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小沢が新会館で多数と面会も・・・+社民・福島に米大使から電話+給油再開の圧力

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最新の記事(10個)のコーナーはヨコの欄に。
*印のついた報道記事は、文末のMore部分にあるです。


 昨日21日、小沢一郎氏が、新しい衆議院会館の自分の部屋に
初めて訪れ、議員活動を再開した。(**)

『民主党の小沢一郎前幹事長は21日、国会内の衆院議員会館の
事務所で、約3時間にわたって参院選の落選候補者らと次々に
面会した。小沢氏は参院選期間中の8日以来、公的な活動を控えて
おり、9月の党代表選に向けて再始動した。この日も「経済を
よくしないと、増税はできない」と菅直人首相の消費税発言を
批判した。

 小沢氏と会ったのは、同氏主導で参院選に立候補し、落選した
原田大二郎氏(山口選挙区)、三橋真記氏(兵庫選挙区)、河上
満栄氏(京都選挙区)、本田浩一氏(熊本選挙区)、田村耕太郎氏
(比例代表)ら。面会者によると、小沢氏は参院選について
「(議席を)失うべくして失った。データを間違えるとああなって
しまう」と党執行部を批判した。

 小沢氏は面会場所として、国会外にある個人事務所などを使う
場合が多いが、この日は目立ちやすい議員会館を使った。本田氏
との会談には、鳩山由紀夫前首相のグループの松野頼久前官房
副長官も同席し、9月の党代表選をにらみ、他グループとの接触
も本格化させている。<毎日新聞21日より>』

『真っ先に顔を出したのは菅首相の側近、小川敏夫参院議員(東京
選挙区)。当選報告に小沢氏は「よかったな」とねぎらった。
また、落選した候補らを「残念だったな。いけると思ったんだけど
なあ」「まだ若いからチャンスはある。がんばれ」などと励ました。』

<「自宅兼事務所を作れ」「辻立ちをもっとした方がいい」などの
アドバイスもしたとか。>

『小沢氏はその夜、自宅近くの行きつけの居酒屋で、秘書3人と
夕食。店を出る際、記者団から「菅首相と会わないのですか」との
質問が飛んだが、無言で車に乗り込み、自宅へ帰った。』
<以上、産経新聞21日より>

* * * * *

 今回、新しい衆院議員の会館ができて、どの議員も引越しを
済ませたので、小沢氏も、新しい会館や自室を見たいと思って、
ここに来たのかも知れないのだけど・・・。

 上の記事にもあるように、同氏は、人と会う時には、自分の個人
事務所や他の場所を使うことが多いので、議員会館の部屋にこんな
に人が来るのは珍しいことだし。<トヨタの幹部などの財界人まで
来ていたとか?^^;>

 会館訪問&議員活動再開の初日に、これだけ、小沢氏を慕う人
たちを呼んだのは、その威力を見せ付けたいという意向もあるの
ではないかと見る人もいるようだ。(-"-)
 
 しかも、たった3時間の間に、こんなに人が来るということは、
それぞれの人たちに「小沢氏が、21日の何時から会館にいます
よ~」という連絡が、予めされていたということになるわけで。

 となると、「菅首相の面会要請に対する連絡はどうなっている
んだ~」という話が当然出ることになるし。
 TVのニュースには、菅首相を軽視しているのではないかと批判
が出ていると報じていたところもあったという。(-"-)

* * * * *

 このニュースを見て、知人が「もしかして、菅首相に対しても
『もしオレに会いたいなら、そっちから、会館にでも来ればいい』
とか思ってたりして?」と冗談めかして、言っていたのだけど。

 mewは、小沢氏自身もそうかも知れないけど、むしろ周辺の
議員やスタッフが、「静かに」という言葉にかなりムカついて、
簡単に会わせたくないと思っているのではないかな~」と思って
いたのだが・・・。

 帰宅してから、ネットで、産経新聞が行なった、小沢氏の側近
の松木謙公氏へのインタビューを見て、「やっぱ、そうなの
かも~」と思ってしまった。 
 
『首相が小沢さんに会いたいといわれて実現していませんが、
嫌がらせなんかじゃ決してない。小沢さんは姿をくらましていた
わけでもない。選挙の後は関係者にお礼の電話をしたりしていた
んでしょう。

(小沢氏側が)「用件の向きは」って聞いたら、菅さんの方から
返事がないそうです。会いたいなら会いに行くとか、努力すれば
いいと思う。』

・・・な~るほどね。(@@) 
 
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昨日、社民党の福島瑞穂代表が、米国のルース駐日大使と電話
で話したというニュースが出ていて、ちょっと驚いた。
 
 米大使が社民党代表と電話をすること自体、珍しいように
思ったのだけど。何と、米側から電話があったらしい。(・o・)

『社民党の福島瑞穂党首は21日、国会内で記者団に、ルース駐日
米大使から同日午前、参院選当選のお祝いの電話があったことを
明らかにした。福島氏は、沖縄の米軍普天間基地移設先を名護市
辺野古とする日米合意の撤回を要請。ルース氏は「あなたの立場
は理解している」と述べるにとどめたという。<日経21日>』

 NHK21日によれば、福島氏は『「沖縄県議会で全会一致で
可決されたように、日米両政府の共同声明の見直しが今の沖縄
県民の意思だ。ルース大使には、ぜひ民意を尊重していただき
たい」と述べ、沖縄県議会の意見書を踏まえ、共同声明を見直す
べきだという考えを伝えました。これに対し、ルース駐日大使は、
普天間基地をめぐる社民党の立場や考えはよく理解しており、近く
福島党首と会って、この問題で意見を交わしたいという考えを
示したということです。』

* * * * *

 昨日、『菅内閣が、普天間問題で、沖縄の民意を盾に、米国への
抵抗を開始か?
』という記事をアップしたのだが。

 そこにも書いたように、菅内閣の閣僚たちが、次々と11月の
沖縄県知事選の結果が出ないと、辺野古への移設の計画を具体的
に進めることができないと発言。
 事務方の交渉でも、沖縄の県民の了承を得るのが極めて困難で
あることが問題になっているという。^^;

 今回の参院選の沖縄選挙区では、民主党は候補を擁立せず。
沖縄県知事が推す自民党の候補が約25万9千票をとって、勝った
ものの、この人も、自民党ながら、県内移設には反対の意向を
示していた。しかも、日米合意「断固反対」を掲げた社民党系と
共産党系の無所属候補2人の得票合計が約27万4千票だったとの
ことで、もし知事選で、この2党や反対派団体が協力をすれば、
「断固反対派」が勝利をする可能性が十分にある。

 つまり、社民党がどちらに協力するかが、大きな鍵を握って
いるのだ。(**)

 それゆえ、米大使からの「参院当選のお祝い」は大義名分に
過ぎず、米側としては、社民党と話をするきっかけを作って、
何とか事態を打開したいという考えがあるのだろう。(・・)

<そう言えば、ルース大使は、4月に小沢幹事長(当時)にも
「地元の有名ワインを飲んで欲しい」という(口実で)お誘い
をして、普天間問題の件で会ったりしていたのよね。^^;

<『小沢が米大使と密談?&普天間解決には、小沢の力が必要
なのに
』『・・・米大使との密会は、ワインのお呼ばれと強調』参照>

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 米大使が野党党首と会うという話で、ふと思い出したのは・・・
07年8月の民主党の小沢代表(当時))との会談だ。

 同年7月、安倍自民党が参院選に惨敗。小沢民主党が、インド洋
の海自派遣の根拠法となるテロ特措法の延長に反対していたために、
給油活動の継続が難しくなったのだが。
 その時も、米国のシーファー駐日大使(当時)が、参院選の後
すぐに電話をして来て、8月に小沢代表(当時)と会談を要請。
 米側の情報を提供してもいいなどと言って、テロ特措法延長
への協力を求めたことがあったのだ。(**)

(『小沢が勝負に出た・・・シーファー会談は、自公民の議員や
国民への大きな問いかけでは?
』参照。)

 小沢氏は、この時に、陰で密談(密約?)をしていると思われて
はいけないと考えて、わざわざ、マスコミに公開する形で会談を
行なったのだけど。
 もしかしたら、陰で、もっとおいしい条件や脅迫っぽいネタが
提示されていたとしても不思議はない。(~_~;)

 でも、小沢氏は、この時にはっきりと協力を拒否。そのために、
当時の安倍首相が辞任。<最後の会見で、小沢氏と話したいと
言っていたのが印象に残っている。> 結局、インド洋の給油活動
は、一時中断に追い込まれることになったのだったのである。(・・)

 このように、野党の党首でも、日本政府の政策に大きな影響を
与えることは可能だと思うし。<沖縄では、社民党は、支持が
大きいので尚更。>
 社民党は、このために、あえて与党の座を捨てても、連立政権を
離脱したのだから・・・。

 社民党にも、ここはしっかり協力を拒絶してもらって、沖縄県民
&国民世論を喚起して欲しいしと思うし。

 これは共産党にもお願いしたいことなのだが。せめて沖縄では、
<それぞれの党員にとっては重要なことなのかも知れないけど>、
アレコレと細かい理念ややり方で対立することなしに、しっかり
と社共が力を合わせて、戦ってくれればな~と願っている。(+_+)

* * * * *

 ちなみに、インド洋の給油活動に関しては、自公政権は、翌年、
新法を作って給油を再開したのであるが。昨年、民主党政権に
なって、特措法を延長せず。今年、海上自衛隊の艦船を完全に
引き上げて、給油活動は中止している。(・・)

 ところが、米国は、このことにかなり怒っているようで、オモテ
でウラでしつこく、給油再開を要請し続けているのだ。<何分にも、
何でも好きに使える便利な「高級燃料の無料ガソリン・スタンド」
になっていたんだもんね。(~_~;)>

 それゆえ、「日米同盟・命」の自民党は、その意を受けて、
今回の参院選公約に、わざわざ「インド洋給油再開」を明記。
また、民主党議員ながら、米べったりの超保守タカ派である長島
防衛政務官も、米国に言われたのか、インド洋の給油を再開を
すべきだと言い出したりしている始末だ。(-"-)

 菅政権は、とりあえず、ソマリア沖の海賊退治の海自派遣は
1年延長したのだが。
 米側はインド洋給油だけでなく、今度は、NATOも巻き込んで、
ソマリア沖の海賊退治で働く外国艦船への給油活動をしろと迫って
来ている。(ーー゛)

 あまりマスコミは取り上げていないのだが、先日も少し触れた
ように、在日米軍の思いやり予算の減額交渉、米側がグアム移転
費用の増額を要求、戦闘機他の軍事費用の問題などなどもある。
<しかも、外務省と防衛省も米国べったりだし。^^;>

 菅&民主党政権は、普天間移設問題だけでなく、安保防衛政策
に関して、次々と難題を突きつけられている状況にあるわけで。

 だからこそ、尚更に、小沢氏との関係も含め、党内が一致団結
して、これらの問題に立ち向かって行かないといけないと思う
のだけど。<もし9月に小沢氏が代表になっても、同じことだ。>

 菅首相も、今まで菅氏が言ってきたこと、やって来たことの
集大成なのだと思って、それこそ、菅氏らしく、毅然として対米外交
&安保政策を行なって欲しいと願っているmewなのだった。(@@)

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by mew-run7 | 2010-07-22 14:12 | 民主党~立民党に関して

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