柳田のホンネ失言は、安易に野党に追及ネタを与えたことに問題が
2010年 11月 19日
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＊印のついた報道記事は、文末のＭｏｒｅ部分にあるです。
日本主催のＡＰＥＣも無事終了して、外交問題も一段落。
また、為替相場は、８３円台に落ち着いて、円高一服。
それも一つの安心材料として＜米国経済よりは？＞、昨日は、
東証の日経平均株価が菅政権が始まった頃の６月２２日以来、
５ヶ月半ぶりに１万円台を回復。
また、ようやく中国からのレアアース輸出再開が、確認できる
ような状況になったという報道も出ていて・・・。
まだまだ、予断は許せない状況であるものの、やっと経済的な
面で、少しずついい傾向が見えている。"^_^"
それゆえ、菅政権は、ここからは補正予算の関連法案の国会審議
を含め、菅首相が最も重視している景気＆雇用対策をどんどん
進めて行きたいところなのだけど。(･･)
でも、一難去って、また一難。
菅政権は、今度は、相次ぐ閣僚の失言問題などで、また新たな
火種を抱えることになってしまった。（-"-)
自民党など野党は、これ幸いに、早速、参院の予算委員会で、
その点をメインで追及。ここから次々と閣僚らの問責決議案を
出すなどして、審議の停滞をもくろんでいるようだ。(~_~;)
この記事では、柳田発言のことを中心に書きたい。
＊ ＊ ＊ ＊ ＊
閣僚失言の火つけ役となったのは、柳田法務大臣。
失言＆ヤナギときいて、つい０７年の安倍政権の時に、「女性は
子供を産む機械」発言をして、野党だけでなく、メディアからも
かなり批判を浴びた自民党の柳田元厚労大臣を、ついつい思い出して
しまったのだけど。^^;
＜『「女性は出産マシ～ン?」柳沢トンデモ発言＋イ～ケイケ、
久間～?!（の、たぶんトンデモ発言）』『柳沢失言の問題の本質
を見誤るな！そして、政争の具にするな！・・・と言いたい。』
など参照。
（各行字数がズレてしまっているので、読みにくいかも。^^;）＞
コトの起こりは、今月１４日、柳田法務大臣が、地元・広島の
行なわれた大臣就任を祝うパーティで、こんな挨拶をしたことに
あった。
『柳田法相が１４日に広島市で開かれた法相就任を祝う会合での
発言要旨は次の通り。
「９月１７日（の内閣改造の際）新幹線の中に電話があって、
『おい、やれ』と。何をやるんですかといったら、法相といって、
『えーっ』ていったんですが、何で俺がと。皆さんも、『何で柳田
さんが法相』と理解に苦しんでいるんじゃないかと思うが、一番
理解できなかったのは私です。私は、この２０年近い間、実は法務
関係は１回も触れたことはない。触れたことがない私が法相なので
多くのみなさんから激励と心配をいただいた」
「法相とはいいですね。二つ覚えておけばいいんですから。
『個別の事案についてはお答えを差し控えます』と。これはいい
文句ですよ。これを使う。これがいいんです。分からなかったら
これを言う。これで、だいぶ切り抜けて参りましたけど、実際の
問題なんですよ。しゃべれない。『法と証拠に基づいて、適切に
やっております』。この二つなんですよ。まあ、何回使ったことか。
使うたびに、野党からは責められ。政治家としての答えじゃないと
さんざん怒られている。ただ、法相が法を犯してしゃべることは
できないという当たり前の話。法を守って私は答弁している」
＜読売新聞１８日＞』
＊ ＊ ＊ ＊ ＊
ｍｅｗ個人は、後述するように、むしろ前半の方が問題発言では
ないかと思ってしまうところがあるのだけど。
＜まあ、自民党もこんな大臣はいっぱいいたけどね。小泉政権の
Ｎ法務大臣は、法律用語を一つも読めず、大変な状態だったし。^^;＞
自民党は、この後半部分の、答弁のパターンを「２つ覚えておけ
ばいい」という発言にくいついて、「国会軽視だ」「法務大臣の
地位を貶めるものだ」と批判。
＜コレは、自民党の歴代大臣＆官僚が授けてくれた知恵とも言える
けど？(@@)＞
そして、柳田大臣本人は謝罪したものの辞任する意思はなく、
菅首相も厳重注意をしたものの罷免うる意思はないと語っている
ことから、国会での非難＆追及が続いている。(-"-)
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以前から、このブログを読んでいる方は、ご存知だと思うの
だけど。
ｍｅｗは、近時、政治家たちが、安易に配慮に欠ける失言を
するケースが増えていることを嘆いていて。
与野党を問わず、国会議員や自治体の首長が公の場で行なう発言
には、気をつけるべきだと。特に首相や閣僚が発言をする際には、
日本の政府を代表する立場であるだけに、日ごろから慎重を期して、
最大限の配慮をなすべきだと主張し続けている。（＊＊）
まあ、実のところ、昔の首相や大臣、政治家たちも、国会の答弁
や、アチコチで、今よりもヒドイ発言をしていたようなのだけど。^^;
今ほど、個々の講演会やパーティでの発言が、世間に報じられる
こともなかったし。＜取材の場などでの発言の場合は、担当記者
たちが、オフレコ扱いしてくれたとのこと。＞
国会答弁では、野党などはかなり批判することがあったものの、
メディアも一体となって、個々の発言を強く非難するような風潮が
なかったので、随分、助かっていた部分があったように思われる。
しかし、情報＆ＩＴ化が進んだことも手伝ってか、ここ１０年
ぐらいの間に＜特に森喜朗元首相の頃ぐらいから？＞、よくも悪く
も、＜時に「言葉狩り」と言われるほど＞、首相や大臣の問題発言
がすぐにメディアや他党の議員から取り上げられるようになって
いるのが実情で。
それが、政権を大きく左右したり、他の国にもすぐに伝わって
問題視されたりすることもあるような状況ゆえ、特に大臣や閣僚が
発言する際には、尚更に大きな配慮が必要になっているように思わ
れる。(･･)
＊ ＊ ＊ ＊ ＊
最近、菅首相が国会や会見で＜首脳会談の場でまで？＞、やたら
に原稿を読む機会が増えているので、そのことを批判する声も
多いのだけど。＜菅首相の魅力が半減するとこがあって、ｍｅｗも、
あそこまでしなくてもと思うこともあるんだけどね。(~_~;)＞
菅首相としても、今は、かなり政権運営が厳しい状態であって、
発言の小さな問題や言葉の小さな間違いを突っ込まれるのも
避けたいところだけに、かなり神経質にならざるを得ないのかも
知れないな～と思うところもある。(-"-)
＜もっとも、小泉元首相などは、アチコチで好き勝手な発言をして
いて、それこそ国会でも「人生いろいろ」とかここにあげ切れない
ぐらいふざけた答弁や問題発言を連発していたのに、何故か、それ
らはメディア＆から世間からオモシロ発言として扱われて、あまり
批判は受けなかったのよね。(ーー゛)＞
＊ ＊ ＊ ＊ ＊
で、柳田発言の話に戻ると・・・。
おそらく柳田大臣は、と～っても正直な人で、ホンネを語った
だけなのかも知れない。^^;
実際、ｍｅｗも、９月に菅首相が柳田氏を法務大臣に任命した時
に、「何で、この人が？」と疑問に思って、このブログにも書いた
のだけど。
柳田氏は、東大理Ⅰ中退→寿司職人→東大工学部再入学→神戸
製鋼→民社党から出馬し衆院議員という異色の経歴の持ち主なの
だが、全く法務や法律の学問などに携わったこともなかっただけ
に、そういう人を法務大臣に任命すること自体、クビをかしげたく
なるところがあったからだ。また、拉致担当大臣になったことにも、
疑問を覚えていた。(-"-)
（『菅改造内閣の感想・・・地味な実務型＆理系多し＆目玉は片山？
＆岡崎の公安はサプライズなど』参照＞
＜ただし、柳田氏は、憲法９条改正、集団的自衛権の見直しなど
に反対の立場なので、そういう人が法務大臣になった＆菅内閣の
一員であるということは、ＧＯＯＤだと思っていたのだけどね。＞
一体、菅首相が＜仙谷官房長官が？^^;＞どういう経緯で、柳田
氏を法務大臣にしたのかｍｅｗには知る由もないのだけど。
＜民社系から閣僚を入れる必要があった。法務大臣を希望する人が
あまりいなかったorあからさまに反小沢ではない人を法務大臣に
しておこうと思ったぐらいの理由だったりして？(･･)＞
率直に言えば、彼を法務大臣に任命したこと自体、決して妥当
であるとは言えないし。何か答弁をきいていても、「う～ん」という
感じがあったので、今回の発言と関係なく、国政を考えると法務
大臣は早い段階で代えた方がいいかもと思う部分もあったのだ。
＜本当は、外務大臣と防衛大臣も一緒に欲しいんだけど。(･･)＞
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ただ、これもすごく正直を言うと、ｍｅｗ自身は、初めてこの
ニュースを見た時は、野党とは別の意味で、しょ～もない＆
チョット問題のある発言をする人だな～と思っていたのだ。
「この人は、何で、こんなに自分の立場や内閣を貶めるような
＆軽んじられるような自虐的な発言をするんだろう」と、むしろ
滑稽に思ったぐらいで。
知人と、「自分の大臣就任祝いで、自分が能力がないことを
アピールするような発言をするなんて、バッＸじゃない？」
「最近は、ウケ狙いに走る政治家が多いからな～」「でも、こんな
発言をして、支持者にウケるとか、喜んでもらえると思っているの
かしら？」などと言い合っていたのである。(･･)
＜あとで、パーティの映像を見たら、パーティの出席者も笑うに
笑えないような雰囲気になっていたような感じがした。(~_~;)＞
＊ ＊ ＊ ＊ ＊
まあ、確かに、２通りの答弁パターンの話は、国会の答弁の
仕方を茶化しているようなところがあって。決して、誉められる
ような発言ではないと思うし。
この時期、野党が菅内閣の攻撃のネタを必死で捜していること
を考えれば、尚更にネタを提供するようなことはして欲しく
なかったのだけど。
柳沢発言などの過去の問題発言のように、一般の国民の名誉や
感情を傷つけたり、人権意識に欠けたりするような発言ではない
し。＜これまで、同じようにお決まり答弁をして来た首相や大臣
の名誉が傷つくかな？^^;＞
率直に言えば、＜別に民主党の大臣だから擁護するというの
ではなくて＞、ｍｅｗの感覚で言えば、「そこまで批判される
ような発言なのかな～」と思ってしまうところがあって。
閣僚や国会議員としては、やや不真面目な＆ふざけが過ぎた
発言だということで、「撤回」「謝罪」はした方がいいけど、
辞任するほどではないような気もしているのだ。(･･)
＊１に＜やや保守系新聞の？＞夕刊フジの記事をアップして
おくが。
同紙も、『野党ホクホク…柳田が自虐発言「法相は２つ覚えて
おけば」』というタイトルで、むしろ柳田氏が自虐的な発言をした
ことを小バカにするような感じで取り上げているとこがある。
でも、最後に『自民党幹部は「墓穴を掘ってくれた。当然終盤
国会に使わせてもらう」とホクホク顔だ』との記述があるけど、
これが本当のところだろう。(ーー)
ｍｅｗは、以前から書いているように、失言問題は個々の閣僚
などの責任を追及すべきもので。特に国会で、政争の具には
すべきはないと思っているし。いい加減、国会議員はもちろん、
メディアや国民もその辺りは、きちんと分けて欲しいと思っている
のだけど。
ただ、自分も属している菅内閣が、まさに倒れるか否かという
超大事な時期に、閣僚として、そのことに対する意識や配慮に
欠けて、わざわざ突っ込まれるようなネタを安易に提供して
しまった・・・という意味では、かなり問題性がある＜危機管理に
欠ける、知人いわく「罪深い」？＞ようにも思えるところもあるし。
菅内閣としては、ひとり閣僚が辞任することによって、雪崩
現象が起きるのを警戒しているところがあるようなのだが。＜何か
自民党は７人の閣僚の問責決議案を考えているらしい。^^;＞
もし菅首相＆仙谷官房長官が、柳田大臣を辞任させることを
決断したとしても致し方ないかな～という感じもしているｍｅｗ
なのだった。(@@)
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５ヶ月半ぶりに１万円台を回復。
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ような状況になったという報道も出ていて・・・。
まだまだ、予断は許せない状況であるものの、やっと経済的な
面で、少しずついい傾向が見えている。"^_^"
それゆえ、菅政権は、ここからは補正予算の関連法案の国会審議
を含め、菅首相が最も重視している景気＆雇用対策をどんどん
進めて行きたいところなのだけど。(･･)
でも、一難去って、また一難。
菅政権は、今度は、相次ぐ閣僚の失言問題などで、また新たな
火種を抱えることになってしまった。（-"-)
自民党など野党は、これ幸いに、早速、参院の予算委員会で、
その点をメインで追及。ここから次々と閣僚らの問責決議案を
出すなどして、審議の停滞をもくろんでいるようだ。(~_~;)
この記事では、柳田発言のことを中心に書きたい。
＊ ＊ ＊ ＊ ＊
閣僚失言の火つけ役となったのは、柳田法務大臣。
失言＆ヤナギときいて、つい０７年の安倍政権の時に、「女性は
子供を産む機械」発言をして、野党だけでなく、メディアからも
かなり批判を浴びた自民党の柳田元厚労大臣を、ついつい思い出して
しまったのだけど。^^;
＜『「女性は出産マシ～ン?」柳沢トンデモ発言＋イ～ケイケ、
久間～?!（の、たぶんトンデモ発言）』『柳沢失言の問題の本質
を見誤るな！そして、政争の具にするな！・・・と言いたい。』
など参照。
（各行字数がズレてしまっているので、読みにくいかも。^^;）＞
コトの起こりは、今月１４日、柳田法務大臣が、地元・広島の
行なわれた大臣就任を祝うパーティで、こんな挨拶をしたことに
あった。
『柳田法相が１４日に広島市で開かれた法相就任を祝う会合での
発言要旨は次の通り。
「９月１７日（の内閣改造の際）新幹線の中に電話があって、
『おい、やれ』と。何をやるんですかといったら、法相といって、
『えーっ』ていったんですが、何で俺がと。皆さんも、『何で柳田
さんが法相』と理解に苦しんでいるんじゃないかと思うが、一番
理解できなかったのは私です。私は、この２０年近い間、実は法務
関係は１回も触れたことはない。触れたことがない私が法相なので
多くのみなさんから激励と心配をいただいた」
「法相とはいいですね。二つ覚えておけばいいんですから。
『個別の事案についてはお答えを差し控えます』と。これはいい
文句ですよ。これを使う。これがいいんです。分からなかったら
これを言う。これで、だいぶ切り抜けて参りましたけど、実際の
問題なんですよ。しゃべれない。『法と証拠に基づいて、適切に
やっております』。この二つなんですよ。まあ、何回使ったことか。
使うたびに、野党からは責められ。政治家としての答えじゃないと
さんざん怒られている。ただ、法相が法を犯してしゃべることは
できないという当たり前の話。法を守って私は答弁している」
＜読売新聞１８日＞』
＊ ＊ ＊ ＊ ＊
ｍｅｗ個人は、後述するように、むしろ前半の方が問題発言では
ないかと思ってしまうところがあるのだけど。
＜まあ、自民党もこんな大臣はいっぱいいたけどね。小泉政権の
Ｎ法務大臣は、法律用語を一つも読めず、大変な状態だったし。^^;＞
自民党は、この後半部分の、答弁のパターンを「２つ覚えておけ
ばいい」という発言にくいついて、「国会軽視だ」「法務大臣の
地位を貶めるものだ」と批判。
＜コレは、自民党の歴代大臣＆官僚が授けてくれた知恵とも言える
けど？(@@)＞
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菅首相も厳重注意をしたものの罷免うる意思はないと語っている
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だけど。
ｍｅｗは、近時、政治家たちが、安易に配慮に欠ける失言を
するケースが増えていることを嘆いていて。
与野党を問わず、国会議員や自治体の首長が公の場で行なう発言
には、気をつけるべきだと。特に首相や閣僚が発言をする際には、
日本の政府を代表する立場であるだけに、日ごろから慎重を期して、
最大限の配慮をなすべきだと主張し続けている。（＊＊）
まあ、実のところ、昔の首相や大臣、政治家たちも、国会の答弁
や、アチコチで、今よりもヒドイ発言をしていたようなのだけど。^^;
今ほど、個々の講演会やパーティでの発言が、世間に報じられる
こともなかったし。＜取材の場などでの発言の場合は、担当記者
たちが、オフレコ扱いしてくれたとのこと。＞
国会答弁では、野党などはかなり批判することがあったものの、
メディアも一体となって、個々の発言を強く非難するような風潮が
なかったので、随分、助かっていた部分があったように思われる。
しかし、情報＆ＩＴ化が進んだことも手伝ってか、ここ１０年
ぐらいの間に＜特に森喜朗元首相の頃ぐらいから？＞、よくも悪く
も、＜時に「言葉狩り」と言われるほど＞、首相や大臣の問題発言
がすぐにメディアや他党の議員から取り上げられるようになって
いるのが実情で。
それが、政権を大きく左右したり、他の国にもすぐに伝わって
問題視されたりすることもあるような状況ゆえ、特に大臣や閣僚が
発言する際には、尚更に大きな配慮が必要になっているように思わ
れる。(･･)
＊ ＊ ＊ ＊ ＊
最近、菅首相が国会や会見で＜首脳会談の場でまで？＞、やたら
に原稿を読む機会が増えているので、そのことを批判する声も
多いのだけど。＜菅首相の魅力が半減するとこがあって、ｍｅｗも、
あそこまでしなくてもと思うこともあるんだけどね。(~_~;)＞
菅首相としても、今は、かなり政権運営が厳しい状態であって、
発言の小さな問題や言葉の小さな間違いを突っ込まれるのも
避けたいところだけに、かなり神経質にならざるを得ないのかも
知れないな～と思うところもある。(-"-)
＜もっとも、小泉元首相などは、アチコチで好き勝手な発言をして
いて、それこそ国会でも「人生いろいろ」とかここにあげ切れない
ぐらいふざけた答弁や問題発言を連発していたのに、何故か、それ
らはメディア＆から世間からオモシロ発言として扱われて、あまり
批判は受けなかったのよね。(ーー゛)＞
＊ ＊ ＊ ＊ ＊
で、柳田発言の話に戻ると・・・。
おそらく柳田大臣は、と～っても正直な人で、ホンネを語った
だけなのかも知れない。^^;
実際、ｍｅｗも、９月に菅首相が柳田氏を法務大臣に任命した時
に、「何で、この人が？」と疑問に思って、このブログにも書いた
のだけど。
柳田氏は、東大理Ⅰ中退→寿司職人→東大工学部再入学→神戸
製鋼→民社党から出馬し衆院議員という異色の経歴の持ち主なの
だが、全く法務や法律の学問などに携わったこともなかっただけ
に、そういう人を法務大臣に任命すること自体、クビをかしげたく
なるところがあったからだ。また、拉致担当大臣になったことにも、
疑問を覚えていた。(-"-)
（『菅改造内閣の感想・・・地味な実務型＆理系多し＆目玉は片山？
＆岡崎の公安はサプライズなど』参照＞
＜ただし、柳田氏は、憲法９条改正、集団的自衛権の見直しなど
に反対の立場なので、そういう人が法務大臣になった＆菅内閣の
一員であるということは、ＧＯＯＤだと思っていたのだけどね。＞
一体、菅首相が＜仙谷官房長官が？^^;＞どういう経緯で、柳田
氏を法務大臣にしたのかｍｅｗには知る由もないのだけど。
＜民社系から閣僚を入れる必要があった。法務大臣を希望する人が
あまりいなかったorあからさまに反小沢ではない人を法務大臣に
しておこうと思ったぐらいの理由だったりして？(･･)＞
率直に言えば、彼を法務大臣に任命したこと自体、決して妥当
であるとは言えないし。何か答弁をきいていても、「う～ん」という
感じがあったので、今回の発言と関係なく、国政を考えると法務
大臣は早い段階で代えた方がいいかもと思う部分もあったのだ。
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ニュースを見た時は、野党とは別の意味で、しょ～もない＆
チョット問題のある発言をする人だな～と思っていたのだ。
「この人は、何で、こんなに自分の立場や内閣を貶めるような
＆軽んじられるような自虐的な発言をするんだろう」と、むしろ
滑稽に思ったぐらいで。
知人と、「自分の大臣就任祝いで、自分が能力がないことを
アピールするような発言をするなんて、バッＸじゃない？」
「最近は、ウケ狙いに走る政治家が多いからな～」「でも、こんな
発言をして、支持者にウケるとか、喜んでもらえると思っているの
かしら？」などと言い合っていたのである。(･･)
＜あとで、パーティの映像を見たら、パーティの出席者も笑うに
笑えないような雰囲気になっていたような感じがした。(~_~;)＞
＊ ＊ ＊ ＊ ＊
まあ、確かに、２通りの答弁パターンの話は、国会の答弁の
仕方を茶化しているようなところがあって。決して、誉められる
ような発言ではないと思うし。
この時期、野党が菅内閣の攻撃のネタを必死で捜していること
を考えれば、尚更にネタを提供するようなことはして欲しく
なかったのだけど。
柳沢発言などの過去の問題発言のように、一般の国民の名誉や
感情を傷つけたり、人権意識に欠けたりするような発言ではない
し。＜これまで、同じようにお決まり答弁をして来た首相や大臣
の名誉が傷つくかな？^^;＞
率直に言えば、＜別に民主党の大臣だから擁護するというの
ではなくて＞、ｍｅｗの感覚で言えば、「そこまで批判される
ような発言なのかな～」と思ってしまうところがあって。
閣僚や国会議員としては、やや不真面目な＆ふざけが過ぎた
発言だということで、「撤回」「謝罪」はした方がいいけど、
辞任するほどではないような気もしているのだ。(･･)
＊１に＜やや保守系新聞の？＞夕刊フジの記事をアップして
おくが。
同紙も、『野党ホクホク…柳田が自虐発言「法相は２つ覚えて
おけば」』というタイトルで、むしろ柳田氏が自虐的な発言をした
ことを小バカにするような感じで取り上げているとこがある。
でも、最後に『自民党幹部は「墓穴を掘ってくれた。当然終盤
国会に使わせてもらう」とホクホク顔だ』との記述があるけど、
これが本当のところだろう。(ーー)
ｍｅｗは、以前から書いているように、失言問題は個々の閣僚
などの責任を追及すべきもので。特に国会で、政争の具には
すべきはないと思っているし。いい加減、国会議員はもちろん、
メディアや国民もその辺りは、きちんと分けて欲しいと思っている
のだけど。
ただ、自分も属している菅内閣が、まさに倒れるか否かという
超大事な時期に、閣僚として、そのことに対する意識や配慮に
欠けて、わざわざ突っ込まれるようなネタを安易に提供して
しまった・・・という意味では、かなり問題性がある＜危機管理に
欠ける、知人いわく「罪深い」？＞ようにも思えるところもあるし。
菅内閣としては、ひとり閣僚が辞任することによって、雪崩
現象が起きるのを警戒しているところがあるようなのだが。＜何か
自民党は７人の閣僚の問責決議案を考えているらしい。^^;＞
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決断したとしても致し方ないかな～という感じもしているｍｅｗ
なのだった。(@@)
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