることで、安保理は強い
警告を発することになった。

決議は「(強制措置の法的根拠となる)国連憲章7章に基づいて行動し、7章41条の下で措置
を講じる」と明記。

その上で(1)戦車など指定された大型通常兵器、核・ミサイル・大量破壊兵器関連物資、
ぜいたく品の禁輸(2)大量破壊兵器計画への関与が認定された個人や団体の海外の金融
資産凍結(3)同計画への関与が認定された個人の海外渡航禁止に向けた必要措置-などを
国連加盟国に義務付けた。

さらに大量破壊兵器の移転を阻止するため、加盟国の国内法や国際法を踏まえながら、必要
があれば北朝鮮を出入りする船舶などの「貨物検査(臨検)を含む協調行動」を求めた。

また海外渡航禁止や金融資産凍結などの対象となる北朝鮮の個人や団体を指定したり、実施
状況監視のため、安保理理事国で構成する制裁監視委員会の設置を求めた。

制裁監視委は最低90日ごとに監視結果を安保理に報告。加盟国は採択から30日以内に実施
状況を安保理に報告する。 <毎日新聞 15日>
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# by mew-run7 | 2006-10-15 13:29 | 東アジア、北朝鮮問題 | Trackback(30) | Comments(14)

国民に及ぶ危険を知りつつも、ついには軍事行動を決めた周辺事態法、敵基地攻撃論まで?!

急に仕事などが忙しくなってしまい<土日も休みでないかも~(涙)>、個人的に
PCにゆっくり向かう時間がなかなかとれない状況になってしまった。

 気になるプロ野球も楽しめず。<中日の優勝おめでとうございます。落合監督の感涙
にこちらもジ~ンと。パは、去年のことや王監督のことを思うとソフトバンクにも頑張
って欲しい気持ちも少しあったけど、日ハムは今年頑張りましたし、やっぱ優勝チーム
がプレーオフを制する方がすっきりしていいと思う。>

 コメントのレスもやTBのお返しも遅れがちで本当にすみません。m(__)m
 教育等の記事のアップも、来週になりそうです。ご容赦下さい。

* * * * *

 さて、北朝鮮の問題に関しても、書きたいことがた~くさんあるのだが・・・。

 安倍政権はこれを機に、マジで私が危惧するアブナイ方向に船を漕ぎ出そうとして
いるように思う。
 あまりゆっくり書く時間がないので、今回は資料(報道記事)の保存も兼ねて、
大まかな流れを記すことしかできないが・・・。

 どうか、以下の点に注目しておいて欲しい。

☆ 安倍氏は、追加制裁によって、北朝鮮がテロ行為やミサイル等の攻撃を行ない
国民に被害が生じる危険性を認識して、あえて制裁を強めようとしていること
<船舶検査や金融制裁が行なわれれば、国民の危険度はかなり増す。>

☆ 追加制裁の意図の軸足が、核実験より拉致問題などに移って来ていること
 <制裁が続けば、北朝鮮が崩壊する可能性も示唆していること>

☆ 核実験が確認できないにもかかわらず<確認は断念か?>、核実験のニュースに
 よる国民の不安、恐怖を利用して、ふだんなら簡単には通りそうにない安保政策の
 強化や自衛隊の活動や自衛権の範囲の拡大を行なおうとしていること
 <軍事行動を決めた周辺事態法の適用も検討、敵基地攻撃論も考慮>


* * * * * *

 日本政府は、核実験があったかどうかの確認を断念するようだ。<*1>
 前記事にも書いたが、結局、核実験を行なえば出て来るはずの、核物質の検出ができ
なかったからだ。<これは他の国々も検出できなかったようで、また地震の規模があまり
に小さかったことから、偽装工作説や失敗説の見解の方が強くなっている。・・・ふと
思い出したのだけど、昔、北朝鮮って人工地震を使って他国にテロを起こすという研究を
してなかったっけ?>
 
 そして安倍氏は11日の夕方までの、インタビューや参院質疑では、具体的な追加
制裁を決めるのは、「できるだけ核実験があったことを確認してから」「国連決議の
内容を見てから」と言っていたのに、11日の夜に内閣の安全保障会議を開いて、
いきなり追加制裁を発表してしまった。<*2>
 制裁は妥当だとしても、たった1日のうちで言うことがコロコロ変わる首相は本当に困る。

<尚、制裁の本命は、金融制裁・・・しかも、できるだけ総連や関連企業からの送金をストップ
させることも考えているらしいという話を小耳にはさんだ。これが「わたしの内閣」の今までに
ない厳しい制裁なのか? これが実施されたら、北朝鮮はかなり厳しい。でも、その分、
日本国民の危険は高まる。>


 仮に北朝鮮が核実験を行なっていなくとも、核開発を行なっていること自体が問題
だし、同国は国ぐるみで違法性のある行為も行なっており(拉致問題、偽札作り、
偽煙草作り、覚醒剤等の禁止薬物の製造・密輸など)、危険な国であることは確かだ。
 だから、安倍氏も含めて、前からもっと制裁の強化をと主張していた人たちは少な
からずいたし、その考えを理解できなくはない。

 ただね。私が懸念を示しているのは、<核実験は確認できないのに>、安倍政権が
「核実験があったかも」というニュースとそれに対する国民の不安、怒りを利用して
自分たちが前々から行いたいと思ってた厳しい制裁や、何もなければ反対も少なく
ないのでなかなか進めることができない安保政策や自衛権の拡大を一気に行なって
しまおうとしていることなのだ。

 しかも、安倍氏はもし制裁を強化したら、いずれ北朝鮮が崩壊に向かう可能性が
あることも想定している。<*3>
 北朝鮮が制裁への対抗措置を行なったり、崩壊の過程で暴発したりするかも知れない
ことも予測しているはずだ。<北朝鮮は特に船舶検査は宣戦布告とみなすと言っている>
 そして、そのために日本国内でテロ行為が起きたり、万一の場合、ミサイル等の攻撃
を受けることになったりして、国民の中に犠牲者が出るかも知れないこともわかって
いるのである。
<それで「テロ警戒のために警察や自衛隊の警備を強化」したり<*4>、「ミサイル
防衛の前倒し」も決めたりしている。<*5>>

 国民に犠牲が出ることがあったとしても、どうしてもここで、北朝鮮に対する制裁を
行ないたいのである。
 一つには、拉致問題のことがある。11日夜、追加制裁を発表した時に、安倍首相は
「拉致問題で誠意ある対応を取ってこなかったことも理由だ」と述べ、拉致問題解決
への前向きな取り組みが制裁を解除する条件になることを指摘したという。
 もう一つには、制裁を行なうことにより、国内外に国の威信を示し、国内での体制
強化を行なったり、国民も含めて緊張感を高めたりしたいからだ。

<安倍氏はそうでないと思いたいが、政治家や識者の中には、制裁強化によって、北
朝鮮国内でトラブルが生じたり、国内で適度な規模のテロ行為等が起きてくれたりした
方が、国民にショックや恐怖感が生じて、一気に国の体制を変えることができるので
好都合だと思っている人もいる。
(あくまで伝聞だが、以前、本気なのか冗談なのか、北朝鮮がやったと見せかけて、
テロ行為を行なったらどうかという陰謀論まで協議した人たちがいたという。)>


 そして、今なら国民も制裁を行なうことを支持してくれるであろうことから、あくま
で「制裁のために」ということを前面に出す形で、今まで封印していた周辺事態法まで
持ち出して来た。<*6>
 これも、11日の参院質疑までは「周辺事態法を適用するにはムリがある」と言って
いたのに、12日には「前向きに検討を」と話が変わって来ている。

 12日の参院質疑では、安倍首相は「敵基地攻撃論」の検討も肯定した。<*7>

 もちろん、集団的自衛権の解釈の拡大<今まで集団的自衛権の行使になるのでダメだ
と言われていた活動を、これは日本や自衛隊の個別的自衛権や正当防衛に当たるのでOK
にしてしまうという形をとるようだ>、自衛隊の活動のために新たな特別措置法を作る
ことも検討している。野党が反対しにくい状況なので、どのような法案が出されるのか
不安だ。
 
 そして「国民を守るため」という理由で、各地で「国民保護法」(有事の際の住民や
地方自治体の協力を定めた法律)に基づく武力攻撃災害訓練が行なわれる可能性がある
との話も耳にした。<コチラ参照・・・何だか戦時体制に近づいている感じかも~ (--)>

<ちなみに「周辺事態法」とは・・・通常、自衛隊が軍事行動を起こす場合、自国の領域
において脅威が発生した場合のみだが、この法律は放置すれば日本に脅威をもたらす場合
にも軍事行動がとる事を可能とする法律である。
 平成11年に「日米防衛協力の指針」の実効性を確保するため、周辺有事の基本計画や、
米軍に対する自衛隊の後方支援や協力を定めたものである。from Wikipedia
・・・安倍政権にとって、これはもう軍事行動を起こすべき戦争に近いものなのね。>

 何か走り書きになってしまったが・・・。<という割には、結構、長いって? ^^;
でも、事実を並べるだけなので、こういう記事を書くのはあまり時間がかからないのだ。>

 何でこんな流れになってしまうのか、泣きたくなってしまうような気持ちにもなって
いるmewなのだが。<まさに、コチラの「ミュ~、ミュ~」の心境>
 ともかく、まずはたとえひとりでも国民や自衛隊に被害が出て欲しくないと切に切に
願っている。
<国民や自衛隊が殺傷されるなどの被害を受けること自体がイヤだし。もし、そんなこと
があったら、日本は一気にもっとアブナイ方向に進んでしまうのは絶対イヤなので。>


                      THANKS


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# by mew-run7 | 2006-10-13 07:42 | 安倍政権に関して | Trackback(31) | Comments(11)

核実験、グレーゾーンでも、厳しく制裁。  ここぞと進める、ネオコン政策。


<午後の質疑で、安倍晋三氏は創価学会の池田名誉会長と会ったという報道記事を
頑固に否定していた。何故なんだろう?
<公明党の太田代表は、小泉氏が会ったことは認めているようだ。*2>

 最初に・・・10日にボクの官邸の教育再生会議が発足し、そのメンバーが発表され
た。報道されていた候補とは若干の違いがあったが、中心的役割を果たしそうな委員は
ボクの官邸の内と外(オモテとウラ?)に二つの「教育再生」機関」に挙げた人たち
に決まっていた。<*1>

 次回or近いうちに、教育再生(改悪)をメイン安倍政権を支持、支援する人たちに
ついての記事を書く予定で準備をしているので<また驚くべき発言がアレコレと?!>
是非、ブログを覗いて頂きたい。
 
 
 さて今回は、当初、北朝鮮の今後のビジョンについて書こうと思ってたのだが、この
2日間の報道記事や国会での答弁を見ていて、「これはやっぱアブナイ!」と感じること
があったので、話題を変更することにした。

 それは、安倍晋三首相&その仲間たちが、北朝鮮の核実験の報を受けて、国民が北朝鮮
の行為に怒り、また核の脅威に不安感を覚える中、「これぞ絶好のチャ~ンス!」とばか
りに、北朝鮮に厳しい制裁を課そうと、そしてこの機会を利用して自衛隊の活動範囲を
拡大し、集団的自衛権の解釈も拡大し、憲法改正につなげて行こうという行動をあから
さまに行いだしたことである。
 しかも、北朝鮮が本当に核実験を行なったか、成功したかを確認できなくてもやると
まで言い出しているのだ。

 
 北朝鮮が本当に核実験を実施したのか、それが成功したのかどうか・・・アメリカは
その判断にかなり慎重な姿勢をとっている。向こうのメディアでは、失敗したのでは
ないかという見解が少なからず出ていた。
 そして、自民党内でも、外務省首脳が「(核実験に伴い空気中に放出される)放射性
物質は初日に一番出るはずなのに、全く出ていない。今後出るとも限らない。最初から
怪しいと思っている」、自民党国防族幹部も「(核実験ではない可能性が)濃厚になっ
てきている」と発言し、懐疑的な見方が出ているらしい。<時事通信11日より>

 安倍首相は、それを意識してかどうなのか、10日に記者団に対して「なかなか確認
するのは難しいとの議論もある。しかし、北朝鮮は核実験を行ったと宣言しており、
そうしたこともあわせて総合的に判断をしたい」と発言。核実験の実施や成功が確認され
る前、または最終的に確認できなくても、日本独自で追加制裁を行なう考えがあることを
示唆した。

 また、11日の参院予算委の質疑でも、「できれば実施の確認をしてからの方が望ま
しい」としながらも、やはり確認できなかった場合も制裁を行なう可能性を示し、「もし
失敗していたとしても、罪が重い」と発言。国連決議には強制力を伴った制裁も含めた
決議を望み、日本独自の制裁は「今までにない、他国にないような厳しい制裁を検討して
いる」「北朝鮮も『わたしの内閣』が決めるのだから、それなりのものになると考えて
いるだろう」とまで言った。<mew目撃談・・・今までにないほど厳しい、ボクの内閣の
制裁って?(・・)>

 安倍氏は、拉致問題のこともあって、かねてより北朝鮮への制裁を主張していたが、
小泉前首相があまり乗り気ではなく、ずっと実現できずにいた。それがこの7月のミサ
イル発射実験でようやく万景峰号の入港禁止などの制裁措置をとることにこぎつけ、
自分が首相になってから間もなく、今回の核実験の報がはいり、まさに「ここぞ」と
ばかりに思いっ切り制裁をかけようとしているのだ。
 本当なら北朝鮮が核実験を行なったことだけでなく、それに成功して実際に核を兵器
として使えるようになったことが問題なのに、制裁のきっかけにさえなってくれれば、
そんなことはどうでもいいんだろうな~と思えてしまう。

 しかも、これは衆院の質疑でも言っていたが、もし確認できなかった場合の最大の
根拠は「北朝鮮が核実験を行ない、成功をしたと発表したから」になる。
 安倍氏は、拉致問題に関して「北朝鮮の言うことは信用できない」と何度も言って
いたのに。こういう時には、北朝鮮の言うことは信じることにするらしい。
 
 安倍氏は、どうやら自分がやりたいと思うことのためなら、コロコロ都合のいいよう
に解釈や発言を変えてしまう人のようである。<歴史認識の問題もしかりだ。>
 そこら辺の議員のひとりならいざ知らず、一国の首相がこんな重大な問題に関しても
そんな風では、国民は首相のどの発言が本当なのかわからなくなるし、信用できなく
なってしまう。下手すれば、国民の命がかかってしまうかも知れないということが
わかっているのだろうか?
<本人も武力行使をする気はないと言っていたが、「最悪の事態のあり得る」という
質問者の言葉は否定しなかったし~。^^;>

 ふと、アメリカのイラク攻撃を思い出してしまう。ブッシュ大統領は、パパ・ブッ
シュのリベンジのために、もう就任時からイラク攻撃を考えていたと言われている。
 そこに、あの911テロが起きて<米政府の関与or陰謀もウワサされているが>、
国民世論がテロとの戦いを後押しするムードが高まった。そこで「大量破壊兵器を持って
いるかも」「アルカイダと関係があるかも」という不確かで根拠薄弱ながら、ブッシュに
とって都合のいい情報を持ち出して、ろくに検証もしないままイラク攻撃を決めてしまっ
たのである。・・・何だか今回の安倍vs北朝鮮と近いものがあると思いません?

 
 他方、安倍氏&その仲間たちは、北朝鮮に対する制裁や防衛を行なうために、この核
実験の報をビッグ・チャンスにして、急いでネオコン計画<コチラ参照>を進めようと
している。

 今朝TVを見てたら、石破元・元防衛長官が早速「集団的自衛権を認めないと
船舶検査の時に、米軍の船が攻撃されたら云々」「相手の船に乗り込むというのは
危険なのに、自衛隊の武力制限があるから云々」というような発言をしている映像が
流れていた。
<ちなみに、石破氏はmew周辺では軍事オタクのとっつぁん坊やと呼ばれている議員で、
今、自民党の防衛部会を率いて、自衛隊の海外派兵や活動範囲拡大等の恒久法の法案
作りに張り切っている人だ。>

 さらに、午前中にちらっと参院中継を見てたら、桝添氏との質疑でも集団的自衛権や
恒久法、ひいては憲法9条改正の話を出して、安倍首相や久間防衛長官が「早くその
ような解釈見直しや法整備をしたい」と述べていた。
 
 安倍氏周辺にとってみれば、まさに「しめた!」という状況が生じているのだ。
 石破氏あたりはかなり以前からアチコチで主張していたのだが、安倍氏も総裁選の時
に「米軍の艦船と一緒に活動している時に、相手が攻撃を受けても日本が防御のために
反撃できないのはおかしい」と、集団的自衛権の解釈の見直し、検討を繰り返し訴えて
いた。<コチラなど。・・・尚、この臨時国会で、自衛隊がインド洋で米軍艦船の後方
支援を続けるために、テロ特措法の3回目の延長を決議する予定になっている。>

 米国は北朝鮮への制裁で臨検による船舶検査(北朝鮮の港に出入りする船を検査して
経済制裁で輸出入を禁じた物が乗っていないかチェックすること)を行なうと言って
いる。日本の自衛隊も、できるなら一緒に活動したい。
 日本の領海内なら、自衛隊は個別的自衛権があるので、相手の攻撃に対して反撃する
ことができる。でも、公海上では自衛隊が直接攻撃を受けた場合を除いて、基本的に
武力行使はしてはいけないことになっている。
 しかも、自衛隊が米軍と一緒に日本の領海外で、他国の船を検査することは、今の
日本の法律では認められないのではないかという見解もある。

 そこで「核実験を行なった北朝鮮への制裁のためなら、国民も支持してくれるはず
だ」と・・・。ここから、トントンと集団的自衛権の解釈見直し、恒久法成立、憲法
改正まで持って行こうと。

 こんな大事なことを、こう言っては何だが、たかが北朝鮮一国のために決めちゃっ
ていいんだろうか?しかも、グレーゾーンのままに。
 そして、安倍氏は厳しい制裁措置をとっても、日本国民の生命の安全を保証できる
のだろうか?

 日本の将来が大きく変わってしまうような岐路である。
 どうか政治家も国民も目先のことだけにとらわれず、冷静に慎重に判断して欲しい
と切に願う私である

                      THANKS


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*1
政府は10日、安倍首相が国政の最重要課題と位置づける教育改革の具体策を検討する「教育再生会議」の設置を閣議決定した。座長には、ノーベル化学賞受賞者の野依良治・理化学研究所理事長を起用。計17人の有識者と安倍首相、伊吹文部科学相らで構成する。当面は、教員免許の更新制度や学校の外部評価制度の導入などを議論する。来年3月ごろに中間報告、来年中に最終報告をまとめる方針。

 再生会議は、中曽根内閣の「臨時教育審議会」(臨教審)、小渕、森両内閣の「教育改革国民会議」に続き、首相主導で教育改革を目指す組織となる。安倍首相は10日の閣議で「美しい日本を実現するためには、次代を背負って立つ子どもや若者の育成が不可欠だ」と強調した。

 有識者のメンバーには、シンクロナイズド・スイミング元五輪代表の小谷実可子氏ら著名人をそろえた。「幅広い観点」(塩崎官房長官)で人選し、保守色を薄める一方で、安倍首相に近い葛西敬之・JR東海会長が加わるなど、「安倍カラー」もにじませた。実務を担う担当室の室長には、「ヤンキー先生」で知られる義家弘介氏を起用したが、有識者メンバーに元文科事務次官の小野元之氏、担当室の副室長に前文科省私学部長をあてるなど、文科省にも配慮している。

 再生会議の初会合は来週の見通し。2週間に1回程度のペースで開き、全国一斉学力テストの完全実施や、教職員給与の見直しなども議論する。

 また、大学の9月入学や入学前の半年間のボランティア義務づけ、教育バウチャー(利用券)制度などの導入についても議論する。

●「教育再生会議」有識者メンバー

浅利慶太(劇団四季代表)

池田守男(資生堂相談役)=座長代理

海老名香葉子(エッセイスト)

小野元之(日本学術振興会理事長)

陰山英男(立命館小副校長)

葛西敬之(JR東海会長)

門川大作(京都市教育長)

川勝平太(国際日本文化研究センター教授)

小谷実可子(日本オリンピック委員会理事)

小宮山宏(東大総長)

品川裕香(教育ジャーナリスト)

白石真澄(東洋大教授)

張富士夫(トヨタ自動車会長)

中嶋嶺雄(国際教養大学長)

野依良治(理化学研究所理事長)=座長

義家弘介(横浜市教育委員)

渡辺美樹(ワタミ社長)

*2

『公明党の太田代表は11日の記者会見で、小泉前首相が退任直後、創価学会の池田大作
名誉会長と会談したことを明らかにした。「ごく短時間、30分ほど会ったと聞いている」と
述べた。一方、安倍首相が就任前に池田氏と会ったとされる点については「全く承知して
いない」と語った。

 創価学会広報室によると、小泉前首相から池田氏に退任のあいさつを申し入れ、9月28日
に東京都内の聖教新聞本社で会談した。小泉前首相は「外遊中に池田名誉会長の存在感を
改めて認識した」と語り、池田氏は識者との交流や、大学での講演について述べたという。
創価学会の秋谷栄之助会長や草川昭三・公明党副代表らが同席した。

 一方、安倍首相は11日の参院予算委員会で、池田氏と面会したかどうかを聞かれ「そう
いうことはございません」と否定した。 朝日新聞11日』
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# by mew-run7 | 2006-10-11 23:02 | 安倍政権に関して | Trackback(27) | Comments(30)

北朝鮮について思うこと(6) <核実験の報を受けて。制裁強化後のビジョンはいかに?>

【9日に「ボクの官邸の内と外(オモテとウラ?)に二つの「教育再生」機関が?!」をアップ
しました。時間がある方は、是非、こちらもよろしくです。】

 9日午前に、北朝鮮が核実験を行なったという。

 北朝鮮自身が「核実験を行ない成功した」と発表しており、それらしき地震波も観測
されているので、何らかの実験を行なった可能性は高いだろうと思われる。

 ただ、まずはアメリカと共に、現状を慎重に分析、判断する必要があると思う。 
 7月のテポドン発射実験<発射後すぐに分解、落下>も、北朝鮮が本当にアメリカ
まで届くような長距離ミサイルの開発に成功しているのかどうかは懐疑的だという声も
少なくなかった。<開発は成功しているが、故意に爆破、落下させた可能性もあるが>
 同じように、北朝鮮が本当に核兵器の開発に成功しているのか、また開発は進んで
いるものの本当に実験に成功したのかは<どの程度の成功か、実際に武器として用いる
ことが可能なのかなども含め>、現段階ではわからないと思うからだ。

 また同時に、各国と協議しながら、北朝鮮が何を目的に、また何を求めてこの時期に
核実験を行なったのか、それを分析して、対応を考える必要があると思う。
 そして後述するように、日本も含めて関係諸国が北朝鮮への対処、問題の解決、北朝
鮮という国の今後のあり方、運び方などに関して、ある程度共通したビジョンを持って
対応することが重要になるのではないかと考えている。

<北朝鮮がこの時期に核実験を行なった理由としては、1・金正日体制+先軍主義の
威信強化、2・自国の防衛、3・核兵器の輸出、4・米国が交渉に乗らないことや経済
制裁(特に銀行封鎖)への抗議、5・中国への不満抗議の表明(支援の減少、米国の
銀行封鎖への協力、安倍訪中など日本との関係強化)などなどが考えられるのだが、
複数の目的や理由が重なっているのかも知れないとも思う。また、たまたま昨日は、
沖縄の米軍基地に地対空誘導弾パトリオットの本体が到着した日でもあったようだ。>
 
 私はコチラにも書いたように、核兵器の軍縮、廃絶を強く望んでいるので、もし北
朝鮮も核兵器を持ったとしたなら、本当に残念であるし、怒りを覚えるというよりも
むしろ嘆かわしさやある種の哀しみを覚えたりするところがある。
 今回は、核軍縮の問題については書かないが、何故、ここで核武装をしようとする
国が次々と出ているのか・・・その要因も考えるべきだと思う。

 北朝鮮についての私の考えは、「北朝鮮について思うこと(1)~(5)」にも書い
たのだが。<中途半端で終わっているけれど。^^;>
 今回の核実験の報を受けて、もう少し書いてみたいと思う。

* * * * * *


 さて、おそらく日本、米国をはじめ関係各国は、経済制裁を強化することになるの
であろう。国連の安保理でも、軍事制裁も含めた制裁条項を入れる形で非難決議を
行なうことが考えられている。さすがに、同盟国の(いわば保護者的立場)の中ロも
本当に核実験を行なったとなれば、国として怒りも覚えるだろうし、もはやかばい
切れないと考える部分が大きくなっているようにも思える。

 日本では、政府だけでなく、国民の間でも「ともかく制裁を」「防衛力の強化を」
という声が強く出ているようだ。もともと安倍政権は、北朝鮮に対しては強硬姿勢で
臨むことを考えているし、また北朝鮮の脅威をアピールして軍事力強化や、自国防衛
のために集団的自衛権の容認したいと考えていたので、その意味では願ったりかなっ
たりという部分もあるかも知れない。


 私も、経済制裁の話が出るのは止むを得ない部分があるとは思っているのだが。
 ただ、各国が経済制裁を強化した場合に、真っ先に苦しむことになるのは、核実験を
行なわせた金正日氏や幹部、軍部たちではなく、北朝鮮の一般国民たちであることを
思うと、やるせない気持ちになる。
 北朝鮮では、ロシアの援助の激減、度重なる自然災害、農林業政策の失敗、軍事費用
の増大などによって、深刻なエネルギー、食糧不足が続いており、この20年で数百万
人の国民が飢餓や病気などで死亡したと言われている。しかも、今年7月に大きな豪雨
災害に見舞われ、数万人の死者が出た上、農地に大きな被害をもたらしたため、比較的
優遇されていた兵士や平壌市民の配給や食糧事情、医療などにも支障が出ているという。
おそらく命がけで脱北しようとする人たちも増えるだろう。
 ここでさらなる経済制裁を課されたら、末端の国民の生活はどうなるのか・・・特に
罪のない子供たちが飢えや病気で苦しんだり、恐怖にさらされながら脱北を強いられたり、
他国で人身売買の対象になったりすることを思うと、何とも言えない気持ちになって
しまうのである。
<何とか国際機関やNGOの一般国民に対する食糧支援ができればいいのだが。北朝鮮
では、常駐施設が作りにくいために、それが極めて困難だという。もし現地まで届けたり、
各人に配っても、政府や自治体に回収されてしまうらしい。イラクに対する経済制裁が
行なわれていた間に、一般国民がかなり苦しんだ状況をTVやレポートで見たことがあるが
コチラ参照)、北朝鮮の特に末端地域の国民の惨状はその比ではないだろう。>


 また「あんな国は許すべきではない」「ともかく制裁を」という意見が多いのはわかる
のだが、経済制裁を強化したとして、その後、どのような形で北朝鮮の問題を解決しよう
としているのか・・・各国はどう考えているのか、日本の政府や国民はどう考えているの
か、私には全くと言っていいほど見えて来ないところがある。
 7月のミサイル発射の時に、北朝鮮のことについて、周辺の人たちと話をしたり、TV
やブログで色々な意見を見聞したのだが。北朝鮮が戦闘状態になればもちろんのこと、
たとえば体制が崩壊したり国内が混乱した場合に、日本にも攻撃が飛び火するおそれも
あるし、何より多量の難民が流入したり、移住、亡命希望者が出る可能性が高いことを
考えている人はほとんどいないように思えた。

 北朝鮮がどのような状況になるかにもよるようだが、場合によっては、数千人から数万
人の難民が主に海を伝わって日本に流入する可能性があると言われている。また元・日本
国籍であった者やその家族・親族で帰国を希望する者が数万人、日本にいる親族や知人
などを頼って、移住や亡命を希望する者はそれ以上になるのではないかと想定されている
という話をきいたことがある。<*1>

 今年の6月に、国会で「北朝鮮人権法」(拉致問題その他北朝鮮当局による人権侵害
問題への対処に関する法律)が成立した。これは拉致問題の解決やそれに関わる経済制裁
などをメインに作られた法律であるが、おそらくはアメリカの要請もあって<拉致問題
→人権侵害行為ととらえて>、北朝鮮によって人権侵害を受けている者、そのために
脱北したり難民になったりした者を日本が受け入れる旨の規定も設けている。<この脱北
者や難民受け入れ規定には反対の声も多く、デモも行なわれたりしていた。(コチラ)>
 だが、日本の政府は実際に上述ような事態が起きた時に、具体的にどのような施策を
とるのか、ほとんど考えていないし、実際の準備もしていないように思われる。国民の
多くも心の準備もできていないだろうし、受け入れる態勢にもないだろう。

 それで、「ともかく制裁を」とか、「北朝鮮or金正日体制は早く潰した方がいい」
とか言っている人のことを思うと、「で、そのあとはどうするわけ?」と聴きたくなっ
てしまうのだ。
 日本の国民は、最悪の場合には武力攻撃を受けるリスクを覚悟するのか、また難民
流入のリスクや負担を背負うのか、移住者等の受け入れの経済的&社会的負担を引き
受けるのか、北朝鮮またはその地域の復興などに多大な資金や労力を投じる気はある
のか・・・それを前提にして考えないと、日本のとるべき態度や施策は決められないの
だと思う。

<「北朝鮮の人間なんて、ひとりも日本に入れさせない」とか、「中国や韓国が全部、
面倒を見ればいい」「日本の税金を使って何をしてやる必要もない」などと言う人が
いるが、現実的に考えればそれは不可能なことだと思う。>

 そして私は、安倍首相やその周辺などを含め、日本政府に問いたいのである。
 まあ、本音は公にはできない部分もあるだろうが・・・
 強硬姿勢を貫くのはいいけれど、何かあった場合も含めて、「その先のビジョンや対応の
仕方はちゃんと考えているの?」「政府としてきちんと責任はとれるの?」と。
 
 強い非難や制裁や、防衛強化ばかりでは、北朝鮮に関わる問題は解決できないという
ことがわかっているのか、知りたいのである。


   <つづく>              THANKS

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*1

 日本は海に囲まれた島国であり、すべての海岸線を警備するのは難しい。知らない
間に、どんどん難民が日本の領土内にはいって来ることも考えられる。

 難民をいったん収容する施設や場所を用意するとしても、それが不足する可能性も
高い。またスムーズにしかるべき施設や場所に収容されればいいが、知らない間に
様々な町や場所にはいり込んでしまう場合もある。着の身着のままで来るのだから、
食糧や生活用品ほしさに、やむを得ず、住居侵入や窃盗などの犯罪行為に及ぶ者も
いるかも知れず、地域でのトラブルや治安の問題が生じる可能性もあるという。
<また、その中には武器等を持った兵士などもいるかも知れない。本当に避難して
来る場合もあれば、そうでない場合もあり得る。その判別が難しい。極限状態の中で、
日本に危害を加える意図を持つ者もいるかも知れない。何か一回でもそのようなこと
が起これば、尚更に日本国内が混乱するおそれがある。>
 
 また本当に残念なことではあるが、日本人の中には、朝鮮民族に対してよからぬ印象、
感情を抱いている人が少なからずいる。チョットしたことがあっても、全く関係のない朝鮮
学校やその生徒、朝鮮総連などに危害を加えたりや脅迫を行なったりする人が出現する
のを見てもわかる。ふだんも差別的、侮蔑的な発言をする人がいまだに存在している。
 もし北朝鮮の人々が日本にはいって来た場合に、また日本で生活することになった
場合に、そのような面からも、様々なトラブルが生じるのではないかも懸念される。

 もちろん、難民の対策には、国や自治体からの多大な費用負担や労力を必要とする。
 そのようなことも考えた上で、北朝鮮問題の解決を検討していかなければならないと
思う。
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# by mew-run7 | 2006-10-10 13:31 | 東アジア、北朝鮮問題 | Trackback(35) | Comments(38)

ボクの官邸の内と外(オモテとウラ?)に二つの「教育再生」機関が?!+安倍首相の訪中雑感


  8日、安倍晋三首相は無事に中国での首脳会談を終えたようだ。
 まあ、今回は中身はともかく、まずは向こうに行って、首脳&TOP3の要人に会っ
たということに意味があると思っているのだが。 
 安倍氏が唱えた「政経分離論」から「政経両輪論」に。そして日中間で「戦略的互恵
関係」を目指すことになったらしい。つづきは文末に。

* * * * * *
 
 今回は、「教育再生」関連の情報などをメインに書きたい。
<自分のためのメモや資料保存がわりに記した部分も多く、かなり長くなってしまった
ので、適当に拾い読みして下さいませ。m(__)m>


 さて、安倍政権の二本柱の一つは「憲法改正&安保・軍事強化」(集団的自衛権の
容認日米軍事活動拡大、自衛隊の海外派遣拡大など)、そしてもう一つが「教育基本法
改正&教育再生」である。
 安倍氏の政権構想によれば、憲法改正と教育再生は「ボクの美しい国作り」の中で
車の両輪のようになっているのである。<軍教両輪?>


 この秋の臨時国会では、「教育基本法&改正」が最優先事項となっている。
 また、今週には、ボクの官邸に作る「教育再生会議」のメンバーが最終的に決まり、
第一回の会議が行なわれることになっている。
 そして、早ければ来年1月に中間報告、3月に最終報告をまとめると、遅くとも3月
に中間報告を出すようなスピード審議を表明しているという。

 ただ後述するように、このメンバーの顔ぶれや短期で結論を出すような日程を見ると
この会議は、基本的には表向きに形を調えるもの<既に決められた政策や一部の委員の
提案を追認するだけのもの>になるのかも知れないと思ったりもする。

<まだ会議を開く前から結論が決まっているらしく、中川秀幹事長が、来年の通常国会
に教員の免許更新制度を含む学校改革関連法案を出すと言っているし~。(*1)>


 この「教育再生会議」は表向きの官邸機関だとすれば、今月、設立される「日本教育再生
機構」<HPはコチラ>はウラor脇の官邸連携機関(民間)になると言えるだろう。
 これは、安倍氏のブレーンである八木秀次高崎経済大教授が設立するもので、ここが
具体的な政策作りに協力すると共に、全国でタウンミーティングを行なって、安倍教育
再生を国民にアピールする役割を果たそうとしているのである。(*2)
 八木教授は「官邸主導で教育を再生するため、国民世論を起こしたい」と述べている。

 ちなみにこの八木教授は「新しい歴史教科書をつくる会」の元・会長だった人だ。<同氏
が無断で中国訪問したことをきっかけに内紛が起きて、会をやめてしまったらしい。>
 そして安倍氏は、中川昭一氏らと党内で「日本の前途と歴史教育を考える若手議員の
会」を作って、「教科書を作る会」と連携してコチラのような活動を行なっていたこと
もあり、八木氏とは懇意にしており、考え方も共通する部分が大きいようだ。


<さらに、同じように安倍政権の「戦後レジーム体制の脱却(憲法改正、教育再生を
含む)」を支持して全国で集会を行なう団体として「『立ち上がれ!日本』ネット
ワーク」<HPはコチラ>というものが作られている。
 コチラについては後日に書きたいが、やはり安倍氏のブレーンである中西輝政京大
教授<田中真紀子氏が6日の予算委で取り上げていた人ね>や上述の八木教授などが
呼びかけ人になり、首相補佐官になった山谷えり子議員らも集会に参加したりしている>


 ところで、首相官邸が主催する「教育再生会議」のメンバーに関しては、報道記事に
よって若干の違いがあるので、最終的に確定して発表されるのを待ちたいが・・・。
<急にアチコチに打診しては断られているのか、日によって新聞に出て来る名前が
違うのだ。10日は正式に発表するらしい。> 

 すでに決定したと思われるメンバーを中心に、書き記しておきたい。(*3)

 担当は山谷えり子首相補佐官(教育再生担当)、下村博文内閣官房副長官。 
 座長にはノーベル化学賞受賞者の野依良治・理化学研究所理事長。

 そして委員としては・・・教育バウチャー(利用券)制度に前向きな白石真澄・東洋
大学教授や、学校評価制度に熱心な京都市の門川大作・教育長、産学連携などで知ら
れる東大の小宮山宏総長も内定したという。
<個人的には小宮山氏の考え方は、興味深いものがあるのだが。>

 安倍氏のブレーンの(改憲に熱心らしい)葛西敬之・JR東海会長も参加が決まった
ようだ。この人はエリート教育の重要性を説いていて、「海陽学園」(愛知に作った
日本の各界でリーダーシップを発揮するようなエリートを養成するための全寮制男子校)
の創立に寄与している。

 そして、何と例の教育改革国民会議の委員でもあった劇団四季の浅利慶太代表が、
再登板をすることになった。
『「子供を飼い慣らす」「日本が滅びるとショックを与える」教育再生?!』の記事を参照>

 あと財界から名前が挙がっていたのは、やはり「海陽学園」の創立に関わっている
トヨタ自動車の張富士夫会長。池田守男資生堂相談役の名も見えた。

 ここまでは、すでに安倍氏が目指す教育再生プログラムに理解や賛同を示している
人たちである。

 そして、チョット人気とりっぽい感じがするのだが、世間的に有名な人としては、
「百ます計算」を全国に広めた陰山英男・立命館小副校長、「ヤンキー先生」で知ら
れる義家弘介・横浜市教育委員、シンクロナイズド・スイミングの小谷実可子氏の
名前もあがっている。<ワタミの社長の名もあがっていたけど、断ったのかな?
細川隆一郎氏の娘さんでジャーナリストの細川珠生氏の名前も出てた。>

 何かこういう人たちを入れると、国民が「多様な意見を取り入れてくれる会議かも」
と思ったり、安心感のようなものを覚えてしまうような気もするのだが。もちろん
本人たちは、教育を変えなければという思いで参加すると思うが、その声が活かされる
のかどうかはビミョ~な気もしている。(*4)

<義家氏はイラクからの自衛隊撤退を求める声明に賛同、陰山氏は共産党と近い全日本
教職員組合の元組合員で、民主党の教育再生シンポジウムに出席した経緯があるなど、
知名度優先の結果、安倍首相のカラーと一致しない委員もいる。
 尚「女王の教室」の小学校教員役が好評だった天海祐希さん(女優)に打診したが、
断られたらしい?! <夕刊フジ7日より>

 
 そして「日本教育再生機構」の方は、10月22日に正式発足をするとのこと。
 同日、六本木で「日本教育再生機構設立記念行事『安倍内閣に真の教育改革を求める
国民集会-教育再生民間タウンミーティング』を行なうのだという。パネリストには、
あの桜井よし子氏が予定されているそうだ。

* * * * * *

 最後に、少し安倍首相の訪中に関する感想を・・・。<*3>

 はじめに書いたように、今回はともかく小泉政権の5年半の間、途絶えてしまって
いた首相の訪中&現地での首脳会談というものを行なうことに最大の意義があったと
思うので、細かいことは、どうでもいいかな~と思う面がある。

 安倍氏は表向きは「靖国参拝に行くか行かないかは言わない」という方針を通し、
中国側にも理解してもらったというが。<ウラでは何らかのメッセージを届けて
いたのではないかと思うけど。>
 ただ、中国側は安倍氏が靖国参拝を自粛してくれるだろうことを前提として、今回
の訪中に応じており、また安倍氏が政経分離論<中国とは、政治と経済を切り離して
外交を行う>という考えを示していたのを知った上で、あえて「政経両輪論」を提唱
している。
 「戦略的互恵関係」という提案も、何か漢字だけ見ると物騒な感じもするが、お互い
の国にとってメリットになるような関係を築くべく、考えて行こうということなの
だろう。経済、社会の交流だけでなく、北朝鮮問題も含めて、中国といい関係を保つ
ことには、日本にも多大なメリットがあるはずだ。
 安倍氏も、そこのところをよ~く考えて、靖国参拝を含め今後の言動には配慮して
欲しいと思う。

 ちょっとオシャレだな~と思った話を一つ。<何か古文か漢文の世界に出て来そうな
話かも。>

『安倍晋三首相と会談した温家宝首相は宋詞の一節を引用し、靖国神社に行かないよう
えん曲に求めた。
 引用されたのは南宋の辛棄疾(しんきしつ)の「江西の造口の壁に書す」の中の、
「青山は遮りとどめえず。畢竟(ひっきょう)、東流し去る」(山も大河の流れをとど
められない)で、日中両国の友好協力の発展が必然的だという比ゆに使った。
 だが、この下の句は「川辺の夕暮れ。私を悲しませる。山深く聞こえる鷓鴣(しゃこ)
の鳴き声」と続く。中国では、キジの仲間である鷓鴣の鳴き声は中国語で「行っては
だめだ、兄さん」と聞こえるといわれている。<毎日新聞8日>』

 
 今回、安倍首相の昭恵夫人も、一緒に訪中して<飛行機のタラップを手をつないで
降りて来ていたね>、ファーストレディとして外交デビューした。
 以前からTV等で何回か見たことがあるが、明るく気さくな感じで<開放的なお嬢様
というイメージかな?>、個人的には好感触だった。国内外でもいい印象を与える素養
があるのではないかと思う。

 北京では、日本語教育に力を入れている学校を訪問し、生徒たちと交流を行なったと
いう。ただ、ちょっと残念だったのは『中国人記者から「韓国映画のファンだとお聞き
しましたが、中国で好きなスターは誰ですか」と質問された昭恵夫人。「中国の映画も
ドラマも見たことがないので知りません」と戸惑いながらも、「日本は中国文化の影響
を大きく受けているので、これから勉強したい」と笑顔で応えた。<毎日新聞8日>』
ことであった。
 ファーストレディとしては、訪問国のことを調べておいて、映画スターでなくとも、
誰か音楽家でもスポーツ選手でもいいから、名前を挙げられる準備はしておいて欲しか
ったかな~とも思う。<安倍氏のスタッフor外務省がそのような準備を配慮しておか
ないと~。>


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# by mew-run7 | 2006-10-09 09:17 | 安倍政権に関して | Trackback(20) | Comments(21)

石原知事&中川昭に怒+安倍・創価池田会談+靖国が米批判で  記述修正+加藤紘一動向など


 8日の午前中、安倍晋三首相が、中国、韓国の首脳会談のために出発した。

 その同じ日の朝「報道2001」<フジTV系」では、反中派で知られる石原慎太郎都知事と
中川昭一政調会長がゲストで呼ばれ、<特に石原氏が>さんざん中国の悪口を言いまくっ
ていた。
 中国人の朱建栄教授が、話の中で「日本と中国が運命共同体として」というフレーズ
を口にした途端、石原氏が「そんなもんなりたくないよ」と言い放ち、中川氏と共に
バカにしたような感じで「ワッハハ」と大きな声を出して長い間笑っていたのを見て、
あ然とさせられた。(ーー゛)
 仮に自分が異なる見解だとしても、TVという公の場でそのようなに他の国の人の
意見をバカにした表現をするのは、一般人としても失礼なことである。ましてや、
都知事や国会議員(しかも与党幹部)という政治家が、そのようなことをするのは
あまりにもなげかわしいことだと思う。

 以前にコチラの記事でも書いたが、石原慎太郎氏は無思慮な発言が目立つ上、
強圧的なところがあり<しかも週に2~3日しか出勤していないと言うし>、都民
の私としては、このような人が自分の自治体の首長かと思うと、哀しくさえ思えて
来る。このままだと東京オリンピック構想を引っさげて三選してしまいそうなのだが。
誰か有力な対抗馬は出てくれないものかと、切に願う私なのであった。


 さて今回は、『安倍氏が創価学会・池田名誉会長と会談』『加藤紘一氏らが非安倍
勢力結集&党の総務会のメンバーに』『靖国神社が米国の批判に応え、展示物の記述
を修正』についてをアップする。


* * * * * *
 
 ☆  安倍氏が創価学会・池田名誉会長と会談

 安倍氏が自民党総裁に就任した後の9月26日に、創価学会の池田大作名誉会長と
会談していたという記事が、7日の毎日新聞に出ていた。

『安倍晋三首相が先月20日に自民党総裁に選出された後、首相就任前に公明党の支持
母体・創価学会の池田大作名誉会長と極秘に会談し、来夏参院選や対中関係をめぐり
意見交換していたことがわかった。
 関係者によると、会談は26日の安倍政権発足以前に、東京都内の創価学会の施設で
行われた。安倍首相は総裁選直後に秋谷栄之助会長に電話で就任あいさつした際、池田
氏との面会を要請したという。
 席上、首相は父、安倍晋太郎元外相が生前、池田氏から厚誼(こうぎ)を受けたことに
謝意を表し、参院選での公明党や創価学会の協力を要請。池田氏は「しっかり応援したい」
と述べ、協力を約束したという。また、小泉純一郎前首相の靖国神社参拝で冷え切った
日中関係の早期改善が重要との認識で一致。さらに池田氏は国連を中心とした平和外交の
必要性にも言及した。
 首相は先月30日の公明党大会に来賓として出席した際「私の祖父の岸信介も父の安倍
晋太郎も公明党とは交友関係が深かった。何か特別な運命を感じる」と語っている。』


 日経8日によれば、『安倍氏は22日に池田氏と面談。さらに、9月28日には小泉純一郎
前首相も退任あいさつのため、池田氏と面会。2人が会ったのは初めてで、小泉氏は在任
期間中に国政選などで公明党、創価学会から受けた支援に謝意を表明した』そうだ。

 祖父の岸信介氏は、戸田前会長の時代から創価学会とは親交があり、父の安倍慎太郎氏
もそれを引き継いでいたという。
<何か聖教新聞には、最近、池田大作氏と岸、安倍氏のかかわり、長州地域での学会活動
の話などが載っていたという話をきいた。また一部では、安倍氏の今回の中国訪問、首脳
会談に関して何らかの助力をしたのではないかという話も出ているようだ。>

* * * * * *

 ☆ 加藤紘一氏らが非安倍勢力結集&党の総務会のメンバーに

 自民党の加藤紘一氏、山崎拓氏が中心になって、安倍陣営の対抗軸となるべく作った
「アジア外交ビジョン研究会」が、本格的に始動するようである。<*1>
 以前、コチラに書いたように、自民党内でも中国、韓国に対する考え方を中心に、
政治に対する考え方が二極化し始めており、非安倍勢力の受け皿になることを目指して
行くと思われる。おそらく谷垣派などとも連携をして活動すると思う。
 彼らの頑張りが、自民党が一方の偏った方向に流れるのを防ぐことにつながるのでは
ないかと期待している。

 また6日に 自民党総務会の新しい顔ぶれ31人が決まったのだが、このメンバーが
なかなかいい感じである。新メンバーには、総裁選で敗れた谷垣禎一前財務相<会長
代理に>、「親中派」のベテラン議員として知られる野田毅元自治相、福田康夫元官房
長官、加藤紘一元幹事長ら、安倍首相とは経済政策や「歴史認識」などで路線を異に
する顔ぶれが入ったという。 <*2>

 総務会というのは、各派閥や参院、地方ブロックの代表で構成され、政府が国会に
法案提出する際、党がそれを認めるかどうかを党議決定する最高関門。総務会で可決
された案には、特別な場合を除いて、党議拘束がかかるのが慣例となっている。また
あとでしこりが残らないように、多数決ではなく、話し合いによって「全会一致」で
承認をするという慣例がある。<反対の人は退席をすることもあるようだが。>
 だから、総務会のメンバーに見識があって、思慮深い人が何人もいれば、政府が
問題のある法案を出すことを食い止めることができる。

 ただ、小泉政権は総務会を軽視しており、総務会をきちんと通さない形で法案を出そ
うとしたり、郵政民営化の時には、十分に議論する時間をとらなかった上に、全会一致
の原則を破って、強引に多数決で法案提出を決めたりした。<それで党議拘束をかけた
ので、ベテラン議員たちの怒りも買ったのだ。>
 6日の総務会でも、「多数決をとるのか」との質問があったようだが、丹羽会長は
「総務会では談論風発があっても意見を集約することで(多数決は)避けたい」と語っ
たそうだ。
 丹羽総務会長は、今回の総選挙で安倍氏の支持に回ったのだが<それで論功行賞と
して三役入りした>、もともとは加藤氏や谷垣氏らと同じ派閥にいた人であり、あまり
強引なことはしないのではないかな~と思っている。<期待込み>

<丹羽氏は古賀氏のグループと丹羽・古賀派を組んで、二人で会長を務めていたのだが、
今回、総務会長の職についたので(これも慣例として)、いったん派閥を離脱した。
そうしたら、派閥の総会で、古賀氏を単独の会長にすることを決めてしまい、チョット
もめそうだ。*3>

* * * * * *
 
 ☆ 靖国神社が米国の批判に応え、展示物の記述を修正

 あと靖国神社が、神社内の戦史博物館「遊就館」の展示のうち、米国から批判が出て
いた第二次世界大戦の米国関係の記述を見直すことを決めたという記事<*4>、
もキープしておきたい。
 変更するのは、大戦時の世界情勢に関する「ルーズベルト(米大統領)の大戦略/
(不況下の)ルーズベルトに残された道は資源に乏しい日本を禁輸で追い詰めて開戦を
強要することだった。(日本の)参戦によって米経済は完全に復興した」との記述。

 アメリカに言われると変えちゃうのに、アジアからの批判には応じないのね。
 でも、日本はアメリカのワナにはめられて仕方なく日米開戦したんだという主張は
どううるんだろう?

 私は、この「遊就館」の存在が、靖国神社に対する認識、印象に大きな影響を
与えていると思う。何故、神社が軍事博物館を備えて、わざわざ日本の戦争の正当性
を主張するような説明を付した展示物や映像を流さなければならないのか、不思議に
思う人たちも少なくないのではないだろうか?
 私の周囲にはアレがなければ、首相が参拝してもいいのにと言う人もいる。

 ましてや、あのように戦争を美化、正当化する博物館を携えたまま、靖国神社を
国の管理に置きたいなんていう話を持ち出すのは、言語道断だと思う。


 あと「テロ特措法の延長を閣議決定」の記事を*5にキープしておく。

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*1

『自民党の山崎拓前副総裁、加藤紘一元幹事長ら、安倍晋三首相の外交姿勢や歴史認識に
批判的な議員でつくる「アジア外交ビジョン研究会」が6日、都内のホテルで幹部会を
開いた。9月の党総裁選期間は活動を休止していたが、ポスト安倍をにらみ「非安倍勢力」
結集に向け再始動した形。22日投開票の衆院統一補欠選挙後に活動を本格化させる。
 会合には山崎氏、会長を務める加藤氏に加え、津島派の船田元、谷垣派の中谷元・両事務
総長ら計9人が出席。加藤氏は、首相の中国、韓国訪問について「問題解決への入り口に
すぎない。『就任あいさつをしたい』と言われれば両国も拒めない」と指摘。他の出席者
から「お互いの主張を言い合うだけだ」と成果は乏しいとの意見が相次いだ。
 次回は「総会」として党内に広く参加を呼びかけるが「まずは首相のお手並み拝見」
(中堅議員)と、衆院補選の後に設定することにした。<共同通信6日>』


*2
『自民党総務会(丹羽雄哉会長)の新しい顔ぶれ31人が6日決まり、国会内で初会合が
あった。新メンバーには、総裁選で敗れた谷垣禎一前財務相や、「親中派」のベテラン
議員として知られる野田毅元自治相、福田康夫元官房長官、加藤紘一元幹事長ら、安倍
首相とは経済政策や「歴史認識」などで路線を異にする顔ぶれが入った。
 丹羽会長は同日の会見で、総務会の顔ぶれについて「総裁選に立候補した方、数々の
要職を経験した方もいらっしゃる。大変重厚だ」。谷垣氏も「(進むべき)方向、間違え
ないよう務めていく」と記者団に語れば、加藤氏も「物言う総務会になる。(小泉前首
相は)言論封殺をしたが、今回はその力はない」と意気込む。
 総務会は各派閥や参院、地方ブロックの代表で構成され、政府が国会に法案提出する
際、党がそれを認めるかどうかを党議決定する最高関門。昨年の郵政民営化法案をめぐり、
亀井静香元政調会長らが法案提出に激しく反発。「全会一致」を慣例としてきた総務会で、
当時の久間章生会長が多数決に踏み切るなど、「郵政政局」の象徴的な舞台にもなった。
 この日の総務会でも、「多数決をとるのか」との質問があり、丹羽会長は「総務会では
談論風発があっても意見を集約することで(多数決は)避けたい」と語った。 <朝日6日>』

 
*3

『自民党の丹羽・古賀派は5日の総会で、共同代表の1人だった古賀誠元幹事長を会長とする人事を決めた。もう1人の共同代表の丹羽雄哉氏が総務会長就任で派閥を離脱した直後だけに「古賀派」への衣替えに一部議員が反発。同じ旧宮沢派系の旧河野派への「移籍」も取りざたされており、派閥再編に向けた動きが強まる可能性がある。
 総会に先立ち、太田誠一副代表から「古賀会長」案を伝えられた丹羽氏は「派閥に亀裂が入る」と反発。丹羽氏はこの後、記者団に「古賀氏とは政治手法が違う。このままでは4人の閣僚も安心して仕事ができない」と不信感をあらわにした。
 総会には所属49人のうち約30人が出席し「古賀会長」に賛同の拍手をしたのは半数程度。安倍晋三首相を支える塩崎恭久官房長官ら4人の閣僚は欠席した。古賀氏は総会で「総裁選で派閥を挙げて安倍氏を支持したことは重い」と安倍政権を支える考えを強調したが、首相との距離が指摘される古賀氏の会長就任に、派内の抵抗感は根強い。 <共同通信5日>』



*4

『靖国神社遊就館:米が批判の記述修正 アジア関連は変えず

 靖国神社の最高意思決定機関である崇敬者総代会が5日開かれ、神社内の戦史博物館
「遊就館」の展示のうち、米国から批判が出ていた第二次世界大戦の米国関係の記述を
見直すことを決めた。10月中に修正文を作成し、年内をめどに展示を変更する。一方、
中国や韓国などアジアの国々から「侵略戦争の認識が欠けており、アジアの独立を
促したと正当化している」などと批判されている展示については、今のところ見直さ
ない方針だ。
 変更するのは、大戦時の世界情勢に関する「ルーズベルト(米大統領)の大戦略/
(不況下の)ルーズベルトに残された道は資源に乏しい日本を禁輸で追い詰めて開戦を
強要することだった。(日本の)参戦によって米経済は完全に復興した」との記述。
米側が反発し、7月にはシーファー駐日大使やアーミテージ元国務副長官もこうした
歴史観を公然と非難した。

 国内でも首相参拝支持の代表的論客である岡崎久彦・元駐タイ大使が8月24日付
産経新聞に「遊就館から未熟な反米史観を廃せ」と寄稿。南部利昭宮司らは即日、岡崎
氏を招いて意見を聞いた。

 神社は軍事史専門家らと協議。タイトルを「ルーズベルトとアメリカの大戦参加」と
改め、「開戦の強要」「米経済の復興」の表現を削るほか、日本を侵略的と非難した
ルーズベルト演説を新たに盛り込むなど、米側に配慮した変更案をまとめ、5日の総代
会に報告。「なぜ国内から批判が出るのか」などの疑問も出たが、了承された。

 総代からの「中国関係の記述も見直しを検討するのか」という質問に、神社側は
「今のところ具体的な指摘がない」と回答。実際は昨年11月、劉建超・中国外務省
報道官が同館を「軍国主義を美化する靖国史観の中心施設」などと批判している。

 神社側は「来年7月の開館5周年に向け、英霊顕彰の観点からの見直しも検討する」
と説明。関係者は「今回の変更は誤解を与えかねない表現の修正だが、侵略行為を認める
のは英霊顕彰にふさわしくない」としている。【田所柳子、野口武則】

 ■ことば(遊就館) 1882年に軍事博物館として開館。戦後は民間企業の事務所
だったが、A級戦犯を合祀(ごうし)した松平永芳宮司が再開した。02年の増改築で
ビデオやパネルなど視聴覚展示を拡充。歴史の記述も大幅に書き直された。

<毎日新聞6日>』 

*5

『政府は6日午前、11月1日に期限切れとなるテロ対策特別措置法を1年間延長する
同法改正案を閣議決定した。01年から続く海上自衛隊によるインド洋での補給活動を
継続させるためのもので、改正案が成立すれば3度目の延長となり、活動は6年目に突入
する。政府・与党は早期成立を図る構えだが、民主党など野党は反対している。

 同法は01年9月の米同時多発テロを受け、米軍などのアフガニスタン攻撃を後方
支援するため、01年11月に2年間の時限立法として成立。03年に2年間延長、
昨年は延長幅を1年間に短縮した。 海自の補給艦、護衛艦がインド洋に派遣されており
防衛庁によると9月28日現在、外国艦艇への燃料補給は計11カ国に対する計681回
艦艇搭載ヘリコプターへの給油は49回、給水は78回にのぼる。<毎日新聞6日>』
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# by mew-run7 | 2006-10-08 11:55 | 政治・社会一般 | Trackback(19) | Comments(15)

ハンカチ王子(安倍)がヨチヨチ右へ、右へと? ~真紀子氏予算委、歴史認識など~


 この週末は、このブログでよく取り上げている事項の情報(続報)をアレコレと
アップしたいと思っている。<情報保存の目的もあり。>
 報道記事も含めると多量になってしまうかも知れないのだが、関心のあるものを
ピックアップして読んで頂ければと思う。

 この記事には、以下の3つを記載する。
『衆院予算委員 田中真紀子vs安倍晋三+α』
『歴史認識に関して<安倍氏が東京裁判や戦犯を疑問視、村山談話を閣議で踏襲決定>』
『森氏の分析・・・安倍氏は「ハンカチ王子」?!』

 その前に・・・
 当ブログでも力を入れている(?)共謀罪に関して、いつも記事紹介などをして下さって
とてもお世話になっている ぶいっちゃんさんの「らんきーブログ」が、「秋の臨時国会で共謀
罪の新設が見送られるかも知れない」という内容の記事『共謀罪は何故消えた?罠か? 』を
TBして下さったので、ご覧頂きたい。<本当に引き下げる気なのかな~?・・・懐疑的なmew>

本当は私も医療改悪や障害者支援法の問題を取り上げたいのだが、
なかなかそこまで余裕がなくて残念に思っている。
 10月から医療費制度が変わり、入院費や医療費の負担増やリハビリ打ち切りで
困っている人たちが出ている。
 障害者の自立を支援するというフレコミで作ったが、実は「自立」→「見放す」
につながっている障害者支援法のために、本人や家族に大きな負担がかかっている
ことも問題を感じている。<民主党もこの件は予算委でかなりツッコンでいる。>

 この件に関して、競艇場から見た風景さんが『悪法「障害者自立法」の見直しを
という記事をTBして下さったので、ご覧頂ければと思う。


 ☆ 衆院予算委員 田中真紀子vs安倍晋三 +α

 6日は田中真紀子氏が、衆院予算委員会の質問席に立ち、マスコミや世間からも注目
を集めた。<安倍晋三氏と田中真紀子氏は、同期だったのね。>

 出だしの「小さな子供がイタズラでパパの革靴を履いて道路に出てきた印象。ヨチヨチ
と、しかも右の方へ右の方へ行きそうなので危なっかしい」という発言は、真紀子氏らし
い表現で、なかなか的を得ていて面白いと思ったが。
 正直を言うと、質疑の中身は少し期待はずれというか、ガッカリさせられた面があった。

 私は、北朝鮮の拉致問題をメインのテーマにしたのは失敗だったと思う。
 真紀子氏も深い関わりがあるとか、何か特別にツッコめるネタを持っていたなら話は
別だと思うが。一般国民、議員という立場で聞くなら、やらなくてもよかったのでは
ないだろうか?
 確かに、小泉首相の北朝鮮政策や拉致問題解決が中途半端で終わってしまっている
ことには、問題を指摘する人はいるのだけど。

 でも、拉致問題と言えば、安倍氏の最大の売り物なわけで。<彼は拉致問題によって
いきなり知名度&人気&イメージがアップして、それが大きな要因となって首相にまで
なれたようなものだし、今もイメージ・アップに使いたいのは明白なのだから。>
 彼は秘書時代からこの問題に関わって尽力して来たことは、国民の多くも知ってる
ことだし<私もそのことは評価している>、北朝鮮との交渉は大変だろうってことも
わかっているので、そこで部外者の人が「何でそのまま(半日で)帰って来ちゃったの
か?」とか責めても、しらけムードが漂ってしまうような気がしたのである。
 安倍氏もここぞとばかりに、これまでいかに大変な思いをしたかを切々と語り・・・
却って彼にアピール&イメージ・アップの場を与えてしまったような感じさえしたの
だった。

 私としては、どうせ外交問題を取り上げるなら、そのあとで取り上げた日中外交の
方をメインにすればよかったのにな~と思った次第である。
<日中国交回復をしたのは田中角栄・元首相(真紀子氏の父)なのだし、真紀子氏も
中国とは親しく交流しているのだし、安倍氏は8日に中国に行くのだし、歴史認識の
問題とも絡めやすいしね。>

 午後に行なわれた民主党の岡田氏と枝野氏の質問もチョコチョコ見たのだが、両者
ともなかなかよかったと思う。
 岡田氏はやっぱマジメそうで、きちんと考えていていいな~。<党首には向かない
かも知れないけど> 枝野氏も、迫力が増して来た感じがする。<改憲派じゃなければ
次の次ぐらいの党首にしたいと思うんだけど。>


 ☆ 歴史認識に関して<安倍氏が東京裁判や戦犯を疑問視、村山談話を閣議で踏襲決定>

 6日の衆院予算委員会で、安倍首相は東京裁判やA級戦犯に関して、強い疑問を示す
発言を行なった。
 また、政府は6日の閣議で村山、小泉談話を安倍内閣として踏襲する旨の答弁書を
決定した。

『安倍晋三首相は6日午後の衆院予算委員会で、日本の国家指導者の責任を追及した
極東国際軍事裁判(東京裁判)について「平和に対する罪と人道に対する罪で裁かれた
が、(いずれも)その段階でつくられた概念だ。罪刑法定主義上、犯罪人だということ
自体おかしい」と述べ、正当性に強い疑問を呈した。
 サンフランシスコ平和条約で東京裁判を受け入れたことも「受け入れなければ独立
できなかった。独立するためにあえてのんだ」と表明。小泉純一郎前首相が国会でA級
戦犯を「戦争犯罪人」と答弁したことには「(A級戦犯の遺族は)遺族援護法などの
給付の対象になっているし、いわゆるA級戦犯の重光葵元外相は勲1等を受けている。
国内法的に戦争犯罪人ではない」と持論を展開した。<共同通信 6日>』


 実は私も、以前コチラに書いたように、東京裁判をはじめ各地で行なわれた軍事裁判
の正当性には疑問を持っている。<決して公正とは言えない裁判が多かったように思う
ので。>だから、そこでA、B、Cの級にかかわらず、そこで起訴されて、処刑された
人を「戦争犯罪人(戦犯)」として決め付けてしまうことにも、問題があるのではない
かと思うところがある。

<そもそも政治的意図があれば、不起訴で釈放されちゃう容疑者がいるということ自体、
いかに恣意的なものだったか・・・という感じでは? あと、戦争「犯罪」と呼ぶとしたら、アメリカのイラク攻撃がそれにふさわしいかも。>

 ただ、そのことと戦争責任の話は別だ。本当はもっと早くやるべきことだったと思う
が、できれば中国、韓国とも共通認識が持てる形で、政府は戦争に関する事実をきちん
と明らかにして、その要因や責任の所在を国民にも示すようにして欲しい。
 それが、次の戦争を行なったり、また国内外で多くの罪のない被害者を出したりする
ことを防ぐために、とても重要なことだと思う。

『政府は6日午前の閣議で、先の大戦に対する歴史認識に関する答弁書を決定した。
「95年8月15日と05年8月15日の首相談話等で示されてきている通りである」
とし、「植民地支配と侵略」について関係諸国におわびを表明した戦後50年の村山
首相談話と、同60年の小泉首相談話を、安倍内閣としても踏襲する方針を明記した。
 また、72年の日中国交正常化に際し、中国政府が「日本の中国侵略は一部の軍国
主義者によるもので一般の日本人も被害者だった」との立場をとったことについては
「中国側の認識は承知しているが、国交正常化にあたっては日中間の交渉の結果日中
共同声明に合意し、発出した」とした。福島瑞穂社民党党首らの質問主意書に答えた。
<朝日新聞6日>』

 これで、安倍内閣は正式に、村山、小泉談話を継承することになった。中国訪問の
前にクリアにしておきたいという意向もあったのだろう。
<中国が軍人と一般国民を分けるという認識で国交回復に同意したことに関しては、
まだちょこっともめそうな気もするが・・・。>


 ☆ 森氏の分析・・・安倍氏は「ハンカチ王子」?! 
 
 ちょっと面白い記事があったので、付け加えておく。
 前にも書いたが、最近、森氏の分析というのは、的を得ていると思うことが多い。
党内№1派閥の長としての、余裕があるからだろうか?
<でも、彼の政策にはNO!である。特に改憲&教育改悪は・・・>

『安倍人気は「ハンカチ王子」フィーバーのようなもの――。森喜朗元首相は6日、
母校の早稲田大で講演し、安倍内閣への高い支持率について「安倍さんはすらっと
していて若い。女性たちがハーッとなる。(早稲田実の)斎藤佑樹のイメージ。真価
はこれからだ」と評した。』
 森氏は、安倍首相が衆院予算委員会で、村山首相談話などを踏襲する姿勢を示した
ことについて「かつて言ってきたこととまったく違うことを言い出した。若い政治家
から内閣総理大臣という重い立場に立ち、よく考えて話をしないといけないことを
やっと分かってきた」と述べた。
 8日からの日中・日韓首脳会談については「おそらく靖国の問題は出ない。小泉さん
みたいにずけずけ言うと中国も黙っておけないし、小泉さんも引くに引けなくなった。
未来志向で世界への貢献を話す方が靖国の話よりはるかに大事だ」と語った<朝日
6日>』

 ただ、安倍氏は表向きは譲るとこは譲りながらも、着々と憲法改正や集団的自衛権
の問題や、教育改悪の準備は進めていますから~。
 そこはしっかりウォッチしておかないと、と思う。

<小泉氏の場合は、郵政民営化や靖国参拝にこだわって、憲法や教育基本法改正などは
寛容(放任?)だったけど。安倍氏はそれをイライラしながら見ていたに違いない?!>


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# by mew-run7 | 2006-10-07 11:10 | 安倍政権に関して | Trackback(14) | Comments(31)

野党が安倍氏の歴史認識にこだわるわけ・・・外交や教育、国防などの政策に重大な影響が


 5日に衆院予算委員会の質疑で、民主党・菅直人氏が安倍晋三首相に主に歴史認識に
関して追及した。今回はそのことについて書いてみたいと思う。
<最後に北朝鮮問題について少し記述した。>

 やはり、原稿を長々と読み合うことが多い代表質問と違って、質問と答弁が行き交う
質疑は面白い&興味深い。<本会議より委員会の方が、質問者の席と答弁席が近いし、
大臣席から答弁席の距離も短くて、テンポよく進むので、尚よい。>
 また実際に中継を目にすると、新聞等の活字では見えて来ないもの・・・たとえば、
ある発言に至るまでの経緯や、その時々の各人の表情、間などがわかるのもいいと思う。


 尚、「何故、国会で安倍氏個人の歴史認識の問題をこだわって質問するのか?」と
の疑問や、「いきなり『OO談話がどうも』って言われても、話がよく見えて来ない」
という声を耳にしたので、その点も考えて記事を書いてみたいと思う。

<村山談話、河野談話、岸信介氏のことなどについては、文末(注)に簡単な説明を付した。
また村山談話の原文はコチラ、河野談話の原文はコチラ(外務省HP)でも見られる。
「00談話」という呼ばれるものは、日本政府の公式見解として扱われている。>


 おそらく菅氏だけでなく、今後、何人もの野党の議員が、何らかの形で安倍氏の歴史
認識や靖国参拝について質問をすると思われる。<もしかしたら、民主・小沢代表も。>
 何故かと言えば、安倍氏本人が首相になる前に歴史認識に関する言動は、これまでの
日本政府の公式見解と大きく異なるところがあるからだ。
 
 安倍氏は、これまで日本が一方的に他国を侵略、植民地化して、虐殺も含めて多大な
被害を与えたという考え方は容認しておらず、いわゆる自虐的歴史観や謝罪を前提に
した土下座外交にも批判的な発言をしていた。彼は中川昭一氏らと「日本の前途と歴史
教育を考える若手議員の会」を作り、「新しい教科書をつくる会」と連携して活動する
と共に、文科省に歴史教科書の記述を変えさせるように働きかけたりもしていたのだ。
コチラ参照> だから、とても村山談話に納得しているようには思えない。
 また慰安婦に関する河野談話については、これを強く非難し、国会の質問で本人が
「調査の前提が崩れている」などと追及したこともあった。
 そして彼は、東京裁判は戦勝国が一方的に不当に行なったものとして、裁判自体を
認めておらず、従ってそこで裁かれたA級戦犯なる概念や存在も認めていない。
<彼の祖父・岸信介氏も東条内閣の一員としてA級戦犯の容疑で収監されていたが、
政治的意図により不起訴とされて、釈放された。>
 
 安倍氏が総裁候補や首相になってからは、村山、河野談話は「政府としては、引き
継ぐ」「自分の内閣では、政府の見解は変えない」と言うようになったが、「歴史の
認識や評価は歴史家の判断に委ねるべきものだ」と強調して、自分の歴史観を語らない
ままであった。そこで、安倍氏本人がこれらの談話の内容に肯定し、納得しているのか
を問題視する声が少なくなかったのでのである。

 国民の中には「国のTOPである首相は、あの戦争の性質や責任、反省をきちんと
認める人であって欲しい」と思う人も少なくない。そうでないと、また戦争を起こす
ような方向に向かう政治を行なうかも知れないし、国として歴史や平和主義の教育の
仕方を変えようとしたり、国家主義的な教育、施策を行なおうとするおそれもある
からだ。
 また、中国、韓国をはじめとするアジア外交への影響も大きいし、首相として東京
裁判の正当性や日本の侵略政策を否定するような発言をすれば、欧米からも批判され
る可能性が高い。
 そのようなこともあって、菅氏もこの問題に関して、しつこく食い下がっていたの
であった。

<菅氏はかなり好きな政治家のひとりだが、その私から見ても、話し方が「イヤな感じの
オヤジ」みたいに見えるところもあって、ちょっとな~と思ったが。でも、それぐらい
しないと安倍氏も居直る可能性があったので、止むを得ない部分もあったかなとも思う>


 さて、昨日の国会での質疑では、安倍氏は村山談話に関し、当初は相変わらずの「政府
としては・・・」という答弁をしていたが、「内閣の長の首相の私としては・・・」に
なり、菅氏が「『私』はどうなんですか?」としつこく聞いて、「私を含め政府として」
という答弁を引き出した。
 また、祖父・岸信介氏が東条内閣の一員として開戦の詔勅に署名するなど先の戦争に
関与したことについては、「開戦で多くの日本人は命を失い、家族を失った。アジアの
人たちに大きなつめ跡を残した。指導者は、私の祖父も含め、責任があったと思う」と
指摘。「政治は結果責任だから、祖父の判断は間違っていた」「責任の取り方はいろいろ
あった。だからこそ、命をかけて日米安保条約改定に取り組んだのだろう」とも述べた。

 しかし、河野談話について、以前に国会で調査結果の信憑性を追及したことに関しては
「当時は『狭義の強制性』に疑問があったが、その後『広義の強制性』に議論が変わった」
などとやや苦しい感じの答弁をして、少し渋い表情だった。
 そして安倍氏が97年に「日本の前途と歴史教育を考える若手議員の会」を立ち上げ、歴史
教科書の記載内容を「自虐史観」と批判していた点については「義務教育段階の教科書の
あり方についての議論。子供の発達段階において、どうかと申し上げてきた。別に間違っては
いなかった」と強調した。


 また「歴史認識については政治家が神のごとく判断するのは間違っている」「靖国参拝
に行くか行かないかを言わない、ということを含めて国民に判断してもらいたい」と繰り
返し、自分の書いた「美しい国」に書かれた中国との「政経分離」外交についての質問
では、「私の本をよく読んで下さい。まるでそう書いてあったかのごとく言うのはデマ
ゴーグ(大衆扇動家)と言われてもしょうがない」と声を荒げる場面もあった。

<全体的に安倍首相の周囲に座っていた大臣たちが、心配そうな顔をして見守っていた
のが印象に残ったりもした。>

 安倍首相としては、8、9日に中国・韓国の訪問、首脳会談を控えているだけに、
<中国とは村山談話を前提に外交を行なっているので> かなり苦しい立場であったよう
にも思う。無事に中韓の訪問を終え、首脳がお互いに行き来ができるような安定した外交
関係に戻すまでは、ある程度は自分の考えを譲歩をせざるを得ないという思いがあるよう
にも感じられたし、それは評価したい。
 だが、この問題は今後の日本国内の教育や施策に影響するものでもあるだけに、なあ
なあに済ますことはできないのも事実である。また何回か質問が繰り返されるうちに、
少しずつ安倍氏の本音も見えて来るかも知れないとも思う。

 
 最後に・・・。北朝鮮が核実験を行なう旨のコメントを出し、早ければ今週末にも実験が
行なわれる可能性があるという。
 以前、コチラの記事にも書いたように、私は北朝鮮の問題には<拉致問題も含めて>
日本が中国、韓国との連携を深めることが重要だと考えている。
 安倍首相には、小泉政権でおかしくなってしまった中韓との外交を立て直し、何かあった時
には、首脳同士が直接電話などでやりとりできる関係を築いて欲しいと、一国民として願って
いる。
 北朝鮮の問題は、制裁の強化や安保理決議だけで、うまく解決できるとは思えない。対話と
圧力のほか、米国、ロシアも含め、あちこちからの手回し、根回しも使って、解決する方法も
模索して欲しい。



<注>
 「村山談話」(コチラ)というのは、95年に村山首相(当時)が、日本が先の大戦で
アジアの国々に対し侵略、植民地化政策を行なったことを認め、多大な被害を与えたこと
を謝罪したものである。
 「河野談話」(コチラ)というのは、93年に河野官房長官(当時)が、従軍慰安婦
問題に関して、政府の調査結果を発表したもので、日本が慰安婦の募集、移送、実施
に関して国として関与し、強制的手段を使うこともあったことを認め、謝罪したものだ。

 安倍氏の祖父・岸信介氏は、東条内閣の商工大臣を務めていた時に日米開戦詔書に署名
し、その後、東条氏と共に軍需省を率いて戦争の拡大に寄与したことなどから、A級戦犯
の容疑者として収監された。しかし、アメリカが日本の共産化を恐れて、旧体制の政治力
のある岸氏を不起訴として釈放。岸氏は53年に国会議員に、56年から60年まで首相
を務めた。<60年に日米安保条約を締結。社会保障制度や最低賃金法などの整備で功績>

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# by mew-run7 | 2006-10-06 13:48 | 安倍政権に関して | Trackback(11) | Comments(21)

~本当のことは言いたくても言えない~国会・安倍ウォッチング

 
 教育がメインの記事<コチラなど>が続いたので、今回は国会での安倍ウォッチングの話
をメインに書きたいと思う。
 
 国会は、昨日4日で衆参の「所信表明に対する代表質問」が終わり、今日5日から衆院
の予算委員会の質疑が始まった。
 今日は夕方から民主党の菅直人氏が登場。明日には、田中真紀子氏が質問に立つようで、
チョット楽しみだ。
 
 民主党の小沢代表が5日午前に退院した。一番頑張らなくてはいけないのは来年の参院選
なので、今はあまりムリをして欲しくないのであるが。6日には参院選候補者の協議のため
に鳥取へ、衆院補選が告示される10日には大阪9区、11日には神奈川16区入り。そし
て、18日には安倍首相との初めての党首討論を行ないたいと、自民党側に要請している。
 また民主党は、秋の臨時国会で共謀罪の新設自体に反対する方針で臨むようだ。<*1>
共謀罪に関しては、また別の機会に取り上げたいと思う。

 また「ボクの官邸」がらみのニュースとして、世耕氏が首相補佐官の権限を強化するように
法律を改正したいという発言をしたらしい。
 この件は片岡参院幹事長が、国会の代表質問でも、内閣との権限の兼ね合いで懸念を
示している。内閣や党内ともめる要素になるかも知れない。

<もめると言えば、丹羽・古賀派が、総会で古賀氏を単独の会長に選んだとのこと。ここにも
火種が生まれそうだ。>


 この3日間の代表質問は、正直なところ、ほとんど得るものがなかったが・・・唯一、
個人的に収穫があったとしたら、昨日の参院の質問でお気に入り候補の若手女性議員を
発見(?)したことだろうか? 詳しくは後述するが、何と自民党議員ながら、文科省の
国旗、国歌推進の強行的な施策をさりげなく批判したり、はっきりとわかりやすく色々な
主張を示したりするなかなかの人材のように思えた。<民主党に欲しかったな~(^^ゞ>

 安倍首相は、よくこんなに毎回同じ原稿を繰り返して読んでいて飽きないな~と感心
したくなるほど、見事に所信表明などのために作った原稿をそのままひたすら読み続けて
いた。<福島瑞穂氏に、「壊れたテープレコーダー」と言われたらしい。(・・)>
 さすがに自民党内やマス・メディアからも批判や疑問の声が出始めているが、<産経
新聞の記事が、私の感想をほとんど同じだったので、文末*2に掲載しておく>、本人も
周囲の声が気になっているようで、朝日新聞5日にこんな記事が出ていた。

『安倍首相は4日、小泉前首相に電話し、自らの国会答弁について「棒読みだと非難されて
いる」と嘆いた。小泉氏は「おれも最初はそう言われた。人によって答弁を変えることは
できないので、めげないで同じことを言い続ければいい」と激励したという。
 同日夜、都内で塩崎官房長官らと会食した場で、首相が明かした。出席者によると首相は
「だんだん早口になると言われる」とも語り、周囲の反応を気にしている様子だったという』


 安倍氏としては、まずは中韓との首脳会談や衆院補選、そして来年の夏の参院選が終わる
までは、自分自身の本音や考えはできるだけ口に出さず、ひたすらガマンの子でいるしか
ない状況なのだろう。<言いたがりません、勝つまでは?!(*_*)>

 消費税は、あくまでも来年の秋の答申を受けて、抜本的一体的税制改革を考える中で、
検討したいと言い続けることだろう。
 まさか、早ければ09年にはも上げる可能性があるなんて絶対言わない。<コチラ参照>
 この件については改めて書くが、本当はもう税制調査会の答えは出ているのだ。だけど
来年の参院選後まで、中間答申を出すのを先送りしてもらっているだけなのである。

 靖国参拝についても、行くとも行かないとも言わない。<これは、来年の秋の例大祭まで
は行かない予定らしい。正しい?靖国信奉者は春秋の例大祭を重視するのだそうだ。>

 憲法改正については、与野党の議論に委ねるとしか言わない。参院選の争点にはしたく
ないのだ。でも、自民党内で二次草案作りを進めてもらい、集団的自衛権も官邸に検討
機関を作って、少しずつ解釈を広げようとしている。

 歴史認識に関しても、決して自分の本音を国会の場で言うことはしない。そんなことを
したら、中韓だけでなく、欧米や国内でも問題視をされてしまうおそれがあるからだ。
 だから、あくまでも自分個人の考えは横に置き、「政府としては」「内閣の総理大臣としては」
という形で、先の大戦や慰安婦問題に関して村山、河野談話を継承すると言い続けることに
なるのだろう。

<ただ、安倍氏は中韓と歴史の共同研究を行なうことに、積極的な姿勢を示したという。
私は、以前から日本と中国、韓国が共同して、客観的な史実を研究し、共通の歴史認識を
持つことが重要だと思っている。それは日本の国民にとっても、東アジア外交にとっても
有益なことだと思う。>

 このあたりは、もっともっと国会でツッコンで、安倍首相の本音を引き出す努力をして
欲しいし、私たち国民もしっかりウォッチして行かなければならないことだと思う。
 こんな曖昧な答弁を続けたままで、参院選を何とかクリアしようなどという甘い考えを
許してはいけないと思うのだ。こんなやり方をして、万一、自民党が勝つようなことが
あれば、国民は完全にナメられてしまう。

 中国、韓国に訪問して首脳会談を行なったからと言って、何もヒーロー扱いすることも
ない。以前なら、当たり前に行なっていたことで、小泉政権の時が異常だっただけなの
である。「あら、やっと会えたの?」ぐらいの反応に留めておくべきではないかと思っ
たりもする。
<中国が何を条件に会談に応じることにしたのか、興味深く思っているのだが。実際に
どういう交渉があったのかは、表に出て来ないのだろうな~。>


 最後に、昨日参院で初めて知った議員の話を。
 昨日の午後、ちらっとTVの参院中継を見た時に、若い女性議員が、とても可愛らしい
声ながら、なかなかいい主張をしていたので「一体、誰なんだろう」と思っていたのだが。
 今朝、調べてみたら、有村治子氏という自民党の参院比例代表の議員だった。まだ30
代半ばで、様々な経歴<大学講師、マクドナルド人事、大学院で勉強など>を経たあと、
日本の政治の現状に不安を抱き、野田聖子氏に手紙を書いたのがきっかけで、自分が議員
にとして立候補することになったという。<残念なことに野田氏は今は自民党にいないが。
はっきりものを言おうとする姿勢は、共通するところがあるように思えた。>

 昨日の質問では、少子化対策、マタニティ・マーク、町の中の道路の段差、教育(国旗
国歌、教科書無償)日ロ外交などの色々な問題に触れていたのだが、一般市民の目線に
立って、具体的でとてもわかりやすい説明をしており、私も思わず「うん、そうだよね~」
とうなづきながら聴いてしまったものが多かった。<質問の形をとっているが、要は政府
の政策の問題点を主張しているのである。>

 一番印象深かったのは、国旗、国歌に対する意見だった。「文科省は、学校の式典での
国旗掲揚率が100%になったことなどにこだわるが、そのようなやり方は国民に警戒感
ををもたらす。オリンピックで荒川静香選手や野球のイチロー、松井選手の活躍を見て
感動し、日本人であることに誇りに思い、自然な形で日の丸がそこにあった。学校教育の
中でも、子供たちが感動などを体験する中で、気がつけばそこに日の丸があったという
ような環境を作って行くのが、大人たちの務めではないか」という内容の話をしたのだ。

 これって、結局は文科省が国旗掲揚率の調査や自治体への強い指導を行なったり、東京
都が処分を用いた国旗、国歌に関する通達を行なったりなど、強引な施策を行なったり
しているのを批判なわけで。・・・こういうことを国会の場で、きっちりと発言できる自民党議員
がいたことは、チョット嬉しかったりもした。

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*1
『民主党は4日、殺人など重大犯罪の実行行為がなくても謀議に加わるだけで処罰可能な「共謀罪」の新設を含む組織犯罪処罰法改正案について、従来方針を転換し、臨時国会では共謀罪の新設自体に反対していく方向で検討に入った。
 民主党は、先の通常国会では「共謀罪の新設は受け入れざるを得ない」との立場で、主な争点だった適用対象を政府案より大幅に絞り込んだ修正案を提出していた。共謀罪そのものが必要ないとの主張に転換することで、新政権との対決姿勢を鮮明にする狙いがあるとみられる。
 共謀罪新設について政府は、2000年に国連が採択した「国際組織犯罪防止条約」を批准するための国内法整備と説明。これに対し、日本弁護士連合会は9月にまとめた報告書で「日本政府は条約の審議過程で共謀罪導入は日本の法原則になじまないと主張していた」と指摘。「政府が共謀罪の新設を不可能と考えていたのは明確だ」との見解を示していた。
<共同通信 4日> 』

*2
『『安倍晋三首相は4日、3日間にわたる衆参両院本会議での代表質問を終えた。首相の
答弁は無難な「安全運転」ぶりが目立ち、野党側は「国民に説明責任を果たしていない」
(民主党の鳩山由紀夫幹事長)と批判を強めた。歴史認識などで従来の政府見解に縛ら
れた面も見受けられ、「安倍カラーが出るのは、具体的な論戦が行われる予算委員会や
党首討論」(首相周辺)とみられる。

代表質問で野党側は、首相が目指す「美しい国」や憲法改正、教育改革など理念その
ものへの攻撃に力を入れた。格差問題への対応や消費税率の引き上げといった具体的な
政策についても追及したが、首相はほとんど同じ答弁を繰り返し、盛り上がりに欠けた。

鳩山氏は4日の参院本会議後に「これからもっと厳しく論破していく」と述べ、5日に
始まる衆院予算委員会の質疑で引き続き「首相のあいまいさ」を突く考えだ。

首相が答弁書に目を落としながら答える場面が多かったことには、与党内からも「若々
しさが感じられない」(自民党若手)と不満が出た。ただ、首相は「行政府のトップと
しての重み」(官邸筋)に制約される存在であることも事実だ。

例えば、首相が一議員の時代には批判してきた「アジア諸国の人々に対し多大な損害と
苦痛を与えた」とする「村山談話」を、政府として踏襲する考えを示したのは、平成10
年に、当時の江沢民中国国家主席と小渕恵三首相の間で確認された日中共同宣言に村山
談話の「遵守」が盛り込まれていることが影響している。代表質問の答弁で、首相が
外交文書の内容を一方的に覆すことは国際儀礼に反する。「過去の負の遺産」(首相
周辺)に縛られざるを得なかったのが現実だ。

こうした苦しい姿に、自民党内では「『変人』と呼ばれた小泉純一郎前首相と比較する
のはかわいそうだ」(国対幹部)といった同情論まで出ているが、首相も4日には反転
攻勢に出た。

「民主党の提案は年金給付水準や未納者の取り扱い、財源に充てる消費税を含む財源の
確保方策など、提案ごとに違っている」。参院本会議での民主党の平田健二氏の年金に
関する質問への答弁には、首相本来の強気な姿の片鱗(へんりん)が表れていた。
<産経新聞5日>』 


                              
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# by mew-run7 | 2006-10-05 16:02 | 安倍政権に関して | Trackback(12) | Comments(11)

安倍氏らが目指す教育再生、国旗・国歌も全国に?! +ハルウララと地方競馬に見る日本の現状(1)


「子供を飼い慣らす」「日本が滅びるとショックを与える」教育再生?!

 前回書いた↑の記事、特にコチラの表は、是非ご覧頂いて「コレは今後の子供たちの
教育にとって問題だ」と思ったら、是非、他のお知り合いの方にも伝えて頂きたい。
<ブログでご紹介して下さった方々、有難うございます。>

 繰り返しになるが、これが小渕、森首相の下で開いていた会議の発言をまとめたもの
で<首相官邸HPに載っている資料だ。議事録にも目を通したが、実際にこのような発言
がなされている>、安倍晋三首相(この9月まで森派に所属)が総裁選で発表した「教育再生」
のプラン(「教員免許更新制度」「学校の外部評価制度」「大学9月入学制度」「ボランティアの
義務づけ」など)は、全てこの会議の中で提案されている事項である。
 
<「教育改革国民会議」なんて、特定の思想を持った団体の集会みたいな名前がついて
いるのだが、首相の下で・・・つまりは日本の政府の中で開かれていた会議なのである。>

 安倍首相は、今、首相官邸に「教育再生会議」を作る準備を進めているが、また同じ
ような考えを持つメンバーを集めて、計画を具体化しようとしており、早ければ、来年
の国会で法案として出す予定になっている。

 
<つづきは ↓More をクリック>

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# by mew-run7 | 2006-10-04 10:36 | 安倍政権に関して | Trackback(12) | Comments(36)