日韓・菅談話に関して思うこと~痛みを受けた側の立場を理解できることの大切さ

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最新の記事(10個)のコーナーはヨコの欄に。
*印のついた報道記事は、文末のMore部分にあるです。



昨日、菅直人首相が、日韓併合100年に当たっての首相談話を
閣議決定の上、発表した。<全文は、more部分に。>

 今年は、1910年に日韓併合条約に基づいて、日本が韓国を
併合してから、ちょうど100周年を迎えることになる。
 そこで、韓国側には、日本政府が、何らかの談話を出すことを
要望する声が出ていた。
 また、韓国の国会では、日本が保有し続けている「朝鮮王室儀軌」
(宮内庁所蔵、約百六十冊、朝鮮王朝時代の祭礼や主要行事を絵や
文で記録したもの)の返還を求める決議がなされていた。(・・)

 他方、民主党政権は、アジア外交を重視しており、鳩山、菅首相
とも「東アジア共同体」構想を発表していることもあって、鳩山
前首相の時から、何らかの談話を出すことを検討していたとのこと。

 菅首相は、昨日の会見で、今回の談話は、過去の100年だけで
なく、「これからの100年の日韓関係が、しっかりと未来に
向かって発展するように、そのことが、東アジアの安定、さらには、
世界の平和につながるように」という意図で発表され、韓国側とも
「その思いを一致をすることができた」と語っていた。(**)

* * * * *
 
 最も注目された植民地支配への反省と謝罪に関する部分は、この
ように記された。(**)

『本年は、日韓関係にとって大きな節目の年です。ちょうど百年前
の八月、日韓併合条約が締結され、以後三十六年に及ぶ植民地支配
が始まりました。三・一独立運動などの激しい抵抗にも示された
とおり、政治的・軍事的背景の下、当時の韓国の人々は、その意に
反して行われた植民地支配によって、国と文化を奪われ、民族の
誇りを深く傷付けられました。

 私は、歴史に対して誠実に向き合いたいと思います。歴史の事実
を直視する勇気とそれを受け止める謙虚さを持ち、自らの過ちを
省みることに率直でありたいと思います。痛みを与えた側は忘れ
やすく、与えられた側はそれを容易に忘れることは出来ないもの
です。この植民地支配がもたらした多大の損害と苦痛に対し、ここ
に改めて痛切な反省と心からのお詫びの気持ちを表明いたします。』

 菅首相は、基本的に、93年の村山談話、05年の小泉談話の
を踏襲する内容の談話を作成。
 今回の菅談話が、以前より踏み込んだ表現を使ったのは、村山氏
らが「アジアの国々」としていたのを「韓国」と明示したことと、
「意に反して」という一言がはいったことだという。

<日本側に、韓国は当時、喜んで併合条約に調印したなどと主張
する人がいるので、韓国側から強制的に調印させられたことを示す
文言を入れて欲しいという要望の声が、以前から出ていたようだ。>

 まあ、日韓関係に関する談話なので、自然なことだと思うし。
植民地支配が、国民の大部分の「意に反して」行なわれたことは
容易に推認できることであり、あえて目くじらを立てるべき言葉
でもないだろう。^^;

* * * * *

 mew個人は、「歴史に誠実に向き合いたい」「事実を直視する
勇気、謙虚さを持ち、過ちを省みることに率直でありたい」という
部分や、「痛みを与えた側は忘れやすく、与えられた側はそれを
容易に忘れることは出来ないものです」というところに、菅直人氏
らしさを感じると共に、強い共感を覚えた。(**)

 おそらく韓国の人たちも、菅談話が新たに加えた部分には、
それ相当の理解や評価を示してくれるのではないだろうか?(・・)

☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆

長いので、チョットお休みタイム。( ^^) _旦~~so-cha o douzo!
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 まず、当時の世界の流れや状況がどうであったにせよ、日本が
韓国を植民地支配して、国民に多大な負担や苦悩を与えたのは
事実なのだから。それを率直に認めて、反省、謝罪することは
大切なことだろう。

 また、これは、戦争や植民地支配はもちろん、犯罪やいじめ、
虐待などの被害にも言えることなのだけど。痛みを与えた側は
実に忘れやすいorたいしたことだと思っていないのだけど、
与えられた側は、容易に忘れることができないような大きな苦痛
を感じ、深い傷が残っているものなのだ。(-"-)
 
 そして、痛みを与えられた側の気持ちを理解できる人間&政治家
かどうかということは、外交だけでなく、国政においても、重要な
要素なのではないかと思う。(**)

<菅首相は、厚生大臣時代に、薬害エイズ問題で頑張ったのも、
そのような思いがベースにあったからではないだろうか?>

* * * * *

 また、朝鮮王室の儀軌を返すのも、もし相手が返還を求めている
のなら、それを渡すのが自然なことではないだろうか?(・・)

 日本政府は、65年の日韓基本条約で、韓国側が「文化財」や
「損害賠償」の請求権を放棄したことをタテにして、この王朝の
儀軌の返還を拒んで来たのだが。

 その背景には、日本側が「文化財」として美術品その他の多数
のものを保有していて、一つ返せば、次々と返還を請求される
おそれがあることや、「文化財」の返還を認めれば、今度は、
「損害賠償」を請求して来るおそれがあるという強い警戒心が
あるという。(**)

 菅首相は、そのような警戒心も考慮して、談話の中では、「返還」
ではなく「韓国の人々の期待に応えて『お渡し』したい」という
表現を使い、日韓基本条約の例外であるという点を強調。

 また、その後行なった会見でも、「日韓基本条約の考え方を確認
し、その考え方を踏襲してきた。法律的な形のものはもうすでに
完全に解決済みという立場だ」と述べ、改めて補償問題を議論する
考えはないことを強調していた。<産経新聞10日より>
<仙谷由人官房長官は記者会見で「個人補償、請求権の問題は解決
済みという前提だ」と述べている。(東京新聞10日より)>

* * * * *
 
 ただ、自民党や保守系野党を中心に、特に、超保守派や民族主義、
保守タカ派の政治家の中で、韓国やその民族を快く思わないor敵視
している人たちは、菅首相がここで新たな談話を出したこと自体や、
「朝鮮王室儀軌」をわたすことに決めたことに対して、かなり強い
批判が出ているようだ。(ーー)

<民主党の中で、この件を強く批判しているのも、日本会議系の
超保守っ子の松原仁氏とか、保守度が強い野田財務大臣とかね。>

 昨日も、早速、超保守のドン・「たちあがれ日本」の平沼武夫氏
が、「与野党議員および世論の反対を無視した。甚だ遺憾である」
「今回の首相談話によって、日韓友好の礎となった条約締結に尽力
したこれまでの両国の努力は損なわれることになった。政府が一方
的に自虐的な歴史認識を示し、韓国側に戦後補償に対する過大な
期待を抱かせたとすれば、両国の未来にとって決して望ましくない」
と批判をしたとのこと。<以上、産経新聞10日より>

 平沼氏の弟分で、自民党議員を中心にした「創生『日本』」なる
超保守グループを率いている安倍晋三氏も、「国民や歴史に対する
重大な背信で、容認できない」とするコメントを出したほか、取材
に対し、「大変な禍根を残しますよ。極めて私は、愚かで軽率な
官房長官であり、政府だなと「さまざまな個別補償に飛び火する
のは間違いない」と語っていたという。<以上、産経、TBS、
共同通信10日より>

<かなりハンパなのだけど。exciteブログが、午前1時から、
メンテのため休止するということがわかったので、とりあえず、
ここまでアップしておくことにするですぅ。"^_^">


   つづく・・・8月12日分へ

                   THANKS 


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『内閣総理大臣談話

 平成二十二年八月十日




 本年は、日韓関係にとって大きな節目の年です。ちょうど百年前の八月、日韓併合条約が締結され、以後三十六年に及ぶ植民地支配が始まりました。三・一独立運動などの激しい抵抗にも示されたとおり、政治的・軍事的背景の下、当時の韓国の人々は、その意に反して行われた植民地支配によって、国と文化を奪われ、民族の誇りを深く傷付けられました。

 私は、歴史に対して誠実に向き合いたいと思います。歴史の事実を直視する勇気とそれを受け止める謙虚さを持ち、自らの過ちを省みることに率直でありたいと思います。痛みを与えた側は忘れやすく、与えられた側はそれを容易に忘れることは出来ないものです。この植民地支配がもたらした多大の損害と苦痛に対し、ここに改めて痛切な反省と心からのお詫びの気持ちを表明いたします。

 このような認識の下、これからの百年を見据え、未来志向の日韓関係を構築していきます。また、これまで行ってきたいわゆる在サハリン韓国人支援、朝鮮半島出身者の遺骨返還支援といった人道的な協力を今後とも誠実に実施していきます。さらに、日本が統治していた期間に朝鮮総督府を経由してもたらされ、日本政府が保管している朝鮮王朝儀軌等の朝鮮半島由来の貴重な図書について、韓国の人々の期待に応えて近くこれらをお渡ししたいと思います。

 日本と韓国は、二千年来の活発な文化の交流や人の往来を通じ、世界に誇る素晴らしい文化と伝統を深く共有しています。さらに、今日の両国の交流は極めて重層的かつ広範多岐にわたり、両国の国民が互いに抱く親近感と友情はかつてないほど強くなっております。また、両国の経済関係や人的交流の規模は国交正常化以来飛躍的に拡大し、互いに切磋琢磨しながら、その結び付きは極めて強固なものとなっています。

 日韓両国は、今この二十一世紀において、民主主義や自由、市場経済といった価値を共有する最も重要で緊密な隣国同士となっています。それは、二国間関係にとどまらず、将来の東アジア共同体の構築をも念頭に置いたこの地域の平和と安定、世界経済の成長と発展、そして、核軍縮や気候変動、貧困や平和構築といった地球規模の課題まで、幅広く地域と世界の平和と繁栄のために協力してリーダーシップを発揮するパートナーの関係です。

 私は、この大きな歴史の節目に、日韓両国の絆がより深く、より固いものとなることを強く希求するとともに、両国間の未来をひらくために不断の努力を惜しまない決意を表明いたします。

<首相官邸HPより>』
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by mew-run7 | 2010-08-11 00:41 | 東アジア、北朝鮮問題