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日本がアブナイ!

平和で平穏で楽しい生活が一番!・・・脱アベ・スガ、反超保守&新自由主義。左右問わず、mew基準で、政治や競馬、スポーツなどについて。写真はトロットスター・・・↓PC画面のリンク1~5は無効

菅内閣が、普天間問題で、沖縄の民意を盾に、米国への抵抗を開始か?

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最新の記事(10個)のコーナーはヨコの欄に。
*印のついた報道記事は、文末のMore部分にあるです。

何か書きたいことが、た~くさんあるのだけど。忙しいやら、
暑いやら(?)で、なかなかゆっくりブログを書く時間がとれず
にいる。_(。。)_
 その間にも、どんどんと色々なことが進んでいて。アレコレの
報道記事を貯め込んだまま、流れに「ついていけないよ~」という
感じになっている今日この頃・・・。(・o・)

 とりあえず、この記事は普天間問題について、取り上げたい。
 
6月に『菅首相は、普天間移設の問題の解決をあきらめては
いない
』『普天間問題も、小沢氏らと協力して、トロイカ体制で
&菅首相がクリアすべき条件
』という記事を書いたのだが・・・。

 菅政権を批判するメディアやブログなどは、菅首相&周辺は、
鳩山前首相の日米合意をそのまま踏襲して、米国の言いなりに
なろうとしていると言っていたのだけど。

 菅首相は、<それこそ、サヨク扱いされているぐらいで?>、
もともと鳩山前首相よりもず~っと前から、沖縄の米軍基地の問題
に関心があって、何度も沖縄を訪れたりしていたし。<残念ながら、
参院選で落選してしまったのだが、喜納昌吉元議員とも親交が
あったし。>
 たぶん、ある意味では、鳩山前首相よりも、何とかもっといい形
で普天間の移設問題の解決や沖縄の基地負担の削減、経済の振興策
などを実現したいと考えているはずなのだ。(**)

 mewは、5月に、鳩山前首相には、職を賭して、辺野古移設を
拒んで欲しかったと書いたのだが。<その後、本当に首相を辞めた
のを見て、尚更に「どうせ辞めるのだったら、私は辺野古移設は
呑めません」と言って辞めた方がよかったのに、と思ってしまっ
たですぅ。(@@)>
 今でも、もし菅首相が、長期で政権を担うのが難しいのなら、
せめて職を賭して、この件で、米国とやり合って欲しいな~という
気持ちがある。(・・)

* * * * *
 
 まあ、実際のところ、菅首相が職を賭す気があるかどうかは
わからないけど。^^; 

 でも、参院選が終わって、菅政権が、やはり普天間問題の解決を
あきらめていないかも知れない、米国の言いなりになる気はない
のかも知れないと思わせるような報道記事が続いている。(・・)

 鳩山政権は、5月末の日米合意で辺野古への移設を明記して、
8月末までに、辺野古に移設する際の工法を協議して、決めると
約束。先週から、実務者協議がワシントンで始まったのだけど。
日本側が、8月末までの決着に難色を示しているのだ。(@@)

 mewが以前、このブログで提案(?)したように、「沖縄
県民が納得しない」戦法を使おうとしているのである。(**)

 米国側は、8月末までに、専門家もまじえた協議で、移設案の
工法を1つにしぼることを望んでいて。<彼らは、V字滑走路案
の実現を要望。> 11月にオバマ大統領が来日するまでには、
きちんとした計画をまとめておく必要があると、暗に圧力を
かけて来たりもしていたのだけど・・・。<一説には、政府が
沖縄県民の了承を得るように努めろ、政府にはその義務がある
などと主張する米国防族もいたとか?^^;>

 でも、日本側は、V字滑走路案に限らず、沖合いの1本滑走路案
など、複数案を検討したいと主張。
 さらに、北澤防衛大臣やその他の閣僚が、いくら日米間で工法を
決めても、沖縄県民の納得が得られなければ実行できないのだから
と、8月末までに工法を正式決定するのは困難だと、抵抗を示す
ような発言を次々と行なっているのである。(**)

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『政府は米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設先となる代替
施設の位置や工法について、日米共同声明に明記した期限の8月末
時点では専門家による見解にとどめ、政府方針とはしない方向で
調整に入った。政府高官は14日夜、「実務者協議とその後の外務
・防衛担当閣僚の協議は別次元の話だ」と述べた。
 複数案提示などによる事実上の先送りで沖縄県側の反応を探り、
理解を得たい考え。日米両政府は参院選で中断していた外務・防衛
両省の課長級による実務者協議を15日に米国で再開する。(中略)
(中略)
 日米共同声明では「代替施設の位置や工法に関する検討作業を8月
末までに完了させる」と明記していた。しかし、参院選大敗の影響も
あり、外務省内でも「8月末は専門家の見解をまとめるだけ」(幹部)
との見方が大勢だ。<毎日新聞15日より>』


『外務・防衛当局は同県名護市辺野古沿岸部に滑走路2本をV字形
に配置する現行案ではなく、滑走路を1本とし、埋め立て工法で
現行案よりも沖合に数十メートル移動させる修正案を軸に調整を
進める考えだが、官邸側は結論を1つに絞り込むのに消極的だ。
<産経新聞16日より>』

『仙谷由人官房長官は15日午前の記者会見で、米軍普天間飛行場
(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)移設問題で、代替施設の位置や
工法に関し、11月のオバマ米大統領の来日時に最終合意する
可能性について「交渉事について、今からお尻を切るとか切らない
という話ではない」と述べ、否定的な考えを示した。
 仙谷氏は11月決着について「誰が決めたのか。11月に
(大統領が)来るからという連想ゲームの世界ではないか」と
述べた。<産経新聞16日より>』


『北沢俊美防衛相は16日午前の記者会見で、米軍普天間飛行場
(沖縄県宜野湾市)移設問題に関して「沖縄県民の理解も得な
ければならない。日米両政府だけで一方的に進めることが妥当か
どうか」と述べ、沖縄側の意向にも配慮しながら進めていく考え
を示した。

 同時に、移設先として日米が合意した名護市での9月の市議選、
11月の県知事選を注視しながら「適切に協議を進めたい」と指摘
した。日米合意は8月末までに専門家の検討を終え、外務、防衛
担当閣僚による次回の日米安全保障協議委員会までに移設計画を
確認するとしている。<産経新聞16日>』

『岡田克也外相は16日午後の記者会見で、米軍普天間飛行場
(沖縄県宜野湾市)代替施設をめぐる日米の最終決着時期について
「まだ決めていない」と述べた。9月が想定されていたが、「首相
や官房長官と十分に相談できていない」と説明した。<産経新聞
16日より>』

* * * * *

 そして、昨日20日にも、<参院選に当選して、ほっと一息&
チョット強気になっている?>北沢防衛相は、閣議後の記者会見
で、このように発言したという。(・・)

『北沢防衛相は20日午前の閣議後の記者会見で、沖縄の米軍
普天間飛行場の代替施設の具体的位置や工法などの決定時期に
ついて、「沖縄の一番の責任者である知事の選挙が11月にある
ことを重要視しないわけにはいかない」と述べた。

 日米両政府は位置や工法の検討を8月末までに終えることで合意
しているが、北沢氏の発言は、検討結果を踏まえた最終的な決着は
11月以降にずれ込むという見方を示したものだ。

 北沢氏は工法などの検討の見通しについて、「複数(案)と
決めたわけではないが、一本化したら結論が出たということに
なる」と語り、8月末の時点では複数案に絞り込むだけにとどまる
可能性に言及した。<読売新聞20日>』

 北沢氏は『専門家協議での結論については、「コンクリート
された(固まった)ものを沖縄に持って行くと、全くの頭越しと
いうことになる。日米間ではこの案が1番、2番がこれ、という
感触は得ると思う」と述べ、複数案とする方向で調整する考えを
示した。<時事通信20日>』

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 ね。何だか、この件をメインで担当していて、責任を負うべき
立場の閣僚たち(防衛大臣、外務大臣、官房長官)がみんな、
「何でも、米国側の思うように&米国のペースでは、コトが
進まないんだぞ!」「何より沖縄県民の意思を重視すべきろ~」
っていう感じの発言をしているでしょ?"^_^"

 この件に関して、菅首相は、記者団に「日米合意を踏まえ、沖縄
の負担軽減に全力を挙げる基本方針に変わりはない」と、毎度の
セリフを語っていたのだけど。<この「踏まえて」がミソね。
「従って」でないところが。>
 でも、この3人の閣僚が同じようなことを言っているところを
見ると、これは首相も了承済みで、菅内閣の方針だと思っていい
のではないだろうか?(**)

 となれば、mew的計画によると(?)、あとは何とか9月の
名護市議選や、11月の沖縄知事選の結果が出るまで粘って。
何とか知事選で反対派の候補に勝ってもらって。
 で、菅首相が、「いや~、政府もどうにかしたいと思ったんです
けど。何分にも県民がOKしないので、辺野古案を実行するはムリ
ですね~。すみませんけど、仕方ないので、他の案を考えましょう」
と、オバマ大統領に言う・・・という展開にならないかな~と。(・・)

 ちなみに、参院選の沖縄選挙区では、自民党の現職候補が、
約25万9千票。日米合意「断固反対」を掲げた社民党系と共産党
系の無所属候補2人の得票合計が約27万4千票だったとのこと。
(自民党現職は、県内移設に反対&現知事の推薦を受けているのに、
「断固反対」の社共に票数で負けているのよね~。^^;)
 もし知事選で、社民、共産が統一候補を出して、民主党が後押し
できれば、反対派が勝利する可能性が大きいのである。(+_+)

* * * * *

 もちろん、米国側がそうスンナリと、日本側の主張を飲み込む
はずもないだろう。(~_~;)

『米側は8月末までに一本化すべきだとの姿勢を崩していない。
移設作業の遅れは米議会での在沖縄米海兵隊グアム移転費審議
にも影響を与えかねず、大幅な先送りへの反発は必至だ。
<共同通信20日>』

『早期決着を求める米側との摩擦が強まるのは避けられず、菅政権
は難しい選択を迫られそうだ。』
『米側は、11月13、14両日に横浜市で開かれるアジア太平洋
経済協力会議(APEC)首脳会議の際のオバマ大統領の訪日を
控え、早期決着を迫る構えだ。米政府は当初、昨年中の決着を求め
たが、鳩山前政権が今年1月の名護市長選の後に先送りし、反対派
の稲嶺進市長の当選で移設がより困難になったため、知事選で同じ
轍(てつ)を踏むのを避けたいのが本音だ。』
<以上、時事通信20日より・全文*1

* * * * *

 そのような米国側の圧力に負けないためには、まず、沖縄県民に
しっかりと意思を示してもらうだけでは、どうにもならない。

 6月の記事にも書いたように、民主党政権が、菅・鳩山・小沢の
トロイカ体制で一致団結して、党内&賛同してくれる政党と一丸と
なること、そして何より国民やメディアが、それを後押しして
くれることが必要になるのだ。(**) 

<鳩山氏は、先日も「沖縄のことを言いっぱなしではいけない」
と言っていたしね。・・・ただ、普天間基地の移設が遅れない
ように、社民党などとも協力して、テニアンなどの県外or国外の
代替地も、しっかり準備しておかないとね。(・・)>
 
 ・・・というわけで、この1週間、普天間問題に関する報道
記事を見ていて、秋以降の菅政権(or民主党政権)の働きに
ちょっとウキウキしつつ、期待を抱き始めていたmewなので
ある。(@@)

<追記・・・*2に、米軍が沖縄にクラスター爆弾を運び
込んで、爆弾投下の訓練を行なう準備をしているという
記事を載せておいたです。>

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さらに現政権にノーさんが作った「THE BLOGGER」、晴天とら日和さんが
作った「【政権交代】を目指すブログ結集!」をご参照下さい。
 






*1

『「普天間」先送り論強まる=11月知事選後、米反発必至
 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題で、日米で同県名護市辺野古に建設すると合意した代替施設の工法などの最終決着を11月28日の沖縄県知事選後に先送りする案が20日、政府内で強まった。性急に結論を出して、反対派の知事が誕生した場合、移設が一層困難になるとの判断からだ。ただ、早期決着を求める米側との摩擦が強まるのは避けられず、菅政権は難しい選択を迫られそうだ。
 先送りを主張するのは北沢俊美防衛相。同日の記者会見で、「県民世論が選挙に表れることを考えれば、知事選以降でないとはっきりしたことは言えない」と表明した。仙谷由人官房長官も15日、「日程を切るとか切らないとかいう話ではない」と発言、先送りを容認する立場だ。
 5月末の日米共同声明は、専門家による工法などの検討を8月末までに終えるよう明記。菅直人首相は20日、記者団に「日米合意を踏まえ、沖縄の負担軽減に全力を挙げる基本方針に変わりはない」と改めて語ったが、原則論を示したにすぎないとみられる。 
 現職の仲井真弘多知事は自公政権当時、辺野古移設を条件付きで容認していたため、再選されれば受け入れる可能性がある。しかし、県内移設反対の世論が依然強い中で、「実現は厳しい」としている今の態度を転換するのは容易ではない。
 また、今月の参院選の沖縄選挙区では、同知事の推した自民現職の得票(約25万9000票)を、日米合意「断固反対」を掲げた社民党系と共産党系の無所属候補2人の得票合計(約27万4000票)が上回った。これを踏まえ、知事選で非自民勢力が移設反対派の統一候補を立てることが取りざたされている。こうした県内情勢が先送り論を後押ししている。
 一方、米側は、11月13、14両日に横浜市で開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議の際のオバマ大統領の訪日を控え、早期決着を迫る構えだ。米政府は当初、昨年中の決着を求めたが、鳩山前政権が今年1月の名護市長選の後に先送りし、反対派の稲嶺進市長の当選で移設がより困難になったため、知事選で同じ轍(てつ)を踏むのを避けたいのが本音だ。(時事通信20日)』

『米、代替施設の滑走路1本に難色 V字形が「ベスト」
 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題で、米政府が名護市辺野古崎とその隣接水域での代替施設の滑走路を1本(I字形)とする日本側の提案に難色を示していたことが分かった。日米は埋め立て方式では一致したが、米側は現行計画に沿ってV字形による2本の滑走路が「ベスト」と主張。滑走路をI字形に変更する合理的な理由の説明を求めた。複数の日米関係筋が20日、明らかにした。

 米側の意向はワシントンで15、16両日に開かれた課長級の実務者協議で伝えられた。5月の日米共同声明は8月末までに普天間の代替施設の具体的な位置や工法について検討を完了させると明記。日米両政府は来週に東京で実務者協議をあらためて開き、滑走路をV字形とするかI字形にするかを調整する。

 これに関連し、北沢俊美防衛相は20日の記者会見で、代替施設の位置や工法の結論は11月の沖縄県知事選以降に持ち越すこともあり得るとの認識を表明。滑走路の本数にかかわらず沖縄県や名護市では移設反対の声が強く、日米間の協議は難航しそうだ。

 日米関係筋によると、日本側は辺野古崎周辺から北東方向へ1800メートルの滑走路をI字形で造る代替案を提示した。2010/07/21 02:02 【共同通信】』

* * * * *

*2

『クラスター弾運び込まれる きょう以降訓練か

 【嘉手納】米空軍嘉手納基地で19日、世界的に禁止が進むクラスター爆弾が嘉手納弾薬庫から同基地に運び出されたのが確認された。
 目撃者によると、クラスター爆弾は午前9時ごろには同基地に運び込まれた。ただ、その後、雨の影響か航空機には積まれず、午後1時40分ごろに再び弾薬庫に戻された。
 一方、嘉手納基地には現在、クラスター爆弾の投下訓練を頻繁に行う米海兵隊岩国基地(山口県)所属のFA18戦闘攻撃機が飛来しており、20日以降に再度、クラスター爆弾を搭載し、訓練に行く可能性が高い。
<琉球新報20日>』
by mew-run7 | 2010-07-21 03:58 | 民主党、民進党に関して

by mew-run7