2010年 03月 03日
鳩山&小沢が、堂々のタッグ宣言?&公明との連携も模索か?
*印のついた報道記事は、文末のMore部分にあるです。
昨日2日夕方、衆院本会議で、2010年度の予算が、与党3党
の賛成多数で可決して、参院に送られた。
予算に関しては、憲法60条の規定によって、もし参院が議決を
しない、または否決した場合でも、30日立てば自然成立するので、
これで、鳩山政権は、初の予算を、無事に年度内に成立させられる
ことが確実になった。(+_+)
いつも書くように、どの首相&内閣にとっても、年度の予算を
作るのは、最も重大な仕事の一つだし。特に民主党+α政権が、
予算を作るのは、初めてのことなので、鳩山首相もほ~っと一息
というところではないだろうか?(・・)
そして、鳩山政権は、ここから、6月の国会会期末&7月の
参院選に向けて、目標としていた国政の実現&支持率のアップを
目指して、様々な政策や法案を実施に移すと共に、選挙の準備に
力を注いで行かなければならないわけだが・・・。
早速、昨日の昼、鳩山首相の要請を受けて、小沢幹事長が首相
官邸を訪問。今後について、話し合いを行なった。(**)
<関連記事*1に>
* * * * *
この会談では、*1にあるように、政治資金規正法案改正の
ための与野党による協議会設置や各省政策会議のことなどが協議
されたようなのだが。
<国民新党が反対している外国人参政権法案の今国会提出を
見送ることも検討されたようだ。*2>
mewが、今回の会談に関して、特に注目したのは、鳩山首相
が小沢幹事長と、今夏の参院選のマニフェスト作りや選対本部の
ことを相談したということと、今後、2人が頻繁に会うことを
確認したということだった。(**)
『会談で首相は、夏の参院選について「マニフェスト(政権公約)
を作っていかなければならない」と指摘。小沢氏は、参院選の
第1次公認候補を3日に発表する方針を報告した。
同党は1次公認の発表後、直ちに参院選対策本部(本部長・鳩山
首相)を発足させるとともに、政府と党の実務者が連携してマニ
フェストの原案作りを進める方針だ。<時事通信2日より>』
『「メディアの皆さんが、幹事長と私が遠いんじゃないかと話して
いる。そうではないと実際に示すことが大事だ」。鳩山由紀夫首相
は2日夜、民主党の小沢一郎幹事長との関係について記者団にこう
語り、小沢氏と距離を置きつつあるとの見方を強く否定した。
首相と小沢氏との会談は先月8日以来、ほぼ3週間ぶり。首相は
「これからは昼でも夜でも頻繁に会いましょう、と申し合わせた」
と強調。同席した平野博文官房長官によると、小沢氏は冗談交じり
に「毎日でもいい」と応じたという。
首相は「党と政府の間で、もっと風通しを良くしようということ
だ」と述べ、小沢氏と連携を密にしていく考えを示した。
<時事通信2日>』
* * * * *
小沢氏は、鳩山政権が発足してから、内閣の運営や政策決定も
含めて、やれ「小沢傀儡政権」だ、「小沢独裁政権」だと言われる
のを気にして、できるだけ鳩山首相と接触しないように努めて来た
し。「自分は、党運営や選挙に専念して、政策には関与しない」
とことあるごとに言い続けていた。
また、マスコミの中には、鳩山首相が最近、小沢氏と距離を置く
ようになっていると報じるところが増えているし。
昨日の記事にも書いたように、民主党内には、何とかこれを機に
「小沢おろし」ができないものかと画策するアンチ小沢派の議員も
少なからずいるようなのだけど・・・。(-"-)
でも、mewは、このブログでも一貫して書いているように
<コチラなど>、おそらく鳩山首相は、よほどのことがない限り、
いわば心中覚悟で、小沢氏と一緒に参院選を戦うつもりなのでは
ないかと思っているのだ。<まあ、小沢氏自身が、辞任を考えた
場合は、あえて止めないかも知れないけどね。^^;>
そして、今回、鳩山首相が、堂々と小沢幹事長を首相官邸に
呼んで、マニフェストや選対本部に関する協議をしたり、今後も
頻繁にあうことを公言したりしたということは、自分はこのまま
小沢幹事長と共に、参院選を戦うつもりだということを、わざわざ
党内外にアピールしようとしたのではないかと。
党内の反小沢派に対しても、「自分は小沢氏に辞任を求める気は
ないから、『小沢おろし』はあきらめて、党内一致団結する方向で
諸政策や参院選の準備に取り組んで欲しい」と訴えたかったのでは
ないかと。
何だか、そんな風に感じられたmewなのだった。(@@)
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小沢幹事長の方も、現段階では、全くあとに引く気がないように
見える。(**)
小沢氏は、先月4日に不起訴処分に決まってから、精力的に
全国各地へと地方行脚を行なっていて。参院選に向けて、強い意欲
を示し続けている。
小沢氏にしてみれば、参院でも単独過半数をとってこそ、本当の
意味で、政権交代を実現したと言えるのだろうし。
しかも、もし次の参院選で過半数をとれなければ、その責任を
とって、幹事長の職を辞任せざるを得ないような状況にあるだけに、
本人としては、まさに政治生命をかけた大勝負をするような気持ち
で、次の参院選に臨むことになるわけで・・・。
その意欲は、このような報道記事からも伝わって来る。
『民主党の小沢一郎幹事長は25日夜、新党大地の鈴木宗男代表
と都内で会談し「幹事長として与えられた職責を果たし、絶対に
参院選に勝たなければならない」と述べ、幹事長続投と参院選勝利
に強い意欲を示した。会談後、鈴木氏が記者団に明かした。
鈴木氏によると、小沢氏は「3月半ばまでには選挙区を含めて
態勢をつくり、参院選勝利に向けて全力投球する」と述べたほか、
鈴木氏に参院選北海道選挙区での協力を要請した。<産経新聞
2月25日より>』
『民主党の小沢一郎幹事長は27日、福島市内で開かれた党所属
議員の会合であいさつし、夏の参院選について「皆さんとお約束
したことを断行していくためには大きな政治的な力が必要だ。参院
選は国民の生活が第一の政治のための最終戦と位置づけている」
と述べた。
さらに自身が主導する参院選複数区での複数候補の擁立方針に
対し、難色を示している府県連があることについて、「私は皆さん
に憎まれているが、その方針で全国の候補者の擁立を図っている」
と強調した。幹事長職続投とともに、民主党の単独過半数獲得に
改めて強い意欲を示したものだ。
小沢氏はそのうえで党所属の若手議員を紹介しつつ、「いずれ
次の人たちにバトンを渡していかなければならない。若く有為な
政治家を育て、彼らに次の世代を担っていただく。最後のご奉公と
してそういう役割を努めていかなければならない」と語った。
<産経新聞2月27日>』
<ただ、また書く機会があるかも知れないけど。小沢氏が、複数区
の複数の候補者を立てようとしていることには、たとえば、今まで
2人区に、民主党候補1人で立候補して楽勝していた北澤防衛大臣
(参院・長野)やその後援者、県連関係者などが、選挙で苦戦する
ことになるのを恐れて、かなり大きな反発を示していて。彼らが、
反小沢派の「小沢おろし」の動きに加担するおそれがあるので、
気をつける必要があるように思われる。(・・)>
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さらに小沢氏は、選挙協力のことも考えてか、先月末に公明党
の支持母体である創価学会の幹部と会ったという報道も出ていた。
『民主党の小沢一郎幹事長が先月下旬、公明党の支持母体であ
る創価学会前会長の秋谷栄之助最高指導会議議長と会談していた
ことが2日明らかになった。民主、公明両党の今後の関係をめぐり
意見を交わしたとみられ、連携模索との憶測を呼んでいる。
関係者によると両氏は2月26日夜、都内のホテルで会談。民主
党の輿石東幹事長代行、公明党の市川雄一常任顧問が同席したと
される。
会談では夏の参院選情勢について意見交換、創価学会の選挙対応
についても話題に上ったもようだ。小沢氏側には、公明党がかつて
の連立相手である自民党の支援を取りやめることへ期待感がある。
民主党幹部の一人は、公明党との連携の可能性に関し「自民党と
手を握った状態で、こちらとも手を握りたいというのは駄目だ」
との見方を示している。
公明党は1月、旧新進党などで小沢氏と「一・一ライン」と
呼ばれるパイプを築いた市川氏を常任顧問に復帰させたばかり。
小沢氏は党代表だった2006年4月、当時会長だった秋谷氏と
会談しており、両氏は親交があるとされる。<共同通信2日>』
* * * * *
公明党は、昨年の総選挙に惨敗後、自民党との連携を解消。
近時は、かなり距離を置くようになっている。^^;
地方の選挙では、前回、自公で推薦をした候補が出馬したり、
また自公で与党になっている地方議会も多いことから、今でも、
地方政治の運営や選挙で協力を行なうケースが多いのだけど。
国政や国政選挙に関しては、是々非々の立場で行くことを
確認していて。公明党幹部は、次の参院選では、選挙区によって、
候補者の人物や政策が評価できれば、自民党や民主党など他党の
候補者を支援することもあり得ると話していたことがある。
ただ、実際のところ、公明党の政治理念や政策は、自民党より
もはるかに民主党に近い感じあるだけに<というか、7~8割方
重なっているかも>民主党の方がずっと応援しやすいだろう。(・・)
<特に、公明党は外国人参政権に熱心な立場なので、参院選後に
同法案を通すことを約束して、選挙協力&連携して行く可能性も
ある。>
しかも、民主党の参院選の候補者にしてみれば、公明党の選挙
協力を得られるかどうか<or少なくとも公明党が自民党の対立候補
を支援しないでいてくれるかどうか>は、当選するための大きな鍵
になるだけに、これも小沢氏にとって、党内での力をキープする
ための武器になるかも知れない。(~_~;)
* * * * *
mewは、いつも書くように、民主党の固定支持者でも、鳩山、
小沢ファンでもないし。
また、民主党が早く小沢氏が不要になるぐらいに力をつけて
くれるといいな~と。さらに近い将来、大きな政界再編がなされる
ことを強く望んでいたりもするのだけど・・・。
ただ、今の政治状況や、今回の小沢問題に関する検察&マスコミ
のあり方などを考えると、せめてあと1~2年は、特に次の参院選
までは、絶対に鳩山&小沢体制で行くべきだと考えている。(・・)
で、もしそれで民主党が参院選で負けた場合には、鳩山首相も
小沢幹事長も潔く身を引けばいいのではないかと思うし。おそらく、
そうなった時には、民主党内がかなり不安定になって、政界再編が
促進されることになるのではないだろうか?(**)
だから、せめて次の参院選までは、困ったマスコミや、党内の
七奉行などに足を引っ張られることなく、鳩山首相&小沢幹事長に
思いっ切り勝負をさせてあげたいと思うmewなのだった。(@@)
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*1
『 鳩山由紀夫首相は2日午後、民主党の小沢一郎幹事長と首相官邸で会談し、「政治とカネ」の問題が今国会の焦点となっていることを踏まえ、政治資金規正法改正などについて話し合う与野党の協議機関の設置を急ぐ方針で一致した。
首相は「企業・団体献金の禁止を含め、根幹から考えなければならない。早々に議論していただきたい」と指示。今国会中の規正法改正実現に向け、速やかに野党との協議に入るよう求めた。小沢氏は「(協議機関設置は)できるだけ早くまとめたい」と応じた。小沢氏はこの後、党役員会を招集し、各党に協議を呼び掛けることを提案、了承された。
会談で首相は、夏の参院選について「マニフェスト(政権公約)を作っていかなければならない」と指摘。小沢氏は、参院選の第1次公認候補を3日に発表する方針を報告した。
同党は1次公認の発表後、直ちに参院選対策本部(本部長・鳩山首相)を発足させるとともに、政府と党の実務者が連携してマニフェストの原案作りを進める方針だ。
一方、小沢氏は会談で、政権交代後に廃止された政策調査会の復活を求める党内の動きに関し、「せっかく設けた(副大臣主宰の)各省政策会議がうまく機能していない。もう少し丁寧に運営すれば、党内の不満も解消するのではないか」と述べ、改めて政調復活に否定的な考えを示した。
首相と小沢氏の会談は先月8日以来。この日の会談は首相の求めによるもので、平野博文官房長官が同席。今後、頻繁に会談し、連携を密にしていくことも確認した。<時事通信2日>』
*2
『 外国人参政権、今国会での法案成立こだわらず 首相
鳩山由紀夫首相は2日、永住外国人に地方参政権を付与する法案の今国会での成立にこだわらない考えを示した。首相は同日、民主党の小沢一郎幹事長と同法案の扱いを協議したことを明らかにし「今国会に間に合うか、間に合わないか分からない。今国会になんとしても、と2人で申し上げたのではない」と首相官邸で記者団に語った。
首相は小沢氏との協議について「私の方から『(調整が)遅れている』と話した。小沢幹事長は『時間がかかっても自分としては大事なテーマだと思う』ということだった」と紹介。「まずは連立与党の中できちんと意見の擦り合わせをしていこう、ということになった」と小沢氏と確認したことを明らかにした。
同法案を巡っては、国民新党代表の亀井静香郵政・金融担当相が国会提出に強く反発しており、政府・与党内の調整のめどが立っていなかった。<NIKKEI2日>』