口蹄疫の拡大を、民主党政権のせいにして、批判を強めることへの疑問

これは今日2本めの記事です。

最新の記事(10個)のコーナーはヨコの欄に。
*印のついた報道記事は、文末のMore部分にあるです。

 宮崎県で、牛、豚に口蹄疫が広がり、殺処分した家畜頭数は
11万人を超えたという。
 18日には、東国原知事が、口蹄疫問題で非常事態宣言を
宮崎県内に発令した。

 mewは、宮崎には、小さからぬ縁があるし。もともと動物好き
な上、他地域ながら牧畜を営んでいる知り合いもいて、家畜への
愛情や飼育の大変さは、日々感じさせられている。
 それだけに、感染の疑いのある家畜と一緒にいたというだけで、
すべての家畜を殺処分せざるを得ない方々や動物のことを思うと、
心が痛むばかりだ。(-"-)

 被害にあわれた方々、動物にお見舞い申し上げると共に、
一日も早く、事態が収拾するように、心からお祈り申し上げたい。

 宮崎の人にきいてみると、県内では、急激な感染の拡大に困惑
していると同時に、牧畜業だけでなく、他の分野も含めた風評被害
を懸念している人が多いようだ。
 口蹄疫は人間には感染しない、鶏や他の農産物には影響がない
ものの、イメージの問題もあってか、他の産物や観光などにも
支障が生じるおそれが高いからだ。<連休明けになって、TV
などでも大きく取り上げられるようになったので、その影響が
出始めているという話もある。>

 マスコミは、口蹄疫のニュースを報じる際には、必ず、正しい
知識や情報も伝えるようにして欲しいと思う。(・・)

<mewは、先月からこの件が気になっていたのだが。正直な
ところ、やはり風評被害が広まるのがイヤだったので、ブログでは
あえて触れないようにしているところがあった。_(。。)_
 また宮崎在住のプロ・ゴルファー横峯さくらさんが、賞金1千万
円以上を県に寄付。募金を呼びかけていることを評価したい。>

* * * * *

 ただ、一部のTVや新聞、ネットなどを見ていて、この口蹄疫の
感染&被害拡大に関して、鳩山内閣や民主党政権に問題or原因が
あったかのような主張をしているところがあることには、疑問を
覚えざるを得ない。(**)

<それこそ「民主党は何をやっている?」とか、「民主党が何も
しなかったせいで、被害が広がった」などという表現を用いる
ところもあって。中には、このことを奇貨として、民主党叩きを
しようとするかのような悪意さえ、感じられるものがある。(-"-)>

 たとえば、民主党政権は、「GW前の4月末に感染の疑いを
知りながら放置していたとか」、「赤松農水大臣が、対応を指示
せずに、連休中に中南米に外遊していた&初めて宮崎に行った
のが5月10日だったのは、問題だ」とか。「原口総務大臣が、
報道管制をしいたから、情報が伝わらず、被害拡大を招いた」
というデマも飛んでいたとか。

 挙句の果てに、「だから、民主党や鳩山内閣には危機管理
能力や、日本を統治する能力がない」との批判まで行なう人たち
も出ているようだ。(ーー゛)

<おまけに、今年、韓国、中国でも口蹄疫の感染被害があった
こと、中国から輸入した飼料が使われていることから、ネットの
一部では、案の上、このことを中韓バッシングにネタに使ったり
もしているところがある。(-_-;)>

* * * * *

  農水省は、4月20日には、口蹄疫で陽性が出た牛がいたこと
を受けて、口蹄疫防疫対策本部(本部長・赤松農水大臣)の設置。
情報の収集や感染拡大防止への対応を始めている。
 27日になって、東国原知事が上京して、赤松大臣と会談。
それを受けて、10例目が出た29日には、山田農水副大臣を
宮崎入りをして、対応を協議している。(・・)

 また、確かに赤松農水大臣は、先月30日からメキシコ、
キューバ、コロンビアを訪問していたのだが。別に遊んでいた
わけではなくて、農水省HPによれば、『関係閣僚とEPA・
FTA等にかかる会談を行うため」に出張したのであって。
おそらく、中南米国の協力を得に(取り込みをはかりに?)
行ったのではないかと思われる。^^;

 現地では、毎日、各地で関係閣僚との会合や視察などを
行なっていたようなのだが。これも外交日程なので、一度約束
をしてしまった以上、そう簡単にキャンセルができるという
ものでもない。

<残念ながら、世の中には「外遊」という文字を見ると、
「外国に遊びに行った」と勘違いしてしまう人が少なからず
いる。もしかして、メディアは、それを承知で、あえてタイトル
に「外遊」という文字を掲げているのではないかという人がいた
のだけど、完全に否定し難いとこがあるかも。(-_-)>

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 しかも赤松大臣が不在の間も、奇しくも宮崎出身の福島瑞穂
少子化担当大臣を臨時の農水大臣代理に指名していたとのことで。
何か大きな問題があれば、すぐに対応できる態勢はとってあった
という。(**)

 もちろん鳩山首相や赤松農水大臣とて、もし被害がここまで
広がることが予見できていたなら、外交日程を変更してでも、
連休中に現地に飛んで、対策を講じようとしたかも知れないの
だけど。
 
 実は、宮崎(&北海道)では、2000年にも口蹄疫の感染が
あったものの、その時は幸いに、早期に感染が発見されたことや、
感染力が弱かったこともあってか、大きな拡大はせず。
 感染は牛だけにとどまり、宮崎県では35頭が殺処分されるだけ
で(北海道で705頭が殺処分対象)済んだことから、今回も、
県庁や関係機関では、ここまで大きく被害が拡大するとは、思って
いなかったところがあるようなのだ。(・・)

 また、宮崎の知人いわく、見込みが甘かったのか、風評被害を
広めたくないこともあったのか、地元でも、GWの途中ぐらいまで
は、さほど大きく報道していなかったという。^^;
 結果的には、このことが、現地での状況把握や対策を遅らせる
要因になってしまったのかも知れない。(-"-)、

<鳩山由紀夫首相も17日に『約1カ月経過してから政府対策本部
に格上げしたことに関し、「風評が立つと農家が困る状況があった。
政府は十分にことを運んできたが感染が拡大し、県民、国民に正確
に事実を知っていただくことがより重要だと判断した」と説明』
していたようだが。国としても、現地の事情なども配慮しなががら、
対応しようとしていたこともmewには、理解できる。>

* * * * *

 しかし、4月末には、わずか10例だった感染が、GW中に
急激に拡大。18日の時点では、120例以上の感染が確認
される事態になってしまった。(-_-;)

 しかも、今になって、3月の初め頃から何頭か、口蹄疫の感染
が疑われる牛がいたことが、明るみになって来た。

『1例目の感染疑い例が確認される11日前の4月9日。宮崎県
都農(つの)町の農家で、口内がただれた牛1頭が見つかった。
県は獣医を派遣したが、症状は軽く、他に症状のある牛もいな
かったことから、口蹄疫とは考えにくいとして「経過観察」と
された。
 ところが、16日になって、他の牛にも症状が出始めた。検査
の結果、経過観察していた牛を1例目と確認。農水省職員は「1例
だけで、見抜けなくても仕方なかった」と同情するが、対策が
とられないまま10日以上が経過し、初期の封じ込めに失敗した。

 感染はそれ以前から広がっていた疑いもある。都農町の別の農場
で3月、水牛に風邪のような症状が出た。農場側は風邪と判断したが、
検体を採取して保存。口蹄疫が問題化した4月になって分析した
ところ、陽性と判明し、6例目の感染確認例となった。県は3月
には既にウイルスが県内に侵入していたとの見方を強めている。
<毎日新聞18日>』 関連記事*1

* * * * *

 mewは、ここで「責任のなすり合い」などという不毛なことを
する気はさらさらないのだが。
 以上を総合して考えると、もう3月には感染例が出ていたにも
かかわらず、まず宮崎県&関係者の認識や対応に甘いところが
あったり、風評被害を恐れる部分もあったりで、県内での対応が
遅れてしまったことが、感染拡大の最大の要因になったことは否定
できないように思われる。(・・)

 現地で軽く考えられていれば、国(農水省→政府)に報告や対策
の要請が上がって来るのも遅くなってしまうし。その結果、鳩山
内閣としての対応も後手に回ってしまうことは避けられない部分
があるのだ。(-"-)

 政府は17日に、口蹄疫の対策本部(本部長・鳩山由紀夫首相)
を首相官邸に設置。移動制限や殺処分など防疫措置の徹底、現地
対策本部の設置、被害を受けた農家の生活支援や経営再建、地元
自治体による対策経費などを、特別交付税や国からの支出で迅速に
負担することを決めた。*2

 まあ、自民党や、反民主党的な人たちは、このことをネタに
民主党への批判を強めたいところかも知れないのだけど。
 今、大事なのは、この感染被害をできるだけ早く、狭い範囲で
食い止めることであって。<せめて、宮崎県以外の地域に拡大する
ことは避けたいところだ。> そのためには、党派を超えて、
特に農水関係の議員&官僚がみんなで協力して、今後の対策や、
被害を受けた農家の対応に当たることが、必要なのではない
だろうか?(**)

 何かTVやネットを見ていたら、イラ立って来るところがあった
ので、ついつい、その思いを書き殴ってしまったmewなので
あった。(@@)
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*1

『4月下旬に口蹄(こうてい)疫への感染が判明した宮崎県都農町の畜産農家の水牛が、3月下旬に県の家畜保健衛生所の検査を受けながら、口蹄疫の可能性を疑わず特段の問題なしとして処理されていたことが18日までに分かった。このとき採取された問題水牛の検体は、4月22日に県が農家を立ち入り検査した際に提出され、その後の遺伝子検査で口蹄疫感染が分かった。
 宮崎県によると、問題の農家は3月26日、掛かり付けの獣医に「水牛が熱を出して下痢もしているので治してほしい」などと相談。獣医は風邪以外の疾病の可能性もあるとみて、家畜保健衛生所に検査を依頼し、3月31日から4月2日まで検査が行われた。
 しかし、水牛の症状が一時快方に向かったこともあり、詳細原因は不明のまま、口蹄疫の可能性は見逃された。 <時事通信18日>』

* * * * * *

*2

『政府は17日、宮崎県で感染が拡大する家畜伝染病の口蹄疫(こうていえき)の対策本部(本部長・鳩山由紀夫首相)を設置し、初会合を首相官邸で開いた。首相は移動制限や殺処分など防疫措置の徹底、現地対策本部の設置などの対処方針を指示。山田正彦副農相を本部長とする現地本部も宮崎県庁に設置した。

 首相は会合で「危機管理上、重大な課題と考えるべきだ。一刻も早く発生農家、宮崎県の皆さんが安心する状況を作らねばならない」と強調した。風評被害を懸念し、赤松広隆農相を本部長とする対策本部にとどめていたが、被害が拡大していることから、17日の持ち回り閣議で格上げが決まった。

 対処方針には、口蹄疫対策の影響を受ける農家の生活支援や経営再建、地元自治体による対策経費を特別交付税や国からの支出で迅速に負担することも盛り込まれた。首相は官邸で記者団に「額はこれから」と述べ、必要経費を10年度予算の予備費から賄うとした。

 現地本部には山田氏のほか、小川勝也首相補佐官も派遣。内閣官房、農水省、防衛省、総務省などの職員19人が常駐し、政府と地元との連絡調整にあたる。<毎日新聞17日>』
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by mew-run7 | 2010-05-18 16:45 | 民主党、民進党に関して