国民の代表・菅財相に、特会&埋蔵金の解明を期待+小沢聴取+障害者自立支援法の訴訟和解
2010年 01月 08日
*印のついた報道記事は、文末のMore部分にあるです。
民主党の小沢幹事長が、自らの政治団体の土地取引の件で、
東京地検特捜部から、任意の聴取を要請されたという。(・o・)
検察が現役の議員、特に与党№1の幹事長に聴取をするのは
かなり異例なことだろう。^^;
mewは、もし検察が必要だと思うなら、聴取をしても構わない
と思っているのだけど。やるなら、コソッと話を聞きに行っても
<orどこかに来てもらっても>いいわけで。今回のように、
逐一「聴取を要請するつもりだ」「要請した」「返事はまだ来て
いない」と、マスコミに報道させることはないのにな~と思って
しまうところがある。(ーー)
また、この件については、改めて書きたいけど。検察は、一体
何の容疑で捜査をしているのか、mewには、見えて来ない
ところがあるのだ。^_^;
もし、ここまで大騒ぎして、結局は、秘書を虚偽記載(or不記載)
で起訴するだけに終わったとしたら、コチラの記事にも書いたけど、
他に思惑や意図があったと思われても仕方ないのではないか
と思ったりもする。(-"-)
* * * * *
ところで、昨日は、民主党+α政権になってよかったな~と
思うことが2つあった。(~~)
一つは、小泉政権で作られた弱者いじめの典型的法案であった
障害者自立支援法をめぐる違憲訴訟に関して、国側との和解協議
が調い、昨日、長妻昭厚生労働相ら3者が、訴訟終結の「基本合意」
に調印を行なったことだ。(・・) <exciteコチラに写真つき記事>
『同日夕、厚労省内で開かれた調印式で長妻厚労相は「(法律で)
皆さまの尊厳を深く傷つけ、心から反省の意を表明します。障害者
施策の新しいページを切り開いていただき感謝申し上げる」と
あいさつ。原告を代表し署名した原告第1号の広島県廿日市市、
秋保喜美子さん(60)は「一人一人の(原告の)思いが合意に
入り、感激している」』と語っていたのだが。<毎日新聞8日より>
一日も早く、合意通りに、同法案が廃止されることを願って
いる。(**)
* * * * *
また、昨日、菅直人氏が、藤井裕久氏の後任として、正式に
財務大臣に就任したのだけど。
菅氏が会見などで、「大臣は役所の代表ではなく、国民が
その役所に送り込んだ国民の代表だ」と語るのをきいて、やっぱ
政権交代してよかったな~と改めて感じたのだった。"^_^"
前記事でも書いたように、菅氏は決して経済、財政プロパーでは
ないのだけど。
ただ、もう30年近く国会議員を務めて来て、予算委員会などで
質問をする機会も多かったし。東工大理学部卒&弁理士だったよう
に、学習能力も高いと思われるし。うまく官僚やブレーンを使えば、
経済財政政策に大きな問題が出るようなことはないだろう。
菅氏は、mewの知る限り、社会主義的な思想に偏っているわけ
ではなくて、自由主義を前提にものごとを考えている人だし。
近時も、景気&デフレ対策、そのための内需拡大政策や社会
政策を色々と提言しているだけに、今のように景気が低迷して
いる時期の財務大臣には、むしろ適任かも知れない。(・・)
<菅大臣の記者会見にの一問一答はコチラ&(前半部分*1に。
記者の質問にも、そこそこ的確に答えているのでは?
閣僚として、90円半ばが望ましいと発言したことは異例な
ことで(本人も留意する発言をしている)賛否両論があるよう
だけど。藤井前大臣の円高容認発言を、チョット修正したい
&景気回復につなげたい思いもあったのではないだろうか?>
* * * * *
また、mewの関心&期待は、菅大臣がいかに財務省をコント
ロールするかというところにもあるのだけど。菅大臣も、その
ことを十分に意識しているようだ。
『菅副総理が7日、正式に就任した。菅氏は就任会見で「大臣は
役所の代表ではなく、国民がその役所に送り込んだ国民の代表。
官僚に協力を求めるが、最終的な判断は私も含めて政務三役で
行う」と述べ、政治主導への意気込みを強調した。
また、予算については、これまで実際に当初の目的通りに使われ
たかどうかのチェックが不十分だった点を指摘し、国民に向けた
情報公開に努めていく考えを示した。<日テレニュース7日より>』
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この「大臣は、役所の代表ではなくて、国民の代表だ」という
視点は、これまでの自民党政権下の多くの大臣に欠けていたもの
なのではないかと思うのだ。(・・)
彼らは、ともかく大臣という身分を得ることを重視していたし。
中には、自分なりの志を持っていた人もいたとは思うのだけど、
結局は、ほとんど官僚任せで、国民のためというよりは、国家や
与党の都合のためor自分や支持者、族議員、関連団体の利益の
ために働いていたところが大きかったように思われる。(-"-)
でも、閣僚というのは、国民の代表として、行政を民主的に
監視&コントロールするために選ばれているのだから、いかに
国民の利益のために、ある意味で国民が雇っている官僚たちを
使いこなすか、その視点&心がけが重要なのである。"^_^"
* * * * *
菅大臣は、次のような話もしていた。
『菅氏は7日午前、東京・吉祥寺の自宅前で記者団に対し、「財務
省は良い意味でも悪い意味でも霞が関の象徴的な役所だ。より公開
された形で、意味のある仕事ができる役所に変えられれば、霞が関
全体を変えていく一つのモデルになる」と述べ、財務省改革に意欲
を示した。<読売新聞7日より>』
『一つのポイントは、予算が効果的に使われているかという情報
公開だ。財務省が一番情報を持っており、隠し金庫のようなものが
あれば国民の前に全部オープンにしたい」・・・「役人に取り込ま
れるという感覚はまったくない」と強調した。<毎日新聞7日より>』
『民主党マニフェストの中では、207兆円の一般・特別会計を
含む総予算を全面的に見直すとなっているが、まだこの3カ月半
では着手したという段階に留まっている。あらゆる特別会計、独立
行政法人、公益法人について、主に行政刷新会議が担当することに
なると思うが、多くの関わりを持つ財務省の立場で、この問題に
しっかり取り組んでいきたい」<ロイター7日より>』
* * * * *
鳩山&民主党+α政権は、「脱・官僚主導」=「政治主導」&
「国民主体」の国政運営を大きな目標に掲げているわけだけど。
官僚国家・日本の中で、最も力が強い省庁&プライドも高い官僚
がいるところであり、「官僚主導の本丸」と呼ぶべきところは、
財務省であろう。(**)
何分にも彼らは、国のおカネ、各省庁のおカネを握っていて、
彼らのOKなしには、何を行なうにしても、予算がとれないの
だから。財務省さまさま、なのである。(@@)
旧・大蔵省の頃から、彼らの中には、「自分たちが、この国を
作り、動かしているんだ」という自負を持っている人が多くて。
<実際、国家公務員試験合格者の中でも、優秀な成績をおさめた
人が多いのは事実のようなのだけど。^^;>
それは、いい意味では、国政を担う人間としての責任感や意欲
につながっているのだけど。その自負やプライドが、よからぬ形
で出てしまうことも少なくない。(-"-)
<自分たちは、将来的にも上の立場であって当然だと思う人が
いたり。過ちを認めようとしなかったり。生身の政治状況よりも、
オモテ向きの数字にこだわったり・・・などなど。>
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昨年の「行政仕分け」の時も、予算折衝に強い財務省の優秀な
役人たちは、見事に短期間で資料を作って、各事業の問題点や
減額対象などをリストアップしていて。
蓮舫議員などは、その資料や説明を元にして、バシバシッと質問
や問題点の追及、判定を下していたわけだが。
その時も、「行政仕分け」自体は、かなり評価されたものの。
財務省主導で行なわれた感があるとか。財務省の事業の仕分けは
なされていなかったのではないかという批判が出たりもしていたし。
<ここに彼らの有能さと、自分のところは別格扱いの聖域にして
いる部分があらわれている感じが。^^;>
藤井前大臣は、元大蔵官僚(主計局主計官)で、彼らの大変さや
考え方も理解できるためか、チョット官僚寄りで、彼らと対峙する
のを避けているのではないか、政治主導とは言えないのではないか
という批判もあったのだけど。
菅大臣の場合は、今度は国民代表として、財務省という伏魔殿の
中で、どのようにして官僚たちをうまく扱って行くか、そして、
いかに予算や財政収支の透明性を確保して行くかが、大きな課題に
なるわけで。
官僚の中には、アレコレ抵抗をしたり、隠そうとしたりする
人たちもいるかも知れないのだけど。<それこそ、菅氏が厚生大臣
をしていた頃の、厚生省の役人たちのように?^^;>
* * * * *
特に、この一般・特別会計を合わせた予算の明細、使われ方は、
きちんと明らかにされたことがないし。また、その中からアチコチ
に貯め込まれている埋蔵金の在り処や額も、いまだにベールに
包まれている部分が大きい。(・・)
本来、国のおカネは国民のものなのだから、国民にオープンに
すべきなのに、いつの間にか、国民の目には触れないような隠し
金庫や隠しポケットのようなものがたくさん作られてしまった
のは、大きな問題だし。
菅直人氏なら、それを少しずつでも明らかにできるのではないか
という期待が膨らむところがある。(**)
<ここは、行政刷新を担当する仙谷大臣と、彼をアシストする
ために首相補佐官に任命される枝野幸男氏との協力体制にも
期待したいところだ。
ちなみに枝野氏は、菅氏が厚生大臣として薬害エイズの問題
で役人たちとやり合った&一部を味方につけて協力させた時に、
菅氏のスタッフとして、共に勉強したり、戦略を練ったりしていた
だけに、またこの2人が手を組むのは、かなり興味深い。>
* * * * *
ただ、いつも書くことだが、鳩山内閣の閣僚たちが、国民の
代表として、一部の官僚たちの抵抗に負けずに、政治主導の
行政を行なうには、何より国民の支持、応援が重要になるわけで。
自分たちの税金が、政治家や官僚やその関係者の利益のため
ではなくて、自分たちの利益や、本当に必要なことに有効に
使われるようにするためにも、できるだけ多くの国民が、菅
新財務大臣&閣僚たちの動きに注目&応援してくれるといいな~
と願うmewなのだった。(@@)
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ぶいっちゃんの「らんきーブログ」、iiyumeさんの「とりあえず書いて
みようか」も必見!(**)
kimeraさんも「kimekime25」で吼えているです。
さらに現政権にノーさんが作った「THE BLOGGER」、晴天とら日和さんが
作った「【政権交代】を目指すブログ結集!」をご参照下さい。
『[東京 7日 ロイター] 菅直人副総理兼財務・経済財政担当相は7日午後、財務相就任を受けて記者会見を行った。
会見の一問一答は以下のとおり。
──就任のあいさつとして。
「大臣は役所の代表ではなく、国民が役所に送り込んだ国民の代表だ。その役目として大臣に就任した。副総理の役割もあり、内閣全体についても総理を支える立場で十分に目配りしなくてはならない」
「財務省について一、二点、推し進めたいことがある。一つは、予算執行についての透明化だ。歳出、つまり予算執行の中身を国民に公開し、国民のためになっているか判断できるような運営、支出の管理を実行していきたい」
「民主党マニフェストの中では、207兆円の一般・特別会計を含む総予算を全面的に見直すとなっているが、まだこの3カ月半では着手したという段階に留まっている。あらゆる特別会計、独立行政法人、公益法人について、主に行政刷新会議が担当することになると思うが、多くの関わりを持つ財務省の立場で、この問題にしっかり取り組んでいきたい」
「経済財政担当は継続するよう総理から話があった。日本を元気にしていく前向きの事については、経済財政の観点から明るい未来を展望するような、すでに成長戦略の基本方針を打ち出しており、そういうものへの肉付けも含めて取り組んでいきたい。財務省の仕事は現実社会での仕事が多い。現実の中に埋もれることがないよう、坂の上の雲を目指して歩めるような方向性を、経済財政担当という立場の中でも合わせてまとめていきたい」
──予算執行の透明化について話があったが、厳しい財政の再建について。消費税、環境税、いわゆる埋蔵金の活用をどう考えるか。
「今日の財政状況となった原因をしっかり押さえなければならない。12月30日に発表した成長戦略をしっかり推し進めることが第一になければならない。環境、健康、アジア、地域・観光、科学技術、雇用と6本の柱になっているが、基本的には需要拡大でいろいろな政策を展開するのが、財政再建の基本的な道筋だ」
「税制については207兆円の国の総予算を徹底的に見直す作業が始まったばかり。その中から無駄なもの、必要のない制度、あるいは間違った制度を変えていく。その上で、ある時期には消費税といった議論も必要になるかと思うが、少なくとも増税から入っていくのではなくて、まずは、今までの財政のあり方を徹底的に洗い出すところから入っていくべきだと思っている。環境税については、税制調査会あるいは省庁間をまたぐ議論をすることになると認識している」
「かつて埋蔵金は一切ないと言っていた自民党の政治家も、かなり埋蔵金を使った。私たちが組んだ予算の中でも、いわゆる埋蔵金をかなり掘り出して予算に計上した。もちろん埋蔵金は無限にある訳ではなく、まだ使えるもの、使っても良いものについては精査していきたいが、基本的には、埋蔵金は無限にある訳ではないとの認識を持ちながら、207兆円の色々な見直しをしっかりと、全ての省庁の大臣、副大臣、政務官が先頭になってやって頂くよう努力していきたい。』