今度こそ「憲法改正」も争点にして、国民から、はっきり「NO!」を突きつけたかった。
2010年 07月 09日
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先日、TVのついている場所にいた時のこと。
たまたま自民党のCMが流れて、谷垣総裁が「経済の建て直し
・・・国民のことを、いちばんに考えています」と言うのをきいた
知人が、「ウソばっか。本当は、憲法改正をいちばんに考えてます
でしょ?」とツッコんでいたので、思わず笑ってしまったのだが。
実際、自民党のマニフェストのいちばん最初には、「新しい時代
にふさわしい国づくりのための自主憲法を制定します」という
公約が掲げられていて。(マニフェストは党HPの表紙から)
新憲法制定のための憲法審査会の始動、「憲法改正原案」の
国会提出(憲法草案つき)のことが、具体的に記されている。
<集団的自衛権、武器使用の要件などの見直しを含む新安保
体制や、自衛隊海外派遣(インド洋派遣復活)に関しても、
マニフェスト後半に記されている。(-"-)>
* * * * *
そう。自民党は、今年、新しい綱領を作って、保守性を強化する
ことに決め、本当は、今度の参院選でも、新憲法制定を前面に
出して、戦うつもりだったのである。(・・)
超保守派の亀井静香氏が代表を務める「国民新党」も、マニフェ
ストのTOPは、新憲法制定を含む保守的な政策。超保守のドンの
平沼赳夫氏が率いる「たちあがれ日本」は、そのために結党した
ようなもの(のはず)だしね~。<党綱領TOPは、新憲法制定も、
マニフェストは・・・???(@@)>
<日本創新党もしかり。新党革新の舛添要一代表は、超保守では
ないけど、自民党の新憲法草案作成にも携わった改憲推進派。>
特に、今年5月には、安倍晋三元首相が、強引に成立させた
「日本国憲法の改正手続に関する法律」(=国民投票法)が施行
されて、自民党や保守系の政党の議員の多くは、「ともかく1日も
早く憲法改正を」と張り切っていたのだ。(**)
* * * * *
今回の参院選は、菅直人首相が、消費税増税の話を持ち出した
ことから、他の争点が、すっ飛んでしまったところがあって。
それこそ、憲法の「け」の字も出ないような状況になっているの
だけど・・・。(~_~;)
実のところ、「平和が一番!」のmewが、今回の参院選で、一番
注目していた&ある意味で楽しみにしていた争点は、「憲法改正」
(自主憲法制定)だったのだ。_(。。)_
というのも、自民党や(超)保守政党(国民新党、たちあがれ
日本、新党革新、日本創新党など)の方々に、TVでも、街頭でも
思いっ切り「憲法改正」を訴えてもらい、最大の争点として戦って
もらいたいな~と。
そして、国民の多くに「は?今頃、何、言っているの?」と
冷や~やかな視線を浴びたり、選挙の投票結果で、「今、日本の
国民は憲法改正なんて望んでいません」って、はっきりと国民の
意思を示してあげて欲しいと思っていたからだ。(**)
<ついでに、民主党はサヨクだとか、帰化人がいるとか、日本が
外国人に攻撃or占領されて国家崩壊の危機だとか、いつも主張して
いるようなことを、一般国民にもアピールして、「はぁ?」と
呆れさせて欲しかったかも。(・・)>
そうすれば、国民が、今&将来の日本のあり方、国民のあり方
を考えるいい機会にもなるだろうし。
また、彼らも、自分たちの考えが、国民に受け入れられないこと
が、やっと自覚、認識できるのではないかと思ったのである。^^;
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mewが、そう思ったのには、この10年ほどの間に激化した
保守系の言動&主張に、ケリをつけたいという思いを抱いていた
ということもある。(・・)
というのも、実は、自民党+αは、この50年以上、憲法改正
を大きな争点にして、選挙を戦ったことがないからだ。
<安倍っち祖父の岸信介元首相が、58年の衆院選で、憲法改正も
訴えて2/3の議席をとることを試みたけど、失敗して以来?>
この10年で言えば・・・小泉元首相は、自民党の総裁選の時
には、超保守派議員の支持を得るために「憲法改正」を公約に
掲げたのだけど。本人は、もともと憲法問題には興味がないことも
あって、国政選挙では、憲法の話は全く出さず。(-"-)
<憲法改正と増税の話を出すのは、選挙には不利だという通説が
あるしね。^^;>
* * * * *
でも、小泉氏の次に首相になった超保守のホープ・安倍晋三氏は、
最初から、憲法改正を柱とする「美しい国づくり」「戦後レジーム
からの脱却」を公約に掲げていたし。改憲の国民投票法も作って、
07年の参院選では、今度こそ「新憲法制定」を争点にすると
宣言していたのである。(・o・)
<注・超保守派は、改正のもとになる現憲法の存在を否定して
いるので、「憲法改正」ではなく、「新憲法制定」と呼ぶ。^^;>
ところが、「消えた年金」の問題や、閣僚の失言問題などが
相次いで、党内からも「憲法改正」どころの話ではないという
声が強くなった&連立を組む公明党にも反対されたため、結局、
マニフェストの一番上に「新憲法制定」を記したものの、そのこと
を主張できずに、終わってしまったのである。(-"-)
結局、安倍自民党は、この参院選で民主党に惨敗したのだが。
安倍元首相&仲間たちの多くは、「選挙では、結局、憲法のこと
を訴えられなかったので、それを国民に否定されたわけではない」
と信じ込んでいる。<中には、「憲法のことを訴えれば、勝って
いたのに」な~んて言ってた人までいたりして。^^;>
* * * * *
去年の総選挙では、超保守仲間の麻生太郎氏が首相&総裁を
務めていて、国旗のことや、民主党をサヨクだと批判するような
話は出ていたのだけど。結局、憲法改正の話まではあまり踏み
込めないまま、選挙に惨敗してしまった。(-"-)
しかも、彼らの中には、マスコミが自民党を批判し続け、政権
交代の波を作ったため、自民党の主張を国民に伝えることが
できなかったので、負けたと思っている人が少なからずいると
いう。(・・)
それゆえ、自民党や他の政党の保守系の議員&支持者の間では、
自分たちの新憲法制定や戦後復古の国家観への思いを国民に訴える
選挙ができずにいることに、ストレスやフラストレーションを
溜め込んでいる人が多いようだったし。
保守系の議員や識者、支持者の中には、選挙で堂々とアピール
するためにも、「真の保守」と言えるような政党を作って欲しい
という声も強まっていたという。(・・)
そして、今度の参院選こそ、自民党も含めて、自分たちの政策を
国民にしっかりとアピールしたいと。そうすれば、国民はわかって
くれるはずだという思いを持つ人がかなりいたようなのである。(@@)
* * * * *
そこで、mewも、彼らが、これ以上、ストレスを溜め込まない
ようにするためにも、是非、それをさせてあげなくっちゃと。
<もしこれらの政党が、一気に正面切って、「新憲法制定」やら、
彼らの戦前復古的(戦後体制を否定するような)国家観を訴えたら、
それはそれで見物(みもの)だと思うし!?(@@)>
で、国民にも、よく各政党の議員がどんな考えを持っているか
知ってもらって。
彼らにも、ちゃんと、国民の思いを知ってもらう必要があるの
ではないかと思ったのだ。(**)
<以前も書いたかも知れないけど。mew周辺の絶対護憲派の人
の中にも、彼らの国家観のことは知らずに、TVの発言を見て、
舛添がいいとか、亀井がいいとか言う人が何人かいて。「あの
人たちは改憲派だよ」というと、「そんな風に見えないのに」って、
ビックリしていることがあるのだけど。(mewは、すごく、
そんな風に見えるんだけどな~。^^;)
今回、憲法改正は争点になっていないものの、自分の一票が、
今後の改正の動きにつながるかも知れないのだから、その辺りは
ちゃんとマニフェストなどで確認して欲しいと思うです。(・・)>
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自民党や他の保守政党が、今年の参院選で、憲法改正や国家観
に関わること(外国人賛成権、夫婦別姓法案など)のことを、
アピールしようと考えたのは、一つには、彼らが民主党政権に
今後の日本を任せて行くことが、危険だということを国民に
伝えたいという思いがあったからなのだけど。
同時に、ここで憲法改正論などを持ち出すことによって、民主党
の内部を混乱&対立させて、分裂を引き起こし、政界再編の動きを
加速させたいという意図もあった。^^;
今のままでは、自民党や保守政党が、また政権与党の座を得る
までに何年もかかってしまうので、民主党を解体してしまう方が
話が早いし。(~_~;)<もし首相が途中で解散しなければ、あと3年
は民主党政権が続くことになるしね。(・・)>
彼らが目指す保守的な政策を行なうためには、民主党内にいる
超保守or新保守や改憲推進派の議員を引っ張り込んで来て、
新しい保守政党or保守連合を組んで、政権をとることが望まれる
からだ。(**)
* * * * *
実際、民主党の中では、1/3ぐらいの議員が、保守的な思想を
強く持っていて。<戦後体制を認めないという超保守はわずかしか
いないけど。新保守(ネオコン)は多い。> 憲法改正にも熱心な
人が少なくない。(-"-)
<mew的には、過度に超保守的orタカ派の人たちは、他党に
取り込まれてくれてもいいんだけどね。^_^>
それこそ鳩山前首相や枝野幹事長は、自民党と一緒に改憲の準備
を行なっていた推進派のメンバーだし。小沢前幹事長だって、改憲
を提言していたことがある。<菅首相は、慎重派。>
ただ、民主党は、07年に国民投票法を作る際に、当時の小沢
代表が、自民党への対抗意識もあって、「今は、憲法改正より、
国民の生活の方が大事だ」と言って、同法の成立に協力せず。
それ以来、鳩山前首相も、新たに幹事長になった枝野幸男氏も
「憲法改正は、喫緊の課題ではない」と明言して、その方針を
貫いている。(・・)
おまけに、今度の参院選のマニフェストには、何と、憲法改正
のことは、全く触れておらず。民主党側から、それを争点にする気
は全くないのである。(**)
<党内での対立を避けたいという意図もあったんだろうけど。^^;>
* * * * *
そして、何だか改憲が争点になりにくい雰囲気になってはいた
ものの、それでも、折角のチャンスなのだから、自民党も保守政党も、
少しは保守の矜持を見せて、憲法改正の争点を持ち出して、自ら
の思いをしかり訴えて欲しいと思っていたのだが・・・。
何と、自民党は、結局、有権者に配布するマニフェスト(小冊子
版)の方は、憲法改正を最後の項目に移動しちゃったし。
<何か表紙も谷垣氏ではなく、進次郎くんに代えたものも作った
とか?^^;>
しかも、あの超保守がウリのはずの「たちあがれ日本」も、参院選
のマニフェストは、経済、財政政策を優先して、憲法改正のことは
後ろに回したりしている始末だし・・・。
まあ、今の日本の状況を見れば、と~っても現実的な対応だと
言えるのだろうけど。何だか、超保守ではないmewまでガッカリ
という感じに。(~_~;)
これで、また、国民に憲法改正を訴えることができなかった
けど、「国民は本当は憲法改正や保守政策を望んでいるはずだ」
とかいう勘違いが続くのかと思うと、ゲ~ンナリしてしまうmew
なのだった。(@@)
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