平沼新党、結成の危機?+平沼が「代表」&改憲を主張+バックには、ナベツネ?
2010年 04月 06日
昨日5日、与謝野馨氏が、『中曽根元首相や青木幹雄・自民党
前参院議員会長、渡辺恒雄・読売新聞グループ本社会長・主筆と
個別に会談し、新党結成について報告した』という。<読売新聞
5日より>
先日、kojitakenさんから頂いたTB記事の中でも、与謝野氏と
中曽根氏、ナベツネ氏の関係について指摘がなされていたのだが。
<コチラの記事参照>
ともかく1日も早く憲法改正を実現したくてたまらない中曽根氏
やナベツネ氏は、以前から、自民党と民主党の大連立構想や、
政界再編による保守派の連立構想を提唱していただけに、与謝野氏
らの新党が、政界再編&保守連合のきっかけになることに大きな
期待を寄せているに違いあるまい。(@@)
<っていうか、この2人が彼らのバックについて、新党を支援する
可能性が高いかも。(-"-)>
まあ、でも、この2人は、いまや自民党外の人だからいいとして、
与謝野氏が、わざわざ外部にわかる形で、自民党の参院のドンで、
森喜朗氏とも近しい青木氏に会ったことには、「果たして、何を
話したのか」と色々と考えてしまうところがあった。(~_~;)
<コチラの記事に書いたように、青木氏は、舛添要一氏の後ろ盾に
なっていて、最近、舛添氏とも会談の機会を設けているので、尚更
に、どういう気なんだろうって、アレコレ邪推しちゃうのよね。^^;>
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、
平沼新党の結成が、早くも暗礁に乗り上げているようだ。(@@)
当初、8日には正式に新党を立ち上げる予定だったのだが。準備
が間に合わず、10日にズレ込む見込みだという。^^;
計画が順調に進んでいない大きな要因としては、平沼赳夫氏が
新党の主導権をとりたがっていること&思ったように参加する議員
が集まらないことなどが考えられる。(・・)
昨日、平沼赳夫氏、与謝野馨氏などが新党結成の調整をするため
の会合を開いたのだが。(園田博之氏、藤井孝夫氏、石原慎太郎氏
も会合に参加。>
その会合に先立って、平沼氏が午前中に、記者団に対して「新党
の代表は私がなることになっている。与謝野氏は高校の同級生
だったし、ベテランだから、代表格でいろいろ行動してもらいたい」
と語っていたのが、ミョ~に印象に残った。(@@)
この新党に関しては、当初、平沼氏と与謝野氏が共同代表を
務めるという話が出ていたのだけど。あくまでも、自分が代表だと
いうことを強調しているかのように見えたからだ。^^;
<新党の事務所も、とりあえず平沼氏の事務所に置くようだ。>
* * * * *
しかも、まだ新党の方針について十分に協議が調っていない
にもかかわらず、昨日は、記者団の前で、自分の考えをかなり
アピールしていたのも気になった。(・・)
『平沼氏は「伝統文化を守って、国民が安心できる政党を作りたい。
積極的な経済政策の一方で、社会保障を賄うため、増税も視野に
入れ、経済の再生と財政再建を車の両輪としたい。与謝野氏も、
自主憲法の制定は否定しておらず、大きな差異はない」と述べた
<NHK5日より>』
『「我が国の長い伝統と文化と歴史を大切にしていく。自主憲法
や集団的自衛権をどうするかも将来的な構想としてある」と述べた
<朝日新聞5日より>』
<これを見ても、上述したように、いかに平沼氏が憲法改正に力
を入れようとしているか、よ~くわかるのではないかと思うの
だけど。
でも、与謝野氏に関して「自主憲法は否定しておらず、大きな
差異はない」と語っているように、与謝野氏は、平沼氏ら超保守
派ほど、改憲に熱心なわけではないのよね。(~_~;)>
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何だか平沼赳夫氏は、何とかして、この新党の主導権を自分が
とろうとしているように思える。(**)
自分が「代表」であることをアピールするのも、超保守的な政策
をオモテに出そうとするのも、そのためだろう。
もし、ここで、自分の存在感や主張を前面に出さないと、自分の
政治家としてのプライドも満たされないのだろうし。
また、日本会議系超保守派のりーダーとして、どうしても、この
新党を限りなく真正保守の政党にして、多くの同志を結集できる場
にしたいという思いが強いのではないだろうか?^^;
たぶん平沼氏の中には、もし05年の小泉政権下で、あの郵政
造反の強制離党さえなければ、自分はとっくに総理総裁になって
いて、もっと日本を変えることができたはずだという自負とかも
あるのではないかと思うしね。^^;
もう自民党に戻れない分、自分が先頭に立つ形で、この新党での
政治活動を何とか成功させたいという気持ちがあるだろう。
また、ここで失敗すれば、もう後がないという覚悟もあるのかも
知れない。^^;
* * * * *
そう言えば、産経新聞4日に、こんな記事が載っていた。
『新党を動かしたのは邦夫氏、そして石原知事 きっかけは2月の
6者会談』というタイトルの記事なのだが。<全文はコチラ>
今回の新党作りの本格的な協議は、鳩山邦夫氏の呼びかけで
行なわれていたのだが。
『鳩山氏が一足先に新党結成を目的に離党したため、平沼氏サイド
から「これでは『平沼新党』ではなく『鳩山新党』になる」と反発
の声があがり、ここで鳩山氏は「活動休止」を余儀なくされた』
と言うのだ。(・o・)
平沼氏は、内外から、自分がメインとして扱われる形の新党で
なければ、イヤだったのである。(~_~;)
『すると今度は、石原慎太郎東京都知事が動き出した。鳩山氏が
離党表明した直後の3月17日、都内の与謝野事務所を訪れ、
与謝野氏に平沼、鳩山両氏との連携を続けるよう進言、4月2日
には東京・明治神宮の施設内で行われた平沼、与謝野、園田、藤井
の4氏の会談にも同席』して、新党発足を後押しして、どうにか、
ここまでこぎつけたようなのだが・・・。
平沼氏は、今度は、与謝野氏が先に動いて「与謝野新党」or
「与謝野・平沼新党」と呼ばれることも、快く思っていなかった
とのこと。
それゆえ、「代表は自分だ!」「これは、平沼新党なんだ」
<与謝野くんは単に元・同級生のアシスト役だ?>ということを、
改めてマスコミにも、超保守派の議員や支持者にもアピールした
かったのかも知れない。^^;
* * * * *
世間では、鳩山邦夫氏は、この新党の資金的なスポンサーになる
のではないか、また、おカネのために必要な存在なのではないかと
いう話が出ているし。
鳩山邦夫氏自身も、当初から、新党の設立&参加には、強い意欲
を示していて。昨日の午前中も、記者団に「与謝野さん、平沼さん
には強い同志意識を持っている」と述べて、メンバーと顔を合わ
せることのできる会合に顔を出したという。(・・)
で、与謝野氏は、最初から新党の協議に加わっている鳩山邦夫氏
のことも配慮して、電話でやりとりをしたり、何とか鳩山氏との
関係をうまく調整しようとしているのだけど。
平沼氏は、冷たいもので。一昨日だったかも「本人が会いたいと
いうので、とりあえず会うだけ」という感じだったし。昨日も、
記者団に対して「当初発足メンバーには考えていない」ときっぱり
明言して、鳩山氏をカヤの外に追いやってしまったのだ。(・o・)
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いくつかのメディアでは、鳩山邦夫氏は、兄の鳩山首相と同じ
ように、母親から資金提供を受けているので、彼を新党に入れては、
「政治とカネ」の問題で、民主党を攻撃できないからではないか
と記していた。
まあ、そのことも一因かも知れないとは思うのだけど・・・。
もしかしたら、鳩山邦夫氏は、もともと平沼氏&超保守仲間から、
あまり信頼がないのではないかと。特に、昨年、日本郵政の西川
前社長の件で、平沼氏らの同志である麻生前首相や自民党に
ダメージを与えたことを、快く思っていない超保守仲間がいるの
ではないかな~と思ったりもするし。
また、ふと、先月、鳩山邦夫氏が、新党作りに関して「日本一
頭のいい政治家、与謝野馨(元財務相)、国民の人気が高い舛添要一
(前厚生労働相)を結び付けることができたら最高だ」と語っていた
のを思い出して・・・。
「あ、もしかしたら、邦夫くんが、ここで平沼氏の名を出さずに、
まるで、与謝野氏と舛添氏が新党の2TOPであるかのような発言
をしてしまったのも、気にくわなかったかな~」なんて思うところ
もあったりして・・・。(@@)
* * * * *
でも、たぶん、平沼氏が、新党の主導権をとろうとしているのも、
鳩山邦夫氏を新党から遠ざけようとているのも、また上述のように、
超保守的な政策をマスコミにアピールしているのも、新党に参加
する議員や候補者が、なかなか集まらないことを懸念してのこと
ではないかと思う。(・・)
実際、平沼グループと一緒に勉強会を行なっていた自民党内の
超保守グループ「のぞみ」のメンバーは、現段階では、新党に参加
しない予定だと言うし。
今年の初めから、一緒に新党結成の協議を行なっていた超保守
仲間の鴻池祥肇氏も、新党の参加にためらいを見せているという。
『鴻池氏は、与謝野氏と新党の共同代表を務める予定の平沼赳夫
元経済産業相との連携を模索してきた。関係者によると鴻池氏は
5日、与謝野氏らの新党参加により「保守色が弱まった」として
発足当初から参加するかどうか、迷いも見せているという。
<共同通信5日より>』
また、平沼グループの秘蔵っ子・城内実氏も、あとで新党に合流
する可能性を示唆しているものの、『「政策面で郵政民営化に反対
したという人と、郵政民営化を推進したという人のところで、どう
折り合いをつけていくかと」<FNN5日より>』、見解の違う
与謝野氏と同じ政党にはいることに、とまどっている様子がある。^^;
平沼氏は、10日の新党発足の際は、5人の議員でスタートする
予定だと語っていたのだが。5人めの議員の名をなかなか明かそう
としない&新党結成の日が延びたのは、まだ最終的に5人めの
議員の参加が決まっていないからではないかという憶測も出ている。
でも、だからって、平沼氏があまりに党内運営や政策決定などで
強引に主導権をとろうとすると、与謝野陣営もずっとは黙っては
いないだろうし。
そうなると、平沼新党は第三極として発展する前に、失敗して
しまうおそれがあるのではないかとも思ってしまうmewなので
あった。(@@)
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