菅の新内閣、基本方針、首相会見要旨(資料)
2010年 09月 18日
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アップしておきます。(・・)
<関連の報道記事、More部分に>
菅改造内閣の顔触れ
<次の記事に、各人の略歴などをアップした。>
首 相 菅 直人 63 (菅G・会長)
総 務(民) 片山 善博 59 (民間)
法 務 柳田 稔 55 (民社G・参院)
外 務 前原 誠司 48 (前原G・会長)
財 務(留) 野田 佳彦 53 (野田G・会長)
文部科学 高木 義明 64 (民社G)
厚生労働 細川 律夫 67 (社会G)
農林水産 鹿野 道彦 68 (元・自民、新進)
経済産業 大畠 章宏 62 (鳩山G・会長)
国土交通 馬淵 澄夫 50 (フリー・野田Gを退会)
環 境 松本 龍 59
防 衛(留) 北沢 俊美 72 (羽田G)
官 房(留) 仙谷 由人 64 (前原G)
国家公安・消費者 岡崎トミ子 66 (社会G・参院)
金融・郵政(留) 自見庄三郎 64(国新党・参院)
経済財政 海江田万里 61 (鳩山G、小沢系)
国家戦略 玄葉光一郎 46
行政刷新(留) 蓮 舫 42 (野田G・参院)
(敬称略、民は民間、留は留任)
* * * * * *
『菅改造内閣の基本方針・要旨
菅改造内閣が17日の初閣議で決定した基本方針の要旨は次の通り。
一、昨年の政権交代の原点に立ち返り、国民に約束した政策を政治主導・官邸主導で実現するため、政府与党が一丸となってまい進する。
一、直近の円高・デフレ状況に対する緊急な対応を行う。6月18日に閣議決定した「新成長戦略」の着実かつ早急な実現を図る。
一、各閣僚は省益にとらわれることなく、首相の指示の下で一体となって内外の政策課題に取り組む。
一、行政の無駄遣いの根絶を一層徹底するほか、情報公開をさらに進めることにより「行政の透明化」を推進する。
一、政務三役と閣僚が役割分担と責任を明確にし、政府全体が一体となって真の政治主導による政策運営に取り組む。(時事通信17日)』
* * * * *
17日の記者会見の全文&映像はコチラ(首相官邸HP)
『菅直人首相の17日の記者会見詳報は次の通り。
【有言実行内閣】
いろいろな意味で試行錯誤を繰り返した1年だった。これからは具体的な事柄を実行していく「有言実行内閣」を目指す。第一は経済の課題で金融政策、財政政策をしっかり打つ。第二は日本の国際社会における活動をしっかり位置付けたい。第三は地域主権、今の霞が関が中心となった縦割りの中央集権を根本から変えていく。
【内閣人事】
経済財政担当相として内閣で経済の司令塔を果たし得る海江田万里さんに参加いただいた。岡田克也外相に強くお願いし幹事長として党の顔、けん引車の役割に代わってもらった。前原誠司外相、北沢俊美防衛相を含め外交面でも党と内閣で強固な体制にしたい。地域主権では片山善博総務相に加わってもらった。国と地方の在り方のアドバイザー役から実行部隊の主要な役割を担ってもらう。
課題にしっかり取り組める体制が整った。民主党の衆参両院議員412人が内閣を構成する「412人内閣」体制を本格的につくりたい。柱は政調会長・国家戦略相の玄葉光一郎氏になる。馬淵澄夫国土交通相ら将来の党を担う若手も育てる。
【挙党態勢】
適材適所の挙党態勢だ。副大臣など全体を見て判断してもらいたい。どこかのグループを外すことは全く念頭にないし、(代表選の投票で)起用する、しないを判断したことはない。昨日、小沢一郎民主党元幹事長と輿石東参院議員会長に代表代行就任のお願いをした。輿石さんは「参院会長の立場で支える」、小沢さんは「選挙などの先頭に立ち体力も消耗したので、そのようなポストは勘弁してほしい」とのことだった。ふさわしいと思ってお願いした。残念だと思っている。一般的に言われている小沢グループは(当選)期数の若い方が多く、副大臣、政務官も含めて見てほしい。
【党幹事長人事】
首相と与党幹事長は二枚看板だ。外相が極めて重要なのは理解しているが、国民に政策を見てもらう上で最もふさわしい人材と思いお願いした。
【2010年度補正予算】
すでに野党からも景気対策について提案をもらっている。国民生活に直結する。野党との話し合いの場はできると思っているし、合意形成の可能性は十分ある。野党が強硬に反対すれば衆院で通過しても参院で30日かかる。野党との話し合いで方向性が見え、野党の希望も入れた形で組めば国会審議も順調にいくだろう。(規模、提出時期などは)一方的に決める前に、野党と意見交換して考えたい。
【消費税】
ある程度負担しても安心できる社会を目指すのか。負担はできるだけ少なくしてあとは自己責任という道を選ぶのか。大きな判断を国民も一緒に考えてもらいたい。社会保障と財源については、超党派の議論の場をつくることが可能なら他党と話し合っていきたい。
【為替介入】
急激な為替の変動は好ましくない。好ましくない為替変動に対し、断固たる措置を取る姿勢は変わらない。
【政策決定】
政府、内閣として結論を出さなければいけないときは、最終的には一つの方向性に収束しなければならない。政府として方針を固めなければいけない時は、最終的には私の責任で決めていく。
【連立組み替え】
政策でしっかり意見交換し、誠心誠意話をする中から、個別的な合意が生まれることも十分ある。それが積み重なって、もう少し幅広い共通テーブルができることもあるかもしれない。そういう意味では、政策的な協議を詰めるところから努力していこうと考えている。
【日中関係】
いろいろな時代でいろいろな課題を過去にも経験している。しかし根本のところでは戦略的互恵関係を深めていこうという共通認識は深まっている。基本的な友好関係は今後も継続できる。
【日米首脳会談】
ニューヨークの国連総会でオバマ米大統領との会談も予定されている。世界やアジアの中での日米関係、日米同盟がどうあるべきか、将来を見通した中での意見交換、共通認識を持てればいい。個別の普天間飛行場移設問題について話し合うというよりも、幅広い、将来を見通した議論ができればいい。
<共同通信17日>』
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『菅改造内閣:発足 「脱小沢」で立て直し 政治主導・地域主権、柱に
菅直人首相は17日、閣僚10人を入れ替える大幅な内閣改造を行い、菅改造内閣が発足した。1年前の政権交代時に民主党が掲げた「政治主導」「地域主権改革」などの立て直しを重視した布陣で「菅カラー」を打ち出した。党代表選で小沢一郎元幹事長を支持した鳩山由紀夫前首相のグループから2人を起用する配慮を示す一方、小沢グループからの入閣はゼロ。「脱小沢」路線への世論の支持を背景に「ねじれ国会」を乗り切りたい考えだが、党内に小沢氏ら「非主流派」を抱えながら、野党との政策協議を軌道に乗せられるのか。厳しいかじ取りを迫られる状況は改造前と変わらない。【平田崇浩】
「試行錯誤を繰り返した1年を踏まえて、具体的な事柄を実行していく『有言実行内閣』を目指す」。首相は17日夜の記者会見で宣言した。昨年9月の政権交代以降、迷走を続けた反省に基づく再出発。仙谷由人官房長官は閣僚人事の「目玉」を問われ、片山善博総務相、馬淵澄夫国土交通相、玄葉光一郎国家戦略担当相兼政調会長と列挙した。
片山氏は鳥取県知事を2期8年務め、徹底した情報公開などに取り組んだ「改革派知事」。民主党政権初の民間閣僚だ。代表選で小沢氏は「政治主導と地域主権は我々の主張の原点」として菅政権の取り組みの遅れを「国民への背信行為」と批判した。これをはね返したい首相は就任要請の電話で「地域主権改革を引っ張ってください」と片山氏の突破力に期待をかけた。
「自分が副総理兼国家戦略担当相兼政調会長でスタートするはずだったので、本来に戻ったと思っている」
首相は国家戦略担当相に起用した玄葉氏にはこう語りかけた。昨年9月に発足した鳩山内閣に副総理兼国家戦略担当相として入閣した際、政調会長に内定していたにもかかわらず、幹事長となった小沢氏が党政策調査会と政調会長ポストを廃止。政府と党の政策決定を一元化し、自らが中心となって政治主導を進める構想は小沢氏に阻まれた。首相にとって玄葉氏の人事は政権交代の原点に返ってやり直す意味がある。
鳩山グループからは海江田万里経済財政担当相と大畠章宏経済産業相の2人が入閣。旧社会党、旧民社党系の中間派グループにも配慮した人事は小沢グループの「冷遇」を際立たせ、「小鳩」分断を警戒する鳩山グループからは「海江田氏は半分、小沢グループだから(入閣は)1・5人だ」との声も漏れた。
「小沢系外し」の批判に対し、首相は会見で「適材適所の挙党態勢だ。小沢さんのグループは若い方が多い。副大臣・政務官を含めて全体の人事をやるので見ていただきたい」と反論した。しかし、代表選で首相を支持した馬淵氏は当選3回ながら国交相に抜てきされた。党代表選で訴えた「世代交代」の実践だが、小沢グループを逆なでする形にもなった。<毎日新聞18日>』
『内閣改造から一夜明けた18日、菅直人首相は首相官邸に隣接する公邸にこもり、週明けに予定する訪米の準備に入った。前原誠司外相、仙谷由人官房長官と、外務省や資源エネルギー庁の幹部を交え会談。中国との間で懸案の東シナ海ガス田共同開発問題への対応なども含めて協議したとみられる。
首相はニューヨークでの国連総会出席などのため、21日にも日本を出発。23日にオバマ米大統領と就任後2回目の首脳会談を行う。沖縄県の米軍普天間飛行場移設問題や、外国為替市場で円の独歩高が進む世界経済への対応を中心に意見交換する考えで、出発まで連日、外務省幹部らとの勉強会に臨む。
仙谷長官からは21日に行う副大臣・政務官人事の報告も受けたとみられる。
また、20日には公邸に全閣僚を集め、「政治主導」や「経済」をテーマとした勉強会の開催を予定。17日の初閣議で決定した基本方針に基づき、政権公約に盛り込んだ政策の実現に向けた取り組みや、円高・デフレ対策の進め方を協議する。
首相は内閣と民主党の主要ポストに小沢一郎元幹事長と距離を置く実力者を配し、「脱小沢」路線を強化。政権基盤の不安定さを世論の支持でカバーする決断をした。それだけに内政、外交の各課題で目に見える成果を早く出すことが求められており、改造内閣の本格稼働を前に「3日間とも勉強漬けになる」(首相周辺)という。 時事通信18日>』