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日本がアブナイ!

平和で平穏で楽しい生活が一番!・・・脱アベ・スガからガラガラポンの政界大編成を希望。左右問わずmew基準で、政治や競馬、スポーツなど。写真はトロットスター・・・↓PC画面のリンク1~5は無効

ク長官の大使呼び出しはウソ?+官僚主導を打破するには、国民の後押しが不可欠

最新の記事(10個)のコーナーはヨコの欄に。
*印のついた報道記事は、文末のMore部分にあるです。

 今日は、別のことを書こうと思っていたのだが。
 チョット「聞き捨てならねぇ~」という話があったので、そちら
のことをメインに書くことにする。(・・)

 前記事で、「藤崎駐米大使が、クリントン米国務長官に呼び出さ
れた」というニュースを取り上げて。
 あれは、米国or外務省のパフォーマンスではないかと書いたの
だけど・・・。
 どうやら本当に、藤崎大使が、ウソをついたor大げさに伝えて、
パフォーマンスを行なっていた可能性があるようだからだ。(・o・)

* * * * *

 この件については、「情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士
(ヤメ蚊)」さんが、下記の記事をTBして、情報を届けて
下さった。

「普天間移設で米国務長官が現行案受け入れ要請のため大使を
呼んだというが、違うでしょう(^^)」<コチラ

「ほらね、やっぱり、国務長官が大使を呼び出したんじゃなかった
でしょ~普天間移転問題」 <コチラ

 また、永田町異聞さんも「クリントン長官の藤崎大使呼び出しは
談合報道?」(コチラ)というの記事で、この件の報道の仕方に
疑問を投げかけている。(・・)

* * * * * 

 米国務省のHPに、会見のやりとりが載っている(コチラのだが。

 昨日、米国務省のクローリー米国務次官補が、定例記者会見で、
記者から、「日本の大使を呼び出したのか?」と質問されて、この
ように語った。

「日本の大使は、(国務省の)キャンベル次官補に会いに来て、
クリントン長官のところに立ち寄った。そして、(普天間問題)
には、もう少し時間が必要だと言った。」

 そして、改めて記者から「呼び出されたのではないのか?」と
問われたクローリー氏は、チョットはっきりしない感じもあった
のだけど・・・。
「彼は呼び出されのではなく、実際には、彼が会いに来たのだ
と思う」と、答えていたのだった。(@@)

* * * * *

 また、鳩山首相は、18日にコペンハーゲンで開かれたCOP
に出席した際に、クリントン長官と会って、普天間の件を説明し、
「わかった」という答えを得たと話していたのだけど。

 日本のメディアの多くは、この藤崎大使の呼び出しのニュース
を伝えた際に、あたかも鳩山首相が、ウソをついたか、コトの
重大性がわからず、楽観的な受け止め方をしているかのような
批判めいた記事を書いていた。

 たとえば、読売新聞23日は、こんな記事を載せていた。

『閣僚が一国の大使を緊急に呼び出すのは、相手国に対する抗議
を伝達する場合が多い。米側が今回こうした手段に出たのは「日本
政府への不快感をはっきり伝えるためだろう」(日米外交筋)と
見る向きが多い。

 首相は17日のコペンハーゲンでの晩さん会席上、日米で合意
した同県名護市辺野古への移設計画を見直し、移設先選定の結論
を先送りする方針を長官に説明。その後、「(長官に)十分に
理解いただいた」と記者団に説明した。米側は日米合意の履行
を求めており、首相の説明は強い反発を招いたようだ。関係者に
よると、今回の召請を公表したのは、米側の意向を踏まえた対応
という。

 コペンハーゲンでのやりとりは、日米とは無関係の出席者が
大勢いる晩さん会で、隣り合わせに座った首相とクリントン長官
が非公式に交わしたものだ。外務省幹部も「国務長官の意向として
公表すべきものではなかった」との見方を示す。首相の外交感覚が
厳しく問われる事態となっている。<読売新聞23日より>』

 でも、クローリー次官補は、コペンハーゲンで、鳩山首相が
クリントン長官に説明をしたことも、認めていた。(・・)

<産経新聞24日の【主張】普天間問題 不信高める首相の
「虚言」は*1に。>

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 mewが、そもそも、これがパフォーマンスなのではないかと
疑った大きな要因のひとつは、藤崎大使が国務省から出て来た
ところに、しっかりと何人もの記者やカメラが待機していて、
マイクを差し出して取材をしていたことにある。(・・)

 もし藤崎大使が、本当にクリントン長官に、急にその朝、呼び
出されたとしたら、しかも、それが異例&深刻な問題であるよう
なことだとしたら、一般的に考えて、できるだけ、記者たちに
わからないように国務省に行くのではないかと思うのだが・・・。
 
 でも、藤崎氏が15分の会談を終えて、国務省を出て来た時には
記者たちは、もう彼を待ち構えていたわけで。ということは、記者
たちは、事前に、彼が国務省に行くことを知らされていたのでは
ないかな~と思ったのである。

 それに、長官との話が本当に深刻であったなら、記者たちに
マイクを差し出されても、わざわざ、いかにも大変なことが
あったかのように、「(国務)長官が大使を呼ぶということは、
めったにないことでございますが」なんて軽々しく話したりは
しないだろう。(ーー゛)

* * * * *

 mewは、ここで藤崎大使がウソをついたと、決めつける気は
ない。

 たとえば、藤崎大使が、国務省に、ご都合のいい時に伺いたいと
連絡をしておいたところ、「今日ならOKなので、来てくれ」と
電話があった・・・なんて可能性もあるし。
 藤崎氏は、まさか長官に会えるとは思っていなかったのだけど。
この日は、雪のために、政府の仕事が臨時でお休みになったので、
クリントン長官も急に予定が空いたため、「長官も会いたいと
言っている」とかいう電話があったのかも知れないしね。(・・)

 それに、米国側が「呼び出し」報道で、日本のメディアが思った
より騒いだために、ちょっと控えめに言ってごまかした可能性
だって、全くないとは言えないとは思うのだけど。^^;

 でも、あの藤崎大使が記者に答える映像を見た人は、彼が
いかにも深刻な事態であるかのようにふるまっていたのに、
気付いたと思うし。
 また、日本のメディアが、それを受けるような形で、まさに
深刻な状況になっているかのように、この件を報じたのは事実だ
<しかも、上記したように、鳩山首相の方をウソつき扱いするか
のような感じで。^^;>

* * * * *

 そして、この件で、mewが一番感じたことは、日本が、いかに
これまで官僚主導国家であったか、今もまだ、その状態が続いて
いるかということである。(・・)

 彼らは、国政において、自分たちが思うようにコトが進まないと、
相手が首相であろうと大臣であろうと、こういうパフォーマンスを
含めて、政治家に圧力や脅しをかけるために、アレやコレやとする
ことがあり得るのだ。(ーー゛)

<たぶん、普天間移設の問題に関しては、ブログでも何度か書いた
ことがあるけど、大臣たちが、外務省や防衛省の官僚にアレコレ
脅されて、弱気になるケースもあるのではないかと思うし。(・・)

 それこそ、小泉政権の時には、田中真紀子氏が外務省の次官など
とうまく行かず。あることないことをメディアに流されたりもして、
田中氏の方が外務大臣を更迭されたりしたぐらいだもんね~。(@@)>

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 藤崎大使は、父親も外交官だったとのことで。<さらに、その後
は、最高裁裁判官に。>本人は慶大在学中に外交官試験に合格して、
北米畑を歩んで来たエリートだという。
 そして、彼が、日米同盟をと~っても重要視する自民党政権の
下で、ずっと仕事をして来たことを考えると、彼には、自分が今の
日米関係を築いて来たという強~い自負があるかも知れない。(・・)

 それが、本人の意に反して(?)、民主党が政権をとることに
なって。しかも、折角、自分たちがこれまで米国との間で、うまく
まとめて来た米軍再編に関する計画&合意を、鳩山内閣がなかなか
OKしない状態が続いていることに、彼がかなりイラ立っていると
しても不思議はないし。
 ここで、クリントン長官と会う機会を得たことや、反鳩山的な
メディアを利用して、早く結論を出すように、プレッシャーを
かけようと考えたとしても、彼らにとっては、自然なことなのかも
知れない。^^;

 日本のエリート官僚たちの中には、自分たちは、首相や大臣など
の政治家の部下であって、彼らに使われるべき存在だとは思って
いない人が少なくないのだから。
 彼らにしてみれば、コロコロと首相や大臣が代わる中、自分たち
が、国益に資するようにコトを運んでいるのだから、次の首相や
大臣も、自分たちの言うことをきけばいいのだというような感覚
があるのかも知れない。(@@)

<宮内庁の羽毛田長官が、わざわざ緊急会見を開いて、マスコミに
鳩山内閣が1ヶ月ルールを破って、特例会見を行なうことになった
ことを訴えたのも、チョット、それに近いものがあるかも。羽毛田
氏は、元・厚労省事務次官でバリバリの官僚だしね。(~_~;)>

 彼らは、小泉元首相流に言えば、まさに「政治主導」を目指す
民主党+α政権の、最大の「抵抗勢力」と呼ぶべき存在なのである。

* * * * *

 前記事では、ゴルバチョフ氏の提言もアップしたのだけど。
官僚に関わることでは、彼は、このように語っていた。

「とにかく政府間で話し合い、官僚任せにしないことだ。政治は
民意を大義とする」

「在日米軍の巨大な基地の持つ意味を日米双方で真摯に話し合わ
なければならない。前政権下で果たして、このような議論が行われ
てきたのか。
 官僚にとって『これまで通りに』のシナリオは気楽な仕事だ。
彼らはノウハウがあり、言葉の使い方が巧みだ。正義を斜めに解釈
させるくらいの頭を持っている。政治の力と国民の後押しが、
だから不可欠だ」

 もし国民が、一部の官僚&メディアの画策に載ってしまって、
事実かどうかわからないことでも、政権批判をするように
なったら、そのウラで、喜んでいる官僚がどれだけいることか。^^;

 そして、少しでも、日本の国政を官僚主導から政治主導に変えて
行くためには、政治の力と共に、国民の後押しが不可欠なのだと
いうことを、改めて訴えたいと思うmewなのだった。(@@)

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作った「【政権交代】を目指すブログ結集!」をご参照下さい。
 




『【主張】普天間問題 不信高める首相の「虚言」

米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)移設問題でクリントン米国務長官が藤崎一郎駐米大使を国務省に呼び、「米政府の考えを改めて伝えたい」と日米合意に沿った早期決着を強く求めた。

 長官が大使を呼び出して個別の要求を伝えるのは極めて異例だ。鳩山由紀夫首相は移設問題を先送りして他の移設先を探す政府方針を決めたが、先にコペンハーゲンで長官と意見交換した際に「長官には十分に理解をいただいた」と発言したことへの米側の強い反発と不信が読み取れる。首相は日米同盟の信頼修復のためにも直ちに政府方針を再考し、現行計画に基づく解決を決断すべきだ。

 ワシントンでは大雪で政府機関が臨時休業した。にもかかわらず、大使会見は長官指示で急に決まった。キャンベル国務次官補も同席し、長官が「日米関係を重視する立場」で現行計画の早期履行を明確に求めたという。異例ずくめの設定はオバマ政権の意志の強さを推し量るには十分だろう。

 首相は11月の日米首脳会談でも「私を信頼してほしい」と早期決着を約束するかのような発言でオバマ大統領に誤解を与え、結果的に対日不信を募らせた。

 今回のコペンハーゲンでの首相発言も、デンマーク女王主催の晩餐(ばんさん)会で隣席した際の会話にすぎない。しかし、鳩山首相は記者団に説明する中で、あたかも日本の政府方針をクリントン長官が全面的に容認したかのような印象を与えた。このため、長官は大使を呼び出す形であえて首相発言を訂正させたともいえる。

 藤崎大使が会談後、米政府側の危機感を「重く受け止めている」と語ったように、日米の信頼関係の危機的状況は深まっている。

 問題はそうした信頼の喪失が閣僚でも高官でもなく、トップである首相自身の発言から繰り返し生じていることにある。

 鳩山首相の発言の軽さと迷走ぶりはかねて批判されてきた。しかし、普天間をめぐる不信がここまでくると、米側では迷走を超えて「虚言」や「ミスリード」と受け取られかねない。国家の安全や同盟の信頼を預かる指導者として重大な事態といわざるを得ない。

 このままでは、首相自らが「日本外交の基軸」と掲げた同盟を軸とする日米関係全体まで空洞化してしまう恐れがある。普天間移設問題の早期決着を求められる理由もここにある。<産経新聞24日>】
by mew-run7 | 2009-12-24 08:11 | 政治・社会一般

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