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日本がアブナイ!

平和で平穏で楽しい生活が一番!・・・脱アベ・スガ、反超保守&新自由主義。左右問わず、mew基準で、政治や競馬、スポーツなどについて。写真はトロットスター・・・↓PC画面のリンク1~5は無効

7人に1人の貧困の基準は、年114万円未満。特に子供の貧困、負の連鎖防止に、1日も早く対処を。

20日、厚労省が、日本の「相対的貧困率」を発表したのだが。

 ほぼ7人に1人が貧困だ(18歳未満の子供も約7人に1人が
貧困家庭)という調査結果が出て、日本の生活格差がどんどん
深刻な状況になっていることが、明らかになった。(-"-)

 これまで、OECD(経済協力開発機構)が、加盟国の貧困率を
定期的に調査して発表していたのだけど。長島厚労大臣が、今後の
政策の参考にするために、今月初めに、厚労省に改めて調査する
ように指示していた。

 同省は、3年に1度実施している国民生活基礎調査結果から算出
したのだが。日本政府が、自国の相対的貧困率を算出、発表した
のは、初めてのことだという。(・・)

 ちなみに、「相対的貧困率」とは・・・
「国民一人ひとりの所得を順番に並べて、ちょうど中間の額の人を
定め、更にその額の半分に満たない人が、全体でどれくらいいるか
を示したもの。この際に用いられる「所得」は、等価可処分所得と
いい、所得から税金などを差し引いた世帯の可処分所得を、世帯の
人数の平方根で割った数値となっている。貧困の水準を示す絶対的
貧困率と異なり、国内の低所得者の割合を示す指標になっている。
(読売新聞20日より)』

 で、知人と、この「中間の額」(中央値)というのは、いくら
だったのだろうと話していたのだが・・・。

 朝日新聞などによると、今回、発表された2007年度の中央値
は、何と228万円だったことがわかった。
 つまり、単純に考えれば、1年の可処分所得が、何と114万円
未満の「貧困」な人が、7人に1人いるということになる。(・o・)

* * * * *

 今回、公表された相対的貧困率は、98年時点で14.6%、
01年は15.3%、04年は14.9%。そして、07年は、
15・7%だった。

 04年度のOECDの調査では、加盟30ヶ国の平均値は
10.6%で。日本は、メキシコ、トルコ、米国に次いで4番目
に高かった。

 また、18歳未満の子供のいる家庭の貧困率は、『01年に
14・5%を記録した後、04年に13・7%と改善の兆しを
見せたものの、今回14・2%と再び悪化した』という。
<読売新聞20日より>』
『日本は働いている1人親家庭の子ども(18歳未満)が58%
と、圧倒的に高かった』という。<朝日新聞20日より>』

* * * * *

 mewは、ここで、特に子供の貧困率に着目すべきだと。
また早急に対策を講じるべきだと思う!(**)

 十分な生活、教育、医療が受けられない子供が増えると、本人
の将来の生活、仕事に支障が生じて、さらに「負の連鎖」が広がる
ことになる。
 しかも、それは日本の国の経済、産業、社会に影響を及ぼすこと
になって、いわゆる国益&全国民の生活にも大きなマイナスになる
おそれがある。<経済・産業の低迷、税収&サービスの低下、治安
の悪化などなど。>

 子供の貧困率&負の連鎖に関して記したサイト。

『子供の貧困…親から続く「負の連鎖」』(読売08年10月
7日の記事) <コチラ

『子供貧困大国日本』 <コチラ> 

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 日本は高度経済成長後、70年代後半から80年代には「一億
総中流」と呼ばれる時代にはいって、一般的な生活や教育に窮する
ような貧困家庭は、あまり見られなくなった。

 しかし、90年代にはいって、バブル崩壊後の長期不況により、
低収入の世帯の数&経済格差が徐々に拡大。01年から始まった
小泉政権で、新自由主義的な経済政策がとられて、尚更に格差が
広がって行った。(ーー)

 実際、もう小泉政権の半ばぐらいから、格差や貧困の問題が出て
いたし。子供の貧困(就学支援率の増加なども)や、「ワーキング
プア」「ネットカフェ難民」などの問題も指摘されていたのだけど。
 
 ところが、小泉&安倍政権の時には、政府や自民党は、格差や
貧困層の拡大を否定。<または「格差があるのは当たり前」だと、
開き直る人も。^^;>
 なかなか、その対策を講じようとしなかった。(ーー゛)

 それこそ小泉元首相とタッグを組んでいた竹中平蔵氏は、06年
6月の朝日新聞のインタビューで、こうのたもうていたのである。

「格差ではなく貧困の議論をすべきです。貧困が一定程度広がったら
政策で対応しないといけませんが、社会的に解決しないといけない
大問題としての貧困はこの国にはないと思います。」(`´)

<喜八ログさんのコチラの記事より転用>

* * * * *

 また、当時の政府自民党や、与党サイドの識者、支持者などは、
「年収の少ないorほとんどない低所得世帯の大部分は、既に仕事
をやめて、主に年金収入に頼っている一人暮らしの高齢者である」
と。「高齢者が増えた分、貧困世帯の数や割合が増加しているだけ
だ」と反論することがよくあったのだけど・・・。(-"-)

<つまり、子供のいるような一般家庭は、さほど経済的に問題は
ないないと言っていたのよね。しかも、生活保護の母子加算とか
も、カットしちゃたし。(ーー゛)>

 その意味でも、今回、厚労省の調査で、やはり、子供のいる世帯
の貧困の割合が多くなっていることが、明らかになったことには
大きな意義があるように思われる。(**)

* * * * *
 
 読売新聞21日のよみうり寸評に、このような文が載っていた。

『(ほぼ7人に1人が貧困だときいて)・・・先日見たNHKスペ
シャル「セーフティーネット・クライシス」を思い浮かべた。
「子どもに貧困がしのびよる……家で食事ができない。学費が払え
ない」の映像だ◆熱があっても病院へは行かずに、学校の保健室へ
直行する子、朝晩の食事が抜きで昼の学校給食が頼りの子、授業料
滞納がかさむ生徒にアルバイトを勧める教師◆貧困率の反映が
これらの映像だろう。こんなピンチに追い込まれた子たちが不憫
(ふびん)でならない。非正規雇用の増加などによる格差拡大、それ
に追い打ちをかけた不景気、そんな深刻な背景がある◆〈一億
総中流〉などと言ったのはいつのこと、どこの国?の感がある。』

 時々、NHKは、極端な例ばかり集めていると批判する人がいる
のだけど。<政治家の中にもいたんだよね~。^^;>
 その人が、生活する環境によっては、貧困な家庭や地域の状況、
今の子供たちや学校の実態を、ほとんど目にすることがないだろう
から、何か特殊なケースばかり集めているように思ってしまうの
かも知れない。(-"-)
<政治家が、それでは、困るんだけどな~。恵まれた環境で生活
していても、ちゃんとナマの状況を見聞したり、想像力を発揮
したりしてくれないとね。(・・)>

 でも、今、全国各地の学校で、上記のような問題が生じている
のが実情なのだ。(ーー゛)

<東京で言えば、地区によって、大きな差があるようで。一部の
地区では、1クラスに、10人以上、生活保護や就学支援を
受けている生徒がいるところもあるときく。>

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  mewは、このブログに何度か、折角、政権交代をしたのだから、
民主党&社民、国新政権は、自民党政権にできなかったことを
すべきだと書いているのだが・・・。

 経済、社会政策で、鳩山政権が、真っ先に取り組むべきことは、
経済、社会の底上げ、そのための貧困者の雇用&生活支援対策
だろう。
 経済不況の影響で税収が激減して、財源に限りがある時期では
あるが・・・。
 でも、特に、子供たちの衣食住、教育、医療に関しては、たとえ
他を削っても、赤字国債が増加したり、実質増税がなされたりする
ことになっても、早急に対策を講じるべきだと考えている。

 子供時代の生活は、心身の成長や将来に大きく影響するし。あと
から取り戻せるものではない貴重な時期だからだ。(**)

 それに、子供たちは、生まれる親や家庭を選べるわけではないし。
特に幼少期には、自分たちの努力で、貧困のハンデを克服すること
不可能だと言っていい。(-"-)

 しかも、もちろん自由主義社会ゆえ、競争は存在するし。そのため
に、本人の努力が必要であるものの、このままでは、対等に競争&
努力するために、同じスタート・ラインに立てない子供たちだ増えて
しまう。
 それを是正すべきは、オトナたちの、そして国や社会の責務なの
ではないだろうか?(**)

* * * * *

 民主党が、高校の無償化、子供手当てを公約に掲げて、政権
を得た今、それらを早期に実現しようとしているのも、このような
影響や将来の国益を懸念してのことなのである。(・・)

<実のところ、高等教育(高校、大学など)の無償化は、国連の
要請であるのだが。自民党政権は、その要請を無視し続けて来た
んだけどね。(ーー゛)>

 子育て支援に関しても、mew自身、果たして、高収入の世帯
にも供与すべきなのか、また金銭で渡すことが妥当なのか、疑問
に思う部分もあるのだが。

 ただ、現状を見る限り、悠長にそのような議論をしている間も
ないようなとこがあって。ともかく、まずは低所得の家庭を優先
してでも、一日も早く支援をすることが望まれるところだ。

 もちろん、経済不況の中、税収も落ち込んで、財源に限りがある
し。あまり国債の発行をすることも避けなければならないのだけど。

 今、まさに日々の食事や生活に困っている子供がいたり。まさに、
今年、高校や大学、専門学校などに進学できるか、現に通っている
高校や大学などを辞めなければならないかなどで、苦悩している
子供たちがいることを考えて欲しい。
 彼らの中には、3年後になって支援が行なわれても、時、既に遅し
で、ほとんど意味がないものも少なくないからだ。

 それを思うと、慎重にゆっくり議論してなどと悠長なことを
やっているヒマはないわけで。国民の多くにも、それを理解&支持
して欲しいと思うmewなのだった。

                   THANKS

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作った「【政権交代】を目指すブログ結集!」をご参照下さい。
 

by mew-run7 | 2009-10-22 16:23 | 政治・社会一般

by mew-run7