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日本がアブナイ!

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自民党丸争奪の「保守派」と「改革派」の仁義なき戦いが、ついに始まった!

最新の記事一覧・・・6月分はコチラ。5月分はコチラ
*印のついた報道記事は、文末のMore部分にあるです。

 自民党内では、政権を賭けた解散総選挙を目前に控えて、ついに
仁義なき戦いが始まった。(・・)
 それは、大きく分ければ、いわゆる「保守派」と「革新派」の
抗争だ。(**)

 かつては栄華を誇り、50年以上走り続けて来た巨大船「自民
党丸」は、いまやアチコチにガタが来て、もはや浸水も始まり、
このままでは沈没する危険をはらみながら、迷走を続けている
ような感じなのだけど・・・。

 本当なら、大事な選挙を控えて、まずは党内が一致団結して、
何とか綻びの手当てをして、沈没を防ごうとすべき時で。
 実際、この10~20年、自民党の議員たちは、何か対立が
あっても、選挙となれば、立場の違いを乗り越えて。「政権維持」
という唯一共通の使命の下に、何とか団結を保って来たのだが。

 さすがに、今度ばかりは、そうは行かないようなのである。^^;

* * * * *

 この二つの派は、船が目指すべきだと考える進路があまりにも
大きく異なっていて、もはや妥協点が容易には見出せない状況に
ある。
 ましてや協力して勝ち目があるならいいのだが。現実的に考えた
時に、政権の座を失う可能性が小さくないことから、総選挙後の
党の支配権まで考えて、ガチンコ勝負が始まっているのだ。^^;

 というのも、この「自民党丸」という船には、資金、組織力、
利権&様々な方面とのパイプなど、大きな大きな財産が詰まって
いるからだ。

 もし自民党が総選挙で勝ったとしても、自公でだけで安定した
政権を組むのは、もう困難だろうし。
 それこそ総選挙で負けて、いったん下野をすることになれば
尚更に、この船を母体にして、今度は、政界再編劇&政権奪回劇
が繰り広げられることは間違いない。
 それゆえ、総選挙後のことも考えて、ここで船の主導権、支配権
をどちらがとるのか・・・それを巡って、党内で、政治思想の戦い
&権力欲むき出しの戦いが行なわれているのである。(**)

~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~

 この二つの派は、06年に小泉元首相が退任した後、様々な場
で、小競り合いや綱引きを行なっていたのだが・・・。
 最近では、日本郵政の西川社長の進退問題で、激突した。

 結局、小泉改革派が圧勝したのだけど。^^;
 麻生首相が、鳩山邦夫前総務大臣の更迭を決意したと言われる
6月11日。
「改革派」のリーダー格である中川秀直氏が、実に挑発的な
「戦闘宣言」を行なっていた。

『自民党の中川秀直元幹事長は11日、都内で開いた政治資金
パーティーであいさつし、自民党総裁選に触れ「国民の常識で同志
とともに『永田町の常識』という『国民の非常識』と戦い抜く。
戦闘宣言だ」と表明した。総裁選での候補擁立を目指す考えを
示したとみられる。

 同時に「自民党は改革推進政党だ。改革派であるわれわれが
出て行くのではなく、改革派でない方々が出て行くべきだ」と強調。
民主党について「世界の常識がないと断言できる。われわれは世界
の常識を日本の国策にする」と批判した。<産経新聞11日>』

 彼らは、自民党は「改革推進政党」だと宣言。「保守派」を
「国民の非常識」だと批判して、「党を出て行くべきだ」と
まで言い放ったのである。(゚Д゚)

 これは、「自民党丸」争奪戦において、「改革派」からの
いわば「宣戦布告」だったと言えよう。(・・)

 そして、これを受けて、麻生首相を取り巻く「保守派」の
議員たちも、会合を重ねて、本気(マジ)で防衛策を講じるため
に、動き出したのであった。(**)

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 自民党は、本来は、保守本流の政党だ。

 麻生首相や安倍元首相をはじめとして、党の幹部、派閥の長、
重鎮クラスに多い「保守派」の議員たちは、自分たちこそが、
自民党の主だと信じて疑わない。(・・)

<ちなみに「保守派」には世襲議員も多く、それこそ麻生氏や
安倍氏のように祖父や父が、総理総裁や党幹部として「保守本流」
の自民党の礎や歴史を築いて来たと、そして自分たちがそれを
守る使命があるという強い自負を抱いている者が少なくない。>

 近時は、政権維持をしたさに、小泉元首相に党を委ね、その
「改革」政策と党運営のやり方に、長い間かけて築いて来た党の
方針も体制もすっかりぶっ壊されてしまったのだが・・・。^^;

 彼らにしてみれば、思いがけず、「改革派」に船を乗っ取られ
てしまったようなもので。そして、何とかもう一度、自分たち
「保守派」の手に完全に主導権を取り戻して、党を立て直そうと
考えている。
 つまり、彼らに言わせれば、自民党を出て行くべきは「改革派」
の方なのだ。(**)

 そして、今は、とりあえず自分たちが総理総裁に選んだ麻生首相
を支える形で結集して、絶対に「船長の座」や「舵とり」は譲る
まいと、「改革派」の攻撃をハネのけようと必死になっているの
である。(・・)

~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~

 でも、かつての大船長(?)・小泉元首相の子分たちだった
中川秀直氏、小池百合子氏、武部勤氏らの、いわゆる「改革派」
にしてみれば、そのような「保守派」の行動を容認することが
できない。

 彼らは、小泉政権が5年半もの長きにわたって国民から支持
を受けて、特に05年の総選挙で歴史的大勝をしたことを根拠
に、国民は「改革政党」としての自民党を望んでいるのだと。
 そして「保守派」は、もはや時代に合わず、改革を後退させ、
国や国民生活の前進を阻もうとしている存在だと主張して、
自分たちが、今後の自民党の支配権を握ろうとしているのだ。

* * * * *

 実のところ、「改革派」は安倍自民党が、07年の参院選で
大敗した後、冷や飯を食わされて来た。
 この参院選では、民主党が小泉改革のために生じた「経済、
地方、国民生活の格差の拡大」を争点に戦って圧勝したことも
あって、これを境に、自民党内に「脱・小泉」の流れが生じた
からである。

<この参院選の前後に、麻生氏が当時の安倍首相の取り込みに成功。
参院選敗退後、党№1の幹事長が中川秀直氏から麻生氏に代わり、
麻生氏が就任会見で、「自民党をぶっ壊すという人を選び、その人
は事実ぶっ壊した。ぶっ壊された自民党をどう立て直すかが、われ
われに与えられた役目だ」と発言して、「改革派」に対して、プチ
宣戦布告を行なって、小泉氏&改革派の怒りを買っていた。^^;>

* * * * * *

 それゆえ、「改革派」は、一時、閣僚や要職も次々と外されて、
党内での勢いも失い、離党&新党作りのウワサも絶えなかった
のであるが・・・。

 でも、08年秋に、小泉氏にプチ宣戦布告をした麻生氏が
総裁選に出馬して。さらに、首相に就任後、小泉氏が命を賭けた
「郵政民営化」の見直しに着手しようとしたことから、これが
小泉氏&改革勢力の心に火をつけてしまった。(@@)

 改革派は、党重鎮の森喜郎氏の指示に従わずに、総裁選に小池
百合子氏を擁立し、小泉氏もオモテに出て、小池支持を表明。
 また、この1年の郵政民営化の見直しを巡る対立は、さんざん
書いて来たので割愛するが。小泉氏は要所、要所でオモテに出て
来て、麻生陣営に圧力や脅しをかけて、麻生氏は結局、手をつけ
ようとした郵政民営化見直し策を、すべて潰されることになった。

 さらには、この5~6月に起きた日本郵政の西川社長の進退問題
では、麻生首相は、完全に小泉改革派に屈することになってしまい、
小沢問題で少し回復していた支持率も激減する中、改革派が息を
吹き返し、攻勢を強めることになった。(**)

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 保守派とて、麻生氏を心から支持、信頼している人は少ない
のだが。^^; 自分たちが、麻生氏を「選挙の顔」として選んで
しまった以上、ここまで来たら、もう彼を支えて戦うしかないし。
 麻生氏自身も、もう引くに引けない状況になっている。^^;
 
 それゆえ、保守派は、改革派が先導している「麻生おろし」や
「総裁選前倒し」の動きを何とか封じて、麻生首相のまま解散
総選挙を行なうことで、主導権をキープしようと結束。
<25日には、麻生首相が日本記者クラブでの講演で宣言。>

 何分にも、「保守派」や自分たちの政治家としての立場の存亡
や党の支配権がかかっているだけに、もはやプライドをかなぐり
捨てて、「何が何でも」「なりふり構わず」の精神で、勝負を
するしかない。(**)

 そして、主導権キープには、少しでも支持率をアップさせる
ことが大きな鍵になることを考えて、今週は、何と古賀選対
委員長が、恥をしのんで、わざわざ宮崎まで出向いて、国民的
に注目度&期待度の高い東国原知事に、出馬&入閣依頼をする
というパフォーマンスに出た。<この話は、後日、別立てで。>

 さらに、昨日になって、古賀氏が、もう一人の大注目人物で
ある大阪の橋下知事にも、出馬&入閣依頼をしていたことが
判明した。<*1>

 また麻生首相は、近日中に、内閣や執行部の一部を改造して、
国民からの知名度や期待度の高い舛添要一氏、石原伸晃氏など
を幹事長などTVなどオモテに出やすいポストに当てる方針だと。
<この二人は次期総裁の有力候補ゆえ、総裁選前倒しに協力
しないように、取り込んでおく必要があるしね。^^;>excite関連コチラi
 協議が調えば、東国原氏や橋下氏などの注目人物も入閣させ
たい意向だとも報じられている。(・・)

 そして、総裁選前倒しの動きによっては、それを封じるために
安倍氏が固執する7月初旬解散、8月上旬選挙を断行すること
も前向きに検討しているようだ。(**) exciteコチラ  

~ ~ ~ ~ ~ ~ ~

 他方、「改革派」の方は、これまで、麻生首相のまま選挙を
戦うことに大きな不安や不満を感じている<当選がアブナイ>
若手・中堅議員を誘導する形で、党内に「麻生おろし」&「総裁
選前倒し」の動きを徐々に強めて来たのであるが・・・。
 今週にはいって、ついに幹部クラスたちも、動き出した。(**)

 24日には武部勤氏が、党本部で記者団に「ここまで来たら
新しい自民党をつくり、新しい総裁を選び、新しい政策を掲げて
信を問うのが国民も一番望んでいることだと思う」と総裁選前
倒しを提言。<発言部分・産経24日より>
 
 そして26日には、中川秀直氏が、函館での講演で『麻生太郎
首相に「自分の政権が終わっても、自民党政権が続くようにする
ことこそが首相、党総裁としての名誉ある決断だ。福田康夫前首相
はそう決断した」と述べ、公然と退陣要求した』という。(・o・)

 中川氏は、また、麻生首相が消費税アップなど「改革派」が反対
している政策を実行しようとしていることを批判し『「総裁選で
路線問題に決着をつければいい」』と、選挙前に、党内で「保守派」
vs.「改革派」の勝負をつけることを提案した。(@@)
<NIKKEI26日より>

 また、中川氏は、今週、大阪の橋下知事と会って、彼が立ち
上げた政策グループとの連携を申し込んでいる。(・・)

* * * * * 
 
 まあ、本人たちの中には、一応、自分たちが自民党や国政の
主土建を握って、自分たちの政治理念、主義主張を実現すること
が、国や国民にとってもプラスになるのだという大義名分もある
のかも知れないけど。^^;

 もうここまで来ると、国民のことなど二の次、三の次で、
自民党丸の財産&支配権争奪戦に加え、政治家としての立場を
かけた意地と意地のぶつかり合いみたいな要素の方が大きくなって
いるように思える今日この頃・・・。

 そして、この興味深い(やや不快な?)自民党丸の終焉を象徴する
ようなドロドロ試合を見物しながら、1日も早く政権交代が実現する日
を心待ちにしているmewなのだった。(@@。 
 
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ぶいっちゃんの「らんきーブログ」、iiyumeさんの「とりあえず書いて
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kimeraさんも「kimekime25」で吼えているです。

さらに現政権にノーさんが作った「THE BLOGGER」をご参照下さい。
 


 



『大阪府の橋下徹知事が、自民党の古賀誠選対委員長から次期衆院選で同党から出馬の打診を受けていたことが26日、分かった。党関係者によると、橋下氏は次期衆院選に向けて、地方分権を進めることをマニフェストに盛り込んだ政党を支持する方針を明らかにしていることなどから、出馬するかどうかの明言は避けたという。

 古賀氏は23日に宮崎県庁を訪れて、東国原英夫知事にすでに出馬を要請。麻生内閣の支持率が急落するなか、東国原氏と同様に国民的に人気が高い橋下氏を担ぎ出すことで無党派層を獲得し、党への支持回復を狙ったとみられる。

 橋下氏は26日、今月23日夜に古賀氏から会談を申し入れる電話があったことを明らかにした。自民党関係者によると、それ以前から古賀氏から複数回にわたって連絡があり、その中で打診があったとみられる。また自民側は「東国原氏と同様、橋下氏を入閣させることも検討している」とされ、古賀氏は週末にも大阪府庁を訪れ、橋下氏と会談して正式に出馬要請する予定だったという。

 古賀氏からの申し出に対して橋下氏は、「東京に行ったときにこちらからあいさつにうかがいます」と伝えたという。

 古賀氏は昨年、橋下知事が知事選に出馬を決めた際に会談するなど、擁立に深くかかわった経緯がある。

 橋下氏は今月24日、横浜市の中田宏市長や松山市の中村時広市長、神奈川県開成町の露木順一町長と会談。次期衆院選に向けて自治体の首長による新グループを結成することを決めた。

 一方で、橋下氏はこれまで、各党のマニフェストを評価したうえで、地方分権を明確に盛り込んだ政党を支持する方針を明言。衆院選の出馬について「府民も国民も僕には期待していない。僕は国会議員に向かないし、能力もない」と否定している。<産経新聞27日>』
by mew-run7 | 2009-06-27 08:41 | 自民党について

by mew-run7