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稲田、TPP反対発言でも問題に(「終着駅は墓場」だって)+維新がTPP賛成で連立よ党に

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【テニスの錦織圭が、世界の上位8人しか出られないATPツアー・ファイナルに3年連続で出場することが確定した。(*^^)v祝 <もう最近、これぐらいしか楽しみがないんからね~。競馬もゆっくりやる時間ないし。やっても馬券がイマイチだし。(おいっ。^^;)>
 臀部の痛みも回復して、リハビリに励んでいるようなので、10月末のスイスのインドアでの復帰を目指して、ガンバです。o(^-^)o】

 稲田防衛大臣の過去の発言に対する野党の集中攻撃が続いている。(・・)

 しかも、安倍官邸にとって今国会最大の目標は、TPPの承認案&関連法案を成立させることであるのに。稲田朋美氏が、TPPに反対する発言をしていたことが国会で追及されており、ますます安倍内閣の足を引っ張りそうな感じがある。(~_~;)

 まずは稲田氏の安保軍事に関する過去の発言を・・・。

 一つは、「若者全員に教育体験のような形で1度は自衛隊に触れてもらう制度」を提案していたこと。
 もう一つは、「国防全体においてアメリカの進む道と日本の進む道はそもそも違う」と主張していたことだ。(・o・)

『11日の参院予算委員会でも野党議員が、稲田朋美防衛相の自衛隊や核保有を巡る野党時代の発言を取り上げ、真意をただした。

 社民党の福島瑞穂氏は、稲田氏が2011年に月刊誌「正論」の徴兵制などをテーマにした対談で「教育体験のような形で、若者全員に1度は自衛隊に触れてもらう制度はどうですか」と発言したことについて、「憲法の規定に反する苦役に当たる可能性がある。徴兵制と紙一重だ」と指摘。稲田氏は「徴兵制は憲法に違反すると思っているので、そのようなことは考えていない」と釈明した。

 民進党の白真勲氏は稲田氏が2012年の正論で「そもそも韓国は対日本に関しては国際的な常識の通用しない国」と発言した、と指摘。さらに別の対談で稲田氏が核保有について「検討すべきではないか」と発言したことを撤回するよう求めたが、稲田氏は「撤回するつもりはない」と答えた。(西日本新聞16年10月12日)』 

* * * * *

『社民党の福島副党首も稲田防衛大臣を追及しました。 

 社民党・福島みずほ副党首:「稲田大臣にお聞きします。(雑誌の対談で)『私は国防全体をアメリカの進む道と日本の進む道はそもそも違うという観点から考えなければならない』(と発言)。どう違うんでしょうか」

 稲田防衛大臣:「たぶん、野党時代の私の一個人の発言であろうかと思うが、全く文脈や状況の説明もなく、今の質問についてお答えすることは差し控えさせて頂く」 

 社民党・福島みずほ副党首:「だめですよ、そんなんだったら、国防はすべて現状でアメリカ任せなのか」 

 稲田防衛大臣:「その発言をした当時に比べれば、ずっと安倍政権になってから平和安全法制の成立と日米同盟は大変、強化されていると認識している」

  13日は、稲田氏が自民党が野党の時代に雑誌の対談で示していた考えについて取り上げられました。野党側は連日、稲田大臣の過去の発言などを取り上げ、今の政府の方針との整合性を追及しています。(ANN16年10月13日)』

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 先日も少し書いたように、安倍晋三氏よりもゴリゴリの超保守である稲田朋美氏は、米国べったりの親米派ではない。(~_~;) <『稲田、危険な南ス行きは中止も、駆けつけ警護は促進&妻は米国防族にPR、夫は防衛株を多数』>http://mewrun7.exblog.jp/24669910/

 そう。正しい戦前志向の保守派は、鬼畜米英とまでは言わずとも、敗戦によって米国に支配された状態が続いている日本を好ましく思っていないのである。
 彼らは一方的に日本の責任を認めた東京裁判を誤りだと考えているし、早く、日本が本当に軍事的にも経済的にも米国支配から独立すべきだと考えているのだ。(++)<日本は米国べったりの国政を辞めるべきだという点では、共感するんだけどね。^^;>

 それゆえ、稲田氏は過去に(特に自民党が野党時代に?)、米国に頼った国防も批判していたし。 しかも、米国が主導している新自由主義的なTPPにも、国益を損なうものとして強く反対していたのだ。(@@) 

* * * * * 

 しかし、安倍官邸は、本当は今年前半の通常国会で承認する予定が、TPP特別委員会の西川公也前委員長の暴露本問題のため、実現できず。その分、何が何でも今国会で成立させるつもりでいるのである。(++)

<それこそ、TPP特別委員会の理事が「強行採決による成立」を宣言して問題になってしまったほど。^^;(『自民「強行採決」を宣言で、TPP理事辞任。誤訳、SBSなど問題多発も、一強のおごり炸裂か』)>/
 
 これに対して、野党は、上のリンク記事にも書いたように、TPPの承認自体に強く反対をしている。(**)

 その理由としては、TPPを主導して来た米国の次期大統領候補が2人ともTPPに反対であること&おそらく年内に米国では条約承認される可能性が乏しいことや、外務省が条約案の誤訳していたこと、さらには輸入米に関して既に調整金が横行している事実が判明したことなどなどが挙げられるのだが。
 
 それらに加えて、稲田氏の過去のTPP反対発言は、閣内不一致に当たるものゆえ、野党から今後も厳しく追及されることになりそうだ。(~_~;)

* * * * * 

 民進党の徳永エリ氏も、稲田大臣のかつての発言を取り上げ、説明を求めた。

『徳永氏は、「稲田大臣は、かつて(自民党の)先頭に立ってTPP反対の署名を集め、集会では『国益を守るためには断固反対だ』と演説された。私は、素晴らしいと思って聞いていた」と指摘。稲田氏が過去の雑誌の中で「TPPは、日本を米国の価値観で染めるということ。それでは日本はつぶれてしまう」「どうして、これだけ懸念されているのに、バラ色の未来とばかりにTPPに突っ込んでいこうとするのか」などと発言していたと指摘。見解をただした。

 これに対し、稲田氏は「ご指摘の通り、TPPの重要性は国益がかかった、大変難しい交渉だ。国益を守ることなく、突っ込んでいくことに危機感があった」と主張。しかし、「自民党の中で、何を守るのか決め、聖域なき完全撤廃ではないという公約を掲げ、安倍総理とオバマ米大統領との間で、聖域なき完全撤廃ではないと確認して交渉に入った。2年のタフな交渉で国益を守ってきたということだ」と、質問には正面から答えなかった。』(下につづく)

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『徳永氏に「TPPが、どういう貿易交渉か分かっていたので、仕組みそのものがだめだとして、反対していたはずだ。国を守れなくなると心配していたのに、今は賛成するのは全く分からない」と突っ込まれた稲田氏は、「当時の民主党政権では、何を守るのかという基準なくして交渉に入ることに、大変危機感があった」と反論したものの、「そういう意味で、自民党の中でルールを決め、聖域なき関税撤廃ではないと公約し、2年の交渉や経済対策を売って、TPP発効を目指して国会手続きを前進している」と、同じ釈明を繰り返しただけだった。

 徳永氏最後に、11年の稲田氏のインタビューが「普天間のツケをTPPで払うな」というタイトルだったと指摘。さらに「TPPバスの終着駅は、日本文明の墓場なのだから」という発言があったと、とどめを刺し、稲田氏のTPP発言に関する質問を終えた。(日刊スポーツ16年10月13日)』<「TPPは日本壊国宣言だ」とまで言ってたんだって。>

 さらに、『社民党の福島瑞穂参院議員が13日の参院予算委員会で、稲田朋美防衛相に対し、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)に反対していた過去の言動を取り上げて「TPP反対で信念貫きなさいよ!」と声を荒らげる場面があった』りして。(産経10.13)
 是非、日本の国益のために安倍首相とも戦って欲しいものだ。(**)>

* * * * *  

 また野党は、農水省が輸入米で調整金がやりとりされている(=価格偽装が行われている)ことを知っていながら(近時の調査でもその事実を認めながら)、きちんと実態解明をせず、うやむやに決着をつけた上、国産米需給と価格に影響しないと主張していることに強い反発を示している。(-"-) (この件に関する詳しい記事は*1に)

 そこで自民党は、「よ党」となった維新の会を取り込みをはかるため、幹事長会談を行なったとのこと。(『安倍が維新を「御党」と。産経も「よ党」扱い+山本大臣が選挙戦で「予算つけるのは自分と麻生」』)
 維新はTPPの審議入りや政府案に賛成する意向を示しており、改憲促進も含め、まさに連立「よ党」の一員として活動することになる。(>_<) <維新は、その代わり、カジノ法案を早く通してもらうんだよね。^^;>

『自民党の二階俊博、日本維新の会の馬場伸幸両幹事長は13日、国会内で会談し、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)の承認案と関連法案について、14日から衆院特別委員会で審議入りする方針で一致した。自民党の竹下亘、維新の遠藤敬両国対委員長も同席した。

 幹事長・国対委員長会談は自民、公明両党が週1回定例で実施している。13日の会談は自民、維新両党が接近を強めていることから実現。定例化は決まっていないが、馬場氏は記者団に「節目で大きな課題があるときは場を持ちたい」と述べた。(毎日新聞16年10月13日)』

『また馬場氏は会談で、衆院憲法審査会を早期に開いて憲法改正の議論を始めるよう求め、二階氏も理解を示した。
 馬場氏は会談後、記者団に自民党の憲法改正草案について「草案をどう取り扱うかというのは、一つの大きなヤマだ。(自民党には)準備に入っていただけると思う」と述べた。

 馬場氏は会談で、カジノを中心とする統合型リゾート施設(IR)整備推進法案の今国会成立を念頭に協力を呼びかけ、二階氏は「よく分かっている」と応じた。(産経新聞16年10月13日)』

* * * * *

 でもって、何故、メディアや国民の間から稲田大臣の辞任を求める声が高まらないのか。また、このように国民の利益のことなど全く考えず、ただ自分たちのやりたいことを実現して行こうとする安倍首相&仲間たちを、いつまで国民はのさばらせておくつもりなのか・・・不思議でならないmewなのだった。(@@) 

  THANKS

                                            
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by mew-run7 | 2016-10-14 02:36 | (再び)安倍政権について | Trackback(1)

南スは[戦闘]ではなく[衝突]。数百人死んでも、治安は安定。自衛隊のリスクは増えずって!?

 これは10月13日、2本めの記事です。

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 この記事では、『稲田滞在時も、南スで21人死亡。自衛隊は強行支配の政府側を支援し、非政府軍を撃つのか』の続報を・・・。

稲田防衛大臣が、わずか7時間の南スーダンの視察訪問から帰って来て、現地の状況に関して国会で質問を受けた。(・・)

 南スーダンでは、7月に首都ジュバで、数百人が死亡する政府軍と非政府軍の戦いが起きているし。稲田大臣が同国に滞在していた8日にも、首都の近くの幹線道路でバスが襲撃され、21人が死亡したと報じられている。(-"-)

 しかし、稲田大臣も安倍首相も、「武器をつかって殺傷、あるいはモノを破壊する行為はあった」ことは認めたものの、「国際的な武力紛争の一環として」行われたものではないので「法律的に戦闘行為ではない」「衝突だ」と主張。PKO5原則の「戦闘行為」には当たらないという見解を示した。(-_-;)<稲田大臣の答弁の時には、また何度も審議の中断があったようだ。> 

 しかも、自衛隊のリスクが高まるのではないかという質問に、稲田大臣は「私が見たりきいたりした範囲では落ち着いて安全な情勢にある」と主張。

 そして、安倍首相はと言えば、「それは、永田町と比べればはるかに危険な場所ですよ。危険な場所だからこそ自衛隊は武器を携行して活動しているんです」と答弁。
 もともと安倍首相は、共産党をはじめ左派系の議員には、あえて小ばかにしたようなふざけた答弁をすることがあるのだが。この永田町と比べた言い方は、質問に立った共産党+αの議員(+mew)を呆れさせた。(~_~;)
 
* * * * *

『政府が南スーダンでのPKO活動に参加する自衛隊に新たな任務として付け加えることを検討している「駆け付け警護」。この問題をめぐり、野党側は11日も稲田防衛大臣を追及しました。

 「大臣、まずお伺いしておきますが、南スーダンごらんになって、駆け付け警護の任務、共同基地防衛の任務、付与されるんでしょうか」(民進党 大野元裕参院議員)

 この週末に南スーダンを視察した稲田防衛大臣に対し、民進党の大野議員は、PKO活動に参加する自衛隊に安保関連法の成立で可能となった「駆け付け警護」を新たな任務として付け加えるのか質しました。

 「7月には衝突事案もありましたし、緊張感を持って今後のことについては考えて検討して政府全体で判断をしてまいりたいと考えております」(稲田朋美防衛大臣)
 「衝突があったんですね、戦闘ではなかったんですねと聞いている」(民進党 大野元裕参院議員)
 「衝突であるという認識をいたしております」(稲田朋美防衛大臣)

 現地で7月に起こった武力衝突は「戦闘」ではなかったのかという質問に対し、稲田大臣は「衝突」と繰り返し、審議は中断。安倍総理が答弁に立ちました。

 「戦闘をどう定義づけるかということについては、国会などにおいても定義がないものでありますから、我々は衝突、いわば勢力と勢力がぶつかったという表現を使っているところでございます」(安倍晋三総理大臣)

 民進党は、稲田大臣の南スーダン視察について「極めて形式的で、駆け付け警護の任務付与のためのアリバイ作りをしたと言わざるを得ない」と批判していて、今後も追及を続ける方針です。(TBS16年10月11日)』

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 安倍内閣では、最終的に国内での紛争、戦闘は、法的な意味で「戦闘行為」とは呼ばず、いわば勢力と勢力のぶつかり合いだとっとらえて「衝突」と呼ぶことに決めたようだ。(-"-)

『ジュバでは7月に大規模な戦闘が発生し、市民数百人や中国のPKO隊員が死亡した。首相答弁に先立ち、稲田朋美防衛相は「法的な意味における戦闘行為ではなく、衝突だ」「戦闘行為とは、国際的な武力紛争の一環として行われる人を殺傷しまたはモノを破壊する行為だ。こういった意味における戦闘行為ではないと思う」と述べた。

 「戦闘ではなかったのか」と再三問うた大野氏に対して、首相は「武器をつかって殺傷、あるいはモノを破壊する行為はあった。大野さんの解釈として『戦闘』で捉えられるだろうと思うが、我々はいわば勢力と勢力がぶつかったという表現を使っている」と説明した。(朝日新聞16年10月11日)』

『安倍総理大臣は、「PKO法との関係、PKO参加5原則との関係も含めて『戦闘行為』には当たらない。法的な議論をすると、『戦闘』をどう定義するかということに、定義はない。『戦闘行為』はなかったが、武器を使って殺傷、あるいは物を破壊する行為はあった。われわれは、いわば一般的な意味として『衝突』という表現を使っている」と述べました。

そして稲田防衛大臣は、「私が視察をした首都ジュバの中は落ち着きはあったと思う。新たな任務を付与するかどうかは、今後、政府全体で決めることになる。『駆け付け警護』は、緊急、やむをえない場合に、要請に応じて人道的観点から派遣をしている部隊が対応可能な限度において行うものだ。したがって新たなリスクが高まるということではなく、しっかりと安全確保したうえで派遣することになる」と述べました。(NHK16年10月12日)』

* * * * *

 しかも、安倍首相は、南スーダンの情勢に関して、国会のある永田町よりは危険だと毒づいて、
ヒンシュクを買うことに。

『安倍晋三首相は12日の衆院予算委員会で、陸上自衛隊が国連平和維持活動(PKO)に参加している南スーダンの情勢を「永田町と比べればはるかに危険な場所だ」と説明した。首相は「危険な場所だからこそ自衛隊は武器を携行して活動している。リスクを否定したことはない」とも述べたが、国会周辺と比較した首相の答弁に対し、質問した共産党の高橋千鶴子氏は「断じて許せない」と批判した。(朝日新聞16年10月12日)』

 この時、ちょうどTVを見てたのだけど。安倍首相の言い方は、いかにも、彼にとって小うるさい共産党の女性議員ををバカにした感じで。mewには、カメラの向こうにいる国民も小ばかにしている(ナメている)ように思えた。(-"-)

 ただ、安倍首相は「リスクは否定しない」らしい。(~_~;)

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 他方、稲田大臣は、8日に21人が死亡する「衝突」が起きたことは知っているものの、治安情勢に変化はないと。そして、駆けつけ警護など銃撃戦を前提とした任務が付与されるにもかかわらず、「新たな任務が増えてもリスクは高まらない」と言い続ける始末。(@@)

『稲田朋美防衛相は11日の記者会見で、陸上自衛隊部隊が国連平和維持活動(PKO)に派遣されている南スーダンで発生した市民ら21人が死亡した襲撃事件について「そういったことがあったことは承知している。散発的な衝突が発生している、その一つではないかと認識している」と述べ、治安情勢に大きな変化はないとの認識を示した。

 稲田氏は8日に南スーダンを視察したばかり。現地の情勢について「比較的落ち着いているという印象をこの目で見て感じた」と強調。「(停戦合意の成立など)PKO参加5原則は維持されていることは確認した」とも述べた。

 ロイター通信によると、南スーダン政府関係者は10日、首都ジュバにつながる幹線道路で、市民を乗せたトラック4台を反政府勢力が襲撃。21人が死亡し、約20人が負傷したと明らかにしたという。(産経新聞16年10月11日)』

『稲田防衛大臣は衆議院予算委員会で、安全保障関連法の成立で可能となった「駆けつけ警護」などの自衛隊の新たな任務について、「任務が増えるからといってその分だけリスクも増えるというわけではない」と答弁しました。

 「南スーダンPKOについておうかがいをいたしたいと思います。稲田大臣ですね、何度か、駆けつけ警護、新しいミッションについて、リスクは増えないというふうにお話ししておられると思うんですけれども、これは引き続き正しいということでよろしいですか」(民進 緒方林太郎議員)

 「駆けつけ警護を含め、平和安全法制の整備により新たに付与された任務にも、これまで同様リスクはあります。我々はリスクを否定したことはありません。しかし、任務が増えるからといってその分だけリスクも増えるというわけではなく、自衛隊員が実際に負うリスクは1+1+1=3といった足し算で考えるような単純な性格のものではありません」(稲田朋美 防衛相)

 稲田防衛大臣はこのように述べた上で、政府が、PKO活動のため南スーダンに派遣している自衛隊に新たな任務として付与することを検討している「駆けつけ警護」について、「十分な教育訓練を行った上で現地の実情に応じた正確なリスク分析のもとできめ細やかな準備と安全確保対策を講じあらゆる面でリスク低減をする取り組みを行う」と強調しました。(TBS16年11月12日)

* * * * *

 とはいえ、安倍内閣は、南スーダンは安全で、駆けつけ警護を行ってもリスクは増えないと、ここまで堂々と言い切っているにもかかわらず、11月から派遣する新たな部隊への新任務付与については、判断を先送りするとのこと。(・o・)

『政府は来月、南スーダンに派遣される予定の自衛隊の部隊に対し、安全保障関連法で可能になった「駆けつけ警護」などの新たな任務を付与するかどうかの判断を来月に先送りする方向で調整に入った。

 南スーダンでのPKO(=国連平和維持活動)を巡っては、来月に派遣される予定の自衛隊の部隊に対し、「駆けつけ警護」など、安保関連法で可能となった新たな任務を与えるかどうかが焦点となっている。

 政府は当初、今月中に判断する方針だったが、7月以降に悪化した現地の治安状況などを慎重に見極めるため、新たな任務を与えるかの判断を来月に先送りする方向で調整に入った。(NNN16年10月12日)』

 そうか~。本当の本当は、南スーダンの治安情勢の悪化&自衛隊のリスクの増加がわかっているのね・・・と思ったmewなのだった。(@@)

  THANKS
                                            
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by mew-run7 | 2016-10-13 18:16 | (再び)安倍政権について | Trackback(1)

稲田滞在時も、南スで21人死亡。自衛隊は強行支配の政府側を支援し、非政府軍を撃つのか

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【昨日、用事が終わってふとTVをつけたら、プロ野球セ・リーグのCS、11回オモテ3-3の場面が。しばらく☆ファンをお休みしているmewも、(巨人相手となると尚更に)ついつい☆を応援することに。久々に1球、1球、緊張感を持って&力を込めて、野球観戦しちゃったです。
 巨人に、澤村が相手の打った球を足に当てて負傷するというアクシデントがあったのは残念だったけど。(その前のけん制アウトもかなち痛かったかも。)結局、☆が11回オモテに嶺井のヒットで1点とって、ウラには新守護神・山崎が。山崎が2アウトのあと四球出して、HR打ってる阿部に回すから。しかも、阿部がHR性の打球を打ったから、最後までヒヤヒヤさせられたけど。そのまま抑えて、見事に勝利。FS進出を決めた。(*^^)v
(久々に「熱き星たちよ」も踊りながら歌っちゃったりして。でも「Oh Oh Wow Wow DeNAベイスターズ」ではなくて、「横浜ベイスターズ」と歌ったです。(^^♪)】

  ちょっとシツコイと思われるかも知れないけど。稲田防衛大臣の南スーダン視察に関する話を。
<関連記事・『稲田の南ス視察、PKO医療&安倍の覚悟+生前退位は改憲不要+豊洲移転で都民投票を』>

 先に少し書かせてもらうと・・・。(以前にも何度か書いたことだけど。)

 mewが、自衛隊がPKO活動で武器を「駆けつけ警護」「宿営地共同防衛」などの任務を与えられて、積極的に武器使用することを望ましくないと考えている最大の理由は、PKOで復興活動を行なうような終戦or停戦or休戦地帯では、誰が敵か味方かを区別しにくいケースが多いことにある。^^;

 南スーダンの場合、まさにそういう感じで。旧スーダンでは、アラブ系のイスラム教徒が多い北部が、アフリカ系のキリスト教徒が多い南部を強行支配していたことから、南部の住民が抵抗運動を続け、ついに2011年に南スーダン国として独立を果たした。

 ところが、折角、独立が実現したのに、今度はディンカ民族出身のキール大統領派とヌエバ民族出身のマシャール副大統領派の間で、民族間の対立が始まることに。
 13年にキール大統領がマシャール副大統領を罷免し、独裁的な政治を行なうようになったことから、マシャール派の兵士が蜂起。「マシャール派がクーデタを起こした」として政府軍をが鎮圧のため攻撃を増した上、ヌエバ民族に対する虐殺やレイプなどが横行したことから、「政府軍vs.マシャール軍」の内戦が激化。昨年8月に和平合意をしたものの、いまだに各地での戦闘がやんでいないというのが実情だ。(~_~;)

* * * * *

 いまやこの内戦は全土に広がり、首都ジュバやその近くにある自衛隊の宿営地周辺でも、銃撃戦などが起きることが。7月にはジュバで数百人が死亡する大規模な戦闘があったばかり。(-"-)

<追記 今月8日、稲田大臣が南スーダンに滞在していた日に、首都ジュバの近くで民間人を乗せたトラックが待ち伏せ攻撃を受け、市民21人が死亡、約20人が負傷したとか。(2つめのコーナー(?)に記事を押し込んだ。>

 昨日の「報ステ」でも、自衛隊の宿営地の隣のビルに、砲弾か何かで攻撃を受けた跡が残っているのが映っていて。自衛隊の人が、難民キャンプに非政府軍(反政府軍?)が逃げ込み、政府軍が彼らを攻撃したというような説明をしているシーンがあったのだが・・・。

 この内戦は、そもそも同じ南スーダンの国民による争いである上、色々なものを読んでみると、必ずしも政府軍が「正」、非政府軍が「悪」とは言えないような感じもあって。おそらく、日本政府&自衛隊は、キール大統領が率いる政府やその軍隊を「正統なもの」として、それにはむかうものは「敵」だとみなすのかも知れないけど。
 現地情勢に関する記事の中には、政府が国内情勢を知られたくないため、報道を制限してるという話も載っていたりして。もしかしたら現政府が、かなり独裁的な強行支配を行なっている可能性も否定できない。(~_~;)<あ、これは南スーダンのことね。哀しいかな、日本も似たような感じだけど。^^;>

 mewは、果たして日本の自衛隊が、わざわざ他者が攻撃されているところに駆けつけて、非政府軍を対象に武器を使い、その兵士を殺傷していいものか考えてしまうところがあるし。折角、南スーダンの役に立つためにPKO活動に行っているのに、却って、南スーダンの内戦を激化させることにつながるとか、同国の人を殺傷して国民に敵視されたり、恨まれたりする可能性があることを思えば尚更に、今回の『駆けつけ警護」や「他国軍の宿営地の共同防衛」の任務付与は、望ましくないと考えるのだ。(・・)

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 さて、今回は、毎日新聞の稲田大臣視察に関する記事をアップしたい。<タイトルから、ちゃんと7時間と明記していたし。各地の視察が十分に行なわれていないことも記していたので。>

 記事によれば、『稲田氏の滞在時間は約7時間に限られ、安全確保に万全を期すためとして報道関係者の同行も4人に限っての代表取材となった』とのこと。(・o・)
 この同行する報道関係者の人数は、日本政府が決めたものなのか、南スーダン政府が決めたものなのかわからないけど。いずれにせよ、やっぱ現地の安全性には疑問符がつく状態にあるんじゃないかな~という感じがした。^^;

『<南スーダンPKO>稲田防衛相、厳戒の視察 滞在7時間

【ジュバ村尾哲】稲田朋美防衛相が8日、国連平和維持活動(PKO)に参加する陸上自衛隊施設部隊の活動状況を視察するため、南スーダンの首都ジュバを訪れた。現地の政府高官や国連南スーダン派遣団(UNMISS)幹部は首都の治安が改善していることを訴え、インフラ整備に対する日本の支援に期待感を表明。武力衝突が起きた7月以降、自衛隊が控えていた国連施設外での活動再開に向けた調整も進んでいる。

 南スーダンでは7月、大統領派と当時の第1副大統領派の武力衝突が起き、日本の国際協力機構(JICA)の職員らが国外へ退避した。政府は11月に派遣する交代部隊に対し、安全保障関連法に基づいて「駆け付け警護」と「宿営地の共同防護」の新任務を付与すべきか検討しており、現地視察はその判断材料となる。稲田氏の滞在時間は約7時間に限られ、安全確保に万全を期すためとして報道関係者の同行も4人に限っての代表取材となった。

 稲田氏や同行者は自衛隊の防弾仕様の四輪駆動車に分乗し、ジュバ市内を移動。さらに、自動小銃を構えた南スーダン政府軍兵士約10人が乗るトラック2台が車列の前後について警戒した。ヤウヤウ副国防相との会談には、道路橋梁(きょうりょう)担当相や農水相ら5閣僚が同席し、日本によるインフラ整備支援を求めた。南スーダン側の要請で急きょ、JICAと日本企業が7月に退避したため中断している橋の建設現場の視察も日程に加わった。同行筋は「南スーダン政府は大型案件である橋の工事を日本に再開してほしいとの思いが強い。厳重な警備も安全面は大丈夫と言いたいのだろう」と解説した。

 こうした中、国連側は自衛隊による国連施設外の活動再開を非公式に打診しているという。治安が安定していた7月以前は、ジュバ市郊外でも自衛隊は活動していた。11月に派遣される交代部隊に駆け付け警護の任務が付与され、国連施設の外で活動することになれば、施設内だけの活動に比べ、他国の部隊や非政府組織(NGO)関係者の救援に当たる可能性が格段に高まることは確実だ。

 だが、今回の視察で稲田氏はジュバ市郊外に足を運ぶことはなかった。また、橋の視察が組み込まれた影響で自衛隊宿営地での視察時間が短縮され、隊員との昼食や訓示などの日程を慌ただしくこなした。日程の最後には、自衛隊が国連施設内で避難民向けの退避壕(ごう)を整備している現場を5分ほど視察。稲田氏は視察後、記者団に「きょう見たのはジュバ市内だが」と断ったうえで、「落ち着いていると目で見ることができた。意義があった」と強調し、再び厳重な警備の下、空港に向かった。(毎日新聞16年10月10日)』

『ロイター通信によると、南スーダンの首都ジュバに近い中央エクアトリア州の幹線道路で8日、民間人を乗せたトラックが待ち伏せ攻撃を受け、市民21人が死亡、約20人が負傷した。
 政府が10日明らかにした。

 地元当局者は、解任後に隣国スーダンに逃亡したマシャール前副大統領を支持する部隊が襲撃を仕掛けたと主張。これに対し、前副大統領派は、政府軍関連施設のみが攻撃目標で、「市民への危害・殺害は意図していない」と否定している。

 日本政府は、南スーダンに11月に派遣予定の陸上自衛隊の部隊に対し、安全保障関連法に基づく「駆け付け警護」などの新任務付与を検討している。ジュバを視察した稲田朋美防衛相は8日、現地の治安が「落ち着いている」との認識を示していた。(時事通信16年10月10日)』

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 TBSも勇気を持って、(安倍官邸がムッとするような内容の?)現地情勢をしっかり伝えていたので、それもアップしておこう。

『稲田氏視察 南スーダンの実情とらえた映像、自衛隊新任務に課題

(前略)「7月の衝突はあったが、(治安が)落ち着いていることを目で見ることができ、また関係者からそういうものを聞くことができた」(稲田朋美防衛相)

 ジュバは落ち着いていると話した稲田大臣。しかし、わずか3か月前の7月には激しい武力衝突があり、市内のホテルでは外国人らに対するおそろしい事件が起きていました。武装した兵士たちが押し入ったのです。

 フィリピン人のNGO職員・リボットさん。襲撃の現場に居合わせました。ホテルのゲートは三重になっていてショットガンを持った警備員もいました。しかし、およそ100人の武装した兵士たちが押し寄せそこを難なく突破します。

 「その時点で何人もの同僚たちがPKO部隊に連絡を取りました」(襲撃されたNGO職員 ジアン・リボットさん)

 駆けつけ警護の要請、しかし、助けはやってきません。現地の国連は中国とエチオピアの部隊に出動を要請したとされますが、道中に兵士や戦車が展開していたためか、いずれの部隊も出動しませんでした。

 「突然ガラスが割れる音や破壊音が聞こえました。そのときになって『やばい、これはまずい』と」(襲撃されたNGO職員 ジアン・リボットさん)

 部屋に逃げ込んだリボットさん。しかし、兵士たちが部屋になだれ込んできます。

 「私はベッドの下に隠れていて、兵士たちの足が見えていました。兵士たちは『携帯電話は、金はどこだ』『お前らを殺すぞ』と叫んでいました」(襲撃されたNGO職員 ジアン・リボットさん)

 略奪、レイプ。NGOなどで働く、少なくとも5人の外国人女性が暴行されました。そして、リボットさんの目の前で同僚が・・・

 「私たちの目の前で彼は射殺された。敵対する部族の出身だという理由で彼は射殺された」(襲撃されたNGO職員 ジアン・リボットさん)

 亡くなった地元のNGO職員・ガトルアクさん。額の模様から彼が反政府側の部族出身であることが、兵士たちには明らかでした。また、兵士たちについては、こんな証言もあります。

 「大統領警護隊のワッペンを付けている兵士がいました」

 ホテルを襲撃したのは政府軍の兵士らだったと言うのです。南スーダン政府は国連PKO部隊の受け入れに同意したはず、しかし、リボットさんはこう話します。

 「兵士たちは国連に対する敵意をむき出しにしていました。ある兵士は『俺たちは国連が嫌いなんだ』『国連は反政府軍に肩入れしているじゃないか』と。近くの国連施設を指さしながら言っていました」(襲撃されたNGO職員 ジアン・リボットさん)

 結局、実行には移されなかったものの、駆けつけ警護が実際に要請されたこのケース。実は、日本政府が説明する想定を超えたものでした。政府は、駆けつけ警護の相手方が政府軍となることは、ありえないと説明しているのです。相手方が国、または国に準じる組織、つまり政府軍などだった場合、自衛隊が武器を使うと憲法が禁じる武力行使になってしまいます。しかも、その政府軍が国連を敵視していれば、武器の使用は、より現実味を帯びてきます。

 「場合によっては政府軍に銃を向けざるを得ないということであると。武力行使の禁止という憲法、PKO協力法の原則にも反しうることですから。やはり、あのような事件、もちろん分析の必要はあると思いますけど。それが頻発するような場所ですと(自衛隊を)送ること自体が違法なのではという議論が出てくると思う」(首都大学東京 木村草太教授)

 滞在時間わずか7時間。稲田防衛大臣は南スーダン視察を終え、次のように話しました。

 「(Q.「駆けつけ警護」はできるような状況と感じたか)情勢報告等々で、いろんな報告を受けたところでもあるので、また持ち帰ってそういった点についても政府全体で議論していきたいと思う」(稲田朋美防衛相)(TBS16年10月10日)』

* * * * *

 どうかひとりでも多くの日本の国民に、南スーダンの情勢を知って欲しいと。そして、安倍内閣が安易に武器使用を緩和して、自衛隊が南スーダンの人と殺し殺されるようなことがないように、国民の力で抑制して欲しいと願っているmewなのだった。(@@)

 THANKS
                                            
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by mew-run7 | 2016-10-11 02:54 | 平和、戦争、自衛隊 | Trackback(2)

稲田の南ス視察、PKO医療&安倍の覚悟+生前退位は改憲不要+豊洲移転で都民投票を

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【*1、*2などの関連記事は、記事の最後にあるMoreの部分にあります。】

 最初に、少しだけ前記事『稲田、南スに強行軍で短時間視察の形づくり&国会で致命的な言い間違い』の続報を・・・。

、7日夜~9日の強行軍で南スーダンに行った稲田防衛大臣は、結局、およそ7時間、現地に滞在したとのこと。<滞在時間を報じたのは、今のとこmewの知る限り、TBSだけ!v(^^*)>
その間に、首都ジュバでヤウヤウ国防副大臣や、UNMISS=国連南スーダン派遣団のロイ代表と会談。 その後、自衛隊の宿営地を視察し、現地の情勢などの報告を受けたり医療施設などを確認したり、隊員と昼食をとったり、隊員を激励したりしたようだ。(・・)

『稲田防衛相が南スーダン訪問、PKO部隊を視察

 稲田防衛大臣は南スーダンを訪問し、PKO=国連平和維持活動に参加する陸上自衛隊の部隊を視察しました。
 稲田大臣は8日午後、南スーダンの首都・ジュバで国防副大臣らと会談したほか、部隊の宿営地を視察。隊員と昼食をとるなどしておよそ7時間、南スーダンに滞在しました。

 南スーダンを巡っては、来月から派遣予定の青森駐屯地の陸上自衛隊・第9師団が、安全保障関連法で可能となった駆けつけ警護など新しい任務の訓練をすでに始めています。
 「きょう見たのはジュバの市内ではあるが、7月の衝突はあったが、(治安が)落ち着いているということを目で見ることができ、また、関係者からもそういうふうに聞くことができた」(稲田朋美防衛相)
 政府は、治安状況などを見極めて、実際に任務を付与するかどうか、今月末までに判断する見通しです。(TBS16年10月9日)』 

<1時間も現地にいてチラホラ周辺を見回したり、何人かの関係者に「最近は安全です」って話をきいたりすれば、十分に安全性は確認できるよね。・・・って、そんなわけないだろ~。\<`ヘ´> >

* * * * *

 そうそう。この間(9月30日)、民進党の辻元清美氏が国会で取り上げていたのだけど。南スーダンに派遣される350名の自衛官に対して、医官は6名だけ。しかも、手術ができる医官はいないので、他の場所に移さないと手術ができないとのこと。 (゚Д゚)

 防衛省の役人の説明によれば、PKOの場合は、医療体制はステップ1に該当するので、初期治療、手術の能力は求められていないそうなのだが。

 でも、11月から「駆けつけ警護」や「宿営地の共同防衛」の任務を命じられれば、他国軍や要人を守るために、攻撃者を相手に銃撃戦などをやらなければならない場面も出て来るというのに。そんな医療体制でもいいのだろうか?(-_-)

 しかも、辻元氏が「政治は結果責任、自衛隊員に万一のことがあったら、総理は辞任する覚悟はお持ちですか?」と質問したところ、安倍首相の答弁は・・・

「自衛官は身をもって任務を遂行する宣誓している」「自衛隊が行く以上、完全に安全な、たとえば東京で仕事をしているのとは違うので、様々な危険が発生するというリスクがある中で仕事をしているのは事実で。そういうところに部隊を出す以上、我々も、常に危険を覚悟して指示をしている」・・・とすっきりしないもので。
 辻元氏に、お説教をされた上、「ちょっと残念な答弁でした、ちょっと悲しかったです」とまで言われてしまっていたです。_(。。)_

<辻元氏は「自分の進退をかけて自衛隊員を送るんだったら、その覚悟を持っていただきたいと申し上げた。長々と事情説明して下さいと言っておりません、本当に心配しているんですよ。」「国会の周りを多くの国民が囲んで、強行採決したのは誰。そこまでやったんだから、自分の進退をかけてくれと言ったんですよ。自衛隊の皆さんに、今この場所から敬意を払おうと拍手をするよりも、総理の仕事は、医療体制を整えたり、最後は責任を持つと、自衛隊員に向かって堂々と、自分の身を賭すと言うことだと思います。」とお説教していたです。mewも同感!(・・)
 尚、国会での発言内容は(mewも見ていたのだけど)、主にbuu@buu34さんのツイートを参考にさせていただいた。m(__)m>

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 そして、こちらは8月にアップした『生前退位に改憲が必要だと国民に刷り込もうとする安倍内閣&法制局&保守メディア』の続報になるのだが。

 安倍首相の改憲仲間や保守系メディアなどの中には、国民の多くが「天皇の生前退位制度」に賛成していることに目をつけて。あたかも生前退位をできるようにするには、憲法改正が必要であるかのような(国民がそう錯覚するような)感じを作り出そうと画策している人たちがいたのだ。(-"-)

 mewとしては、内閣法制局にはきちんと「憲法改正は不要」と断言して欲しかったのだけど。
 何分にも、横畠氏が長官になってからは、安倍官邸+αに支配され、本来の政府内での「憲法の番人」の役割を忘れてしまったらしくて。これまで法制局が9条に違反するとして禁じていた集団的自衛権の行使」を認めてしまっていただけに、「憲法改正が必要」とか急に言い出さないか、チョット懸念していたのである。(~_~;) <しかも、法制局で憲法解釈変更に関して、議論した痕跡がないのよね。(-"-)>

 でも、9月30日の衆院予算委員会で 横畠内閣法制局長官が「生前退位には、改憲の必要はない」と明言したようで。ちょっとほっとさせられた。(・・)

『<生前退位>特別立法で可能 法制局長官「改憲必要なし」

 天皇陛下の生前退位について、横畠裕介内閣法制局長官は30日の衆院予算委員会で、特別立法での対応は可能との見解を示した。憲法2条は皇位継承について「国会の議決した皇室典範の定めるところ」に基づき規定するとされ、厳格に解釈すれば典範改正が必要との専門家の見解もあるが、横畠氏は「2条に規定する皇室典範とは、典範の特例、特則を定める別法も含む」と述べた。

 横畠氏は「一般論」と断ったうえで、2条の趣旨を「国会の議決した皇室典範、すなわち法律で適切に定めるべきだと規定している」と述べた。現在の典範は、衆参両院の過半数の議決で改正できる。一般の法律と同じ位置づけとなっており、横畠氏は「ある法律の特例や特則を別の法律で規定することは法制上可能」との見方も示した。民進党の細野豪志氏の質問に答えた。

 典範改正で退位を可能にする場合、将来の天皇にも適用される永続的な制度改正となるため、議論に時間がかかる。このため政府は、今回に限って退位を認める特別立法での対応を軸に検討している。横畠氏はまた「皇位継承は法律事項と解される。憲法を改正しなければ退位による皇位継承を認めることができないことではない」と述べ、退位に憲法改正は必要ないとの見解も示した。【野口武則】(毎日新聞16年9月30日)』

* * * * *
 
 ただ、mewが話をきいた限りでは、今上天皇は自分だけでなく今後の天皇全てのことを思って、制度の変更を求めているように感じられたし。

 また、読売新聞が今月7~9日に行なった世論調査でも、『生前退位に関する政府の具体的な対応は「今後のすべての天皇陛下に認める制度改正を行う」が65%で最も多く、「今の天皇陛下だけに認める特例法をつくる」は26%、「生前退位を認める必要はない」は3%だった』そうで。
 国民も、今後も含めた制度変更をした方がいいと考えているようなのだけど。

 安倍首相&超保守仲間の中には、生前退位を認めること自体に反対、慎重な人が多いのが実情で。 首相&周辺としては、何とかこの制度変更の法律に関する問題の結論を出すのを引き延ばそうと。また、仮に制度を法制化するにしても、今の天皇に限った特措法を作る形にしようと懸命になっている様子。
 7日には、「生前退位」を可能にする法整備について、皇室典範の改正によらず、特別措置法制定でも可能とする答弁書を閣議決定したという。<質問趣意書に答える形ではあるけど。特措法で行くぞと宣言したに等しい。>

『政府は7日の閣議で、天皇陛下が意向を示された「生前退位」を可能にする法整備について、皇室典範の改正によらず、特別措置法制定でも可能とする答弁書を決定した。皇位継承を「皇室典範で定める」とした憲法2条の「皇室典範」には「現行の皇室典範のみならず、その特例や特則を定める別法も含み得る」と指摘した。

 政府は生前退位を可能にするため特措法の制定を検討。横畠裕介内閣法制局長官は9月30日の衆院予算委員会で「ある法律の特例、特則を別の法律で規定することは法制上可能だ。皇室典範の特別法も含み得る」と述べ、同様の解釈を示していた。また答弁書は政府が設置した有識者会議について「『退位』の問題も含め、予断を持つことなく議論を進めていただく」とした。民進党の奥野総一郎衆院議員の質問主意書に答えた。(産経新聞16年10月7日)』

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 最後に、豊洲市場の連絡通路の地下に、環境基準を超えるシアン化合物やベンゼンなど高濃度の汚染物質が残っていることが分かったという話を。

『東京都の築地市場(中央区)から移転予定の豊洲市場(江東区)の水産仲卸売場棟と水産卸売場棟を結ぶ連絡通路の地下に、環境基準を超えるシアン化合物やベンゼンなど高濃度の汚染物質が残っていることが分かった。通路は「道路用地」と位置付けられ、市場用地と同様の大規模な除去がされていない。都は「汚染を封じ込める対策をとったので安全性に問題ない」としているが、汚染の現状は都のホームページなどで説明されておらず、検証を求める声もある。

 連絡通路は、市場の中央を東西に通る都市計画道路の高架橋下にあり、卸・仲卸業者ら市場利用者が徒歩やターレ(運搬車)で行き来する予定。都によると、地中には最大で環境基準(1リットル当たり0・01ミリグラム)の710倍のベンゼン、検出下限(同0・1ミリグラム)の700倍のシアン化合物=環境基準は不検出=などが残されている。

 都は、この場所を「市場用地」の外とし、土壌汚染対策を話し合う専門家会議やその後に作られた技術会議でも、市場用地のように、見つかった汚染物質をすべて除去すべき場所とはされなかった。
 市場の業界団体や有識者らでつくり、都が土壌汚染対策について説明する協議会の場で2013年5月、委員がこの場所を「市場内と考えるべきでは」と指摘。都は「市場用地とは全然異なる」「汚染土壌は取ってないが、きちんと道路管理をしているので大丈夫」などと答えていた。

 一方で都は、同年2月に高架下の土壌汚染対策工事を発注していた。この間の経緯は不明だが、同年10月の同協議会では「市場と一体的な場所」と認め、汚染土壌を「可能な限り除去する」と説明を変えた。

 工事対象は高架橋下の約1万平方メートル。環境基準を超える汚染が広範囲で確認されたが、すでに地中にガス管があり、高架橋の橋脚や橋桁もできていたため、汚染物質の除去は14地点で対象範囲の1割ほどの広さ、深さも汚染のある地盤面の1メートル下までにとどまった。除去が十分できなかったため、都は汚染物質が地上に出てこないよう、遮断性の高い土や砕石の層を盛り、全面舗装したという。

 都はこの工事を14年に終えたが、汚染状況や除去工事の詳細な実態を、都のホームページや都議会で公表してこなかった。

 都中央卸売市場は「掘削範囲が限られ、高濃度の汚染土が残っているのは事実。だが汚染土壌を封じ込めるため、土壌汚染対策法を上回る対応をした。安全性に問題はない」としている。

 豊洲市場の技術会議の委員で、都環境科学研究所の長谷川猛・元所長は「汚染土壌が都の説明通りに封じ込められているのなら安全上問題はないだろう。ただ道路用地に市場と一体の連絡通路をつくるという説明はなく、その前提で対策を議論していないので、驚いた。盛り土をしなかった問題と同じで、都民に実態をきちんと説明し、専門家会議などで安全性の検証を受けるべきだ」と話した。(上沢博之)(朝日新聞16年10月5日)』

* * * * *

 豊洲市場に関しては、これから調査が進めば進むほど、安全性に関わることも含めて、また色々とよからぬ問題が出て来る可能性が大きいし。豊洲移転推進派の人たちまで「もはや豊洲に市場を移しても、安全面で信頼してもらえない」「風評被害も広がって、『築地』ブランドに代わる『豊洲」ブランドを作ることはできない」と悲観的になっているとのこと。

 もうここまで来たら、思い切って築地市場の豊洲移転は中止して、早く築地市場の改修策を考えるか、他の移転先を見つけるかした方が早いし。それなりのの費用や時間がかかっても、結果的にはプラスになるのではないかという意見も増えている今日この頃なのだけど。

 ただ、おそらく多大な費用(=都民への負担)がかかることになるだけに、この際、「築地市場の豊洲移転を実行するのか中止するのか」を、大々的に都民投票で決めたらどうかと提案したいmewなのだった。(@@)

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by mew-run7 | 2016-10-10 02:37 | (再び)安倍政権について | Trackback

稲田、南スに強行軍で短時間視察の形づくり&国会で致命的な言い間違い

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【*1、*2などの関連記事は、記事の最後にあるMoreの部分にあります。】

【ラストに追記あり】
 先週、稲田防衛大臣の国会での答弁があまりにもヒドいという話を書いたのだが。(『民進が稲田を集中攻撃~知識、能力不足で答弁ボロボロ。核武装など危険思想で、防衛相失格』など)

 先週の委員会では、「中国漁船」を「中国公船」、「防衛費」を「軍事費」と言い間違えて、、ヒンシュクを買ったとのこと。(-"-)
 防衛大臣は、首相や外務大臣と並んで、他国への配慮や憲法、法律への配慮が最も重視される立場ゆえ、これらは致命的な問題にもなりかねないわけで。大事に至る前に早く辞めさせた方がいいと懸念する声が出ているという。^^;

<保守系の知人は、すぐ辞めさせるわけにも行かないけど、このままではアブナイので、もし1月に衆院補選をする場合は、プチ内閣改造して稲田氏を他の大臣に横滑りさせた方がいいと、真剣に考えて、言ってたです。(~_~;)>

「5日の参院予算委員会で、民進党の蓮舫代表から追及を受けた稲田朋美防衛相が「中国漁船」を「中国公船」、「防衛費」を「軍事費」と言い間違える一幕があった。

 稲田氏は沖縄・尖閣諸島沖で2010年に中国漁船が海上保安庁の巡視船に衝突した事件について、「尖閣で『中国公船』が衝突して大混乱になった」と説明。過去の自身の雑誌での発言を釈明した際は「民主党政権の安全保障に大変危機感を持って、財源のない子ども手当をつけるぐらいならば、『軍事費』を増やすべきではないか、と申し上げた」と述べた。自衛隊は憲法上、軍隊ではないため、政府は防衛費という言葉を使う。

 稲田氏は4日も「(尖閣諸島周辺の接続水域に)中国の戦艦が入ってきた」と答弁し、民進の後藤祐一氏から「防衛省発表では『艦艇』『艦船』という言い方をしている。言葉の選び方を慎重に」とたしなめられた。(朝日新聞16年10月6日)』

『民進党の安住淳代表代行は7日の記者会見で、日本の核保有検討など過去の発言との整合性について追及を受けた稲田朋美防衛相について「以前はずいぶん勇ましいことをいって、民主党政権下の防衛政策を批判していた。だが、防衛相になってみて自分が愚かだったことに気づいたのであれば、これから勉強してがんばればいい」と述べた。

 さらに「私も防衛副大臣を経験したが、『防衛費』を『軍事費』と言ってしまうのは、単純な間違いのようにみえても、実は非常に重要で基礎的なことだ。もっと勉強して国会に臨むべきだった。(国防を担う)リーダーの資質はないのではないか」とも語った。(産経新聞16年10月7日)』

* * * * *

 その稲田防衛大臣が7日の朝、急に南スーダンに行くと発表。7日の夜、PKO活動の視察のため同国に向けて出発した。9日には帰国するという。(・・) 
<NHK7日のニュースによれば、『7日の午後6時半すぎ、首都ジュバに向けて成田空港を出発』したらしい。>

 何でこんな急に強行軍で、稲田氏を南スーダンに行かせるかと言えば、安倍内閣が、今年11月から南スーダンのPKO部隊に、「駆けつけ警護」や「宿営地の共同防衛」(武器を使って、他国の軍隊や要人を守る任務)を付与したいと考えているからだ。(-"-)
<今までは許されていなかったのだけど。昨秋作られた安保法制で、他国部隊防衛のための武器使用も可能になったのよね。(ノ_-。)>

 そこで、当初は稲田大臣が9月に南スーダンを訪れて現地を視察し、情勢が安定していること、新任務が必要なことを確かめてから、GOサインを出す予定だったのだが。稲田氏が予防接種でアレルギーを起こしたため、訪問を中止することに。<しかも、南スーダンの状況が悪いから訪問を中止したのではないかという話も出たりして。^^;『稲田、危険な南ス行きは中止も、駆けつけ警護は促進&妻は米国防族にPR、夫は防衛株を多数』>

 で、やっぱ稲田大臣が1回も視察をしないまま、PKO継続や新任務付与を決定するのは、いかがなものかということで。とりあえず形づくりのために、急に現地まで行くことにしたのではないかと思われる。(-_-)
 
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 でも、もし南スーダンまで直行便で行ったとしても、十数時間はかかるはず。(でも、直行便はないし。途中まで自衛隊機が迎えに来たとしても、もう少しかかりそう。)
 
 7日夜に民間機で出発して、9日には帰国するとなると、往復時間を差し引いて、果たして一体、何時間、南スーダンに滞在できるのだろう? (゚Д゚) 【正解は、ラストに。】

<ちなみに、ネットでは、現地に滞在するのはわずか6時間だという情報が出ている。 (-"-)>

 しかも、現地では同国政府や国連の関係者と会談を行なうとのこと。とすれば、一体、何時間を、首都ジュバや自衛隊の宿営地、その周辺の視察、情勢の把握などに当てることができるのだろうか?(~_~;)

 稲田大臣は、それでも堂々と国会などで「私は、現地を視察して来ました」「現地の情勢は安定していると判断しました」「現地では日本のさらなる積極的な活動が求められます」とか言って、PKO活動の継続や「駆けつけ警護」「宿営地の共同防護」など武器の使用を伴う任務の追加を判断&決定するのだろうか?(@@)

* * * * *

『稲田朋美防衛相は7日午前の記者会見で、同日から3日間の日程で南スーダンを訪問すると発表した。首都ジュバで国連平和維持活動(PKO)に派遣されている陸上自衛隊部隊の活動を視察する。11月中旬以降に派遣される第11次隊には今年3月に施行された安全保障関連法で可能になった「駆け付け警護」などの新任務を付与する方針で、現地の情勢を視察することで判断材料にしたい考えだ。

 稲田氏は会見で「隊員の皆さんが安全を確保しつつ意義ある行動ができるような現地の状況であるのかを、見られる範囲で見ることが重要だ」と視察の意義を強調した。

 現地では南スーダン政府幹部やPKOの南スーダン派遣団(UNMISS)関係者とも会談する。稲田氏は9月17日に訪問を予定していたが、抗マラリア薬服用の副作用によるとみられるアレルギー症状が出たため断念していた。(産経新聞16年10月7日)』

『施設部隊は2012年から現地で活動し、半年ごとに交代している。政府は、11月中旬以降に派遣する新部隊に、安全保障関連法に基づき新たに「駆け付け警護」と「宿営地の共同防護」の任務を付与する方針だ。駆け付け警護は「活動期間を通じて受け入れ国の安定的な同意が維持される」ことが前提になるため、稲田氏は、施設部隊の実績や活動環境を現地で直接確認し、帰国後に最終判断する。
 滞在中に南スーダンのマニャン国防相やUNMISSトップのロイ国連事務総長特別代表とも意見交換する予定だ。

 ただ、ジュバでは7月、キール大統領派とマシャール前第1副大統領派による武力衝突で数百人以上の死者が出た。マシャール氏は隣国スーダンに退避し、南スーダンでは散発的に銃撃事案が起きているとされる。
 同国の治安情勢の悪化を巡って野党は今国会で政府への追及を強めている。これに対し、稲田氏は7日の記者会見で「7月の事案以降、ジュバは比較的落ち着いている」と述べ、紛争当事者の停戦合意や受け入れ国の同意などPKO参加5原則は崩れていないと重ねて強調した。(毎日新聞16年10月7日)』

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 何と稲田大臣からは、早くも記者団に「ジュバ市内が落ち着いていると目で見ることができた」とかほざ・・・もとい、言っているらしい。(>_<)

『<稲田防衛相>「首都、落ち着いている」南スーダン視察

 【ジュバ村尾哲】稲田朋美防衛相は8日(日本時間同)、南スーダンの首都ジュバを訪問し、国連平和維持活動(PKO)に参加している陸上自衛隊施設部隊の活動状況を視察した。稲田氏は視察後、記者団に「ジュバ市内が落ち着いていると目で見ることができた」と述べ、安全保障関連法に基づく新たな任務付与に関しては「情勢報告も受けており、政府全体で議論したい」との考えを示した。

 施設部隊は2012年から国連南スーダン派遣団(UNMISS)に参加し、現在は約350人が活動。道路や建物の整備などに従事し、半年ごとに交代している。政府は11月中旬以降に派遣する部隊に対し、離れた場所の関係者を救援する「駆け付け警護」と、他国軍と連携して拠点を守る「宿営地の共同防護」について任務付与する方針だ。

 ただ、ジュバでは今年7月、大統領派と当時の第1副大統領派の武力衝突が発生。自衛隊の宿営地に複数の流れ弾が着弾し、安全面への懸念が指摘された。施設部隊は現在、各国PKO部隊の宿営地がある国連施設(トンピン地区、ハウス地区)で活動している。駆け付け警護は受け入れ同意が安定的に維持されることを前提としており、現地視察の結果を踏まえ、政府は新任務付与について判断する。

 稲田氏はトンピン地区で自衛隊員に訓示し、「非常に過酷な環境の中で行っている活動の全てが南スーダンの平和と安定につながる。強い信念と誇りを胸に活動を続けてほしい」と激励。また、「国際平和のための自衛隊の取り組みを説明し、理解と支持を得られるよう尽力したい」と述べ、新任務を念頭に国民の理解を求める考えを示した。

 視察に先立ち、稲田氏は南スーダンのヤウヤウ副国防相、UNMISSトップのロイ事務総長特別代表と個別に会談。施設部隊の安全確保を要請し、現地情勢などについて意見を交わした。(毎日新聞16年10月9日)』

『稲田朋美防衛相は8日、陸上自衛隊の部隊が国連平和維持活動(PKO)に参加する南スーダンの首都ジュバに入り、部隊の宿営地や活動現場を視察した。
 治安情勢も踏まえ、安全保障関連法に基づく「駆け付け警護」などの新任務を次の派遣部隊に付与するかの判断材料にする考えだ。

 稲田氏は宿営地を視察後、隊員を前に訓示し、「(派遣部隊は)南スーダンの平和と安定に貢献しており、活動は大きな意義を有している。国連はじめ国際社会の期待に十分応える活躍だ」と激励した。

 政府は現在、国連南スーダン派遣団(UNMISS)に、陸自の施設部隊約350人を派遣。部隊は道路整備などの活動に従事している。防衛省によると、稲田氏は部隊が活動する地区などを視察。治安情勢などを把握するため、南スーダンの政府やUNMISSの関係者とも意見交換した。 (時事通信16年10月9日)』

 これらの記事を読んで、もしできるなら(勇気ある?)記者は、果たして稲田大臣がどこをどれぐらいの時間(できれば、どのような形でも)視察したのか、是非、報じて欲しい・・・とマジで望んでいるmewなのだった。(@@)

 THANKS

【追記・mewの知る限り、滞在時間を報じていたのはTBSのみ。『稲田大臣は8日午後、南スーダンの首都・ジュバで国防副大臣らと会談したほか、部隊の宿営地を視察。隊員と昼食をとるなどしておよそ7時間、南スーダンに滞在しました。』だそうです。】
 
                                            
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by mew-run7 | 2016-10-09 03:01 | (再び)安倍政権について | Trackback(1)

稲田はこどもより軍事費用が大事+自民にも二重国籍議員で、カッコつけ維新、困る

 これは10月6日、2本めの記事です。(1本めよりはずっと短い)

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【*1、*2などの関連記事は、記事の最後にあるMoreの部分にあります。】


 最初に、『民進が稲田を集中攻撃~知識、能力不足で答弁ボロボロ。核武装など危険思想で、防衛相失格』の続報を・・・。

 5日から参院予算委員会が始まったのだが。早速、民進党の蓮舫代表が稲田防衛大臣に質問することに。しかも、今回の稲田氏の過去発言は、mewもビックリするものだった。

 2011年の『正論』(産経新聞社)3月号に載っている対談記事の中で、もちろんその当時はもう自民党の衆院議員だった稲田朋美氏は、次のように述べていたというのである。 (゚Д゚)

 「子ども手当分をそっくり防衛費に回せば 、軍事費の国際水準に近づきます」

<稲田氏はもともと日本は安保で米国に依存することなく、独立して相当規模の軍隊を持ち(Kも持って?)国防をすべきという立場。
 さらに、この頃、野党だった自民党(特に超保守派)は、民主党政権の子ども手当てはバラまきだ。社会で子どもを育てるという発想は社会主義国家やポルポト政権のような国家がやることだとか批判していたのよね。(>_<) 
 自民党政権時代に、子どもの貧困が広がったので、やろうとしたことなのに。やっぱ、子どもの生活より軍事。「欲しがりません、勝つまでは」なのかしらん?_(。。)_>

* * * * *

 でも、も~っとビックリしたのは、稲田氏の恐ろしい詭弁答弁だった。(・o・)

 稲田氏は、民主党政権時代に日米同盟がガタガタになって、安保防衛に危機感を持ったので、防衛強化のために、子ども手当てを軍事費に回せと言ったと説明したのである。(`´)

『蓮舫氏は月刊誌「正論」(2011年3月号)で稲田氏が「子ども手当分を防衛費にそっくり回せば、軍事費の国際水準に近づきます」とした発言を問題視。「政権が変われば、野党時代に言ったことは何でも関係ないということか」と批判した。

 稲田氏は「財源のない子ども手当を付けるぐらいなら軍事費を増やすべきではないかと申し上げた」と説明。鳩山、菅政権を念頭に「『日本列島は日本人だけのものではない』という方が首相になられ、辺野古(移設)について『最低でも県外、国外』と言われ大混乱をし、尖閣で中国の船が衝突して大混乱になっていた」「当時は日米同盟はガタガタ(だった)」などと応酬した。(朝日新聞16年10月5日)』

『民進党の蓮舫代表は5日の参院予算委員会で、稲田朋美防衛相が2011年3月の雑誌の対談で「(旧民主党政権の)子ども手当を防衛費にそっくり回せば軍事費の国際水準に近づく」などと防衛費拡大を求めた発言を挙げ、批判した。

 稲田氏は「当時の民主党政権の安全保障・防衛に大変危機感を持ち指摘した」と説明したが、蓮舫氏は「政権が変われば野党時代に言ったことは関係ないのか」と追及した。

 また、稲田氏が同じ雑誌で日本独自の核保有を「国家戦略として検討すべきだ」と発言したことも挙げ「今は非核三原則を守ると言ったが、なぜ変わったのか」とただした。稲田氏が「当時の日米同盟はガタガタだったが、安倍政権になってかつてないほど強固になった。核なき世界を実現するため全力を尽くす」と述べると、蓮舫氏は「気持ちいいぐらいの変節だ」と批判し、発言撤回を求めた。(時事通信16年10月5日)』

<また上の記事にもあるように、蓮舫氏は何度か核武装論の撤回を求めたが。稲田氏は今回も「(防衛大臣の立場にある現在は考えない」「核のない世界を目指す」と答えをはぐらかし続け、自らが過去に語った核武装論は、決して撤回しようとしなかった。(-_-;)>

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 それにしても、知ってました?・・・4日夜に、総額3兆2869億円の一般会計第2次補正予算案が衆院本会議で与党などの多数で可決したこと。(・o・) 
 
 たった2~3日、衆院の予算委員会で質疑(ごっこ?)をしただけで、衆院は通過。5日から、また2日間だけ参院予算委員会をやって、三連休休んだあと、11日には成立させちゃう予定なのだとか。

 3兆円もの補正予算に、一体、何が含まれているのか。それなりにTVや新聞でニュースを見ているmewでさえ、よくわかっていない状態だったりして。(>_<)
 でも、安倍自民党の「一強他弱」、独裁政権が続くと、「国民に中身を説明して、理解してもらわないと」なんて考えることもなく、好き勝手に予算を決めて、国会でろくに審議もせず、数の力で押し切ってしまうのだ。(ーー)

 しかも、安倍首相は、民進党がアベノミクスなどの経済政策の失敗、過ちを指摘して、その悪循環を問題視すると、(自分に有利な数字だけ持ち出して)胸を張ってこう答えるのである。( ̄ー ̄)

『「7月の参院選でアベノミクスを一層加速せよ、と力強い信任をいただいた」・・・「好循環は確かなものだ」と反論。そのうえで「データに基づきアベノミクスの成果を説明した結果、(国政選挙で)国民から強い支持を得た」と切り札を持ち出すと、余裕の笑みを浮かべた。(毎日9,29)』

 日本国民は、いつまで、そしてどこまで安倍首相&その仲間たちをつけ上がらせる気でいるのだろう?_(。。)_

* * * * * 

 ちなみに、野党のふりした準与党の維新の会は、やはり補正予算にも賛成したこと。(-_-;)

 元維新の民進党・江田憲司氏は会見で、ついに「、カッコつけて『是々非々』なんていわずに『安倍政権と協力していくんだ』といえばいい」と大批判したという。(・・)/souda,souda

『民進党の江田憲司代表代行は5日の記者会見で、日本維新の会が4日の衆院採決で平成28年度第2次補正予算案に賛成したことに対し、「補正予算案に堂々と賛成するなどひたすら与党化が進んでいる。カッコつけて『是々非々』なんていわずに『安倍政権と協力していくんだ』といえばいい」と批判した。

 さらに「(維新は)大阪のためにリニアをひっぱり、カジノも万博も誘致したい。時の政権与党と協力するしかない政策ばかりだ」とも述べた。(産経新聞16年10月5日)』

<このカジノと万博の話は、いずれ記事で取り上げる予定。>

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 ところが、維新にとっても、ちょっと困ったことが起きたのである。^^;

 民進党の代表選前、蓮舫氏の二重国籍問題(台湾国籍がまだ台湾国内で削除されていなかったこと)が判明。
 別に国会議員として、二重国籍であったとしても、法的に問題はないのであるが。維新を中心に超保守派の議員が、「それでは日本が他国と対立した時に、愛国心をもって日本のために国政をまっとうできない」などと批判。「二重スパイをする危険性も否定できない」なんて人もいたほどだ。^^;
 で、超保守派の代表格、維新の会は、「国会議員の二重国籍を禁じる公職選挙法改正案」を提出。安倍首相や自民党にも協力を呼びかけていたのである。(・・)

『日本維新の会の馬場伸幸幹事長は14日の記者会見で、民進党の蓮舫代表代行に台湾籍が残っていたことが判明したのを受け、国会議員の二重国籍を禁止するための法案を国会提出する意向を重ねて示した。首相が国会議員から指名されることを踏まえ「二重国籍の方が自衛隊の最高指揮官になることには違和感がある。積極的に法整備したい」と述べた。(共同通信16年9月14日)』

* * * * *

 しかも、3日の衆院予算委員会で「基本的にわが党の議員は二重国籍ではないとの認識に立っている」と答弁していたというのに。4日になって、7月の参院選で当選した自民党の小野田紀美氏も、日本と米国の二重国籍状態にあったことが発覚したのだ。 (゚Д゚)

『民進党の蓮舫代表に続き、自民党の小野田紀美参院議員にも4日、二重国籍状態であることが発覚した。自民党は蓮舫氏の追及を控えていたとはいえ、安倍晋三首相(党総裁)は3日の衆院予算委員会で「基本的にわが党の議員は二重国籍ではないとの認識に立っている」と答弁したばかり。結果として首相の認識が誤りだったことになり、汚点を残した。

 「『そんなことがあったの』というのが正直な感想だ」。自民党の竹下亘国対委員長は4日の記者会見で、小野田氏の問題を問われてこう語り、驚きを隠さなかった。茂木敏充政調会長も記者団に「与党であれ野党であれ、まず本人がきちんと適正な手続きを取り、国民に説明することが最も大切ではないか」と述べた。

 関係者によると、党内では日本国籍と台湾籍との「二重国籍」だった蓮舫氏に対する追及策の検討に着手しようとする矢先だった。そこに小野田氏の問題が発覚。党幹部は「これで台無しだ。小野田氏が議員辞職してくれれば攻めやすいが」とつぶやいた。(産経新聞26年10月4日)』

* * * * *
 
 さすがに維新・馬場幹事長も安倍首相に苦言を呈したという。^^;

『日本維新の会の馬場伸幸幹事長は4日、自民党の小野田紀美参院議員が日本と米国との二重国籍状態だったことについて「民進党の蓮舫代表に続き2人目だ。わが党は参院に国会議員の二重国籍を禁止する公職選挙法改正案を提出している。各党は真摯な態度で法案を受け止め、こういうミスのないように法整備に協力してほしい」と述べた。

 3日の衆院予算委員会で、安倍晋三首相が「基本的にわが党の議員は二重国籍ではないとの認識に立っている」と答弁したことに関しては「首相は自民党の総裁だ。ちゃんと党内調査をした上で答弁されるべきだ」と苦言を呈した。(産経新聞26年10月4日)』

 まあ、実はmew個人は、国会議員の二重国籍は全く問題にしていないのだけど・・・。
 でも、何だか久々に「ブーメラン返しじゃ~~~!」と、ちょっとスッキリした気分になったりして。(^^♪

 いずれにせよ、稲田氏にはとっとと防衛大臣を辞任して欲しいと。また維新にはとっとと自民党と合流するか消滅して欲しいと願っているmewなのだった。(@@)

  THANKS

                                            
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by mew-run7 | 2016-10-06 13:24 | (再び)安倍政権について | Trackback

民進が稲田を集中攻撃~知識、能力不足で答弁ボロボロ。核武装など危険思想で、防衛相失格

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【*1、*2などの関連記事は、記事の最後にあるMoreの部分にあります。】

 8月に安倍首相が内閣改造を行なった時に、(ある意味では自民党内でも)一番驚かれた&問題視されたのが、稲田朋美氏を防衛大臣に任命したことだった。(@@) 関連記事・『安倍っ娘の超保守・稲田が防衛相、首相になるなんて。問題起こす前に退任を』など>

 まず、そもそも稲田氏は安保軍事政策には詳しくないのである。(-"-)
 稲田氏は、安倍氏を超えるようなトンデモ超保守タカ派で、核保有論やら日本独立防衛論みたいなアブナイ主張をアチコチでして、問題視されているのだが。(これも野党追及のネタになりそう。)実は、現実的、具体的な安保軍事に関する知識はあまりないのだ。(~_~;) 

<あの民進党の前原くんも、安倍首相に対して「防衛に対する認識の足りなさというものに、私は実は、あぜんとする」、「安倍総理が、なんで稲田さんを枢要なポストである防衛大臣に指名をされたのか、よくわからない」と言ってたほど。(・o・)>
  
 しかも、昔から中朝韓を敵視、批判していることから、彼らからもかなり嫌悪、警戒されているので、中朝と一触即発状態にある今、稲田氏が防衛大臣になるのは却って危険なのではないかと見る向きもあるし。^^;
 おまけに、保守タカ派の中には、米国べったりの人も結構いるのだが。稲田氏の場合は、先の大戦の侵略性も、東京裁判の正当性も認めておらず。日米同盟にも疑問を呈している部分があるため、米国からもあまり歓迎されていないのである。_(。。)_

 それでも、稲田氏を将来の首相にと願い安倍首相は、何とか要職につけて実績や経験を積ませたいと考え、行革大臣→政調会長につづき、今夏には防衛大臣に任命することにしたのだが。
 8月には、稲田氏が防衛大臣として靖国参拝をするのを防ぐために、あわてて終戦記念日前後にジブチの自衛隊基地視察に行かせることに。^^;

 9月には、米国政府に馴染んでもらおうと訪米させて。国防長官と会談したり、国防系シンクタンクで講演したりするなどして、安保法制をアピールしまくったのだが。米紙に「日本のサラ・ベイリン(極右女性政治家)」と紹介される始末。
 しかも、米国から自衛隊がPKO活動している南スーダンに向かい、「駆けつけ警護」などを行なう前に現地の情勢を視察する予定だったのに、マラリアの予防接種でアレルギーを起こしたとかで渡航中止に。何とも間が抜けてるというか、使えないやつという印象を与えてしまったのである。(@@)

* * * * *

 毎日新聞は9月の中旬、こんな記事を載せていた。(・・)

『安倍晋三首相の稲田氏起用は、苦手分野でも経験を積ませ、将来の首相候補として育てる狙いがあるとみられる。ただ、防衛省は軍事技術や防衛装備など専門性の高い政策判断を迫られるため、歴代の防衛相は石破茂氏や中谷元氏ら自民党防衛族が多かった。稲田氏は周辺に「防衛相という立場で失敗はできない」と語っている。

 稲田氏は8月に海賊対処活動に従事する自衛隊部隊がいるアフリカ東部・ジブチを訪れたほか、国内でも石川県小松市や神奈川県横須賀市、長崎県佐世保市などを視察した。

 一方、就任後は歴史認識や核保有の検討についての持論を封印。衆院初当選翌年の2006年に、A級戦犯を裁いた東京裁判の不当性を主張する「伝統と創造の会」を有志議員と結成した稲田氏だが、これまで欠かさなかった8月15日の終戦記念日の靖国神社への参拝を見送った。かつて検討の必要性について発言した核保有についても、就任後は「現時点で核保有はあり得ず、検討する必要もない」と説明している。

 さらに、11年には竹島に近い韓国・鬱陵島視察のために訪韓を計画し、韓国政府から入国を拒否されたが、就任後は韓国との安全保障協力強化に強い意欲を示してきた。今後は中国や韓国など海外にも広がる「強硬な保守派の論客」とのイメージを払拭(ふっしょく)できるかが鍵となりそうだ。(毎日新聞16年9月14日)』

* * * * *

 このように超保守マドンナとしてはピカピカでも、防衛大臣としてはダメダメな稲田氏の存在を野党がが放っておくはずはないわけで。
 この秋の臨時国会では、民進党が中心になって、稲田攻撃に走っている。(**)

 3日の毎日新聞は、こんなことを書いていたほどだ。^^;

『民進党が国会論戦で、稲田朋美防衛相に集中攻撃を仕掛けている。3日の衆院予算委員会でも過去の発言を取り上げ、「閣僚の資質に欠ける」と追及。「ポスト安倍」候補の一人と目される稲田氏を追い込めば政権への大打撃になるとみており、党を挙げて攻勢を強める構えだ。(中略)
 民進党国対幹部は「辞任に追い込みたい」と各議員に稲田氏を追及するよう発破をかけている。』

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 まずは、9月30日の予算委員会での質疑から。

 辻元清美氏や後藤祐一氏が、稲田防衛大臣に様々な質問を行なったのだが。稲田大臣が本当に自分の考えていることは国会の場では言えず。しかし、自分の考えを否定はしたくないため、妙な答弁を繰り返すため質疑が何度も中断。
 さらには、戦没者追悼式(内心では靖国神社参拝)に出席しなかったことを指摘され涙ぐむ場面もあったりして。(~_~;)
 
 また、実務的なことは知識不足で自力で対応できないため、周りに防衛省の役人が集まるものの、なかなかまともに答弁できず。ついには(実はこちらも安保軍事の知識に乏しいと言われている)安倍首相が稲田氏をフォローするために、しゃしゃり出て来る始末で。安倍内閣の大きな弱点になりそうだ。(@@)

『稲田防衛相、辻元清美氏の質問に涙ぐむ 安倍首相が助け舟

 臨時国会は30日、論戦の舞台が衆院予算委員会に移った。民進党は稲田朋美防衛相に集中的に質問を浴びせ、防衛相としての資質を問うた。審議は再三にわたって中断し、稲田氏の代わりに安倍晋三首相が答弁に立つ場面もあった。

 民進の辻元清美氏が追及したのは、2011年3月号の雑誌「正論」の対談で稲田氏がした「長期的には日本独自の核保有を単なる議論や精神論ではなく国家戦略として検討すべきではないでしょうか」との発言。

 辻元氏が発言の撤回を求めると、稲田氏は「今、核保有はすべきではないと思っている」と答弁。辻元氏は「『今は必要ない』はあいまい。国際的な信用をなくす」と迫った。稲田氏は「核のない世界に向けて全力を尽くす」と繰り返し、撤回には応じなかった。

 さらに、辻元氏は「自国のために命を捧げた方に感謝の心をあらわすことができない国家であっては防衛は成り立たない」と言う稲田氏が、今年8月15日にあった政府主催の全国戦没者追悼式を欠席したことを「言行不一致」と指摘。稲田氏は「大変、残念だったと思う」と言葉を詰まらせ、涙ぐんだ。

 民進の後藤祐一氏は自衛隊が国連平和維持活動(PKO)に従事する南スーダン情勢について尋ねた。首都ジュバで7月にあった銃撃戦が戦闘行為に当たるかどうかについて、「稲田氏が質問に答えていない」として繰り返し質問。答えに窮した稲田氏に代わって安倍首相が答弁に立つ一幕もあった。後藤氏は「首相が防衛相を兼ねないといけませんね」と皮肉った。(朝日新聞16年10月1日)』

* * * * *

 稲田大臣が涙ぐんだこともあってか、TVのニュースや新聞などは、終戦記念日に全国戦没者追悼式に参加(+靖国参拝)しなかったことを辻元氏が責めていたシーンを取り上げるところが多かったのだけど・・・。
 正直を言うと、mewは本当は、この追悼式の件は、辻元氏にもメディアにもあまり大きく取り上げて欲しくなかった。^^;
  
 稲田氏は辻元氏に「あなたは『自国のために、命をささげた方に感謝の心を表すことができない国家では、防衛は成り立たない。日本の存亡に関わる』とまで言っている。ところが、国防の責任者になって初めての8月15日に、閣議決定までした政府の公式の追悼式を欠席した。『自国のために-」と言っておきながら、欠席するというのは、言行不一致ではないのか。閣議決定した追悼式を欠席した防衛大臣は、あなただけだ』と責められて、ショックを受けた様子。
 
 辻元氏は、さらに「本当はジブチに行きたくなかったのでは。8月15日に靖国神社に行くと、問題があるから、回避させたとの報道もある」とたたみかけたのだが。それぐらいまではいいとしても、「あなたは、信念を貫かれた方がいい」というセリフには「え?」って驚いたりして。<一つ間違えると、靖国参拝を奨励しているようにとられちゃうもの。^^;>

 辻元氏は、稲田氏の異常なほどの超保守思想、愛国心などを世間に示したかったのかも知れないのだけど。稲田氏が涙したこともあって、メディアの流し方によっては、辻元氏が戦没者を思う稲田氏をいじめているように見えたり、稲田氏の愛国心が却っていい方にアピールされたりした可能性もあるわけで。そこはちょっと失敗だったかもと思う部分があった。_(。。)_

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 mewは、それよりも、稲田氏が(核武装論や国防軍論なども含めて)いかに安保軍事面でもアブナイ考えの持ち主なのか、日本の防衛を任せるにふさわしい能力や資質がないのか。いかに国会できちんと答弁する力がないか。ひいては、いかに将来の首相としての能力や資質もないか・・・そのような部分をしっかり報じて欲しかったのである。(**)

<稲田氏は司法試験に受かっているので、もう少しお利口かと思っていたのだけど。専門用語の定義や解釈についても、うまく説明できないし。臨機応変に質問に対応できないようで「あれれ?」という感じ。
 いわゆるマジメ暗記型で、決まった構成やフレーズを覚えて言う(or書く)ことはできるけど、応用能力はないタイプなのかも。かなり予習して来たのかと思いきや、防衛省の職員が何度も飛んで来ていたのを見ると、まだまだレクチャーが足りないのかも。_(。。)_>

 これから「駆けつけ警護」をはじめ、安保法制を現実的、具体的に実行に移すケースが増えて行くわけで。ちゃんとした知識がない&判断する能力がない人に、大事なことを決める権限を与えるほどアブナイことはあるまい。(-"-)

 上の記事にもあったが、稲田大臣は、辻元氏が何度、核武装論の撤回を求めても、決して撤回するとは言わず。
 また後藤氏が首都ジュバで7月にあった銃撃戦(300人以上が死亡)が戦闘行為に当たるかどうかについて何度きいても、正面から質問に答えず。「国際紛争がどうの」と繰り返し答弁してその場を逃れようとしたため、「稲田氏が質問に答えていない」として審議が中断。<安倍首相や岸田外務大臣がフォローしようとしたが、フォローにならず。^^;>

 結局、稲田大臣は、自衛隊宿営地のある首都周辺が内戦状態であるにもかかわらず、「法的に戦闘行為ではない。衝突で人が死亡し、物が壊れている」などと答弁し、PKO参加5原則は崩れていないと強調して、PKO活動を継続する意向を示したのである。(ーー)

~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~

 この稲田氏攻撃に、めっちゃ意欲を燃やしていたのが、民進党のタカ派・安保軍事通の前原誠司氏だ。(こういう時には役に立つ・・・と言っていいのかな~?^^;>
 
 3日の予算委員会の記事をいくつか。

『民進党の前原元外相は、「防衛に対する認識の足りなさというものに、私は実は、あぜんとする」、「安倍総理が、なんで稲田さんを枢要なポストである防衛大臣に指名をされたのか、よくわからない」と述べた。
 安倍首相は、「基本的には、稲田大臣は、考え方は全く変えておられず、しっかりと尖閣についても守って、しっかりと守っていかなければならないというほど、日米同盟は重要であると」と述べた。
 前原氏は、稲田防衛相が、過去に日米同盟の意義について、「日本を守るためではない」と述べていることを問題視して、認識不足を指摘した。これに対し、安倍首相は、「稲田防衛相は、日米安保条約についても間違いない認識を持っている」と述べ、指摘を退けた。(FNN16年10月3日)』

『「能力、バランス感覚のない人を防衛相に据えたことは問題だ」。民進党の前原誠司元外相は3日の予算委で、稲田氏を痛烈に批判した。前原氏は、稲田氏が2012年の衆院外務委員会で沖縄県・尖閣諸島に自衛隊を配備すべきだとした発言を取り上げた。稲田氏が「現時点で配備は検討していない。(緊張を)エスカレートさせるのではなく、法による支配を貫徹させる」と否定すると、前原氏は「考えが変わったんですね」と皮肉った。

 さらに前原氏は、かつて稲田氏が雑誌の対談で「米国の日本駐留は日本を守るためではない」と語ったことも問題視した。日米同盟での米国の役割について、稲田氏が「憲法9条の下、打撃力も重要だ」と述べると、前原氏は「抑止力もある。私が大学の教官だったら単位をあげられない」と指摘し、安倍晋三首相の任命責任を追及。首相は「以前、稲田氏とは日米同盟について時間をかけて話した。間違いなく(同盟の重要性の)認識を持っている」と防戦に追われた。(時事通信16年9月3日)』

* * * * *

 そして、今後も国会その他での民進党や他の野党の稲田攻撃に大きな期待を寄せている・・・そして、スキャンダルもあることだし、とっとと防衛大臣辞任に追い込んで、安倍内閣崩壊のきっかけにして欲しいと願っているmewなのだった。(@@)
 
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by mew-run7 | 2016-10-05 01:57 | (再び)安倍政権について | Trackback(1)

稲田にも領収書偽造の疑惑~ともみ組、3年で260枚520万円、白紙領収書を不正利用か

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 稲田朋美防衛大臣の国会答弁+αについて書こうとして、「あれ?」と・・・。(・o・)
 何と8月に赤旗がスクープした稲田氏の事務所の「領収書偽造」問題に関して書いた記事を(既にアップしたつもりが)アップしていなかったことに気づいた。(**)

 最近、富山市の市議が領収書を偽造、改ざんしていたことが発覚したため、次々と辞任していることがニュースやワイドショーで報じられているのだけど。
 どうやら稲田事務所も、白紙の領収書に勝手に金額を書き込んでいたようで。赤旗によれば、3年間で計260枚520万円分も偽造していたとのこと。 (゚Д゚)

 でも、大手メディア(特にTV)は、何故か1ヶ月以上立っても、その疑惑をほとんど全くと言っていいほど報じようとしないのである。(ーー゛)

 というわけで、この記事では、ちょっと遅くなってしまったが稲田防衛大臣の「領収書偽造」疑惑に関する情報を・・・。

<リテラの記事(後掲)の中に、あるワイドショースタッフの「稲田さんの件なんて取り上げられるわけがないじゃないですか。今のテレビでは、稲田さんにかぎらず内閣の閣僚や自民党幹部の不正を取り上げようとしても、絶対に上に潰されますよ。各局とも、国会で大々的に追及されるか、本人が認めない限り報道しない、というのが不文律になっていますから」「ただ、知事や地方議会になると、このハードルがかなり下がるので、思い切った厳しい追及ができる。というか、舛添前知事のときもそうでしたが、安倍政権のことをやれないぶん、そのうっぷんを地方政治家にぶつけている、という構造はあるでしょうね」という言葉が出て来るんだけど。
 ホント、そんな感じになってる(→日本の民主主義がどんどんダメになっている)よね。_(。。)_>

* * * * * 

『稲田防衛相 “同じ筆跡の領収書"が260枚、520万円分のア然
2016年8月24日 日刊ゲンダイ

 安倍首相の後継候補として名前が挙がる稲田朋美防衛相(57)。政治資金の使途に大問題が発覚している。

「しんぶん赤旗日曜版」(8月14日号)の報道によると、稲田大臣が代表を務める資金管理団体「ともみ組」の収支報告書(2012~14年分)に添付された領収書のうち、政治資金パーティーに「会費」として支出した計260枚、約520万円分の領収書の「宛名」「金額」が同じ筆跡なのだ。稲田事務所の職員が、白紙の領収書に手書きで記していたのだという。

 日刊ゲンダイも領収書を入手し精査したところ、同じ筆跡で記された領収書がぞろぞろ出てきた。12年10月11日付の領収書には、丸川珠代五輪相が主催する政治資金パーティーに、13年12月19日付の領収書には高市早苗総務相のパーティー、14年10月2日付の領収書には加藤勝信1億相のパーティーにそれぞれ「¥20000」支出したことが記されている。筆跡は素人目に見ても同じ。特に、宛名に記された「ともみ組」の「と」の字、金額欄に記された「¥」マークは、どれも同じ人物が書いたものとしか見えない。

 稲田事務所は赤旗に「金額は稲田事務所の事務担当者が(白紙の領収書に)書き入れている」と、シレッと認めていたからフザケている。

 日刊ゲンダイが過去に、資金管理団体「ともみ組」の1件1万円以下の支出に関わる「少額領収書」の問題を調べたら、缶ビールやアイス、カップラーメンなどを政治資金で購入していたことが分かった。こんなフザケたカネの使い方や白紙の領収書が、一般企業で認められるとはとても思えない。政治資金に詳しい上脇博之神戸学院大教授はこう言う。

「政治資金規正法は、国会議員に政治資金の使途を客観的に証明させるため、収支報告書に領収書を添付することを義務付けています。領収書を渡す側が『宛名』『金額』を書いてこそ、使途の正当性が担保されるのです。稲田事務所によって“恣意的に”記載された領収書では、使途の証明にはなり得ません。そもそも、パー券購入自体が『政治活動』と言えるかも微妙です。パー券購入費は多くの自民党議員の政治団体間で、“もち合い”状態になっている。これを許す制度自体が、ウラ金づくりの温床になっている可能性もあります」

 稲田事務所に、白紙の領収書に職員が金額などを記入した理由を問い合わせたが、期限までに返答はなかった。とても“次期首相”は務まりそうもない。』

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『稲田防衛相「同じ筆跡の領収書260枚」発覚でも「みんなやってる」
女性自身 8月26日(金)6時1分配信

「ポスト安倍」の有力候補と目される稲田朋美防衛相(57)に「政治とカネ」の問題が発覚した。

「しんぶん赤旗日曜版」(8月14日号)は、稲田氏の資金管理団体「ともみ組」の政治資金収支報告書に添付してある領収書の写し(2012年~2014年の3年分)を開示請求で入手。そのなかに金額、宛名、年月日が同じ筆跡の領収書が、約260枚、約520万円分あったと報じた。

 領収書は、自民党議員らによる政治資金パーティの会費(2万円)を稲田氏側が支払った際に、各議員側から受け取ったものだ。

 本誌が稲田氏の事務所に確認すると、「(宛先や金額などを)その場で記載してもらうと受付を待っている多数の方に迷惑をかけ、パーティーの運営に支障を来すおそれがあり(中略)、主催団体に代わって弊事務所が記載することがあります」との答えが返ってきた。

 稲田事務所はまた、「ほかの議員事務所もそうしている。これは自民党の政治資金パーティーの慣習だ」などと、「赤旗」の取材に答えている。

 だが、この言い訳は一般社会では通用しない。白紙の領収書に自ら書き込んだものを、税務署は認めないからだ。

 稲田氏側に白紙の領収書を渡したなかには、現職閣僚10人が含まれている。白紙で渡した理由を、本誌が入手した領収書を出した閣僚の事務所に聞いた。

 政治資金を監督する立場にある総務省のトップ、高市早苗総務相の事務所は文書でこう回答した。

「政治資金パーティー当日の受付は大変混み合うこともあり、(中略)面識のある議員や秘書様などの場合には、当方に代わって金額や宛先などを記載していただくことを了解し、(白紙の)領収書をお渡しすることもあります」

 まるで稲田氏の事務所と示し合わせたかのようだが、山本有二農水相、加藤勝信一億総活躍相、丸川珠代五輪担当相の事務所も、同様の回答を寄せた。

 政治資金規正法に触れるかどうかについて、総務省政治資金課は「領収書を誰が書いたかについての規定はない。当省では領収書の実態まではわかりかねるので、司法の判断になる」と話す。

 だが、 「政治資金オンブズマン」共同代表で神戸学院大学の上脇博之教授は警鐘を鳴らす。

「稲田氏がそうだとは言いません。しかし、仮に4万円を支出したと書いて、実際は2万円しか支出していなかったら、差額の2万円は裏金にできます。白紙の領収書は、裏金作りの温床になりかねません」

「ポスト安倍」と言われても、白紙の領収書にちまちまと書き込むその姿は、宰相の器にはほど遠い。
(週刊FLASH 2016年9月6日号)』

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『富山市議の不正と同じ手口なのに…テレビはなぜ稲田朋美防衛相の“白紙領収書”問題に一切触れないのか 2016.09.14 リテラ

 富山市市議の政務活動費不正受給問題が大きな騒動になっている。9月以降、5人の自民会派議員が不正を認めており、今日までに3人が辞職。さらに民進党系会派の幹事長も同様の行為を行っていたとして、辞職を表明した。

 その手口の多くは白紙領収書を使うというものだ。たとえば昨日議員辞職した自民党会派の村山栄一元市議の場合、ストックしておいた白紙の領収書に自ら金額を記入していた。5年間で95回の市政報告会を開き、その全てで白紙領収書を使用、不正受給の総額は約469万円にのぼる。 
 富山市議会自民党幹事長であり前会長の中川勇元市議にいたっては、印刷会社から白紙の領収書を束でもらい、架空請求を繰り返すなどして、合計約695万円を不正計上していたという。

 この問題に対しては、テレビや新聞も珍しく厳しい追及の姿勢を見せている。ワイドショーもこぞって取り上げ、出演者らが声を大にして元市議らを批判。たとえば、今日13日放送の『とくダネ!』(フジテレビ系)では、司会の小倉智昭は憤怒の面持ちで「地方議会っていえば、あの、号泣の野々村議員の一件がありましたけど、あれで騒がれている後の話じゃないの、この人たちのって」と語気を強め、コメンテーターも「有り得ないですね」「赤信号みんなで渡れば怖くないっていいますけど、赤信号が悪いってことすら認識としてもちあわせていない」と徹底して糾弾した。『ひるおび!』(TBS系)など他局もほぼ同じ論調で報じていた。

 たしかに、富山市市議らの白紙領収書を使った不正は相当に悪質だ。有権者に対する背信行為であることはもちろん、文書偽造という刑法上の犯罪に当たる可能性もあり、メディアが徹底追及するのは当然だ。
 しかし、その威勢のいい報道を見ていると一方で、だったらなぜ? という疑問が抑えきれなくなる。
 なぜなら、まったく同じ領収書の文書偽造を使った不正であるにもかかわらず、新聞・テレビが一切だんまりを決め込んでいる“政治とカネ”の問題があるからだ。そう、稲田朋美防衛相の白紙領収書をめぐる“巨額不正疑惑”だ。

 これは、「しんぶん赤旗」が先月14日にスクープしたものだ。稲田氏の政治資金管理団体「ともみ組」の領収書のなかに金額、宛名、年月日が同じ筆跡の領収書が大量に存在していることが発覚。これは、自民党議員らの政治資金パーティに参加した際に、金額や日付などが未記入の領収書を得て、稲田氏側が自分で書き込んでいたものだった。「赤旗」の調べでは、この白紙領収書は2012?14年の3年間で計260枚、約520万円にのぼるという。

 繰り返すが、領収書に自分で勝手に金額等を書きこむ行為は文書偽造にあたり、刑事罰の対象となる。また、富山議会自民党会派のように、領収書を偽造することで架空のカネをでっちあげ、不正受給や横領をまねく危険のある極めて悪質な行為だ。

 しかも、自民党ではこの“白紙領収書”が常態化していた。「赤旗」を後追いした「フライデー」(講談社)9月9日号には、自民党ベテラン代議士秘書が「白紙の領収書を渡すのは永田町では“常識”です」と証言している。さらに、「赤旗日曜版」9月4日付のスクープ第2弾によれば、稲田氏側へ白紙領収書を発行した自民党議員は、現内閣だけでも、高市早苗総務相や加藤信勝一億総活躍相、丸川珠代五輪相ら現役閣僚10人のほか、副大臣や副官房長官なども加えて30人にのぼるという。

 つまり、地方議会だけでなく国政の場でも、自民党では組織ぐるみの“白紙領収書”が乱れ飛んでいたのだ。もちろん、資金パーティへの参加費などには、血税である政党交付金が混ざっているとみられ、これまでに横行してきた“白紙領収書”を利用することで、国民の税金の私的着服や裏金作りが行われた可能性もある。よしんば正確な金額を書き込んでいたとしても、白紙領収書を受け取って自分たちで記入すれば公的証明となりえないし、非課税の政治資金で不透明なカネの流れをつくっていること自体は変わらない。国民への裏切り行為であり、決して看過できない重大な問題だ。

 ところがマスコミは、同じく白紙領収書による犯罪が発覚した富山市議会自民党会派については、威勢よく追及するくせに、稲田氏ら安倍内閣の重大疑惑は完全に“知らぬ存ぜぬ”を決め込んでいる。

 たとえば前述の『とくダネ!』で小倉は、「怪しいと思われたその時点でアウトだよね、この手のものは」と笑いながら吐き捨てていたが、安倍政権の“白紙領収書”疑惑を1秒たりとも取り上げないし、「じゃあ、国会議員はどうなのか」という当たり前のコメントすら一言も出さない。あえて問題を拡大させないように努めるかのごとくだ。

 あるワイドショースタッフに取材してみると、自嘲気味の口調でこんな答えが返ってきた。
「稲田さんの件なんて取り上げられるわけがないじゃないですか。今のテレビでは、稲田さんにかぎらず内閣の閣僚や自民党幹部の不正を取り上げようとしても、絶対に上に潰されますよ。各局とも、国会で大々的に追及されるか、本人が認めない限り報道しない、というのが不文律になっていますから。ただ、知事や地方議会になると、このハードルがかなり下がるので、思い切った厳しい追及ができる。というか、舛添前知事のときもそうでしたが、安倍政権のことをやれないぶん、そのうっぷんを地方政治家にぶつけている、という構造はあるでしょうね」
 テレビ局が官邸によるさまざまな圧力によって萎縮し、完全に飼いならされている状況は、これまでもなんども指摘してきたが、地方議員叩きはその代償行為ということらしい。

 地方議員という“ザコ”は叩いてアリバイづくり、自民党の有力国会議員の前ではおとなしく“おすわり”。これが報道機関の取るべき態度なのか。今回、小倉らワイドショーのMCたちは富山市市議に対して「恥ずかしくないのか!」とエラソーに説教していたが、恥ずかしいのは自分たちも同じだ。(宮島みつや)』

 でもって、もう書くだけ空しくなってしまうような感じなのだが・・・。
 一日も早く、日本のメディアがその民主主義的な使命を思い出して、安倍政権のことも監視、報道して欲しいと願っているmewなのだった。(@@)

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by mew-run7 | 2016-10-03 02:52 | (再び)安倍政権について | Trackback(1)

稲田、危険な南ス行きは中止も、駆けつけ警護は促進&妻は米国防族にPR、夫は防衛株を多数

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これは9月20日、2本めの記事です。

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 稲田朋美防衛大臣は、先週から米国へGO!(@@)

 防衛大臣になったばかりの稲田氏としては、まずは米国から好感触を得て仲良くしなくてはいけないだけに、今回の外遊では、国防省長官と会談を行なったり、オスプレイに試乗したりと、自分の存在&安保法制による日米安保同盟強化を懸命にアピールしていた様子。

 ただ、稲田氏は本当は訪米後、そのまま自衛隊がPKO活動している南スーダンを訪問して、現状視察&隊員激励を行なう予定だったのだが。マラリアの予防接種でアレルギー反応が出たため、南スーダンへの訪問は中止することが決まったという。(・o・)

<一部には、南スーダンの戦闘状況が悪化しており、何かトラブルが起きたらマズイので、大事をとって、訪問を中止したのではないかとのウワサも。^^;>

 また、先週、発表された閣僚の資産公開では、稲田氏の夫が防衛関連の株式をいくつも所有していることが判明したため、疑問や批判の声が呈されている。(ーー)

* * * * *

 実のところ、超々保守派の稲田朋美氏は、さほど親米派ではないのだ。(・・)

 稲田氏は、日本はあくまでも国やアジアの守るために欧米と戦ったという考え方をしているんで、東京裁判のやり方、結果に不満を抱いているし。米国の意向に反して、閣僚や三役になっても、靖国参拝はやめないし。<今夏はジブチ派遣によって、靖国参拝を阻止されちゃったけどね。^^;>中韓朝とは仲良くする気がないし。
 日米同盟は重視するものの、早く自前の国防軍を創設して、軍事強化すべきだという考えの持ち主ゆえ、米国の政府もメディアも、稲田氏のことはかなり警戒している感じがある。(@@)

 米国メディアの中には、安倍首相のことも右翼のナショナリスト(国家主義者)と形容するところが多いのだが。稲田氏のことは、それ以上の評価(?)をしているようで、ワシントン・ポスト紙は「時に『日本のサラ・ペイリン』と呼ばれる」と紹介していたとか。(>_<)
<Sベイリン→08年に共和党の副大統領候補になった(トランプに負けないほど?)の超ウヨ女性政治家。元アラスカ州知事。>

 でも、中国や北朝鮮が暴挙をふるう中、今こそ日米同盟を強化すべき状況にあるだけに、稲田氏はウヨ系のイメージを払拭するために、かなり愛想よくふるまっていたです。<試乗したオスプレイやF35戦闘機もたくさん買って、貢いであげるしね~。(-"-)>

* * * * *

『訪米中の稲田防衛相、オスプレイ試乗 初の防衛相会談も

アメリカを訪問中の稲田防衛相は15日、新型輸送機オスプレイに試乗、午後には講演を行ったほか、初めての日米防衛相会談に臨んだ。稲田防衛相は、ワシントン郊外で、新型輸送機オスプレイに試乗し、軍の関係者から、機体について説明を受けた。また、最新鋭のF-35C戦闘機も視察し、操縦席に座った際には、笑顔も見せた。

 午後には、英語で講演し、核実験を強行した北朝鮮を非難した。稲田防衛相は「北朝鮮は、核とミサイルの開発を推進していて、深刻な安全保障上の脅威となっている」と述べた。
 また、カーター国防長官とも会談し、北朝鮮問題などでの連携を確認した。稲田防衛相は、17日から南スーダンの自衛隊を視察する予定だったが、体調不良を理由に、キャンセルしたばかりだった。(FNN16年9月16日)』<詳しい記事は*1に>

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 でもって、日本は、この秋にはようやく安保法制の具現化として、南スーダンにPKO派遣している陸上自衛隊の武器使用を緩和して「駆けつけ警護」の任務を実行させることを計画。(関連記事・『自衛官が血を流し、流させる日が近づいた。駆けつけ警護の訓練開始。
 既に実践的な訓練もスタートさせているという。(-"-)

『【ワシントン時事】防衛省は今週、安全保障関連法に基づく自衛隊の新たな任務「駆け付け警護」のための実戦的な訓練をスタートさせた。

 11月に南スーダンの国連平和維持活動(PKO)に派遣する予定の陸上自衛隊第9師団(青森市)の部隊が対象だ。準備が整い次第、他の部隊に対しても訓練を実施していく。

 稲田朋美防衛相の訪米に同行している武田博史報道官は15日、記者団に「派遣準備訓練を進めており、このうち駆け付け警護などに関しては実動を伴う訓練も始まっている」と説明。具体的な訓練内容については「詳細は控える」と述べるにとどめた。(時事通信16年9月16日)』

『防衛省は16日、南スーダンでの国連平和維持活動(PKO)に派遣する予定の陸上自衛隊部隊が「駆け付け警護」などの新任務を想定した実動訓練を14日から開始したと発表した。訓練を行っているのは東北方面隊第9師団(青森市)の第5普通科連隊を中心に編成された部隊で、11月中旬以降に南スーダンに11次隊として派遣される見通し。

 訪米中の稲田朋美防衛相は15日午後(日本時間16日午前)、11次隊への新任務付与について記者団に「安全に任務が果たせる状況でないと付与できない。大きな決断なので見極めていく」と述べた。

 駆け付け警護は3月に施行された安全保障関連法で可能になった任務で、離れた場所で武装勢力に襲われた非政府組織(NGO)職員などを救援する。緊急時に他国軍と協力して宿営地を守る「共同防衛」の訓練も行っている。(産経新聞16年9月16日)』

* * * * *

 でもって、本当は、稲田防衛大臣が直接、南スーダンに行って、その目で日本のPKO部隊の活動や、彼らが活動する地域の状況などを確認した上で、「駆けつけ警護」にGOサインするための判断材料にする予定だった&部隊の大変な作業(主にインフラ整備)や新たな任務に関して激励する予定だったのだけど・・・。
 しかし、残念ながら、稲田大臣はアレルギー症状のため、南スーダンへの訪問は中止することになったという。_(。。)_

 『防衛省は15日、稲田朋美防衛相が17日に予定していた南スーダン訪問について、体調不良のため中止すると発表した。ワシントンで15日(日本時間16日未明)に予定されるカーター米国防長官との会談は行うという。

 防衛省によると、稲田氏は抗マラリア薬の副作用とみられるアレルギー症状が現れた。医師と相談して南スーダン訪問を取りやめた。

 南スーダンでは、国連平和維持活動(PKO)で派遣される陸上自衛隊の宿営地などを視察し、安全保障関連法に基づく「駆けつけ警護」の任務を与えるかどうかの判断材料にする予定だった。(朝日新聞16年9月15日)』

* * * * *

 ただ、日本ではあまり報道されていないのだが。南スーダンの情勢はどんどん悪化しており、日本の部隊が駐留しているジュバ近郊も、戦闘状態になっているとのこと。
 南スーダンで日本の自衛官数名が武装勢力の襲撃を受けたとの情報も出ている。<朋美っちなんかどうでもいいけど、自衛隊員のことが心配。日本政府は事実を隠しちゃうのかな?(-"-)>

『南スーダンの治安筋が、同国の国連キャンプに駐留している日本の自衛隊数名が、武装勢力の襲撃を受けたと発表しました。
 ジャパンタイムズによりますと、自衛隊員が駐留している国連のキャンプ付近にて、武装勢力の襲撃が発生したということです。
 この報告によりますと、この襲撃の被害に関する正確な情報は伝えられていないということです。
 また、南スーダンの治安筋の話では、日本の自衛隊員は、武装勢力の狙撃兵からの銃撃を受けたとされています。(http://parstoday.com/ja/news/japan-i16846・16年9月18日)』
B4さんから、内容が不正確なのではないかとの指摘あり。(詳しくは、コメント欄に)

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 話は少し変わるが・・・。

 稲田氏は、結構な資産持ちで知られていて。mewはよくわからないのだけど、日ごろ着用してるスーツはもちろん、ここぞという時のお召しものは、名立たるブランドのかなり高価なものであるとのこと。<福島みずほちゃんも、結構いいもの着てるんだってね。^^;>
 先週、行なわれた新閣僚の資産公開では、稲田氏が最多だったとのこと。しかも、全閣僚の中でも、麻生副総理に次ぎ、2位だったという。(・o・)

『政府は16日、今年8月に発足した第3次安倍再改造内閣で新たに就任した閣僚10人の就任時の資産(生計をともにする家族分を含む)を公開した。
 10人の平均資産額は8512万円で、公開済みの安倍首相と留任閣僚を含めた20人の平均資産額は9679万円だった。

 新閣僚のうち、最多は稲田防衛相の1億8178万円だった。全閣僚の中でも、麻生副総理・財務相(4億9127万円)に続き、2番目に多かった。稲田氏は、自身と夫が東京都港区や文京区に保有する土地などの資産が大きかった。夫婦あわせて3億円近くの借入金もあった。(読売新聞16年9月16日)』 

* * * * *

 まあ、不正を働いていなければ、いくらリッチでも構わないのだけど。mewが引っかかったのがコレだ。(**)

『<閣僚資産公開>防衛相が夫名義で川重、三菱重、IHI株

 8月の内閣改造に伴う新任閣僚らの資産公開で、稲田朋美防衛相(衆院福井1区)が、夫名義で防衛装備品を受注する重工大手3社の株を持っていることも目を引く。内訳は、▽三菱重工業3000株▽川崎重工業6000株▽IHI8000株。
 装備品を調達する防衛装備庁によると、2014年度の企業別契約金額は▽三菱重工業が2632億円で1位▽川崎重工業は1913億円で2位▽IHIは619億円で6位。稲田氏が行政改革担当相を退いた14年9月時点の資産公開で3社の株はなく、それ以降に購入したとみられる。

 政府は同年4月に新たな防衛装備移転三原則を設け、それまで禁じていた武器輸出を事実上解禁した。稲田氏の事務所は取材に、防衛省トップが親族名義で防衛産業株を保有する是非について「答えられない」、購入の経緯は「配偶者のことなので承知せず、すぐには確認できない」と回答した。(毎日新聞16年9月16日)』

『稲田氏は、夫が複数の防衛関連企業の株式を所有。行政改革相を退任した14年9月以降の約2年間で、新たに取得した9銘柄のうち5銘柄が、防衛省との契約金額上位20社(15年度)に含まれていた。
 新たに取得していた5銘柄は、川崎重工6千株、三菱重工3千株、IHI8千株、三菱電機2千株、日立製作所3千株。稲田氏の事務所は「日米防衛相会談で本人が訪米中のため、コメントできない」としている。
 政治資金に詳しい岩井奉信・日本大教授は「現時点での所有はやむを得ないが、今後は閣僚やその家族として、怪しまれるような取引をしないことが求められる」としている。(朝日新聞16年9月16日)』

 稲田氏は安倍シンパの超保守っ娘で、第二次政権になってからはずっと閣僚か党三役に抜擢され、安倍官邸に近いとこにいるので、色々な情報もはいりやすいし。これらの企業は、安倍政権が外国に輸出しようとしている武器の製造や研究、インフラ(原発関係も含む)に深く関わっているところばかりなので、取引の便宜などの面で怪しまれるおそれも大きい。<安倍&周辺に関しては、mewはもう怪しんでいるけどね。^^;>

* * * * *

 先日、人と話していて、もしかしたらmewの今の最大の目標の一つは「稲田朋美を絶対に日本の首相にさせないぞ!」ということかも知れないと再認識しちゃったりして。(^^ゞ 
 というわけで、「揚げ足取り」「単なるディスリ」だと言われようと、これからも稲田朋美氏の諸問題は積極的に取り上げて行こうと思っているmewなのだった。(@@)

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by mew-run7 | 2016-09-24 21:32 | (再び)安倍政権について | Trackback(1)

新潟知事選、原発慎重派の野党候補が出馬+辺野古訴訟で沖縄は国を上告、稲田は沖縄の天敵?

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 昨日アップした記事のつづきを・・・。

 まず、これは『原発再稼動が争点の新潟知事選に、野党候補が出馬か&民進党は脱原発の野党共闘を拒むのか』の続報を・・・。

 新潟知事選では、原発再稼動に慎重な立場だった泉田裕彦知事が、(原子力ムラの圧力を受けてか?)来月、行なわれる次の知事選への出馬を突然、撤回することに。(-"-)
 自公は早速、森元長岡市長に乗り換えて、東電柏崎苅羽原発の再稼動に協力して行くつもりでいるようだ。(・・)

 う~ん、このままでは、脱原発派・再稼動慎重派の候補がひとりも出馬しないまま終わってしまうかも知れない。下手すれば無投票当選かも・・・。これはマズイ!(@@)

 ・・・という時に、野党3党&市民団体の強い後押しで、出馬を決意したのが民進党の米山隆一氏である。(**)

******

 しかし昨日23日、その米山隆一氏(49、医師&弁護士)が、新潟知事選に出馬表明を行なった。(・・)

『<新潟知事選>柏崎刈羽 再稼働が争点に 米山氏が出馬表明

 任期満了に伴う新潟県知事選(29日告示、10月16日投開票)で、新人の医師、米山隆一氏(49)が23日、出馬表明し、東京電力柏崎刈羽原発の再稼働が論戦のテーマになりそうだ。東電や国に厳しいスタンスの泉田裕彦知事(54)が8月、地元紙の県政批判を理由に4選出馬を撤回。候補予定者は自民、公明推薦の森民夫・前長岡市長(67)だけだったが、泉田路線を引き継ぐという米山氏の参入で「議論が深まる」との声も上がる。【米江貴史、柳沢亮】

 「このままでは原子力防災が争点にならない」。泉田知事は開会中の県議会で、地元紙・新潟日報による県出資企業のトラブル報道が続く中で出馬すれば原発議論が埋没するとし、不出馬はやむを得ないと強調していた。だが、自民県連は唯一の対抗馬だった森氏の推薦をいち早く決定。公明も続き、告示1週間前となっても原発議論は低調だった。

 泉田知事は前回知事選で、「柏崎刈羽の廃炉」とする共産候補の主張に対し明確な態度を避け、与野党5党相乗りで圧勝。一方で、再稼働には地元自治体の同意が必要になるが、慎重姿勢を崩さず、福島第1原発事故の東電の対応も追及し、反原発の市民団体などは「国や東電にモノが言える」と評価していた。

 森氏は再稼働に「毅然(きぜん)とした姿勢で臨む」と強調するが、原発30キロ圏の緊急防護措置区域にある長岡市の市長時代、目立った発言はしていない。支援する自民県連は再稼働を求める決議もしており、県議の一人は「相乗りの現知事より、森氏は東電の言い分も聞くだろう」と話す。このため「選挙戦にならず再稼働が容認される」と市民団体の間では一時、焦燥感が広がった。

 米山氏を擁立したのは再稼働反対の共産、生活、社民3党。米山氏は23日、県庁で記者会見し、現知事同様に「福島の原発事故の検証なくして再稼働は議論できない」と述べ、路線の継承を明言した。民進党の次期衆院選新潟5区候補として総支部長を務めているが、同党は知事選で自主投票を既に決めており、離党届を提出した。

 同県柏崎市と刈羽村にまたがる柏崎刈羽原発は世界最大級で6、7号機は原子力規制委員会の安全審査が着々と進む。原発事故で福島県郡山市から新潟市へ避難している磯貝潤子さん(42)は「再稼働の議論が消化不良になるのを危惧していた。候補者は論戦を展開し、身を引き締めて知事になってほしい」と話した。

 ◇新潟県の出資企業を巡るトラブル

 新潟県は、ロシアまでの日本海横断航路の再開を目指して2015年、「新潟国際海運」に出資。しかし、同社の子会社が中古フェリー購入を巡って船舶販売会社とトラブルになり、仲裁機関から1億6000万円の支払いを命じられた。新潟日報がスクープして知事の責任を追及、泉田裕彦知事は一連の報道を「臆測で事実に反し私の訴えが届かない」と8月30日に突然、立候補の取りやめを発表した。(毎日新聞116年9月23日)』

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 ただ、民進党は、支援団体である「連合」の新潟支部が原発再稼動に反対の立場であるため(東電や原発で働いている人もいるから)、今回は自公が推薦する森氏に相乗りするのはやめたものの、自主投票を行なうことに決めたばかり。(・・)

<尚、米山氏はもともと自民公認で衆院選に2回落選、維新公認で週参院に計2回落選した人で。維新から民進党に移って来て、来年、民進党から出馬する候補にはなってるのだけど。民進党で活動している政治家というわけではないのよね。^^;>^^

 共産、社民、生活の3党は、民進党に米山氏を擁立して野党共闘で知事選を戦うことを求めていたのだが。民主党は、それを拒んだとのこと。それゆえ米山氏は無所属で知事選に出馬することになる。<まあ、首長選の場合は、どこかに所属してても、無所属で出馬するケースが多いし。この方が、民進党内の脱原発派が堂々と支援しやすいかも?(・・)>

*****

『米山氏は会見で、選挙戦で最大の焦点になるとみられる東京電力柏崎刈羽原発(柏崎市、刈羽村)の再稼働について「『福島第1原発事故の検証なくして議論はしない』という泉田知事の路線を継承し住民の安心と安全を確保する」と述べ、慎重な立場を取る考えを強調した。その上で「森氏は(再稼働の)容認を前提に国にモノ申す方針だろう」と指摘し、森氏との違いをアピールした。

 主な政策としては、医師や弁護士として地域に溶け込んで働いてきた経験を生かし、子育てや医療・介護の環境整備を図るとしたほか、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)に批判的な立場から、農家の所得向上に努める考えを示した。

 会見に同席した生活の党県連代表の森裕子参院議員は「今夏の参院選(の共闘)とは違った大きな支援の輪を広げ、勝利をつかみたい」と語った。

 米山氏は魚沼市出身で東大医学部卒。米ハーバード大付属病院研究員の経験があり、弁護士の資格も持つ。衆院選新潟5区や参院選新潟選挙区で計4回立候補したが、全て落選。次期衆院選は民進党の新潟5区公認候補に内定していた。

                    ◇

  米山氏の一問一答 

 米山隆一氏の会見での主なやりとりは次の通り。

 --離党して出馬する考えは「ない」と言っていた

 「いろいろな方から『ぜひやってください』との声をいただき、県民の声に全く応えないのは政治家としてできないと決断した。最後まで迷った」

 --現在の心境は

 「すがすがしい。自分の意志をはっきり示せるのは幸せなこと。その上で審判を受けるのは怖い思いもあるが、怖さを受け止めるのが政治家だ」

 --森民夫氏との政策面での違いは

 「原発政策では大きく違うだろう。森氏は恐らく(柏崎刈羽原発の再稼働)容認を前提とした上で、国にモノを申す方針なのかと思う」

 --原発再稼働に反対か

 「賛成か反対かを考えるには(福島第1原発事故の)検証がきちんと済み、あらゆる安全が確保されるかどうかが重要。安全かどうか分からないのに議論をするのは(筋が)違う」、
 
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 そして、これは『裁判官交代が、やはり国寄り判決に影響か~辺野古訴訟+沖縄で米軍攻撃機が墜落、多量の燃料浮く』の続報なのだが・・・。

 まず、辺野古訴訟に関して、沖縄県の翁長知事は、福岡高裁那覇支部が国寄りの判決を出したのを不服として、最高裁の上告することを決めたした。(**)

『 翁長知事「正当な判断を」 辺野古訴訟で沖縄県が上告 年度内にも判決

 沖縄県名護市辺野古の新基地建設を巡る違法確認訴訟で、県は23日、翁長雄志知事の埋め立て承認取り消しを違法と判断した一審福岡高裁那覇支部判決を不服として、最高裁へ上告した。国と県の対立の場は最高裁に移り、早ければ年度内にも判決が出る見通し。
 県側は同日、上告状と上告受理申立書を福岡高裁那覇支部に提出した。県は一審判決で主張が認められなかった部分を「全部不服」と主張。同判決の破棄などを求めた。同支部は申し立てに手続き上の不備がないと判断し、上告と受理申し立てを受け付ける通知書を出した。

 県側は10月3日までに、上告状と受理申立書に付ける理由書を高裁那覇支部に提出する。理由書で県側は、一審判決に憲法違反や公有水面埋立法(公水法)の解釈に誤りがあることなどを理由とする見通し。
 最高裁は今後、上告と受理申し立てを受け付けるかを判断する。高裁判決に憲法違反などがあると認めた場合、審理する。法令解釈や判例の流れに誤りがあると認めた場合は、受理申し立てを受け付ける。
 県側の竹下勇夫弁護士は上告後、記者団に「高裁判決は地方自治法の解釈を誤っている」と指摘。「最高裁は、主張を丁寧に読んで、正面から判断してほしい」と訴えた。(中略)
 
「あまりにも国に偏っている」
 名護市辺野古の新基地建設を巡る違法確認訴訟で、福岡高裁那覇支部の判決を不服とし最高裁に上告した翁長雄志知事は23日、「高裁判決は憲法や地方自治法、公有水面埋立法の解釈を誤った不当な判決で到底受け入れられない」とするコメントを発表した。

 知事は、今回の判決は「あまりにも国に偏っている」と批判。「最高裁には、埋め立て承認の取り消しが法的に正当だとする判断を求める」とし、辺野古に新基地を造らせない決意を改めて示した。(沖縄タイムス16年9月23日)』

* * * * *

 また、22日に米軍ハリアー攻撃機が本島沖で墜落したことに安慶田光男副知事も憤怒。毎度ながら、無責任に再発防止の言葉を繰り返す外務省の担当者の態度に怒り、会談を4分半で打ち切ったという。(@@)

『米海兵隊の戦闘攻撃機AV8Bハリアーの墜落から一夜明けた23日、沖縄県庁で安慶田光男副知事から抗議を受けた外務省の川田司沖縄担当大使は、「二度と起きないよう努力したい」などと従来通りのコメントを繰り返した。再発防止への道筋が見えないまま面談はわずか4分半で終わった。

 険しい表情で川田大使らが待つ応接室に入った安慶田副知事。強い口調で抗議文を読み上げると、「県民が基地負担をいかに過重に抱えているのか一目瞭然だと思う」「県民の不安を一日も早く解消して」などとまくし立てた。

 川田大使は落ち着いた様子で「政府としても再発防止、原因の徹底究明について(米側に)強く要請したところ」などと型通りの答弁に終始。続いて中嶋浩一郎沖縄防衛局長が「あのー」と話を切り出そうとしたが、不快そうに聞いていた副知事がそれを遮り、「重ねて皆さまからも(米側に)強く要請して」と言い、場を切り上げた。(沖縄タイムス16年9月24日)』

* * * * *

 今週末には、稲田朋美防衛大臣が、就任後、初めて沖縄にはいるのだが。超保守の安倍っ娘は、先週、米国防長官と会って、安保法制や辺野古工事などの促進をお約束して来たばかりだし。

 しかも、安倍氏や稲田氏の超保守派は、以前から「沖縄で日本軍人が集団自決を強制したことはな」主張していて。それこそ稲田氏は、日本軍人が沖縄で集団自決を強制したか否かが大きな争点となった「沖縄ノート(大江賢三郎・著)」訴訟で、自殺を強制していないと主張する軍人側家族の弁護士を引き受けていたほど。(ただし、判決では大江側が勝利)

 それゆえ、おそらく稲田防衛大臣は、翁長知事や県民の多くとアタマも心も交じ合わすことはできず、すべては形式的かつ平行線で終わるのではないかと思うmewなのだった。(@@)

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by mew-run7 | 2016-09-24 10:24 | 政治・社会一般 | Trackback