名護市長選で、基地移設反対派の候補が勝利!+小沢聴取のリーク情報は出ないの?
2010年 01月 25日
先日、ご紹介したiiyumeさんの小沢問題&検察に関する記事が、
リンクエラーになるケースがあったとのことで、すみませんでした。m(__)m
この記事末にある「とりあえず書いてみようか」のリンクは有効
なので、そちらの方から是非!(~~)
最新の記事(10個)のコーナーはヨコの欄に。
*印のついた報道記事は、文末のMore部分にあるです。
前記事で、検察のリーク情報について書いたのだが・・・。
23日に、民主党の小沢幹事長が、4時間にもわたって、東京
地検特捜部の事情聴取を受けて、署名した調書まで作成して。
小沢氏側は、その後、記者会見を行なって、検察側に語ったこと
を説明したので、そこで出た話は、アレコレと報じられているの
だけど。
何故か、石川議員の時とは大違いで、今回の事情聴取での小沢氏
の供述内容や様子に関して、検察側or「関係者」からの話が、
どこにも、一切、報じられていないのよね~~~。(・o・)
さすがに、検察側も小沢氏の供述内容は、外には出しにくいの
かしらん?(**)<まあ、小沢氏の説明通りだったら、違法性は
なくなっちゃうので、リークする意味もないしね。^^;>
でも、もしメディア側が主張するように、検察リークなどは存在
せず、独自取材で、供述内容を得ているなら、もっと色々な話が
出て来てもいいはずなのにな~。(-"-)
あ、昨日は日曜日だったから、記者や検察官が、みんなお休みで
取材ができなかったのかな?(@@)
~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~
さて、昨日は、普天間基地移設の問題で注目されていた名護市の
市長選が行なわれたのだけど・・・。
移設反対派の前市教育長の稲嶺進氏(64・民・社・国・共支持)
が、条件つきで移設を容認をしていた現職市長の島袋吉和氏(63・
自公が実質的に支持)を破って、当選を果たすという、画期的な
ニュースがあった。"^_^" excite関連記事コチラ
稲嶺氏は、当選後、記者団に対して「辺野古の海に基地は
造らせないという約束で選挙を戦ってきた。しっかり信念を持って
貫く」と力強く語っていた。(発言要旨*1に)
鳩山首相が、5月末までに決めると言っていた普天間移設先
の検討にも、大きな影響を与えそうだ。(@@)
* * * * *
確定得票数は、稲嶺氏が17950票、島袋氏が16362票。
<投票率は76.96%で、過去最低だった前回の74.98%
を上回った。当日有権者数は4万4896人。>
従前の予想通り、得票数は、かなりの接戦で。まさに名護市の
住民の苦悩が伝わって来るようにも感じられたのだけど。
ただ、96年に名護市が普天間移設先の候補になってから13年
の間に行なわれた過去3回の市長選では、全て施設容認派の候補が
勝っていたこと。反対派は30%台の得票しか得られていなかった
ことを考えると、今回、反対派の候補が勝ったのは、実に画期的な
ことだと思うし。
住民の勇気ある決断に拍手を送りたい。(**)
* * * * *
これは、沖縄県全体&特に基地のある地域に言えることなのだが。
県民の多くは、本当は、いつまでも自分たちのところばかりに
米軍基地を押し付けられていることを理不尽に思っているし。特に
基地周辺の人たちは、騒音や安全性、米軍の諸事件などで悩んで
いる人たちが多いのは事実なのだけど。
でも、経済&産業の振興が進んでいないため、雇用や収入源、
自治体への補助金の確保などで、米軍基地に依存せざるを得ない
部分があって。板ばさみ状態になっている人が少なくない。
そして、名護市の場合も、自民党政権下においては「どうせ移設
に反対しても、基地ができるなら、自民党とパイプのある人を市長
に選んで、少しでも経済&産業振興で利益があった方がいい」と
考える人もかなりいたのではないかと思われる。(-"-)
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ただ、今回の場合は、少し様相が違った。
昨年の総選挙で、政権交代が実現して、民主党+αが政権を
とったからだ。(・・)
民主党は、08年から沖縄ビジョンを示しているし。鳩山首相は、
総選挙の際にも、沖縄の県民の意思を重視して、県外移設を考える
と共に、沖縄が基地依存せずに済むような経済振興策をはかると
明言しているので、民主党政権になれば、もう自民党の言うがまま
になって、そのパイプに頼る必要性もない。(**)
それゆえ、今回の選挙では、『稲嶺氏の陣営には国政与党の
民主、社民、国民新党に共産党も加えた反自公勢力が結集。県外
移設とともに、鳩山政権との連携による地域振興などを訴え支持
を広げた。自民、公明両党や市経済界の支援を受けた島袋氏は、
選挙戦では移設問題にほとんど触れず、市政継続を訴えたが
及ばなかった』という。<毎日新聞24日>
もともと、住民の中には、特にサンゴやジュゴンで知られる
美しい辺野古の海を埋め立てる計画には、抵抗感を覚える人が
多かったし。
この市長選が、自分たちが移設に関する意思を示せる最後の
チャンスになるかも知れない。
そして、今まで、反対派に投票することに躊躇していた住民の
うち、約20%に当たる何千人かが、稲嶺氏の投票に回ったこと
で、今回の結果が生じたのではないかと考えられる。(・・)
そして、これは、昨年の総選挙での政権交代に続いて、住民の
意思で、自分たちの地域のあり方を選択した、まさに民主主義&
地域主権的な出来事なのでないだろうか?(**)
~ ~ ~ ~ ~ ~ ~
昨日の選挙結果は、米国側や自民党(公明党も?)や一部官僚
にとっては、痛いものになったことだろう。(~_~;)
彼らが、移設先に関し、鳩山内閣に早期の決断、特に年内の決断
を強く望んだ大きな理由の一つに、この名護市長選の結果を待ち
たくなかったということがある。
もし市長選で反対派が勝ったら、自民党政権との間で合意して
いた名護市への移設を進めるのが、難しくなるからだ。^_^;
http://mewrun7.exblog.jp/11748045
<自民党や一部官僚は、日米軍事同盟を強化する計画に沿って、
すべてを行ないたかっただろうし。それに、自公の政治家や関係者
の場合には、移設先が変わると、予定していた利権が手にはいら
なくなるしね~。(@@) 守屋元防衛事務次官も、埋め立てに使う
土砂の需要を見込んで、山を買っている政治家がいるらしいという
話をしていたですぅ。^^;(コチラ参照)>
* * * * *
逆に言えば、鳩山首相は何とか、この名護市の市長選の結果を
見たくて、強引に、結論を先送りして来たところがあるのでは
ないかと思われる。
鳩山氏は、総選挙の最中から、沖縄の県民の意思を尊重すべき
だと言っていたし。そして、米国も「民主主義」の結果には、
弱いところがあるからだ。(**)
<米国は、自分たちが、世界の「自由&民主主義国のリーダー」
であることを自認し、誇りに思っているので。民主主義に反する
ようなことはやりにくいのである。
だから、あのアーミテージくんでさえ「軍靴で(戦地に)立て!」
とか、憲法改正が望ましいとか、内政干渉みたいなことを言って
おきながら、「主権者たる国民の意思が重要だ」とフォローするし。
最近も、複数の米政府関係者が、民主党に政権が代わって交渉が
難航していることや、名護市の市長選の影響に関して、「われわれ
は、民主主義を尊重する」というコメントを出している。(・・)>
また、もしかしたら、この結果を最も喜んでいるのは、社民党
の福島党首は幹部かも知れない。
社民党は、辺野古への移設を強く反対していたため、世間から、
連立政権のお荷物のように批判されることがあるし。他方では、
党内や支持者からは、福島党首などが閣内にはいって、民主党の
方針に流され過ぎだという批判を受けていて、ちょっと四面楚歌
の状況になりつつあったからだ。(@@)
<それで、昨日の党大会でも、若干、険悪な雰囲気になったり、
執行部の一部が決まらなかったとのこと。党大会の前に、この
市長選の結果が出ていれば、よかったのにね。^^;>
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ただ、現実問題として、もし名護市への移設計画を中止すること
にした場合、ここから大変なことになるだろう。(@@)
『仲井真弘多沖縄県知事は24日夜、名護市長選で米軍普天間飛行場
(宜野湾市)の移設反対を公約した稲嶺進氏が勝利したことについて
「辺野古に移設するかどうかは政府が200%決めることだ。政府・与党
の(沖縄基地問題)検討委員会の結果を待つ」と述べた。那覇市内で
記者団の質問に答えた。
知事は市長選の結果を「名護市民の判断だ」とし、「普通は(辺野古移設
は)消えるだろう」との見方を示した』という。<時事通信24日より>
06年に自公の支持で当選した仲井真氏にも、沖縄県民の代表として、
知事としての権限の使い方も含めて、協力してもらわなければいけない
ことが色々とある。<今年の秋に知事選もあるのよね。(**)>
米国の中には、おそらく従前の合意通りに計画を進めることを
強く要望して、相変わらず、圧力やら脅しやらをかけて来る政府関係者
などもいるだろうし。
また、米国側が納得できるような移設先を提示しなければ、
普天間から基地を動かさないと言い出すおそれもある。<いわゆる
普天間の固定化と言われる問題だ。(-"-)>
今、民主党や社民党が、県外も含め、移設先を探しているのだが。
社民党が提案していた硫黄島は、火山の影響があるとのことで、
移設は困難とのこと。また、民主党が候補に挙げている島や地域
の関係者や住民からは、次々と移設に反対する声が上がっている。^^;
* * * * *
そのような状況を見て、「だから最初から、米国の要望に沿って
合意通りに話を進めればいいのだ」という政治家や識者、メディア
が続出するかも知れないのだけど・・・。
mewは、そうは思わない!(**)
これは、日本の国民が、自分たちの国、地域のあり方を、自分
たちの手で決めようとしているという点で、真の民主主義の
第一歩なのだから。
また、日本が自立した主権国家である以上、相手が米国で
あれ、どこであれ、対等な関係に立って、主権者たる国民の意思
を尊重した外交、安保政策をとるべきなのだから。
<基地の移設費用のほとんども、経済振興策なども、全部、日本
の国民の税金で行なっているのだしね。(ーー)>
でも、いつも書くように、そのような国政を行なうには、国民の
サポートが必要不可欠であることは言うまでもない。(・・)
そして、 ある意味では米国が与えてくれたとも言える「自由&
民主主義」が、戦後60余年立って、ようやく日本にも根付きつつ
あることを、米国への感謝の意も込めて、し~っかりと体現できる
といいな~と願っているmewなのだった。(@@)
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作った「【政権交代】を目指すブログ結集!」をご参照下さい。
『稲嶺進氏の発言要旨=名護市長選
沖縄県名護市長選で初当選した稲嶺進氏が24日、記者団に語った内容は次の通り。
-市長選で米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)をキャンプ・シュワブ沿岸部(名護市辺野古)に移設する現行計画に反対という結果が出たが。
これまでは(1997年末の)市民投票も民意、(移設容認派が当選したその後3回の)市長選も民意ということで、いろんな捉え方をされてきたが、今回は(市民投票と)同じ答えを出すことで、これが市民の民意なんだと示した。わたしは辺野古の海に基地を造らせないという約束で戦った。その公約を信念をもって貫く。
-与党内の一部ではキャンプ・シュワブ陸上部にヘリパッドを建設する案も取りざたされているが、それも含めて拒否するか。
そうだ。これ以上の基地はもう絶対に駄目だ。これ以上の被害も御免被る。
-移設反対を政府にどう伝えるか。
市議会に(反対の)決議をしてもらう。その決議を持って市民の民意を(政府に)しっかり言いに行く。
-鳩山由紀夫首相に何と言いたいか。
「辺野古の海に新しい基地はいらない。県内でのたらい回しはやめてほしい」と言う。
<時事通信25日>』