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日本がアブナイ!

軍医の乱射事件で、さらに揺れる米国のアフガン戦略+ 日米関係に新たな兆しが。

最新の記事(10個)のコーナーは右欄に。
*印のついた報道記事は、文末のMore部分にあるです。

 オバマ大統領の来日の日程が、12~13日から13~14日
または13日のみに、変更されることになりそうだ。(・・)

 7日に、米テキサス州中部のフォートフッド米陸軍基地で、軍医
が銃を乱射して、13人が死亡する事件が起きて、米国内に大きな
衝撃を与えているのだが。オバマ大統領は、軍の最高司令官として、
11日に行なわれる追悼式典に出席することを優先したからだ。

当ブログでは、ちょうど10日前に、『アフガン戦略&増兵に
揺れる米オバマ政権&米国民
』という記事をアップしたのだけど。
 この事件は、米オバマ政権&米国民に、さらに大きな動揺を
与えることになりそうだ。(・・)

* * * * *

 事件を起こした陸軍少佐ニダル・マリク・ハサン氏(39)は
ヨルダン系米国人で独身。精神科軍医として、近時はイラクや
アフガンから帰国した兵士たちのカウンセリングなどを行なう機会
も多かったようだ。

 本人は敬虔なイスラム教徒で、イラク、アフガン戦争には反対
の立場で、米軍の撤退を望んでいた。ところが、近い将来、
アフガンに派遣されることを伝えられ、行きたくないと悩んでいた
と言われている。

 そして、ハサン氏は7日に『戦地派遣前の予防接種のため整列
していた第36工兵旅団の新兵ら約300人に向け、突然「アラー
アクバル」(アラーの神は偉大なり)と叫び、約4分間にわたり
拳銃を乱射。<産経新聞7日より>』
 その後、憲兵隊との銃撃戦が展開され、13人が死亡。30人
以上が負傷したという。
 
 ハサン氏は、銃撃されて重傷を負ったものの、命に別状はない
とのこと。基地内の病院に収容されており、回復を待って、事情
聴取を行なうことにしているのだが。
 米国のメディアの多くは、ハサン氏が、今回の乱射事件を
起こした動機に関して、アフガン派遣のことが関わっているのでは
ないかと伝えている。(-"-)

<一部のメディアやネットでは、ハサン氏がアルカイダなどのテロ
組織と関わりがあるような情報が出ていたとのこと。もしかして、
イラク・アフガン戦争賛成派&増兵の推進派が、それを正当化する
ために流したのかな~と思ってしまった。(~_~;)>

* * * * *

 米国政府や国民にとって、米国本土内の軍の基地の中で、兵士が
銃を乱射して、多数の兵士を殺したということだけでも、大きな
問題ではあるのだけど。

 オバマ陣営が、今回の事件を、より重大なものとしてとらえざる
を得ないのは、この件が様々な面で影響を与える可能性が大きい
からだろう。

 コチラの記事にも書いたように、ただでさえ、米国では、政府や
議員、国民の間に、アフガン戦争の続行や増兵を疑問視する声が
高まっていて、オバマ大統領自身も増兵の決断がなかなかできずに
いたところだったのだ。

『ブッシュ前政権から引き継いだアフガンでの戦いを「必要な戦争」
と訴えるオバマ大統領は就任直後に増派に踏み切ったが、戦況は
好転していない。10月の米兵の死者数は55人と2001年の
開戦以来最悪だった。
 戦死者の増加、高まる世論の反対など、「ベトナム(戦争)化」
しつつあるとの見方も増える。先月のCNNテレビの世論調査で、
増派反対は59%に上った。<産経新聞7日より>』

 ちなみに英国では、7割の国民がアフガン撤退を望んでいると
いう報道がなされたばかりだ。(・o・)

『英民間テレビ局チャンネル4が5日夜放映したアフガニスタン
政策に関する世論調査結果で、英国民の73%が「1年以内の駐留
英軍の撤退」を望んでいることが分かった。うち即時撤退を主張する
人は35%と、2週間前の同様の調査より10ポイント上昇した。
 また「反政府勢力タリバンとの戦いに勝利できる」と答えた人は
わずか33%で、2週間前(42%)より大幅に低下。一方、
「勝利はもはや不可能」との回答は57%に上った。<時事通信
6日>』

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 他方、国内のタカ派や国防、米軍関係者などは、今回の事件が、
アフガンに派遣されている&派遣予定の兵士の士気を低下させる
のではないかと、強く懸念している。

 オバマ大統領は、事件の起きた7日にすぐに追悼の意を表す
演説をして、8日にはアフガンから帰還した傷病兵の見舞いの
ため病院を訪問。また、11日の退役軍人の日に行なわれる予定
の追悼式典に出席することに決めたのも、兵士たちの士気低下や
動揺を防ぐためだと言われている。(・・)

 彼らはまた、オバマ大統領が、この事件によって、増兵の決断を
ためらうかも知れないことも恐れているようだ。

『イスラム原理主義勢力タリバンの勢力拡大を防ぐため、アフガン
駐留米軍のマクリスタル司令官は4万人規模の追加派兵を求めて
いる。しかし、バイデン副大統領らは大幅な増派に反対する。
アフガン大統領選の混乱も加わり、オバマ大統領はいまだ増派決定
を発表できずにおり、決断が遅いとの批判は共和党などから
強まっている。<産経新聞7日より>』

 何だか思わず、どの国にも保守タカ派がいて、国民の意思そっち
のけで、ともかく強気一辺倒で、戦争を進めたがるものなのね~と
ぼやいてしまいそうになったのだが。(>_<)

 mewとしては、できれば、今回の事件が、オバマ政権&米国民
がアフガン戦略を見直そうと考える、大きなきっかけになるといい
な~と願っている。(@@)
 
~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~

 さて、日本は、米国からオバマ大統領の来日の日程変更の申し出
を了承。鳩山首相は、7日午後、『「乱射事件があったから大変
だと思う。その中で米側が一生懸命に日程調整して下さっている
ことに感謝する」と記者団に述べ、米側の事情に理解を示した。』

 オバマ大統領は12~13日に日本を訪問したあと、13日夜に
日本を出発して、14~15日にシンガポールでのAPEC首脳
会議に出席する予定になっていたのだが。
 米国側は、何とか日程をやりくりして、13日中に鳩山首相との
会談、共同記者会見、東京での講演など、重要なスケジュールは
実施する意向を示しているという。

『外務省幹部は「日米関係がぎくしゃくする中、米の乱射事件は、
来日中止の最大の口実になり得た。それでも中止しなかったのは、
米側の意気込みの表れだ」と述べ、安堵(あんど)の表情を見せた。』
<以上、読売新聞7日より>

~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~

 先週は、日米関係に関して、3つも記事を書いたのだけど。
<右欄の最新記事参照>

 米政府の中には、日本の新しい政権に対して、どのように
接して行くかという点でも、立場の違いが見られるように
思われる。

 鳩山政権の外交政策に批判的な産経新聞が、7日に『日米は
“家庭内別居” 不満募らすオバマ政権』なる記事を載せていた。
<日米って夫婦だったの?(~_~;)>

 全文は*1にアップしておくが・・・。

 9月21日、クリントン国務長官は9月21日の岡田克也外相
との会談で、普天間移設問題について「現行計画が基本」と
しながらも、「パートナーシップの精神で話し合っていく」とも
述べて、米政府関係者によると、普天間問題で再交渉の意思が
あると誤解されるのでは-との懸念が政権内で出たという。

 これで、鳩山政権は、普天間基地の問題などをじっくりと検討
しようとしたのだが。
 ところが、10月にはいって、キャンベル国務次官補やゲーツ
長官が来日して、普天間移設の変更を容認しないことや、11月
のオバマ来日までに結論を出すまでに、強く迫って来て「あれ、
あれ?」ということになる。(@@)

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『当初、米側は鳩山政権の誕生に「忍耐が必要」と多少の混乱を
容認する姿勢を示したが、ゲーツ長官の対応は「外圧で日本を動かす
古い手法に戻った」(オバマ政権に近い日本専門家)格好。

 もっとも、「外圧」を強めると日本側の反発を招くとして、
米政権内外からは「鳩山政権を追いつめるべきでない」との声が
あがった。このため、13日の首脳会談では、普天間問題で突っ
込んだやりとりはせず、「協力関係を強め、信頼を深める機会と
なる」(キャンベル氏)見通しだ。』

* * * * *

 日米軍事同盟の強化を目指す超保守タカ派系の産経新聞にして
みれば、日本政府が米国のご機嫌を損ねて、両者の関係が悪化
したような感じに見えるのは、気が気ではないだろうし。
 今後、ますます鳩山政権の安保外交政策に対する批判を強めて、
国民の危機感を煽ろうとするのではないかと思うのだが・・・。

 他方で、同紙は、こんな記事も載せている。

『【ワシントン=有元隆志】「だれが言ったか、愚かな発言には
どういう意味があるのか、突き止めようとするには人生は短すぎる」
-米国家安全保障会議(NSC)のベーダー・アジア上級部長は
6日の講演で、国務省高官が先月22日付の米紙ワシントン・ポスト
に対し、「現時点で(米国にとって)最も困難なのは中国ではなく
て日本だ」と発言したことを批判した。

 ベーダー部長は発足間もない鳩山政権について、「権力の移行期
にあり、われわれがいつも経験しているように一定の困難を味わって
いる。健全な進歩だ」と理解を示した。

 そのうえで、日本が行っているアフガニスタンやパキスタンへの
支援、地球温暖化対策での貢献の重要性を「忘れるべきではない」
と強調した。12日からのオバマ大統領の訪日については、日米
同盟関係の重要性を改めて確認することになると述べた。<産経
新聞7日>』

* * * * *

 これらを見ると、国防省&その周辺には、ゲーツ長官をはじめ、
ブッシュ政権の名残であるタカ派の役人たちや、戦争&その利益が
好きなハゲタカたちは、旧態依然と日本を従属的なものにとらえて、
米国の思い通りにならないと批判したり、圧力や脅しをかけようと
している感じがあるのだけど。(ーー゛)

 でも、オバマ大統領やクリントン長官&官邸スタッフの中には、
平和&対話主義に基づいて、日本に誕生した新たな政権の意思を
尊重したり、これまでとは異なった新たな付き合い方、関係を
築こうとする意向を有しているように思えるところがある。(・・)

 世界的に見ても、もはや米国一国主義は通用しないだろうし。
核廃絶や平和維持、環境問題など地球規模で協力して、解決が
望まれる課題が増えているのは明らかだ。(**)

 そんな中、米国も日本も、その国民たちも、お互いに新たな政権
の下で、自国の安保防衛政策や日米同盟、日米関係のあり方も、
根本的に見直すべき時期に来ているのではないかと思うmewなの
だった。(@@)
                  THANKS

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『日米は“家庭内別居” 不満募らすオバマ政権

 ■軍・官僚細るパイプ 日本パッシングも

 【ワシントン=有元隆志】オバマ米大統領は12日、就任後初めて日本を訪問する。アジア歴訪の最初の訪問国として同盟国日本を訪れることで、来年の日米安全保障条約改定50周年に向け、協力関係の強化を訴えたい考えだ。しかし、鳩山政権は「日米同盟基軸」「対等な日米同盟」といった言葉だけが独り歩きし、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)の移設をめぐる迷走が続く。いらだちが深まる米国も鳩山政権との距離感を測りかねているのが実情で、同盟関係は冷却化の恐れをはらんでいる。

                   ◇

 9月下旬、普天間飛行場の移設問題に関するクリントン国務長官の発言が米政府内で波紋を広げた。長官は9月21日の岡田克也外相との会談で、普天間移設問題について「現行計画が基本」としながらも、「パートナーシップの精神で話し合っていく」とも述べた。米政府関係者によると、普天間問題で再交渉の意思があると誤解されるのでは-との懸念が政権内で出たという。

 10月中旬、キャンベル国務次官補(東アジア・太平洋担当)が急遽(きゅうきょ)日本に派遣され、普天間移設をめぐる再交渉や、沖縄県内の嘉手納基地への統合案には応じられないとの米側の立場を伝えた。米側の姿勢を決定づけたのはゲーツ国防長官の10月下旬の訪日だった。長官は11月の大統領訪日までに普天間問題を決着するよう迫った。

 当初、米側は鳩山政権の誕生に「忍耐が必要」と多少の混乱を容認する姿勢を示したが、ゲーツ長官の対応は「外圧で日本を動かす古い手法に戻った」(オバマ政権に近い日本専門家)格好。もっとも、「外圧」を強めると日本側の反発を招くとして、米政権内外からは「鳩山政権を追いつめるべきでない」との声があがった。このため、13日の首脳会談では、普天間問題で突っ込んだやりとりはせず、「協力関係を強め、信頼を深める機会となる」(キャンベル氏)見通しだ。ただ、日米関係に詳しい米議会筋は「鳩山政権が基地問題などで決断できないとオバマ政権の日本への関心は薄れ、ジャパンパッシング(日本素通り)につながる」と懸念する。

 また、インド洋での海上自衛隊の給油活動が中止になった場合、議会を中心に「安保ただ乗り」批判が強まり、通商問題に波及する可能性もある。10月下旬、ワシントン市内で行われた日米貿易フォーラムで、米側は、米国産牛肉の輸入制限やコメの最低輸入量(ミニマムアクセス)問題に加え、日本のエコカー助成制度が米自動車会社を排除しているなどとして、米議会から不満が高まることも予想されると指摘した。

 これまで日米は基地問題などで対立しても、官僚同士や軍と自衛隊のパイプなど複数のルートで補っていた。日本政府関係者は「『実利的』なオバマ政権に加え、『脱官僚』を目指す鳩山政権の誕生で、着地点を模索することが難しくなっている」ともらす。

 保守系シンクタンク・ヘリテージ財団のブルース・クリングナー上級研究員は、いまの日米関係を「家庭内別居」にたとえる。

 「離婚はなく、表向きは笑顔をみせるが、心の中では相手との困難な思い出がたまっている。修復可能だが、最初から緊張関係が続くのは良い兆候ではない」<産経新聞7日>』
by mew-run7 | 2009-11-08 12:04 | 平和、戦争、自衛隊