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平和で平穏で楽しい生活が一番!・・・脱アベ・スガからガラガラポンの政界大編成を希望。左右問わずmew基準で、政治や競馬、スポーツなど。写真はトロットスター・・・↓PC画面のリンク1~5は無効

自民党のドタバタ劇のウラに、参院選の惨敗予測あり?+ラブミーチャン

  これは、今日15日、2本目の記事です。

最新の記事(10個)のコーナーはヨコの欄に。
*印のついた報道記事は、文末のMore部分にあるです。


 14日、JRAでフィリーズ・レビューが行なわれて、9番人気
のサウンドバリアーwith渡辺騎手が優勝。(*^^)v祝
<やっぱエルフィン出走馬はマークね。(@@)wide shika torezu>

 ハナ差の2着・1番人気のラナンキュラス、3着のレディアル
バローザまでが、桜花賞の優先出走権を獲得した。"^_^"

 そして、mewの応援馬・笠松のラブミーチャンは、残念ながら
12着に終わって、桜花賞出走はならなかった。(ノ_-。) 
 ラブミーチャンは、バツグンの瞬発力を活かして、スタート後、
すぐに先頭に立って、そのまま直線にはいったのだけど・・・。
 いつもなら、直線後半で、後ろの馬を突き放すのだが、昨日は
余力が残っていなくて、途中で失速。後続の馬群に飲み込まれる
ことになってしまった。(-"-)

 何分にも、初めての芝&急坂のあるコースだったので、もともと
人間でいう下半身にやや弱さがある彼女には、かなりハードだった
のではないかな~とも思うし。これまでのレースに比べたら、そう
楽には逃げさせてもらえなかったので、最後に脚に来てしまった
ところがあるかも知れない。(・・)

 でも、昨日のレースを見る限り、芝適性もダメという感じには
思えなかったし。平坦小回りの短距離なら、芝重賞でもOKなの
ではないかとか。もう少し成長して、力ががついたら、もっと対応
できるのではないかな~と期待できる部分もあったし。

 いずれにせよ、濱口騎手も『ラブミーチャンはまだまだ活躍
出来る馬なのでこれからも応援して下さい』とコメントしていた
のだけど。
 今回、ここまでワクワクさせてくれたことに、感謝したい
気持ちでいっぱいだし。そして、これからも笠松&地方競馬の☆、
そして再チャレンジの☆として、頑張って欲しいと願っている
mewなのだった。(^^♪

~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ 

 さて、政治の話を・・・。

 先週は忙しくて、まだゆっくりと世論調査の結果の詳細を見る
時間的な余裕がないのだけど。^^;
 どうも40%を割れたところも複数あったようだし。共同通信
の調査では、参院選で投票する政党の数字が、民主党と自民党で
かなり拮抗していたという。

 昨日、毎日新聞の世論調査の結果が出ていたのだが。これまで
比較的高めの数字が出ていた同紙の調査でも、鳩山内閣の支持率
は43%(-6)、不支持率が45%(+8)で、初めて支持率
と不支持率が逆転していた。(~_~;)
<ただ、こちらは参院選の投票先が、民主党31%、自民党22%
で、まだ開きがあるようだけど・・・。(・・)>

* * * * *

 ただ、民主党の支持率の低下がかなり大きくなっているのにも
かかわらず、小沢幹事長は、支持率の低下のことを問われて
『それと参議選は別次元だととらえている。参院選はみんなで
きちんと力を合わせて頑張れば過半数を確保できるとの信念で
頑張りたい』と反論。<産経新聞8日より>

 13日も、熊本市の党所属議員のパーティで、『「選挙の責任者
の一人として、何としても皆さんのご支援をいただき、過半数(の
議席)を確保して政権基盤を盤石なものにしていく」と強調。
幹事長として引き続き参院選の指揮をとる考えを改めて示した』
という。<毎日新聞14日より>

 他方、自民党の方は、党内のバタバタ度合いは、どんどんヒドく
なっている感じで。
 先週は、舛添要一氏に続いて、与謝野馨氏も党執行部の交代を
求めたり、新党結成を匂わせる発言をし始めていたし。
 若手・中堅議員からも、執行部批判が続出している様子。^^;

 また、昨日は、鳩山邦夫氏が、TVで『新党結成論について
「覚悟はもう完全にできている」と強い意欲をみせ、4月末からの
GW連休前に立ち上げたい考えを示した』とのこと。
『与謝野馨元財務相(71)や舛添要一前厚生労働相(61)との
連携も視野に、「坂本龍馬になりたい」とも。今夏の参院選を前に
党内の反勢力的な動きは活発になる一方だ』という。
<サンスポ14日より>』

<記事をアップする直前に知ったのだが。何と鳩山邦夫氏は、
15日に離党届を出したようだ。(・o・)>

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 ふと気付けば、7月の参院選まで、もうあと4ヶ月しかない
わけで・・・。
 
 おそらく各政党や一部の議員は、専門家に依頼して、7月の
参院選の予測を出してもらっているに違いない。
 そして、彼らは、かなりマジに、そして具体的に今後の対応を
考えなければいけない時期になっているのだ。(・・)

 そんな中で、自民党が、こんなにバタバタしている背景には、
自民党の支持率がなかなか上がらないことに加えて、選挙予測の
数字が、思った以上に悪いということが考えられる。(@@)

 自民党が、何とか生き延びて、党再生を果たすためには、次の
参院選で、民主党に単独過半数をとられないというだけでなく、
自民党が第一党になることが条件だと言われている。 
<自民党が第一党になれば、政界再編・保守連立計画を進める際に、
少しは主導権がとりやすくなるので。>
 
 でも、どうも現段階では、第一党どころか、民主党の単独過半数
を阻止できる可能性も乏しいと。下手すれば、惨敗をするおそれも
あるいう分析結果が出ているのかも知れないのである。^^;

* * * * *

 実際、先週、産経系(自民寄り?)の夕刊フジが、こんな予測
結果を出している。

『政治評論家、小林吉弥氏による最新の獲得議席予測では「民主党
65議席」「自民党37議席」となり、逆風の中でも、民主党が
非改選を合わせて参院で単独過半数を獲得するという。』

『まず、与党陣営。鳩山首相(代表)率いる民主党は「単独過半数
(122議席)獲得」のため、60議席以上の確保が目標。小林氏
は「選挙区45、比例区20の計65議席」と、改選前から11
議席増の大勝利を予測する。

「間違いなく『政治とカネ』の影響はある。足を引っ張っている
のは小沢氏。検察当局は小沢氏を不起訴としたが、国民の不信感は
根強い。ただ、政党支持率は大きく変動していない。まだ、国民
には『自分たちが政権交代をさせた』という意識がある。加えて、
自民党と公明党の離反や、業界団体や地方自治体の自民党離れも
効いている」

「29ある1人区で民主党は22議席はいく。12ある2人区では
12議席、5つある3人区でも9議席はいく。今後、内閣支持率が
30%を切れば、まず小沢氏が幹事長を辞め、20%台前半に
なれば鳩山氏も辞めざるを得ない。党内は菅直人副総理兼財務相、
岡田克也外相、前原誠司国交相など、人材にこと欠かない」』

『自民党の谷垣禎一総裁は「みんなで努力して参院選勝利に
つなげていきたい」と意欲を語るが、「選挙区24、比例区13の
計37議席」と、昨年の下野当時の予想よりはやや戻したものの、
改選前から5議席減という大敗だ。

「長崎県知事選で圧勝したのに、審議拒否という大愚策を犯した。
民主党の敵失を生かし切れず、醜態をさらした。谷垣氏と大島理森
幹事長、川崎二郎国対委員長の執行部には戦略がうかがえない。
選挙戦略でも、民主党に大きく後れをとっている。党を再生させ、
牽引するような人材も枯渇している。1年生の小泉進次郎氏しか
話題にならないなど末期だ」

「特に、公明党との選挙協力の崩壊は致命的。前回総選挙でも
自民党候補は公明党票の6割を得ないと勝てなかった。下野した
ことで、企業団体献金や政党助成金が減り、軍資金不足は深刻。
また、民主党の小沢氏主導で、業界・団体票は相当切り崩された。
舛添要一前厚労相の『党を割らないと…』という危機感は理解
できる」』 <以上、夕刊フジ11日より>

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 ちなみに、13日付けの日刊ゲンダイにも、民主党が1人区で
すべて勝つのではないかと予想する記事が載っていた。(・・)

『選挙分析で定評のある政治ジャーナリストの野上忠興氏はこう
言う。「29の1人区で民主党は前回23勝6敗でした。自民党が
強いのは中曽根弘文氏の群馬、青木幹雄氏の島根、岸信夫氏の山口、
鶴保庸介氏の和歌山などです。常識的に見れば、このあたりはまず、
落とさない。でも、それが最近は分からなくなっているのです。
<全文は*1>に』

* * * * *

 自民党にとって、深刻な問題は、ただでさえ「自民党」という
名がつくだけでマイナス・イメージになると言われている上に、
今まで、連立を組んで選挙を支えてくれていた公明党が、どの党の
推薦もしない<=公に選挙協力をしない>と言っていることだ。

 しかも、今年にはいって、公明党は明らかに自民党とは距離を
とって、民主党に接近しつつある。<政府民主党の出した子供手当
などの法案も賛成、小沢氏が学会幹部と会談したとの報も・詳細は
コチラ。>

 民主党側にしてみれば、公明党が自民党候補を支援しないという
だけで大きなプラスになるのだが。もし自民党と競っている選挙区
で、公明党がオモテ向きは自主投票の形をとりながら、少しでも
民主党に票を回してくれるようなことがあれば、1人区で、ほぼ
完勝するという可能性もおおいにあり得ることだ。(・・)

* * * * *

 もし自民党が、次の参院選で大敗するようなことがあれば、
いわゆる自民党丸は沈没or解体して、もう2度とor当分の間、
再生できなくなるおそれが高い。(>_<)
 
 それで、今、党の議員たちは、バタバタし始めているようなの
だけど・・・。
 ただ、もう沈む前に早く船を離れようとする人もいれば、
船の中枢部(船長室、操縦室)を乗っ取ろうと考える人もいる
ようで。 彼らの動きは、大きく言えば、3つに分けられるだろう。

1・自民党に残って、執行部(船長室、操縦室)を乗っ取って、
ニュー自民党を作る。、

2・自民党を離れて、新党を結成し、自民党・保守政党と連携して、
<民主党議員も引っ張って来て>保守大連立&政権奪取を目指す。

3・自民党を離れて、民主党やみんなの党にはいるか、改革派を
集めた新党を作って、彼らと連携する。<注・みんなの党自体、
民主党と連携する可能性がある。>

 舛添氏は、1、3(2)の両睨み。鳩山邦や与謝野氏は、最初から
2を考えているのではないだろうか?
<ここには、おカネの問題や、思想、バック、その他の問題なども
関わっていると思うけど。そのことは、また後日に。>

 時間&スペースがなくなってしまったので、ちょっとハンパ
ながら、この記事はここで終わりにしたいが・・・。

 こうしてみると、小沢氏が強気でいるのもわかるような気が
するし。<強気で行くしかない立場でもあるんだけど。^^;>

 民主党の支持率低下にかかわらず、自民党議員がドタバタ
し始めているのも、チョットうなづけるちゃうかもな~と思う
mewなのだった。(@@)

                  THANKS

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『参院選自民1人区は全滅

消滅目前の自民党

 自民党の与謝野元財務相が月刊誌で「このまま手をこまねいていたら、自民党は近い将来、永田町から消え去ってしまうだろう」と書いていたが、本当だ。脳死状態の谷垣自民。それを尻目に着々と選挙準備を進める小沢。
 両者を見ていると、戦う前から「勝負あった」のではないか、と思えてくる。
 小沢というのは、恐ろしい男だ。こと選挙に関しては、詰め将棋のごとく、攻めてくる。
 たとえば、今月3日、民主党は参院選の1次公認を発表した。比例名簿にさりげなく載っていたのが小寺弘之前群馬県知事である。
「小寺さんといえば、元自治官僚。中曽根陣営の支援を受けて当選した元知事です。そんな人が民主党の比例で出る。もちろん、後援会を引き連れてです。その後援会は中曽根陣営と重複する。今度の選挙で改選を迎える中曽根弘文元外相は泡を食っているでしょうね。群馬選挙区は前回選挙から定数2が1になった。食うか食われるかなのに元知事の離反は痛い。群馬選挙区では民主の現職、富岡由紀夫氏が有利になってきました」(地元の選挙関係者)
 小寺を口説き、出馬に持っていったのはもちろん、小沢だ。前々から秋波を送り、今年1月、電光石火で仕掛けたのだ。

●神出鬼没で「自民王国」切り崩し

 その小沢は今月5日、鳥取に出没した。2人の公認候補とともに会見に臨むためである。ひとりは選挙区から立つ新人の坂野真理。32歳の精神科医だ。もうひとりは比例区から出る田村耕太郎参院議員。なんと、元自民党の現職議員だ。
「鳥取の自民は強い。石破政調会長の地盤ですからね。民主が大勝した昨年の衆院選でも、自民は県内2議席を独占した。そこで、小沢はアウンの呼吸で自民党の現職参院議員、田村を民主党に引き入れたのです。田村が民主に鞍替えしたことで、今度の参院選がガ然、有利になっただけではない。民主党は参院で社民党抜きでも過半数を確保した。一石二鳥、三鳥の妙手でした」(政界関係者)
 坂野は若くて、かわいらしい。浮動票が見込めるうえに、田村が持ってくる組織票が加わる。万全の選挙対策だ。こうして、小沢は次々と自民王国を切り崩している。
 それに対して、谷垣は国会での論戦も迫力不足だし、選挙対策でもやられっぱなし。ますます、アホに見えてくるのだ。

●参院のドンを筆頭に自民の大物議員は総崩れ

 こんな調子だと、本当に自民党は参院選で壊滅的惨敗を喫するのではないか。ヘタすりゃ、選挙前に分裂、消滅なんてことがあるかもしれない。
 なにしろ、参院選の雌雄を決する1人区で自民党は全滅の可能性すらささやかれているのである。選挙分析で定評のある政治ジャーナリストの野上忠興氏はこう言う。
「29の1人区で民主党は前回23勝6敗でした。自民党が強いのは中曽根弘文氏の群馬、青木幹雄氏の島根、岸信夫氏の山口、鶴保庸介氏の和歌山などです。常識的に見れば、このあたりはまず、落とさない。でも、それが最近は分からなくなっているのです。群馬は尻に火がついているし、青木幹雄氏も互角という情報があります。安倍晋三元首相ががっちり票を固めている山口だって、どう転ぶか分かりませんよ。青木氏の島根は、07年の参院選では国民新党の亀井亜紀子が制した。昨年の衆院選の比例票は自民17万票、民主14万票でした。単純に比べると自民圧勝ですが、社民、国民新党の票が6万5000もあるのです。これが上乗せされると、民主候補が逆転する。山口も同じで、社民、国民新党で4万8000票、共産党票も5万近くある。さらに学会・公明が10万票。去年の衆院選の比例票を見ると、民主、自民とも31万票で拮抗していた。去年は特別だとしても、こりゃ、どうなるか分かりませんよ」
 中曽根、青木、岸らが落ちたら、自民は目も当てられないことになる。二階俊博元経産相が地盤を固める和歌山だって、あれだけ二階疑惑が世間を騒がせた後だ。「捜査当局の動き次第では、まだまだどうなるか分からない」(地元民)の声がくすぶる。前回、自民が勝った大分や福井も接戦だったから分からない。
 こうして見ていくと、1人区全滅はあり得る。「まさか」とタカをくくっていられる自民党関係者はいないはずだ。

●学会票も組織票もカネもない

 周到な小沢は先月26日、創価学会の秋谷栄之助前会長とホテルで会談した。これも計算ずく。学会・公明の自民離れを印象付けるのが狙いだ。自民党の候補者は気も狂わんばかりではないか。
「自民党にとって、最大の誤算は、ここにきて、自公選挙協力が成り立たなくなったことでしょうね。自公協力を推進してきた太田昭宏前代表の参院選出馬を取りやめた公明党は、民主党との関係修復に舵を切った。参院選では得意の“人物本位”という形で、中立になるか、民主党候補の支持に回るはずです。それでなくても、自民党は農協、医師会などの支持団体が離れている。最大の票田だった公明党・創価学会の協力を得られなければ、選挙にならないと思います」(政治アナリスト・伊藤惇夫氏)
 ないない尽くしの自民党はカネもない。政党助成金が50億円も吹っ飛び、経団連からも見放された自民党は、パーティーを開いても全然、カネが集まらない。候補者に配る軍資金すらないのである。
 これじゃあ駄目だ。自民党は今後も離党者が相次ぐ。櫛(くし)の歯が欠けるように組織が細る。離党者が出るごとに、支持者や後援者も離れるから、ますます、選挙はきつくなる。消滅危機は現実だ。
「岐阜では今月1日、松田岩夫参院議員が自民党に離党届を提出、除名処分になりました。民主党から出馬する元政策秘書を支援するためです。これも小沢シナリオ。秘書を一本釣りし、議員もろともひっくり返す大技です。自民党はなす術(すべ)なしです」(選挙対策関係者)

●小沢は「勝負あった」と笑っている

 大新聞・TVは二言目には民主党の危機を煽るが、見当はずれだ。「政治とカネ」の問題がくすぶり、鳩山政権の支持率が下がっても、小沢は「フフン」と笑っている。もう「勝負あった」も同然だからだ。
「今度の選挙は、かつての国政選挙とは様相が一変します。これまでの選挙は自民党候補が組織票、民主党候補は浮動票頼みだった。しかし、今回は経済団体から労組まで組織という組織の票は民主党に集まり、逆に自民党は個人票と浮動票で戦うしかない。でも、今の自民党に誰が投票しますか。もちろん、民主党に失望した無党派層もいるでしょうが、彼らは棄権するだけです。だから、投票率は下がる。でも、これは組織票を固めた民主党有利に働く。小沢幹事長が『民主党の支持率はまだ高い』と言ったのは、計算できる票はがっちり抱え込んでいるよ、という自信の表れだと思います」(伊藤惇夫氏=前出)
 これが冷静なプロの見立てなのだ。与謝野が予想するように、自民党に明日はない。
<日刊ゲンダイ13日>』
by mew-run7 | 2010-03-15 20:01 | 自民党について

by mew-run7
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