2010年 02月 20日
やっぱ政府主導で進んでいたCシュワブ陸上案+社民に連立離脱の圧力か?
*印のついた報道記事は、文末のMore部分にあるです。
普天間基地移設の問題に関して、何だかイヤ~な予感(コチラ)
が当たってしまいそうな感じが強くなっていて、イヤ~な気分に
なっている。_(。。)_
昨日になって、ほとんどの新聞&TVで、鳩山内閣がキャンプ・
シュワブの陸上案を検討しているとか、米国側と非公式に打診
しているという話が取り上げられるようになって来た。
鳩山首相も、それらについて質問されて「過去に出た案も検討
している」「正式なルートでの打診はしていない」(つまり、非公式
では打診している)と、報道された事実を否定しないような発言を
行なっている。(-"-)
* * * * *
前出の記事を書いてから、ネットで関連報道をちょこちょこと
探してみたのだが・・・。
先月、名護市の市長選で、同市内のキャンプ・シュワブへの
基地移設に反対する候補が当選。沖縄県知事や自民党県連まで、
Cシュワブ移転に反対の意向を示したこともあって、もうこの地域
への移設は困難だとの見方が強くなって来ていた。
<名護市長は、当初から海上、陸上案とも反対していたが。今週、
鳩山首相や国新党の議員に会って、陸上案にも反対であることを
念押ししていた。(@@)>
そして、政府与党が作っている「沖縄基地問題検討委員会」
では、この市長選の結果も受ける形で、各党が今月中旬、最終的
に移設先の具体案を出すことになっていて。その準備のために、
11日前後には、グアムやサイパンを視察したり、知事と会談を
行なったりしていた。
<グアムの知事は、拒否。サイパンの知事は、移設受け入れに
やや前向きの姿勢を示していた。>
また、官邸や民主党側が、九州地区(長崎、佐賀、鹿児島)を
中心に、移設候補地を視察したり、首長や関係者に打診したりも
していたと言われている。<どの候補地も移転には、反対。>
ただ、この時には、国新党の下地幹郎氏は、サイパンへの移転
も視野に入れて、記者団に対して「政府には、勇気を持って米国
政府と交渉に臨むよう働きかけたい」と語ったりしており、
社民党と共に、国外&県外移設に積極的に取り組む姿勢を見せて
いたのである。(@@) <発言部分は、朝日新聞10日コチラより>
でも、そのウラでは、日米の間で、着々と沖縄県内での移設の
話が進んでいたようなのである。(ーー)
* * * * *
今月2日、キャンベル国務次官補が来日。急遽、小沢幹事長
と会談をして、訪米を招致した話をコチラの記事にも書いたの
だけど・・・。
実は、この時に、日米の局長レベル(役人同士の会議)が
行なわれていて、国外&県外移設は完全に拒否され、沖縄県内で
移設先を見つける方針が打ち出されていたようなのだ。(~_~;)
『日米両政府は2日午前、外務・防衛担当局長級の安全保障高級
事務レベル協議(SSC)を外務省で行った。
日本側は沖縄県の米軍普天間飛行場移設を5月末までに決着
させる方針を説明したが、米側は沖縄県名護市辺野古の米軍
キャンプ・シュワブ沿岸部に移設する現行計画が最善だとし、
早期履行を重ねて求めた。
キャンベル米国務次官補は協議後、記者団に、「『現行案は
最善のアプローチだ』と強調した」と語った。また、名護市で
現行計画に反対する市長が誕生することに関し、「安保問題の
大きな決断は、中央政府のレベルでするものだ」と述べ、日本
政府の決断を促した。<読売新聞2日より>』
ちょっとネタ元が見つからないのだけど。今月上旬、米軍
関係者が、「海兵隊の移転先は、沖縄しかあり得ない」と強く
主張しているという記事も見た。<米軍、地勢的な面でも、他の
部隊と連携して機動的に活動するためにも、他の地域への移設は
全く考えていないと。>
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このような米国の強い姿勢(圧力)を受けてか、政府では、もう
今月はじめには陸上案の検討を始めていたようなのである。(-"-)
しかも、それを、あえて国民新党の案として提案するように
求めたという話まで出ていた。(ーー)
『シュワブ陸上案の検討は、防衛省政務三役直属の特命作業班
「普天間代替施設検討チーム」が中心になって進められている。
関係者によると、平野博文官房長官が2月はじめ、国外、県外への
移転が不可能となった場合の方策として北沢俊美防衛相に検討を指示
した。
北沢氏は、検討委との整合性を図るため、国民新党の下地政調
会長に、国民新党案としてシュワブ陸上案を委員会に提案するよう
に要請した。
新基地を陸上部に移すことで、海域環境に影響を及ぼさず、既存
施設内での移設となることから反対が少ないとの判断が働いた
模様だ。<琉球新報15日より>』
<mewは、特に米国べったりのN防衛政務官が、米国側との
間で、調整に動いたのではないかと疑っているんだけどね~。(-"-)>
* * * * *
そして、グアム視察が終わって、いよいよ17日に各党が、
移設先の具体案を出すことになったのだけど。
オモテから見ると、今週にはいって、、いきなり国新党から、
Cシュワブ陸上案が出て来たので、社民党はもちろん、mewも
ビックラしてしまったのである。(@@)
しかも、下地氏が15日にBS放送で、鳩山政権に沖縄県外移設
の公約を下ろすべきだとまで発言したことで、社民党との関係が
険悪になってしまった。(-"-)
『国民新党の下地幹郎政調会長は15日夜、日本BS放送の番組
に出演し、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設先について、
「県外(移設)が鳩山政権の公約なら、この公約は5月までに
下ろしてもらわないと問題は解決できない。下ろさないと(新た
な)日米合意をつくることはできない」と述べ、県外移設は困難
との認識を示した。
下地氏の発言は、国外・県外への移設を主張する社民党をけん制
する狙いもあるとみられる。<時事通信16日より>』
社民党の福島瑞穂代表は、国新党が陸上案を出して来たことに
対して、すぐに「なぜ、ここで陸上案が出てきたのかと、わたしは
そう思います」と驚きを隠さず。<TVで目撃>
そして、沖縄県民が新たな基地負担には反対であること、名護市
の新市長も陸上案に反対していることを主張して、社民党は県内
移設に反対する意向を示した。(**)
その福島氏の言動に対して、今度は下地氏が不快感を示して、
お互いに場外での舌戦が繰り広げられていたのだが。
下地氏は、18日には『都内で記者団に「あまり何度も言うよう
だと、社民党と協議をしないという気持ちになりかねない。自分の
考えにそぐわないから駄目だというのは不愉快だ」と語った』そう
で、今後、同じ連立与党として円滑に協議を続けて行くことが、
難しくなりそうな雰囲気も・・・。(~_~;)
同時に、アチコチのメディアで、いざという時には、社民党を
連立から切るという話が出始めていて、政府与党の一部から、
社民党をけん制(圧力かけ)しようとする意図も見える。
<たとえば、FNNニュースでは・・・16日には『国民新党幹部
からは「社民党のことで怒りで頭がいっぱい。社民党は県外移設案
は出せっこないんだ」、政府関係者からは「持論だけど、社民党、
切ればいいのにな、なんてな」などといった声が聞かれる。』
17日には、『政府関係者は、「結局は、沖縄と完全に縁を切る
ことは不可能なんですよ」と話した。また防衛省幹部は、「社民の
連立離脱は、時間の問題でしょう」と述べた』と報じていたのだが。
もしかしたら、政府よりもFS系の記者の方が、早く社民党を
連立与党から外したいと思ったり、民主党中心の連立政権崩壊を
強く望んでいたりして?(@@)>
* * * * *
またまたハンパな形ながら、とりあえず、この記事は、ここまで
でアップしたいと思うのだが・・・。m(__)m
鳩山内閣が、急に陸上案に傾き出したのは何故なのか・・・。
もちろん、米国側からの圧力が強まっているからなのだろうけど。
もしかして、小沢幹事長の捜査や不起訴との関わりもあるのかな~
と勘ぐってしまう部分もあったりして。
いずれにせよ、何だかすっきりしない気分のmewなので
あった。(@@)
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『政府が米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題で、同県名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブ沿岸部の陸上に300~500メートルのヘリコプター離着陸帯(ヘリパッド)を造る一方、鹿児島県・徳之島を海兵隊ヘリ部隊の訓練地とする案を軸に検討していることが19日、分かった。米政府には打診しており、近く本格的な調整に入り実現可能性を探る。
米側が求めている1600メートル以上の滑走路という条件は満たさないため、仮に実現しても普天間飛行場は継続使用せざるを得ず、政府は段階的な措置として位置付ける方針だ。
米側から前向きな反応が得られれば、鳩山由紀夫首相が4月に訪米し、オバマ米大統領と会談する方向で調整する。ただ名護市の稲嶺進市長は陸上部分も含め同市への移設に反対を表明。社民党も反対姿勢を強めており、難航は必至だ。
首相は19日夜、官邸で記者団に「(米側に)正式なルートでの打診はしていない」と説明。「最終的に連立政権を維持する形の結論を出す」と述べた。
米側は在沖縄海兵隊に垂直離着陸輸送機MV22オスプレーの配備を検討。オスプレーは、通常は航空機のような離着陸を行うケースが多い上、連絡用の航空機も使用する必要があるとして、米側は普天間代替施設には1600~1800メートルの滑走路が必要としてきた。
このためヘリパッドでは根本的な解決にならず、シュワブ陸上案が実現した場合も、オスプレー駐機のため普天間飛行場は継続使用されることが予想される。
政府は徳之島に加え、米軍厚木基地(神奈川県)の空母艦載機による陸上空母離着陸訓練(FCLP)の場所として検討している鹿児島県の馬毛島を訓練移転の候補地として米側と調整する見通しだ。
過去の政権で検討され、米国が難色を示したため除外されたシュワブ内陸部丘陵地に1500メートル級の滑走路を整備する案も、米側にあらためて実現可能性を打診する方向だ。ヘリパッド案では候補地が日米合意のキャンプ・シュワブ沿岸部内となるため、現在進めている環境影響評価(アセスメント)を活用することで使用開始までの期間を短縮できる。<中国新聞20日>』