小沢の検察審査会に、市民団体が上申書+大久保の訴因変更許可の続報
2010年 06月 22日
これは今日2本めの、短めの記事です。
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昨日、『小沢秘書の訴因変更許可+・・・」』いう記事で、
小沢一郎氏の元公設秘書だった大久保隆規氏の公判で、訴因変更
が認められてしまった(特別抗告が却下された)という話を
書いたのだけど。
まず、その件に関して、いくつか続報を・・・。
『小沢一郎民主党前幹事長の資金管理団体「陸山会」を巡る事件で
政治資金規正法違反に問われ、西松建設事件の起訴内容に陸山会
事件を加える訴因変更に異議を申し立てた元公設第1秘書、大久保
隆規被告(49)に対し、最高裁第2小法廷(古田佑紀裁判長)は
16日付で、特別抗告を棄却する決定を出した。
大久保被告は西松事件の公判中の1月に陸山会事件で再逮捕され、
裁判が中断していた。東京地裁は5月になって西松事件の起訴内容
に陸山会事件を追加する訴因変更を許可した。
被告側は「公判前整理手続き後の訴因変更許可は違法」と主張した
が、小法廷は「刑事訴訟法の規定で、判決前の決定に対する不服申し
立ては認められていない」と退けた。陸山会事件の争点を明確化する
手続きを経て、公判が再開されるとみられる。<毎日新聞19日>』
この記事で、最高裁が却下したのが「判決前の決定に対する不服
申し立ては認められていない」という理由だったことがわかった。(・・)
* * * * *
この件について、郷原信郎氏は、次のように述べているそうだ。
『「判決前の決定に対する不服申立が認められない」というのが
棄却の理由だとしたら明らかにおかしいと思います。
刑訴法で判決前の特別抗告は認められてます。
この事件に対する判断は、内容如何では検察にとって致命的な
事態になりかねないものです。
そういう事件の審理に、数年前まで検察の大幹部だった判事が
裁判長として加わることができることのがおかしいと思います。
法律上は回避義務はなくても、公正な判断は期待できません。』
<晴耕雨読さんの記事から転載>
* * * * *
郷原氏が「数年前まで検察の・・・」と言っているが。この
古田佑紀裁判長は、ずっと検察&法務省のエリート街道を歩いて
来た人。<最高検次長検事で退官・経歴はコチラ>
確かにそれだけでは、裁判官を忌避する事由にはならないかも
知れないけど。
そういう人が審理しては、検察側の味方をしてしまうのでは
ないかと思われても仕方がないところがあるかも知れない。(-_-)
~ ~ ~ ~ ~ ~ ~
さて、次に、mewも含めて、小沢一郎氏に関する検察審査会
の審査の行方が気になっている人は多いと思うのだけど。
少し古いものなのだが、気になる報道記事を見つけたので、
とりあえず、それをアップしておきたい。
何と、あの小沢氏をしつこく検察に告発&検察審査会に申し立て
している「真実を求める会」なる市民団体が、今度は、検察審査会
に上申書を出していたようなのだ。(ーー゛)
『民主党の小沢一郎幹事長の資金管理団体「陸山会」をめぐる事件
で、小沢氏を政治資金規正法違反罪で告発した都内の市民団体
「真実を求める会」は26日、東京地検特捜部が小沢氏を再び
不起訴処分としたことは承服しがたいとして、東京第5、東京第1
両検察審査会に上申書を提出した。
上申書では、ボディーガードの暴力団組員の拳銃所持について
指示していない組長の共謀を認めた判例を示し、「小沢氏と元秘書
の間で暗黙の指示は十分認められ、共謀は成立する」としている。
同会の審査申し立てを受け、第5検審は平成16、17年分の
政治資金収支報告書への虚偽記載について小沢氏を「起訴相当」と
議決、再度の不起訴処分を受け、再審査に入っている。第1検審は
19年分の虚偽記載について審査を続けている。
<産経新聞5月26日>』
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長いので、チョットお休みタイム。( ^^) _旦~~
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この「真実を求める会」に関しては、
『小沢告発は、聴取の直前だった&2つの告発に対するナゾ&
疑念』
『小沢不起訴、検察審査会に申し立て+小沢の義父の会社、
国税に所得隠しで摘発さる』
・・・などに書いたことがあるのだけど。
行政書士や元教師などから構成される市民団体だとのこと。
一般に政治家を告発するような市民団体は、会見を開いたり、
文書を公表したりして、堂々とオモテに出るものなのだが。
この団体については、ほとんど明らかになっていないし、
マスコミも取り上げない。(-"-)
<ウヨ保守系の人たちが関わっているという話がある。>
何か東京地検特捜部が、強制捜査をしたいな~と思ったら、
秘書を検察に告発するし。特捜部が、小沢一郎氏に事情聴取を
行なおうとしたら、その直前に小沢氏を告発するし。
検察側と連携プレーしているのではと疑いたくなるくらい、
な~んかタイミングがいいのよね~。(▽▽〆)
おそらく検察審査会が、2度めの「起訴相当」を議決を出して
小沢氏が「強制起訴」されるのを後押ししようとして、「共謀は
成立する」などの上申書を出したと思うのだけど。
このように、議決に影響を及ぼしそうな上申書を出すのはあり
なのだろうか?(-"-)
~ ~ ~ ~ ~ ~ ~
ここで上申書ときいて、mewは、この報道記事を思い出した
のだが。<これはmewPCにキープしてあった。>
実は小沢一郎氏も、検察審査会に上申書を出そうとしていた
のよね~。^^;
『小沢一郎・民主党幹事長の資金管理団体「陸山会」の政治資金
規正法違反事件で、東京地検特捜部が21日に小沢氏を再び嫌疑
不十分で不起訴とする方針を固め、東京第5検察審査会が第2段階
の審査に入る見通しとなったことを受け、小沢氏側は同審査会に
対し、事件への関与を否定する上申書を提出する検討を始めた。
小沢氏側の関係者が明らかにした。
特捜部が小沢氏を不起訴とし、同審査会で再び「起訴相当」の
議決が出された場合、小沢氏は裁判所が指定する弁護士によって
強制起訴
されることになる。
このため、小沢氏は審査員に対し、上申書で「潔白」を主張する
ことで強制起訴を避ける狙いがあるとみられる。
検察審査会法などには、被告発人からの上申書の提出についての
規定はなく、東京の検察審査会の事務局では、「過去に提出された
例は聞いたことがない」としている。<読売新聞5月21日>』
* * * * *
mewは、一瞬、「真実を求める会」は、この記事で検察審査会
に「上申書」が出せるのを知って、自分たちも出すことにしたの
かしら・・・と思ってしまったのだけど。^^;
この記事がお蔵入りになっていたのは、この後、小沢氏が上申書
を出したのかどうか、メディアでは、続報が出ないままで。結局、
どうなったのかわからずじまいだからだ。(~_~;)
ただ、いずれにせよ、検察審査会に関しても、ウラでアレコレの
動きがあるものなんだな~と思ってしまったmewなのだった。(@@)
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