「平和で平穏で楽しい生活が一番!」 今はアンチ超保守&安倍政権の立場から、mew基準の(時に偏向した?)視点で、政治や競馬、スポーツなどについて書いています。写真は溺愛馬トロットスター


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高校の不正履修&教育基本法10条の改悪問題 + 祝・日ハム優勝&新庄について思うこと


  日ハムが44年ぶりに、日本シリーズで優勝して日本一になった。
 <☆より優勝していなかったのね。(・・)> 
 日ハム関係者、ファンの方々、おめでとうございます。m(__)m 
 ひとりの野球ファンからすれば、中日の巻き返しに期待する部分もあったが。でも、
日ハムのことを考えると、何より地元・北海道で優勝できて、本当によかったと思う。
 <3年後ぐらいには、☆も久々に・・・と夢見るmew。(*_*)>

 ラスト・ゲームになった新庄選手は、もう7回ぐらいからウルウルしていたようだ。
 もしかしたら新庄選手ほど、この何年かの間に、私の中で印象や評価が変わったスポー
ツ選手はいないかも知れない。
 本人も「漫画みたいなストーリー」と言ってたが、スター、ヒーローになる星のもと
に生まれた人というのは、こういう人のことを言うのかも知れないな、と思わせられる
ひとりでもあった。   <つづきは文末に・・・。>

* * * * *

 高校の必修科目の不正な履修問題が、大きな広がりを見せている。
 今朝の時点で、35都道府県245校だと言っていたが、細かい不正まで入れたら、
何倍もの数の高校が行なっているのではないかと思われる。
 既に2~30年ぐらい前から、似たようなことをしている学校はあったという話も
きいており、文科省の役人が誰ひとり、この実態or可能性に気付いていなかったはずも
ないように思える部分もある。

 確かに不正なことであり、また他校の生徒との間では不公平な部分もあるとは思うが。
 もともとは学校側やそれを管理する側の責任が大きい問題であり、生徒自身に大きな
罪があるわけでもなく、他者にすごく大きな損害を与えるわけでもないことを考えると、
生徒たちに過大な負担を与えることには疑問を覚える。
 個人的には、できれば、伊吹文科大臣のように杓子定規に考えるのではなく<*2>、
今年の高3生には特別措置(70時間のところ、2~30時間+レポートとか)を実施
し、来年度からきちんとカリキュラムを組み立て直すことで解決してもいいかな~と
いう気もしている。

<負担軽減をすべきだと思う理由はコチラに。>


 この件については他にも思うことがたくさんあるのだが、<週5日制の問題、都市部
と地方の公教育(特に高校)の状況や役割の差など、近時の大学受験の問題などなど>
今回はとりあえず政治&教育基本法がらみの話にしぼって書いてみたい。

・・・・・・・・

 実は、このニュースを見て、真っ先に思ったのは、「一体、何故、今さら? この
時期に?」ということだった。

 たまたまマスコミが富山の高校のことを取り上げたのがきっかけになったらしいと
きき、そうなのかな~と思ってたら、このブログのコメント欄に、このような投稿を
頂いた。

「リークしているのば自民党。目的は教育現場の教育基本法の改正に対する発言力をそぐ
ため。反対すれば、とことん責任追及。」

 真偽のほどは知りようがないが、近時の教育現場に対する抑圧的な言動を考えると、
「いや、まさか、そんなことは」と一概には否定し難いように感じてしまった私である。

 リークしたのがどこかは別として、私はこの件やいじめの件で、各地方自治体の教育
委員会の管理、指導や学校長の強い権限に問題があることがアピールされ、国側の関与を
強めた方がいいという動きが出るのではないかと懸念するところがある。
 近時、いじめ問題もあり教育委員会への疑問、批判の声が出始めているからだ。<*3>

 私も、教育委員会の対応に問題を感じる機会は少なからずある。ただ、それは教育委員会
のあり方を見直せばいいことであり、ただちに教育委員会の廃止や国の関与を強化を考える
べきことではないように思う。
 だが、教育基本法の改正とあいまって、そのような動きが強まるような気配があるのだ。
 

 実は、教育基本法の改正でも、10条「教育行政」の改正によって、国の関与が大きくなる
ことを問題視する声が多い。<文末*1に現行法と与党改正案を記載>
 現行法は「教育は、不当な支配に服することなく、国民全体に対し直接に責任を負って
行われるべきものである。」と規定している。
 これは、教育が国家の圧力などの不当な支配に影響をされることなく、主権者たる国民
全体の名の下で行なわれるべきものを示している。

 しかし、与党改正案では、一部の自民党議員が削除を要求していた「不当な支配」の
文言は残されたものの、後半の部分が「この法律および他の法律の定めるところにより
行われるべきものであり、教育行政は、国と地方公共団体との適切な役割分担および相互
の協力の下、公正かつ適正に行われなければならないこと。」に変えられてしまった。
 ここに「他の法律」「国」という文言がはいったことにより、政府与党が教育行政に
関与、干渉できる余地が拡大してしまうのである。
<2・4項にも、あえて「国」の関与を規定している。>

 もちろん、公教育には、国が関与し、責任を持たなければならない部分もある。全国の
子供たちが、特に義務教育においては、同じような条件で、同じような内容、水準の学習
や学校生活が受けられるのも、国の教育政策があってのことだ。
 だが、国の関与の度合いが大きくなると、その時々の政府の考え方で偏った教育が行な
われたり、教育内容が変わるることにもなりかねない。

 政府の政策や法律は、民主的に選ばれた人たちの行なうものだから、国民の意思が反映
されているのでいいのではないか、という人もいる。だが、選挙などでは、必ずしも教育
が争点になっているわけではない。他のことで支持したら、教育に関する法律を変えられ
てしまうという場合もあり得るのだ。
 また、教育の基本的な方針というのは、ある程度、一定性、安定性が求められるもの
なので、首相や与党(その中での勢力)が変わるたびに、その考え方によって、コロコロ
変わっては困るところがある。
 
 たとえば、安倍政権は、来年の「教員免許の更新制度」に関する法律を作りたいと考え
ている。これは教員には不適格な人には教員免許を更新しないというもので<10年ごと
の免許更新になる予定>、授業や生徒の指導、勤務状況、非行行為などに問題があった
ものが拒否の対象になると言われている。
 確かに、話をきくと、中には私でも「しょ~もない」と思う教師はいるのも事実なの
だが、一つ使い方を間違えると、国の都合や考えで教員を選別することにもつながって
しまうおそれがある。

 実際、山谷えり子首相補佐官(教育再生担当)は「国旗、国歌に敬意を示さない人は、
免許更新を拒否したい」旨の発言をしていたし、自民党の中川昭一政調会長は「教育
基本法に反対するデモを行なうような日教組の組合員は拒否すべきだ」と発言している。
 これらは単なる個人の意見だというかも知れないが、もし政府の中でこのような意見が
強くなれば、政府の方針や考えに沿わないような教員は、どんどん切られてしまうことに
なりかねない。
 これが危険な方向に進むと「先の戦争に関して、日本を批判するような教え方をする
教師はダメ」「自衛隊海外派兵反対のチラシを配った人はダメ」などということもあり
得る。そこまで行かなくても、できるだけ政府の意向に従って授業その他の指導を行なわ
ないと、何か不利益を被るかも知れないというプレッシャーを、各学校の校長や教員に
与える働きをする可能性は十分に考えられる。

 日弁連をはじめ専門家や識者が、そして教育現場、保護者の中に、教育基本法の改正
を改悪と言い、またこの改正に強く反対をする声が少なくないのには、このような理由
もあることも、考えて頂ければと思う。<日弁連のアピールはコチラ


<尚、高校の履修問題では、以前から保守派の議員や識者からは、「日本史」を必修科目に
すべきだという意見が根強くあったので、この件でまたその声が高まるかも知れないと思った
りもする。>


* * * * * *

 で、野球の話に戻ると・・・

 実のところ、私は、阪神時代の新庄選手は好きではなかった。
 阪神&新庄選手のファンには申し訳ないが、「何、あいつ?チャラっぽい」という
感じを抱いており、95年だったかに急に引退宣言をした時には「とっととやめちゃえ
ば~」と言ってたものだった。
<客観的には、攻走守そろっていい選手だと思ったが、ムラもあるので、一発だけが
コワい感じだった。また、ピッチャー&外野の兼任は、やってみて欲しかったかも。>
 そして、00年にFA宣言をした時に、☆チームに来るかもという話が出た時には、
「ぜってぇ、いらない!」とわめいたりもしていた。

 しかし、私の周囲にもそういう人は多いのだが、彼が大リーグに挑戦するという決断
をした頃から、ちょっと彼を見る目が変わって来た。何だか応援したいような気持ちに
までなって来たのだ。そして、初打席、初ヒットを見て、「やっぱスター性があるかも」
と思い、だんだん彼の大リーグでのプレーが楽しみになっている自分に気付いた。
 私は、一度好きになったもの、人はずっと好きというタイプで、嫌い→好きになる
ことは滅多にないのであるが、新庄選手は人生の中でも一番の例外かも知れない。

 たぶん、彼はこの大リーグへの挑戦で、阪神ファンのスターから、野球ファンのスター
そして、国民的スターへと大きな転換をしたのだ。そして、今にして思えば、もうここ
から漫画のストーリーの佳境は始まっていたのかも知れない。

 さらに、帰国後「Movie Star」になるのかと思ってたら(笑)、実は大リーグも含め
複数の球団から誘いがあったのに、一番最初に彼に連絡をして来た「日本ハム」への
入団を決めたことにも驚かされると同時に「やるな~」と感心させられた。
 私はひとりの野球ファンとして、彼が「これからはパ・リーグです!」と宣言し、
ちょうど北海道に本拠地が移ることになっていた日ハムの力になろうとしたことに、
常に「for the team」の姿勢を見せていたことに、ちょっと敬意さえ覚えてしまった。
 伝え聞いた話では、北海道への移転で不安がいっぱいだった裏方のスタッフの多く
は、「新庄選手がいなかったら、どうなっていたかわからない」と、本当に深く感謝
しているそうだ。<小さなイベントなどにも、かなり協力してくれたらしい。>
 
 もちろん新庄選手ひとりの力で優勝したわけではないが、彼が優勝の原動力になった
のは確かだろうし、球団にとっては最も重要な集客力を発揮したことは間違えないの
ない事実だろう。
 今では95年の時とは正反対に、「引退しなくてもいいのに~」とさえ思ってしまう
ところがあるのだが・・・本当に、お疲れ様でした。m(__)m

 しかし、日ハムにとって、問題はこのあとである。
 ☆チームも、以前はいつ行っても、内野席なら自分の好きな座席がとれるような状況
だったのだが(しかも一列全部、私のものみたいな)、さすがに優勝した年は、横浜球場
も満員になったものだし。また、☆チームだと、佐々木サマ見たさに球場に来ていた
ファンも多かったりしたのだが。
 成績も落ち、超スターがいなくなると、あっという間に閑古鳥が鳴き始めてしまって
いるのが実情である。<しかも、昔は巨人戦だけは何とか埋まったのに、今はそれも
はいらないようで・・・。^^;>

 でも、超イケメン&実力が伴って来たダルビッシュ投手もいるし<全体的にカッコイイ人
が多いような気も>、明るいキャラの森本選手もいるし、何とか皆さんの応援がずっと
続いて、地元にしっかりと根付いたチームになって欲しいと願っている。
 
                        THANKS


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*1

<現行 教育基本法>

第10条〔教育行政〕

① 教育は、不当な支配に服することなく、国民全体に対し直接に責任を負って行われる
 べきものである。

② 教育行政は、この自覚のもとに、教育の目的を遂行するに必要な諸条件の整備確立を
目標として行われなければならない。

<与党改正案>

16.教育行政

(1)教育は、不当な支配に服することなく、この法律および他の法律の定めるところにより行わ
れるべきものであり、教育行政は、国と地方公共団体との適切な役割分担および相互の協力の
下、公正かつ適正に行われなければならないこと。

(2)国は、全国的な教育の機会均等と教育水準の維持向上を図るため、教育に関する施策を
総合的に策定し、実施しなければならないこと。

(3)地方公共団体は、当該地域における教育の振興を図るため、その実情に応じた教育に
関する施策を策定し、実施しなければならないこと。

(4)国および地方公共団体は、教育が円滑かつ継続的に実施されるよう、必要な財政上の措置
を講じなければならないこと。


*2
『高校必修科目の履修漏れ問題を巡り、伊吹文明文部科学相は27日の閣議後記者会見で
「学習指導要領通りに授業を受けた高校生との間で不公平が生じてはいけない。学年が終わる
来年3月末までに必ず授業を受けて(単位をとって)いただく」と述べ、近く都道府県の教育委員会
などに通知を出し、厳正な対応を求める方針を明らかにした。

 また「今の方向性では教育委員会に責任がある。企業が赤字を出せば誰かが辞めなくては
ならない」と指摘。問題を見過ごしていた教委のトップらは責任を明確にすべきだとの考えを示した。

 会見で伊吹文科相は、保護者から現3年生の卒業に救済措置を求める声があることには
「ルールをなし崩しにするのは適当ではなく、難しい」と表明。「冬休みや放課後も(補習に)利用できる。これだけの失敗をしたのだから、生徒に負担をかけないよう知恵を出してほしい」と述べた。

 過去に卒業単位を満たさないまま卒業した人の卒業資格には「影響が出ないよう内閣法制局と対応を詰める」とした。<日経27日>』


*3
『伊吹文明文科相は26日の参院文教科学委員会で、相次ぎ発覚する高校の履修不足問題について「教育委員会により大きな問題がある」と、都道府県教委の管理上の落ち度を重視する考えを示した。いじめによる子どもの自殺問題でも教委の対応の遅れに批判が強く、教委のあり方が教育改革のテーマに浮上している。

 伊吹文科相は履修不足を「教育課程(カリキュラム)の提出を受けた教委が見逃した」と指摘。教委は学校の設置者として教育課程を承認する立場にある。文科相発言は、授業の内容が学習指導要領に沿って行われるよう、教委が各校を指導すべきだとの認識を示したものだ。

 政府の教育再生会議は来月8日の「学校再生」「規範意識・家族・地域社会再生」の両分科会で、いじめ問題を協議する。委員には「教委の対応が問題」との声もあり、教委のあり方もテーマとなる見通し。森喜朗元首相も26日の会合で「教委をどうするか考えるいいチャンス」と語った。

 文科相の諮問機関、中央教育審議会は昨年10月の答申で、教委の機能強化や首長との連携強化を打ち出した。閣僚の中でも佐田玄一郎規制改革担当相が「教育委員長をトップに子どもの教育に専念する体制が必要」と教委の機能強化を訴え、政府の規制改革・民間開放推進会議の「市町村教委撤廃」路線を見直す考えを示している。

 これに対し、再生会議の義家弘介担当室長は「教委事務局と委員会、組合がつながって改革が遅れる」と組織見直しの必要性を強調。民主党も学校運営を現場に任せる観点から教委廃止を唱えており、改革の方向性は定まっていない。<毎日新聞26日>』
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by mew-run7 | 2006-10-27 13:38 | 共謀罪、教育基本法改正 | Trackback(26) | Comments(37)

安倍官邸の教育再生会議&いじめ問題の対処について思うこと


 今回は2回目の教育再生会議といじめの問題について、書いてみたい。

 その前に・・・いくつか気になるニュースを。<&報道記事キープ>
 
 25日に衆院で教育基本法の審議が始まった。昨日は、趣旨説明を行なっただけで、
本格的な審議は30日からになる予定だ。<*2>この件は改めて取り上げたい。

 下村博文副官房長官が、25日夕、従軍慰安婦問題で旧日本軍の強制を認めた河野
談話に関し、事実関係を調査し直すべきだとの考えを示したらしい。<安倍首相も以前、
河野談話のもとになった政府の調査に、疑問を表明していた、><*3>

 久間防衛長官が、24日の参院で、同じ場で麻生外務大臣が繰り返し核議論を肯定
した答弁に対して、「(100人中)1人が持つべきだという話をすると、日本国内
では(核兵器を)持とうという人はいないにもかかわらず、(核武装をすべきとの)
議論がわき出してきたかのようになる疑問を呈する答弁をした。<*4>

* * * * * *  

 25日の午前中、2回目の教育再生会議が開かれた。

 まず、同会議では、1・学校再生2・規範意識・家族・地域教育再生、3・教育再生の
3つの分科会が設置されることになった。
 1・学校再生(主査・白石真澄東洋大教授)では、学校の評価制度や教育免許更新制度、
2・規範意識・家族・地域教育再生(池田守男資生堂相談役)では、伝統や文化の教育、
ボランティア活動など、3・教育再生は教育バウチャー(利用券)の導入や大学の9月
入学などのテーマを主体にして議論することになっている。

 学校評価や免許更新は、年内に議論を終え、来年1月の中間報告に制度設計の提言を
盛り込む予定。他は、来年夏の参院選以降にまとめる最終報告で具体論を提示する予定
だという。
 ただし、伊吹文部大臣が、学校教育の制度は、文科省で決めたいという意向を示して
いること、また諸制度に対して文科省や教育現場、議員(与党議員の中からも)疑問や
批判の意見が出ていることから、再生会議との兼ね合いが問題になりそうだ。
 この件は、改めて取り上げたいと思う。

* * * * * *

 また、25日の会合では、安倍晋三首相がいじめを苦にした小中学生の自殺が相次いで
いることを念頭に「短期的に変えられるものはすぐ対応していく」と述べ、いじめ問題
への対処を急ぐ考えを示した。同会議でいじめ問題の再発防止策が協議され、委員から
「子どもの心の悩みに積極対応すべきだ」「社会へのメッセージ発信にメディアの協力が
必要」などの意見が出された。
 山谷えり子首相補佐官(教育再生)は、

 そして25日午後には、再生会議から山谷えり子氏、義家弘介氏、文科省から小渕優子
政務官が、福岡県で起きたの中2生のいじめ自殺に関する調査のため現地に派遣され、
筑前町役場で遺族や学校、町教委などから聞き取り調査を行なった。
 山谷補佐官は「真相究明に国がかかわってほしいという遺族の言葉を深く心に刻んだ」
とした上で「スピードを持って具体的な(いじめの)解決策を教育再生会議で議論した
い」と話した。また義家氏も含め、調査中であることを理由に、遺族や各所に情報が十分
に伝わっていないことを問題視していた。<*1>
<尚、自民党も文科相経験者を団長に、副幹事長数人の調査団を作って、現地入りし、
県・町教委や遺族らから聞き取りする予定であるという。>(以上、各紙からの抜粋)


 実は、私自身、複数の学校でいじめられた経験があること<先生にもチョット>、
またいじめられた生徒、その家族や友人、教師などから話をきく機会が少なからずあっ
たこと(いじめた側の話も)などから、いじめ問題に対する関心が強く、アレコレ考え
させられることが多い。
 それゆえ、いじめについて書きたいことが山ほどあるのだが・・・。今回は、教育再生
会議(以下、再生会議)、安倍氏の提言などとの絡みで、教育をする側のことを書いて
みたいと思う。


 正直なところ、私は再生会議で、いじめ問題を重要な議題にする&委員等を現地に派遣
するという話を知った時には、真っ先に、こういうことを利用して、国民に対していか
にも「首相や政府は、いじめ問題に前向きに取り組みます!」というようなパフォーマン
スを行なうのはいかがなものか、と思ったりもした。

 いや、安倍首相は、ひとりの人間として優しい部分があるように思えることも少なく
ないので、おそらく本当にいじめによる自殺の事件の報が続いたことに心を痛め、政府
や官邸としても何かこの問題の対策を講じることができないか、と考えたのではないか
と思うのだ。
 また、義家氏は初会合の時から、いじめ問題を取り上げることを提言しており、彼も
折角の機会に、国としていじめ問題の対策を考えることは有意義なのではないか、と
考えているのではないかと思う。<彼は、委員の中で唯一、現実的にいじめの実態が
わかっている人かも知れない。>
 そして、彼らを現地に派遣したことは、あの福岡のいじめ自殺に関して、遺族のケア
や情報公開を導くための手助けには、ちょっとはなったかも知れない。

 ただ、もし安倍首相が本気でいじめ問題を少しでも解決に導きたいと思うなら、再生
会議などで取り扱うのではなく、せめて、すぐにでもいじめの現状をわかっている専門
家などを集めて、いじめ対策特別チームでも作って、得意の官邸・政府主導で改善策を
講じるべきだろう。そうすれば、私は彼を少しは評価するかも知れない。
 でも、この再生会議のメンバーで、短期間のうちに、他の議案と共に、いじめの対策
を考えようとするなら、それは、単にパフォーマンスにしか過ぎないと思われても仕方
ないのではないかとも思う。

<まさか、国や郷土を愛する心や道徳心の教育を強化すれば、いじめもなくなるとか
思っていないでしょうね。>

 また、安倍首相は「学校や教師の評価制度」「バウチャー制度」(保護者が公立学校
を選択する金券制度。公立学校間の競争促進が目的)を提言しているが、私はこれらの
制度は、いじめ問題の解決には逆効果になるおそれがあるのではないかと考える部分も
ある。
<それこそバウチャー制度は、学校格差が生じることによって、新たな差別やいじめを
生じさせる可能性もあるかも知れないとも危惧する。 安倍氏周辺が提唱するエリート
育成制度も、しかりだ。>

* * * * * *

 私は、形や程度の差はあれ、「どの学校にもいじめの問題はある」<逆に言えば、
「全くいじめがない学校はない」>と思っている。また、「いじめの問題は永遠に
なくならない」とも考えている。<学校にかかわらず、世界の様々な場で。>
 理由は長くなるので省くが、それが世の常であり、現実であることは、わかる人には
わかっていると思う。
 だから、「どの学校にもいじめがあるのが自然&当然のことなのだ」ということを
皆が認識して、それを大前提にした上で、いじめの問題を考えるようにしなければ、
有効な改善策は考えられないと思っている。

 だから、もし私が国に望むものがあるとしたら、国が主導して国民全体や、特に
教育行政の中で、上述のことを認識させて、現実的な視点をもって、対策を講じて
行けるようにすることなのではないかと思っている。
 早くそうしないと、いじめ問題の解決はどんどん遠のいてしまうだろう。


 というのも、今の教育行政&学校教育の現場(それに伴う世間の目も含む)では、
「いじめがないこと」=「よいこと」とされ、「いじめのある学校」=「よくない
学校、問題のある学校」というマイナスのイメージや評価を与えられてしまうからだ。
「いじめがある学校」の校長や教頭、担当教師などの評価は低くなり、批判や責任
問題にさらされてしまうこともある。<教育委員会もしかり。>
この、ある意味で、いじめがあることは「恥」ととらえる風潮をなくさないと、
いじめ問題はなかなか減らないように思われる。
 
 そうであるなら、いじめをなくすように努めればいいのではないかという人もいる
のだろうが、現実にはそうは行かない。これはまた機会があれば、改めて書きたいが、
いじめを発見することは本当に難しいことだし(中には主観的な要素が強いものもある
し)、個々のいじめを適切な形で解決するのも決して容易ではない。
 それに教育に携わる者とて人間なので、そのような困難なこと、厄介&面倒なことは
避けたいと思う気持ちが働いてもムリはない。今の教育現場では、下手にいじめに対して
心を砕いた方が、不利を被るような状況もあるのだ。
 だから、ついつい臭いものにはフタ・・・というような形をとらざるを得ない部分も
ある。

 このようなこともあって、「いじめがある学校」=「よくない学校」という認識は
各学校の関係者に、いじめの存在を否定する姿勢を持たせることにつながってしまう。
<よく何か少年に関する事件(いじめにかかわらず、犯罪の加害、被害なども含む)が
起きた時に、当該少年が通う学校の校長が、つい「うちの学校には特にいじめの問題が
ない」ということをアピールしたがる傾向にあるのも、このためだと思う。>
 
 そして、いじめの存在を否定する姿勢、否定したいという思いが、いじめの発見や
対策に消極的な姿勢を導いてしまうのだ。
 多くの校長等や現場の教師たちは、認識不足もあるのか、いじめがないことを前提に
考えるようになっており、いじめの存在に対して鈍感になっている人もいる。だから、
いじめがあっても気付かないし、ある意味では、あえて気付こうとしない部分もある。
 もし、チョットおかしいと思っても、その判断や対応が難しいこともあって、見て
みぬふりや中途半端な対応をしてしまう者も少なくない。他の教師に相談したり、協力
を求めることが難しい状況にある学校も少なくないし、教頭や校長に報告をあげない
orあげにくいケースも多いときく。そして、教師も校長も、もしいじめがあるとわかっ
ていても、それを隠そうとする。

 どの学校にも、いじめがあっておかしくないことなのに、それをないものにしよう、
したいという雰囲気や状況になっていることに、いじめ問題が解決しにくい大きな
要因があると思うのだ。
 いじめられている本人が親や教師に訴えるケースは少ないし、周囲の者が情報を提供
してくれるケースも少ないので、発見や対策が遅れることも多いのだが。中には、本人
や親、周囲から訴えや情報があっても、対策を講じてもらえないことがあるのも、この
ような要因によるところが大きいのではないかと思う。

 その結果、いじめられている生徒は、放置されてしまうことになる。本人に忍耐力
があったり、うまい具合に何かがきっかけでor時の経過と共に、いじめが止めばいいが、
そうでないと、心身のストレスや損傷が蓄積したり、いじめの内容がエスカレートしたり
して、最悪の場合は、重度の心身の傷害や殺害、自殺などに至ってしまうことにもなる。
 そして重大な結果が生じてから、あわてて調査をどうのとか、責任のなすり合いになっ
たりとかいうことになるわけだが・・・。
 その陰には、表面には出なかったものの、死ぬほどツライ思いをしていた子や泣き寝入
りした子供が、また現にそうである子がどれだけいることだろう?


 長くなってしまったので、ちょっと中途半端な感じながら、今回はこのあたりで終わり
にしたいと思うが・・・。

 もし安倍首相or政府or文科省が本気でいじめ問題に取り組んでくれるなら、私はまず
この点を改善して欲しいと考える次第である。
 また、これを読んで下さった方は、「どの学校にもいじめはある」と考え、「いじめ
のある学校」=「よくない学校」というイメージを持たないようにして頂ければと思っ
たりもする。

<それがなされたことを前提にして・・・また、できれば早急に、各校の校長に教職員
にいじめに対する理解、認識を深める機会を設けたり、もし教職員がおかしいと気付いた
場合に(匿名可で)相談できる機関や、その対処を実際にアシストしてくれる機関を作っ
て欲しいとも思う。
 また、できれば、いじめられている本人や友人等の周囲の者(いじめている側や教師
も含む)親や家族、近隣の人たちなどが、簡単に気軽にいじめに関する情報を提供する
機関を作ってくれれば、尚いいと思う。>

                        THANKS
                        

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by mew-run7 | 2006-10-26 07:06 | 安倍政権に関して | Trackback(16) | Comments(24)

安倍氏の悲願・教育基本法の改正が動き出す!+ 共謀罪は今後も要チェック

 衆院の補選が終わり、25日に秋の臨時国会がようやく本格的に動き出す。
 今回は、教育基本法改正、共謀罪のことを中心に、今国会で注目すべき法案について
書きたいと思う。

 まず、コチラにも書いたように、共謀罪の審議が先送りされることに決まった。
 共謀罪に関しては、補選後にすぐに審議入り、場合によっては強行採決されることも
警戒されていたのであるが、与党の国対は審議や採決をスムーズに運ぶのは困難だと
判断し、先送りすることにしたようだ。
 後述するように、あの警戒警報も、この審議の先送りの決定に貢献する部分があった
のでがないかと思っている。また、重要法案が通過したあとには、すぐ審議にはいって、
強引に採決することも考えるかも知れないので、決して油断をしてはならないと思う。

 共謀罪については、後述することにして、先に、この秋の臨時国会で重要課題とされて
いる、教育基本法の改正やその他の法案などについて書いておきたいと思う。
 
* * * * *

 今回、共謀罪の審議が先送りされたのは、安倍首相が何としてもこの秋の臨時国会で
教育基本法の改正を実現したいという強い思いを持っていることが大きいと思う。
<また法務委員会で言えば、春に共謀罪でもめてしまったため、先送りにされてしまっ
た信託法を早く成立させて欲しいという要望が、財界側から強かったこともあると思う>
 
『安倍首相は自民党の二階俊博国会対策委員長らに「教育基本法改正案を最優先する。
あとは現場の判断に任せる」と指示した。<読売23日>』という。
 ここからも、彼の教育基本法改正への強い気持ちがうかがえる。

 何故、安倍首相やその仲間たちは、こんなに教育基本法を改正したいのか?
 それは一重に、この法律が憲法とともに、GHQの占領下で作られたものだからで
ある。
 彼らは、GHQの作った憲法や法律を、心の中で認めていないのだ。また、その憲法
や教育基本法が、日本の国家や国民を誤まった方向に導くもとになったのだと、日本の
国家や国民をダメにしたのだと思い込んでいる人もいるほどだ。
<安倍氏がいう、いわゆる「戦後レジーム(戦後体制)からの脱却」の現れである。>
 彼らにとっては、憲法と教育基本法の改正は、まさに悲願なのだ。

 教育基本法は憲法を受けて作られたものなので、本当は憲法を先に改正してから、
それに合わせてこちらも改正するというのが筋なのだが、憲法改正を実現するのは容易
ではなく、まだまだ時間がかかりそうだ。
 だから、ともかく先に教育基本法の方を改正してしまおうと。公明党がゴチャゴチャ
言って来たため、「国を愛する心」を「態度」に変えられてしまったり、細かい点で
自民党側の考えが通らずに、不満足な改正案に終わってしまったと思っている人も多い
のだが、それでもともかく、まずは「改正」ありきだと。<細かい部分はいざとなっ
たら、また改正して自分たちの思うように変えればいいのだから。>

 こうして、GHQの占領下で作られて、そのまま戦後60年近く手をつけれずにいた
教育基本法を、自分たちの手で改正するということによって、彼らは「戦後の占領体制を
一つ克服」したと、「日本の政治や教育を日本人の手に取り戻せた」という気分になり、
ある種の満足感や達成感に浸れるのである。
 そして、それが彼らが今後、自分たちの中にある「国家像」、そしてその国家を支える
「国民像」に合う形で、日本を大きく変革(再生)させて行くために考えている大計画を
遂行して行くための第一歩になるのだ。

<彼らが目指しているのは、国や郷土を愛し、国や郷土に奉仕し、いざという時には、
国や郷土を守るために戦うことのできる国民を育てるための教育なのである。その考え方
は、以前にアップした「「子供を飼い慣らす」「日本が滅びるとショックを与える」教育再生?!

にもよく現れているのではないだろうか?>

 これからも、教育に関わる法案や政策について、色々と書いて行きたいと思っているが、
どうかそのことを念頭において、教育基本法の改正のことを考えて欲しいと思う。

<尚、教育基本法関連のでは、中川昭一氏が、日教組の組合員のデモに対するトンデモ
発言<教員免許を剥奪すべきと>に関するニュースが出ていたので*1に載せておく>
 
 また安倍内閣&与党は、教育基本法の改正のほかには、防衛「省」昇格法案、憲法改正
のための国民投票法案、テロ特措法延長案(インド洋で米軍の後方支援をしている海自の
活動延長)、道州制特区推進に重点を置きたいと考えているという。
 これらに関して書かれた報道記事を*2に載せておくが。道州制以外は、すべて憲法
改正や防衛関係であることも、少し意識して頂ければと思う。
 この他にも、自衛隊活動の恒久法、北朝鮮の制裁活動のための特措法も作る準備が進め
られている。

* * * * * *

 最後に、もう一度共謀罪について、もう一度書いておきたい。

 あの警戒警報は「デマだったのではないか?」「大げさに考え過ぎたのではないか?」
と思う人がいるかも知れない。

 あの文書にも書いてあったように、あれは最悪の場合を想定して警戒を促すためのもの
であったので、実際、与党が24日に強行採決を行なうつもりだったのかはわからないが。
 でも、朝日新聞22日が『自民委員としては、参院選にかかる次期通常国会での共謀罪
法案成立は困難とみて、「今回が最後のチャンス。共謀罪から審議入りしたい」との方針
だった』と書いていたように、前回、悔しい思いをした法務委員会の自民メンバーの中に
は、早く共謀罪の審議入りをして、<補選2勝もしたし>、今度は多少強引にでも採決に
持ち込みたいと考えていた人はいたと思う。
 また、外務省の方も、早く国連条約を批准するために、国内法の整備を急いで欲しいと
強く要望しているに違いない。
 だから、もし安倍内閣が教育基本法改正にあそこまでご執心でなければ、私は共謀罪の
24日審議入りや、早期採決はあり得たのではないかと考える。

 でも、国対がこれを見送ったのは、いまだに与党内にも共謀罪法案に問題性を覚える人
がいることに加え、諸状況を見て、これはとても容易に通すことはできないと判断した
からだろうと思う。
 もちろん野党の抵抗が一番の懸念要素であったと思うのだが、野党が強気でそれが
できるのは、日弁連などの専門家や市民の団体、個人(ブロガー含む)の後押しがある
からだ。<今回は早めにマスコミ(新聞2紙)も取り上げてくれていた。>
 与党だって、いくら数はそろっていても、マスコミや国民を敵には回したくない。
だから、野党や専門家や市民が手を携えて、反対集会や運動をしたり、ブログを含め
反対の声をあげたり、マスコミも含め、与党の動きを監視、警戒する動きが強いと
感じれば、野党の抵抗がさらに強くなることへの危惧感も大きくなるし、強硬姿勢を
とった場合に、大きな批判が寄せられるかも知れないというおそれも抱く。
 それが、今回の先送りの決断につながったのだと思う。

 そして、あの警戒警報は、秋の臨時国会が本格化する前に、野党議員や専門家や
市民たち(ブロガー含む)に改めて共謀罪の審議、採決への注意を喚起し、監視の目
や反対意思の表明を強めて、自民党にプレッシャーをかけるのに、大きく役立ったの
ではないかと思われる。

 私自身は何の力もないが、自分のできる範囲で、共謀罪の問題点をアピールしたり、
監視をして、読んで下さる方々に情報をお届けしたいし。何より、これからも他のブロ
ガーたちの方と連携して、情報交換をしたり、一緒に監視をしながら、与党にプレッ
シャーを与えたり、野党の抵抗を後押しして行ければと思っている。
 是非、このブログを読んで、共謀罪は危険だと感じられた方も、一緒に監視&プレッ
シャーかけをして頂ければ、幸いである。

 では・・・改めて、p(*^-^*)q がんばっ♪です!

                            THANKS

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*1

自民党の中川昭一政調会長が毎日新聞の23日朝刊「闘論」で、「デモで騒音をまき散らす教員に児童・生徒の尊敬を受ける資格はない。免許はく奪だろう」などと日本教職員組合を批判したことを受け、同組合は23日、「正当な組合活動を否定し、集会・結社の自由、言論の自由など民主主義を理解しようとしない危険な発言に対し、抗議するとともに強く撤回を求める」とする文書を中川政調会長あてに送った。

 文書では「デモ行進などの表現の自由・言論活動は民主的政治過程に参加するための不可欠なものである」とした上で、「自らと異なる考えに耳を傾けることなく、権力をもって発言を封じようとする姿勢は、政治家としてあるまじきことであり、容認できない」と中川政調会長を批判した。
<毎日新聞24日>

*2
衆院神奈川16区、大阪9区補選の自民党勝利を受けて、政府・与党は二十三日、教育基本法改正案など重要法案の今国会成立に向けて攻勢を強めた。一方の民主党は巻き返しを図る考えだが、法案によっては党内で賛否が割れているものもあり、今後、対応に苦慮する場面も予想される。


 自民党は同日、国会内で、衆参両院の幹事長、国対委員長らが国会対応を協議し「安倍晋三政権の重要なテーマを(今国会で)やり遂げる」(参院国対幹部)として、重要法案のうち、教育基本法改正を最重点で取り組む方針を確認した。

 これを受けて同党は、同日の衆院教育基本法に関する特別委員会の理事懇談会で、継続審議となっている同法改正案について「(前国会で)既に五十時間以上、審議している」として、二十五日に実質審議を再開するよう主張。これに対し民主党は、「テロ対策特措法改正案の合間に審議することには反対だ」として、協議はもの別れに終わり、二十四日午前の同懇談会で再び協議する。

 同特別委の自民党筆頭理事を務める町村信孝衆院議員は「野党がなぜ二十五日の審議入りを拒否するのか理解できない」と批判。民主党筆頭理事の中井洽衆院議員は「自民はしょっぱなからけんか腰だ。補選に勝ち強気になっているのか」と反発を強めている。

 防衛庁省昇格法案については、与党側は二十六日に審議入りしたいとしているが、野党側は「北朝鮮の核実験問題に乗じて、省昇格を目指すのは問題だ」(民主党筋)として抵抗している。

 憲法改正の手続きを定める国民投票法案は衆院憲法調査特別委員会で既に十九日に審議入り。自民党は「十一月中に衆院で採決」(中山太郎委員長)と主張している。

 省昇格法案と国民投票法案について民主党内では小沢一郎代表らは今国会成立に柔軟姿勢だが、旧社会党系議員を中心に反発が根強い。与党の攻勢に対し一致した対応をとれるかどうか不透明。

 道州制特区推進法案は自民党内から十一月上旬の審議入りが浮上。ただ与党内の優先順位は低く、民主党も同法案に批判的なことから、法案の扱いは流動的だ。

 十一月一日に期限切れを迎えるテロ対策特措法を一年延長する改正案は十九日に衆院を通過。二十三日には参院本会議で趣旨説明と質疑が行われた。野党側は改正案に反対だが、審議引き延ばしはせず、二十七日の成立が濃厚となっている。

<北海道新聞24日>
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by mew-run7 | 2006-10-24 17:10 | 共謀罪、教育基本法改正 | Trackback(34) | Comments(36)

【速報】 共謀罪・・・この臨時国会での成立は見送りに!


何と与党は、この秋の臨時国会で「共謀罪」の成立を目指すのを断念することに決めたと
いう。野党の大抵抗を恐れたようだ。 (~~)yoshi yoshi

  もう共謀罪の創設はあきらめて、一部留保で国連条約に批准しなさい!
 アメリカだって、一部留保しているんだから。


 でも、その分、教育基本法の改正を急ぐらしい。^^;

 コレも何とか阻止したいな~。 p(*^-^*)q がんばっ♪
 

  「共謀罪」創設、今国会成立を断念…重要法案を優先

 
 与党は23日、犯罪実行の事前合意を罪とする「共謀罪」創設を柱とした組織犯罪処罰法改正案の今国会成立を断念した。

 成立を目指せば、法案に強く反対する野党の審議拒否などで国会の混乱が予想されること
から、与党は重要法案としている教育基本法改正案などを優先すべきだと判断した。来年の
通常国会以降の成立を目指す。

 安倍首相は23日、自民党の二階俊博国会対策委員長らに「教育基本法改正案を最優先
する。あとは現場の判断に任せる」と指示した。二階氏らは衆院法務委員会の与党理事と協議し
組織犯罪処罰法改正案成立は難しい、との見方で一致。与党は23日夜開かれた、法務委
筆頭理事協議で、同法改正案の代わりに、信託制度を84年ぶりに抜本改正する信託法改正
案の審議入りを提案した。

 民主党はこれまで共謀罪創設の必要性は認め、今年の通常国会でも、共謀罪の適用範囲を
限定する与野党修正協議に応じていたが、今国会を前に、法案成立そのものを認めない方針
に転換した。民主党は信託法改正案の審議を最大限引き延ばし、組織犯罪処罰法改正案の
審議を阻止することにしている。

 組織犯罪処罰法改正案は2003年、国際組織犯罪防止条約を批准するための国内法整備
の一環として国会に提出された。しかし、民主党が反対したため、審議は進まず、衆院解散で
過去2回廃案となっている。

(2006年10月24日3時1分 読売新聞)


 衆院法務委員会は23日夜、共謀罪を創設する法案など内閣が提出している3法案の審議の
順番について、共謀罪法案は後回しにし、同じく前国会からの継続審議になっていた信託法
改正案の審議から始めることを決めた。与野党の筆頭理事が合意した。

 自民委員としては、参院選にかかる次期通常国会での共謀罪法案成立は困難とみて、「今回
が最後のチャンス。共謀罪から審議入りしたい」との方針だった。しかし、審議が紛糾した場合、
教育基本法改正案の行方などへの影響を懸念した与党国対の意向が強く働いたとみられる。
ただ、信託法改正案の後に共謀罪法案が審議入りする余地はあり、与野党ともその可能性を
示唆している。

(2006年10月23日22時03分 朝日新聞)



 犯罪行為の相談をしただけで罪に問える「共謀罪」の新設は、先の国会で野党の反発から
継続審議となりましたが、自民・公明の与党は、この国会でも成立を見送る方針を固めました。
 「共謀罪」の新設を柱とする組織犯罪処罰法改正案をめぐっては、先の通常国会で、政府
与党が、国際的なテロなどを防止するためなどとして成立を図りましたが、野党側の反対で
継続審議となり、今の国会での法案の扱いが焦点となっています。

 これについて23日、衆議院法務委員会の与野党の理事が協議し、共謀罪の審議を当面
見送って、他の法案の審議を優先することで合意しました。

 こうした中、与党の幹部の間でも、安倍政権が最重要法案と位置づける教育基本法改正案を
今の国会で成立させるためには、野党との衝突の火種となる共謀罪は、無理に成立を図るべき
ではないとする意見が多数を占め、見送りの方針が固まったものです。

(23日22:33 TBS)






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by mew-run7 | 2006-10-24 05:10 | 共謀罪、教育基本法改正 | Trackback(10) | Comments(12)

衆院補選の結果を受けて思ったこと・・・安倍政権イケイケへの憂鬱&小沢民主党は、腹をくくるべし!


 東京は昨夕から冷たい雨が降り続く中・・・ちょっとグチっていいですか?

 あ~あ、安倍自民党に2勝させちゃった。(-_-;)  mewの心は暗い、cry だよ。


 もともと両方とも自民党が有利だとは思っていたのだけど。<特に神奈川は>
 大阪の方は何とかならないかな~って、小さな望みを託していたのだ。<無党派層の
多いベッドタウン的な住宅地もある地区だときいてたので。>

 昨日は、菊花賞で二冠馬のメイショウサムソンが負けてしまって、三冠はならなかっ
たし。日本シリーズでは、日ハムが勝って1勝1敗になったし。ここは、衆院補選も
1勝1敗にならないかな~と、ついつい期待してしまったのだ。

 TVのニュースでは、中川秀直幹事長が、談合ゴルフの報道などどこ吹く風って感じ
で「安倍政権が信任された」とか言ってる映像が流れてたし。
 中川昭一氏や麻生氏の、核保有議論の話だって、結局、容認されたような感じに
なっちゃうし。
 もし1敗していれば、そのニュースの影響もあったのではって、党内で批判されたかも
知れないのにな~。

<そう言えば、中川昭一氏はまた昨日も、トンデモ発言をしてたらしいではないか? 
 教育基本法の改正に関して、「日教組の一部活動家は(反対の)デモで騒音をまき散ら
している」と言い、教員の免許更新制度を前提に「下品なやり方では生徒たちに先生と
呼ばれる資格はない。免許はく奪だ」と言ったんだって。(・o・) <毎日22日より>
 山谷えり子氏も以前に、式典の国旗、国歌に反対すれば、免許更新の拒否の理由に
なるみたいなことを言ってたし。<mew目撃>
 それじゃあ、まるで安倍首相を含めて、ネオコン政府の思い通りにならない教員を
カットするために、免許更新制度を導入するみたいにきこえちゃうよ。>

 これから教育基本法の改正の審議が始まるし、共謀罪も警戒警報が出てるし<コチラ>
何より北朝鮮問題の対応<自衛隊の活動拡大>がイケイケになっちゃうのにな~。
 自民党は、今週の半ばから、「教育基本法の改正」や「防衛省昇格法案」の審議に
はいりたいらしいのだが、これにもハズミがついちゃうし。
 共謀罪だって、審議入りや強行採決がしやすくなるし。警戒警報も出ているし。
東京新聞朝日新聞が、共謀罪のことを取り上げてくれてた。>

 でも、2勝しちゃうと、やはり何より北朝鮮問題への対応(特に自衛隊の活動)が
イケイケになっちゃうのが痛いよな~。(--)
 これで、周辺事態法も強引に使っちゃうかも知れないし。正当防衛論とか持ち出して
実質的に集団的自衛権の行使のようなことも認めちゃいそうだし。たぶん、特別措置法
もかなり広範に活動できるようなものを作るだろうし。自衛隊がいつでも色々な活動が
できるような恒久法も、早く作ってしまうかも知れない。

 本当に安倍政権の政策がわかった上で支持している人はいいと思うけど。ほかの人は
ちょっとは今後の国政への影響も考えて、投票したのだろうか?


 メディアの多くは、今回の勝因として、公明党の手堅い票があったことと、北朝鮮の
核実験の報によって自民党に流れが来たことを挙げている。

 安倍首相は、同日夜、自民党の中川秀直幹事長に電話で「自公連立政権に国民や有権
者から大きな力を与えてもらった」と伝え、大阪で当選した原田憲治氏はインタビュー
で真っ先に「自公連立政権が第2幕、安倍・太田体制が認められた」と語ったという。
 それをきいても、公明党の支持が大きかったことがうかがえる。

 きいた話では、公明党&創価学会は、民主党の追い上げが激しかったと言われる大阪
でより大きな力を発揮したという。人に言われて気付いたことに、公明党も太田代表に
なって初めての国政選挙だったので、太田新代表に恥をかかせてはならぬと、意欲的に
選挙活動に取り組んだ人たちも多かったようなのだ。
 だが、その行為が、太田代表も反対している、憲法9条改正や集団的自衛権の容認
への道を進め、核議論や周辺事態法適用を容認するようなことにもなってしまう。 
 公明党やその支持者は、この矛盾をどう考えているのだろう?

 共産党も、安倍自民党の暴走を食い止めるべき野党の一員として、できれば大阪の方
では、選挙協力・・・までしなくても、せめて候補者擁立を見送って欲しかった気もした。
そうすれば、実際票数から見ても、かなり際どい勝負に持ち込めたはずだ。
 何分にも自民党には票まとめのプロ・公明党がついているだけに、これからの地方統一
選や来年の参院選を迎えるに当たって、野党側がいい形で共闘できないようでは、また
僅差での負けが続くことにもなりかねない。
<今回は、社民党と国民新党は民主党と選挙協力をしてくれた。>

 もちろん、民主党に、自公を上回るぐらい有権者を惹き付ける魅力がないことが、
一番の敗因なのだと思う。
 もともと世論調査の支持率から見ても、自民党が40%台、民主党は10~20%
の間ぐらいしかない。まだまだ固定支持層は少なく、浮動票に頼るしかないのが実情
である。その意味では、今回の投票率、票数を見ると、善戦していると言えるのかも
知れないのだが、やはり選挙は勝たないとどうしようもないところがある。

 サンスポによれば、細野豪志議員の不倫問題も痛かったのではないかという。
鳩山由紀夫幹事長は、「選挙活動中に有権者の女性らから問題を指摘する声があった。
それが応援者の士気にも影響したかもしれない」と肩を落としていたそうだ。

 だが、私は、民主党のアピールの仕方に中途半端な面が見られることにも、問題が
あったのではないかと思う。
 今日のいくつかの報道を見ていても、周囲の声をきいても、相変わらず民主党の
方針がわかりにくいという声が多かったように感じられる。

* * * * * *

 私の座右の銘の一つに、「塞翁が馬」がある。
 悪いことがあった時には、それがいい方に転じるように考えればいい。

 ここで自民党に2勝されたのは痛いけど、どうせもともと衆院はたくさん議席を持た
れていて、今さら2つぐらい増えたからって、議決に大きな影響があるわけでないしね。
 この勝利で少し気を許して、トンデモ発言や行動も増えるかも知れないし。<という
ことは、ツッコミどころも増えるわけで。>

 それに何と言っても、本当の目標は、来夏の参院選で与党を過半数割れにすること
なのだから。民主党&野党サイドは、この敗戦での教訓を活かして、巻き返しをはかって
欲しい。
 
 民主党は「選挙に強い小沢神話」を示せず、小沢代表の求心力が低下するという懸念も
出ているという。
 だが、鳩山幹事長が「決して弱音を見せず、むしろ一致団結して戦いの基盤をつくり
直すことが大事だ」と言っていたそうだが、もう残された時間はわずかしかないだけに、
まさにそうするしかないのだと思う。今さら代表や執行部を変えている余裕はないし、
他にコレという人がいるわけでもない。

 私はもともと民主党の全面的な支持者ではないだけに、ついついアラが見えてしまう
ところも多いのだが。^^; 何とかそれらをクリアして、体制の立て直しをして欲しい。
 
 私が民主党に最も望むのは、やはり党としての方針をしっかりと立てて、国民にわかる
ようにアピールして行くことだ。
 私は、民主党がとるべき方針は二つあると思う。

 一つは、民主党が、実際に来年の参院選に向けてメインの方針に掲げている「国民の
生活を重視する政治」である。格差社会、医療、年金、教育、障害者支援法の問題など
は、世論調査を見ても多くの国民が関心を持っている分野であるし、これこそ民主党の
存在意義を示せるテーマであるだろう。また、安倍政権の泣き所でもあるのだ。
 この秋も、これらの件について国会でいいツッコミをしていたし、核実験の報が
あるまでは選挙区での感触もよかったときく。
<この方針をメインにするなら、18日の党首討論でも、それを前面に出して欲しかった
ように思うが。>

 もう一つは、ネオコン政策を推し進める安倍政権に対して、その対抗軸として平和的
なorより穏健な政策をアピールすることである。
 国民の中には、過度な安保政策や強硬姿勢にとまどいを示している者も少なくないと
思われるからだ。

 確かに、9日の北朝鮮の核実験の報は、自民党にとっては追い風になったであろう。
こういう時は、野党はツライ部分がある。
 鳩山幹事長も、「核実験があってから、格差の問題などの争点が通用しづらくなった」
と言っていたようだ。

 ただ、北朝鮮の問題に関してもツッコミどころはあったのである。
 小沢氏は18日に「(核保有発言への批判に)世論や報道が反応しなくなっている」と
ぼやいていたそうだが、私には民主党が強い批判を展開しているようには思えなかった。
小沢氏は、党首討論で周辺事態法に関して取り上げたが、それも国民にはわかりにくい
感じに思えた。

 私には、民主党の執行部が、腹をくくり切っていないように思える部分がある。
 幹事長の鳩山氏もやや保守度が高いし、前原グループのように自民党にはいっても、
最右翼になるのではないかという人たちもいるが、彼らに配慮してどっちつかずの姿勢
でいては、民主党の存在意義は示せないままだ。彼らともよく話した上で、民主党と
しての方針をきちんと立てた方がいい。

 よく民主党は一枚岩ではないと言われるが、それは自民党も同じことである。
 党内にも色々な意見があって、時には批判をしたり、行きすぎを抑制したりする
ことも必要なのだと思う。

<昨日のTV番組でも、核保有議論に関して、石破茂元防衛長官が「なぜ核を持つ
ことが国益にならないかを示すことが政治家の責任だ」と指摘。自民党の舛添要一参院
政審会長は核「政治的に賢くないし、軍事的にも合理的ではない。核武装する必要は
ないし、こういう状況で(議論を)やるべきでない」と強調したらしい。(日経23日)
 また、片山虎之助参院幹事長<元総務大臣>が、安倍内閣がNHK短波ラジオ国際
放送で拉致問題を重点的に取り上げるように命令することを検討している問題について、
「権力が放送に関与するような印象を与えるのはよくない。命令しない方がいい」と
語ったという。(毎日23日) 
<*1に全文をアップするが、と~ってもリベラルな考え方だ。>

 政権与党を目指す政党は、ある程度、幅が広い民意を反映する必要がある。だから、
逆に言えば、一枚岩でない方がいいのである。
 真ん中のラインから、やや右側(保守、自由経済政策重視)とやや左側(リベラル、
国民生活、社会政策重視)に重心をおいた感じの二つの大きな政党+αが存在して、
その時々の政治、経済、社会の状況に応じて、政権交代ができるような形が望ましい
のではないだろうか? 

 何とか日本の行きすぎを止めるためにも、来夏の参院選に向けて、民主党&野党陣営
には、いい形で再スタートを切って欲しい。

                      THANKS


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*1
総務省がNHK短波ラジオ国際放送で拉致問題を重点的に取り上げるよう命じることを検討している問題で、元総務相の自民党の片山虎之助参院幹事長は毎日新聞の取材に応じ、「権力が放送に関与するような印象を与えるのはよくない。命令しない方がいい」と述べ、命令には反対の立場を明らかにした。片山氏は、自民党の放送政策を事実上決める「通信・放送産業高度化小委員会」委員長を務めている。

 片山氏は「安倍内閣が拉致問題を重要だと考え、総務省としても拉致問題への姿勢を示そうという気持ちは分かる。放送法上も命令できる」と理解を示した上で、「NHKは独立した報道機関だ。公共放送であって国営放送ではない。特定の事項を命令するのはいかがなものか」と述べた。片山氏は「要請や依頼をすれば足りる」として、命令権の運用に当たっては報道の自由への配慮が必要だとの考えを示した。片山氏は郵政、総務相在任中(00年12月~03年9月)に3回命令を出しているが、「国の重要な政策」など抽象的な命令で、個別政策については要請にとどめた。【臺宏士】

 【命令放送】 放送法は、NHKが行う国際放送について、総務相が放送事項などを命じる権限を定めている。実際に命じる場合は、政府が費用負担する必要があり、今年度は約22億円を支出するラジオ放送に関し、「国の重要な政策」などの抽象的な表現で放送を命じている。

<毎日新聞 23日>
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by mew-run7 | 2006-10-23 16:52 | 民主主義、選挙 | Trackback(20) | Comments(13)

早くも暗雲、お飾りで終わるのか?・・・安倍政権の目玉、ボクの官邸の「教育再生会議」

 北朝鮮の問題に関連して色々と動きが激しい上に、今週、もし法務委員会で共謀罪の審議が
始まったら、< 共謀罪の強行採決に警戒警報が! >そちらの方にかなり気がとられて
しまいそうにも思う。

 今のうちに、少しでも教育問題について書いておこう!
<記憶&資料保存の目的も兼ねるので、文末の報道記事がたくさんになってしまうかも。>


 18日、(ボクの)官邸の「教育再生会議」の初会合が開かれた。
 これは安倍新政権の目玉となるはずのものであり、マスコミや教育関係者、一部の国民からも
注目され、初会合の日にはTV各局をはじめ、かなりの報道陣が集まったようだ。
<TVの多くは、メンバーの彩り役?とも言われる、シンクロ小谷実可子さんやヤンキー先生こ
と義家弘介氏のインタビューを流していたように思うが。>

 だが、実を言うと、何だかこの会議には、早くも暗雲がたなびき始めている感じがあるのだ。
このままでは、この会議の行末は前途多難なのではないか、また結局は官邸のお飾りになって
しまうのではないか、と危惧する人も少なくない。<*2>

 一つには、この会議のメンバーの人選や議案に対して、早くもアチコチから疑問や批判
の声が出始めているからである。この会議が報道人や一般人の傍聴が許されず、非公開
とされたことへの批判も出ている。
 もう一つには、この会議以外にもアレコレと教育に関する協議機関が作られている上
<自公の「与党協議会」、自民の「教育再生特命委員会」、安倍氏のブレーン&支援
団体である民間の「日本教育再生機構」など>、文科省&中教審も教育政策では譲らない
構えを示し、規制改革会議も教育委員会に関する発言をするなど、何だかゴチャゴチャ
の感じになって来て、主導権争いの様相も呈しており、「教育再生会議」をメインとした
官邸主導の教育政策を行なうのは困難ではないかという見方が出ているからだ。

* * * * *

 18日の初会合の日は、安倍首相の下に17名の委員(*1)が集まり、山谷えり子氏(教育再生
首相補佐官)伊吹文科大臣も加わって、テーブルを囲んだ。

 安倍首相は、冒頭の挨拶で「『美しい国』を造る上での基盤は教育だ。すべての子ども
に高い学力と規範意識を身につける機会を保障するため、公教育の再生、家庭・地域の
教育力の再生が重要だ」と訴えた。
 そして、1)質の高い教育の提供と学力向上を図る(2)規範意識や情操を身に付けた
美しい人づくり(3)家庭や地域の教育力を高める方策について検討を要請。奉仕活動や
伝統文化の学習の重要性も強調したという。
<また首相は20日に、いじめの問題も教育再生会議の重要課題にしたいと語った。>

 また、首相は今後の具体的な検討課題として(1)教員免許の更新制度の導入(2)外部
評価を含めた学校評価制度の導入(3)人間性や社会性を磨くためのボランティア活動の
実施(4)大学や大学院の国際競争力の強化-などを挙げたという。
<安倍氏が是非取り入れたいと思っていた教育バウチャー制度は、与党内や文科省から
の反対が多く、後回しになるらしい。>

 この会議は月に2回ペースで開かれ、来年1月に中間報告、来年末をめどに最終報告
を取りまとめる方針だという。
<政府としては、来年の1月の中間報告を受ける形で、教育免許の更新制度や学校評価
制度を法案化して、来年の通常国会でそれを法律として成立させたい意向のようだ。>

 安倍首相やその仲間たちは、常に「スピード」が重要だと主張している。<野依座長
もそのような発言をしていた。>
 だが、果たして国民の教育、公教育のあり方にとって重要な問題を、たった何ヶ月か
の間に、何回かの会合で決めてしまっていいのかという疑問も呈されている。そして、
結局は「結論、先にありき」で、形ばかりの会合になるのではないかとの見方も出て
いるのである。


 また初会合の席で、座長の野依氏が「『事実は真実の敵だ』という言葉がある。理念に
基づき(行う)個々の発言を整理し、最終的にまとめてメッセージにする方が国民に有益
だと思う」と強調して、傍聴などは許可されない非公開の会議とされることになったため、
報道陣から疑問や不満の声があがったようだ。
 山谷首相補佐官が、あとから会議の要旨や議事録を公開すると言ったそうだが、それでは
公開する際に、都合の悪い部分はカットされてしまうおそれもある。
確かに、人目の中では、自由に本音で語りにくくなる面もあるとは思うが、安倍首相は
総裁選の時から「オープンな政策」をアピールしていただけに、それと矛盾するのでは
ないかという批判も出ていたようだ。


 メンバー(委員)の人選に関しても、疑問や批判の声が少なくない。
 当初、この「教育再生会議」のメンバーは、安倍氏に考えの近い保守派的な人たちで
固められるのではないかと懸念されていた。
 安倍サイドはそれを気にしたのか、幅広い分野から人選をしようと考えたようで、それ
こそドラマで教師役を演じた女優の天海夕 さんをはじめ、アチコチに声をかけたという。
そして最終的に決まったのが、*1のメンバーなわけである。
 かなり保守派色が弱まって、よく見れば、多様な意見が出されることに期待できる面も
ある。しかし、逆に言えば、あまりにもバラバラな人選であるため、ただ色々な意見をきい
て参考にするというだけの会合ならいいが、このメンバーで短期間のうちに一定の政策や
法案作りをするのは不可能であろうという見方が強い。

<これも「結論、先にありき」の言われる根拠になっている。つまり、安倍サイドは国民を
安心させるために、色々なメンバーを集めて会議を行なってみせるだけで、来年1月に
出す答申やそれに基づく政策や法案は、別のところで作られて、あとは会議で承認される
だけという形になるのではないか、というのである。>


 また、興味深いことに、安倍氏のブレーン&支援団体である「日本教育再生機構」
コチラの記事を参照>が、公にこの人選に対する批判を出している。<HPでの批判はコチラ
これを受けてか産経新聞や一部のマスコミも、この人選に対する疑問を示す記事を
載せていたのだった。<*3>

「日本教育再生機構の旧HPはコチラ、新HPはコチラ 

     <つづく>         THANKS



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*1

【教育再生会議メンバー】(敬称略)

▽浅利慶太(劇団四季代表)▽池田守男(資生堂相談役)▽海老名香葉子(エッセイスト)
▽小野元之(日本学術振興会理事長)▽陰山英男(立命館小副校長)▽葛西敬之(JR東海会長)
▽門川大作(京都市教委教育長)▽川勝平太(国際日本文化研究センター教授)
▽小谷実可子(スポーツコメンテーター)▽小宮山宏(東大総長)
▽品川裕香(教育ジャーナリスト)▽白石真澄(東洋大教授)▽張富士夫(トヨタ自動車会長)
▽中嶋嶺雄(国際教養大学長)▽野依良治(理化学研究所理事長)
▽義家弘介(横浜市教委教育委員)▽渡辺美樹(ワタミ社長)


【教育再生会議担当室】(敬称略)

▽事務局長 山谷えり子(首相補佐官) ▽室長 義家弘介
▽室長代理 土居征夫(企業活力研究所理事長)
▽副室長 山中伸一(前文部科学省私学部長)


*2と*3は ↓More をクリック

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by mew-run7 | 2006-10-22 14:56 | 共謀罪、教育基本法改正 | Trackback(16) | Comments(12)

明日は衆院補選!+ ダブル中川氏がトンデモ言動 + 競馬ネタ  <ドリパス高田&ディープ>


  明日22日は、菊花賞だ!・・・とつい思ってしまうのは、競馬ファンだが。
 競馬関連(ドリパス&高田、ディープの薬物疑惑)の話は文末に書くとして・・・

 今回は明日投票を迎える補選の話と、中川昭一氏が新たなトンデモ発言をしてくれた話
と、さらに(負けじと?)もう一方の中川氏=中川秀直幹事長+安倍内閣の広報マン・
世耕氏に談合ゴルフ・スキャンダルが生じてしまった話をお届けしたい。

< 「共謀罪の強行採決に警戒警報が! 」も忘れてはいけない。>


* * * * * *
 
 改めて・・・明日22日は、大阪9区、神奈川16区の衆院補選だ!
 安倍氏が首相になってから、初めての国政選挙である。
 神奈川の地元の人いわく、4月にあった千葉の補選ほどは盛り上がっていない感じだ
というが。実際は、どうなのだろう?

 両選挙区とも、元・自民党議員が亡くなったことによる補選なので、自民党有利なの
は間違いないだろう。特に神奈川16区は、亀井善之元農相の秘書をしていた息子さん
が出るとのことなので、こちらはかなり優勢だろうし、逆にもしこの選挙区で負けたら
安倍首相にとっては大きなダメージになってしまうように思う。
 大阪9区の方も、自民、公明が手堅く票をまとめて、リードしているという。こちら
の方は、民主党候補が追い上げムードだという報道もあった。

 このブログを読んで下さっている方々の中に、この二つの選挙区にお住まいの方が
おられるのかどうかわからないが・・・。また、私は誰に投票して欲しいと書く気は
一切ないが・・・。
 今回の補選で、自民党が予定通り2勝するか、思わず1敗を喫してしまうかでは、
今後の政局が大きく違って来てしまうように思う。もし2勝すれば、安倍首相&その
仲間たちは「やれやれ」&「よし!」で、彼らの方針にのっとって突っ走るだろう。
もし暴走しても、他の自民党議員は彼らを抑えにくい状況になってしまう。
 仮に2勝するとしても、票差が少なければ、若干の危機感を与えることはできる。

 だから、もし「やはり安倍政権が暴走するのはアブナイんじゃないかな?」と思う
人は、そのことをチョット考えて投票して欲しいな~と思ったりする。

 個人的には、特に公明党支持の方、創価学会員の方にそのことをお願いしたい気持ち
が強い。
 安倍政権がやろうとしていることは、公明党の考えとは大きく違っているものも多い。
もし暴走すれば、公明党支持者の思いとは、かなりかけ離れた方向に行ってしまうおそれ
が高いのだ。

 神崎前代表が、公明党が連立政権を組むことによって、自民党の行き過ぎを食い
止めて、日本が誤まった方向に行かないようにすること、平和を維持して、国民の
生活への配慮を怠らないようにすることができる・・・そこに大きな意義があると
いう趣旨の話をしていたことがあるが。
 今、自民党の暴走を止めることができるのは、まさに公明党支持者、創価学会員
(の投票行動)かも知れないと思う。

* * * * * *

 もう呆れてしまって、いちいちアップするのもバカらしく思えるのだが・・・。<でも、しちゃう!>
 中川昭一氏(自民党政調会長)が、もう言いたい放題状態になっているようで、
またまたトンデモ発言をしてくれたらしい。

中川氏に続き麻生外相もトンデモ発言!何故、「議論する」と言うだけで、問題視されるのか
のつづきになる。

『自民党の中川昭一政調会長は20日夜、静岡県浜松市内で講演し、北朝鮮による
日本への核攻撃の可能性に関し「普通はやらないが、あの国の指導者はごちそうを食べ
過ぎて糖尿病ですから考えてしまうかもしれない。広島、長崎に続く第3のどこか
(が被爆地)とならないようにしなければならない」と述べた。
<『おいしいものが食べられなくなった。日本からウニやマグロが入らなくなった。
頭に来た。やってしまおう』と思いかねない人だ」と発言した。・・・中川氏はその
後、記者団に対し、「糖尿病」発言について「国民が貧困にあえぐ一方、指導者の
ぜいたくざんまいはおかしいという趣旨だ」と釈明した。>

 これに対し民主党幹部は「与党の政策責任者として不適格」と指摘、糖尿病患者団体
も「糖尿病を“ぜいたく病”“金持ち病”というのは偏っている」と批判している。
 中川氏は日本の核保有に関しても論議の必要性をあらためて主張。安倍晋三首相は
論議の是非について幕引きに努めてきたが、麻生太郎外相も議論を容認する考えを示す
など政府、与党内で足並みの乱れが続いており、首相の統率力も問われそうだ。
(共同通信 20日 < >内は読売新聞20日)』

 これがウケ狙いの発言なのかわからないが、何で公の場でこういう発言をしてしまう
のか・・・(-_-;) 世間知らずと言おうか、良識ゼロと言おうか。
 糖尿病の話しかり、広島、長崎の話しかりである。 

 そもそも金正日氏が糖尿病か否かも不明だし。何より、これじゃあ、糖尿病がぜい
たく病で、しかもその患者は何をするかわからないような判断力のない人だって言って
るようなものでしょ~。 <あまりにも無知&失礼な話では? *1>
 それに、広島、長崎の被爆地の人たちだって、核保有議論を正当化するために、こんな
ところで話を出されたら、いい気はしないでしょ~。
 50過ぎたイイ大人が、しかも8回も当選している国民の代表たる国会議員が、病気や被爆
で苦しんでいる人やその家族が自分の発言をきいたらどういう気持ちがするか・・・
そういうことがわからないのかな~?(ーー゛)

 それに仮に核保有議論はいいとしても、こんな風に国民に核攻撃の脅威や恐怖をアピー
ルして、あおるのはいかがなものかと。
 文末*2に他の関連報道記事も載せるが、彼はひたすら核保有議論を続けたいようだ。
 安倍くん。あまり放置していると、彼を党の政調会長に選んだキミの首相&総裁としての
見識が疑われちゃうよ。

 
 そして、今週は、中川氏と言えば「中川昭一氏」で終わるかと思ったら・・・。
 まさか「おいおい、オレの存在も忘れるなよ」と思ったわけではないだろうが、中川
秀直氏(自党幹事長)が主役のニュースも出た。
 しかも、準主役は小泉・安倍政権の名広報役と言われ、今も安倍氏のボク官邸で
首相補佐官(広報担当)を務める世耕弘成氏である。
<彼もまさか、こんなところで自分の名を売ることは考えていなかっただろうけど?!>

『和歌山県発注のトンネル工事を巡る談合事件で、県側への口利き役と<して逮捕された>
井山義一容疑者(56)が実質経営するゴルフ場で今年7月、自民党の中川秀直幹事長
(当時・政調会長)、同県選出参院議員の世耕弘成首相補佐官(同・党幹事長補佐)
、木村良樹県知事が井山容疑者と一緒にプレーしていたことが分かった。プレー代は払っ
ていないという。

 世耕補佐官らによると、ゴルフは日曜の7月2日に大阪府河内長野市内であった。中川
幹事長が来ることや、木村知事も参加するとの連絡を受け、ゴルフ場に行くと井山容疑者
もいた。途中、雨で中止となった。通常、プレー代は土日で1人約2万円。中川幹事長の
事務所は「途中で中断したため、ゴルフ場から(料金は)結構と言われた」と釈明。世耕
補佐官は「出来る限り(料金を)支払いたい」と話し、木村知事は20日夕の退庁時、
報道陣の質問には答えなかった。
<ゴルフ中断後、大阪府ないの市長が2人加わり、会食をした。会食代も払っていない>
(毎日新聞 20日。< >内は筆者が追加 )

<大阪地検特捜部に談合容疑で逮捕された元ゴルフ場経営井山義一容疑者(55)は、
木村良樹知事の初当選後、たびたび秘書課を通らずに知事応接室に入り、知事と面会して
おり、大阪地検特捜部の調べに、受注した東急建設から支払われたとされる約6000万円
のうち現金約3000万円の受領を認める供述をしていたことがわかっている。
 井山容疑者は県出納長水谷聡明容疑者(60)らと共謀、2004年11月10日に実施された
トンネル工事2件を、それぞれハザマと東急建設が中心の2つの共同企業体(JV)に落札
させるよう受注調整した疑いが持たれている。(共同などから抜粋)>

 
 尚、安倍首相は、同日夜、首相官邸で記者団に「2人ともすでに説明をしている。私も
2人から説明を聞いたが、問題ないのではないか」と語ったという。<読売20日より>

 正直なところ、中川秀直氏が誰と会ってても驚きはしないのだが・・・。(笑)
補選前にこのニュースが出たのは、ちょっと痛かっただろうか? 
 
 イメージダウンという点では、世耕氏の方がかなり痛手をくらったかも知れない。彼は
昨年の衆院戦大勝利に貢献したということで、ややイケイケに。TVの出演時にも、チョッ
ト「えろうなったな~」と感じるような態度や発言が目につくようになっていたし。
 首相補佐官の権限を強化するために、内閣法を改正したいとアピールしていたので、
省庁の官僚側からもいい顔をされていなかったようだし・・・。<もしや、自民or官僚
サイドからの暴露?>


 尚、中川秀直幹事長は、近く「上げ潮の時代」という著書を出版するらしい。
 その中で、安倍晋三首相の下での政界再編の可能性に言及しているという。
『それによると、中川氏は小泉政権で政権公約型政治が定着した結果、「重要政策の賛否
でたもとを分かつのはやむを得ない時代になった」と指摘。安倍政権で「新たな対立軸に
よって新たなリーグが編成される」と予測している。ただ、再編につながる具体的なテー
マには触れていない。<時事通信 20日>

 私は、次の衆院選(2~3年後)をにらんで、憲法改正(特に9条、集団的自衛権)や
安保政策を対立軸に、ガラガラポンの政界再編が起きるのではないかと思っていたのだが、
もっと早く政界再編した人がいいかも、と思い始めて来た。
 北朝鮮問題への対処や教育改革の問題などを考えると、今のままでは、国民から見て
いても、どんどん紛らわしい&わかりにくい状況が生じるように思うからだ。
<民主党側にも、昨日の記事に書いた前原、鳩山発言なんかもあるしね~。>

 個人的には、タカ派リーグとハト派リーグに分かれてくれるといいと思う。

* * * * *

 最後に、ちょこっと競馬の話を。
 もともとクラシックにはあまり興味のない私であるが・・・。
 応援馬であるドリームパスポートに高田騎手が乗せてもらえなくてガッカリ。菊花
賞の楽しみが半減してしまった。<今度こそって思ってたのにな~>

 彼は確かアドマイヤドンの時も、調教ばっかりで乗せてもらえず。今度は皐月賞も2着に
持って来てるし、重賞も彼で勝ったのに、ダービーや菊花賞では乗せてもらえず。
 確かにダービーや菊花賞はそれなりの経験は必要だとは思うけど、ちゃんと同馬に
乗って実績を出しているのだし、いつまでも経験にこだわっていたら、若手騎手がいい
馬でクラシックに挑戦する機会なんてなくなってしまうのではないかと思う。

 馬主、調教師どちらの意向なのだろう? 知っている人がいたら、教えて下さい。

<その点、メイショウ家の松本氏は、ここまで2冠のサムソンに、苦節22年で初クラ
シックの石橋守騎手を乗せ続けてくれていて、好感触。考えたらMYお気に入りだった
ドトウも安田康騎手に任せ続けてくれたね。>

 ディープインパクトの薬物疑惑のニュースもビックリした。<NHKの夕方のニュー
スでTOPに扱われていて、尚更にビックリ?!>
 正直を言うと、私は、想定の範囲内ながら、ディープの年内引退を決めちゃったこと
で、もうどうでもいいやという気分にもなっているのだが。

<馬主さんや生産界の気持ちはわかるが、来年も欧州GIに挑戦という競馬関係者や
ファンの夢やロマンを摘み取っちゃったようなところがあるので。それとも、帰国後に
すぐ来年は凱旋門賞には出さないと言っていたことを考えると、もしかして何かトラブル
が生じそうなことはわかっていたのかな~?>

 ただ、今後また海外GIに挑戦する馬の関係者のためにも、きちんと原因を追究して
公表して欲しいと思う。
もし、本気で日本の競走馬が海外GI制覇を考えるなら、薬物に関してだけでなく、海外
での諸対策など、それぞれの厩舎やスタッフがバラバラに考えるのではなく、厩舎同士が
情報交換をできるような環境をを作って行かないと、難しいのではないだろうか?

<JRAの幹部の記者会見を見て、改めてこの人たちは役人気質が抜けないな~と実感
したが> JRA側も責任云々の問題はともかく、原因追究や今後の対策には前向きに
取り組んで欲しいと思う。


                     THANKS

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*1
『<豊田隆謙・日本糖尿病協会副理事長の話> 昔のように糖尿病を“ぜいたく病”や
“金持ち病”と言うのは事実と違い、発言は偏っている面もある。糖尿病を、悪いこと
をする代名詞のように使われるのも不愉快だ。協会として糖尿病への差別や誤解を取り
除く活動をしており、(発言には)引っ掛かる部分がある。(中日新聞20日)』

 *2
『(中川昭一氏は)日本の核保有に関しては「非核3原則は前提」としつつ、「万一
(の事態が)起こったときにどうなるか考えるのは政治家として当然のことだ。相手が
核となれば、核の議論ぐらいしておく必要がある」と重ねて主張。
 自身の核保有発言が批判されたことにも「(核ミサイルが)飛んできたときの議論を
しない国はない。あの批判が正しかったとしたら、(そういう理屈が通るのは)日本だけ
だ」と強調した。<共同通信 20日>』
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by mew-run7 | 2006-10-21 11:19 | 安倍政権に関して | Trackback(22) | Comments(4)

核議論で圧力をかけたいのだとすれば、どこかの国と一緒では?   +前原はやっぱ前原だった


  ただでさえ安倍政権の構想には問題が多くて、彼がわが国の首相になってしまうと
いうだけで、ミュ~ミュ~(イヤだイヤだ)状態だったのに・・・。
 まずは、教育基本法の改正&再生の問題でツッコミまくろうと思っていたのに。

 北朝鮮の核実験の報が流れてから、日本はとんでもない方向にどんどん進もうとして
いるし~。共謀罪が強行採決されるおそれもあると言うし~。<仕事では困ったちゃん
との格闘(?)の日々だし~。>本当に憂鬱になって来てしまう。

< 「 共謀罪の強行採決に警戒警報が! 」も是非読んで下さい。>


 とりあえず、近時、ブログで扱った「周辺事態法」と「中川・麻生トンデモ発言」の
続報と思ったことを書いてみたい。

 この前提となる記事は・・・

臨検で周辺事態法の適用をゴリ押しか? 好き勝手に法解釈を変える政府はアブナイ!

中川氏に続き麻生外相もトンデモ発言!何故、「議論する」と言うだけで、問題視されるのか
* * * * *

 19日に、民主党の前原誠治・前代表らが国会内会合を開き、「周辺事態法を適用
するべきだ」「ここで何もしなければいつまでたっても政権交代できない」と、党と
して同法の適用に反対をする小沢代表や党執行部を批判したという。<*1>
 
 大体、「何で民主党内に「国防省設置を早期に実現する議員連盟なんていうものがある
のよ~^^;」と言いたい気分でもあるのだが。
 無党派ながらも、今は、自民党打倒のために、民主党の参院選の勝利、政権交代を支援
したいと考えている私であるが。その実現を思うと、民主党にひとりでも多くの議員を
キープしたいのは山々なのだが。やっぱ前原グループとは、どうしても気が合いそうに
ない。それに以前から書いているように、こういう意見をいう人たちがいると、実に紛ら
わしいというか、世間の人たちに民主党の考えがわかりにくくなってしまうように思う。

 こういう時に、イライラしちゃうようじゃ、この先もどうなるかわからない。人数が
減るのは痛いけど、やっぱ、分かれた方がいいんじゃないかな~。

 でも、党執行部の鳩山由紀夫幹事長も、二度目の核実験があれば、周辺事態法の適用
を考えてもいいじゃないかと言い出しているらしい。<*2>
 この人も、もともとバリバリの改憲派で、考えは前原グループの方に近いのよね~。^^;

 こういう大事な時期に、しかも補選の投票日の前に、こんな発言がポコポコ出て来る
ようじゃ、民主党もまだまだなのかな~と思えてしまう話であった。

 何かここまで慎重な姿勢を見せている公明党も、だんだん容認になびいているような
報道が出て来ている。<新聞によっては、もう容認を決めたとの話も・・・>
 太田さ~ん。今度は、自民党に言うべきことを言うんじゃなかったの~?


 何度も書くが・・・周辺事態法は北朝鮮周辺で有事(武力紛争やこれに準じる内乱など)
が起きた場合を想定して作られた法律である。
 そして、その影響によって、わが国が武力攻撃を受けるなどの危険に直面した場合に、
米軍とともに国の安全を守るために活動できることを定めたものなのだ。
 北朝鮮が核実験をしただけでは、武力紛争や内乱とは同視できないし、現に武力攻撃を
受ける危険にも直面しているとは、どう見ても言えない。<何ヶ月後、何年後の危険を
想定した法律ではないのである。またガイドラインは、もちろん法律ではない。>
 
 国がきちんと法律を守るかどうかは、本当に大事なことだ。国が勝手に法律やその
制度趣旨の解釈を変えることを許せば、他の法律でそうやられた時に、私たち市民にも
どんどん侵害が及ぶかも知れないという危険を是非考えて欲しいと思う。
 
* * * * * *

『安倍首相は18日夜、麻生氏の発言について、首相官邸で記者団に「麻生大臣も非核
三原則については政府の立場に立って発言している。閣内不統一ということはないし、
この話はすでに終わった議論だ」と述べた。

 麻生氏は17日夜、自民党議員との会合で、同党の中川昭一政調会長が「核保有
の議論はあっていい」と発言したことについて「タイミングのいい発言だった」など
と支持する考えを表明していたことも、複数の出席者の話で分かった。

 会合には同党新人議員ら十数人が出席。麻生氏は、中川氏の発言は結果的に北朝鮮の
核武装を抑止する効果がある、という趣旨の説明をしたという。また麻生氏は、ブッシュ
米大統領が中国の唐家シュワン国務委員と会談した際に「中国が北朝鮮を押さえないと
日本が核を保有するようなことになる」と述べて北朝鮮への働きかけを求めたという話
も披露したという。
 麻生氏は18日夜、朝日新聞の取材に対し、会合での核保有をめぐる発言は「言った
記憶はない」と述べた。 <朝日新聞 19日 抜粋> 』

『麻生外相は19日の衆院イラク復興支援特別委員会で、日本の核保有論議について、
政府としては議論しないが政党の議論は妨げられないとの認識を示した。これに対して
安倍首相は同日「自民党として正式な機関で議論することはない」と述べ、党として
正式に議論はしない考えを表明。麻生氏は「自民党内での話を統制することはできか
ねる。言論の自由を封殺することにはくみしない」と指摘した。<共同通信 19日>』

『日本の核保有論をめぐり19日、麻生太郎外相が政党の議論は止められないとの認識
を示したのに対し、安倍晋三首相は「自民党として正式に議論することはない」と否定する
など慎重姿勢を貫き、政府内の足並みの乱れが続いた。
 首相は、官房副長官当時の2002年5月に「憲法上は小型原爆保有も問題ない」と発言した
と週刊誌に報じられ、国会で釈明を迫られた。首相の慎重姿勢の背景には、この苦い経験に
学んで政権スタート直後の失速要因はいち早く除去したいとの思惑があるようだ。
 同時に、18日に来日したライス米国務長官が日本側に「米国は日本を防衛する決意を持って
いる」と伝えるなど、日本の核保有論議に懸念を表明したことも影響したとみられる。
<共同通信19日>』  その他*3



 中川昭一氏の15日の「核議論」発言が意図的なものだったかはわからないが。
これを受ける形で麻生外務大臣が「核議論」発言をしたのは、意図的なものがあった
ように思う。<二人が共謀していた可能性もあるかも知れない。>
 また、果たして安倍首相との間で、きちんと話ができているのか、それもビミョ~or温度差
を感じる部分がある。<それともこちらも共謀の上、役割分担なのかな?>

「日本も核保有を議論する(考え始めている)」ということになれば、米国の一部や
中国、ロシアはいい気がしない。それゆえに、この発言は「北朝鮮の核開発に一生
懸命取り組ませる効果が出る」という見方がある。

<また米国の反応が控えめなこと、元・大統領のスピーチライターがあえて日本に
核保有を勧めるような記事を新聞に投稿していたことから、米国側とも話がついている
のではないか(中国に圧力をかけるため)との見方もできなくない。
 さらに、もっとうがった見方をすれば、2011年の米軍再編成&日米防衛体制の
再構築時を考えて、場合によっては日本も核を保有すること(日本に核を保有させる
こと)を考えている者もいるかも知れないとも推測し得る。>

 ただ、もし日本が核を持つ(ことを考える)ことが、北朝鮮問題の解決や中国を
はじめとする東アジア地域への圧力、抑止力になるとしても、私は日本が核保有の
可能性を外交カードに使うことは好ましくないと思う。
 単に議論するというのと、すでに開発しているのではレベルが大きく違うとは
いえ、「核」というものを、「核の脅威」や「核拡散への懸念」というものを
外交カードに使って、自己の意思を実現しようという意味では、ならず者と呼ばれる
北朝鮮とやっていることは変わらなくなってしまうと思うからだ。

<それに万一、外交カードで核武装を使うなら、北朝鮮の核実験ぐらいのちゃちい
ことじゃなくて、もっと重大なことで使わなくっちゃとも思う。こういうことは、
何回も使ったら、狼少年みたいに思われるか、北朝鮮のようにしょ~もない国に
思われるのがオチなので、ここぞという時にとっておくべきなのでは?>

 それに、日本は米国や中国、北朝鮮だけを相手に外交を行なっているわけではない。
核拡散を防ぎたいと思っている他の多くの国々の政府や国民が、日本の核保有議論の
報をどのように受け止めるのかも、考えなければならないだろう。

 そして、何より日本の国民のことを考えるべきなのではないだろうか?
 日本には、被爆によって家族を失った遺族や大変な思いをした人、今も尚、その後遺症
で苦しむ人がたくさんいるのだ。<被爆地からも今回の発言には、批判が出ている。*4>
国民もそれはわかっているし、核の脅威にも敏感なところがあり、8割以上の人が日本は
核を保有すべきではないと考えている。
 国民の意思も考えずに、国民に代表とも言えるような立場の者が、先走りして
核の議論をすべきだということには、問題があるのではないだろうか?

 このことは、また改めて書きたいが、私は、安倍首相&その周辺の政治家やスタッ
フの多くが、「国民」よりも「国」や「国家」という方に目や気持ちが向いてしまっ
ているように思えてならない。
 国民の意思や状況をろくに考えず、自分たちの勝手に描く国家観や国家像を主体に
国の舵取りを行なわれては、私たち一般国民はたまったもんじゃない。

 何か安倍政権に関わる者たちの中に、自分たちの立場や権力を利用して、国づくり
ごっこや国家戦略ごっこを・・・まるで外交戦略ゲームや防衛戦略ゲームに興じている
人がいるかのように見えてしまうことさえある今日このごろだ。


 あ~、本当にイラつく。(ーー゛) 

 何故、時間がないのに長々と書いているのか・・・実は、いつもかなり長く書いて
いるのを、編集して短くするのに時間がかかっているのだ。(^^ゞ
 でも、時間がないので、長々と書いたのをそのままアップしちゃうのである。

 あ・・・そろそろ、銀行に行かなくっちゃだわ。(・・) 

                        THANKS


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*1

『民主党の前原誠司前代表ら同党議員15人は19日国会内で会合を開き、北朝鮮の
核実験問題をめぐり協議した。この中で前原氏は国連安保理の北朝鮮制裁決議を受け
周辺事態法を適用するべきだと容認論を展開、同調する意見が相次いだ。
 出席者は「国防省設置を早期に実現する議員連盟」(会長・渡辺秀央参院議員)の
メンバーを中心とする議員で、前原氏は同法適用に反対する小沢一郎代表ら党執行部
の対応について「ここで何もしなければいつまでたっても政権交代できない」と批判
した。
 周辺事態認定への賛成論が民主党内にもあることが公然化した形だ。衆院統一補選
の投開票(22日)を前に、前代表が公然と執行部批判を展開したことは党内に波紋
を広げそうだ。<毎日新聞 19日>

*2

『ロシア訪問中の民主党の鳩山由紀夫幹事長は19日、モスクワ市内で記者団と懇談
し、北朝鮮が2回目の核実験を実施した場合について、「周辺事態」の認定を容認する
こともあり得るとの認識を示した。
 鳩山氏は「北朝鮮が(国連安保理の制裁決議を)『宣戦布告だ』という言い方をし、
さらに核実験を行った場合はレベルが変わったとみることができる。1回目の状況とは
違う」と語った。鳩山氏は17日の小沢代表らとの協議では現状について「周辺事態
とは言えない」と結論づけていた。<朝日新聞 19日>』

*3
『尾を引く核武装論議・閣内に足並みの乱れも
 北朝鮮の核実験をきっかけとした日本の核武装を巡る議論が尾を引いている。麻生太郎
外相は19日も国会答弁で「非核三原則を政府として堅持する立場に変わりはない」と指摘
する一方で「言論を封殺するという考え方にはくみしない」と、議論の必要性を力説した。

 政府・与党が火消しに入る中、外相が発言し続ける意図を巡っては「深い意味があって言って
いるのではないのではないか」(丹羽雄哉総務会長)、「中国が北朝鮮に働き掛けを強めるよう
促す狙いがあるのではないか」(政府関係者)など見方は様々。 <日経 20日>


*4
『日本の核兵器保有論議の必要性を指摘した自民党の中川昭一政調会長の発言に対し、
広島市の秋葉忠利市長は16日、広島市立大での講義で「歴史を記憶できない人が増えて
いる」と批判した。「米国の政府高官や学者も『核兵器を使え』と平然と言っている。このような
考え方が世界中にまん延している」と危機感を強調。中川政調会長の発言に対し、感情的
ではない知的な反論をするよう学生に呼び掛けた。<中国新聞 17日>

『自民党の中川昭一政調会長が日本の核保有について「議論はあってもいい」とテレビ番組
で発言したのを受け、長崎市の伊藤一長市長は16日、「北朝鮮の核実験強行という緊張した
国際関係の中で、与党政策責任者のこうした発言は、被爆地の市長として看過できない。
被爆者をはじめ、市民も怒りと不安を感じている」との談話を出した。政府に対しても「非核
三原則を堅持しながら、外交交渉の場で、北朝鮮の問題を解決していくこと」を求めた。
<朝日新聞 16日>』

『衆院外務委員会で麻生太郎外相が「(日本が核保有の是非を)議論しておくのも大事な
ことだ」などと発言したことに対し、広島県原水禁などは19日、抗議と発言の撤回を求める
申し入れ書を安倍晋三首相、麻生外相にファクスで送った。抗議文では「現職の外務大臣と
してあるまじき発言で、極めて軽率。被爆地ヒロシマの心を踏みにじるもので断じて容認
できない」と非難。麻生外相に発言の撤回を申し入れた。<中国新聞 20日>』
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by mew-run7 | 2006-10-20 13:25 | 平和、戦争、自衛隊 | Trackback(17) | Comments(13)

共謀罪の強行採決に警戒警報が!


 共謀罪の強行採決に関する「警戒警報」です!


 海渡雄一弁護士が、10月24日の法務委員会で共謀罪が強行採決されるかも知れ
ないという「警戒警報」の文書を出された。
 文末にアップするので、是非、お読み頂きたい。


 共謀罪は今年前半の通常国会で審議されていたのだが、結局、議決できずに、継続審議
になっている。この秋の臨時国会の優先議案にはなっていなかったので、安心していたの
だが・・・ 安倍首相は国会質問で、共謀罪の成立をさせたい意向を示していたようであるし、
北朝鮮の問題が起きたこともあって、10月24日にすぐに強行採決を行なうかどうかは
わからないが、いきなり議案を出して来て、強引に成立を急ぐ可能性は十分にあると思う。


 共謀罪はこれまで3回廃案になっていた問題のある法律なのだが、この4月の通常国会
の時も、与党側はいきなり法務委員会に、共謀罪の議案を出して来て、何度も強行採決を
行なおうとした。
 幸いに、野党議員が力を結集して抵抗、日弁連をはじめ専門家、識者たち、そして
一般市民たちも反対の声をあげて後押しして、何とか採決をく食い止めることができた。
<最後はわけのわからないお粗末なウルトラHの丸呑み案が頓挫して、終わった。>

 マスコミがほとんどこの問題を取り上げようとしなかった中、議員や専門家を含め、
多くの一般市民のブロガーたちが連携し合って、お互いに情報や知識を交換し、この
法案が問題の大きいものであることを広め、反対の声を高めて行った効果&力はとても
大きかったように思う。

 後述するように、もし政府与党が、この春と変わらない法案を出して、強行採決しよ
うと考えているなら、このブログとしても断固反対の姿勢を示したい。
 そして、また他のブロガーの方たちと連携して、何とか強行採決を阻みたいと考えて
いる。
 また、どうか皆さんにもこの法案に関心を持って頂き、おかしいと思ったら、一緒に
ウォッチして下さったり、ブログその他の場や投票行動などで反対の意思を示して頂ける
といいな~と思う。
     
 この秋も、p(*^-^*)q がんばっ♪です。


* * * * *

 正直なところ、私自身、まだ状況が十分につかめていないところがある&あまり時間
がないので、この件については、また改めて書きたいと思っているが・・・。
<関心のある方は、カテゴリーの共謀罪のところに、春から夏に書いた記事がたくさん
あるので、よろしければお読み下さい。>

 一応、共謀罪に関する簡単な記述と、私の考えを書いておきたいと思う。

 共謀罪は、犯罪の共謀(話し合い)をするだけで罪になってしまうというもので、
しかも今、与党が出している案では、一般的なものも含めて、何百もの犯罪が対象と
されている。
<与党案はコチラ。 この「共謀罪って何だ?」というHPもわかりやすい。

 もともとは国連条約を批准するために作るもので、政府、与党は複数の国にまたがっ
て行なわれるテロ行為や組織的な犯罪(マネーロンダリング、薬物、武器、人身売買)
などの捜査のために作るものであると主張している。
<おそらく今回も北朝鮮のテロ行為やマネーロンダリング、薬物事犯を防止するのにも
必要だとか主張するかも知れない。>

 上記の犯罪の捜査、事前防止に有効な部分があるのは確かなのだが。
 でも、日本の刑法は、犯罪を実行して初めて罪になるという形を基本としており、
その法体系を崩してしまうことになる。
 しかも、今の与党法案では、共謀罪の犯罪の対象が広すぎる上(長期4年以上の
犯罪)、対象となる団体の要件も不明確なので、もしこの法案が成立して、政府(警察)
が都合のいいように使うことがあると、一般市民の人権が侵害される危険性がかなり
大きい。

 一つ間違えると、戦前、戦中の治安維持法のように使われてしまうおそれもあるし、
監視カメラや監視マイク(盗聴含む)などで常に見張られたり、思いがけないことで
逮捕や任意同行(と言いつつ、強引に連れて行くのだが)や事情聴取を受けることにも
なりかねず、一般市民が安心して生活ができなくなるおそれもある。

<「話し合った」という事実を犯罪にするので、捜査は関係者からの情報や密告を頼り
にする部分が大きい。尚、事前に自首した場合には、刑が減免されるので、尚更、密告
社会になりやすい。気に入らないやつを犯罪に落としいれることも可能になる。>
 
 私は、今の与党案には、大反対である。
 もしテロや組織的犯罪の対策のために共謀罪を作り、国連条約に批准することが
どうしても必要であると考えるなら、もっと犯罪対象や構成要件(犯罪とされるための
条件)などを限定して、一般市民の生活には影響のないような法案にすべきであると
考えている。
 そして、それができないなら、共謀罪自体を廃案にすべきだと思う。

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* * * * *

 共謀罪の行方に関心を寄せるすべての方へ
                            海渡 雄一(弁護士)

 本日18日、日弁連主催の共謀罪反対集会が開催されました。私はパネルディスカッ
ションのコーディネーターをつとめたのですが、次のような情報を総合すると、共謀罪
は10月24日法務委員会の法案審議冒頭に強行採決される可能性が高いと結論づける
に至りました。
みなさん、直ちに、強行採決を許さないという声をあらゆるところから上げて下さい。
まだ、時間は残されています。

根拠1
民主党の平岡議員(法務委員会理事)が、今国会では自民党が法務委員会でどの法案を
審議するか、順番を決めようとしない。順当に行けば、信託法から審議にはいるという
のが普通だが、そのような話が一切ない。平岡議員は、与党は、共謀罪から審議すると
通告するのは間違いないだろうと言われている。

根拠2
与党理事が平岡議員の来週月曜の行動予定をしつこく聞いていたと言うことである。
これは、月曜日23日に法務委員会理事会を開催して、24日の開催日程から強行して
くるためである可能性があることを示している。

根拠3
採決予定を明らかにしないのは、22日の補選までは、強行採決の意図を隠し、市民の
反発を避けて、補選での与党勝利の障害要因をなくしたいためだというのが、平岡議員
の分析だ。

根拠4
政府与党がこれまで、強行採決に失敗してきたのは、事前のノーティスがあり、市民側が
これに反対する準備をすることができたためである。この経過に学んで、政府与党は事前
の計画を徹底して隠し、逆に今国会の成立は困難という情報を流して、市民の油断を誘い、
一気に準備不足のところを襲おうとしているのではないか。

根拠5
法務省と外務省のホームページでのこの間のなりふり構わない日弁連攻撃は、日弁連の
疑問にはホームページで既に応えたとして、国会審議を省略して強行採決を正当化する
口実づくりとも考えられる。日弁連は既にこのホームページにも反撃しているが、http://www.nichibenren.or.jp/ja/special_theme/complicity.html 
政府側は、論理的な説明は不可能であろうから、問答無用の正面突破を図る可能性がある。

根拠6
政治力学的にも、もし、補選で与党が勝利した場合には、この瞬間をおいて、共謀罪の一気
成立をはかるタイミングは考えられない。このときを外せば、次の参院選が焦点化し、また、
条約起草過程の解明や世界各国の条約実施状況の問題など、与党側は追いつめられていく
一方だ。

確かに、このシナリオには、弱点もある。このような乱暴なことをすれば、野党の反発を
招き国会が中断されてしまい、他の重要法案の審議に差し支える可能性があるという点で
ある。また、補選で与党が一敗でも喫するようなことがあれば、状況は変わるだろう。

しかし、今日の集会で、ジャーナリストの大谷さんが、今週末には予備選だけでな
く、核実験もありうることを指摘し、二度目の核実験を背景に、安部政権による国内には
北朝鮮の工作員が3万人もいるのだから、共謀罪は当然必要だ、不要だなんて言う奴は非国民
だというムードが作られ、一気に共謀罪を成立させようとしてくる可能性があるという予言
をされていた。
大谷さんは10月15日に予定されていたサンデープロジェクトの共謀罪特集が北朝鮮特集に
飛ばされ、放映が11月に延期されたという事実も報告された。北朝鮮情勢は、補選にも
共謀罪の行方にも大きな影を投げかけている。

とにかく、来週火曜日は最大の警戒警報で迎えなければならない。後で泣いても手遅れなの
だから。

 
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by mew-run7 | 2006-10-20 09:48 | 共謀罪、教育基本法改正 | Trackback(13) | Comments(4)

安倍氏vs小沢氏の初の党首討論を見て思ったこと

コメントのレスが遅れている方へ。もうチョットだけ待ってて下さい。m(__)m

私の居酒屋談義仲間(政治、社会からpakapaka、☆まで)のphtk7161氏が、ついに
ブログを立ち上げた。彼も今の日本の流れには危機感を抱いており、「phくんもブログ
を作ればいいのに~」と言ってたら、じゃあ「とりあえず書いてみようか」(仮題?)
ということで立ててみたのだという。
 さすが私の友人だけあって、やや長い記事もあるが(最近、自虐的ブログ観の私?)、
リベラルで見識のある人だし、なかなか興味深い視点や見解を示してくれることも
あるのではないかと思う。<徐々に熱い主張が見られるのではないかと思われる。>
 こんなところでPRしたのがわかったら、文句を言われそうな気もするが・・・。^^;
気が向いたら、一読してみて下さいませ。m(__)m

 また18日には、ボクの官邸の教育再生会議が初めての会合を開いたという。<*1>
まあ、今日はおそらく顔合わせ程度なのではないだろうか? 森元首相の時のように、
是非、官邸HPに議事録を公開して欲しいとも思う。

リンク、関連記事はあとでアップします。
* * * * * *

 今日18日に、安倍晋三首相vs.民主党の小沢一郎の党首討論が行なわれた。

 ちょうど時間があいたので、TVで見たのだが。あまり時間がないので、書きなぐり
になってしまうが、チョットその感想を書いてみようと思う。

 安倍氏vs,小沢氏の党首討論は初めて行なわれることもあって、私自身もそうだが、
この討論に注目をしていたり、楽しみにしていた人も少なくなかったのではないだろう
か? 補選を控えていることもあって、各党の関係者や支持者にとっても、大きな意味
のある党首討論であったように思う。

 私は、正直なところ、今回の党首討論での小沢氏の議論の運び方や質問の内容は
今ひとつであったと思った。
<また、小沢氏の話し方はともかく、自分の見解を長々と述べるのではなく、もっと
テンポよく数多く質問&回答という形を繰り返す方がよかったのではないかと思う。>

 それは、討論が終わったあとの、安倍氏や周囲の閣僚、自民党側の反応からも伝わっ
て来たように思う。
 
 党首討論が始まった時には、安倍首相や周囲の閣僚、自民党の議員たちは、かなり
緊張した面持ちであったように見えた。
 ついに小沢代表との党首討論が行なわれる。相手は百戦錬磨であるし、今、安倍首相
や政府、自民党に対するツッコみどころは山ほどある。小沢氏のことだから、何か隠し
だまも用意しているかも知れない。しかも、補選の投票を間近に控えているだけに、
何とかイメージダウンは避けたいところだ。

 一体、どこからどのように攻めて来るのか、安倍氏はうまく対応できるのか・・・
安倍氏本人も不安に思う部分があっただろうし、周囲の閣僚たちも心配そうな目で見守っ
ているように感じるところがあった。

 だが、終わった瞬間、安倍氏&その周辺、自民党側はみんな安堵の表情を浮かべて
いた。安倍氏は笑顔で何人かの議員と握手を交わしており、周囲でも「やれやれ、たい
したことなく終わった」というような感じで談笑しているような姿が多く見られたの
だった。


 いや、実は議論の内容自体は、悪くないものだったのだ。
 安倍首相は、憲法改正を政権構想の柱の一つにあげている。彼が憲法改正について、
どのような考えを持っているのかを正すのは、本当は最も大事なことかも知れないし、
必要なことであると思う。
 また、私も前記事に書いたのだが、周辺事態法の話は、実のところ、今、日本という
国のあり方を問う上では、すご~く重要な話なのである。日本が法治国家としてやって
行く上での、根幹に関わる話だからだ。
 もし、日本の政府が、自分の都合に合わせて好き勝手に法令の解釈を行なったり、
使ったりするようになったら、法治国家としてボロボロの状況になってしまう。そして
このようなことが許されれば、どんどんなし崩し的に、これまで作って来た法律や原則
が政府の都合で変えられてしまう危険性があるのだ。

 小沢氏は、ひとりの政治家として、まず最初に、一国の首相としての安倍氏に、本当
ならすごく重要な国の根幹に関わる国のあり方を・・・憲法改正に関する理念や法治
国家としてのあり方、国際貢献としてのあり方を、きちんときいておくことが望ましい
と思ったのかも知れない。
 彼は、理論を重んじるところがあるので、安倍氏のこれまでの発言をきいていて、
以前の発言と矛盾したものがあったり、理論的に整合しない部分があったりすることに
問題を感じて、その点を問いただしたかったのだろう。<その気持ちは、と~っても
わかる!>


 でも、党首討論というのは、そういう政治や法の理論を扱ったり、小難しい議論を
行なったりするのに適した場なのか・・・私は、そうではないと思う。
 国会の審議の中でも、党首討論は最も一般国民やマスコミから注目度が高く、多くの
人たちが、一体、党首たちが、今回で言えば安倍氏と小沢氏がどのような攻防を見せる
のか、興味深く思っているものだ。
 それを考えた時に、もっと一般国民にわかりやすいテーマ、一般国民が興味を持てる
テーマを取り上げて、もっと具体的な例を入れながら国民が理解しやすい形で質疑を
行なった方がいいと思うのだ。
 そういう中で、民主党側から言えば、安倍首相&政府&自民党の問題を浮き彫りに
しながら、自分の党の政策をアピールする・・・そういう場にすべきではないかと
思うのだ。

 仮に憲法改正についての考えを問うとしても、フランス第五共和制が云々など、他国
の憲法の例をウダウダ話したり、改正憲法の有効性の問題を取り上げたりしても、一般
国民には「???」だし、何かわけのわからない小難しい話が始まったと思い、討論に
対する興味を失ってしまう。
<憲法に興味のある私でも、「何でそんなとこからはいるの?」という感じだった。>
「何で、憲法を変えたいのか?」「今の憲法のどこが時代にそぐわないと思っているの
か?」「どこをどう変えたいのか?」「9条や集団的自衛権に関してはどう思うのか?」
という質問をバンバンしていけば、まだわかりやすかったかな~と思ったりする。
<周辺事態法のこともしかりで、法律の性格やら、国連の決議との関係などの議論は
一般国民には、かなりわかりにくい話なのではないかと思う。>

 率直なところ、私は最初に扱う大きなテーマとして憲法改正を持って来たこと自体が、
妥当ではなかったのではないかとも思っている。
 今、国民の関心事は、北朝鮮の核実験に関わる問題であり、また格差社会や社会保障
教育問題などである。また民主党は来年の参院選に向けて、「国民のための政治」を
前面に押し出して戦って行こうとしている。
 それを考えたら、今回はそのあたりの事項をいくつかメインで扱って(その中で、
周辺事態法のこともチクッとやってけん制はしておいて)、安倍首相や内閣のタカ派的
な危険な部分とか、政府や自民党の政策の批判をした方がよかったのではないかと思う
のである。

 ようやく最後の方で、制裁行動について、アメリカに言われて一緒にやるのか、地球の
裏までついて行くのかというような話とかが出て、安倍氏がややムキになって答えたり、
政府の場あたり的な対応を批判する言葉があったが、ああいうパターンがもっとあって
欲しかった。

  次回には、もう少し工夫した形で討論が行なれることを期待している。

                                 THANKS

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by mew-run7 | 2006-10-18 17:14 | 民主党、民進党に関して | Trackback(11) | Comments(10)